JPH1030494A - シリンダブロック - Google Patents
シリンダブロックInfo
- Publication number
- JPH1030494A JPH1030494A JP18492896A JP18492896A JPH1030494A JP H1030494 A JPH1030494 A JP H1030494A JP 18492896 A JP18492896 A JP 18492896A JP 18492896 A JP18492896 A JP 18492896A JP H1030494 A JPH1030494 A JP H1030494A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- joint
- molten metal
- liner
- liner structure
- Prior art date
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- Pending
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリンダライナの周囲に注湯された溶湯が凝
固収縮する際に生じる各シリンダライナの変形を抑制
し、各ライナ間における隙間の発生を防止する。 【解決手段】 円筒状をなす4つのシリンダライナ19
を隣接して配置し、各接合部23において接合してライ
ナ構成体16を構成する。各接合部23の両側にシリン
ダライナ19の全長にわたって延びる突部24を形成す
る。各突部24は各接合部23における接合面と同方向
に延び、各接合面と反対側に位置する平面は各接合面と
平行になっている。各シリンダライナ19の側面に、各
ライナ19の全長にわたって延びるリブ25を所定間隔
隔てて形成する。接合部23に最も近接した位置に形成
されているリブ25aの高さを他のリブ25よりも高く
設定する。
固収縮する際に生じる各シリンダライナの変形を抑制
し、各ライナ間における隙間の発生を防止する。 【解決手段】 円筒状をなす4つのシリンダライナ19
を隣接して配置し、各接合部23において接合してライ
ナ構成体16を構成する。各接合部23の両側にシリン
ダライナ19の全長にわたって延びる突部24を形成す
る。各突部24は各接合部23における接合面と同方向
に延び、各接合面と反対側に位置する平面は各接合面と
平行になっている。各シリンダライナ19の側面に、各
ライナ19の全長にわたって延びるリブ25を所定間隔
隔てて形成する。接合部23に最も近接した位置に形成
されているリブ25aの高さを他のリブ25よりも高く
設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのシリン
ダブロックに係り、詳しくは、複数のシリンダライナを
隣接して配置し、その周囲を溶融金属により鋳ぐるむこ
とにより形成されたシリンダブロックに関するものであ
る。
ダブロックに係り、詳しくは、複数のシリンダライナを
隣接して配置し、その周囲を溶融金属により鋳ぐるむこ
とにより形成されたシリンダブロックに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋳鉄製シリンダライナをアル
ミニウム合金等により鋳ぐるんでなるシリンダブロック
が知られている(例えば、特開平5−321751号公
報)。このシリンダブロックでは、シリンダライナのみ
を鋳鉄製とすることにより、ブロック全体の軽量化を図
ることができる。
ミニウム合金等により鋳ぐるんでなるシリンダブロック
が知られている(例えば、特開平5−321751号公
報)。このシリンダブロックでは、シリンダライナのみ
を鋳鉄製とすることにより、ブロック全体の軽量化を図
ることができる。
【0003】図14は、この種のシリンダブロック10
0を示す平面図である。シリンダブロック100は、ア
ルミニウム合金製のブロック本体101と、このブロッ
ク本体101内に鋳込まれた鋳鉄製のライナ構成体10
2と、このライナ構成体102の周囲を囲むようにして
ブロック本体101に形成されたウォータジャケット1
03とを備えている。ライナ構成体102は円筒状をな
す複数のシリンダライナ104を接合することにより形
成されている。
0を示す平面図である。シリンダブロック100は、ア
ルミニウム合金製のブロック本体101と、このブロッ
ク本体101内に鋳込まれた鋳鉄製のライナ構成体10
2と、このライナ構成体102の周囲を囲むようにして
ブロック本体101に形成されたウォータジャケット1
03とを備えている。ライナ構成体102は円筒状をな
す複数のシリンダライナ104を接合することにより形
成されている。
【0004】シリンダブロック100には複数のボルト
孔105が形成されており、このボルト孔105及びボ
ルト(図示略)によってシリンダブロック100の上面
にシリンダヘッド(図示略)が締め付け固定される。
孔105が形成されており、このボルト孔105及びボ
ルト(図示略)によってシリンダブロック100の上面
にシリンダヘッド(図示略)が締め付け固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記シリンダブロック
100では、ライナ構成体102の周囲に溶湯(溶融し
たアルミニウム合金)を注湯し凝固させることにより、
各シリンダライナ104が密着して接合された状態とな
るようにしている。ここで、各シリンダライナ104は
円筒形状を有しているため、接合部分Bの近傍における
ブロック本体101の肉厚が部分的に厚くなっており
(図14の山形領域A)、この領域Aの溶湯は他の部分
の溶湯よりも時間的に遅れて凝固する。従って、この山
形領域Aの部分にある溶湯は、図14の矢印で示す方
向、即ち、時間的に凝固収縮が早く開始される他の部分
へ移動することになる。
100では、ライナ構成体102の周囲に溶湯(溶融し
たアルミニウム合金)を注湯し凝固させることにより、
各シリンダライナ104が密着して接合された状態とな
るようにしている。ここで、各シリンダライナ104は
円筒形状を有しているため、接合部分Bの近傍における
ブロック本体101の肉厚が部分的に厚くなっており
(図14の山形領域A)、この領域Aの溶湯は他の部分
の溶湯よりも時間的に遅れて凝固する。従って、この山
形領域Aの部分にある溶湯は、図14の矢印で示す方
向、即ち、時間的に凝固収縮が早く開始される他の部分
へ移動することになる。
【0006】その結果、各シリンダライナ104にはそ
の溶湯の移動によって、図14に示す左右方向の力Fが
作用し、シリンダライナ104には断面形状が楕円形状
となる変形が生じて、各シリンダライナ104の接合部
分Bに隙間が形成されることがあった。このため、各シ
リンダボア(シリンダライナ104の内周壁)の形状精
度が低下するとともに、各接合部分Bに形成された隙間
によりライナ構成体102の剛性が著しく低下してしま
うという問題があった。
の溶湯の移動によって、図14に示す左右方向の力Fが
作用し、シリンダライナ104には断面形状が楕円形状
となる変形が生じて、各シリンダライナ104の接合部
分Bに隙間が形成されることがあった。このため、各シ
リンダボア(シリンダライナ104の内周壁)の形状精
度が低下するとともに、各接合部分Bに形成された隙間
によりライナ構成体102の剛性が著しく低下してしま
うという問題があった。
【0007】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
ものであり、その目的は、複数のシリンダライナを隣接
して配置し、その周囲を溶融金属で鋳ぐるんでなるシリ
ンダブロックにおいて、シリンダライナの周囲に注湯さ
れた溶湯が凝固収縮する際に生じる各シリンダライナの
変形を抑制し、各ライナ間における隙間の発生を防止す
ることにある。
ものであり、その目的は、複数のシリンダライナを隣接
して配置し、その周囲を溶融金属で鋳ぐるんでなるシリ
ンダブロックにおいて、シリンダライナの周囲に注湯さ
れた溶湯が凝固収縮する際に生じる各シリンダライナの
変形を抑制し、各ライナ間における隙間の発生を防止す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した第1
の発明は、複数のシリンダライナを各々の接合部にて列
をなすように接合してなるライナ構成体と、溶融金属を
凝固させることによりライナ構成体の側面を覆うように
形成された連結体とを備えたシリンダブロックにおい
て、接合部には、その側部から各シリンダライナの接合
面に沿って延びる突出部が形成されていることをその趣
旨とする。
の発明は、複数のシリンダライナを各々の接合部にて列
をなすように接合してなるライナ構成体と、溶融金属を
凝固させることによりライナ構成体の側面を覆うように
形成された連結体とを備えたシリンダブロックにおい
て、接合部には、その側部から各シリンダライナの接合
面に沿って延びる突出部が形成されていることをその趣
旨とする。
【0009】請求項2に記載した第2の発明は、第1の
発明において、突出部はシリンダライナの軸方向に延び
る突条であることをその趣旨とする。上記第1又は第2
の発明の構成によれば、溶融金属を凝固させて連結体を
形成する際に、突出部又は突条において接合面と反対側
に位置する面には溶融金属の凝固収縮力が作用する。こ
の凝固収縮力によって各接合部における両接合面は密着
した状態となる。
発明において、突出部はシリンダライナの軸方向に延び
る突条であることをその趣旨とする。上記第1又は第2
の発明の構成によれば、溶融金属を凝固させて連結体を
形成する際に、突出部又は突条において接合面と反対側
に位置する面には溶融金属の凝固収縮力が作用する。こ
の凝固収縮力によって各接合部における両接合面は密着
した状態となる。
【0010】請求項3に記載した第3の発明は、複数の
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の側面を覆うように形成された連結体
とを備えたシリンダブロックにおいて、ライナ構成体の
側面には、少なくとも接合部を含む部分にシリンダライ
ナの軸方向に延びる突条が形成されていることをその趣
旨とする。
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の側面を覆うように形成された連結体
とを備えたシリンダブロックにおいて、ライナ構成体の
側面には、少なくとも接合部を含む部分にシリンダライ
ナの軸方向に延びる突条が形成されていることをその趣
旨とする。
【0011】上記構成によれば、溶融金属を凝固させて
連結体を形成する際に、凝固収縮に伴う溶融金属の移動
がライナ構成体の側面に形成された突条により規制され
る。更に、接合部近傍位置において形成される肉厚部分
は遅く凝固する傾向があり、同部分では凝固収縮に伴う
溶融金属の移動量が大きくなる。第2の発明では、突条
を少なくとも接合部を含む部分において形成したため、
溶融金属の移動が効果的に抑制される。
連結体を形成する際に、凝固収縮に伴う溶融金属の移動
がライナ構成体の側面に形成された突条により規制され
る。更に、接合部近傍位置において形成される肉厚部分
は遅く凝固する傾向があり、同部分では凝固収縮に伴う
溶融金属の移動量が大きくなる。第2の発明では、突条
を少なくとも接合部を含む部分において形成したため、
溶融金属の移動が効果的に抑制される。
【0012】請求項4に記載した第4の発明は、第3の
発明において、突条は少なくとも2つ以上形成されるも
のであり、且つ、接合部に対してより近接した位置にあ
る突条の高さを他の突条の高さよりも高くしたことをそ
の趣旨とする。
発明において、突条は少なくとも2つ以上形成されるも
のであり、且つ、接合部に対してより近接した位置にあ
る突条の高さを他の突条の高さよりも高くしたことをそ
の趣旨とする。
【0013】上記構成によれば、第3の発明における作
用に加えて、接合部に対してより近接した位置にある突
条の高さを他の突条の高さよりも高くすることにより、
凝固収縮時における溶融金属の移動が効果的に抑制され
る。
用に加えて、接合部に対してより近接した位置にある突
条の高さを他の突条の高さよりも高くすることにより、
凝固収縮時における溶融金属の移動が効果的に抑制され
る。
【0014】請求項5に記載した第5の発明は、複数の
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の側面を覆うように形成された連結体
とを備えたシリンダブロックにおいて、接合部から離間
した位置における連結体の肉厚が接合部と近接した位置
にある連結体の肉厚よりも相対的に厚く設定されている
ことをその趣旨とする。
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の側面を覆うように形成された連結体
とを備えたシリンダブロックにおいて、接合部から離間
した位置における連結体の肉厚が接合部と近接した位置
にある連結体の肉厚よりも相対的に厚く設定されている
ことをその趣旨とする。
【0015】上記構成によれば、接合部から離間した位
置における連結体の肉厚を相対的に厚く設定したため、
溶融金属を凝固させて連結体を形成する際に、接合部か
ら離間する方向に移動する溶融金属の量が減少する。
置における連結体の肉厚を相対的に厚く設定したため、
溶融金属を凝固させて連結体を形成する際に、接合部か
ら離間する方向に移動する溶融金属の量が減少する。
【0016】請求項6に記載した第6の発明は、複数の
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の側面を覆うように形成された連結体
とを備えたシリンダブロックにおいて、接合された各接
合部の間には、溶融金属が浸入可能な空間が形成されて
いることをその趣旨とする。
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の側面を覆うように形成された連結体
とを備えたシリンダブロックにおいて、接合された各接
合部の間には、溶融金属が浸入可能な空間が形成されて
いることをその趣旨とする。
【0017】上記構成によれば、各接合部の間に溶融金
属が浸入可能な空間が形成されており、この空間内には
溶融金属の一部が浸入して凝固する。この際、空間内の
溶融金属は凝固収縮するため、溶融金属はこの空間内に
引き込まれる。その結果、接合部から離間する方向に移
動する溶融金属の量が減少する。
属が浸入可能な空間が形成されており、この空間内には
溶融金属の一部が浸入して凝固する。この際、空間内の
溶融金属は凝固収縮するため、溶融金属はこの空間内に
引き込まれる。その結果、接合部から離間する方向に移
動する溶融金属の量が減少する。
【0018】請求項7に記載した第7の発明は、複数の
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の上面及び側面を覆うように形成され
た連結体とを備えたシリンダブロックにおいて、接合部
の上部にはライナ構成体の上面を覆う連結体と係合する
係合部を形成したことをその趣旨とする。
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の上面及び側面を覆うように形成され
た連結体とを備えたシリンダブロックにおいて、接合部
の上部にはライナ構成体の上面を覆う連結体と係合する
係合部を形成したことをその趣旨とする。
【0019】上記構成によれば、溶融金属を凝固させて
連結体を形成する際に、ライナ構成体の上面を覆う溶融
金属の移動が各接合部の上部に形成された係合部により
抑制される。従って、接合部から離間する方向に移動す
る溶融金属の量が減少する。
連結体を形成する際に、ライナ構成体の上面を覆う溶融
金属の移動が各接合部の上部に形成された係合部により
抑制される。従って、接合部から離間する方向に移動す
る溶融金属の量が減少する。
【0020】請求項8に記載した第8の発明は、複数の
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の側面を覆うように形成された連結体
と、連結体の周囲を囲むように形成されたウォータジャ
ケットとを備え、連結体の上面がシリンダヘッドの取付
面となるシリンダブロックにおいて、各接合部間に、ウ
ォータジャケットと連通する冷却水路を形成するととも
に、冷却水路をその上下位置で挟み、且つ、シリンダラ
イナの幅方向に延びる圧入部を形成したことをその趣旨
とする。
シリンダライナを各々の接合部にて列をなすように接合
してなるライナ構成体と、溶融金属を凝固させることに
よりライナ構成体の側面を覆うように形成された連結体
と、連結体の周囲を囲むように形成されたウォータジャ
ケットとを備え、連結体の上面がシリンダヘッドの取付
面となるシリンダブロックにおいて、各接合部間に、ウ
ォータジャケットと連通する冷却水路を形成するととも
に、冷却水路をその上下位置で挟み、且つ、シリンダラ
イナの幅方向に延びる圧入部を形成したことをその趣旨
とする。
【0021】上記構成によれば、圧入部により各シリン
ダライナが接合部において確実に接合される。更に、冷
却水路からの冷却水の漏出が圧入部によって抑制され、
特に、シリンダブロックとシリンダヘッドとの取付面に
冷却水路の冷却水が達してしまうことが抑制される。
ダライナが接合部において確実に接合される。更に、冷
却水路からの冷却水の漏出が圧入部によって抑制され、
特に、シリンダブロックとシリンダヘッドとの取付面に
冷却水路の冷却水が達してしまうことが抑制される。
【0022】
(第1の実施形態)以下、本発明を具体化した第1の実
施形態について図1〜図5を参照して説明する。
施形態について図1〜図5を参照して説明する。
【0023】図1は、本実施形態における4気筒エンジ
ン用のシリンダブロック14を示す平面図であり、図2
は図1の2−2線に沿った断面図である。図1、2に示
すように、シリンダブロック14は、ブロック本体1
5、ライナ構成体16、ウォータジャケット17とを備
えている。図2に示すように、ブロック本体15の上面
は平坦面となるように加工されており、ガスケット21
が載置されるシール面となっている。
ン用のシリンダブロック14を示す平面図であり、図2
は図1の2−2線に沿った断面図である。図1、2に示
すように、シリンダブロック14は、ブロック本体1
5、ライナ構成体16、ウォータジャケット17とを備
えている。図2に示すように、ブロック本体15の上面
は平坦面となるように加工されており、ガスケット21
が載置されるシール面となっている。
【0024】ライナ構成体16は、4つのシリンダライ
ナ19からなり(図1では、一部のシリンダライナ19
のみを図示する)、これら各ライナ19を一列に隣接さ
せて相互に接合することにより構成されている。各シリ
ンダライナ19は鋳鉄を材料として円筒形状に形成され
ており、その内周壁によって囲まれる円筒空間はシリン
ダボア19aとなっている。
ナ19からなり(図1では、一部のシリンダライナ19
のみを図示する)、これら各ライナ19を一列に隣接さ
せて相互に接合することにより構成されている。各シリ
ンダライナ19は鋳鉄を材料として円筒形状に形成され
ており、その内周壁によって囲まれる円筒空間はシリン
ダボア19aとなっている。
【0025】図2に示すように、各シリンダボア19a
は、ピストンリング20aの装着されたピストン20を
往復動可能に収容する。各シリンダボア19aにおい
て、ピストン20よりも上側の空間は、燃料と空気の混
合気を燃焼するための燃焼室22の一部を構成する。各
シリンダボア19aは、混合気や燃焼によって生じた排
気ガスの気密を保つために、精度(真円度)の高い円筒
形状に形成されている。
は、ピストンリング20aの装着されたピストン20を
往復動可能に収容する。各シリンダボア19aにおい
て、ピストン20よりも上側の空間は、燃料と空気の混
合気を燃焼するための燃焼室22の一部を構成する。各
シリンダボア19aは、混合気や燃焼によって生じた排
気ガスの気密を保つために、精度(真円度)の高い円筒
形状に形成されている。
【0026】図3はシリンダブロック14の上面の一部
を示し、図4は図3の4部分を拡大して示している。各
シリンダライナ19において、他のシリンダライナ19
と接合する部分には接合面を有する接合部23がそれぞ
れ形成されている。図3及び図4に示すように、この接
合部23はその両側(同図の上下側)にシリンダライナ
19の全長にわたって延びる突部24をそれぞれ有して
いる。図4に示すように、各突部24は各接合部23に
おける接合面と同方向に延びている。そして、各突部2
4には、各接合面と反対側の位置に各接合面と平行な平
面Sがそれぞれ形成されている。本実施形態において、
各接合部23に形成された突部24は本発明の突出部に
相当する。
を示し、図4は図3の4部分を拡大して示している。各
シリンダライナ19において、他のシリンダライナ19
と接合する部分には接合面を有する接合部23がそれぞ
れ形成されている。図3及び図4に示すように、この接
合部23はその両側(同図の上下側)にシリンダライナ
19の全長にわたって延びる突部24をそれぞれ有して
いる。図4に示すように、各突部24は各接合部23に
おける接合面と同方向に延びている。そして、各突部2
4には、各接合面と反対側の位置に各接合面と平行な平
面Sがそれぞれ形成されている。本実施形態において、
各接合部23に形成された突部24は本発明の突出部に
相当する。
【0027】図5は、図1の5−5線に沿った断面図で
ある。同図に示すように、各接合部23にはその幅方向
(図1の上下方向)全体にわたって凹部29がそれぞれ
形成されている。各凹部29の内壁間には空間Kが形成
され、この空間K内には後述する溶湯が浸入可能となっ
ている。
ある。同図に示すように、各接合部23にはその幅方向
(図1の上下方向)全体にわたって凹部29がそれぞれ
形成されている。各凹部29の内壁間には空間Kが形成
され、この空間K内には後述する溶湯が浸入可能となっ
ている。
【0028】各シリンダライナ19の側面には、図3及
び図4に示すように、各シリンダライナ19の全長にわ
たって延びる突条としてのリブ25が所定間隔を隔てて
形成されている。各リブ25は、接合部23の側部を含
むシリンダライナ19の外周面全体にわたり形成されて
いる。これら各リブ25のうち、接合部23に最も近接
した位置に形成されているリブ25aは、その高さが他
のリブ25よりも高く設定されている。
び図4に示すように、各シリンダライナ19の全長にわ
たって延びる突条としてのリブ25が所定間隔を隔てて
形成されている。各リブ25は、接合部23の側部を含
むシリンダライナ19の外周面全体にわたり形成されて
いる。これら各リブ25のうち、接合部23に最も近接
した位置に形成されているリブ25aは、その高さが他
のリブ25よりも高く設定されている。
【0029】ブロック本体15はダイカスト鋳造によっ
て所定形状をなすように形成されている。即ち、金型
(図示略)内に各シリンダライナ19を隣接して配置す
るとともに、金型に設けられた中子(図示略)を各シリ
ンダボア19a内に挿入することにより各シリンダライ
ナ19を各接合部23にて密接した状態に固定する。そ
の後、金型内に溶湯(溶融したアルミニウム)を注湯し
て凝固させることによってブロック本体15が形成され
ている。本実施形態において、溶融したアルミニウムは
連結体を形成するための溶融金属に相当する。
て所定形状をなすように形成されている。即ち、金型
(図示略)内に各シリンダライナ19を隣接して配置す
るとともに、金型に設けられた中子(図示略)を各シリ
ンダボア19a内に挿入することにより各シリンダライ
ナ19を各接合部23にて密接した状態に固定する。そ
の後、金型内に溶湯(溶融したアルミニウム)を注湯し
て凝固させることによってブロック本体15が形成され
ている。本実施形態において、溶融したアルミニウムは
連結体を形成するための溶融金属に相当する。
【0030】ブロック本体15には、ライナ構成体16
の外周を囲むようにしてウォータジャケット17が形成
されている。ウォータジャケット17内を流れる冷却水
によってブロック本体15及びライナ構成体16が冷却
される。このウォータジャケット17とライナ構成体1
6との間には、各シリンダライナ19を囲むようにして
ブロック本体15の一部を構成する連結部26が形成さ
れている。この連結部26によって各シリンダライナ1
9が相互に連結されている。本実施形態における連結部
26は本発明の連結体に相当する。
の外周を囲むようにしてウォータジャケット17が形成
されている。ウォータジャケット17内を流れる冷却水
によってブロック本体15及びライナ構成体16が冷却
される。このウォータジャケット17とライナ構成体1
6との間には、各シリンダライナ19を囲むようにして
ブロック本体15の一部を構成する連結部26が形成さ
れている。この連結部26によって各シリンダライナ1
9が相互に連結されている。本実施形態における連結部
26は本発明の連結体に相当する。
【0031】図4に示すように、連結部26には、各接
合部23の側部において肉厚が相対的に厚くなった厚肉
部26aが形成されている。そして、図3に示すよう
に、各シリンダライナ19の両側部分Eに位置(図3の
上下位置)する連結部26の肉厚taは、同接合部23
に近接した位置における肉厚tbよりも厚く設定されて
いる。
合部23の側部において肉厚が相対的に厚くなった厚肉
部26aが形成されている。そして、図3に示すよう
に、各シリンダライナ19の両側部分Eに位置(図3の
上下位置)する連結部26の肉厚taは、同接合部23
に近接した位置における肉厚tbよりも厚く設定されて
いる。
【0032】ブロック本体15において、ウォータジャ
ケット17より外周側に該当する部分には、図1に示す
ように複数のボルト孔27が形成されている。図2に示
すように、シリンダヘッド28は、ガスケット21を介
してシリンダブロック14の上面に載置されるととも
に、各ボルト孔27に取り付けられたボルト(図示略)
によって締付固定される。
ケット17より外周側に該当する部分には、図1に示す
ように複数のボルト孔27が形成されている。図2に示
すように、シリンダヘッド28は、ガスケット21を介
してシリンダブロック14の上面に載置されるととも
に、各ボルト孔27に取り付けられたボルト(図示略)
によって締付固定される。
【0033】以上のように構成された本実施形態におけ
る作用及び効果について説明する。本実施形態におい
て、ブロック本体15を形成するために金型内に溶湯が
注湯されると、冷却過程において厚肉部26aの溶湯は
自身のボリュームの中心方向に収縮し始める。その結
果、前記平面S等には、図4に示すように溶湯の凝固に
伴って凝固収縮力F1が作用する。
る作用及び効果について説明する。本実施形態におい
て、ブロック本体15を形成するために金型内に溶湯が
注湯されると、冷却過程において厚肉部26aの溶湯は
自身のボリュームの中心方向に収縮し始める。その結
果、前記平面S等には、図4に示すように溶湯の凝固に
伴って凝固収縮力F1が作用する。
【0034】従って、本実施形態によれば、凝固収縮力
F1によって各接合部23の接合面をより密着させた状
態にすることができる。その結果、図4の矢印で示すよ
うに溶湯の凝固収縮に伴って溶湯が移動する場合であっ
ても、溶湯の移動に起因した各シリンダライナ19の変
形や各接合面間における隙間の発生を抑制することがで
きる。このため、各シリンダボア19aにおける形状精
度の低下、ライナ構成体16の剛性低下を防止すること
ができる。
F1によって各接合部23の接合面をより密着させた状
態にすることができる。その結果、図4の矢印で示すよ
うに溶湯の凝固収縮に伴って溶湯が移動する場合であっ
ても、溶湯の移動に起因した各シリンダライナ19の変
形や各接合面間における隙間の発生を抑制することがで
きる。このため、各シリンダボア19aにおける形状精
度の低下、ライナ構成体16の剛性低下を防止すること
ができる。
【0035】本実施形態によれば、各シリンダライナ1
9の側面に複数のリブ25が形成されており、このリブ
25によって凝固収縮する際に生じる溶湯の移動を抑え
ることができる。
9の側面に複数のリブ25が形成されており、このリブ
25によって凝固収縮する際に生じる溶湯の移動を抑え
ることができる。
【0036】更に、本実施形態によれば、接合部23に
最も近接した位置に形成されているリブ25aの高さを
他のリブ25よりも高く設定している。接合部23近傍
では連結部26の肉厚が厚くなっているため、溶湯が凝
固収縮する際における移動量が大きい。このように、溶
湯の移動量が大きくなる部分にあるリブ25の高さを局
所的に高く設定することにより、金型内に溶湯を注湯し
た際における湯回り性を著しく低下させることなく、凝
固収縮時における溶湯の移動を効果的に抑えることがで
きる。その結果、各シリンダライナ19の変形や各接合
部23間における隙間の発生を確実に抑制することがで
きる。
最も近接した位置に形成されているリブ25aの高さを
他のリブ25よりも高く設定している。接合部23近傍
では連結部26の肉厚が厚くなっているため、溶湯が凝
固収縮する際における移動量が大きい。このように、溶
湯の移動量が大きくなる部分にあるリブ25の高さを局
所的に高く設定することにより、金型内に溶湯を注湯し
た際における湯回り性を著しく低下させることなく、凝
固収縮時における溶湯の移動を効果的に抑えることがで
きる。その結果、各シリンダライナ19の変形や各接合
部23間における隙間の発生を確実に抑制することがで
きる。
【0037】本実施形態によれば、各シリンダライナ1
9の両側部分Eに該当する位置での連結部26の肉厚t
aが他の部位と比較して相対的に厚く設定されている。
接合部23から離間する方向に向かう溶湯の移動は、接
合部23近傍における連結部26の肉厚が他の部位と比
較して厚く、その部分における溶湯の凝固が遅れるため
に生じる。従って、前記両側部分Eにおける連結部26
の肉厚taに比べ接合部23に近接した位置における肉
厚tbを薄くすることにより、その位置(肉厚tb)近
傍における溶湯凝固を早くし、前記両側部分Eにおける
溶湯収縮の影響が厚肉部26a近傍に及ぶことを抑制す
ることができる。その結果、接合部23から離間する方
向に向かう溶湯の移動量を低減することができ、その溶
湯の移動に起因した各シリンダライナ19の変形や各接
合部23間における隙間の発生を抑えることができる。
9の両側部分Eに該当する位置での連結部26の肉厚t
aが他の部位と比較して相対的に厚く設定されている。
接合部23から離間する方向に向かう溶湯の移動は、接
合部23近傍における連結部26の肉厚が他の部位と比
較して厚く、その部分における溶湯の凝固が遅れるため
に生じる。従って、前記両側部分Eにおける連結部26
の肉厚taに比べ接合部23に近接した位置における肉
厚tbを薄くすることにより、その位置(肉厚tb)近
傍における溶湯凝固を早くし、前記両側部分Eにおける
溶湯収縮の影響が厚肉部26a近傍に及ぶことを抑制す
ることができる。その結果、接合部23から離間する方
向に向かう溶湯の移動量を低減することができ、その溶
湯の移動に起因した各シリンダライナ19の変形や各接
合部23間における隙間の発生を抑えることができる。
【0038】本実施形態によれば、各接合部23にはそ
れぞれ凹部29が形成され、この各凹部29間に形成さ
れた空間K内には金型内に注湯された溶湯の一部が浸入
し凝固する。この際、空間K内の溶湯は凝固収縮するた
め、連結部26における溶湯はこの空間K内に引き込ま
れる。その結果、各接合部23から離間する方向に移動
する溶湯の量を低減することができ、その溶湯の移動に
起因した各シリンダライナ19の変形や各接合部23間
における隙間の発生を抑制することができる。
れぞれ凹部29が形成され、この各凹部29間に形成さ
れた空間K内には金型内に注湯された溶湯の一部が浸入
し凝固する。この際、空間K内の溶湯は凝固収縮するた
め、連結部26における溶湯はこの空間K内に引き込ま
れる。その結果、各接合部23から離間する方向に移動
する溶湯の量を低減することができ、その溶湯の移動に
起因した各シリンダライナ19の変形や各接合部23間
における隙間の発生を抑制することができる。
【0039】(第2の実施形態)次に、本発明を具体化
した第2の実施形態について上記第1の実施形態との相
違点を中心に図6〜図8を参照して説明する。尚、本実
施形態において、第1の実施形態と同様の構成について
は同一の符号を付して説明を省略する。
した第2の実施形態について上記第1の実施形態との相
違点を中心に図6〜図8を参照して説明する。尚、本実
施形態において、第1の実施形態と同様の構成について
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0040】図6は本実施形態におけるシリンダブロッ
ク14の上面を示す平面図である。また、図7は図6の
7−7線に沿った断面図を示し、図8は図6の8−8線
に沿った断面図を示している。
ク14の上面を示す平面図である。また、図7は図6の
7−7線に沿った断面図を示し、図8は図6の8−8線
に沿った断面図を示している。
【0041】図7に示すように、各接合部23の接合部
分には凹部30及び凸部31が形成されている。凹部3
0及び凸部31はいずれもシリンダライナ19の幅方向
全体にわたって形成されており、凹部30内に凸部31
を圧入することによって各接合部23が接合されてい
る。凹部30と凸部31との各圧入部D1,D2の間に
は、図7及び図8に示すように、シリンダライナ19の
幅方向全体にわたり延びる3つの溝32が形成されてい
る。
分には凹部30及び凸部31が形成されている。凹部3
0及び凸部31はいずれもシリンダライナ19の幅方向
全体にわたって形成されており、凹部30内に凸部31
を圧入することによって各接合部23が接合されてい
る。凹部30と凸部31との各圧入部D1,D2の間に
は、図7及び図8に示すように、シリンダライナ19の
幅方向全体にわたり延びる3つの溝32が形成されてい
る。
【0042】図6及び図8に示すように、前記連結部2
6には、上記第1の実施形態において突部24が形成さ
れていた位置に、一対の連通穴33が設けられている。
この連通穴33は、溶湯を凝固させて第1の実施形態に
おけるブロック本体15と同様の形状を有したブロック
本体15を形成した後に、シリンダブロック14の上面
からドリル加工を行うことにより形成されている。図8
に示すように、各溝32は各連通穴33によりウォータ
ジャケット17と連通され、ボア間冷却水路34を構成
している。ウォータジャケット17を流れる冷却水の一
部は、このボア間冷却水路34を流通し、燃焼室22か
ら伝播する熱によって高温となるライナ構成体16、特
に各接合部23近傍を冷却する。本実施形態におけるボ
ア間冷却水路34は本発明の冷却水路に相当する。
6には、上記第1の実施形態において突部24が形成さ
れていた位置に、一対の連通穴33が設けられている。
この連通穴33は、溶湯を凝固させて第1の実施形態に
おけるブロック本体15と同様の形状を有したブロック
本体15を形成した後に、シリンダブロック14の上面
からドリル加工を行うことにより形成されている。図8
に示すように、各溝32は各連通穴33によりウォータ
ジャケット17と連通され、ボア間冷却水路34を構成
している。ウォータジャケット17を流れる冷却水の一
部は、このボア間冷却水路34を流通し、燃焼室22か
ら伝播する熱によって高温となるライナ構成体16、特
に各接合部23近傍を冷却する。本実施形態におけるボ
ア間冷却水路34は本発明の冷却水路に相当する。
【0043】上記のように構成された本実施形態によれ
ば、各接合部23において凸部31を凹部30内に圧入
する構造を採用したため、両接合部23における接合力
が増加し、前述した溶湯の移動に起因したシリンダライ
ナ19の変形や各接合面間における隙間の発生をより確
実に抑えることができる。
ば、各接合部23において凸部31を凹部30内に圧入
する構造を採用したため、両接合部23における接合力
が増加し、前述した溶湯の移動に起因したシリンダライ
ナ19の変形や各接合面間における隙間の発生をより確
実に抑えることができる。
【0044】更に、本実施形態では、凸部31と凹部3
0との圧入部D1,D2の間にボア間冷却水路34を形
成するようにしたため、同水路34から冷却水が外部に
漏出することを抑制することができる。加えて、本実施
形態によれば、冷却水がシリンダブロック14の上面に
まで漏出し燃焼室22内に浸入するような不具合を未然
に防止することができる。
0との圧入部D1,D2の間にボア間冷却水路34を形
成するようにしたため、同水路34から冷却水が外部に
漏出することを抑制することができる。加えて、本実施
形態によれば、冷却水がシリンダブロック14の上面に
まで漏出し燃焼室22内に浸入するような不具合を未然
に防止することができる。
【0045】また、各接合部23間にボア間冷却水路3
4を設けた場合には、接合部23の接合面に接着剤を塗
布して同水路34をシールする必要が生じる。しかしな
がら、本実施形態によれば、圧入構造によってシール性
を確保することができるため、このような接着剤を用い
たシールが不要となり構成の簡素化を図ることができ
る。
4を設けた場合には、接合部23の接合面に接着剤を塗
布して同水路34をシールする必要が生じる。しかしな
がら、本実施形態によれば、圧入構造によってシール性
を確保することができるため、このような接着剤を用い
たシールが不要となり構成の簡素化を図ることができ
る。
【0046】更に、本実施形態によれば、ボア間冷却水
路34を複数の溝32によって構成している。従って、
ボア間冷却水路34を1つの空間で構成する場合に比
べ、ボア剛性を確保することができ、ボア真円度、真直
度等の形状精度を良好に保つことができる。
路34を複数の溝32によって構成している。従って、
ボア間冷却水路34を1つの空間で構成する場合に比
べ、ボア剛性を確保することができ、ボア真円度、真直
度等の形状精度を良好に保つことができる。
【0047】(第3の実施形態)次に、本発明を具体化
した第3の実施形態について上記第1及び第2の実施形
態との相違点を中心に図9〜図13を参照して説明す
る。尚、本実施形態において、第1及び第2の実施形態
と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略
する。
した第3の実施形態について上記第1及び第2の実施形
態との相違点を中心に図9〜図13を参照して説明す
る。尚、本実施形態において、第1及び第2の実施形態
と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略
する。
【0048】図9は本実施形態におけるシリンダブロッ
ク14の上面を示している。図10は図9の10−10
線に沿った断面図であり、図13は図9の13−13線
に沿った断面図である。また、図11は、図10の部分
拡大図であり、図12は図11の12−12線に沿った
断面図である。
ク14の上面を示している。図10は図9の10−10
線に沿った断面図であり、図13は図9の13−13線
に沿った断面図である。また、図11は、図10の部分
拡大図であり、図12は図11の12−12線に沿った
断面図である。
【0049】上記第1及び第2の実施形態においては、
ライナ構成体16の上面が露出しており、その露出した
面にガスケット21を介してシリンダヘッド28が取り
付けられていた。これに対して、本実施形態では、図1
0及び図13に示すように、各シリンダライナ19の長
さが上記各実施形態と比較して短く設定されており、ラ
イナ構成体16の上面は露出していない。即ち、ライナ
構成体16の上面は側面と同様に連結部26の一部を構
成するアルミニウムによって覆われている。このライナ
構成体16の上面を覆う連結部26(以下、「連結部2
6b」という)には、ガスケット21を介してシリンダ
ヘッド28が取り付けられる。
ライナ構成体16の上面が露出しており、その露出した
面にガスケット21を介してシリンダヘッド28が取り
付けられていた。これに対して、本実施形態では、図1
0及び図13に示すように、各シリンダライナ19の長
さが上記各実施形態と比較して短く設定されており、ラ
イナ構成体16の上面は露出していない。即ち、ライナ
構成体16の上面は側面と同様に連結部26の一部を構
成するアルミニウムによって覆われている。このライナ
構成体16の上面を覆う連結部26(以下、「連結部2
6b」という)には、ガスケット21を介してシリンダ
ヘッド28が取り付けられる。
【0050】図11及び図12に示すように、各接合部
23の上部にはシリンダライナ19の幅方向全体にわた
って延びる段部40がそれぞれ形成されている。そし
て、図12に示すように、各段部40の両側壁において
対向する位置には凹部41が形成され、更に、この各凹
部41には、シリンダライナ19の軸方向において所定
長さを有した一対の突部42がそれぞれ対向して形成さ
れている。本実施形態において、凹部41及び突部42
は本発明の係合部を構成する。
23の上部にはシリンダライナ19の幅方向全体にわた
って延びる段部40がそれぞれ形成されている。そし
て、図12に示すように、各段部40の両側壁において
対向する位置には凹部41が形成され、更に、この各凹
部41には、シリンダライナ19の軸方向において所定
長さを有した一対の突部42がそれぞれ対向して形成さ
れている。本実施形態において、凹部41及び突部42
は本発明の係合部を構成する。
【0051】以上のように構成された本実施形態におけ
る作用及び効果について説明する。本実施形態では、上
記各実施形態と同様に金型内に注湯された溶湯を凝固さ
せることにより連結部26,26bを含むブロック本体
15が形成される。接合部23の上面にある連結部26
bの溶湯は、凝固収縮の際に図9、図12の矢印で示す
ように、接合部23の両端側へ移動する傾向があり、こ
の連結部26bの中央部分Cにある溶湯には、その移動
に伴って引張応力が作用する。その結果、この連結部2
6bの中央部分Cには溶湯が凝固した時点で引張応力が
残留することになり、この引張応力がアルミニウムの限
界強度を超えた場合には亀裂が発生することがある。
る作用及び効果について説明する。本実施形態では、上
記各実施形態と同様に金型内に注湯された溶湯を凝固さ
せることにより連結部26,26bを含むブロック本体
15が形成される。接合部23の上面にある連結部26
bの溶湯は、凝固収縮の際に図9、図12の矢印で示す
ように、接合部23の両端側へ移動する傾向があり、こ
の連結部26bの中央部分Cにある溶湯には、その移動
に伴って引張応力が作用する。その結果、この連結部2
6bの中央部分Cには溶湯が凝固した時点で引張応力が
残留することになり、この引張応力がアルミニウムの限
界強度を超えた場合には亀裂が発生することがある。
【0052】しかしながら、本実施形態によれば、段部
40を設けて連結部26bの断面積(図11に示す断
面)を増加させることにより、上記のような亀裂の発生
を抑制することができる。更に、段部40の凹部41に
突部42を形成することにより、連結部26bにおける
溶湯の移動を抑制することができる。これにより、連結
部26の中央部分Cに発生する引張応力を低減すること
ができ、同部分Cにおける亀裂の発生を抑制することが
できる。加えて、連結部26bにおける溶湯の移動を抑
制することにより、各接合部23から離間する方向に移
動する溶湯の量を低減することができ、その溶湯の移動
に起因した各シリンダライナ19の変形や各接合部23
間における隙間の発生を抑制することができる。
40を設けて連結部26bの断面積(図11に示す断
面)を増加させることにより、上記のような亀裂の発生
を抑制することができる。更に、段部40の凹部41に
突部42を形成することにより、連結部26bにおける
溶湯の移動を抑制することができる。これにより、連結
部26の中央部分Cに発生する引張応力を低減すること
ができ、同部分Cにおける亀裂の発生を抑制することが
できる。加えて、連結部26bにおける溶湯の移動を抑
制することにより、各接合部23から離間する方向に移
動する溶湯の量を低減することができ、その溶湯の移動
に起因した各シリンダライナ19の変形や各接合部23
間における隙間の発生を抑制することができる。
【0053】以上、本発明を具体化した各実施形態につ
いて説明したが、本発明は以下に示す別の実施形態とし
て具体化することもできる。この別の実施形態において
も上記各実施形態と略同様の作用効果を得ることができ
る。
いて説明したが、本発明は以下に示す別の実施形態とし
て具体化することもできる。この別の実施形態において
も上記各実施形態と略同様の作用効果を得ることができ
る。
【0054】(1)上記各実施形態では、ライナ構成体
16の側面全体にわたってリブ25を形成するようにし
た。これに対して、溶湯を金型内に注湯した際における
湯回り性の向上を考慮して、各接合部23近傍にのみリ
ブ25が形成された構成を採用することもできる。
16の側面全体にわたってリブ25を形成するようにし
た。これに対して、溶湯を金型内に注湯した際における
湯回り性の向上を考慮して、各接合部23近傍にのみリ
ブ25が形成された構成を採用することもできる。
【0055】(2)上記各実施形態では、シリンダライ
ナ19の材質として鋳鉄を選択した。これに対して、ア
ルミニウム合金、或いはMMC(金属基複合材料、Meta
l Matrix Compositeの略)、或いはPMCC(粉末冶金
による複合材、Powder Metallarg Composite)によって
シリンダライナ19を形成するようにしてもよい。
ナ19の材質として鋳鉄を選択した。これに対して、ア
ルミニウム合金、或いはMMC(金属基複合材料、Meta
l Matrix Compositeの略)、或いはPMCC(粉末冶金
による複合材、Powder Metallarg Composite)によって
シリンダライナ19を形成するようにしてもよい。
【0056】(3)上記各実施形態では、ダイカスト鋳
造によってブロック本体15を形成するようにした。こ
れに対して、ブロック本体15を中圧鋳造、低圧鋳造等
の各種鋳造法によって形成するようにしてもよい。
造によってブロック本体15を形成するようにした。こ
れに対して、ブロック本体15を中圧鋳造、低圧鋳造等
の各種鋳造法によって形成するようにしてもよい。
【0057】上記各実施形態から把握される技術的思想
についてその効果と共に以下に記載する。 (イ)請求項8に記載したシリンダブロックにおいて、
前記冷却水路はシリンダライナの幅方向に延びる複数の
溝によって形成されていることを特徴とする。
についてその効果と共に以下に記載する。 (イ)請求項8に記載したシリンダブロックにおいて、
前記冷却水路はシリンダライナの幅方向に延びる複数の
溝によって形成されていることを特徴とする。
【0058】上記(イ)に記載した構成によれば、冷却
水路を複数の溝によって形成することによってボア剛性
を向上させることができる。
水路を複数の溝によって形成することによってボア剛性
を向上させることができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載した第1の発明によれ
ば、接合部には、その側部からシリンダライナの接合面
に沿って延びる突出部を形成するようにしている。ま
た、請求項2に記載した第2の発明によれば、突出部を
シリンダライナの軸方向に延びる突条により構成してい
る。突出部又は突条において前記接合面と反対側に位置
する面には、溶融金属を凝固させて連結体を形成する際
に、溶融金属の凝固収縮力が作用する。従って、第1又
は第2の発明によれば、この凝固収縮力によって各接合
部における両接合面は密着した状態となる。その結果、
各シリンダライナの変形や各シリンダライナ間における
隙間の発生を防止することができる。
ば、接合部には、その側部からシリンダライナの接合面
に沿って延びる突出部を形成するようにしている。ま
た、請求項2に記載した第2の発明によれば、突出部を
シリンダライナの軸方向に延びる突条により構成してい
る。突出部又は突条において前記接合面と反対側に位置
する面には、溶融金属を凝固させて連結体を形成する際
に、溶融金属の凝固収縮力が作用する。従って、第1又
は第2の発明によれば、この凝固収縮力によって各接合
部における両接合面は密着した状態となる。その結果、
各シリンダライナの変形や各シリンダライナ間における
隙間の発生を防止することができる。
【0060】請求項3に記載した第3の発明によれば、
ライナ構成体の側面に、少なくとも前記接合部を含む部
分にシリンダライナの軸方向に延びる突条を形成してい
る。従って、溶融金属を凝固させて連結体を形成する際
に、凝固収縮に伴う溶融金属の移動を効果的に抑制する
ことができる。その結果、各シリンダライナの変形や各
シリンダライナ間における隙間の発生を防止することが
できる。
ライナ構成体の側面に、少なくとも前記接合部を含む部
分にシリンダライナの軸方向に延びる突条を形成してい
る。従って、溶融金属を凝固させて連結体を形成する際
に、凝固収縮に伴う溶融金属の移動を効果的に抑制する
ことができる。その結果、各シリンダライナの変形や各
シリンダライナ間における隙間の発生を防止することが
できる。
【0061】請求項4に記載した第4の発明によれば、
突条を少なくとも2つ以上形成し、接合部に対してより
近接した位置にある突条の高さを他の突条の高さよりも
高くしている。従って、第3の発明における効果に加え
て、凝固収縮時における溶融金属の移動を更に効果的に
抑制することができ、各シリンダライナの変形や各シリ
ンダライナ間における隙間の発生を防止することができ
る。
突条を少なくとも2つ以上形成し、接合部に対してより
近接した位置にある突条の高さを他の突条の高さよりも
高くしている。従って、第3の発明における効果に加え
て、凝固収縮時における溶融金属の移動を更に効果的に
抑制することができ、各シリンダライナの変形や各シリ
ンダライナ間における隙間の発生を防止することができ
る。
【0062】請求項5に記載した第5の発明によれば、
接合部から離間した位置における連結体の肉厚を相対的
に厚くなるようにしている。従って、溶融金属を凝固さ
せて連結体を形成する際に、接合部から離間する方向に
移動する溶融金属の量が減少する。その結果、各シリン
ダライナの変形や各シリンダライナ間における隙間の発
生を防止することができる。
接合部から離間した位置における連結体の肉厚を相対的
に厚くなるようにしている。従って、溶融金属を凝固さ
せて連結体を形成する際に、接合部から離間する方向に
移動する溶融金属の量が減少する。その結果、各シリン
ダライナの変形や各シリンダライナ間における隙間の発
生を防止することができる。
【0063】請求項6に記載した第6の発明によれば、
接合された各接合部の間に、溶融金属が浸入可能な空間
を形成するようにしている。この空間内に溶融金属の一
部が浸入して凝固収縮する際、溶融金属はこの空間内に
引き込まれるため、接合部から離間する方向に移動する
溶融金属の量が減少する。その結果、各シリンダライナ
の変形や各シリンダライナ間における隙間の発生を防止
することができる。
接合された各接合部の間に、溶融金属が浸入可能な空間
を形成するようにしている。この空間内に溶融金属の一
部が浸入して凝固収縮する際、溶融金属はこの空間内に
引き込まれるため、接合部から離間する方向に移動する
溶融金属の量が減少する。その結果、各シリンダライナ
の変形や各シリンダライナ間における隙間の発生を防止
することができる。
【0064】請求項7に記載した第7の発明によれば、
接合部の上部に、ライナ構成体の上面を覆う連結体と係
合する係合部を形成している。従って、係合部により、
溶融金属を凝固させて連結体を形成する際に、ライナ構
成体の上面を覆う溶融金属の移動が抑制されるため、接
合部から離間する方向に移動する溶融金属の量が減少す
る。その結果、各シリンダライナの変形や各シリンダラ
イナ間における隙間の発生を防止することができる。加
えて、ライナ構成体の上面を覆う溶融金属において亀裂
が発生することを防止することができる。
接合部の上部に、ライナ構成体の上面を覆う連結体と係
合する係合部を形成している。従って、係合部により、
溶融金属を凝固させて連結体を形成する際に、ライナ構
成体の上面を覆う溶融金属の移動が抑制されるため、接
合部から離間する方向に移動する溶融金属の量が減少す
る。その結果、各シリンダライナの変形や各シリンダラ
イナ間における隙間の発生を防止することができる。加
えて、ライナ構成体の上面を覆う溶融金属において亀裂
が発生することを防止することができる。
【0065】請求項8に記載した第8の発明によれば、
各接合部間に、ウォータジャケットと連通する冷却水路
を形成するとともに、冷却水路をその上下位置で挟み、
且つ、シリンダライナの幅方向に延びる圧入部を形成す
るようにしている。従って、圧入部により各シリンダラ
イナが接合部において確実に接合されるため、各シリン
ダライナの変形や各シリンダライナ間における隙間の発
生を防止することができる。加えて、冷却水路からの冷
却水の漏出を抑制することができ、特に、シリンダブロ
ックとシリンダヘッドとの取付面に冷却水路の冷却水が
達してしまうことを抑制することができる。
各接合部間に、ウォータジャケットと連通する冷却水路
を形成するとともに、冷却水路をその上下位置で挟み、
且つ、シリンダライナの幅方向に延びる圧入部を形成す
るようにしている。従って、圧入部により各シリンダラ
イナが接合部において確実に接合されるため、各シリン
ダライナの変形や各シリンダライナ間における隙間の発
生を防止することができる。加えて、冷却水路からの冷
却水の漏出を抑制することができ、特に、シリンダブロ
ックとシリンダヘッドとの取付面に冷却水路の冷却水が
達してしまうことを抑制することができる。
【図1】第1の実施形態におけるシリンダブロックを示
す平面図。
す平面図。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】接合部近傍を示す平面図。
【図4】接合部近傍を拡大して示す平面図。
【図5】図1の5−5線に沿った断面図。
【図6】第2の実施形態におけるシリンダブロックを示
す平面図。
す平面図。
【図7】図6の7−7線に沿った断面図。
【図8】図6の8−8線に沿った断面図。
【図9】第3の実施形態におけるシリンダブロックを示
す平面図。
す平面図。
【図10】図9の10−10線に沿った断面図。
【図11】図10の要部拡大断面図。
【図12】図11の12−12線に沿った断面図。
【図13】図9の13−13線に沿った断面図。
【図14】従来の技術におけるシリンダブロックを示す
平面図。
平面図。
14…シリンダブロック、15…ブロック本体、16…
ライナ構成体、17…ウォータジャケット、19…シリ
ンダライナ、23…接合部、24…突出部としての突
部、25…突条としてのリブ、26,26b…連結体と
しての連結部、28…シリンダヘッド、34…ボア間冷
却水路、41…係合部としての凹部、42…係合部とし
ての突部、D1,D2…圧入部、K…空間。
ライナ構成体、17…ウォータジャケット、19…シリ
ンダライナ、23…接合部、24…突出部としての突
部、25…突条としてのリブ、26,26b…連結体と
しての連結部、28…シリンダヘッド、34…ボア間冷
却水路、41…係合部としての凹部、42…係合部とし
ての突部、D1,D2…圧入部、K…空間。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のシリンダライナを各々の接合部に
て列をなすように接合してなるライナ構成体と、溶融金
属を凝固させることによりライナ構成体の側面を覆うよ
うに形成された連結体とを備えたシリンダブロックにお
いて、 前記接合部には、その側部から前記各シリンダライナの
接合面に沿って延びる突出部が形成されていることを特
徴とするシリンダブロック。 - 【請求項2】 請求項1記載のシリンダブロックにおい
て、前記突出部は前記シリンダライナの軸方向に延びる
突条であることを特徴とするシリンダブロック。 - 【請求項3】 複数のシリンダライナを各々の接合部に
て列をなすように接合してなるライナ構成体と、溶融金
属を凝固させることによりライナ構成体の側面を覆うよ
うに形成された連結体とを備えたシリンダブロックにお
いて、 前記ライナ構成体の側面には、少なくとも前記接合部を
含む部分に前記シリンダライナの軸方向に延びる突条が
形成されていることを特徴とするシリンダブロック。 - 【請求項4】 請求項3に記載したシリンダブロックに
おいて、前記突条は少なくとも2つ以上形成されるもの
であり、且つ、前記接合部に対してより近接した位置に
ある前記突条の高さを他の突条の高さよりも高くしたこ
とを特徴とするシリンダブロック。 - 【請求項5】 複数のシリンダライナを各々の接合部に
て列をなすように接合してなるライナ構成体と、溶融金
属を凝固させることによりライナ構成体の側面を覆うよ
うに形成された連結体とを備えたシリンダブロックにお
いて、 前記接合部から離間した位置における前記連結体の肉厚
が前記接合部と近接した位置にある前記連結体の肉厚よ
りも相対的に厚く設定されていることを特徴とするシリ
ンダブロック。 - 【請求項6】 複数のシリンダライナを各々の接合部に
て列をなすように接合してなるライナ構成体と、溶融金
属を凝固させることによりライナ構成体の側面を覆うよ
うに形成された連結体とを備えたシリンダブロックにお
いて、 前記接合された各接合部の間には、前記溶融金属が浸入
可能な空間が形成されていることを特徴とするシリンダ
ブロック。 - 【請求項7】 複数のシリンダライナを各々の接合部に
て列をなすように接合してなるライナ構成体と、溶融金
属を凝固させることによりライナ構成体の上面及び側面
を覆うように形成された連結体とを備えたシリンダブロ
ックにおいて、 前記接合部の上部には前記ライナ構成体の上面を覆う連
結体と係合する係合部を形成したことを特徴とするシリ
ンダブロック。 - 【請求項8】 複数のシリンダライナを各々の接合部に
て列をなすように接合してなるライナ構成体と、溶融金
属を凝固させることによりライナ構成体の側面を覆うよ
うに形成された連結体と、前記連結体の周囲を囲むよう
に形成されたウォータジャケットとを備え、前記連結体
の上面がシリンダヘッドの取付面となるシリンダブロッ
クにおいて、 前記各接合部間に、前記ウォータジャケットと連通する
冷却水路を形成するとともに、前記冷却水路をその上下
位置で挟み、且つ、シリンダライナの幅方向に延びる圧
入部を形成したことを特徴とするシリンダブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18492896A JPH1030494A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | シリンダブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18492896A JPH1030494A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | シリンダブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030494A true JPH1030494A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16161800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18492896A Pending JPH1030494A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | シリンダブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030494A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007524787A (ja) * | 2004-02-18 | 2007-08-30 | マーレ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 内燃機関に用いられるシリンダライナ |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP18492896A patent/JPH1030494A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007524787A (ja) * | 2004-02-18 | 2007-08-30 | マーレ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 内燃機関に用いられるシリンダライナ |
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