JPH10265885A - フランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びその製造方法 - Google Patents
フランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びその製造方法Info
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- JPH10265885A JPH10265885A JP7677097A JP7677097A JPH10265885A JP H10265885 A JPH10265885 A JP H10265885A JP 7677097 A JP7677097 A JP 7677097A JP 7677097 A JP7677097 A JP 7677097A JP H10265885 A JPH10265885 A JP H10265885A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネック径を小径化した場合に生ずるフランジ
幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びその製造
方法を提供する。 【解決手段】 フランジ幅のバラツキが小さいアルミニ
ウム合金板は、Mn:0.85乃至1.5重量%、M
g:0.5乃至1.5重量%、Fe:0.3乃至0.7
重量%、Si:0.1乃至0.5重量%及びCu:0.
15乃至0.50重量%を含有し、残部がAl及び不可
避的不純物からなる。上述の組成を有するアルミニウム
合金鋳塊を590乃至630℃の温度で均質化処理した
後冷却し、450乃至550℃の開始温度及び300乃
至350℃の終了温度で熱間圧延する。次に、この熱間
圧延板を400乃至600℃の温度に加熱し、10分間
以下保持した後冷却する連続焼鈍を行う。その後、焼鈍
後の熱間圧延板に対し、83乃至84.5%の圧延率で
冷間圧延を行うこと。
幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びその製造
方法を提供する。 【解決手段】 フランジ幅のバラツキが小さいアルミニ
ウム合金板は、Mn:0.85乃至1.5重量%、M
g:0.5乃至1.5重量%、Fe:0.3乃至0.7
重量%、Si:0.1乃至0.5重量%及びCu:0.
15乃至0.50重量%を含有し、残部がAl及び不可
避的不純物からなる。上述の組成を有するアルミニウム
合金鋳塊を590乃至630℃の温度で均質化処理した
後冷却し、450乃至550℃の開始温度及び300乃
至350℃の終了温度で熱間圧延する。次に、この熱間
圧延板を400乃至600℃の温度に加熱し、10分間
以下保持した後冷却する連続焼鈍を行う。その後、焼鈍
後の熱間圧延板に対し、83乃至84.5%の圧延率で
冷間圧延を行うこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料缶などに用い
られる2ピース缶の缶胴体に使用されるアルミニウム合
金板及びその製造方法に関し、特に、キャンエンドの材
料コスト低減のためにネック径を小径化した場合にもフ
ランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びそ
の製造方法に関する。
られる2ピース缶の缶胴体に使用されるアルミニウム合
金板及びその製造方法に関し、特に、キャンエンドの材
料コスト低減のためにネック径を小径化した場合にもフ
ランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、JIS3004合金は強度を
上げるために高圧延率で冷間圧延しても良好な成形性を
有しているため、アルミニウム缶の缶胴体としてJIS
3004合金硬質板が広く使用されている。
上げるために高圧延率で冷間圧延しても良好な成形性を
有しているため、アルミニウム缶の缶胴体としてJIS
3004合金硬質板が広く使用されている。
【0003】JIS3004合金は熱間圧延した後、焼
鈍を施し若しくは施さずに冷間加工を行って製品板厚に
するか(特開平3−90549)、又は熱間圧延後、冷
間圧延し、更に中間焼鈍(CAL)した後に最終の冷間
圧延を行う(特公昭61−7465)ことにより製造さ
れる。素材の耳率は均質化処理、熱間圧延及び焼鈍後の
耳率並びに冷間圧延の圧延率によって決まる。一般的に
は、必要な強度を得るために、冷間圧延の圧延率を40
%以上とし、缶胴体の素材耳率が大きくなると、絞りカ
ップの搬送不具合及びトリミングによる歩留低下等の問
題が発生してしまうため、耳率は4%以下としている。
鈍を施し若しくは施さずに冷間加工を行って製品板厚に
するか(特開平3−90549)、又は熱間圧延後、冷
間圧延し、更に中間焼鈍(CAL)した後に最終の冷間
圧延を行う(特公昭61−7465)ことにより製造さ
れる。素材の耳率は均質化処理、熱間圧延及び焼鈍後の
