JPH10263272A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JPH10263272A JPH10263272A JP9071982A JP7198297A JPH10263272A JP H10263272 A JPH10263272 A JP H10263272A JP 9071982 A JP9071982 A JP 9071982A JP 7198297 A JP7198297 A JP 7198297A JP H10263272 A JPH10263272 A JP H10263272A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- motor
- belt
- slip
- transmission mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を
極力抑制する。 【解決手段】 制御装置は、脱水行程が開始されると、
100%トルクでモータを起動し(S1)、回転センサ
の検出に基づきベルト伝達機構のベルトのスリップの発
生の有無を検知する(S2)。スリップが発生したとき
には(S2;Y)、0.5秒間だけモータへの通電を停
止し(S3)、20%低いトルクに変更する。現在のト
ルクで5秒間が経過していなければ(S5;N)、ベル
トのスリップの有無を判断し、スリップがなければ(S
6;N)、トルクが100%かどうかを判断し、100
%でなければ(S7;N)、S5に戻る。これに対し、
モータのトルクが100%に満たない状態で、スリップ
なく5秒間が経過したならば(S5;Y)、10%高い
トルクに変更する(S9)。この間にさらにベルトのス
リップがあったときには(S6;Y)、0.5秒間モー
タへの通電を停止し(S10)、10%低いトルクに変
更する(S11)。
極力抑制する。 【解決手段】 制御装置は、脱水行程が開始されると、
100%トルクでモータを起動し(S1)、回転センサ
の検出に基づきベルト伝達機構のベルトのスリップの発
生の有無を検知する(S2)。スリップが発生したとき
には(S2;Y)、0.5秒間だけモータへの通電を停
止し(S3)、20%低いトルクに変更する。現在のト
ルクで5秒間が経過していなければ(S5;N)、ベル
トのスリップの有無を判断し、スリップがなければ(S
6;N)、トルクが100%かどうかを判断し、100
%でなければ(S7;N)、S5に戻る。これに対し、
モータのトルクが100%に満たない状態で、スリップ
なく5秒間が経過したならば(S5;Y)、10%高い
トルクに変更する(S9)。この間にさらにベルトのス
リップがあったときには(S6;Y)、0.5秒間モー
タへの通電を停止し(S10)、10%低いトルクに変
更する(S11)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの回転力を
ベルト伝達機構を介して脱水槽又はパルセータに伝達す
るようにした洗濯機に関する。
ベルト伝達機構を介して脱水槽又はパルセータに伝達す
るようにした洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば全自動洗濯機に
あっては、洗い運転時や脱水運転時等において、モータ
の回転駆動力を、脱水槽及びパルセータを駆動するため
の機構部に対して、ベルト伝達機構を介して伝達する構
成が一般的である。このベルト伝達機構は、モータ側プ
ーリと機構部側プーリとの間にVベルトを掛渡して構成
されている。
あっては、洗い運転時や脱水運転時等において、モータ
の回転駆動力を、脱水槽及びパルセータを駆動するため
の機構部に対して、ベルト伝達機構を介して伝達する構
成が一般的である。このベルト伝達機構は、モータ側プ
ーリと機構部側プーリとの間にVベルトを掛渡して構成
されている。
【0003】しかして、近年の洗濯容量の大形化による
モータトルクの増加や、重量検出の高精度化を図るとい
った事情により、上記Vベルトをきつく張ることができ
ず、低張力化が図られている。このため、特にモータの
駆動開始初期において、Vベルトのスリップが発生しや
すい。このようなVベルトのスリップが発生すると、エ
ネルギーのロスや異常音の発生を招くばかりでなく、V
ベルトの摩耗が激しくなって一層スリップが発生しやす
くなるという不具合を来すことになる。
モータトルクの増加や、重量検出の高精度化を図るとい
った事情により、上記Vベルトをきつく張ることができ
ず、低張力化が図られている。このため、特にモータの
駆動開始初期において、Vベルトのスリップが発生しや
すい。このようなVベルトのスリップが発生すると、エ
ネルギーのロスや異常音の発生を招くばかりでなく、V
ベルトの摩耗が激しくなって一層スリップが発生しやす
くなるという不具合を来すことになる。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ベルト伝達機構のベルトのスリップの
発生を極力抑制することができる洗濯機を提供するにあ
る。
で、その目的は、ベルト伝達機構のベルトのスリップの
発生を極力抑制することができる洗濯機を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の洗濯
機は、モータの回転力をベルト伝達機構を介して脱水槽
又はパルセータに伝達するようにしたものにあって、前
記ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を検知する
検知手段と、この検知手段によりベルトのスリップが検
知されたときには、前記モータのトルクを一旦低下さ
せ、その後元のトルクに戻すモータ制御手段とを備える
ところに特徴を有する。
機は、モータの回転力をベルト伝達機構を介して脱水槽
又はパルセータに伝達するようにしたものにあって、前
記ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を検知する
検知手段と、この検知手段によりベルトのスリップが検
知されたときには、前記モータのトルクを一旦低下さ
せ、その後元のトルクに戻すモータ制御手段とを備える
ところに特徴を有する。
【0006】これによれば、モータの駆動時にベルト伝
達機構のベルトにスリップが発生すれば、その発生が検
知手段により検知され、モータ制御手段により、トルク
を一旦低下させるようにモータが制御される。スリップ
の発生時には、モータに回転数が急激に上昇するが、モ
ータのトルクを低下させることにより、モータの回転数
が低下してベルトの摩擦接触状態が回復され、もってベ
ルトのスリップが速やかに解消されるようになる。
達機構のベルトにスリップが発生すれば、その発生が検
知手段により検知され、モータ制御手段により、トルク
を一旦低下させるようにモータが制御される。スリップ
の発生時には、モータに回転数が急激に上昇するが、モ
ータのトルクを低下させることにより、モータの回転数
が低下してベルトの摩擦接触状態が回復され、もってベ
ルトのスリップが速やかに解消されるようになる。
【0007】尚、ベルトのスリップを検知するための検
知手段としては、例えば、モータの回転数を検出するた
めに元々設けられている回転センサを利用すれば、その
回転センサの検出した回転数の上昇率を、しきい値と比
較することにより容易に実現することができ、別途のセ
ンサなどを付加することなく簡単な構成で済ませること
ができる。
知手段としては、例えば、モータの回転数を検出するた
めに元々設けられている回転センサを利用すれば、その
回転センサの検出した回転数の上昇率を、しきい値と比
較することにより容易に実現することができ、別途のセ
ンサなどを付加することなく簡単な構成で済ませること
ができる。
【0008】この場合、駆動開始時には、ベルトの停止
状態からモータの回転数を急激に上昇させようとするた
め、ベルトのスリップが最も発生しやすい事情がある。
これに対し、モータ制御手段を、低トルクでモータの駆
動を開始させ、その後通常トルクまで上昇させるように
構成すれば(請求項2の発明)、その駆動開始時に、モ
ータが低トルクで駆動されるようになるので、モータの
駆動開始初期におけるベルトのスリップの発生を効果的
に防止することができる。
状態からモータの回転数を急激に上昇させようとするた
め、ベルトのスリップが最も発生しやすい事情がある。
これに対し、モータ制御手段を、低トルクでモータの駆
動を開始させ、その後通常トルクまで上昇させるように
構成すれば(請求項2の発明)、その駆動開始時に、モ
ータが低トルクで駆動されるようになるので、モータの
駆動開始初期におけるベルトのスリップの発生を効果的
に防止することができる。
【0009】ところで、上述のように、ベルトのスリッ
