JPH10293339A - カメラ用電源回路 - Google Patents
カメラ用電源回路Info
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- JPH10293339A JPH10293339A JP10148897A JP10148897A JPH10293339A JP H10293339 A JPH10293339 A JP H10293339A JP 10148897 A JP10148897 A JP 10148897A JP 10148897 A JP10148897 A JP 10148897A JP H10293339 A JPH10293339 A JP H10293339A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 昇圧回路を含むカメラ用の電源回路で,電池
電圧の検定と昇圧電圧の設定を共通の回路要素で兼用す
る。 【解決手段】 トランジスタ45がオンすると電池26
の出力はトランジスタ46を介して相対的に大きな重み
でコンパレータ36に加えられて基準電圧との比較で電
池電圧の検定がなされる。昇圧電圧の設定時にはトラン
ジスタ45がオフして発振器31の発振に同期して生じ
る昇圧電圧を蓄積するコンデンサ35の出力が分圧用の
抵抗列を介して相対的に小さな重み付けでコンパレータ
36に加えられる。そしてこのコンパレータ38の2値
出力によって昇圧用発振器36の作動が制御されるの
で,昇圧電圧は電源レベルよりも高いレベルに設定され
る。
電圧の検定と昇圧電圧の設定を共通の回路要素で兼用す
る。 【解決手段】 トランジスタ45がオンすると電池26
の出力はトランジスタ46を介して相対的に大きな重み
でコンパレータ36に加えられて基準電圧との比較で電
池電圧の検定がなされる。昇圧電圧の設定時にはトラン
ジスタ45がオフして発振器31の発振に同期して生じ
る昇圧電圧を蓄積するコンデンサ35の出力が分圧用の
抵抗列を介して相対的に小さな重み付けでコンパレータ
36に加えられる。そしてこのコンパレータ38の2値
出力によって昇圧用発振器36の作動が制御されるの
で,昇圧電圧は電源レベルよりも高いレベルに設定され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源として電池を使
用したカメラ用の電源回路に関し,特に,電池の出力電
圧を昇圧して使用する様にした電源回路において,電源
電圧が基準レベル以上であることを検出するための電圧
検定回路を昇圧回路の昇圧電圧設定回路として兼用でき
る様にしたカメラ用電源回路に関する。
用したカメラ用の電源回路に関し,特に,電池の出力電
圧を昇圧して使用する様にした電源回路において,電源
電圧が基準レベル以上であることを検出するための電圧
検定回路を昇圧回路の昇圧電圧設定回路として兼用でき
る様にしたカメラ用電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7のブロック図に原理的に示す様に,
従来より,カメラ用の電源回路は電池1を電源としてC
PU2やその他のカメラ内部回路に給電するものが一般
的であり,電池1を電源とする場合には電源消耗によっ
て電池1の出力が最低動作電圧を下回った場合に警告な
どを行う為に電池1の出力電圧を基準レベルと比較する
ための電源電圧検定回路3を一般的に備えている。又,
近年のカメラは内部にストロボや各種のモータ等を備え
ており,電池1の出力電圧でこれらの回路要素をダイレ
クト駆動した場合には電源電圧の維持が困難であるた
め,一般的には電池電圧を昇圧する昇圧回路4を備え,
この昇圧回路4によって電池1の出力電圧を昇圧電圧設
定回路5によって設定された所定レベル迄昇圧してカメ
ラの内部回路に供給している。
従来より,カメラ用の電源回路は電池1を電源としてC
PU2やその他のカメラ内部回路に給電するものが一般
的であり,電池1を電源とする場合には電源消耗によっ
て電池1の出力が最低動作電圧を下回った場合に警告な
どを行う為に電池1の出力電圧を基準レベルと比較する
ための電源電圧検定回路3を一般的に備えている。又,
近年のカメラは内部にストロボや各種のモータ等を備え
ており,電池1の出力電圧でこれらの回路要素をダイレ
クト駆動した場合には電源電圧の維持が困難であるた
め,一般的には電池電圧を昇圧する昇圧回路4を備え,
この昇圧回路4によって電池1の出力電圧を昇圧電圧設
定回路5によって設定された所定レベル迄昇圧してカメ
ラの内部回路に供給している。
【0003】図8は図7をより具体化した回路図であ
り,符号1から5は既述の電池1,CPU2,電源電圧
検定回路3,昇圧回路4,昇圧電圧設定回路5を各々示
している。又,6はオペアンプを使用した電圧コンパレ
ータであり,電池1から定電流源7と抵抗8の直列回路
に定電流を供給した時に抵抗8の端子に生じる定電圧を
コンパレータ6の逆相入力に基準電圧として印加してい
る。一方,抵抗9,10,11の直列回路には電池1の
出力電圧が印加されており,抵抗9と抵抗10との相互
接続点電位がコンパレータ6の正相入力に印加されてお
り,正相入力レベルが基準レベルである逆相入力レベル
よりも高いとコンパレータ6の出力がHレベルになり,
応じてインバータ12の出力がLレベルになってスイッ
チング作動するFET13,14がオフし,CPU2の
入力I1にHレベルが導出される。これに対して,正相
入力レベルが逆相入力レベルよりも低いとコンパレータ
6出力がLレベルになり,応じてインバータ12の出力
がHレベルになってFET13,14がオンし,CPU
2の入力I1にLレベルが導出される。従って,CPU
2は,入力I1がHレベルならば電池1の出力電圧が基
準レベル以上に維持され,Lレベルならば基準レベル以
下であると認識することが出来る。尚,FET14は分
圧用の抵抗11両端を短絡するためのものであり,抵抗
11の両端が短絡されるとコンパレータ6の正相入力レ
ベルは更に低下し,コンパレータ6の出力はLレベルで
安定する。
り,符号1から5は既述の電池1,CPU2,電源電圧
検定回路3,昇圧回路4,昇圧電圧設定回路5を各々示
している。又,6はオペアンプを使用した電圧コンパレ
ータであり,電池1から定電流源7と抵抗8の直列回路
に定電流を供給した時に抵抗8の端子に生じる定電圧を
