JPH10274018A - 可変動弁機構 - Google Patents

可変動弁機構

Info

Publication number
JPH10274018A
JPH10274018A JP8171497A JP8171497A JPH10274018A JP H10274018 A JPH10274018 A JP H10274018A JP 8171497 A JP8171497 A JP 8171497A JP 8171497 A JP8171497 A JP 8171497A JP H10274018 A JPH10274018 A JP H10274018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
gear
intake
exhaust
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8171497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4246275B2 (ja
Inventor
Masahiro Fujimoto
昌弘 藤本
Shinichi Murata
真一 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP08171497A priority Critical patent/JP4246275B2/ja
Publication of JPH10274018A publication Critical patent/JPH10274018A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246275B2 publication Critical patent/JP4246275B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、入力回転の回転速度を一回転中で
増減しながら出力する不等速継手を利用した可変動弁機
構に関し、シリンダヘッドに大幅な変更を施すことな
く、容易に組み付け作業を行えるようにする。 【解決手段】 内燃機関の吸気側及び排気側にそれぞれ
設けられ、内燃機関の吸気側及び排気側に各気筒毎にそ
れぞれ設けられ開弁時期を調整可能な弁作動調整手段
と、弁作動調整手段に接続された制御用部材と、制御用
部材にそれぞれ設けられたギア部39f,39fと、ギ
ア部39f,39fとそれぞれ噛合するギア部材39
e,39eと、吸気側又は排気側の制御用部材の一方を
回転駆動し弁作動調整手段を運転状態に応じて作動させ
る駆動手段と、一方の制御用部材の回転駆動力を他方の
制御用部材に伝達する伝達機構40とをそなえ、伝達機
構40が、ギア40a,40bと基台40dとを有し、
ギア40a,40bが吸気側のギア部材39e及び排気
側のギア部材39eと噛合し、基台40dをシリンダヘ
ッド1上面に形成された取付面40fに取り付けるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気弁
や排気弁を機関の運転状態に応じたタイミングで開閉制
御する、可変動弁機構に関し、特に、入力回転の回転速
度を一回転中で増減しながら出力しうる不等速継手を利
用した、可変動弁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】往復動式内燃機関(以下、エンジンとい
う)には、吸気弁や排気弁(以下、これらを総称して機
関弁又は単にバルブともいう)がそなえられるが、この
ようなバルブは、カムの形状や回転位相に応じたバルブ
リフト状態で駆動されるので、バルブの開閉タイミング
及び開放期間(バルブを開放している期間をクランクの
回転角度の単位で示した量)も、カムの形状や回転位相
に応じることになる。
【0003】ところで、エンジンにそなえられた吸気弁
や排気弁の場合には、エンジンの負荷状態や速度状態に
応じて最適な開閉タイミングや開放期間が異なる。そこ
で、このようなバルブの開閉タイミングや開放期間を変
更できるようにした、所謂可変バルブタイミング装置
(可変動弁機構)が各種提案されている。特に、カムと
カムシャフトとの間に、偏心機構を用いた不等速継手を
介装し、カムシャフト側回転軸に対してカム側回転軸を
偏心した位置に設定することで、カムシャフトが1回転
する間にカムをカムシャフトの回転速度に対して増減又
は位相変化させうるようにして、偏心機構におけるかか
るカム側回転軸の偏心状態(即ち、カム側回転軸の軸心
軸位置)を調整することで、バルブの開閉タイミング及
び開放期間を調整できるようにした技術も開発されてい
る。
【0004】このような不等速継手を用いた技術は、例
えば特公昭47−20654号,特開平3−16830
9号,特開平4−183905号,特開平6−1063
0号等にて提案されている。このような可変バルブタイ
ミング装置の構成について簡単に説明すると、カム軸
(カムシャフト)には、バルブを開閉駆動するカム部材
が、上記カム軸に対して回転自在に嵌挿されており、こ
のカム軸とカム部材との間には、カム軸に対して所定量
偏心した偏心部材が配設されている。
【0005】また、カム軸の回転駆動力は、一旦偏心部
材に伝達され、この偏心部材によりカム軸の回転駆動力
が不等速にカム部材に伝達される。ここで、カム軸の回
転中心に対してカム部材の回転中心が所定量偏心してい
ることにより、カム軸が1回転する間にカム部材の回転
速度が増減するのである。そして、この偏心部材を回転
させて偏心位相を調整することにより、バルブタイミン
グが変更されるのである。
【0006】ところで、このような可変バルブタイミン
グ装置を吸気弁側と排気弁側との両方に設ける場合に
は、吸気弁側の偏心部材と排気弁側の偏心部材との両方
の偏心位相を調整する必要がある。そこで、各偏心部材
の位相を調整するためのアクチュエータ(駆動手段)が
必要となるが、吸気弁側と排気弁側との両方にこのよう
なアクチュエータを設けると、エンジンが大型化し、こ
れにともない重量やコストも増加してしまう。
【0007】そこで、特開平3−168309号公報等
では、吸気弁側の偏心部材を調整するためのギアと排気
