JPH10278328A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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Publication number
JPH10278328A
JPH10278328A JP9256797A JP9256797A JPH10278328A JP H10278328 A JPH10278328 A JP H10278328A JP 9256797 A JP9256797 A JP 9256797A JP 9256797 A JP9256797 A JP 9256797A JP H10278328 A JPH10278328 A JP H10278328A
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JP
Japan
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yellow
color
thermal head
magenta
energy
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Application number
JP9256797A
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English (en)
Inventor
Hayami Sugiyama
早実 杉山
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速印刷カラープリンタにおける印刷用紙の
搬送パスを直線的に構成させることができるサーマルヘ
ッドを提供する。 【解決手段】 52は、プレヒート機能付きのサーマル
ヘッドのステンレス板であり、ネジ90によりヒートシ
ンク51の表面に装着されている。12Yはコントロー
ルICであり、図には示されていないが発熱抵抗体が印
刷を行うのに必要なジュール熱を発生する制御を行って
いる。ステンレス板52が、湾曲したヒートシンク51
に這うようにステンレス板52にある長穴のネジ穴によ
りネジ90で固定されている。そのため、ヒートシンク
51とステンレス板52との線熱膨張係数が異なること
が原因でおこるステンレス板52の変形が、長穴のネジ
穴によるステンレス板52のヒートシンク51上でのス
ライド動作により防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
に用いて好適なサーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のカラープリンタの概略
構成を示す側面図である。この図において、1は、ロー
ル状のカラー感熱紙2を収納する収納ケースであり、外
部光を遮断し、かつ内部を一定湿度に保持するような構
成とされている。上記カラー感熱紙2は、送り出しリー
ル3に巻回されており、収納ケース1の給紙口1aより
同図に示す矢印Z方向へ給紙される。
【0003】上記カラー感熱紙2は、基材と、該基材の
表面にイエロ記録層、マゼンダ記録層、シアン記録層、
および耐熱保護層の順で形成された各層とから構成され
ている。上記イエロ記録層は、一定の熱エネルギ(以
下、イエロ発色開始エネルギと称する)以上のエネルギ
が付与されると、化学反応によってイエロ色を発色す
る。また、マゼンダ記録層は、一定の熱エネルギ(以
下、マゼンダ発色開始エネルギと称する)以上のエネル
ギが付与されると、化学反応によってマゼンダ色を発色
する。さらに、上記シアン記録層は、一定の熱エネルギ
(以下、シアン発色開始エネルギと称する)以上のエネ
ルギが付与されることにより、シアン色を発色する。ま
た、上述したイエロ発色開始エネルギ、マゼンダ発色開
始エネルギおよびシアン発色開始エネルギは、イエロ発
色開始エネルギTBY<マゼンダ発色開始エネルギTBM<
シアン発色開始エネルギTBCなる関係を有している。
【0004】図10において、9、9は、給紙口1a近
傍に各々配設されたフィードローラであり、各外周面が
当接するようにして設けられており、カラー感熱紙2を
挟みつつ同図に示す矢印Z方向へ搬送する役目をする。
10は、フィードローラ9、9の右方に配設されたプラ
テンローラである。11Yは、プラテンローラ10の上
方に配設されたイエロ用サーマルヘッドであり、イエロ
色の印刷時に用いられる。このイエロ用サーマルヘッド
11Yは、複数のドットに対応してかつ一定間隔をおい
て配設された複数の発熱抵抗体(図示略)と、該複数の
発熱抵抗体へ供給すべきデータ信号を制御するコントロ
ールIC(Integrated Circuit)12Yとを有してい
る。
【0005】図10において、20、20は、プラテン
ローラ10の右方であって、かつプラテンローラ10の
位置に比して低い位置に各々配設されたガイドローラで
あり、各外周面が当接するようにして設けられている。
すなわち、ガイドローラ20、20は、カラー感熱紙2
を挟みつつガイドするとともに、カラー感熱紙2がコン
トロールIC・12Yと接触しないように、カラー感熱
紙2の搬送経路をプラテンローラ10より右下方へ曲げ
る役目をしている。21Yは、ガイドローラ20、20
の右上方に配設されたイエロ色定着ランプであり、42
0nmをピーク波長とする前述した光をカラー感熱紙2
の表面に照射する。このイエロ色定着ランプ21Yは、
上述したカラー感熱紙2のイエロ記録層においてイエロ
色を定着させる役目をする。
【0006】22、22は、イエロ色定着ランプ21Y
の右下方であって、かつガイドローラ20、20の高さ
と同じ高さとなる位置に各々配設されたガイドローラで
あり、各外周面が当接するようにして設けられている。
これらガイドローラ22、22は、カラー感熱紙2を挟
みつつガイドする役目をしている。23は、ガイドロー
ラ22、22の右方であって、かつプラテンローラ10
の高さと同じ高さとなる位置に配設されたプラテンロー
ラである。11Mは、プラテンローラ23の上方に配設
されたマゼンダ用サーマルヘッドであり、マゼンダ色の
印刷時に用いられる。このマゼンダ用サーマルヘッド1
1Mは、イエロ用サーマルヘッド11Yと同一の構成と
されており、コントロールIC・12Mを有している。
【0007】24、24は、プラテンローラ23の右方
に各々配設されたガイドローラであり、各外周面が当接
するようにして各々設けられている。これらガイドロー
ラ24、24は、カラー感熱紙2を挟みつつガイドする
とともに、カラー感熱紙2がコントロールIC・12M
と接触しないように、カラー感熱紙2の搬送経路をプラ
テンローラ23より右下方へ曲げる役目をしている。2
1Mは、ガイドローラ24、24の右上方に配設された
マゼンダ色定着ランプであり、365nmをピーク波長
とする光をカラー感熱紙2の表面に照射する。すなわ
ち、マゼンダ色定着ランプ21Mは、上述したカラー感
熱紙2のマゼンダ記録層においてマゼンダ色を定着させ
る役目をする。
【0008】図10に示す25、25は、マゼンダ色定
着ランプ21Mの右下方であって、かつガイドローラ2
4、24の高さと同じ高さとなる位置に各々配設された
ガイドローラであり、各外周面が当接するようにして設
けられている。これらガイドローラ25、25は、カラ
ー感熱紙2を挟みつつガイドする役目をする。26は、
ガイドローラ25、25の右方であって、プラテンロー
ラ23の高さと同じ高さとなる位置に配設されたプラテ
ンローラである。11Cは、プラテンローラ26の上方
に配設されたシアン用サーマルヘッドであり、シアン色
の印刷時に用いられる。このシアン用サーマルヘッド1
1Cは、前述したイエロ用サーマルヘッド11Yと同一
構成とされ、コントロールIC・12Cを有している。
【0009】27、27は、プラテンローラ26の右下
方であって、かつガイドローラ24、24の高さと同じ
高さとなる位置に各々配設されたガイドローラであり、
各外周面が当接するようにして設けられている。これら
ガイドローラ27、27は、カラー感熱紙2を挟みつつ
ガイドするとともに、カラー感熱紙2がコントロールI
C・12Cと接触しないように、カラー感熱紙2の搬送
経路をプラテンローラ26より右下方へ曲げる役目をし
ている。21Cは、ガイドローラ27、27の右上方に
配設された漂白用ランプであり、所定の波長の光をカラ
ー感熱紙2の表面に照射する。この漂白用ランプ21C
は、カラー感熱紙2において発色していない部分を漂白
する役目をする。
【0010】28、28は、漂白用ランプ21Cの右下
方に各々設されたフィードローラであり、各外周面が当
接するようにして設けられている。29は、フィードロ
ーラ28、28の右方に配設されたカッタであり、カラ
ー感熱紙2の端部を一定長さに切断する。30は、カッ
タ29の右方に配設された収納ケースであり、カッタ2
9により切断されたカラー感熱紙2a、2a、・・・を積
層収納する。
【0011】次に、上述した従来のカラープリンタの動
作について説明する。図10において、装置各部に電源
が供給されると、フィードローラ9、9等が駆動され、
カラー感熱紙2が同図に示す矢印Z方向へ搬送される。
そして、カラー感熱紙2の先端部がイエロ用サーマルヘ