コンパレータ6の逆相入力に基準電圧として印加してい
る。一方,抵抗9,10,11の直列回路には電池1の
出力電圧が印加されており,抵抗9と抵抗10との相互
接続点電位がコンパレータ6の正相入力に印加されてお
り,正相入力レベルが基準レベルである逆相入力レベル
よりも高いとコンパレータ6の出力がHレベルになり,
応じてインバータ12の出力がLレベルになってスイッ
チング作動するFET13,14がオフし,CPU2の
入力I1にHレベルが導出される。これに対して,正相
入力レベルが逆相入力レベルよりも低いとコンパレータ
6出力がLレベルになり,応じてインバータ12の出力
がHレベルになってFET13,14がオンし,CPU
2の入力I1にLレベルが導出される。従って,CPU
2は,入力I1がHレベルならば電池1の出力電圧が基
準レベル以上に維持され,Lレベルならば基準レベル以
下であると認識することが出来る。尚,FET14は分
圧用の抵抗11両端を短絡するためのものであり,抵抗
11の両端が短絡されるとコンパレータ6の正相入力レ
ベルは更に低下し,コンパレータ6の出力はLレベルで
安定する。
【0004】入力I1がHレベルになる事により電池1
の出力電圧が最低動作電圧以上であることを確認すると
CPU2は出力O1をHレベルにして発振器15を作動
させトランジスタ16を発振器15に同期してオンオフ
させる。従って,コイル17には断続的に電流が流れ,
この時コイル17に生じる逆起電圧が逆流防止用のダイ
オード18を介して加えられてコンデンサ19には昇圧
された電圧が蓄積され,この昇圧された電圧が回路電源
として使用される。このコンデンサ19の電圧は抵抗2
4・25の分圧点からコンパレータ21の正相入力に加
えられ,コンパレータ21の正相入力レベルが定電流源
22と抵抗23によって定まるコンパレータ21の逆相
入力を超過する迄コンデンサ19が充電されるとコンパ
レータ21の出力がHレベルになって短絡用のトランジ
スタ20をオンさせる。従って,トランジスタ16はベ
ースレベルがグランド側に短絡するので,オンオフ作動
を停止し,コンデンサ19の充電は停止する。その結果
コンデンサ19のレベルが低下してコンパレータ21の
出力がLレベルになるとトランジスタ20がオフして発
振動作が再開する。従って,コンデンサ19の充電電圧
はコンパレータ21の逆相入力レベル付近で安定する。
の出力電圧が最低動作電圧以上であることを確認すると
CPU2は出力O1をHレベルにして発振器15を作動
させトランジスタ16を発振器15に同期してオンオフ
させる。従って,コイル17には断続的に電流が流れ,
この時コイル17に生じる逆起電圧が逆流防止用のダイ
オード18を介して加えられてコンデンサ19には昇圧
された電圧が蓄積され,この昇圧された電圧が回路電源
として使用される。このコンデンサ19の電圧は抵抗2
4・25の分圧点からコンパレータ21の正相入力に加
えられ,コンパレータ21の正相入力レベルが定電流源
22と抵抗23によって定まるコンパレータ21の逆相
入力を超過する迄コンデンサ19が充電されるとコンパ
レータ21の出力がHレベルになって短絡用のトランジ
スタ20をオンさせる。従って,トランジスタ16はベ
ースレベルがグランド側に短絡するので,オンオフ作動
を停止し,コンデンサ19の充電は停止する。その結果
コンデンサ19のレベルが低下してコンパレータ21の
出力がLレベルになるとトランジスタ20がオフして発
振動作が再開する。従って,コンデンサ19の充電電圧
はコンパレータ21の逆相入力レベル付近で安定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて,従来のカメラ用
電源回路は基本的には上記の様に構成されるが,この従
来の回路は回路要素の無駄が多く,小型化が進んでいる
近年のカメラ用の電源回路としては好ましくないという
問題がある。より詳細には電源電圧検定回路3と昇圧電
圧設定回路5とは図8からも明らかな様に,電圧コンパ
レータを中心とした実質的に殆ど共通の回路要素によっ
て構成されるのにも関わらず,最低動作電圧を検定する
電源電圧検定回路3と昇圧後の電圧レベルを設定する昇
圧電圧設定回路とでは基準電圧が異なるために各々別々
の回路として備えており,回路要素に無駄が多いという
問題がある。本発明はこの様な問題点に鑑みてなされた
ものであり,電池電圧を検定するための電源電圧検定回
路と昇圧電圧を設定する昇圧電圧設定回路とを共通の回
路要素で兼用可能とすることにより回路要素の有効利用
を図ることを目的とする。
電源回路は基本的には上記の様に構成されるが,この従
来の回路は回路要素の無駄が多く,小型化が進んでいる
近年のカメラ用の電源回路としては好ましくないという
問題がある。より詳細には電源電圧検定回路3と昇圧電
圧設定回路5とは図8からも明らかな様に,電圧コンパ
レータを中心とした実質的に殆ど共通の回路要素によっ
て構成されるのにも関わらず,最低動作電圧を検定する
電源電圧検定回路3と昇圧後の電圧レベルを設定する昇
圧電圧設定回路とでは基準電圧が異なるために各々別々
の回路として備えており,回路要素に無駄が多いという
問題がある。本発明はこの様な問題点に鑑みてなされた
ものであり,電池電圧を検定するための電源電圧検定回
路と昇圧電圧を設定する昇圧電圧設定回路とを共通の回
路要素で兼用可能とすることにより回路要素の有効利用
を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】要約すれば,請求項1記
載のカメラ用電源回路は:カメラに装着される電池を電
源とするカメラ用電源回路を前提として:前記電池の出
力電圧を昇圧してカメラ内部回路に供給する昇圧回路
と:印加された被検定電圧を基準電圧と比較して,比較
結果を2値出力する電圧検定回路と:該昇圧回路の出力
電圧と前記電池の出力電圧の何れかを選択して各々異な
る第1及び第2の重み付けで前記電圧検定回路に被検定
電圧として切換印加するスイッチング手段とを具備し:
前記電圧検定回路の2値出力によって,前記電池の出力
電圧検定及び前記昇圧回路作動非作動の切り換えを行う
ことにより,電源電圧の判定時と昇圧電圧の設定時とで
は電圧検定回路の被検定電圧の重みを異ならしめ,電池
の出力電圧の検定と昇圧回路の作動非作動の切り換えに
よる昇圧電圧の設定を共通の回路要素で兼用できる様に
したものである。
