JPH10278772A - タンデム型負圧ブースタ - Google Patents
タンデム型負圧ブースタInfo
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- JPH10278772A JPH10278772A JP9091153A JP9115397A JPH10278772A JP H10278772 A JPH10278772 A JP H10278772A JP 9091153 A JP9091153 A JP 9091153A JP 9115397 A JP9115397 A JP 9115397A JP H10278772 A JPH10278772 A JP H10278772A
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- port
- boss
- booster
- negative pressure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】前部および後部ブースタピストンが共通に連結
されるボス部と、ボス部の後端に一体に連設される弁筒
部とで合成樹脂から成るピストンボスが構成され、前部
および後部作動室間を結ぶ第1ポートと、前部および後
部負圧室間を結ぶ第2ポートと、第1ポートの後端開口
部に対応する位置で弁筒部の半径方向に延びて後部作動
室に通じる第3ポートとが、ピストンボスに設けられ、
第3ポートを第2ポートおよび大気に切換えて連通する
制御弁が弁筒部内に設けられるタンデム型負圧ブースタ
において、第3ポートから第1ポートへの大気の流入を
円滑化して応答性を向上することともに、衝突音の発生
を極力低減する。 【解決手段】第3ポート231 の内壁面のうち前方側に
在る前方側内壁面23a 1 が、ピストンボス10の半径
方向外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜し
て形成される。
されるボス部と、ボス部の後端に一体に連設される弁筒
部とで合成樹脂から成るピストンボスが構成され、前部
および後部作動室間を結ぶ第1ポートと、前部および後
部負圧室間を結ぶ第2ポートと、第1ポートの後端開口
部に対応する位置で弁筒部の半径方向に延びて後部作動
室に通じる第3ポートとが、ピストンボスに設けられ、
第3ポートを第2ポートおよび大気に切換えて連通する
制御弁が弁筒部内に設けられるタンデム型負圧ブースタ
において、第3ポートから第1ポートへの大気の流入を
円滑化して応答性を向上することともに、衝突音の発生
を極力低減する。 【解決手段】第3ポート231 の内壁面のうち前方側に
在る前方側内壁面23a 1 が、ピストンボス10の半径
方向外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜し
て形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のブレーキ
マスタシリンダ等の作動のために用いられるタンデム型
負圧ブースタに関し、特に、隔壁板に摺動自在に支承さ
れるボス部と、ボス部の後端に一体に連設される弁筒部
とで合成樹脂から成るピストンボスが構成され、前部お
よび後部ブースタピストンがボス部に共通に連結され、
前部および後部作動室間を結ぶ第1ポートと、前部およ
び後部負圧室間を結ぶ第2ポートと、第1ポートの後端
開口部に対応する位置で弁筒部の半径方向に延びて後部
作動室に通じる第3ポートとが、ピストンボスに設けら
れ、第3ポートを第2ポートおよび大気に切換えて連通
する制御弁が弁筒部内に設けられるものの改良に関す
る。
マスタシリンダ等の作動のために用いられるタンデム型
負圧ブースタに関し、特に、隔壁板に摺動自在に支承さ
れるボス部と、ボス部の後端に一体に連設される弁筒部
とで合成樹脂から成るピストンボスが構成され、前部お
よび後部ブースタピストンがボス部に共通に連結され、
前部および後部作動室間を結ぶ第1ポートと、前部およ
び後部負圧室間を結ぶ第2ポートと、第1ポートの後端
開口部に対応する位置で弁筒部の半径方向に延びて後部
作動室に通じる第3ポートとが、ピストンボスに設けら
れ、第3ポートを第2ポートおよび大気に切換えて連通
する制御弁が弁筒部内に設けられるものの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかるタンデム型負圧ブースタは、たと
えば実開平4−129362号公報に開示されているよ
うに、既に知られている。
えば実開平4−129362号公報に開示されているよ
うに、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、図6で示すように、第1ポート21の後端部
がピストンボス10の軸線方向に沿って該ピストンボス
10のボス部10aに設けられるとともに、弁筒部10
bの半径方向に沿って延びる第3ポート23′が、その
横断面積を一定として弁筒部10bの前端部に設けられ
ており、制御弁24が第3ポート23′を大気に連通さ
せるように作動したときには、第3ポート23′から後
部作動室4bへの大気の流入は円滑であるが、図示しな
い前部作動室には、第3ポート23′から第1ポート2
1へと流通方向を直角に変化させるものであるため、大
気の流入が円滑とはならず、したがって前部作動室への
大気流入に遅れが生じ、応答性が優れているとは言い難
い。また第3ポート23′からの大気が第1ポート21
の後端開口部にほぼ直角に衝突することによる衝突音の
発生も免れない。
ものでは、図6で示すように、第1ポート21の後端部
がピストンボス10の軸線方向に沿って該ピストンボス
10のボス部10aに設けられるとともに、弁筒部10