ッド11Yの直下に位置すると、イエロ用サーマルヘッ
ド11Yが、カラー感熱紙2を介してプラテンローラ1
0に圧接する。
【0012】次に、コントロールIC・12Yに印刷デ
ータが入力されると、コントロールIC・12Yは、複
数の発熱抵抗体に対して一定のパルス幅のパルス電圧を
印加する。これにより、上記複数の発熱抵抗体にジュー
ル熱が発生し、この結果、カラー感熱紙2の1ライン部
分のエネルギが上昇する。そして、カラー感熱紙2にお
ける1ライン部分のエネルギが前述したイエロ発色開始
エネルギ以上となると、カラー感熱紙2のイエロ記録層
には、イエロ色が発生する。以下、上述したイエロ色の
印刷が進み、これに伴ってカラー感熱紙2が1ラインづ
つ搬送される。
【0013】そして、上述したイエロ色の印刷が進ん
で、カラー感熱紙2の端部がイエロ色定着ランプ21Y
の直下に位置すると、イエロ色定着ランプ21Yにより
発生した光がカラー感熱紙2のイエロ色の部分にあた
り、イエロ色が定着する。
【0014】そして、カラー感熱紙2の端部が、マゼン
ダ用サーマルヘッド11Mの直下に位置すると、前述し
たイエロ用サーマルヘッド11Yの動作と同様にして、
マゼンダ用サーマルヘッド11Mの複数の発熱抵抗体に
は、コントロールIC・12Mよりパルス電圧が印加さ
れる。これにより、上記複数の発熱抵抗体にジュール熱
が発生し、この結果、 カラー感熱紙2の1ライン部分
のエネルギが上昇する。
【0015】そして、カラー感熱紙2の1ライン部分の
エネルギが前述したマゼンダ発色開始エネルギ以上にな
ると、カラー感熱紙2の示すマゼンダ記録層には、マゼ
ンダ色が発生する。そして、上述したマゼンダ色の印刷
が進んで、カラー感熱紙2の端部がマゼンダ色定着ラン
プ21Mの直下に位置すると、マゼンダ色定着ランプ2
1Mにより発生した光がカラー感熱紙2のマゼンダ色の
部分にあたり、マゼンダ色が定着する。
【0016】そして、カラー感熱紙2の端部が、シアン
用サーマルヘッド11Cの直下に位置すると、前述した
イエロ用サーマルヘッド11Yの動作と同様にして、シ
アン用サーマルヘッド11Cの複数の発熱抵抗体には、
コントロールIC・12Cより、パルス電圧が印加され
る。これにより、上記複数の発熱抵抗体にジュール熱が
発生し、この結果、カラー感熱紙2の1ライン部分のエ
ネルギが上昇する。
【0017】そして、カラー感熱紙2の1ライン部分の
エネルギが、前述したシアン発色開始エネルギ以上にな
ると、カラー感熱紙2のシアン記録層には、シアン色が
発生する。そして、上述したシアン色の印刷が進んで、
カラー感熱紙2の端部が漂白用ランプ21Cの直下に位
置すると、光がカラー感熱紙2のシアン色部分にあた
り、シアン色が定着する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したプ
レヒート機能付きサーマルヘッドおよびダブルラインの
サーマルヘッド(特願平8−313966、先に出願人
はこれを出願した)においては、それぞれIC12Y、
IC12MおよびIC12Cにカラー感熱紙2が接触す
るのを防止するため、ガイドローラを用い、カラー感熱
紙2の搬送パスが複雑に曲げられている。このためカラ
ープリンタの機構が複雑となり、プリンタ装置が大型化
する問題があった。また、印刷用紙の搬送パスが複雑に
曲げられているため、各サーマルヘッドにおけるカラー
感熱紙2の位置合わせが精度良く行うことができず、印
刷部分の位置ずれが発生する欠点があった。
【0019】また、上記欠点を解決するため、サーマル
ヘッド11Y、12Mおよび12Cの基板形状を工夫す
る方法も考えられるが、ヒートシンクに取り付けた場
合、バイメタルの効果により、すなわち、サーマルヘッ
ド基板とヒートシンクとの熱膨張係数の違いで、サーマ
ルヘッド基板が変形してしまう問題があった。本発明は
このような背景の下になされたもので、高速印刷カラー
プリンタにおける印刷用紙の搬送パスを直線的に構成さ
せることができるサーマルヘッドを提供することを目的
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
サーマルヘッドにおいて、表面が湾曲形成され、表面に
ネジ穴が形成されたヒートシンクと、前記ネジ穴より大
きい径の穴が形成された基板と、この基板の表面に形成
された発熱抵抗体と、前記穴を貫通し前記ネジ穴に螺合
されて前記基板を前記ヒートシンク上面に沿って取り付
けるネジとを具備することを特徴とする。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載のサ
ーマルヘッドにおいて、上面が湾曲形成され、表面にネ
ジ穴が形成されたヒートシンクと、前記ネジ穴より大き
い径の穴が形成された基板と、この基板の表面に突出形
成された長尺状の電極と、前記基板の表面に形成された
発熱抵抗体と、前記穴を貫通し前記ネジ穴に螺合されて
前記基板を前記ヒートシンク上面に沿って、前記電極部
に対して平行方向にスライド可能に取り付けるネジとを
具備することを特徴とする。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のサーマルヘッドにおいて、前記穴は、前記
電極部に対して平行方向に長い径を持つ長円で形成され
ていることを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求
項1ないし請求項3のいずれかに記載のサーマルヘッド
において、その出力端子が前記発熱抵抗体の一端部に接
続され、前記発熱抵抗体の前記一端部と、前記発熱抵抗
体の接地された他端部との間に、印刷データに応じたパ
ルス幅のパルス電圧を印加する制御手段を具備するを特
徴とする。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載のサーマルヘッドにおいて、前
記基板は、ステンレス材料により形成されていることを
特徴とする。請求項6記載の発明は、請求項1ないし請
求項6記載のサーマルヘッドにおいて、前記基板の厚さ
は、0を超え1mm以下であることを特徴とする。請求
項7記載の発明は、請求項1ないし請求項6記載のサー
マルヘッドにおいて、前記共通電極部の幅は、0を超え
2mm以下であることを特徴とする。請求項8記載の発
明は、請求項1または7に記載のサーマルヘッドにおい
て、前記第1の絶縁体および前記第2の絶縁体は、共に
ガラス材料により形成されていることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるサーマルヘッドを用いたカラープリンタの構成図で
ある。この図において、2はカラー感熱紙であり、送り
出しリール3に巻回されており、同図に示す矢印Z方向
へ給紙される。
【0025】ここで、上述したカラー感熱紙2は、基材
の表面にシアン記録層、マゼンダ記録層、イエロ記録層
および耐熱保護層の順で、各層が形成されている。上記
シアン記録層は、シアン顕色材、シアンマイクロカプセ
ルおよびシアンロイコ染料から構成されている。上記シ
アン顕色材中には、シアンロイコ染料が各々封入された
多数のシアンマイクロカプセルが配されている。このシ
アン顕色材は、シアンロイコ染料との化学反応によっ
て、シアン色を発するという化学的性質を有している。
【0026】上記シアンマイクロカプセルは、一定の熱
エネルギ(以下、シアン発色開始エネルギと称する)以
上のエネルギが付与されると軟化して、外部のシアン顕
色材を内部のシアンロイコ染料側へ透過させるという物
理的性質を有している。このシアンロイコ染料の透過率
は、付与されるエネルギに比例して増加する。
【0027】また、上述したマゼンダ記録層は、マゼン
ダカプラ、マゼンダマイクロカプセルおよびマゼンダジ
アゾ染料から構成されている。上記マゼンダカプラ中に
は、マゼンダジアゾ染料が各々封入された多数のマゼン
ダマイクロカプセルが配されている。このマゼンダカプ
ラは、マゼンダジアゾ染料との化学反応によって、マゼ
ンダ色を発するという化学的性質を有している。さら
に、マゼンダジアゾ染料は、365nmをピーク波長と
する光を受けると分解されることにより、マゼンダ色を
発しなくなるという化学的性質を有している。
【0028】上記マゼンダマイクロカプセルは、一定の
熱エネルギ(以下、マゼンダ発色開始エネルギと称す
る)以上のエネルギが付与されると軟化して、外部のマ
ゼンダカプラを内部のマゼンダジアゾ染料側へ透過させ
るという物理的性質を有している。このマゼンダカプラ
の透過率は、付与されるエネルギに比例して増加する。
【0029】さらに、上述したイエロ記録層は、イエロ
カプラ、イエロマイクロカプセルおよびイエロジアゾ染
料から構成されている。上記イエロカプラ中には、イエ
ロジアゾ染料が各々封入された多数のイエロマイクロカ
プセルが配されている。このイエロカプラは、イエロジ
アゾ染料との化学反応によって、イエロ色を発するとい
う化学的性質を有している。さらに、イエロジアゾ染料
は、420nmをピーク波長とする光を受けると分解さ
れることにより、イエロ色を発しなくなるという化学的
性質をも有している。
【0030】上記イエロマイクロカプセルは、一定の熱
エネルギ(以下、イエロ発色開始エネルギと称する)以
上のエネルギが付与されると軟化して、外部のイエロカ
プラを内部のイエロジアゾ染料側へ透過させるという物
理的性質を有している。このイエロカプラの透過率は、
付与されるエネルギに比例して増加する。
【0031】ここで、例えば、上述したイエロ発色開始
エネルギ、シアン発色開始エネルギおよびイエロ発色開
始エネルギの相互関係、上記イエロ発色開始エネルギ等
とイエロ色等の発色濃度との関係において、上記イエロ
発色開始エネルギ等は、イエロ発色開始エネルギTBY<
マゼンダ発色開始エネルギTBM<シアン発色開始エネル
ギTBCなる関係を有している。(なお、本説明において
は、発色エネルギが、上記の関係であるが、この発色エ
ネルギの強度は、使用する材料によって異なる。そのた
め、発色の順序は、材料の発色エネルギに合わせて変更
される。従って、印刷の工程は、発色エネルギに合わせ
て変更されることになる。)
【0032】すなわち、イエロマイクロカプセル、マゼ
ンダマイクロカプセルおよびシアンマイクロカプセルの
うち、イエロマイクロカプセルは、もっとも低いエネル
ギ(イエロ発色開始エネルギTBY)で軟化しはじめ、シ
アンマイクロカプセルはもっとも高いエネルギ(シアン
発色開始エネルギTBC)で軟化しはじめる。また、マゼ
ンダマイクロカプセルは、イエロ発色開始エネルギTBY
とシアン発色開始エネルギTBCとの中間のエネルギ(マ
ゼンダ発色開始エネルギTBM)で軟化しはじめる。
【0033】また、イエロ記録層におけるエネルギとイ
エロ色の発色濃度との関係は、イエロ色の発色濃度が、
イエロ発色開始エネルギTBY+イエロ階調エネルギTGY
の増加に対応して、濃くなり、イエロ階調エネルギTGY
を変化させることにより、変化する。
【0034】また、マゼンダ記録層におけるエネルギと
マゼンダ色の発色濃度との関係は、マゼンダ色の発色濃
度が、マゼンダ発色開始エネルギTBM+マゼンダ階調エ
ネルギTGMの増加に対応して濃くなり、マゼンダ階調エ
ネルギTGMを変化させることにより、変化する。
【0035】さらに、シアン記録層におけるエネルギと
シアン色の発色濃度との関係は、シアン色の発色濃度
が、シアン発色開始エネルギTBC+シアン階調エネルギ
TGCの増加に対応して濃くなり、シアン階調エネルギT
GCを変化させることにより、変化する。また、耐熱保護
層は、イエロ記録層の表面に形成されており、イエロ記
録層の表面を保護する役目をする。
【0036】図1において、9、9は、給紙ロール近傍
に各々配設されたフィードローラであり、各外周面が当
接するようにして設けられており、カラー感熱紙2を挟
みつつ同図に示す矢印Z方向へ搬送する役目をする。1
0は、フィードローラ9、9の右方に配設されたプラテ
ンローラである。11YNは、プラテンローラ10の上
方に配設されたイエロ用サーマルヘッドであり、イエロ
色の印刷時に用いられる。12Y、12Mおよび12C
は、IC(Integrated Circuit;集
積回路)であり、各サーマルヘッド上の発熱抵抗体を制
御する。
【0037】ここで、上記イエロ用サーマルヘッド11
YNの詳細な構成について説明する。図2はイエロ用サ
ーマルヘッド11YNをひっくり返した状態での斜視図
である。この図において、51は放熱用のヒートシンク
である。52は、プレヒート機能付きのサーマルヘッド
のステンレス製の板状の基板であり、ネジ90によりヒ
ートシンク51の表面に固定されている。
【0038】次に、サーマルヘッド基板について詳細に
説明する。図3,はイエロ用サーマルヘッド11YNを
構成しているサーマルヘッド基板の平面図である。この
図において、52はステンレス製のサーマルヘッド基板
である。54、54、・・・は、階調用発熱抵抗体であ
り、グレース隆起部表面に一定間隔をおいて,長尺状に
各々形成されている。これら階調用発熱抵抗体54、5
4、・・・は、印刷時における1ドットに対応して各々設
けられており、供給される階調制御のパルス電圧のパル
ス幅に応じて発生する熱を、図示しないカラー感熱紙2
(図1参照)へ各々付与する。
【0039】55、55、・・・は、複数のプレヒート用
発熱抵抗体であり、グレースの隆起部表面に一定間隔を
おいて長尺状に各々形成されている。これらプレヒート
用発熱抵抗体55、55、・・・は、印刷時における1ド
ットに対応して各々設けられており、供給されるプレヒ
ートのパルス電圧のパルス幅に応じて発生する熱を、図
示しないカラー感熱紙2(図1参照)へ各々付与する。
【0040】56は、ステンレス板52の表面に形成さ
れた共通電極部であり、この共通電極56には、印刷用
発熱抵抗体54、54、・・・およびプレヒート用発熱抵
抗体55、55・・・の各一端部が電気的に共通電極57
を介して各々接続されている。58、58、・・・は、ス
テンレス板52の表面に階調用発熱抵抗体54、54、
・・・に各々対応して各々形成された複数の個別リード電
極58、58、・・・であり、各一端部が印刷用発熱抵抗
体54、54、・・・の各他端部に電気的に各々接続され
ている。59は、ステンレス板52の表面にプレヒート
用発熱抵抗体55、55、・・・に各々対応して各々形成
されたリード電極であり、パワートランジスタ60のエ
ミッタ端子に共通に電気的に接続されている。
【0041】個別リード電極58、58、・・・の他端部
は、リードパッド部61を有している。62は、リード
パッドでありコントロールIC12Yの各端子に接続さ
れている。階調用発熱抵抗体54、54、・・・の他端部
とコントロールICとの端子とは、リードパッド部6
1、リード線63およびリードパッド62を介して電気
的に接続されている。
【0042】さらに、このコントロールIC12Yは、
図示しない制御部よりフレキシブル配線基板から接続タ
ーミナル用パターン64およびリードパッド65を介し
て供給されるイエロ印刷の印刷データに基づいて、印刷
用発熱抵抗体54、54、・・・に対してパルス電圧を各
々供給するという制御を行う。
【0043】次に、サーマルヘッド基板の発熱抵抗体部
分の説明を図4を参照して行う。図4は、図3のサーマ
ルヘッド基板のA−A’線視断面図である。この図にお
いて、52はステンレス板である。53aおよび53b
は、ステンレス板52の表面に盛り上がり形成されたグ
レースであり、その断面が半紡錘形状とされている。こ
のグレース53aおよび53bは、蓄熱材としての役目
をする。53cは、平面的なグレースである。54は、
階調用発熱抵抗体であり、グレース53a上に形成され
ている。
【0044】55は、プレヒート用発熱抵抗体であり、
グレース53b上に形成されている。階調用発熱抵抗体
54およびプレヒート用発熱抵抗体55のそれぞれの一
端は、共通電極部56と共通電極57とに電気的に接続
されている。階調用発熱抵抗体54の他端は、個別リー
ド電極58に電気的に接続されている。プレヒート用発
熱抵抗体55の他端は、リード電極59に電気的に接続
されている。92は、抵抗体層であり階調用発熱抵抗体
54およびプレヒート用発熱抵抗体55を形成してい
る。93は、階調用発熱抵抗体54およびプレヒート用
発熱抵抗体55を保護するための保護膜である。94
は、裏面グレースガラスである。
【0045】ここで、ステンレス板52の厚さは、「1
mm以下」で作成されている。また、ステンレス板52
の厚さは、好ましくは「0.5mm以下」、さらに、可
能で有れば「0.3mm以下」で作成される。さらに、
共通電極部56の幅は、「2mm以下」で作成されてい
る。また、共通電極部56の幅は、好ましくは「500
μm以下」、さらに、可能で有れば「100μ以下」で
作成する。
【0046】次に、図3で示されているサーマルヘッド
基板のヒートシンクへの取り付けについて図5を参照し
て説明する。図5は、湾曲したヒートシンクへのサーマ
ルヘッド基板の取り付け方を示すサーマルヘッドの概念
図である。この図において、12Yは、コントロールI
Cである。51は、湾曲したヒートシンクである。ステ
ンレス板52は、この湾曲したヒートシンクに這うよう
にネジ90により長円状の穴91により固定されてい
る。95は、フレキシブル配線基板であり、コントロー
ルIC12Yを制御する信号が、図には示されていない
がプリンタ制御部から送られてくる。
【0047】ヒートシンク51へステンレス板52を固
定するネジ止め部分について図6を参照して説明する。
図6は、図5のサーマルヘッドのB−B’線視断面図で
ある。ねじ切りされたヒートシンク51にステンレス板
52の穴91を介してネジ90を締めることで、ステン
レス板52はヒートシンク51に固定される。96はス
ペーサであり、ステンレス板52の穴91に配設されて
いる。
【0048】ネジ90は、スペーサ96を介してヒート
シンク51のネジ穴に締められる。97は座金であり、
ステンレス板52をヒートシンク51からはずれないよ
うに押さえている。98はスプリングワッシャであり、
ネジ90がゆるまないように固定している。
【0049】ここで、スペーサ96の長さは、ステンレ
ス板52の厚さよりも若干長いもの、たとえば〜100
μ程度長いスペーサを用いる。このため、ステンレス板
52は、ネジ90によってヒートシンク51に完全に固
定されていない。ステンレス板52は、座金97でヒー
トシンク51へ押さえつけられる状態となっている。す
なわち、ネジ90の締め加減により、ステンレス板52
をヒートシンク51へ押しつける力の上限が調整され
