JPH1029290A - 化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板の製造方法Info
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- JPH1029290A JPH1029290A JP8184318A JP18431896A JPH1029290A JP H1029290 A JPH1029290 A JP H1029290A JP 8184318 A JP8184318 A JP 8184318A JP 18431896 A JP18431896 A JP 18431896A JP H1029290 A JPH1029290 A JP H1029290A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面に凹凸形状を有する意匠性の高い化粧板
を得る。 【解決手段】 表面に大柄な凹凸形状とその凸部に微細
な凹凸形状を有してなる基材11の前記凸部に化粧を施
すに際して、ゴム硬度が60〜70°の加圧ロールにて
転写シートをその支持体シート裏面側から基材に向かっ
て押圧し、次いで転写シートから支持体シートを剥離し
た後、ゴム硬度が60〜70°の加圧ロールにて基材上
に残留した装飾層13を含む転写層12,13を直接押
圧する。基材11表面の凸部のみに所望の転写層を転写
して化粧板を完成させる。
を得る。 【解決手段】 表面に大柄な凹凸形状とその凸部に微細
な凹凸形状を有してなる基材11の前記凸部に化粧を施
すに際して、ゴム硬度が60〜70°の加圧ロールにて
転写シートをその支持体シート裏面側から基材に向かっ
て押圧し、次いで転写シートから支持体シートを剥離し
た後、ゴム硬度が60〜70°の加圧ロールにて基材上
に残留した装飾層13を含む転写層12,13を直接押
圧する。基材11表面の凸部のみに所望の転写層を転写
して化粧板を完成させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に絵柄を有す
る化粧板の製造方法に関し、詳しくは表面に凹凸形状を
有する意匠性の高い化粧板の製造方法に関するものであ
る。
る化粧板の製造方法に関し、詳しくは表面に凹凸形状を
有する意匠性の高い化粧板の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に大柄な凹凸とその凸部に微
細な凹凸形状を有してなる基材の凸部への化粧に関して
は、単色の塗料で塗装するか又は砂状物を振り掛ける等
の簡単な方法が採られていたが、これで作製される化粧
板は意匠性に劣ることから、印刷されたシートをゴムロ
ーラで押圧して凹凸基材表面にラミネートして絵柄を設
ける方法(特公平5−2499号公報参照)が知られて
いる。しかしこの方法ではシートが間に介在することに
より微細な凹凸形状が平らにならされ、基材凸部の微細
な凹凸までは表現できない。
細な凹凸形状を有してなる基材の凸部への化粧に関して
は、単色の塗料で塗装するか又は砂状物を振り掛ける等
の簡単な方法が採られていたが、これで作製される化粧
板は意匠性に劣ることから、印刷されたシートをゴムロ
ーラで押圧して凹凸基材表面にラミネートして絵柄を設
ける方法(特公平5−2499号公報参照)が知られて
いる。しかしこの方法ではシートが間に介在することに
より微細な凹凸形状が平らにならされ、基材凸部の微細
な凹凸までは表現できない。
【0003】そこで、転写シートの支持体シート裏面か
ら、ゴム硬度が60°以下の軟質ロールを用いて押圧
し、必要に応じて加熱して絵柄を基材に接着させ、しか
る後に支持体シートを剥離して凹凸基材の凸部へ絵柄を
転写する方法(特開平6−278400号公報参照)が
提案されており、或いは、ゴム硬度が70°以上の硬質
ロールを用いる方法や、さらにはゴム硬度が70°以上
の硬質ロールで押圧し、続いてゴム硬度60°以下の軟
質ロールで押圧してから支持体シートを剥離する方法
(特開平5−270199号公報参照)が提案されてい
る。
ら、ゴム硬度が60°以下の軟質ロールを用いて押圧
し、必要に応じて加熱して絵柄を基材に接着させ、しか
る後に支持体シートを剥離して凹凸基材の凸部へ絵柄を
転写する方法(特開平6−278400号公報参照)が
提案されており、或いは、ゴム硬度が70°以上の硬質
ロールを用いる方法や、さらにはゴム硬度が70°以上
の硬質ロールで押圧し、続いてゴム硬度60°以下の軟
質ロールで押圧してから支持体シートを剥離する方法
(特開平5−270199号公報参照)が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴム硬
度が60°以下の軟質ロールを用いる方法では、凸部の
微細な凹凸形状に絵柄が追従するが、大柄な凹凸形状の
凹部にまで転写されてしまい基材形状を選択しなければ
ならない問題が起こる。それを防ぐためには、接着剤を
大柄な凹凸の凸部のみに選択的に塗布しなけばならず、
作業が複雑で特殊な塗工機が必要になる。また、軟質ゴ
ムロールの代わりにゴム硬度70°以上の硬質ロールを
用いると、大柄な凹凸形状の凹部への絵柄の転写は起き
ないが、今度は大柄な凸部上の微細凹凸の凹部に絵柄が
転写されないという問題が起こる。また、ゴム硬度70
°以上の硬質ロールで押圧し、続いてゴム硬度60°以
下の軟質ロールで押圧してから支持体シートを剥離する
方法でさえも、大柄な凹凸形状の凸部にある微細な凹凸
形状の凹部への絵柄の転写は向上するがまだ不完全であ
り、意匠性に優れたものは得られない。
度が60°以下の軟質ロールを用いる方法では、凸部の
微細な凹凸形状に絵柄が追従するが、大柄な凹凸形状の
凹部にまで転写されてしまい基材形状を選択しなければ
ならない問題が起こる。それを防ぐためには、接着剤を
大柄な凹凸の凸部のみに選択的に塗布しなけばならず、
作業が複雑で特殊な塗工機が必要になる。また、軟質ゴ
ムロールの代わりにゴム硬度70°以上の硬質ロールを
用いると、大柄な凹凸形状の凹部への絵柄の転写は起き
ないが、今度は大柄な凸部上の微細凹凸の凹部に絵柄が
転写されないという問題が起こる。また、ゴム硬度70
°以上の硬質ロールで押圧し、続いてゴム硬度60°以
下の軟質ロールで押圧してから支持体シートを剥離する
方法でさえも、大柄な凹凸形状の凸部にある微細な凹凸
形状の凹部への絵柄の転写は向上するがまだ不完全であ
り、意匠性に優れたものは得られない。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、表面に凹
凸形状を有する意匠性の高い化粧板が得られる化粧板の
製造方法を提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、表面に凹
凸形状を有する意匠性の高い化粧板が得られる化粧板の
製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、表面に大柄な凹凸形状とその凸部に微細
な凹凸形状を有してなる基材の前記凸部に化粧を施して
化粧板を製造する方法において、ゴム硬度が60〜70
°の加圧ロールにて転写シートをその支持体シート裏面
側から基材に向かって押圧し、次いで転写シートから支
持体シートを剥離した後、ゴム硬度が60〜70°の加
圧ロールにて基材上に残留した装飾層を含む転写層を直
接押圧することにより、基材表面の凸部のみに所望の転
写層を転写することを特徴とする。
め、本発明は、表面に大柄な凹凸形状とその凸部に微細
な凹凸形状を有してなる基材の前記凸部に化粧を施して
化粧板を製造する方法において、ゴム硬度が60〜70
°の加圧ロールにて転写シートをその支持体シート裏面
側から基材に向かって押圧し、次いで転写シートから支
持体シートを剥離した後、ゴム硬度が60〜70°の加
圧ロールにて基材上に残留した装飾層を含む転写層を直
接押圧することにより、基材表面の凸部のみに所望の転
写層を転写することを特徴とする。
【0007】上記の方法によれば、まず支持体シートの
支持のもとで転写シートを押圧することで、転写層が大
柄な凹凸模様の凹部に接触することなく、転写層を大柄
な凹凸形状の凸部にのみ接着せしめられ、しかる後、支
持体シートを介在させず直接転写層を押圧することで、
転写層が大柄な凹凸形状の凸部にある微細な凹凸形状の
凹部にまで追従して接着せしめられる。
支持のもとで転写シートを押圧することで、転写層が大
柄な凹凸模様の凹部に接触することなく、転写層を大柄
な凹凸形状の凸部にのみ接着せしめられ、しかる後、支
持体シートを介在させず直接転写層を押圧することで、
転写層が大柄な凹凸形状の凸部にある微細な凹凸形状の
凹部にまで追従して接着せしめられる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【0009】本発明にて使用する凹凸基材は、珪酸カル
シウム板、木片セメント板、押出しセメント板、軽量気
泡コンクリート板(ALC)、ガラス繊維強化コンクリ
ート板(GRC)等の窯業系板、木質単板や木質合板、
パーティクルボード、集成材、MDF(中密度繊維板)
等の木質基材、鉄、アルミニウム、ステンレス、銅等の
金属板、陶磁器やガラス等のセラミックス板、ポリプロ
ピレン、PVC、ABS樹脂等の樹脂板が挙げられる。
これらの基材表面には予め、接着剤との接着を補助する
ための易接着プライマー、或いは表面の微細凹凸や多孔
質を目止して封じるシーラー剤を塗工しておいてもよ
い。易接着プライマー或いはシーラー剤として、イソシ
アネート、2液硬化ウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩酢
ビニル樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂を使用する。
シウム板、木片セメント板、押出しセメント板、軽量気
泡コンクリート板(ALC)、ガラス繊維強化コンクリ
ート板(GRC)等の窯業系板、木質単板や木質合板、