耳率並びに冷間圧延の圧延率によって決まる。一般的に
は、必要な強度を得るために、冷間圧延の圧延率を40
%以上とし、缶胴体の素材耳率が大きくなると、絞りカ
ップの搬送不具合及びトリミングによる歩留低下等の問
題が発生してしまうため、耳率は4%以下としている。
【0004】また、缶胴体はDI加工後、トリミングさ
れ、洗浄、表面処理、塗装及び焼き付けを経て、ネッキ
ング加工及びフランジング加工が施される。内容物は、
フランジング加工された缶胴体に注入され、別途製造さ
れたキャンエンドを缶胴体の開口部に巻締めることによ
り密封される。
れ、洗浄、表面処理、塗装及び焼き付けを経て、ネッキ
ング加工及びフランジング加工が施される。内容物は、
フランジング加工された缶胴体に注入され、別途製造さ
れたキャンエンドを缶胴体の開口部に巻締めることによ
り密封される。
【0005】近年では、キャンエンドの材料コスト削減
を目的として、キャンエンドの小径化が促進されてい
る。211径の缶胴体の場合、エンド径は主流である2
06径から204又は204径に小径化され、これに伴
いネック径に関しても小径化が推進されている。
を目的として、キャンエンドの小径化が促進されてい
る。211径の缶胴体の場合、エンド径は主流である2
06径から204又は204径に小径化され、これに伴
いネック径に関しても小径化が推進されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネック
の小径化によりネッキング加工及びフランジング加工後
のフランジ幅のバラツキが発生し、キャンエンドとの巻
締め時に巻締め量の不足が発生するという問題点があ
る。また、フランジ幅のバラツキは、素材径と最終深絞
り径との比が高いほど、また缶胴径とネック径との比が
高くなるほど発生し易くなり、前者が2.1以上及び後
者が1.2以上のときにフランジ幅のバラツキが大きく
なり、巻締めに問題が生じる。
の小径化によりネッキング加工及びフランジング加工後
のフランジ幅のバラツキが発生し、キャンエンドとの巻
締め時に巻締め量の不足が発生するという問題点があ
る。また、フランジ幅のバラツキは、素材径と最終深絞
り径との比が高いほど、また缶胴径とネック径との比が
高くなるほど発生し易くなり、前者が2.1以上及び後
者が1.2以上のときにフランジ幅のバラツキが大きく
なり、巻締めに問題が生じる。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、ネック径を小径化した場合に生じやすいフ
ランジ幅のバラツキを低減することができるアルミニウ
ム合金板及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
のであって、ネック径を小径化した場合に生じやすいフ
ランジ幅のバラツキを低減することができるアルミニウ
ム合金板及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフランジ幅
のバラツキが小さいアルミニウム合金板は、Mn:0.
85乃至1.5重量%、Mg:0.5乃至1.5重量
%、Fe:0.3乃至0.7重量%、Si:0.1乃至
0.5重量%及びCu:0.15乃至0.50重量%を
含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる組成を
有し、一次絞りカップの絞り比1.67にて測定した4
5°方向の耳率が0.5乃至1.5%であることを特徴と
する。
のバラツキが小さいアルミニウム合金板は、Mn:0.
85乃至1.5重量%、Mg:0.5乃至1.5重量
%、Fe:0.3乃至0.7重量%、Si:0.1乃至
0.5重量%及びCu:0.15乃至0.50重量%を
含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる組成を
有し、一次絞りカップの絞り比1.67にて測定した4
5°方向の耳率が0.5乃至1.5%であることを特徴と
する。
【0009】本発明に係るフランジ幅のバラツキが小さ
いアルミニウム合金板の製造方法は、Mn:0.85乃
至1.5重量%、Mg:0.5乃至1.5重量%、F
e:0.3乃至0.7重量%、Si:0.1乃至0.5
重量%及びCu:0.15乃至0.50重量%を含有
し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウ
ム合金鋳塊を590乃至630℃の温度で均質化処理し
冷却を行う熱処理工程と、前記熱処理工程後の鋳塊を、
450乃至550℃の開始温度及び300乃至350℃
の終了温度で熱間圧延する熱間圧延工程と、前記熱間圧
延工程後の圧延板を、83乃至84.5%の圧延率で冷
間圧延する冷間圧延工程とを有することを特徴とする。
いアルミニウム合金板の製造方法は、Mn:0.85乃
至1.5重量%、Mg:0.5乃至1.5重量%、F
e:0.3乃至0.7重量%、Si:0.1乃至0.5
重量%及びCu:0.15乃至0.50重量%を含有
し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウ
ム合金鋳塊を590乃至630℃の温度で均質化処理し
冷却を行う熱処理工程と、前記熱処理工程後の鋳塊を、
450乃至550℃の開始温度及び300乃至350℃
の終了温度で熱間圧延する熱間圧延工程と、前記熱間圧
延工程後の圧延板を、83乃至84.5%の圧延率で冷
間圧延する冷間圧延工程とを有することを特徴とする。
【0010】この場合に、前記熱間圧延工程後の圧延板
を、400乃至600℃の温度に加熱し、この温度を1
0分間以下保持した後、冷却する連続焼鈍工程を有する
ことが好ましい。
を、400乃至600℃の温度に加熱し、この温度を1
0分間以下保持した後、冷却する連続焼鈍工程を有する
ことが好ましい。
【0011】更に、1次絞りカップの絞り比を1.67
として、45°方向の耳発生で、その耳率が0.5乃至
1.5%であることが好ましい。
として、45°方向の耳発生で、その耳率が0.5乃至
1.5%であることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本願発明者等が前記課題を解決す
べく、実験研究を重ねた結果、アルミニウム合金板の組
成を規定すると共に、均質化処理、熱間圧延、連続焼鈍
及び冷間圧延の各条件を所定範囲内に管理すること並び
に冷間圧延後の素材の耳率を所定範囲内に規定すること
により、フランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合
金板を得ることができることを見い出した。
べく、実験研究を重ねた結果、アルミニウム合金板の組
成を規定すると共に、均質化処理、熱間圧延、連続焼鈍
及び冷間圧延の各条件を所定範囲内に管理すること並び
に冷間圧延後の素材の耳率を所定範囲内に規定すること
により、フランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合
金板を得ることができることを見い出した。
【0013】以下、本発明に係るアルミニウム合金板の
成分添加理由及び組成限定理由について説明する。アル
ミニウム合金中の成分は、強度を高めると共に、耳率及
び成形性を制御するために添加する。
成分添加理由及び組成限定理由について説明する。アル
ミニウム合金中の成分は、強度を高めると共に、耳率及
び成形性を制御するために添加する。
【0014】Mn:0.85乃至1.15重量% Mnはアルミニウム合金板の強度上昇に寄与すると共
に、化合物であるAl−Mn−Fe−Si(α相)を適
正に分布させる作用があり、このため、しごき加工性の
向上に有効な成分である。アルミニウム合金中のMn含
有量が0.85重量%未満では、いずれの効果も少なく
なってしまう。一方、Mn含有量が1.15重量%を超
えると、MnAl6の初晶巨大金属化合物が晶出し、成
形性が低下する。従って、アルミニウム合金中のMn含
有量は0.85乃至1.15重量%とする。
に、化合物であるAl−Mn−Fe−Si(α相)を適
正に分布させる作用があり、このため、しごき加工性の
向上に有効な成分である。アルミニウム合金中のMn含
有量が0.85重量%未満では、いずれの効果も少なく
なってしまう。一方、Mn含有量が1.15重量%を超
えると、MnAl6の初晶巨大金属化合物が晶出し、成
形性が低下する。従って、アルミニウム合金中のMn含
有量は0.85乃至1.15重量%とする。
【0015】Mg:0.5乃至1.5重量% Mgは単独で固溶強化によるアルミニウム合金板の強度
上昇に有効であると共に、アルミニウム合金板を連続焼
鈍した場合に、Cuとの組み合わせによりAl−Cu−
Mgを析出させる。このため、Mgは製缶時のベーキン
グによる軟化防止に有効な成分である。アルミニウム合
金中のMg含有量が0.5重量%未満では、いずれの効
果も得られない。一方、Mg含有量が1.5重量%を超
えると、加工硬化が大きくなり、成形性が低下する。従
って、アルミニウム合金中のMg含有量は0.5乃至
1.5重量%とする。
上昇に有効であると共に、アルミニウム合金板を連続焼
鈍した場合に、Cuとの組み合わせによりAl−Cu−
Mgを析出させる。このため、Mgは製缶時のベーキン
グによる軟化防止に有効な成分である。アルミニウム合
金中のMg含有量が0.5重量%未満では、いずれの効
果も得られない。一方、Mg含有量が1.5重量%を超
えると、加工硬化が大きくなり、成形性が低下する。従
って、アルミニウム合金中のMg含有量は0.5乃至
1.5重量%とする。
【0016】Fe:0.3乃至0.7重量% Feは結晶粒の微細化を促進し、化合物(α相)を適正
に分布させる作用を有する。このため、Feの添加によ
る成形性の向上に有効である。アルミニウム合金中のF
e含有率が0.3重量%未満ではこの効果を得にくい。
一方、Fe含有量が0.7重量%を超えると、化合物の
粗大化により成形性が低下する。従って、アルミニウム
合金中のFe含有量は0.3乃至0.7重量%とする。
に分布させる作用を有する。このため、Feの添加によ
る成形性の向上に有効である。アルミニウム合金中のF
e含有率が0.3重量%未満ではこの効果を得にくい。
一方、Fe含有量が0.7重量%を超えると、化合物の
粗大化により成形性が低下する。従って、アルミニウム
合金中のFe含有量は0.3乃至0.7重量%とする。
【0017】Si:0.1乃至0.5重量% Siは化合物であるα相を形成して、成形性を向上させ
る元素である。アルミニウム合金中のSi含有量が、
0.1重量%未満ではこの効果が少ない。一方、Si含
有量が0.5重量%を超える場合には、Mg2Siによ
る強度上昇が大きくなり、成形性が低下してしまう。従
って、アルミニウム合金中のSi含有量は0.1乃至
0.5重量%とする。
る元素である。アルミニウム合金中のSi含有量が、
0.1重量%未満ではこの効果が少ない。一方、Si含
有量が0.5重量%を超える場合には、Mg2Siによ
る強度上昇が大きくなり、成形性が低下してしまう。従
って、アルミニウム合金中のSi含有量は0.1乃至
0.5重量%とする。
【0018】Cu:0.15乃至0.5重量% Cuはアルミニウム合金板の強度上昇に有効であると共
に、アルミニウム合金を連続焼鈍した場合に、Mgとの
組み合わせによりAl−Cu−Mgを析出させる。これ
により、Cuの添加は製缶時のベーキングによるアルミ
ニウム合金の軟化防止に有効である。アルミニウム合金
中のCu含有量が0.15重量%未満ではこれらの効果
が得られない。一方、Cu含有量が0.5重量%を超え
ると、強度上昇が大きく、成形性を低下させてしまう。
従って、アルミニウム合金中のCu含有量は0.15乃
至0.5重量%とする。
に、アルミニウム合金を連続焼鈍した場合に、Mgとの
組み合わせによりAl−Cu−Mgを析出させる。これ
により、Cuの添加は製缶時のベーキングによるアルミ
ニウム合金の軟化防止に有効である。アルミニウム合金
中のCu含有量が0.15重量%未満ではこれらの効果
が得られない。一方、Cu含有量が0.5重量%を超え
ると、強度上昇が大きく、成形性を低下させてしまう。
従って、アルミニウム合金中のCu含有量は0.15乃
至0.5重量%とする。
【0019】次に、上記組成のアルミニウム合金板の製
造方法について説明する。本発明においては、上述の組
成を有するアルミニウム合金鋳塊に均質化処理を行い、
更に熱間圧延及び冷間圧延を施して最終製品であるアル
ミニウム合金板を得る。なお、必要に応じて、熱間圧延
後に連続焼鈍を行う。以下に、各熱処理及び圧延におけ
る数値限定理由について説明する。
造方法について説明する。本発明においては、上述の組
成を有するアルミニウム合金鋳塊に均質化処理を行い、
更に熱間圧延及び冷間圧延を施して最終製品であるアル
ミニウム合金板を得る。なお、必要に応じて、熱間圧延
後に連続焼鈍を行う。以下に、各熱処理及び圧延におけ
る数値限定理由について説明する。
【0020】均質化処理の温度:590乃至630℃ 本発明においては、先ず鋳塊に均質化処理を施すことに
より、Al−Fe−Mn晶出物からAl−Fe−Mn−
Si系化合物(α相)への変態を促進し、しごき加工性
を向上させ、鋳塊中のフランジ幅のバラツキを減少させ
ることができる。均質化処理の温度が590℃未満で
は、析出物の大きさが十分でないため、析出物が再結晶
形成の核になりにくい。一方、均質化処理の温度が63
0℃を超えると、炉内でバーニングを起こす虞がある。
従って、均質化処理の温度は590乃至630℃とす
る。なお、十分な均質化処理効果を得るために、前記温
度への保持時間は2時間以上が好ましい。
より、Al−Fe−Mn晶出物からAl−Fe−Mn−
Si系化合物(α相)への変態を促進し、しごき加工性
を向上させ、鋳塊中のフランジ幅のバラツキを減少させ
ることができる。均質化処理の温度が590℃未満で
は、析出物の大きさが十分でないため、析出物が再結晶
形成の核になりにくい。一方、均質化処理の温度が63
0℃を超えると、炉内でバーニングを起こす虞がある。
従って、均質化処理の温度は590乃至630℃とす
る。なお、十分な均質化処理効果を得るために、前記温
度への保持時間は2時間以上が好ましい。
【0021】熱間圧延の開始温度:450乃至550℃ 熱間圧延の開始温度を低温にすることにより、熱間圧延
時に再結晶の駆動力となる歪みをアルミニウム合金中に
積極的に導入し、結晶粒を微細化することができる。熱
間圧延の開始温度が550℃を超えるとその効果は少な
い。一方、熱間圧延の開始温度を450℃未満とする
と、粗圧延のパス数が増加し、生産性が劣化する。従っ
て、熱間圧延開始温度は450乃至550℃とする。
時に再結晶の駆動力となる歪みをアルミニウム合金中に
積極的に導入し、結晶粒を微細化することができる。熱
間圧延の開始温度が550℃を超えるとその効果は少な
い。一方、熱間圧延の開始温度を450℃未満とする
と、粗圧延のパス数が増加し、生産性が劣化する。従っ
て、熱間圧延開始温度は450乃至550℃とする。
【0022】熱間圧延の終了温度:300乃至350℃ 熱間圧延の終了温度を300℃未満とすると、熱間圧延
板全体を再結晶化することができない。一方、熱間圧延
の終了温度が350℃を超えると、熱間圧延板の結晶粒
が粗大化してしまう。従って、熱間圧延の終了温度は3
00乃至350℃とする。
板全体を再結晶化することができない。一方、熱間圧延
の終了温度が350℃を超えると、熱間圧延板の結晶粒
が粗大化してしまう。従って、熱間圧延の終了温度は3
00乃至350℃とする。
【0023】なお、熱間圧延の最終板厚は特に限定され
るものではないが、熱間圧延の最終板厚が2.5mmを
超えると、この厚いアルミニウム合金を冷間圧延して所
定の製品板厚にするために、冷間圧延における圧延率が
高くなる。一方、熱間圧延の最終板厚を1.8mm未満
とすると、冷間圧延における圧延率が低くなりすぎ、所
望の強度が得られにくい。従って、熱間圧延の最終板厚
は1.8乃至2.5mmであることが好ましい。
るものではないが、熱間圧延の最終板厚が2.5mmを
超えると、この厚いアルミニウム合金を冷間圧延して所
定の製品板厚にするために、冷間圧延における圧延率が
高くなる。一方、熱間圧延の最終板厚を1.8mm未満
とすると、冷間圧延における圧延率が低くなりすぎ、所
望の強度が得られにくい。従って、熱間圧延の最終板厚
は1.8乃至2.5mmであることが好ましい。
【0024】連続焼鈍の加熱温度:400乃至600℃ Cu及びMgの固容量をコントロールして、適度な強度
及び成形性を得るために、熱間圧延後に連続焼鈍(CA
L)を行う場合がある。連続焼鈍の加熱温度を400℃
未満とすると、Cu及びMgの固溶量が少なく、製缶時
のベーキング強度を得ることができない。一方、加熱温
度が600℃を超えると、Cu及びMgの固溶量が多く
なり、成形性の低下につながる。従って、連続焼鈍の加
熱温度は400乃至600℃とする。
及び成形性を得るために、熱間圧延後に連続焼鈍(CA
L)を行う場合がある。連続焼鈍の加熱温度を400℃
未満とすると、Cu及びMgの固溶量が少なく、製缶時
のベーキング強度を得ることができない。一方、加熱温
度が600℃を超えると、Cu及びMgの固溶量が多く
なり、成形性の低下につながる。従って、連続焼鈍の加
熱温度は400乃至600℃とする。
【0025】なお、400℃以上に加熱すると、表面酸
化が著しく進行するため、連続焼鈍温度における保持時
間は10分間以下とする。
化が著しく進行するため、連続焼鈍温度における保持時
間は10分間以下とする。
【0026】なお、連続焼鈍の加速速度及び冷却速度は
特に限定されるものではないが、連続焼鈍の加熱速度及
び冷却速度が100℃/分未満であると、Cu及びMg
の固溶量の低下を招き、製品強度が低下することがあ
る。従って、連続焼鈍の加熱速度及び冷却速度は100
℃/分以上であることが好ましい。
特に限定されるものではないが、連続焼鈍の加熱速度及
び冷却速度が100℃/分未満であると、Cu及びMg
の固溶量の低下を招き、製品強度が低下することがあ
る。従って、連続焼鈍の加熱速度及び冷却速度は100
℃/分以上であることが好ましい。
【0027】冷間圧延の圧延率:83乃至84.5% 熱間圧延板は必要に応じて連続焼鈍された後、冷間圧延
を施されて製品となる。この冷間圧延の圧延率は本発明
の目的を達成する上で重要な要素である。即ち、冷間圧
延率が冷間圧延後の素材の耳率に大きく影響し、この素
材の耳率がフランジ幅のバラツキと相関関係を有する。
を施されて製品となる。この冷間圧延の圧延率は本発明
の目的を達成する上で重要な要素である。即ち、冷間圧
延率が冷間圧延後の素材の耳率に大きく影響し、この素
材の耳率がフランジ幅のバラツキと相関関係を有する。
【0028】図1は横軸に素材板の耳率(%)をとり、
縦軸にフランジ幅のバラツキ(mm)をとって両者の関
係を示すグラフ図である。なお、素材板の耳率は一次絞
りカップの絞り比1.67にて測定した値である。ま
た、フランジ幅のバラツキは、総絞り比が2.2で、ネ
ック絞り比が1.26であるネッキング加工及びフラン
ジング加工した後、フランジ幅を全周にわたって測定し
たときの最大幅と最小幅との差である。図1に示すよう
に、フランジ幅のバラツキは素材板の耳率と相関関係が
あり、耳率が高くなるにつれフランジ幅のバラツキが大
きくなることが判明した。そして、図1からわかるよう
に、即ち、素材板の耳率を1.5%以下に規制すること
により、フランジ幅のバラツキを0.1mm以下に抑え
ることができる。本発明はこのような知見を得て完成さ
れたものであり、耳率を0.5乃至1.5%に規定す
る。耳率が1.5%を超えると、前述の如く、フランジ
幅のバラツキが大きくなる。一方、耳率が0.5%より
も低いと、圧延方向に対し0又は180°の耳が発生す
る。このため、耳率は0.5乃至1.5%にする。
縦軸にフランジ幅のバラツキ(mm)をとって両者の関
係を示すグラフ図である。なお、素材板の耳率は一次絞
りカップの絞り比1.67にて測定した値である。ま
た、フランジ幅のバラツキは、総絞り比が2.2で、ネ
ック絞り比が1.26であるネッキング加工及びフラン
ジング加工した後、フランジ幅を全周にわたって測定し
たときの最大幅と最小幅との差である。図1に示すよう
に、フランジ幅のバラツキは素材板の耳率と相関関係が
あり、耳率が高くなるにつれフランジ幅のバラツキが大
きくなることが判明した。そして、図1からわかるよう
に、即ち、素材板の耳率を1.5%以下に規制すること
により、フランジ幅のバラツキを0.1mm以下に抑え
ることができる。本発明はこのような知見を得て完成さ
れたものであり、耳率を0.5乃至1.5%に規定す
る。耳率が1.5%を超えると、前述の如く、フランジ
幅のバラツキが大きくなる。一方、耳率が0.5%より
も低いと、圧延方向に対し0又は180°の耳が発生す
る。このため、耳率は0.5乃至1.5%にする。
【0029】また、前述の如く、素材板の耳率は、冷間
圧延の圧延率に大きく影響されるため、耳率の範囲を前
述の範囲に規制するため、圧延率を83乃至84.5%
に規定する。
圧延の圧延率に大きく影響されるため、耳率の範囲を前
述の範囲に規制するため、圧延率を83乃至84.5%
に規定する。
【0030】圧延率が84.5%を超えると、耳率が
1.5%よりも高くなり、フランジ幅のバラツキが大き
くなる。一方、冷間圧延の圧延率を83%未満とする
と、DI缶として必要な缶底強度を得られず、また耳率
が0.5%よりも低くなるため、圧延方向に対して0又
は180°の耳が発生し、カップの搬送不具合及びDI
加工において耳切れなどの問題が生じる。従って、冷間
圧延の圧延率は83乃至84.5%とする。
1.5%よりも高くなり、フランジ幅のバラツキが大き
くなる。一方、冷間圧延の圧延率を83%未満とする
と、DI缶として必要な缶底強度を得られず、また耳率
が0.5%よりも低くなるため、圧延方向に対して0又
は180°の耳が発生し、カップの搬送不具合及びDI
加工において耳切れなどの問題が生じる。従って、冷間
圧延の圧延率は83乃至84.5%とする。
【0031】なお、DI成形性には引っ張り強度と耐力
の比が1.05以上及び伸び率が5%以上必要であるた
め、冷間圧延の終了温度は130℃以上であることが好
ましい。
の比が1.05以上及び伸び率が5%以上必要であるた
め、冷間圧延の終了温度は130℃以上であることが好
ましい。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について、その特許請
求の範囲から外れる比較例と比較して説明する。
求の範囲から外れる比較例と比較して説明する。
【0033】先ず、下記表1に示す化学組成のアルミニ
ウム合金を鋳造した。
ウム合金を鋳造した。
【0034】
【表1】
【0035】次に、下記表2に示す条件により、均質化
処理、熱間圧延、焼鈍及び冷間圧延を施して、アルミニ
ウム合金板を製造した。
処理、熱間圧延、焼鈍及び冷間圧延を施して、アルミニ
ウム合金板を製造した。
【0036】
【表2】
【0037】次に、各実施例及び比較例のアルミニウム
合金板について、総絞り比を2.2として211径の缶
胴体をもつDI缶を製造するDI加工、トリミング、洗
浄、ベーキング及びネック径を202径までネッキング
加工した後、フランジング加工を施した。次いで、各実
施例及び比較例のアルミニウム合金板の耳率並びにフラ
ンジング加工後のフランジ幅のバラツキを測定した。な
お、フランジ幅のバラツキの測定においては、フランジ
幅を全周にわたって測定し最大値と最小値の差をフラン
ジ幅のバラツキとした。これらの評価結果を表3に示
す。
合金板について、総絞り比を2.2として211径の缶
胴体をもつDI缶を製造するDI加工、トリミング、洗
浄、ベーキング及びネック径を202径までネッキング
加工した後、フランジング加工を施した。次いで、各実
施例及び比較例のアルミニウム合金板の耳率並びにフラ
ンジング加工後のフランジ幅のバラツキを測定した。な
お、フランジ幅のバラツキの測定においては、フランジ
幅を全周にわたって測定し最大値と最小値の差をフラン
ジ幅のバラツキとした。これらの評価結果を表3に示
す。
【0038】
【表3】
【0039】上記表3に示すように、実施例1乃至3に
おいては、均質化処理、熱間圧延、焼鈍及び冷間圧延の
条件が本発明で規定した範囲内であったため、素材の耳
率はどちらも適正な範囲となり、フランジ幅のバラツキ
も小さくすることができた。
おいては、均質化処理、熱間圧延、焼鈍及び冷間圧延の
条件が本発明で規定した範囲内であったため、素材の耳
率はどちらも適正な範囲となり、フランジ幅のバラツキ
も小さくすることができた。
【0040】比較例4においては、均質化処理の温度が
本発明範囲の下限未満であるので、均質化処理時に細か
い析出物が多数発生し、熱間圧延後の再結晶の成長を阻
害し、冷間圧延後の耳率が高くなり、フランジ幅のバラ
ツキが大きくなり、巻締め時に不具合が生じた。比較例
5では、均質化処理の温度が本発明範囲の上限を超えた
ため、スラブがバーにングを起こし熱間圧延以降の工程
が実行不可能となった。このため、耳率等の測定も行え