プが発生した際にそのスリップを速やかに解消したとし
ても、少なくともスリップの発生している時間は時間の
ロス等となるので、ベルトのスリップをなるべく発生さ
せないことも重要となる。ところが、過去にベルトのス
リップが発生したときと同一の条件で洗濯運転が行われ
ると、今回の運転時においても同様にしてベルトのスリ
ップが発生することが考えられる。
プが発生した際にそのスリップを速やかに解消したとし
ても、少なくともスリップの発生している時間は時間の
ロス等となるので、ベルトのスリップをなるべく発生さ
せないことも重要となる。ところが、過去にベルトのス
リップが発生したときと同一の条件で洗濯運転が行われ
ると、今回の運転時においても同様にしてベルトのスリ
ップが発生することが考えられる。
【0010】そこで、過去の洗濯運転時における時間経
過に伴うモータのトルク変動とスリップの発生との関係
からスリップの発生のないトルク制御パターンを予測し
て記憶する手段を設けるようにし、モータ制御手段を、
そのトルク制御パターンに基づいてモータのトルク制御
を実行するように構成することができる(請求項3の発
明)。
過に伴うモータのトルク変動とスリップの発生との関係
からスリップの発生のないトルク制御パターンを予測し
て記憶する手段を設けるようにし、モータ制御手段を、
そのトルク制御パターンに基づいてモータのトルク制御
を実行するように構成することができる(請求項3の発
明)。
【0011】これによれば、過去においてどのようなト
ルク変動でベルトのスリップが発生したかどうかに基づ
いて、ベルトのスリップが発生しないようなトルク制御
パターンが予測され、そのトルク制御パターンに基づい
てモータが制御されることにより、ベルトのスリップを
極力発生させないような洗濯運転を実行することが可能
となる。
ルク変動でベルトのスリップが発生したかどうかに基づ
いて、ベルトのスリップが発生しないようなトルク制御
パターンが予測され、そのトルク制御パターンに基づい
てモータが制御されることにより、ベルトのスリップを
極力発生させないような洗濯運転を実行することが可能
となる。
【0012】さらに、このとき、洗濯運転時の湿度や温
度が、ベルトのスリップのしやすさに影響を与えるの
で、洗濯運転時の湿度又は温度を考慮してスリップの発
生のないトルク制御パターンを予測するように構成すれ
ば(請求項4の発明)、ベルトのスリップが発生しない
ようなトルク制御パターンを、より一層きめ細かく予測
することができるようになる。
度が、ベルトのスリップのしやすさに影響を与えるの
で、洗濯運転時の湿度又は温度を考慮してスリップの発
生のないトルク制御パターンを予測するように構成すれ
ば(請求項4の発明)、ベルトのスリップが発生しない
ようなトルク制御パターンを、より一層きめ細かく予測
することができるようになる。
【0013】また、本発明の請求項5の洗濯機は、ベル
ト伝達機構のベルトのスリップの発生を検知する検知手
段と、この検知手段によりベルトのスリップが検知され
たときには、モータへの通電を一時的に遮断するモータ
制御手段とを備えるところに特徴を有する。これによれ
ば、ベルトのスリップが発生したときに、モータへの通
電が一時的に遮断されるので、やはりベルトのスリップ
が速やかに解消されるようになる。
ト伝達機構のベルトのスリップの発生を検知する検知手
段と、この検知手段によりベルトのスリップが検知され
たときには、モータへの通電を一時的に遮断するモータ
制御手段とを備えるところに特徴を有する。これによれ
ば、ベルトのスリップが発生したときに、モータへの通
電が一時的に遮断されるので、やはりベルトのスリップ
が速やかに解消されるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を全自動洗濯機に適
用したいくつかの実施例について、図面を参照しながら
説明する。 (1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1対応)につい
て、図1ないし図4を参照して述べる。
用したいくつかの実施例について、図面を参照しながら
説明する。 (1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1対応)につい
て、図1ないし図4を参照して述べる。
【0015】図2は、本実施例に係る洗濯機の全体構成
を概略的に示しており、ここで、矩形箱状をなす外箱1
内には、外槽2が弾性吊持機構3を介して設けられてい
る。この外槽2内には、洗い槽を兼用する脱水槽4が回
転可能に設けられており、その脱水槽4の内底部には、
水流生成用のパルセータ5が設けられている。前記外槽
2の外底部には、例えば誘導モータからなるモータ6が
設けられていると共に、そのモータ6の回転力がベルト
伝達機構7を介して伝達され、前記脱水槽4及びパルセ
ータ5を回転駆動する駆動機構部8が設けられている。
を概略的に示しており、ここで、矩形箱状をなす外箱1
内には、外槽2が弾性吊持機構3を介して設けられてい
る。この外槽2内には、洗い槽を兼用する脱水槽4が回
転可能に設けられており、その脱水槽4の内底部には、
水流生成用のパルセータ5が設けられている。前記外槽
2の外底部には、例えば誘導モータからなるモータ6が
設けられていると共に、そのモータ6の回転力がベルト
伝達機構7を介して伝達され、前記脱水槽4及びパルセ
ータ5を回転駆動する駆動機構部8が設けられている。
【0016】前記ベルト伝達機構7は、モータ6側のプ
ーリ7aと駆動機構部8側のプーリ7bとの間に、ベル
ト(Vベルト)7cを掛渡して構成されている。このと
き、前記ベルト7cは比較的低い張力にて掛渡されてい
る。また、前記駆動機構部8は、クラッチ機構、減速機
構、ブレーキ機構などを有して構成されている。これに
て、モータ6の回転力がベルト伝達機構7を介して駆動
機構部8に伝達され、洗いやためすすぎの行程において
は、前記パルセータ5が正逆回転されるようになってい
ると共に、脱水(及び脱水すすぎ)の行程においては、
前記脱水槽4がパルセータ5と共に一方向に高速回転さ
れるようになっている。
ーリ7aと駆動機構部8側のプーリ7bとの間に、ベル
ト(Vベルト)7cを掛渡して構成されている。このと
き、前記ベルト7cは比較的低い張力にて掛渡されてい
る。また、前記駆動機構部8は、クラッチ機構、減速機
構、ブレーキ機構などを有して構成されている。これに
て、モータ6の回転力がベルト伝達機構7を介して駆動
機構部8に伝達され、洗いやためすすぎの行程において
は、前記パルセータ5が正逆回転されるようになってい
ると共に、脱水(及び脱水すすぎ)の行程においては、
前記脱水槽4がパルセータ5と共に一方向に高速回転さ
れるようになっている。
【0017】そして、前記モータ6の回転軸部分には、
図3にも示すように、該モータ6の回転数を検出するた
めの回転数検出手段としての回転センサ9が設けられて
いる。詳しく図示はしないが、この回転センサ9は、例
えばモータ6の回転軸回りに複数個の磁極を設けると共
にその近傍にホール素子を配して構成され、モータ6の
回転数に応じたパルス信号(例えば1回転につき8個)
を出力するようになっている。
図3にも示すように、該モータ6の回転数を検出するた
めの回転数検出手段としての回転センサ9が設けられて
いる。詳しく図示はしないが、この回転センサ9は、例
えばモータ6の回転軸回りに複数個の磁極を設けると共
にその近傍にホール素子を配して構成され、モータ6の
回転数に応じたパルス信号(例えば1回転につき8個)
を出力するようになっている。
【0018】また、外槽2の底部には、前記脱水槽4か
らの排水を行うための排水路10が設けられ、この排水
路10に、排水弁11を介して排水ホース12が接続さ
れている。さらに、外槽2の底部には、該外槽2からの
排水を行うための排水口13が設けられ、この排水口1
3が図示しない排水経路を介して前記排水ホース12に
接続されている。
らの排水を行うための排水路10が設けられ、この排水
路10に、排水弁11を介して排水ホース12が接続さ
れている。さらに、外槽2の底部には、該外槽2からの
排水を行うための排水口13が設けられ、この排水口1
3が図示しない排水経路を介して前記排水ホース12に
接続されている。
【0019】一方、前記脱水槽14の上端部には、バラ
ンスリング14が装着されていると共に、脱水時に脱水
槽14からの水の排出をそのバランスリング14との間
を通して行うための脱水孔15が設けられている。ま
た、前記外槽2の上端部には、ほぼリング状をなす桶カ
バー16が設けられ、その桶カバー16にはその開口部
を開閉する内蓋17が設けられている。この内蓋17に
は、後部側に位置して、多数個の注水孔18aを有する
凹状部18が形成されている。