パーティクルボード、集成材、MDF(中密度繊維板)
等の木質基材、鉄、アルミニウム、ステンレス、銅等の
金属板、陶磁器やガラス等のセラミックス板、ポリプロ
ピレン、PVC、ABS樹脂等の樹脂板が挙げられる。
これらの基材表面には予め、接着剤との接着を補助する
ための易接着プライマー、或いは表面の微細凹凸や多孔
質を目止して封じるシーラー剤を塗工しておいてもよ
い。易接着プライマー或いはシーラー剤として、イソシ
アネート、2液硬化ウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩酢
ビニル樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂を使用する。
【0010】基材の凹凸は、大柄な凹凸形状及びその凸
部上にある微細な凹凸形状とからなる。大柄な凹凸形状
は、段差が1〜10mm、凹部の幅が1〜10mm、凸
部の幅が5mm以上のもので構成されるものであり、微
細な凹凸形状は、段差及び幅ともに大柄な凹凸形状より
も小さく、具体的には段差が0.1〜5mm程度、凹部
の幅及び凸部の幅が1mm以上で、大柄な凹凸形状の凸
部の幅の1/2未満程度である。
部上にある微細な凹凸形状とからなる。大柄な凹凸形状
は、段差が1〜10mm、凹部の幅が1〜10mm、凸
部の幅が5mm以上のもので構成されるものであり、微
細な凹凸形状は、段差及び幅ともに大柄な凹凸形状より
も小さく、具体的には段差が0.1〜5mm程度、凹部
の幅及び凸部の幅が1mm以上で、大柄な凹凸形状の凸
部の幅の1/2未満程度である。
【0011】使用する基材が、平行な複数の溝を並設し
た板、簓の無い下見張板等のように1方向にのみ凹凸を
有する所謂2次元的な凹凸表面を有するものであれば、
転写シートは延伸性がない材料を支持体とすればよい
が、本発明がその真価を発揮する目地溝を介して2次元
配列されたタイルや煉瓦のように2方向に凹凸を有する
所謂3次元的な凹凸表面を有する基材に適応するために
は、少なくとも転写時には延伸性(弾性変形でも塑性変
形でもよい)を有する転写シートを用いることが好まし
い。
た板、簓の無い下見張板等のように1方向にのみ凹凸を
有する所謂2次元的な凹凸表面を有するものであれば、
転写シートは延伸性がない材料を支持体とすればよい
が、本発明がその真価を発揮する目地溝を介して2次元
配列されたタイルや煉瓦のように2方向に凹凸を有する
所謂3次元的な凹凸表面を有する基材に適応するために
は、少なくとも転写時には延伸性(弾性変形でも塑性変
形でもよい)を有する転写シートを用いることが好まし
い。
【0012】転写シートは支持体シートと転写層からな
る。転写層は少なくとも装飾層から構成され、さらに接
着剤層や剥離層を積層した構成にしてもよい。転写シー
トの延伸性は主として支持体シートの延伸性によって支
配される。したがって、支持体シートとしてゴム膜を用
いれば、常温で延伸するゴムの性質により転写シートを
転写時に加熱することなしに基材凸部の微細凹凸表面に
転写することも可能である。また、支持体シートとして
熱可塑性樹脂フィルムを用いれば、装飾層の形成時には
延伸性が殆どなく印刷の見当精度が良好であり、一方、
転写時には加熱により塑性変形して微細凹凸形状の凹部
にまで十分な延伸性を持つ転写シートとなる。
る。転写層は少なくとも装飾層から構成され、さらに接
着剤層や剥離層を積層した構成にしてもよい。転写シー
トの延伸性は主として支持体シートの延伸性によって支
配される。したがって、支持体シートとしてゴム膜を用
いれば、常温で延伸するゴムの性質により転写シートを
転写時に加熱することなしに基材凸部の微細凹凸表面に
転写することも可能である。また、支持体シートとして
熱可塑性樹脂フィルムを用いれば、装飾層の形成時には
延伸性が殆どなく印刷の見当精度が良好であり、一方、
転写時には加熱により塑性変形して微細凹凸形状の凹部
にまで十分な延伸性を持つ転写シートとなる。
【0013】支持体シートとしては、2軸延伸ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレ
ート等のポリエステル系フィルム、ポリプロピレンフィ
ルム、ポリエチレンフィルム、ポリメチルペンテンフィ
ルム等のポリオレフィン系フィルム、ポリ塩化ビニル樹
脂フィルム、ナイロンフィルム等の低延伸又は無延伸フ
ィルム、天然ゴム、ブタジエンゴム、ウレタン系エラス
トマー、オレフィン系エラストマー等のエラストマーフ
ィルムが使用できる。厚みは25μm以上で100μm
以下が好ましい。25μm未満であると大柄な凹凸形状
へ転写する際に破断し易く、又100μmを超えると微
細凹凸形状への追従性が不十分となり易い。
レンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレ
ート等のポリエステル系フィルム、ポリプロピレンフィ
ルム、ポリエチレンフィルム、ポリメチルペンテンフィ