弁側の偏心部材を調整するためのギアとを設けるととも
に、これら2つのギアに噛合する伝達手段(制御駆動ギ
ア)を設け、この制御駆動ギアを駆動することで、吸気
弁側及び排気弁側の両方の偏心部材の位相を同時に調整
するようにした技術が開示されている(特開平3−16
8309号公報の第6図参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の技術では、シリンダヘッド又はシリンダブロック
の側面に制御駆動ギアの支持軸が設けられているが、こ
のようなシリンダヘッド又はシリンダブロックの側面に
は、種々の補機類が配設されるため、制御駆動ギアを配
設するための十分な空間を確保するのが困難である。
【0009】そこで、図12に示すように、シリンダヘ
ッド101の端部を加工して穴部101aを設け、この
穴部に制御駆動ギア(伝達手段)140を配設すること
も考えられるが、このように構成した場合には、シリン
ダヘッド101に大幅な加工が必要となり、コストが上
昇してしまう。しかも、従来の技術のように、制御駆動
ギア140の回転中心を、偏心部材の位相を調整するギ
ア139の回転中心より下方に配設した場合には、可変
バルブタイミング装置の組み付け時に、最初に制御駆動
ギア140を取り付けてから吸気側及び排気側の動弁機
構を組み付けなければならず、作業性が良くないという
課題がある。
【0010】すなわち、上述のような可変バルブタイミ
ング装置をそなえた動弁機構では、吸気弁側及び排気弁
側の偏心部材が所定の位相となるように各ギアの位置を
調整して動弁機構の組み付け作業を行なう必要がある。
これは、実際の組み付け状態が設計上の組み付け状態と
異なってしまうと、バルブの開弁期間が設計値と異なっ
てしまうからであり、組み付け作業時には、ギアの歯の
位置を確実に所定の位置に合わせて作業を行なうことが
要求される。
【0011】しかしながら、上述のように、偏心部材の
位相を調整するギア139より下方に制御駆動ギア14
0を配設した場合には、偏心部材の位相を所定の状態に
保って組み付けるのが困難であり、制御駆動ギア140
とギア139との噛み合い状態にずれが生じやすいとい
う課題がある。また、各ギアの噛み合い状態にずれが生
じないように組み付け作業を行なおうとすると、作業工
数が増大してしまい生産性がよくないという課題があっ
た。
【0012】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、シリンダヘッドに大幅な変更を施すことな
く、組み付け作業性に優れた、可変動弁機構を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の可変動弁機構は、内燃機関の吸気側及び排気
側にそれぞれ設けられ、該内燃機関のクランク軸から回
転駆動力が伝達される第1回転軸部材と、該内燃機関の
吸気側及び排気側に各気筒毎にそれぞれ設けられ吸気弁
及び排気弁の少なくとも開弁時期を調整可能な弁作動調
整手段と、該内燃機関の吸気側及び排気側にそれぞれ設
けられ該弁作動調整手段に接続された制御用部材と、該
吸気側及び該排気側の該制御用部材にそれぞれ設けられ
たギア部と、該内燃機関の吸気側及び排気側にそれぞれ
設けられ該吸気側及び排気側のギア部とそれぞれ噛合す
るギア部材と、該吸気側又は該排気側の制御用部材の一
方を回転駆動し該弁作動調整手段を運転状態に応じて作
動させる駆動手段と、該吸気側又は該排気側の制御用部
材の一方の回転駆動力を該吸気側又は該排気側の制御用
部材の他方に伝達する伝達機構とをそなえ、該伝達機構
が、少なくとも1つのギアと該ギアを軸支する基台とを
有し、該ギアが該吸気側のギア部材及び該排気側のギア
部材の両方と噛合し、該基台がシリンダヘッド上面に形
成された取付面に取り付けられるように構成されている
ことを特徴としている。
【0014】また、請求項2記載の本発明の可変動弁機
構は、上記請求項1記載の機構において、上記第1回転
軸部材の回転軸線とは異なり且つ該回転軸線と平行な回
転軸線を有する軸支部をそなえ該第1回転軸部材の外周
に相対回転可能又は揺動可能に設けられた軸支部材と、
該軸支部材に軸支された中間回転部材と、該第1回転軸
部材と該中間回転部材とを連結して該中間回転部材を該
第1回転軸部材と連動して回転可能とする第1接続部材
と、該第1回転軸部材の回転軸線回りに回転し該吸気弁
又は排気弁を開閉駆動するカム部を有する第2回転軸部
材と、該中間回転部材と該第2回転軸部材とを連結して
該第2回転軸部材を該中間回転部材と連動して回転可能
とする第2接続部材とをそなえ、該伝達手段が、該第1
制御用部材と該第2制御用部材との軸線間に配置される
とともに、該クランク軸の回転力の入力側と反対側の該
シリンダヘッド端部に設けられていることを特徴として
いる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
形態について説明する。なお、図1〜図9は、本発明の
一実施形態としての可変動弁機構を示すものであり、図
10,図11はその変形例を示す図である。
【0016】本実施形態にかかる内燃機関は、レシプロ
式の内燃機関であり、また、この実施形態にかかる可変
動弁機構は、気筒上方に設置された吸気弁又は排気弁
(これらを総称して、機関弁又は単にバルブという)を
駆動するようにそなえられている。
【0017】まず、可変動弁機構の全体構成について説
明する。図5,図6,図7は本可変動弁機構を示す斜視
図,断面図,模式的配置図(軸方向端面から見た模式
図)であり、図5,図6に示すように、シリンダヘッド
1には、図示しない吸気ポート又は排気ポートを開閉す
べくバルブ(吸気弁又は排気弁)2が装備されており、
このバルブ2のステム端部2Aには、バルブ2を閉鎖側
に付勢するバルブスプリング3(図7参照)が設置され
ている。
【0018】さらに、バルブ2のステム端部2Aには、
ロッカアーム8が当接しており、このロッカアーム8に
カム6が当接している。そして、カム6の凸部(カム山
部分)6Aによってバルブスプリング3の付勢力に抗す
るようにしてバルブ2が開方向へ駆動される。本可変動
弁機構は、このようなカム6を回動させるためにそなえ
られている。