載のカメラ用電源回路は:カメラに装着される電池を電
源とするカメラ用電源回路を前提として:前記電池の出
力電圧を昇圧してカメラ内部回路に供給する昇圧回路
と:印加された被検定電圧を基準電圧と比較して,比較
結果を2値出力する電圧検定回路と:該昇圧回路の出力
電圧と前記電池の出力電圧の何れかを選択して各々異な
る第1及び第2の重み付けで前記電圧検定回路に被検定
電圧として切換印加するスイッチング手段とを具備し:
前記電圧検定回路の2値出力によって,前記電池の出力
電圧検定及び前記昇圧回路作動非作動の切り換えを行う
ことにより,電源電圧の判定時と昇圧電圧の設定時とで
は電圧検定回路の被検定電圧の重みを異ならしめ,電池
の出力電圧の検定と昇圧回路の作動非作動の切り換えに
よる昇圧電圧の設定を共通の回路要素で兼用できる様に
したものである。
【0007】又,請求項2記載のカメラ用電源回路は:
カメラに装着される電池を電源とするカメラ用電源回路
を前提として:前記電池の出力電圧を昇圧してカメラ内
部回路に供給する昇圧回路と:印加された被検定電圧を
基準電圧と比較して,比較結果を2値出力する電圧検定
回路と:該昇圧回路の出力電圧と前記電池の出力電圧の
何れかを選択して各々異なる第1及び第2の重み付けで
前記電圧検定回路に被検定電圧として切換印加するスイ
ッチング手段と:前記スイッチング手段をして前記電池
の出力電圧を相対的に小さな重み付けで前記電圧検定回
路に被検定電圧として印加した時の前記電圧検定回路の
2値出力によって前記電池の出力電圧検定を行う電源電
圧判定手段と:前記スイッチング手段をして前記昇圧回
路の出力電圧を相対的に大きな重み付けで前記電圧検定
回路に被検定電圧として印加した時の前記電圧検定回路
の2値出力によって前記昇圧回路の作動非作動の切り換
えを行う昇圧電圧設定手段とを有することにより:電源
電圧判定手段の作動時と昇圧電圧設定手段の作動時とで
は電圧検定回路の被検定電圧の重みを異ならしめ,電池
の出力電圧の検定と昇圧回路の作動非作動の切り換えに
よる昇圧電圧の設定を共通の回路要素で兼用できる様に
したものである。
カメラに装着される電池を電源とするカメラ用電源回路
を前提として:前記電池の出力電圧を昇圧してカメラ内
部回路に供給する昇圧回路と:印加された被検定電圧を
基準電圧と比較して,比較結果を2値出力する電圧検定
回路と:該昇圧回路の出力電圧と前記電池の出力電圧の
何れかを選択して各々異なる第1及び第2の重み付けで
前記電圧検定回路に被検定電圧として切換印加するスイ
ッチング手段と:前記スイッチング手段をして前記電池
の出力電圧を相対的に小さな重み付けで前記電圧検定回
路に被検定電圧として印加した時の前記電圧検定回路の
2値出力によって前記電池の出力電圧検定を行う電源電
圧判定手段と:前記スイッチング手段をして前記昇圧回
路の出力電圧を相対的に大きな重み付けで前記電圧検定
回路に被検定電圧として印加した時の前記電圧検定回路
の2値出力によって前記昇圧回路の作動非作動の切り換
えを行う昇圧電圧設定手段とを有することにより:電源
電圧判定手段の作動時と昇圧電圧設定手段の作動時とで
は電圧検定回路の被検定電圧の重みを異ならしめ,電池
の出力電圧の検定と昇圧回路の作動非作動の切り換えに
よる昇圧電圧の設定を共通の回路要素で兼用できる様に
したものである。
【0008】又,請求項3記載のカメラ様電源回路は:
カメラに装着される電池を電源とするカメラ用電源回路
を前提として:前記電池の出力電圧を昇圧してカメラ内
部回路に供給する昇圧回路と:印加された被検定電圧を
基準電圧と比較して,比較結果を2値出力する電圧検定
回路と:該昇圧回路の出力電圧と前記電池の出力電圧の
何れかを選択して前記電圧検定回路に被検定電圧として
切換印加する第1のスイッチング手段と:該第1のスイ
ッチング手段に連動して前記電圧検定回路の前記基準電
圧を切り換える第2のスイッチング手段とを具備し:前
記電圧検定回路の2値出力によって,前記電池の出力電
圧検定及び前記昇圧回路の作動非作動の切り換えを行う
ことにより:電源電圧の判定時と昇圧電圧の設定時とで
基準電圧を異ならしめ,電池の出力電圧の検定と昇圧回
路の作動非作動の切り換えによる昇圧電圧の設定を共通
の回路要素で兼用できる様にしたものである。
カメラに装着される電池を電源とするカメラ用電源回路
を前提として:前記電池の出力電圧を昇圧してカメラ内
部回路に供給する昇圧回路と:印加された被検定電圧を
基準電圧と比較して,比較結果を2値出力する電圧検定
回路と:該昇圧回路の出力電圧と前記電池の出力電圧の
何れかを選択して前記電圧検定回路に被検定電圧として
切換印加する第1のスイッチング手段と:該第1のスイ
ッチング手段に連動して前記電圧検定回路の前記基準電
圧を切り換える第2のスイッチング手段とを具備し:前
記電圧検定回路の2値出力によって,前記電池の出力電
圧検定及び前記昇圧回路の作動非作動の切り換えを行う
ことにより:電源電圧の判定時と昇圧電圧の設定時とで
基準電圧を異ならしめ,電池の出力電圧の検定と昇圧回
路の作動非作動の切り換えによる昇圧電圧の設定を共通
の回路要素で兼用できる様にしたものである。
【0009】更に,請求項4記載のカメラ用電源回路
は:カメラに装着される電池を電源とするカメラ用電源
回路を前提として:前記電池の出力電圧を昇圧してカメ
ラ内部回路に供給する昇圧回路と:印加された被検定電
圧を基準電圧と比較して,比較結果を2値出力する電圧
検定回路と:該昇圧回路の出力電圧と前記電池の出力電
圧の何れかを選択して前記電圧検定回路に被検定電圧と
して切換印加する第1のスイッチング手段と:該第1の
スイッチング手段に連動して前記電圧検定回路の前記基
準電圧を切り換える第2のスイッチング手段と:前記第
1のスイッチ手段をして前記電池の出力電圧を前記電圧
検定回路に被検定電圧として印加するとともに,該第1
のスイッチング手段に連動する前記第2のスイッチング
手段をして前記電圧検定回路の前記基準電圧を相対的に
小さな値に切り換えた時の前記電圧検定回路の2値出力
によって前記電池の出力電圧検定を行う電源電圧判定手
段と:前記第1のスイッチング手段をして前記昇圧回路
の出力電圧を前記電圧検定回路に被検定電圧として印加
するとともに,該第1のスイッチング手段に連動する前
記第2のスイッチング手段をして前記電圧検定回路の前
記基準電圧を相対的に大きな値に切り換えた時の前記電