ルム等のポリオレフィン系フィルム、ポリ塩化ビニル樹
脂フィルム、ナイロンフィルム等の低延伸又は無延伸フ
ィルム、天然ゴム、ブタジエンゴム、ウレタン系エラス
トマー、オレフィン系エラストマー等のエラストマーフ
ィルムが使用できる。厚みは25μm以上で100μm
以下が好ましい。25μm未満であると大柄な凹凸形状
へ転写する際に破断し易く、又100μmを超えると微
細凹凸形状への追従性が不十分となり易い。
【0014】装飾層は、グラビア印刷、シルクスクリー
ン印刷、オフセット印刷等の公知の印刷法と材料により
絵柄等を印刷した絵柄層、アルミニウム、クロム、金、
銀等の金属を公知の蒸着法等により部分的或いは全面に
形成した金属薄膜等であり、これらの中から用途に合わ
せたものを用いる。絵柄としては、木目調、石目調、タ
イル調、煉瓦調、抽象柄調或いは全面ベタ等がある。ま
た、支持体シートと装飾層との剥離性を調整するために
これら層間に剥離層等の層を設けるのは、公知の転写シ
ートと同じである。剥離層や絵柄層を形成する樹脂(乃
至はバインダー)としては、アクリル樹脂、塩化ビニル
酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、
ポリエステル樹脂、弗素樹脂、セルロース系樹脂等の1
種又は2種以上の混合物が用いられる。絵柄層を構成す
る顔料としては、カーボンブラック、チタン白、弁柄、
黄鉛、チタン黄、カドミウムレッド、コバルトブルー、
群青、アニリンブラック、キナクリドンレッド、イソイ
ンドリノン、フタロシアニンブルー等公知のものが使用
できる。また、接着剤層もゴム系等の粘着剤型接着剤、
ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、熱可
塑性ポリエステル樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、ア
イオノマー等のホットメルト接着剤、ブロックイソシア
ネート硬化型ポリウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、フェノール樹脂等の熱硬化型接着剤等の従来公知の
ものが用いられる。なお、転写シートの接着剤層は、装
飾層自体に接着性がある場合や被転写基材側に接着剤層
を設ける場合には省略可能である。
ン印刷、オフセット印刷等の公知の印刷法と材料により
絵柄等を印刷した絵柄層、アルミニウム、クロム、金、
銀等の金属を公知の蒸着法等により部分的或いは全面に
形成した金属薄膜等であり、これらの中から用途に合わ
せたものを用いる。絵柄としては、木目調、石目調、タ
イル調、煉瓦調、抽象柄調或いは全面ベタ等がある。ま
た、支持体シートと装飾層との剥離性を調整するために
これら層間に剥離層等の層を設けるのは、公知の転写シ
ートと同じである。剥離層や絵柄層を形成する樹脂(乃
至はバインダー)としては、アクリル樹脂、塩化ビニル
酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、
ポリエステル樹脂、弗素樹脂、セルロース系樹脂等の1
種又は2種以上の混合物が用いられる。絵柄層を構成す
る顔料としては、カーボンブラック、チタン白、弁柄、
黄鉛、チタン黄、カドミウムレッド、コバルトブルー、
群青、アニリンブラック、キナクリドンレッド、イソイ
ンドリノン、フタロシアニンブルー等公知のものが使用
できる。また、接着剤層もゴム系等の粘着剤型接着剤、
ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、熱可
塑性ポリエステル樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、ア
イオノマー等のホットメルト接着剤、ブロックイソシア
ネート硬化型ポリウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、フェノール樹脂等の熱硬化型接着剤等の従来公知の
ものが用いられる。なお、転写シートの接着剤層は、装
飾層自体に接着性がある場合や被転写基材側に接着剤層
を設ける場合には省略可能である。
【0015】接着剤層を設ける方法としては、予め転写
シート上に設ける方法を採ってもよいが、事前に転写シ
ートには設けずに、転写直前に転写シートに塗工等で設
ける方法、基材側に予め又は直前に設ける方法等のどの
ような形態でもよい。転写シート側のみに接着剤層を予
め設けておく方法では、その装飾層と同時に印刷等で形
成できる上、転写時に設ける手間やそのための装置を省
略できる利点がある。また、接着剤を直前に転写シー
ト、基材の片方又は両方に施す場合は、感圧型の粘着剤
や、水性接着剤等の接着剤を用いてもよい。なお、必要
に応じ、転写シート全面に渡って小孔を穿孔し、転写時
の転写シートと被転写基材との間に溜まる空気を抜くよ
うにしてもよい。
シート上に設ける方法を採ってもよいが、事前に転写シ
ートには設けずに、転写直前に転写シートに塗工等で設
