JPH10287113A - 操舵輪用サスペンション装置 - Google Patents

操舵輪用サスペンション装置

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JPH10287113A
JPH10287113A JP10054297A JP10054297A JPH10287113A JP H10287113 A JPH10287113 A JP H10287113A JP 10054297 A JP10054297 A JP 10054297A JP 10054297 A JP10054297 A JP 10054297A JP H10287113 A JPH10287113 A JP H10287113A
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shock absorber
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wheel
axis
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民良 笠原
Yoshihiro Kawabe
喜裕 川辺
Kenji Kawagoe
健次 川越
Takuya Murakami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一本のアッパリンクを中間部材でショックアブ
ソーバに連結することで位置決めするタイプの操舵輪用
サスペンション装置にあって、ワインドアップ方向への
入力に対する支持剛性を高めると共に集約性を高めてコ
ンパクト化する。 【解決手段】中間部材10の軸線LC とショックアブソ
ーバ7の軸線LS とが交点を持つように配置すること
で、ナックル1からアッパリンク6に前後方向の入力あ
っても、ショックアブソーバ7の軸線LS 回りにモーメ
ントが作用しないようにし、もってショックアブソーバ
7のロワケース7aや中間部材10の支持剛性を高め、
全体としてワインドアップ方向への支持剛性を高める。
また、中間部材10は、アッパリンク6に対して車両前
後の反対側でショックアブソーバ7に連結することで、
中間部材10の長さを確保し、もってショックアブソー
バ7とアッパリンク6とを離間しないで集約性を高め、
コンパクト化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
サスペンション装置など、操舵輪用のサスペンション装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の操舵輪用サスペンション装置とし
ては例えば特開平5−278420号公報に記載されて
いるもの(以下、第1従来例とも記す)がある。この第
1従来例の操舵輪用サスペンション装置では、車輪を回
転自在に支持する車輪支持部材の下端を、所謂ダブルピ
ボット形式を構成する二本のロワリンク(下部連結部
材)を介して車体部材に上下揺動可能且つ転舵可能に連
結すると共に、略車両幅方向に配設されたアッパリンク
(上部連結部材)を当該車輪支持部材の上端に上下揺動
可能且つ転舵可能に連結し、夫々のリンクは車体部材に
対して上下方向に揺動可能に連結する。また、ショック
アブソーバ部材は、上端が車体部材に、下端入力点がロ
ワリンクに連結されており、その所謂シリンダケースと
前記アッパリンクとが個別の中間部材によって連結され
ていて、これによりアッパリンクの前後方向の位置決め
が行われる。勿論、車輪支持部材はタイロッド部材を介
して操向装置に接続されている。そして、このような構
成により、仮想キングピン軸の設定を行い易くしてい
る。
【0003】また、同様の操舵輪用サスペンション装置
としては、例えば特開平5−169938号公報に記載
されるもの(以下、第2従来例とも記す)もある。この
第2従来例の操舵輪用サスペンション装置では、前記構
成に加えて、前記中間部材の軸線とショックアブソーバ
部材の軸線とを、平行ではないが、交点も持たない、所
謂捩じれの位置とし、これによりストローク時のキャス
タ角変化を改善できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の操舵輪用サスペンション装置にあっては、夫々、以
下のような問題点がある。即ち、車輪或いは車輪支持部
材のストロークに伴って前記中間部材に傾きが生じる。
これは、中間部材のうち、ショックアブソーバ部材側連
結点のストローク量はロワリンクのストローク量と略同
等であるのに対して、そのアッパリンク側連結点は、例
えば適切なキャンバ変化特性のためにロワリンクのスト
ローク量と一般的に異なるためである。このとき、中間
部材に発生する傾き角が大きくなり過ぎると、不要なこ
じり入力やジオメトリ変化が発生するため、これが大き
くなり過ぎないように中間部材の長さを長くしなければ
ならない。
【0005】ところが、前記第1従来例に記載の操舵輪
用サスペンション装置では、前記中間部材がショックア
ブソーバ部材よりアッパリンク側に配設されている,つ
まりアッパリンクがショックアブソーバ部材より車両後
方にあれば、中間部材もショックアブソーバ部材より車
両後方に配設され、アッパリンクがショックアブソーバ