bの半径方向に沿って延びる第3ポート23′が、その
横断面積を一定として弁筒部10bの前端部に設けられ
ており、制御弁24が第3ポート23′を大気に連通さ
せるように作動したときには、第3ポート23′から後
部作動室4bへの大気の流入は円滑であるが、図示しな
い前部作動室には、第3ポート23′から第1ポート2
1へと流通方向を直角に変化させるものであるため、大
気の流入が円滑とはならず、したがって前部作動室への
大気流入に遅れが生じ、応答性が優れているとは言い難
い。また第3ポート23′からの大気が第1ポート21
の後端開口部にほぼ直角に衝突することによる衝突音の
発生も免れない。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、第3ポートから第1ポートへの大気の流入を
円滑化して応答性を向上することともに、衝突音の発生
を極力低減し得るようにしたタンデム型負圧ブースタを
提供することを目的とする。
のであり、第3ポートから第1ポートへの大気の流入を
円滑化して応答性を向上することともに、衝突音の発生
を極力低減し得るようにしたタンデム型負圧ブースタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ブースタシェル内を前部お
よび後部シェル室に仕切る隔壁板に摺動自在に支承され
るボス部と、前記ブースタシェルの後壁に摺動自在に支
承されて前記ボス部の後端に一体に連設される弁筒部と
で合成樹脂から成るピストンボスが構成され、前部シェ
ル室を前側の前部負圧室および後側の前部作動室に仕切
る前部ブースタピストンと、後部シェル室を前側の後部
負圧室および後側の後部作動室に仕切る後部ブースタピ
ストンとが前記ボス部に共通に連結され、前部および後
部作動室間を結ぶ第1ポートと、前部および後部負圧室
間を結ぶ第2ポートと、前記第1ポートの後端開口部に
対応する位置で弁筒部の半径方向に延びて後部作動室に
通じる第3ポートとが、前記ピストンボスに設けられ、
第3ポートを第2ポートおよび大気に切換えて連通する
制御弁が弁筒部内に設けられるタンデム型負圧ブースタ
において、第3ポートの内壁面のうち前方側に在る前方
側内壁面が、前記ピストンボスの半径方向外方に向うに
つれて前方側に位置するように傾斜して形成されること
を特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、ブースタシェル内を前部お
よび後部シェル室に仕切る隔壁板に摺動自在に支承され
るボス部と、前記ブースタシェルの後壁に摺動自在に支
承されて前記ボス部の後端に一体に連設される弁筒部と
で合成樹脂から成るピストンボスが構成され、前部シェ
ル室を前側の前部負圧室および後側の前部作動室に仕切
る前部ブースタピストンと、後部シェル室を前側の後部
負圧室および後側の後部作動室に仕切る後部ブースタピ
ストンとが前記ボス部に共通に連結され、前部および後
部作動室間を結ぶ第1ポートと、前部および後部負圧室
間を結ぶ第2ポートと、前記第1ポートの後端開口部に
対応する位置で弁筒部の半径方向に延びて後部作動室に
通じる第3ポートとが、前記ピストンボスに設けられ、
第3ポートを第2ポートおよび大気に切換えて連通する
制御弁が弁筒部内に設けられるタンデム型負圧ブースタ
において、第3ポートの内壁面のうち前方側に在る前方
側内壁面が、前記ピストンボスの半径方向外方に向うに
つれて前方側に位置するように傾斜して形成されること
を特徴とする。
【0006】このような構成によれば、制御弁が第3ポ
ートを大気に連通させる状態となったときに、第3ポー
トからの大気は後部作動室にそのまま円滑に供給され、
また第3ポートの前方側内壁面が、弁筒の半径方向に沿
う外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜して
いることにより、第3ポートから第1ポートに大気を円
滑に導くことが可能となり、それにより、前部作動室へ
の大気の流入に遅れが生じることを回避し、応答性の向
上を果すことが可能となり、また第3ポートから第1ポ
ートの後端開口部への大気の衝突角度を小さくして衝突
音の発生を極力抑えることができる。
ートを大気に連通させる状態となったときに、第3ポー
トからの大気は後部作動室にそのまま円滑に供給され、
また第3ポートの前方側内壁面が、弁筒の半径方向に沿
う外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜して
いることにより、第3ポートから第1ポートに大気を円
滑に導くことが可能となり、それにより、前部作動室へ
の大気の流入に遅れが生じることを回避し、応答性の向
上を果すことが可能となり、また第3ポートから第1ポ
ートの後端開口部への大気の衝突角度を小さくして衝突
音の発生を極力抑えることができる。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、前記ボス部の後端面
が、該ボス部の軸線に直交する平面に沿う平坦面として
形成され、第1ポートがその後端を前記後端面に開口さ
せてボス部に設けられ、前記弁筒部が前記後端面から後
方に突出され、前記第3ポートが、その前方側内壁面の
外端を第1ポートの後端開口縁にほぼ一致させて前記弁
筒部に設けられることにより、ピストンボスの型成形時
に、第3ポートを中子により形成することが可能とな
り、第3ポートの形成が容易となる。
求項1記載の発明の構成に加えて、前記ボス部の後端面
が、該ボス部の軸線に直交する平面に沿う平坦面として
形成され、第1ポートがその後端を前記後端面に開口さ
せてボス部に設けられ、前記弁筒部が前記後端面から後
方に突出され、前記第3ポートが、その前方側内壁面の
外端を第1ポートの後端開口縁にほぼ一致させて前記弁