ける方法、基材側に予め又は直前に設ける方法等のどの
ような形態でもよい。転写シート側のみに接着剤層を予
め設けておく方法では、その装飾層と同時に印刷等で形
成できる上、転写時に設ける手間やそのための装置を省
略できる利点がある。また、接着剤を直前に転写シー
ト、基材の片方又は両方に施す場合は、感圧型の粘着剤
や、水性接着剤等の接着剤を用いてもよい。なお、必要
に応じ、転写シート全面に渡って小孔を穿孔し、転写時
の転写シートと被転写基材との間に溜まる空気を抜くよ
うにしてもよい。
【0016】ゴムロールの素材としては、天然ゴム、シ
リコンゴム、ネオプレンゴム、スチレンブタジエンゴ
ム、弗素樹脂系ゴム等公知のものが用いられるが、耐熱
性、耐久性、表面の離型性(特に第2の押圧時に使うロ
ールの場合)を有するものが望ましい。また、塑性体も
用いることができる。このうちシリコンゴムロールが本
発明では良好であった。そして、本発明ではゴム硬度が
60°以上70°以下のものを使用する。ゴム硬度が7
0°より硬くなると、第1の押圧時に凹凸基材の大柄な
凹凸形状の凸部にある微細な凹凸へ転写シートが追従し
にくく、或いは第2の押圧時に転写層が微細な凹凸に追
従せずに転写抜けを起こしやすい。また逆にゴム硬度が
60°より柔らかくなると、第1の押圧時に凹凸基材の
大柄な凹凸形状の凹部にまでゴムロールが押され、所望
の意匠が得られなくなってしまう。特にゴム硬度65°
のシリコンゴムロールが良好な結果が得られた。
リコンゴム、ネオプレンゴム、スチレンブタジエンゴ
ム、弗素樹脂系ゴム等公知のものが用いられるが、耐熱
性、耐久性、表面の離型性(特に第2の押圧時に使うロ
ールの場合)を有するものが望ましい。また、塑性体も
用いることができる。このうちシリコンゴムロールが本
発明では良好であった。そして、本発明ではゴム硬度が
60°以上70°以下のものを使用する。ゴム硬度が7
0°より硬くなると、第1の押圧時に凹凸基材の大柄な
凹凸形状の凸部にある微細な凹凸へ転写シートが追従し
にくく、或いは第2の押圧時に転写層が微細な凹凸に追
従せずに転写抜けを起こしやすい。また逆にゴム硬度が
60°より柔らかくなると、第1の押圧時に凹凸基材の
大柄な凹凸形状の凹部にまでゴムロールが押され、所望
の意匠が得られなくなってしまう。特にゴム硬度65°
のシリコンゴムロールが良好な結果が得られた。
【0017】ゴムロールはゴムのみでは変形し易いた
め、鉄等の金属の軸芯の外周にゴムを被覆した構成のも
のを用いる。接着剤として熱硬化型又はホットメルト型
のものを用いたり或いは支持体シートとして熱可塑性樹
脂を用いる場合は、ゴムロールの表面を加熱しておく。
加熱法は例えば赤外線ヒーター等を用いる。表面温度は
支持体シートの軟化温度以上或いは接着剤の接着力発現
温度以上とし、また支持体シートの融点或いは被転写基
材の熱変形温度未満とする。前記の各種材料を用いた場
合、代表的には100〜200℃程度となる。
め、鉄等の金属の軸芯の外周にゴムを被覆した構成のも
のを用いる。接着剤として熱硬化型又はホットメルト型
のものを用いたり或いは支持体シートとして熱可塑性樹
脂を用いる場合は、ゴムロールの表面を加熱しておく。
加熱法は例えば赤外線ヒーター等を用いる。表面温度は
支持体シートの軟化温度以上或いは接着剤の接着力発現
温度以上とし、また支持体シートの融点或いは被転写基
材の熱変形温度未満とする。前記の各種材料を用いた場
合、代表的には100〜200℃程度となる。
【0018】第1の押圧工程と第2の押圧工程とでは、
同一のゴムローラーを用いてもよいし或いは別々のゴム
ローラーを用いてもよい。両工程に別々のローラーを用
いる場合、第1の押圧工程用のローラーをより高硬度と
し、第2の押圧工程用のローラーをより低硬度とする方
が好ましい。そして、ローラーの直径は、被転写体の形
状や材料、転写シートの材料や厚みによってその最適値
は異なるが、通常は50〜100mm程度である。ま
た、加圧方式は、通常ではローラーの両端を油圧式シリ
ンダー等で押圧するが、ゴムローラーの撓みを矯正した
り加圧をより強化するために、ゴムローラーの被転写基
材とは反対側を金属等の剛体からなるバックアップロー
ラーで押圧してもよい。なお、必要に応じて、被転写基
材、或いは転写シートのいずれか一方又は両方を押圧に
先だって予熱してもよい。この予熱は赤外線ヒーター等
を用いる。
同一のゴムローラーを用いてもよいし或いは別々のゴム
ローラーを用いてもよい。両工程に別々のローラーを用
いる場合、第1の押圧工程用のローラーをより高硬度と
し、第2の押圧工程用のローラーをより低硬度とする方
が好ましい。そして、ローラーの直径は、被転写体の形
状や材料、転写シートの材料や厚みによってその最適値
は異なるが、通常は50〜100mm程度である。ま
た、加圧方式は、通常ではローラーの両端を油圧式シリ
ンダー等で押圧するが、ゴムローラーの撓みを矯正した
り加圧をより強化するために、ゴムローラーの被転写基
材とは反対側を金属等の剛体からなるバックアップロー