ンスリング14が装着されていると共に、脱水時に脱水
槽14からの水の排出をそのバランスリング14との間
を通して行うための脱水孔15が設けられている。ま
た、前記外槽2の上端部には、ほぼリング状をなす桶カ
バー16が設けられ、その桶カバー16にはその開口部
を開閉する内蓋17が設けられている。この内蓋17に
は、後部側に位置して、多数個の注水孔18aを有する
凹状部18が形成されている。
【0020】さらに、前記外箱1の上端部には、トップ
カバー19が設けられている。このトップカバー19に
は、洗濯物出入口(図示せず)が形成されていると共
に、その出入口を開閉するための蓋20が設けられてい
る。また、このトップカバー19の後部側部分には、給
水弁21や、洗剤貯留部を有する注水ケース22等から
なる給水機構が設けられている。これにて、給水弁21
の開放によって、給水源(水道や風呂水)からの水が、
注水ケース22を通って前記内蓋17の凹部18内に供
給され、その水が注水孔18aからシャワー状となって
脱水槽4内に給水されるようになっている。
カバー19が設けられている。このトップカバー19に
は、洗濯物出入口(図示せず)が形成されていると共
に、その出入口を開閉するための蓋20が設けられてい
る。また、このトップカバー19の後部側部分には、給
水弁21や、洗剤貯留部を有する注水ケース22等から
なる給水機構が設けられている。これにて、給水弁21
の開放によって、給水源(水道や風呂水)からの水が、
注水ケース22を通って前記内蓋17の凹部18内に供
給され、その水が注水孔18aからシャワー状となって
脱水槽4内に給水されるようになっている。
【0021】そして、トップカバー19の前部側には、
上面に位置して操作パネル(図示せず)が設けられてい
ると共に、その裏面側に位置して制御ボックス23が設
けられている。この制御ボックス23内には、マイコン
を主体として構成される制御装置24が設けられている
と共に、湿度センサ25及び温度センサ26が設けられ
ている。
上面に位置して操作パネル(図示せず)が設けられてい
ると共に、その裏面側に位置して制御ボックス23が設
けられている。この制御ボックス23内には、マイコン
を主体として構成される制御装置24が設けられている
と共に、湿度センサ25及び温度センサ26が設けられ
ている。
【0022】前記制御装置24には、前記操作パネルか
らの操作信号や、回転センサ9の検知信号、前記湿度セ
ンサ25及び温度センサ26からの信号、図示しない水
位センサ等からの信号が入力されるようになっている。
そして、制御装置24は、それらの入力信号及び予め記
憶された制御プログラムに基づいて、図示しない駆動回
路を介して前記モータ6を制御すると共に、前記給水弁
21,排水弁11,操作パネルの表示部等を制御し、も
って洗濯運転を実行するようになっている。このとき、
制御装置24は、前記モータ6に印加する電圧を自在に
変化させることにより、モータ6の出力トルクを制御す
ることが可能とされている。
らの操作信号や、回転センサ9の検知信号、前記湿度セ
ンサ25及び温度センサ26からの信号、図示しない水
位センサ等からの信号が入力されるようになっている。
そして、制御装置24は、それらの入力信号及び予め記
憶された制御プログラムに基づいて、図示しない駆動回
路を介して前記モータ6を制御すると共に、前記給水弁
21,排水弁11,操作パネルの表示部等を制御し、も
って洗濯運転を実行するようになっている。このとき、
制御装置24は、前記モータ6に印加する電圧を自在に
変化させることにより、モータ6の出力トルクを制御す
ることが可能とされている。
【0023】さて、前記制御装置24は、そのソフトウ
エア的構成により、脱水行程や洗い行程等において、前
記回転センサ9の検出に基づき前記ベルト伝達機構7の
ベルト7cのスリップの発生の有無を検知するようにな
っている。従って、制御装置24及び回転センサ9等か
ら検知手段が構成されるようになっている。
エア的構成により、脱水行程や洗い行程等において、前
記回転センサ9の検出に基づき前記ベルト伝達機構7の
ベルト7cのスリップの発生の有無を検知するようにな
っている。従って、制御装置24及び回転センサ9等か
ら検知手段が構成されるようになっている。
【0024】具体的には、図3に示すように、例えば脱
水行程の初期において、スリップがなく正常な状態であ
れば、モータ6の回転数の上昇率は、約70 rpm/秒と
なる(図3にaで示す傾き)。これに対し、ベルト7c
のスリップが発生すると、図3にbで示すように、モー
タ6の回転数が一気に上昇することになり、その上昇率
は約1400 rpm/秒にもなる。制御装置24は、回転
センサ9の検出したモータ6の回転数を例えば0.1秒
毎に読込んで回転数の変化率を求め、その変化率をしき
い値(例えば140 rpm/秒;図3にcで示す傾き)と
比較し、しきい値を越えていればベルト7cのスリップ
が発生していると判断するようになっている。
水行程の初期において、スリップがなく正常な状態であ
れば、モータ6の回転数の上昇率は、約70 rpm/秒と
なる(図3にaで示す傾き)。これに対し、ベルト7c
のスリップが発生すると、図3にbで示すように、モー
タ6の回転数が一気に上昇することになり、その上昇率
は約1400 rpm/秒にもなる。制御装置24は、回転
センサ9の検出したモータ6の回転数を例えば0.1秒
毎に読込んで回転数の変化率を求め、その変化率をしき
い値(例えば140 rpm/秒;図3にcで示す傾き)と
比較し、しきい値を越えていればベルト7cのスリップ
が発生していると判断するようになっている。
【0025】そして、制御装置24は、例えば脱水行程
において、通常は100%のトルクにてモータ6を所定
回転数(例えば1400rpm )まで立上げるように制御
するのであるが、このとき、本実施例では、詳しくは後
のフローチャート説明にて述べるように、このモータ6
の立上げ時に、上記スリップ検知によりスリップの発生
が検知されたときには、モータ6のトルクを一旦低下さ
せ、その後時間を掛けて元のトルクに戻していくように
構成されている。従って、制御装置24等からモータ制
御手段が構成されている。
において、通常は100%のトルクにてモータ6を所定
回転数(例えば1400rpm )まで立上げるように制御
するのであるが、このとき、本実施例では、詳しくは後
のフローチャート説明にて述べるように、このモータ6
の立上げ時に、上記スリップ検知によりスリップの発生
が検知されたときには、モータ6のトルクを一旦低下さ
せ、その後時間を掛けて元のトルクに戻していくように
構成されている。従って、制御装置24等からモータ制
御手段が構成されている。
【0026】次に、上記構成の作用について、図1及び
図4も参照して述べる。例えば脱水の工程においては、
制御装置24は、モータ6(ひいては脱水槽4)を所定
の回転数まで立上げ、その後その回転数を維持するよう
な制御を行う。このとき、ベルト伝達機構7のベルト7
cの低張力化が図られていること等により、特にモータ
6の運転開始初期において、ベルト7cのスリップが発
生しやすくなっている事情がある。そこで、本実施例で
は、このモータ6の立上げ時において、図1のフローチ
ャートに示すようなトルク制御を実行するようになって
いる。
図4も参照して述べる。例えば脱水の工程においては、
制御装置24は、モータ6(ひいては脱水槽4)を所定
の回転数まで立上げ、その後その回転数を維持するよう
な制御を行う。このとき、ベルト伝達機構7のベルト7
cの低張力化が図られていること等により、特にモータ
6の運転開始初期において、ベルト7cのスリップが発
生しやすくなっている事情がある。そこで、本実施例で
は、このモータ6の立上げ時において、図1のフローチ
ャートに示すようなトルク制御を実行するようになって
いる。
【0027】即ち、脱水行程が開始されると、モータ6
を100%のトルクで起動させるのであるが(ステップ
S1)、まず、ステップS2にて、起動時のベルト7c
のスリップの有無が判断される。この判断は、上述のよ
うに、起動時から0.1秒間のモータ6の回転数の変化
率(上昇率)をしきい値と比較することにより行われ
る。ここで、スリップが発生していると判断されたとき
には(ステップS2にてYes)、0.5秒間だけモー
タ6への通電が停止され(ステップS3)、その後、モ
ータ6のトルクが20%低いトルク(1回目では80%
のトルク)に変更された上で(ステップS4)、再びス
テップS2に戻る。
を100%のトルクで起動させるのであるが(ステップ
S1)、まず、ステップS2にて、起動時のベルト7c
のスリップの有無が判断される。この判断は、上述のよ
うに、起動時から0.1秒間のモータ6の回転数の変化
率(上昇率)をしきい値と比較することにより行われ