部材より車両前方にあれば、中間部材もショックアブソ
ーバ部材より車両前方に配設されている。この状態で、
中間部材の長さを確保しようとすると、アッパリンクの
軸線とショックアブソーバ部材の軸線とを車両前後方向
に離してレイアウトしなければならない。
【0006】実際には、キングピン軸の設定やキャンバ
剛性確保といったジオメトリ上の条件からアッパリンク
のレイアウトはほぼ決まってしまうから、必然的にショ
ックアブソーバ部材を車両前方又は後方に離すことにな
る。しかしながら、アッパリンクと車輪支持部材との連
結点が一般にキングピン軸の上部点を構成することか
ら、当該アッパリンクの前後では、車輪の転舵に伴って
タイヤが車両内側に入り込むため、当該アッパリンクか
ら前後方向に離さなければならないショックアブソーバ
部材は、タイヤとの干渉を避けて更に車両内側に配置し
なければならなくなる。すると、ショックアブソーバ部
材の上端車体部材連結点が車両内側に張出し、例えばエ
ンジンルームを阻害するなどして、レイアウト上好まし
くない。
【0007】また、例えばショックアブソーバ部材の上
端部にコイルスプリングを同軸又は略同軸にレイアウト
する場合には、コイルスプリングの方がショックアブソ
ーバ部材より外形の大きいことから、転舵に伴うタイヤ
との干渉を回避するため、当該コイルスプリングを車輪
より更に上方に配置する必要が発生したりするため、前
輪側のフードが低い,所謂ローフードの車両には適用で
きないという問題もある。
【0008】一方、前記第2従来例に記載の操舵輪用サ
スペンション装置にあっては、前記アッパリンクの車輪
支持部材側の連結点への前後方向の入力に対して、前記
中間部材がショックアブソーバ部材に力を伝えて前後方
向を支持する構成となっているが、この中間部材の軸線
とショックアブソーバ部材の軸線とが捩じれの位置関係
にあるため、この前後入力がショックアブソーバ部材の
軸線回りのモーメント入力となり、例えばショックアブ
ソーバ部材のシリンダケースの軸線回りの回転自由度の
支持剛性が不十分になり易く、その結果、アッパリンク
の車輪支持部材側連結点への前後方向の入力に対して、
中間部材の支持剛性が不十分となり、特にサスペンショ
ン装置としてワインドアップ方向の支持剛性を十分に確
保できないという問題がある。
【0009】本発明は、前記諸問題を解決すべく開発さ
れたものであり、中間部材の軸線とショックアブソーバ
部材の軸線とを交差させることで、アッパリンク(上部
連結部材)の車輪支持部材側連結点への前後方向の入力
に対して、ショックアブソーバ部材に軸線回りのモーメ
ントが入力されるのを防止し、もってショックアブソー
バ部材のシリンダケースの軸線回りの回転自由度の支持
剛性を高めて中間部材の支持剛性を確保し、一方で中間
部材のショックアブソーバ部材側連結点とアッパリンク
(上部連結部材)側連結点とをショックアブソーバ部材
の軸線を挟んで車両前後方向に離してレイアウトする,
即ち中間部材をショックアブソーバ部材の軸線を挟んで
アッパリンク(上部連結部材)と反対側まで延長し、そ
の延長点でショックアブソーバ部材と連結することで、
中間部材の長さを確保しながらショックアブソーバ部材
やコイルスプリングのオフセットをなくし、コンパクト
で集約性のよい操舵輪用サスペンション装置とすると共
に、中間部材とアッパリンク(上部連結部材)との連結
点を車両外側にすることで、当該アッパリンク(上部連
結部材)に要求されるレバー比を確保しながら十分なア
ッパリンク(上部連結部材)長を確保することができる
操舵輪用サスペンション装置を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に係る操舵輪用サスペンショ
ン装置は、車輪を回転可能に支持する車輪支持部材と、
前記車輪支持部材を操向装置に接続するためのタイロッ
ド部材と、一端が前記車輪支持部材の下部に上下方向に
揺動可能で且つ転舵可能に連結され且つ他端が車体部材
に対して上下方向に揺動可能に連結された下部連結部材
と、略車両幅方向に配設されて、一端が前記車輪支持部
材の上部に上下方向に揺動可能で且つ転舵可能に連結さ
れ且つ他端が車体部材に対して上下方向に揺動可能に連
結された上部連結部材と、上端が車体部材に連結され且
つ下端が前記下部連結部材に連結されたショックアブソ
ーバ部材と、略車両前後方向に配設されて、前記上部連
結部材及びショックアブソーバ部材に連結された中間部
材とを備え、前記中間部材の軸線とショックアブソーバ
部材の軸線とが互いに交差し且つ中間部材の上部連結部
材側連結点とショックアブソーバ部材側連結点とが当該
ショックアブソーバ部材の軸線を挟んで互いに車両前後
方向に隔てて配置されることを特徴とするものである。
【0011】この発明では、まず前記中間部材の軸線と
ショックアブソーバ部材の軸線とを互いに交差させるこ
とで、上部連結部材の車輪支持部材側連結点に前後方向
の入力があっても、ショックアブソーバ部材の軸線回り
にモーメントが入力されることがなく、従ってショック
アブソーバ部材の例えばシリンダケースに対して軸線回
りの回転自由度の支持剛性が高まり、もって中間部材の
支持剛性が高まるため、全体的なワインドアップ入力へ
の剛性も高まる。また、中間部材の上部連結部材側連結