【0019】本可変動弁機構には、図5,図6に示すよ
うに、ベルト(タイミングベルト)41とプーリ42と
を介して、エンジンのクランク軸(図示略)に連動して
クランク軸の1/2の回転速度で回転駆動されるカムシ
ャフト(第1回転軸部材)11と、このカムシャフト1
1の外周に設けられたカムローブ(第2回転軸部材)1
2とをそなえ、カム(カム部)6はこのカムローブ12
の外周に突設されている。このカムローブ12の外周
は、図6に示すように、シリンダヘッド1側の軸受部
(カムキャップ)7によって回転自在に軸支されてい
る。
【0020】また、カムシャフト11はこのカムローブ
12を介して軸受部7に支持されるが、カムシャフト1
1の端部は、同一軸心線上に結合された端部部材43を
介してシリンダヘッド1の軸受部1Aに軸支されてい
る。
【0021】なお、軸受部7は、図6,図7に示すよう
に、二つ割れ構造になっており、シリンダヘッド1に形
成された軸受下半部7Aと、この軸受下半部7Aに上方
から接合される軸受キャップ7Bと、軸受下半部7Aに
軸受キャップ7Bを結合するボルト7Cとから構成され
る。また、図7に示すように、軸受下半部7Aと軸受キ
ャップ7Bとの接合面7Dは、図示しないシリンダの軸
心線と直交するようにほぼ水平に設定されており、図
6,図7におけるほぼ鉛直方向(上下方向)に向けて締
結されるボルト7Cによって、軸受下半部7Aと軸受キ
ャップ7Bとがほぼ鉛直方向に強固に結合されている。
【0022】また、カムシャフト11とカムローブ12
との間には不等速継手13が設けられており、これらカ
ムローブ12及び不等速継手13により、バルブ開弁時
期を連続的又は段階的に調整しうる弁作動調整手段50
が構成されている。なお、本可変動弁機構は、多気筒エ
ンジンに適しており、多気筒エンジンに適用した場合に
は、各気筒毎に、カムローブ12及び不等速継手13を
設けるようにする。ここでは、一例として本可変動弁機
構を直列4気筒エンジンに適用した場合を説明する。
【0023】この不等速継手13は、カムシャフト11
の外周に回動可能に支持されたコントロールディスク
(軸支部材)14と、このコントロールディスク14に
一体的に設けられた偏心部(軸支部)15と、この偏心
部15の外周に遊嵌された係合ディスク(中間回転部
材)16と、係合ディスク16に接続された第1スライ
ダ部材(第1接続部材、又はカム軸側ピン部材)17及
び第2スライダ部材(第2接続部材、又はカムローブ側
ピン部材)18とをそなえている。なお、コントロール
ディスク(軸支部材)14をハーモニックギアともい
い、係合ディスク16をハーモニックリングともいう。
【0024】偏心部15は、図6に示すように、カムシ
ャフト11の回転中心(第1回転中心軸線)O1 から偏
心した位置に回転中心(第2回転中心軸線)O2 を有し
ており、係合ディスク16はこの偏心部15の中心O2
の回りに回転するようになっている。第1スライダ部材
17及び第2スライダ部材18は、図5に示すように、
それぞれその先端にスライダ本体部(切り欠き部)2
1,22をそなえ、その他端側にドライブピン部23,
24をそなえている。
【0025】また、係合ディスク16の一面には、図6
に示すように、半径方向(ラジアル方向)に、第1スラ
イダ部材17のスライダ本体部21が摺動自在に嵌合し
たスライダ用溝16Aと、第2スライダ部材18のスラ
イダ本体部22が摺動自在に嵌合したスライダ用溝16
Bとが形成されている。ここでは、2つのスライダ用溝
16A,16Bが互いに180°だけ回転位相をずらせ
るように同一直径上に配置されている。
【0026】また、カムシャフト11にはドライブアー
ム19が設けられ、カムローブ12にはアーム部20が
設けられている。このうち、ドライブアーム19には、
第1スライダ部材17のドライブピン部23が回転自在
に嵌入する穴部19Aが設けられ、アーム部20には、
第2スライダ部材18のドライブピン部24が回転自在
に嵌入する穴部20Aが設けられている。
【0027】なお、ドライブアーム19は、カムローブ
12とコントロールディスク14との間のアーム部20
を除く空間に、カムシャフト11から半径方向(ラジア
ル方向)に突出するように設けられ、ロックピン25に
よりカムシャフト11と一体回転するように結合されて
いる。一方、アーム部20はカムローブ12の端部を、
係合ディスク16の一側面に近接する位置まで半径方向
(ラジアル方向)及び軸方向へ突出させるように一体形
成されている。
【0028】ところで、スライダ本体部21と溝16A
との間では、図7に示すように、スライダ本体部21の
外側平面21B,21Cと溝16Aの内壁平面28A,
28Bとの間で、溝16Bとスライダ本体部22との間
では、溝16Bの内壁平面28C,28Dとスライダ本
体部22の外側平面22B,22Cとの間で、それぞれ
回転力の伝達が行なわれる。
【0029】このように回転を伝達する際に、係合ディ
スク16が偏心していることにより、係合ディスク16
はカムシャフト11に対して先行したり遅延したりする
ことを繰り返し、また、カムローブ12は係合ディスク
16に対して先行したり遅延したりすることを繰り返し
ながら、カムローブ12がカムシャフト11とは不等速
で回転するようになっている。
【0030】したがって、例えば機関の回転数(回転速
度)等の機関の運転状態に応じて、第2回転中心軸線O
2 の位置を連続的又は段階的に調整すれば、機関の運転
状態に常に適した特性でバルブ2を駆動させることがで
きる。係合ディスク16の回転中心(第2回転中心軸
線)O2 を位置調整するためには、係合ディスク16を
偏心状態に支持する偏心部15を回転させればよいの
で、本機構には、偏心部15を有するコントロールディ
スク14を回転させて偏心部15の偏心位置を調整する
偏心位置調整機構30が設けられている。
【0031】この偏心位置調整機構30は、図5,図6
に示すように、コントロールディスク14の外周に形成
された偏心制御ギア31と、この偏心制御ギア31と噛
合するコントロールギア35をそなえカムシャフト11
と平行に設置された制御用部材としてのギア軸(コント
ロールシャフト)32と、このコントロールシャフト3
2を回転駆動するためのアクチュエータ(駆動手段)3
