JPH10272995A - 自動車用内装材の製造方法 - Google Patents

自動車用内装材の製造方法

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JPH10272995A
JPH10272995A JP9077631A JP7763197A JPH10272995A JP H10272995 A JPH10272995 A JP H10272995A JP 9077631 A JP9077631 A JP 9077631A JP 7763197 A JP7763197 A JP 7763197A JP H10272995 A JPH10272995 A JP H10272995A
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JP
Japan
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layer
nonwoven fabric
adhesive layer
air
skin
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Pending
Application number
JP9077631A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Sato
義久 佐藤
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Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱時間が短く、表皮層が変色・変質せず、
各層間の接着を確実に行うことができる自動車用内装材
の製造方法を提供する。 【解決手段】 不織布層2に通気性を有する第1接着層
5としてのホットメルトを積層して予め加熱しておき、
通気止め層4と表皮層3とを第2接着層6により予め接
着しておき、加熱されて不織布層2に密着した直後の第
1接着層5に、表皮層3に接着された通気止め層4を重
ね合わせて圧着成形するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のヘッドライ
ニング、ドアトリム、ピラートリムなどの内装材の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用内装材として、例えばヘ
ッドライニングは、芯材となる不織布層と、車室内に面
する表皮層との間に、通気止め層を介在させた3層構造
をしており、各層の間はそれぞれホットメルト等の接着
層により接着されている(類似技術として、特開平6−
238791号公報参照)。
【0003】このようなヘッドライニングを製造する第
1の方法として、接着層を介在させた状態で3層を同時
に温風加熱して密着させ、その後に所定形状に圧着成形
する方法がある。しかし、このような第1の方法は、通
気止め層があるため、比較的厚みのある不織布層では、
通気止め層側からの熱風が遮断されて熱伝導が遅くな
り、加熱時間を2分程度要すると共に、熱によって表皮
層が変色・変質するおそれがある。
【0004】そのため、不織布層だけを単独で温風加熱
しておく第2の方法がある。即ち、表皮層と通気止め層
とを接着層で接着した後、通気止め層の上に更にホット
メルト(接着層)を積層しておき、そのホットメルトの
上に、予め温風加熱した不織布層をのせ、該不織布層の
余熱を利用して両者を圧着成形する方法である。この第
2の方法によれば、不織布層だけを温風加熱するため、
加熱時間も1分程度と短く、また表皮層を加熱しないの
で、表皮層が変色・変質することもない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな第2の方法にしても、不織布層の余熱に頼った成形
のため、ホットメルト(接着層)の溶融が不十分で、不
織布層の厚い部分では通気止め層との接着が不安定にな
るおそれがある。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、加熱時間が短く、表皮層が変
色・変質せず、各層間の接着を確実に行うことができる
自動車用内装材の製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
芯材となる不織布層と、車室内に面する表皮層との間
に、通気止め層を介在させた3層構造で、不織布層と通
気止め層との間が第1接着層により接着され、通気止め
層と表皮層との間が第2接着層により接着されている自
動車用内装材の製造方法において、前記不織布層に第1
接着層としての通気性を有するホットメルトを積層して
予め加熱しておき、通気止め層と表皮層とを第2接着層
により予め接着しておき、加熱されて不織布層に密着し
た直後の第1接着層に、表皮層に接着された通気止め層
を重ね合わせて圧着成形するものである。
