JPH1028312A - ビル用幹線ケーブルユニットとその布設方法 - Google Patents

ビル用幹線ケーブルユニットとその布設方法

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JPH1028312A
JPH1028312A JP8178250A JP17825096A JPH1028312A JP H1028312 A JPH1028312 A JP H1028312A JP 8178250 A JP8178250 A JP 8178250A JP 17825096 A JP17825096 A JP 17825096A JP H1028312 A JPH1028312 A JP H1028312A
Authority
JP
Japan
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cable
floor
building
unit
trunk cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP8178250A
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English (en)
Inventor
Shunji Yamamoto
俊司 山本
Hidemi Nishiyama
秀美 西山
Mochiharu Miura
望東 三浦
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床に形成するケーブル貫通用の穴8の大きさ
を小さくして、防火処理の面積を小さくする。分岐ケー
ブル接続部のモールド絶縁体7が損傷を受けないように
する。 【解決手段】 ビルの3階分の長さを有する単位長幹線
ケーブル2の、いずれか1階の床と天井の間に相当する
位置に、3階分の分岐ケーブル4を接続し、分岐ケーブ
ル接続部5をモールド絶縁体7で絶縁した。分岐ケーブ
ル接続部5を穴8に通さないで済むので、穴8を小さく
でき、かつモールド絶縁体7の損傷も少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル(中高層集合
住宅などを含む)の幹線ケーブルを分割して複数階ごと
に施工できるようにしたビル用幹線ケーブルユニット
と、その布設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの各階に電力を供給する幹線
ケーブルには、ビルのほぼ全階を貫通する長尺なケーブ
ルに各階用の分岐ケーブルを接続した、いわゆるビル用
ハーネスが用いられている。このビル用ハーネスの布設
工事は、ビルの躯体工事が最上階まで終了した後に行わ
れていた。このようなビル用ハーネスを用いる工法で
は、ビルの躯体が完成した後に、各階の電気工事を一斉
に行うことになるため、一時期に多数の電気工事作業員
が必要になり、人員の確保が困難なだけでなく、工事現
場が混雑するいう問題もある。
【0003】また特公昭53−8919号公報には、ビ
ルの複数階分の長さに切断された幹線ケーブルの両端に
接続端子を取り付け、各階ごとに分岐ケーブルを接続し
た単位長ケーブルユニットを、前記接続端子で接続しな
がら垂直に布設していく方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】幹線ケーブルと分岐ケ
ーブルとの接続部は、両方の導体を接続スリーブで圧縮
接続した後、その周囲にポリ塩化ビニル等の絶縁材料を
モールド成形することにより形成される。このため分岐
ケーブル接続部の外径は幹線ケーブルの外径にくらべか
なり大きいものとなる。このような外径の大きい分岐ケ
ーブル接続部が長手方向に所定の間隔で設けられた従来
のビル用ハーネス或いは単位長ケーブルユニットを布設
する場合には、分岐ケーブル接続部が各階の床に形成さ
れた穴をスムーズに通過できるようにするため、床の穴
を大きめに形成しておく必要がある。
【0005】一方、各階の床を幹線ケーブルが貫通する
部分には、ケーブルによる延焼を防止するため、耐熱シ
ール材、耐火仕切り板、耐火充填材などを用いて防火処
理を施す必要がある。ところが前述のようにケーブルが
貫通する床の穴は、ケーブル外径よりかなり大きく形成
されているため、防火処理を施す面積が大きくなり、そ
の結果として防火処理の材料費、施工費が高くなり、施
工時間が長くなるという問題が生じている。
【0006】また床の穴を大きめにしておいても、ケー
ブルを引き上げるときに、外径の大きい分岐ケーブル接
続部のモールド絶縁体が穴の縁に引っ掛かって損傷を受
けるおそれがある。これを防止するためには各階に監視
員を配置する必要があり、人件費が増大するという問題
もある。
【0007】また幹線ケーブルや分岐ケーブルの外径は
規格化されているため各社ともほぼ同じ寸法であるのに
対し、モールド絶縁体の寸法は規格化されていないため
各社まちまちである。このため床に形成する穴の寸法が
モールド絶縁体の寸法に左右され、幹線ケーブルメーカ
ーが決定するまで穴寸法を決定できないという問題もあ
る。
【0008】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、床に形成するケーブル貫通用の穴の大きさを小さく
でき、したがって防火処理の面積が小さくて済み、また
分岐ケーブル接続部のモールド絶縁体が損傷を受けるお
それが少ないビル用幹線ケーブルユニットと、その布設
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のビル用幹線ケーブルユニットは、ビルの幹線ケ
ーブルを複数階毎に分けて工事するのに適する複数階分
の長さを有する単位長幹線ケーブルを備え、この単位長
幹線ケーブルの、いずれか1階の床と天井の間に相当す
る位置に複数階分の分岐ケーブルを接続し、分岐ケーブ
ル接続部をモールド絶縁体で絶縁したことを特徴とする
ものである(請求項1)。
【0010】このビル用幹線ケーブルユニットを布設す
る場合には、分岐ケーブル接続部を設置すべき階に搬入
した後、その階から他の階へ単位長幹線ケーブルおよび
分岐ケーブルを送り込むという方法で布設される(請求
項7)。
【0011】このようにすれば、分岐ケーブルの接続部
を床の穴に通す必要がなくなるので、床の穴を小さくす
ることが可能となり、防火処理の面積を小さくできると
共に、接続部のモールド絶縁体が損傷をうけるおそれも
少なくなる。
【0012】本発明のビル用幹線ケーブルユニットにお
いて、分岐ケーブルの接続部は、単位長幹線ケーブル
の、最上階の床と天井の間に相当する位置に設けられる
ことが好ましい(請求項2)。このようにすると、その
単位長幹線ケーブルが電力供給を受け持つ複数階のうち
の最上階から単位長幹線ケーブルおよび分岐ケーブルを
引き下げることにより布設を行えるので、布設作業が容
易になる。
【0013】また本発明のビル用幹線ケーブルユニット
において、分岐ケーブルの接続部は、単位長幹線ケーブ
ルの、中間階の床と天井の間に相当する位置に設けられ
ていてもよい。(請求項3)。このようにすると、床の
穴を通過する分岐ケーブルの最大本数が最も少なくなる
ため、床の穴の大きさを最小限にすることができる。
【0014】また本発明のビル用幹線ケーブルユニット
は、単位長幹線ケーブルが3相分の絶縁線心を有し、各
相の絶縁線心には1箇所で複数階分の分岐ケーブルが接
続されている構成とすることが好ましい(請求項4)。
このようにすると、複数階分の分岐ケーブルの接続部を
1回の絶縁体モールド成形で絶縁することができるた
め、コスト安になる。
【0015】また各相の絶縁線心に1箇所で複数階分の
分岐ケーブルを接続する場合、各相の分岐ケーブルの接
続部が同じ箇所または接近した箇所に設けられ、全相の
分岐ケーブル接続部が一括してモールド絶縁体で絶縁さ
れている構成とすることが好ましい(請求項5)。この
ようにすると全相の分岐ケーブルの接続部を1回の絶縁
体モールド成形で絶縁することができるため、さらにコ
スト安になる。
【0016】また本発明のビル用幹線ケーブルユニット
は、各相の絶縁線心の長さが同じで、両端の位置が長手
方向にずれている構成とすることが好ましい(請求項
6)。このようにすると、上下の単位長幹線ケーブル同
士を接続する場合、相を間違えて接続することがなくな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕図1〜図4は本発明のビル用幹線ケーブ
ルユニットの一実施形態を示す。このビル用幹線ケーブ
ルユニット1は、ビルの3階分の長さ(多少余長を持た
せてもよい)を有する単位長幹線ケーブル2を備えてい
る。単位長幹線ケーブル2は、この実施形態では3本の
絶縁線心2aを有する3相電力ケーブルであるが、通信
ケーブルの場合もある。3相電力ケーブルとしては通
常、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシーストリプレックス
ケーブル(各絶縁線心にビニルシースを施して空撚りし
たもの)が使用されるが、3本の絶縁線心を撚り合わせ
て共通のビニルシースを施した架橋ポリエチレン絶縁ビ
ニルシースケーブルを使用することもできる。なお図1
は絶縁線心2aの撚りを展開した状態で示しており、実
際には絶縁線心2aは図3および図4のような3角配置
で撚り合わされているものである。単位長幹線ケーブル
2の各絶縁線心2aの両端には接続端子3が取り付けら
れている。
【0018】各相の絶縁線心2aにはそれぞれ3階分の
分岐ケーブル4が1箇所でまとめて接続されている。さ
らに各絶縁線心2aの分岐ケーブル接続部5は単位長幹
線ケーブル2の長手方向の同じ位置に設けられている。
絶縁線心2aと分岐ケーブル4との接続部は、図2に示
すように、絶縁線心2aの導体2bと分岐ケーブル4の
導体4bとを接続スリーブ6で圧縮接続した後、それら
の周囲に一括して絶縁体7をモールド成形することによ
り形成される。このようにすると3相分×3階分の分岐
ケーブル接続部の絶縁処理が1回の絶縁体モールド成形
で行えるので、コスト安である。
【0019】単位長幹線ケーブル2は3階分の長さを有
し、3つの階への電力供給を受け持つものであるが、分
岐ケーブル接続部5は、いずれか1階(図1の例では最
上階)の床と天井の間に相当する位置に設けられる。分
岐ケーブル4は絶縁線心2aに沿って撚り合わせておく
ことが好ましく、その場合、分岐ケーブル4は図3およ
び図4に示すように隣合う絶縁線心2aの間の谷に沿っ
て撚り合わせることが、ケーブル全体の外径を小さくす
る上で好ましい。
【0020】〔実施形態2〕次に図5を参照して、実施
形態1のビル用幹線ケーブルユニットを使用した本発明
の布設方法の一実施形態を説明する。まずビルの4階ま
での躯体が完成したら(3階までの電気工事が可能な状
態になったら)、3階に実施形態1のビル用幹線ケーブ
ルユニット1を搬入する。次に単位長幹線ケーブル2と
分岐ケーブル4を3階以下の床の穴8に挿入するように
送り出し、自重で引き下げながら布設する。その後、単
位長幹線ケーブル2と分岐ケーブル4をクリートなどで
固定した後、各階の床のケーブル貫通部に防火処理を施
し、さらに分岐ケーブル4の先端を各階の分電盤9に接
続する。また単位長幹線ケーブル2の下端の接続端子3
は例えば地下に設置された受電設備11から出ている幹
線ケーブル12に接続する。これで3階までの幹線ケー
ブル工事が完了する。
【0021】次にビルの7階までの躯体が完成したら、
6階に実施形態1のビル用幹線ケーブルユニット1を搬
入して、3階以下の工事と同様の工事を行う。このよう
にして幹線ケーブル工事を躯体工事の進捗に合わせて3
階分ずつ進めていく。
【0022】以上の実施形態から明らかなように本発明
の布設方法では、分岐ケーブル接続部5を床の穴8に通
す必要がない。このため床の穴は幹線ケーブルと分岐ケ
ーブルが通る大きさであればよく、従来より大幅に小さ
くすることができる。したがってケーブル貫通部に施す
防火処理の面積が小さくて済み、防火処理の材料費、施
工費を節約できると共に、防火処理に要する時間を短縮
することができる。また分岐ケーブル接続部5を床の穴
8に通す必要がないことから、モールド絶縁体7が損傷
するおそれがなく、モールド絶縁体の現場補修というよ
うな面倒な事態も起こらなくなる。さらに床の穴8に
は、規格で外径寸法が決まっているケーブルを通すだけ
なので、穴8の寸法も規格化することが可能となり、躯
体の設計初期に穴寸法を決定でき、施工も簡略化でき
る。さらに電気工事を3階分ずつ進めていくことができ
るので、全体として電気工事量が平準化され、作業員数
を少なくすることができる。
【0023】〔実施形態3〕図6は実施形態1のビル用
幹線ケーブルユニットを使用した本発明の布設方法の他
の実施形態を示す。この実施形態は、実施形態1のビル
用幹線ケーブルユニット1を上下を反対にして布設する
例である。まずビルの4階までの躯体が完成したら、1
階に実施形態1のビル用幹線ケーブルユニット1を搬入
する。次に1階より上の床の穴8に吊り上げ用のワイヤ
ーを通し、そのワイヤーで単位長幹線ケーブル2および
分岐ケーブル4を引き上げて布設する。このあとの3階
までの工事は実施形態2と同様である。
【0024】次にビルの7階までの躯体が完成したら、
4階に実施形態1のビル用幹線ケーブルユニット1を搬
入して、3階以下の工事と同様の工事を行う。このよう
にして幹線ケーブル工事を躯体工事の進捗に合わせて3
階分ずつ進めていく。
【0025】〔実施形態4〕図7は本発明のビル用幹線
ケーブルユニットの他の実施形態を示す。このビル用幹
線ケーブルユニット1が実施形態1のビル用幹線ケーブ
ルユニットと異なる点は、単位長幹線ケーブル2の各
絶縁線心2aの両端に導体2bを露出させてあること
と、3階分の長さを有する単位長幹線ケーブル2の、
中間階(2階)の床と天井の間に相当する位置に、分岐
ケーブル4の接続部5が設けられていることである。そ
れ以外は実施形態1と同じであるので、同一部分には同
一符号を付してある。このような構成にすると、床の穴
を貫通する部分の断面が図4のようになるので、実施形
態1の場合よりさらに床の穴の寸法を小さくできる利点
がある。
【0026】なお各絶縁線心2aの両端に導体2bが露
出させたのは、布設現場での絶縁線心2aの接続作業を
容易にするためであり、布設現場で絶縁線心2aの絶縁
被覆のはぎ取りを行うのであれば、予め導体2bを露出
させておく必要はない。また各絶縁線心2aの両端には
実施形態1のように接続端子を取り付けておくこともで
きる。
【0027】〔実施形態5〕図8は実施形態4のビル用
幹線ケーブルユニットを使用した本発明の布設方法の他
の実施形態を示す。この布設方法では、まずビルの4階
までの躯体が完成したら、2階に実施形態4のビル用幹
線ケーブルユニット1を搬入する。次にその上の階に通
じる床の穴8と下の階に通じる床の穴8を通して、単位
長幹線ケーブル2および分岐ケーブル4を各々上または
下に送り出し、布設作業を行う。このあとの1階から3
階までの工事は実施形態2と同様である。なお単位長幹
線ケーブル2の下端は受電設備11からくる幹線ケーブ
ル12と現場施工で接続される。13はその接続部であ
る。
【0028】次にビルの7階までの躯体が完成したら、
5階に実施形態4のビル用幹線ケーブルユニット1を搬
入して、3階以下の工事と同様の工事を行う。なお14
は単位長幹線ケーブル2同士の接続部である。このよう
にして幹線ケーブル工事を躯体工事の進捗に合わせて3
階分ずつ進めていく。この実施形態では、床の穴8を貫
通する部分のケーブル断面が図4のようになるので、実
施形態3、4の場合よりさらに床の穴8の寸法を小さく
することができ、したがって防火処理をさらに簡単に行
うことができる。
【0029】〔実施形態6〕図9は本発明のビル用幹線
ケーブルユニットのさらに他の実施形態を示す。このビ
ル用幹線ケーブルユニット1が実施形態4(図7)のビ
ル用幹線ケーブルユニットと異なる点は、各相の絶縁線
心2aの両端の位置を長手方向にずらしたことである。
各相の絶縁線心2aの長さは同じである。それ以外は実
施形態4と同じであるので、同一部分には同一符号を付
してある。このような構成にすると、各相の絶縁線心2
aを接続する位置が上下方向にずれるため、上下の単位
長幹線ケーブルを接続するときに、誤って相の異なる絶
縁線心を接続することがなくなる。
【0030】なお各絶縁線心2aの両端には、導体2b
を露出させておかなくてもよく、また実施形態1のよう
に接続端子を取り付けておいてもよい。また実施形態1
のビル用幹線ケーブルユニットも、この実施形態のよう
に各相の絶縁線心2aの両端の位置を長手方向にずらし
た構成とすることもできる。
【0031】〔実施形態7〕図10は本発明のビル用幹
線ケーブルユニットのさらに他の実施形態を示す。この
ビル用幹線ケーブルユニット1が実施形態6(図9)の
ビル用幹線ケーブルユニットと異なる点は、モールド絶
縁体7を各相毎に設けたことである。それ以外は実施形
態6と同じであるので、同一部分には同一符号を付して
ある。このような構成にすると、モールド絶縁体7の成
形回数は多くなるが、成形金型が小さくて済み、金型代
を安くできるという利点がある。
【0032】なお、この実施形態では各相の分岐ケーブ
ル接続部5の位置を長手方向にずらしたが、各相の分岐
ケーブル接続部5は長手方向の同じ位置にあってもよ
い。各相の分岐ケーブル接続部5の位置を長手方向にず
らす場合には、すべての分岐ケーブル接続部5が1つの
階の床と天井の間に相当する範囲に収まるようにするこ
とは勿論である。またこの実施形態の場合も、各絶縁線
心2aの両端には、導体2bを露出させておかなくても
よく、また実施形態1のように接続端子を取り付けてお
いてもよい。また実施形態1のビル用幹線ケーブルユニ
ットも、この実施形態のようにモールド絶縁体を各相毎
に分割して設けることもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
径寸法の大きい分岐ケーブルの接続部をビルの床の穴に
通す必要がなくなるので、床の穴はケーブル部分が通る
だけの大きさすればよい。したがって床の穴を小さくす
ることができ、防火処理の面積を小さくできるので、防
火処理に要する材料費、施工費を節減できると共に、防
火処理の施工時間も短縮することができる。また分岐ケ
ーブルの接続部をビルの床の穴に通す必要がないので、
布設の際に接続部のモールド絶縁体が損傷をうけるおそ
れも少なくなる。さらに床に形成する穴は、規格で外径
寸法が決まっているケーブルを通すだけなので、穴の寸
法も規格化することが可能となり、躯体の設計、施工も
簡略化できる。
【0034】加えて、既設の幹線ケーブルを更新する際
に、古い単位長幹線ケーブルを取り外し、新しい単位長
幹線ケーブルを設置する作業を行う場合にも、分岐ケー
ブルが接続された部分を穴に通す必要がないので、この
点でも本発明は有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のビル用幹線ケーブルユニットの一実
施形態を示す展開図。
【図2】 図1のA−A線における展開しない状態の断
面図。
【図3】 図1のB−B線における展開しない状態の断
面図。
【図4】 図1のC−C線における展開しない状態の断
面図。
【図5】 図1のビル用幹線ケーブルユニットを用いた
本発明の布設方法の一実施形態を示す説明図。
【図6】 同じく本発明の布設方法の他の実施形態を示
す説明図。
【図7】 本発明のビル用幹線ケーブルユニットの他の
実施形態を示す展開図。
【図8】 図7のビル用幹線ケーブルユニットを用いた
本発明の布設方法のさらに他の実施形態を示す説明図。
【図9】 本発明のビル用幹線ケーブルユニットのさら
に他の実施形態を示す展開図。
【図10】 本発明のビル用幹線ケーブルユニットのさ
らに他の実施形態を示す展開図。
【符号の説明】
1:ビル用幹線ケーブルユニット 2:単位長幹線ケーブル 2a:絶縁線心 2b:導体 3:接続端子 4:分岐ケーブル 5:分岐ケーブル接続部 6:接続スリーブ 7:モールド絶縁体 8:床の穴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルの幹線ケーブルを複数階毎に分けて工
    事するのに適する複数階分の長さを有する単位長幹線ケ
    ーブル(2)を備え、この単位長幹線ケーブル(2)
    の、いずれか1階の床と天井の間に相当する位置に複数
    階分の分岐ケーブル(4)を接続し、分岐ケーブル接続
    部(5)をモールド絶縁体(7)で絶縁したことを特徴
    とするビル用幹線ケーブルユニット。
  2. 【請求項2】分岐ケーブル接続部(5)が、単位長幹線
    ケーブル(2)の、最上階の床と天井の間に相当する位
    置に設けられている請求項1記載のビル用幹線ケーブル
    ユニット。
  3. 【請求項3】分岐ケーブル接続部(5)が、単位長幹線
    ケーブル(2)の、中間階の床と天井の間に相当する位
    置に設けられている請求項1記載のビル用幹線ケーブル
    ユニット。
  4. 【請求項4】単位長幹線ケーブル(2)は3相分の絶縁
    線心(2a)を有し、各相の絶縁線心(2a)には1箇
    所で複数階分の分岐ケーブル(4)が接続されている請
    求項1〜3のいずれかに記載のビル用幹線ケーブルユニ
    ット。
  5. 【請求項5】各相の分岐ケーブル接続部(5)が同じ箇
    所または接近した箇所に設けられ、全相の分岐ケーブル
    接続部(5)が一括してモールド絶縁体(7)で絶縁さ
    れている請求項4記載のビル用幹線ケーブルユニット。
  6. 【請求項6】各相の絶縁線心(2a)は長さが同じで、
    両端の位置が長手方向にずれていることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載のビル用幹線ケーブルユニ
    ット。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載のビル用幹
    線ケーブルユニット(1)を、分岐ケーブル接続部
    (5)を設置すべき階に搬入し、その階から他の階へ単
    位長幹線ケーブル(2)および分岐ケーブル(4)を送
    り込むことを特徴とするビル用幹線ケーブルユニットの
    布設方法。
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