3とをそなえて構成されており、ECU34を通じて作
動を制御するようになっている。
【0032】つまり、図5に示すように、ECU34
に、エンジン回転数センサ(図示略)からの検出情報
(エンジン回転数情報),スロットルポジションセンサ
からの検出情報(TPS情報),エアフローセンサ(図
示略)からの検出情報(AFS情報)等が入力されるよ
うになっており、偏心位置調整機構30におけるモータ
の制御は、これらの情報に基づいて、エンジンの回転速
度や負荷状態に応じて行なうようになっている。
【0033】そして、例えばエンジンの高速時や高負荷
時には、バルブの開放期間を長期間にするようにコント
ロールディスク14の回転位相を調整する。また、エン
ジンの低速時や低負荷時には、バルブの開放期間を短期
間にするようにコントロールディスク14の回転位相を
調整する。
【0034】ところで、図5に示すように、コントロー
ルシャフト32にそなえられたコントロールギア35
は、2つのギア35A,35Bからなるシザースギアで
あって、一方のギア35Aはコントロールシャフト32
に固定されているが、他方のギア35Bはコントロール
シャフト32に対して回転可能に装備されている。つま
り、ギア35Bは、ギア35Aに当接するように配設さ
れており、コントロールシャフト32の外周に固定され
るジャーナル36との間に装備されたねじりスプリング
38によって、回転方向への付勢力を受けるように設置
され、両ギア35A,35Bによって、コントロールデ
ィスク14側の偏心制御ギア31とコントロールギア3
5とがガタつくことなく噛合するようになっている。
【0035】なお、偏心位置調整機構30の設置にあた
っては、既に設置されているカムシャフト11外周のコ
ントロールディスク14側の偏心制御ギア31に対し
て、両ギア35A,35Bを噛合させた上で、ジャーナ
ル36をコントロールシャフト32に対して回転させな
がら軸方向所定位置に配置することで、ギア35Bに軸
方向付勢力及び回転方向付勢力を与えておいてから、ジ
ャーナル36を回り止めピン36Aによりコントロール
シャフト32と一体回転するように固定する。
【0036】また、本可変動弁機構を多気筒エンジン
(本実施形態の場合は、4気筒エンジン)に適用した場
合には、各気筒毎にカムローブ12及び不等速継手13
(即ち、弁作動調整手段50)を設けることになるが、
ここでは、各気筒に、吸気弁駆動用の可変動弁機構と、
排気弁駆動用の可変動弁機構とをそなえている。つま
り、図8に示すように、吸気弁用カムシャフト11IN
排気弁用カムシャフト11 EXとをそなえ、吸気弁用カム
シャフト11INにおいても排気弁用カムシャフト11EX
においても、それぞれ各気筒毎にカムローブ12及び不
等速継手13がそなえられる。
【0037】そして、偏心位置調整機構30は、吸気弁
用カムシャフト11INに各気筒毎に装備されたコントロ
ールディスク14側の偏心制御ギア31と、排気弁用カ
ムシャフト11EXにやはり各気筒毎に装備されたコント
ロールディスク14側の偏心制御ギア31と、吸気弁用
カムシャフト11INに隣接した吸気弁側コントロールシ
ャフト32と、排気弁用カムシャフト11EXに隣接した
排気弁側コントロールシャフト32と、これらの各コン
トロールシャフト32において各気筒毎に設置されて各
偏心制御ギア31と噛合するコントロールギア35及び
ジャーナル36及びスプリング38とをそなえている。
【0038】一方、アクチュエータ33はスプロケット
(端部部材)43と反対側端部の図示しないシリンダヘ
ッド側部分に1つだけそなえられ、ここでは、排気弁用
カムシャフト11EXの軸端部にアクチュエータ33がそ
なえられる。なお、このアクチュエータ33の取り付け
位置は特に限定されるものではなく、吸気用カムシャフ
ト11INの軸端部に設けてもよい。
【0039】このアクチュエータ33は、ジョイント3
3Aを介して排気弁側ドライブギア機構39Aに接続さ
れており、アクチュエータ33の駆動力は、排気弁側ド
ライブギア機構39Aから排気弁側コントロールシャフ
ト32に伝達され、排気弁用カムシャフト11EXの各偏
心制御ギア31の回転駆動が行なわれるようになってい
る。
【0040】この一方、排気弁側ドライブギア機構39
Aはインタメディエイトギア機構(伝達機構)40を介
して吸気弁側ドライブギア機構39Bに接続されてお
り、アクチュエータ33の駆動力は、排気弁側ドライブ
ギア機構39A,インタメディエイトギア機構40,吸
気弁側ドライブギア機構39Bを経て吸気弁側コントロ
ールシャフト32に伝達され、吸気弁用カムシャフト1
INの各偏心制御ギア31の回転駆動が行なわれるよう
になっている。
【0041】したがって、図9に示すように、排気弁側
(図中EX参照)では、アクチュエータ33の駆動力
は、ドライブギア機構39A,排気弁側コントロールシ
ャフト32及び各コントロールギア35を介して各偏心
制御ギア31に伝達され、吸気弁側(図中IN参照)で
は、アクチュエータ33の駆動力は、ドライブギア機構
39A,インタメディエイトギア機構40,ドライブギ
ア機構39B,吸気弁側コントロールシャフト32及び
各コントロールギア35を介して各偏心制御ギア31に
伝達されるようになっている。
【0042】なお、図8に示すように、各ドライブギア
機構39A,39Bは、いずれも、ドライブギア(ギア
部材)39eと、コントロールシャフト32の端部に固
定されたギア(ギア部)39fとから構成されている。
このうちドライブギア39eは、軸39aに固定された
固定ギア39bと、スプリング39cを介して装備され
た可動ギア39dとの2枚のギアからなるシザースギア
により構成されており、可動ギア39dがスプリング3
9cにより回転方向に付勢された状態で、固定ギア39
bと共にギア39fと噛合してドライブギア機構39
A,39Bにガタが生じないようになっている。
【0043】なお、各ドライブギア機構39A,39B
のシザースギア(ドライブギア)39e(即ち、ギア3
9b,39d)は各偏心制御ギア31と等しい歯数に設
定され、各ドライブギア機構39A,39Bのギア39
fは各コントロールギア35と等しい歯数に設定されて
おり、アクチュエータ軸の回転角度と偏心制御ギア31