点とショックアブソーバ部材側連結点とを、当該ショッ
クアブソーバ部材の軸線を挟んで互いに車両前後方向に
隔てて配置する,つまり中間部材をショックアブソーバ
部材の軸線を挟んで上部連結部材の反対側まで延長し、
その延長点でショックアブソーバ部材と連結すること
で、中間部材の長さを確保することができるから、ショ
ックアブソーバ部材を上部連結部材から前後に離した
り、更に転舵に伴うタイヤとの干渉を回避するためにそ
れを車両内側に配置したり、或いはショックアブソーバ
部材と同軸又は略同軸に配置されるコイルスプリングを
上方に回避したりする必要がなく、サスペンション装置
をコンパクトで集約性のよいものとすることができる。
【0012】また、本発明のうち請求項2に係る操舵輪
用サスペンション装置は、前記ショックアブソーバ部材
が、車両平面視において、前記上部連結部材の車体部材
側連結点と車輪支部材側連結点とを結ぶ軸線上又はその
近傍に配置されることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明のうち請求項3に係る操舵輪
用サスペンション装置は、前記ショックアブソーバ部材
が、車両平面視において、操舵輪のキングピン軸より車
両幅方向内側であって且つ転舵される操舵輪近傍の車両
幅方向内側に配置されることを特徴とするものである。
【0014】これらの発明は、何れも前記請求項1に係
る操舵輪用サスペンション装置の実施態様であり、この
うち請求項2に係る発明は請求項1に係る発明の構成を
満足した結果得られる構成の限定であり、請求項3に係
る発明は請求項2に係る発明の構成を満足した結果得ら
れる構成の限定を示している。そして、請求項2及び請
求項3の発明の構成を満足することにより、前述のよう
にショックアブソーバ部材を上部連結部材から前後に離
したり、転舵に伴うタイヤとの干渉を回避するためにそ
れを車両内側に配置したりすることなく、サスペンショ
ン装置の集約性を高め、レイアウトを有利にすることが
できる。
【0015】また、本発明のうち請求項4に係る操舵輪
用サスペンション装置は、車体を弾性支持するコイルス
プリングが前記ショックアブソーバ部材と同軸又は略同
軸に配設され且つ少なくともその下端部が操舵輪の上端
部より下方に配置されることを特徴とするものである。
【0016】この発明も、前記請求項1に係る操舵輪用
サスペンション装置の実施態様であり、この発明の構成
を満足することにより、前述のようにショックアブソー
バ部材と同軸又は略同軸に配置されるコイルスプリング
を下方に下げることができ、もってサスペンション装置
の集約性を高め、レイアウトを有利にすることができ
る。
【0017】また、本発明のうち請求項5に係る操舵輪
用サスペンション装置は、前記下部連結部材が一つのA
型アーム部材又は二本のI型リンク部材の組合せから構
成され、前記上部連結部材が一本のI型リンク部材から
構成されることを特徴とするものである。
【0018】また、本発明のうち請求項6に係る操舵輪
用サスペンション装置は、前記上部連結部材が、ショッ
クアブソーバ部材の車両後方に配設され且つ前記車輪支
持部材に連結されるその車両幅方向外側端部が前方に湾
曲されていることを特徴とするものである。
【0019】また、本発明のうち請求項7に係る操舵輪
用サスペンション装置は、前記上部連結部材が、ショッ
クアブソーバ部材の車両前方に配設され且つ前記車輪支
持部材に連結されるその車両幅方向外側端部が後方に湾
曲されていることを特徴とするものである。
【0020】これらの発明は、何れも前記請求項1乃至
4に係る各操舵輪用サスペンション装置の実施態様であ
り、特に請求項5に係る発明は請求項1に係る操舵輪用
サスペンション装置のサスペンション構造の前提を限定
し、請求項6又は7に係る発明は請求項2乃至4に係る
操舵輪用サスペンション装置のサスペンション構造の前
提を限定している。即ち、これらの発明に示すサスペン
ション構造の前提があって、前記請求項1乃至4に係る
各操舵輪用サスペンション装置が達成可能となる。
【0021】また、本発明のうち請求項8に係る操舵輪
用サスペンション装置は、前記中間部材の上部連結部材
側連結点が、ショックアブソーバ部材の軸線よりも車両
幅方向外側に配置され、当該中間部材のショックアブソ
ーバ部材側連結点が、当該ショックアブソーバ部材の軸
線よりも車両幅方向内側に配置されたことを特徴とする
ものである。
【0022】この発明では、前記請求項1に係る操舵輪
用サスペンション装置の要件を満足しながら、前記中間
部材の上部連結部材側連結点を、より車両外側になるよ
うにレイアウトすることで、例えば上部連結部材の車体
部材側連結点が車両外側に出てくるような場合でも、当
該上部連結部材の車輪支持部材側連結点を車両内側に入
れることなく、当該上部連結部材と中間部材との連結点
に要求される車輪支持部材側連結点とのレバー比を確保
することができることから、当該上部連結部材の長さを
十分に確保することが可能となり、その結果、所望する
キャンバ角変化特性を得たり、所望するキングピン傾角
を達成したりすることが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る操舵輪用サスペンション装置によれば、中間
部材の軸線とショックアブソーバ部材の軸線とを互いに
交差させることで、ショックアブソーバ部材の例えばシ
リンダケースに対して軸線回りの回転自由度の支持剛性
及びそれに連結される当該中間部材の支持剛性が高まる
ため、上部連結部材の車輪支持部材側連結点に前後方向
の入力があっても、ショックアブソーバ部材の軸線回り
にモーメントが入力されることがなく、全体的なワイン
ドアップ入力への剛性も高まる。また、中間部材の上部
連結部材側連結点とショックアブソーバ部材側連結点と
を、当該ショックアブソーバ部材の軸線を挟んで互いに
車両前後方向に隔てて配置する,つまり中間部材をショ
ックアブソーバ部材の軸線を挟んで上部連結部材の反対
側まで延長し、その延長点でショックアブソーバ部材と
連結することで、中間部材の長さを確保することができ
るから、サスペンション装置をコンパクトで集約性のよ
いものとすることができ、結果的にその他のレイアウト
が有利になる。
【0024】また、本発明のうち請求項2又は3に係る
操舵輪用サスペンション装置によれば、車両平面視にお
ける上部連結部材の車体部材側連結点と車輪支部材側連
結点とを結ぶ軸線上又はその近傍にショックアブソーバ
部材を配置したり、車両平面視において、操舵輪のキン
グピン軸より車両幅方向内側であって且つ転舵される操
舵輪近傍の車両幅方向外側にショックアブソーバ部材を
配置したりすることで、ショックアブソーバ部材を上部
連結部材から前後に離したり、転舵に伴うタイヤとの干
渉を回避するためにそれを車両内側に配置したりするこ
となく、サスペンション装置の集約性を高め、レイアウ
トを有利にすることができる。
【0025】また、本発明のうち請求項4に係る操舵輪
用サスペンション装置によれば、ショックアブソーバ部
材と同軸又は略同軸に配設されるコイルスプリングの下
端部を操舵輪の上端部より下方に配置することで、当該
コイルスプリングを下方に下げてサスペンション装置の
集約性を高め、レイアウトを有利にすることができる。
【0026】また、本発明のうち請求項5乃至7に係る
操舵輪用サスペンション装置によれば、これらの発明に
示すサスペンション構造の前提があって、前記請求項1
乃至4に係る各操舵輪用サスペンション装置が達成可能
となる。
【0027】また、本発明のうち請求項8に係る操舵輪
用サスペンション装置によれば、中間部材の上部連結部
材側連結点を、より車両外側になるようにレイアウトす
ることで、上部連結部材と中間部材との連結点に要求さ
れる車輪支持部材側連結点とのレバー比を確保すること
ができることから、当該上部連結部材の長さを十分に確
保することが可能となり、その結果、所望するキャンバ
角変化特性を得たり、所望するキングピン傾角を達成し
たりすることが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ここでは、前左右輪に反転して実
施化された本発明の操舵輪用サスペンション装置のう
ち、特に前左輪のフロントサスペンション装置に代表し
て説明を行う。勿論、前右輪のそれについては図面を反
転し、説明中の「右」を「左」に、「左」を「右」に置
換して考えればよい。
【0029】図1は、本発明の第1実施形態の概略構成
を示す斜視図であり、図中、1は、前輪2を回転自在に
支持する車輪支持部材としてのナックルであって、中央
部に前輪の車軸を挿通支持する円筒部1aが形成されて
いると共に、下端部1bには図示されないボールジョイ
ント等を介して、下部連結部材としてのロワAアーム4
が上下揺動可能に且つ転舵可能に連結され、上端部1c
には、同じく図示されないボールジョイント等を介し
て、上部連結部材としてのアッパリンク6が上下揺動可
能に且つ転舵可能に連結され、また中央部後方側に突出
延長する支持部1dにタイロッド8が連結されている。
【0030】ロアAアーム4は、ホイールハウス内の下
部において車両幅方向(以下、単に車幅方向とも記す)
に向けて配設され、その車幅方向外側端が、前記図示さ
れないボールジョイント等を介してナックル1の下端部
1bに回転自在,つまり上下揺動可能に且つ転舵可能に
連結され、内側端が二股に分岐されて夫々の端部が弾性
体ブッシュ4a,4bを介して図示されないサスペンシ
ョンメンバー等の車体部材に連結され、平面からみて凡
そA字状に形成されている。従って、このロアリンク4
では、ナックル1の上下方向の移動即ちバウンド及びリ
バウンドは許容するが、ナックル1の前後方向の移動に
対してはこれを阻止することになる。そして、前記図示
されないボールジョイント等によるナックル1とロワA
アーム4との実質的な連結点が、想定される仮想キング
ピン軸の下部点になる。
【0031】前記アッパリンク6は平面視において車幅
方向外側端が前方に湾曲されたほぼI字状に形成され、
ホイールハウル内の上部において車幅方向に向けて配設
されている。そして、その車幅方向外側端が、前記図示
されないボールジョイント等を介してナックル1の上端
部1cに回転自在,つまり上下揺動可能に且つ転舵可能
に連結され、内側端が弾性体ブッシュ6aを介して図示
されないサスペンションメンバー等の車体部材に連結さ
れている。なお、このアッパリンク6単独でナックル1
の前後方向への移動を阻止することはできない。しかし
ながら、後述する中間部材によってアッパリンク6の前
