JPH10260029A - 管の肉厚および内壁付着物厚さの測定方法 - Google Patents
管の肉厚および内壁付着物厚さの測定方法Info
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- JPH10260029A JPH10260029A JP6437297A JP6437297A JPH10260029A JP H10260029 A JPH10260029 A JP H10260029A JP 6437297 A JP6437297 A JP 6437297A JP 6437297 A JP6437297 A JP 6437297A JP H10260029 A JPH10260029 A JP H10260029A
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Abstract
つ正確に測定することができる測定方法を提供するこ
と。 【解決手段】 放射線を発する線源と、線源からの放射
線量を検出するセンサとを、測定管2を挟んで径方向に
走査する。センサで検出した放射線透過線量に基づく減
衰曲線データaを求め、この減衰曲線データaの最小値
と、予め測定した対比管3の減衰データbの最小値とか
ら測定管2の肉厚を求める。また、減衰曲線データaの
変曲点と、減衰曲線データaの最小値とから測定管2の
コーキング4の厚さを求める。
Description
の配管の肉厚を外部から測定するとともに、それらの管
の内壁に付着したコーキング等の付着物の厚さを測定す
る測定方法に関する。
キング(カーボン、スケール等)のように、各種の管内
壁に付着する付着物は、流体の流速、流量に変動をきた
したり、伝熱(加熱)の支障ともなるため、定期的に除
去する必要がある。この除去作業を効率よく行うために
は、内壁付着物の状態、特に厚さを外部から検知、測定
する必要がある。
放射線撮影法により測定していた。すなわち、放射線同
位元素を線源とし、この線源からの放射線を測定管に照
射し、測定管を透過した放射線をフィルムに画像として
写し出し、そのフィルム上から付着物の厚さを算出して
いた。
法では、フィルム撮影を行うため、フィルムの現像・乾
燥等の処理が必要であり、時間もかかるという問題があ
った。また、フィルム撮影を可能とする放射線の線源強
度は大線量を必要とするため、その取り扱いや被爆管理
が煩雑であるという問題もあった。
付着物の部分とそれ以外の部分とは白黒濃度差で表され
るが、その濃淡の差(コントラスト)はそれほど大きく
ないため、目視での判定が難しいという問題もあった。
特に、ある程度一般的な管であれば、管の内周位置を判
定者が見当をつけて判定できるため、コントラストが小
さくても判定できるが、特に厚肉の管や大径の管では、
管の内周位置の見当をつけることができないため、濃度
差を見極めることが難しく、付着物の識別性能が低下し
たり、まったく識別できない場合もあった。
は、管の肉厚を測定する必要があるが、従来、管の肉厚
を外部から測定する場合もフィルム撮影を行っていたた
め、同様の問題があり、肉厚を簡易にかつ正確に測定す
る方法が求められていた。
電気信号に変換して付着物の厚さを測定することでフィ
ルム撮影に比べて判別性能を高めたものとして、特公平
3−19484号公報の測定方法が知られている。
周位置を検出することが難しいため、管の肉厚を測定す
ることが困難であるという問題があった。
物厚さを、簡単にかつ正確に測定することができる測定
方法を提供することにある。
壁付着物の厚さとを同時に測定する測定方法であって、
放射線を発する線源とこの線源からの放射線量を検出す
るセンサとを、測定対象の管を挟んでその管の径方向に
走査し、前記センサで検出した放射線透過線量に基づく
減衰曲線データを測定し、この測定管の減衰曲線データ
の最小値と、予め前記測定管と同様に測定した対比管の
減衰データの最小値とから測定管の肉厚を求めるととも
に、前記測定管の減衰曲線データの変曲点と、測定管の
減衰曲線データの最小値とから測定管の内壁付着物の厚
さを求めることを特徴とするものである。
なる対比管の減衰曲線データを求めておく。すなわち、
線源およびセンサを対比管の径方向に走査して減衰曲線
データを測定する。次に、測定管の減衰曲線データを対
比管と同じ条件で測定する。
が透過する厚さ(透過厚さ)が最大になる管の内壁位置
で極小値を示すため、対比管と測定管の減衰曲線データ
の極小値の位置の差を求めることで、対比管の内壁位置
に対する測定管の内壁位置の差つまり肉厚差が求めら
れ、よって予め測定した対比管の肉厚に、前記肉厚差を
加える(あるいは引く)ことで測定管の肉厚が求められ
る。
が、内壁付着物の内表面つまり付着物がある部分から無
い部分に移動する際にも、変曲点が生じる。従って、こ
の変曲点の位置から内壁付着物の内表面の位置が求めら
れ、前述の測定管の内壁位置つまり減衰曲線データの極
小値との差から付着物の厚さが求められる。
に基づいて説明する。図1には、本実施形態の走査装置
1の構成図が示されている。走査装置1は、測定対象と
なる測定管2を放射線で検査する測定治具10と、この
測定治具10で測定したデータを処理する計測器20
と、計測器20で処理されたデータを記録するレコーダ
