JPH10273688A - ステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤及び圧延方法 - Google Patents

ステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤及び圧延方法

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JPH10273688A
JPH10273688A JP9077635A JP7763597A JPH10273688A JP H10273688 A JPH10273688 A JP H10273688A JP 9077635 A JP9077635 A JP 9077635A JP 7763597 A JP7763597 A JP 7763597A JP H10273688 A JPH10273688 A JP H10273688A
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JP
Japan
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oil
rolling
stainless steel
viscosity
surfactant
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Application number
JP9077635A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Sakakibara
正義 榊原
Isao Oikawa
勲 及川
Hideo Yamamoto
秀男 山本
Satoru Matsushita
哲 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYODO YUSHI KK
Kyodo Yushi Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
KYODO YUSHI KK
Kyodo Yushi Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by KYODO YUSHI KK, Kyodo Yushi Co Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical KYODO YUSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘度が低く、付着量を少なくできるととも
に、潤滑性に優れ、焼き付き(ヒートスクラッチ)を発
生することなく、高速圧延が可能で、良好な光沢性を有
するステンレス鋼板を得ることができるステンレス鋼板
用水溶性冷間圧延油剤、及びこれを用いたステンレス鋼
板の圧延方法を提供すること。 【解決手段】 鉱物油、合成エステル、及び合成炭化水
素油からなる群から選ばれる少なくとも1種を基油と
し、かつ基油の40℃の粘度が15mm2/s 以下であり、
界面活性剤、及び極圧剤を含む、ステンレス鋼板用水溶
性冷間圧延油剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステンレス鋼板用
水溶性冷間圧延油剤及びそれを用いた冷間圧延方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼板は、光沢性が良好で、か
つ錆びにくい特性を有することから、建築資材や機械の
外板など、目に触れやすい部分に多く使用されている。
そのため、常に高い光沢性を有するステンレス鋼板が求
められている。粘度の高い圧延油をステンレス鋼板の冷
間圧延時に使用すると、オイルピットと呼ばれる油溜ま
りが材料表面に多数発生し、光沢性を損なう。光沢性の
高いステンレス鋼板を得るためには、ロール径の小さい
圧延機を用いて、粘度が低く、引火点の比較的高い鉱物
油をベースにした圧延油を水で希釈しないでそのままロ
ールや材料表面に給油し圧延していた。この方法によ
り、ロールと材料の間に引き込まれる圧延油は、均一で
薄いものとなり、材料の表面に発生するオイルピットと
呼ばれる油溜まりがなくなり、良好な光沢性を有するス
テンレス鋼板の製造が可能であった。しかし、このよう
な従来のステンレス鋼板用不水溶性冷間圧延油では、粘
度が低いため、油膜厚さが薄く、摩擦による発熱が多
い。また冷却効果も低いため、圧延により材料の表面温
度が200℃近くに達し、圧延油の引火点を越えること
があり、その場合には火災の危険がある。さらに、10