の回転角度とが等しくなるように設定されている。
【0044】さて、ここで上述のインタメディエイトギ
ア機構(伝達機構)40について説明すると、このイン
タメディエイトギア機構40は、図8に示すように、ア
クチュエータ33の配設された側、即ち、クランク軸の
回転力の入力側とは反対側のシリンダヘッド1の端部に
設けられている。また、図1〜図3に示すように、イン
タメディエイトギア機構40は、互いに噛合する2つの
ギア40a,40bと、これらのギア40a,40bを
軸支するキャリア(基台)40dとから構成されてい
る。
【0045】また、このキャリア40dには、図2に示
すように、各ギア40a,40bを支持するための支持
部40d−1,40d−2が設けられており、各ギア4
0a,40bは、互いに噛合しながらこれらの支持部4
0d−1,40d−2にそれぞれ回転可能に支持されて
いる。そして、図1に示すように、このインタメディエ
イトギア機構40では、排気弁側のドライブギア39e
とギア40aとが噛合し、吸気弁側のドライブギア39
eとギア40bとが噛合するようになっており、この場
合には、吸気弁側のドライブギア39eは、排気弁側の
ドライブギア39eの回転方向と逆方向に同速度で回転
駆動されるようになっている。
【0046】一方、図4に示すように、シリンダヘッド
1の上面には、シリンダヘッド枠部部100と同一平面
となるようにキャリア取付面40fが形成されており、
キャリア40dはこの取付面40fに取り付けられるよ
うになっている。そして、インタメディエイトギア機構
40をこのように構成することにより、アクチュエータ
33からの回転駆動力は、排気弁側のドライブギア39
eからギア40a,40bを介して吸気弁側のドライブ
ギア39eに伝達され、この吸気弁側のドライブギア3
9eに噛合したギア39fを介して吸気弁側のコントロ
ールシャフト32に伝達されることになる。
【0047】すなわち、吸気弁側のコントロールシャフ
ト32が回転駆動されることにより、コントロールシャ
フト32上に設けられたコントロールギア35を介して
偏心制御ギア31が回転駆動され、係合ディスク16の
回転中心位置が調整されるのである。ところで、本可変
動弁機構では、上述したようにキャリア40dをシリン
ダヘッド1の上面に取り付けることにより、インタメデ
ィエイトギア機構40のギア40a,40bの回転中心
がドライブギア39e,39eの回転中心よりも上方に
配設される。
【0048】つまり、図8に示すように、吸気弁側及び
排気弁側のドライブギア39e,39eはともにカムシ
ャフト11(11EX,11IN)と同軸上に設けられてい
るので、キャリア40dをシリンダヘッド1の上面に設
けることにより、各ギア40a,40bの軸心をドライ
ブギア39e,39eの軸心よりも上方に配置すること
ができるのである。
【0049】そして、本可変動弁機構では、各ギア40
a,40bの軸心をドライブギア39e,39eの軸心
よりも上方に配置することで、可変動弁機構の組み付け
作業時には、まず、シリンダヘッド1上に吸気弁側及び
排気弁側の動弁機構を所定の状態で配設した後、インタ
メディエイトギア機構40を吸気弁側と排気弁側との動
弁機構の間隙部A(図4参照)から矢印の方向にスライ
ドさせて、取付面40fに組み付けることができるた
め、作業性が大きく向上する。
【0050】すなわち、このような可変動弁機構では、
組み付け作業時にはシリンダヘッド1上に吸気弁側及び
排気弁側の動弁機構を所定の状態となるように配設して
からインタメディエイトギア機構40を組み付けるが、
この場合に、吸気側のドライブギア39eと排気側のド
ライブギア39eとの歯の位置が所定の噛合状態で組み
付けられないと、吸気側と排気側とのバルブ2の開弁期
間が、組み付け後の実際のバルブ開弁特性と組み付け前
の設計上のバルブ開弁特性とで異なり、可変動弁機構の
性能を十分に引き出せなくなるという不具合がある。
【0051】このため、従来では、インタメディエイト
ギア機構40の組み付け時に各ドライブギア39e,3
9eとの歯の噛み合いが所定の状態となるよう、別途固
定治具を用いて所定位置に固定した状態で組み付けを行
なう必要があり、作業効率が悪化していた。これに対
し、本発明の可変動弁機構では、上述したように、イン
タメディエイト機構40をドライブギア39eの歯すじ
方向にスライドさせて、取付面40fに組み付けること
ができ、特別な固定治具を用いずに吸気側と排気側との
ドライブギア39e,39e回転方向のずれを生じさせ
ることなく容易に組み付け作業ができる。
【0052】また、本実施形態では、インタメディエイ
トギア機構40を予めキャリア40dの支持部40d−
1,40d−2に各ギア40a,40bを取り付けて、
アッセンブリ化してから、このインタメディエイトギア
機構40のアッセンブリをシリンダヘッド1の取付面4
0fに取り付るため、さらに容易な組み付け作業ととな
る。
【0053】本発明の一実施形態にかかる可変動弁機構
は、上述のように構成されているので、このような可変
動弁機構をそなえた内燃機関では、偏心位置調整機構3
0を通じて、コントロールディスク14の回転位相を調
整しながら、バルブの開度特性が制御される。
【0054】つまり、ECU34において、エンジン回
転数情報や吸入空気量情報等に基づき、エンジンの回転
速度や負荷状態に応じたコントロールディスク14の回
転位相を設定して、ポジションセンサの検出信号に基づ
いて、コントロールディスク14の実際の回転位相が設
定された状態になるように、アクチュエータ33の作動
制御を通じてコントロールディスク14を駆動する。
【0055】そして、このECU34によるアクチュエ
ータ33の作動制御を通じて、偏心部15を回動させて
位相角度を調整し、係合ディスク16の回転中心(第2
回転中心軸線)O2 を変位させながら、例えばエンジン
の回転速度やエンジンの負荷が高くなるほど、バルブ開
放期間を長くしていき、逆に、エンジンの回転速度やエ
ンジンの負荷が低くなるほど、バルブ開放期間を短くし
ていく。
【0056】このようにして、エンジンの運転状態に応
じてコントロールディスク14の回転位相(位置)を制
御しながら、エンジンの運転状態に適したバルブ駆動を