る。ここで、スリップが発生していると判断されたとき
には(ステップS2にてYes)、0.5秒間だけモー
タ6への通電が停止され(ステップS3)、その後、モ
ータ6のトルクが20%低いトルク(1回目では80%
のトルク)に変更された上で(ステップS4)、再びス
テップS2に戻る。
【0028】ステップS2にてスリップがないと判断さ
れた場合には(No)、次のステップS5にて、現在の
トルクで一定時間例えば5秒間が経過したかどうかが判
断され、経過していなければ(No)、次のステップS
6にてベルト7cのスリップの有無が判断される。スリ
ップがなければ(No)、次のステップS7にてトルク
が100%であるかどうかが判断され、100%でなけ
れば(No)、ステップS5に戻り同様の処理を繰返
す。また、100%であっても(ステップS7にてYe
s)、モータ6の回転数が所定回転数に達するまでは
(ステップS8にてNo)、ステップS6からの処理が
繰返される。
れた場合には(No)、次のステップS5にて、現在の
トルクで一定時間例えば5秒間が経過したかどうかが判
断され、経過していなければ(No)、次のステップS
6にてベルト7cのスリップの有無が判断される。スリ
ップがなければ(No)、次のステップS7にてトルク
が100%であるかどうかが判断され、100%でなけ
れば(No)、ステップS5に戻り同様の処理を繰返
す。また、100%であっても(ステップS7にてYe
s)、モータ6の回転数が所定回転数に達するまでは
(ステップS8にてNo)、ステップS6からの処理が
繰返される。
【0029】これに対し、モータ6のトルクが100%
から下げられた状態で、スリップ無し(ステップS6に
てNo)でそのトルクで一定時間例えば5秒間経過した
ならば(ステップS5にてYes)、ステップS9に
て、10%高いトルクに変更され、その上でステップS
6に進む。また、このような制御中において、さらにベ
ルト7cのスリップが発生したときには(ステップS6
にてYes)、0.5秒間モータ6への通電が停止され
(ステップS10)、その上でモータ6のトルクが10
%低いトルクに変更され(ステップS11)、ステップ
S5に戻る。
から下げられた状態で、スリップ無し(ステップS6に
てNo)でそのトルクで一定時間例えば5秒間経過した
ならば(ステップS5にてYes)、ステップS9に
て、10%高いトルクに変更され、その上でステップS
6に進む。また、このような制御中において、さらにベ
ルト7cのスリップが発生したときには(ステップS6
にてYes)、0.5秒間モータ6への通電が停止され
(ステップS10)、その上でモータ6のトルクが10
%低いトルクに変更され(ステップS11)、ステップ
S5に戻る。
【0030】このようなモータ6のトルク制御により、
ベルト伝達機構7のベルト7cにスリップが発生する
と、0.5秒間だけモータ6への通電が停止されてモー
タ6の回転数が下がった状態で、トルクを低下させるよ
うにモータ6が制御される。このようなモータ6の停止
及びトルクの低下により、ベルト7aの摩擦接触状態が
回復され、もってベルト7cのスリップが速やかに解消
されるようになるのである。
ベルト伝達機構7のベルト7cにスリップが発生する
と、0.5秒間だけモータ6への通電が停止されてモー
タ6の回転数が下がった状態で、トルクを低下させるよ
うにモータ6が制御される。このようなモータ6の停止
及びトルクの低下により、ベルト7aの摩擦接触状態が
回復され、もってベルト7cのスリップが速やかに解消
されるようになるのである。
【0031】図4は、上記のようなトルク制御を実行し
た結果、モータ6の回転数が時間経過に伴なってどのよ
うに変化したかの一例を示すものである。ここでは、モ
ータ6の起動時(100%トルク)にベルト7cのスリ
ップが発生し、0.5秒間停止の後80%トルクに変更
されたが、やはりスリップが発生して、一時停止の後6
0%トルクに下げられている。そして、60%トルクで
はスリップが発生せず、5秒経過後70%トルクに上げ
られ、さらに80%トルク、90%トルクに順次上げら
れている。80%トルクまではベルト7cのスリップが
発生しなかったが、90%トルクの時点でスリップが発
生し、一時停止後80%トルクに下げられ、その後はス
リップの発生なく100%トルクまで上げられている。
た結果、モータ6の回転数が時間経過に伴なってどのよ
うに変化したかの一例を示すものである。ここでは、モ
ータ6の起動時(100%トルク)にベルト7cのスリ
ップが発生し、0.5秒間停止の後80%トルクに変更
されたが、やはりスリップが発生して、一時停止の後6
0%トルクに下げられている。そして、60%トルクで
はスリップが発生せず、5秒経過後70%トルクに上げ
られ、さらに80%トルク、90%トルクに順次上げら
れている。80%トルクまではベルト7cのスリップが
発生しなかったが、90%トルクの時点でスリップが発
生し、一時停止後80%トルクに下げられ、その後はス
リップの発生なく100%トルクまで上げられている。
【0032】このように本実施例によれば、回転センサ
9の検出に基づいてベルト伝達機構7のベルト7cのス
リップの発生の有無を検知し、スリップが発生したとき
にモータ6のトルクを下げるような制御を行うようにし
たので、ベルト7cのスリップの発生を極力抑制するこ
とができるものである。
9の検出に基づいてベルト伝達機構7のベルト7cのス
リップの発生の有無を検知し、スリップが発生したとき
にモータ6のトルクを下げるような制御を行うようにし
たので、ベルト7cのスリップの発生を極力抑制するこ
とができるものである。
【0033】この場合、予めモータ6のトルクを十分に
低く制御すればスリップの発生は避けられるものの、そ
れでは効率に劣りモータ6の立上げ時間が長くなってし
まう。これに対し、本実施例では、モータ6のトルクを
常にスリップの発生限界近くの高いものとすることがで
きるので、モータ6の回転数を効率的に上昇させること
ができ、モータ6を所定回転数まで立上げるに要する時
間を十分に短縮することができるものである。
低く制御すればスリップの発生は避けられるものの、そ
れでは効率に劣りモータ6の立上げ時間が長くなってし
まう。これに対し、本実施例では、モータ6のトルクを
常にスリップの発生限界近くの高いものとすることがで
きるので、モータ6の回転数を効率的に上昇させること
ができ、モータ6を所定回転数まで立上げるに要する時
間を十分に短縮することができるものである。
【0034】さらに、特に本実施例では、モータ6の起
動時にベルト7cのスリップが最も発生しやすい事情に
鑑みて、起動直後にスリップが生じた場合のトルクの下
げ幅を(ステップS4)、駆動中にスリップが発生した
場合(ステップS11)と比べての大きくしているの
で、再度のスリップの発生の防止ひいては立上げ時間の
短縮に、より一層効果的となるものである。
動時にベルト7cのスリップが最も発生しやすい事情に
鑑みて、起動直後にスリップが生じた場合のトルクの下
げ幅を(ステップS4)、駆動中にスリップが発生した
場合(ステップS11)と比べての大きくしているの
で、再度のスリップの発生の防止ひいては立上げ時間の
短縮に、より一層効果的となるものである。
【0035】(2)第2の実施例 図5は、本発明の第2の実施例(請求項2に対応)を示
すものである。この実施例が上記第1の実施例と異なる
点は、制御装置24のソフトウエア的構成にある。従っ
て、洗濯機のハードウエア的構成などは上記第1の実施
例と共通するので、新たな図示及び詳しい説明を省略
し、以下、符号も共通して使用することとする。
すものである。この実施例が上記第1の実施例と異なる
点は、制御装置24のソフトウエア的構成にある。従っ
て、洗濯機のハードウエア的構成などは上記第1の実施
例と共通するので、新たな図示及び詳しい説明を省略
し、以下、符号も共通して使用することとする。
【0036】この実施例では、制御装置24は、例えば
脱水行程の開始時に、低トルクこの場合5%トルクでモ
ータ6の駆動を開始させ、その後、ベルト伝達機構7の
ベルト7cのスリップの発生の有無を監視しながら、通
常トルク(100%トルク)まで段階的に上昇させてい
くようになっている。その際の制御手順を図5のフロー
チャートに示している。
脱水行程の開始時に、低トルクこの場合5%トルクでモ
ータ6の駆動を開始させ、その後、ベルト伝達機構7の
ベルト7cのスリップの発生の有無を監視しながら、通
常トルク(100%トルク)まで段階的に上昇させてい
くようになっている。その際の制御手順を図5のフロー
チャートに示している。
【0037】即ち、脱水行程が開始されると、モータ6
は、5%の低トルクで起動されるようになっている(ス
テップS21)。そして、次のステップS22にて、ベ