後方向への移動が規制されるから、前記図示されないボ
ールジョイント等によるナックル1とアッパリンク6と
の実質的な連結点が、想定される仮想キングピン軸の上
部点になる。
【0032】また、本実施形態では、ショックアブソー
バ7のロワケース(シリンダケース)7aの下端部が、
前記ロワAアーム4の中央部に上下揺動可能に連結され
ている。より具体的にはロワAアーム4の中央部上面
に、略車両前後方向に軸線を有する円孔が形成された二
つの軸受部4cを同軸に突設し、その間に、ショックア
ブソーバ7のロワケース7aの下端部に形成された円筒
部7cを差し込み、更に何れか一方の軸受部4cの外側
から、図示されないボルト等の回転軸を差し込み、それ
を前記ショックアブソーバ7のロワケース7aの円筒部
7cから他方の軸受部4cに挿通して、この回転軸回
り,即ち上下方向に揺動可能にショックアブソーバ7と
ロワAアーム4とを連結する。また、このショックアブ
ソーバ7のピストンロッド7bの上端部は図示されない
ストラットハウジング等の車体部材に揺動可能に連結さ
れている。これにより、ショックアブソーバ7は、前記
アッパリンク6より車両前方側に立設されることにな
る。
【0033】なお、本実施形態では、前記ショックアブ
ソーバ7の上端部に、当該ショックアブソーバ7と同軸
又は略同軸にコイルスプリング9が配設されている。こ
のコイルスプリング9は、その下端部が前記ショックア
ブソーバ7のロワケース7aに、その上端部が前記スト
ラットハウジング等の車体部材に連結されている。そし
て、本実施形態では、このコイルスプリング9は後述す
るように車輪より上方には配設されていない。
【0034】そして、本実施形態では、前記アッパリン
ク6とショックアブソーバ7とが中間部材10によって
連結されている。より具体的には、この中間部材10
は、その後端部10aが車両内側に湾曲されたほぼI字
状をなし、当該後端部10aが、図示されないボールジ
ョイント等を介して前記アッパリンク6の略中央部上面
に揺動自在に連結されている。また、この中間部材10
の前端部10bは、やや下方に向けて湾曲されていて、
前記ショックアブソーバ7のロワケース7aに上下揺動
可能に連結されている。より具体的には、当該ショック
アブソーバ7のロワケース7aには、連結用の円筒部材
11が固定され、この円筒部材11から前方に向けて、
車幅方向に円孔を有する円筒部11aが突設されてい
る。そして、この円筒部材11の円筒部11aに中間部
材10の前端部10bをあてがい、両者の円孔内に、図
示されないブッシュ等を介してボルト等の回転軸を差し
込み、当該回転軸回り,即ち上下揺動可能にショックア
ブソーバ7と中間部材10とを連結する。このように中
間部材10によってショックアブソーバ7とアッパリン
ク6とを連結することにより、アッパリンク6を前後方
向に位置決めすることができる。
【0035】また、前記タイロッド8は図示されない操
向装置にナックル1を接続しており、この操向装置でタ
イロッド8を移動させることにより、ナックル1及び前
輪2は、前記ナックル1とアッパリンク6との連結点を
上部点とし且つ前記ナックル1とロワAアーム4との連
結点を下部点とする仮想キングピン軸回りに転舵され
る。
【0036】以上が本実施形態の操舵輪用サスペンショ
ン装置の概略構成であり、次いで上記実施形態の作用に
ついて説明するが、特に前記中間部材10とショックア
ブソーバ7との相関を明らかにするために、図1を骨格
化した図2のスケルトン図を用いながら説明する。ここ
で、前記図1と図2との関連を明らかにするために、実
質的な連結点や中心点等の符号について説明する。前記
ロワAアーム4とナックル1との実質的な連結点をA
点、アッパリンク6とナックル1との実質的な連結点を
B点とし、両者を結ぶ直線を仮想キングピン軸LK とす
る。また、前記アッパリンク6と中間部材10との実質
的な連結点をC点、当該中間部材10とショックアブソ
ーバ7との実質的な連結点をD点とする。更に、アッパ
リンク6と車体部材との実質的な連結点をE点、ロワA
アーム4と車体部材との実質的な二つの連結点をF点及
びF’点とする。また、ショックアブソーバ7の車体部
材との実質的な連結点をU点、ロワAアーム4との実質
的な連結点をL点とし、二点を結ぶショックアブソーバ
7の軸線をLS とする。また、車輪の中心点をO点とす
る。
【0037】まず、本実施形態では、前記中間部材10
のアッパリンク6側連結点C点と、そのショックアブソ
ーバ7側連結点D点とを結ぶ直線,即ち中間部材10の
実質的な軸線LC が、前記ショックアブソーバ7の軸線
S と交点を有するようにレイアウトされている。ここ
で、前述のようにナックル1とアッパリンク6との連結
点B点の前後方向の入力は、アッパリンク6から中間部
材10を経てショックアブソーバ7にも入力され、これ
らで、当該前後方向への入力を受け、同時にアッパリン
ク6を前後方向に位置決めする。このとき、中間部材1
0の実質的な軸線LC がショックアブソーバ7の軸線L
S と交点を有するために、前記ナックル1とアッパリン
ク6との連結点B点に作用する前後方向の入力が、中間
部材10を介してショックアブソーバ7に曲げ力として
作用することはあっても、モーメントとして作用するこ