筒部に設けられることにより、ピストンボスの型成形時
に、第3ポートを中子により形成することが可能とな
り、第3ポートの形成が容易となる。
【0008】さらに請求項3記載の発明によれば、上記
請求項1の発明の構成に加えて、前記第3ポートが、そ
の前方側内壁面の外端を第1ポートの後端開口縁よりも
前方に配置して前記ピストンボスに設けられることによ
り、第3ポートから第1ポートへの大気の流入がより円
滑となり、応答性をより一層向上することが可能となる
とともに、衝突音の発生をより効果的に抑えることがで
きる。
請求項1の発明の構成に加えて、前記第3ポートが、そ
の前方側内壁面の外端を第1ポートの後端開口縁よりも
前方に配置して前記ピストンボスに設けられることによ
り、第3ポートから第1ポートへの大気の流入がより円
滑となり、応答性をより一層向上することが可能となる
とともに、衝突音の発生をより効果的に抑えることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図3は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1はタンデム型負圧ブースタの縦断側
面図、図2は第3ポートを大気に通じさせた状態での図
1の要部拡大図、図3はピストンボス成形用の型構造を
示す断面図である。
すものであり、図1はタンデム型負圧ブースタの縦断側
面図、図2は第3ポートを大気に通じさせた状態での図
1の要部拡大図、図3はピストンボス成形用の型構造を
示す断面図である。
【0011】先ず図1において、タンデム型負圧ブース
タBのブースタシェル1の前面には、該ブースタBによ
り作動されるブレーキ用マスタシリンダMのシリンダ体
2が取付けられる。
タBのブースタシェル1の前面には、該ブースタBによ
り作動されるブレーキ用マスタシリンダMのシリンダ体
2が取付けられる。
【0012】ブースタシェル1は、対向端を相互に結合
する前後一対のシェル半体1a,1bと、両シェル半体
1a,1b間に挟止されてブースタシェル1内部を前部
シェル室3と後部シェル室4とに仕切る隔壁板1cとか
ら構成され、後部シェル半体1bが車体等の支持部Sに
支持される。
する前後一対のシェル半体1a,1bと、両シェル半体
1a,1b間に挟止されてブースタシェル1内部を前部
シェル室3と後部シェル室4とに仕切る隔壁板1cとか
ら構成され、後部シェル半体1bが車体等の支持部Sに
支持される。
【0013】前部シェル室3は、該シェル室3に前後往
復動可能に収容される前部ブースタピストン5と、該ピ
ストン5の後面に重合結着されるとともに前部シェル半
体1aおよび隔壁板1c間に挟着される前部ダイヤフラ
ム6とにより、前側の前部負圧室3aと後側の前部作動
室3bとに区画される。また後部シェル室4は、該シェ
ル室4に前後往復動可能に収容される後部ブースタピス
トン7と、隔壁板1cとともに両シェル半体1a,1b
間に固着されて後部ブースタピストン7の後面に重合結
着される後部ダイヤフラム8とにより、前側の後部負圧
室4aと後側の後部作動室4bとに区画される。
復動可能に収容される前部ブースタピストン5と、該ピ
ストン5の後面に重合結着されるとともに前部シェル半
体1aおよび隔壁板1c間に挟着される前部ダイヤフラ
ム6とにより、前側の前部負圧室3aと後側の前部作動
室3bとに区画される。また後部シェル室4は、該シェ
ル室4に前後往復動可能に収容される後部ブースタピス
トン7と、隔壁板1cとともに両シェル半体1a,1b
間に固着されて後部ブースタピストン7の後面に重合結
着される後部ダイヤフラム8とにより、前側の後部負圧
室4aと後側の後部作動室4bとに区画される。
【0014】前部および後部ブースタピストン5,7は
それぞれ鋼板により環状に成形され、これらのブースタ
ピストン5,7は、隔壁板1cにシール部材9を介して
摺動自在に支承されるボス部10aの前端部および後端
部にそれぞれ結着される。このボス部10aの後端面1
6は、該ボス部10aの軸線方向に直交する平面に沿う
平坦面に形成されており、該ボス部10aの後端面16
には、ボス部10aとともにピストンボス10を構成す
る弁筒部10bの前端部が同軸にかつ一体に連設され、
該弁筒部10bは、ブースタシェル1の後壁に突設され
て弁筒部10bを覆う後方延長筒17にシール部材18
を介して摺動自在に支承される。
それぞれ鋼板により環状に成形され、これらのブースタ
ピストン5,7は、隔壁板1cにシール部材9を介して
摺動自在に支承されるボス部10aの前端部および後端
部にそれぞれ結着される。このボス部10aの後端面1
6は、該ボス部10aの軸線方向に直交する平面に沿う
平坦面に形成されており、該ボス部10aの後端面16
には、ボス部10aとともにピストンボス10を構成す
る弁筒部10bの前端部が同軸にかつ一体に連設され、
該弁筒部10bは、ブースタシェル1の後壁に突設され
て弁筒部10bを覆う後方延長筒17にシール部材18
を介して摺動自在に支承される。
【0015】ボス部10aおよび弁筒部10bから成る
ピストンボス10は合成樹脂により形成されるものであ
り、ボス部10aには、その前端部に開口する横断面円
形の大径凹部11と、前方に臨む環状の段部12を大径
凹部11との間に形成する横断面円形の小径凹部13と
が同軸に設けられ、前記段部12に当接する座板14
と、前部シェル半体1aとの間に戻しばね15が縮設さ
れる。この戻しばね15のばね力によりピストンボス1
0したがって両ブースタピストン5,7は常に後退方向
に付勢され、両ブースタピストン5,7の後退限は、後
部ダイヤフラム8の後面に多数隆起した突起(図示せ
ず)がブースタシェル1の後壁に当接することにより規
制される。
ピストンボス10は合成樹脂により形成されるものであ
り、ボス部10aには、その前端部に開口する横断面円
形の大径凹部11と、前方に臨む環状の段部12を大径
凹部11との間に形成する横断面円形の小径凹部13と
が同軸に設けられ、前記段部12に当接する座板14
と、前部シェル半体1aとの間に戻しばね15が縮設さ
れる。この戻しばね15のばね力によりピストンボス1
0したがって両ブースタピストン5,7は常に後退方向
に付勢され、両ブースタピストン5,7の後退限は、後
部ダイヤフラム8の後面に多数隆起した突起(図示せ
ず)がブースタシェル1の後壁に当接することにより規
制される。
【0016】前部負圧室3aは、負圧導入管19を介し
て図示しない負圧源(たとえば内燃機関の吸気マニホー
ルド内部)に接続される。また前部作動室3bおよび後
部作動室4bは、少なくとも後端部をボス部10aの軸
線方向に沿わせるとともに後端をボス部10aの後端面
16に開口させるようにしてボス部10aに設けられる
第1ポート21を介して相互に連通し、また前部負圧室
3aおよび後部負圧室4aは、ボス部10aに設けられ
た第2ポート22を介して弁筒部10b内に連通する。
さらに弁筒部10bの前端部において、第1ポート21
に対応する位置には弁筒部10bの半径方向に沿う第3
ポート231 が設けられる。この第3ポート231 は、
弁筒部10b内に設けられる制御弁24により、第2ポ
ート22と、前記後方延長筒17の端壁17aに開口す
る大気導入口25とに交互に連通切換えされる。
て図示しない負圧源(たとえば内燃機関の吸気マニホー
ルド内部)に接続される。また前部作動室3bおよび後
部作動室4bは、少なくとも後端部をボス部10aの軸
線方向に沿わせるとともに後端をボス部10aの後端面
16に開口させるようにしてボス部10aに設けられる
第1ポート21を介して相互に連通し、また前部負圧室
3aおよび後部負圧室4aは、ボス部10aに設けられ
た第2ポート22を介して弁筒部10b内に連通する。
さらに弁筒部10bの前端部において、第1ポート21
に対応する位置には弁筒部10bの半径方向に沿う第3
ポート231 が設けられる。この第3ポート231 は、
弁筒部10b内に設けられる制御弁24により、第2ポ
ート22と、前記後方延長筒17の端壁17aに開口す
る大気導入口25とに交互に連通切換えされる。
【0017】図2を併せて参照して、弁筒部10b内に
は、弁体31、弁ばね34、第1弁座29および第2弁
座30により構成される制御弁24と、ブレーキペダル
26に連なる入力杆27とが設けられる。
は、弁体31、弁ばね34、第1弁座29および第2弁
座30により構成される制御弁24と、ブレーキペダル
26に連なる入力杆27とが設けられる。
【0018】ボス部10aには弁ピストン28が摺動自
在に嵌合され、この弁ピストン28の中心部には、前記
大気導入口25を貫通した入力杆27の前端部が首振り
可能に結合される。
在に嵌合され、この弁ピストン28の中心部には、前記
大気導入口25を貫通した入力杆27の前端部が首振り
可能に結合される。
【0019】第1弁座29は、環状に形成されて弁筒部
10bの内周面に突設され、第1弁座29に囲繞される
環状の第2弁座30が弁ピストン28の後端面に形成さ
れ、これらの弁座29,30と協働するゴム製の弁体3
1が弁筒部10b内に配設される。この弁体31は、前
後両端を開放した筒状をなしており、該弁体31の後端
部は、弁筒部10bの内周面に嵌着された保持筒32に
より、弁筒部10b内周面との密着状態に保持される。
10bの内周面に突設され、第1弁座29に囲繞される
環状の第2弁座30が弁ピストン28の後端面に形成さ
れ、これらの弁座29,30と協働するゴム製の弁体3
1が弁筒部10b内に配設される。この弁体31は、前
後両端を開放した筒状をなしており、該弁体31の後端
部は、弁筒部10bの内周面に嵌着された保持筒32に
より、弁筒部10b内周面との密着状態に保持される。
【0020】弁体31は、その後端部から半径方向内方
へ屈曲した薄肉の可撓部31aと、可撓部31aの前端
に連なる肉厚の弁部31bとを備えており、弁部31b
は前記第1および第2弁座29,30に対向して配置さ
れる。弁部31bは可撓部31aの変形により前後移動
が可能であって、前進時には第1および第2弁座29,
30に着座し、後退時には保持筒32の前端で受止めら
れる。
へ屈曲した薄肉の可撓部31aと、可撓部31aの前端
に連なる肉厚の弁部31bとを備えており、弁部31b
は前記第1および第2弁座29,30に対向して配置さ
れる。弁部31bは可撓部31aの変形により前後移動
が可能であって、前進時には第1および第2弁座29,
30に着座し、後退時には保持筒32の前端で受止めら
れる。
【0021】弁部31bには環状の補強板33が埋設さ
れ、この補強板33と入力杆27との間には、弁部31
bを両弁座29,30に向って付勢する弁ばね34が縮
設される。
れ、この補強板33と入力杆27との間には、弁部31
bを両弁座29,30に向って付勢する弁ばね34が縮
設される。
【0022】弁筒部10bの内面には、第1弁座29の
外側で前記第2ポート22の後端が開口され、第1弁座
29の内側で前記第3ポート231 の内端が開口され
る。また第2弁座30の内側は弁体31および保持筒3
2の中空部を通して大気導入口25に連通する。
外側で前記第2ポート22の後端が開口され、第1弁座
29の内側で前記第3ポート231 の内端が開口され
る。また第2弁座30の内側は弁体31および保持筒3
2の中空部を通して大気導入口25に連通する。
【0023】入力杆27および保持筒32間には、入力
杆27をその後退限に向って付勢する戻しばね35が縮
設される。入力杆27の後退限は、入力杆27に進退調
節可能に螺合したストッパ板36が後方延長筒17の端
壁17a内面に当接することにより規制される。したが
って、ストッパ板36を回せば、ストッパ板36と入力
杆27との螺合位置が変わるので、入力杆27の後退限
を前後に調節することができる。この調節後のストッパ
板36の固定は、同じく入力杆27に螺合したロックナ
ット37の緊締により行なわれる。上記ストッパ板36
は、該ストッパ板36により大気導入口25を閉塞する
ことがないように構成される。
杆27をその後退限に向って付勢する戻しばね35が縮
設される。入力杆27の後退限は、入力杆27に進退調
節可能に螺合したストッパ板36が後方延長筒17の端
壁17a内面に当接することにより規制される。したが
って、ストッパ板36を回せば、ストッパ板36と入力
杆27との螺合位置が変わるので、入力杆27の後退限
を前後に調節することができる。この調節後のストッパ
板36の固定は、同じく入力杆27に螺合したロックナ
ット37の緊締により行なわれる。上記ストッパ板36
は、該ストッパ板36により大気導入口25を閉塞する
ことがないように構成される。
【0024】弁筒部10bには、大気導入口25から弁
筒部10b内に取入れる空気を濾過するためのエアフィ
ルタ39が入力杆27を取巻いて装着される。このエア
フィルタ39は入力杆27と弁筒部10bとの相対変位
を妨げないように適度な柔軟性を有するものである。
筒部10b内に取入れる空気を濾過するためのエアフィ
ルタ39が入力杆27を取巻いて装着される。このエア
フィルタ39は入力杆27と弁筒部10bとの相対変位
を妨げないように適度な柔軟性を有するものである。
【0025】ピストンボス10のボス部10aには、そ
の前面中心部に開口する小径凹部12内に同軸に突出す
る円筒突部40が一体に設けられており、ボス部10a
に摺動自在に嵌合された弁ピストン28の前端部が該円
筒突部40内に配置される。円筒突部40は、出力杆4
2の後端に一体に設けられる嵌合筒部42aに摺動自在
に嵌合されるものであり、円筒突部40の先端および嵌
合筒部42a間には、弁ピストン28に対向する弾性ピ
ストン43が挟まれる。しかも出力杆42は、座板14
に設けられる貫通孔44を貫通するものであり、該貫通
孔44の周縁で座板14が嵌合筒部42aに係合するこ
とにより嵌合筒部42aの円筒突部40からの抜出しが
防止される。また出力杆42は前記ブレーキ用マスタシ
リンダMのピストン45に連接される。
の前面中心部に開口する小径凹部12内に同軸に突出す
る円筒突部40が一体に設けられており、ボス部10a
に摺動自在に嵌合された弁ピストン28の前端部が該円
筒突部40内に配置される。円筒突部40は、出力杆4
2の後端に一体に設けられる嵌合筒部42aに摺動自在
に嵌合されるものであり、円筒突部40の先端および嵌
合筒部42a間には、弁ピストン28に対向する弾性ピ
ストン43が挟まれる。しかも出力杆42は、座板14
に設けられる貫通孔44を貫通するものであり、該貫通
孔44の周縁で座板14が嵌合筒部42aに係合するこ
とにより嵌合筒部42aの円筒突部40からの抜出しが
防止される。また出力杆42は前記ブレーキ用マスタシ
リンダMのピストン45に連接される。
【0026】ここまでの構成は従来のものと基本的に異
なるものではないが、本発明によれば、図2で明示する
ように、ピストンボス10における弁筒部10bの前端
部に設けられる第3ポート231 を構成する内壁面のう
ち前方側に在る前方側内壁面23a1 が、ピストンボス
10の半径方向外方に向うにつれて前方側に位置するよ
うに傾斜して形成されるものであり、しかも前方側内壁
面23a1 の外端は、第1ポート21の後端開口縁にほ
ぼ一致させて配置される。
なるものではないが、本発明によれば、図2で明示する
ように、ピストンボス10における弁筒部10bの前端
部に設けられる第3ポート231 を構成する内壁面のう
ち前方側に在る前方側内壁面23a1 が、ピストンボス
10の半径方向外方に向うにつれて前方側に位置するよ
うに傾斜して形成されるものであり、しかも前方側内壁
面23a1 の外端は、第1ポート21の後端開口縁にほ
ぼ一致させて配置される。
【0027】ところで、合成樹脂から成るピストンボス
10の型成形にあたっては、図3で示すように、ボス部
10aおよび弁筒部10bの外面形状に対応した型4
6、ボス部10aおよび弁筒部10bの内面形状に対応
した型47、第1ポート21の少なくとも後端部を形成
するための中子48、ならびに第3ポート231 を形成
するための中子49等が用いられるのであるが、ボス部
10aの後端面16が該ボス部10aの軸線に直交する
平面に沿う平坦面であるとともに、第3ポート231 の
前方側内壁面23a1 が、ピストンボス10の半径方向
外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜して形
成されるものであるとともに前方側内壁面23a1 の外
端が第1ポート21の後端開口縁にほぼ一致させて配置
されることにより、中子49は、中子48に設けられて
いる案内孔50を貫通してピストンボス10の半径方向
に移動させることが可能である。
10の型成形にあたっては、図3で示すように、ボス部
10aおよび弁筒部10bの外面形状に対応した型4
6、ボス部10aおよび弁筒部10bの内面形状に対応
した型47、第1ポート21の少なくとも後端部を形成
するための中子48、ならびに第3ポート231 を形成
するための中子49等が用いられるのであるが、ボス部
10aの後端面16が該ボス部10aの軸線に直交する
平面に沿う平坦面であるとともに、第3ポート231 の
前方側内壁面23a1 が、ピストンボス10の半径方向
外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜して形
成されるものであるとともに前方側内壁面23a1 の外
端が第1ポート21の後端開口縁にほぼ一致させて配置
されることにより、中子49は、中子48に設けられて
いる案内孔50を貫通してピストンボス10の半径方向
に移動させることが可能である。
【0028】次にこの第1実施例の作用について説明す
る。先ず負圧ブースタBの休止状態では、図1に示すよ
うに、入力杆27は後退限に位置し、制御弁24は、弁
部31bを第1および第2弁座29,30に着座させて
前部作動室3bおよび後部作動室4bを両負圧室3a,
4aおよび大気導入口25のいずれとも不通にした中立
状態にあり、両負圧室3a,4aには、負圧導入管19
を通して供給される負圧源の負圧が蓄えられ、両作動室
3b,4bには、大気により適当に希釈された負圧が保
持される。これにより、前部および後部ブースタピスト
ン5,7には、前部負圧室3aおよび前部作動室3b
間、後部負圧室4aおよび後部作動室4b間に生じる気
圧差により僅かな前進力が与えられるが、これらの前進
力と戻しばね15の弾発力とが釣合って、両ブースタピ
ストン5,7は後退限から僅かに前進したところで停止
している。
る。先ず負圧ブースタBの休止状態では、図1に示すよ
うに、入力杆27は後退限に位置し、制御弁24は、弁
部31bを第1および第2弁座29,30に着座させて
前部作動室3bおよび後部作動室4bを両負圧室3a,
4aおよび大気導入口25のいずれとも不通にした中立
状態にあり、両負圧室3a,4aには、負圧導入管19
を通して供給される負圧源の負圧が蓄えられ、両作動室
3b,4bには、大気により適当に希釈された負圧が保
持される。これにより、前部および後部ブースタピスト
ン5,7には、前部負圧室3aおよび前部作動室3b
間、後部負圧室4aおよび後部作動室4b間に生じる気
圧差により僅かな前進力が与えられるが、これらの前進
力と戻しばね15の弾発力とが釣合って、両ブースタピ
ストン5,7は後退限から僅かに前進したところで停止
している。
【0029】ブレーキペダル26を踏込んで入力杆27
および弁ピストン28を前進させると、当初、両ブース
タピストン5,7は不動であるから、第2弁座30が弁
部31bから直ちに離れて両作動室3b,4bが大気導
入口25に連通することになり、その結果、大気導入口
25から弁体31内に流入した大気は第2弁座30を通
過してから、第3ポート231 を経て後部作動室4bに
素早く導入されるとともに、第3ポート231 から第1
ポート21を経て前部作動室3bに導入され、両作動室
3b,4bを両負圧室3a,4aより高圧にするので、
それらの気圧差に基づく大きな前進力を得て両ブースタ
ピストン5,7が戻しばね15の力に抗して前進し、出
力杆42を介してブレーキ用マスタシリンダMのピスト
ン45を前方へ駆動する。こうして、ブレーキ用マスタ
シリンダMをブレーキペダル26の踏込みに応じて作動
させ、車両に制動をかけることができる。
および弁ピストン28を前進させると、当初、両ブース
タピストン5,7は不動であるから、第2弁座30が弁
部31bから直ちに離れて両作動室3b,4bが大気導
入口25に連通することになり、その結果、大気導入口
25から弁体31内に流入した大気は第2弁座30を通
過してから、第3ポート231 を経て後部作動室4bに
素早く導入されるとともに、第3ポート231 から第1
ポート21を経て前部作動室3bに導入され、両作動室
3b,4bを両負圧室3a,4aより高圧にするので、
それらの気圧差に基づく大きな前進力を得て両ブースタ
ピストン5,7が戻しばね15の力に抗して前進し、出
力杆42を介してブレーキ用マスタシリンダMのピスト
ン45を前方へ駆動する。こうして、ブレーキ用マスタ
シリンダMをブレーキペダル26の踏込みに応じて作動
させ、車両に制動をかけることができる。
【0030】ところで、第3ポート231 の前方側内壁
面23a1 は、弁筒部10bの半径方向外方に向かうに
つれて前方側に傾斜した傾斜面として形成されているの
で、第3ポート231 から第1ポート21に流入する大
気は、前方側内壁面23a1で案内されて第1ポート2
1に円滑に導かれることになり、前部作動室3bに遅滞
なく速やかに大気を流入せしめることが可能であり、し
たがって応答性の向上を果すことが可能となる。また第
3ポート231 からの大気が第1ポート21の後端開口
部に衝突したとしても、その大気の衝突角度を小さくし
て衝突音の発生を極力抑えることができる。
面23a1 は、弁筒部10bの半径方向外方に向かうに
つれて前方側に傾斜した傾斜面として形成されているの
で、第3ポート231 から第1ポート21に流入する大
気は、前方側内壁面23a1で案内されて第1ポート2
1に円滑に導かれることになり、前部作動室3bに遅滞
なく速やかに大気を流入せしめることが可能であり、し
たがって応答性の向上を果すことが可能となる。また第
3ポート231 からの大気が第1ポート21の後端開口
部に衝突したとしても、その大気の衝突角度を小さくし
て衝突音の発生を極力抑えることができる。
【0031】さらに第3ポート231 が、その前方側内
壁面23a1 の外端を第1ポート21の後端開口縁にほ
ぼ一致させて弁筒部10bに設けられるものであること
により、ピストンボス10の型成形時に、図3で示した
ように、第3ポート231 を中子49で形成することが
でき、第3ポート231 の形成が容易となる。
壁面23a1 の外端を第1ポート21の後端開口縁にほ
ぼ一致させて弁筒部10bに設けられるものであること
により、ピストンボス10の型成形時に、図3で示した
ように、第3ポート231 を中子49で形成することが
でき、第3ポート231 の形成が容易となる。
【0032】図4および図5は本発明の第2実施例を示
すものであり、図4は図2に対応した要部断面図、図5
はピストンボス成形用の型構造を示す断面図である。
すものであり、図4は図2に対応した要部断面図、図5
はピストンボス成形用の型構造を示す断面図である。
【0033】第3ポート232 を構成する内壁面のうち
前方側に在る前方側内壁面23a2は、ピストンボス1
0の半径方向外方に向うにつれて前方側に位置するよう
に傾斜して形成される。しかも前方側内壁面23a2 の
外端が、第1ポート21の後端開口縁よりも前方に配置
されるようにして第3ポート232 がピストンボス10
に設けられる。
前方側に在る前方側内壁面23a2は、ピストンボス1
0の半径方向外方に向うにつれて前方側に位置するよう
に傾斜して形成される。しかも前方側内壁面23a2 の
外端が、第1ポート21の後端開口縁よりも前方に配置
されるようにして第3ポート232 がピストンボス10
に設けられる。
【0034】このようなピストンボス10の型成形時に
は、図5で示すように、ボス部10aおよび弁筒部10
bの外面形状に対応した型46′、ボス部10aおよび
弁筒部10bの内面形状に対応した型47、第1ポート
21の少なくとも後端部を形成するための中子48′、
ならびに第3ポート232 を形成するための中子49′
等が用いられるのであるが、ボス部10aの後端面16
よりも前方に前方側内壁面23a2 の外端が在ることに
伴い、中子49′は、前方側内壁面23a2 に近接・離
反する方向での移動を可能として、中子48′に設けら
れた案内孔50′に嵌合される。而して型成形完了後に
は、第3ポート232 のうち図5の鎖線で示す部分が未
成形のまま残るが、その未成形の部分については後加工
が施されることになる。
は、図5で示すように、ボス部10aおよび弁筒部10
bの外面形状に対応した型46′、ボス部10aおよび
弁筒部10bの内面形状に対応した型47、第1ポート
21の少なくとも後端部を形成するための中子48′、
ならびに第3ポート232 を形成するための中子49′
等が用いられるのであるが、ボス部10aの後端面16
よりも前方に前方側内壁面23a2 の外端が在ることに
伴い、中子49′は、前方側内壁面23a2 に近接・離
反する方向での移動を可能として、中子48′に設けら
れた案内孔50′に嵌合される。而して型成形完了後に
は、第3ポート232 のうち図5の鎖線で示す部分が未
成形のまま残るが、その未成形の部分については後加工
が施されることになる。
【0035】この第2実施例によれば、第3ポート23
2 における前方側内壁面23a2 の外端が第1ポート2
1の後端開口縁よりも前方側に配置されることにより、
第3ポート232 から第1ポート21への大気の流入を
より円滑化することが可能となり、それにより応答性を
より一層向上することができるとともに、衝突音の発生
をより効果的に抑えることができる。
2 における前方側内壁面23a2 の外端が第1ポート2
1の後端開口縁よりも前方側に配置されることにより、
第3ポート232 から第1ポート21への大気の流入を
より円滑化することが可能となり、それにより応答性を
より一層向上することができるとともに、衝突音の発生
をより効果的に抑えることができる。
【0036】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、第3ポートの前方側内壁面を、弁筒の半径方向に沿
う外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜させ
たことにより、第3ポートから第1ポートに大気を円滑
に導くようにして、前部作動室への大気の流入を素早く
行なうようにして応答性の向上を果すことが可能となる
とともに、第3ポートから第1ポートの後端開口部への
大気の衝突角度を小さくして衝突音の発生を極力抑える
ことができる。
ば、第3ポートの前方側内壁面を、弁筒の半径方向に沿
う外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜させ
たことにより、第3ポートから第1ポートに大気を円滑
に導くようにして、前部作動室への大気の流入を素早く
行なうようにして応答性の向上を果すことが可能となる
とともに、第3ポートから第1ポートの後端開口部への
大気の衝突角度を小さくして衝突音の発生を極力抑える
ことができる。
【0038】また請求項2記載の発明によれば、第3ポ
ートが、その前方側内壁面の外端を第1ポートの後端開
口縁にほぼ一致させて前記弁筒部に設けられるようにし
て、ピストンボスの型成形時に、第3ポートを中子によ
り形成することを可能とし、第3ポートの形成を容易と
することができる。
ートが、その前方側内壁面の外端を第1ポートの後端開
口縁にほぼ一致させて前記弁筒部に設けられるようにし
て、ピストンボスの型成形時に、第3ポートを中子によ
り形成することを可能とし、第3ポートの形成を容易と
することができる。
【0039】さらに請求項3記載の発明によれば、第3
ポートの前方側内壁面の外端が第1ポートの後端開口縁
よりも前方に配置されるようにして、第3ポートから第
1ポートへの大気の流入をより円滑化し、応答性をより
一層向上することが可能となるとともに、衝突音の発生
をより効果的に抑えることができる。
ポートの前方側内壁面の外端が第1ポートの後端開口縁
よりも前方に配置されるようにして、第3ポートから第
1ポートへの大気の流入をより円滑化し、応答性をより
一層向上することが可能となるとともに、衝突音の発生
をより効果的に抑えることができる。
【図1】第1実施例のタンデム型負圧ブースタの縦断側
面図である。
面図である。
【図2】第3ポートを大気に通じさせた状態での図1の
要部拡大図である。
要部拡大図である。
【図3】ピストンボス成形用の型構造を示す断面図であ
る。
る。
【図4】第2実施例の図2に対応した要部断面図であ
る。
る。
【図5】ピストンボス成形用の型構造を示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来技術の図2に対応した断面図である。
1・・・ブースタシェル 1c・・・隔壁板 3・・・前部シェル室 3a・・・前部負圧室 3b・・・前部作動室 4・・・後部シェル室 4a・・・後部負圧室 4b・・・後部作動室 5・・・前部ブースタピストン 7・・・後部ブースタピストン 10・・・ピストンボス 10a・・・ボス部 10b・・・弁筒部 16・・・ボス部の後端面 21・・・第1ポート 22・・・第2ポート 231 ,232 ・・・第3ポート 23a1 ,23a2 ・・・前方側内壁面 24・・・制御弁 B・・・タンデム型負圧ブースタ
Claims (3)
- 【請求項1】 ブースタシェル(1)内を前部および後
部シェル室(3,4)に仕切る隔壁板(1c)に摺動自
在に支承されるボス部(10a)と、前記ブースタシェ
ル(1)の後壁に摺動自在に支承されて前記ボス部(1
0a)の後端に一体に連設される弁筒部(10b)とで
合成樹脂から成るピストンボス(10)が構成され、前
部シェル室(3)を前側の前部負圧室(3a)および後
側の前部作動室(3b)に仕切る前部ブースタピストン
(5)と、後部シェル室(4)を前側の後部負圧室(4
a)および後側の後部作動室(4b)に仕切る後部ブー
スタピストン(7)とが前記ボス部(10a)に共通に
連結され、前部および後部作動室(3b,4b)間を結
ぶ第1ポート(21)と、前部および後部負圧室(3
a,4a)間を結ぶ第2ポート(22)と、前記第1ポ
ート(21)の後端開口部に対応する位置で弁筒部(1
0a)の半径方向に延びて後部作動室(4b)に通じる
第3ポート(231 ,232 )とが、前記ピストンボス
(10)に設けられ、第3ポート(231 ,232 )を
第2ポート(22)および大気に切換えて連通する制御
弁(24)が弁筒部(10a)内に設けられるタンデム
型負圧ブースタにおいて、第3ポート(231 ,2
32 )の内壁面のうち前方側に在る前方側内壁面(23
a1 ,23a2 )が、前記ピストンボス(10)の半径
方向外方に向うにつれて前方側に位置するように傾斜し
て形成されることを特徴とするタンデム型負圧ブース
タ。 - 【請求項2】 前記ボス部(10a)の後端面(16)
が、該ボス部(10a)の軸線に直交する平面に沿う平
坦面として形成され、第1ポート(21)がその後端を
前記後端面(16)に開口させてボス部(10a)に設
けられ、前記弁筒部(10b)が前記後端面(16)か
ら後方に突出され、前記第3ポート(231 )が、その
前方側内壁面(23a1 )の外端を第1ポート(21)
の後端開口縁にほぼ一致させて前記弁筒部(10b)に
設けられることを特徴とする請求項1記載のタンデム型
負圧ブースタ。 - 【請求項3】 前記第3ポート(232 )が、その前方
側内壁面(23a2)の外端を第1ポート(21)の後
端開口縁よりも前方に配置して前記ピストンボス(1
0)に設けられることを特徴とする請求項1記載のタン
デム型負圧ブースタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9091153A JPH10278772A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | タンデム型負圧ブースタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9091153A JPH10278772A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | タンデム型負圧ブースタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278772A true JPH10278772A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14018579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9091153A Pending JPH10278772A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | タンデム型負圧ブースタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10278772A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1243493A1 (fr) * | 2001-03-23 | 2002-09-25 | Delphi Technologies, Inc. | Servomoteur d'assistance à écoulement simplifié |
-
1997
- 1997-04-09 JP JP9091153A patent/JPH10278772A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1243493A1 (fr) * | 2001-03-23 | 2002-09-25 | Delphi Technologies, Inc. | Servomoteur d'assistance à écoulement simplifié |
| FR2822427A1 (fr) * | 2001-03-23 | 2002-09-27 | Delphi Tech Inc | Servomoteur d'assistance a ecoulement simplifie |
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