JPH10304111A - 複合型画像形成装置 - Google Patents

複合型画像形成装置

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JPH10304111A
JPH10304111A JP9110707A JP11070797A JPH10304111A JP H10304111 A JPH10304111 A JP H10304111A JP 9110707 A JP9110707 A JP 9110707A JP 11070797 A JP11070797 A JP 11070797A JP H10304111 A JPH10304111 A JP H10304111A
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俊晴 高橋
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雅子 柴木
Yoshinori Konno
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハードディスク装置等の大容量記憶装置を用い
て記憶容量を増やしても動作速度が早く操作性の良い画
像形成を行う装置を提供する。 【解決手段】CPU100は、電源の投入時にハードデ
ィスク装置90が装着されているか否かに応じてソート
モード時の最後の部数目の印刷のときに各頁の印刷が終
わった時点で頁画像データを削除するかすべての頁の印
刷が終わったあとで一括削除するかでアクセス時間の差
による影響を取り除き、画像データのファイル化の際に
はニアリメモリフルを発生させて少なくともスキャナで
読み終わった頁の画像データは有効にファイル化できる
ようにし、ハードディスク装置90の装着の有無とRA
Mの容量によりジョブの並行動作の可能レベルを切り換
えることにより実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成に用いら
れる記憶装置としてRAM等アクセス速度が早いものお
よびハードディスク装置等アクセス速度は遅いが記憶容
量が大きいものを含む記憶装置を備えた画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としてのデジタル方
式の複写機が広く用いられるようになって来ている。こ
の画像形成装置は、画像読取装置であるスキャナから読
み込んだ入力画像を圧縮して画像情報として1頁単位毎
に区切られたファイルエリアが設けられたページメモリ
に圧縮し、蓄積した後、更にこの画像情報を伸長して印
刷(媒体上への可視画像形成)し、文書単位で指定部数
を形成する電子ソ−ト複写機能や頁ごとに指定枚数複写
してゆくグループまたはスタック機能を有している。
【0003】電子ソ−ト複写では、一つの方法としてス
キャナから複数頁でなる文書の全ての頁画像を入力し、
この画像情報をページメモリにおいて圧縮、ファイル化
した後に文書単位で読み出して印刷を行い、これを指定
部数だけ繰り返す方法がある。
【0004】このファイル化する過程でページメモリに
おけるファイルエリアが途中でメモリ容量を越え、メモ
リフルが発生することがある。こうした場合には、従来
では入力動作を途中で停止し、その時点でスキャナで読
み込んである画像情報のうちでファイル化がまだのもの
を削除して印刷(画像形成)を中止しなければならなか
った。この場合、メモリフル状態が解消したあとで、削
除された頁を再度スキャナにセットして再読取りする必
要があった。
【0005】また、このような不都合は媒体上に画像を
形成する過程で紙詰まり、すなわちジャムが発生した場
合や、画像複写動作中に他のジョブの割り込み実行要求
を受け入れて、この他のジョブ終了後に画像複写動作に
戻る時にも生じることは良く知られている。
【0006】このような従来の不都合を解消する一つの
方法として記憶容量の大きい例えばハードディスク装置
を用いてメモリリソース量を増加させてメモリフルが発
生しないようにすることが考えられる。しかしながらこ
のハードディスク装置はアクセス速度があまり早くない
ので、電子ソート複写をはじめ画像形成動作が遅くなっ
てしまうという別の不都合が生じてしまう。
【0007】さらに、画像の入力と印刷とを同時並行で
行う時には夫々の頁のスキャン、圧縮、ファイル化が終
わってから伸長、印刷動作に入るため、一頁目およびジ
ョブ割り込みあるいはジャムによる中断後の再開の最初
の頁の印刷までにしばらくの時間ユーザを待たせること
になるが、一般に複写動作では最初の頁はユーザの操作
後直ちに印刷結果が出力された方が望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、画像
形成に用いられる記憶装置としてRAM等アクセス速度
が早いものおよびハードディスク装置等アクセス速度は
遅いが記憶容量が大きいものを含む記憶装置を備えた画
像形成装置にあって、ハードディスク装置を用いて記憶
容量を増やしても処理速度が遅くなる問題があり、画像
入力の途中でメモリフルが発生した場合や紙詰まりのと
き、或いは他のジョブの割り込みがあった場合は入力動
作を途中で停止してすでに読み込んだ画像データが削除
されてしまうので操作性が良くないという問題があり、
さらに画像の入力と印刷とを同時並行で行う時には一頁
目およびジョブ割り込みあるいはジャムによる中断後の
再開の最初の頁の印刷までにしばらくの時間ユーザを待
たせることになるなどの種々の問題がある。
【0009】そこで、この発明は、ハードディスク装置
等の大容量記憶装置を用いて記憶容量を増やしても処理
速度を落とさず、画像入力の途中でメモリフルが発生し
た場合や紙詰まりのとき、或いは他のジョブの割り込み
があった場合にもすでに読み込んだ画像データが削除さ
れてしまうことがなく、画像の入力と印刷とを同時並行
で行う時には一頁目およびジョブ割り込みあるいはジャ
ムによる中断後の再開の最初の頁の印刷までにしばらく
の時間ユーザを待たせることなく、動作速度が早く操作
性の良い画像形成を行うことのできる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、原稿の画像情報を読取る読取手段と、この読取手段
で読取られた画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶
手段のアクセス速度が遅いか早いかを決定する決定手段
と、前記決定手段により前記記憶手段のアクセス速度が
遅い場合に第1の画像形成モードに設定し早い場合には
第2の画像形成モードに設定する設定手段と、前記決定
手段による決定に応じて上記設定手段で設定された第
1、第2の画像形成モードの一方を選択する手段と、こ
の選択手段の出力に応じて選択された画像形成モードに
より上記記憶手段に記憶された画像情報から前記被画像
形成媒体に画像を形成する画像形成手段とを具備し、前
記画像形成手段は、前記第1の画像形成モードが選択さ
れたときは頁画像が形成される度に当該頁画像情報を前
記記憶手段から削除する手段とから構成されている。
【0011】この発明の画像形成装置は、原稿の画像情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた画像
情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段がアクセス速
度の遅いものか早いものかを示す信号を発生する手段
と、前記記憶手段に記憶された画像情報から被画像形成
媒体に画像形成する際の1部毎に綴じるソートモードと
して前記記憶手段のアクセス速度が遅い場合の第1のソ
ートモードと早い場合の第2のソートモードとを含む画
像形成条件を設定する設定手段と、前記発生手段の出力
信号に応じて上記設定手段で設定された第1、第2のソ
ートモードの一方を選択する手段と、この選択手段の出
力に応じて選択されたソートモードを含む画像形成条件
により上記記憶手段に記憶された画像情報から前記被画
像形成媒体に画像を形成する手段とから構成されてい
る。
【0012】またこの発明の画像形成装置は、原稿の画
像情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた
画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段がアクセ
ス速度の遅いものか早いものかを示す信号を発生する発
生手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報から被画
像形成媒体に画像形成する際の1部毎に綴じるソートモ
ードとして前記記憶手段のアクセス速度が遅い場合の第
1のソートモードと早い場合の第2のソートモードとを
含む画像形成条件を設定する設定手段と、前記発生手段
の出力に応じて上記設定手段で設定された画像形成条件
の実行形態として第1、第2のソートモードの一方を選
択する手段と、この選択手段の出力に応じて選択された
ソートモードを含む画像形成条件により上記記憶手段に
記憶された画像情報から前記被画像形成媒体に画像を形
成する手段とから構成されている。
【0013】さらにこの発明の画像形成装置は、原稿の
画像情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られ
た画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶
された画像情報から被画像形成媒体に画像形成する際に
原稿の頁毎に指定枚数を一括して形成するグループモー
ドと、前記記憶手段に記憶された画像情報から被画像形
成媒体に画像形成する際に1部毎に綴じるソートモード
とのいずれか一方での画像形成実行を設定する設定手段
と、上記設定手段で設定された画像形成の実行形態とし
てグループモードとソートモードの一方を選択する手段
と、この選択手段の出力に応じて選択されたグループモ
ードの実行形態として、原稿頁の夫々に対して指定枚数
の画像形成が終了する毎に当該画像情報を前記記憶手段
から削除する第1の削除モードと、すべての原稿頁に対
してそれぞれ指定枚数の画像形成が終了した後に当該す
べての原稿頁の画像情報を前記記憶手段から一括削除す
る第2の削除モードとのいずれかを選択する手段と、前
記第2の削除モードが選択されたときは前記ソートモー
ドにより画像形成を実行してから前記一括削除を行う手
段とから構成されている。
【0014】さらにこの発明の画像形成装置は、原稿の
画像情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られ
た画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶
容量の小さい第1のタイプか記憶容量の大きい第2のタ
イプかを示すタイプ信号を発生する発生手段と、前記タ
イプ信号により前記記憶手段が第1のタイプである場合
は前記記憶手段の未使用エリアが第1の閾値以下になっ
たことを検知する第1検知手段と、前記タイプ信号によ
り前記記憶手段が第2のタイプである場合は前記記憶手
段の未使用エリアが前記第1の閾値より大きい第2の閾
値以下になったことを検知する第2検知手段と、前記第
1、第2検知手段からの検知出力に応じて前記記憶手段
についてメモリフル処理を行う手段と、前記記憶手段に
記憶された画像情報から被画像形成媒体に画像を形成す
る画像手段とから構成されている。
【0015】さらにこの発明の画像形成装置は、原稿の
画像情報を読取る読取手段と、この読み取られた画像情
報を圧縮する手段と、この圧縮された画像情報をファイ
ル化して記憶する記憶手段と、この記憶手段の残りの記
憶容量が少なくとも前記読取手段により読取可能な最大
寸法の頁画像の圧縮・ファイル化された画像情報を記憶
できる閾値以下となった時にメモルフルの処理を実行す
る手段と、前記メモリフルになったときに前記記憶手段
についてメモリフル処理を行う手段と、前記メモリフル
処理が行われたときに前記読取り手段にセットされてい
る原稿がある場合には当該原稿の読取り動作およびこの
読み取った画像情報の前記圧縮ならびにファイル化を実
行する手段と、前記記憶手段にファイル化して記憶され
た画像情報に基き被画像形成媒体に画像を形成する画像
形成手段とから構成されている。
【0016】またこの発明の画像形成装置は、原稿の画
像情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた
画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段として大
容量でアクセス速度が遅い第1記憶装置が含まれている
か否かを検知する第1検知手段と、前記記憶手段として
アクセス速度が早く記憶容量が所定値以上である第2記
憶装置が含まれているか否かを検知する第2検知手段
と、前記第2、第2検知手段の検知結果によって実行中
のジョブと後発ジョブとの切替え、並行動作の内容を制
御する並行動作制御テーブルを含む制御手段と、この制
御手段の制御下で所定のジョブを実行するジョブ実行手
段とから構成されている。
【0017】またこの発明の画像形成装置は、原稿の画
像情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた
画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段としてア
クセス速度の遅い大容量記憶装置が装着されたことを検
知する手段と、電源の投入時に前記大容量記憶装置の自
己診断モードに設定する手段と、自己診断モードに設定
された状態で特定の指示があった場合に所定数量のボリ
ュームを前記容量記憶装置の内部に確保する手段と、前
記画像情報をこのボリュームに格納する手段と、所定の
画像形成条件により上記ボリュームに記憶された画像情
報から前記被画像形成媒体に画像を形成する手段とから
構成されている。
【0018】更にこの発明の画像形成装置は、原稿の画
像情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた
画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
れた画像情報を圧縮してファイル化する第1のファイル
化手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報を90°
回転して圧縮しファイル化する第2のファイル化手段
と、前記記憶手段に記憶された画像情報を180°回転
して圧縮しファイル化する第3のファイル化手段と、前
記記憶手段に記憶された画像情報を270°回転して圧
縮しファイル化する第4のファイル化手段と、所定の画
像形成条件により上記ファイル化された画像情報から前
記被画像形成媒体に画像を形成する手段とから構成され
ている。
【0019】更にこの発明の画像形成装置は、原稿の画
像情報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた
画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段のアクセ
ス速度が遅いか早いかを決定する決定手段と、前記決定
手段により前記記憶手段のアクセス速度が遅い場合に第
1の画像形成モードに設定し早い場合には第2の画像形
成モードに設定する設定手段と、前記決定手段による決
定に応じて上記設定手段で設定された第1、第2の画像
形成モードの一方を選択する手段と、この選択手段の出
力に応じて選択された画像形成モードにより上記記憶手
段に記憶された画像情報から前記被画像形成媒体に画像
を形成する画像形成手段とを具備し、前記画像形成手段
は、1頁目および中断後の再開第1頁目の画像形成を前
記原稿の画像情報を前記読取手段で読み取って記憶手段
に記憶すると同時に並行して実行する手段とから構成さ
れている。
【0020】上記の構成により、ハードディスク装置な
どの大容量記憶装置を用いて記憶容量を増やしても処理
速度を落とさず、画像入力の途中でメモリフルが発生す
る可能性が大きい場合や紙詰まりのとき、或いは他のジ
ョブの割り込みがあった場合にもすでに読み込んだ画像
データが削除されてしまうことがなく、画像の入力と印
刷とを同時並行で行う時には一頁目およびジョブ割り込
みあるいはジャムによる中断後の再開の最初の頁の印刷
までにしばらくの時間ユーザを待たせることなく、動作
速度が早く操作性の良い画像形成を行うことのできる画
像形成装置を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。以下の実施の形態では大
容量記憶装置としてハードディスク装置を用いている
が、デジタルビデオディスク(DVD)やオプティカル
ディスク(OD)なども不揮発性の大容量記憶装置とし
て用いることができる。
【0022】図1は、この実施の形態に係る画像形成装
置としての電子複写機の全体構成を概略的に示す構成図
である。この装置は光学的に原稿を走査し、反射光を光
電変換して画像情報を得るための原稿走査部140及び
画像情報に基き画像を媒体上に形成するための画像形成
部160を備え、上部に原稿自動給送装置(ADF)2
00を装着している。
【0023】原稿自動給送装置200は、筐体としての
カバー本体21の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部
に図示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられ
ており、必要に応じて原稿自動給送装置200全体を回
動変位させて原稿台2上を開放し得る構成となってい
る。
【0024】カバー本体21の上面やや左方向部位に
は、複数枚の原稿を一括保持し得る原稿給紙台22が設
けられている。装置200の一端側には、原稿を順次一
枚ずつ取出し原稿台2の一端側(図中左端側)に供給す
る給送装置23が設けられている。給送装置23は、原
稿を一枚ずつ取出すためのピックアップローラ27、原
稿をピックアップローラ27に押付けるウエイト板2
8、原稿給紙台22への原稿のセット状態を検知する原
稿検知センサとしてのエンプテイセンサ29等が配設さ
れている。
【0025】さらに、ピックアップローラ27の原稿取
出し方向には、給紙ローラ32が配置され、確実に原稿
が一枚ずつ給送されるようになっている。原稿台2の上
面には、これを覆う原稿搬送ベルト37が張設されてい
る。原稿搬送ベルト37は、一対のベルトローラ40、
40に掛渡された外表面が白色の幅広無端ベルトであ
り、ベルト駆動機構(図示しない)によって正逆両方向
に走行し得る構成となっている。
【0026】また、原稿搬送ベルト37の裏面側には、
ベルト面を原稿台2上に押さえ付けるための複数のベル
ト押えローラ41…(図では3本のみ示した)および原
稿自動給送装置200の開閉状態を検知するセットスイ
ッチ(図示せず)が設けられている。
【0027】そして、前記給送装置23によって給送さ
れた原稿を、原稿台2の一端側(左端側)から他端側
(右端側)に搬送する。装置200の右側部位に排紙装
置38が設けられる。この排紙装置38は、搬送ローラ
44と、この搬送ローラ44に原稿を押付けるピンチロ
ーラ45と、排紙方向に送られる原稿の後端を検出する
原稿検出手段としての排紙センサ46等が設けられてい
る。
【0028】原稿排出路の下流側には、排紙ローラ48
が配設されている。また、原稿排出路には、原稿を表裏
逆にして原稿台2に導くためにゲート49が設けられ、
原稿を両面複写可能としている。
【0029】原稿走査部140は、光源としての露光ラ
ンプ6、ミラー15を設置した第1キャリッジ7、光路
を折曲げるミラー8a,8bを設置した第2キャリッジ
9、レンズ10、原稿からの反射光を受光する光電変換
部11、これら各部の位置を変更する駆動系(図示しな
い)、および光電変換部11の出力つまり画像データを
アナログデータからデジタルデータに変換するA/D変
換部(図示せず)により構成されている。
【0030】上記第1、第2キャリッジ7、9は、互い
にタイミングベルト(図示しない)で結ばれており、第
2キャリッジ9は第1キャリッジ7の1/2の速さで同
じ方向に移動するようになっている。これにより、レン
ズ10までの光路長が一定になるように走査できるよう
になっている。上記レンズ10は、焦点距離固定で、複
写倍率を1倍以外の倍率にする変倍時に光軸方向へ移動
されるようになっている。
【0031】光電変換部11は、原稿からの反射光を光
電変換するするもので、たとえばCCD形ラインイメー
ジセンサを主体に構成される。この場合、原稿の1画素
がCCDセンサの1つの素子に対応することになる。光
電変換部11の出力はA/D変換部176へ出力され
る。
【0032】上記第1、第2キャリッジ7、9、ミラー
12a、12bの移動は、それぞれステッピングモータ
(図示しない)により行われるようになっている。上記
第1、第2キャリッジ7、9は、上記ステッピングモー
タの回転軸に連結されたドライブプーリ(図示しない)
とアイドルプーリ(図示しない)間に掛渡されたタイミ
ングベルト(図示しない)の動作に応じて移動されるよ
うになっている。上記レンズ10は、対応するステッピ
ングモータ(図示しない)によりスパイラルシャフト
(図示しない)が回転し、このスパイラルの動きによっ
て光軸方向へ移動されるようになっている。
【0033】電光変換部60は半導体レーザで構成さ
れ、この電光変換部60に対応してコリメートレンズ6
2、ポリゴンミラー(多面反射鏡)64、レンズ66、
反射鏡68,70、レンズ72が配置され、露光装置5
2からレーザ光を感光体ドラム50に照射するようにな
っている。
【0034】画像形成部160は、レーザ光学系と、画
像形成媒体である転写紙への可視画像形成が可能な電子
写真方式の構成となっている。すなわち、画像形成部1
60は、装置内のほぼ中央部に回転自在に軸支された像
担持体としての感光体ドラム50を有し、この感光体ド
ラム50の周囲には、露光装置52、現像装置54、転
写チャージャ55、剥離チャージャ56、清掃チャージ
ャ57、除電チャージャ58及び帯電チャージャ59が
感光体ドラム50の回転方向に順に配置されている。
【0035】感光体ドラム50は、帯電チャージャ59
によって一様に帯電されるようになっているとともに、
原稿走査部140から原稿表面に照射されたレーザ光を
前記感光体ドラム50上に導いて原稿の画像を結像し、
感光体ドラム50表面に原稿画像に対応する静電潜像が
形成されるようになっている。
【0036】そして、前記感光体ドラム50上に形成さ
れた静電潜像は、現像装置54により現像されてトナー
可視画像に変換され、後述する給紙手段としての給紙カ
セット30からレジストローラ20を介して送紙される
コピ−用紙P上にトナー現像画像が転写チャージャ55
により転写される。
【0037】この転写チャージャ55による画像転写後
のコピ−用紙Pは、ACコロナ放電による剥離チャージ
ャ56により感光体ドラム50上から剥離されて、搬送
ベルトを介して定着器72に搬送され、この定着器72
によってトナー現像画像が溶融定着される。
【0038】その後、コピ−用紙Pは排紙ロ−ラ対73
からソータ80を介して排紙トレイ74上に排出され
る。ソータ80には、ソートモードの際に1部毎に必要
に応じてステイプル針で綴じるためのステイプラ76が
設けられている。さらに排紙トレイ74は、排紙の積載
位置をずらすために後述するトレイ駆動部によって前後
左右にシフトされるようになっている。
【0039】一方、前記コピ−用紙Pへのトナー現像画
像の転写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した帯電
トナー現像剤は、清掃前除電チャージャ57aにより除
電された後、クリーニングブレード57bにて掻き取ら
れ、さらに除電ランプ58により感光体ドラム50上の
電位を一定のレベル以下にして、次のコピ−動作を可能
にしている。
【0040】なお、コピ−用紙Pの両面に印刷する両面
コピ−の場合には、前述した定着器72によってトナー
現像画像が溶融定着されたコピ−用紙Pを搬送路75a
を介して搬送された後、トレイ75bに蓄積される。こ
のトレイ75bに蓄積された片面印刷済みのコピー用紙
Pは搬送路75cを介して前述した転写チャ−ジャ55
に搬送され、印刷されていない他方の面にトナー現像画
像が転写される。また、トレイ75bの下部には、光反
射型の紙センサ75dが設けられ、トレイ75b上にス
タックされる用紙の有無が検知される。
【0041】なお、搬送路75a、トレイ75b、搬送
路75c、および紙センサ75dとは、自動両面反転機
構としての自動両面装置(ADD)75を構成する構成
要素である。
【0042】また、図中30は前記装置本体1のフロン
ト側より着脱自在に上下複数段に装着された給紙手段と
しての給紙カセットである。この給紙カセット30は、
コピー用紙Pが収納された筐体であるカセットケース3
1からなり、このカセットケース31の取出し端部は、
用紙取出し方向に向け傾斜させてなる構成を有する。
【0043】そして、前記給紙カセット30のカセット
ケース31内に収納されたコピー用紙Pは、ピックアッ
プローラ81にて最上層からピックアップされて取り出
されるようになっている。このピックアップローラ81
にて取り出されて前記カセットケース31の取出し端部
側に送り込まれたコピー用紙Pは、前記カセットケース
31の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ8
4と分離ローラ(または分離パッド)85とからなる用
紙分離部にて一枚ずつ分離されて、画像形成部160に
向け搬送されるようになっているものである。
【0044】次に、図2乃至図5を参照してこの実施の
形態の画像形成装置であるデジタル複写機の制御回路に
ついて説明する。図2はデジタル複写機の制御システム
の構成ブロック図、図3は図2に示したスキャナ部の構
成ブロック図、図4は同じくCPU部の構成ブロック
図、図5はプリンタ部の構成ブロック図、図6は操作パ
ネル部の各構成要素の配置関係を示す平面図である。
【0045】図2において、デジタル複写機の制御シス
テムは大きく2つのブロックより成り、スキャナ313
とプリンタ315との間を画像処理部314で結合し、
デジタル複写機を構成する基本部301と、この基本部
301からの画像データを受け取って記憶し、その記憶
した画像データを再び基本部301に転送することでメ
モリコピーを実現するページメモリ部302とから構成
される。
【0046】基本部301とページメモリ部302と
は、制御データをやりとりする基本部システムインタフ
ェース316、画像データをやりとりする基本部画像イ
ンタフェース317とで接続されている。
【0047】基本部301は画像情報入力手段であるス
キャナ313、画像情報出力手段であるプリンタ31
5、画像処理部314、およびこれらを制御する制御手
段である基本部CPU311から構成される。
【0048】基本部CPU311のメインCPU100
には、図4に示すように、ROM102、RAM10
4、画像メモリ106、タイマメモリ108、暗証コー
ドメモリ110、タイマ112、内部インタフェース1
22、外部インターフェース124が接続されている。
【0049】内部インタフェース122には図6に示し
た操作パネル114が接続される。操作パネル114に
はフィニッシャーキー115、状態表示器117、給紙
カセット30の選択手段としてのカセット選択キー11
9、HELPキー123、自動用紙選択キー125、自
動倍率選択キー126、ズーム/100%キー127、
原稿サイズキー128、用紙サイズキー129、メッセ
ージ表示のためのLCD表示器116、自動濃度キー1
30、マニュアル濃度キー131、予熱キー132、割
り込みキー133、オールクリアキー134、クリア/
ストップキー135、スタートキー121、タイマキー
136、テンキー118、および機能切替えキー136
等が配置されている。
【0050】外部インターフェース124は、ソータ8
0と、パーソナルコンピュータなどの外部装置138
と、ハードディスク装置90とに接続されている。ソー
タ80における排紙トレイ74は、トレイ駆動部79に
よって駆動されている。
【0051】画像情報の記憶・呼び出し等はメインCP
U100によって行われる。例えば、暗証コ―ドと画像
情報をセットで記憶する場合、スキャナCPU160の
制御でスキャナ部313によって読みこまれた画像情報
はメインCPU100の指示により画像メモリ106に
記憶される。メインCPU100の指示は、操作パネル
114(テンキ―118)からの入力によって決定され
たモ―ドに従って行われる。
【0052】次に、図3を参照してスキャナ部313の
詳細な構成について説明する。スキャナ部313のスキ
ャナーCPU160には、照明ランプ6を制御するラン
プ制御部164、走査モータ166を制御するモータド
ライバ168、原稿サイズ検知センサ169を含むセン
サ、スイッチ、ソレノイド類170を駆動制御する駆動
部172に接続してこれらを制御する。また、光電素子
11からの画像情報について画像処理するためのA/D
変換回路176、解像度変換回路178、シェーディン
グ補正回路179、画質改善回路180、2値化回路1
82が接続され制御される。
【0053】次に、図5を参照してプリンタ部315に
ついて詳細に説明する。プリンタ部315において、プ
リンタCPU190には、メインモータ192を駆動す
るメインモータドライバ194、紙サイズ検知センサ1
95を含むセンサ、スイッチ、ソレノイド類196を駆
動制御する駆動部198、定着ランプ200を制御する
定着ランプ制御部202、帯電チャ−ジャ204、転写
チャージャ206、剥離チャージャ208、PCCチャ
ージャ210を制御する高圧出力制御部212、除電ラ
ンプ214を制御する除電ランプ制御部216、給紙ロ
ーラ218、ピックアップローラ220用の給紙モータ
222を制御する給紙制御部224、電気−光変換部で
あるレーザダイオード60、及びポリゴンモータ228
用のレーザ駆動回路230を制御する変調回路232に
接続して、これらを制御する。
【0054】ここで、ペ−ジメモリ部302について図
2を参照して説明する。ページメモリ部302は、画像
データを一時的に記憶しておく記憶手段としてのページ
メモリ323、ページメモリ323のアドレスを生成す
るアドレス制御部306、ページメモリ部302内の各
デバイス間のデータ転送を行う画像バス320、画像バ
ス320を介してページメモリ323とハードディスク
装置90などの他のデバイスとのデータ転送を行うとき
のデータ転送を制御するデータ制御手段307、基本部
画像インタフェース317を介して基本部301と画像
データを転送するときに画像データをインタフェースす
る画像データI/F手段308、解像度の異なる機器に
画像データを送信するときに画像データを他の機器の解
像度に変換したり、解像度の異なる機器から受信した画
像データを基本部301のプリンタ315の解像度に変
換したり、2値画像データの90度回転処理を実行する
解像度変換/2値回転手段325、ファクシミリ送信や
光ディスク記憶のように画像データを圧縮して送信した
り、記憶したりするデバイスのために入力した画像デー
タを圧縮したり、圧縮された形態の画像データをプリン
タ315を介して可視化するために伸長する圧縮/伸長
手段324、画像データI/F手段308に接続され、
プリンタ315から画像データを出力するときに画像デ
ータを90度あるいは−90度回転して出力するときに
使用する多値回転メモリ309で構成される。
【0055】ページメモリ323としてはボード上に固
定メモリとして12メガバイトの容量を持つRAMが設
けられ、更にオプションとして拡張メモリを搭載可能で
ある。この拡張メモリとしては例えばSIMMで8メガ
バイトのRAMボードを2枚用いて16メガバイトを追
加することができる。
【0056】このRAMとしてのメモリ容量の実装量に
応じてこの発明では後述するようにジョブの並行動作可
能レベルを種々切り替えることができるが、ここで図3
4を参照してSMCPU311がRAMの実装量を検知
する方法を説明しておく。
【0057】先ず、図34のステップS251にてSM
CPU311はSIMMの識別コードIDに相当するア
ドレスを形成してアクセスすることにより、オプション
RAMが装着されているか否かを検知する。
【0058】RAMボードSIMM1、SIMM2がい
ずれも装着されているときはステップS252でこれを
検知してステップS253に進み、メモリ容量として
(12+8+8)メガバイトを設定する。
【0059】RAMボードSIMM1、SIMM2のい
ずれかが装着されているときはステップS252でこれ
を検知してステップS254に進み、メモリ容量として
(12+8)メガバイトを設定する。
【0060】RAMボードSIMM1、SIMM2のい
ずれも装着されていないときはステップS252でこれ
を検知してステップS255に進み、メモリ容量として
(12)メガバイトを設定する。
【0061】このようにして、たとえば電源投入ととも
にRAMメモリとして装着されているメモリ容量を検知
しておく。
【0062】ここで、図6を参照して操作パネル114
の詳細を説明する。
【0063】操作パネル114は、フィニッシャーキー
115、状態表示器117、給紙カセット30の選択手
段としてのカセット選択キー119、HELPキー12
3、自動用紙選択キー125、自動倍率選択キー12
6、ズーム/100%キー127、原稿サイズキー12
8、用紙サイズキー129、メッセージ表示器116、
自動濃度キー130、マニュアル濃度キー131、予熱
キー132、割り込みキー133、オールクリアキー1
34、クリア/ストップキー135、スタートキー12
1、タイマキー136、テンキー118、及び機能切り
替えキー136とから構成されている。
【0064】フィニッシャーキー115は、ソートモー
ド、グループモード、ステイプルモードを選ぶときに使
用する。
【0065】状態表示器117は、各種の絵文字が点滅
・表示され、複写機の状態を表わす。
【0066】カセット選択キー119は、選択されてい
るカセットが希望のサイズでないとき、このキーを押し
て別のカセットを選ぶことができる。
【0067】HELPキー123は操作ガイドキーであ
り、押下されると操作手順を示すメッセージがメッセー
ジ表示器116に表示され、機能設定後に押すと設定内
容を確認することができる。
【0068】自動用紙選択キー125は、通常自動用紙
選択モードになっている。図1の原稿台(ガラス)2上
にセットした原稿のサイズを自動的に検出し、それと同
じサイズの用紙を自動的に選択する(等倍コピーの
み)。
【0069】自動倍率選択キー126は、このキーを押
して自動倍率選択モードを選び希望する用紙サイズを指
定すると、原稿台(ガラス)2上にセットした原稿のサ
イズを検出し、自動的にコピー倍率を計算する。
【0070】ズーム/100%キー127は、左端の
「50%<」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで
50%まで小さくなる。右端の「>200%」キーを押
すと、コピー倍率は1%きざみで200%まで大きくな
る。中央の「100%」キーを押すと等倍(100%)
に戻る。
【0071】原稿サイズキー128は、原稿サイズをセ
ットするときに使用する。用紙サイズを選択して原稿サ
イズを指定すると、コピー倍率が自動的にセットされ
る。
【0072】用紙サイズキー129は、用紙サイズを選
択するときに使用する。
【0073】メッセージ表示器116は、デジタル複写
機の状態、操作手順およびユーザに対する各種の指示を
文字と絵で表示する。表示手段としてのメッセージ表示
器116は、タッチパネルを内蔵し、機能の設定も行う
ことができる。後で説明するが、予約コピーの受付け表
示、ニアリメモリフルおよびこれに伴う印刷の表示など
もこのメッセージ表示器116上で行われる。
【0074】自動濃度キー130は、自動濃度を選択す
ると、デジタル複写機が自動的に原稿の濃淡を検出して
最適コピー濃度を選択する。
【0075】マニュアル濃度キー131は、マニュアル
濃度では希望するコピー濃度を選ぶことができる。中央
の「うすく」キーを押して濃度を5段階で薄くでき、右
端の「こく」キーを押して5段階で濃くできる。
【0076】予熱キー132は、このキーを押すと、予
熱(節電)状態に入りすべての表示ランプが消える。再
びコピーを取るときは、もう一度このボタンを押す。
【0077】割り込みキー133は、連続コピーの途中
で、割り込みコピーを取りたいときに使用する。
【0078】オールクリアキー134は、このキーを押
すと、選択したモードがすべてクリアされ、標準状態に
戻る。
【0079】クリア/ストップキー135は、コピー枚
数を訂正するとき、またはコピー動作を停止させるとき
に使用する。
【0080】スタートキー121は、コピーを開始する
ときに押す。
【0081】タイマキー136は、このキーを押すと、
何時にデジタル複写機の電源がオン、オフするか表示さ
れる(ウイークリータイマが設定されている場合)。
【0082】テンキー118は、コピーしたい枚数をセ
ットするときに使用する。コピー枚数は1〜999枚ま
でセットできる。
【0083】機能切り替えキー136は、デジタル複写
機が備えたファクシミリ機能、プリンタ機能等の機能を
切り替えるキーである。
【0084】図7は、この発明の一実施の形態の画像形
成装置における電子ソート機能の制御ブロックを示すも
のである。
【0085】すなわち、画像処理部314に対応する原
稿読取り制御部,拡大/縮小部351、ページメモリ部
302に対応する画像圧縮制御部352、ファイル管理
制御部353、画像伸長制御部,展開位置制御部35
4、プリンタ315に対応する画像印刷制御部355と
から構成されている。
【0086】原稿読取り制御部,拡大/縮小部351に
おける原稿読取り制御部は、スキャナ313からの画像
データを量子化し、ページメモリ323に書き込む。即
ちスキャナ313において、光電変換部11からの画像
信号を2値化し、ページメモリ323上に保持する。原
稿が原稿自動給送装置200にセットされていれば原稿
自動給送装置200から原稿を1枚ずつ給紙して原稿を
読取る。なお、原稿自動給送装置200にセットされた
原稿は最終ページから読取られるように設定されてい
る。また、両面原稿を指定した場合には、最終ページか
ら裏面、表面の順で先頭ページまで読み込まれる。
【0087】原稿読取り制御部,拡大/縮小部351に
おける拡大/縮小部は、原稿読取り制御部のサブモジュ
ールで、用紙と原稿サイズの関係から縮小または拡大率
(以下、これらを倍率と記述する)を算出し、原稿読取
り制御部の量子化処理を設定する。
【0088】画像圧縮制御部352及びファイル管理制
御部353においては、ページメモリ323上の画像デ
ータを圧縮し、ファイル形式で管理される領域に書込む
制御を行う。
【0089】図8は、ページメモリ323に記憶される
画像データの記憶領域の構成を示したもので、スキャナ
部313で読み込まれた原稿のイメージデータ(画像)
が書き込まれる頁バッファ領域M1と、その画像データ
を圧縮したデ−タが書き込まれる1ペ−ジ単位毎に区切
られたファイルエリアM2に区分されている。
【0090】このファイルエリアM2の各ペ−ジの先頭
アドレスは、アドレス制御部306におけるファイルエ
リア頁毎デ−タ先頭アドレス格納領域M3に記憶されて
いる。
【0091】なお、ファイルはRAMのような揮発メモ
リ上に構築されてもよいし、ハードディスクのような大
容量の不揮発メモリ上に構築されてもよいが、この実施
の形態では外部に図4に示したハードディスク90が接
続される形態を取っているので、ここでは高速アクセス
可能なRAMが用いられている。
【0092】オペレータが複写を開始する場合、原稿自
動給送装置200に原稿をセットしてコピーキー121
を押下する。これに伴い、原稿読取り制御部,拡大/縮
小部351による原稿給紙及び給紙した原稿を読取った
画像データの拡大または縮小が行われ、続いて画像圧縮
制御部352による画像データの圧縮が行われる。
【0093】拡大または縮小された画像データはまずフ
ァイル管理制御部353でページメモリ323の頁バッ
ファ領域M1に書込まれ、さらにその画像データは画像
圧縮制御部352で圧縮したデータにしてから1ページ
単位毎に区切られたファイルエリアM2に記憶される。
以上の動作が原稿自動給送装置200にセットされた原
稿がなくなるまで行われる。
【0094】いったん原稿を全てページメモリ323上
に記憶し終わると制御はソート動作のための画像データ
の所定順序の読み出しに移る。まず、画像伸長制御部,
展開位置制御部354において、指定文書の最初の頁の
圧縮画像データを読みだして伸長し、展開する。なお、
ここでページメモリ323上に記憶された圧縮画像デー
タは、ハードディスク90が装着されている場合はそこ
に転送して記憶することになる。
【0095】画像伸長制御部,展開位置制御部354
は、ファイルM2から圧縮された原稿の画像データを頁
ごとに読出し、出力(印刷)のためデータ制御手段30
7を介して用紙の片面(出力ページ)単位で画像を作成
して画像印刷制御部355に送る動作を全頁の原稿画像
データを読出すまで繰り返し行う。
【0096】読出しは、原稿ページ数から決定され、自
動両面装置75のトレイ75bに積む順に対応して読出
し印刷されるように決定される。
【0097】自動両面装置75では、裏面印刷を行った
後に裏面印刷された用紙がトレイ75bにスタックさ
れ、続いてトレイ75bから1枚づつ取出されて表面の
印刷を行って排紙トレイ74上に排紙される。複数枚の
場合は、裏面への印刷をしてスタックする動作を全て行
ったのち自動両面装置75から排出しながら表面を印刷
して排紙トレイ74上に排紙される。
【0098】次に、このような構成において原稿の読取
り、蓄積、印刷の動作を図9〜12のフローチャートを
参照して説明する。
【0099】まず、メインCPU100は操作パネル1
14の操作によりメニューが選択されるとLCD表示器
116にモードの選択画面を表示し、このモード選択画
像から綴じ代、原稿/用紙サイズ選択モード等の設定が
される(S1)。なお、通常(デフォルト)において
は、選択原稿サイズがA4、選択用紙サイズがA4と設
定されている。
【0100】原稿/用紙サイズ選択モードが通常でなく
(S2)、原稿台2上に原稿が有る場合(S3)、原稿
検知センサ169で原稿サイズが検知される(S4)。
また、原稿用紙サイズ選択モードがAPSであった場合
(S5)、すなわち、自動用紙選択(APS:Auto Pap
er Select )で原稿サイズが検知され、原稿と同じサイ
ズの用紙が選ばれる(S6)。この場合、綴じ代の設定
がなければ倍率を100%とされる。
【0101】また、原稿用紙サイズ選択モードがAMS
であった場合(S5)、すなわち、自動倍率選択(AM
S:Auto Magnification Select )で原稿サイズが検知
され、用紙サイズはその時点で設定されているサイズが
使用される(S7)。この場合、倍率は原稿と用紙のサ
イズから決定される。
【0102】このようにして、選択原稿サイズ、選択用
紙サイズから倍率が算出されてLCD表示器116に表
示される(S8)。
【0103】ここでメインCPU100は、紙サイズ検
知センサ195で選択された用紙サイズの用紙が給紙カ
セット30にあるかを確認し(S9)、ない場合はスタ
ートキー(コピーキー)121の指示を受け付けなくし
て(S10)、LCD表示器116に紙補給指示を表示
する(S11)。選択された用紙サイズの用紙が給紙カ
セット30にある場合は、スタートキー(コピーキー)
121の指示を受け付けるようにする(S12)。
【0104】続いてメインCPU100は、各モード選
択画面(綴じ代など)をLCD表示器116に表示し
(S13)、各種キー押下の情報を取得する(S1
4)。
【0105】キーが押されていた場合(S15)、メイ
ンCPU100は、押されたキーがスタートキー(コピ
ーキー)121ならばステップS16より図11のステ
ップS27へ進む。
【0106】LCD表示器116上の原稿サイズ選択キ
ーならば、原稿/用紙サイズ選択モードを通常と設定
し、APSまたはAMSランプ点灯なら消去し(S1
8)、今選択した原稿サイズを設定してステップS19
からステップS2に戻る。LCD表示器116上の用紙
サイズ選択キーならば、原稿/用紙サイズ選択モードを
通常と設定し、APSまたはAMSランプ点灯なら消去
し(S21)、今選択した用紙サイズを設定してステッ
プS2に戻る(S22)。
【0107】LCD表示器116上のAPSキーなら
ば、原稿/用紙サイズ選択モードをAPSと設定し、A
PSランプを点灯してステップS2に戻る(S24)。
LCD表示器116上のAMSキーならば、原稿/用紙
サイズ選択モードをAMSと設定し、AMSランプを点
灯してステップS2に戻る(S26)。
【0108】図11のステップS27において、メイン
CPU100は、原稿自動給送装置200上の原稿の有
無を原稿検知センサ29からの検知信号によりチェック
し、原稿がある場合は原稿自動給送装置200上の原稿
を1枚給紙して原稿サイズ検知センサ169で原稿サイ
ズを検知する(S28)。原稿/用紙サイズ選択モード
が通常であれば図12のステップS29からステップS
39に移行する。
【0109】原稿/用紙サイズ選択モードが通常でない
場合、さらにAPSでないならば選択原稿サイズを検知
されたサイズとされ(S31)、倍率が算出されてLC
D表示器116に表示されてステップS39となる(S
32)。APSであるならば選択用紙サイズ、選択原稿
サイズとが検知されたサイズとされ(S33)、倍率が
算出されてLCD表示器116に表示され(S34)、
選択用紙サイズの用紙が給紙カセット30にあるならば
ステップS35からS39となり、選択用紙サイズの用
紙が給紙カセット30にないならば紙補給指示がLCD
表示器116に表示される(S36)。
【0110】また、ステップS27においてメインCP
U100は、原稿自動給送装置200上の原稿の有無を
原稿検知センサ29からの検知信号によりチェックし、
原稿がない場合、算出した倍率で原稿台2上の原稿を読
取り、ページメモリ部302のページメモリ323に読
取った原稿の画像を1ページ毎に圧縮したデータとして
記憶し(S37)、LCD表示器116上の終了キーが
押されて図12のステップS42に進む。
【0111】ステップS39においてメインCPU10
0は、算出した倍率で原稿を読取り、ページメモリ部3
02のページメモリ323に読取った原稿の画像を1ペ
ージ毎に圧縮したデータとして記憶し(S39)、原稿
自動給送装置200上の原稿がなくなるまで原稿を読取
り(S40、S41)、原稿がなくなってステップS4
2に移行する。
【0112】ステップS42においてメインCPU10
0は、設定された用紙サイズ上の画像領域を決定(書込
み開始位置を算出)し、算出結果に基づいてページメモ
リ323に蓄積(記憶)された画像データをページメモ
リ302で展開して画像処理手段314を介してプリン
タ315で印刷を行ない(S43)、設定部数が印刷さ
れて終了する(S44)。
【0113】このように、原稿の読取り、蓄積、印刷が
行なわれるが、10枚の原稿を3部ステイプルソートモ
ードで印刷し、途中で2回メモリフルが発生した場合に
ついて説明する。
【0114】オペレータによりLCD表示器116の選
択画面上のステイプルソートモードが選択押下された
際、メインCPU100は、さらにLCD表示器116
に必要部数(この場合は3部)等の設定要求を表示し、
オペレータにより設定要求が設定される。
【0115】メインCPU100は、原稿をスキャナ3
13でスキャン(読み込み)してページメモリ部302
におけるページメモリ323の頁バッファ領域M1に一
時記憶した後、圧縮/伸長手段324で圧縮してファイ
ル化し、ページメモリ323のファイルエリアM2に蓄
積する。
【0116】図13の(a)に示すように、10頁目、
9頁目、8頁目とページメモリ323のファイルエリア
M2に圧縮データが蓄積され、7頁目でページメモリ3
23のファイルエリアM2のメモリフルが発生した場
合、7頁目はページメモリ323のファイルエリアM2
に蓄積できない。ただし、7頁目はページメモリ323
における頁バッファ領域M1に圧縮前の画像データとし
て記憶されている。
【0117】この時点でメインCPU100は、原稿自
動給送装置200からの原稿の供給とスキャナ313の
スキャンを一時停止すると共にステイプラ76に対する
ステイプル打ち信号の出力を中止する。
【0118】続いてメインCPU100は、図13の
(b)に示すように、ソート出力1部目としてページメ
モリ323のファイルエリアM2にファイル化されて蓄
積された10頁目の圧縮データを圧縮/伸長手段324
で伸長して画像処理手段314を介してプリンタ315
で印刷を行い、9頁目、8頁目まで繰り返して1部目の
3枚(10,9,8頁)を印刷出力して排紙トレイ74
上に積載する。
【0119】さらに3部の設定なので、図13の
(c),(d)に示すように、2部目、3部目と繰り返
されて排紙トレイ74上に3部が積載される。この際、
メインCPU100は、トレイ駆動部229を駆動して
排紙トレイ74をシフトし、1部目、2部目、3部目の
排紙トレイ74上における積載位置をずらして識別しや
すくする。
【0120】これで、メインCPU100は、ページメ
モリ323のファイルエリアM2の圧縮データが空とな
ったので、ページメモリ323の頁バッファ領域M1に
記憶されている7頁目の画像データを圧縮/伸長手段3
24で圧縮してファイル化してページメモリ323のフ
ァイルエリアM2に蓄積する。
【0121】さらにメインCPU100は、原稿自動給
送装置200から原稿の供給とスキャナ313のスキャ
ンを開始し、続く6頁目からの原稿をページメモリ32
3のファイルエリアM2に蓄積する。
【0122】図14の(a)は、この再圧縮ファイル化
から再スキャン・蓄積を示すものである。ここで、4頁
目でページメモリ323におけるファイルエリアM2の
メモリフルが発生した場合、4頁目はページメモリ32
3のファイルエリアM2に蓄積できない。ただし、4頁
目はページメモリ323における頁バッファ領域M1に
圧縮前の画像データとして記憶されている。
【0123】この時点でメインCPU100は、原稿自
動給送装置200から原稿の供給とスキャナ313のス
キャンを一時停止すると共にステイプラ76に対するス
テイプル打ち信号の出力を中止する。
【0124】続いてメインCPU100は、図14の
(b),(c),(d)に示すようにページメモリ32
3のファイルエリアM2に蓄積された7頁目、6頁目、
5頁目の圧縮データを伸長・印刷し、1部目、2部目、
3部目と繰り返して排紙トレイ74上に3部を積載す
る。この際、メインCPU100は、トレイ駆動部22
9を駆動して排紙トレイ74をシフトし、1部目、2部
目、3部目の排紙トレイ74上における積載位置をずら
して識別しやすくする。
【0125】これで、メインCPU100は、ページメ
モリ323のファイルエリアM2の圧縮データが空とな
ったので、ページメモリ323の頁バッファ領域M1に
記憶されている4頁目の画像データを圧縮/伸長手段3
24で圧縮してファイル化してページメモリ323のフ
ァイルエリアM2に蓄積する。さらにメインCPU10
0は、原稿自動給送装置200から原稿の供給とスキャ
ナ313のスキャンを開始し、続く3頁目からの原稿を
ページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積する。
【0126】図15の(a)は、この再圧縮ファイル化
から再スキャン・蓄積を示すものである。
【0127】残りの原稿に対するスキャン・圧縮・ファ
イル化してページメモリ323のファイルエリアM2へ
の蓄積が終了して、メインCPU100は、図15の
(b),(c),(d)に示すようにページメモリ32
3のファイルエリアM2に蓄積された4頁目、3頁目、
2頁目、1頁目の圧縮データを伸長・印刷し、1部目、
2部目、3部目と繰り返して排紙トレイ74上に3部を
積載する。
【0128】この際、メインCPU100は、トレイ駆
動部229を駆動して排紙トレイ74をシフトし、1部
目、2部目、3部目の排紙トレイ74上における積載位
置をずらして識別しやすくする。なお、メインCPU1
00は、ステイプル打ち信号の出力を行わない。
【0129】この結果、排紙トレイ74には、3枚ずつ
の3部、3枚ずつの3部、4枚ずつの3部がそれぞれ積
載位置がずれて積載されてこのステイプルソートモード
が設定された画像形成動作が終了される。なお、この場
合、上述したようにステイプルはされないで排紙トレイ
74に積載される。
【0130】また、ステイプルソートモードにおいて、
自動両面装置75を用いて両面印刷を行って自動両面装
置75のトレイ75bに片面印刷した用紙がスタックさ
れる際にスタックフルが発生した場合にも印刷を中止と
せず、ステイプルを行わずに印刷出力を行うことが可能
である。
【0131】以上説明したようにソートかつ1部毎にス
テイプルをするステイプルソートモードにおいて、原稿
入力中に蓄積メモリがメモリフルとなってもステイプル
せずに印刷出力を行うことにより、全く印刷されずに中
止となることがなく全ての原稿を印刷出力することがで
きる。
【0132】以上のような基本的な画像形成動作を行な
うこの実施の形態において、この発明では以下に説明す
る種々の特徴的な構成、機能を有する。以下、これらの
構成、機能につき図16以下の図面も参照しながら詳細
に説明する。
【0133】まず、この発明の実施の形態では、大容量
記憶装置、ここではハードディスク装置90、が画像形
成装置に接続されているか否かに応じてソート動作の最
後の部数目の印刷を行なうときの当該画像情報の削除の
タイミングを最適に切り換えることができる構成と機能
を有する。
【0134】このために、まず図16に示したように画
像形成装置の電源を投入してシステムを立ち上げたとき
に、ステップS101にてハードディスク装置90が装
着されているか否かをチェックする。
【0135】例えば、ハードディスク装置90が装着さ
れると、図示しないマイクロスイッチがONとなり、こ
のON信号により基本部CPU301内のレジスタにフ
ラグ「1」が設定される。従って、画像形成装置の電源
を投入してシステムを立ち上げたときに、ステップS1
01にてSMCPU311がこのフラグをチェックし
て、「1」ならハードディスク装置90が装着されてい
ることを検知する。
【0136】あるいは、画像形成装置の電源を投入して
システムを立ち上げたときに、ハードディスク装置90
にSMCPU311から初期化コマンドを送信し、ステ
イタス「1」が受信できたらハードディスク装置90有
りと判断する。一方、ステイタス「1」が受信できない
状態で例えば1秒経過したらハードディスク装置90無
しと判断する。
【0137】チェックの結果、ハードディスク装置90
が装着されていることが検知されたときはステップS1
02に進み、第1電子ソートモードに設定される。な
お、ソートモードの動作としては印刷出力された各複写
文書ごとにステイプルで綴じる場合と綴じないでそのま
ま出力する場合とがあるが、以下の説明ではステイプラ
を用いて綴じる場合を例にして説明する。
【0138】図17は、第1電子ソートモードに於いて
ステイプルソートモードで出力するときの原稿入力と印
刷出力のタイミングを示すものである。図17では、原
稿自動給送装置200にセットされた複数枚(ここでは
4枚)で1文書を構成する原稿を入力して3部の複写文
書をステイプルソートで出力するときの原稿入力と印刷
出力のタイミングを説明する。
【0139】まず、ステップS103においてメインC
PU100は、スキャナ313から原稿を全て読み込ま
せ、読み込んだ画像を画像処理装置314を介してペー
ジメモリ部302において1頁毎に圧縮してページメモ
リ323のファイルエリアM2に順次蓄積する。
【0140】すなわち、図17(a)に示すように、給
紙された4頁目の原稿画像をスキャナ313で光走査し
て読み込み、ページメモリ部302におけるページメモ
リ323の頁バッファ領域M1に一時記憶した後、圧縮
/伸長部324で圧縮してファイル化し、ページメモリ
323のファイルエリアM2の1頁目のアドレスX1に
蓄積する。この動作を3頁目、2頁目、1頁目と順次繰
り返す。
【0141】このようにしてページメモリ323のファ
イルエリアM2に圧縮して記憶された文書画像データは
ハードディスク90の所定のエリアに転送して記憶され
る。なお以上の説明ではペイジメモリ323と圧縮伸長
回路324を用いて読み込んだ画像データの圧縮を行な
っているが、ハードディスク90の方にこれらの機能を
果たす回路が設けられている場合には、直接それらを用
いて画像データの圧縮を行なってハードディスク90に
格納するようにしても良いことは勿論である。
【0142】続いて、メインCPU100は、ハードデ
ィスク90からファイル化されて蓄積された圧縮データ
を読み出し、ページメモリ323のファイルエリアM2
に転送して格納する。つぎにこのファイル化されて蓄積
された圧縮データを圧縮/伸長部324で伸長して画像
処理部314を介してプリンタ315に供給して印刷を
行う。
【0143】すなわち、メインCPU100は、図17
(b)に示したように、文書ソート出力の1部目の最初
の1頁の画像情報としてページメモリ323のファイル
エリアM2のアドレスX1にファイル化されて蓄積され
た4頁目の圧縮データを読み出し、圧縮/伸長部324
で伸長して画像処理装置314に送り、プリンタ315
で印刷を行う。この動作を3頁目、2頁目、1頁目と繰
り返し最初の1部目を印刷する。(ステップS104) メインCPU100は、1頁目(先頭頁)が印刷される
と1部目の文書複写が完了したとしてステイプラ76に
ステイプル打ち信号を送出し、1部目の複写文書(4
枚)がステイプラ76にステイプルされて排紙トレイ7
4上に積載される。指定文書複写数が3部となっている
ので、同じステイプルソート動作を図17(c),図1
7(d)に示したように2部目、3部目と繰り返す。
【0144】ここで、、最後の3部目の最初の頁、即ち
最終文書の4頁目の印刷がステップS105で終了する
と、ステップS106において直ちにこの印刷に用いた
頁画像データをハードディスク90から削除する。同様
にして、順次3頁目、2頁目、1頁目と印刷−頁画像デ
ータ削除の動作を各頁ごとに繰り返し行なう。
【0145】ステップS107で最終の4枚目即ち4頁
目の印刷が終わったことが検知されると、ステップS1
08に進んで当該頁画像データをハードディスク90か
ら削除する。このときメインCPU100は、3部目の
文書複写が完了したとしてステイプラ76にステイプル
打ち信号を送出し、3部目の複写文書(4枚)がステイ
プラ76にステイプルされて排紙トレイ74上に積載さ
れる。
【0146】このように、ハードディスク90が装着さ
れている場合は、最終文書の印刷の際に各頁の印刷が終
了した時点で当該データをハードディスク90から削除
するので、最後の頁の印刷後に削除するべきデータはこ
の頁の分だけですみ、アクセス速度が遅くても1頁の分
だけのアクセスでよいから比較的速やかにデータ削除の
動作を終わることができる。勿論大容量の記憶装置を装
着したメリットはそのまま保持できることになり、記憶
容量が大きくかつ処理速度が早い画像形成装置が提供で
きる。
【0147】一方、ステップS101でハードディスク
90が装着されていないことが検知された場合にはステ
ップS110に進んで第2電子ソートモードが設定され
る。
【0148】第2電子ソートモードに於いても第1電子
ソートモードの時と同様に、まず、メインCPU100
は、ステップS111においてスキャナ313から原稿
を全て読み込ませ、読み込んだ画像を画像処理装置31
4を介してページメモリ部302において1頁毎に圧縮
してページメモリ323のファイルエリアM2に順次蓄
積する。この場合にはハードディスク90が装着されて
いないので、圧縮画像データはそのままペイジメモリ3
23に保持される。
【0149】続いて、メインCPU100は、ページメ
モリ323のファイルエリアM2にファイル化されて蓄
積された圧縮データを圧縮/伸長部324で伸長して画
像処理部314を介してプリンタ315に供給して印刷
を行う。
【0150】すなわち、メインCPU100は、ステッ
プS112において、図17(b)に示したように、文
書ソート出力の1部目の最初の1頁の画像情報としてペ
ージメモリ323のファイルエリアM2のアドレスX1
にファイル化されて蓄積された4頁目の圧縮データを読
み出し、圧縮/伸長部324で伸長して画像処理装置3
14に送り、プリンタ315で印刷を行う。この動作を
3頁目、2頁目、1頁目と繰り返し最初の1部目を印刷
する。
【0151】メインCPU100は、1頁目(先頭頁)
が印刷されると1部目の文書複写が完了したとしてステ
イプラ76にステイプル打ち信号を送出し、1部目の複
写文書(4枚)がステイプラ76にステイプルされて排
紙トレイ74上に積載される。指定文書複写数が3部と
なっているので、同じステイプルソート動作を図17
(c),図10(d)に示したように2部目、3部目と
繰り返し、ステップS113において順次排紙トレイ7
4上に合計3部が積載されるまで続けられる。
【0152】3部目の複写文書のステイプル動作が終わ
ると、ステップS114においてメインCPU100は
ペイジメモリ323にアクセスしてそこに記憶されてい
る文書のすべての頁の画像データを一括して削除する。
この場合はペイジメモリ323は高速アクセス可能なR
AMで構成されているので、このデータ削除に多くの時
間は必要としない。
【0153】図16で説明した電子ソートモードの動作
では、複写すべき文書のすべての頁の画像データをまず
メモリに格納した後、ハードディスク90が装着されて
いるか否かにより印刷終了後の画像データの削除タイミ
ングを切り換える手段を持つ場合を説明したが、同様に
して、ハードディスク90が装着されているか否かによ
りジョブの実行形態を切り換えることもできる。即ち、
ハードディスク90は非連続な記憶領域を順次アスセス
する場合は特に速度が遅くなるため、なるべくアスセス
領域が連続に近い形態でアクセスできるようなジョブ実
行形態を選ぶことが望ましい。
【0154】ハードディスク90が装着されている場合
には図16のステップS103からS108までに示し
たように、すべての原稿を読み込んでから指定部数の複
写文書を印刷するいわゆる完了型のジョブ実行形態を取
る。
【0155】ハードディスク90が装着されていない場
合には、図16のステップS111からS114までに
示した過程を経ずに、図18に示したようなフローチャ
ートに示したようなジョブ実行形態を取る。
【0156】すなわち、図18のステップS121にお
いて被ソート文書の最初の1頁の原稿画像データをペー
ジメモリ323のファイルエリアM2のアドレスX1に
ファイル化して蓄積する。
【0157】つぎに蓄積された画像データをステップS
122で読みだしてプリンタ315に送って印刷する。
同様にして、ステップS123で第1部目の複写文書の
すべての頁の印刷が終わったか否かをチェックし、YE
Sであれば次に進んでステップS124にて2部目の印
刷を開始する。このようにしていわゆる逐次動作型のジ
ョブが実行される。
【0158】原稿画像データの入力は第1部目の複写文
書のすべての頁の印刷が終わった段階で完了しているの
で、この2部目のときは、頁メモリ323のファイルエ
リアM2から圧縮画像データを順次読みだして印刷する
だけとなる。
【0159】このようにして指定されたm部目の複写文
書の印刷がステップS125で終了するとともに、この
文書のすべての頁の画像データをページメモリ323に
アクセスして一括削除する。
【0160】図16の説明ではハードディスク90が装
着されているか否かにより画像データの削除のタイミン
グを切り換える場合を示したが、ジョブの実行形態によ
り画像データの削除方式を切り換えることも可能であ
る。
【0161】図19はその一例の動作を説明するための
フローチャートを示す。この場合のジョブの実行形態と
しては、入力文書の各頁ごとに指定の複写枚数を一括で
形成するグループモードと、文書ごとに印刷を行なうソ
ートモードとがあり、さらにグループモードの中にも、
各頁ごとに指定枚数の印刷を先に行ってその都度当該画
像データを削除する逐次型と、すべての頁印刷が終わっ
た後で一括で画像データを削除する完了型とがある。
【0162】図19において、複数頁で1文書を構成す
る原稿を読取装置にセットしてオペレータがスタートキ
ー121を押すと、まずS131においてジョブ指定が
グループ複写モードかソート複写モードかのチェックを
行なう。
【0163】グループ複写モードであるときは、ステッ
プS132に進み、このグループ複写が逐次型か完了型
のいずれが指定されているかのチェックが行われる。
【0164】逐次型のときはステップS133に進み、
被複写文書の最初の1頁の原稿画像データをページメモ
リ323のファイルエリアM2のアドレスX1にファイ
ル化して蓄積する。
【0165】この蓄積された原稿画像データは読みださ
れて伸長されプリンタ315に送られて、指定されたm
枚だけ一括して複写される。この場合、m枚の複写が終
わると蓄積データは不要となるので、ページメモリ32
3から削除することができる。即ち、グループ複写モー
ドで逐次動作の場合は原稿1頁の指定枚数の印刷ごとに
当該頁画像データを削除できるのでページメモリ323
におけるメモリフルが発生しにくくなり、画像形成装置
としての操作性が良好である。
【0166】図19のステップS131でチェックの結
果、ソート複写モードであることが検知された場合、お
よびステップS132のチェックの結果、グループ動作
が完了型である場合には、それぞれステップS134に
移行して、すべての頁の原稿画像データを入力し、読み
出して印刷して、最後に蓄積データを一括削除する。
【0167】このように、ジョブの実行形態によりメモ
リの削除方式を種々切り換えることができる。
【0168】更に、この実施の形態によれば、画像デー
タの記憶エリアの大小、たとえばハードディスク90が
装着されているか否かにより、ページメモリ323にお
けるメモリフルの発生のタイミングを、操作性が高い状
態を維持したまま最適に切り換えることができる。
【0169】通常のメモリフルでは、圧縮データを圧縮
伸長回路324から取り出してページメモリ323のフ
ァイルエリアM2へ書き込むときに、残っている書き込
みエリアの容量が圧縮画像データの1頁分の量より小さ
くなったときにメモリフルの状態に設定する処理を行な
う。大容量記憶装置であるハードディスク90が装着さ
れていない場合には画像データの記憶エリアが小さいの
で、上記のような状態になったときにメモリフルの設定
を行なうように設定して置く。この場合をファイルシス
テム(1)とする。
【0170】一方、ハードディスク90が設定されてい
る場合には画像データの記憶エリアが大きいので、メモ
リフルとして認定する条件を別の基準を用いて設定す
る。即ちこの実施の形態の例では、残っている書き込み
エリアの容量が画像形成装置として取り扱うことができ
る最大サイズ、たとえばA3サイズの原稿画像データを
圧縮せずに記憶できるだけの記憶容量(以下基準容量と
する)を持っているように設定される。この場合をファ
イルシステム(2)とする。
【0171】以下、図20を参照してフアイルシステム
(2)においてファイル書き込み時にメモリフルが発生
するメカニズムを説明する。図20の最初のステップS
141において、圧縮画像データを圧縮伸長回路324
から取り出してページメモリ323のファイルエリアM
2へ書き込む。なお、前記ファイルシステム(1)に設
定するかファイルシステム(2)に設定するかはハード
ディスク90が装着されているか否かにより決まるもの
で、このチェックは図16のステップS101と同様に
行なえばよいので、ここではこのチェックの結果、ハー
ドディスク90が装着されていることが判明した後のフ
ローを示している。
【0172】圧縮画像データがページメモリ323のフ
ァイルエリアM2へ書き込まれた後でステップS142
においてこのファイルエリアM2の残りのエリアが前記
の基準容量以下となったか否かをチェックする。YES
の場合にはステップS143に進んでニアリメモリフル
フラグを立てる。
【0173】その後、ステップS144で圧縮伸長回路
324から圧縮画像データが有るか否か、即ち1頁分の
画像データの圧縮が終了したか否かがチェックされ、N
Oの場合はステップS141へ戻って同様の処理が繰り
返される。
【0174】YESの場合にはステップS145に移行
して、ニアリメモリフルフラグのステータスの値を返し
てリセットして処理を終了する。
【0175】このように、ステップS142においてニ
アリメモリフルの判断の基準容量として画像形成装置の
取り扱い得る最大のサイズA3を用いているので、ニア
リメモリフルの状態となっても実際に残っている使用可
能のエリアは1頁分の圧縮画像データを格納するには十
分な容量であり、ファイルシステム(1)の場合と異な
り、少なくとも1頁分の記憶容量はあるので直ちにファ
イルエリアへの書き込みを中断する必要がなく、少なく
ともその時点でスキャナ313にセットされている頁の
画像データをページメモリ323のファイルエリアM2
へ書き込んだ後で停止できるのでシステムとして操作性
が向上される。
【0176】このようにたとえばステイプルソートモー
ドが設定された際に、原稿の読み込み・蓄積でページメ
モリ323のファイルエリアM2が途中でいっぱい(メ
モリフル)となった場合でも操作性を低下しないように
したものである。
【0177】図21のフローチャートはページメモリ3
23のファイルエリアM2の残りの空きエリアが1頁分
の画像データを蓄積できるだけのサイズを下回って画像
データを蓄積した場合、すべての画像蓄積エリアを使用
していなくてもメモリフルに設定してこれを表示し、次
頁または次々頁以降の頁の読取りを停止することを特徴
とする実施の形態の動作を説明するものである。
【0178】図21のフローチャートではコピーキー1
21が押され、複写動作がスタートしてから以降の動作
を示している。図21の最初のステップS151におい
て原稿自動給送装置(ADF)200上に被複写原稿が
有るか否かがチェックされる。NOの場合にはいわゆる
手挿しのモードに設定されていることになるが、この説
明は省略する。
【0179】YESの場合、ステップS152にてAD
F200から最初の原稿頁を原稿台2に導き、ステップ
S153で原稿走査部140を駆動して原稿面を走査
し、デジタルの原稿画像データを形成する。
【0180】形成された原稿画像データはページメモリ
部302に送られてステップS154にて圧縮伸長回路
324およびページメモリ323を用いて圧縮し、圧縮
された画像データはページメモリ323のファイルエリ
アM2のアドレスX1へ書き込まれる。
【0181】最初の頁の画像データが蓄積されると、ス
テップS155で次の頁がADF200上に有るか否か
がチェックされる。NOの場合にはステップS156に
移行してそれまでにページメモリ323のファイルエリ
アM2に蓄積されている画像データを用いて指定された
内容の印刷を行い、終了後当該画像データを削除する。
【0182】なお、この最後の頁画像データのファイル
化のときに図16で説明したファイルシステム(2)の
ニアリメモリフルが発生しても前述したようにその時点
でファイル化が済んでいないデータのファイル化ができ
るので、指定のソート動作等は支障なく完了できること
になる。
【0183】ステップS155で次の頁がADF200
上に有ることが検知された場合にはステップS157に
移行して、この頁原稿を原稿台2に導き、原稿走査部1
40を駆動して原稿面を走査し、デジタルの原稿画像デ
ータを形成する。形成された原稿画像データはページメ
モリ部302に送られて同様に圧縮され、ファイル化さ
れる。
【0184】この頁画像データのファイル化の際に、前
頁の画像データがニアリメモリフルにならずに正常にフ
ァイル化できたか否かがステップS158でチェックさ
れる。正常にファイル化できた場合にはステップS15
3に戻り、以下同様に頁画像データの読み込み、ファイ
ル化が順次続行される。
【0185】このファイル化の過程でステップS158
にてニアリメモリフルが発生した場合には、ステップS
159にてその時原稿台2に載置されている頁原稿の画
像を走査してステップ160にて圧縮、ファイル化を行
なう。前述の理由により、ニアリメモリフル発生後の1
頁分の画像データのファイル化は必ずできるようになっ
ている。
【0186】続いてステップS161に移行して、LC
D表示器116上に「メモリフルのため先に印刷しま
す」というメッセージを表示し、続いてステップS16
2にてそれまでにページメモリ323のファイルエリア
M2に蓄積された画像データに基いて印刷処理を実行
し、ページメモリ323のファイルエリアを解放する。
この結果、ニアリメモリフル状態が解除されるので、処
理は再びステップS153に戻り、ADF200上の残
りの原稿について複写動作が続行される。
【0187】図7に示した機能ブロック図において原稿
読取り制御部、拡大・縮小部351と画像圧縮制御部3
52との間、および画像伸長制御部、展開位置制御部3
54と画像印刷制御部355との間には一般にページバ
ッファが夫々挿入されるが、このページバッファを共通
に用いて構成を簡略化することが行なわれる。このよう
な構成においてメモリフルが発生して、原稿読取り制御
部、拡大・縮小部351で形成して画像圧縮制御部35
2で圧縮された画像データをファイル管理制御部353
でファイル化できない場合に印刷が開始されるが、この
ためにファイル化できなかった最後に走査された頁の画
像データをページバッファから削除しなければならな
い。この結果、ジョブを継続するためには、その時点で
既に給紙済みの原稿を戻してその前の原稿頁から改めて
スキャナ313による走査を行なう必要がある。
【0188】しかしながら、図21のフローチャートに
示したようにこの発明の画像形成装置によればニアリメ
モリフルが発生したときに既に給紙済みの原稿を戻す必
要が無くジョブを継続できるので、操作性が非常に良く
なる。
【0189】上記の機能により完了型の複写動作の場合
には原稿戻し操作を行なわずにジョブを継続することが
可能である。この場合の処理の動作フローは図21と同
様にできる。即ち、既に読み取った原稿画像データのう
ちまだファイル記憶領域に保存していない圧縮画像デー
タをページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積す
る処理を継続し、それまで画像データの入力用に使用し
ていた頁バッファメモリを印刷用に使用し、ページメモ
リ323のファイルエリアM2に蓄積された画像データ
に基いて一括印刷を行い、印刷が終了した後で当該画像
データを一括削除し、蓄積領域を解放する。
【0190】解放された蓄積領域を用い原稿入力を継続
することにより、少ない頁バッファを用いて原稿戻し操
作が不要で、ジョブを操作性良く継続することができ
る。
【0191】また、従来の逐次型の複写動作の場合に
は、ADFに原稿があることが検知されたら、画像読取
り、ファイル化が完了しなくても印刷用紙を給紙するこ
とができれば複写速度をあげることができる。但し、フ
ァイル化がメモリフルにより完了しない場合には、給紙
してしまった印刷用紙に印刷した後、メモリフルを解除
するため、それまでに入力しファイル化してある原稿画
像を指定部数分だけ印刷し、その後ファイル済みの画像
データを削除し、ジョブを継続する。このため、逐次型
では最後の1頁分が2部目以降は画像データが削除され
ているので印刷できず、結局、1枚の原稿を戻して入力
し直す操作が必要であった。
【0192】これに対して、この発明ではニアリメモリ
フル方式を採用したので、既に給紙されている分はファ
イル化でき戻し操作を行なう必要がなく、複写操作速度
を落とさずにジョブの継続が可能である。
【0193】図22はn枚で1文書を構成する原稿をm
部だけ逐次型ソート複写する場合のフローチャートを示
す。これは基本的には図21に示した複写フローと同じ
であり、その部分は同じステップ番号を付して説明を省
く。
【0194】逐次型ソートの最初の1部目の複写では、
ステップS152で原稿が給紙された段階で印刷のため
の用紙が給紙され、その後ステップS153にてスキャ
ン操作が行なわれて原稿の画像データが生成される。ス
テップS164にてこのスキャン操作が完了したことが
検知されると、生成された画像データに基いてステップ
S165で印刷が実行され、同時にステップS154に
て生成された画像データの圧縮、ファイル化処理が行わ
れる。
【0195】以下同様に1部目の画像データの頁毎の取
込とそれに基く印刷とがステップS163からステップ
S158までの間で繰返され順次行われる。
【0196】1部目の画像データの頁毎の取込とそれに
基く印刷とが行なわれている途中でニアリメモリフルが
発生したときは、ステップS159、S160において
その時に給紙されている原稿頁のスキャン動作および圧
縮/ファイル化動作が行われ、ステップS166にて当
該頁の印刷が実行される。
【0197】続いて、それまでに取込まれた頁までの画
像データを用いてステップS167にて2部目ないしm
部目の文書の印刷が順次行われ、最後に当該ファイルを
すべて削除する。
【0198】以上の説明では大容量の記憶装置としてた
とえばハードディスク90が画像形成装置に装着されて
いるか否かにより、画像データの削除タイミングの切替
え、或いはジョブの実行形態の切替え、あるいは蓄積メ
モリフル発生タイミングの切替え等を実行する内容で説
明したが、さらにジョブの並行動作可能レベルをハード
ディスク90の有無およびRAM容量にも応じて切替え
るようにすることもできる。
【0199】図23はそのレベル切替えの全体の流れを
示すフローチャートであり、画像形成装置の電源が投入
されたときにまずステップS171でハードディスク9
0が装着されているか否かがチェックされる。
【0200】装着されているときはステップS172に
進みRAMであるページメモリ323の容量が所定値以
上か否かがチェックされる。所定値以上であればステッ
プS173に進み、後述する並行動作制御テーブル1を
選択して処理を終了する。
【0201】一方、S172において所定値以下である
と、ステップS174に進み、並行動作制御テーブル2
を選択して処理を終了する。
【0202】ステップS171でハードディスク90が
装着されていないことが検知されると、ステップS17
5に進んで、RAMであるページメモリ323の容量が
所定値以上か否かがチェックされる。所定値以上であれ
ばステップS176に進み、後述する並行動作制御テー
ブル3を選択して処理を終了する。一方、S175にお
いて所定値以下であると、ステップS177に進み、並
行動作制御テーブル4を選択して処理を終了する。
【0203】図24はハードディスクが装着されてなく
RAMの容量が12メガバイトである場合の前記並行動
作制御テーブル3の構成の一例を示す図である。ここで
記号×は実行中のジョブがあるときは後発ジョブの受付
を禁止して起動させないことを意味する。記号△は実行
中のジョブが終了してから後発ジョブを受け付けること
を意味し、記号○は実行中のジョブを直ちに停止し、頁
の区切り位置で後発ジョブを実行し、後発ジョブ終了後
に先発ジョブを再開することを意味する。この記号○の
場合はいわゆる割り込み処理である。
【0204】図23において、ハードディスク装置90
が装着されていてページメモリ323におけるRAM容
量が例えば12メガバイト以上であれば制御テーブル1
が選択され、ハードディスク装置90が装着されていて
RAM容量が例えば12メガバイト以下であれば制御テ
ーブル2が選択され、ハードディスク装置90が装着さ
れてなくRAM容量が例えば8メガバイト以上であれば
制御テーブル3が選択され、ハードディスク装置90が
装着されてなくかつRAM容量が例えば8メガバイト以
下であれば制御テーブル4が選択されるように設定され
ている。そして、これらのいずれかのテーブルを電源の
投入に際して図23のフローチャートに従って選択す
る。
【0205】つぎに、ハードディスク装置90の装着の
有無ならびにRAM容量の大小によりジョブの切替えを
ジョブ完了時に行なうか、頁間で行なうかのジョブの切
替えのタイミングを選択する機能を有する実施の形態を
説明する。
【0206】通常、ジョブの開始は次のタイミングで行
われる。すなわち複写開始は操作パネル114からの複
写メニューの選択とその後のスタートキー121の押し
下げにより行われる。FAX原稿の入力は、操作パネル
114からのFAXメニューの選択とその後のスタート
キー121の押し下げにより行われる。また、割り込み
複写は、操作パネル114からの割り込みキー133の
押し下げとその後のスタートキー121の押し下げによ
り行われる。
【0207】切り換えるべきジョブの発生としては、F
AX印刷ではFAX通信の受信完了後、内部でジョブ管
理部に印刷要求を発生させることによりジョブが発生し
たと見なし、プリンタ315ではプリンタI/Fからの
1ジョブ受信後、内部でジョブ管理部に印刷要求を発生
させることでジョブが発生したと見なし、メモリフル印
刷では、FAXの1通信受信中にメモリフルとなったと
きに、内部でジョブ管理部に印刷要求を発生させること
によりジョブが発生したと見なす。
【0208】図25ないし図27は以上のような機能を
有するジョブ管理部の動作フローチャートを示し、図2
8はジョブ管理テーブルの構造の一例を示す図である。
【0209】まず、図25のステップS181におい
て、電源の投入時にジョブ管理テーブルを初期化し、ス
テップS182に進んでジョブ発生要求のメッセージが
有るか否かをチェックする。
【0210】無しの場合はステップS183に移り、ジ
ョブ実行待ちキューにジョブが登録されているか否かが
チェックされる。無い場合にはステップS182に戻
り、ジョブが登録されるまで待機する。
【0211】ジョブが登録されたら、ステップS184
に移って登録されたジョブが開始される。このとき、ス
テップS185においてジョブ管理テーブルの該当ジョ
ブの状態値を実行中にする。例えば図28において実行
中のジョブが複写の場合を示し、このジョブの発生時刻
は10時41分と記録されている。
【0212】ステップS182においてジョブ発生要求
有りの場合にはステップS186に移り、その時に動作
中のジョブが有るか否かのチェックのために図28のジ
ョブ管理テーブルを検索する。ここでは、複写動作が実
行中である為、ステップS187に移り、実行中のジョ
ブと発生要求ジョブのジョブ種別から図23の並行動作
制御テーブル1−4のうちの一つ、たとえば図24のテ
ーブル3の○、△、×を参照して、発生要求ジョブの受
付の可否が決定される。
【0213】例えば図24において実行中のジョブが複
写1で後発ジョブがFAX印刷なら該当部分には×があ
るのでステップS188からステップ189に移り、発
生要求が無視され、S182に戻る。
【0214】後発ジョブが割り込み複写なら、該当部分
に○があるので後発ジョブが受け付けられ、図26のス
テップS192に移行して、動作中ジョブが停止され
る。その後、図28におけるジョブ管理テーブルの例え
ば200有るうちの該当ジョブの状態をS194にて停
止中と設定し、ステップS194で発生要求ジョブを開
始させ、S195にてジョブ管理テーブルにジョブ種別
と状態(動作中)を設定して、S182に戻る。
【0215】S188にて△が該当部分に有った場合に
は、図27のステップS190に移行して、ステップS
191にて実行中のジョブの終了後の受付のためジョブ
管理テーブルにジョブを登録し、待ち状態を設定する。
その後S182に戻る。
【0216】なお、図25のS186にて動作中のジョ
ブが無かった場合には処理はS194に移り、発生要求
ジョブが開始される。
【0217】さらに、複写またはFAX原稿入力のよう
な画像データを圧縮してファイル化するジョブが動作中
に他ジョブへの切替え要求が発生し、ページバッファを
空ける必要があるときに最後に入力した画像データがメ
モリフルにより蓄積できないときは、ページバッファを
空けるために一度中断したジョブ再開時には原稿を戻し
て再度スキャンさせるための操作が必要である。
【0218】この実施の形態では、図20に示したニア
リメモリフルの制御フローをそのまま利用して、一度中
断したジョブ再開時に原稿を戻して再度スキャンさせる
ための操作を不要とした。
【0219】図29はその実施の形態の動作を説明する
ためのフローチャートを示し、まず、ステップS200
にて電源の投入時にジョブ管理テーブルを初期化する。
この状態でステップS201にてジョブ発生要求のメッ
セージを待ち受ける。
【0220】このメッセージとしてはジョブ再開要求メ
ッセージと、ジョブ完了メッセージと、その他のメッセ
ージとよりなる。
【0221】ジョブ完了メッセージの場合には、ステッ
プS202にて完了したジョブの状態を完了と設定し、
S203にてジョブ管理テーブルから当該ジョブを削除
し、S204にて停止中のジョブのスタート要求を自タ
スクのジョブ管理部に送信する。
【0222】ジョブ再開要求メッセージが有った場合に
は、ステップS205にて停止中のジョブの状態を再開
可と設定し、S206でジョブにdスタート指示を送
り、S207にてジョブの状態を実行中と設定する。S
204、S207いずれの場合もその後S201のメッ
セージ待ちのステップに戻る。
【0223】S201にてその他のメッセージを受けた
時はこのメッセージを後発ジョブ発生と見なして、それ
ぞれの内容に応じてジョブの切替えタイミングの制御を
行なう。 更にこの発明の他の実施の形態として、画像
記憶領域への画像の登録操作、編集出力性能を高めるた
め登録時にメモリフルによる登録失敗が生じないように
対策が立てられる機能を有する。これは、予め登録数×
最大サイズ分の画像領域パーティションを用意しておく
ことにより達成できる。
【0224】図30はこの実施の形態の動作を説明する
ためのフローチャートを示し、ハードディスク装置90
が装着されたときに自己診断設定モードによりハードデ
ィスク装置90のボリューム設定操作を行い、初期化を
行なうように構成される。
【0225】図30において、最初のステップS210
にて特定のキーが押されているか否かがチェックされ
る。特定のキーが押されていなければ通常の立ち上げ処
理が行われる。
【0226】特定のキーが押されている時は、自己診断
モードが設定され、ステップS211にて特定の番号が
入力されたか否かがチェックされる。特定の番号でない
ときは、ハードディスク装置90に対する自己診断処理
でないその他の自己診断処理を行い、特定の番号のとき
はステップS212にて登録数×A3非圧縮サイズ分の
ボリュームを確保する処理が行われる。
【0227】このようにして確保されたボリュームに登
録画像データを書き込むことによりメモリフルとなるこ
となく必ず画像を登録することができることになる。
【0228】なお、この確保されるボリュームとしては
登録数×A3非圧縮サイズ分である必要はなく、さらに
大きいボリュームとして、「登録数×最大サイズ×2
(あるいは4)」を確保するようにすればさらに確実に
画像登録ができるようになる。
【0229】また、登録した画像あるいは用紙と合成さ
れる画像あるいは用紙の向きが異なる場合(たとえばA
4とA4−R)には、一度登録してある画像データをワ
ークメモリ上にて回転し、合成し、印刷する必要があ
る。このために印刷が遅くなってしまうので、これを避
けるために入力時に予め90°、180°、270°、
もしくは90°のみ回転した画像を登録しておく。
【0230】即ち、図31の原稿入力タスクのフローチ
ャートに示すように、ステップS221にて最初に原稿
をスキャンしてページバッファ323に画像データを1
頁分格納する。
【0231】この格納された画像データは次のステップ
S222にて圧縮し、ファイル化して、さらに次のステ
ップS223にて90°回転しながら圧縮し、ファイル
化する。さらに必要に応じてステップS224にて18
0°回転しながら圧縮し、ファイル化し、さらにステッ
プS225にて270°回転しながら圧縮し、ファイル
化する。このように予め入力時に予90°、180°、
270°、もしくは90°のみ回転した画像を登録して
おくことにより、印刷処理が速やかに行われるようにな
る。
【0232】図32はこのような画像登録に用いるよう
にハードディスク装置90の記憶領域を分割して管理す
る一例を示すもので、全体がファイル管理領域Ha,画
像編集領域Hb,第1頁登録領域Hc、画像登録領域H
d,一時保存領域Heに分割される。
【0233】ファイル管理領域Haはファイル管理領域
Ha1と頁管理領域Ha2とに分割され、このファイル
管理領域Ha1はファイル番号順にファイル0、ファイ
ル1、ファイル2…に分割される。
【0234】頁管理領域Ha2は複数回のスキャンもし
くは画像処理によってその装置が出力可能な解像度すべ
てに変換してその解像度の数だけ保管する。なお、夫々
の解像度に対して画像の向きを0°、90°、180
°、270°だけ変換してこの頁管理領域に格納してお
く。
【0235】同様にして第1頁登録領域Hcも夫々の解
像度と画像の向きとを組み合わせて複数個に分割され
る。この第1頁登録領域Hcの容量としては、 (最大サイズの画素数)×(最大サイズのライン数)×
4[回転分]×画像登録可能ファイル数 を満足する大きさを確保する。なお、この第1頁登録は
符号化による圧縮を行なわず生データで保管する。画像
登録領域Hdに格納される画像データは圧縮して格納さ
れる。
【0236】さらにこの発明の実施の形態によれば、入
出力独立頁バッファ制御方式、即ち、入力と印刷とを同
時進行的に行なう方式において、1頁目、および中断後
の再開頁のみ入力頁から直接印刷するようにして、最初
の頁を速やかに出力できるようにすることができる。
【0237】図33はこの方式の動作の概略を示すもの
で、1頁目およびジャム中断後の再開頁の直接印刷の動
作の概略が示されている。
【0238】図33において、まず、ユーザにより動作
モードとして電子ソートモードが設定され、原稿がセッ
トされ、印刷部数が指定された状態でスタートキー、即
ちコピーキーが押されたものとする。
【0239】これによりステップS231にてページメ
モリが確保され、ページカウントが0に設定される。こ
の状態で次のステップS232に移行し、指定サイズの
用紙が供給される。
【0240】続いて、ステップS233にて用紙が指定
位置に達したら、原稿の指定サイズの領域をスキャン
し、読み取った画像情報を用いて直に複写のための印刷
を実行するとともに、ステップS234にて読み取った
画像情報は並行して圧縮し、ファイル化され、ページカ
ウントに「1」を加算する。
【0241】次いで、ステップS235にて次の原稿が
あるか否かがチェックされ、無い場合には2部目以降の
印刷をステップS236で行い、最後に指定部数の印刷
が終了した段階でステップS237にて当該原稿のファ
イルを削除して処理を終了する。
【0242】ステップS235にて次の原稿が有る場合
には、ステップS238にて当該原稿のスキャンを行
い、ステップS239にて圧縮・ファイル化を行なうと
ともに、ページカウンタのカウント値を+1する。次い
で、ステップS240にてファイル化された画像情報を
読みだして伸長し、印刷する。
【0243】このようにして当該頁の印刷が正常に終了
したか否かをステップS241にてチェックし、正常に
終了した場合にはステップS235に戻って次の頁原稿
について同様に処理を行なう。
【0244】ステップS241にてチェックした結果、
ジャムが発生した場合には次のステップS242にてジ
ャム表示を行なう。この際、このジャムが何頁目に発生
したかを検知し、ページカウントをジャム分だけ戻して
置く。
【0245】次のステップS243にてジャム解除がな
されたか否かがチェックされ、YESの場合にはステッ
プS244にて「暫くお待ちください」の旨の表示が為
され、画像形成装置全体がユーザのジャム解除の操作に
応じて複写動作の再開準備を完了したか否かをステップ
S245でチェックし、完了したときに「レディ」表示
を行う。
【0246】その後、ユーザによりスタートキーが押さ
れたか否かがステップS246でチェックされ、YES
のときはステップS232に戻って複写動作が再開され
る。この複写動作の再開に伴い、再開後の最初の頁のみ
S233にて直に印刷が実行されることになる。
【0247】このように、画像の入力と印刷とを同時並
行で行う時には一頁目およびジョブ割り込みあるいはジ
ャムによる中断後の再開の最初の頁の印刷が速やかに行
なわれるので、ユーザは印刷の状態などを速やかに確認
でき、動作速度が早く操作性の良い画像形成を行うこと
ができる。
【0248】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ハードディスク装置などの大容量記憶装置を用いて記憶
容量を増やしても高い処理速度が維持され、画像入力の
途中でメモリフルが発生した場合や紙詰まりのとき、或
いは他のジョブの割り込みがあった場合にもすでに読み
込んだ画像データが削除されてしまうことなく有効に利
用でき、画像の入力と印刷とを同時並行で行う時には一
頁目およびジョブ割り込みあるいはジャムによる中断後
の再開の最初の頁の印刷が速やかに行なわれるなど、動
作速度が早く操作性の良い画像形成を行うことのできる
画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係わる画像形成装置
の正面の構成を概略的に示す断面図。
【図2】図1に示した画像形成装置のシステム構成を示
すブロック図。
【図3】図2のスキャナ部の構成を示すブロック図。
【図4】図2の基本CPUの構成を示すブロック図。
【図5】図2のプリンタ部の構成を示すブロック図。
【図6】図4の操作パネル部の各部の配置を示す平面
図。
【図7】画像形成装置における電子ソート機能の制御ブ
ロックを示す図。
【図8】ページメモリに記憶されるアドレス記憶領域と
記憶領域の構成を関連付けて示す図。
【図9】ステイプルソートモードで出力するときの原稿
入力と印刷出力のタイミングチャート。
【図10】原稿の読取り、蓄積、印刷の動作を説明する
ためのフローチャート。
【図11】原稿の読取り、蓄積、印刷の動作を説明する
ためのフローチャート。
【図12】原稿の読取り、蓄積、印刷の動作を説明する
ためのフローチャート。
【図13】ステイプルソートモードで出力するときのメ
モリフル発生時の原稿入力と印刷出力のタイミングチャ
ート。
【図14】ステイプルソートモードで出力するときのメ
モリフル発生時の原稿入力と印刷出力のタイミングチャ
ート。
【図15】ステイプルソートモードで出力するときの原
稿入力と印刷出力のタイミングチャート。
【図16】ハードディスク装置装着の有無によりソート
動作完了時の画像データ削除のタイミングを切り換える
動作を説明するフローチャート。
【図17】図16における原稿の読み出し、圧縮、ファ
イル化の各頁ごとのタイミングを示すタイミングチャー
ト。
【図18】ハードディスク装置の有無によりジョブの実
行形態を切り換える動作を示すフローチャート。
【図19】ジョブの実行形態によりデータ削除方式を切
り換える動作を示すフローチャート。
【図20】ファイル書き込み時のメモリフル発生のフロ
ーチャート。
【図21】ソート複写モード時にメモリフルが発生した
時の動作フローチャート。
【図22】ソート複写モード時にメモリフルが発生した
時の動作フローチャート。
【図23】ハードディスク装置の有無およびRAMの容
量によりジョブ並行動作可能レベルを切り換える動作の
フローチャート。
【図24】並行動作制御テーブルの構成を示す図。
【図25】ジョブ管理部の動作フローチャート。
【図26】ジョブ管理部の動作フローチャート。
【図27】ジョブ管理部の動作フローチャート。
【図28】ジョブ管理テーブルの構成を示す図。
【図29】ジョブ切替えの動作フローチャート。
【図30】ハードディクス装置のボリューム制御のフロ
ーチャート。
【図31】画像回転登録時の動作を示すフローチャー
ト。
【図32】ハードディスク装置の記憶領域を示す階層
図。
【図33】1頁目および中断後の再開頁の直接印刷の流
れを示す図。
【図34】RAMの実装容量を検知するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
313…スキャナ 90、323…記憶装置 100…メインCPU 114…操作パネル 311…SMCPU 314…画像処理装置 315…プリンタ 121…コピーキー

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段のアクセス速度が遅いか早いかを決定する
    決定手段と、 前記決定手段により前記記憶手段のアクセス速度が遅い
    場合に第1の画像形成モードに設定し早い場合には第2
    の画像形成モードに設定する設定手段と、 前記決定手段による決定に応じて上記設定手段で設定さ
    れた第1、第2の画像形成モードの一方を選択する手段
    と、 この選択手段の出力に応じて選択された画像形成モード
    により上記記憶手段に記憶された画像情報から前記被画
    像形成媒体に画像を形成する画像形成手段とを具備し、 前記画像形成手段は、前記第1の画像形成モードが選択
    されたときは頁画像が形成される度に当該頁画像情報を
    前記記憶手段から削除する手段を備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段のアクセス速度が遅いか早いかを決定する
    決定手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報から被画像形成媒体
    に画像形成する際の1部毎に綴じるソートモードとして
    前記記憶手段のアクセス速度が遅い場合の第1のソート
    モードと早い場合の第2のソートモードとを含む画像形
    成条件を設定する設定手段と、 前記発生手段の出力信号に応じて上記設定手段で設定さ
    れた第1、第2のソートモードの一方を選択する手段
    と、 この選択手段の出力に応じて選択されたソートモードを
    含む画像形成条件により上記記憶手段に記憶された画像
    情報から前記被画像形成媒体に画像を形成する手段とを
    具備し、 前記画像形成手段は、前記第1のソートモードが選択さ
    れたときは頁画像が形成される度に当該頁画像情報を前
    記記憶手段から削除する手段を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段がハードディスク装置を含
    むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成手段は前記第1のソートモ
    ードを実行するために、 前記記憶手段に記憶された原稿のすべての頁を順次読み
    出して前記被画像形成媒体に画像を形成して1部目及び
    これに続く複数部の複写原稿を順次形成する手段と、 指定された最終部目の頁の印刷時にはそれぞれの頁の印
    刷操作終了時に当該頁の画像情報を前記記憶手段から順
    次削除する手段と、 を含むことを特徴とする請求項1、2または3項のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記順次削除手段は、前記頁の画像情報
    が印刷用の記憶装置にダウンロードされた後に前記記憶
    手段から当該頁の画像情報を削除する手段を含むことを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は前記第2のソートモ
    ードを実行するために、 前記記憶手段に記憶された原稿のすべての頁を順次読み
    出して前記被画像形成媒体に画像を形成して1部目の複
    写原稿を作成するとともにこれに後続する指定部数の複
    写原稿を順次形成する手段と、 指定された最終部目複写原稿の印刷操作終了時に当該原
    稿のすべての頁の画像情報を前記記憶手段から一括削除
    する手段と、 を含むことを特徴とする請求項1、2または3項のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記一括削除手段は、前記最終部目複写
    原稿の最終頁の画像情報が印刷用の記憶装置にダウンロ
    ードされた後に前記記憶手段からすべての頁の画像情報
    を一括削除する手段を含むことを特徴とする請求項6記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段がアクセス速度の遅いものか早いものかを
    示す信号を発生する発生手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報から被画像形成媒体
    に画像形成する際の1部毎に綴じるソートモードとして
    前記記憶手段のアクセス速度が遅い場合の第1のソート
    モードと早い場合の第2のソートモードとを含む画像形
    成条件を設定する設定手段と、 前記発生手段の出力に応じて上記設定手段で設定された
    画像形成条件の実行形態として第1、第2のソートモー
    ドの一方を選択する手段と、 この選択手段の出力に応じて選択されたソートモードを
    含む画像形成条件により上記記憶手段に記憶された画像
    情報から前記被画像形成媒体に画像を形成する手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成手段は前記第1のソートモ
    ードを実行するために、 前記記憶手段に記憶された原稿のすべての頁を順次読み
    出して前記被画像形成媒体に画像を形成して1部目およ
    びこれに続く複数部の複写原稿を順次形成する手段と、 指定された最終部目の頁の印刷時にはそれぞれの頁の印
    刷操作終了時に当該頁の画像情報を前記記憶手段から順
    次削除する手段と、を含むことを特徴とする請求項8記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成手段は前記第2のソート
    モードを実行するために、 前記読取手段により前記記憶手段に1頁分の画像情報が
    記憶される都度当該頁の画像情報に従って前記被画像形
    成媒体に順次画像を形成して1部目の複写原稿を作成す
    る手段と、 前記記憶手段に記憶された全頁分の画像情報を順次頁毎
    に読み出して指定部数の複写元号を順次形成する手段
    と、 を含むことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶された画像情報から被画像形成媒体
    に画像形成する際に原稿の頁毎に指定枚数を一括して形
    成するグループモードと、前記記憶手段に記憶された画
    像情報から被画像形成媒体に画像形成する際に1部毎に
    綴じるソートモードとのいずれか一方での画像形成実行
    を設定する設定手段と、 上記設定手段で設定された画像形成の実行形態としてグ
    ループモードとソートモードの一方を選択する手段と、 この選択手段の出力に応じて選択されたグループモード
    の実行形態として、原稿頁の夫々に対して指定枚数の画
    像形成が終了する毎に当該画像情報を前記記憶手段から
    削除する第1の削除モードと、すべての原稿頁に対して
    それぞれ指定枚数の画像形成が終了した後に当該すべて
    の原稿頁の画像情報を前記記憶手段から一括削除する第
    2の削除モードとのいずれかを選択する手段と、 前記第2の削除モードが選択されたときは前記ソートモ
    ードにより画像形成を実行してから前記一括削除を行う
    手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段が記憶容量の小さい第1のタイプか記憶容
    量の大きい第2のタイプかを示すタイプ信号を発生する
    発生手段と、 前記タイプ信号により前記記憶手段が第1のタイプであ
    る場合は前記記憶手段の未使用エリアが第1の閾値以下
    になったことを検知する第1検知手段と、 前記タイプ信号により前記記憶手段が第2のタイプであ
    る場合は前記記憶手段の未使用エリアが前記第1の閾値
    より大きい第2の閾値以下になったことを検知する第2
    検知手段と、 前記第1、第2検知手段からの検知出力に応じて前記記
    憶手段についてメモリフル処理を行う手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報から被画像形成媒体
    に画像を形成する画像手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の閾値はページバッファに記
    憶された1頁分の画像情報を圧縮した圧縮データに相当
    する値である請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の閾値はページバッファに記
    憶されるべき最大サイズの画像情報を圧縮した圧縮デー
    タに相当する値である請求項12に記載の画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読み取られた画像情報を圧縮する手段と、 この圧縮された画像情報をファイル化して記憶する記憶
    手段と、 この記憶手段の残りの記憶容量が少なくとも前記読取手
    段により読取可能な最大寸法の頁画像の圧縮・ファイル
    化された画像情報を記憶できる閾値以下となった時にメ
    モルフルの処理を実行する手段と、 前記メモリフルになったときに前記記憶手段についてメ
    モリフル処理を行う手段と、 前記メモリフル処理が行われたときに前記読取り手段に
    セットされている原稿がある場合には当該原稿の読取り
    動作およびこの読み取った画像情報の前記圧縮ならびに
    ファイル化を実行する手段と、 前記記憶手段にファイル化して記憶された画像情報に基
    き被画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記メモリフル処理以後に読み取られ
    た画像情報に基き画像形成を行う際に、当該画像に「メ
    モリフルにより印刷」の旨のメッセージを付加する手段
    と、 このメッセージ付加の画像の印刷が終了後に当該画像情
    報を消去する手段と、 を具備したことを特徴とする請求項15記載の画像形成
    装置。
  17. 【請求項17】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段として大容量でアクセス速度が遅い第1記
    憶装置が含まれているか否かを検知する第1検知手段
    と、 前記記憶手段としてアクセス速度が早く記憶容量が所定
    値以上である第2記憶装置が含まれているか否かを検知
    する第2検知手段と、 前記第2、第2検知手段の検知結果によって実行中のジ
    ョブと後発ジョブとの切替え、並行動作の内容を制御す
    る並行動作制御テーブルを含む制御手段と、 この制御手段の制御下で所定のジョブを実行するジョブ
    実行手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記実行中のジョブと後発ジョブの内
    容に応じてジョブの切替えタイミングを設定する手段を
    有することを特徴とする請求項17記載の画像形成装
    置。
  19. 【請求項19】 前記第1、第2検知手段の検知結果で
    前記画像形成装置の電源の投入時に前記並行動作制御テ
    ーブルを参照して実行すべきジョブを決定する手段を有
    することを特徴とする請求項17記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記実行中のジョブを後発ジョブに切
    替える時に実行中のジョブにおける最後に入力した画像
    の読取り、圧縮、ファイル化を行う手段を含むことを特
    徴とする請求項17記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段としてアクセス速度の遅い大容量記憶装置
    が装着されたことを検知する手段と電源の投入時に前記
    大容量記憶装置の自己診断モードに設定する手段と、 自己診断モードに設定された状態で特定の指示があった
    場合に所定数量のボリュームを前記容量記憶装置の内部
    に確保する手段と、 前記画像情報をこのボリュームに格納する手段と、 所定の画像形成条件により上記ボリュームに記憶された
    画像情報から前記被画像形成媒体に画像を形成する手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  22. 【請求項22】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶された画像情報を圧縮してファイル
    化する第1のファイル化手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報を90°回転して圧
    縮しファイル化する第2のファイル化手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報を180°回転して
    圧縮しファイル化する第3のファイル化手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報を270°回転して
    圧縮しファイル化する第4のファイル化手段と、 所定の画像形成条件により上記ファイル化された画像情
    報から前記被画像形成媒体に画像を形成する手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  23. 【請求項23】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段のアクセス速度が遅いか早いかを決定する
    決定手段と、 前記決定手段により前記記憶手段のアクセス速度が遅い
    場合に第1の画像形成モードに設定し早い場合には第2
    の画像形成モードに設定する設定手段と、 前記決定手段による決定に応じて上記設定手段で設定さ
    れた第1、第2の画像形成モードの一方を選択する手段
    と、 この選択手段の出力に応じて選択された画像形成モード
    により上記記憶手段に記憶された画像情報から前記被画
    像形成媒体に画像を形成する画像形成手段とを具備し、 前記画像形成手段は、1頁目および中断後の再開第1頁
    目の画像形成を前記原稿の画像情報を前記読取手段で読
    み取って記憶手段に記憶すると同時に並行して実行する
    手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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