JPH10267122A - 変速機の変速操作装置 - Google Patents
変速機の変速操作装置Info
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- JPH10267122A JPH10267122A JP9161197A JP9161197A JPH10267122A JP H10267122 A JPH10267122 A JP H10267122A JP 9161197 A JP9161197 A JP 9161197A JP 9161197 A JP9161197 A JP 9161197A JP H10267122 A JPH10267122 A JP H10267122A
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Abstract
確実な変速操作を可能にする。 【解決手段】 軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見て左側
のアーム部11aの入力点と軸支点の距離bと右側のア
ーム部11bの同距離b’を比較し、左側のアーム部1
1aの軸支点と作用点の距離cと右側のアーム部11b
の同距離c’を比較し、bとcの加算値(a)とb’と
c’の加算値(a’)を比較して、例えばb<b’,c
>c’,a<a’なら、入力点から各軸支点までの部分
では右側のアーム部11bのシフトスリーブ軸線方向の
厚みを左側のアーム部11aより大きくし、軸支点から
作用点までの部分では左側のアーム部11aの厚みを右
側のアーム部11bより大きくし、また、全体として右
側のアーム部11bの剛性が左側のアーム部11aの剛
性より大きくなる設定とする。
Description
変速機の変速操作装置、特に、マニュアルタイプで、反
転型シフトフォークを備えた変速機の変速操作装置に関
する。
車式変速機は、例えば、エンジン縦置きFR車の場合
に、インプットシャフトおよびアウトプットシャフト
と、これら両シャフトと平行に配置されたカウンタシャ
フトと、各変速段位にそれぞれ対応してインプットシャ
フトおよびアウトプットシャフトとカウンタシャフトと
に対をなして設けられ互いに噛合する複数の変速歯車対
と、インプットシャフトおよびアウトプットシャフトと
平行に配置され後退用歯車対の被駆動歯車と駆動歯車と
の間に設けられたリバースアイドル歯車を支持するリバ
ースアイドルシャフトと、選択された変速段位に対応し
た所定の変速歯車対でインプットシャフトからカウンタ
シャフトを介して又は直接にアウトプットシャフトへ動
力が伝達されるよう動力伝達経路を切り換える動力伝達
切換機構とを備え、シフトレバーによりシフトロッドを
介して動力伝達切換機構の同期装置を操作するよう構成
されている。
フトに対して相対回転自在な前後の遊転歯車のいずれか
一方を選択的に一体回転するように連結させるもので、
シャフトに対して嵌合固定されたシンクロナイザハブ
と、該シンクロナイザハブの外周上に設けられたシンク
ロナイザキーと、前後一対のシンクロナイザリングと、
各シンクロナイザリングと対向配置されたギヤ側リング
部材と、シンクロナイザキーの外側に位置し、互いに平
行に配置された各シフトロッドに連動するシフトフォー
クによって移動自在とされたシフトスリーブを備え、シ
フトスリーブの移動に応じて遊転歯車のいずれか一方を
連結し一体回転させる構成とされているのが普通であ
る。
は、シフトフォークがシフトロッドに対し固定的に組み
込まれ、シフトロッドの動きがそのまま伝達されるよう
構成されたものがあり、他に、一対のアーム部が互いに
同軸線上にある中間部位で一対の反転支点にて支持され
てシフトロッドの動きを反転伝動する反転型シフトフォ
ークを用い、レバー比によってシフト操作力の低減ある
いはシフト操作量の低減を図るようにしたものが知られ
ている。特開平5−280638号公報にはそのような
反転型シフトフォークの一例が示されている。
ドからの操作力を受ける入力点からシフトスリーブの係
合溝に係合する作用点までのアーム長が長いほど、アー
ム部のたわみが大きくなる。そして、アーム部のたわみ
量が大きいと、あるいは、たわみ量が左右均等でない
と、シフトスリーブがスムーズに動かなかったり、アー
ム部先端の係合部の接触パッドに片当たりによる偏摩耗
が生じて、確実な変速操作ができなくなるなどの問題が
生ずる。そのため、シフトフォークの剛性を高め、たわ
みをできるだけ小さくするとともに、左右のアーム部の
たわみ量に差ができないようにすることが従来から考え
られている。また、特開平4−272575号公報に
は、接触パッドに摩擦面を、たわみを見越して予め傾斜
面に形成したものが記載されている。
クのアーム部のたわみ量が大きいとか、たわみ量が左右
均等でない場合に、片当たりが生じてシフトスリーブが
スムーズに動かなかったり、接触パッドに片当たりによ
る偏摩耗が生じて確実な変速操作ができなくなることは
上述のとおりであるが、特に反転型シフトフォークは、
シフトロッドからの操作力を入力点に受けて、アーム部
中間部位の軸支点を中心に回動し、アーム部先端の係合
部がシフトスリーブの係合溝に接触する位置を作用点と
してシフトスリーブをスリーブ軸方向に押圧するもので
あって、アーム部の角度によってシフトスリーブとの接
触点が上下に変化するため、アーム部のたわみ量が接触
状態に大きく影響し、上記問題が一層顕著となる。特
に、反転型シフトフォークの左右アーム部の軸支点が入
力点に対し距離(オフセット量)を異にする場合、ある
いは、左右アーム部の作用点と軸支点の距離が均等でな
い場合に、従来の方法では、左右アーム部のたわみ量を
均等化させることは難しい。
れば、たわみが少なくなり、左右のたわみ量の差も絶対
量としては小さくなる。しかしながら、アーム部の剛性
を高めるには、例えばアーム部の幅すなわちシフトスリ
ーブ軸線方向の厚み等の寸法を大きくする必要があり、
そのように寸法を大きくすることは、装置のコンパクト
化を阻害する要因で、限度があるため、単に剛性を高め
ることによって左右アーム部のたわみ量を実質均等化す
るということは現実的でない。
リーブをスムーズに動かして確実な変速操作ができるよ
うにすることが課題であり、特に、コンパクト化を図り
つつ、反転型シフトフォークの左右アーム部のたわみ量
を均等化することにより、片当たりを無くしてシフトス
リーブをスムーズに動かし、また、接触パッドの片当た
りによる偏摩耗を無くし、確実な変速操作ができるよう
にすることが課題である。
からの操作力を受ける入力点を挟んでシフトロッドの軸
線に略直交する方向に二股に別れた一対のアーム部(左
右アーム部)を有し、両アーム部が、先端に同期装置の
シフトスリーブに係合する係合部をそれぞれ有するとと
もに、互いに同軸線上にある中間部位にてそれぞれ回動
自在に軸支され、シフトロッドからの操作力を入力点に
受けて、両アーム部中間部位の軸支点を中心に回動し、
両アーム部先端の係合部に設定された作用点にて同期装
置のシフトスリーブに作用して該シフトスリーブを押圧
移動させる反転型シフトフォークの場合に、左右アーム
部のたわみ量を決定する要素として、各アーム部の剛性
と、アーム長すなわち左右の軸支点を結ぶ回転軸線と直
交する方向で見た入力点と作用点の距離に加えて、特
に、軸支点および作用点の入力点に対するオフセット量
すなわち左右の軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見た入力
点と軸支点の距離や、軸支点と作用点の距離の影響が大
きいという観点から、このような反転型シフトフォーク
を備えた変速機の変速操作装置において、片当たりを無
くし、シフトスリーブをスムーズに動かして確実な変速
操作ができるようにするという上記課題、特に、コンパ
クト化を図りつつ、反転型シフトフォークの左右アーム
部のたわみ量を均等化して、片当たりを無くしてシフト
スリーブをスムーズに動かし、また、接触パッドの片当
たりによる偏摩耗を無くし、確実な変速操作ができるよ
うにするという上記課題を、以下の手段によって解決す
ることを提案するものである。
作装置は、上記反転型シフトフォークの一対のアーム部
の軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見て、両アーム部の入
力点と軸支点の距離を比較するとともに、両アーム部の
軸支点と作用点の距離を比較し、一対のアーム部を、入
力点から各軸支点までの部分では、入力点と軸支点の距
離の大きい側の剛性が該距離の小さい側の剛性より大き
く、各軸支点から各作用点までの部分では、軸支点と作
用点の距離の大きい側の剛性が該距離が小さい側の剛性
より大きい設定とするものである。
点から軸支点までの部分では入力点と軸支点の距離の大
きい側のアーム部のたわみが大きくなり、また、軸支点
から作用点までの部分では軸支点と作用点の距離の大き
い側のアーム部のたわみが大きくなるが、上記請求項1
に係る構成によれば、入力点から各軸支点までの部分で
は、入力点と軸支点の距離の大きい側の剛性が該距離の
小さい側の剛性より大きく設定されることにより、この
部分でのたわみ量の差が小さくなり、また、各軸支点か
ら各作用点までの部分では、軸支点と作用点の距離の大
きい側の剛性が該距離が小さい側の剛性より大きい設定
とされることにより、この部分でのたわみ量の差が小さ
くなり、全体として左右アーム部のたわみ量が均等化さ
れる。
置は、上記反転型シフトフォークの一対のアーム部の軸
支点を結ぶ回転軸線の方向で見て、両アーム部の、入力
点と軸支点の距離と、軸支点と作用点の距離との加算値
を比較し、一対のアーム部を、加算値の大きい側の剛性
が該加算値の小さい側の剛性より大きい設定としたもの
である。
ものであれば、左右軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見
て、入力点と軸支点の距離と、軸支点と作用点の距離と
の加算値が大きい側のアーム部のたわみが全体として大
きくなるが、上記請求項2に係る構成によれば、入力点
と軸支点の距離と、軸支点と作用点の距離との加算値の
大きい側の剛性が該加算値の小さい側の剛性より大きい
設定とされることにより、たわみ量の差が小さくなり、
左右アーム部のたわみ量が均等化される。
のアーム部の軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見たとき
の、両アーム部の入力点と軸支点の距離をb,b’と
し、軸支点と作用点の距離をc,c’とし、入力点と軸
支点の距離と、軸支点と作用点の距離との加算値をa,
a’としたときの、本発明による入力点から軸支点まで
の部分の剛性をT1,T2とし、アーム部全体の剛性をT
として、本発明によるT1,T2およびTの設定を、異な
るパターンで例示したものである。なお、このパターン
は何等限定的なものではない。
置は、上記反転型シフトフォークの一対のアーム部の軸
支点を結ぶ回転軸線の方向で見て、両アーム部の、前記
入力点と軸支点の距離と、前記軸支点と作用点の距離と
の加算値を比較し、前記パッドを、前記加算値の大きい
側のアーム部の係合部に配置されるパッドのシフトスリ
ーブ軸線方向の厚みが、前記加算値の小さい側のアーム
部の係合部に配置されるパッドのシフトスリーブ軸線方
向の厚みより大きい設定としたものである。
ーム部のたわみ量の差をパッドの厚みで吸収して片当た
りを無くするようにできる。
置は、請求項1または2に係る上記構成において、アー
ム部のシフトスリーブ軸線方向の厚みの設定により剛性
に差を持たせたものである。アーム部のシフトスリーブ
軸線方向の厚みが厚い程、剛性が高い。アーム部の剛性
は、このようにシフトスリーブ軸線方向の厚みの設定に
よって変えることができる。
置は、請求項1または2に係る上記構成において、アー
ム部の曲率の設定により剛性に差を持たせたものであ
る。アーム部の曲率が小さい程、剛性が高い。アーム部
の剛性は、このようにアーム部の曲率の設定によって変
えることもできる。
に基づいて説明する。
変速機の上半部分を一部縦断面で示す。
は変速機ケース1の前端側に連結されたクラッチハウジ
ングである。また、3は変速機ケース1の後端側に連結
されたエクステンションハウジング、4はケースカバー
である。また、5はインプットシャフトを示す。
謂FR型の自動車に搭載されるもので、例えば前進5
段,後退1段の変速段を構成する。
端側:図1における左端側)がクラッチを介してエンジ
ン出力軸(図示せず)に連結され、出力側(後端側:図
1における右端側)が、同一軸線上後方のアウトプット
シャフトの入力側端部(前端部)と組み合わされる。そ
して、アウトプットシャフトの出力側(後端側:図1に
おける右端側)は、後輪側へ駆動力を伝えるプロペラシ
ャフト(図示せず)に連結される。また、変速機ケース
1の入力側端部(前端部)に隣接するクラッチハウジン
グ2の後端部は、変速機ケース1との連結面より前方内
側に入力側端部の軸支壁6を構成し、この軸支壁6に各
シャフトが支持されるとともに、互いに平行に配置され
た3本のシフトロッド7,8,9の前端部が前後移動可
能に支持されている。
してシャフト間に6組の変速歯車対を備え、選択された
変速段位に対応した所定の変速歯車対でインプットシャ
フト4からカウンタシャフトを介して又は直接にアウト
プットシャフトへ動力を伝達するよう構成されている。
そして、その動力伝達経路を切り換える動力伝達切換機
構は、シャフトに対して相対回転自在な前後の遊転歯車
のいずれか一方を選択的に当該シャフトに対して一体回
転するように連結させ得る複数の同期装置を備え、シフ
トレバー10によりシフトロッド7,8,9を介してそ
れら同期装置を操作するよう構成されている。
2速とを切り換える1−2速切換用同期装置と、5速と
後退段(リバース)とを切り換える5速−R切換用同期
装置と、3速と4速とを切り換える3−4速切換用同期
装置とである。
自在な前後の遊転歯車のいずれか一方を選択的に一体回
転するように連結させるもので、シャフトに対して嵌合
固定されたシンクロナイザハブと、該シンクロナイザハ
ブの外周上に設けられたシンクロナイザキーと、前後一
対のシンクロナイザリングと、各シンクロナイザリング
と対向配置されたギヤ側リング部材と、シンクロナイザ
キーの外側に配置されたシフトスリーブとからなり、各
同期装置のシンクロナイザスリーブがシフトフォーク1
1,12,13によってシフトロッド7,8,9に連結
され、シフトレバー10の操作により軸方向に移動し
て、遊転歯車のいずれか一方を連結し一体回転させるよ
う構成された、それ自体周知のものである。
は、5速−R切換用であり、シフトロッド8およびシフ
トフォーク12は、1−2速切換用であり、シフトロッ
ド9およびシフトフォーク13は、3−4速切換用であ
る。
と、1−2速切換用のシフトフォーク12と、3−4速
切換用のシフトフォーク13は、いずれも、所謂、反転
型シフトフォークである。
11は、図3に示すように、一対のアーム部11a,1
1bからなり、略逆U字状で、上端部には5速−R切換
用のシフトロッド7に突設されたピンに係合する溝を備
えた係合部18が設けられ、両アーム部11a,11b
の先端にはシフトスリーブ14に係合するパッド19
a,19bが取り付けられている。また、このシフトフ
ォーク11の両アーム部11a,11bは、互いに同軸
線上にある中間部位に設定される軸支点にて回動自在に
支持される。このシフトフォーク11は、左右の軸支点
を反転支点として、シフトロッド7の動きをシフトスリ
ーブ14に所定のレバー比で反対方向に伝動(反転伝
動)する。図2の21aは、一方のアーム部11aの軸
支点を構成するピンである。他方のアーム部11bの軸
支点も同様のピンにより構成される。
は、左右の軸支点を結ぶ回転軸線の方向(図3の左右水
平方向)で見て、図3にて左側のアーム部11aの入力
点と軸支点の距離bと、右側のアーム部11bの入力点
と軸支点の距離b’を比較すると、b<b’であり、同
じく左右の軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見て、左側の
アーム部11aの軸支点と作用点の距離cと、右側のア
ーム部11bの軸支点と作用点の距離c’を比較する
と、c>c’である。そして、bとcの加算値(a)よ
りb’とc’の加算値(a’)の方が大きい。そのた
め、左右アーム部11a,11bは、たわみ量を均等化
させるため、図4に示すように、入力点から各軸支点ま
での部分では、右側のアーム部11bのシフトスリーブ
軸線方向の厚み(平均値)HB1を左側のアーム部11a
の厚み(平均値)HA1より大きくするとともに、右側の
アーム部11bの曲率を小さくして、剛性を高め、ま
た、各軸支点から各作用点までの部分では、左側のアー
ム部11aのシフトスリーブ軸線方向の厚み(平均値)
HA2を右側のアーム部11bの厚み(平均値)HB2より
大きくするとともに、左側のアーム部11bの曲率を小
さくして、剛性を高め、全体としては、右側のアーム部
11bの剛性が左側のアーム部11aの剛性より大きく
なる設定としている。
12は、図5に示すように、一対のアーム部12a,1
2bからなり、略逆U字状で、上端部には1−2速切換
用のシフトロッド8に突設されたピンに係合する溝を備
えた係合部23が設けられ、両アーム部12a,12b
の先端にはシフトスリーブ15に係合するパッド24
a,24bが取り付けられ、両アーム部12a,12b
が、互いに同軸線上にある中間部位に設定される軸支点
にて回動自在に支持される。このシフトフォーク12
は、左右の軸支点を反転支点として、シフトロッド8の
動きをシフトスリーブ15に所定のレバー比で反対方向
に伝動(反転伝動)する。図2の25aは、一方のアー
ム部12aの軸支点を構成するピンである。他方のアー
ム部12bの軸支点も同様のピンにより構成される。
は、左右の軸支点を結ぶ回転軸線の方向(図5の左右水
平方向)で見て、図5にて左側のアーム部12aの入力
点と軸支点の距離bと、右側のアーム部12bの入力点
と軸支点の距離b’を比較すると、b>b’であり、同
じく左右の軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見て、左側の
アーム部12aの軸支点と作用点の距離cと、右側のア
ーム部12bの軸支点と作用点の距離c’を比較する
と、c>c’(c’=0)である。そして、bとcの加
算値(a)がb’とc’の加算値(a’)より大きい。
そのため、左右アーム部12a,12bは、たわみ量を
均等化させるため、図6に示すように、入力点から各軸
支点までの部分では、左側のアーム部12aのシフトス
リーブ軸線方向の厚み(平均値)HC1を右側のアーム部
12bの厚み(平均値)HD1より大きくして剛性を高
め、また、各軸支点から各作用点までの部分でも、左側
のアーム部12aのシフトスリーブ軸線方向の厚み(平
均値)HC2を右側のアーム部12bの厚み(平均値)H
D2より大きくして、剛性を高め、全体としても、左側の
アーム部12aの剛性が右側のアーム部12bの剛性よ
り大きくなる設定としている。
3は、図7に示すように、一対のアーム部13a,13
bからなり、略逆U字状で、上端部には3−4速切換用
のシフトロッド9に突設されたピンに係合する溝を備え
た係合部27が設けられ、両アーム部13a,13bの
先端にシフトスリーブ16に係合するパッド28a,2
8bが取り付けられ、両アーム部13a,13bの互い
に同軸線上にある中間部位に設定される軸支点にて回動
自在に支持される。このシフトフォーク13は、左右の
軸支点を反転支点として、シフトロッド9の動きをシフ
トスリーブ16に所定のレバー比で反対方向に伝動(反
転伝動)する。図2の29aは、一方のアーム部13a
の軸支点を構成するピンである。他方のアーム部13b
の軸支点も同様のピンにより構成される。
は、左右の軸支点を結ぶ回転軸線の方向(図7の左右水
平方向)で見て、図7にて左側のアーム部13aの入力
点と軸支点の距離bと、右側のアーム部13bの入力点
と軸支点の距離b’を比較すると、b<b’であり、同
じく左右の軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見て、左側の
アーム部13aの軸支点と作用点の距離cと、右側のア
ーム部13bの軸支点と作用点の距離c’を比較する
と、c=c’(c=c’=0)である。そして、bとc
の加算値(a)よりb’とc’の加算値(a’)の方が
大きい。そのため、左右アーム部13a,13bは、た
わみ量を均等化させるため、図8に示すように、入力点
から各軸支点までの部分では、右側のアーム部13bの
シフトスリーブ軸線方向の厚み(平均値)HF1を右側の
アーム部13aの厚み(平均値)HE1より大きくして剛
性を高め、各軸支点から各作用点までの部分では、左側
のアーム部13aのシフトスリーブ軸線方向の厚み(平
均値)HF2と右側のアーム部13bの厚み(平均値)H
E2とを同じにして、等剛性とし、全体としては、右側の
アーム部13bの剛性が左側のアーム部13aの剛性よ
り大きくなる設定としている。
ケース1の上部にインプットシャフト4と平行に配置さ
れ、上述のように前端部がそれぞれクラッチハウジング
2後端部の軸支壁6に支持されるとともに、後端部側は
変速機ケース1後端の軸支壁30を貫通し、更に、変速
機ケース1の後端側に連結されたエクステンションハウ
ジング3前端側の支持壁31を貫通して、それら変速機
ケース1後端の軸支壁30およびエクステンションハウ
ジング3前端の支持壁31に前後移動可能に支持されて
いる。そして、エクステンションハウジング3の上部に
ケースカバー4を介してシフトレバー10が装着され、
そのシフトレバー10の下端に連設された係合ピン10
aの直下方に、第1の係合部材(シフトロッドエンド)
32が配置され、この第1の係合部材が、3本のシフト
ロッド7,8,9のうちの、中央に位置する3−4速切
換用のシフトロッド9の後端部に固着されている。ま
た、この第1の係合部材32の両側に隣接して第2およ
び第3の係合部材(図示せず)が配置され、それらが5
速−R切換用のシフトロッド7および1−2速切換用の
シフトロッド8にそれぞれ固着されている。また、クラ
ッチハウジング2の後端の軸支壁6には、各シフトロッ
ド7,8,9を中立位置と前後シフト位置にそれぞれ位
置決めするためのボールとスプリングとからなる位置決
め機構7e,8e,9eが設けられている。
ることによって左右アーム部のたわみ量の差を小さくす
るものを説明したが、他に、例えば上記図5の1−2速
切換用のシフトフォーク12を例にとれば、この反転型
シフトフォーク12の一対のアーム部12a,12bの
軸支点を結ぶ回転軸線の方向で見て、両アーム部12
a,12bの、入力点と軸支点の距離b,b’と、軸支
点と作用点の距離c,c’との加算値a,a’を比較
し、図9に示すように、左右アーム部12a,12bの
パッド24a,24bを、上記加算値の大きい側のアー
ム部12aのパッド24aのシフトスリーブ軸線方向の
厚みhが、加算値の小さい側のアーム部12bのパッド
24bのシフトスリーブ軸線方向の厚みh’より大きい