圧検定回路の2値出力によって前記昇圧回路の作動非作
動の切り換えを行う昇圧電圧設定手段とを有することに
より,電源電圧判定手段の作動時と昇圧電圧設定手段の
作動時とで基準電圧を異ならしめ,電池の出力電圧の検
定と昇圧回路の作動非作動の切り換えによる昇圧電圧の
設定を共通の回路要素で兼用できる様にしたものであ
る。
は:カメラに装着される電池を電源とするカメラ用電源
回路を前提として:前記電池の出力電圧を昇圧してカメ
ラ内部回路に供給する昇圧回路と:印加された被検定電
圧を基準電圧と比較して,比較結果を2値出力する電圧
検定回路と:該昇圧回路の出力電圧と前記電池の出力電
圧の何れかを選択して前記電圧検定回路に被検定電圧と
して切換印加する第1のスイッチング手段と:該第1の
スイッチング手段に連動して前記電圧検定回路の前記基
準電圧を切り換える第2のスイッチング手段と:前記第
1のスイッチ手段をして前記電池の出力電圧を前記電圧
検定回路に被検定電圧として印加するとともに,該第1
のスイッチング手段に連動する前記第2のスイッチング
手段をして前記電圧検定回路の前記基準電圧を相対的に
小さな値に切り換えた時の前記電圧検定回路の2値出力
によって前記電池の出力電圧検定を行う電源電圧判定手
段と:前記第1のスイッチング手段をして前記昇圧回路
の出力電圧を前記電圧検定回路に被検定電圧として印加
するとともに,該第1のスイッチング手段に連動する前
記第2のスイッチング手段をして前記電圧検定回路の前
記基準電圧を相対的に大きな値に切り換えた時の前記電
圧検定回路の2値出力によって前記昇圧回路の作動非作
動の切り換えを行う昇圧電圧設定手段とを有することに
より,電源電圧判定手段の作動時と昇圧電圧設定手段の
作動時とで基準電圧を異ならしめ,電池の出力電圧の検
定と昇圧回路の作動非作動の切り換えによる昇圧電圧の
設定を共通の回路要素で兼用できる様にしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の好ま
しい実施形態を詳細に説明する。図1は本発明を原理的
に示すブロック図であり,26は電源となる電池,27
はCPU,28は電池の出力電圧を所望のレベルまで昇
圧する昇圧回路,29は電池電圧の検定及び昇圧電圧の
設定を行う為の電圧検定回路であり,図4や図5に示し
た電源電圧検定回路3及び昇圧電圧設定回路5を単一の
回路で兼用したものである。又,30は電池電圧の検定
時と昇圧電圧設定時とで電圧検定回路29を切り換える
スイッチング回路である。基本的には昇圧回路28の非
作動状態でCPU27の出力O3によってスイッチング
回路30を作動させ電圧検定回路29に電池26の出力
電圧の検定を行わせた後に,CPU27の出力O4によ
って昇圧回路28を作動させるとともに出力O3を反転
させて電圧検定回路29によって昇圧回路28の昇圧電
圧の設定を行わせる。電圧検定回路29の切り換えは被
検定電圧に対する重み付けの切り換えや基準電圧の切り
換え等によって行われる。
しい実施形態を詳細に説明する。図1は本発明を原理的
に示すブロック図であり,26は電源となる電池,27
はCPU,28は電池の出力電圧を所望のレベルまで昇
圧する昇圧回路,29は電池電圧の検定及び昇圧電圧の
設定を行う為の電圧検定回路であり,図4や図5に示し
た電源電圧検定回路3及び昇圧電圧設定回路5を単一の
回路で兼用したものである。又,30は電池電圧の検定
時と昇圧電圧設定時とで電圧検定回路29を切り換える
スイッチング回路である。基本的には昇圧回路28の非
作動状態でCPU27の出力O3によってスイッチング
回路30を作動させ電圧検定回路29に電池26の出力
電圧の検定を行わせた後に,CPU27の出力O4によ
って昇圧回路28を作動させるとともに出力O3を反転
させて電圧検定回路29によって昇圧回路28の昇圧電
圧の設定を行わせる。電圧検定回路29の切り換えは被
検定電圧に対する重み付けの切り換えや基準電圧の切り
換え等によって行われる。
【0011】図2は電圧検定回路29の切り換えを被検
定電圧の重み付けの切り換えによって行う様にした回路
例を示している。先ず,昇圧回路28は,CPU27の
出力O4がHレベルになることにより発振動作を開始す
る発振器31,発振器31の出力によってスイッチング
動作をするトランジスタ32,コイル33,逆流防止用
のダイオード34,昇圧電圧を蓄積するコンデンサ35
によって構成される。又,電圧検定回路29は,オペア
ンプによって構成されたコンパレータ36,コンパレー
タ36の逆相入力に加えられる基準電圧設定用の定電流
源37と抵抗38,コンパレータ36の正相入力に加え
られる被検定電圧の重み付けを設定する分圧用の直列抵
抗39,40及び41,インバータ42,スイッチング
用のFET43及び44を有する。更に,スイッチング
回路30はCPU27の出力O3によってスイッチング
作動するトランジスタ45及び抵抗46,47を有す
る。
定電圧の重み付けの切り換えによって行う様にした回路
例を示している。先ず,昇圧回路28は,CPU27の
出力O4がHレベルになることにより発振動作を開始す
る発振器31,発振器31の出力によってスイッチング
動作をするトランジスタ32,コイル33,逆流防止用
のダイオード34,昇圧電圧を蓄積するコンデンサ35
によって構成される。又,電圧検定回路29は,オペア
ンプによって構成されたコンパレータ36,コンパレー
タ36の逆相入力に加えられる基準電圧設定用の定電流
源37と抵抗38,コンパレータ36の正相入力に加え
られる被検定電圧の重み付けを設定する分圧用の直列抵
抗39,40及び41,インバータ42,スイッチング
用のFET43及び44を有する。更に,スイッチング
回路30はCPU27の出力O3によってスイッチング
作動するトランジスタ45及び抵抗46,47を有す
る。
【0012】図2に示す回路は昇圧回路28の動作制御
を電圧検定回路29の2値出力に基づいてCPU27が
ソフトウェア上で実行する場合を想定しており,その動
作を図3のフローチャートを参照して説明する。先ず,
図外の電源スイッチがメークすることにより動作は開始
され,CPU27は先ず電池26の出力電圧の検定を行
う。具体的にはCPU27は出力O3をLレベルにし,
トランジスタ45をオン状態にする。尚,この時CPU
27の出力O4もLレベルにあり,発振器31は発振動
作をしていない。トランジスタ45がオンすることによ
り電池26の出力電圧はトランジスタ45を介してコン
パレータ36の正相入力に加えられる。このときコンパ
レータ36の逆相入力には電池26から定電流源37に
流れる定電流によって抵抗38に発生する定電圧が基準
電圧として印加されており,電池26の出力電圧が所望
されるレベル以上であるとコンパレータ36の正相入力
レベルは基準電圧を超過しコンパレータ36の出力はH
レベルになり,インバータ42の出力はLレベルにな
る。従って,FET43,44はともにオフし,CPU
27の入力I2はHレベルになる。又,電池26の出力
電圧が所望されるレベル以下であるとインバータ42の
出力がHレベルになってFET43,44はともにオン
し,CPU27の入力I2はLレベルになる。又,この
時抵抗41の両端はFET44を介してグランドと短絡
してコンパレータ36の出力は安定した低レベルにな
る。従って,CPU27は入力I2がLレベルであると
電池26の出力電圧が不足しているものと判断して電源
エラーとする。一方,入力I2がHレベルであるとCP
U27は電池27の出力電圧が充分であると判断し,昇
圧動作に移行する。より具体的にはCPU27は,出力
O3をHレベルにしてトランジスタ45をカットオフす
るととにも出力O4をHレベルにして発振器31を作動
させる。
を電圧検定回路29の2値出力に基づいてCPU27が
ソフトウェア上で実行する場合を想定しており,その動
作を図3のフローチャートを参照して説明する。先ず,
図外の電源スイッチがメークすることにより動作は開始
され,CPU27は先ず電池26の出力電圧の検定を行
う。具体的にはCPU27は出力O3をLレベルにし,
トランジスタ45をオン状態にする。尚,この時CPU
27の出力O4もLレベルにあり,発振器31は発振動
作をしていない。トランジスタ45がオンすることによ
り電池26の出力電圧はトランジスタ45を介してコン
パレータ36の正相入力に加えられる。このときコンパ
レータ36の逆相入力には電池26から定電流源37に
流れる定電流によって抵抗38に発生する定電圧が基準
電圧として印加されており,電池26の出力電圧が所望
されるレベル以上であるとコンパレータ36の正相入力
レベルは基準電圧を超過しコンパレータ36の出力はH
レベルになり,インバータ42の出力はLレベルにな
る。従って,FET43,44はともにオフし,CPU
27の入力I2はHレベルになる。又,電池26の出力
電圧が所望されるレベル以下であるとインバータ42の
出力がHレベルになってFET43,44はともにオン
し,CPU27の入力I2はLレベルになる。又,この
時抵抗41の両端はFET44を介してグランドと短絡
してコンパレータ36の出力は安定した低レベルにな
る。従って,CPU27は入力I2がLレベルであると
電池26の出力電圧が不足しているものと判断して電源
エラーとする。一方,入力I2がHレベルであるとCP
U27は電池27の出力電圧が充分であると判断し,昇
圧動作に移行する。より具体的にはCPU27は,出力
O3をHレベルにしてトランジスタ45をカットオフす
るととにも出力O4をHレベルにして発振器31を作動
させる。
【0013】トランジスタ45がカットオフされること
によってコンパレータ36の正相入力には電池26の出
力電圧がコイル33,ダイオード34を介して印加され
るが,この時抵抗39の両端に発生する電圧降下によっ
てコンパレータ36の正相入力レベルが低下するので,
トランジスタ45がカットオフした直後にはコンパレー
タ36の出力はLレベルになり,インバータ42の出力
がHレベルになってFET43は導通する。従って,C
PU27の入力I2はLレベルになる。一方,上記の様
にして発振器31が発振動作を開始することに伴ってト
ランジスタ32は周期的に断続され,コイル33には逆
起電圧が発生し,逆流防止用のダイオードを介してコン
デンサ35の端子電圧は電池26の出力電圧よりも上昇
していく。そして,コンデンサ35の端子電圧が分圧用
の抵抗39を介してコンパレータ36の正相入力に加え
られているので,コンデンサ35が充電されるのに伴っ
てコンパレータ36の正相入力レベルも上昇し,正相入
力レベルが逆相入力レベルを超過したタイミングでコン
パレータ36の出力がHレベルになってFET43がカ
ットオフされ,CPU27の入力I2がHレベルにな
る。
によってコンパレータ36の正相入力には電池26の出
力電圧がコイル33,ダイオード34を介して印加され
るが,この時抵抗39の両端に発生する電圧降下によっ
てコンパレータ36の正相入力レベルが低下するので,
トランジスタ45がカットオフした直後にはコンパレー
タ36の出力はLレベルになり,インバータ42の出力
がHレベルになってFET43は導通する。従って,C
PU27の入力I2はLレベルになる。一方,上記の様
にして発振器31が発振動作を開始することに伴ってト
ランジスタ32は周期的に断続され,コイル33には逆
起電圧が発生し,逆流防止用のダイオードを介してコン
デンサ35の端子電圧は電池26の出力電圧よりも上昇
していく。そして,コンデンサ35の端子電圧が分圧用
の抵抗39を介してコンパレータ36の正相入力に加え
られているので,コンデンサ35が充電されるのに伴っ
てコンパレータ36の正相入力レベルも上昇し,正相入
力レベルが逆相入力レベルを超過したタイミングでコン
パレータ36の出力がHレベルになってFET43がカ
ットオフされ,CPU27の入力I2がHレベルにな
る。
【0014】そして,CPU27は入力I2がHレベル
になることに応答して出力O4をLレベルにして発振器
31の作動を停止する。従って,コンデンサ35の昇圧
も停止し,やがてコンパレータ36の正相入力レベルが
逆相入力レベルを下回ると,FET43がオンしてCP
U27の入力I2は再度Lレベルになる。そして,CP
U27は入力I2がLレベルになることに応答して出力
O4を再度Hレベルにして発振器31の作動を再開させ
る。そして,以後はこの動作を繰り返すので,コンデン
サ35は抵抗39による電圧降下を差し引いた電圧がコ
ンパレータ36の逆相入力レベルになる様な値で安定す
る。
になることに応答して出力O4をLレベルにして発振器
31の作動を停止する。従って,コンデンサ35の昇圧
も停止し,やがてコンパレータ36の正相入力レベルが
逆相入力レベルを下回ると,FET43がオンしてCP
U27の入力I2は再度Lレベルになる。そして,CP
U27は入力I2がLレベルになることに応答して出力
O4を再度Hレベルにして発振器31の作動を再開させ
る。そして,以後はこの動作を繰り返すので,コンデン
サ35は抵抗39による電圧降下を差し引いた電圧がコ
ンパレータ36の逆相入力レベルになる様な値で安定す
る。
【0015】次に,図4は本発明の他の実施形態を示す
ものである。図2に示す実施形態が昇圧回路28の昇圧
レベル設定をCPU27によるソフトウェアでの処理に
委ねたのに対して,図4の実施形態は回路上で行う様に
した例を示している。具体的には,図4の実施形態では
トランジスタ32のベースをグランドと短絡させるため
のスイッチング用のトランジスタ48を設け,このトラ
ンジスタ48のオンオフをコンパレータ36の出力で制
御する様にしている。尚,電池26の出力電圧の検定及
び発振器31の発振動作の開始時点までは図2に示した
実施形態と全く同様であるので重複した説明は省略す
る。
ものである。図2に示す実施形態が昇圧回路28の昇圧
レベル設定をCPU27によるソフトウェアでの処理に
委ねたのに対して,図4の実施形態は回路上で行う様に
した例を示している。具体的には,図4の実施形態では
トランジスタ32のベースをグランドと短絡させるため
のスイッチング用のトランジスタ48を設け,このトラ
ンジスタ48のオンオフをコンパレータ36の出力で制
御する様にしている。尚,電池26の出力電圧の検定及
び発振器31の発振動作の開始時点までは図2に示した
実施形態と全く同様であるので重複した説明は省略す
る。
【0016】図4の実施形態の場合,電池1の電圧検定
の後に発振器31が発振動作を開始してコンデンサ35
の充電レベルが所定レベルまで上昇してコンパレータ3
6の出力がHレベルになるとトランジスタ48がオンし
てトランジスタ32のベースをグランドと短絡させる。
従って,トランジスタ32は発振器31の作動に関わり
なくカットオフされ,コンデンサ35の充電は停止す
る。そして,コンパレータ36の正相入力レベルが逆相
入力レベルを下回ってトランジスタ48がカットオフさ
れるとトランジスタ32は再度オンオフ動作を繰り返す
ので,図2の実施形態と同様に,コンデンサ35は抵抗
39による電圧降下を差し引いた電圧がコンパレータ3
6の逆相入力レベルになる様な値で安定する。
の後に発振器31が発振動作を開始してコンデンサ35
の充電レベルが所定レベルまで上昇してコンパレータ3
6の出力がHレベルになるとトランジスタ48がオンし
てトランジスタ32のベースをグランドと短絡させる。
従って,トランジスタ32は発振器31の作動に関わり
なくカットオフされ,コンデンサ35の充電は停止す
る。そして,コンパレータ36の正相入力レベルが逆相
入力レベルを下回ってトランジスタ48がカットオフさ
れるとトランジスタ32は再度オンオフ動作を繰り返す
ので,図2の実施形態と同様に,コンデンサ35は抵抗
39による電圧降下を差し引いた電圧がコンパレータ3
6の逆相入力レベルになる様な値で安定する。
【0017】次に,図5は本発明の他の実施形態を示す
ものである。図2及び図4に示す実施形態では,抵抗の
直列回路を使用した分圧回路に対する被検定電圧の入力
点を切り換えることによって電池の出力電圧とコンデン
サに蓄積された昇圧電圧の重み付けを切り換えることに
より,単一の電圧検定回路を電池電圧の検定と昇圧電圧
の設定の双方に使用できる様にした例を示したが,図5
に示す実施形態ではコンパレータ36の逆相入力に印加
される基準電圧を切り換える様にしている。図5の実施
形態ではトランジスタ45のコレクタは逆流防止用のダ
イオード49を介してコンパレータ36の正相入力と接
続されており,ダイオード49の端子間電圧を実質的に
無視できるものとすれば,電池26の出力電圧と昇圧さ
れたコンデンサ35の充電電圧とは実質的に同一の重み
付けでコンパレータ36の正相入力に被検定電圧として
印加されることになる。そして,図5の実施形態では電
池26の出力電圧の検定時と昇圧回路28の昇圧電圧の
設定時とでコンパレータ36の基準電圧である逆相入力
レベルを切り換える様にしている。即ち,図5の実施形
態では定電流源37と抵抗38の直列定電圧回路と直列
に抵抗50が接続されるとともに,抵抗50の両端を短
絡するためのトランジスタ51が抵抗50と並列に設け
られ,このトランジスタ51をインバータ52を介して
CPU27の出力O3でスイッチング作動させている。
ものである。図2及び図4に示す実施形態では,抵抗の
直列回路を使用した分圧回路に対する被検定電圧の入力
点を切り換えることによって電池の出力電圧とコンデン
サに蓄積された昇圧電圧の重み付けを切り換えることに
より,単一の電圧検定回路を電池電圧の検定と昇圧電圧
の設定の双方に使用できる様にした例を示したが,図5
に示す実施形態ではコンパレータ36の逆相入力に印加
される基準電圧を切り換える様にしている。図5の実施
形態ではトランジスタ45のコレクタは逆流防止用のダ
イオード49を介してコンパレータ36の正相入力と接
続されており,ダイオード49の端子間電圧を実質的に
無視できるものとすれば,電池26の出力電圧と昇圧さ
れたコンデンサ35の充電電圧とは実質的に同一の重み
付けでコンパレータ36の正相入力に被検定電圧として
印加されることになる。そして,図5の実施形態では電
池26の出力電圧の検定時と昇圧回路28の昇圧電圧の
設定時とでコンパレータ36の基準電圧である逆相入力
レベルを切り換える様にしている。即ち,図5の実施形
態では定電流源37と抵抗38の直列定電圧回路と直列
に抵抗50が接続されるとともに,抵抗50の両端を短
絡するためのトランジスタ51が抵抗50と並列に設け
られ,このトランジスタ51をインバータ52を介して
CPU27の出力O3でスイッチング作動させている。
【0018】この図5の実施形態の場合,電池26の出
力電圧の検定時にCPU27の出力O3がLレベルにな
るとコンパレータ36の正相入力には電池26の出力電
圧がトランジスタ45及びダイオード49を介して印加
され,又,この時トランジスタ51のベースはインバー
タ52を介してHレベルになってトランジスタ51はオ
ンするので,コンパレータ36の基準電圧である逆相入
力レベルはトランジスタ51のコレクタ−エミッタ間に
生じる電圧を無視すると抵抗38に定電流源37から定
電流を供給したレベルになり,相対的に低くなる。そし
てコンパレータ36はこの相対的に低いレベルを基準電
圧として電池26の出力電圧を検定する。又,CPU2
7の出力O3がHレベルになるとともに昇圧回路28が
作動するとコンパレータ36の正相入力には昇圧された
コンデンサ35の充電レベルが印加され,又,この時ト
ランジスタ51のベースはインバータ52を介してLレ
ベルになってトランジスタ51はオフするので,コンパ
レータ36の基準電圧である逆相入力レベルは抵抗38
と抵抗50の合成抵抗に定電流源37から定電流を供給
したレベルになり,相対的に高くなる。そしてコンパレ
ータ36はこの相対的に高いレベルを基準電圧として昇
圧回路の昇圧レベルを制御する。尚,図5の実施形態に
おいては,30aが第1のスイッチング手段を構成し,
30bが第2のスイッチング手段を構成している。
力電圧の検定時にCPU27の出力O3がLレベルにな
るとコンパレータ36の正相入力には電池26の出力電
圧がトランジスタ45及びダイオード49を介して印加
され,又,この時トランジスタ51のベースはインバー
タ52を介してHレベルになってトランジスタ51はオ
ンするので,コンパレータ36の基準電圧である逆相入
力レベルはトランジスタ51のコレクタ−エミッタ間に
生じる電圧を無視すると抵抗38に定電流源37から定
電流を供給したレベルになり,相対的に低くなる。そし
てコンパレータ36はこの相対的に低いレベルを基準電
圧として電池26の出力電圧を検定する。又,CPU2
7の出力O3がHレベルになるとともに昇圧回路28が
作動するとコンパレータ36の正相入力には昇圧された
コンデンサ35の充電レベルが印加され,又,この時ト
ランジスタ51のベースはインバータ52を介してLレ
ベルになってトランジスタ51はオフするので,コンパ
レータ36の基準電圧である逆相入力レベルは抵抗38
と抵抗50の合成抵抗に定電流源37から定電流を供給
したレベルになり,相対的に高くなる。そしてコンパレ
ータ36はこの相対的に高いレベルを基準電圧として昇
圧回路の昇圧レベルを制御する。尚,図5の実施形態に
おいては,30aが第1のスイッチング手段を構成し,
30bが第2のスイッチング手段を構成している。
【0019】次に,図6は図5に示す実施形態の変形的
な態様を示すものであり,図6の実施形態の場合には電
池26の出力電圧検定の時にもコンデンサ35の出力電
圧をコンパレータ36の正相入力に印加している。従っ
て,図6の実施形態の場合には図5に示したトランジス
タ45,抵抗46,47及びダイオード49は構成中に
含まれず,トランジスタ51とインバータ52によって
スイッチング手段30が構成される。尚,図6に示す実
施形態の場合には図外のメインスイッチを投入した後に
コンデンサ35が電池26の出力電圧と実質的に同一の
電圧まで充電されるのには時定数で定まる過渡的な時間
が必要とされるので,電池26の出力電圧検定は上記時
定数で定まる過渡的な時間が充分に経過してコンデンサ
35の充電電圧が電池26の出力電圧と実質的に等しく
なるまで待機する必要があるが,この待機時間が経過す
れば図5に示す実施例と同一の動作をする。
な態様を示すものであり,図6の実施形態の場合には電
池26の出力電圧検定の時にもコンデンサ35の出力電
圧をコンパレータ36の正相入力に印加している。従っ
て,図6の実施形態の場合には図5に示したトランジス
タ45,抵抗46,47及びダイオード49は構成中に
含まれず,トランジスタ51とインバータ52によって
スイッチング手段30が構成される。尚,図6に示す実
施形態の場合には図外のメインスイッチを投入した後に
コンデンサ35が電池26の出力電圧と実質的に同一の
電圧まで充電されるのには時定数で定まる過渡的な時間
が必要とされるので,電池26の出力電圧検定は上記時
定数で定まる過渡的な時間が充分に経過してコンデンサ
35の充電電圧が電池26の出力電圧と実質的に等しく
なるまで待機する必要があるが,この待機時間が経過す
れば図5に示す実施例と同一の動作をする。
【0020】
【発明の効果】以上説明した様に,本発明によれば,電
源電圧の判定時と昇圧電圧の設定時とでは電圧検定回路
の被検定電圧の重みを異ならしめることが可能となり,
或いは基準電圧を切り換えることが可能となるので,電
池の出力電圧の検定と昇圧電圧の設定を共通の電圧検定
回路で行うことが可能となり,回路要素の有効利用を図
り,カメラの小型化に大きく貢献することが可能とな
る。
源電圧の判定時と昇圧電圧の設定時とでは電圧検定回路
の被検定電圧の重みを異ならしめることが可能となり,
或いは基準電圧を切り換えることが可能となるので,電
池の出力電圧の検定と昇圧電圧の設定を共通の電圧検定
回路で行うことが可能となり,回路要素の有効利用を図
り,カメラの小型化に大きく貢献することが可能とな
る。
【図1】本発明のカメラ用電源回路を原理的に示すブロ
ック図。
ック図。
【図2】本発明の1実施形態に係るカメラ用電源回路の
回路図。
回路図。
【図3】図2に示す実施形態の動作を示すフローチャー
ト。
ト。
【図4】本発明の他の実施形態に係るカメラ用電源回路
の回路図。
の回路図。
【図5】本発明の他の実施形態に係るカメラ用電源回路
の回路図。
の回路図。
【図6】図5に示す実施形態の変形的な態様を示す回路
図。
図。
【図7】従来のカメラ用電源回路を原理的に示すブロッ
ク図。
ク図。
【図8】従来のカメラ用電源回路の回路図。
26 電池 27 CPU 28 昇圧回路 29 電圧検定回路 30 スイッチング回路 31 発振器 32 トランジスタ 33 コイル 34 ダイオード 35 コンデンサ 36 コンパレータ 37 定電流源 38,39,40,41 抵抗 42 インバータ 43,44 FET 45 トランジスタ 46,47 抵抗 48 トランジスタ 49 ダイオード 50 抵抗 51 トランジスタ 52 インバータ
Claims (4)
- 【請求項1】 カメラに装着される電池を電源とするカ
メラ用電源回路において,前記電池の出力電圧を昇圧し
てカメラ内部回路に供給する昇圧回路と,印加された被
検定電圧を基準電圧と比較して,比較結果を2値出力す
る電圧検定回路と,該昇圧回路の出力電圧と前記電池の
出力電圧の何れかを選択して各々異なる第1及び第2の
重み付けで前記電圧検定回路に被検定電圧として切換印