なかった。
本発明範囲の下限未満であるので、均質化処理時に細か
い析出物が多数発生し、熱間圧延後の再結晶の成長を阻
害し、冷間圧延後の耳率が高くなり、フランジ幅のバラ
ツキが大きくなり、巻締め時に不具合が生じた。比較例
5では、均質化処理の温度が本発明範囲の上限を超えた
ため、スラブがバーにングを起こし熱間圧延以降の工程
が実行不可能となった。このため、耳率等の測定も行え
なかった。
【0041】比較例6においては、熱間圧延の開始温度
が本発明の下限未満であるので、熱間圧延中に歪みが多
く導入され圧延集合組織が残ったので、冷間圧延後の耳
率が高くなった。このため、フランジ幅のバラツキが大
きく、巻締め時に不具合が生じた。一方、比較例7で
は、熱間圧延の開始温度が本発明の上限を超えているの
で、熱間圧延終了温度が下がらず再結晶が発達した。こ
のため、冷間圧延後にマイナス耳が発生し、DI加工時
に胴切れが生じた。
が本発明の下限未満であるので、熱間圧延中に歪みが多
く導入され圧延集合組織が残ったので、冷間圧延後の耳
率が高くなった。このため、フランジ幅のバラツキが大
きく、巻締め時に不具合が生じた。一方、比較例7で
は、熱間圧延の開始温度が本発明の上限を超えているの
で、熱間圧延終了温度が下がらず再結晶が発達した。こ
のため、冷間圧延後にマイナス耳が発生し、DI加工時
に胴切れが生じた。
【0042】比較例8においては、熱間圧延の終了温度
が本発明範囲の下限未満であるので、ホットコイルでの
再結晶が十分起こらず、その後の焼鈍によっても未再結
晶が残るため、冷間圧延後の耳率が高くなり、フランジ
幅のバラツキが大きくなり、巻締め加工を行うことが不
可能となった。一方、比較例9では、熱間圧延の終了温
度が本発明の上限を超えているので、再結晶粒が粗大に
なり、冷間圧延後にマイナス耳が発生し、DI加工時に
胴切れが発生した。
が本発明範囲の下限未満であるので、ホットコイルでの
再結晶が十分起こらず、その後の焼鈍によっても未再結
晶が残るため、冷間圧延後の耳率が高くなり、フランジ
幅のバラツキが大きくなり、巻締め加工を行うことが不
可能となった。一方、比較例9では、熱間圧延の終了温
度が本発明の上限を超えているので、再結晶粒が粗大に
なり、冷間圧延後にマイナス耳が発生し、DI加工時に
胴切れが発生した。
【0043】比較例10においては、焼鈍の温度が本発
明範囲の下限未満であるので、再結晶が十分には進行せ
ず、圧延集合組織が残り、冷間圧延後の耳率が高くな
り、フランジ幅のバラツキが大きくなり、巻締め時に不
具合が生じた。一方、比較例11では、焼鈍の温度が本
発明の上限を超えているので、焼鈍時に再結晶が粗大化
し、冷間圧延後にマイナス耳が発生してDI加工時に胴
切れが生じた。
明範囲の下限未満であるので、再結晶が十分には進行せ
ず、圧延集合組織が残り、冷間圧延後の耳率が高くな
り、フランジ幅のバラツキが大きくなり、巻締め時に不
具合が生じた。一方、比較例11では、焼鈍の温度が本
発明の上限を超えているので、焼鈍時に再結晶が粗大化
し、冷間圧延後にマイナス耳が発生してDI加工時に胴
切れが生じた。
【0044】比較例12においては、冷間圧延の圧延率
が本発明範囲の下限未満であるので、耳率が低くなり0
及び180°の方向に耳が発生し、DI加工時に耳切れ
による胴切れが発生した。一方、比較例13では、冷間
圧延の圧延率が本発明範囲の上限を超えているので、耳
率が高くなり、フランジ幅のバラツキも大きくなり、巻
締め時に巻締め量が少ない部分が発生した。
が本発明範囲の下限未満であるので、耳率が低くなり0
及び180°の方向に耳が発生し、DI加工時に耳切れ
による胴切れが発生した。一方、比較例13では、冷間
圧延の圧延率が本発明範囲の上限を超えているので、耳
率が高くなり、フランジ幅のバラツキも大きくなり、巻
締め時に巻締め量が少ない部分が発生した。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
アルミニウム合金板の化学組成を適切なものに規定する
と共に、均質化処理、熱間圧延、焼鈍及び冷間圧延の条
件を規定しているので、素材板の耳率を適正な範囲にコ
ントロールすることができ、DI缶の総絞り比が高く、
ネック絞りの比が大きい場合にもフランジ幅のバラツキ
が小さいアルミニウム合金板を得ることができる。
アルミニウム合金板の化学組成を適切なものに規定する
と共に、均質化処理、熱間圧延、焼鈍及び冷間圧延の条
件を規定しているので、素材板の耳率を適正な範囲にコ
ントロールすることができ、DI缶の総絞り比が高く、
ネック絞りの比が大きい場合にもフランジ幅のバラツキ
が小さいアルミニウム合金板を得ることができる。
【図1】素材板の耳率と、フランジ幅のバラツキとの関
係を示すグラフ図である。
係を示すグラフ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C22F 1/00 682 C22F 1/00 682 683 683 685 685Z 691 691B 694 694B 694A