る。
【0050】そして、穴91は、長円状となっているた
め、ステンレス板52とヒートシンクとの線膨張係数の
違いによるバイメタル効果で双方の寸法が初期の状態と
異なった場合、固定されたネジ90を基準位置としてヒ
ートシンク51上をステンレス板52がスライドする。
このため、作動中におけるステンレス板52がヒートシ
ンク51上でスライドするため、ステンレス板52にか
かる応力によるストレスが低減される。
【0051】次に、図1において、フィードローラ9、
9は、カラー感熱紙2を挟みつつガイドする役目をす
る。21Yは、カラー感熱紙2の表面上方に配設された
イエロ色定着ランプであり、420nmをピーク波長と
する前述した光をカラー感熱紙2の表面に照射する。す
なわち、イエロ色定着ランプ21Yは、イエロ記録層に
おいてイエロ色を定着させる役目をする。
【0052】図1に示すイエロ定着ランプ21Yの下流
にある11MNは、プラテンローラ23の上方に配設さ
れたマゼンダ用サーマルヘッドであり、マゼンダ色の印
刷時に用いられる。このマゼンダ用サーマルヘッド11
MNの構成は、前述したイエロ用サーマルヘッド11Y
N(図2、図3または図4参照)の構成と同一である。
【0053】マゼンダ用サーマルヘッド11MNの下流
にある21Mは、カラー感熱紙2の表面上方に配設され
たマゼンダ色定着ランプであり、365nmをピーク波
長とする前述した光をカラー感熱紙2の表面に照射す
る。すなわち、マゼンダ色定着ランプ21Mは、マゼン
ダ記録層においてマゼンダ色を定着させる役目をする。
【0054】図1に示す26は、マゼンダ色定着ランプ
21Mの下流に配設されたプラテンローラである。11
CNは、プラテンローラ26の上方に配設されたシアン
用サーマルヘッドであり、シアン色の印刷時に用いられ
る。このシアン用サーマルヘッド11CNの構成は、前
述したイエロ用サーマルヘッド11YN(図2、図3ま
たは図4参照)の構成と同一である。
【0055】21Cは、シアン用サーマルヘッド11C
Nの下流に配設された漂白用ランプであり、所定の波長
の光をカラー感熱紙2の表面に照射する。この漂白用ラ
ンプ21Cは、カラー感熱紙2において発色していない
部分を漂白する役目をする。
【0056】28、28は、漂白用ランプ21CNの右
下方に各々設されたフィードローラであり、各外周面が
当接するようにして設けられている。29は、フィード
ローラ28、28の右方に配設されたカッタであり、カ
ラー感熱紙2の端部を一定長さに切断する。30は、カ
ッタ29の右方に配設された収納ケースであり、カッタ
29により切断されたカラー感熱紙2a、2a、・・・を
積層収納する。
【0057】次に、上述した第一の従来例のカラープリ
ンタの動作について図1および図3を参照して説明す
る。まず、図1において、装置各部に電源が供給される
と、フィードローラ9、9が図示しないモータにより回
転駆動される。これにより、カラー感熱紙2がフィード
ローラ9、9に挟まれつつ同図に示す矢印Z方向へ搬送
される。そして、カラー感熱紙2の端部がプラテンロー
ラ10上に位置すると、フィードローラ9、9が停止さ
れるとともに、イエロ用サーマルヘッド11YNがプラ
テンローラ10にカラー感熱紙2を介して圧接する。す
なわち、今、カラー感熱紙2の端部は、図3に示すイエ
ロ用サーマルヘッド11YNのプレヒート用発熱抵抗体
55、55、・・・と図1に示すプラテンローラ10とに
よって圧接されている状態にある。
【0058】そして、IC12Yは、1ラインの印刷を
行うクロック信号のタイミングでイエロ色に関する1ラ
イン目の印刷データを読み込んだ後、ラッチ信号のタイ
ミングで上記印刷データを図示しないラッチ回路にラッ
チする。上記印刷データは、1ラインにおける各ドット
に各々対応するデータである。
【0059】そして、今、イエロ記録層のイエロマイク
ロカプセルに対して、軟化する直前のエネルギを付与す
るというプレヒート動作が行われる。すなわち、プレヒ
ート動作とは、イエロマイクロカプセルをイエロ発色開
始エネルギTBYの直前のエネルギを付与する動作、言い
換えれば、イエロマイクロカプセルを、外部のイエロカ
プラが内部へ透過する直前の状態にする動作をいう。
【0060】すなわち、例えばNPN型のパワートラン
ジスタ60のベース端子には、”ハイ”のスイッチング
制御信号が入力される。これにより、パワートランジス
タ60がオンとされ、プレヒート用発熱抵抗体55、5
5、・・・には、プレヒート用パルス電圧が印加される。
この結果、プレヒート用発熱抵抗体55、55、・・・に
ジュール熱が発生することにより、イエロ記録層のイエ
ロマイクロカプセルのエネルギが時間の経過とともに上
昇する。
【0061】そして、スイッチング制御信号が”ロー”
とされる。これにより、パワートランジスタ60がオフ
とされ、プレヒート用発熱抵抗体55、55、・・・に供
給されているプレヒート用パルス電圧がゼロとなる。す
なわち、プレヒート用発熱抵抗体55、55、・・・に
は、パルス幅PBYのプレヒート用パルス電圧が印加され
ており、この間に、イエロ記録層のイエロマイクロカプ
セルには、イエロ発色開始エネルギTBYの直前のエネル
ギが付与される。
【0062】また、図1に示すプラテンローラ10が
1ライン分に相当する角度分、回転駆動され、カラー感
熱紙2が1ライン分、同図に示す矢印Z方向へ搬送され
る。これにより、カラー感熱紙2の1ライン部分、すな
わち、シアン発色開始エネルギTBCの直前のエネルギが
付与された部分は、図3に示す印刷用発熱抵抗体54、
54、・・・の直近に位置する。また、 これと同時に、カ
ラー感熱紙2の2ライン部分は、プレヒート用発熱抵抗
体55、55、・・・の直近に位置する。
【0063】さらに、IC12Yは、クロック信号の
タイミングでイエロ色に関する2ライン目の印刷データ
を読み込んだ後、ラッチ信号のタイミングで上記2ライ
ン目の印刷データをラッチ回路にラッチする。
【0064】そして、IC12Yにストローブ信号が入
力されると、IC12Yは、上記ストローブ信号のタイ
ミングで上述したラッチ回路にラッチされている印刷デ
ータに基づいて、印刷用発熱抵抗体54、54、・・・に
対して階調用パルス電圧を印加するという制御を行う。
【0065】例えば、上記印刷データが180階調のイ
エロ色を印刷すべきことを指示するデータであるものと
すると、IC12Yは、階調用発熱抵抗体54、54、
・・・のうち当該階調用発熱抵抗体と図には示されていな
い直流電源とを導通させるというスイッチング動作を行
う。これにより、当該階調用発熱抵抗体54、54、・・
・には、階調用パルス電圧が印加され、この階調用パル
ス電圧によって、印刷用発熱抵抗体54、54、・・・に
は、ジュール熱が発生する。
【0066】そして、上記ジュール熱によって、イエロ
記録層のイエロマイクロカプセルのエネルギがイエロ発
色開始エネルギTBY以上に徐々に上昇する。これによ
り、上記イエロマイクロカプセルが軟化しはじめ、外部
のイエロカプラがイエロマイクロカプセルを透過する。
【0067】さらに、イエロジアゾ染料とイエロカプラ
とが化学反応を起こし、カラー感熱紙2にはイエロ色が
発生する。そして、時間の経過とともにイエロマイクロ
カプセルのエネルギが上昇するため上記化学反応が進
み、この結果、イエロ色の階調度が高くなる。
【0068】そして、上述した1ライン目のイエロ色の
印刷動作に並行して、カラー感熱紙2の2ライン部分に
対するプレヒート動作が行われる。すなわち、パワート
ランジスタ60のベース端子には、”ハイ”のスイッチ
ング制御信号が入力されることにより、このパワートラ
ンジスタ60がオンとされ、プレヒート用発熱抵抗体5
5、55、・・・にジュール熱が発生する。これにより、
前述した動作と同様にして、イエロ記録層のイエロマイ
クロカプセルのエネルギが時間の経過とともに上昇す
る。
【0069】そして、ICは、 印刷用発熱抵抗体5
4、54、・・・へ供給している階調用パルス電圧をゼロ
にする。これにより、イエロ記録層のイエロマイクロカ
プセルのエネルギ上昇が止まり、イエロマイクロカプセ
ルとイエロカプラとの化学反応が停止する。すなわち、
印刷用発熱抵抗体54、54、・・・には、パルス幅PGY
の階調用パルス電圧が印加される。言い換えれば、イエ
ロ記録層のイエロマイクロカプセルのエネルギは、イエ
ロ発色開始エネルギTBY+上記パルス幅PGYに対応する
イエロ階調エネルギTGYなる値とされている。従って、
この時点において、イエロ記録層には、180階調のイ
エロ色が発生している。
【0070】上述した動作と同時に、ス イッチング制
御信号が”ロー”とされることにより、パワートランジ
スタ60がオフとされる。これにより、プレヒート用発
熱抵抗体55、55、・・・に印加されているプレヒート
用パルス電圧がゼロとされ、カラー感熱紙2の2ライン
部分がイエロ発色開始エネルギTBYの直前のエネルギと
される。さらに、前述した動作と同様にして、 IC1
2Yは、イエロ色に関する3ライン目の印刷データをラ
ッチ回路にラッチする。
【0071】加えて、図1に示すプラテンローラ10が
1ライン分に相当する角度分、回転駆動される。これに
より、カラー感熱紙2の上述した2ライン部分は、印刷
用発熱抵抗体54、54、・・・の直近に位置し、これと
同時に、カラー感熱紙2の3ライン部分は、プレヒート
用発熱抵抗体55、55、・・・の直近に位置する。
【0072】そして、次に、前述した動作と同様にし
て、IC12Yは、印刷用発熱抵抗体54、54、・・・
に対して、階調用パルス電圧を印加する。これにより、
イエロ発色開始エネルギTBYの直前のエネルギとされた
カラー感熱紙2の2ライン部分のエネルギが上昇し、化
学反応でイエロ記録層にはイエロ色が発生する。
【0073】すなわち、図3に示される印刷用発熱抵抗
体54、54、・・・には、パルス幅PGYの階調用パルス
電圧が印加される。言い換えれば、イエロ記録層のイエ
ロマイクロカプセルのエネルギは、イエロ発色開始エネ
ルギTBY+上記パルス幅PGYに対応するイエロ階調エネ
ルギTGYなる値とされている。
【0074】これにより、イエロ記録層には、パルス幅
PGYに対応する64階調のイエロ色が発生する。以下、
上述した動作が繰り返されることにより、カラー感熱紙
2の3ライン部分以降に対するイエロ色の印刷動作、お
よびカラー感熱紙2の4ライン部分以降に対するプレヒ
ート動作が行われる。
【0075】そして、上述したイエロ色の印刷が進ん
で、図1に示すカラー感熱紙2の端部、すなわち、イエ
ロ色が発生している部分がイエロ色定着ランプ21Yの
直下まで搬送されると、前述した動作と同様にしてイエ
ロ色の定着が行われる。
【0076】そして、カラー感熱紙2の端部がマゼンダ
用サーマルヘッド11MNとプラテンローラ23との間
に圧接されると、上述したイエロ用サーマルヘッド11
YNにおけるイエロ色の印刷動作と同様にして、マゼン
ダ色の印刷動作が行われる。すなわち、上記マゼンダ色
の印刷動作においては、カラー感熱紙2の1ライン部分
に対するプレヒート動作が行われた後、上記1ライン部
分に対してマゼンダ色を実際に印刷する動作が行われる
とともに、2ライン部分に対するプレヒート動作が並列
的に行われる。
【0077】つまり、上記プレヒート動作時において、
プレヒート用発熱抵抗体55、55、・・・には、マゼン
ダ発色開始エネルギTBMに対応するパルス幅PBM(>パ
ルス幅PBY)のプレヒート用パルス電圧が同時に印加さ
れる。これにより、マゼンダ記録層のマゼンダマイクロ
カプセルにはマゼンダ発色開始エネルギTBMの直前のエ
ネルギが付与される。
【0078】一方、上述したマゼンダ色を実際に印刷す
る動作時においては、印刷データにより指定される階調
度に応じた、パルス幅PGMの階調用パルス電圧が、図9
に示す印刷用発熱抵抗体54、54、・・・のうち当該印
刷用発熱抵抗体54、54、・・・に印加される。これに
より、マゼンダ記録層のマゼンダマイクロカプセルに
は、マゼンダ発色開始エネルギTBM+マゼンダ階調エネ
ルギTGMなる値のエネルギが付与される。
【0079】この結果、マゼンダカプラがマゼンダマイ
クロカプセルを透過する。これにより、マゼンダ記録層
において、マゼンダカプラとマゼンダジアゾ染料とが化
学反応を起こし、マゼンダ色が発生する。そして、図3
に示すカラー感熱紙2の端部、すなわちマゼンダ色が発
生した部分がマゼンダ色定着ランプ21Mの直下に位置
すると、マゼンダ記録層においてマゼンダ色が定着され
る。
【0080】そして、上述したイエロ色およびマゼンダ
色の印刷が進んで、図10に示すカラー感熱紙2の端部
がシアン用サーマルヘッド11CNとプラテンローラ2
6との間に圧接されると、カラー感熱紙2に対するシア
ン色の印刷動作が行われる。すなわち、図3に示される
プレヒート用発熱抵抗体55、55、・・・の直近にカラ
ー感熱紙2の1ライン目が位置した後、パルス幅PBCの
プレヒート用パルス電圧が図11に示すプレヒート用発
熱抵抗体55、55、・・・に同時に印加される。
【0081】そして、上記パルス幅PBCは、シアン発色
開始エネルギTBCに対応している。従って、図3に示さ
れるプレヒート用発熱抵抗体55、55、・・・に発生す
るジュール熱が、カラー感熱紙2の1ライン部分に移動
し、この結果、上記1ライン部分には、シアン発色開始
エネルギTBの直前のエネルギが付与される。
【0082】そして、カラー感熱紙2の上記1ライン部
分は、図3に示すプレヒート用発熱抵抗体55、55、
・・・の直近から 印刷用発熱抵抗体54、54、・・・の直
近まで移動され、同時にカラー感熱紙2の2ライン部分
は、プレヒート用発熱抵抗体55、55、・・・の直近に
位置する。
【0083】そして、たとえば、180階調に対応する
パルス幅PGCの階調用パルス電圧が図3に示す印刷用発
熱抵抗体54に印加される。上記パルス幅PGCは、シア
ン階調エネルギTGCに対応している。
【0084】これにより、図3に示す印刷用発熱抵抗体
54には、上記パルス幅PGCの階調用パルス電圧に対応
するシアン階調エネルギTGCのジュール熱が発生する。
従って、カラー感熱紙2の1ライン部分のエネルギは、
シアン発色開始エネルギTBC+シアン階調エネルギTGC
なる値とされる。これにより、シアン記録層において、
シアン顕色材がシアンマイクロカプセルを透過してシア
ンロイコ染料と化学反応を起こし、この結果、180階
調のシアン色が発生する。
【0085】上記シアン色印刷時と同時に、パルス幅P
BCのプレヒート用パルス電圧が図11プレヒート用発熱
抵抗体55、55、・・・に印加される。これにより、前
述した動作と同様にして、カラー感熱紙2の2ライン部
分には、シアン発色開始エネルギTBCの直前のエネルギ
が付与される。以下、上述した動作と同様にして、カラ
ー感熱紙2の2ライン目に対するシアンの印刷動作、お
よび3ライン目以降に対するプレヒート動作が行われ
る。
【0086】そして、上述したイエロ色、マゼンダ色お
よびシアン色の印刷が進んで、図10に示すカラー感熱
紙2の端部が漂白用ランプ21Cの直下に位置すると、
前述したカラー感熱紙2において印刷されていない部分
に対する漂白が行われる。そして、カラー感熱紙2の端
部がフィードローラ28、28によりカッタ29方向へ
搬送され、カラー感熱紙2の一定長さ分の端部は、カッ
タ29により切断された後、収納ケース30に収納され
る。
【0087】上記されたカラープリンタによれば、カラ
ー感熱紙2に対して、例えば、予め加熱された1ライン
部分に対する印刷動作に並行して、次に印刷すべき少な
くとも2ライン部分に対するプレヒート動作を行ってい
るので、高速印刷が可能である。
【0088】また、第一の実施形態のステンレス製基板
を用いたサーマルヘッドと従来例のアルミナ製基板を用
いたサーマルヘッドとの寿命の差は、図7(a)に示さ
れるようにほとんどなく、実用に問題がないことが分か
る。図7(a)は、従来例のサーマルヘッドと第一の実
施形態のサーマルヘッドとの寿命試験の結果が示されて
いる。図7(a)の横軸は、サーマルヘッドに与える階
調制御のパルス数を示している。図7(a)の縦軸は、
パルス一発あたりのエネルギの値を示しており、サーマ
ルヘッドが壊れたエネルギにマーキングされている。さ
らに、図7(b)は、ヒートシンク上に、固定されたサ
ーマルヘッド基板に熱を与え、サーマルヘッド上の配線
パターンに与える影響の試験結果を示している。従来の
部分グレースアルミナ基板は、サーマルヘッド基板上の
配線パターンが460℃において断線する。しかしなが
ら、上記実施形態のサーマルヘッド基板は、800℃に
おいて断線した。すなわち、上記実施形態は、従来の部
分グレース基板に対して大幅に温度変化に対応する特性
が向上している。
【0089】次に、本発明の第二の実施形態について説
明する。図1は本発明の第二の実施形態によるサーマル
ヘッドを用いたカラープリンタの構成図である。この図
において、2はカラー感熱紙であり、送り出しリール3
に巻回されており、同図に示す矢印Z方向へ給紙され
る。
【0090】図1において、9、9は、給紙ロール近傍
に各々配設されたフィードローラであり、各外周面が当
接するようにして設けられており、カラー感熱紙2を挟
みつつ同図に示す矢印Z方向へ搬送する役目をする。1
0は、フィードローラ9、9の右方に配設されたプラテ
ンローラである。11YNは、プラテンローラ10の上
方に配設されたイエロ用サーマルヘッドであり、イエロ
色の印刷時に用いられる。12Y、12Mおよび12C
は、ICであり、各サーマルヘッド上の発熱抵抗体を制
御する。(図に見えない部分にIC12YD、IC12
MDおよびIC12CDがステンレス板52上に搭載さ
れている)
【0091】ここで上記イエロ用サーマルヘッド11Y
Dの詳細な構成について図8を参照して説明する。この
図においては、図1に示すイエロ用サーマルヘッド11
YDをひっくり返した状態の斜視図である。図8に示さ
れているサーマルヘッドは、ダブルラインのサーマルヘ
ッドである。この図に示すイエロ用サーマルヘッド11
YDにおいて、52は、ステンレスの基板であり、ヒー
トシンク51の表面に這うように配設されている。
【0092】次に、サーマルヘッド基板について詳細に
説明する。図9は、イエロ用サーマルヘッド11YDを
構成しているサーマルヘッド基板の平面図である。この
図において、52はステンレス製のサーマルヘッド基板
である。54、54、・・・は、階調用発熱抵抗体であ
り、グレース隆起部表面に一定間隔をおいて長尺状に各
々形成されている。これら印刷用発熱抵抗体54、5
4、・・・は、印刷時における1ドットに対応して各々設
けられており、供給される階調制御のパルス電圧のパル
ス幅に応じて発生する熱を、図示しないカラー感熱紙2
(図1参照)へ各々付与する。
【0093】54D、54D、・・・は、第二の階調用発
熱抵抗体であり、グレースの隆起部表面に一定間隔をお
いて長尺状に各々形成されている。これら階調用発熱抵
抗体54D、54D、・・・は、印刷時における1ドット
に対応して各々設けられており、供給される階調制御の
パルス電圧のパルス幅に応じて発生する熱を、図示しな
いカラー感熱紙2(図1参照)へ各々付与する。
【0094】56は、ステンレス板52の表面に形成さ
れた共通電極部であり、この共通電極56に・・の各一端
部が電気的に共通電極57を介して各々接続されてい
る。58、58、・・・は、ステンレス板52の表面に階
調用発熱抵抗体54、54、・・・に各々対応して各々形
成された複数の個別リード電極58、58、・・・であ
り、各一端部が階調用発熱抵抗体54、54、・・・の各
他端部に電気的に各々接続されている。58D、58
D、・・・は、ステンレス板52の表面に階調用発熱抵抗
体54D、54D、・・・に各々対応して各々形成された
複数のリード電極であり、各一端部が階調用発熱抵抗体
54D、54D、・・・の各他端部に電気的におのおの接
続されている。
【0095】リード電極58、58、・・・の他端部は、
リードパッド部61を有している。62は、リードパッ
ドでありコントロールIC12Yの各端子に接続されて
いる。階調用発熱抵抗体54、54、・・・の他端部とコ
ントロールIC12Yとの端子とは、リードパッド部6
1、リード線63およびリードパッド62を介して電気
的に接続されている。
【0096】さらに、このコントロールIC12Yは、
図示しない制御部よりフレキシブル配線基板から接続タ
ーミナル用パターン64およびリードパッド65を介し
て供給されるイエロ印刷の印刷データに基づいて、印刷
用発熱抵抗体54、54、・・・に対してパルス電圧を各
々供給するという制御を行う。
【0097】リード電極58D、58D、・・・の他端部
は、リードパッド部61Dを有している。62Dは、リ
ードパッドでありコントロールIC12YDの各端子に
接続されている。階調用発熱抵抗体54D、54D、・・
・の他端部とコントロールIC12YDとの端子とは、
リードパッド部61D、リード線63Dおよびリードパ
ッド62Dを介して電気的に接続されている。
【0098】さらに、このコントロールIC12YD
は、図示しない制御部よりフレキシブル配線基板から接
続ターミナル用パターン64Dおよびリードパッド65
Dを介して供給されるイエロ印刷の印刷データに基づい
て、印刷用発熱抵抗体54D、54D、・・・に対してパ
ルス電圧を各々供給するという制御を行う。
【0099】次に、サーマルヘッド基板の発熱抵抗体部
分の説明を図4を参照して行う。図4は、図9のサーマ
ルヘッド基板のC−C’線視断面図である。この図にお
いて、52はステンレス板である。53aおよび53b
は、ステンレス板52の表面に盛り上がり形成されたグ
レースであり、その断面が半紡錘形状とされている。こ
のグレース53aおよび53bは、蓄熱材としての役目
をする。53cは、平面的なグレースである。54は、
階調用発熱抵抗体であり、グレース53a上に形成され
ている。
【0100】54Dは、階調用発熱抵抗体であり、グレ
ース53b上に形成されている。階調用発熱抵抗体54
および階調用発熱抵抗体54Dのそれぞれの一端は、共
通電極部56と共通電極57とに電気的に接続されてい
る。階調用発熱抵抗体54の他端は、個別リード電極5
8に電気的に接続されている。階調用発熱抵抗体54D
の他端は、リード電極58Dに電気的に接続されてい
る。92は、抵抗体層であり階調用発熱抵抗体54およ
びプレヒート用発熱抵抗体55を形成している。93
は、階調用発熱抵抗体54および階調用発熱抵抗体54
Dを保護するための保護膜である。94は、裏面グレー
スガラスである。
【0101】ここで、ステンレス板52の厚さは、「1
mm以下」で作成されている。また、場合により、ステ
ンレス板52の厚さは、「0.5mm以下」、または、
「0.3mm以下」で作成される。さらに、共通電極部
56の幅は、「2mm以下」で作成されている。また、
場合により、共通電極部56の幅は、「500μm以
下」、または、「100μ以下」で作成される。
【0102】次に、図9で示されているステンレス板の
ヒートシンクへの取り付けについて図5を参照して説明
する。図5は、湾曲したヒートシンクへのステンレス板
の取り付け方を示すサーマルヘッドの概念図である。こ
の図において、12Yは、コントロールICである。5
1は、湾曲したヒートシンクである。ステンレス板52
は、この湾曲したヒートシンクに這うようにネジ90に
より長円状の穴91により固定されている。95は、フ
レキシブル配線基板であり、コントロールIC12Yを
制御する信号が、図には示されていないがプリンタ制御
部から送られてくる。
【0103】ヒートシンク51へステンレス板52を固
定するネジ止め部分について図6を参照して説明する。
図6は、図5のサーマルヘッドのB−B’線視断面図で
ある。ねじ切りされたヒートシンク51にステンレス板
52の穴91を介してネジ90を締めることで、ステン
レス板52はヒートシンク51に固定される。96はス
ペーサであり、ステンレス板52の穴91に配設されて
いる。
【0104】ネジ90は、スペーサ96を介してヒート
シンク51のネジ穴に締められる。97は座金であり、
ステンレス板52をヒートシンク51からはずれないよ
うに押さえている。98はスプリングワッシャであり、
ネジ90がゆるまないように固定している。
【0105】ここで、スペーサ96の長さは、ステンレ
ス板52の厚さよりも若干長いもの、たとえば〜100
μ程度長いスペーサを用いる。このため、ステンレス板
52は、ネジ90によってヒートシンク51に完全に固
定されていない。ステンレス板52は、座金97でヒー
トシンク51へ押さえつけられる状態となっている。す
なわち、ネジ90の締め加減により、ステンレス板52
をヒートシンク51へ押しつける力の上限が調整され
る。
【0106】そして、穴91は、長円状となっているた
め、ステンレス板52とヒートシンクとの線膨張係数の
違いによるバイメタル効果で双方の寸法が初期の状態と
異なった場合、固定されたネジ90を基準位置としてヒ
ートシンク51上をステンレス板52がスライドする。
このため、作動中におけるステンレス板52がヒートシ
ンク51上でスライドするため、ステンレス板52にに
かかる応力によるストレスが低減される。
【0107】次に、図1において、フィードローラ2
0、20は、カラー感熱紙2を挟みつつガイドする役目
をする。21Yは、カラー感熱紙2の表面上方に配設さ
れたイエロ色定着ランプであり、420nmをピーク波
長とする前述した光をカラー感熱紙2の表面に照射す
る。すなわち、イエロ色定着ランプ21Yは、イエロ記
録層においてイエロ色を定着させる役目をする。
【0108】図1に示すイエロ定着ランプ21Yの下流
にある11MDは、プラテンローラ23の上方に配設さ
れたマゼンダ用サーマルヘッドであり、マゼンダ色の印
刷時に用いられる。このマゼンダ用サーマルヘッド11
MDの構成は、前述したイエロ用サーマルヘッド11Y
D(図4、図8または図9参照)の構成と同一である。
【0109】マゼンダ用サーマルヘッド11MDの下流
にある21Mは、カラー感熱紙2の表面上方に配設され
たマゼンダ色定着ランプであり、365nmをピーク波
長とする前述した光をカラー感熱紙2の表面に照射す
る。すなわち、マゼンダ色定着ランプ21Mは、マゼン
ダ記録層においてマゼンダ色を定着させる役目をする。
【0110】図1に示す26は、マゼンダ色定着ランプ
21Mの下流に配設されたプラテンローラである。11
CDは、プラテンローラ26の上方に配設されたシアン
用サーマルヘッドであり、シアン色の印刷時に用いられ
る。このシアン用サーマルヘッド11CDの構成は、前
述したイエロ用サーマルヘッド11YD(図4、図8ま
たは図9参照)の構成と同一である。
【0111】21Cは、シアン用サーマルヘッド11C
Dの下流に配設された漂白用ランプであり、所定の波長
の光をカラー感熱紙2の表面に照射する。この漂白用ラ
ンプ21Cは、カラー感熱紙2において発色していない
部分を漂白する役目をする。
【0112】28、28は、漂白用ランプ21CNの右
下方に各々設されたフィードローラであり、各外周面が
当接するようにして設けられている。29は、フィード
ローラ28、28の右方に配設されたカッタであり、カ
ラー感熱紙2の端部を一定長さに切断する。30は、カ
ッタ29の右方に配設された収納ケースであり、カッタ
29により切断されたカラー感熱紙2a、2a、・・・を
積層収納する。
【0113】次に、上述した第一の従来例のカラープリ
ンタの動作について図1および図9を参照して説明す
る。まず、図1において、装置各部に電源が供給される
と、フィードローラ9、9が図示しないモータにより回
転駆動される。これにより、カラー感熱紙2がフィード
ローラ9、9に挟まれつつ同図に示す矢印Z方向へ搬送
される。そして、カラー感熱紙2の端部がプラテンロー
ラ10上に位置すると、フィードローラ9、9が停止さ
れるとともに、イエロ用サーマルヘッド11YDがプラ
テンローラ10にカラー感熱紙2を介して圧接する。す
なわち、今、カラー感熱紙2の端部は、図1に示すイエ
ロ用サーマルヘッド11YDの階調用発熱抵抗体54、
54、・・・および階調用発熱抵抗体54D、54D,・・・
と、図1に示すプラテンローラ10とによって圧接され
ている状態にある。
【0114】そして、IC12Yは、一ライン目の印刷
を行う一つ前のクロック信号のタイミングでイエロ色に
関する1ライン目の印刷データを読み込んだ後、ラッチ
信号のタイミングで上記印刷データを図示しないラッチ
回路にラッチする。上記印刷データは、1ラインにおけ
る各ドットに各々対応するデータである。同様に、IC
12YDは、2ライン目の印刷を行う印刷データをIC
12Yと同一クロックで読込み、ラッチ信号のタイミン
グで図示しないラッチ回路にラッチする。
【0115】そして、次に、IC12Yにストローブ信
号が入力されると、IC12Yは階調用発熱抵抗体5
4、54、・・・を駆動させ、その発熱されたジュール熱
により、イエロ記録層のイエロマイクロカプセルに対し
て、軟化させ、指定された階調濃度で発色するエネルギ
を付与する動作が行われる。すなわち、印刷動作はイエ
ロマイクロカプセルにイエロ発色開始エネルギTBYおよ
びイエロ階調エネルギTGYのジュール熱が発生するパル
ス幅で階調発熱抵抗体を駆動させることで行われる。
【0116】このとき、同様に、IC12YDにストロ
ーブ信号が入力されると、IC12YDは階調用発熱抵
抗体54D、54D、・・・を駆動させ、その発熱された
ジュール熱により、イエロ記録層のイエロマイクロカプ
セルに対して、軟化させ、指定された階調濃度で発色す
るエネルギを付与する動作が行われる。すなわち、印刷
動作はイエロマイクロカプセルにイエロ発色開始エネル
ギTBYおよびイエロ階調エネルギTGYのジュール熱が発
生するパルス幅で階調発熱抵抗体を駆動させることで行
われる。
【0117】例えば、1ライン目に印刷される印刷デー
タが180階調のイエロ色を印刷すべきことを指示する
データであるものとすると、IC12Yは、印刷用発熱
抵抗体54、54、・・・のうち当該発熱抵抗体と図には
示されていない直流電源とを導通させるというスイッチ
ング動作を行う。これにより、当該印刷用発熱抵抗体5
4、54、・・・には、階調用パルス電圧が印加され、こ
の階調用パルス電圧によって、印刷用発熱抵抗体54、
54、・・・には、ジュール熱が発生する。
【0118】そして、上記ジュール熱によって、イエロ
記録層のイエロマイクロカプセルのエネルギがイエロ発
色開始エネルギTBY以上に徐々に上昇する。これによ
り、上記イエロマイクロカプセルが軟化しはじめ、外部
のイエロカプラがイエロマイクロカプセルを透過する。
【0119】さらに、イエロジアゾ染料とイエロカプラ
とが化学反応を起こし、カラー感熱紙2にはイエロ色が
発生する。そして、時間の経過とともにイエロマイクロ
カプセルのエネルギが上昇するため上記化学反応が進
み、この結果、イエロ色の階調度が高くなる。
【0120】そして、同様に上述した1ライン目のイエ
ロ色の印刷動作に並行して、カラー感熱紙2の2ライン
目部分に対する印刷動作が行われる。すなわち、IC1
2YDが指定された階調に対応するジュール熱を発生さ
せるパルス幅の階調用パルス電圧を印刷用発熱抵抗体5
4D、54D、・・・に与える。 これにより、前述した
1ライン目部分の印刷動作と同様にして、イエロ記録層
のイエロマイクロカプセルのエネルギが時間の経過とと
もに上昇し、イエロ色の階調度が高くなる。
【0121】そして、IC12Yは、 印刷用発熱抵抗
体54、54、・・・へ供給している階調用パルス電圧を
ゼロにする。同時に、IC12YDは、 印刷用発熱抵
抗体54D、54D、・・・へ供給している階調用パルス
電圧をゼロにする。これにより、イエロ記録層のイエロ
マイクロカプセルのエネルギ上昇が止まり、イエロマイ
クロカプセルとイエロカプラとの化学反応が停止する。
この時点において、イエロ記録層には、180階調のイ
エロ色が発生している。そして、この印刷動作において
同時に、2ラインのドット印刷が完了する。
【0122】また、次に、図1に示すプラテンローラ1
0が 2ライン分に相当する角度分、回転駆動され、カ
ラー感熱紙2が2ライン分、同図に示す矢印Z方向へ搬
送される。これにより、カラー感熱紙2の3ライン目
が、階調用発熱抵抗体54、54、・・・の位置に移動
し、カラー感熱紙2の4ライン目が、階調用発熱抵抗体
54D、54D、・・・に移動させられる。
【0123】さらに、IC12Yは、クロック信号の
タイミングでイエロ色に関する3ライン目の印刷データ
を読み込んだ後、ラッチ信号のタイミングで上記3ライ
ン目の印刷データをラッチ回路にラッチする。同様に、
IC12YDは、クロック信号の タイミングでイエロ
色に関する4ライン目の印刷データを読み込んだ後、ラ
ッチ信号のタイミングで上記4ライン目の印刷データを
ラッチ回路にラッチする。
【0124】そして、次に、前述した動作と同様にし
て、IC12Yは、印刷用発熱抵抗体54、54、・・・
に対して、階調用パルス電圧を印加し、同時に、IC1
2YDは、印刷用発熱抵抗体54D、54D、・・・に対
して、階調用パルス電圧を印加する。これにより、カラ
ー感熱紙2の3ライン目および4ライン目部分のエネル
ギが上昇し、化学反応でイエロ記録層にはイエロ色が発
生する。この階調用パルス電圧は、それぞれの階調用発
熱抵抗体にイエロ発色開始エネルギTBY+イエロ階調エ
ネルギTGYなる値のジュール熱を発生させるものであ
る。上述した操作が繰り返されることでカラー感熱紙2
への印刷処理が行われる。
【0125】そして、上述したイエロ色の印刷が進ん
で、図1に示すカラー感熱紙2の端部、すなわち、イエ
ロ色が発生している部分がイエロ色定着ランプ21Yの
直下まで搬送されると、前述した動作と同様にしてイエ
ロ色の定着が行われる。
【0126】そして、カラー感熱紙2の端部がマゼンダ
用サーマルヘッド11MDとプラテンローラ23との間
に圧接されると、上述したイエロ用サーマルヘッド11
YDにおけるイエロ色の印刷動作と同様にして、マゼン
ダ色の印刷動作が行われる。すなわち、上記マゼンダ色
の印刷動作においては、カラー感熱紙2の1ライン目お
よび2ライン目部分に対するマゼンダ色を印刷する動作
が並列的に行われる。
【0127】つまり、階調用発熱抵抗体55、55、・・
・および階調用発熱抵抗体55D、55D、・・・には、同
時に印刷データにより指定される階調度に応じたマゼン
ダ発色開始エネルギTBMとマゼンダ階調エネルギTGYの
ジュール熱が発生するパルス幅の階調用パルス電圧が印
可される。これにより、マゼンダ記録層のマゼンダマイ
クロカプセルには、マゼンダ発色開始エネルギTBM+マ
ゼンダ階調エネルギTGMなる値のエネルギが付与され
る。
【0128】この結果、マゼンダカプラがマゼンダマイ
クロカプセルを透過する。これにより、マゼンダ記録層
において、マゼンダカプラとマゼンダジアゾ染料とが化
学反応を起こし、マゼンダ色が発生する。そして、カラ
ー感熱紙2のマゼンダ色が発生した部分がマゼンダ色定
着ランプ21Mの直下に位置すると、マゼンダ記録層に
おいてマゼンダ色が定着される。
【0129】そして、上述したイエロ色およびマゼンダ
色の印刷が進んで、図1に示すカラー感熱紙2の端部が
シアン用サーマルヘッド11CDとプラテンローラ26
との間に圧接されると、カラー感熱紙2に対するシアン
色の印刷動作が行われる。すなわち、階調用発熱抵抗体
54、54、・・・の直近にカラー感熱紙2の1ライン目
が位置した後、シアン発色開始エネルギTBCとマゼンダ
階調エネルギTGCのジュール熱が発生するパルス幅の階
調用パルス電圧が印可される。
【0130】そして、同時に、階調用発熱抵抗体54
D、54D、・・・の直近にカラー感熱紙2の2ライン目
が位置した後、シアン発色開始エネルギTBCとマゼンダ
階調エネルギTGCのジュール熱が発生するパルス幅の階
調用パルス電圧が印可される。この印刷操作により、2
ライン分のシアン色の印刷が同時に行われる。
【0131】そして、たとえば、180階調に対応する
階調用パルス電圧が印刷用発熱抵抗体54に印加され
る。上記パルス幅の階調用パルス電圧により発生するジ
ュール熱は、シアン発色開始エネルギTBC+指定された
階調のシアン階調エネルギTGCに対応している。
【0132】これにより、図3に示す印刷用発熱抵抗体
54には、上記パルス幅の階調用パルス電圧に対応する
ジュール熱が発生する。従って、カラー感熱紙2の1ラ
イン部分のエネルギは、シアン発色開始エネルギTBC+
シアン階調エネルギTGCなる値とされる。これにより、
シアン記録層において、シアン顕色材がシアンマイクロ
カプセルを透過してシアンロイコ染料と化学反応を起こ
し、この結果、180階調のシアン色が発生する。
【0133】上記シアン色印刷時と同時に、指定された
階調に対応するパルス幅の階調用パルス電圧が階調用発
熱抵抗体54D、54D、・・・に印加される。これによ
り、前述した動作と同様にして、カラー感熱紙2の2ラ
インめ部分には、シアン色が指定された階調で発生す
る。以下、上述した動作と同様にして、カラー感熱紙2
