JPH10291484A - 操舵制御装置 - Google Patents
操舵制御装置Info
- Publication number
- JPH10291484A JPH10291484A JP10202197A JP10202197A JPH10291484A JP H10291484 A JPH10291484 A JP H10291484A JP 10202197 A JP10202197 A JP 10202197A JP 10202197 A JP10202197 A JP 10202197A JP H10291484 A JPH10291484 A JP H10291484A
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- Japan
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- steering
- angle
- steering angle
- steered
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操舵した状態で車速が低下すると、車速の低
下に伴い不感帯が拡大するため、この操舵角が不感帯に
入り転舵角がゼロに変化してしまい、操舵違和感を感じ
るおそれがあった。 【解決手段】 不感帯の操舵角範囲を車速に係わらず一
定とする。これにより、車速Vに応じて伝達比が変化し
た場合にも、不感帯を形成する操舵角範囲が一定に維持
され、操舵違和感を生じることが防止される。
下に伴い不感帯が拡大するため、この操舵角が不感帯に
入り転舵角がゼロに変化してしまい、操舵違和感を感じ
るおそれがあった。 【解決手段】 不感帯の操舵角範囲を車速に係わらず一
定とする。これにより、車速Vに応じて伝達比が変化し
た場合にも、不感帯を形成する操舵角範囲が一定に維持
され、操舵違和感を生じることが防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵機構と転舵機
構とが機械的に分離され、これらの連結機構を電気的制
御装置で置換した操舵制御装置に関する。
構とが機械的に分離され、これらの連結機構を電気的制
御装置で置換した操舵制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、操舵角に対する転舵角の伝達
比を車速に応じて変化させる伝達比(ステアリングギヤ
比)可変機構が知られている。また、特開平62−24
7972号では、このような伝達比可変機構において、
中立付近の操舵角の変化が転舵角の変化として伝達され
ない不感帯の操舵角範囲を、車速の増加に応じて減少さ
せている。
比を車速に応じて変化させる伝達比(ステアリングギヤ
比)可変機構が知られている。また、特開平62−24
7972号では、このような伝達比可変機構において、
中立付近の操舵角の変化が転舵角の変化として伝達され
ない不感帯の操舵角範囲を、車速の増加に応じて減少さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように不感帯を形
成する操舵角範囲を車速の増加に応じて減少させると、
車速が低下した場合には、不感帯の幅が広がることにな
る。このため、例えば、走行中に操舵し、操舵ハンドル
を一定の操舵角に保持した状態で車速が低下すると、不
感帯の幅が広がって、保持した操舵角が不感帯の操舵角
範囲内に入る場合がある。このような場合には、操舵ハ
ンドルの操舵角を一定に保持しているにも係わらず、転
舵角が零に変化してしまい、操舵に対する違和感を生じ
させるおそれがあった。
成する操舵角範囲を車速の増加に応じて減少させると、
車速が低下した場合には、不感帯の幅が広がることにな
る。このため、例えば、走行中に操舵し、操舵ハンドル
を一定の操舵角に保持した状態で車速が低下すると、不
感帯の幅が広がって、保持した操舵角が不感帯の操舵角
範囲内に入る場合がある。このような場合には、操舵ハ
ンドルの操舵角を一定に保持しているにも係わらず、転
舵角が零に変化してしまい、操舵に対する違和感を生じ
させるおそれがあった。
【0004】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、このような不感帯の変
化が原因となって転舵角が零に変化してしまう事態を回
避して、操舵感の低下を防止する操舵制御装置を提供す
ることにある。
されたものであり、その目的は、このような不感帯の変
化が原因となって転舵角が零に変化してしまう事態を回
避して、操舵感の低下を防止する操舵制御装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明にかかる