【0008】通気止め層としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂フィルムが好
適である。ここで、通気止め層と表皮層を接着する第2
接着層は、加熱を必ずしも必要としないため、ホットメ
ルト以外の接着剤を使用することができる。
【0009】請求項1記載の発明によれば、加熱するの
が不織布層と通気性を有する第1接着層(ホットメル
ト)だけなので、温風が十分に循環する。従って、加熱
時間が1分程度の短い時間で済む。通気止め層と表皮層
は加熱しないので、表皮層が変色・変質することはな
い。また、第1接着層(ホットメルト)が十分に加熱さ
れているため、不織布層と通気止め層との接着が確実で
ある。尚、通気止め層と表皮層とを接着する第2接着層
を加熱が必要なホットメルトにしても良い。第2接着層
をホットメルトにしても、第2接着層側に厚い不織布層
が存在しないため、加熱時間が短くて済み、表皮層が変
色・変質することはない。
【0010】請求項2記載の発明は、前記不織布層が熱
可塑性樹脂繊維である。ここで、熱可塑性樹脂繊維とし
ては、ポリアミド、共重合ポリアミド、ポリエステル、
共重合ポリエステル、ポリアクリロニトリル、共重合ポ
リアクリロニトリル、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリクラール等の熱可塑性重
合体を単独、混合或いは複合紡糸して得られる繊維が好
適である。
【0011】請求項2記載の発明によれば、前記不織布
層が熱可塑性樹脂繊維のため、加熱成形が再度可能であ
り、リサイクル性に富んだ内装材を製造できる。
【0012】請求項3記載の発明は、前記不織布層が、
低融点ポリエステル繊維の吸音層と、低融点ポリエステ
ル繊維及び高融点ポリエステル繊維の補強層とからな
る。
【0013】請求項3記載の発明によれば、前記不織布
層が吸音層と補強層とから成っているため、吸音性と必
要な剛性を備えた内装材を製造できる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記第1接着層
が、熱気の通り抜けが可能な網目状のホットメルトより
なる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、前記第1接
着層の面に熱風がぶつかっても、該第1接着層が熱気の
通り抜けが可能な網目状のホットメルトよりなるので、
熱気は十分に通り抜けが可能で全体に熱気が行き渡るこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を、自動
車のヘッドライニングを示す図1及び図2に基づいて説
明する。
【0017】この実施形態に係るヘッドライニング1
は、図1に示すように、芯材となる通気性を有する不織
布層2と、車室内に面する表皮層3との間に、通気止め
層4を介在させた3層構造で、不織布層2と通気止め層
4との間は第1接着層5により接着され、通気止め層4
と表皮層3との間は第2接着層6により接着されてい
る。
【0018】不織布層2は、軟化点110℃の低融点共
重合ポリエステル系不織布である吸音層7と、軟化点1
10℃の低融点共重合ポリエステル系不織布が30wt
%、軟化点220℃の高融点ポリエステル系不織布が7
0wt%の補強層8とから成っている。吸音層7で必要な
吸音性を確保し、補強層8で必要な強度を確保する。
【0019】通気止め層4は、ポリエチレンの樹脂フィ
ルムで、ヘッドライニング1の空気の透過を遮断して、
空気の透過による汚れの発生を防止するためのものであ
る。表皮層3はポリエステル系トリコットである。
【0020】第1接着層5及び第2接着層6は、共にポ
リエチレン系の熱気の通り抜けが可能な網目状(フリー
スタイプ)のホットメルトである。
【0021】次に、このヘッドライニング1の製造方法
を図2に基づいて説明する。
【0022】まず、表皮層3と通気止め層4との間に第
2接着層6を積層して、200〜230℃で温風加熱
し、表皮層3と通気止め層4とを接着しておく。表皮層
3と通気止め層4とは、不織布層2に比べて薄いため、
第2接着層6に熱が十分に伝わり、約1分程度の加熱で
両者を接着できる。加熱時間が短いため、表皮層3が変
色したり、変質したりすることはない。尚、表皮層3と
通気止め層4とは、加熱しない普通の樹脂接着剤で接着
しても良い。
【0023】そして、不織布層2を構成する吸音層7の
上に補強層8を積層し、補強層8の上に更に第1接着層
5を積層して、これらを200〜230℃で温風加熱す
る。加熱の際に、第1接着層5側に通気止め層4が存在
しないし、第1接着層5自体が通気性を有する網目状で
あるため、第1接着層5中に熱風が十分に通り抜け、該
第1接着層5側から補強層8にも熱が伝わる。従って、
約1分程度の短い加熱時間で、第1接着層5が十分に溶
けると共に、補強層8及び吸音層7全体に熱が伝わり、
補強層8と吸音層7とが不織布層2として一体化する。
【0024】次に、加熱した直後の不織布層2及び第1
接着層5と、予め接着しておいた通気止め層4及び表皮
層3とを重ね合わせ、自動車のヘッドライニング形状を
有した冷却金型9で所望の形状に圧着成形し、本実施形
態のヘッドライニング1を得る。不織布層2側に一体化
された第1接着層5が十分に加熱されているため、表皮
層3側に一体化された通気止め層4との接着が確実で、
不織布層2の厚い部分でも安定した接着状態が得られ
る。
【0025】更に、この実施形態のヘッドライニング1
は、不織布層2、通気止め層4、表皮層3等がそれぞれ
熱可塑性樹脂のため、加熱成形が再度可能であり、リサ
イクル性に優れている。
【0026】尚、以上の説明では、内装材としてヘッド
ライニング1を例にしたが、ドアトリム、ピラートリム
などで良い。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、加熱する
のが不織布層と通気性を有する第1接着層(ホットメル
ト)だけなので、温風が十分に循環する。従って、加熱
時間が1分程度の短い時間で済む。通気止め層と表皮層
は加熱しないので、表皮層が変色・変質することはな
い。また、第1接着層(ホットメルト)が十分に加熱さ
れているため、不織布層と通気止め層との接着が確実で
ある。尚、通気止め層と表皮層とを接着する第2接着層
を加熱が必要なホットメルトにしても良い。第2接着層
をホットメルトにしても、第2接着層側に厚い不織布層
が存在しないため、加熱時間が短くて済み、表皮層が変
色・変質することはない。
【0028】請求項2記載の発明によれば、前記不織布
層が熱可塑性樹脂繊維のため、加熱成形が再度可能であ
り、リサイクル性に富んだ内装材を製造できる。
【0029】請求項3記載の発明によれば、前記不織布
層が吸音層と補強層とから成っているため、吸音性と必
要な剛性を備えた内装材を製造できる。
【0030】請求項4記載の発明によれば、前記第1接
着層の面に熱風がぶつかっても、該第1接着層が熱気の
通り抜けが可能な網目状のホットメルトよりなるので、
熱気は十分に通り抜けが可能で全体に熱気が行き渡るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る内装材(ヘッドライ
ニング)の構造を示す断面図。
【図2】内装材(ヘッドライニング)の製造過程を示す
断面図。
【符号の説明】
1 ヘッドライニング(内装材) 2 不織布層 3 表皮層 4 通気止め層 5 ホットメルト(第1接着層) 6 ホットメルト(第2接着層) 7 吸音層 8 補強層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材となる不織布層と、車室内に面する
    表皮層との間に、通気止め層を介在させた3層構造で、
    不織布層と通気止め層との間が第1接着層により接着さ
    れ、通気止め層と表皮層との間が第2接着層により接着
    されている自動車用内装材の製造方法において、 前記不織布層に第1接着層としての通気性を有するホッ
    トメルトを積層して予め加熱しておき、通気止め層と表
    皮層とを第2接着層により予め接着しておき、加熱され
    て不織布層に密着した直後の第1接着層に、表皮層に接
    着された通気止め層を重ね合わせて圧着成形することを
    特徴とする自動車用内装材の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載に自動車用内装材の製造方
    法であって、前記不織布層が熱可塑性樹脂繊維であるこ
    とを特徴とする自動車用内装材の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車用内装材の製造方
    法であって、 前記不織布層が、低融点ポリエステル繊維の吸音層と、
    低融点ポリエステル繊維及び高融点ポリエステル繊維の
    補強層とからなることを特徴とする自動車用内装材の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3何れかに記載の自
    動車用内装材の製造方法であって、 前記第1接着層が、熱気の通り抜けが可能な網目状のホ
    ットメルトよりなることを特徴とする自動車用内装材の
    製造方法。
JP9077631A 1997-03-28 1997-03-28 自動車用内装材の製造方法 Pending JPH10272995A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110843917A (zh) * 2018-08-20 2020-02-28 广东理标信息科技有限公司 一种高效隔热保温的汽车骨架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110843917A (zh) * 2018-08-20 2020-02-28 广东理标信息科技有限公司 一种高效隔热保温的汽车骨架

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