Claims (4)
- 【請求項1】 Mn:0.85乃至1.5重量%、M
g:0.5乃至1.5重量%、Fe:0.3乃至0.7
重量%、Si:0.1乃至0.5重量%及びCu:0.
15乃至0.50重量%を含有し、残部がAl及び不可
避的不純物からなる組成を有し、一次絞りカップの絞り
比1.67にて測定した45°方向の耳率が0.5乃至
1.5%であることを特徴とするフランジ幅のバラツキ
が小さいアルミニウム合金板。 - 【請求項2】 Mn:0.85乃至1.5重量%、M
g:0.5乃至1.5重量%、Fe:0.3乃至0.7
重量%、Si:0.1乃至0.5重量%及びCu:0.
15乃至0.50重量%を含有し、残部がAl及び不可
避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を590乃至
630℃の温度で均質化処理し冷却を行う熱処理工程
と、前記熱処理工程後の鋳塊を、450乃至550℃の
開始温度及び300乃至350℃の終了温度で熱間圧延
する熱間圧延工程と、前記熱間圧延工程後の圧延板を、
83乃至84.5%の圧延率で冷間圧延する冷間圧延工
程とを有することを特徴とするフランジ幅のバラツキが
小さいアルミニウム合金板の製造方法。 - 【請求項3】 前記熱間圧延工程後の圧延板を、400
乃至600℃の温度に加熱し、この温度を10分間以下
保持した後、冷却する連続焼鈍工程を有することを特徴
とする請求項2に記載のフランジ幅のバラツキが小さい
アルミニウム合金板の製造方法。 - 【請求項4】 1次絞りカップの絞り比1.67にて測
定した45°方向の耳率が0.5乃至1.5%であるこ
とを特徴とする請求項2又は3に記載のフランジ幅のバ
ラツキが小さいアルミニウム合金板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7677097A JPH10265885A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | フランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7677097A JPH10265885A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | フランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10265885A true JPH10265885A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13614835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7677097A Pending JPH10265885A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | フランジ幅のバラツキが小さいアルミニウム合金板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10265885A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009001858A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板 |
| JP2013522069A (ja) * | 2010-03-12 | 2013-06-13 | サントル ナショナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィク | 金属集成体の製造方法 |
| CN121380638A (zh) * | 2025-12-25 | 2026-01-23 | 洛阳三五电缆集团有限公司 | 一种钢芯高导电率铝绞线及其制备方法 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7677097A patent/JPH10265885A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009001858A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板 |
| JP2013522069A (ja) * | 2010-03-12 | 2013-06-13 | サントル ナショナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィク | 金属集成体の製造方法 |
| CN121380638A (zh) * | 2025-12-25 | 2026-01-23 | 洛阳三五电缆集团有限公司 | 一种钢芯高导电率铝绞线及其制备方法 |
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