操舵制御装置は、操舵ハンドルの回動に連動して転舵輪
を転舵させる操舵制御装置において、操舵ハンドルの操
舵角を検出する操舵角検出手段と、車速を検出する車速
検出手段と、操舵ハンドルと機械的に分離され、転舵輪
を転舵させる転舵手段と、転舵輪の転舵角を検出する転
舵角検出手段と、操舵角に対する転舵角の伝達比を車速
に応じて設定する伝達比設定手段と、伝達比に基づい
て、転舵角が操舵角に追従するように転舵手段の駆動制
御を行う転舵制御手段とを備えており、この転舵制御手
段は、操舵角が中立付近で変化した場合にも、転舵輪の
転舵角を一定とする不感帯を有しており、この不感帯を
形成する操舵角範囲が車速に係わらず一定であることを
特徴とする。
操舵制御装置は、操舵ハンドルの回動に連動して転舵輪
を転舵させる操舵制御装置において、操舵ハンドルの操
舵角を検出する操舵角検出手段と、車速を検出する車速
検出手段と、操舵ハンドルと機械的に分離され、転舵輪
を転舵させる転舵手段と、転舵輪の転舵角を検出する転
舵角検出手段と、操舵角に対する転舵角の伝達比を車速
に応じて設定する伝達比設定手段と、伝達比に基づい
て、転舵角が操舵角に追従するように転舵手段の駆動制
御を行う転舵制御手段とを備えており、この転舵制御手
段は、操舵角が中立付近で変化した場合にも、転舵輪の
転舵角を一定とする不感帯を有しており、この不感帯を
形成する操舵角範囲が車速に係わらず一定であることを
特徴とする。
【0006】走行中に車速が変化した場合にも、転舵制
御手段における不感帯の操舵角範囲は一定となる。この
ため、不感帯を形成する操舵角範囲が変化することで転
舵角が零に変化してしまう事態が解消される。
御手段における不感帯の操舵角範囲は一定となる。この
ため、不感帯を形成する操舵角範囲が変化することで転
舵角が零に変化してしまう事態が解消される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
【0008】図1に本実施形態にかかる操舵制御装置の
構成を概略的に示す。この操舵制御装置は、運転者が操
作するマスタ部10、転舵輪21を転舵させるスレーブ
部20、マスタ部10とスレーブ部20とを電気的に制
御する制御部30で構成される。
構成を概略的に示す。この操舵制御装置は、運転者が操
作するマスタ部10、転舵輪21を転舵させるスレーブ
部20、マスタ部10とスレーブ部20とを電気的に制
御する制御部30で構成される。
【0009】マスタ部10は、操舵ハンドル11が取り
付けられた操舵軸12と、操舵軸12を回転駆動する操
舵軸モータ13とを備えると共に、操舵軸12には、操
舵ハンドル11の操舵角を検出する操舵角センサ14
と、操舵ハンドル11に付与される操舵トルクを検出す
る操舵トルクセンサ15とを備えている。
付けられた操舵軸12と、操舵軸12を回転駆動する操
舵軸モータ13とを備えると共に、操舵軸12には、操
舵ハンドル11の操舵角を検出する操舵角センサ14
と、操舵ハンドル11に付与される操舵トルクを検出す
る操舵トルクセンサ15とを備えている。
【0010】スレーブ部20は、転舵軸22を変位駆動
する際の駆動源となる転舵軸モータ23を備えており、
この転舵軸モータ23と転舵軸22との間には、転舵軸
モータ23の回転運動を直線運動に変換して転舵軸22
を軸方向に変位させる変換器24を設けている。転舵軸
22の両側には、転舵輪21から転舵軸22側に付与さ
れる軸力(転舵反力)を検出する反力センサ26を設け
ている。また、転舵軸22には、この転舵軸22の変位
量を検出する転舵変位量センサ25が設けられており、
転舵軸22の変位量と転舵輪21の転舵角が対応するた
め、転舵軸22の変位量を転舵変位量センサ25で検出
することで、転舵輪21の転舵角を把握している。
する際の駆動源となる転舵軸モータ23を備えており、
この転舵軸モータ23と転舵軸22との間には、転舵軸
モータ23の回転運動を直線運動に変換して転舵軸22
を軸方向に変位させる変換器24を設けている。転舵軸
22の両側には、転舵輪21から転舵軸22側に付与さ
れる軸力(転舵反力)を検出する反力センサ26を設け
ている。また、転舵軸22には、この転舵軸22の変位
量を検出する転舵変位量センサ25が設けられており、
転舵軸22の変位量と転舵輪21の転舵角が対応するた
め、転舵軸22の変位量を転舵変位量センサ25で検出
することで、転舵輪21の転舵角を把握している。
【0011】制御部30は、操舵軸モータ13の駆動制
御を行う反力制御部31と、転舵軸モータ23の駆動制
御を行う転舵制御部32とを備えている。
御を行う反力制御部31と、転舵軸モータ23の駆動制
御を行う転舵制御部32とを備えている。
【0012】反力制御部31では、操舵トルクセンサ1
5で検出された操舵トルクTと反力センサ26で検出さ
