JPH10273820A - 接着性に優れたアクリル繊維 - Google Patents
接着性に優れたアクリル繊維Info
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- JPH10273820A JPH10273820A JP9484497A JP9484497A JPH10273820A JP H10273820 A JPH10273820 A JP H10273820A JP 9484497 A JP9484497 A JP 9484497A JP 9484497 A JP9484497 A JP 9484497A JP H10273820 A JPH10273820 A JP H10273820A
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Abstract
を有し,特殊な処理を要せず通常の接着剤処理でその補
強効果を著しいものとできるアクリル繊維を提供するこ
とにある。 【構成】 95重量%以上のアクリロニトリルを結合含
有する重合体からなるアクリル繊維に,ポリオキシエチ
レンアルキルエステル及びポリオキシエチレンアルキル
エーテルを主成分とする処理剤が付与されてなり,ゴ
ム接着性が引き抜き法で20kg/cm以上であること
を特徴とするアクリル繊維により達成できる。さらに,
当該ポリオキシエチレンアルキルエステル及びポリオキ
シエチレンアルキルエーテルのオキシエチレン繰り返し
数が8以上16以下であり,かつ処理剤中のポリオキシ
エチレンアルキルエステル及びポリオキシエチレンアル
キルエーテルの含有率が処理剤総量の50重量%以上で
ある場合に好適に達成できる。更に,本発明の目的は処
理剤の繊維付着量が0.1重量%以上,2重量%以下で
ある場合によりよく達成できる。
Description
るものであり、さらに詳しくは補強材として使用する際
にマトリクス、特にゴム系マトリクスとの接着性に優れ
たアクリル繊維に関するものである。
ては、例えば特開平7−304879号、特公平6−3
7612号あるいは特開平6−263888号公報に開
示されているが如き、もっぱら繊維とゴム間の接着剤の
組成や接着剤を用いた処理方法に関するものであり、繊
維素材自体を改質した例は繊維表面をプラズマ処理ある
いは電解酸化処理し反応性官能基を導入する方法が、主
として炭素繊維について報告されているにすぎない。
して使用された例が少ないこともあり、マトリクスとの
接着性について報告された例は見あたらない。
が解決しようとする課題は、アクリル繊維を有機系マト
リクスの補強材として使用するときに補強効果を十分に
発現させるための繊維−マトリクス間の接着性を向上さ
せることであり、本発明の目的は特にゴム系マトリクス
に対して優れた接着性を有し、特殊な処理を要せず通常
の接着剤処理でその補強効果を著しいものとできるアク
リル繊維を提供することにある。
95重量%以上のアクリロニトリルを結合含有する重合
体からなるアクリル繊維に、ポリオキシエチレンアルキ
ルエステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテルを
主成分とする処理剤が付与されてなり、ゴム接着性が引
き抜き法による初期接着強度で20kg/cm以上であ
ることを特徴とする接着性に優れたアクリル繊維により
達成できる。さらに、当該ポリオキシエチレンアルキル
エステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテルのオ
キシエチレン繰り返し数が8以上16以下であり、かつ
処理剤中のポリオキシエチレンアルキルエステル及びポ
リオキシエチレンアルキルエーテルの含有率が処理剤総
量の50重量%以上である場合に好適に達成できる。更
に、本発明の目的は処理剤の繊維付着量が0.1重量%
以上、2重量%以下である場合によりよく達成できる。
本発明の優れたゴム系マトリクスとの接着性を有するア
クリル繊維は、アクリロニトリル単独またはアクリロニ
トリルを少なくとも95重量%以上好ましくは97重量
%以上含有するものであって、必要に応じて他のエチレ
ン系不飽和化合物1種以上を共重合して作成されるポリ
アクリロニトリル系重合体を湿式、乾式あるいは乾湿式
紡糸法などの公知の製造方法で作られるが、補強材とし
ての使用から見て例えば特公平4−15287号公報に
開示されているような高強力が得られる製造方法が好ま
しい。すなわち通常のアクリル繊維原料のポリアクリロ
ニトリル系重合体に比し高分子量の重合体を使用し、減
圧脱泡しつつ該ポリマーの溶剤に溶解し、得られた紡糸
原液を紡出、凝固させた後、後工程になるほど高温度の
条件下で多段延伸し、ついで130℃以下の温度で緊張
下に乾燥する方法である。なお、アクリロニトリルが9
5重量%未満の場合は最終製品である繊維複合材料の硬
化、成型課程で必要とされる耐熱性、耐薬品性が不十分
となり発明が達成されない。
ン系不飽和化合物としては、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、イソクロトン酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、メサコン酸、シトラコン酸およびこれらの水溶性
塩(アルカリ金属塩、アンモニウム塩)、アリルアルコ
ール、メタアリルアルコール、オキシプロピオンアクリ
ロニトリル、メタアクリロニトリル、α−メチレングル
タロニトリル、イソプロペニルアセテート、アクリルア
ミド、ジメチルアミノエチルメタアクリレート、ビニル
ピリジン、ビニルピロリドン、アクリル酸メチル、メタ
アクリル酸メチル、酢酸ビニル、アリルクロライド、メ
タアリルスルホン酸ソーダ、p−スチレンスルホン酸カ
リウム等の周知のエチレン系不飽和化合物を挙げること
ができる。また、当該アクリロニトリル系重合体は例え
ば水系懸濁重合法、エマルジョン重合法等一般的重合法
により製造されるものであり、その製造技術に限定はな
い。
質に制限はないが、一般的にセメント、モルタルの如き
無機系マトリクス、エポキシ、ポリエステル等の樹脂系
マトリクス、あるいは天然ゴム、SBRのようなゴム系
マトリクスに繊維強化材として使用する場合には高強度
であることが望ましい。この意味で、本発明の原料とな
るアクリル繊維は好ましくは引張強度10g/d以上か
つ乾熱収縮率5%以下であるのが良い。引張強度が10
g/dよりも低い場合にはゴム系マトリクスの補強材と
して期待される効果を十分には発現することができない
場合もあり、また乾熱収縮率が5%よりも高いとマトリ
クスであるゴム系組成物に添加した後の混練、加硫時に
収縮し強度低下を生じる場合もある。ここでいう乾熱収
縮率とは一定長さ(L)の繊維束を無緊張下に150℃
の温度下で30分間処理したときの繊維長の変化率をい
う。すなわち、 乾熱収縮率=(L−L’)/L × 100 (%) ここでL’は熱処理後の繊維束の長さである。なお、繊
維束の長さの測定時には繊維束に対し0.1g/dの荷
重を付与した。さらに、本発明の原料であるアクリル繊
維としては、180℃で6時間乾熱処理した後の強度
が、熱処理前のアクリル繊維の強度の95%以上である
のが望ましい。熱処理によって強度低下を生じるアクリ
ル繊維をゴム系マトリクスの補強材として使用すると、
ゴム組成物の混練、加硫、成型時に収縮し製品の強度低
下を生じて本発明の目的を十分に達成できない場合があ
るからである。
系重合体をジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド等の有機系溶剤やロダン塩、
塩化亜鉛、硝酸等の無機系溶剤に溶解して紡糸原液を作
成し、湿式、乾式、あるいは乾湿式紡糸法で製造しうる
が、湿式紡糸および乾湿式紡糸の場合においては凝固液
中に押しだし、凝固させた後水洗、延伸、乾燥させるこ
とによって得られる。引張強度の高い原料繊維を作成す
るという点から、前述の多段延伸に加えて、凝固ゲル糸
が均質となり、ひいては強度が増大しやすい利点で紡糸
溶剤としては特にロダン塩を選択するのが好ましい。
を構成する分子鎖全体を繊維軸方向に配向させるが重要
であり、紡糸原液中では分子鎖が十分にほぐれたものと
することが肝要である。一般に分子量が高いほど高強力
繊維が得られやすいとされているが、あまりにも分子量
を高くすると溶剤への溶解性が低下して紡糸原液の作成
が困難になったり、紡糸時の操業性に悪影響を与えるき
らいがあり工業的見地から見たバランスの調整が必要で
あるが、重量分子量20万程度のアクリロニトリル系重
合体を用いて、原液中のポリマー濃度はおおむね5〜1
5%に設定することが望ましい。また、紡糸原液中に気
泡が存在すると繊維中で欠陥となり高強力を得る妨げと
なるのでポリマーの溶解中あるいは溶解後に減圧脱泡等
の手段により気泡を除去しておく必要がある。
工程の中で延伸を付与する必要があり、しかも一般的ア
クリル繊維の場合に比べて過酷な延伸を必要とする。こ
れに耐えるためには、均質な凝固ゲル糸を作ることが望
ましく、このため緩慢な凝固が起こるように凝固条件を
設定することが重要であり、特に無機系溶剤を使用する
と共に、室温以下の低温凝固条件が推奨される。また、
凝固ゲル糸の太さもゲル糸の均質性に影響し、糸切れを
生じない限り細いほど好ましいく、概ね50〜300ミ
クロンの太さに制御することが好ましい。
える延伸付与について述べる。延伸手段としては後の工
程ほど高温度の条件下で多段延伸を施すことが必須であ
り、かかる多段延伸の好適な態様として、残留溶剤を含
んだゲル糸での延伸、熱水中での延伸、乾燥後の乾熱延
伸、更に必要により蒸気中または沸点が100℃以上の
高沸点溶媒中での延伸を順次実施する手段を挙げること
ができる。これらの手段を適宜組み合わせることによ
り、本発明の原料繊維として適した、好ましくは引張強
度10g/d以上のアクリル繊維が製造できる。
引き起こすため緊張下で行うことが必要である。また、
前述した乾熱収縮率を好ましくは5%以下に保つために
は乾熱収縮率測定温度すなわち150℃以上の温度で熱
セットを施すことが必要である。熱セット温度は乾燥温
度あるいは延伸温度以上で行わないと十分なセット効果
が得られないため、例えば150〜200℃で乾熱延伸
を施した場合においては熱セット温度は200℃以上で
行うことが必要である。但し、熱セット温度は高温であ
れば良いというものではなく、得られる繊維の強度レベ
ル、乾熱収縮率等を勘案して最適温度で実施するのが好
ましい。一般的には工程中での最高温度、すなわち乾熱
延伸を採用した場合にはその乾熱延伸温度よりも10℃
程度高い温度とすることが望ましい。また、熱セット効
果はセット工程に於ける温度のみならず処理時間にも大
きな影響を受けるため、十分な滞留時間を確保すること
が必須である。本発明のアクリル繊維においては熱セッ
ト工程での滞留時間は5秒以上望ましくは8秒以上の場
合に乾熱収縮率5%以下が実現できる。
その製造工程において特定の成分すなわちポリオキシエ
チレンアルキルエステル及びポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルを主成分とする処理剤を、原料である前記し
たアクリル繊維表面に付与することによって得られ、そ
の付与方法は特に限定されないが脱溶剤後のゲル糸に付
与した後、乾燥工程を経させるのが好ましい。乾燥後の
繊維に付与した場合にも良好なゴム系マトリクスとの接
着性は得られるが、ゲル糸に付与した場合により高度な
接着性が得られるのである。付与方法は被処理物である
繊維束を処理剤を含む槽に浸漬する方法、タッチローラ
ーを用いる方法、繊維束に処理剤をスプレーする方法等
が適用できるが、いずれの方法を採用するにしても繊維
束内部まで均一に処理剤を浸透させることが重要であ
る。
チレンアルキルエステル及びポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルを主成分とし、当該ポリオキシエチレンアル
キルエステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテル
のオキシエチレン繰り返し数が8以上16以下のもので
あり、かつ処理剤中のポリオキシエチレンアルキルエス
テル及びポリオキシエチレンアルキルエーテルの合計の
含有率が処理剤総量の50重量%以上であるものが推奨
される。これら成分のオキシエチレン繰り返し数が8未
満の場合には付与後の乾燥工程において揮散が著しく原
単位を悪化させたり、一旦揮散した成分が凝縮したター
ル状物質が繊維表面に再付着して繊維品質を低下させる
等の問題が生じる。一方、オキシエチレン繰り返し数が
16を越えると、繊維に付与する際の水分散液の作成時
に極めて分散し難くなり、多量の分散剤の使用を余儀な
くして主成分たるこれら成分の含有率を50重量%以上
とする事が困難になる。また、これら成分の合計の含有
量が50重量%未満の場合にはポリオキシエチレンアル
キルエステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテル
以外の成分の繊維表面に於ける付着量が増加し、同じく
接着性向上効果が減少する。繊維表面への付着量として
は0.1重量%以上、2重量%以下の範囲であるのが望
ましい。付着量が0.1重量%に満たない場合には十分
な接着力を発揮し難いことがあり、逆に2重量%を越え
た場合には過剰の処理剤成分がマトリクスと繊維表面の
接着を阻害する恐れが出てくる。処理剤に含まれるポリ
オキシエチレンアルキルエステル及びポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル以外の成分については特に限定はな
いが、乾燥工程での操業性の点から静電気防止効果を有
する一般的繊維油剤を用いるのが良い。乾燥機中での揮
散、熱分解などを考慮して選択すべきなのは一般的アク
リル繊維製造の場合と同様である。
エステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテルとは
ポリオキシエチレンにアルキルエステル及びアルキルエ
ーテルを付加せしめた化合物をいう。また、本発明で言
う「アルキル」は炭素数8から20のものをいう。炭素
数が8未満では、付与した繊維の乾燥時に揮散が著しく
なり、タールの発生などの不都合を惹起する。一方、炭
素数が20を越えると乳化分散性が悪化し、処理液の作
成が困難になる。
ルキルエステルとポリオキシエチレンアルキルエーテル
を併用するのであるが、その存在比率は重量比で90/
10から10/90の範囲内であるのが望ましく、さら
に好ましくは80/20から20/80の範囲内である
のがよい。併用することによる効果の理由は定かでない
が、一方のみ使用した場合には、本発明の目的とする引
き抜き法による初期接着強度20kg/cmが達成でき
ない。
ステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテル成分を
繊維表面に付与したアクリル繊維を特にゴム系マトリク
スの補強材として使用した場合に、優れた補強効果が得
られる。その機構は必ずしも明らかでないが、繊維とマ
トリクスの界面に存在するこれら成分が繊維とマトリク
スの接着性を強固にする役割を果たし、また、マトリク
ス中での繊維の分散を容易にし、その結果、該アクリル
繊維の強度を有効に発揮させているものと推察される。
一体的に結合採択することにより、高強力かつマトリク
ス特にゴム系マトリクスに対し優れた接着性を有するア
クリル繊維を得ることができるのである。
説明する。なお、特に断りのない限り「%」および
「部」は重量基準で用いる。
体混合物を過硫酸アンモニウムを開始剤として水系懸濁
重合し、重量平均分子量20万のポリアクリロニトリル
系重合体を作成し、得られた重合体をロダン酸ナトリウ
ムを溶剤として溶解し、重合体濃度8%の紡糸原液を作
成した。この紡糸原液を濾過した後、孔径0.15m
m、孔数3000のノズルを用いて乾湿式紡糸した。こ
の時のノズル面と凝固液面の間隔は4mmである。紡糸
時の原液温度は78℃に維持し、凝固液はロダン酸ナト
リウム濃度17%、温度0℃に調節した。凝固液を出た
ゲル糸は、脱イオン水で洗浄しつつ2倍の延伸を施し、
次に85℃の熱水中で1.5倍、沸騰水中で2.5倍の
延伸を施した。次に表1に挙げる各種の油剤をタッチロ
ーラーを用いて付与した。油剤を付与した繊維は次に表
面温度100℃から140℃に段階的に温度設定した加
熱ローラー上を走行せしめて乾燥させた。乾燥した繊維
を更に170℃に表面温度を設定した加熱ローラーを通
して加熱し、2.3倍の乾熱延伸を施した後、表面温度
220℃に設定した加熱ローラーに8秒間接触させ、巻
き取った。かくして得られたアクリル繊維の引っ張り強
度は11.8g/d、乾熱収縮率は3.2%であった。
また、抽出法で測定した油剤付着量を表2に示した。ポ
リオキシエチレンアルキルエステル及びポリオキシエチ
レンアルキルエーテル成分の付着量は油剤付着量と油剤
中の含有率から算出した。
ピングマシーンを用いて、ブタジエン/スチレン/ビニ
ルピリジン共重合体ラテックスとレゾルシン/ホルマリ
ン樹脂からなる処理液で浸漬処理を行った。このコード
を天然ゴム100部に対し、SRFカーボン20部、R
EFカーボン20部、バインヌール5部、スチレン化フ
ェノール2部、ステアリン酸2.5部、亜鉛華5部、N
−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジル−スルフェンア
ミド1部、及び硫黄3部を配合したゴム化合物ではさ
み、140℃で30分間プレス加硫し、引き抜き法であ
るJIS L1017−1995記載のTテスト(A
法)に従って初期接着強度を測定した結果を表2に併記
した。
キルエステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテル
を含まない場合(油剤E、F、G)に比べて、本発明に
かかる油剤(A、B)の場合には優れた初期接着強度を
示すことが理解できる。また、ポリオキシエチレンアル
キルエステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテル
のオキシエチレン繰り返し数が8以下の場合(D)に
は、油剤E、F、Gに比較して高い初期接着強度を与え
るものの本発明の目的とする20kg/cmを達成する
ことができない。更に、油剤中のポリオキシエチレンア
ルキルエステル及びポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル成分の含有率が50%に満たない場合にも同様に本発
明の目標レベルに達しないことも分かる。油剤成分が本
発明にかかる場合(A、B)にも繊維に対する付着量が
0.1%から2%の範囲から逸脱した場合には本発明の
目的である20kg/cmが得られないことも容易に理
解できる。また、ポリオキシエチレンアルキルエステル
及びポリオキシエチレンアルキルエーテル成分が併用さ
れない場合(H、I)にも本発明の目的である20kg
/cmが得られないことも理解できる。
維を有機系マトリクスの補強材として使用するときに、
補強効果を十分に発現させるための繊維−マトリクス間
の接着性を向上させる技術が明らかになった。特にゴム
系マトリクスに対して優れた接着性を有し、接着処理時
に特別な処方を用いることなく通常の接着剤処理でその
補強効果を著しいものとできる高強力アクリル繊維を提
供することが出来る。
Claims (3)
- 【請求項1】95重量%以上のアクリロニトリルを結合
含有する重合体からなるアクリル繊維に、ポリオキシエ
チレンアルキルエステル及びポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルを主成分とする処理剤が付与されてなり、ゴ
ム接着性が引き抜き法による初期接着強度で20kg/
cm以上であることを特徴とする接着性に優れたアクリ
ル繊維。 - 【請求項2】ポリオキシエチレンアルキルエステル及び
ポリオキシエチレンアルキルエーテルのオキシエチレン
繰り返し数が8以上16以下であり、かつ処理剤中のポ
リオキシエチレンアルキルエステル及びポリオキシエチ
レンアルキルエーテルの含有率が処理剤総量の50重量
%以上であることを特徴とする請求項1記載のアクリル
繊維。 - 【請求項3】処理剤の繊維付着量が0.1重量%以上、
2重量%以下であることを特徴とする請求項1または2
に記載のアクリル繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9484497A JP3755621B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 接着性に優れたアクリル繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP9484497A JP3755621B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 接着性に優れたアクリル繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273820A true JPH10273820A (ja) | 1998-10-13 |
| JP3755621B2 JP3755621B2 (ja) | 2006-03-15 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP9484497A Expired - Fee Related JP3755621B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 接着性に優れたアクリル繊維 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP3755621B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9484497A patent/JP3755621B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3755621B2 (ja) | 2006-03-15 |
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