ルト7cのスリップの有無が判断される。スリップの発
生がなければ(No)、次のステップS23にてトルク
が100%であるかどうかが判断され、100%に達し
ていなければ(No)、モータ6のトルクが5%高いト
ルクに変更される(ステップS24)。
は、5%の低トルクで起動されるようになっている(ス
テップS21)。そして、次のステップS22にて、ベ
ルト7cのスリップの有無が判断される。スリップの発
生がなければ(No)、次のステップS23にてトルク
が100%であるかどうかが判断され、100%に達し
ていなければ(No)、モータ6のトルクが5%高いト
ルクに変更される(ステップS24)。
【0038】このようにして、モータ6のトルクが10
0%トルクまで段階的に上昇されるのであるが、その間
にベルト7cのスリップが発生すると(ステップS22
にてYes)、0.5秒間だけモータ6への通電が停止
され(ステップS25)、モータ6のトルクが5%低い
トルクに変更される(ステップS26)。
0%トルクまで段階的に上昇されるのであるが、その間
にベルト7cのスリップが発生すると(ステップS22
にてYes)、0.5秒間だけモータ6への通電が停止
され(ステップS25)、モータ6のトルクが5%低い
トルクに変更される(ステップS26)。
【0039】そして、次のステップS27にて、現在の
トルクで一定時間例えば5秒間が経過したかどうかが判
断され、経過していなければ(No)、次のステップS
28にてベルト7cのスリップの有無が判断される。ス
リップがなければ(No)、次のステップS29にてト
ルクが100%であるかどうかが判断され、100%で
なければ(No)、ステップS27に戻り同様の処理を
繰返す。また、100%であっても(ステップS29に
てYes)、モータ6の回転数が所定回転数に達するま
では(ステップS30にてNo)、ステップS28から
の処理が繰返される。尚、上記ステップS23にてトル
クが100%であったときにも、ステップS30に進
む。
トルクで一定時間例えば5秒間が経過したかどうかが判
断され、経過していなければ(No)、次のステップS
28にてベルト7cのスリップの有無が判断される。ス
リップがなければ(No)、次のステップS29にてト
ルクが100%であるかどうかが判断され、100%で
なければ(No)、ステップS27に戻り同様の処理を
繰返す。また、100%であっても(ステップS29に
てYes)、モータ6の回転数が所定回転数に達するま
では(ステップS30にてNo)、ステップS28から
の処理が繰返される。尚、上記ステップS23にてトル
クが100%であったときにも、ステップS30に進
む。
【0040】これに対し、モータ6のトルクが100%
に満たない状態でトルクが下げられ、そのトルクで一定
時間例えば5秒間経過したならば(ステップS27にて
Yes)、ステップS31にて、10%高いトルクに変
更され、その上でステップS28に進む。また、このよ
うな制御中において、さらにベルト7cのスリップが発
生したときには(ステップS28にてYes)、0.5
秒間モータ6への通電が停止され(ステップS32)、
その上でモータ6のトルクが10%低いトルクに変更さ
れ(ステップS33)、ステップS27に戻る。
に満たない状態でトルクが下げられ、そのトルクで一定
時間例えば5秒間経過したならば(ステップS27にて
Yes)、ステップS31にて、10%高いトルクに変
更され、その上でステップS28に進む。また、このよ
うな制御中において、さらにベルト7cのスリップが発
生したときには(ステップS28にてYes)、0.5
秒間モータ6への通電が停止され(ステップS32)、
その上でモータ6のトルクが10%低いトルクに変更さ
れ(ステップS33)、ステップS27に戻る。
【0041】このようなモータ6のトルク制御により、
ベルト伝達機構7のベルト7cにスリップが発生する
と、0.5秒間だけモータ6への通電が停止されてモー
タ6の回転数が下がった状態で、トルクを低下させるよ
うにモータ6が制御される。このようなモータ6の停止
及びトルクの低下により、ベルト7aの摩擦接触状態が
回復され、もってベルト7cのスリップが速やかに解消
されるようになる。また、ベルト7cのスリップの発生
がない限りは、順次モータ6のトルクが上昇されるの
で、短時間でモータ6の回転数を立上げることができる
のである。
ベルト伝達機構7のベルト7cにスリップが発生する
と、0.5秒間だけモータ6への通電が停止されてモー
タ6の回転数が下がった状態で、トルクを低下させるよ
うにモータ6が制御される。このようなモータ6の停止
及びトルクの低下により、ベルト7aの摩擦接触状態が
回復され、もってベルト7cのスリップが速やかに解消
されるようになる。また、ベルト7cのスリップの発生
がない限りは、順次モータ6のトルクが上昇されるの
で、短時間でモータ6の回転数を立上げることができる
のである。
【0042】従って、この実施例においても、上記第1
の実施例と同様に、ベルト7cのスリップの発生を極力
抑制することができ、しかも、モータ6の回転数を効率
的に上昇させることができ、モータ6を所定回転数まで
立上げるに要する時間を十分に短縮することができる。
そして、それに加え、モータ6の駆動開始時には、ベル
ト伝達機構7のベルト7cのスリップが最も発生しやす
い事情があるが、本実施例では、低トルク(5%トル
ク)でモータ6の駆動を開始させるようにしたので、モ
ータの駆動開始初期におけるベルトのスリップの発生を
効果的に防止することができるものである。
の実施例と同様に、ベルト7cのスリップの発生を極力
抑制することができ、しかも、モータ6の回転数を効率
的に上昇させることができ、モータ6を所定回転数まで
立上げるに要する時間を十分に短縮することができる。
そして、それに加え、モータ6の駆動開始時には、ベル
ト伝達機構7のベルト7cのスリップが最も発生しやす
い事情があるが、本実施例では、低トルク(5%トル
ク)でモータ6の駆動を開始させるようにしたので、モ
ータの駆動開始初期におけるベルトのスリップの発生を
効果的に防止することができるものである。
【0043】(3)第3,第4の実施例 図6ないし図8は、本発明の第3の実施例(請求項3,
4に対応)を示している。この実施例が、上記第1,第
2の実施例と異なる点は、制御装置24は、過去の洗濯
運転時における時間経過に伴うモータ6のトルク変動と
スリップの発生との関係(運転結果)から、スリップの
発生のないトルク制御パターンを予測して記憶手段(R
AMや書換え可能ROMなど)に記憶するようになって
いると共に、ベルト伝達機構7のベルト7cのスリップ
の発生がない限りは、そのトルク制御パターンに基づい
てモータ6のトルク制御を行うようになっている。
4に対応)を示している。この実施例が、上記第1,第
2の実施例と異なる点は、制御装置24は、過去の洗濯
運転時における時間経過に伴うモータ6のトルク変動と
スリップの発生との関係(運転結果)から、スリップの
発生のないトルク制御パターンを予測して記憶手段(R
AMや書換え可能ROMなど)に記憶するようになって
いると共に、ベルト伝達機構7のベルト7cのスリップ
の発生がない限りは、そのトルク制御パターンに基づい
てモータ6のトルク制御を行うようになっている。
【0044】さらに、本実施例では、例えば5段階の湿
度ランクを設け、湿度ランク毎にトルク制御パターンを
設定(予測)して記憶するようになっている。従って、
現在の湿度センサ25による検出湿度に対応した湿度ラ
ンクのトルク制御パターンに基づいて、モータ6のトル
ク制御が行われる。
度ランクを設け、湿度ランク毎にトルク制御パターンを
設定(予測)して記憶するようになっている。従って、
現在の湿度センサ25による検出湿度に対応した湿度ラ
ンクのトルク制御パターンに基づいて、モータ6のトル
ク制御が行われる。
【0045】具体的には、今、過去の運転結果が、上記
第1の実施例にて示した図4に示す通りとなったとす
る。この運転結果から、ベルト7cのスリップが発生し
た時点でのトルクを取除くことにより、スリップの発生
のないトルク制御パターンを予測する。このトルク制御
パターンは、例えば10%刻みのモータ6のトルクを、
夫々何秒間継続するかを設定したものである。図4の運
転結果からは、図6に示すトルク制御パターンが予測さ
れる。
第1の実施例にて示した図4に示す通りとなったとす
る。この運転結果から、ベルト7cのスリップが発生し
た時点でのトルクを取除くことにより、スリップの発生
のないトルク制御パターンを予測する。このトルク制御
パターンは、例えば10%刻みのモータ6のトルクを、
夫々何秒間継続するかを設定したものである。図4の運
転結果からは、図6に示すトルク制御パターンが予測さ
れる。
【0046】即ち、まず、60%トルクでモータ6を起
動すれば、ベルト7cのスリップが発生しないと予測で
きる(100%あるいは80%トルクではスリップが発
生すると予測できる)。また。60%トルクを5秒間継
続して70%トルクに上げてもやはりスリップの発生は
ないと予測でき、さらに、それを5秒間継続して80%
トルクに上げてもやはりスリップの発生はないと予測で
きる。
動すれば、ベルト7cのスリップが発生しないと予測で
きる(100%あるいは80%トルクではスリップが発
生すると予測できる)。また。60%トルクを5秒間継
続して70%トルクに上げてもやはりスリップの発生は
ないと予測でき、さらに、それを5秒間継続して80%
トルクに上げてもやはりスリップの発生はないと予測で
きる。
【0047】そして、80%トルクを5秒間ではなく、
10秒間継続した上で90%トルクに上げることによ
り、やはりスリップの発生はないと予測できる(図4の
運転結果からは、80%トルクが5秒間ではスリップの
発生の可能性があると予測される)。90%トルクを5
秒間継続して100%トルクに上げてもスリップの発生
はないと予測でき、その後は100%トルクでスリップ
の発生はないと予測できるのである。
10秒間継続した上で90%トルクに上げることによ
り、やはりスリップの発生はないと予測できる(図4の
運転結果からは、80%トルクが5秒間ではスリップの
発生の可能性があると予測される)。90%トルクを5
秒間継続して100%トルクに上げてもスリップの発生
はないと予測でき、その後は100%トルクでスリップ
の発生はないと予測できるのである。
【0048】このようなトルク制御パターンは、図7に
示すように、5段階の湿度ランク毎に設定されるように
なる。例えば湿度50%のときつまり湿度ランク3のと
きに上記図4の運転結果が得られたならば、図6のトル
ク制御パターンは、湿度ランク3におけるトルク制御パ
ターンとなり、洗濯機の運転開始時に、湿度センサ25
の検出湿度が湿度ランク3に当嵌まればその湿度ランク
3のトルク制御パターンでモータ6が制御されるのであ
る。
示すように、5段階の湿度ランク毎に設定されるように
なる。例えば湿度50%のときつまり湿度ランク3のと
きに上記図4の運転結果が得られたならば、図6のトル
ク制御パターンは、湿度ランク3におけるトルク制御パ
ターンとなり、洗濯機の運転開始時に、湿度センサ25
の検出湿度が湿度ランク3に当嵌まればその湿度ランク
3のトルク制御パターンでモータ6が制御されるのであ
る。
【0049】また、ここでは、記憶されたトルク制御パ
ターンに基づく制御によりスリップが発生した場合に
は、上記第1の実施例と同様の制御(図1のステップS
5〜S11)が行われると共に、そのときの運転結果か
らスリップの発生のないトルク制御パターンが再度予測
されて設定(更新)されるようになっている。
ターンに基づく制御によりスリップが発生した場合に
は、上記第1の実施例と同様の制御(図1のステップS
5〜S11)が行われると共に、そのときの運転結果か
らスリップの発生のないトルク制御パターンが再度予測
されて設定(更新)されるようになっている。
【0050】さらに、本実施例では、そのときの湿度ラ
ンク以下の湿度ランク全てに対して、そのトルク制御パ
ターンの設定及び更新が行われるようになっている。こ
れは、湿度が小さいほど、スリップが発生しやすいとい
う事情によるものである。尚、使用開始初期における運
転結果の存在しない状態(工場出荷時)では、トルク制
御パターンは全て100%トルクに設定されており、従
って、上記第1の実施例(図1)と同様の制御が行われ
ることになる。
ンク以下の湿度ランク全てに対して、そのトルク制御パ
ターンの設定及び更新が行われるようになっている。こ
れは、湿度が小さいほど、スリップが発生しやすいとい
う事情によるものである。尚、使用開始初期における運
転結果の存在しない状態(工場出荷時)では、トルク制
御パターンは全て100%トルクに設定されており、従
って、上記第1の実施例(図1)と同様の制御が行われ
ることになる。
【0051】上記した制御の手順は、図8のフローチャ
ートに示す通りである。即ち、脱水行程が開始される
と、まず、湿度センサ25による湿度検出が行われ(ス
テップS41)、その湿度に対応した湿度ランクのトル
ク制御パターンが記憶手段から読出される(ステップS
42)。そして、読出されたトルク制御パターンに従っ
てモータ6への通電制御が行われる(ステップS4
3)。図6に示した例では、60%トルクが5秒、70
%トルクが5秒、80%トルクが10秒、90%トルク
が5秒、その後は100%トルク、の順にモータ6が制
御される。
ートに示す通りである。即ち、脱水行程が開始される
と、まず、湿度センサ25による湿度検出が行われ(ス
テップS41)、その湿度に対応した湿度ランクのトル
ク制御パターンが記憶手段から読出される(ステップS
42)。そして、読出されたトルク制御パターンに従っ
てモータ6への通電制御が行われる(ステップS4
3)。図6に示した例では、60%トルクが5秒、70
%トルクが5秒、80%トルクが10秒、90%トルク
が5秒、その後は100%トルク、の順にモータ6が制
御される。
【0052】このように制御している間には、常時ベル
ト7cのスリップの発生の有無が監視されており(ステ
ップS44)、スリップの発生がない限りは(No)、
モータ6の立上げが完了するまでは(ステップS4
6)、そのトルク制御パターンに従う制御が継続して行
われる(ステップS45)。
ト7cのスリップの発生の有無が監視されており(ステ
ップS44)、スリップの発生がない限りは(No)、
モータ6の立上げが完了するまでは(ステップS4
6)、そのトルク制御パターンに従う制御が継続して行
われる(ステップS45)。
【0053】これに対し、この立上げ時のどこかでスリ
ップの発生が検知されると(ステップS44にてYe
s)、0.5秒間だけモータ6への通電が停止され(ス
テップS47)、モータ6のトルクが10%低いトルク
に変更される(ステップS48)。その後は、上記した
第1の実施例の図1のフローチャートのステップS5〜
S11と同様の制御が行われるのであるが(ステップS
49)、その説明は重複するため省略する。
ップの発生が検知されると(ステップS44にてYe
s)、0.5秒間だけモータ6への通電が停止され(ス
テップS47)、モータ6のトルクが10%低いトルク
に変更される(ステップS48)。その後は、上記した
第1の実施例の図1のフローチャートのステップS5〜
S11と同様の制御が行われるのであるが(ステップS
49)、その説明は重複するため省略する。
【0054】そして、このような制御(モータ6の立上
げ)が終了すると、ステップS50にて、そのときの運
転結果から、スリップ発生のない新たなトルク制御パタ
ーンが予測される。この場合、そのときの運転結果から
予測されるトルク制御パターンは、前回(図6参照)の
トルク制御パターンとは異なるものとなる筈である。そ
して、ステップS51にて、新たに予測,設定されたト
ルク制御パターンが記憶手段に記憶(更新)されるので
あるが、ここではその運転時の湿度に対応した湿度ラン
ク以下の湿度ランクの全てが、新たなトルク制御パター
ンに書替えられるようになっている。
げ)が終了すると、ステップS50にて、そのときの運
転結果から、スリップ発生のない新たなトルク制御パタ
ーンが予測される。この場合、そのときの運転結果から
予測されるトルク制御パターンは、前回(図6参照)の
トルク制御パターンとは異なるものとなる筈である。そ
して、ステップS51にて、新たに予測,設定されたト
ルク制御パターンが記憶手段に記憶(更新)されるので
あるが、ここではその運転時の湿度に対応した湿度ラン
ク以下の湿度ランクの全てが、新たなトルク制御パター
ンに書替えられるようになっている。
【0055】このような実施例によれば、過去において
どのようなトルク変動でベルト7cのスリップが発生し
ているかに基づいて、ベルト7cのスリップが発生しな
いようなトルク制御パターンを予測し、それに従ってモ
ータ6を制御することにより、ベルト7cのスリップを
極力発生させないような洗濯運転を実行することが可能
となる。ベルト7cのスリップが発生したときには、そ
のスリップを速やかに解消することができることは勿論
である。
どのようなトルク変動でベルト7cのスリップが発生し
ているかに基づいて、ベルト7cのスリップが発生しな
いようなトルク制御パターンを予測し、それに従ってモ
ータ6を制御することにより、ベルト7cのスリップを
極力発生させないような洗濯運転を実行することが可能
となる。ベルト7cのスリップが発生したときには、そ
のスリップを速やかに解消することができることは勿論
である。
【0056】しかも、本実施例では、洗濯運転時の湿度
が、ベルト7cのスリップのしやすさに影響を与えるこ
と(湿度が低い方がスリップしやすい)に鑑みて、湿度
ランク毎にトルク制御パターンを設定するようにしてい
るので、ベルト7cのスリップが発生しないようなトル
ク制御パターンを、きめ細かく予測することができ、洗
濯運転時の湿度に応じた適切な制御を実行することがで
きるようになるものである。
が、ベルト7cのスリップのしやすさに影響を与えるこ
と(湿度が低い方がスリップしやすい)に鑑みて、湿度
ランク毎にトルク制御パターンを設定するようにしてい
るので、ベルト7cのスリップが発生しないようなトル
ク制御パターンを、きめ細かく予測することができ、洗
濯運転時の湿度に応じた適切な制御を実行することがで
きるようになるものである。
【0057】図9は、本発明の第4の実施例を示してい
る。この実施例では、洗濯運転時の温度も、ベルト7c
のスリップのしやすさに影響を与えること(温度が低い
方がスリップしやすい)に鑑みて、例えば5段階の湿度
ランクに加えて、4段階の温度ランクを設け、湿度ラン
ク及び温度ランク毎(全体で20段階)にトルク制御パ
ターンを設定(予測)して記憶するようになっている。
る。この実施例では、洗濯運転時の温度も、ベルト7c
のスリップのしやすさに影響を与えること(温度が低い
方がスリップしやすい)に鑑みて、例えば5段階の湿度
ランクに加えて、4段階の温度ランクを設け、湿度ラン
ク及び温度ランク毎(全体で20段階)にトルク制御パ
ターンを設定(予測)して記憶するようになっている。
【0058】この場合、上記した図8のフローチャート
のうち、ステップS41にて、湿度検知に加えて温度セ
ンサ26による温度検知も併せて行われ、ステップS4
2にて、湿度及び温度の双方のランクに応じたトルク制
御パターンが読出されるようになる。そして、ステップ
S51にて、新たに予測,設定されたトルク制御パター
ンが記憶手段に記憶(更新)されるのであるが、その運
転時の湿度及び温度に対応した湿度,温度ランク以下の
湿度,温度ランクの全てが、新たなトルク制御パターン
に書替えられるようになる。例えば、現在のランクが、
湿度ランクが3、温度ランクが3であるときには、図9
に*で示した全てのランクのトルク制御パターンが、同
一の新たなものに書替えられる。
のうち、ステップS41にて、湿度検知に加えて温度セ
ンサ26による温度検知も併せて行われ、ステップS4
2にて、湿度及び温度の双方のランクに応じたトルク制
御パターンが読出されるようになる。そして、ステップ
S51にて、新たに予測,設定されたトルク制御パター
ンが記憶手段に記憶(更新)されるのであるが、その運
転時の湿度及び温度に対応した湿度,温度ランク以下の
湿度,温度ランクの全てが、新たなトルク制御パターン
に書替えられるようになる。例えば、現在のランクが、
湿度ランクが3、温度ランクが3であるときには、図9
に*で示した全てのランクのトルク制御パターンが、同
一の新たなものに書替えられる。
【0059】かかる構成によれば、上記第3の実施例と
同様に、作用効果を得ることができることに加え、ベル
ト7cのスリップが発生しないようなトルク制御パター
ンを、より一層きめ細かく予測することができ、洗濯運
転時の湿度及び温度に応じた適切な制御を行うことがで
きるようになるものである。
同様に、作用効果を得ることができることに加え、ベル
ト7cのスリップが発生しないようなトルク制御パター
ンを、より一層きめ細かく予測することができ、洗濯運
転時の湿度及び温度に応じた適切な制御を行うことがで
きるようになるものである。
【0060】(4)第5の実施例 最後に、図10は、本発明の第5の実施例(請求項5に
対応)を示している。この実施例においては、やはり上
記第1の実施例と同様に、回転センサ9の検出に基づい
て、ベルト伝達機構7のベルト7cのスリップの発生の
有無を検知するようにしているのであるが、ここでは、
制御装置24は、モータ6をトルク制御するものではな
く、ベルト7cのスリップの発生が検知されたときに、
一定時間(例えば0.5秒間)だけモータ6を断電する
ように構成されている。
対応)を示している。この実施例においては、やはり上
記第1の実施例と同様に、回転センサ9の検出に基づい
て、ベルト伝達機構7のベルト7cのスリップの発生の
有無を検知するようにしているのであるが、ここでは、
制御装置24は、モータ6をトルク制御するものではな
く、ベルト7cのスリップの発生が検知されたときに、
一定時間(例えば0.5秒間)だけモータ6を断電する
ように構成されている。
【0061】図10には、脱水行程の開始時における、
ベルト7cのスリップが発生した際の、時間経過に伴う
モータ6の回転数の変化の例を示しており、bが何ら制
御を行わない場合、dが本実施例の制御を行った場合を
示している。これによっても、ベルト7cのスリップが
発生した時には、モータ6への通電が一時的に遮断され
るので、モータ6の回転数が低下してベルト7cの摩擦
接触状態が回復され、もってベルト7cのスリップが速
やかに解消されるようになるのである。また、本実施例
では、トルク制御を行わずに済むので、第1の実施例に
比べて、構成が簡単になるという利点も得ることができ
る。
ベルト7cのスリップが発生した際の、時間経過に伴う
モータ6の回転数の変化の例を示しており、bが何ら制
御を行わない場合、dが本実施例の制御を行った場合を
示している。これによっても、ベルト7cのスリップが
発生した時には、モータ6への通電が一時的に遮断され
るので、モータ6の回転数が低下してベルト7cの摩擦
接触状態が回復され、もってベルト7cのスリップが速
やかに解消されるようになるのである。また、本実施例
では、トルク制御を行わずに済むので、第1の実施例に
比べて、構成が簡単になるという利点も得ることができ
る。
【0062】尚、上記各実施例では、ベルト7cのスリ
ップを解消させるようにしたが、長期間の使用などによ
り、ベルト7cの緩みが大きくなってどのような小さい
トルクでモータ6を駆動しても、脱水槽4を回転駆動で
きなくなることも考えられる。そこで、例えば脱水槽4
の回転を検知するように構成して、行程開始から所定時
間が経過しても所定の回転数に達しないときには、ベル
ト7cの緩みが許容範囲を越えたと判定して、使用者に
対してベルト7cに修理が必要な旨の報知を行うような
構成としても良い。
ップを解消させるようにしたが、長期間の使用などによ
り、ベルト7cの緩みが大きくなってどのような小さい
トルクでモータ6を駆動しても、脱水槽4を回転駆動で
きなくなることも考えられる。そこで、例えば脱水槽4
の回転を検知するように構成して、行程開始から所定時
間が経過しても所定の回転数に達しないときには、ベル
ト7cの緩みが許容範囲を越えたと判定して、使用者に
対してベルト7cに修理が必要な旨の報知を行うような
構成としても良い。
【0063】そして、上記実施例では、誘導モータ6の
電圧を制御することにより、トルクを可変としたが、周
波数の制御によってトルクを可変とすることもでき、さ
らには、誘導モータ以外でも、トルク制御が可能な各種
のモータを採用することができる。また、上記実施例で
は、脱水行程を例として説明したが、洗い行程や、すす
ぎ行程においても、同様にベルト7cのスリップの検知
及びモータ制御を行うことができる。
電圧を制御することにより、トルクを可変としたが、周
波数の制御によってトルクを可変とすることもでき、さ
らには、誘導モータ以外でも、トルク制御が可能な各種
のモータを採用することができる。また、上記実施例で
は、脱水行程を例として説明したが、洗い行程や、すす
ぎ行程においても、同様にベルト7cのスリップの検知
及びモータ制御を行うことができる。
【0064】その他、本発明は上記した各実施例に限定
されるものではなく、例えば二槽式洗濯機などモータを
複数有する洗濯機にも適用することができ、また、トル
ク制御パターンは、湿度や温度に関係なく1個のみを記
憶するようにしても良く、さらには、ベルトのスリップ
の発生のないトルク制御パターンの予測としても様々な
手法が考えられるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得るものである。
されるものではなく、例えば二槽式洗濯機などモータを
複数有する洗濯機にも適用することができ、また、トル
ク制御パターンは、湿度や温度に関係なく1個のみを記
憶するようにしても良く、さらには、ベルトのスリップ
の発生のないトルク制御パターンの予測としても様々な
手法が考えられるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得るものである。
【0065】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の洗濯機によれば、モータの回転力をベルト伝達機構を