加するスイッチング手段とを具備し,前記電圧検定回路
の2値出力によって,前記電池の出力電圧検定及び前記
昇圧回路作動非作動の切り換えを行うことを特徴とする
カメラ用電源回路。 - 【請求項2】 カメラに装着される電池を電源とするカ
メラ用電源回路において,前記電池の出力電圧を昇圧し
てカメラ内部回路に供給する昇圧回路と,印加された被
検定電圧を基準電圧と比較して,比較結果を2値出力す
る電圧検定回路と,該昇圧回路の出力電圧と前記電池の
出力電圧の何れかを選択して各々異なる第1及び第2の
重み付けで前記電圧検定回路に被検定電圧として切換印
加するスイッチング手段と,前記スイッチング手段をし
て前記電池の出力電圧を相対的に小さな重み付けで前記
電圧検定回路に被検定電圧として印加した時の前記電圧
検定回路の2値出力によって前記電池の出力電圧検定を
行う電源電圧判定手段と,前記スイッチング手段をして
前記昇圧回路の出力電圧を相対的に大きな重み付けで前
記電圧検定回路に被検定電圧として印加した時の前記電
圧検定回路の2値出力によって前記昇圧回路の作動非作
動の切り換えを行う昇圧電圧設定手段とを有することを
特徴とするカメラ用電源回路。 - 【請求項3】 カメラに装着される電池を電源とするカ
メラ用電源回路において,前記電池の出力電圧を昇圧し
てカメラ内部回路に供給する昇圧回路と,印加された被
検定電圧を基準電圧と比較して,比較結果を2値出力す
る電圧検定回路と,該昇圧回路の出力電圧と前記電池の
出力電圧の何れかを選択して前記電圧検定回路に被検定
電圧として切換印加する第1のスイッチング手段と,該
第1のスイッチング手段に連動して前記電圧検定回路の
前記基準電圧を切り換える第2のスイッチング手段とを
具備し,前記電圧検定回路の2値出力によって,前記電
池の出力電圧検定及び前記昇圧回路の作動非作動の切り
換えを行うことを特徴とするカメラ用電源回路。 - 【請求項4】 カメラに装着される電池を電源とするカ
メラ用電源回路において,前記電池の出力電圧を昇圧し
てカメラ内部回路に供給する昇圧回路と,印加された被
検定電圧を基準電圧と比較して,比較結果を2値出力す
る電圧検定回路と,該昇圧回路の出力電圧と前記電池の
出力電圧の何れかを選択して前記電圧検定回路に被検定
電圧として切換印加する第1のスイッチング手段と,該
第1のスイッチング手段に連動して前記電圧検定回路の
前記基準電圧を切り換える第2のスイッチング手段と,
前記第1のスイッチ手段をして前記電池の出力電圧を前
記電圧検定回路に被検定電圧として印加するとともに,
該第1のスイッチング手段に連動する前記第2のスイッ
チング手段をして前記電圧検定回路の前記基準電圧を相
対的に小さな値に切り換えた時の前記電圧検定回路の2
値出力によって前記電池の出力電圧検定を行う電源電圧
判定手段と,前記第1のスイッチング手段をして前記昇
圧回路の出力電圧を前記電圧検定回路に被検定電圧とし
て印加するとともに,該第1のスイッチング手段に連動
する前記第2のスイッチング手段をして前記電圧検定回
路の前記基準電圧を相対的に大きな値に切り換えた時の
前記電圧検定回路の2値出力によって前記昇圧回路の作
動非作動の切り換えを行う昇圧電圧設定手段とを有する
ことを特徴とするカメラ用電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148897A JPH10293339A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | カメラ用電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148897A JPH10293339A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | カメラ用電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10293339A true JPH10293339A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14302094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10148897A Pending JPH10293339A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | カメラ用電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10293339A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004079886A1 (en) * | 2003-03-06 | 2004-09-16 | Eosystem Co., Ltd. | Power supply and night vision device using the power supply |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP10148897A patent/JPH10293339A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004079886A1 (en) * | 2003-03-06 | 2004-09-16 | Eosystem Co., Ltd. | Power supply and night vision device using the power supply |
| US8080904B2 (en) | 2003-03-06 | 2011-12-20 | Eosystem Co., Ltd. | Power supply and night vision device using the power supply |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060215 |
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Effective date: 20060228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |