JPH10294061A - 蛍光体層付セラミックリブの形成方法 - Google Patents
蛍光体層付セラミックリブの形成方法Info
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- JPH10294061A JPH10294061A JP10018097A JP10018097A JPH10294061A JP H10294061 A JPH10294061 A JP H10294061A JP 10018097 A JP10018097 A JP 10018097A JP 10018097 A JP10018097 A JP 10018097A JP H10294061 A JPH10294061 A JP H10294061A
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- rib
- ribs
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- layer
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 僅かな熱処理回数でセラミックリブの両側面
に簡単に蛍光体層を付与でき、またセラミックリブと蛍
光体層との密着性を向上できる。 【解決手段】 先ずガラス基板31上に形成された複数
の熱消失性リブ32bの上面及び側面に蛍光体ペースト
を塗布し乾燥する。次に複数の熱消失性リブ32bの上
面の乾燥した蛍光体ペースト層38を除去し、複数の熱
消失性リブ32b,32b間の空間32aに熱消失性リ
ブ32bと同じ高さまでガラス粉末を含むセラミックペ
ーストを充填する。更にセラミックペーストを乾燥して
複数のセラミックグリーンリブ39を形成し、複数のセ
ラミックグリーンリブ39及び蛍光体ペースト層38を
焼成すると同時にこの焼成により複数の熱消失性リブ3
2bを消失させる。
に簡単に蛍光体層を付与でき、またセラミックリブと蛍
光体層との密着性を向上できる。 【解決手段】 先ずガラス基板31上に形成された複数
の熱消失性リブ32bの上面及び側面に蛍光体ペースト
を塗布し乾燥する。次に複数の熱消失性リブ32bの上
面の乾燥した蛍光体ペースト層38を除去し、複数の熱
消失性リブ32b,32b間の空間32aに熱消失性リ
ブ32bと同じ高さまでガラス粉末を含むセラミックペ
ーストを充填する。更にセラミックペーストを乾燥して
複数のセラミックグリーンリブ39を形成し、複数のセ
ラミックグリーンリブ39及び蛍光体ペースト層38を
焼成すると同時にこの焼成により複数の熱消失性リブ3
2bを消失させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルの発光体層のセル隔壁となるセラミックリブ
の形成方法に関する。更に詳しくは発光体層が表面に形
成されたセラミックリブの形成方法に関するものであ
る。
レイパネルの発光体層のセル隔壁となるセラミックリブ
の形成方法に関する。更に詳しくは発光体層が表面に形
成されたセラミックリブの形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蛍光体層付セラミックリ
ブの形成方法として、リブに蛍光面を簡単に形成し得る
方法が開示されている(特開平1−124929)。こ
の方法では、ガラス基板上に形成された複数のセラミッ
クリブの間隙にセラミックリブと同じ高さまで感光性レ
ジストを充填して感光性レジスト層を形成し、このレジ
スト層をセラミックリブと隣接する幅の狭い部分を除い
て露光現像することによりセラミックリブと感光性レジ
スト層との間に幅の狭い間隙を形成し、このセラミック
リブと感光性レジスト層との間隙に蛍光体ペーストを充
填した後、感光性レジストを除去している。
ブの形成方法として、リブに蛍光面を簡単に形成し得る
方法が開示されている(特開平1−124929)。こ
の方法では、ガラス基板上に形成された複数のセラミッ
クリブの間隙にセラミックリブと同じ高さまで感光性レ
ジストを充填して感光性レジスト層を形成し、このレジ
スト層をセラミックリブと隣接する幅の狭い部分を除い
て露光現像することによりセラミックリブと感光性レジ
スト層との間に幅の狭い間隙を形成し、このセラミック
リブと感光性レジスト層との間隙に蛍光体ペーストを充
填した後、感光性レジストを除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、セラミックリブを形成するために焼成した後
に、蛍光体層をセラミックリブに密着させるために蛍光
体ペーストを乾燥し、更に乾燥した蛍光体ペーストを加
熱又は焼成する必要があり、熱処理回数が多く、工程が
複雑である欠点があった。本発明の目的は、僅かな熱処
理回数でセラミックリブの両側面に簡単に蛍光体層を付
与でき、またセラミックリブと蛍光体層との密着性を向
上できる蛍光体層付セラミックリブの形成方法である。
本発明の別の目的は、複数のセラミックリブ間のセルの
形状に正確に形成できる蛍光体層付セラミックリブの形
成方法である。
法では、セラミックリブを形成するために焼成した後
に、蛍光体層をセラミックリブに密着させるために蛍光
体ペーストを乾燥し、更に乾燥した蛍光体ペーストを加
熱又は焼成する必要があり、熱処理回数が多く、工程が
複雑である欠点があった。本発明の目的は、僅かな熱処
理回数でセラミックリブの両側面に簡単に蛍光体層を付
与でき、またセラミックリブと蛍光体層との密着性を向
上できる蛍光体層付セラミックリブの形成方法である。
本発明の別の目的は、複数のセラミックリブ間のセルの
形状に正確に形成できる蛍光体層付セラミックリブの形
成方法である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、両側面に乾燥した蛍光体ペースト層
14を有するセラミックグリーンリブ12をガラス基板
11上に設けた後、このセラミックグリーンリブ12及
び蛍光体ペースト層14を同時に焼成して蛍光体層16
付セラミックリブ17を形成する方法である。この請求
項1に記載された蛍光体層付セラミックリブの形成方法
では、セラミックリブ17となる乾燥したセラミックグ
リーンリブ12と、このセラミックグリーンリブ12の
両側面に形成され蛍光体層16となる乾燥した蛍光体ペ
ースト層14とを同時焼成したので、僅かな熱処理回数
でセラミックリブ17の両側面に簡単に蛍光体層16を
付与でき、またセラミックリブ17と蛍光体層16との
密着性を向上できる。
図1に示すように、両側面に乾燥した蛍光体ペースト層
14を有するセラミックグリーンリブ12をガラス基板
11上に設けた後、このセラミックグリーンリブ12及
び蛍光体ペースト層14を同時に焼成して蛍光体層16
付セラミックリブ17を形成する方法である。この請求
項1に記載された蛍光体層付セラミックリブの形成方法
では、セラミックリブ17となる乾燥したセラミックグ
リーンリブ12と、このセラミックグリーンリブ12の
両側面に形成され蛍光体層16となる乾燥した蛍光体ペ
ースト層14とを同時焼成したので、僅かな熱処理回数
でセラミックリブ17の両側面に簡単に蛍光体層16を
付与でき、またセラミックリブ17と蛍光体層16との
密着性を向上できる。
【0005】請求項2に係る発明は、図2に示すよう
に、ガラス基板31上に形成された複数の熱消失性リブ
32bの上面及び側面に蛍光体ペーストを塗布し乾燥す
る工程と、複数の熱消失性リブ32bの上面の乾燥した
蛍光体ペースト層38を除去する工程と、複数の熱消失
性リブ32b,32b間の空間32aに熱消失性リブ3
2bと同じ高さまでガラス粉末を含むセラミックペース
トを充填する工程と、セラミックペーストを乾燥して複
数のセラミックグリーンリブ39を形成する工程と、複
数のセラミックグリーンリブ39及び蛍光体ペースト層
38を焼成すると同時にこの焼成により複数の熱消失性
リブ32bを消失させる工程とを含む蛍光体層41付セ
ラミックリブ34の形成方法である。
に、ガラス基板31上に形成された複数の熱消失性リブ
32bの上面及び側面に蛍光体ペーストを塗布し乾燥す
る工程と、複数の熱消失性リブ32bの上面の乾燥した
蛍光体ペースト層38を除去する工程と、複数の熱消失
性リブ32b,32b間の空間32aに熱消失性リブ3
2bと同じ高さまでガラス粉末を含むセラミックペース
トを充填する工程と、セラミックペーストを乾燥して複
数のセラミックグリーンリブ39を形成する工程と、複
数のセラミックグリーンリブ39及び蛍光体ペースト層
38を焼成すると同時にこの焼成により複数の熱消失性
リブ32bを消失させる工程とを含む蛍光体層41付セ
ラミックリブ34の形成方法である。
【0006】この請求項2に記載された方法で蛍光体層
付セラミックリブを形成しても、上記請求項1に記載さ
れた形成方法と同様に、僅かな熱処理回数でセラミック
リブ34の両側面に簡単に蛍光体層41を付与でき、ま
たセラミックリブ34と蛍光体層41との密着性を向上
できる。更に焼成により消失した熱消失性リブ32bの
あった部分は複数のセラミックリブ34,34間のセル
36となるが、このセル36は正確に形成される熱消失
性リブ32bと略同一形状であるため、セル36を所望
の形状に正確に形成できる。なお、上記複数の熱消失性
リブは、図2に示すように、ガラス基板31上に形成さ
れた感光性レジスト層32の表面をパターンマスク33
で覆って露光及び現像を行うことにより形成するか、或
いはガラス基板上に形成された熱硬化性樹脂層を所定の
間隙を有するように厚膜印刷法により形成し、樹脂層を
加熱することにより形成することが好ましい。
付セラミックリブを形成しても、上記請求項1に記載さ
れた形成方法と同様に、僅かな熱処理回数でセラミック
リブ34の両側面に簡単に蛍光体層41を付与でき、ま
たセラミックリブ34と蛍光体層41との密着性を向上
できる。更に焼成により消失した熱消失性リブ32bの
あった部分は複数のセラミックリブ34,34間のセル
36となるが、このセル36は正確に形成される熱消失
性リブ32bと略同一形状であるため、セル36を所望
の形状に正確に形成できる。なお、上記複数の熱消失性
リブは、図2に示すように、ガラス基板31上に形成さ
れた感光性レジスト層32の表面をパターンマスク33
で覆って露光及び現像を行うことにより形成するか、或
いはガラス基板上に形成された熱硬化性樹脂層を所定の
間隙を有するように厚膜印刷法により形成し、樹脂層を
加熱することにより形成することが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、先ずガラス基
板11の上に、ガラス粉末を含むセラミックペーストを
厚膜印刷法により所定のパターンで位置合せをして多数
回重ね塗りした。上記ガラス粉末はSiO2、Al
2O3、PbOを主成分とするガラス粉末であり、セラミ
ックペーストの粘度は300〜800psであることが
好ましい。また上記セラミックペーストの多数回の重ね
塗りは1回塗る毎に150〜200℃で乾燥し、これを
繰返して行った。これによりガラス基板11上に所定の
間隔をあけてセラミックグリーンリブ12を形成した
(図1(a))。次にセラミックグリーンリブ12の上
面より上方に所定の隙間をあけてスクリーン版13を設
置し、蛍光体ペーストをスクリーン印刷してセラミック
グリーンリブ12の上面及び側面に蛍光体ペースト層1
4を形成した(図1(b))。上記スクリーン版13は
各セラミックグリーンリブ12に対向しかつこれらのリ
ブ12より若干大きな複数の孔13aを有し(図1
(a))、かつ単一色の蛍光体ペーストの粘度は100
〜1000psであるため、上記蛍光体ペーストはリブ
12の上面周縁からリブ12側面に垂れ、リブ12の上
面及び側面に略均一に塗布された。
に基づいて説明する。図1に示すように、先ずガラス基
板11の上に、ガラス粉末を含むセラミックペーストを
厚膜印刷法により所定のパターンで位置合せをして多数
回重ね塗りした。上記ガラス粉末はSiO2、Al
2O3、PbOを主成分とするガラス粉末であり、セラミ
ックペーストの粘度は300〜800psであることが
好ましい。また上記セラミックペーストの多数回の重ね
塗りは1回塗る毎に150〜200℃で乾燥し、これを
繰返して行った。これによりガラス基板11上に所定の
間隔をあけてセラミックグリーンリブ12を形成した
(図1(a))。次にセラミックグリーンリブ12の上
面より上方に所定の隙間をあけてスクリーン版13を設
置し、蛍光体ペーストをスクリーン印刷してセラミック
グリーンリブ12の上面及び側面に蛍光体ペースト層1
4を形成した(図1(b))。上記スクリーン版13は
各セラミックグリーンリブ12に対向しかつこれらのリ
ブ12より若干大きな複数の孔13aを有し(図1
(a))、かつ単一色の蛍光体ペーストの粘度は100
〜1000psであるため、上記蛍光体ペーストはリブ
12の上面周縁からリブ12側面に垂れ、リブ12の上
面及び側面に略均一に塗布された。
【0008】上記蛍光体ペースト層14を乾燥した後、
リブ12の上面の乾燥した蛍光体ペースト層14をスキ
ージで除去した(図1(c))。更にセラミックグリー
ンリブ12及び蛍光体ペースト層14を500〜600
℃で同時焼成して、側面に蛍光体層16が形成されたセ
ラミックリブ17を得た(図1(d))。このように僅
かな熱処理回数でセラミックリブ17の両側面に簡単に
蛍光体層16を付与できた。またセラミックグリーンリ
ブ12と蛍光体ペースト層14とが同時焼成であるた
め、セラミックリブ17と蛍光体層16との密着性を向
上できた。
リブ12の上面の乾燥した蛍光体ペースト層14をスキ
ージで除去した(図1(c))。更にセラミックグリー
ンリブ12及び蛍光体ペースト層14を500〜600
℃で同時焼成して、側面に蛍光体層16が形成されたセ
ラミックリブ17を得た(図1(d))。このように僅
かな熱処理回数でセラミックリブ17の両側面に簡単に
蛍光体層16を付与できた。またセラミックグリーンリ
ブ12と蛍光体ペースト層14とが同時焼成であるた
め、セラミックリブ17と蛍光体層16との密着性を向
上できた。
【0009】図2は本発明の第2の実施の形態を示す。
この実施の形態では、先ずガラス基板31上に感光性ド
ライフィルムを所定の厚さでラミネートすることにより
感光性レジスト層32を形成し(図2(a))、この感
光性レジスト層32の表面をパターンマスク33で覆っ
て露光及び現像した(図2(b)及び図2(c))。こ
れにより上記レジスト層32は、後にセラミックリブ3
4となる部分が除去されて形成された複数の空間32a
と、後にセラミックリブ34及びセラミックリブ34間
のセル36となる部分に残った複数の熱消失性リブ32
bとを有する(図2(c))。次いで上記熱消失性リブ
32bの上面より上方に所定の隙間をあけてスクリーン
版37を設置し(図2(d))、単一色の蛍光体ペース
トをスクリーン印刷して熱消失性リブ32bの上面及び
側面に蛍光体ペースト層38を形成した(図2
(e))。上記スクリーン版37は各熱消失性リブ32
bに対向しかつこれらのリブ32bより若干大きな複数
の孔37aを有し(図2(d))、かつ蛍光体ペースト
の粘度は100〜1000psであるため、上記蛍光体
ペーストは熱消失性リブ32bの上面周縁からリブ32
b側面に垂れ、リブ32bの上面及び側面に略均一に塗
布された。
この実施の形態では、先ずガラス基板31上に感光性ド
ライフィルムを所定の厚さでラミネートすることにより
感光性レジスト層32を形成し(図2(a))、この感
光性レジスト層32の表面をパターンマスク33で覆っ
て露光及び現像した(図2(b)及び図2(c))。こ
れにより上記レジスト層32は、後にセラミックリブ3
4となる部分が除去されて形成された複数の空間32a
と、後にセラミックリブ34及びセラミックリブ34間
のセル36となる部分に残った複数の熱消失性リブ32
bとを有する(図2(c))。次いで上記熱消失性リブ
32bの上面より上方に所定の隙間をあけてスクリーン
版37を設置し(図2(d))、単一色の蛍光体ペース
トをスクリーン印刷して熱消失性リブ32bの上面及び
側面に蛍光体ペースト層38を形成した(図2
(e))。上記スクリーン版37は各熱消失性リブ32
bに対向しかつこれらのリブ32bより若干大きな複数
の孔37aを有し(図2(d))、かつ蛍光体ペースト
の粘度は100〜1000psであるため、上記蛍光体
ペーストは熱消失性リブ32bの上面周縁からリブ32
b側面に垂れ、リブ32bの上面及び側面に略均一に塗
布された。
【0010】上記蛍光体ペースト層38を乾燥した後、
熱消失性リブ32bの上面の乾燥した蛍光体ペースト層
38をスキージで除去した(図2(f))。次に複数の
熱消失性リブ32b,32b間の空間32aに熱消失性
リブ32bと同じ高さまでガラス粉末を含むセラミック
ペーストを充填し、このセラミックペーストを150〜
200℃で乾燥してセラミックグリーンリブ39を形成
した(図2(g))。ガラス粉末は上記第1の実施の形
態と同様にSiO2、Al2O3、PbOを主成分とする
ガラス粉末であり、セラミックペーストの粘度は300
〜800psであることが好ましい。また充填されたセ
ラミックペーストの表面は図示しないスキージで平滑に
された。更にセラミックグリーンリブ39及び蛍光体ペ
ースト層38を500〜600℃で焼成し、この焼成に
より同時に熱消失性リブ32bを消失して、側面に蛍光
体層41が形成されたセラミックリブ34を得た(図2
(h))。
熱消失性リブ32bの上面の乾燥した蛍光体ペースト層
38をスキージで除去した(図2(f))。次に複数の
熱消失性リブ32b,32b間の空間32aに熱消失性
リブ32bと同じ高さまでガラス粉末を含むセラミック
ペーストを充填し、このセラミックペーストを150〜
200℃で乾燥してセラミックグリーンリブ39を形成
した(図2(g))。ガラス粉末は上記第1の実施の形
態と同様にSiO2、Al2O3、PbOを主成分とする
ガラス粉末であり、セラミックペーストの粘度は300
〜800psであることが好ましい。また充填されたセ
ラミックペーストの表面は図示しないスキージで平滑に
された。更にセラミックグリーンリブ39及び蛍光体ペ
ースト層38を500〜600℃で焼成し、この焼成に
より同時に熱消失性リブ32bを消失して、側面に蛍光
体層41が形成されたセラミックリブ34を得た(図2
(h))。
【0011】このように僅かな熱処理回数でセラミック
リブ34の両側面に簡単に蛍光体層41を付与できる。
またセラミックグリーンリブ39と乾燥した蛍光体ペー
スト層38とが同時焼成であるため、セラミックリブ3
4と蛍光体層41との密着性を向上できる。更に上記焼
成により消失した熱消失性リブ32bのあった部分はセ
ル36となるが、このセル36は正確に形成された熱消
失性リブ32bと略同一形状であるため、セル36を所
望の形状に正確に形成できる。なお、この実施の形態で
は、ガラス基板上に形成された感光性レジスト層を露光
及び現像することにより熱消失性リブを形成したが、ガ
ラス基板上に熱硬化性樹脂層を所定の間隙を有するよう
に厚膜印刷法により形成した後、この樹脂層を加熱する
ことにより熱消失性リブを形成してもよい。
リブ34の両側面に簡単に蛍光体層41を付与できる。
またセラミックグリーンリブ39と乾燥した蛍光体ペー
スト層38とが同時焼成であるため、セラミックリブ3
4と蛍光体層41との密着性を向上できる。更に上記焼
成により消失した熱消失性リブ32bのあった部分はセ
ル36となるが、このセル36は正確に形成された熱消
失性リブ32bと略同一形状であるため、セル36を所
望の形状に正確に形成できる。なお、この実施の形態で
は、ガラス基板上に形成された感光性レジスト層を露光
及び現像することにより熱消失性リブを形成したが、ガ
ラス基板上に熱硬化性樹脂層を所定の間隙を有するよう
に厚膜印刷法により形成した後、この樹脂層を加熱する
ことにより熱消失性リブを形成してもよい。
【0012】図3は本発明の第3の実施の形態を示す。
図3において図2と同一符号は同一部品を示す。この実
施の形態では、天然色に発光し得るプラズマディスプレ
イ用の蛍光体層付セラミックリブの形成方法を示す。先
ず複数の熱消失性リブ32bを上記第2の実施の形態と
同様に、ガラス基板31上に形成された感光性レジスト
層32の表面をパターンマスク(図示せず)で覆って露
光及び現像を行うことにより形成し、これらの熱消失性
リブ32bの上面より上方に所定の隙間をあけて第1ス
クリーン版51を設置した(図3(a))。複数の熱消
失性リブ32bの間にはセラミックリブとなる複数の空
間32aが形成され、これらの空間32aは2つ置きに
形成された第1空間32cと、第1空間32cの右隣に
形成された第2空間32dと、第1空間32cの左隣に
形成された第3空間32eとを有する。
図3において図2と同一符号は同一部品を示す。この実
施の形態では、天然色に発光し得るプラズマディスプレ
イ用の蛍光体層付セラミックリブの形成方法を示す。先
ず複数の熱消失性リブ32bを上記第2の実施の形態と
同様に、ガラス基板31上に形成された感光性レジスト
層32の表面をパターンマスク(図示せず)で覆って露
光及び現像を行うことにより形成し、これらの熱消失性
リブ32bの上面より上方に所定の隙間をあけて第1ス
クリーン版51を設置した(図3(a))。複数の熱消
失性リブ32bの間にはセラミックリブとなる複数の空
間32aが形成され、これらの空間32aは2つ置きに
形成された第1空間32cと、第1空間32cの右隣に
形成された第2空間32dと、第1空間32cの左隣に
形成された第3空間32eとを有する。
【0013】第1スクリーン版51には複数の第1孔5
1aが形成され、これらの第1孔51aは第1空間32
cを形成する熱消失性リブ32bの対向側面の上方に形
成される。この第1スクリーン版51の上面から粘度が
100〜1000psの赤色の蛍光体ペーストをスクリ
ーン印刷して、第1空間32cを形成する熱消失性リブ
32bの対向側面と、これらの対向側面に連なる熱消失
性リブ32bの上面半分にそれぞれ赤色蛍光体ペースト
層58aを形成した(図3(a))。
1aが形成され、これらの第1孔51aは第1空間32
cを形成する熱消失性リブ32bの対向側面の上方に形
成される。この第1スクリーン版51の上面から粘度が
100〜1000psの赤色の蛍光体ペーストをスクリ
ーン印刷して、第1空間32cを形成する熱消失性リブ
32bの対向側面と、これらの対向側面に連なる熱消失
性リブ32bの上面半分にそれぞれ赤色蛍光体ペースト
層58aを形成した(図3(a))。
【0014】次いで第1スクリーン版51を外し、この
第1スクリーン版51と同じ位置に第2スクリーン版5
2を設置した。この第2スクリーン版52には複数の第
2孔52aが形成され、これらの第2孔52aは第2空
間32dを形成する熱消失性リブ32bの対向側面の上
方に形成される。この第2スクリーン版52の上面から
粘度が100〜1000psの緑色の蛍光体ペーストを
スクリーン印刷して、第2空間32dを形成する熱消失
性リブ32bの対向側面と、これらの対向側面に連なる
熱消失性リブ32bの上面半分にそれぞれ緑色蛍光体ペ
ースト層58bを形成した(図3(b))。
第1スクリーン版51と同じ位置に第2スクリーン版5
2を設置した。この第2スクリーン版52には複数の第
2孔52aが形成され、これらの第2孔52aは第2空
間32dを形成する熱消失性リブ32bの対向側面の上
方に形成される。この第2スクリーン版52の上面から
粘度が100〜1000psの緑色の蛍光体ペーストを
スクリーン印刷して、第2空間32dを形成する熱消失
性リブ32bの対向側面と、これらの対向側面に連なる
熱消失性リブ32bの上面半分にそれぞれ緑色蛍光体ペ
ースト層58bを形成した(図3(b))。
【0015】次に第2スクリーン版52を外し、この第
2スクリーン版52と同じ位置に第3スクリーン版53
を設置した。この第3スクリーン版53には複数の第3
孔53aが形成され、これらの第3孔53aは第3空間
32eを形成する熱消失性リブ32bの対向側面の上方
に形成される。この第3スクリーン版53の上面から粘
度が100〜1000psの青色の蛍光体ペーストをス
クリーン印刷して、第3空間32eを形成する熱消失性
リブ32bの対向側面と、これらの対向側面に連なる熱
消失性リブ32bの上面半分にそれぞれ青色蛍光体ペー
スト層58cを形成した(図3(c))。
2スクリーン版52と同じ位置に第3スクリーン版53
を設置した。この第3スクリーン版53には複数の第3
孔53aが形成され、これらの第3孔53aは第3空間
32eを形成する熱消失性リブ32bの対向側面の上方
に形成される。この第3スクリーン版53の上面から粘
度が100〜1000psの青色の蛍光体ペーストをス
クリーン印刷して、第3空間32eを形成する熱消失性
リブ32bの対向側面と、これらの対向側面に連なる熱
消失性リブ32bの上面半分にそれぞれ青色蛍光体ペー
スト層58cを形成した(図3(c))。
【0016】上記蛍光体ペースト層58a,58b,5
8cを乾燥し、熱消失性リブ32bの上面の乾燥した蛍
光体ペースト層58a,58b,58cをスキージで除
去した。この後は上記第2の実施の形態と同様の工程
で、側面に光の三原色である赤色蛍光体層、緑色蛍光体
層及び青色蛍光体層が形成されたセラミックリブを得
た。このセラミックリブをプラズマディスプレイパネル
に用いると、天然色を発光できる。
8cを乾燥し、熱消失性リブ32bの上面の乾燥した蛍
光体ペースト層58a,58b,58cをスキージで除
去した。この後は上記第2の実施の形態と同様の工程
で、側面に光の三原色である赤色蛍光体層、緑色蛍光体
層及び青色蛍光体層が形成されたセラミックリブを得
た。このセラミックリブをプラズマディスプレイパネル
に用いると、天然色を発光できる。
【0017】なお、この実施の形態では、複数の熱消失
性リブを上記第2の実施の形態と同様に、ガラス基板上
に形成された感光性レジスト層の表面をパターンマスク
で覆って露光及び現像を行うことにより形成し、これら
の熱消失性リブに赤色、緑色及び青色蛍光体ペースト層
を形成したが、複数の熱消失性リブを上記第1の実施の
形態と同様に、ガラス基板上にガラス粉末を含むセラミ
ックペーストを厚膜印刷法により所定のパターンで位置
合せをし、かつ1回塗る毎に上記ペーストを乾燥して多
数回重ね塗りすることにより、複数のセラミックグリー
ンリブを形成し、これらのセラミックグリーンリブに赤
色、緑色及び青色蛍光体ペースト層を形成してもよい。
また複数の熱消失性リブを、ガラス基板上に熱硬化性樹
脂層を所定の間隙を有するように厚膜印刷法により形成
した後、この樹脂層を加熱することにより形成し、これ
らの熱消失性リブに赤色、緑色及び青色蛍光体ペースト
層を形成してもよい。
性リブを上記第2の実施の形態と同様に、ガラス基板上
に形成された感光性レジスト層の表面をパターンマスク
で覆って露光及び現像を行うことにより形成し、これら
の熱消失性リブに赤色、緑色及び青色蛍光体ペースト層
を形成したが、複数の熱消失性リブを上記第1の実施の
形態と同様に、ガラス基板上にガラス粉末を含むセラミ
ックペーストを厚膜印刷法により所定のパターンで位置
合せをし、かつ1回塗る毎に上記ペーストを乾燥して多
数回重ね塗りすることにより、複数のセラミックグリー
ンリブを形成し、これらのセラミックグリーンリブに赤
色、緑色及び青色蛍光体ペースト層を形成してもよい。
また複数の熱消失性リブを、ガラス基板上に熱硬化性樹
脂層を所定の間隙を有するように厚膜印刷法により形成
した後、この樹脂層を加熱することにより形成し、これ
らの熱消失性リブに赤色、緑色及び青色蛍光体ペースト
層を形成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、両
側面に乾燥した蛍光体ペースト層を有するセラミックグ
リーンリブをガラス基板上に設けた後、このセラミック
グリーンリブ及び蛍光体ペースト層を同時に焼成して蛍
光体層付セラミックリブを形成したので、セラミックリ
ブとなる乾燥したセラミックグリーンリブと、蛍光体層
となる乾燥した蛍光体ペースト層とを同時焼成したの
で、僅かな熱処理回数でセラミックリブの両側面に簡単
に蛍光体層を付与でき、またセラミックリブと蛍光体層
との密着性を向上できる。
側面に乾燥した蛍光体ペースト層を有するセラミックグ
リーンリブをガラス基板上に設けた後、このセラミック
グリーンリブ及び蛍光体ペースト層を同時に焼成して蛍
光体層付セラミックリブを形成したので、セラミックリ
ブとなる乾燥したセラミックグリーンリブと、蛍光体層
となる乾燥した蛍光体ペースト層とを同時焼成したの
で、僅かな熱処理回数でセラミックリブの両側面に簡単
に蛍光体層を付与でき、またセラミックリブと蛍光体層
との密着性を向上できる。
【0019】またガラス基板上に形成された熱消失性リ
ブの上面及び側面に蛍光体ペーストを塗布し乾燥した
後、熱消失性リブの上面の乾燥した蛍光体ペースト層を
除去し、熱消失性リブ間の空間に熱消失性リブと同じ高
さまでガラス粉末を含むセラミックペーストを充填・乾
燥してセラミックグリーンリブを形成し、更にセラミッ
クグリーンリブ及び蛍光体ペースト層を同時焼成しかつ
この焼成により熱消失性リブを消失させれば、上記形成
方法と同様に、僅かな熱処理回数でセラミックリブの両
側面に簡単に蛍光体層を付与でき、またセラミックリブ
と蛍光体層との密着性を向上できる。更に焼成により消
失した熱消失性リブのあった部分は複数のセラミックリ
ブ間のセルとなるため、セルを所望の形状に正確に形成
できる。
ブの上面及び側面に蛍光体ペーストを塗布し乾燥した
後、熱消失性リブの上面の乾燥した蛍光体ペースト層を
除去し、熱消失性リブ間の空間に熱消失性リブと同じ高
さまでガラス粉末を含むセラミックペーストを充填・乾
燥してセラミックグリーンリブを形成し、更にセラミッ
クグリーンリブ及び蛍光体ペースト層を同時焼成しかつ
この焼成により熱消失性リブを消失させれば、上記形成
方法と同様に、僅かな熱処理回数でセラミックリブの両
側面に簡単に蛍光体層を付与でき、またセラミックリブ
と蛍光体層との密着性を向上できる。更に焼成により消
失した熱消失性リブのあった部分は複数のセラミックリ
ブ間のセルとなるため、セルを所望の形状に正確に形成
できる。
【図1】本発明の第1実施形態のセラミックリブの形成
を工程順に示す断面図。
を工程順に示す断面図。
【図2】本発明の第2実施形態のセラミックリブの形成
を工程順に示す断面図。
を工程順に示す断面図。
【図3】本発明の第3実施形態のセラミックリブを形成
する工程のうち、図2(d)と図2(e)との間に行わ
れる工程を示す断面図。
する工程のうち、図2(d)と図2(e)との間に行わ
れる工程を示す断面図。
11,31 ガラス基板 12,39 セラミックグリーンリブ 14,38,58a,58b,58c 蛍光体ペースト
層 16,41 蛍光体層 17,34 セラミックリブ 32 感光性レジスト層 32a セラミックリブとなる空間 32b 熱消失性リブ 33 パターンマスク
層 16,41 蛍光体層 17,34 セラミックリブ 32 感光性レジスト層 32a セラミックリブとなる空間 32b 熱消失性リブ 33 パターンマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥海 誠 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 (72)発明者 太田 裕士 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 (72)発明者 桜井 英章 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 (72)発明者 西原 明 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 両側面に乾燥した蛍光体ペースト層(14,
58a,58b,58c)を有するセラミックグリーンリブ(12)をガ
ラス基板(11)上に設けた後、前記セラミックグリーンリ
ブ(12)及び蛍光体ペースト層(14,58a,58b,58c)を同時に
焼成して蛍光体層付セラミックリブを形成する方法。 - 【請求項2】 ガラス基板(31)上に形成された複数の熱
消失性リブ(32b)の上面及び側面に蛍光体ペーストを塗
布し乾燥する工程と、 前記複数の熱消失性リブ(32b)の上面の乾燥した蛍光体
ペースト層(38,58a,58b,58c)を除去する工程と、 前記複数の熱消失性リブ(32b,32b)間の空間に前記熱消
失性リブ(32b)と同じ高さまでガラス粉末を含むセラミ
ックペーストを充填する工程と、 前記セラミックペーストを乾燥して複数のセラミックグ
リーンリブ(39)を形成する工程と、 前記複数のセラミックグリーンリブ(39)及び蛍光体ペー
スト層(38,58a,58b,58c)を焼成すると同時に前記焼成に
より前記複数の熱消失性リブ(32b)を消失させる工程と
を含む蛍光体層付セラミックリブの形成方法。 - 【請求項3】 複数の熱消失性リブ(32b)をガラス基板
(31)上に形成された感光性レジスト層(32)の表面をパタ
ーンマスク(33)で覆って露光及び現像を行うことにより
形成する請求項2記載の蛍光体層付セラミックリブの形
成方法。 - 【請求項4】 複数の熱消失性リブをガラス基板上に形
成された熱硬化性樹脂層を所定の間隙を有するように厚
膜印刷法により形成し、前記樹脂層を加熱することによ
り形成する請求項2記載の蛍光体層付セラミックリブの
形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018097A JPH10294061A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 蛍光体層付セラミックリブの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018097A JPH10294061A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 蛍光体層付セラミックリブの形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10294061A true JPH10294061A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14267123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10018097A Withdrawn JPH10294061A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 蛍光体層付セラミックリブの形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10294061A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6562552B2 (en) | 1998-08-11 | 2003-05-13 | Fujitsu Limited | Method of manufacturing panel assembly used to assemble display panel and transfer material sheet |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP10018097A patent/JPH10294061A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6562552B2 (en) | 1998-08-11 | 2003-05-13 | Fujitsu Limited | Method of manufacturing panel assembly used to assemble display panel and transfer material sheet |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |