JPH102719A - 位置計測装置及びパターン測定装置 - Google Patents
位置計測装置及びパターン測定装置Info
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- JPH102719A JPH102719A JP8175596A JP17559696A JPH102719A JP H102719 A JPH102719 A JP H102719A JP 8175596 A JP8175596 A JP 8175596A JP 17559696 A JP17559696 A JP 17559696A JP H102719 A JPH102719 A JP H102719A
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Abstract
びパターン測定装置を提供すること。 【解決手段】 光学系(14)の光軸(A)を含む第1
の平面(Pa)と平行な反射面(24a)を有する第1
反射部材(24)を用いる。第1反射部材(24)を光
学系(14)に対して保持する保持部材(36a,36
b)を、第1の平面(Pa)と交差する光学系(14,
14a)の外周上の2カ所で支持する。計測対象物(1
0)には、第2反射部材(28)を設置する。そして、
第1及び第2反射部材(24,28)に対して計測用の
光を投射し、当該第1及び第2反射部材(24,28)
の反射面で反射した光を用いて、光学系(14)の光軸
(A)と計測対象物(10)との相対的な位置変位量を
計測する。
Description
軸に対する計測対象物の相対的な位置変位量を計測する
位置計測装置及び、移動可能なステージ上に載置された
基板のパターンを測定するパターン測定装置に関する。
法としては、現在、干渉計が多く利用されている。干渉
計においては、例えば、計測用の1本の光束を2本に分
割し、分割した光をそれぞれ異なる方向に導き、2つの
反射鏡で反射した光を再び合成する。そして、これら2
本の光の合成によって生じる干渉縞を検出することによ
って、2つの反射鏡が設置された部材間の相対的な位置
の変位を計測できるようになっている。このような干渉
計システムは、半導体デバイスの製造、及び検査工程に
おいても頻繁に使用される。マスクに形成されたパター
ンを感光基板上に転写する露光工程においては、露光作
業に先立ち、パターン測定装置によってマスク上に形成
されたパターンの座標を計測する。このようなパターン
測定装置においては、計測対象となるマスクを移動可能
なステージ上に載置し、対物レンズ等の光学系から照射
される光でマスク上のパターンを走査することによって
パターンの位置(座標)を計測する。この時、2次元平
面内で移動するマスクの位置は、干渉計によって正確に
計測される。
は、対物レンズの鏡筒の外周に参照鏡を設置するととも
に、マスク等の基板が載置されたステージ上に移動鏡を
設置している。そして、干渉計内で計測用レーザ光を2
本に分割し、分割した光をそれぞれ対物レンズ鏡筒に固
定された参照鏡とステージ上の移動鏡とに投射する。そ
して、2つの反射鏡で反射した光を干渉計内で再び合成
し、これら2本の光の合成によって生じる干渉縞を検出
することによって、基板の位置を計測する。正確には、
対物レンズの光軸とステージ上の基板との相対的な位置
の変位を計測する。
成を示す。この装置は、基板110上に形成されたパタ
ーン110aの位置(座標)を計測するものであり、パ
ターン測定用のレーザ光を射出する光学装置112と、
光学装置112から射出されたレーザ光をスポットとし
て基板110上に投射する対物レンズ114と、基板1
10のパターン110aのエッジ部分で発生する散乱光
を受光する受光素子116a,116bとを備えてい
る。基板110は、紙面に垂直な面内に移動可能なステ
ージ118上に載置されている。ステージ118上の端
部には、干渉計本体120から射出されるレーザ光を反
射する移動鏡122が固定されている。また、対物レン
ズ114を包囲するレンズ鏡筒114aの外周には、干
渉計本体120から射出されるレーザ光123を反射す
る参照鏡124が固定されている。
いては、ステージ118を駆動することにより、対物レ
ンズ114を介して照射されるレーザスポットを基板1
10のパターン110aで走査する。そして、パターン
110aのエッジ部分で生じる散乱光を受光素子116
a,116bによって受光する。この時、基板110の
位置は、干渉計本体120によってモニターされている
ため、受光素子116a,116bに受光された散乱光
の信号からパターン110aの位置が自動的に計測され
る。
面124aが対物レンズの光軸Aを含む平面に平行な状
態で、コの字型の保持部材126に保持されている。す
なわち、干渉計120から射出されるレーザ光123が
参照鏡124の反射面124aに垂直に入射するように
なっている。保持部材126は、その両端部がレンズ鏡
筒114aの外周に固定されている。
ザ光をビームスプリッタ(図示せず)によって2本に分
割し、分割した2本のレーザ光を移動鏡122及び参照
鏡124にそれぞれ照射する。そして、移動鏡122と
参照鏡124で反射した光を再び合成し、合成された光
の干渉縞を観察することによって、基板ステージ118
の位置を計測するようになっている。すなわち、干渉計
本体120から参照鏡124までの距離と、干渉計本体
120から移動鏡122までの距離との相対的な変位量
に基づいて、対物レンズ114の光軸A上にあるパター
ン110aの位置を計測する。このように、基板110
(パターン110a)の位置は対物レンズ114の光軸
Aとの相対的な変位量に基づいて計測されるため、正確
な計測を行うためには、参照鏡124の反射面124a
と対物レンズ114の光軸Aとの距離を一定に保つこと
が重要となる。
ような従来の方法によると、何らかの影響でレンズ鏡筒
114aの温度が変化すると、レンズ鏡筒114a及び
参照鏡124の熱膨張又は収縮によって、参照鏡124
の反射面124aと対物レンズ114の光軸Aとの間隔
が変化してしまう。
14aの半径をR、保持部材126の端部がレンズ鏡筒
114aに接する位置の角度を2θ、レンズ鏡筒114
aの熱膨張係数をK1、温度変化量をTとすると、レン
ズ鏡筒114aの熱膨張又は熱収縮に起因する参照鏡1
24のレーザ光123の方向の変位量△X1は、以下の
ようになる。 △X1=R・K1・T・cosθ
レンズ鏡筒114aへの保持部材126の取り付け位置
までの距離をL、保持部材126の熱膨張係数をK2、
温度変化量をTとすると、保持部材126の熱膨張又は
熱収縮に起因する参照鏡124(反射面124a)の熱
変位量△X2は以下のようになる。 △X2=L・K2・T
鏡124の反射面124aとのトータルの変位量△X
は、以下のようになる。 △X=(R・K1・T・cosθ)+(L・K2・T)
純であり、且つ高い精度を必要としないため、この保持
部材126を難加工材料である低熱膨張率の材料を用い
て成形することができる。このため、保持部材126の
熱変位に起因する参照鏡124の反射面124aの変位
量△X2(=L・K2・T)は、ある程度小さくするこ
とができる。しかし、レンズ鏡筒114a(対物レンズ
114)を難加工材料である低熱膨張率の材料で成形す
ることは困難である。このため、レンズ鏡筒114aの
熱変位に起因する参照鏡124の変位量△X1(=R・
K1・T・cosθ)を小さくするためには、温度変化
量Tを最小限に抑える必要がある。例えば、レンズ鏡筒
114aの半径R=20mm、レンズ鏡筒114aの熱
膨張係数K1=15×10-6、θ=15°とした場合、
参照鏡124(反射面124a)の変位量△X2(=R
・K1・T・cosθ)を0.005μm以下にするた
めには、温度変化量Tを約0.0017°C以下の精度
で制御する必要がある。常温下で行われる計測におい
て、このような精度の温度制御は、実際上は不可能であ
る。
ズ114の光軸Aとの間隔が変化すると、干渉計120
によって計測されるパターン110aの位置に誤差が生
じることになる。
たものであり、熱による計測誤差を軽減した位置計測装
置及びパターン測定装置を提供することを目的とする。
に、本発明は、所定の光学系(14)の光軸(A)に対
する計測対象物(10、10a)の相対的な位置変位量
を計測する位置計測装置において、光学系(14)の光
軸(A)を含む第1の平面(Pa)と平行な反射面(2
4a)を有する第1反射部材(24)と;第1の平面
(Pa)と交差する光学系(14,14a)の外周上の
2カ所で支持され、第1反射部材(24)を光学系(1
4)に対して保持する保持部材(36a,36b)と;
計測対象物(10)に固定された第2反射部材(28)
と;第1及び第2反射部材(24,28)に対して計測
用の光を投射し、当該第1及び第2反射部材(24,2
8)の反射面で反射した光を用いて、光学系(14)の
光軸(A)と計測対象物(10)との相対的な位置変位
量を計測する計測手段(32)とを備えている。
部材(36a,36b)の光学系(14a)の外周に接
する部分が、第1の平面(Pa)に対して対称な形状に
形成することが望ましい。
したアーム(36a,36b)で構成し、当該2つのア
ーム(36a,36b)の各々の一端が第1の反射部材
(24)の端部にそれぞれ接続され、当該2つのアーム
(36a,36b)の各々の他端が第1の平面(Pa)
と交差する光学系(14,14a)の外周上の2カ所に
接続するように構成しても良い。
する保持部材を、一体のコの字型の部材(50,52)
とし、両端が第1の平面(Pa)と交差する光学系(1
4,14a)の外周上の2カ所に接続するように構成し
ても良い。また、この時、第1反射部材(60a,62
a)を、保持部材(60,62)と一体に成形しても良
い。
て、第1反射部材(24,26)を、光学系(14,1
4a)の外周の光軸(A)を中心に90°ずれた2カ所
に反射面(24a,26a)が配置された、X側第1反
射部材(24)とY側第1反射部材(26)とから構成
することができる。これと同時に、第2反射部材(2
8,30)の反射面を、第1反射部材(24,26)に
対応し、ステージ(20)上の光軸(A)を中心に90
°ずれた2カ所に配置する。そして、保持部材(36
a,36b,38a,38b)は、X側第1反射部材
(24)を保持するX側保持部材(36a,36b)
と、Y側第1反射部材(26)を保持するY側保持部材
(38a,38b)とから構成し、X側第1反射部材
(24)とY側第1反射部材(26)の反射面(24
a,26a)の光軸(A)方向の位置が一致するように
配置する構成を採ることができる。そして、X側第1反
射部材(24)とY側第1反射部材(26)の反射面
(24a,26a)の光軸(A)方向の位置とを一致さ
せるために、X側保持部材(36a,36b)とY側保
持部材(38a,38b)の一方の一部に他方が貫挿し
た状態で組み合わせる様にしても良い。
部材(36a,36b,38a,38b)により、光学
系(14)の光軸(A)を含む平面(Pa,Pb)と光
学系(14,14a)の外周とが交差する位置で第1反
射部材(24,26)を支持しているため、光学系(1
4,14a)が熱膨張又は熱収縮した場合にも、反射面
(24a,26a)の計測方向(XL,YL)のずれを
最小限に抑えられる。すなわち、光学系(14,14
a)が熱膨張した場合、その膨張は光軸(A)を中心に
放射方向の略均一に伝播するため、光学系(14,14
a)の外周部分においては、光軸(A)を含む平面(P
a,Pb)に沿って変位することになる。従って、本発
明においては、光学系(14)の光軸(A)を含む平面
(Pa,Pb)と光学系(14,14a)が交差する位
置に保持部材(36a,36b,38a,38b)を接
続しているため、光学系(14,14a)の熱変位は、
第1反射部材(24,26)の反射面(24a,26
a)に平行な方向にのみ伝播される。別言すると、第1
反射部材(24,26)の反射面(24a,26a)の
計測方向(XL,YL)への変位は殆どなく、その結
果、光学系の(14,14a)の熱変形による計測手段
(32,34)による計測精度の低下を抑制することが
できる。
に示す実施例に基づいて説明する。本実施例は、レチク
ル等の基板に形成されたパターンの座標を計測するパタ
ーン位置測定装置に本発明を適用したものである。
装置の全体の構成を示す。本実施例のパターン位置測定
装置は、基板10上にクロム等で形成されたパターンの
位置(座標)を測定するものであり、測定用の光を照射
する照明系(12,14)と、基板10からの散乱光を
受光する受光系(16a,16b,18a,18b)
と、基板10が載置されたステージ20を駆動するステ
ージ駆動装置22と、ステージ20(基板10)の位置
を計測する干渉計システム(24,26,28,30,
32,34)と、パターン測定装置全体の制御を行う主
制御装置40と、当該装置による測定結果を表示する表
示装置42とを備えている。
光を出力する光学装置12と、光学装置12から射出さ
れたレーザ光をスポットとして基板10上に導く対物レ
ンズ14とから構成されている。対物レンズ14は、レ
ンズ鏡筒14a内に配置されている。
ば、半導体の露光工程に使用されるレチクル等のマスク
や、そのマスクのパターンが露光されたウエハ等の感光
基板を対象とすることができる。基板10が載置された
ステージ20は、主制御装置40に制御されるステージ
駆動装置22によって、XY2次元平面内で移動可能に
構成されている。そして、ステージ20の移動により、
対物レンズ14から射出されるレーザスポットを基板1
0の表面で走査するようになっている。
(16a,16b,18a,18b)は、基板10を斜
め上方から覗くように配置されており、レーザ光と基板
10との相対的な走査によって、基板10上のパターン
エッジで発生する散乱光又は回折光を受光する。そし
て、受光した光の強度に応じた電気信号を主制御装置4
0に対して供給するようなっている。
28,30,32,34)は、2軸干渉計システムであ
り、基板10のX軸方向の位置計測を行うシステム(2
4,28,32)と、Y軸方向の位置計測を行うシステ
ム(26,30,34)との2系統のシステムから構成
されている。X軸方向の位置計測を行う干渉計システム
(24,28,32)は、取り付け部材(36a,36
b)によってレンズ鏡筒14aの外周上に固定された参
照鏡24と、ステージ20上の端部に固定された長尺状
の移動鏡28と、干渉計本体32とから構成されてい
る。干渉計本体32内には、図示しないレーザ光源が設
けられており、このレーザ光源から射出されたレーザ光
をビームスプリッタ等の分光器(図示せず)によって2
つの光に分割し、分割した光を参照鏡24と移動鏡28
に対して投射する。そして、参照鏡24と移動鏡28で
反射したレーザ光を再び干渉計本体32内で合成し、合
成さし光の干渉縞に基づいて、参照鏡24と移動鏡28
の相対的な位置変化、すなわち、ステージ20のX方向
の移動量を計測するようになっている。更に正確には、
参照鏡24と移動鏡28の相対的な位置の変位量に基づ
いて、対物レンズ14の光軸A(図2参照)上に存在す
る基板10上のパターンのX座標を計測する。
ステム(26,30,34)もX軸方向のシステムと同
様に、取り付け部材(38a,38b)によってレンズ
鏡筒14aの外周上に固定された参照鏡26と、ステー
ジ20上の端部に固定された長尺状の移動鏡30と、干
渉計本体34とから構成されている。干渉計本体34
は、干渉計32と同様に、内部に図示しないレーザ光源
が設けられており、このレーザ光源から射出されたレー
ザ光をビームスプリッタ等の分光器(図示せず)によっ
て2つの光に分割し、分割した光を参照鏡26と移動鏡
30に対して投射する。そして、参照鏡26と移動鏡3
0で反射したレーザ光を干渉計本体34内で再び合成
し、合成した光の干渉縞に基づいて、参照鏡26と移動
鏡30の相対的な位置の変位、すなわち、ステージ20
のY方向の移動量を計測するようになっている。更に正
確には、参照鏡26と移動鏡30の相対的な位置の変位
量に基づいて、対物レンズ14の光軸A上に存在する基
板10上のパターンのY座標を計測する。
2,34)によって、対物レンズ14から投射されるレ
ーザスポット上におけるパターンのXY平面上での座標
値が求まる。
ズ鏡筒14aと、参照鏡24と、その取り付け部材(3
6a,36b)との位置関係を示す。なお、ここでは説
明の便宜上、参照鏡24用の取り付け部材(36a,3
6b)のみを示し、参照鏡26用の取り付け部材(38
a,38b)の構成については後に説明する。取り付け
部材(36a,36b)は、熱膨張率の低い材質で成形
された2つの支持アーム36a,36bから構成されて
いる。一方の支持アーム36aは、一端が参照鏡24の
反射面24aの端部に固着され、他端がレンズ鏡筒14
aの外周部に固定されている。また、他方の支持アーム
36bに関しても同様に、一端が参照鏡24の反射面2
4aの端部に固着され、他端がレンズ鏡筒14aの外周
部に固定されている。2つの支持アーム36a,36b
の参照鏡24側の端部は、一定間隔の空間が形成されて
おり、干渉計32からのレーザ光XLを遮らないように
なっている。
4a側の設置位置は、対物レンズ14の光軸Aを含む平
面Pa上に一致するようになっている。また、支持アー
ム36a,36bのレンズ鏡筒14aへの接触部分の幅
は、平面Paに対して対称(L1=L2)となるように
設計されている。更に、平面Paと参照鏡24の反射面
24aとは平行になるように配置されている。このよう
な配置構成により、レンズ鏡筒14aが熱膨張又は熱収
縮した場合にも、支持アーム36a,36bに伝わる変
位は平面Paと平行、すなわち参照鏡24の反射面24
aと平行となるため、参照鏡24自体はレーザ光XLの
方向(Paに垂直な方向)に殆ど変位しないことにな
る。なお、各支持アーム36a,36bとレンズ鏡筒1
4aとの接触面積は、できるだけ小さくすることが望ま
しい。
6a,36b)と、参照鏡26用の取り付け部材(38
a,38b)とを組み合わせた実際の使用状態を示す。
なお、先に参照鏡24用の取り付け部材(36a,36
b)については説明してあるため、ここでは参照鏡26
用の取り付け部材(38a,38b)を中心に説明す
る。参照鏡26用の取り付け部材(38a,38b)
は、参照鏡24用の取り付け部材(36a,36b)と
略同一の構成を採り、低熱膨張率の材質より成形された
2本の支持アーム38a,38bから構成されている。
そして、一方の支持アーム38aは、一端が参照鏡26
の反射面26aの端部に固着され、他端がレンズ鏡筒1
4aの外周部に固定されている。また、他方の支持アー
ム38bに関しても同様に、一端が参照鏡26の反射面
26aの端部に固着され、他端がレンズ鏡筒14aの外
周部に固定されている。また、2つの支持アーム38
a,38bの参照鏡26側の端部は、一定間隔の空間が
形成されており、干渉計34からのレーザ光YLを遮ら
ないようになっている。
用の保持部材の一方の支持アーム36aが貫通する挿通
孔48が形成されている。そして、参照鏡24と26と
の高さ(対物レンズ14の光軸A方向の位置)が一致す
るようになっている。なお、支持アーム38bに形成さ
れた挿通孔48に支持アーム36aを挿通させるのに代
えて、支持アーム38bと36aに、互いに噛み合う凹
部を形成することによって、参照鏡24と26との高さ
を一致させても良い。
4a側の設置位置は、対物レンズ14の光軸Aを含む平
面Pb上に一致するようになっている。また、支持アー
ム38a,38bのレンズ鏡筒14aへの接触部分の幅
は、平面Pbに対して対称(L3=L4)となってい
る。更に、平面Pbと参照鏡26の反射面26aとは平
行になるように配置されている。このように、参照鏡2
6は、支持アーム38a,38bによって、レンズ鏡筒
14aの外周上の平面Pbと交差する位置で支持されて
いるため、X軸用の取り付け部材(36a,36b)と
同様に、レンズ鏡筒14aが熱膨張又は熱収縮した場合
にも、支持アーム38a,38bに伝わる変位は平面P
b方向(平面Paに垂直な方向)となる。
置測定装置の全体的な動作について説明する。パターン
測定を開始する前に、まず、対物レンズ14の光軸Aを
基板10上のある基準点に合わせ、その時点での干渉計
本体32,34による計測値をゼロにする、所謂キャリ
ブレーションを行う。その後、ステージ20を駆動装置
22によってXY方向に駆動することによって、対物レ
ンズ14を介して光学装置12から出力されるレーザス
ポットを、基板10の表面で走査する。レーザスポット
が基板上のパターンで走査されると、パターンのエッジ
部分で散乱光(又は回折光)が発生し、その散乱光を受
光素子16a,16b,18a,18bで受光する。
10(移動鏡28,30)と対物レンズ14(参照鏡2
4,26)のXY方向の相対的な変位量を計測し、計測
値を主制御装置40に供給する。主制御装置40では、
干渉計本体32,34から供給される位置情報と、受光
素子16a,16b,18a,18bからの検出信号に
基づいて、基板10のパターン間の距離を求め、表示装
置42に表示する。
け部材(36a,36b,38a,38b)により、対
物レンズ14の光軸Aを含む平面Pa,Pbとレンズ鏡
筒14aの外周とが交差する位置で参照鏡24,26が
支持されているため、レンズ鏡筒14aが熱膨張又は熱
収縮した場合にも、反射面24a,26aの計測方向
(XL,YL)のずれを最小限に抑えられる。すなわ
ち、レンズ鏡筒14aが熱膨張した場合、その膨張は対
物レンズ14の光軸Aを中心に放射方向の略均一に伝播
するため、レンズ鏡筒14aの外周部分においては、光
軸Aを含む平面Pa,Pbに沿って変位することにな
る。従って、本実施例においては、対物レンズ14の光
軸Aを含む平面Pa,Pbとレンズ鏡筒14aが交差す
る位置に取り付け部材(36a,36b,38a,38
b)を接続しているため、レンズ鏡筒14aの熱変位
は、参照鏡24,26の反射面24a,26aに平行な
方向にのみ伝播される。すなわち、最も重要な計測方向
XL,YLへの変位は殆どない。その結果、基板10の
位置を正確に計測することができる。
縮)に起因する反射鏡24の計測方向(X方向)の変位
について、図4及び図8を参照して、従来の構成と比較
して説明する。なお、式中の記号は以下の通りとする。 R:レンズ鏡筒(14a、114a)の半径 K1:レンズ鏡筒の熱膨張係数 T:温度変化量 θ:(保持部材126とレンズ鏡筒114aとの接点の
角度)/2 ε1:従来技術による参照鏡124の変位量 △R:レンズ鏡筒14aの半径の変化量 L:支持アーム36a(36b)の腕の長さ β:支持アーム36a(36b)のアーム角度の変化量 ε2:本実施例による参照鏡24の変位量
が△Rだけ膨張した場合の参照鏡24のX軸方向の変位
量ε2は、以下のようになる。 △R = R・K1・T ・・・・(1) △R = L・sinβ ・・・・(2) ε2 = L(1−cosβ) ・・・・(3) 式(3)より、ε2が極めて小さい値になることが予想
できる。
m、K1=15×10-6、θ=15°、T=0.1°C
とした場合、参照鏡124(反射面124a)の変位量
ε1は、以下のようになる。 ε1=R・K1・T・cosθ =20・15×10-6×0.1×cos15=2.9×
10-5(mm)
条件で、L=40mmとした場合、先に示した式(1)
より、レンズ鏡筒14aの半径の変化量△Rは以下のよ
うになる。 △R=R・K1・T =20×15×10-6×0.1=3.0×10-5(m
m)
(36b)のアーム角度の変化量βは、以下のようにな
る。 β=sin-1(△R/L) =sin-1(3.0×10-5/40)=4.297×1
0-5(deg)
照鏡24の変位量ε2を求めると、以下のようになる。 ε2=L(1−cosβ)=40×(1−cos4.2
97×10-5)<1×10-9(mm) この値 ε2(<1×10-9mm)は、従来の構成によ
る ε1(=2.9×10-5mm)に比べて、格段に小
さな値となる。
付け部材50,52の構成を示す。この実施例は、図
2,図3に示す実施例を改良したものであり、参照鏡2
4,26を保持する取り付け部材50,52をそれぞれ
一体的に成形している。そして、取り付け部材50の内
側に参照鏡24を取り付け、反射面24aに対応する位
置にレーザ光XLが通過する孔50aを設けている。ま
た、取り付け部材52の内側に参照鏡26を取り付け、
反射面26aに対応する位置にレーザ光YLが通過する
孔52aを設けている。取り付け部材52の一部には、
図4に示す支持アーム38bの挿通孔48に対応する挿
通孔56が形成されている。この挿通孔56の機能は、
支持アーム38aの挿通孔48と同様であり、取り付け
部材50の一部がその中を挿通し、参照鏡24と26の
高さ方向の位置(対物レンズ14の光軸A方向の位置)
を一致させている。他の構成は図2,図3に示す実施例
と同様であるため、重複した説明は省略する。
鏡取り付け部材60,62の構成を示す。この実施例
は、図5に示す実施例を改良したものであり、参照鏡と
取り付け部材60,62をそれぞれ一体的に成形してい
る。すなわち、取り付け部材60,62の表面に反射面
60a,62aを直接形成してたものである。取り付け
部材62の一部には、挿通孔64が形成されている。こ
の挿通孔64の機能は、図4及び図5の実施例の挿通孔
48,56と同様であり、取り付け部材60の一部がそ
の中を挿通し、反射面60a,62aの高さ方向の位置
(対物レンズ14の光軸A方向の位置)を一致させてい
る。他の構成は図2,図3,図4に示す実施例と同様で
あるため、重複した説明は省略する。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に示された本発明の技術的思想とし
ての要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
測定装置の構成を示す概念図(斜視図)である。
部(参照鏡取り付け部材)の構成を示す拡大平面図であ
る。
部(参照鏡取り付け部材)の構成を示す拡大平面図であ
る。
図である。
り付け部材)の構成を示す拡大平面図である。
り付け部材)の構成を示す拡大平面図である。
示す概略図(側面図)である。
(参照鏡取り付け部材)の構成を示す拡大平面図であ
る。
62・・・(参照鏡)取り付け部材 40・・・主制御装置 48,56,64・・・挿通孔 A・・・対物レンズ光軸 Pa,Pb・・・光軸Aを含む平面 XL,XY・・・計測用レーザ光
Claims (8)
- 【請求項1】所定の光学系の光軸に対する計測対象物の
相対的な位置変位量を計測する位置計測装置において、 前記光学系の光軸を含む第1の平面と平行な反射面を有
する第1反射部材と;前記第1の平面と交差する前記光
学系の外周上の2カ所で支持され、前記第1反射部材を
前記光学系に対して保持する保持部材と;前記計測対象
物に固定された第2反射部材と;前記第1及び第2反射
部材に対して計測用の光を投射し、当該第1及び第2反
射部材の反射面で反射した光を用いて、前記光学系の光
軸と前記計測対象物との相対的な位置変位量を計測する
計測手段とを備えたことを特徴とする位置計測装置。 - 【請求項2】前記保持部材の前記光学系の外周に接する
部分が、前記第1の平面に対して対称な形状に形成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の位置計測装
置。 - 【請求項3】前記保持部材は2つの分離したアームから
構成され、当該2つのアームの各々の一端が前記第1の
反射部材の端部にそれぞれ接続され、当該2つのアーム
の各々の他端が前記第1の平面と交差する前記光学系の
外周上の2カ所に接続されていることを特徴とする請求
項1又は2に記載の位置計測装置。 - 【請求項4】前記保持部材は一体のコの字型の部材であ
り、両端が前記第1の平面と交差する前記光学系の外周
上の2カ所に接続されていることを特徴とする請求項1
又は2に記載の位置計測装置。 - 【請求項5】前記第1反射部材は、前記保持部材と一体
に成形されていることを特徴とする請求項4に記載の位
置計測装置。 - 【請求項6】前記第1反射部材は、前記光学系の外周の
前記光軸を中心に90°ずれた2カ所に反射面が配置さ
れた、X側第1反射部材とY側第1反射部材とからな
り、 前記第2反射部材は、前記第1の反射部材に対応し、前
記ステージ上の前記光軸を中心に90°ずれた2カ所に
反射面を有し、 前記保持部材は、前記X側第1反射部材を保持するX側
保持部材と、前記Y側第1反射部材を保持するY側保持
部材とからなり、前記X側第1反射部材とY側第1反射
部材の反射面の前記光軸方向の位置が一致するように配
置されていることを特徴とする請求項3、4又は5に記
載の位置計測装置。 - 【請求項7】前記X側保持部材と前記Y側保持部材は、
両保持部材の一方の一部に他方が貫挿した状態で組み合
わせて配置されていることを特徴とする請求項6に記載
の位置計測装置。 - 【請求項8】対物レンズを介して照射される第1の光を
用い、移動可能なステージ上に載置された基板に形成さ
れたパターンを測定するパターン測定装置において、 前記対物レンズの光軸を含む第1の平面と平行な反射面
を有する第1反射部材と;前記第1の平面と交差する前
記対物レンズの外周上の2カ所で支持され、前記第1反
射部材を前記対物レンズに対して保持する保持部材と;
前記ステージ上に固定された第2反射部材と;前記第1
及び第2反射部材に対して計測用の光を投射し、当該第
1及び第2反射部材の反射面で反射した光を用いて、前
記対物レンズの光軸と前記基板との相対的な位置変位量
を計測する計測手段とを備えたことを特徴とするパター
ン測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17559696A JP3651123B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 位置計測装置及びパターン測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17559696A JP3651123B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 位置計測装置及びパターン測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102719A true JPH102719A (ja) | 1998-01-06 |
| JP3651123B2 JP3651123B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=15998859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17559696A Expired - Lifetime JP3651123B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 位置計測装置及びパターン測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3651123B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110514141A (zh) * | 2019-09-18 | 2019-11-29 | 北京工业大学 | 一种谐波减速器刚轮齿形检测系统 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP17559696A patent/JP3651123B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110514141A (zh) * | 2019-09-18 | 2019-11-29 | 北京工业大学 | 一种谐波减速器刚轮齿形检测系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3651123B2 (ja) | 2005-05-25 |
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