れた転舵反力Fとを基に、操舵軸12の回転制御量Mm
を下記の(1)式によって算出し、回転制御量Mmに応
じた反力制御信号を操舵軸モータ13に出力する。な
お、(1)式中、Gmは出力信号のゲインを示すゲイン
係数であり、aは操舵力ギヤ比に相当する係数である。
5で検出された操舵トルクTと反力センサ26で検出さ
れた転舵反力Fとを基に、操舵軸12の回転制御量Mm
を下記の(1)式によって算出し、回転制御量Mmに応
じた反力制御信号を操舵軸モータ13に出力する。な
お、(1)式中、Gmは出力信号のゲインを示すゲイン
係数であり、aは操舵力ギヤ比に相当する係数である。
【0013】 Mm=Gm・(aT−F) …(1) 転舵制御部32では、操舵角センサ14で検出された操
舵角θを基に、転舵輪21を転舵させる際の目標となる
目標制御量θtを求める。この操舵角θと目標制御量θ
tとの関係は、図2に示すようになっており、操舵角θ
の中立付近には、操舵角θが変化した場合にも目標制御
量θtがゼロに変換される不感帯が設けられており、こ
の不感帯を形成する操舵角範囲は車速Vに係わらず一定
に設定されている。そして、転舵制御部32では、求め
られた目標制御量θtと転舵変位量センサ25で検出さ
れた転舵変位量Xとをもとに、Gsをゲイン係数とし
て、転舵軸22の制御変位量Msを下記の(2)式によ
って算出し、制御変位量Msに応じた転舵制御信号を転
舵軸モータ23に出力する。
舵角θを基に、転舵輪21を転舵させる際の目標となる
目標制御量θtを求める。この操舵角θと目標制御量θ
tとの関係は、図2に示すようになっており、操舵角θ
の中立付近には、操舵角θが変化した場合にも目標制御
量θtがゼロに変換される不感帯が設けられており、こ
の不感帯を形成する操舵角範囲は車速Vに係わらず一定
に設定されている。そして、転舵制御部32では、求め
られた目標制御量θtと転舵変位量センサ25で検出さ
れた転舵変位量Xとをもとに、Gsをゲイン係数とし
て、転舵軸22の制御変位量Msを下記の(2)式によ
って算出し、制御変位量Msに応じた転舵制御信号を転
舵軸モータ23に出力する。
【0014】 Ms=Gs・(θt−bX) …(2) (2)式中、bは操舵角/転舵角として示される伝達比
(ステアリングギヤ比)であり、この伝達比bは車速V
に応じて設定され、例えば図3に示すように、伝達比b
の値は車速Vが低速の場合は小さく、車速Vが高速にな
るに連れて大きな値になるように設定される。これによ
り、低速走行時には少ないハンドル操作量で転舵輪21
の最大舵角まで操舵でき、高速走行時にはハンドル操作
量に対する転舵輪21の舵角変化が小さくなり操縦安定
性が確保される。
(ステアリングギヤ比)であり、この伝達比bは車速V
に応じて設定され、例えば図3に示すように、伝達比b
の値は車速Vが低速の場合は小さく、車速Vが高速にな
るに連れて大きな値になるように設定される。これによ
り、低速走行時には少ないハンドル操作量で転舵輪21
の最大舵角まで操舵でき、高速走行時にはハンドル操作
量に対する転舵輪21の舵角変化が小さくなり操縦安定
性が確保される。
【0015】ここで、このように構成される操舵制御装
置の動作を説明する。車両が直進している状態から操舵
ハンドル11が回転されると、このとき操舵角センサ1
4で検出された操舵角θをもとに目標制御量θtが求め
られる。この際、操舵角θが不感帯の操舵角範囲内の値
であれば、目標制御量θtは0となる。転舵制御部32
では、求められた目標制御量θtと、転舵軸21の変位
量Xから得られる制御量bXとを用いて、式(2)によ
り制御変位量Msを演算し、この制御変位量Msに応じ
た転舵制御信号を転舵軸モータ23に出力する。この転
舵制御信号を受けて転舵軸モータ23が作動し、転舵軸
22が変位して転舵輪21が転舵される。この転舵輪2
1の転舵角に対応する転舵変位量Xに、その時の車速V
に応じた伝達比bを乗じた値がフィードバックされ、前
出の(2)式に基づいて転舵軸モータ23のフィードバ
ック制御がなされる。そして、θt≒bXとなった時点
で転舵軸モータ23の動作が停止する。
置の動作を説明する。車両が直進している状態から操舵
ハンドル11が回転されると、このとき操舵角センサ1
4で検出された操舵角θをもとに目標制御量θtが求め
られる。この際、操舵角θが不感帯の操舵角範囲内の値
であれば、目標制御量θtは0となる。転舵制御部32
では、求められた目標制御量θtと、転舵軸21の変位
量Xから得られる制御量bXとを用いて、式(2)によ
り制御変位量Msを演算し、この制御変位量Msに応じ
た転舵制御信号を転舵軸モータ23に出力する。この転
舵制御信号を受けて転舵軸モータ23が作動し、転舵軸
22が変位して転舵輪21が転舵される。この転舵輪2
