JPH10266464A - ねじ鉄筋用連結装置 - Google Patents
ねじ鉄筋用連結装置Info
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- JPH10266464A JPH10266464A JP8607397A JP8607397A JPH10266464A JP H10266464 A JPH10266464 A JP H10266464A JP 8607397 A JP8607397 A JP 8607397A JP 8607397 A JP8607397 A JP 8607397A JP H10266464 A JPH10266464 A JP H10266464A
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- Japan
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- cap
- joint
- screw
- grout material
- inspection hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ねじ鉄筋にマーキングを施さずに、ねじ鉄筋
の継手への螺合深さを確認できる連結装置を提供する。 【解決手段】 接続すべき一対のねじ鉄筋1の端部が筒
状の継手10に螺合される。この継手10の周壁の長手
方向中央部には、検査孔12と注入孔(図示しない)が
形成されている。検査孔12は、長手方向に延びてい
る。注入孔は検査孔12から周方向に離れている。グラ
ウト材の注入に先立って、この検査孔12からねじ鉄筋
1の先端1aが見えれば、ねじ鉄筋1が必要螺合深さで
螺合されていることになる。検査孔12に透明,弾性樹
脂材料からなるキャップ20がはめ込まれた状態で、注
入孔からグラウト材が注入される。
の継手への螺合深さを確認できる連結装置を提供する。 【解決手段】 接続すべき一対のねじ鉄筋1の端部が筒
状の継手10に螺合される。この継手10の周壁の長手
方向中央部には、検査孔12と注入孔(図示しない)が
形成されている。検査孔12は、長手方向に延びてい
る。注入孔は検査孔12から周方向に離れている。グラ
ウト材の注入に先立って、この検査孔12からねじ鉄筋
1の先端1aが見えれば、ねじ鉄筋1が必要螺合深さで
螺合されていることになる。検査孔12に透明,弾性樹
脂材料からなるキャップ20がはめ込まれた状態で、注
入孔からグラウト材が注入される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継手にグラウト材
を注入することで連結強度を確保するねじ鉄筋用連結装
置に関する。
を注入することで連結強度を確保するねじ鉄筋用連結装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、ねじ鉄筋用連結装置
では、連結すべき一対のねじ鉄筋1の端部を筒状の継手
2に螺合した後、継手2の内部にグラウト材(図示しな
い)を注入し、これにより連結強度を確保するようにな
っている。詳述すると、最初に図8(A)に示すように
継手2を一方のねじ鉄筋1に螺合させておき、相手方の
ねじ鉄筋1を同一直線上において突き合わせるか近接さ
せた後、図8(B)に示すように継手2を回してその約
半分を相手方のねじ鉄筋1に螺合させる。この状態で、
継手2の中央に形成された注入孔3からグラウト材を注
入する。そして、このグラウト材の硬化をもってねじ鉄
筋1の連結作業を終了する。
では、連結すべき一対のねじ鉄筋1の端部を筒状の継手
2に螺合した後、継手2の内部にグラウト材(図示しな
い)を注入し、これにより連結強度を確保するようにな
っている。詳述すると、最初に図8(A)に示すように
継手2を一方のねじ鉄筋1に螺合させておき、相手方の
ねじ鉄筋1を同一直線上において突き合わせるか近接さ
せた後、図8(B)に示すように継手2を回してその約
半分を相手方のねじ鉄筋1に螺合させる。この状態で、
継手2の中央に形成された注入孔3からグラウト材を注
入する。そして、このグラウト材の硬化をもってねじ鉄
筋1の連結作業を終了する。
【0003】ところで、ねじ鉄筋1同士の十分な連結強
度を得るためには、各ねじ鉄筋1の継手2に対する螺合
深さを所定量以上にする必要がある。そのため、従来で
は、ねじ鉄筋1の先端1aから離れた位置に塗料等で長
手方向に延びるマーキング5を施している。このマーキ
ング5の一端(ねじ鉄筋1の先端1aに近い端)とねじ
鉄筋1の先端1aとの間の距離D1が、上記必要螺合深
さに相当する。マーキング5の他端とねじ鉄筋1の先端
1aとの間の距離D2が、これ以上の螺合を禁じる螺合
深さに相当する。相手方のねじ鉄筋1の必要螺合深さを
確保するためである。したがって、継手2の両端が、両
ねじ鉄筋1のマーキング5に対応する位置にある状態、
すなわち十分な螺合深さを確保した状態で、グラウト材
を注入すれば十分な連結強度を確保できる。また、後日
行われる連結状態の検査に際しては、このマーキング5
と継手2の両端位置との位置関係から、ねじ鉄筋の螺合
深さを確認することができる。
度を得るためには、各ねじ鉄筋1の継手2に対する螺合
深さを所定量以上にする必要がある。そのため、従来で
は、ねじ鉄筋1の先端1aから離れた位置に塗料等で長
手方向に延びるマーキング5を施している。このマーキ
ング5の一端(ねじ鉄筋1の先端1aに近い端)とねじ
鉄筋1の先端1aとの間の距離D1が、上記必要螺合深
さに相当する。マーキング5の他端とねじ鉄筋1の先端
1aとの間の距離D2が、これ以上の螺合を禁じる螺合
深さに相当する。相手方のねじ鉄筋1の必要螺合深さを
確保するためである。したがって、継手2の両端が、両
ねじ鉄筋1のマーキング5に対応する位置にある状態、
すなわち十分な螺合深さを確保した状態で、グラウト材
を注入すれば十分な連結強度を確保できる。また、後日
行われる連結状態の検査に際しては、このマーキング5
と継手2の両端位置との位置関係から、ねじ鉄筋の螺合
深さを確認することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来で
は、ねじ鉄筋1の螺合深さの確認のために、ねじ鉄筋1
にマーキング5を施しているが、このマーキング5を施
す作業は、治具等を用いて塗料を塗布したり吹き付けな
ければならず、多くの人手を必要とし、非常に面倒であ
った。
は、ねじ鉄筋1の螺合深さの確認のために、ねじ鉄筋1
にマーキング5を施しているが、このマーキング5を施
す作業は、治具等を用いて塗料を塗布したり吹き付けな
ければならず、多くの人手を必要とし、非常に面倒であ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、継手
を有し、この継手に一対のねじ鉄筋の端部を螺合させた
状態で、継手内にグラウト材を注入することにより、ね
じ鉄筋同士を連結する装置において、上記継手の周壁の
長手方向中央部に、長手方向に延びる長孔からなり両ね
じ鉄筋の先端を確認するための検査孔を形成するととも
に、この検査孔から周方向に離れてグラウト材を注入す
るための注入孔を形成し、さらに、上記注入孔にグラウ
ト材を注入する際に検査孔を塞ぐためのキャップを装備
してなることを特徴とする。
を有し、この継手に一対のねじ鉄筋の端部を螺合させた
状態で、継手内にグラウト材を注入することにより、ね
じ鉄筋同士を連結する装置において、上記継手の周壁の
長手方向中央部に、長手方向に延びる長孔からなり両ね
じ鉄筋の先端を確認するための検査孔を形成するととも
に、この検査孔から周方向に離れてグラウト材を注入す
るための注入孔を形成し、さらに、上記注入孔にグラウ
ト材を注入する際に検査孔を塞ぐためのキャップを装備
してなることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、継手を有し、この継手
に一対のねじ鉄筋の端部を螺合させた状態で、継手内に
グラウト材を注入することにより、ねじ鉄筋同士を連結
する装置において、上記継手の周壁の長手方向中央部
に、長手方向に延びる長孔からなり両ねじ鉄筋の先端を
確認するための検査孔を形成し、さらに、上記グラウト
材を注入する際に検査孔を塞ぐためのキャップを装備
