JPH10273422A - 頭髪用化粧料 - Google Patents

頭髪用化粧料

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JPH10273422A
JPH10273422A JP9455697A JP9455697A JPH10273422A JP H10273422 A JPH10273422 A JP H10273422A JP 9455697 A JP9455697 A JP 9455697A JP 9455697 A JP9455697 A JP 9455697A JP H10273422 A JPH10273422 A JP H10273422A
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JP
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hair
cosmetic
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extract
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JP9455697A
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Masaaki Uemura
雅明 植村
Toshisuke Takeda
俊祐 武田
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた脱毛防止効果や発毛効果,頭皮のカユ
ミ,フケの防止効果を有し、かつ安全性にも優れる頭髪
用化粧料を提供すること。 【解決手段】アラントイン,イクタモール,グアイアズ
レン,イプシロンアミノカプロン酸,塩化リゾチーム及
び塩酸ジフエンヒドラミン等の消炎成分及び下記式
(I)で表されるジメチルアミンオキシド 【化1】 を含んでなる頭髪用化粧料を提供することにより、上記
課題が解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭皮頭髪用化粧料
(以下,頭髪用化粧料という)に関する技術分野に属す
る発明である。より詳細には、優れた効果を有し,かつ
安全性にも優れる頭髪用化粧料に関する技術分野に属
し、本発明頭髪用化粧料は、特に医薬品,医薬部外品又
は化粧品の分野において用いられる。
【0002】
【従来の技術】頭髪用化粧料には、様々な種類があり、
様々な頭皮頭髪状態に対応した製品が存在している。例
えば、頭皮状態によっては頭皮におけるフケやカユミを
防止することにより、脱毛状態等の現状を改善し得る製
品が開発されている。頭皮における様々なトラブルは、
高齢化社会を迎えた今日では、社会的ストレスの増大も
伴って増加しつつあり、この頭皮におけるトラブルに対
応した毛髪化粧料の需要は急増している。一般に、頭部
の禿や脱毛,毛の細り,頭皮のカユミやフケ等の原因と
しては、毛根の皮脂腺等の器官における男性ホルモンの
活性化,過剰な皮脂分泌,過酸化脂質の生成,毛包への
血流量の低下及びストレス等が挙げられる。また、丈夫
で美しい毛髪を育てるうえで、十分な毛包への栄養補給
が出来ない場合、細毛ややせ毛の原因となる。毛包への
血流量の低下は、栄養不足や老廃物の排泄の機能の低下
を招く。
【0003】このような観点から、頭皮における過剰な
皮脂分泌等を改善することは、少なくとも頭皮における
血流機能の低下を改善することと共に、頭皮及び頭髪の
トラブルを解決する上で欠かせないポイントとなる。従
来の頭髪用化粧料は、一般的にこれらの禿や脱毛の原因
と考えられる要素を取り除いたり、軽減する作用を持つ
物質を配合したものである。例えば、ビタミンB,ビタ
ミンE等のビタミン類、セリン,メチオニン等のアミノ
酸類、センブリエキス,アセチルコリン誘導体等の血管
拡張剤、紫根エキス等の抗炎症剤、エストラジオール等
の女性ホルモン剤、セファランチン等の皮膚機能亢進剤