介して脱水槽又はパルセータに伝達するようにしたもの
にあって、ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を
検知する検知手段と、この検知手段によりベルトのスリ
ップが検知されたときには、モータのトルクを一旦低下
させ、その後元のトルクに戻すモータ制御手段とを備え
るので、ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を極
力抑制することができるという優れた実用的効果を奏す
るものである。
の洗濯機によれば、モータの回転力をベルト伝達機構を
介して脱水槽又はパルセータに伝達するようにしたもの
にあって、ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を
検知する検知手段と、この検知手段によりベルトのスリ
ップが検知されたときには、モータのトルクを一旦低下
させ、その後元のトルクに戻すモータ制御手段とを備え
るので、ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を極
力抑制することができるという優れた実用的効果を奏す
るものである。
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、脱水行程
開始時のモータの制御手順を示すフローチャート
開始時のモータの制御手順を示すフローチャート
【図2】洗濯機の全体構成を示す縦断側面図
【図3】正常時及びスリップ発生時のモータの回転数の
変化の様子を示す図
変化の様子を示す図
【図4】モータのトルク制御による回転数変化の一例を
示す図
示す図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3の実施例を示すもので、トルク変
動パターンの一例を示す図
動パターンの一例を示す図
【図7】湿度と湿度ランクとの関係を示す図
【図8】図1相当図
【図9】本発明の第4の実施例を示すもので、湿度及び
温度とランクとの関係を示す図
温度とランクとの関係を示す図
【図10】本発明の第5の実施例を示すもので、モータ
の通断電制御による回転数変化の一例を示す図
の通断電制御による回転数変化の一例を示す図
図面中、4は脱水槽、5はパルセータ、6はモータ、7
はベルト伝達機構、7cはベルト、8は駆動機構部、9
は回転センサ、24は制御装置(検知手段、モータ制御
手段)、25は湿度センサ、26は温度センサを示す。
はベルト伝達機構、7cはベルト、8は駆動機構部、9
は回転センサ、24は制御装置(検知手段、モータ制御
手段)、25は湿度センサ、26は温度センサを示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 モータの回転力をベルト伝達機構を介し
て脱水槽又はパルセータに伝達するようにしたものにお
いて、 前記ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を検知す
る検知手段と、 この検知手段によりベルトのスリップが検知されたとき
には、前記モータのトルクを一旦低下させ、その後元の
トルクに戻すモータ制御手段とを備えることを特徴とす
る洗濯機。 - 【請求項2】 モータ制御手段は、低トルクでモータの
駆動を開始させ、その後通常トルクまで上昇させるよう
に構成されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯
機。 - 【請求項3】 過去の洗濯運転時における時間経過に伴
うモータのトルク変動とスリップの発生との関係からス
リップの発生のないトルク制御パターンを予測して記憶
する手段を備え、モータ制御手段は、そのトルク制御パ
ターンに基づいて前記モータのトルク制御を実行するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の洗濯機。 - 【請求項4】 スリップの発生のないトルク制御パター
ンは、洗濯運転時の湿度又は温度のランク毎に設定され
ることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。 - 【請求項5】 モータの回転力をベルト伝達機構を介し
て脱水槽又はパルセータに伝達するようにしたものにお
いて、 前記ベルト伝達機構のベルトのスリップの発生を検知す
る検知手段と、 この検知手段によりベルトのスリップが検知されたとき
には、前記モータへの通電を一時的に遮断するモータ制
御手段とを備えることを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9071982A JPH10263272A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9071982A JPH10263272A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10263272A true JPH10263272A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13476188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9071982A Pending JPH10263272A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10263272A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010240095A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
| KR101010466B1 (ko) * | 2003-08-26 | 2011-01-21 | 엘지전자 주식회사 | 벨트 풀림 감지 기능을 갖는 건조기 및 그 제어방법 |
| JP2016011168A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア装置 |
| US11136705B2 (en) | 2019-05-15 | 2021-10-05 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Detecting mechanical decoupling in a laundry appliance |
| WO2022169135A1 (ko) * | 2021-02-08 | 2022-08-11 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 및 그 제어 방법 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9071982A patent/JPH10263272A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101010466B1 (ko) * | 2003-08-26 | 2011-01-21 | 엘지전자 주식회사 | 벨트 풀림 감지 기능을 갖는 건조기 및 그 제어방법 |
| JP2010240095A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
| JP2016011168A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア装置 |
| US11136705B2 (en) | 2019-05-15 | 2021-10-05 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Detecting mechanical decoupling in a laundry appliance |
| WO2022169135A1 (ko) * | 2021-02-08 | 2022-08-11 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 및 그 제어 방법 |
| US12546051B2 (en) | 2021-02-08 | 2026-02-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing apparatus and controlling method thereof |
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