とはない。
【0038】また、ナックル1とアッパリンク6との連
結点B点への前後方向入力が、ショックアブソーバ7の
軸線LS 回りのモーメントとして作用しない本実施形態
では、第2従来例に比して前記ショックアブソーバ7の
ロワケース(シリンダケース)7aの回転自由度の支持
剛性が高くなり、従って中間部材10の支持剛性が高ま
ることから、サスペンション装置全体としてのワインド
アップ方向への支持剛性が高まるという利点がある。
【0039】また、本実施形態では、中間部材10をシ
ョックアブソーバ7の後方から前方まで延長し、その延
長された前端部10bを、ショックアブソーバ7のロワ
ケース7aに固定された円筒部材11の前方円筒部11
aに連結し、その内側に湾曲された後端部10aをアッ
パリンク6の中央部上面に連結している。このため、ア
ッパリンク6とショックアブソーバ7とを離間せずと
も、中間部材10の十分な長さを確保し易い。
【0040】本実施形態の操舵輪用サスペンション装置
では、ショックアブソーバ7とアッパリンク6とを離間
しなくても、中間部材10の長さを十分に確保可能であ
るから、ショックアブソーバ7を車両前後に離間しなが
ら更に車両内側にレイアウトしてエンジンルームを阻害
することもない。また、ショックアブソーバ7の上端部
に同軸又は略同軸にコイルスプリング9をレイアウトす
る場合にも、コイルスプリング9がタイヤと干渉しない
ように、それをタイヤより上方にレイアウトする必要が
ないから、前記ローフードの車両にも適用することが可
能である。これらのことから、ショックアブソーバ7,
コイルスプリング9及びアッパリンク6間の構成は、例
えばショックアブソーバ7は、車両平面視において、ア
ッパリンク6の実質的な軸線上又はその近傍に配置され
ていると共に、操舵輪である前輪2のキングピン軸LK
より車幅方向内側で且つ前輪2に干渉しない車幅方向の
最も外側に配置されていればよいとか、ショックアブソ
ーバ7と同軸又は略同軸に配設されるコイルスプリング
9は、少なくともその下端部が前輪2の上端部より下方
にあるといった形態に纏められる。
【0041】次に、本発明の操舵輪用サスペンション装
置の第2実施形態について説明する。ここでは、前左右
輪に反転して実施化された本発明の操舵輪用サスペンシ
ョン装置のうち、特に前右輪のフロントサスペンション
装置に代表して説明を行う。図5は、本実施形態の操舵
輪用サスペンション装置のうち、特にアッパリンク6、
ショックアブソーバ7、中間部材10の関係を示すもの
である。この実施形態では、前記第1実施形態の構成に
加え、前記中間部材10とアッパリンク6との連結点C
点が、ショックアブソーバ7の軸線LS より車両外方に
配設され、当該中間部材10とショックアブソーバ7と
の連結点D点が、同じくショックアブソーバ7の軸線L
S より車両内方に配設されている。つまり、前記第1実
施形態では、二つの中間部材10のアッパリンク6側連
結点C点と、ショックアブソーバ7側連結点Dとは、シ
ョックアブソーバ7の軸線LS を挟んで車両の前後方向
に離間していることが前提であったが、本実施形態で
は、それに加えて中間部材10とアッパリンク6との連
結点Cをより車両外方に配置しようとする。
【0042】この構成による利点を説明する前に、この
種のサスペンション装置に求められるレバー比について
説明する。この種のサスペンション装置では、例えば予
め設定された前後方向入力への剛性やワインドアップ入
力に対する減衰力等の所定のサスペンション特性を得る
ために、例えばロワAアーム側のショックアブソーバ連
結点のレバー比αや、アッパリンク側の中間部材連結点
のレバー比βに所定の関係を与える必要がある。ここで
ロワAアーム側のショックアブソーバ連結点のレバー比
αとは、ロワAアーム4の車体部材側連結点F(ここで
はF点及びF’点の二つの連結点を代表してF点のみで
表す)点とナックル1側連結点A点との距離を“1”と
したとき、当該ロワAアーム4の車体部材側連結点F点
から前記ショックアブソーバ7側連結点L点までの距離
の比を表す。また、アッパリンク側の中間部材連結点の
レバー比βとは、アッパリンク6の車体部材側連結点E
点とナックル1側連結点B点との距離を“1”としたと
き、当該アッパリンク6の車体部材側連結点E点から前
記中間部材側連結点C点までの距離の比を表す。そし
て、このレバー比α,βは、相互にのみならず、単独で
も保持されるべきものである。
【0043】そこで、例えば車体側の要件から、前記ア
ッパリンク6の車体部材側連結点E点が車両外側に出て
くると、前記アッパリンク側の中間部材連結点のレバー
比βを確保するために、当該アッパリンクのナックル1
側連結点B点を車両内側に入れなければならなくなる。
すると、アッパリンク6そのものが短くなってしまうた
めに、例えばストローク時にキャンバ角が極度にネガテ
ィブ方向に変化してしまうなど、所望するキャンバ角変
化特性を得られなくなったり、或いはこのアッパリンク
のナックル1側連結点B点及び前記ロワAアームのナッ
クル1側連結点A点で構成される仮想キングピン軸のキ
ングピン傾角が大きくなり過ぎたりするという問題が発
生する。
【0044】一方、本実施形態では、アッパリンク6の
中間部材10側連結点D点を車両外方に出すことで、例
