JPH10304720A - 施肥装置付き田植機 - Google Patents

施肥装置付き田植機

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JPH10304720A
JPH10304720A JP11671897A JP11671897A JPH10304720A JP H10304720 A JPH10304720 A JP H10304720A JP 11671897 A JP11671897 A JP 11671897A JP 11671897 A JP11671897 A JP 11671897A JP H10304720 A JPH10304720 A JP H10304720A
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fertilizer
hopper
rice transplanter
rail
loading table
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JP11671897A
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Yutaka Takao
裕 高尾
Yoshiaki Sonoda
義昭 園田
Shoichi Nakamura
正一 中村
Yoshikiyo Nakagawa
善清 中川
Tetsuya Matsumura
哲也 松村
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミッド施肥田植機において、肥料補給作業の
労力を軽減できる肥料載台を、運転座席と苗載台との間
の空間部に上手く配備する。 【解決手段】 走行機体後方の植付部と運転座席67と
の前後間に肥料ホッパ18と繰出し機構とから成る施肥
装置Aを配備し、繰出し機構から出された肥料を植付部
に備えた作溝器に導く施肥ホースを備えてある施肥装置
付き田植機において、補給用の肥料袋42を載置可能な
肥料載台43を設けるとともに、この肥料載台43を、
肥料ホッパ18の上方位置においてレール60を介して
横移動可能とする肥料補給装置Bを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施肥装置を苗載台
と運転座席との間に配置した施肥装置付き田植機に係
り、詳しくは、肥料の補給を行い易くするための肥料載
台を新設する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】上記施肥装置付き田植機、すなわち、田
植機としての前後中間部位に施肥装置が配置された、所
謂ミッド施肥田植機は、先に出願した特願平8‐294
657号において提案されたものがある。このミッド施
肥構造のものは、苗載台の後方に施肥装置が配置される
構造のものに比べて機体の前後方向での重量バランスを
改善でき、走行機体前部に配備されるウェイトを少なく
して軽量化できる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】施肥装置に肥料補給す
るには、肥料ホッパ上部の蓋を開いて肥料を投入するこ
とになるが、その労力を軽減するために、特開平6‐1
41642号公報に示されたものでは、左右移動可能な
肥料載台を備えていた。すなわち、肥料載台を転動によ
って左右移動できるように、肥料ホッパの後側にレール
を配設してあり、肥料袋を肥料載台に載置した状態で左
右移動することによって、労力少なく各ホッパに肥料補
給できるように構成されている。
【0004】そこで、ミッド施肥田植機においても、肥
料補給作業の労力を軽減できる肥料載台を設けるに当た
り、運転座席と苗載台との間の空間部に上手く肥料載台
を新設することを本発明の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 〔構成〕第1発明は、走行機体後方の植付部と運転座席
との前後間に肥料ホッパと肥料繰出し機構とから成る施
肥装置を配備し、前記繰出し機構から出された肥料を前
記植付部に備えられた作溝器に導く流下経路を備えてあ
る施肥装置付き田植機において、補給用の肥料袋を載置
可能な肥料載台を設けるとともに、この肥料載台を、前
記肥料ホッパの上方位置において横移動可能に構成して
あることを特徴とする。
【0006】第2発明は、第1発明において、肥料載台
を、機体に設けたレールに対して横移動可能に支持する
とともに、その横移動範囲を前記施肥装置の横幅よりも
小に設定してあることを特徴とする。
【0007】第3発明は、第2発明において、レールの
配置高さを、肥料ホッパの最大高さよりも低くしてある
ことを特徴とする。
【0008】第4発明は、第1〜第3発明において、肥
料載台を固定するロック機構を備えてあることを特徴と
する。
【0009】〔作用〕請求項1の構成によれば、補給用
の肥料袋を載置可能な肥料載台を肥料ホッパの上方位置
において横移動させるものであるから、苗載台と運転座
席との比較的狭い前後間でも、運転座席の背もたれや苗
載台上部と接触することなく肥料袋を左右に移動させる
ことが可能である。前記公報のものでは、肥料ホッパの
後方には部材や装置類等の存在が無く、肥料袋と肥料ホ
ッパとを前後直列に配置させることが可能であるが、本
願のものではスペース上でその構造を踏襲することが不
可である。そこで、上述の構成、すなわち、肥料袋を肥
料ホッパの上に置く考えを採ることにより、肥料載台の
横移動構造を可能としてある。
【0010】請求項2の構成によれば、横移動範囲を前
記施肥装置の横幅よりも小に設定してあるから、肥料載
台を横移動可能に支持するレールの横幅を肥料ホッパよ
りも狭くすることができ、横移動機構としての大型化を
抑制することが可能になる。又、それによって、機体搭
乗状態で植付装置のメンテナンスを行う場合に、レール
が肥料ホッパ並の横幅を有する場合に比べて、そのレー
ルが邪魔になり難い。つまり、肥料袋が肥料ホッパの上
側で横移動するから、対象とする肥料ホッパに対して横
側方に肥料袋を偏位させた状態として肥料補給するよう
になり(図6参照)、従って、最外側の肥料ホッパに肥
料補給するには、そのホッパの内側(機体左右方向で内
方側)に肥料袋を位置させれば良く、このことから本請
求項の構成を採ることが可能となっている。
【0011】請求項3の構成によれば、レールの配置高
さを、肥料ホッパの最大高さよりも低くしてあるから、
レールを肥料ホッパの前側に設ける場合には、肥料補給
の際にレールが邪魔になり難く、かつ、機体搭乗状態で
植付装置のメンテナンスを行う際にも邪魔になり難い。
又、レールを肥料ホッパの後側に設ける場合では、機体
搭乗状態で植付装置のメンテナンスを行う際に、高さの
低いレールが邪魔になり難い点で好都合である。
【0012】請求項4の構成によれば、肥料載台を固定
するロック機構を備えてあるから、走行中に肥料載台が
勝手に横移動して、移動端でぶつかるとか転動騒音を生
じることが無く、肥料載台やレールの損傷を未然に防止
して安定走行に寄与できるようになる。
【0013】〔効果〕請求項1〜4のいずれに記載され
た施肥装置付き田植機でも、運転座席と苗載台との前後
間に施肥装置を置くミッド施肥構造、すなわち、前後方
向に余裕スペースの少ない構造に適した肥料載台とその
横移動構成が得られ、肥料補給作業の労力を軽減するこ
とができた。
【0014】請求項2に記載の施肥装置付き田植機で
は、肥料載台の横移動構造の横幅がコンパクトになって
軽量化が可能になるとともに、植付装置のメンテナンス
性も向上する利点がある。
【0015】請求項3に記載の施肥装置付き田植機で
は、肥料補給や植付装置のメンテナンスの際にレールが
邪魔になり難く、それらの作業性が向上する利点があ
る。
【0016】請求項4に記載の施肥装置付き田植機で
は、肥料載台を横移動させての便利な肥料補給作業を実
現しながら、肥料補給以外のときには肥料載台を確実に
固定できて、肥料載台やレールの損傷なく安定走行でき
る利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、左右一対の
前輪1及び後輪2を備えた乗用型の走行機体の後方にリ
ンク機構3を介して植付部である苗植付装置4が昇降自
在に連結され、苗植付装置4の前方側であり、かつ、運
転座席67の直後となる位置に施肥装置Aを装備して施
肥装置付き田植機を構成してある。
【0018】この田植機は、走行機体のボンネット5内
に搭載したエンジンEの動力が、前伝動ケース6を介し
て前輪1に伝達されるとともに、走行系伝動軸7及び後
伝動ケース8を介して後輪2に伝達される四輪駆動型で
あり、搭乗運転部9の操縦ハンドル10の操作で左右前
輪1を操舵するように構成してある。又、前伝動ケース
6から植付系伝動軸であるPTO軸11を後方に向けて
延設してあり、そのPTO軸11から苗植付装置4に動
力を伝達することにより、圃場内を走行しながら苗植付
け作業を行えるように構成してある。
【0019】苗植付装置4は、昇降用の油圧シリンダ1
2の伸縮操作に伴って、下端部が圃場面に接地する苗植
付け用の作業位置と、大きく上方に移動する上昇位置と
に亘って昇降操作自在である。そして、リンク機構3に
連結支持される植付部フレーム13に対して車体横幅方
向に沿って設定ピッチで往復横移動する苗載せ台14、
苗載せ台14に載置された植付け対象苗の下端部から一
株ずつ苗を取出して圃場に植付ける複数(6個)の植付
機構15、圃場に接地しながら泥面を整地する接地フロ
ート58等を備えた6条植え形式に構成してある。
【0020】苗載台14の苗載置部には、横移動ストロ
ークエンドにおいて載置している苗を植付機構15に向
けて設定量ずつ送り出す縦送り装置16が各植付条毎に
設けられている。この縦送り装置16は、上下一対のプ
ーリに亘って突起付きベルトが巻回され、下方側のプー
リがストロークエンドにおいて接当作用により、所定量
ずつ回動操作されるように構成されている。
【0021】又、この縦送り装置16には、構造は詳述
しないが、2条毎に縦送り作動を行う状態と作動を停止
する状態とに切り換え自在な縦送りクラッチが設けられ
ている。そして、接地フロート58には、各植付条にお
ける苗の植付け部位に隣接する夫々の箇所において、接
地面よりも下方側に向けて泥土層に入り込み、泥面上に
肥料を供給する為の溝を形成する作溝器17を設けてあ
る。
【0022】次に、施肥装置Aについて説明する。図2
に示すように、施肥装置Aは、粉粒状の肥料を貯溜する
3条一体型の肥料ホッパ18と、そこからの肥料を所定
量ずつ繰り出す繰出し機構19と、繰り出された肥料を
苗植付装置4の作溝器17に向けて送る施肥ホース(流
下経路の一例)21とを備えて構成してある。繰出し機
構19は、肥料ホッパ18の各条用の漏斗部の下方に位
置して、各植付条に対応して複数(6個)設けてある。
各繰出し機構19から繰り出された肥料を、ブロア20
の送風によって、施肥ホース21を通して各作溝器17
に向けて各別に強制移送するように構成してある。
【0023】図3に示すように、繰出し機構19は、ケ
ーシング22の内部に、肥料ホッパ18の底部開口部分
に臨む状態で、繰出し回動軸23に一体回動自在に外嵌
されるとともに、外周部に所定ピッチをあけて複数の肥
料入り込み用の凹部24が形成された繰出し回転体25
が設けられ、繰出し回転体25の回転に伴って凹部24
内に貯められた肥料が下方側の漏斗状の案内部26に流
下案内されるように構成されている。尚、凹部24内に
所定量ずつ貯めるように擦り切り用のブラシ27が設け
られている。
【0024】ブラシ27は、繰出し回転体25の外周面
に位置する作用位置と、繰出し回転体25から離間する
肥料排出位置とに亘って横軸芯P周りで揺動自在で、且
つ、ケーシング22の横側外方に設けられた切換操作具
31の切り換え操作に伴って一体的に揺動して、各位置
にて位置保持されるようにしてある。
【0025】複数の各繰出し機構19における各ケーシ
ング22は、機体フレームFから固定立設された縦フレ
ーム29によって支持され、車体横方向に延設された横
フレーム30によって固定支持されている。繰出し回動
軸23は、一対の繰出し機構19毎に夫々の繰出し回転
体25が一体的に回動するように三本に分割されて設け
られ、6個の繰出し機構19のうち2個の繰出し機構1
9毎に各別に駆動並びに停止できるように構成されてい
る。
【0026】繰出し機構19の駆動構成について説明す
る。繰出し機構19の後方側箇所に、車体横幅方向に沿
って施肥装置Aのほぼ全幅に亘る長さで、且つ、両側端
部にて回動自在に支持される状態で駆動軸32が配置さ
れ、この駆動軸32の横幅方向中間部にワンウェイクラ
ッチ33を設けてある。ワンウェイクラッチ33の操作
アーム34と、ベベルギア機構28を介してPTO軸1
1で回転駆動される横向き伝動軸35に取付られた回転
アーム36とを連動ロッド37で枢支連結してあり、回
転アーム36の回転に伴う操作アーム34の揺動移動
を、ワンウェイクラッチ33によって駆動軸32を所定
方向にのみ間欠的に回転するようにしてある。
【0027】そして、この駆動軸32と三本の各繰出し
回動軸23との間に、各別に動力を入切り自在な施肥ク
ラッチ38を夫々設けてある。施肥クラッチ38は、図
4,図5に示すように、駆動軸32に相対回動自在に外
嵌されたギア39と、各繰出し回動軸23に一体回動自
在に外嵌されたギア40とを噛合う状態で設け、駆動軸
32側のギア39の横側に、駆動軸32に一体回動自在
でかつ回転軸芯方向にスライド操作自在なクラッチ片4
1をギア39に近接する方向に向けてバネ付勢する状態
で外嵌し、そのクラッチ片41とギア39の対向する箇
所に、噛合部kを形成し、この噛合部kが噛み合うこと
でそれらが一体回動するようになっている。
【0028】又、各クラッチ片41が操作ワイヤ41a
の引き操作によって各別に切り操作可能に構成されてい
る。つまり、横フレーム30から固定延設された支持部
(符記せず)によりクラッチ片41に対して係合作用す
る操作体(符記せず)が縦軸芯周りで揺動自在に支持さ
れ、バネ付勢力によって噛合部kが噛み合うクラッチ入
状態になり、操作ワイヤ41aの引き操作によって、バ
ネ力に抗して噛合部kが離間してクラッチ切り状態に切
り換えられるようになっている。
【0029】図2に示すように、ケーシング22の前方
側に丸筒状の送風パイプ45を、その長手方向が車体横
幅方向に沿う状態で配置し、かつ、両端側にて支持ブラ
ケット46を介して横フレーム30に支持される状態で
設けてあり、送風パイプ45の横一側端部に備えたブロ
ア20の風が送風パイプ45内部に供給されるようにな
っている。
【0030】図3に示すように、漏斗状の案内部26の
下端出口50に連通して機体後方に向けて開口する施肥
供給部51を形成し、そこに施肥ホース21を差込み装
着する。そして、施肥供給部51の前方側には、下端出
口50と送風パイプ45の内部とを連通接続するエアー
供給部52が形成されており、エアー供給部52と施肥
供給部51とを、車体前後方向に沿って略一直線状に連
なるように形成してある。又、下端出口50の下側に
は、それと排出パイプ48の内部とを連通接続する排出
経路53を構成するための排出部54を形成してある。
尚、送風パイプ45の他端を、開閉自在な蓋体45aで
通常は閉塞してある。
【0031】繰出し機構19から繰り出された粉粒状の
肥料を、施肥ホース21に案内する供給作用状態と、排
出経路53に向けて案内する排出状態とに切り換え自在
な経路切換板55を、繰出し機構19の夫々に対応して
設けてある。経路切換板55は左右軸芯X2周りで揺動
自在に枢支されており、案内部26の外部に設けられた
切換レバー56の操作によって、供給位置と排出位置と
に切換可能である。供給位置は、排出経路53を閉塞し
て下端出口50に対して、施肥供給部51、即ち、施肥
ホース21及び送風パイプ45を連通する位置であり、
排出位置は、施肥供給部51の内部通路を閉塞して下端
出口50に対して、排出経路53及び送風パイプ45を
連通する位置である。
【0032】各排出部54の夫々には、排出される肥料
を機体前方下方に向けて案内排出する排出管路48を連
通接続する状態で設け、各排出管路48は、図1,図2
に示すように、左右両側の3本ずつのものが、夫々、肥
料案内方向下手側部分において大径の1本の合流管路4
8aに合流して左右両側部に振り分けてあり、共通の肥
料排出口49から肥料を排出するように構成してある。
【0033】苗植付作業時に施肥を行う場合には、経路
切換板55を供給位置に切換えるとともに、ブロア20
の送風作動を開始し、繰出し機構19から所定量ずつ繰
り出された肥料を、風力によって下端出口50から施肥
供給部51及び施肥ホース21を通過して作溝器17に
向けて送り出して圃場に供給するのである。
【0034】植付作業終了後において、肥料ホッパ18
内に残った肥料を回収する場合には、切換レバー56を
排出位置に切り換えるとともに、繰出し機構19におけ
るブラシ27を繰出し回転体25から離間した肥料排出
位置に切換えて肥料を排出させ、かつ、ブロア20によ
る送風を実行して、排出された肥料を下端出口50から
排出経路53及び排出パイプ48を通過させて、肥料排
出口49から外部に排出するようになる。従って、肥料
排出口49に対応して回収容器等を位置させれば肥料回
収が可能である。
【0035】次に、肥料補給の労力を軽減する肥料補給
装置Bについて説明する。
【0036】図6〜図8に示すように、補給用の肥料袋
42を載置可能な肥料載台43を設けるとともに、この
肥料載台43を、肥料ホッパ18の上方位置において横
移動可能に構成してある。すなわち、機体フレームFに
左右一対の縦向きパイプ44,47をボルト止めして立
設し、それら両縦向きパイプ44,47の上部どうしに
亘って上下に横向きパイプ57,59を架設連結して移
動用レール60を構成する。この移動用レール60と肥
料載台43とで肥料補給装置Bが構成されている。
【0037】肥料載台43は、上横向きパイプ57に上
方から被さる状態で嵌まって転動移動する左右一対の転
動ローラ61,61と、下横向きパイプ59の後面側に
接当して転動移動する左右一対の側面ローラ62,62
とを備えたパイプ枠で成り、肥料袋42を横向きに搭載
する載置部aは、側面視で丁度肥料ホッパ18の真上に
位置するように設定されている。上下の横向きパイプ5
7,59は、その途中2箇所を中間連結パイプ63で連
結して補強してあるとともに、肥料載台43が上横向き
パイプ57を支点として上昇揺動するのを防止するため
に、下横向きパイプ59を下方から囲繞するような略J
字状の規制棒64を肥料載台43の下部に取付けてあ
る。
【0038】左右の縦向きパイプ44,47は、いずれ
も肥料ホッパ18,18の左右端よりも機体左右方向で
内側に配置してある。これは、横向きの肥料袋42から
の肥料補給状態を鑑みると、図6に示すように、一方の
ホッパ18端に肥料供給する場合には、そのホッパ端の
内側に肥料袋42を横臥させる状態となり、他方のホッ
パ18端に肥料供給するときには、肥料が減って軽くな
った肥料袋42を反対の横向きにして、やはり機体左右
方向の内側位置において肥料袋42を横臥させると良い
からである。従って、移動用レール60としての横幅を
施肥装置Aの横幅よりも小としてコンパクト化すること
が可能である。
【0039】尚、肥料載台43の載置部aは、閉じ状態
のホッパ蓋18bの真上に位置しており、肥料補給の際
には、先ず隣の肥料ホッパ18上に肥料載台43を横移
動させておいてホッパ蓋18bを上方に揺動して開き、
それから肥料載台43を戻すように横移動してホッパ蓋
18bの開いた肥料ホッパ18上に位置させるのであ
る。
【0040】又、図8、図9に示すように、移動用レー
ル60の右端位置において肥料載台43を固定するロッ
ク機構Cを備えてある。すなわち、右側の転動ローラ6
1の支軸61aを支点として揺動可能な鉤状のフック6
5を肥料載台43に枢支するとともに、そのフック先端
が係合可能なバー66を右縦向きパイプ47の上部に固
着してロック機構Cを構成してある。肥料補給時以外で
は、フック65を上方から下方揺動してバー66に係合
することにより、肥料載台43を移動用レール60の右
端位置において動かないように固定できるようにしてあ
る。
【0041】肥料載台43を移動用レール60の右端位
置に固定することによって、施肥装置Aとしての左端に
装備されるブロワ20の重量と相殺させてあり、極力左
右バランスを改善できるようにしてある。又、肥料載台
43の載置部aを、パイプ材(又は丸棒でも良い)で構
成してあるので、肥料袋42を載せるとその重みでパイ
プ材に肥料袋42が食い込み、位置ずれしたり、滑って
落下すること等がない点で有利である。
【0042】〔別実施形態〕図10に示すように、上横
向きパイプ57の高さを、ホッパ蓋18bが閉じた状態
の肥料ホッパ18の最大高さよりも低い位置に配置した
移動用レール60を備えた肥料補給装置Bでも良い。こ
の場合には肥料載台43の転動ローラ61,61の位置
を低くして対応するようになる。
【0043】肥料補給時にレール60が邪魔とならない
ように、移動用レール60を施肥装置Aの直後に配置し
た構造でも良い。又、肥料載台43をボルトで移動用レ
ール60に固定するとか、移動用レール60から外して
運転座席67横位置に収納させる構造でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】施肥装置の背面図
【図3】肥料供給部の縦断側面図
【図4】施肥クラッチを示す側面図
【図5】施肥クラッチを示す平面図
【図6】肥料補給装置の構造を示す正面図
【図7】肥料補給装置を示す要部の側面図
【図8】肥料載台の構造を示す斜視図
【図9】ロック機構の構造を示す正面図
【図10】肥料補給装置の別構造を示す要部の側面図
【符号の説明】
4 植付部 17 作溝器 18 肥料ホッパ 19 繰出し機構 21 流下経路 43 肥料載台 60 レール 67 運転座席 A 施肥装置 C ロック機構
フロントページの続き (72)発明者 中川 善清 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 松村 哲也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体後方の植付部と運転座席との前
    後間に肥料ホッパと肥料繰出し機構とから成る施肥装置
    を配備し、前記繰出し機構から出された肥料を前記植付
    部に備えられた作溝器に導く流下経路を備えてある施肥
    装置付き田植機であって、 補給用の肥料袋を載置可能な肥料載台を設けるととも
    に、この肥料載台を、前記肥料ホッパの上方位置におい
    て横移動可能に構成してある施肥装置付き田植機。
  2. 【請求項2】 前記肥料載台を、機体に設けたレールに
    対して横移動可能に支持するとともに、その横移動範囲
    を前記施肥装置の横幅よりも小に設定してある請求項1
    に記載の施肥装置付き田植機。
  3. 【請求項3】 前記レールの配置高さを、前記肥料ホッ
    パの最大高さよりも低くしてある請求項2に記載の施肥
    装置付き田植機。
  4. 【請求項4】 前記肥料載台を固定するロック機構を備
    えてある請求項1〜3のいずれか1項に記載の施肥装置
    付き田植機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142517A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Iseki & Co Ltd トラクタのリヤステップ支持装置
JP2010207242A (ja) * 2010-05-21 2010-09-24 Iseki & Co Ltd 乗用作業機
JP2012210231A (ja) * 2012-08-08 2012-11-01 Iseki & Co Ltd 乗用作業機

Cited By (3)

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