等が配合され、禿や脱毛、毛髪の細りの予防及び治療に
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の成分を少量のみ頭髪用化粧料中に配合しても十分な効
果を得ることは難しく、逆に多く配合すると使用部分及
びその周辺に不快な刺激感や発赤を伴う傾向が強まり、
自ずと配合量には限界があった。
【0005】そこで本発明が解決すべき課題は、優れた
効果を有し、かつ安全性にも優れる頭髪用化粧料を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題の
解決に向けて鋭意検討を行った。その結果、消炎剤と,
特定のアミンオキシドとを組み合わせて配合することに
より、優れた脱毛防止効果や発毛効果,頭皮のカユミ,
フケの防止効果を有し、かつ安全性にも優れる頭髪用化
粧料が提供されることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、消炎剤及び下記式
(I)で表されるジメチルアミンオキシド
【化2】 を含んでなる頭髪用化粧料を提供する。
【0008】また、この消炎成分が、アラントイン,イ
クタモール,グアイアズレン,イプシロンアミノカプロ
ン酸,塩化リゾチーム及び塩酸ジフエンヒドラミンから
なる群の消炎成分から選ばれる1種又は2種以上の消炎
成分である場合が特に所期の効果を良好に発揮し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明頭髪用化粧料は、消炎成分と上記の
ジメチルアミンオキシド(I)とを組み合わせて配合す
ることにより、所期の効果を発揮する頭髪用化粧料であ
る。
【0010】本発明頭髪用化粧料中に配合可能な消炎成
分は、それを皮膚上に塗布することにより,人体のその
部分の炎症を抑えることが可能であり、かつ外用剤の配
合成分として安全性上問題がない限りにおいて、特に限
定されるものではなく、その作用機序も問われるべきも
のではない。
【0011】具体的には、アラントイン,イクタモー
ル,グアイアズレン,イプシロンアミノカプロン酸,塩
化リゾチーム,塩酸ジフエンヒドラミン,塩化ベルベリ
ン,塩化亜鉛,サリチル酸メチル等の頭髪化粧料に消炎
成分として配合されているものを適宜選択することがで
きる。
【0012】これらの消炎成分のうちでも特に、アラン
トイン,イクタモール,グアイアズレン,イプシロンア
ミノカプロン酸,塩化リゾチーム又は塩酸ジフエンヒド
ラミンを選択して本発明頭髪用化粧料中に配合すること
が好ましい。
【0013】アラントインは、化学名を5−ウレイドヒ
ダントインという,もともとはウシの羊膜から発見され
たものであり、抗炎症作用,収斂作用等が認められてい
る成分である。また、その製法は公知であり、市販もさ
れている。
【0014】なお、本発明においては、アラントインア
セチル-DL-メチオニン,アラントインβ- グリチルレチ
ン酸,アラントインクロルヒドロキシアルミニウム,ア
ラントインジヒドロキシアルミニウム,アラントインDL
- パントテニルアルコール,アラントインポリガラクツ
ロン酸等のアラントイン誘導体もアラントインの範疇に
入る。これらのアラントイン誘導体の製法はそれぞれ公
知であり、それぞれ市販もされている。
【0015】イクタモールは、一般にイヒチオールの名
で知られており、抗炎症効果,防腐作用等が認められて
おり、その製法も公知であり、市販もされている。
【0016】グアイアズレンは、化学名を1,4-ジメチル
-7- イソプロピルアズレンという,グアイオールを脱水
素したものであり,消炎作用や抗アレルギー作用等が認
められている成分である。また、その製法は公知であ
り、市販もされている。
【0017】なお、本発明においては、グアイアズレン
スルホン酸ナトリウム等の消炎作用を有するグアイアズ
レン誘導体もグアイアズレンの範疇に入る。これらのグ
アイアズレンの製法はそれぞれ公知であり、それぞれ市
販もされている。
【0018】イプシロンアミノカプロン酸は、化学名を
6−アミノヘキサノン酸といい、L−リジンからα位の
アミノ基を除いた構造である。製法は、カプロラクタム
を加水分解する等の通常公知の方法に従い、強力なプラ
スミン抑制作用を有する医薬品として知られており、ま
た市販もされている。
【0019】塩化リゾチームは、化学名をN−アセチル
ムラミドグリカノヒドラーゼといい、卵白から得られた
塩基性ポリペプチドで,ムコ多糖分解作用を有する酵素
であり、抗炎症作用等を有することが知られている。ま
た、その製造法は公知であり、市販もされている。
【0020】また、塩酸ジフェンヒドラミンは、抗ヒス
タミン薬として知られており、その製法は公知で、市販
もされている。
【0021】これらの消炎成分は、それぞれ単独で、後
述の特定のアミンオキシドと組み合わせて本発明頭髪用
化粧料中に配合することも可能であるが、2種以上を組
み合わせて配合することも可能である。
【0022】本発明頭髪用化粧料における上記の消炎成
分の配合量は、頭髪用化粧料全体に対して0.001重
量%以上,5.0重量%以下であり、同0.01重量%
以上,2.0重量%以下が好ましい。
【0023】この配合量が頭髪用化粧料全体に対して
0.001重量%未満では十分な消炎効果が発揮されず
好ましくなく、同5.0重量%を超えて配合すると製剤
上不都合が生じる傾向が強まり、さらに皮膚刺激等が伴
う等,安全性の側面から問題が生じるおそれがある。
【0024】上記の消炎成分と共に本発明毛髪化粧料中
に配合される、上記ジメチルアミンオキシド(I)は通
常公知のアミンオキシドの製造方法に従って製造するこ
とができる。
【0025】その一例を示せば、概ね以下の工程に従っ
て製造することができる。
【化3】
【0026】通常、このように製造したジメチルアミン
オキシド(I)は、再結晶法等の通常公知の精製法によ
る精製工程を経て本発明頭髪用化粧料中に配合する。
【0027】本発明頭髪用化粧料中におけるこのジメチ
ルアミンオキシド(I)の配合量は、頭髪用化粧料全体
に対して0.0001重量%以上,20.0重量%以下
であり、同0.05重量%以上,5.0重量%以下が好
ましい。
【0028】この配合量が頭髪用化粧料全体に対して
0.0001重量%未満では、十分な消炎効果を発揮す
ることができず好ましくなく、同20.0重量%を超え
て配合すると、製剤上不都合を生ずる傾向が強くなり,
また皮膚刺激性が生ずる等の点から好ましくない。
【0029】このようにして、上記消炎成分と上記ジメ
チルアミンオキシド(I)とを組み合わせて配合するこ
とにより、優れた脱毛防止効果や発毛効果,頭皮のカユ
ミ,フケの防止効果を有し、かつ安全性にも優れる本発
明頭髪用化粧料が提供される。
【0030】なお、本発明頭髪用化粧料中には、通常頭
髪用化粧料中に配合される薬効成分を、その薬効成分が
有する一般的な効果を発揮させる目的のために、本発明
の所期の効果を損なわない限りにおいて配合することも
可能である。
【0031】例えば、セリン,メチオニン,アルギニン
等のアミノ酸類;ビタミンB6 ,ビオチン等のビタミン
類;パントテン酸若しくはその誘導体;グリチルレチン
酸若しくはその誘導体;エスラジオール等の女性ホルモ
ン等を本発明頭髪用化粧料中に配合することもできる。
【0032】また、通常頭髪用化粧料中に配合される植
物抽出物、例えばアルテア抽出物,ヨクイニン抽出物,
ペパーミント抽出物,ヨウテイ抽出物,トウガラシ抽出
物,アロエ抽出物,クコ抽出物,ヨモギ抽出物,イネ抽
出物,マンケイシ抽出物,マンネンロウ抽出物,コッサ
イホ抽出物,エニシダ抽出物,リンドウ抽出物,タンジ
ン抽出物,ヘチマ抽出物,キキョウ抽出物,マツ抽出
物,クジン抽出物,トウキ抽出物,ベニバナ抽出物,メ
ギ抽出物,ビンロウジ抽出物,ユーカリ抽出物,カゴソ
ウ抽出物,モクソウ抽出物,ゴシツ抽出物,サイコ抽出
物,チャ抽出物,カンゾウ抽出物,ホップ抽出物,キク
抽出物,セネガ抽出物,ゴマ抽出物,センキュウ抽出
物,カシュウ抽出物,カッコン抽出物,マイカイカ抽出
