JPH10285995A - ステップモータ制御装置 - Google Patents

ステップモータ制御装置

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JPH10285995A
JPH10285995A JP9368097A JP9368097A JPH10285995A JP H10285995 A JPH10285995 A JP H10285995A JP 9368097 A JP9368097 A JP 9368097A JP 9368097 A JP9368097 A JP 9368097A JP H10285995 A JPH10285995 A JP H10285995A
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JP
Japan
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step motor
phase
voltage
motor
voltage fluctuation
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JP9368097A
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Junji Ishimaru
純二 石丸
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップモータの停止状態から等速状態にま
でに移行するのに要する時間をできるだけ短縮化して、
応答性を高める。 【解決手段】 ステップモータ14の相を初期化する初
期化手段1,18と、ステップモータ14からの電圧変
動を検出する電圧変動検出手段20と、この電圧変動検
出手段20からの検出出力に応じて、ステップモータ1
4停止中に発生した相のずれの有無を判断し、相のずれ
が発生した場合にのみ初期化手段1,18を起動する判
断手段1とを備え、ステップモータに対して制御信号が
出力されていない停止状態において外的要因のために発
生した相の変化を検出することにより、ステップモータ
14の起動に要する時間を短縮化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等の機器
を駆動するステップモータを制御するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ステップモータは、その起動時
において永久磁石の磁極位置と通電するコイルの位置と
の位置関係(=相)がずれていると、一時的に逆回転を起
こしたりして脱調する可能性が有るので、起動の際、永
久磁石の磁極位置に対応した所定のコイルが励磁される
ように、両者の位置関係を確定させる必要がある。
【0003】そのため、従来、ステップモータの駆動時
には、図8に示すように、初期化制御を行ってから、加
速制御を経て所望の等速制御に移行させるようにしてい
る。
【0004】すなわち、図8には、4相ステップモータ
を2相励磁で駆動する制御方式の場合の一例を示してい
る。
【0005】ここで、ステップモータを停止状態から初
めて起動する場合には、まず、ステップモータの通電制
御用の制御信号のハイレベル期間T1を等速制御の場合
のパルス幅T3よりも大きく設定してモータが余分な慣
性力をもたないように比較的ゆっくりと回転させ、永久
磁石の磁極位置と通電するコイルの位置の関係(=相)を
最初に確定させる初期化制御を行う。こうして、初期化
制御によって相合わせが行われると、次に、制御信号の
ハイレベル期間をT21>T22>T23というように次第に
短くしてモータを加速する加速制御を行う。この加速制
御後は、一定のパルス幅T3の制御信号を加えてモータ
を等速回転させる等速制御を行う。なお、図8から分か
るように、A相とC相の各制御信号、また、B相とD相
の各制御信号はそれぞれ位相が反転しており、かつ、4
相の制御信号の各位相は順次ずれた状態で同期して制御
される。
【0006】ところで、ステップモータを使用するプリ
ンタ等の情報機器においては、ステップモータの通電制
御用の制御信号がソフト的なプログラムミスなどに起因
して予め決められた位相でもって出力されていない場合
や、あるいはハード的な電圧変動などに起因して制御信
号のレベルが低下して予め決められた位相でもって出力
されていないような場合があり、そのときには、メカ機
構等が破損するおそれがある。
【0007】このため、従来技術では、たとえば特開平
2―87995号公報に開示されているように、ステッ
プモータに出力される制御信号の各位相の違い(図8参
照)を利用して、ステップモータの保護を行うようにし
ている。
【0008】すなわち、各A相〜D相の制御信号を入力
する論理回路等を備えた位相検出回路を設け、各制御信
号が予め決められた位相でもって出力されていない場合
には、この位相検出回路から異常検出信号を出力してス