1の転舵角に対応する転舵変位量Xに、その時の車速V
に応じた伝達比bを乗じた値がフィードバックされ、前
出の(2)式に基づいて転舵軸モータ23のフィードバ
ック制御がなされる。そして、θt≒bXとなった時点
で転舵軸モータ23の動作が停止する。
【0016】また、転舵輪21が転舵されると転舵反力
Fが発生するため、反力制御部31には、転舵反力Fと
操舵力Tに応じた制御量aTとが与えられ、前出の
(1)式に基づいて操舵軸モータ13の駆動制御、すな
わち操舵軸12に与えられる反力制御がなされる。そし
て、aT≒Fとなった時点で操舵軸モータ13の動作が
停止する。
Fが発生するため、反力制御部31には、転舵反力Fと
操舵力Tに応じた制御量aTとが与えられ、前出の
(1)式に基づいて操舵軸モータ13の駆動制御、すな
わち操舵軸12に与えられる反力制御がなされる。そし
て、aT≒Fとなった時点で操舵軸モータ13の動作が
停止する。
【0017】この後、この反力を上回る操舵力Tで操舵
ハンドル11を回すと、操舵角θが増加し、これに伴っ
て目標制御量θtも増加する。このため、(2)式にお
ける制御変位量Msが増加して転舵軸13が変位駆動さ
れる。転舵軸13が変位すると転舵反力Fが増大するた
め、(1)式における回転制御量Mmが変化して、操舵
反力が増大するように操舵軸モータ13が再び回転駆動
される。この動作の繰り返しにより、操舵ハンドル11
の操舵角に対応した転舵輪21の転舵角が得られると共
に、転舵反力に応じた操舵反力が得られる。なお、操舵
ハンドル11を戻す際にも同様に、操舵ハンドル11の
戻し操舵角に対応して転舵輪21の転舵角が追従すると
共に、操舵ハンドル11の操舵力Tも転舵反力Fに対応
して減少する。
ハンドル11を回すと、操舵角θが増加し、これに伴っ
て目標制御量θtも増加する。このため、(2)式にお
ける制御変位量Msが増加して転舵軸13が変位駆動さ
れる。転舵軸13が変位すると転舵反力Fが増大するた
め、(1)式における回転制御量Mmが変化して、操舵
反力が増大するように操舵軸モータ13が再び回転駆動
される。この動作の繰り返しにより、操舵ハンドル11
の操舵角に対応した転舵輪21の転舵角が得られると共
に、転舵反力に応じた操舵反力が得られる。なお、操舵
ハンドル11を戻す際にも同様に、操舵ハンドル11の
戻し操舵角に対応して転舵輪21の転舵角が追従すると
共に、操舵ハンドル11の操舵力Tも転舵反力Fに対応
して減少する。
【0018】次に、制御部30で行われる操舵制御処理
について、図4のフローチャートに基づいて概略的に説
明する。なお、このフローチャートは、イグニッション
スイッチがオンされることで開始され、所定時間毎(例
えば、2msec.)に実行される。
について、図4のフローチャートに基づいて概略的に説
明する。なお、このフローチャートは、イグニッション
スイッチがオンされることで開始され、所定時間毎(例
えば、2msec.)に実行される。
【0019】まず、ステップ102(以下、「ステッ
プ」を「S」と記す)において、予めROMに記憶され
た定数a、Gm及びGsが読み込まれ、初期設定がなさ
れる。
プ」を「S」と記す)において、予めROMに記憶され
た定数a、Gm及びGsが読み込まれ、初期設定がなさ
れる。
【0020】続くS104では、操舵角センサ14で検
出された操舵角θ、転舵輪21の転舵角に対応する転舵
変位量X、操舵トルクセンサ15で検出された操舵トル
クT、反力センサ26で検出された転舵反力F及び車速
センサ40で検出された車速Vの値がそれぞれ読み込ま
れる。
出された操舵角θ、転舵輪21の転舵角に対応する転舵
変位量X、操舵トルクセンサ15で検出された操舵トル
クT、反力センサ26で検出された転舵反力F及び車速
センサ40で検出された車速Vの値がそれぞれ読み込ま
れる。
【0021】続くS106では、読み込まれた操舵角θ
から目標制御量θtを演算(図2参照)し、S108で
は、読み込まれた車速Vに基づいて伝達比bを設定する
(図3参照)。
から目標制御量θtを演算(図2参照)し、S108で
は、読み込まれた車速Vに基づいて伝達比bを設定する
(図3参照)。
【0022】続くS110では、S108までに得られ
た各値を基に、前出の(1)式より操舵軸12の回転制
御量Mmを演算すると共に、前出の(2)式より転舵軸
22の制御変位量Msを演算する。そして、S112に
おいて、S110の演算結果となる回転制御量Mmに応
じた反力制御信号を操舵軸モータ13に出力すると共
に、制御変位量Msに応じた転舵制御信号を転舵軸モー
タ23に出力する。
た各値を基に、前出の(1)式より操舵軸12の回転制
御量Mmを演算すると共に、前出の(2)式より転舵軸
22の制御変位量Msを演算する。そして、S112に
おいて、S110の演算結果となる回転制御量Mmに応