00m/分近くの高速で圧延すると材料表面の温度はさ
らに高くなり、それに伴って火災の危険性も一層高くな
るため、ロール径が小さく高速圧延が可能な圧延機(例
えば、クラスターミル)でも600m/分前後で圧延し
ているのが現状である。また圧延時の火災の危険性を低
くするためには、タンデム圧延機で用いられるような水
溶性冷間圧延油を用いると効果がある。しかし、タンデ
ム圧延機で用いられる水溶性冷間圧延油は、冷却効果に
優れているが、エマルションの粒径が3〜10μmと大
きく、圧延油の粘度が低くても、油剤がロールや材料に
過大に付着するため、満足できる表面性状(光沢性に優
れ、光沢むらがない)を有するステンレス鋼板を得るこ
とはできなかった。さらに、水溶性圧延油を用いて光沢
性を維持するためには、付着量を少なくかつ均一に保持
することが必要であるが、油膜が薄くなると、材料表面
の焼き付き(ヒートスクラッチ)が発生し易くなるとい
う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、粘度が低く、付着量を少なくできるとともに、潤滑
性に優れ、焼き付き(ヒートスクラッチ)が発生しない
ステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤を提供することで
ある。本発明の他の目的は、高速圧延が可能で、良好な
光沢性を有するステンレス鋼板を得ることができるステ
ンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤を提供することであ
る。本発明のさらに他の目的は、上記水溶性冷間圧延油
剤を用いたステンレス鋼板の圧延方法を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、鉱物
油、合成エステル、及び合成炭化水素油からなる群から
選ばれる少なくとも1種を基油とし、かつ基油の40℃
の粘度が15mm2/s 以下であり、界面活性剤、及び極圧
剤を含む、ステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤により
達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用する基油は、油剤全
体の粘度を低くできるものが好ましく、鉱物油、合成エ
ステル、及び合成炭化水素油からなる群から選ばれる少
なくとも1種を含む。本発明の基油の40℃の粘度は1
5mm2/s 以下、好ましくは10mm2/s以下、さらに好ま
しくは7mm2/s 以下、最も好ましくは4〜6mm2/s であ
る。基油の粘度が高いと添加剤を含めた油剤の粘度が高
くなり、良好な表面光沢が得られない。また、4mm2/s
以下では油膜が薄くなりすぎ、焼き付きが発生しやすく
なり好ましくない。鉱物油としては、例えば、スピンド
ル油、マシン油等があり、初留温度と終了温度の差が3
0℃以下の精製度の高いものが好ましい。また、添加剤
を含む油剤の40℃の粘度は、上記基油を用いると20
mm2/s 以下になるが、好ましくは10mm2/s 以下であ
る。
【0006】合成エステルとしては、全炭素数が15〜
30、さらに好ましくは15〜25のものが好ましい。
さらに具体的には、炭素数22以下(例えば10〜1
4)の脂肪族カルボン酸又は芳香族カルボン酸又は炭酸
と、炭素数が4〜12、好ましくは10以下の脂肪族ア
ルコールとのエステル(モノエステル、ジエステル、ト
リエステル等)である。例えば、オレイン酸メチル、オ
レイン酸エチル、オレイン酸ブチル、ラウリン酸ブチ
ル、ラウリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸ブチ
ル、ステアリン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸ブ
チル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、コハク酸ジオ
クチル、炭酸ジオクチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘ
キシル、アゼライン酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル
酸ジ−2−エチルヘキシル、ペンタエリスリトールジオ
レート、トリメチロールプロパントリオレート等が挙げ
られる。合成炭化水素としては、例えば、低分子のポリ
α−オレフィン(PAO)、低分子のポリブテン、アル
キルベンゼン等が挙げられる。
【0007】本発明に使用する界面活性剤は、基油を乳
化することができるものであれば良いが、好ましくは、
ノニオン系界面活性剤、及びアニオン系界面活性剤であ
る。より好ましくは、ノニオン系界面活性剤であり、最
も好ましくは、ソルビタン系界面活性剤である。ソルビ
タン系界面活性剤は、圧延油の粒子を安定化すると共
に、トランプオイル等の混入物の影響を受けにくいとい
う利点がある。ソルビタン系界面活性剤は種々のもの
(HLBが1.8〜17のもの)が市販されており、本
発明ではこれらを単独で又は適宜組み合わせて使用す
る。この場合、ソルビタン系界面活性剤のHLBは10
以上が好ましく、より好ましくは13以上である。HL
Bが13以上の界面活性剤を3重量%以上使用すると、
圧延油剤粒子を細かく安定に保持することができ、付着
量を均一にかつ少なく維持することができる。十分な乳
化性がない場合、粘度が低くても、使用中に付着性が不
均一になり光沢むらが発生し問題を生じる。
【0008】ソルビタン系界面活性剤の例としては、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル等が挙げられ、さらに具体的には、ソ
ルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテー
ト、ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノステアレ
ート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキオレ
ート、ソルビタンジステアレート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタン
モノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレー
ト、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート等
が挙げられる。
【0009】本発明に使用できるその他のノニオン系界
面活性剤の例としては、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ングリセライド脂肪酸エステル等が挙げられる。アニオ
ン系界面活性剤としては、基油に溶解するもの、例え
ば、石油スルホン酸ナトリウム、芳香族スルホン酸ナト
リウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム等が好ま
しい。界面活性剤の使用量は圧延油剤(水で希釈する前
の圧延油剤)中、好ましくは5〜30重量%、さらに好
ましくは10〜30重量%、最も好ましくは15〜25
重量%である。
【0010】本発明に使用する極圧剤としては、硫黄
系、リン系の一般的な極圧剤が使用できるが、好ましく
は、硫黄分10重量%以上の硫黄系極圧剤、リン分が5
重量%以上のリン系極圧剤である。このような硫黄系極
圧剤の好ましい例としては、硫化油脂(例えば、硫化ラ
ード、硫化大豆油、硫化菜種油、硫化オレフィン、硫化
ラノリン)、硫化鉱油、硫化合成油(例えば、硫化合成
エステル)、ポリサルファイド(例えば、ジドデシルポ
リサルファイド、ジベンジルポリサルファイド)が挙げ
られ、これらのうち硫黄分10重量%以上のものが特に
好ましい。また、リン系極圧剤の好ましい例としては、
燐酸エステル(例えば、ブトキシエチルアシッドホスフ
ェート等のジアルキルアシッドホスフェート、ジブチル
ホスフェート、ジオクチルホスフェート等のジアルキル
ホスフェート)、亜燐酸エステル(例えば、トリエチル
ホスファイト、トリブチルホスファイト、トリオクチル
ホスファイト、トリデシルホスファイト、トリフェニル
ホスファイト、トリクレジルホスファイト、トリステア
リルホスファイト、ジアルキルハイドロジェンホスファ
イト(例えば、ジラウリルハイドロジェンホスファイ
ト)、ジアリールハイドロジェンホスファイト(例え
ば、ジフェニルハイドロジェンホスファイト))等が挙
げられ、これらのうちリン分が5重量%以上のものが特
に好ましい。硫黄分が10重量%未満の硫黄系極圧剤や
リン分が5重量%未満のリン酸エステルでは反応性の弱
いステンレス鋼表面に良好な極圧膜が形成されにくい。
またジアルキルジチオリン酸塩、チオホスファイト等の
硫黄−リン系極圧剤も使用できる。極圧剤の使用量は、
本発明の圧延油剤(水で希釈する前の圧延油剤)中、好
ましくは1〜10重量%、より好ましくは2〜7重量%
である。1重量%未満では焼き付きを生じる場合があ
り、また10重量%を越えて使用しても良いが、効果の
さらなる向上はないので、経済的でない。
【0011】本発明の圧延油剤には、必要により、フェ
ノール系やアミン系の酸化防止剤、脂肪族カルボン酸や
脂肪族アルコール等の油性剤、脂肪族カルボン酸のアミ
ン塩、コハク酸系等の防錆剤等を添加しても良い。これ
らの添加剤の使用量は圧延油剤(水で希釈する前の圧延
油剤)中、0.1〜10重量%程度である。本発明の圧
延油剤は、基油にその他の成分を加え、50〜60℃程
度に加熱溶解し、攪拌することにより容易に製造でき
る。
【0012】本発明の圧延油剤は、1〜10重量%、例
えば5重量%程度となるように水で希釈して圧延油剤エ
マルションとし、例えば、ノズル等により、圧延ロール
及び/又はステンレス鋼板材料表面に供給される。供給
量は、1000〜6000m3/分程度が適当である。
【0013】本発明の圧延油剤は、5重量%となるよう
に水で希釈した際のエマルション粒子の平均粒径が3μ
m以下、特に0.5〜3μmであることが好ましい。よ
り好ましくは1.0〜2.5μmである。このようにエ
マルション粒子の平均粒径を小さくすることにより、高
速(例えば800m/分以上)で圧延しても、良好な表
面性状(光沢性)と潤滑性を得ることができる。エマル
ション粒子の平均粒径が大きいと、圧延油剤の付着量が
多くなり、付着むら等の原因となり、ステンレス鋼板の
光沢性を低下させることがある。本発明の圧延油剤は、
フェライト系ステンレス鋼板及びオーステナイト系ステ
ンレス鋼板にも適用可能である。
【0014】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 〔実施例1〜17及び比較例1〜7〕表1〜3に示す基
油に、各成分(重量比)を添加し、加熱溶解し、攪拌混
合して圧延油剤を調製した。この圧延油剤を水で5重量
%となるように希釈し、この希釈液を使用して各種の特
性を調べた。また市販の不水溶性ステンレス鋼板用冷間
圧延油剤を比較例7とした。粘度は、基油又は油剤(希
釈前のもの)について、JIS K−2283ウベロー
デ粘度計で40℃で測定した動粘度である。平均粒径
は、上記圧延油剤を、イオン交換水で5重量%となるよ
うに希釈し、特殊機化工業株式会社製T.K.ホモミク
サーMARKII2.5により8000rpmで3分間攪
拌した後、コールターマルチサイザー(コールター社
製)を用い、30μmのオリフィス径で測定した。
【0015】乳化安定性は、上記希釈液400mlに、鉄
超微粉(真空冶金株式会社製200Å)を500ppm
添加し、再度T.K.ホモミクサーMARKII2.5に
より8000rpmで3分間攪拌した後の粒径の変化量
(A)で判定した。 A=鉄粉添加後の粒径(μm)−鉄粉添加前の粒径(μ
m) 判定:○=1μm未満 △=1μm以上2μm未満 ×=2μm以上 pHは、5重量%となるように水で希釈したエマルショ
ンの50℃における値である。
【0016】光沢性、圧延性は、フェライト系ステンレ
ス鋼板のSUS430材酸洗コイルを用いて、以下の条
件で圧延し、光沢度、圧延荷重、焼き付き限界圧下率で
評価した。 圧延条件 供試材:SUS430 熱延、酸洗材、厚さ3.2 mm、板幅50mm、荷重280kg 圧延ロール:材質・硬度 SUJ−2、Hs=91〜93 寸法 φ 100mm×200mmW(2Hi:BURφ250mm) 表面粗さ Ra: 0.13μm 圧延条件:9パス圧延後 仕上げ板厚 0.38mm 圧下率 各パス22% 圧延速度 1〜2パス 400m/分 3〜5パス 600m/分 6〜7パス 800m/分 8〜9パス1000m/分 比較例7の市販不水溶性圧延油剤は、3〜9パス 600m
/分で圧延した。
【0017】 焼き付き限界圧下率:5パス目での圧下率を25%、2
7.5%、30%として焼き付き状態を観察し、焼き付
きを発生しない圧下率を焼き付き限界圧下率とした。 光沢度、圧延荷重、焼き付き限界圧下率は、市販の不水
溶性圧延油剤と同等かそれ以上の性能が必要である。
【0018】
【表1】 実施例 1 2 3 4 5 6 7 8 9 基油 鉱油1 80 − 19 33 32 11 51 − 25 2 − 30 − − − − − − − 合成エステル1 − 46 − − 50 68 − − 15 2 − − − − − − 25 − − 4 − − 30 40 − − − 78 − 合成炭化水素1 − − 30 − − − − − 40 界面活性剤1 3 5 3 3 2 3 4 3 2 2 5 7 6 6 3 5 6 7 6 3 4 4 4 4 4 4 1.5 4 4 4 − − − − − − 2.5 − − 5 2 2 − 3 5 − − − − 6 − − − − − 4 5 4 2 7 1 − 1 1 − − − − 1 8 2 3 4 3 1 2 2 2 2 極圧剤1 2 − − − − − − − 3 2 − 1 − − − − − − − 3 − − 2 5 − − − − − 6 − 2 1 2 2 2 2 2 − BHT 1 − − − 1 1 1 − − 基油の粘度(mm2/s) 4.8 6.0 5.2 4.9 4.9 5.0 4.8 5.0 5.6 油剤の粘度(mm2/s) 8.6 8.9 9.6 8.7 8.6 8.8 7.6 9.2 9.6 平均粒径 (μm) 1.9 2.4 2.3 2.1 1.5 2.3 2.6 2.4 2.6 乳化安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 圧延試験時の圧延油剤濃度(%) 5.0 5.0 5.0 5.0 7.0 5.0 5.0 5.0 5.0 圧延材の光沢度 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ □ 圧延荷重(9パス計) △ □ ○ □ ○ ○ □ ○ ○焼付限界圧下率(%) 25 27.5 27.5 30 25 25 25 25 25
【0019】
【表2】 実施例 10 11 12 13 14 15 16 17 基油 鉱油1 37 − − − 64 57 56 − 3 − − − − − − − 30 合成エステル1 − − − − − − − 44 3 − − − − 20 − − − 4 30 − − 79 − − − − 5 − 60 60 − − − − − 6 − − − − − 20 − − 7 − − − − − − 20 − 合成炭化水素1 − 19 24 − − − − − 界面活性剤1 2 5 2 2 2 2 2 2 2 3 4 5 3 3 3 4 4 3 3 3 4 3 4 3 4 4 5 6 5 1 2 − 5 4 6 6 − − − − 2 − − − 7 2 − − 1 − − 2 2 8 3 2 − − 1 3 2 2 極圧剤3 − − − − − 3 3 3 4 3 − − 1 2 − − − 5 − − 4 − − 3 3 3 6 3 2 − − − − − − 7 − − − 4 − − − − 8 − − − − 2 − − − BHT − − − − − 1 − − オレイルアルコール 8 − − 5 − − − − 基油の粘度(mm2/s) 5.0 7.4 7.1 5.0 4.9 6.3 12.4 7.2 油剤の粘度(mm2/s) 9.5 8.6 8.9 8.3 8.7 8.9 15.2 10.7 平均粒径 (μm) 2.2 2.5 2.9 2.2 2.6 2.4 2.9 1.1 乳化安定性 ○ ○ △ ○ ○ ○ ○ ○ 圧延試験時の圧延油剤濃度(%) 5.0 5.0 5.0 5.0 7.0 5.0 3.0 10.0 圧延材の光沢度 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 圧延荷重(9パス計) ○ ○ ○ ○ ○ ○ □ □ 焼付限界圧下率(%) 30 25 27.5 27.5 25 25 30 30
【0020】
【表3】 比較例 1 2 3 4 5 6 7 基油 鉱油1 − 20 − − − − − 2 − − − 48 46 − − 4 28 − − − − 61 − 合成エステル1 − 60 88 − − − − 4 − − − − − 20 − 7 50 − − 30 30 − − 界面活性剤1 4 4 4.5 − 4 3 − 2 7 5 3 − 4 4 − 3 4 1 3.5 − 7 3 − 5 3 7 − 7 4 4 − 6 − − 1 4 − − − 7 − − − − − 2 − 8 2 3 − 5 2 − − 極圧剤2 − − − 4 − − − 3 − − − 2 3 3 − 6 2 − − − − − − 基油の粘度(mm2/s) 72 5.0 5.2 18.6 17.2 16.5 − 油剤の粘度(mm2/s) 92.6 9.7 9.7 30.6 27.3 23.6 7.6 平均粒径 (μm) 3.0 2.8 2.5 2.6 2.3 2.6 − 乳化安定性 ○ △ × × ○ □ − 圧延試験時の圧延油剤濃度(%) 5 5 5 5 5 5 100 圧延試験後の光沢 × □ △ □ △ △ ○ 圧延荷重(9パス計) ○ × □ ○ ○ ○ □ 焼付限界圧下率(%) 25 22 22 27.5 25 25 25
【0021】鉱油1:40℃の粘度4.8 mm2/s 鉱油2:40℃の粘度6.8 mm2/s 鉱油3:40℃の粘度8.7 mm2/s 鉱油4:40℃の粘度22 mm2/s 合成エステル1:オレイン酸メチル(40℃の粘度4.3 mm
2/s) 合成エステル2:ラウリン酸ブチル(40℃の粘度3.7 mm
2/s) 合成エステル3:ステアリン酸ブチル(40℃の粘度6.7