ラーで押圧してもよい。なお、必要に応じて、被転写基
材、或いは転写シートのいずれか一方又は両方を押圧に
先だって予熱してもよい。この予熱は赤外線ヒーター等
を用いる。
【0019】第1の押圧工程は、転写シートの転写層を
被転写基材表面の大柄な凹凸形状の凸部にのみ接着させ
ることを最低限の目的とし、転写層は支持体シートを介
して被転写体に向かって加圧される。もし、大柄な凹凸
形状の凸部に微細な凹凸形状がなければ、第1工程のみ
で十分である。続く第2の押圧工程では、大柄な凹凸の
凸部にある微細な凹凸形状の凹凸面に、転写層を完全に
追従させて接着させることが目的である。支持体シート
を剥離除去した後、ゴムロールを用いて該転写層を直接
被転写基材へ押圧することにより、第1工程よりも微細
な凹部にまで圧力を及ぼし得る上、熱の伝導もより良好
となり微細な凹部に至るまで転写層を追従せしめる。
被転写基材表面の大柄な凹凸形状の凸部にのみ接着させ
ることを最低限の目的とし、転写層は支持体シートを介
して被転写体に向かって加圧される。もし、大柄な凹凸
形状の凸部に微細な凹凸形状がなければ、第1工程のみ
で十分である。続く第2の押圧工程では、大柄な凹凸の
凸部にある微細な凹凸形状の凹凸面に、転写層を完全に
追従させて接着させることが目的である。支持体シート
を剥離除去した後、ゴムロールを用いて該転写層を直接
被転写基材へ押圧することにより、第1工程よりも微細
な凹部にまで圧力を及ぼし得る上、熱の伝導もより良好
となり微細な凹部に至るまで転写層を追従せしめる。
【0020】大柄な凹凸形状の具体例としては次のもの
が挙げられる。 煉瓦、陶磁器製タイルの1次元又は2次元配列及びそ
れらの間の目地。 木材の羽目板又は下見張板及びそれらの間の目地や
溝。 金属板表面を部分的に腐蝕した模様状凹凸。
が挙げられる。 煉瓦、陶磁器製タイルの1次元又は2次元配列及びそ
れらの間の目地。 木材の羽目板又は下見張板及びそれらの間の目地や
溝。 金属板表面を部分的に腐蝕した模様状凹凸。
【0021】微細な凹凸形状の具体例としては次のもの
が挙げられる。 煉瓦、タイル表面上の彫刻模様、刻印、或いは砂目、
梨地、ヘアライン等の微細凹凸。 木材板上の浮きだした年輪、彫刻模様。 金属板表面のヘアライン、砂目、梨地、彫刻模様。
が挙げられる。 煉瓦、タイル表面上の彫刻模様、刻印、或いは砂目、
梨地、ヘアライン等の微細凹凸。 木材板上の浮きだした年輪、彫刻模様。 金属板表面のヘアライン、砂目、梨地、彫刻模様。
【0022】転写シートに形成する装飾層の具体例とし
ては次のものが挙げられる。 煉瓦、陶磁器製タイルの色調の着色全面ベタ柄、陶磁
器に絵付けされた模様(花柄、青海波、唐草)等。 木材の年輪(秋材部)とそれ以外の部分(春材部)の
色調模様を表す絵柄、木目模様。 金属板表面の着色ベタ、金属薄膜、絵柄模様等。 大理石、花崗岩等の石目柄等。
ては次のものが挙げられる。 煉瓦、陶磁器製タイルの色調の着色全面ベタ柄、陶磁
器に絵付けされた模様(花柄、青海波、唐草)等。 木材の年輪(秋材部)とそれ以外の部分(春材部)の
色調模様を表す絵柄、木目模様。 金属板表面の着色ベタ、金属薄膜、絵柄模様等。 大理石、花崗岩等の石目柄等。
【0023】基材表面の凸部の微細な凹凸形状に沿って
所望の転写層を転写した後、必要に応じ転写層表面に塗
膜を形成し、転写層の耐摩耗性、耐水性、耐候性等を補
強してもよい。塗料としては、例えば、ポリ弗化ビニリ
デン樹脂等の弗素樹脂、2液硬化型ウレタン樹脂、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の1種又
は2種以上の混合物がある。また必要に応じて、該塗膜
にはベンゾトリアゾール、微粒子酸化セリウム等の紫外
線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤等の光安
定剤のいずれか一方又は両方を添加する。
所望の転写層を転写した後、必要に応じ転写層表面に塗
膜を形成し、転写層の耐摩耗性、耐水性、耐候性等を補
強してもよい。塗料としては、例えば、ポリ弗化ビニリ
デン樹脂等の弗素樹脂、2液硬化型ウレタン樹脂、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の1種又
は2種以上の混合物がある。また必要に応じて、該塗膜
にはベンゾトリアゾール、微粒子酸化セリウム等の紫外
線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤等の光安
定剤のいずれか一方又は両方を添加する。
【0024】本発明で得られた化粧板は、建築物の内
壁、外壁、天井、床等の表面材等に用いられる。
壁、外壁、天井、床等の表面材等に用いられる。
【0025】
(実施例)図1は本発明の製造方法で作製した化粧板の
一例を示す断面図であり、この化粧板10は、大柄な凹
凸形状とその凸部に微細な凹凸形状を有する基材11の
凸部に化粧を施したもので、その凸部に接着剤層12と
共に装飾層13を転写した後、全体を覆って透明保護層
14を形成したものである。以下にその作製手順につい
て述べる。
一例を示す断面図であり、この化粧板10は、大柄な凹
凸形状とその凸部に微細な凹凸形状を有する基材11の
凸部に化粧を施したもので、その凸部に接着剤層12と
共に装飾層13を転写した後、全体を覆って透明保護層
14を形成したものである。以下にその作製手順につい
て述べる。
【0026】まず、大柄な凹凸形状として幅5mm、深
さ(段差)2.5mmの目地部分が凹部をなす寸法70
×70mmの陶磁器タイルの2次元配列模様を有し、ま
た微細な凹凸形状として深さ1mm、幅2mmの花柄の
彫刻模様をタイル表面に有する珪酸カルシウムパネルを
基材11として準備した。そして、その基材11の表面
にアクリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネー
トとからなる2液硬化型ウレタン樹脂を塗布してシーラ
ー処理を行った。
さ(段差)2.5mmの目地部分が凹部をなす寸法70
×70mmの陶磁器タイルの2次元配列模様を有し、ま
た微細な凹凸形状として深さ1mm、幅2mmの花柄の
彫刻模様をタイル表面に有する珪酸カルシウムパネルを
基材11として準備した。そして、その基材11の表面
にアクリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネー
トとからなる2液硬化型ウレタン樹脂を塗布してシーラ
ー処理を行った。
【0027】次に、支持体シートに厚さ50μmのポリ
プロピレンフィルムを用い、これにカーボンブラック、
酸化鉄、チタン白、キナクリドン、イソインドリドンか
らなる顔料と、アクリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体樹脂との混合物バインダーからなるインキで、
装飾層13として着色ベタと花柄模様調の絵柄を印刷
し、さらに接着剤層12としてアクリル樹脂を塗布して
転写層とする転写シートを作製した。
プロピレンフィルムを用い、これにカーボンブラック、
酸化鉄、チタン白、キナクリドン、イソインドリドンか
らなる顔料と、アクリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体樹脂との混合物バインダーからなるインキで、
装飾層13として着色ベタと花柄模様調の絵柄を印刷
し、さらに接着剤層12としてアクリル樹脂を塗布して
転写層とする転写シートを作製した。
【0028】この転写シートをその接着剤層12の面を
基材上から浮かして設置し、加熱した加圧ロールにて支
持体シート裏面側から基材11に向かって押圧した。使
用した加圧ロールは鉄の軸芯上にゴム硬度65°のシリ
コンゴム層を有するもので、シリコンゴムの表面温度は
130℃である。押圧力は線圧で10kg/cm、転写
シートの送り速度15m/minとした。そして、転写
シートを室温にて冷却させた後、支持体シートを剥離し
た。
基材上から浮かして設置し、加熱した加圧ロールにて支
持体シート裏面側から基材11に向かって押圧した。使
用した加圧ロールは鉄の軸芯上にゴム硬度65°のシリ
コンゴム層を有するもので、シリコンゴムの表面温度は
130℃である。押圧力は線圧で10kg/cm、転写
シートの送り速度15m/minとした。そして、転写
シートを室温にて冷却させた後、支持体シートを剥離し
た。
【0029】次いで、基材11上に残留した装飾層13
を含む転写層上から加熱した加圧ロールにて直接押圧
し、室温まで冷却した。使用した加圧ロールは鉄の軸芯
上にゴム硬度61°のシリコンゴム層を有するもので、
シリコンゴムの表面温度は120℃である。押圧力は線
圧で10kg/cm、転写シートの送り速度15m/m
inとした。これでタイル模様の凸部にのみ絵柄の転写
された化粧板ができた。目地内には絵柄は転写されなか
った。また、タイル表面の彫刻模様の凹部内及びタイル
表面に至るまで絵柄は追従し接着されていた。布で表面
を拭き取っても絵柄は全く剥がれなかった。
を含む転写層上から加熱した加圧ロールにて直接押圧
し、室温まで冷却した。使用した加圧ロールは鉄の軸芯
上にゴム硬度61°のシリコンゴム層を有するもので、
シリコンゴムの表面温度は120℃である。押圧力は線
圧で10kg/cm、転写シートの送り速度15m/m
inとした。これでタイル模様の凸部にのみ絵柄の転写
された化粧板ができた。目地内には絵柄は転写されなか
った。また、タイル表面の彫刻模様の凹部内及びタイル
表面に至るまで絵柄は追従し接着されていた。布で表面
を拭き取っても絵柄は全く剥がれなかった。
【0030】さらにポリフッ化ビニリデン塗料を厚さ1
0μmで塗布して硬化させることにより透明保護層14
を形成して図1に示す化粧板10を完成させた。
0μmで塗布して硬化させることにより透明保護層14
を形成して図1に示す化粧板10を完成させた。
【0031】(比較例1)両加圧ロールともゴム硬度9
0°のシリコンゴム層を使用し、その他の条件は実施例
と同じにした結果、目地部への絵柄の転写は無かった
が、彫刻模様の凹部内には絵柄が転写せず絵柄が抜けて
不良となった。
0°のシリコンゴム層を使用し、その他の条件は実施例
と同じにした結果、目地部への絵柄の転写は無かった
が、彫刻模様の凹部内には絵柄が転写せず絵柄が抜けて
不良となった。
【0032】(比較例2)両加圧ロールともゴム硬度3
0°のシリコンゴム層を使用し、その他の条件は実施例
と同じにした結果、彫刻模様の凹部内にまで絵柄は接着
し転写されてはいたが、一方目地の内部へも絵柄が転写
され不良となった。
0°のシリコンゴム層を使用し、その他の条件は実施例
と同じにした結果、彫刻模様の凹部内にまで絵柄は接着
し転写されてはいたが、一方目地の内部へも絵柄が転写
され不良となった。
【0033】(比較例3)実施例において、第1の押圧
工程までで作製工程を終了した。その結果、目地部への
絵柄転写は無かった。一方、タイル上の彫刻模様部は絵
柄は残留しているものの彫刻模様の凹部には接着してお
らず、一部浮いており、表面を布で拭き取ると彫刻模様
の凹部の絵柄が一部剥がれ落ちて不良となった。
工程までで作製工程を終了した。その結果、目地部への
絵柄転写は無かった。一方、タイル上の彫刻模様部は絵
柄は残留しているものの彫刻模様の凹部には接着してお
らず、一部浮いており、表面を布で拭き取ると彫刻模様
の凹部の絵柄が一部剥がれ落ちて不良となった。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表面に大柄な凹凸形状を有する基材のその凸部にのみ絵
柄を転写することができ、且つ大柄な凹凸形状の凸部に
ある微細な凹凸形状の凹部にまで完全に追従させて転写
できることから、表面に凹凸形状を有する意匠性の高い
化粧板を製造することができる。
表面に大柄な凹凸形状を有する基材のその凸部にのみ絵
柄を転写することができ、且つ大柄な凹凸形状の凸部に
ある微細な凹凸形状の凹部にまで完全に追従させて転写
できることから、表面に凹凸形状を有する意匠性の高い
化粧板を製造することができる。
【図1】本発明の製造方法で作製した化粧板の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
10 化粧板 11 基材 12 接着剤層 13 装飾層 14 透明保護層
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に大柄な凹凸形状とその凸部に微細
な凹凸形状を有してなる基材の前記凸部に化粧を施して
化粧板を製造する方法において、ゴム硬度が60〜70
°の加圧ロールにて転写シートをその支持体シート裏面
側から基材に向かって押圧し、次いで転写シートから支
持体シートを剥離した後、ゴム硬度が60〜70°の加
圧ロールにて基材上に残留した装飾層を含む転写層を直
接押圧することにより、基材表面の凸部のみに所望の転
写層を転写することを特徴とする化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8184318A JPH1029290A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8184318A JPH1029290A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 化粧板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029290A true JPH1029290A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16151243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8184318A Pending JPH1029290A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029290A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020124921A (ja) * | 2014-03-24 | 2020-08-20 | エムジーアイ デジタル テクノロジー | 金メッキするための方法およびシステム |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP8184318A patent/JPH1029290A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020124921A (ja) * | 2014-03-24 | 2020-08-20 | エムジーアイ デジタル テクノロジー | 金メッキするための方法およびシステム |
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