ー30とを備えている。
れた線源11およびセンサー12と、これらの線源11
およびセンサー12を測定管2の径方向(図1の矢印方
向)に所定のスピード(例えば50mm/分)で移動させ
る微動駆動機構13とを備えている。
qの放射能を有するコバルト60が用いられ、センサー
12としては、例えば、5mm厚さのシンチレーターと光
電子増倍管とを組み合わせたもの等が用いられている。
そして、線源11から放射線が出されると、その放射線
は、前記測定管2を通って前記センサー12で電流値と
して検知され、この電流値が計測器20に送られるよう
になっている。
電流値のほかに、微動駆動機構13からの線源11、セ
ンサー12の移動距離を表す信号が入力される。そし
て、計測器20では、それらのデータに基づいて演算を
実施し、レコーダー30に放射線が透過した厚さと管2
の密度に比例した信号を出力し、図2に示すような減衰
曲線データのチャートを記録させる。
手順について説明する。まず、測定管2および対比管3
を、線源11、センサー12で測定して減衰曲線データ
をレコーダー30で記録する。対比管3は、測定管2と
同材質で構成された管であり、その肉厚は予め測定して
既知であり、また、その内周面にはコーキング等の付着
物は付着していないものである。
録紙に印字された)測定管2および対比管3の減衰曲線
データa,bを、図2に示すように重ねる。この際、図
2の管2,3の断面部分に示すように、測定管2および
対比管3の管外周部分における放射線の透過厚さはほぼ
同じであるため、各減衰曲線データa,bの測定開始部
分(図2のcの部分)は一致する。従って、各減衰曲線
データa,bのcの部分を重ね合わせる。
める。各内壁位置は、減衰曲線データa,bにおける最
小値(つまり透過厚さの最大値)であるから、図2の
の位置を測定管2の内壁位置(WSI)に、の位置を
対比管3の内壁位置(WRI)に決める。
グ4の内周面は、減衰曲線データaの変曲点として表さ
れるから、図2のの位置をコーキング4の変曲点(T
FP)つまりコーキング4の内周面の位置に決める。
コーキング付着厚さ(カーボン付着厚さ)を求める。測
定管2の肉厚を求めるには、まず、測定管2と対比管3
の肉厚差(Δt)を数式1によって求める。
求める。対比管3の肉厚(図2のtR )は既知である
から、肉厚差(Δt)と対比管3の肉厚(tR )か
ら測定管2の肉厚(tx )を数式2によって求める。
求める。コーキング厚さ(tc )は、先に決めたコーキ
ング4による変曲点(TFP)と測定管2の内壁位置
(WSI)から数式3で求める。
12で検出した放射線透過量から算出した減衰曲線デー
タa,bに基づいて測定管2の肉厚(tx )やコーキン
グ厚さ(tc )を求めているので、従来のフィルム撮影
による測定に比べて作業を簡単にでき、迅速にかつ定量
的に測定することができる。
と比較して線源強度を小さくできる。例えば、本実施形
態のコバルト60を用いた線源11は、撮影用線源と比
較して1/140の線源強度のものが利用でき、線源強
度を大幅に小さくできて取り扱いや被爆管理を容易に行
うことができる。
検出した放射線透過量を電気信号処理しており、変曲点
の存在を明確にできるため、目視で判定する放射線撮影
法に比べて、測定管2の肉厚が厚い場合や大径の場合で
も、コーキング付着を確実に識別できてその付着厚さを
測定することができる。
比管3のデータbと比較しているため、コーキング付着
厚さだけでなく、測定管2の肉厚も測定することができ
る。さらに、データa,bを対比しているため、コーキ
ング付着量が僅かであっても、その変曲点を容易に見い
だすことができ、そのコーキング付着厚さを測定するこ
とができる。その上、例えば、測定管2の材質や比重が
不明な場合でも、測定管2と同じ材質の対比管3を用い
ることで測定が可能となるため、様々な管を簡単に測定
することができる。
付着厚さを同時に測定することができるため、測定効率
を向上することができる。
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。
で検出された信号を計測器20で演算し、レコーダー3
0に記録させていたが、例えば、センサー12からの信
号をコンピュータ等に入力し、コンピュータ内で入力デ
ータを処理して各内壁位置(WSI、WRI)や変曲点
(TFP)を求め、さらに各数式1〜3の演算を行って
測定管の肉厚(tx )やコーキング厚さ(tc )を求め
るようにしてもよい。
向が測定管1の一方向(上下方向)について行った場合
について説明したが、例えばそれと直交する方向(左右
方向)についても走査すれば、測定管2におけるコーキ
ング4の付着状態をより正確に測定することができる。
に伴い、放射線透過量のデータを連続的に採取していた
が、一定間隔(寸法あるいは時間)でデータを採取して
処理してもよい。
が同一のものに限らず、例えば一般的な炭素鋼とステン
レス鋼(SUS304)のように、放射線の透過量がほ
ぼ同程度のものであれば利用することができる。さら
に、測定管2や対比管3に用いた各材質の放射線の吸収
係数等が分かっている場合には、測定管2と対比管3と
で放射線の透過量が大きく異なる材質を用いることも可
能である。
厚は、前記実施形態のように同一のものでなくてもよい