の3ライン目に対するシアンの印刷動作、および4ライ
ン目以降に対するプレヒート動作が行われる。
【0134】そして、上述したイエロ色、マゼンダ色お
よびシアン色の印刷が進んで、図10に示すカラー感熱
紙2の端部が漂白用ランプ21Cの直下に位置すると、
前述したカラー感熱紙2において印刷されていない部分
に対する漂白が行われる。そして、カラー感熱紙2の端
部がフィードローラ28、28によりカッタ29方向へ
搬送され、カラー感熱紙2の一定長さ分の端部は、カッ
タ29により切断された後、収納ケース30に収納され
る。なお、図3に示すプレヒート用発熱抵抗体55、5
5、・・・は、各ドット単位に形成された構成で説明した
が、全てがつながったベタ状のパターンの抵抗体とし
て、形成することも可能である。
【0135】上記されたカラープリンタによれば、カラ
ー感熱紙2に対して、並行して2ライン分が印刷可能と
なるため、高速印刷が可能である。また、ダブルヘッド
の階調用発熱抵抗体54Dをプレヒートに用いて、その
後階調用発熱抵抗体54で濃度調整を行わせて、一実施
形態と同様のプリント動作を行わせることもできる。こ
の場合、サーマルヘッドのプレヒートを行う階調用発熱
抵抗体54Dがドット単位で制御できるので、印刷の必
要の無いドットに対するプレヒートを行わせない等の選
択制御が行え、パワー節減が可能となる。さらに、上記
実施形態は、印刷において、ドット単位の微妙なエネル
ギのバラツキをプレヒートの段階で制御でき、印刷結果
の濃度ムラを解消するためのコントロールが可能とな
る。
【0136】以上、本発明の一実施形態および第二の実
施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成
はこの一実施形態および第二の実施形態に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等
があっても本発明に含まれる。例えば、上述した一実施
形態および第二の実施形態によるサーマルヘッドは、感
熱紙型カラープリンタを用いて説明したが、インクリボ
ンを用いる昇華プリンタまたは溶融型カラープリンタに
も用いることができる。
【0137】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、表面が湾
曲形成され、表面にネジ穴が形成されたヒートシンク
と、前記ネジ穴より大きい径の穴が形成された基板と、
この基板の表面に形成された発熱抵抗体と、前記穴を貫
通し前記ネジ穴に螺合されて前記基板を前記ヒートシン
ク上面に沿って取り付けるネジとを具備するため、プレ
ヒート機能つきのサーマルヘッドおよびダブルラインサ
ーマルヘッドを熱膨張係数の異なる湾曲させたヒートシ
ンクにネジ止めにより取り付けることができるので、印
刷用紙の搬送経路(パスライン)をねじ曲げることな
く、高速印刷できるプリンタを作成できる効果がある。
【0138】また、請求項2記載の発明によれば、上面
が湾曲形成され、表面にネジ穴が形成されたヒートシン
クと、前記ネジ穴より大きい径の穴が形成された基板
と、この基板の表面に突出形成された長尺状の電極部
と、前記基板の表面に形成された発熱抵抗体と、前記穴
を貫通し前記ネジ穴に螺合されて前記基板を前記ヒート
シンク上面に沿って、前記電極部に対して平行方向にス
ライド可能に取り付けるネジとを具備するため、プレヒ
ート機能つきのサーマルヘッドおよびダブルラインサー
マルヘッドを熱膨張係数の異なる屈曲させたヒートシン
クにネジ止めにより取り付けることができるので、印刷
用紙の搬送経路(パスライン)をねじ曲げることなく、
高速印刷できるプリンタを作成できる効果がある。
【0139】さらに、請求項3記載の発明によれば、前
記穴は、前記電極部に対して平行方向に長い径を持つ長
円で形成されているため、サーマルヘッド基板とヒート
シンクとの熱膨張率の違いによるバイメタル効果で起こ
るサーマルヘッド基板の変形を、サーマルヘッド基板が
ヒートシンク上でスライドするために防止できる効果が
ある。加えて、請求項5記載の発明によれば、前記基板
は、ステンレス材料により形成されているため、金属は
曲げに対応しやすいので、湾曲および屈曲した表面を持
つヒートシンクに這うように取り付けることが容易にで
き、また、熱伝導率が高いためヒートシンクによる放熱
の効率を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるサーマルヘッドを
用いたカラープリンタの概略構成を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるサーマルヘッドの
斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態によるサーマルヘッドの
外観構成を示す平面図である。
【図4】 図3に示すサーマルヘッドのA−A’線視断
面図である。
【図5】 本発明の一実施形態によるサーマルヘッドの
ヒートシンクへの取り付けを示す斜視図である。
【図6】 図5に示すB−B’線視断面図である。
【図7】 従来のサーマルヘッドと本発明の一実施形態
によるサーマルヘッドとの信頼性を比較した図である。
【図8】 本発明の第二の実施形態によるサーマルヘッ
ドの斜視図である。
【図9】 本発明の第二の実施形態によるサーマルヘッ
ドの外観構成を示す平面図である。
【図10】 従来のサーマルヘッドを用いたカラープリ
ンタの概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
2、2a カラー感熱紙 3 送り出しリール 9 フィードローラ 10 プラテンローラ 11YN、11MN、11CN サーマルヘッド 11YD、11MD、11CD サーマルヘッド 12Y、12M、12C コントロールIC 12YD、12MD、12CD コントロールIC 21Y、21M、21C 色定着ランプ(漂白用ラン
プ) 23、26 プラテンローラ 28 フィードローラ 29 カッタ 30 収納ケース 51 ヒートシンク 52 ステンレス板 53a、53b、53c グレース 54、54D 階調用発熱抵抗体(印刷用発熱抵抗体) 55 プレヒート用発熱抵抗体 56 共通電極部 57 共通電極 58、58D 個別リード電極 59 リード電極 60 パワートランジスタ 61、61D リードパッド部 62、62D リードパッド 63、63D リード線 64、64D 接続ターミナル用パターン 65、65D リードパッド 90 ネジ 91 ネジ穴 94 裏面グレースガラス 95 フレキシブル配線基板 96 スペーサ 97 座金 98 スプリングワッシャ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が湾曲形成され、表面にネジ穴が形
    成されたヒートシンクと、 前記ネジ穴より大きい径の穴が形成された基板と、 この基板の表面に形成された発熱抵抗体と、 前記穴を貫通し前記ネジ穴に螺合されて前記基板を前記
    ヒートシンク上面に沿って取り付けるネジと、 を具備することを特徴とするサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】 上面が湾曲形成され、表面にネジ穴が形
    成されたヒートシンクと、 前記ネジ穴より大きい径の穴が形成された基板と、 この基板の表面に突出形成された長尺状の電極部と、 前記基板の表面に形成された発熱抵抗体と、 前記穴を貫通し前記ネジ穴に螺合されて前記基板を前記
    ヒートシンク上面に沿って、前記電極部に対して平行方
    向に前記基板がスライド可能に取り付けるネジと、 を具備することを特徴とする請求項1記載のサーマルヘ
    ッド。
  3. 【請求項3】 前記穴は、前記電極部に対して平行方向
    に長い径を持つ長円で形成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のサーマルヘッド。
  4. 【請求項4】 その出力端子が前記発熱抵抗体の一端部
    に接続され、前記発熱抵抗体の前記一端部と、前記発熱
    抵抗体の接地された他端部との間に、印刷データに応じ
    たパルス幅のパルス電圧を印加する制御手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれかに記
    載のサーマルヘッド。
  5. 【請求項5】 前記基板は、ステンレス材料により形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれかに記載のサーマルヘッド。
  6. 【請求項6】 前記基板の厚さは、0を超え1mm以下
    であることを特徴とする請求項1ないし請求項6記載の
    サーマルヘッド。
  7. 【請求項7】 前記電極部の幅は、0を超え2mm以下
    であることを特徴とする請求項1ないし請求項6記載の
    サーマルヘッド。
  8. 【請求項8】 前記絶縁体は、ガラス材料により形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または7に記載のサ
    ーマルヘッド。
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