JPH1029901A - 土壌燻蒸剤及び土壌燻蒸方法 - Google Patents
土壌燻蒸剤及び土壌燻蒸方法Info
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- JPH1029901A JPH1029901A JP18725796A JP18725796A JPH1029901A JP H1029901 A JPH1029901 A JP H1029901A JP 18725796 A JP18725796 A JP 18725796A JP 18725796 A JP18725796 A JP 18725796A JP H1029901 A JPH1029901 A JP H1029901A
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- Japan
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- soil
- fumigant
- methyl iodide
- soil fumigant
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヨウ化メチルを主成分として、安全かつ効果
的な土壌燻蒸剤及びその処理方法を提供する。 【解決手段】 有機溶剤及び/又は無機溶剤よりなる液
体担体とヨウ化メチルを含有する土壌燻蒸剤を調製し、
該土壌燻蒸剤を土壌中に潅注して土壌燻蒸する。
的な土壌燻蒸剤及びその処理方法を提供する。 【解決手段】 有機溶剤及び/又は無機溶剤よりなる液
体担体とヨウ化メチルを含有する土壌燻蒸剤を調製し、
該土壌燻蒸剤を土壌中に潅注して土壌燻蒸する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は土壌病害虫や雑草の
防除の為の土壌燻蒸剤及びそれらの土壌燻蒸方法に関す
る。
防除の為の土壌燻蒸剤及びそれらの土壌燻蒸方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、農作物に被害を及ぼす有害生
物を防除するために様々の資材及び方法が用いられてい
る。中でも土壌中あるいは土壌表面に生息する有害生物
を防除して作物を健全に生育させるための有効な方法の
一つとして土壌消毒(土壌燻蒸)があり、種々の薬剤が
用いられているが、いずれも程度の差はあれ、問題点が
ある。例えば土壌消毒用に使用されている農薬としては
臭化メチル、クロルピクリン、D−D(ジクロルプロペ
ン)、N−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、メチ
ルイソチオシアネート或いはダゾメット等があり、土壌
中に潅注したり、土壌に混和したりすることにより土壌
病害、土壌害虫、土壌線虫、或いは雑草防除に用いられ
ている。
物を防除するために様々の資材及び方法が用いられてい
る。中でも土壌中あるいは土壌表面に生息する有害生物
を防除して作物を健全に生育させるための有効な方法の
一つとして土壌消毒(土壌燻蒸)があり、種々の薬剤が
用いられているが、いずれも程度の差はあれ、問題点が
ある。例えば土壌消毒用に使用されている農薬としては
臭化メチル、クロルピクリン、D−D(ジクロルプロペ
ン)、N−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、メチ
ルイソチオシアネート或いはダゾメット等があり、土壌
中に潅注したり、土壌に混和したりすることにより土壌
病害、土壌害虫、土壌線虫、或いは雑草防除に用いられ
ている。
【0003】これらの薬剤を用いる防除方法の問題点の
うちのいくつかを以下に挙げる。例えば臭化メチルは土
壌中の病害虫や雑草の防除に効果を示す土壌燻蒸剤とし
て広く利用されているが、無色無臭のガスであることか
ら使用者の誤吸入さらにはオゾン層破壊の問題が強く指
摘されている。クロルピクリンもまたその卓越した病害
虫防除効果から古くから利用されているが、その催涙性
及び刺激性から使用者にとって取扱い難い薬剤であり、
また不適切な取扱いのために、作業者のみならず、近隣
に対しても刺激臭等の被害を及ぼすことも指摘されてい
る。D−Dは土壌線虫には卓効を示すが土壌病害、或い
は雑草防除効果は殆ど期待できない。N−メチルジチオ
カルバミン酸ナトリウム及びメチルイソチオシアネート
は土壌線虫には効果を示すが、土壌病害に対する効果は
十分とはいえず、雑草防除効果も殆ど期待できない。ダ
ゾメットは土壌線虫、病害には効果を示すが雑草防除効
果が弱く、また土壌水分により薬効や薬害にバラツキが
ある。またいずれの薬剤も臭化メチルを除いては沸点が
高く、蒸気圧が低いことから地温が低い場合には土壌中
に長期間残り、処理後速やかに作物を植え付けることが
出来ない等の問題がある。
うちのいくつかを以下に挙げる。例えば臭化メチルは土
壌中の病害虫や雑草の防除に効果を示す土壌燻蒸剤とし
て広く利用されているが、無色無臭のガスであることか
ら使用者の誤吸入さらにはオゾン層破壊の問題が強く指
摘されている。クロルピクリンもまたその卓越した病害
虫防除効果から古くから利用されているが、その催涙性
及び刺激性から使用者にとって取扱い難い薬剤であり、
また不適切な取扱いのために、作業者のみならず、近隣
に対しても刺激臭等の被害を及ぼすことも指摘されてい
る。D−Dは土壌線虫には卓効を示すが土壌病害、或い
は雑草防除効果は殆ど期待できない。N−メチルジチオ
カルバミン酸ナトリウム及びメチルイソチオシアネート
は土壌線虫には効果を示すが、土壌病害に対する効果は
十分とはいえず、雑草防除効果も殆ど期待できない。ダ
ゾメットは土壌線虫、病害には効果を示すが雑草防除効
果が弱く、また土壌水分により薬効や薬害にバラツキが
ある。またいずれの薬剤も臭化メチルを除いては沸点が
高く、蒸気圧が低いことから地温が低い場合には土壌中
に長期間残り、処理後速やかに作物を植え付けることが
出来ない等の問題がある。
【0004】また上記の土壌燻蒸剤の施用方法として、
粒剤の製剤型をとるダゾメットを除いて、殆どが土壌中
に一定間隔毎に潅注する方法が用いられているが、これ
はいずれも土壌中での有効成分の拡散範囲が狭いことに
より、狭い間隔で極めて多数の潅注を行わないと充分な
防除効果が得られない等施用方法にも問題がある。
粒剤の製剤型をとるダゾメットを除いて、殆どが土壌中
に一定間隔毎に潅注する方法が用いられているが、これ
はいずれも土壌中での有効成分の拡散範囲が狭いことに
より、狭い間隔で極めて多数の潅注を行わないと充分な
防除効果が得られない等施用方法にも問題がある。
【0005】また一方、ヨウ化メチルを土壌燻蒸剤とし
て利用しようとする試みもなされており、生理活性があ
ることも報告されている(Phytopatholog
y85巻、1168ページ(1995年)、India
n J.Entomology 49巻、1987ペー
ジ(1989年))。しかしこれら文献記載の方法をそ
のまま土壌燻蒸法として利用することはヨウ化メチルの
物理化学性から困難であり、ましてやそのまま農業上利
用することはほとんど出来ない状態である。つまりヨウ
化メチルの沸点は42℃と低く、また25℃における蒸
気圧は400mmHgと高い。従ってそのままの状態で
は極めて揮発し易く、土壌表面あるいは土壌中に施用し
ても十分な効果が発揮されないばかりではなく、空気中
への揮散によって生ずる使用者に対する毒性も問題であ
る。
て利用しようとする試みもなされており、生理活性があ
ることも報告されている(Phytopatholog
y85巻、1168ページ(1995年)、India
n J.Entomology 49巻、1987ペー
ジ(1989年))。しかしこれら文献記載の方法をそ
のまま土壌燻蒸法として利用することはヨウ化メチルの
物理化学性から困難であり、ましてやそのまま農業上利
用することはほとんど出来ない状態である。つまりヨウ
化メチルの沸点は42℃と低く、また25℃における蒸
気圧は400mmHgと高い。従ってそのままの状態で
は極めて揮発し易く、土壌表面あるいは土壌中に施用し
ても十分な効果が発揮されないばかりではなく、空気中
への揮散によって生ずる使用者に対する毒性も問題であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はヨウ化メチル
を主成分として、安全かつ効果的な土壌燻蒸剤を提供す
るとともに、その処理方法を提供することを課題とす
る。
を主成分として、安全かつ効果的な土壌燻蒸剤を提供す
るとともに、その処理方法を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上述したよ
うな課題を解決するべく鋭意検討した結果、ヨウ化メチ
ルを特定の溶剤と混合することにより、ヨウ化メチルの
揮散を一時的に抑制ができるこをを見いだした。そして
また、本発明者らはヨウ化メチルを適当な液体担体に溶
解または分散懸濁させた土壌燻蒸剤を簡易的な手動の土
壌消毒機(例えばMI3A(丸山製作所製)、または自
動消毒被覆装置(例えばMI−205(丸山製作所製)
等を用いて本発明の燻蒸剤を所定の間隔で所定の薬量を
土壌中に潅注するか、土壌表面に処理することにより各
種の土壌病害虫及び雑草を防除できることを見いだし
た。本発明者らは上記知見を基に、ヨウ化メチルを単独
で処理するよりもはるかに安全に、かつより効果的に土
壌病害虫及び雑草を防除できる土壌燻蒸剤および土壌燻
蒸方法を見出し、本発明を完成した。
うな課題を解決するべく鋭意検討した結果、ヨウ化メチ
ルを特定の溶剤と混合することにより、ヨウ化メチルの
揮散を一時的に抑制ができるこをを見いだした。そして
また、本発明者らはヨウ化メチルを適当な液体担体に溶
解または分散懸濁させた土壌燻蒸剤を簡易的な手動の土
壌消毒機(例えばMI3A(丸山製作所製)、または自
動消毒被覆装置(例えばMI−205(丸山製作所製)
等を用いて本発明の燻蒸剤を所定の間隔で所定の薬量を
土壌中に潅注するか、土壌表面に処理することにより各
種の土壌病害虫及び雑草を防除できることを見いだし
た。本発明者らは上記知見を基に、ヨウ化メチルを単独
で処理するよりもはるかに安全に、かつより効果的に土
壌病害虫及び雑草を防除できる土壌燻蒸剤および土壌燻
蒸方法を見出し、本発明を完成した。
【0008】即ち、本発明は、有機溶剤及び/又は無機
溶剤よりなる液体担体とヨウ化メチルを含有することを
特徴とする土壌燻蒸剤及び該剤を土壌中に潅注すること
を特徴とする土壌燻蒸方法である。
溶剤よりなる液体担体とヨウ化メチルを含有することを
特徴とする土壌燻蒸剤及び該剤を土壌中に潅注すること
を特徴とする土壌燻蒸方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を具体的に説明す
る。本発明に使用される液体担体とは沸点80℃以上2
50℃以下で常温で液体であり、かつヨウ化メチルを溶
解または均一に分散懸濁することができ、その貯蔵、輸
送、取扱いを容易にし、土壌表面あるいは土壌中に処理
した場合にはヨウ化メチルの土壌中における拡散を妨げ
ないような無機溶剤又は有機溶剤、及びそれら溶剤の混
合物を意味する。
る。本発明に使用される液体担体とは沸点80℃以上2
50℃以下で常温で液体であり、かつヨウ化メチルを溶
解または均一に分散懸濁することができ、その貯蔵、輸
送、取扱いを容易にし、土壌表面あるいは土壌中に処理
した場合にはヨウ化メチルの土壌中における拡散を妨げ
ないような無機溶剤又は有機溶剤、及びそれら溶剤の混
合物を意味する。
【0010】溶剤としては、メタノール、エタノール、
プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類;トルエン、クメン、ソルベントナフサ等
の芳香族炭化水素類;ケロシン、白灯油、鉱油等のパラ
フィン系炭化水素類;大豆油、ひまし油、綿実油等の植
物油類;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、水等が挙げられる。また1,3−ジクロロプロペ
ン、ジクロロジイソプロピルエーテル等のハロゲン化炭
化水素類、ハロゲン化アルキルエーテル類等も溶剤とし
て適当である。また溶解性及び安定性等を考慮して2種
以上の上記溶剤を組み合わせて使用することも出来る
し、場合によっては界面活性剤、安定剤等の補助剤を使
用することも出来る。しかし、これらの液体担体及び補
助剤の成分は以上のものに限定されるものではない。本
発明の土壌燻蒸剤におけるヨウ化メチルと液体担体の重
量混合比は8:2から2:8である。
プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類;トルエン、クメン、ソルベントナフサ等
の芳香族炭化水素類;ケロシン、白灯油、鉱油等のパラ
フィン系炭化水素類;大豆油、ひまし油、綿実油等の植
物油類;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、水等が挙げられる。また1,3−ジクロロプロペ
ン、ジクロロジイソプロピルエーテル等のハロゲン化炭
化水素類、ハロゲン化アルキルエーテル類等も溶剤とし
て適当である。また溶解性及び安定性等を考慮して2種
以上の上記溶剤を組み合わせて使用することも出来る
し、場合によっては界面活性剤、安定剤等の補助剤を使
用することも出来る。しかし、これらの液体担体及び補
助剤の成分は以上のものに限定されるものではない。本
発明の土壌燻蒸剤におけるヨウ化メチルと液体担体の重
量混合比は8:2から2:8である。
【0011】本発明の土壌燻蒸剤を施用する場合、ヨウ
化メチルの量としては通常1〜200kg/10a、好
ましくは5〜50kg/10aの施用量が適当であり、
製剤量として5〜100l/10a、好ましくは10〜
50l/10aの施用量が適当である。これらの施用量
は液体担体の種類によっても異なるし、施用する季節、
方法、場所、植物病害虫及び雑草の種類、土壌の種類に
よっても異なる。また必要に応じて他の土壌燻蒸剤、殺
菌剤や殺虫剤、除草剤、植物成長調節剤等の農薬、土壌
改良剤または肥料との混合施用、同時施用も可能であ
る。
化メチルの量としては通常1〜200kg/10a、好
ましくは5〜50kg/10aの施用量が適当であり、
製剤量として5〜100l/10a、好ましくは10〜
50l/10aの施用量が適当である。これらの施用量
は液体担体の種類によっても異なるし、施用する季節、
方法、場所、植物病害虫及び雑草の種類、土壌の種類に
よっても異なる。また必要に応じて他の土壌燻蒸剤、殺
菌剤や殺虫剤、除草剤、植物成長調節剤等の農薬、土壌
改良剤または肥料との混合施用、同時施用も可能であ
る。
【0012】本発明組成物及び方法が有効な病害虫の例
としては、サツマイモの立枯れ病、つる割れ病、紫紋羽
病、黒あざ病;ジャガイモのそうか病、黒あざ病;ウリ
類の苗立枯れ病、つる割れ病、疫病;メロンの黒点根腐
れ病;ナスの半身萎凋病、青枯れ病;トマトの白絹病、
萎凋病、半身萎凋病、青枯れ病;イチゴの疫病、萎黄
病;ホウレンソウの立枯れ病、萎凋病、根腐れ病;アブ
ラナ科野菜の根こぶ病、根くびれ病、萎黄病、黄化病;
ニンジンの根腐れ病、乾腐病;エンドウの根腐れ病;イ
ンゲンの白絹病;セルリーの萎黄病、黄化病;パセリの
萎凋病;タバコの立枯れ病、疫病、黒根病、矮化病;カ
ーネーションの立枯れ病、萎凋病等の糸状菌、細菌によ
って起こる病害があげられ、さらには各種のウィルス
病、センチュウ類、ハリガネムシ、ネキリムシ、ケラ等
があげられるが、これらに限定されるものではない。ま
た本発明組成物及び方法が有効な雑草の例としては各種
のイネ科、カヤツリグサ科雑草、及び広葉雑草がある
が、これらに限定されるものではない。
としては、サツマイモの立枯れ病、つる割れ病、紫紋羽
病、黒あざ病;ジャガイモのそうか病、黒あざ病;ウリ
類の苗立枯れ病、つる割れ病、疫病;メロンの黒点根腐
れ病;ナスの半身萎凋病、青枯れ病;トマトの白絹病、
萎凋病、半身萎凋病、青枯れ病;イチゴの疫病、萎黄
病;ホウレンソウの立枯れ病、萎凋病、根腐れ病;アブ
ラナ科野菜の根こぶ病、根くびれ病、萎黄病、黄化病;
ニンジンの根腐れ病、乾腐病;エンドウの根腐れ病;イ
ンゲンの白絹病;セルリーの萎黄病、黄化病;パセリの
萎凋病;タバコの立枯れ病、疫病、黒根病、矮化病;カ
ーネーションの立枯れ病、萎凋病等の糸状菌、細菌によ
って起こる病害があげられ、さらには各種のウィルス
病、センチュウ類、ハリガネムシ、ネキリムシ、ケラ等
があげられるが、これらに限定されるものではない。ま
た本発明組成物及び方法が有効な雑草の例としては各種
のイネ科、カヤツリグサ科雑草、及び広葉雑草がある
が、これらに限定されるものではない。
【0013】
【実施例】次に本発明を実施例および試験例によって説
明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。尚、実施例中の「部」は「重量部」を表す。
明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。尚、実施例中の「部」は「重量部」を表す。
【0014】実施例1 土壌燻蒸剤A ヨウ化メチル:30部、エチレングリコール:10部、
白灯油:60部を均一に混合溶解して土壌燻蒸剤を得
た。
白灯油:60部を均一に混合溶解して土壌燻蒸剤を得
た。
【0015】実施例2 土壌燻蒸剤B ヨウ化メチル:20部、プロパノール:10部、白灯
油:70部を均一に混合溶解して土壌燻蒸剤を得た。
油:70部を均一に混合溶解して土壌燻蒸剤を得た。
【0016】実施例3 土壌燻蒸剤C ヨウ化メチル:40部、白灯油:60部を均一に混合溶
解して土壌燻蒸剤を得た。
解して土壌燻蒸剤を得た。
【0017】実施例4 土壌燻蒸剤D ヨウ化メチル:30部、1,3−ジクロロプロペン:4
0部、白灯油:30部を均一に混合溶解して土壌燻蒸剤
を得た。
0部、白灯油:30部を均一に混合溶解して土壌燻蒸剤
を得た。
【0018】実施例5 土壌燻蒸剤E ヨウ化メチル:10部、ジクロロジイソプロピルエーテ
ル:40部、白灯油:50部を均一に混合溶解して土壌
燻蒸剤を得た。
ル:40部、白灯油:50部を均一に混合溶解して土壌
燻蒸剤を得た。
【0019】実施例6 土壌燻蒸剤F ヨウ化メチル:20部、1,3−ジクロロプロペン:6
0部、白灯油:20部を均一に混合溶解して土壌燻蒸剤
を得た。
0部、白灯油:20部を均一に混合溶解して土壌燻蒸剤
を得た。
【0020】試験例1 ホウレンソウ萎凋病防除試験
(土壌潅注処理) ホウレンソウ萎凋病菌(Fusarium oxysp
orum f.sp.spinaceae)に汚染され
た圃場を充分に耕耘均平化したのち、実施例3または4
のごとく調製した燻蒸剤C、または燻蒸剤Dを土壌消毒
機(MI3A、丸山製作所株式会社製)に入れ、深さ1
5cmで30cm間隔、または45cm間隔に所定量を
潅注し、ポリエチレンフィルム(厚さ0.03cm)に
て直ちに被覆した。区画は幅90cm、長さ5mとして
試験を行った。処理14日後に被覆を除去し、ホウレン
ソウ種子(品種:スプレンダー)を播種した。対照薬剤
としてヨウ化メチル原体及びカーバムナトリウム30%
液剤(N−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、商品
名:キルパー)を用い、上記薬剤と同様に処理した。処
理14日後に被覆を除去し、N−メチルジチオカルバミ
ン酸ナトリウム試験区は再度耕耘し、ガス抜きを行い、
さらに7日後にホウレンソウ種子(品種:スプレンダ
ー)を播種した。播種40日後に任意の200株につい
て立枯れ病の罹病程度を観察評価した。結果を第1表
(表1)に示した。
(土壌潅注処理) ホウレンソウ萎凋病菌(Fusarium oxysp
orum f.sp.spinaceae)に汚染され
た圃場を充分に耕耘均平化したのち、実施例3または4
のごとく調製した燻蒸剤C、または燻蒸剤Dを土壌消毒
機(MI3A、丸山製作所株式会社製)に入れ、深さ1
5cmで30cm間隔、または45cm間隔に所定量を
潅注し、ポリエチレンフィルム(厚さ0.03cm)に
て直ちに被覆した。区画は幅90cm、長さ5mとして
試験を行った。処理14日後に被覆を除去し、ホウレン
ソウ種子(品種:スプレンダー)を播種した。対照薬剤
としてヨウ化メチル原体及びカーバムナトリウム30%
液剤(N−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、商品
名:キルパー)を用い、上記薬剤と同様に処理した。処
理14日後に被覆を除去し、N−メチルジチオカルバミ
ン酸ナトリウム試験区は再度耕耘し、ガス抜きを行い、
さらに7日後にホウレンソウ種子(品種:スプレンダ
ー)を播種した。播種40日後に任意の200株につい
て立枯れ病の罹病程度を観察評価した。結果を第1表
(表1)に示した。
【0021】
【表1】 カーバムナトリウム処理区では50%程度の割合で薬害
によると考えられる発芽不良及び生育抑制が認められ
た。他試験薬剤及びヨウ化メチル原体処理区における薬
害はなかった。
によると考えられる発芽不良及び生育抑制が認められ
た。他試験薬剤及びヨウ化メチル原体処理区における薬
害はなかった。
【0022】試験例2 サツマイモネコブセンチュウ防
除試験(土壌潅注処理) サツマイモネコブセンチュウに汚染された圃場を充分に
耕耘均平化したのち、実施例3または4のごとく調製し
た燻蒸剤C、または燻蒸剤Dを土壌消毒機(MI3A、
丸山製作所株式会社製)に入れ、深さ15cmで30c
m間隔、または45cm間隔に所定量を潅注し、ポリエ
チレンフィルム(厚さ0.03cm)にて直ちに被覆し
た。区画は幅90cm、長さ5mとして試験を行った。
処理14日後に被覆を除去し、トマト幼苗(品種:世界
一、3葉期)を移植した。対照薬剤としてヨウ化メチル
原体及びN−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム(カ
ーバムナトリウム)を用い、上記薬剤と同様に処理し
た。処理14日後に被覆を除去し、N−メチルジチオカ
ルバミン酸ナトリウム試験区は再度耕耘し、ガス抜きを
行い、さらに7日後に他試験薬剤区と同様にトマト幼苗
(品種:世界一、3葉期)を移植した。移植40日後に
任意の50株についてサツマイモネコブセンチュウによ
る根部のコブ形成程度を観察評価した。
除試験(土壌潅注処理) サツマイモネコブセンチュウに汚染された圃場を充分に
耕耘均平化したのち、実施例3または4のごとく調製し
た燻蒸剤C、または燻蒸剤Dを土壌消毒機(MI3A、
丸山製作所株式会社製)に入れ、深さ15cmで30c
m間隔、または45cm間隔に所定量を潅注し、ポリエ
チレンフィルム(厚さ0.03cm)にて直ちに被覆し
た。区画は幅90cm、長さ5mとして試験を行った。
処理14日後に被覆を除去し、トマト幼苗(品種:世界
一、3葉期)を移植した。対照薬剤としてヨウ化メチル
原体及びN−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム(カ
ーバムナトリウム)を用い、上記薬剤と同様に処理し
た。処理14日後に被覆を除去し、N−メチルジチオカ
ルバミン酸ナトリウム試験区は再度耕耘し、ガス抜きを
行い、さらに7日後に他試験薬剤区と同様にトマト幼苗
(品種:世界一、3葉期)を移植した。移植40日後に
任意の50株についてサツマイモネコブセンチュウによ
る根部のコブ形成程度を観察評価した。
【0023】
【表2】 カーバムナトリウム処理区では生育抑制の薬害が認めら
れた。他試験薬剤及びヨウ化メチル原体処理区における
薬害はなかった。
れた。他試験薬剤及びヨウ化メチル原体処理区における
薬害はなかった。
【0024】試験例3 気中濃度測定 圃場を充分に耕耘均平化したのち、実施例3または4の
ごとく調製した燻蒸剤C、燻蒸剤D、またはヨウ化メチ
ル原体を土壌消毒機(MI3A、丸山製作所株式会社
製)に入れ、深さ15cmで30cm間隔に所定量を潅
注したのち、処理地点の中央部の地表面で10分間50
lの空気をサンプリングし、土壌中より地表面に揮散す
るヨウ化メチルの量を測定した。
ごとく調製した燻蒸剤C、燻蒸剤D、またはヨウ化メチ
ル原体を土壌消毒機(MI3A、丸山製作所株式会社
製)に入れ、深さ15cmで30cm間隔に所定量を潅
注したのち、処理地点の中央部の地表面で10分間50
lの空気をサンプリングし、土壌中より地表面に揮散す
るヨウ化メチルの量を測定した。
【0025】
【表3】 試験例結果から明らかなように、処理後に土壌表面から
大気中に揮散するヨウ化メチルの量が原体をそのまま用
いる場合と比較して大きく抑制された。このことは作業
者に対する安全性が高まることを意味し、本発明の土壌
燻蒸剤及びその処理方法が極めて有用であることがわか
る。
大気中に揮散するヨウ化メチルの量が原体をそのまま用
いる場合と比較して大きく抑制された。このことは作業
者に対する安全性が高まることを意味し、本発明の土壌
燻蒸剤及びその処理方法が極めて有用であることがわか
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の土壌燻蒸剤及びその土壌燻蒸方
法は薬害もなく、市販の土壌燻蒸剤に比較してはるかに
優れた効果を示すとともにヨウ化メチル原体をそのまま
用いる場合と比較しても優れた効果を示し、作業者に対
する安全性が高い。また、本発明の土壌燻蒸剤は、使用
前の保管及び輸送中の常温における揮散を抑制すること
ができるため、取扱い上有効である。
法は薬害もなく、市販の土壌燻蒸剤に比較してはるかに
優れた効果を示すとともにヨウ化メチル原体をそのまま
用いる場合と比較しても優れた効果を示し、作業者に対
する安全性が高い。また、本発明の土壌燻蒸剤は、使用
前の保管及び輸送中の常温における揮散を抑制すること
ができるため、取扱い上有効である。
Claims (6)
- 【請求項1】 有機溶剤及び/又は無機溶剤よりなる液
体担体とヨウ化メチルを含有することを特徴とする土壌
燻蒸剤。 - 【請求項2】 液体担体中の該溶剤の沸点が80℃以上
250℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の
土壌燻蒸剤。 - 【請求項3】 該溶剤がアルコール類、パラフィン系炭
化水素類、ハロゲン化炭化水素類、ハロゲン化アルキル
エーテル類及び植物油類よりなる群から少なくとも1種
から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の土壌燻
蒸剤。 - 【請求項4】 溶剤が白灯油、1,3−ジクロロプロペ
ン、及びジクロロジイソプロピルエーテル等よりなる群
から少なくとも1種選ばれる請求項1に記載の土壌燻蒸
剤。 - 【請求項5】 ヨウ化メチルと液体担体の重量混合比が
8:2から2:8であることを特徴とする請求項1に記
載の土壌燻蒸剤。 - 【請求項6】 請求項1に記載の土壌燻蒸剤を土壌中に
潅注することを特徴とする土壌燻蒸方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18725796A JPH1029901A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 土壌燻蒸剤及び土壌燻蒸方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18725796A JPH1029901A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 土壌燻蒸剤及び土壌燻蒸方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029901A true JPH1029901A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16202816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18725796A Pending JPH1029901A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 土壌燻蒸剤及び土壌燻蒸方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029901A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014522416A (ja) * | 2011-06-13 | 2014-09-04 | サンコー・エナジー・インコーポレーテッド | 植物の根の組織へのパラフィン油含有組成物の送達 |
| US9226504B2 (en) | 2010-09-09 | 2016-01-05 | Suncor Energy Inc. | Synergistic paraffinic oil and boscalid fungicides |
| US9357768B2 (en) | 2006-10-05 | 2016-06-07 | Suncor Energy Inc. | Herbicidal composition with increased herbicidal efficacy |
| US9451773B2 (en) | 2011-06-03 | 2016-09-27 | Suncor Energy Inc. | Paraffinic oil-in-water emulsions for controlling infection of crop plants by fungal pathogens |
| US9485988B2 (en) | 2008-06-26 | 2016-11-08 | Suncor Energy Inc. | Turfgrass fungicide formulation with pigment |
| US9999219B2 (en) | 2004-05-18 | 2018-06-19 | Suncor Energy Inc. | Spray oil and method of use therof for controlling turfgrass pests |
| US12207655B2 (en) | 2019-02-15 | 2025-01-28 | Nutrien Ag Solutions (Canada) Inc. | Protoporphyrin IX derivatives and use thereof to improve the health of plants |
| US12396455B2 (en) | 2012-06-04 | 2025-08-26 | Nutrien Ag Solutions (Canada) Inc. | Formulations containing paraffinic oil and anti-settling agent |
| US12583872B2 (en) | 2019-01-25 | 2026-03-24 | Nutrien Ag Solutions (Canada) Inc. | Photosensitizer compounds, methods of manufacture and application to plants |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18725796A patent/JPH1029901A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9999219B2 (en) | 2004-05-18 | 2018-06-19 | Suncor Energy Inc. | Spray oil and method of use therof for controlling turfgrass pests |
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| US9801369B2 (en) | 2006-10-05 | 2017-10-31 | Suncor Energy Inc. | Herbicidal composition with increased herbicidal efficacy |
| US9485988B2 (en) | 2008-06-26 | 2016-11-08 | Suncor Energy Inc. | Turfgrass fungicide formulation with pigment |
| US9826738B2 (en) | 2008-06-26 | 2017-11-28 | Suncor Energy Inc. | Turfgrass fungicide formulation with pigment |
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| US9750249B2 (en) | 2010-09-09 | 2017-09-05 | Suncor Energy Inc. | Synergistic paraffinic oil and boscalid fungicides |
| US9451773B2 (en) | 2011-06-03 | 2016-09-27 | Suncor Energy Inc. | Paraffinic oil-in-water emulsions for controlling infection of crop plants by fungal pathogens |
| JP2014522416A (ja) * | 2011-06-13 | 2014-09-04 | サンコー・エナジー・インコーポレーテッド | 植物の根の組織へのパラフィン油含有組成物の送達 |
| US12396455B2 (en) | 2012-06-04 | 2025-08-26 | Nutrien Ag Solutions (Canada) Inc. | Formulations containing paraffinic oil and anti-settling agent |
| US12583872B2 (en) | 2019-01-25 | 2026-03-24 | Nutrien Ag Solutions (Canada) Inc. | Photosensitizer compounds, methods of manufacture and application to plants |
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