が、同一であれば、対比管3の内壁位置に対する測定管
2の内壁位置の差をそのまま配管減肉量として測定する
ことができる。
の有用性を確認するために行った実験例について説明す
る。
ンプリングしてコーキング付着が目視で観察できる状態
で行った。この実験によってレコーダー30に記録され
たチャートを図3に示す。このチャートに基づいて、測
定管2の肉厚およびコーキング厚さを求めたところ、目
視で測定したデータとほぼ一致し、本発明の有用性が確
認できた。
管の肉厚および内壁付着物厚さを簡単にかつ正確に測定
することができるという効果がある。
コーダーに記録されたデータとの対比図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 管の肉厚と内壁付着物の厚さとを同時に
測定する測定方法であって、 放射線を発する線源とこの線源からの放射線量を検出す
るセンサとを、測定対象の管を挟んでその管の径方向に
走査し、前記センサで検出した放射線透過線量に基づく
減衰曲線データを求め、 この測定管の減衰曲線データの最小値と、予め測定した
対比管の減衰データの最小値とから測定管の肉厚を求め
るとともに、 前記測定管の減衰曲線データの変曲点と、測定管の減衰
曲線データの最小値とから測定管の内壁付着物の厚さを
求めることを特徴とする管の肉厚および内壁付着物厚さ
の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06437297A JP3453040B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 管の肉厚および内壁付着物厚さの測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06437297A JP3453040B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 管の肉厚および内壁付着物厚さの測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10260029A true JPH10260029A (ja) | 1998-09-29 |
| JP3453040B2 JP3453040B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=13256404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06437297A Expired - Lifetime JP3453040B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 管の肉厚および内壁付着物厚さの測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3453040B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014048092A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Kobe Univ | 加熱管内のコーキング厚み検知方法及び装置 |
| JP2021165683A (ja) * | 2020-04-07 | 2021-10-14 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 排ガス通路内壁面の付着物厚み推定方法及び装置 |
| JP2021165684A (ja) * | 2020-04-07 | 2021-10-14 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 排ガス通路内壁面の付着物厚み推定方法及び装置 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP06437297A patent/JP3453040B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014048092A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Kobe Univ | 加熱管内のコーキング厚み検知方法及び装置 |
| JP2021165683A (ja) * | 2020-04-07 | 2021-10-14 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 排ガス通路内壁面の付着物厚み推定方法及び装置 |
| JP2021165684A (ja) * | 2020-04-07 | 2021-10-14 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 排ガス通路内壁面の付着物厚み推定方法及び装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3453040B2 (ja) | 2003-10-06 |
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