えば当該アッパリンク6の車体部材側連結点E点が車両
外側に出た場合でも、当該アッパリンク6のナックル1
側連結点B点をさほど車両内側に入れずとも、前記アッ
パリンクの中間部材側連結点のレバー比βを確保し易く
なり、その結果、アッパリンク6そのものの全長をさほ
ど短くしなくてもよいことから、例えばストローク時に
キャンバ角が極度にネガティブ方向に変化するといった
こともなく、所望するキャンバ角変化特性を得易いと
か、前記ロワAアームのナックル1側連結点A点とで構
成される仮想キングピン軸のキングピン傾角を適切な値
に設定することができる。
【0045】なお、前記実施形態におけるロワアーム4
を一体のAアームから二本のリンク部材に分割して構成
してもよい。その場合には例えば当該ロアリンクを構成
する二本のリンク部材のうち、車両前方に配設されたほ
ぼI型の前方ロアリンク部材を、ほぼ車幅方向に延長し
て配設し、その車幅方向外側端がボールジョイント等を
介してナックル1の下端部1bのうちの前方部位に回転
自在に連結し、その内側端を前記と同様に弾性体ブッシ
ュ4aを介してサスペンションメンバー等の車体部材に
連結する。これと共に、車両後方に配設され、中央部が
車両前方に向けて湾曲されたほぼI型の後方ロアリンク
部材を、全体として車幅方向内側端部が後方に,外側端
部が前方になるように斜めに配設する。そして、その車
幅方向外側端をボールジョイント等を介してナックル1
の下端部1bのうちの後方部位に回転自在に連結し、そ
の内側端を前記と同様に弾性体ブッシュ4bを介して、
同じくサスペンションメンバー等の車体部材に連結す
る。
【0046】この二本のリンク部材からなるロアリンク
によるナックル1の拘束作用そのものについては、これ
が前記A型ロアリンクを分割したものであると考えて問
題はない。但し、ロアリンクを二本のリンク部材に分割
したことにより、前述したナックル1とこのロアリンク
との実質的な連結点A点は、周知のように前方ロアリン
ク部材の車体側連結点及びナックルとの連結点を結ぶ軸
線と、後方ロアリンク部材の車体側連結点及びナックル
との連結点を結ぶ軸線との交点になる。従って、車両正
面視でのキングピン軸(仮想キングピン軸)は、このロ
アリンクとナックル1との実質的な連結点A点が車両外
方に移動された分だけ、前記実施形態よりもキングピン
傾角の設定自由度が大きくなる。このことは、例えば前
輪駆動車に本実施形態の操舵輪用サスペンション装置を
採用し、前記キングピン傾角を大きくして、その路面と
の交点とタイヤ接地面の中心点との距離,即ち所謂スク
ラブをネガティブに設定することにより、駆動時のトル
クステアによるトーイン変化を抑制したり、何れか一方
の前輪にのみ大きな制動力が作用するような制動時の旋
回モーメントを打ち消したりして走行安定性を向上する
ことが可能となる。また、本実施例においては仮想キン
グピン軸が前記した実質的な連結点Aと、前記アッパリ
ンクのナックル1側連結点Bよりも車両外側に存在する
仮想点B’とによって構成される。従って、所謂キング
ピンオフセット(ホイールセンターとキングピン軸との
車両正面視での距離)が小さくなるように設計すること
が可能となる。そのため、路面からの入力でステアリン
グ装置が共振し、それがステアリングホイールまで伝達
されるシミー現象も抑制防止可能であり、それにより乗
心地を向上することもできる。
【0047】また、上記実施形態では、アッパリンク6
をショックアブソーバ7の後方に配置し、その車幅方向
外側端部を前方に湾曲させることで、アッパリンク6の
軸線をショックアブソーバ7の軸線に接近させる,或い
はアッパリンク6の軸線上にショックアブソーバ7を配
置することを可能としたが、その逆にアッパリンクをシ
ョックアブソーバの前方に配置しなければならない場合
には、その車幅方向外側端部を後方に湾曲させること
で、前記と同様の作用・効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操舵輪用サスペンション装置の第1実
施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の操舵輪用サスペンション装置のスケルト
ン図である。
【図3】図1の操舵輪用サスペンション装置の作用を説
明する底面図である。
【図4】図1の操舵輪用サスペンション装置の作用の説
明図であり、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図5】本発明の操舵輪用サスペンション装置の第2実
施形態を示す部分説明図である。
【図6】図5の操舵輪用サスペンション装置の作用を説
明する正面図である。
【符号の説明】
1はナックル 2は前輪 4はロワAアーム(下部連結部材) 6はアッパリンク(上部連結部材) 7はショックアブソーバ 8はタイロッド 9はコイルスプリング 10は中間部材 LK は仮想キングピン軸 LS はショックアブソーバの軸線 LC は中間部材の軸線
フロントページの続き (72)発明者 村上 拓也 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を回転可能に支持する車輪支持部材
    と、前記車輪支持部材を操向装置に接続するためのタイ
    ロッド部材と、一端が前記車輪支持部材の下部に上下方
    向に揺動可能で且つ転舵可能に連結され且つ他端が車体
    部材に対して上下方向に揺動可能に連結された下部連結
    部材と、略車両幅方向に配設されて、一端が前記車輪支
    持部材の上部に上下方向に揺動可能で且つ転舵可能に連
    結され且つ他端が車体部材に対して上下方向に揺動可能
    に連結された上部連結部材と、上端が車体部材に連結さ
    れ且つ下端が前記下部連結部材に連結されたショックア
    ブソーバ部材と、略車両前後方向に配設されて、前記上
    部連結部材及びショックアブソーバ部材に連結された中
    間部材とを備え、前記中間部材の軸線とショックアブソ
    ーバ部材の軸線とが互いに交差し且つ中間部材の上部連
    結部材側連結点とショックアブソーバ部材側連結点とが
    当該ショックアブソーバ部材の軸線を挟んで互いに車両
    前後方向に隔てて配置されることを特徴とする操舵輪用
    サスペンション装置。
  2. 【請求項2】 前記ショックアブソーバ部材は、車両平
    面視において、前記上部連結部材の車体部材側連結点と
    車輪支部材側連結点とを結ぶ軸線上又はその近傍に配置
    されることを特徴とする請求項1に記載の操舵輪用サス
    ペンション装置。
  3. 【請求項3】 前記ショックアブソーバ部材は、車両平
    面視において、操舵輪のキングピン軸より車両幅方向内
    側であって且つ転舵される操舵輪近傍の車両幅方向内側
    に配置されることを特徴とする請求項2に記載の操舵輪
    用サスペンション装置。
  4. 【請求項4】 車体を弾性支持するコイルスプリングが
    前記ショックアブソーバ部材と同軸又は略同軸に配設さ
    れ且つ少なくともその下端部が操舵輪の上端部より下方
    に配置されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    に記載の操舵輪用サスペンション装置。
  5. 【請求項5】 前記下部連結部材は一つのA型アーム部
    材又は二本のI型リンク部材の組合せから構成され、前
    記上部連結部材は一本のI型リンク部材から構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の操舵
    輪用サスペンション装置。
  6. 【請求項6】 前記上部連結部材は、ショックアブソー
    バ部材の車両後方に配設され且つ前記車輪支持部材に連
    結されるその車両幅方向外側端部が前方に湾曲されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の操舵輪用サスペン
    ション装置。
  7. 【請求項7】 前記上部連結部材は、ショックアブソー
    バ部材の車両前方に配設され且つ前記車輪支持部材に連
    結されるその車両幅方向外側端部が後方に湾曲されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の操舵輪用サスペン
    ション装置。
  8. 【請求項8】 前記中間部材の上部連結部材側連結点
    が、ショックアブソーバ部材の軸線よりも車両幅方向外
    側に配置され、当該中間部材のショックアブソーバ部材
    側連結点が、当該ショックアブソーバ部材の軸線よりも
    車両幅方向内側に配置されたことを特徴とする請求項1
    乃至7の何れかに記載の操舵輪用サスペンション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2267909A (en) * 1992-06-05 1993-12-22 Secr Defence Durable adhesive bonding underwater to cathodically protected systems.
US6944913B2 (en) 2001-02-23 2005-09-20 Decoma International Inc. Hinge assembly for a folding fabric top
CN119099724A (zh) * 2024-08-28 2024-12-10 岚图汽车科技有限公司 一种后转向节总成、悬架系统及车辆

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2267909A (en) * 1992-06-05 1993-12-22 Secr Defence Durable adhesive bonding underwater to cathodically protected systems.
US6944913B2 (en) 2001-02-23 2005-09-20 Decoma International Inc. Hinge assembly for a folding fabric top
CN119099724A (zh) * 2024-08-28 2024-12-10 岚图汽车科技有限公司 一种后转向节总成、悬架系统及车辆

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