設定とすることにより、たわみ量の差を、厚みの大きい
方のパッド24aで吸収するようにしてもよいものであ
る。
が反転型シフトフォークである場合を説明したが、一部
のシフトフォークが反転型シフトフォークである場合に
も本発明は適用できるものである。
ず、マニュアルタイプの変速機一般に広く適用できるも
のである。
のシフトスリーブに対する片当たりを無くすことがで
き、特に、コンパクト化を図りつつ、反転型シフトフォ
ークの左右アーム部のたわみ量を均等化することによ
り、片当たりを無くして、シフトスリーブをスムーズに
動かすことができ、また、接触パッドの片当たりによる
偏摩耗を無くすることができて、確実な変速操作を実現
できる。
の設定のパターン例を説明する説明図である。
部分の一部縦断面図である。
る。
ある。
る。
ある。
る。
ある。
ークのパッドのシフトスリーブ軸線方向の厚みを示す説
明図である。。
距離との加算値 b,b’ 入力点と軸支点の距離 c,c’ 軸支点と作用点の距離
Claims (5)
- 【請求項1】 シフトロッドからの操作力を受ける入力
点を挟んで該シフトロッドの軸線に略直交する方向に二
股に別れた一対のアーム部を有し、両アーム部が、先端
に同期装置のシフトスリーブに係合する係合部をそれぞ
れ有するとともに、互いに同軸線上にある中間部位にて
それぞれ回動自在に軸支され、前記シフトロッドからの
操作力を前記入力点に受けて、前記両アーム部中間部位
の軸支点を中心に回動し、前記両アーム部先端の係合部
に設定された作用点にて前記同期装置のシフトスリーブ
に作用して該シフトスリーブを押圧移動させる反転型シ
フトフォークを備えた変速機の変速操作装置において、 前記反転型シフトフォークの一対のアーム部の軸支点を
結ぶ回転軸線の方向で見て、両アーム部の前記入力点と
軸支点の距離を比較するとともに、両アーム部の前記軸
支点と作用点の距離を比較し、前記一対のアーム部を、
前記入力点から各軸支点までの部分では、前記入力点と
軸支点の距離の大きい側の剛性が該距離の小さい側の剛
性より大きく、各軸支点から各作用点までの部分では、
前記軸支点と作用点の距離の大きい側の剛性が該距離が
小さい側の剛性より大きい設定としたことを特徴とする
変速機の変速操作装置。 - 【請求項2】 シフトロッドからの操作力を受ける入力
点を挟んで該シフトロッドの軸線に略直交する方向に二
股に別れた一対のアーム部を有し、両アーム部が、先端
に同期装置のシフトスリーブに係合する係合部をそれぞ
れ有するとともに、互いに同軸線上にある中間部位にて
それぞれ回動自在に軸支され、前記シフトロッドからの
操作力を前記入力点に受けて、前記両アーム部中間部位
の軸支点を中心に回動し、前記両アーム部先端の係合部
に設定された作用点にて前記同期装置のシフトスリーブ
に作用して該シフトスリーブを押圧移動させる反転型シ
フトフォークを備えた変速機の変速操作装置において、 前記反転型シフトフォークの一対のアーム部の軸支点を
結ぶ回転軸線の方向で見て、両アーム部の、前記入力点
と軸支点の距離と、前記軸支点と作用点の距離との加算
値を比較し、前記一対のアーム部を、前記加算値の大き
い側の剛性が該加算値の小さい側の剛性より大きい設定
としたことを特徴とする変速機の変速操作装置。 - 【請求項3】 シフトロッドからの操作力を受ける入力
点を挟んで該シフトロッドの軸線に略直交する方向に二
股に別れた一対のアーム部を有し、両アーム部が、先端
に同期装置のシフトスリーブに係合する係合部をそれぞ
れ有し、各係合部にパッドが配置されるとともに、互い
に同軸線上にある中間部位にてそれぞれ回動自在に軸支
され、前記シフトロッドからの操作力を前記入力点に受
けて、前記両アーム部中間部位の軸支点を中心に回動
し、前記両アーム部先端の係合部に設定された作用点に
て前記同期装置のシフトスリーブに作用して該シフトス
リーブを押圧移動させる反転型シフトフォークを備えた
変速機の変速操作装置において、 前記反転型シフトフォークの一対のアーム部の軸支点を
結ぶ回転軸線の方向で見て、両アーム部の、前記入力点
と軸支点の距離と、前記軸支点と作用点の距離との加算
値を比較し、前記パッドを、前記加算値の大きい側のア
ーム部の係合部に配置されるパッドのシフトスリーブ軸
線方向の厚みが、前記加算値の小さい側のアーム部の係
合部に配置されるパッドのシフトスリーブ軸線方向の厚
みより大きい設定としたことを特徴とする変速機の変速
操作装置。 - 【請求項4】 アーム部のシフトスリーブ軸線方向の厚
みの設定により剛性に差を持たせた請求項1または2記
載の変速機の変速操作装置。 - 【請求項5】 アーム部の曲率の設定により剛性に差を
持たせた請求項1または2記載の変速機の変速操作装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09161197A JP3951346B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 変速機の変速操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09161197A JP3951346B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 変速機の変速操作装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10267122A true JPH10267122A (ja) | 1998-10-09 |
| JP3951346B2 JP3951346B2 (ja) | 2007-08-01 |
Family
ID=14031374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09161197A Expired - Fee Related JP3951346B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 変速機の変速操作装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3951346B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10224308A1 (de) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Schaltschwinge für die Schaltung eines Getriebes |
| DE102008043274A1 (de) * | 2008-10-29 | 2010-05-06 | Zf Friedrichshafen Ag | Schaltvorrichtung eines Schaltgetriebes |
| WO2012153541A1 (ja) * | 2011-05-11 | 2012-11-15 | アイシン・エーアイ株式会社 | 変速機のシフト操作部材 |
| JP2015148324A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 愛知機械工業株式会社 | シフトフォークアーム、シフトフォーク、シフトフォークアームの製造方法、及びシフトフォークの製造方法 |
| CN109386611A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-02-26 | 重庆青山工业有限责任公司 | 一种换挡拨叉机构 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP09161197A patent/JP3951346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8464602B2 (en) | 2002-05-31 | 2013-06-18 | Zf Friedrichshafen | Gear shift fork for shifting a transmission |
| DE102008043274A1 (de) * | 2008-10-29 | 2010-05-06 | Zf Friedrichshafen Ag | Schaltvorrichtung eines Schaltgetriebes |
| US8210067B2 (en) | 2008-10-29 | 2012-07-03 | Zf Friedrichshafen Ag | Shifting device for a manual transmission |
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| CN109386611A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-02-26 | 重庆青山工业有限责任公司 | 一种换挡拨叉机构 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3951346B2 (ja) | 2007-08-01 |
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