物,サフラン抽出物,ローズマリー抽出物,ジオウ抽出
物,ゼニアオイ抽出物等を本発明頭髪用化粧料中に配合
することができる。
【0033】また、乳酸若しくはそのアルキルエステル
等;クエン酸等の有機酸類;トラネキサム酸等のプロテ
アーゼ阻害剤;オリーブ油,スクワラン,流動パラフィ
ン,イソプロピルミリステート,高級脂肪酸,高級アル
コール等の油分;グリセリン,プロピレングリコール等
の多価アルコール;その他界面活性剤,保湿剤,増粘
剤,香料,酸化防止剤,紫外線吸収剤,抗菌剤,清涼
剤,色素,エタノール,水等を本発明の所期の効果を損
なわない範囲で適宜配合することができる。
【0034】本発明頭髪用化粧料の形態は、液状,乳
液,軟膏等外皮に適用可能な性状のものであれば問われ
るものではなく、必要に応じて適宜基剤成分等を配合し
て所望の形態の本発明頭髪用化粧料を調製することがで
きる。また、本発明頭髪用化粧料は、医薬品,医薬部外
品又は化粧料等の多様な分野において適用可能である。
【0035】本発明頭髪用化粧料は、例えば脱毛やフ
ケ,かゆみ等の治療や予防に用いることが可能であり、
例えば男性性脱毛症の治療や予防、女性に多いびまん性
脱毛症の治療や予防、円形脱毛症の治療等に広く用いる
ことができる。なお、ここに示した目的は例示であり、
これらの目的に本発明頭髪用化粧料の適用可能な疾患が
限定されるものではない。
【0036】本発明頭髪用化粧料は、概ね皮膚に直接塗
布又は散布する等の経皮投与により投与される(なお、
本発明頭髪用化粧料においては,上記必須成分の組み合
わせ配合により、成分の経皮吸収が促進される)。そし
て、本発明頭髪用化粧料の投与量は、年齢,脱毛の程度
等の個人差やその製剤形態に応じて適宜決定されるべき
ものであるが、一般の大人に対する投与量は、体重1Kg
当り0.001〜100mg/日、好ましくは0.1〜1
0mg/日であり、これを1日2〜4回に分けて投与する
ことができる。
【0037】
【実施例】以下、実施例等により本発明をより具体的に
説明するが、これらの実施例等により本発明の技術的範
囲が限定されるべきものではない。まず、各実施例等の
開示に先立ち、これらの実施例等の養毛効果等を検討す
るための試験について説明する。
【0038】1.養毛効果試験 本発明頭髪用化粧料の養毛効果を検討するために、トリ
コグラム試験を行った。被験者は、男性で比較例及び実
施例各群10名とした。試験塗布期間は4ヵ月間とし、
この試料を1日2回、1回につき2〜4mlを頭皮に塗布
した。塗布直前及び塗布3ヵ月後に、それぞれ被験者1
名につき頭頂部から毛髪を無作為に50本抜去し、抜去
毛の毛根を顕微鏡下で観察し、毛根の状態から毛根休止
期率(%)を計算した。試料塗布前後における休止期率
の増減の割合を以下の基準で判定した。
【0039】<判定基準> 顕著な効果:毛根休止期率が30%以上減少 効果あり :毛根休止期率が20%以上減少 弱い効果 :毛根休止期率が10%以上減少 効果なし :毛根休止期率が10%未満の減少 養毛効果の評価としては、効果あり以上の被験者が50
%を超えた場合を有効とし、その他は無効とした。
【0040】2.脱毛防止効果試験 試料使用前後の洗髪脱毛本数の変化で脱毛防止効果を判
定した。被験者は男性で、男性で比較例及び実施例各群
10名とした。試験期間は6ヵ月間とし、前半2ヵ月間
は試料を塗布しない期間,後半4ヵ月は試料を塗布する
期間とした。試料を塗布する期間には、試料を1日2
回、1回につき2〜4mlの試料を頭皮に塗布した。試験
期間中には、1日おきに洗髪して抜毛を回収し、1週間
分をまとめてその毛の本数を数えた。
【0041】各期間の抜毛本数の表示は、試料を塗布し
ない2カ月間,計8回の抜毛本数のデータと、試料を塗
布する期間の後半2ヵ月間,計8回の抜毛本数のデータ
をそれぞれの期間ごとにまとめ、平均値±標準偏差の形
で1回当りの抜毛本数として表示した。
【0042】効果の判定は、それぞれの期間の平均値の
差から次のように判定した。 <判定基準> ++:抜毛本数が70本以上減っており,著しい効果を
認めた +:抜毛本数が40本以上減っており,かなりの効果を
認めた ±:抜毛本数が10本以上減っており,やや効果が認め
られた −:抜毛本数の減少が10本未満であり,無効であった 脱毛防止効果の評価としては、+以上の被験者が50%
を超えた場合を有効とし、その他は無効とした。
【0043】3.ふけ,かゆみ防止効果試験 ふけ,かゆみの防止効果については、試験期間終了後に
各被験者の頭皮のふけ,かゆみについて調査し、ふけの
程度とかゆみの程度によって比較した。被験者は、特に
ふけとかゆみを訴える男性とし、比較例及び実施例各群
10名とした。試料を塗布する期間は3ヵ月間とし、こ
の間薬剤無添加の同一シャンプーで1日1回洗髪し、試
料を1日2回、1回につき2〜4mlを頭皮に塗布した。
試験終了後に、各被験者の頭皮のふけ,かゆみの程度を
それぞれ以下のスコアで表した。
【0044】<ふけのスコア> 3:ふけが著しく多い 2:ふけが多い 1:ややふけが多い 0:ふけがほとんどない
【0045】<かゆみのスコア> 3:強いかゆみがある 2:かゆみがある 1:ややかゆみがある 0:かゆみがない
【0046】〔実施例1〜7,比較例1〜7〕第1表
(実施例1〜7,比較例1〜7)に示した配合成分のロ
ーションを後述する製法に従って調製し、上記各試験を
行った。
【0047】
【表1】
【0048】<製法>95%エタノールに、各薬剤を各
配合量,グリセリン,硬化ヒマシ油エチレンオキシド
(40モル)付加物,リンゴ酸及び香料を溶解させた
(エタノール相)。次いで精製水に色素を添加した後,
溶解して、これを前記エタノール相に添加した後,攪拌
することにより、透明液状のローションを得た。上記各
試験の結果を、第2表(養毛効果試験),第3表(脱毛
防止効果試験)及び第4表(ふけ,かゆみ防止効果試
験)に示した。
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】この結果より、アラントイン,イクタモー
ル,グアイアズレン,イプシロンアミノカプロン酸,塩
化リゾチーム又は塩酸ジフエンヒドラミンのいずれかの
消炎成分とジメチルアミンオキシド(I)とを配合した
実施例のローションには、養毛効果,脱毛防止効果及び
ふけ,かゆみ防止効果が顕著に認められたが、これらの
消炎成分とジメチルアミンオキシド(I)のいずれか一
方のみ配合した比較例の養毛ローションは、たとえこれ
らの成分を相当量配合しても、これらの効果は上記実施
例の結果と比べると著しく劣っていた。
【0053】すなわち、上記消炎成分とジメチルアミン
オキシド(I)とを組み合わせて配合した本発明頭髪用
化粧料においては、相乗的な養毛効果,脱毛防止効果及
びふけ,かゆみ防止効果が顕著に認められることが明ら
かになった。このことは、少量の有効成分であっても本
発明頭髪用化粧料においては所望する効果を得ることが
可能であり、消炎成分を多量に配合することによって惹
起される、塗布部及びその周辺部の不快な刺激感や発赤
を防ぐことが可能になったことを示すものである。
【0054】以下、さらに他の本発明頭髪用化粧料の処
方例を示す。 〔実施例8〕 ローション (配合成分) 配合量(重量%) 95%エタノール 50.0 ジメチルアミンオキシド(I) 0.5 アラントイン 2.0 塩酸ジフエンヒドラミン 0.5 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 3.0 硬化ヒマシ油エチレンオキシド(40モル)付加物 0.5 コハク酸 適 量 香料及び色素 適 量 精製水 残 量
【0055】<製法>95%エタノールにジメチルアミ
ンオキシド(I),硬化ヒマシ油エチレンオキシド(4
0モル)付加物,アラントイン,塩酸ジフェンヒドラミ
ン及び香料を溶解させた後、これに精製水に他の成分を
加えて溶解させたものを添加して攪拌溶解することによ
って、透明液状のローションを得た。
【0056】この本発明頭髪用化粧料に上記試験を行っ
たところ、養毛効果,脱毛防止効果及びフケ・カユミ防
止効果が顕著に認められた。
【0057】 〔実施例9〕 ローション (配合成分) 配合量(重量%) 95%エタノール 90.0 ジメチルアミンオキシド(I) 3.0 イプシロンアミノカプロン酸 1.0 1,3−ブチレングリコール 0.5 硬化ヒマシ油エチレンオキシド(50モル)付加物 0.5 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 乳酸 適 量 乳酸ナトリウム 適 量 香料及び色素 適 量 精製水 残 量
【0058】<製法>95%エタノールに、硬化ヒマシ
油エチレンオキシド(50モル)付加物及び香料を溶解
させ、次いで精製水を添加後、他の成分を添加して攪拌
溶解し、透明液状のローションを得た。
【0059】この本発明頭髪用化粧料に上記試験を行っ
たところ、この本発明頭髪用化粧料に上記試験を行った
ところ、養毛効果,脱毛防止効果及びフケ・カユミ防止
効果が顕著に認められた。
【0060】 〔実施例10〕 乳液型頭髪用化粧料 (配合成分) 配合量(重量%) (A相) 硬化ヒマシ油エチレンオキシド(60モル)付加物 2.0 グリセリン 5.0 ジプロピレングリコール 10.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール 5.0 (B相) セチルイソオクタネート 10.0 スクワラン 10.0 ワセリン 2.0 プロピルパラベン 2.0 ジメチルアミンオキシド(I) 2.0 グアイアズレン 0.5 (C相) カルボキシビニルポリマー1%水溶液 30.0 ヘキサメタリン酸ソーダ 0.03 精製水 9.35 (D相) 精製水 4.0 (E相) 水酸化カリウム 0.12 精製水 3.0
【0061】<製法>A相とB相をそれぞれ60℃で加
熱溶解し、混合してホモミキサーで処理してゲルを調製
した。これにD相を徐々に添加し、ホモミキサーで分散
した。次に、これに溶解したE相を添加し、ホモミキサ
ーで分散した。次に、この分散物にE相を添加しホモミ
キサーで乳化して、O/W乳液型の頭髪用化粧料を得
た。この本発明頭髪用化粧料に上記試験を行ったとこ
ろ、養毛効果,脱毛防止効果及びフケ・カユミ防止効果
が顕著に認められた。
【0062】
【発明の効果】本発明により、優れた脱毛防止効果や発
毛効果,頭皮のカユミ,フケの防止効果を有し、かつ安
全性にも優れる頭髪用化粧料が提供される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消炎成分及び下記式(I)で表されるジメ
    チルアミンオキシド 【化1】 を含んでなる頭髪用化粧料。
  2. 【請求項2】消炎成分が、アラントイン,イクタモー
    ル,グアイアズレン,イプシロンアミノカプロン酸,塩
    化リゾチーム及び塩酸ジフエンヒドラミンからなる群の
    消炎成分から選ばれる1種又は2種以上の消炎成分であ
    る請求項1記載の頭髪用化粧料。
JP9455697A 1997-03-27 1997-03-27 頭髪用化粧料 Withdrawn JPH10273422A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6588964B1 (en) 2000-10-10 2003-07-08 The Procter & Gamble Company Fluid applicator
US7001594B1 (en) 2000-10-10 2006-02-21 The Procter & Gamble Company Scalp cosmetic compositions and corresponding methods of application to provide scalp moisturization and skin active benefits

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