mm2/s) 合成エステル4:ラウリン酸2−エチルヘキシル(40℃
の粘度5.2 mm2/s) 合成エステル5:ステアリン酸2−エチルヘキシル(40
℃の粘度9.3 mm2/s) 合成エステル6:セバシン酸ジ2−エチルヘキシル(40
℃の粘度10.6 mm2/s) 合成エステル7:トリメチロールプロパントリオレート
(40℃の粘度48 mm2/s) 合成炭化水素1:ポリα−オレフィン(40℃の粘度5.9
mm2/s) 合成炭化水素2:ポリα−オレフィン(40℃の粘度12 m
m2/s) 界面活性剤1:ソルビタンモノオレート(HLB 4.7) 界面活性剤2:ポリオキシエチレンソルビタントリオレ
ート(HLB 10.0) 界面活性剤3:ポリオキシエチレンソルビタンモノオレ
ート(HLB 15.0) 界面活性剤4:ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レート(HLB 16.7) 界面活性剤5:ポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル(HLB 13.0) 界面活性剤6:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(H
LB 10.8) 界面活性剤7:ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム 界面活性剤8:石油スルホン酸ナトリウム 極圧剤1:硫化ラード(硫黄分10.5%) 極圧剤2:硫化合成エステル(硫黄分10.8%) 極圧剤3:ジアルキルポリサルファイド(硫黄分22%) 極圧剤4:ジアルキルポリサルファイド(硫黄分38%) 極圧剤5:トリオクチルホスファイト(リン分 7.4%) 極圧剤6:ジラウリルハイドロジェンホスファイト(リ
ン分 6.7%) 極圧剤7:トリクレジルホスファイト(リン分10.0%) 極圧剤8:トリステアリルホスファイト(リン分 3.7
%) BHT:ジブチルヒドロキシトルエン
【0022】
【発明の効果】本発明の圧延油剤は、粘度が低く、付着
量を少なくできるとともに、潤滑性に優れ、焼き付き
(ヒートスクラッチ)を発生することなく、高速圧延が
可能で、良好な光沢性を有するステンレス鋼板を圧延す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10M 129:16 129:68 135:04 137:04) C10N 20:02 30:02 30:04 30:06 30:08 40:24 (72)発明者 山本 秀男 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内 (72)発明者 松下 哲 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉱物油、合成エステル、及び合成炭化水
    素油からなる群から選ばれる少なくとも1種を基油と
    し、かつ基油の40℃の粘度が15mm2/s 以下であり、
    界面活性剤、及び極圧剤を含む、ステンレス鋼板用水溶
    性冷間圧延油剤。
  2. 【請求項2】 添加剤を含む油剤の40℃の粘度が20
    mm2/s 以下のものである請求項1記載の油剤。
  3. 【請求項3】 基油が、40℃の粘度が7mm2/s 以下の
    鉱物油、40℃の粘度が7mm2/s 以下の合成エステル、
    及び40℃の粘度が7mm2/s 以下の合成炭化水素油から
    なる群から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1又
    は2記載の油剤。
  4. 【請求項4】 合成エステルの炭素数が15〜30であ
    る、請求項1〜3のいずれか1項記載の油剤。
  5. 【請求項5】 極圧剤が、硫黄分が10重量%以上の硫
    黄系極圧剤及び/又はリン分が5重量%以上のリン系極
    圧剤である、請求項1〜4のいずれか1項記載の油剤。
  6. 【請求項6】 界面活性剤が、ノニオン系界面活性剤又
    はアニオン系界面活性剤である請求項1〜5のいずれか
    1項記載の油剤。
  7. 【請求項7】 界面活性剤が、ソルビタン系界面活性剤
    である請求項1〜6のいずれか1項記載の油剤。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の油剤
    を、平均粒径が0.5〜3μmの圧延油剤エマルション
    として使用することを特徴とするステンレス鋼の圧延方
    法。
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