し、このキャップにグラウト材を注入するための注入口
を形成してなることを特徴とする。
に一対のねじ鉄筋の端部を螺合させた状態で、継手内に
グラウト材を注入することにより、ねじ鉄筋同士を連結
する装置において、上記継手の周壁の長手方向中央部
に、長手方向に延びる長孔からなり両ねじ鉄筋の先端を
確認するための検査孔を形成し、さらに、上記グラウト
材を注入する際に検査孔を塞ぐためのキャップを装備
し、このキャップにグラウト材を注入するための注入口
を形成してなることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載のねじ鉄筋用連結装置において、上記キャップを透明
な材料により形成したことを特徴とする。請求項4の発
明は、請求項1〜3のいずれかに記載のねじ鉄筋用連結
装置において、上記キャップを弾性材料により形成した
ことを特徴とする。
載のねじ鉄筋用連結装置において、上記キャップを透明
な材料により形成したことを特徴とする。請求項4の発
明は、請求項1〜3のいずれかに記載のねじ鉄筋用連結
装置において、上記キャップを弾性材料により形成した
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態をなす
ねじ鉄筋用連結装置を、図1〜図4を参照して説明す
る。本実施形態に用いられる継手10は、外形が断面六
角形の長尺ナット状(筒状)のもので、内周にねじ鉄筋
1を螺合するための雌ねじ11が形成されている。ま
た、継手10の周壁の長手方向中央部には、この周壁を
貫通するようにして、検査孔12と注入孔13とが形成
されている。
ねじ鉄筋用連結装置を、図1〜図4を参照して説明す
る。本実施形態に用いられる継手10は、外形が断面六
角形の長尺ナット状(筒状)のもので、内周にねじ鉄筋
1を螺合するための雌ねじ11が形成されている。ま
た、継手10の周壁の長手方向中央部には、この周壁を
貫通するようにして、検査孔12と注入孔13とが形成
されている。
【0009】上記検査孔12は、両ねじ鉄筋1の先端を
外部より視認するためのものであり、長手方向に延びる
長さLの長孔からなる。この検査孔12の両端から継手
10の両端10aまでの距離Dは、ともに等しい。この
距離Dは、ねじ鉄筋1の最低限必要な螺合深さに相当す
る。
外部より視認するためのものであり、長手方向に延びる
長さLの長孔からなる。この検査孔12の両端から継手
10の両端10aまでの距離Dは、ともに等しい。この
距離Dは、ねじ鉄筋1の最低限必要な螺合深さに相当す
る。
【0010】注入孔13は、グラウト材を注入するため
のものであり、円形の孔からなる。この注入孔13にグ
ラウト注入治具(図示しない)のノズル先端が差し込ま
れるようになっている。この注入孔13は、検査孔12
から継手10の周方向に離れた位置に形成されている。
本実施形態では、これら検査孔12及び注入孔13は、
継手10の外周面の隣接する平坦面10bにそれぞれ設
けられている。
のものであり、円形の孔からなる。この注入孔13にグ
ラウト注入治具(図示しない)のノズル先端が差し込ま
れるようになっている。この注入孔13は、検査孔12
から継手10の周方向に離れた位置に形成されている。
本実施形態では、これら検査孔12及び注入孔13は、
継手10の外周面の隣接する平坦面10bにそれぞれ設
けられている。
【0011】ねじ鉄筋用連結装置は、さらに、上記検査
孔12を塞ぐためのキャップ20を備えている。本実施
形態では、キャップ20は、透明な弾性樹脂やゴム等の
弾性材料からなり、上記検査孔12の断面形状と相似形
で若干大きい断面形状を有している。
孔12を塞ぐためのキャップ20を備えている。本実施
形態では、キャップ20は、透明な弾性樹脂やゴム等の
弾性材料からなり、上記検査孔12の断面形状と相似形
で若干大きい断面形状を有している。
【0012】上記構成において、一対のねじ鉄筋1を連
結する場合には、まず、一方のねじ鉄筋1に継手10を
全長にわたって螺合させた状態で他方のねじ鉄筋1を同
一直線上に配置するとともに、ねじ鉄筋1同士の端面を
当接させるか、近接させる。この状態で、継手10を回
して、その約半分を上記他方のねじ鉄筋1に螺合させ
る。なお、一方のねじ鉄筋1に継手10を半分螺合させ
た状態で、他方のねじ鉄筋1を回して継手10に螺合さ
せてもよい。
結する場合には、まず、一方のねじ鉄筋1に継手10を
全長にわたって螺合させた状態で他方のねじ鉄筋1を同
一直線上に配置するとともに、ねじ鉄筋1同士の端面を
当接させるか、近接させる。この状態で、継手10を回
して、その約半分を上記他方のねじ鉄筋1に螺合させ
る。なお、一方のねじ鉄筋1に継手10を半分螺合させ
た状態で、他方のねじ鉄筋1を回して継手10に螺合さ
せてもよい。
【0013】次に、継手10の検査孔12から覗いて、
両方のねじ鉄筋1の先端が見えるかどうかを確認する。
見えれば、両方のねじ鉄筋1が必要な螺合深さを確保し
た状態で、継手10に螺合されていると判断し、次のグ
ラウト注入工程に移る。検査孔12から両方,または、
一方のねじ鉄筋1が見えなければ、必要な螺合深さにな
っていないと判断して、見えないねじ鉄筋1の螺合を、
先端が検査孔12から見えるまで進める。
両方のねじ鉄筋1の先端が見えるかどうかを確認する。
見えれば、両方のねじ鉄筋1が必要な螺合深さを確保し
た状態で、継手10に螺合されていると判断し、次のグ
ラウト注入工程に移る。検査孔12から両方,または、
一方のねじ鉄筋1が見えなければ、必要な螺合深さにな
っていないと判断して、見えないねじ鉄筋1の螺合を、
先端が検査孔12から見えるまで進める。
【0014】螺合が完了したら、図1に示すように、継
手10の検査孔12にキャップ20を圧入する。する
と、キャップ20の内端部はねじ鉄筋1のネジ山に対応
して変形し、その内端面がねじ鉄筋1の外周面に密着す
る。次いで、注入孔13より例えばセメントミルクやフ
ィラー充填エポキシ樹脂等のグラウト材(図示しない)
を注入し、連結作業を完了する。なお、本実施形態で
は、このような不透明なグラウト材を用いることを前提
としている。
手10の検査孔12にキャップ20を圧入する。する
と、キャップ20の内端部はねじ鉄筋1のネジ山に対応
して変形し、その内端面がねじ鉄筋1の外周面に密着す
る。次いで、注入孔13より例えばセメントミルクやフ
ィラー充填エポキシ樹脂等のグラウト材(図示しない)
を注入し、連結作業を完了する。なお、本実施形態で
は、このような不透明なグラウト材を用いることを前提
としている。
【0015】本実施形態では、上記キャップ20は、検
査孔12に嵌められたまま放置される。ねじ鉄筋1の外
周とキャップ20の内端面が密着しているので、その間
にグラウト材が入り込まず、後で透明なキャップ20を
通して、外部より両ねじ鉄筋1の先端の位置を確認する
ことができる。従って、施工後の検査においても、ねじ
鉄筋の螺合深さを確認することができる。
査孔12に嵌められたまま放置される。ねじ鉄筋1の外
周とキャップ20の内端面が密着しているので、その間
にグラウト材が入り込まず、後で透明なキャップ20を
通して、外部より両ねじ鉄筋1の先端の位置を確認する
ことができる。従って、施工後の検査においても、ねじ
鉄筋の螺合深さを確認することができる。
【0016】以下、本発明の他の実施形態について図5
〜図7を参照して説明する。なお、これら実施形態で
は、グラウト材が不透明であること、グラウト材注入
後、キャップ20を検査孔12に残したままにし、後で
螺合深さの検査を行うことを前提とする。
〜図7を参照して説明する。なお、これら実施形態で
は、グラウト材が不透明であること、グラウト材注入
後、キャップ20を検査孔12に残したままにし、後で
螺合深さの検査を行うことを前提とする。
【0017】図5(A)に示すキャップ20Aは、透明
な硬質樹脂21と透明な弾性樹脂22とで構成されてい
る。この弾性樹脂22がねじ鉄筋の外周に当たり、変形
して密着する。図5(B)に示すキャップ20Bは、透
明な弾性樹脂で形成されており、外面(ねじ鉄筋から離
れた面)に開口する凹部23を有している。薄肉にして
より一層の透明性を確保する。図5(C)に示すキャッ
プ20Cは、透明な硬質樹脂からなり、その内面(ねじ
鉄筋1に対峙する面)には、継手10の雌ねじ11と連
続する溝24が形成されている。キャップ20Cを、継
手10の検査孔12にはめ込んだ状態で、溝24がねじ
鉄筋1のねじ山にはまり、両者が密着する。なお、この
キャップ20Cの内端面に弾性樹脂層を設けてねじ鉄筋
1の外周面との密着性を高めてもよい。
な硬質樹脂21と透明な弾性樹脂22とで構成されてい
る。この弾性樹脂22がねじ鉄筋の外周に当たり、変形
して密着する。図5(B)に示すキャップ20Bは、透
明な弾性樹脂で形成されており、外面(ねじ鉄筋から離
れた面)に開口する凹部23を有している。薄肉にして
より一層の透明性を確保する。図5(C)に示すキャッ
プ20Cは、透明な硬質樹脂からなり、その内面(ねじ
鉄筋1に対峙する面)には、継手10の雌ねじ11と連
続する溝24が形成されている。キャップ20Cを、継
手10の検査孔12にはめ込んだ状態で、溝24がねじ
鉄筋1のねじ山にはまり、両者が密着する。なお、この
キャップ20Cの内端面に弾性樹脂層を設けてねじ鉄筋
1の外周面との密着性を高めてもよい。
【0018】図6,図7は、上記継手10が検査孔12
だけを有し、グラウト注入孔を持たない場合に用いられ
るキャップを示す。具体例を説明すると、図6に示すキ
ャップ20Dは透明弾性樹脂からなり、その中央部には
注入孔25が形成されている。また、このキャップ20
Dのねじ鉄筋1に対峙する面には、長手方向に延びる溝
26が形成されている。キャップ20Dが継手10の検
査孔12に嵌まりねじ鉄筋1に密着した状態で、注入孔
25からグラウト材が注入されると、このグラウト材は
溝26を通って、円滑にねじ鉄筋1と継手10の隙間に
充填される。図7に示すキャップ20Eは、図5(C)
に示すキャップ20Cと同様に透明硬質樹脂からなり、
ねじ鉄筋1に対峙する面に螺旋状の溝24が形成されて
いる。さらに、中央部にグラウト材注入孔27が形成さ
れるとともに、ねじ鉄筋1に対峙する面に長手方向に延
びるグラウト材通過用の溝28が形成されている。
だけを有し、グラウト注入孔を持たない場合に用いられ
るキャップを示す。具体例を説明すると、図6に示すキ
ャップ20Dは透明弾性樹脂からなり、その中央部には
注入孔25が形成されている。また、このキャップ20
Dのねじ鉄筋1に対峙する面には、長手方向に延びる溝
26が形成されている。キャップ20Dが継手10の検
査孔12に嵌まりねじ鉄筋1に密着した状態で、注入孔
25からグラウト材が注入されると、このグラウト材は
溝26を通って、円滑にねじ鉄筋1と継手10の隙間に
充填される。図7に示すキャップ20Eは、図5(C)
に示すキャップ20Cと同様に透明硬質樹脂からなり、
ねじ鉄筋1に対峙する面に螺旋状の溝24が形成されて
いる。さらに、中央部にグラウト材注入孔27が形成さ
れるとともに、ねじ鉄筋1に対峙する面に長手方向に延
びるグラウト材通過用の溝28が形成されている。
【0019】上記図6のキャップ20Dに図5のキャッ
プ20A,20Bと同様な構成上の工夫を加えてもよい
し、図7のキャップ20Eの内端面に薄い弾性樹脂層を
設けてもよい。ねじ鉄筋1の先端同士が離れた状態で継
手10に螺合される場合には、上記キャップ20D,2
0Eのグラウト材通過用の溝26,28はなくてもグラ
ウト材の注入は円滑に行える。
プ20A,20Bと同様な構成上の工夫を加えてもよい
し、図7のキャップ20Eの内端面に薄い弾性樹脂層を
設けてもよい。ねじ鉄筋1の先端同士が離れた状態で継
手10に螺合される場合には、上記キャップ20D,2
0Eのグラウト材通過用の溝26,28はなくてもグラ
ウト材の注入は円滑に行える。
【0020】上記キャップ20,20A〜20Eは、グ
ラウト材を充填した後で、継手10の検査孔12から抜
き取ってもよい。この場合には、連結作業終了後に、検
査孔12を介して直接ねじ鉄筋1の螺合状態を検査する
ことができる。これらキャップを抜き取るために、上記
キャップに継手の外周から突出する把手部を形成した
り、継手の外周面に当接する鍔を形成してもよい。ま
た、このようにキャップを抜き取る場合には、キャップ
を不透明材料で形成してもよい。
ラウト材を充填した後で、継手10の検査孔12から抜
き取ってもよい。この場合には、連結作業終了後に、検
査孔12を介して直接ねじ鉄筋1の螺合状態を検査する
ことができる。これらキャップを抜き取るために、上記
キャップに継手の外周から突出する把手部を形成した
り、継手の外周面に当接する鍔を形成してもよい。ま
た、このようにキャップを抜き取る場合には、キャップ
を不透明材料で形成してもよい。
【0021】本発明は上記実施形態に制約されず、種々
の形態が可能である。例えば、グラウト材を注入して連
結作業が終了した後に、ねじ鉄筋の螺合状態を検査する
必要がない場合には、キャップを不透明材料で形成し、
継手の検査孔に残したままでもよい。また、グラウト材
がねじ鉄筋の先端近傍を覆ってもよいので、キャップを
ねじ鉄筋の外周から離してもよい。また、それ故に、内
端面にねじ鉄筋のねじ山に合致した溝をもたない硬質キ
ャップを用いてもよい。
の形態が可能である。例えば、グラウト材を注入して連
結作業が終了した後に、ねじ鉄筋の螺合状態を検査する
必要がない場合には、キャップを不透明材料で形成し、
継手の検査孔に残したままでもよい。また、グラウト材
がねじ鉄筋の先端近傍を覆ってもよいので、キャップを
ねじ鉄筋の外周から離してもよい。また、それ故に、内
端面にねじ鉄筋のねじ山に合致した溝をもたない硬質キ
ャップを用いてもよい。
【0022】また、グラウト材が透明性のある樹脂の場
合、キャップとねじ鉄筋の外周との間にグラウト材が入
り込んでも、グラウト材注入後にねじ鉄筋の先端の位置
を検査することができる。したがって、この場合には、
キャップは検査孔嵌め込み状態においてねじ鉄筋から離
れていてもよく、硬質でもよい。継手に注入孔がある場
合、グラウト材注入に先だって検査孔に液状の材料を充
填し、固化させることにより、キャップを構成してもよ
い。この場合、材料が透明であれば連結作業後でも螺合
深さを検査することができる。注入孔付きキャップの場
合、このキャップは注入治具のノズルとして用いてもよ
い。この場合、グラウト充填終了後に、キャップは検査
孔から取り外される。キャップに用いる弾性材料の代わ
りに軟質(塑性)材料を用いてもよい。継手10の両端
にロックナットを併用してもよい。
合、キャップとねじ鉄筋の外周との間にグラウト材が入
り込んでも、グラウト材注入後にねじ鉄筋の先端の位置
を検査することができる。したがって、この場合には、
キャップは検査孔嵌め込み状態においてねじ鉄筋から離
れていてもよく、硬質でもよい。継手に注入孔がある場
合、グラウト材注入に先だって検査孔に液状の材料を充
填し、固化させることにより、キャップを構成してもよ
い。この場合、材料が透明であれば連結作業後でも螺合
深さを検査することができる。注入孔付きキャップの場
合、このキャップは注入治具のノズルとして用いてもよ
い。この場合、グラウト充填終了後に、キャップは検査
孔から取り外される。キャップに用いる弾性材料の代わ
りに軟質(塑性)材料を用いてもよい。継手10の両端
にロックナットを併用してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2の発
明によれば、グラウト材注入に先立って、継手に設けた
検査孔を通してねじ鉄筋の先端位置を外部から確認する
ことができ、ねじ鉄筋が必要螺合深さで螺合されている
かどうかを簡単に確認することができる。したがって、
ねじ鉄筋にマーキングを施す面倒な作業を省略するにも
拘わらず、十分な連結強度を確保できる。また、請求項
1の発明によれば、注入孔が検査孔から離れて継手に形
成されているので、検査孔にはめ込まれるキャップの形
状を簡略化することができる。また、請求項2の発明に
よれば、キャップにグラウト注入孔を設けたので、継手
に注入孔を設けなくて済み、継手の加工工数の削減が図
れる。請求項3の発明によれば、キャップを透明な材料
により構成したので、グラウト材の注入後に、キャップ
を検査孔に残したままで外部からねじ鉄筋の先端の位置
を目視で確認することができ、施工後の螺合深さの検査
が可能である。 請求項4の発明によれば、弾性材料で構成したので、ね
じ鉄筋の外周面に密着させて両者の間にグラウト材の侵
入を防止でき、それ故グラウト材が不透明でも検査孔か
らねじ鉄筋の先端位置を確認でき、施工後の螺合深さの
検査が可能である。
明によれば、グラウト材注入に先立って、継手に設けた
検査孔を通してねじ鉄筋の先端位置を外部から確認する
ことができ、ねじ鉄筋が必要螺合深さで螺合されている
かどうかを簡単に確認することができる。したがって、
ねじ鉄筋にマーキングを施す面倒な作業を省略するにも
拘わらず、十分な連結強度を確保できる。また、請求項
1の発明によれば、注入孔が検査孔から離れて継手に形
成されているので、検査孔にはめ込まれるキャップの形
状を簡略化することができる。また、請求項2の発明に
よれば、キャップにグラウト注入孔を設けたので、継手
に注入孔を設けなくて済み、継手の加工工数の削減が図
れる。請求項3の発明によれば、キャップを透明な材料
により構成したので、グラウト材の注入後に、キャップ
を検査孔に残したままで外部からねじ鉄筋の先端の位置
を目視で確認することができ、施工後の螺合深さの検査
が可能である。 請求項4の発明によれば、弾性材料で構成したので、ね
じ鉄筋の外周面に密着させて両者の間にグラウト材の侵
入を防止でき、それ故グラウト材が不透明でも検査孔か
らねじ鉄筋の先端位置を確認でき、施工後の螺合深さの
検査が可能である。
【図1】本発明の一実施形態をなすねじ鉄筋用連結装置
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】上記連結装置に用いられる継手の側面図であ
る。
る。
【図3】図2におけるIII−III線矢視断面図である。
【図4】上記連結装置に用いられるキャップの斜視図で
ある。
ある。
【図5】(A)〜(C)は、ねじ鉄筋に密着することが
できるキャップの他の態様を示す断面図である。
できるキャップの他の態様を示す断面図である。
【図6】(A)は、注入孔付きのキャップを示す断面図
であり、(B)は(A)図においてVIーVI線矢視断面図
である。
であり、(B)は(A)図においてVIーVI線矢視断面図
である。
【図7】注入孔付きのキャップの他の態様を示す断面図
である。
である。
【図8】(A)、(B)は従来のねじ鉄筋連結の作業手
順の説明図である。
順の説明図である。
1 ねじ鉄筋 1a 先端 10 継手 12 検査孔 13 注入孔 20,20A〜20E キャップ 25,27 注入孔
Claims (4)
- 【請求項1】 継手を有し、この継手に一対のねじ鉄筋
の端部を螺合させた状態で、継手内にグラウト材を注入
することにより、ねじ鉄筋同士を連結する装置におい
て、 上記継手の周壁の長手方向中央部に、長手方向に延びる
長孔からなり両ねじ鉄筋の先端を確認するための検査孔
を形成するとともに、この検査孔から周方向に離れてグ
ラウト材を注入するための注入孔を形成し、 さらに、上記注入孔にグラウト材を注入する際に検査孔
を塞ぐためのキャップを装備してなることを特徴とする
ねじ鉄筋用連結装置。 - 【請求項2】継手を有し、この継手に一対のねじ鉄筋の
端部を螺合させた状態で、継手内にグラウト材を注入す
ることにより、ねじ鉄筋同士を連結する装置において、 上記継手の周壁の長手方向中央部に、長手方向に延びる
長孔からなり両ねじ鉄筋の先端を確認するための検査孔
を形成し、 さらに、上記グラウト材を注入する際に検査孔を塞ぐた
めのキャップを装備し、このキャップにグラウト材を注
入するための注入口を形成してなることを特徴とするね
じ鉄筋用連結装置。 - 【請求項3】上記キャップを透明な材料により形成した
ことを特徴とする請求項1または2に記載のねじ鉄筋用
連結装置。 - 【請求項4】上記キャップを弾性材料により形成したこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のねじ鉄
筋用連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8607397A JPH10266464A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | ねじ鉄筋用連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8607397A JPH10266464A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | ねじ鉄筋用連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266464A true JPH10266464A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13876536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8607397A Pending JPH10266464A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | ねじ鉄筋用連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10266464A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003000516A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-07 | Rinnai Corp | 引出式食器洗浄機 |
| JP2012154164A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-08-16 | Tokyo Tekko Co Ltd | 異形鉄筋用継手 |
| JP2012255297A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Tokyo Tekko Co Ltd | 鉄筋継手における鉄筋挿入深さ再確認方法 |
| JP2017090278A (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-25 | Jfe条鋼株式会社 | カプラー内のネジ鉄筋の間隔を測定するための測定装置およびそれを用いた測定方法 |
| JP2019112780A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 東京鐵鋼株式会社 | 鉄筋用継手 |
| KR102226838B1 (ko) * | 2020-06-30 | 2021-03-11 | 정현석 | 조립성과 일정한 체결력이 확보된 철근 연결용 커플러 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP8607397A patent/JPH10266464A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003000516A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-07 | Rinnai Corp | 引出式食器洗浄機 |
| JP2012154164A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-08-16 | Tokyo Tekko Co Ltd | 異形鉄筋用継手 |
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| JP2017090278A (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-25 | Jfe条鋼株式会社 | カプラー内のネジ鉄筋の間隔を測定するための測定装置およびそれを用いた測定方法 |
| JP2019112780A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 東京鐵鋼株式会社 | 鉄筋用継手 |
| KR102226838B1 (ko) * | 2020-06-30 | 2021-03-11 | 정현석 | 조립성과 일정한 체결력이 확보된 철근 연결용 커플러 |
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