じた反力制御信号を操舵軸モータ13に出力すると共
に、制御変位量Msに応じた転舵制御信号を転舵軸モー
タ23に出力する。
【0023】このように制御部Cでは、このような処理
を繰り返し実行することで、操舵制御を実施している。
この際、先に図2に示したように操舵角θの不感帯が車
速Vに係わらず一定であるため、図5に示すように車速
Vに応じて伝達比が変わり操舵角に対する転舵角の関係
が変化した場合にも、不感帯を形成する操舵角範囲は一
定となる。
を繰り返し実行することで、操舵制御を実施している。
この際、先に図2に示したように操舵角θの不感帯が車
速Vに係わらず一定であるため、図5に示すように車速
Vに応じて伝達比が変わり操舵角に対する転舵角の関係
が変化した場合にも、不感帯を形成する操舵角範囲は一
定となる。
【0024】以上説明した実施形態では、車速Vに応じ
て伝達比を変化させる手法として、(1)式における
「b」の値を車速に応じて設定する場合を例示したが、
例えば「b」の値を車速Vに係わらず一定値とし、S1
06で行う目標制御量の演算を、図6のグラフを基に実
施してもよい。図6のグラフでは、操舵角θに対する目
標制御量θtが車速センサ40で検出された車速Vに応
じて変化し、車速Vが速いほど操舵角θに対する目標制
御量θtの変化率が低くなるように設定されている。図
6のグラフをもとに操舵角θに対する目標制御量θtを
求めることで、前述した実施形態と同様に、車速Vに応
じた伝達比を設定することができ、しかも、各伝達比に
おける不感帯の操舵角範囲を一定とすることができる。
て伝達比を変化させる手法として、(1)式における
「b」の値を車速に応じて設定する場合を例示したが、
例えば「b」の値を車速Vに係わらず一定値とし、S1
06で行う目標制御量の演算を、図6のグラフを基に実
施してもよい。図6のグラフでは、操舵角θに対する目
標制御量θtが車速センサ40で検出された車速Vに応
じて変化し、車速Vが速いほど操舵角θに対する目標制
御量θtの変化率が低くなるように設定されている。図
6のグラフをもとに操舵角θに対する目標制御量θtを
求めることで、前述した実施形態と同様に、車速Vに応
じた伝達比を設定することができ、しかも、各伝達比に
おける不感帯の操舵角範囲を一定とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる操
舵制御装置によれば、不感帯を形成する操舵角範囲が車
速に係わらず一定である転舵制御手段を備えたので、走
行中に車速が変化した場合にも、不感帯を形成する操舵
角範囲を一定とすることができる。これにより、不感帯
を形成する操舵角範囲が変化することで転舵角が零に変
化してしまう事態を回避することが可能となり、操舵感
の低下を防止することができる。
舵制御装置によれば、不感帯を形成する操舵角範囲が車
速に係わらず一定である転舵制御手段を備えたので、走
行中に車速が変化した場合にも、不感帯を形成する操舵
角範囲を一定とすることができる。これにより、不感帯
を形成する操舵角範囲が変化することで転舵角が零に変
化してしまう事態を回避することが可能となり、操舵感
の低下を防止することができる。
【図1】本実施形態にかかる操舵制御装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】操舵角と目標制御量との関係を示すグラフであ
る。
る。
【図3】車速と伝達比との関係を示すグラフである。
【図4】制御部で行われる制御処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】操舵角と転舵角の関係を示すグラフである。
【図6】他の実施形態にかかる操舵角と目標制御量との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
10…マスタ部、11…操舵ハンドル、12…操舵軸、
13…操舵軸モータ、14…操舵角センサ、15…操舵
トルクセンサ、20…スレーブ部、21…転舵輪、22
…転舵軸、23…転舵軸モータ、25…転舵変位量セン
サ、26…反力センサ、40…車速センサ。
13…操舵軸モータ、14…操舵角センサ、15…操舵
トルクセンサ、20…スレーブ部、21…転舵輪、22
…転舵軸、23…転舵軸モータ、25…転舵変位量セン
サ、26…反力センサ、40…車速センサ。
Claims (1)
- 【請求項1】 操舵ハンドルの回動に連動して転舵輪を
転舵させる操舵制御装置において、 前記操舵ハンドルの操舵角を検出する操舵角検出手段
と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記操舵ハンドルと機械的に分離され、前記転舵輪を転
舵させる転舵手段と、 前記転舵輪の転舵角を検出する転舵角検出手段と、 前記操舵角に対する前記転舵角の伝達比を前記車速に応
じて設定する伝達比設定手段と、 前記伝達比に基づいて、前記転舵角が前記操舵角に追従
するように前記転舵手段の駆動制御を行う転舵制御手段
とを備えており、 前記転舵制御手段は、前記操舵角が中立付近で変化した
場合にも、前記転舵輪の転舵角を一定とする不感帯を有
しており、この不感帯を形成する操舵角範囲が車速に係
わらず一定であることを特徴とする操舵制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10202197A JPH10291484A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 操舵制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10202197A JPH10291484A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 操舵制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10291484A true JPH10291484A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14316106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10202197A Pending JPH10291484A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 操舵制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10291484A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005059690A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Mazda Motor Corp | 自動車の操舵フィーリング設定装置 |
| JP2009274662A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Honda Motor Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2020192908A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 日本精工株式会社 | 車両用操向装置 |
| JPWO2021045108A1 (ja) * | 2019-09-02 | 2021-03-11 | ||
| US11964713B2 (en) | 2019-05-29 | 2024-04-23 | Nsk Ltd. | Vehicle steering device |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP10202197A patent/JPH10291484A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005059690A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Mazda Motor Corp | 自動車の操舵フィーリング設定装置 |
| JP2009274662A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Honda Motor Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2020192908A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 日本精工株式会社 | 車両用操向装置 |
| US11964713B2 (en) | 2019-05-29 | 2024-04-23 | Nsk Ltd. | Vehicle steering device |
| JPWO2021045108A1 (ja) * | 2019-09-02 | 2021-03-11 | ||
| US11866122B2 (en) | 2019-09-02 | 2024-01-09 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Leaning vehicle |
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