JPH10295392A - L−アルリジンアセタールの製造方法 - Google Patents
L−アルリジンアセタールの製造方法Info
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- JPH10295392A JPH10295392A JP9120341A JP12034197A JPH10295392A JP H10295392 A JPH10295392 A JP H10295392A JP 9120341 A JP9120341 A JP 9120341A JP 12034197 A JP12034197 A JP 12034197A JP H10295392 A JPH10295392 A JP H10295392A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P7/00—Preparation of oxygen-containing organic compounds
- C12P7/40—Preparation of oxygen-containing organic compounds containing a carboxyl group including Peroxycarboxylic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P13/00—Preparation of nitrogen-containing organic compounds
- C12P13/04—Alpha- or beta- amino acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P41/00—Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture
- C12P41/006—Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture by reactions involving C-N bonds, e.g. nitriles, amides, hydantoins, carbamates, lactames, transamination reactions, or keto group formation from racemic mixtures
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短工程で効率的なL−アルリジンアセタール
の製造方法を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)(式中、R1 、R
2 は、同一若しくは異なって、炭素数1〜8のアルキル
基を表すか、又は、一緒になって環を形成することによ
り、炭素数2〜8のアルキレン基を表す。)で表される
D,L−アルリジンアセタールを、D−アミノ酸を立体
選択的に酸化的脱アミノ化する活性を有する酵素の存在
下に反応させることにより、下記一般式(2)(式中、
R1 、R2 は、上記と同じ。)で表される2−オキソ−
6,6−ジアルコキシヘキサン酸、及び、下記一般式
(3)(式中、R1 、R2 は、上記と同じ。)で表され
るL−アルリジンアセタールの混合物に変換した後、上
記L−アルリジンアセタールを採取するL−アルリジン
アセタールの製造方法。 【化1】
の製造方法を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)(式中、R1 、R
2 は、同一若しくは異なって、炭素数1〜8のアルキル
基を表すか、又は、一緒になって環を形成することによ
り、炭素数2〜8のアルキレン基を表す。)で表される
D,L−アルリジンアセタールを、D−アミノ酸を立体
選択的に酸化的脱アミノ化する活性を有する酵素の存在
下に反応させることにより、下記一般式(2)(式中、
R1 、R2 は、上記と同じ。)で表される2−オキソ−
6,6−ジアルコキシヘキサン酸、及び、下記一般式
(3)(式中、R1 、R2 は、上記と同じ。)で表され
るL−アルリジンアセタールの混合物に変換した後、上
記L−アルリジンアセタールを採取するL−アルリジン
アセタールの製造方法。 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、L−アルリジンア
セタールの製造方法に関し、更に詳しくは、L−アルリ
ジンエチレンアセタールの製造方法に関する。L−アル
リジンエチレンアセタールは、医薬品を合成する際の合
成中間体として有用である。
セタールの製造方法に関し、更に詳しくは、L−アルリ
ジンエチレンアセタールの製造方法に関する。L−アル
リジンエチレンアセタールは、医薬品を合成する際の合
成中間体として有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、L−アルリジンアセタールの製造
方法については全く知られておらず、ラセミ体である
D,L−アルリジンエチレンアセタールの製造方法とし
て、ジヒドロピランを出発原料として8段階の反応によ
り合成する方法が知られているのみである(バイオオー
ガニック・アンド・メディシナル・ケミストリー(Bi
oorganic & Medicinal chem
istry)、(3)9、1237(1995))。し
かしながら、このようなラセミ体は、医薬品を合成する
際の合成中間体として活用することができない。
方法については全く知られておらず、ラセミ体である
D,L−アルリジンエチレンアセタールの製造方法とし
て、ジヒドロピランを出発原料として8段階の反応によ
り合成する方法が知られているのみである(バイオオー
ガニック・アンド・メディシナル・ケミストリー(Bi
oorganic & Medicinal chem
istry)、(3)9、1237(1995))。し
かしながら、このようなラセミ体は、医薬品を合成する
際の合成中間体として活用することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、短工程で効率的なL−アルリジンアセタールの製造
方法を提供することを目的とするものである。
み、短工程で効率的なL−アルリジンアセタールの製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
(1);
(1);
【0005】
【化4】
【0006】(式中、R1 、R2 は、同一若しくは異な
って、炭素数1〜8のアルキル基を表すか、又は、一緒
になって環を形成することにより、炭素数2〜8のアル
キレン基を表す。)で表されるD,L−アルリジンアセ
タールを、D−アミノ酸を立体選択的に酸化的脱アミノ
化する活性を有する酵素の存在下に反応させることによ
り、下記一般式(2);
って、炭素数1〜8のアルキル基を表すか、又は、一緒
になって環を形成することにより、炭素数2〜8のアル
キレン基を表す。)で表されるD,L−アルリジンアセ
タールを、D−アミノ酸を立体選択的に酸化的脱アミノ
化する活性を有する酵素の存在下に反応させることによ
り、下記一般式(2);
【0007】
【化5】
【0008】(式中、R1 、R2 は、上記と同じ。)で
表される2−オキソ−6,6−ジアルコキシヘキサン
酸、及び、下記一般式(3);
表される2−オキソ−6,6−ジアルコキシヘキサン
酸、及び、下記一般式(3);
【0009】
【化6】
【0010】(式中、R1 、R2 は、上記と同じ。)で
表されるL−アルリジンアセタールの混合物に変換した
後、上記L−アルリジンアセタールを採取するL−アル
リジンアセタールの製造方法である。以下に本発明を詳
述する。
表されるL−アルリジンアセタールの混合物に変換した
後、上記L−アルリジンアセタールを採取するL−アル
リジンアセタールの製造方法である。以下に本発明を詳
述する。
【0011】本発明において用いられるD,L−アルリ
ジンアセタールは、下記一般式(1)で表される化合物
である。
ジンアセタールは、下記一般式(1)で表される化合物
である。
【0012】
【化7】
【0013】上記一般式(1)で表されるD,L−アル
リジンアセタールにおいて、R1 、R2 は、同一若しく
は異なって、炭素数1〜8のアルキル基を表すか、又
は、R1 及びR2 が環を形成して、炭素数2〜8のアル
キレン基を表す。上記アルキル基としては特に限定され
ず、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル
基、s−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等の低級ア
ルキル基等を挙げることができる。また、上記アルキレ
ン基としては特に限定されず、例えば、エチレン基、ト
リメチレン基、テトラメチレン基、エチルエチレン基、
ブチルエチレン基、ヘキシルエチレン基等の低級アルキ
レン基等を挙げることができる。本発明においては、R
1 及びR2 がエチレン基であるD,L−アルリジンエチ
レンアセタールが好適に用いられる。
リジンアセタールにおいて、R1 、R2 は、同一若しく
は異なって、炭素数1〜8のアルキル基を表すか、又
は、R1 及びR2 が環を形成して、炭素数2〜8のアル
キレン基を表す。上記アルキル基としては特に限定され
ず、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル
基、s−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等の低級ア
ルキル基等を挙げることができる。また、上記アルキレ
ン基としては特に限定されず、例えば、エチレン基、ト
リメチレン基、テトラメチレン基、エチルエチレン基、
ブチルエチレン基、ヘキシルエチレン基等の低級アルキ
レン基等を挙げることができる。本発明においては、R
1 及びR2 がエチレン基であるD,L−アルリジンエチ
レンアセタールが好適に用いられる。
【0014】上記一般式(1)で表されるD,L−アル
リジンアセタールは、例えば、バイオオーガニック・ア
ンド・メディシナル・ケミストリー(Bioorgan
ic& Medicinal chemistry)、
(3)9、1237(1995)に提案されている方法
により、商業的に入手可能であるジヒドロピランから8
工程で合成することができる。また、特開昭48−39
416号公報等に開示されているように、商業的に入手
可能であるグルタルアルデヒドとエチレングリコールと
からグルタルアルデヒドモノエチレンアセタールを合成
し、更に、よく知られているBucherer法によ
り、上記グルタルアルデヒドモノエチレンアセタールを
青酸カリ及び炭酸アンモニウムと反応させた後、加水分
解することによっても容易に合成することができる。
リジンアセタールは、例えば、バイオオーガニック・ア
ンド・メディシナル・ケミストリー(Bioorgan
ic& Medicinal chemistry)、
(3)9、1237(1995)に提案されている方法
により、商業的に入手可能であるジヒドロピランから8
工程で合成することができる。また、特開昭48−39
416号公報等に開示されているように、商業的に入手
可能であるグルタルアルデヒドとエチレングリコールと
からグルタルアルデヒドモノエチレンアセタールを合成
し、更に、よく知られているBucherer法によ
り、上記グルタルアルデヒドモノエチレンアセタールを
青酸カリ及び炭酸アンモニウムと反応させた後、加水分
解することによっても容易に合成することができる。
【0015】本発明において用いられるD−アミノ酸を
立体選択的に酸化的脱アミノ化する活性を有する酵素と
しては特に限定されず、各種の材料から得られるものを
用いることができ、例えば、トリゴノプシス属の微生
物、豚腎臓等に由来するD−アミノ酸オキシダーゼ等を
挙げることができる。
立体選択的に酸化的脱アミノ化する活性を有する酵素と
しては特に限定されず、各種の材料から得られるものを
用いることができ、例えば、トリゴノプシス属の微生
物、豚腎臓等に由来するD−アミノ酸オキシダーゼ等を
挙げることができる。
【0016】上記トリゴノプシス属に由来するD−アミ
ノ酸オキシダーゼとしては、例えば、「D−AOD i
mmobilized」(ベーリンガー・マンハイム社
製)等を挙げることができ、上記豚腎臓に由来するD−
アミノ酸オキシダーゼとしては、例えば、「D−アミノ
酸オキシダーゼ」(シグマ社製)等を挙げることができ
る。
ノ酸オキシダーゼとしては、例えば、「D−AOD i
mmobilized」(ベーリンガー・マンハイム社
製)等を挙げることができ、上記豚腎臓に由来するD−
アミノ酸オキシダーゼとしては、例えば、「D−アミノ
酸オキシダーゼ」(シグマ社製)等を挙げることができ
る。
【0017】本発明のL−アルリジンアセタールの製造
方法は、例えば、以下のようにして行うことができる。
D,L−アルリジンアセタールを、基質濃度0.1〜5
0w/v%、好ましくは、1〜20w/v%、pH5〜
10、好ましくは、pH6〜9、1mM〜1M、好まし
くは、10mM〜100mM濃度の緩衝液に溶解させ、
D,L−アルリジンアセタールに対して0.001〜1
0倍重量、好ましくは、0.01〜2倍重量のD−アミ
ノ酸オキシダーゼを添加し、反応温度5〜80℃、好ま
しくは、10〜50℃にて、1〜100時間、好ましく
は、1〜20時間混合攪拌を行い、D体選択的に酸化的
脱アミノ化反応をさせる。上記反応終了後、濾過・遠心
分離等によりD−アミノ酸オキシダーゼを回収・除去し
た後、晶析等によりL−アルリジンアセタール精製物を
採取する。
方法は、例えば、以下のようにして行うことができる。
D,L−アルリジンアセタールを、基質濃度0.1〜5
0w/v%、好ましくは、1〜20w/v%、pH5〜
10、好ましくは、pH6〜9、1mM〜1M、好まし
くは、10mM〜100mM濃度の緩衝液に溶解させ、
D,L−アルリジンアセタールに対して0.001〜1
0倍重量、好ましくは、0.01〜2倍重量のD−アミ
ノ酸オキシダーゼを添加し、反応温度5〜80℃、好ま
しくは、10〜50℃にて、1〜100時間、好ましく
は、1〜20時間混合攪拌を行い、D体選択的に酸化的
脱アミノ化反応をさせる。上記反応終了後、濾過・遠心
分離等によりD−アミノ酸オキシダーゼを回収・除去し
た後、晶析等によりL−アルリジンアセタール精製物を
採取する。
【0018】上記緩衝液としては特に限定されず、例え
ば、リン酸緩衝液等を挙げることができる。上記晶析溶
媒としては特に限定されず、例えば、メタノール、エタ
ノール、プロパノール等のアルコール系の溶媒;水;こ
れらの混合溶媒系等を挙げることができる。
ば、リン酸緩衝液等を挙げることができる。上記晶析溶
媒としては特に限定されず、例えば、メタノール、エタ
ノール、プロパノール等のアルコール系の溶媒;水;こ
れらの混合溶媒系等を挙げることができる。
【0019】上記酸化的脱アミノ化反応では、通常、分
子状酸素がD−アミノ酸オキシダーゼの水素受容体であ
るため、副生成物として過酸化水素が生成される。過酸
化水素の蓄積は酵素類を不活性化することが知られてお
り、また、2−オキソ−6,6−ジアルコキシヘキサン
酸の分解を引き起こす。このようなD−アミノ酸オキシ
ダーゼにより触媒される工程にて生成する過酸化水素
は、当分野の専門家に周知のいくつかの方法のいずれか
により除去することができる。
子状酸素がD−アミノ酸オキシダーゼの水素受容体であ
るため、副生成物として過酸化水素が生成される。過酸
化水素の蓄積は酵素類を不活性化することが知られてお
り、また、2−オキソ−6,6−ジアルコキシヘキサン
酸の分解を引き起こす。このようなD−アミノ酸オキシ
ダーゼにより触媒される工程にて生成する過酸化水素
は、当分野の専門家に周知のいくつかの方法のいずれか
により除去することができる。
【0020】第一の方法は、酵素カタラーゼの使用であ
る。すなわち、本発明のL−アルリジンアセタールの製
造方法においては、反応をカタラーゼの存在下で行うこ
とにより、過酸化水素の分子状酸素及び水への不均化を
触媒することができる。上記カタラーゼは、哺乳類肝
臓、アスペルギルスニガー等からの市販品が入手可能で
ある。
る。すなわち、本発明のL−アルリジンアセタールの製
造方法においては、反応をカタラーゼの存在下で行うこ
とにより、過酸化水素の分子状酸素及び水への不均化を
触媒することができる。上記カタラーゼは、哺乳類肝
臓、アスペルギルスニガー等からの市販品が入手可能で
ある。
【0021】第二の方法は、酸化金属類の使用である。
すなわち、本発明のL−アルリジンアセタールの製造方
法においては、反応を酸化金属類の存在下で行うことに
より、過酸化水を分解することができる。上記酸化金属
類としては特に限定されず、例えば、二酸化マンガン等
の酸化マンガン類等を挙げることができる。上記酸化マ
ンガン類は、D−アミノ酸オキシダーゼ、カタラーゼ等
の酵素を安定化する効果をもたらすので、好適に用いら
れる。
すなわち、本発明のL−アルリジンアセタールの製造方
法においては、反応を酸化金属類の存在下で行うことに
より、過酸化水を分解することができる。上記酸化金属
類としては特に限定されず、例えば、二酸化マンガン等
の酸化マンガン類等を挙げることができる。上記酸化マ
ンガン類は、D−アミノ酸オキシダーゼ、カタラーゼ等
の酵素を安定化する効果をもたらすので、好適に用いら
れる。
【0022】本発明においては、上記D−アミノ酸を立
体選択的に酸化的脱アミノ化する活性を有する酵素、及
び、上記カタラーゼは、これらが含有される完全細胞、
粗細胞分解物、部分精製酵素、精製酵素等として使用す
ることができる。また、そのまま使用されてもよく、固
定化された後に使用されてもよい。
体選択的に酸化的脱アミノ化する活性を有する酵素、及
び、上記カタラーゼは、これらが含有される完全細胞、
粗細胞分解物、部分精製酵素、精製酵素等として使用す
ることができる。また、そのまま使用されてもよく、固
定化された後に使用されてもよい。
【0023】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0024】実施例1 15mL容スクリュー管に、D,L−アルリジンエチレ
ンアセタール19mg、D−アミノ酸オキシダーゼ(豚
腎臓由来、シグマ社製)19mg、カタラーゼ(牛肝臓
由来、シグマ社製)2mg、及び、100mMリン酸緩
衝液(pH8.3)2mLを加えた後、室温で22時間
攪拌反応を行った。反応液を濾過し、濾液をHPLC分
析(Finepak SIL C18−5、日本分光社
製)したところ、基質残存率は、62%であった。ま
た、残存するL−アルリジンエチレンアセタールを、N
−保護基を導入し、メチルエステル化して、2−N−カ
ルボベンジルオキシ−アミノ−6,6−エチレンジオキ
シ−ヘキサン酸メチルエステルとした後、HPLC分析
(CHIRALCEL OD−H、ダイセル社製)した
ところ、光学純度は、85.6%eeであった。
ンアセタール19mg、D−アミノ酸オキシダーゼ(豚
腎臓由来、シグマ社製)19mg、カタラーゼ(牛肝臓
由来、シグマ社製)2mg、及び、100mMリン酸緩
衝液(pH8.3)2mLを加えた後、室温で22時間
攪拌反応を行った。反応液を濾過し、濾液をHPLC分
析(Finepak SIL C18−5、日本分光社
製)したところ、基質残存率は、62%であった。ま
た、残存するL−アルリジンエチレンアセタールを、N
−保護基を導入し、メチルエステル化して、2−N−カ
ルボベンジルオキシ−アミノ−6,6−エチレンジオキ
シ−ヘキサン酸メチルエステルとした後、HPLC分析
(CHIRALCEL OD−H、ダイセル社製)した
ところ、光学純度は、85.6%eeであった。
【0025】実施例2 15mL容スクリュー管に、D,L−アルリジンエチレ
ンアセタール19mg、固定化D−アミノ酸オキシダー
ゼ(トリゴノプシス属由来、ベーリンガー・マンハイム
社製)19mg、カタラーゼ(牛肝臓由来、シグマ社
製)2mg、及び、100mMリン酸緩衝液(pH8.
3)2mLを加えた後、室温で22時間攪拌反応を行っ
た。反応液を濾過し、濾液をHPLC分析(Finep
ak SIL C18−5、日本分光社製)したとこ
ろ、基質残存率は、49%であった。また、残存するL
−アルリジンエチレンアセタールを、N−保護基を導入
し、メチルエステル化して、2−N−カルボベンジルオ
キシ−アミノ−6,6−エチレンジオキシ−ヘキサン酸
メチルエステルとした後、HPLC分析(CHIRAL
CEL OD−H、ダイセル社製)したところ、光学純
度は、100%eeであった。
ンアセタール19mg、固定化D−アミノ酸オキシダー
ゼ(トリゴノプシス属由来、ベーリンガー・マンハイム
社製)19mg、カタラーゼ(牛肝臓由来、シグマ社
製)2mg、及び、100mMリン酸緩衝液(pH8.
3)2mLを加えた後、室温で22時間攪拌反応を行っ
た。反応液を濾過し、濾液をHPLC分析(Finep
ak SIL C18−5、日本分光社製)したとこ
ろ、基質残存率は、49%であった。また、残存するL
−アルリジンエチレンアセタールを、N−保護基を導入
し、メチルエステル化して、2−N−カルボベンジルオ
キシ−アミノ−6,6−エチレンジオキシ−ヘキサン酸
メチルエステルとした後、HPLC分析(CHIRAL
CEL OD−H、ダイセル社製)したところ、光学純
度は、100%eeであった。
【0026】実施例3 200mL容マイクロジャーに、D,L−アルリジンエ
チレンアセタール4.73g、カタラーゼ(牛肝臓由
来、シグマ社製)4.1mgを加え、10mMリン酸緩
衝液(pH8.3)100mLに溶解させた。固定化D
−アミノ酸オキシダーゼ(トリゴノプシス属由来、ベー
リンガー・マンハイム社製)2.37gを加えた後、通
気量0.5mL/分、25℃で12時間攪拌反応を行っ
た。反応液を濾過し、濾液をHPLC分析したところ、
基質残存率は、50%であった。また、濾液を減圧濃縮
し、メタノールを添加、氷冷下にて攪拌した後、析出し
たL−アルリジンエチレンアセタールを濾取、乾燥する
ことにより、純粋なL−アルリジンエチレンアセタール
1.73gを得た。HPLC分析したところ、化学純度
は、99%(Finepak SIL C18−5、日
本分光社製)、光学純度は、100%ee(CROWN
PAK CR(+)、ダイセル社製)であった。
チレンアセタール4.73g、カタラーゼ(牛肝臓由
来、シグマ社製)4.1mgを加え、10mMリン酸緩
衝液(pH8.3)100mLに溶解させた。固定化D
−アミノ酸オキシダーゼ(トリゴノプシス属由来、ベー
リンガー・マンハイム社製)2.37gを加えた後、通
気量0.5mL/分、25℃で12時間攪拌反応を行っ
た。反応液を濾過し、濾液をHPLC分析したところ、
基質残存率は、50%であった。また、濾液を減圧濃縮
し、メタノールを添加、氷冷下にて攪拌した後、析出し
たL−アルリジンエチレンアセタールを濾取、乾燥する
ことにより、純粋なL−アルリジンエチレンアセタール
1.73gを得た。HPLC分析したところ、化学純度
は、99%(Finepak SIL C18−5、日
本分光社製)、光学純度は、100%ee(CROWN
PAK CR(+)、ダイセル社製)であった。
【0027】参考例1D,L−アルリジンエチレンアセタールの合成 2L三口フラスコに、グルタルアルデヒドモノエチレン
アセタール粗生成物(486mM、グルタルアルデヒド
を74mM含有する)を添加し、水350mLに溶解さ
せた後、亜硫酸水素ナトリウム72.6gを加え、氷冷
下に1時間攪拌した。青酸カリウム45.4gを加え、
16時間攪拌反応した後、有機層を分液、残水層を塩化
メチレンで抽出し、有機層と併せて濃縮した。濃縮物を
水350mL及びエタノール175mLに溶解し、炭酸
アンモニウム112gを加え、55℃で20時間反応し
た後、減圧濃縮しエタノールを留去した。上記反応液
に、水875mL、水酸化バリウム水和物349gを加
え、121℃、1気圧で6時間反応させた後、炭酸アン
モニウム85gを加え、析出する炭酸バリウムを濾過し
た。濾液を濃縮し、メタノールを加え、冷却攪拌するこ
とにより析出する結晶を濾取、乾燥することにより、純
粋なD,L−アルリジンエチレンアセタール73.6g
を取得した(収率80%)。
アセタール粗生成物(486mM、グルタルアルデヒド
を74mM含有する)を添加し、水350mLに溶解さ
せた後、亜硫酸水素ナトリウム72.6gを加え、氷冷
下に1時間攪拌した。青酸カリウム45.4gを加え、
16時間攪拌反応した後、有機層を分液、残水層を塩化
メチレンで抽出し、有機層と併せて濃縮した。濃縮物を
水350mL及びエタノール175mLに溶解し、炭酸
アンモニウム112gを加え、55℃で20時間反応し
た後、減圧濃縮しエタノールを留去した。上記反応液
に、水875mL、水酸化バリウム水和物349gを加
え、121℃、1気圧で6時間反応させた後、炭酸アン
モニウム85gを加え、析出する炭酸バリウムを濾過し
た。濾液を濃縮し、メタノールを加え、冷却攪拌するこ
とにより析出する結晶を濾取、乾燥することにより、純
粋なD,L−アルリジンエチレンアセタール73.6g
を取得した(収率80%)。
【0028】
【発明の効果】本発明のL−アルリジンアセタールの製
造方法は、上述の通りであるので、短工程で効率的にL
−アルリジンアセタールを製造することができる。
造方法は、上述の通りであるので、短工程で効率的にL
−アルリジンアセタールを製造することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記一般式(1); 【化1】 (式中、R1 、R2 は、同一若しくは異なって、炭素数
1〜8のアルキル基を表すか、又は、一緒になって環を
形成することにより、炭素数2〜8のアルキレン基を表
す。)で表されるD,L−アルリジンアセタールを、D
−アミノ酸を立体選択的に酸化的脱アミノ化する活性を
有する酵素の存在下に反応させることにより、下記一般
式(2); 【化2】 (式中、R1 、R2 は、前記と同じ。)で表される2−
オキソ−6,6−ジアルコキシヘキサン酸、及び、下記
一般式(3); 【化3】 (式中、R1 、R2 は、前記と同じ。)で表されるL−
アルリジンアセタールの混合物に変換した後、前記L−
アルリジンアセタールを採取することを特徴とするL−
アルリジンアセタールの製造方法。 - 【請求項2】 D,L−アルリジンアセタールが、D,
L−アルリジンエチレンアセタールである請求項1記載
のL−アルリジンアセタールの製造方法。 - 【請求項3】 D−アミノ酸を立体選択的に酸化的脱ア
ミノ化する活性を有する酵素が、トリゴノプシス属の微
生物に由来するか又は豚腎臓に由来するものである請求
項1又は2記載のL−アルリジンアセタールの製造方
法。 - 【請求項4】 反応を、カタラーゼの存在下で行う請求
項1、2又は3記載のL−アルリジンアセタールの製造
方法。 - 【請求項5】 反応を、酸化金属類の存在下で行う請求
項1、2、3又は4記載のL−アルリジンアセタールの
製造方法。 - 【請求項6】 酸化金属類が、酸化マンガン類である請
求項5記載のL−アルリジンアセタールの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9120341A JPH10295392A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | L−アルリジンアセタールの製造方法 |
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| CA002256894A CA2256894A1 (en) | 1997-04-22 | 1998-04-22 | Process for producing l-allysine acetals |
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| US09/202,901 US6174707B1 (en) | 1997-04-22 | 1998-04-22 | Process for producing L-allysine acetals |
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|---|---|---|---|
| JP9120341A JPH10295392A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | L−アルリジンアセタールの製造方法 |
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Family
ID=14783856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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|---|---|
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| EP (1) | EP0919630A4 (ja) |
| JP (1) | JPH10295392A (ja) |
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| DE3043159C2 (de) * | 1980-11-15 | 1982-12-09 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Cyclische Acetale des Glutaminsäure-γ-semialdehyds, Verfahren zu deren Herstellung und ihre Verwendung |
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- 1998-04-22 EP EP98917612A patent/EP0919630A4/en not_active Withdrawn
- 1998-04-22 US US09/202,901 patent/US6174707B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-04-22 CA CA002256894A patent/CA2256894A1/en not_active Abandoned
- 1998-04-22 WO PCT/JP1998/001830 patent/WO1998048040A1/ja not_active Ceased
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