テップモータを強制的に停止させるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平2―87995号公報に開示されている従来技術
の場合には、次の問題がある。
【0010】(1) 位相検出回路は、ステップモータの
通電制御用の制御信号出力に基づいてモータの異常の有
無を判断するものであるため、制御信号が出力されてい
ないとき、すなわちステップモータの停止中に外的要因
(たとえば、プリンタの紙送りが手動で行われたため
に、これに伴ってステップモータが回転したような場
合)によって永久磁石の位置と通電するコイルの位置と
の組合わせがずれたときには、これを検出することがで
きない。
【0011】このため、ステップモータの起動時には、
毎回、必ず相合わせ制御(初期化制御)を行う必要があ
り、ステップモータを等速制御するまでに時間がかかっ
ている。
【0012】(2) また、プリンタに紙詰り等が生じて
いてステップモータがスムーズに回転できない状態、い
わゆるモータロックが生じているときでも、制御信号は
出力され続けており、かつ、この制御信号出力の位相に
異常がなければ、位相検出回路からは異常検出信号が出
力されないため、ステップモータを停止させることがで
きない。
【0013】このような不都合をなくして、モータロッ
クを確実に検出するためには、従来、別途にモータロッ
ク検出専用のセンサを設ける必要があるため、その分、
コストアップとなる。
【0014】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたもので、ステップモータに対して制御信号が
出力されていない停止状態において外的要因のために発
生した相の変化を検出できるようにして、起動時間をで
きるだけ短縮化し、さらに、従来のような専用のセンサ
を設けなくても、ステップモータのモータロックの有無
を検出できるようにして、コストダウンを図ることを課
題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、次の構成を採用している。
【0016】すなわち、請求項1記載の発明に係るステ
ップモータ制御装置は、ステップモータの相を初期化す
る初期化手段と、ステップモータからの電圧変動を検出
する電圧変動検出手段と、この電圧変動検出手段からの
検出出力に応じて、ステップモータ停止中に発生した相
のずれの有無を判断し、相のずれが発生した場合にのみ
前記初期化手段を起動する判断手段とを備えている。
【0017】この構成においては、ステップモータを制
御してないときに外的要因によって相のずれが発生した
か否かを検出できるので、相がずれていない場合には初
期化制御を省略することができる。
【0018】請求項2記載の発明に係るステップモータ
制御装置は、請求項1記載の構成において、前記電圧変
動検出手段からの検出出力に基づいて、いずれの相から
電圧変動が発生したかを判定する相判定手段と、この相
判定手段で判定された相のデータを記憶する相記憶手段
と、この相記憶手段に記憶されている相のデータに基づ
いて、ステップモータの駆動に際して起動すべき相を決
定する相決定手段とを備えている。
【0019】この構成においては、外的要因によって相
がずれても、相がずれた後のステップモータの相の位置
を特定できるため、請求項1の場合よりも初期化制御を
行う頻度が一層少なくなり、起動時間をさらに短縮化す
ることが可能となる。
【0020】請求項3記載の発明に係るステップモータ
制御装置は、請求項1または請求項2記載の構成におい
て、ステップモータ駆動中の駆動電圧を計測する駆動電
圧計測手段と、この駆動電圧計測手段の出力を予め設定
された基準値と比較し、ステップモータの駆動電圧が基
準値よりも低下した場合には、モータ異常と判断してス
テップモータを強制的に停止させる停止手段とを備えて
いる。
【0021】この構成においては、紙詰りなどでステッ
プモータがモータロックしていることを検出できるた
め、別の専用のセンサーを設ける必要がなく、コストダ
ウンを図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】この実施形態では、電子式金銭登
録機のプリンタの紙送り装置として、本発明のステップ
モータ制御装置を使用した場合について説明するが、本
発明は必ずしもこのような機器に限定されるものではな
く、広くステップモータを備えた機器において、これを
制御する装置に適用可能である。
【0023】図1は、電子式金銭登録機の全体構成を示
すブロック図である。
【0024】この金銭登録機は、装置全体の動作を制御
するCPU1、各周辺機器を制御するための各種の命令
が予め記憶されているROM2、各周辺機器の制御時の
データやフラグを記憶するRAM3、設定データを入力
するキーボード4、設定が完了したときやエラーを知ら
せるブザー5、キー入力されたデータや設定状況等を表
示するディスプレイ7、赤外線通信を行う通信I/F
(インターフェイス)8、設定したデータや装置の状態等
を印字するプリンタ9、金銭や小切手等を収納するため
のドロワー10を備える。
【0025】図2(a)はROM2の内部の記憶領域を示
す説明図、図2(b)はRAM3の記憶領域を示す説明図
である。
【0026】ROM2には、装置全体を制御するための
アプリケーションプログラム21、ステップモータを駆
動するための制御データが格納された制御データテーブ
ル22、ステップモータを駆動した際に計測される駆動
電圧が正常か否かを比較するための基準値のデータが格
納されたデータテーブル23、計測されたデータが異常
であった場合にその旨を知らせるための表示用データが
格納されたメッセージテーブル24の各記憶領域がそれ
ぞれ確保されている。
【0027】また、RAM3には、アプリケーション動
作時の各種設定値やフラグを格納するためのデータバッ
ファ31、表示すべきデータを格納するための表示デー
タバッファ32、印字データを格納するためのプリント
データバッファ33、ステップモータ停止中に発生した
電圧変動のフラグや相のデータ等を格納するための電圧
変動データバッファ34、ステップモータ駆動中に計測
した電圧を格納記憶するための計測電圧データバッファ
5の各記憶領域がそれぞれ確保されている。そして、
このRAM3が特許請求の範囲における相記憶手段に対
応している。
【0028】図3は、プリンタ9とその駆動制御の部分
の構成を示すブロック図である。
【0029】プリンタ9は、印字ヘッド12と紙送り用
のステップモータ14とを備える。ステップモータ14
は、本例では、2相励磁方式の4相ステップモータであ
るが、3相や2相のステップモータであっても本発明を
適用することができる。
【0030】印字ヘッドドライブ回路16は、CPU1
から与えられる制御信号に応じて、駆動信号を生成し、
この駆動信号によって印字ヘッド12を駆動するもので
ある。
【0031】また、ステップモータドライブ回路18
は、CPU1から与えられる図8に示したような制御信
号に応じてスイッチングトランジスタ(図示せず)がオン
・オフすることで駆動信号を生成するもので、この駆動
信号がステップモータ14の各コイルLA〜LDに流れて
該モータ14が回転駆動される。
【0032】電圧変動検出回路20は、特許請求の範囲
における電圧変動検出手段に相当すしており、CPU1
からステップモータの駆動信号が出力されてないとき
(すなわちステップモータ14の停止中)に、外的要因に
よってステップモータ14で発生する電圧変動を検出す
るものである。
【0033】すなわち、ステップモータ14の停止中
に、たとえばプリンタ9の紙送りが手動で行われると、
これに伴い、図外の紙送りローラに連係されたステップ
モータ14が回転する。そして、このステップモータ1
4が回転したときには、電磁誘導によって各コイルLA
〜LDには、図4(a)に示すように、各電圧が発生する。
これらの電圧は、本例のような2相励磁方式の4相ステ
ップモータの場合には、A相とC相、B相とD相の位相
が反転した状態で同期して出力される。
【0034】そこで、電圧変動検出回路20は、これら
の電圧変動に基づく各信号を、たとえば半波整流して、
図4(b)に示すような検出出力を発生するようになって
いる。
【0035】一方、電圧計測回路22は、特許請求の範
囲における駆動電圧計測手段に相当しており、ステップ
モータ14の駆動制御中の電圧を検出するものである。
【0036】すなわち、プリンタ9が紙詰りのためにス
テップモータ14が回転できない状態にあるにもかかわ
らず、CPU1から各相の制御信号を出力した場合、ス
テップモータ14の内部のコイルLA〜LD部分に逆起電
力が働いて正常な電圧に比べて駆動電圧が低下する。つ
まり、図5に示すように、正常な場合は同図中の実線で
示す電圧レベルにあるものが、モータロックを起こした
場合には、同図中の破線で示すように電圧レベルに低下
する。
【0037】そこで、電圧計測回路22は、現在の駆動
電圧を計測し、その計測値を出力するようになってい
る。
【0038】切換回路24は、CPU1からの切換信号
に基づいて、ステップモータ14の停止中には電圧変動
検出回路20の出力を選択し、また、ステップモータ1
4の駆動中には電圧計測回路22の出力を選択して、C
PU1に送出するようになっている。
【0039】そして、上述のCPU1、ROM2および
RAM3によって特許請求の範囲における初期化手段
が、また、CPU1およびROM2によって、特許請求
の範囲における、判断手段、相判定手段、相決定手段、
停止手段がいずれも構成されている。
【0040】次に、ステップモータ14をCPU1によ
って駆動制御する場合の動作について、図6に示すフロ
ーチャートおよび図7に示すタイミングチャートを参照
して説明する。
【0041】まず、計測開始ルーチンに入ると(ステッ
プ1)、CPU1は、ステップモータドライブ回路18
に制御信号が出力されているか否かを調べ、ステップモ
ータ14が停止中か否かを判断する(ステップ2)。
【0042】ステップモータ14が停止中であれば、C
PU1は、切換回路24を切り換えて電圧変動検出回路
20の出力を選択し、電圧変動があるか否かを判断する
(ステップ3)。
【0043】すなわち、ステップモータ14の停止中に
プリンタ9の紙送りが手動で行われるなどしてステップ
モータ14が回転すると、その各コイルLA〜LDには、
前述のように電圧変動が発生し(図4(a)参照)、この電
圧変動の信号が電圧変動検出回路20に入力されるの
で、同回路20は、これらの電圧変動に基づく各信号を
たとえば半波整流して検出出力を発生する(図4(b)参
照)。そして、この検出出力が切換回路24を介してC
PU1に取り込まれる。
【0044】そこで、CPU1は、ステップモータ14
の停止中に電圧変動検出回路20の検出出力があれば、
電圧変動があったものと判断してそのフラグをたとえば
“1”にセットするとともに、電圧変動が発生した相の
データをRAM3の電圧変動データバッファ34に格納
する(ステップ4)。
【0045】たとえば、図7に示すように、ステップモ
ータ14が停止直後の時刻t1では永久磁石の磁極がC相
とD相のコイルLC,LDにあるとしたとき、モータ14
が機械的外力で回転されたために時刻t2においてC相の
コイルLCから電圧変動の信号が出力されたときには、
永久磁石の磁極がD相とA相のコイルLD,LAに移動し
たことを示す。さらに、モータ14が回転されて時刻t3
になったときにD相のコイルLDから電圧変動の信号が
出力されたときには、永久磁石の磁極がA相とB相のコ
イルLA,LBの位置に移動したことを示す。そこで、C
PU1は、ステップモータ14の停止状態での最終的な
相のデータ(図7ではA相とB相のコイルLA,LBに永
久磁石の磁極があることのデータ)をRAM3の電圧変
動データバッファ34に記憶した後、ステップ5に移行
する。
【0046】また、ステップ3で、電圧変動がないと判
断されれば、ステップ5にそのまま移行する。
【0047】ステップ5では、たとえばキーボード4か
ら紙送り命令などのデータが入力されか否かを調べてス
テップモータ14を起動するか否かを判断し、ステップ
モータ14を起動しないならばステップ3に戻る。ま
た、ステップモータ14を起動するのであれば、次に、
CPU1はRAM3のデータバッファ31の領域のデー
タを調べて、電圧変動のフラグが既に“1”にセットさ
れているか否かを判断する(ステップ6)。なお、CPU
1に初めて電源が投入されたとような初期状態の場合に
は、電圧変動のフラグは予め“1”にセットされてい
る。
【0048】ここで、電圧変動のフラグが“1”でなけ
れば、ステップモータ14は停止直後の状態から何ら回
転していないと判断できるため、初期化制御を省略して
直ちに加速制御を開始し、等速制御に移行する(ステッ
プ11)。たとえば、図7で停止直後の時刻t1以降に何
ら電圧変動がないときには、CPU1からは、D相とA
相のコイルLD,LAを励磁するためのハイレベルの制御
信号が出力される。
【0049】また、ステップ6で電圧変動のフラグが
“1”であれば、停止状態の途中で外的要因によってス
テップモータ14が回転したと判断できるので、引き続
いて、CPU1は、変動した相のデータがRAM3の電
圧変動データバッファ34に既に格納されているか否か
を判断する(ステップ8)。
【0050】電圧変動が発生した相のデータが既にバッ
ファ34に記憶されておれば、そのデータを読み出し、
このデータに基づいてステップモータ14の駆動開始位
置を設定し(ステップ9)、この相から加速制御を開始し
て等速制御に移行する(ステップ11)。たとえば、上記
のように、RAM3の電圧変動データバッファ34に時
刻t3でA相とB相のコイルLA,LBに永久磁石の磁極が
ある旨のデータが格納されているときには、CPU1か
らは、B相とC相のコイルLB,LCを励磁するためのハ
イレベルの制御信号が出力される。
【0051】また、ステップ8でRAM3の電圧変動デ
ータバッファ34に相のデータが記憶されていなけれ
ば、CPU1に対して初めて電源が投入されたような初
期状態であると判断し、図8に示した従来の場合と同様
にして、ステップモータ14の相の初期化制御を行った
後(ステップ10)、ステップモータ14の加速制御およ
び等速制御を行う(ステップ11)。
【0052】ステップ12では、たとえばキーボード4
から紙送り停止命令などのデータが入力されか否かを調
べてステップモータ14を停止するか否かを判断し、ス
テップモータ14の停止命令があれば、ステップモータ
の停止制御を行う(ステップ13)。そして、RAM3の
データバッファ31および電圧変動データバッファ34
それぞれ格納されているデータをクリアして(ステップ
14)、処理を終了する(ステップ15)。
【0053】一方、ステップ2において、ステップモー
タ14が現在駆動状態にあると判断されたならば、CP
U1は、切換回路24を切り換えて電圧計測回路22の
出力を選択して、電圧計測回路22で計測された駆動電
圧の値を取り込む(ステップ17)。 そして、この駆動
電圧をROM2の駆動電圧データテーブル23に予め格
納されている基準値と比較して、正常な駆動電圧か否か
を判断する(ステップ18)。駆動電圧が正常であれば、
ステップ2に処理を移す一方、駆動電圧が異常であれば
モータロック処理に移行してステップモータを強制的に
停止させた後(ステップ19)、処理を終了する(ステッ
プ20)。
【0054】なお、上記の実施形態では、電圧変動検出
回路20、電圧計測回路22、および切換回路24を設
けているが、これらの代わりにA/D変換器を設け、ス
テップモータ14の停止中に発生した電圧変動の信号
(図4参照)や、ステップモータ駆動中の駆動電圧(図5
参照)をそれぞれデジタル化してCPU1に取り込み、
CPU1の内部でモータ停止中の電圧変動やモータ駆動
中の駆動電圧を判断するようにすることも可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0056】(1) 請求項1記載に係る発明では、ステ
ップモータを制御してないときに外的要因によって相の
ずれが発生したか否かを検出できるので、相がずれてい
ない場合には初期化制御を省略することができ、起動時
間を短縮化することができる。
【0057】(2) 請求項2記載に係る発明では、外的
要因によって相がずれても、相がずれた後のステップモ
ータの相の位置を特定できるため、初期化制御の行う頻
度が一層少なくなり、請求項1の場合よりも起動時間を
さらに短縮化することが可能となる。
【0058】(3) 請求項3記載に係る発明では、紙詰
りなどでステップモータがモータロックしていることを
検出できるため、別の専用のセンサーを設ける必要がな
く、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステップモータ制御装置を電子式金銭
登録機のプリンタの紙送り装置として使用した場合の実
施形態に係るブロック図である。
【図2】電子式金銭登録機に設けられているROMおよ
びRAMの内容を示す説明図である。
【図3】プリンタとその駆動制御装置の部分の構成を示
すブロック図である。
【図4】電圧変動の信号を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】ステップモータが正常な場合とモータロック等
の異常を起こしている場合の電圧レベルの違いを説明す
るためのタイミングチャートである。
【図6】ステップモータを駆動制御する場合の動作説明
に供するフローチャートである。
【図7】ステップモータを駆動制御する場合の動作説明
に供するタイミングチャートである。
【図8】ステップモータを制御するための制御信号のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…キーボー
ド、7…ディスプレイ、8…通信I/F、9…プリン
タ、10…ドロワー、12…印字ヘッド、14…ステッ
プモータ、16…印字ヘッドドライブ回路、18…ステ
ップモータドライブ回路、20…電圧変動検出回路、2
2…電圧計測回路、24…切換回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップモータの相を初期化する初期化
    手段と、 ステップモータからの電圧変動を検出する電圧変動検出
    手段と、 この電圧変動検出手段からの検出出力に応じて、ステッ
    プモータ停止中に発生した相のずれの有無を判断し、相
    のずれが発生した場合にのみ前記初期化手段を起動する
    判断手段と、 を備えることを特徴とするステップモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステップモータ制御装置
    において、 前記電圧変動検出手段からの検出出力に基づいて、いず
    れの相から電圧変動が発生したかを判定する相判定手段
    と、 この相判定手段で判定された相のデータを記憶する相記
    憶手段と、 この相記憶手段に記憶されている相のデータに基づい
    て、ステップモータの駆動に際して起動すべき相を決定
    する相決定手段と、 を備えることを特徴とするステップモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のステップ
    モータ制御装置において、 ステップモータ駆動中の駆動電圧を計測する駆動電圧計
    測手段と、 この駆動電圧計測手段の出力を予め設定された基準値と
    比較し、ステップモータの駆動電圧が基準値よりも低下
    した場合には、モータ異常と判断してステップモータを
    強制的に停止させる停止手段と、 を備えることを特徴とするステップモータ制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213221A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Citizen Holdings Co Ltd ステップモータ
JPWO2021193335A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30

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