行なえるようになる。特に、バルブのリフト特性は、連
続的に調整することができるので、常にエンジンの運転
状態に最適の特性でバルブ駆動を行なえるようになるの
である。
【0057】そして、本可変動弁機構では、アクチュエ
ータ33からの回転駆動力は排気弁側のドライブギア3
9eからインタメディエイトギア機構40を介して吸気
弁側のドライブギア39eに伝達される。また、吸気弁
側のドライブギア39eに伝達された回転駆動力は、ギ
ア39fを介して吸気弁側のコントロールシャフト32
に伝達され、このコントロールシャフト32上に設けら
れたコントロールギア35を介して吸気側のコントロー
ルディスク14の回転位相が制御される。
【0058】一方、排気弁側では、アクチュエータ33
の回転駆動力は、排気弁側のドライブギア39eから直
接排気弁側のギア39fを介して排気弁側のコントロー
ルシャフト32に伝達され、コントロールシャフト32
上に設けられたコントロールギア35を介して排気側コ
ントロールディスク14の回転位相が制御される。そし
て、本可変動弁機構では、インタメディエイトギア機構
40の各ギア40a,40bをドライブギア39e,3
9eよりも上方に配設し、各ギア40a,40bを軸支
するキャリア40dをシリンダヘッド1の上面に取り付
けるようにすることで、可変動弁機構の組み付け時の作
業性が大幅に向上する。
【0059】すなわち、このような可変動弁機構の組み
付け作業時には、まず、シリンダヘッド1上に吸気弁側
及び排気弁側の動弁機構を所定の状態で配設する。そし
て、その後、インタメディエイトギア機構40が組み付
けられる。この場合には、インタメディエイトギア機構
40は、キャリア40dの支持部40d−1,40d−
2に各ギア40a,40bを取り付けて、アッセンブリ
化してから、このインタメディエイトギア機構40のア
ッセンブリをシリンダヘッド1の間隙部A(図4参照)
からスライドさせてキャリア40dを取付面40fに取
り付ける。
【0060】そして、本発明の可変動弁機構では、シリ
ンダヘッド1の上方からインタメディエイトギア機構4
0のアッセンブリを取り付けるように構成することで、
インタメディエイトギア機構40と各ドライブギア39
e,39eとの噛み合い状態がずれることなく、容易に
組み付け作業を行なうことができるのである。また、組
み付け作業自体も容易なものとなる。
【0061】なお、本実施形態のように、インタメディ
エイトギア機構40を構成するギアを複数とすることに
より、インタメディエイトギア機構40の高さを抑制す
ることができ、小型で軽量な可変動弁機構を提供するこ
とができる。また、インタメディエイトギア機構40
を、アクチュエータ33の配設された側(即ち、クラン
ク軸の回転力の入力側とは反対側)のシリンダヘッド1
の端部に設けることにより、特別なスペースを確保せず
に、シリンダヘッド1上にインタメディエイトギア機構
40を配設することができる。つまり、シリンダヘッド
1のクランク軸の回転力の入力側には、プーリ42及び
タイミングベルト41等が配設されているため、このよ
うなインタメディエイトギア機構40を取り付けるのが
困難であるが、クランク軸の回転力の入力側とは反対側
にインタメディエイトギア機構40を設けることで、シ
リンダヘッド1の大型化を招くことなくインタメディエ
イトギア機構40を配設することができるという利点が
ある。
【0062】さらには、シリンダヘッド1には、取付面
40fを同一平面で加工するだけでよいので、従来の技
術のように、シリンダヘッド1に大幅な加工を施す必要
がなくなり、加工工数やコストを低減することができ
る。また、本実施形態のように、インタメディエイトギ
ア機構40を構成するギアの数が偶数(例えば2個)で
あれば、シリンダヘッド1の上方(図1中矢印B)から
の組み付けが可能となる。すなわち、ギアの数が偶数で
あれば、各ドライブギア39e,39eの回転方向が逆
方向となるため、キャリア40dをシリンダヘッド1の
取付面40fに完全に当接させる以前に各ギア(この場
合ギア40a,40b)をそれぞれドライブギア39
e,39eに噛合させ、その後、各ギア40a,40
b,39e,39eを回転駆動させながら、キャリア4
0dをシリンダヘッド1の取付面40fに一致するよう
にインタメディエイトギア機構40の取り付け作業を行
なうことができる。この場合、相対的なギアの歯の噛み
合いのずれは生じず、本実施形態と同様な効果を得るこ
とができる。
【0063】また、インタメディエイトギア機構40の
キャリア40dのみを先にシリンダヘッド1に取り付け
て、各ギア40a,40bを歯すじ方向に沿ってキャリ
ア40dの軸支部40d−1,40d−2に取り付ける
ようにしてもよい。このような組み付けによっても、イ
ンタメディエイトギア機構40と各ドライブギア39
e,39eとの噛み合い状態がずれることなく、容易に
組み付け作業を行なうことができる。
【0064】また、本実施形態では、インタメディエイ
トギア機構40を2つのギア40a,40bにより構成
した場合について説明したが、ギアの数は勿論2つに限
定されるものではなく、3つ以上でもよく、また1つで
あってもよい。このようなギアの数は、吸気側及び排気
側のカムシャフト11の軸間距離やシリンダヘッド1の
高さ方向の空間の余裕等に応じて適宜決定すればよい
が、車両用のエンジンに本可変動弁機構を適用する場合
には、2つ又は3つが好ましい。次に、本発明の一実施
形態の変形例について図10,図11を用いて説明する
と、この変形例では、上述のインタメディエイトギア機
構40のギアを3つのギア40a,40b,40cで構
成した場合を示すものであり、これ以外は、上述の実施
形態と同様に構成されたものである。
【0065】すなわち、図10に示すように、排気弁側
のドライブギア39eと吸気弁側のドライブギア39e
との間には、3つのギア40a,40b,40cをそな
えたインタメディエイトギア機構40が設けられてお
り、各ギア40a,40b,40cにより、排気弁側の
ドライブギア39eの回転が吸気側のドライブギア39
eに伝達されるようになっている。
【0066】したがって、この場合には、吸気弁側のド
ライブギア39eは、排気弁側のドライブギア39eの
回転方向と同方向に同速度で回転駆動されるようになっ
ているのである。また、各ギア40a〜40cは、図1
1に示すようなキャリア40dに軸支されるとともに、
このキャリア40dは、シリンダヘッド1に取り付けら
れている。
【0067】そして、このようにインタメディエイト機
構40を3つのギア40a,40b,40cにより構成
することにより、やはり、インタメディエイトギア機構
40の組み付け時に各ドライブギア39e,39eとの
噛み合い状態がずれることなく、容易に組み付け作業を
行なうことができる利点がある。なお、この場合には、
インタメディエイトギア機構40をアッセンブリ化して
からシリンダヘッド1の上面側から組み付けるのが困難
であれば、インタメディエイトギア機構40のキャリア
40dのみを先にシリンダヘッド1に取り付けて、各ギ
ア40a〜40cを歯すじ方向に沿ってキャリア40d
に取り付けるのが好ましい。
【0068】そして、このような組み付けにより、イン
タメディエイトギア機構40と各ドライブギア39e,
39eとの噛み合い状態がずれることなく、容易に組み
付け作業を行なうことができるのである。なお、本発明
の可変動弁機構は、上述のような実施形態やその変形例
に限定されるものではなく、例えば特公昭47−206
54号公報,特開平3−168309号公報,特開平4
−183905号公報及び特開平6−10630号公報
等に開示された動弁機構の吸気側と排気側とに設けた場
合にも適用できる技術であり、これ以外にも、本発明の
要旨を逸脱しない限り種々の変形が可能である。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の可変動弁機構によれば、伝達機構をシリンダヘッ
ドの上方から組み付けることができるので、組み付け作
業時のギア部材とギア部との噛み合いにずれが生じるこ
とがなく、組み付け作業性に優れた可変動弁機構を提供
することができる。また、従来技術のようにシリンダヘ
ッドに特別な加工を施す必要もないので、作業工数の低
減を図ることができ、また、これにともないコストを抑
制することができるという利点がある。
【0070】また、請求項2記載の本発明の可変動弁機
構によれば、伝達機構を取り付けるために大きなスペー
スを確保する必要がなくなり、シリンダヘッドの大型化
を回避することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての可変動弁機構にお
ける要部構成を示す模式図であってエンジン正面から見
た図である。
【図2】本発明の一実施形態としての可変動弁機構にお
ける伝達機構を説明するための図であって上面から見た
図である。
【図3】本発明の一実施形態としての可変動弁機構にお
ける伝達機構を説明するための図であって、正面から見
た図である。
【図4】本発明の一実施形態としての可変動弁機構の適
用されるエンジンのシリンダヘッドの一部を示す上面図
である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる可変動弁機構の斜
視図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる可変動弁機構の要
部縦断面図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる可変動弁機構にお
ける不等速継手の要部配置を示す模式的な断面図であ
る。
【図8】本発明の一実施形態にかかる可変動弁機構にお
ける分解斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかる可変動弁機構の偏
心位置調整の動力伝達経路を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態としての可変動弁機構に
おける変形例を示す図であって、エンジン正面から見た
図である。
【図11】本発明の一実施形態としての可変動弁機構に
おける変形例を示す図であって、エンジン上面から見た
図である。
【図12】本発明の創案過程で考案された可変動弁機構
の伝達機構を示す図である。
【符号の説明】
8 ロッカアーム 11 カムシャフト(第1回転軸部材) 12 カムローブ(第2回転軸部材) 13 不等速継手 14 コントロールディスク(軸支部材又はハーモニッ
クギア) 15 偏心部(軸支部) 16 係合ディスク(中間回転部材又はハーモニックリ
ング) 30 偏心位置調整機構 31 偏心制御ギア 32 制御用部材としてのギア軸(コントロールシャフ
ト) 33 アクチュエータ(駆動手段) 40 インタメディエイトギア機構(伝達機構) 40a,40b,40c ギア 40d キャリア(基台) 40f キャリア取付面 50 弁作動調整手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気側及び排気側にそれぞれ
    設けられ、該内燃機関のクランク軸から回転駆動力が伝
    達される第1回転軸部材と、 該内燃機関の吸気側及び排気側に各気筒毎にそれぞれ設
    けられ吸気弁及び排気弁の少なくとも開弁時期を調整可
    能な弁作動調整手段と、 該内燃機関の吸気側及び排気側にそれぞれ設けられ該弁
    作動調整手段に接続された制御用部材と、 該吸気側及び該排気側の該制御用部材にそれぞれ設けら
    れたギア部と、 該内燃機関の吸気側及び排気側にそれぞれ設けられ該吸
    気及び排気側のギア部とそれぞれ噛合するギア部材と、 該吸気側又は該排気側の制御用部材の一方を回転駆動し
    該弁作動調整手段を運転状態に応じて作動させる駆動手
    段と、 該吸気側又は該排気側の制御用部材の一方の回転駆動力
    を該吸気側又は該排気側の制御用部材の他方に伝達する
    伝達機構とをそなえ、 該伝達機構が、少なくとも1つのギアと該ギアを軸支す
    る基台とを有し、 該ギアが該吸気側のギア部材及び該排気側のギア部材の
    両方と噛合し、該基台がシリンダヘッド上面に形成され
    た取付面に取り付けられるように構成されていることを
    特徴とする、可変動弁機構。
  2. 【請求項2】 該弁作動調整手段が、 上記第1回転軸部材の回転軸線とは異なり且つ該回転軸
    線と平行な回転軸線を有する軸支部をそなえ該第1回転
    軸部材の外周に相対回転可能又は揺動可能に設けられた
    軸支部材と、 該軸支部材に軸支された中間回転部材と、 該第1回転軸部材と該中間回転部材とを連結して該中間
    回転部材を該第1回転軸部材と連動して回転可能とする
    第1接続部材と、 該第1回転軸部材の回転軸線回りに回転し該吸気弁又は
    排気弁を開閉駆動するカム部を有する第2回転軸部材
    と、 該中間回転部材と該第2回転軸部材とを連結して該第2
    回転軸部材を該中間回転部材と連動して回転可能とする
    第2接続部材とをそなえ、 該伝達手段が、該第1制御用部材と該第2制御用部材と
    の軸線間に配置されるとともに、該クランク軸の回転力
    の入力側と反対側の該シリンダヘッド端部に設けられて
    いることを特徴とする、請求項1記載の可変動弁機構。
JP08171497A 1997-03-31 1997-03-31 可変動弁機構 Expired - Fee Related JP4246275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08171497A JP4246275B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 可変動弁機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08171497A JP4246275B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 可変動弁機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10274018A true JPH10274018A (ja) 1998-10-13
JP4246275B2 JP4246275B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=13754077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08171497A Expired - Fee Related JP4246275B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 可変動弁機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4246275B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020165358A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 本田技研工業株式会社 内燃機関

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020165358A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 本田技研工業株式会社 内燃機関

Also Published As

Publication number Publication date
JP4246275B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3834921B2 (ja) 可変動弁機構
JP3899576B2 (ja) 可変動弁機構及び可変動弁機構付き内燃機関
JP3494439B2 (ja) 可変動弁機構
JPH0941924A (ja) 動力伝達機構及び動力伝達機構付き可変動弁機構
JP2006521492A (ja) 内燃機関に設けられたガス交換弁の可変操作装置
JP2003013764A (ja) 内燃機関のピストン−クランク装置
US7614371B2 (en) Engine valvetrain having variable valve lift timing and duration
JP4246275B2 (ja) 可変動弁機構
JP3330640B2 (ja) エンジンのバルブタイミング可変装置
JP3738526B2 (ja) 可変動弁機構
JP4200375B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2017218953A (ja) 内燃機関用のカム位相可変動弁装置
JP4161210B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JPH03168309A (ja) 4サイクルエンジンの弁開閉装置
JP3879179B2 (ja) 可変動弁機構
JPH10220212A (ja) 可変動弁機構及びその組み付け方法
JP2816876B2 (ja) Dohc型内燃機関の弁駆動装置
JPH0941923A (ja) 内燃機関の可変動弁機構
JP4151519B2 (ja) エンジンの動弁装置
JP3796327B2 (ja) 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置
JP3832014B2 (ja) 可変動弁機構
JP4221091B2 (ja) 可変動弁装置
JPH09170409A (ja) 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置
JP2008121542A (ja) 可変バルブ機構
JPH1113436A (ja) 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060831

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060922

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20061124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees