JPH10305491A - 発泡樹脂パネルの製造法及び発泡樹脂パネル - Google Patents
発泡樹脂パネルの製造法及び発泡樹脂パネルInfo
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- JPH10305491A JPH10305491A JP7175270A JP17527095A JPH10305491A JP H10305491 A JPH10305491 A JP H10305491A JP 7175270 A JP7175270 A JP 7175270A JP 17527095 A JP17527095 A JP 17527095A JP H10305491 A JPH10305491 A JP H10305491A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】構造簡単な成形型5で網状構造体2が一体に埋
め込まれたパネル本体1を形成でき、しかも、簡単にモ
ルタル等の保持部となる網状構造体2に基づく凸状部7
を形成できる発泡樹脂パネル製造できるようにして、安
価で大量生産可能とすると共に、パネル本体1と網状構
造体2とを強固に結合できるようにする。 【構成】成形型5の型内部に、網状構造体2を装填した
状態で、前記成形型5内で発泡樹脂材料を発泡させてパ
ネル本体1を成形した後、該パネル本体1の表面に前記
網状構造体2に基づく凸状部7が現われるように加工処
理を施すことによって発泡樹脂成形体のパネル本体1
と、このパネル本体1に結合する網状構造体2とから成
る発泡樹脂パネルを製造する。
め込まれたパネル本体1を形成でき、しかも、簡単にモ
ルタル等の保持部となる網状構造体2に基づく凸状部7
を形成できる発泡樹脂パネル製造できるようにして、安
価で大量生産可能とすると共に、パネル本体1と網状構
造体2とを強固に結合できるようにする。 【構成】成形型5の型内部に、網状構造体2を装填した
状態で、前記成形型5内で発泡樹脂材料を発泡させてパ
ネル本体1を成形した後、該パネル本体1の表面に前記
網状構造体2に基づく凸状部7が現われるように加工処
理を施すことによって発泡樹脂成形体のパネル本体1
と、このパネル本体1に結合する網状構造体2とから成
る発泡樹脂パネルを製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁や間仕
切壁、軽構造壁、屋根、床などの主として建築用資材と
して使用される発泡樹脂パネルの製造法と発泡樹脂パネ
ルに関する。
切壁、軽構造壁、屋根、床などの主として建築用資材と
して使用される発泡樹脂パネルの製造法と発泡樹脂パネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種発泡樹脂パネルとして、発
泡樹脂成形体から成るパネル本体の両側面に、モルタル
などの保持部となる格子状金網を突出状に設けたものが
知られている。そして、以上の発泡樹脂パネルを製造す
るにあたっては、前記パネル本体を成形した後、該パネ
ル本体に多数の連結材を貫通状に突き刺して、この突き
刺された連結材の両端部に前記各金網を前記パネル本体
に対し離間状に溶接により固定するのである。
泡樹脂成形体から成るパネル本体の両側面に、モルタル
などの保持部となる格子状金網を突出状に設けたものが
知られている。そして、以上の発泡樹脂パネルを製造す
るにあたっては、前記パネル本体を成形した後、該パネ
ル本体に多数の連結材を貫通状に突き刺して、この突き
刺された連結材の両端部に前記各金網を前記パネル本体
に対し離間状に溶接により固定するのである。
【0003】ところが、以上のような発泡樹脂パネルの
製造法では、前記パネル本体に多数の連結材を突き刺し
て前記各金網を溶接により固定するようにしているた
め、前記各連結材の突き刺し作業や溶接作業などの面倒
な作業が必要となって量産困難で製造コストが高くな
り、しかも、前記各連結材を予め成形した前記パネル本
体に突き刺すときには、これらパネル本体と連結材との
間に隙間などが発生し易くて一体化が困難となる問題が
あった。
製造法では、前記パネル本体に多数の連結材を突き刺し
て前記各金網を溶接により固定するようにしているた
め、前記各連結材の突き刺し作業や溶接作業などの面倒
な作業が必要となって量産困難で製造コストが高くな
り、しかも、前記各連結材を予め成形した前記パネル本
体に突き刺すときには、これらパネル本体と連結材との
間に隙間などが発生し易くて一体化が困難となる問題が
あった。
【0004】また、前記パネル本体に突き刺された各連
結材と前記各金網とを溶接により固定する場合、その溶
接時の熱により前記パネル本体が溶融したり焦げついた
りする悪影響を排除すべく、該パネル本体から所定距離
離れた位置で前記各連結材と各金網との溶接を行う必要
があるため、前記パネル本体の表面から外方に離間した
位置に前記各金網が固定されることになる。
結材と前記各金網とを溶接により固定する場合、その溶
接時の熱により前記パネル本体が溶融したり焦げついた
りする悪影響を排除すべく、該パネル本体から所定距離
離れた位置で前記各連結材と各金網との溶接を行う必要
があるため、前記パネル本体の表面から外方に離間した
位置に前記各金網が固定されることになる。
【0005】従って、前記発泡樹脂パネルにモルタルの
打設作業を行うとき、このモルタルは前記パネル本体の
表面から前記金網が隠れる外方位置にまで打設する必要
があることから、前記金網が前記パネル本体の表面に近
接して設けられている場合には、前記モルタルの打設量
が少なくて済むのに対し、以上のように前記金網が前記
パネル本体の表面から外方に離間して設けられている場
合には、多量のモルタルを必要としてコストが増大する
ばかりか、そのモルタル層が厚肉で重量大となるため、
該モルタル層が下方側へとずれ落ちて表面が波打ったり
して均一厚みのモルタル層が得られ難くなる不具合が生
じていたのである。
打設作業を行うとき、このモルタルは前記パネル本体の
表面から前記金網が隠れる外方位置にまで打設する必要
があることから、前記金網が前記パネル本体の表面に近
接して設けられている場合には、前記モルタルの打設量
が少なくて済むのに対し、以上のように前記金網が前記
パネル本体の表面から外方に離間して設けられている場
合には、多量のモルタルを必要としてコストが増大する
ばかりか、そのモルタル層が厚肉で重量大となるため、
該モルタル層が下方側へとずれ落ちて表面が波打ったり
して均一厚みのモルタル層が得られ難くなる不具合が生
じていたのである。
【0006】そこで、本願出願人は、以上のような各種
問題を解決することを目的として、発泡樹脂成形体から
成るパネル本体に網状構造体を埋込成形した発泡樹脂パ
ネルとその製造法とを以前に提案した(特願平5ー30
235号)。その提案内容は、図16で示すように、雄
型A1と雌型A2とから成るパネル本体Bの成形型Aを
用い、この成形型A内に予め形成された網状構造体Cを
挿入しておいて、前記成形型A内に発泡樹脂を供給して
発泡させることにより、前記パネル本体B内に前記網状
構造体Cを一体状に埋込成形するようにしたものであ
る。
問題を解決することを目的として、発泡樹脂成形体から
成るパネル本体に網状構造体を埋込成形した発泡樹脂パ
ネルとその製造法とを以前に提案した(特願平5ー30
235号)。その提案内容は、図16で示すように、雄
型A1と雌型A2とから成るパネル本体Bの成形型Aを
用い、この成形型A内に予め形成された網状構造体Cを
挿入しておいて、前記成形型A内に発泡樹脂を供給して
発泡させることにより、前記パネル本体B内に前記網状
構造体Cを一体状に埋込成形するようにしたものであ
る。
【0007】更に詳記すると、前記網状構造体Cは、丸
棒から成る複数の縦,横骨材C1,C2を平面視格子状
に結合した一対のフレーム単体C3,C3と、これら各
フレーム単体C3を所定間隔をおいて上下対向状に結合
する丸棒から成る間隔保持フレームC4とで形成されて
おり、また、斯かる網状構造体Cが埋込成形される前記
成形型Aの雄型A1及び雌型A2には、その各成形面A
0の内方側に、前記各フレーム単体C3,C3を成形後
のパネル本体Bの表面から所定高さ離間させて位置させ
られるように、それぞれ前記各フレーム単体C3の縦,
横骨材C1,C2を受入可能とした平面視格子状の骨材
受入溝A3,A3と、これら受入溝A3内に前記各フレ
ーム単体C3を嵌め込むとき、前記間隔保持フレームC
4を受入可能なフレーム受入溝A4とを形成するのであ
る。
棒から成る複数の縦,横骨材C1,C2を平面視格子状
に結合した一対のフレーム単体C3,C3と、これら各
フレーム単体C3を所定間隔をおいて上下対向状に結合
する丸棒から成る間隔保持フレームC4とで形成されて
おり、また、斯かる網状構造体Cが埋込成形される前記
成形型Aの雄型A1及び雌型A2には、その各成形面A
0の内方側に、前記各フレーム単体C3,C3を成形後
のパネル本体Bの表面から所定高さ離間させて位置させ
られるように、それぞれ前記各フレーム単体C3の縦,
横骨材C1,C2を受入可能とした平面視格子状の骨材
受入溝A3,A3と、これら受入溝A3内に前記各フレ
ーム単体C3を嵌め込むとき、前記間隔保持フレームC
4を受入可能なフレーム受入溝A4とを形成するのであ
る。
【0008】しかして、前記成形型Aで前記パネル本体
Bを成形する場合には、先ず、前記成形型Aの雌型A2
を開放させた状態で、この雌型A2の内部に前記網状構
造体Cの全体を挿入させて、該網状構造体Cにおける下
方側フレーム単体C3の各骨材C1,C2を前記雌型A
2に形成した格子状の骨材受入溝A3内にそれぞれ嵌め
込み、また、前記雌型A2に前記雄型A1を被嵌させる
とき、該雄型A1に設けた骨材受入溝A3内に上方側フ
レーム単体C3の各骨材C1,C2を嵌め込み、さら
に、このとき、前記間隔保持フレームC4の中間部分を
前記雄型A1及び雌型A2の成形面A0間に露出させた
状態で、これら雄型A1及び雌型A2に設けたフレーム
受入溝A4に前記間隔保持フレームC4の上下端部側を
それぞれ嵌め込んで、前記網状構造体Cの全体を移動不
能にセットするのである。
Bを成形する場合には、先ず、前記成形型Aの雌型A2
を開放させた状態で、この雌型A2の内部に前記網状構
造体Cの全体を挿入させて、該網状構造体Cにおける下
方側フレーム単体C3の各骨材C1,C2を前記雌型A
2に形成した格子状の骨材受入溝A3内にそれぞれ嵌め
込み、また、前記雌型A2に前記雄型A1を被嵌させる
とき、該雄型A1に設けた骨材受入溝A3内に上方側フ
レーム単体C3の各骨材C1,C2を嵌め込み、さら
に、このとき、前記間隔保持フレームC4の中間部分を
前記雄型A1及び雌型A2の成形面A0間に露出させた
状態で、これら雄型A1及び雌型A2に設けたフレーム
受入溝A4に前記間隔保持フレームC4の上下端部側を
それぞれ嵌め込んで、前記網状構造体Cの全体を移動不
能にセットするのである。
【0009】次に、以上のように、前記網状構造体Cを
前記成形型A内にセットした後、該成形型A内に発泡樹
脂ビーズを供給して加熱発泡させることにより前記パネ
ル本体Bを成形するのであり、このとき、該パネル本体
B内に前記間隔保持フレームC4の中間部分が埋込まれ
て、このフレームC4を介して前記網状構造体Cの全体
が前記パネル本体Bに一体状に結合され、かつ、前記網
状構造体Cの各フレーム単体C3,C3が前記各成形面
A0,A0から所定高さ離間した位置に露出位置される
のである。
前記成形型A内にセットした後、該成形型A内に発泡樹
脂ビーズを供給して加熱発泡させることにより前記パネ
ル本体Bを成形するのであり、このとき、該パネル本体
B内に前記間隔保持フレームC4の中間部分が埋込まれ
て、このフレームC4を介して前記網状構造体Cの全体
が前記パネル本体Bに一体状に結合され、かつ、前記網
状構造体Cの各フレーム単体C3,C3が前記各成形面
A0,A0から所定高さ離間した位置に露出位置される
のである。
【0010】そして、前記雌型A2を開放させて前記パ
ネル本体Bを外部に取出すことにより、このパネル本体
Bに前記網状構造体Cが一体に埋込成形され、かつ、該
網状構造体Cの各フレーム単体C3,C3が前記パネル
本体Bの表面から外方に露出された発泡樹脂パネルが製
造されるのである。
ネル本体Bを外部に取出すことにより、このパネル本体
Bに前記網状構造体Cが一体に埋込成形され、かつ、該
網状構造体Cの各フレーム単体C3,C3が前記パネル
本体Bの表面から外方に露出された発泡樹脂パネルが製
造されるのである。
【0011】以上のような発泡樹脂パネルの製造法によ
れば、前記パネル本体Bの成形と同時に前記網状構造体
Cを埋込成形できることから、従来のように、パネル本
体に多数の連結材を突き刺して、該各連結材に金網を溶
接により固定したりする複雑な作業を必要とすることな
く、簡単かつ低廉なコストで前記発泡樹脂パネルを量産
することができる。
れば、前記パネル本体Bの成形と同時に前記網状構造体
Cを埋込成形できることから、従来のように、パネル本
体に多数の連結材を突き刺して、該各連結材に金網を溶
接により固定したりする複雑な作業を必要とすることな
く、簡単かつ低廉なコストで前記発泡樹脂パネルを量産
することができる。
【0012】しかも、前記パネル本体Bの成形前に前記
成形型A内に網状構造体Cをセットするとき、該網状構
造体Cにおける各フレーム単体C3の縦,横骨材C1,
C2を前記雄型A1及び雌型A2に形成した各骨材受入
溝A3内に嵌め込み、かつ、前記各フレーム単体C3間
を所定間隔に保持する前記間隔保持フレームC4を前記
雄型A1及び雌型A2に形成した各フレーム受入溝A4
に嵌め込んでセットするようにしているため、前記成形
型Aの各成形面A0からの前記各フレーム単体C3の露
出高さ、つまり、前記パネル本体Bからの前記各フレー
ム単体C3の露出高さを任意高さに正確に形成すること
ができ、従って、従来のように、連結材と金網とを溶接
するときの熱を考慮して、前記パネル本体Bの表面から
外方に離間した位置に前記各フレーム単体C3を設けた
りする必要がなくなって、前記パネル本体Bに打設され
るモルタル量を増大させたりすることなく、該モルタル
層を均一厚みに形成でき、その上、以上のようにして前
記網状構造体Cの埋込成形を行うことにより、該網状構
造体Cと前記パネル本体Bとの一体化を確実に行うこと
もできるのである。
成形型A内に網状構造体Cをセットするとき、該網状構
造体Cにおける各フレーム単体C3の縦,横骨材C1,
C2を前記雄型A1及び雌型A2に形成した各骨材受入
溝A3内に嵌め込み、かつ、前記各フレーム単体C3間
を所定間隔に保持する前記間隔保持フレームC4を前記
雄型A1及び雌型A2に形成した各フレーム受入溝A4
に嵌め込んでセットするようにしているため、前記成形
型Aの各成形面A0からの前記各フレーム単体C3の露
出高さ、つまり、前記パネル本体Bからの前記各フレー
ム単体C3の露出高さを任意高さに正確に形成すること
ができ、従って、従来のように、連結材と金網とを溶接
するときの熱を考慮して、前記パネル本体Bの表面から
外方に離間した位置に前記各フレーム単体C3を設けた
りする必要がなくなって、前記パネル本体Bに打設され
るモルタル量を増大させたりすることなく、該モルタル
層を均一厚みに形成でき、その上、以上のようにして前
記網状構造体Cの埋込成形を行うことにより、該網状構
造体Cと前記パネル本体Bとの一体化を確実に行うこと
もできるのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
な発泡樹脂パネルの製造法によれば、前述したような各
種利点を有するものの、前記成形型Aにおける雄型A1
及び雌型A2の成形面A0に、それぞれ前記網状構造体
Cに設ける各フレーム単体C3の縦,横骨材C1,C2
を受入可能な骨材受入溝A3,A3と、これら受入溝A
3内に前記各フレーム単体C3を嵌め込むとき、前記間
隔保持フレームC4を受入可能としたフレーム受入溝A
4とを形成する必要があることから、金型構造が非常に
複雑となって金型の製作コストが高くなり、また、前記
パネル本体Bに前記網状構造体Cを埋込成形するときに
は、この網状構造体Cに設けた各フレーム単体C3の
縦,横骨材C1,C2と間隔保持フレームC4とを、そ
れぞれ前記成形型Aに形成した骨材受入溝A3,A3と
フレーム受入溝A4とに嵌め込む必要があり、この嵌め
込み作業には面倒で長時間を必要とするため、発泡樹脂
パネルの製造コストの増大を招き、さら金型構造上、微
小な格子目や編目の網状構造体のものは、実質上、前述
した方法では成形不可能であった。
な発泡樹脂パネルの製造法によれば、前述したような各
種利点を有するものの、前記成形型Aにおける雄型A1
及び雌型A2の成形面A0に、それぞれ前記網状構造体
Cに設ける各フレーム単体C3の縦,横骨材C1,C2
を受入可能な骨材受入溝A3,A3と、これら受入溝A
3内に前記各フレーム単体C3を嵌め込むとき、前記間
隔保持フレームC4を受入可能としたフレーム受入溝A
4とを形成する必要があることから、金型構造が非常に
複雑となって金型の製作コストが高くなり、また、前記
パネル本体Bに前記網状構造体Cを埋込成形するときに
は、この網状構造体Cに設けた各フレーム単体C3の
縦,横骨材C1,C2と間隔保持フレームC4とを、そ
れぞれ前記成形型Aに形成した骨材受入溝A3,A3と
フレーム受入溝A4とに嵌め込む必要があり、この嵌め
込み作業には面倒で長時間を必要とするため、発泡樹脂
パネルの製造コストの増大を招き、さら金型構造上、微
小な格子目や編目の網状構造体のものは、実質上、前述
した方法では成形不可能であった。
【0014】本発明の主とする目的は、成形型を複雑化
することなく、構造簡単な金型でもって、パネル本体の
網状構造体に基づくモルタルなどの保持部となる凸状部
が形成された発泡樹脂パネルを安価に大量生産すること
ができ、また、前記パネル本体と網状構造体とを強固に
結合一体化でき、しかも、前記凸状部の高さを簡単な作
業で任意の高さに一定にできる発泡樹脂パネルの製造法
を提供することにある。
することなく、構造簡単な金型でもって、パネル本体の
網状構造体に基づくモルタルなどの保持部となる凸状部
が形成された発泡樹脂パネルを安価に大量生産すること
ができ、また、前記パネル本体と網状構造体とを強固に
結合一体化でき、しかも、前記凸状部の高さを簡単な作
業で任意の高さに一定にできる発泡樹脂パネルの製造法
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、成形型5の型内部
に、網状構造体2を装填した状態で、前記成形型5内で
発泡樹脂材料を発泡させてパネル本体1を成形した後、
該パネル本体1の表面に前記網状構造体2に基づく凸状
部7が現われるように加工処理を施すことによって発泡
樹脂成形体のパネル本体1と、このパネル本体1に結合
する網状構造体2とから成る発泡樹脂パネルを製造する
ようにしたのである。
成するため、請求項1記載の発明は、成形型5の型内部
に、網状構造体2を装填した状態で、前記成形型5内で
発泡樹脂材料を発泡させてパネル本体1を成形した後、
該パネル本体1の表面に前記網状構造体2に基づく凸状
部7が現われるように加工処理を施すことによって発泡
樹脂成形体のパネル本体1と、このパネル本体1に結合
する網状構造体2とから成る発泡樹脂パネルを製造する
ようにしたのである。
【0016】これにより、前記網状構造体2をパネル本
体1に埋込成形した後、前記加工処理によって、このパ
ネル本体1に網状構造体2に基づく凸状部7を形成する
ので、前記パネル本体1の成形型には、以前に提案した
もののように、その成形面に前記網状構造体2の一部を
嵌め込むための受入溝などを形成する必要がなく、前記
成形型は前記網状構造体2を型内に単にセットして前記
パネル本体1を成形し得る平坦状の成形面とすれば良い
のであり、従って、前記成形型を複雑化したりすること
なく、構造簡単な成形型を用いながら、しかも、該成形
型への前記網状構造体2のセットも簡単に行うことがで
き、さらに、微小な格子目、編目の網状構造体であって
も、何の支障もなく簡単にセットすることができて、前
記発泡樹脂パネルを安価に大量生産することができ、ま
た、この発泡樹脂パネルは、前記網状構造体2をパネル
本体1に埋込成形して製造されることから、これらパネ
ル本体1と網状構造体2とを強固に結合一体化できるの
である。
体1に埋込成形した後、前記加工処理によって、このパ
ネル本体1に網状構造体2に基づく凸状部7を形成する
ので、前記パネル本体1の成形型には、以前に提案した
もののように、その成形面に前記網状構造体2の一部を
嵌め込むための受入溝などを形成する必要がなく、前記
成形型は前記網状構造体2を型内に単にセットして前記
パネル本体1を成形し得る平坦状の成形面とすれば良い
のであり、従って、前記成形型を複雑化したりすること
なく、構造簡単な成形型を用いながら、しかも、該成形
型への前記網状構造体2のセットも簡単に行うことがで
き、さらに、微小な格子目、編目の網状構造体であって
も、何の支障もなく簡単にセットすることができて、前
記発泡樹脂パネルを安価に大量生産することができ、ま
た、この発泡樹脂パネルは、前記網状構造体2をパネル
本体1に埋込成形して製造されることから、これらパネ
ル本体1と網状構造体2とを強固に結合一体化できるの
である。
【0017】しかも、前記加工処理により、前記凸状部
7を形成するので、前記パネル本体1における前記凸状
部7の突出高さを任意の高さにできることから、所望の
モルタル量にあわせて、該モルタルを保持するための凸
状部7の形成が行え、モルタル量の増大によるコストの
増大もなくすことができる。
7を形成するので、前記パネル本体1における前記凸状
部7の突出高さを任意の高さにできることから、所望の
モルタル量にあわせて、該モルタルを保持するための凸
状部7の形成が行え、モルタル量の増大によるコストの
増大もなくすことができる。
【0018】前記加工処理とは、発泡形成されたパネル
本体1の表面を、発泡形成直後の表面位置よりも内方に
位置するようにかさを低くするように処理することを意
味し、具体的には、熱で溶融したり、有機溶剤などで溶
解させたり、削り取ったりすることにより行う処理手段
によって達成することができる。
本体1の表面を、発泡形成直後の表面位置よりも内方に
位置するようにかさを低くするように処理することを意
味し、具体的には、熱で溶融したり、有機溶剤などで溶
解させたり、削り取ったりすることにより行う処理手段
によって達成することができる。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記加工処理として溶融処理を行うのであ
って、溶融処理とは、熱による溶融処理をすることを意
味し、この溶融処理により、発泡合成樹脂層が溶けて、
パネル本体1の厚みが減り、前記パネル本体1に前記凸
状部7が容易に形成される。
明において、前記加工処理として溶融処理を行うのであ
って、溶融処理とは、熱による溶融処理をすることを意
味し、この溶融処理により、発泡合成樹脂層が溶けて、
パネル本体1の厚みが減り、前記パネル本体1に前記凸
状部7が容易に形成される。
【0020】従って、前記溶融処理により前記パネル本
体1のかさを低くして、前記凸状部7の突出高さを任意
の高さにできながら、発泡樹脂の溶融により発泡合成樹
脂層の表面に発泡セルのないスキン層が形成できること
となり、パネル本体1の表面強度の向上が図れてパネル
本体1の損傷を防止でき、しかも、網状構造体2との結
合もさらに強固に行えるようになるのである。
体1のかさを低くして、前記凸状部7の突出高さを任意
の高さにできながら、発泡樹脂の溶融により発泡合成樹
脂層の表面に発泡セルのないスキン層が形成できること
となり、パネル本体1の表面強度の向上が図れてパネル
本体1の損傷を防止でき、しかも、網状構造体2との結
合もさらに強固に行えるようになるのである。
【0021】溶融処理としては、バーナー、オイルヒー
タ、熱風、高圧蒸気等による加熱溶融や加熱された金型
等からの輻射熱による加熱溶融により達成できる。
タ、熱風、高圧蒸気等による加熱溶融や加熱された金型
等からの輻射熱による加熱溶融により達成できる。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記加工処理として溶解処理を行うのであ
って、溶解処理とは、パネル本体1を有機溶剤等により
形状を変形させてパネル本体1のかさか低くなるように
処理することを意味し、溶解処理をすることにより、セ
ルのないスキン層をパネル本体1の表面に形成して、該
パネル本体1の厚みを減らし、前記パネル本体1に前記
凸状部7が容易に形成される。
明において、前記加工処理として溶解処理を行うのであ
って、溶解処理とは、パネル本体1を有機溶剤等により
形状を変形させてパネル本体1のかさか低くなるように
処理することを意味し、溶解処理をすることにより、セ
ルのないスキン層をパネル本体1の表面に形成して、該
パネル本体1の厚みを減らし、前記パネル本体1に前記
凸状部7が容易に形成される。
【0023】従って、前記溶解処理により前記パネル本
体1における前記凸状部7の突出高さを任意の高さにさ
らに容易にできながら、スキン層で発泡層を被服するこ
とができることとなり、パネル本体1の表面強度の向上
が図れてパネル本体1の損傷を防止でき、しかも、網状
構造体2との結合も強固に行えるようになるのである。
体1における前記凸状部7の突出高さを任意の高さにさ
らに容易にできながら、スキン層で発泡層を被服するこ
とができることとなり、パネル本体1の表面強度の向上
が図れてパネル本体1の損傷を防止でき、しかも、網状
構造体2との結合も強固に行えるようになるのである。
【0024】溶解処理としては、ジメチルホルムアミド
等の極性溶媒、トルエン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル
等のエステル系溶媒などの有機溶媒をスプレー法等によ
りパネル本体1の表面に付着させることにより達成でき
る。
等の極性溶媒、トルエン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル
等のエステル系溶媒などの有機溶媒をスプレー法等によ
りパネル本体1の表面に付着させることにより達成でき
る。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2若しくは請求項3記載の発明において、前記凸状部
7を、網状構造体2がパネル本体1の表面から露出する
ように加工処理を施して形成するようにしたのである。
項2若しくは請求項3記載の発明において、前記凸状部
7を、網状構造体2がパネル本体1の表面から露出する
ように加工処理を施して形成するようにしたのである。
【0026】これにより、網状構造体2をパネル本体1
の表面から露出させるので、露出高さを任意の高さにす
ることにより、凸状部7によるモルタル等の保持部高さ
を自由に設定できながら、モルタル等を前記網状構造体
2で直接保持できるので、モルタル等の保持をより確実
に行えるのである。
の表面から露出させるので、露出高さを任意の高さにす
ることにより、凸状部7によるモルタル等の保持部高さ
を自由に設定できながら、モルタル等を前記網状構造体
2で直接保持できるので、モルタル等の保持をより確実
に行えるのである。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項2若しくは請求項3記載の発明において、前記凸状部
7を、網状構造体2がパネル本体1の表面層で被覆され
るように加工処理を施して形成するようにしたのであ
る。
項2若しくは請求項3記載の発明において、前記凸状部
7を、網状構造体2がパネル本体1の表面層で被覆され
るように加工処理を施して形成するようにしたのであ
る。
【0028】これにより、前記網状構造体2は、パネル
本体1の表面層で覆われることになり、このため、前記
網状構造体2に錆が発生したりするのを防止でき、従っ
て、この網状構造体2に別途防錆処理を施す必要がなく
なってコストを低廉にできるのであり、その上、前記パ
ネル本体1の樹脂層で前記網状構造体2を覆うことによ
り、この網状構造体2の一方から他方への熱の伝導や振
動の伝達を防止して、断熱効果及び防音効果に優れた発
泡樹脂パネルとすることもできるのである。
本体1の表面層で覆われることになり、このため、前記
網状構造体2に錆が発生したりするのを防止でき、従っ
て、この網状構造体2に別途防錆処理を施す必要がなく
なってコストを低廉にできるのであり、その上、前記パ
ネル本体1の樹脂層で前記網状構造体2を覆うことによ
り、この網状構造体2の一方から他方への熱の伝導や振
動の伝達を防止して、断熱効果及び防音効果に優れた発
泡樹脂パネルとすることもできるのである。
【0029】請求項6記載の発明は、パネル本体1の成
形途時、該パネル本体1を成形する成形型5を開型し
て、この成形型5内に網状構造体2を挿填し、前記成形
型5を閉型して、前記パネル本体1の自後の成形によ
り、前記網状構造体2を前記パネル本体1に一体に成形
することにより、発泡樹脂成形体のパネル本体1と、こ
のパネル本体1に結合する網状構造体2とから成る発泡
樹脂パネルを製造するようにしたものである。
形途時、該パネル本体1を成形する成形型5を開型し
て、この成形型5内に網状構造体2を挿填し、前記成形
型5を閉型して、前記パネル本体1の自後の成形によ
り、前記網状構造体2を前記パネル本体1に一体に成形
することにより、発泡樹脂成形体のパネル本体1と、こ
のパネル本体1に結合する網状構造体2とから成る発泡
樹脂パネルを製造するようにしたものである。
【0030】これにより、前記パネル本体1の成形途
時、即ち、該パネル本体1の発泡完了以前に、前記成形
型5を開型して内部に前記網状構造体2を挿填し、この
後前記成形型5を閉型して、前記パネル本体1の発泡を
完了させたから、二つの別個の網状構造体2,2をパネ
ル本体1に一体化させる場合、各網状構造体2,2を成
形型5内に積層状に保持させて置く必要がなくなり、成
形型5内に、網状構造体2、成形途時のパネル本体1、
網状構造体2を順番に積層させた状態で挿填した後、発
泡を完了させるだけで発泡樹脂パネルをより簡単に製造
できる。
時、即ち、該パネル本体1の発泡完了以前に、前記成形
型5を開型して内部に前記網状構造体2を挿填し、この
後前記成形型5を閉型して、前記パネル本体1の発泡を
完了させたから、二つの別個の網状構造体2,2をパネ
ル本体1に一体化させる場合、各網状構造体2,2を成
形型5内に積層状に保持させて置く必要がなくなり、成
形型5内に、網状構造体2、成形途時のパネル本体1、
網状構造体2を順番に積層させた状態で挿填した後、発
泡を完了させるだけで発泡樹脂パネルをより簡単に製造
できる。
【0031】尚、前記網状構造体2は、前記パネル本体
1の爾後の発泡により、該パネル本体1に埋込状に一体
結合されることから、これらパネル本体1と網状構造体
2との結合強度が低下することはない。
1の爾後の発泡により、該パネル本体1に埋込状に一体
結合されることから、これらパネル本体1と網状構造体
2との結合強度が低下することはない。
【0032】請求項7記載の発明は、パネル本体1を形
成した後、網状構造体2を、前記パネル本体1に重ね合
わせて、該パネル本体1と網状構造体2との重合部を、
パネル本体1の加熱溶融温度以上に加熱しながら前記網
状構造体2を、前記パネル本体1に押圧押込みして一体
に成形することにより、発泡樹脂成形体のパネル本体1
と、このパネル本体1に結合する網状構造体2とから成
る発泡樹脂パネルを製造するようにしたのである。
成した後、網状構造体2を、前記パネル本体1に重ね合
わせて、該パネル本体1と網状構造体2との重合部を、
パネル本体1の加熱溶融温度以上に加熱しながら前記網
状構造体2を、前記パネル本体1に押圧押込みして一体
に成形することにより、発泡樹脂成形体のパネル本体1
と、このパネル本体1に結合する網状構造体2とから成
る発泡樹脂パネルを製造するようにしたのである。
【0033】これにより、二つの別個の網状構造体2,
2をパネル本体1に一体化させる場合、各網状構造体
2,2を成形型5内に積層状に保持させて置く必要がな
くなり、成形型5内に、網状構造体2、パネル本体1、
網状構造体2を順番に積層させた状態で挿填した後、各
網状構造体2,2をパネル本体1の加熱溶融温度以上に
加熱しながら前記パネル本体1に押圧押込みして一体に
成形するだけで、発泡樹脂パネルをより簡単に製造でき
る。
2をパネル本体1に一体化させる場合、各網状構造体
2,2を成形型5内に積層状に保持させて置く必要がな
くなり、成形型5内に、網状構造体2、パネル本体1、
網状構造体2を順番に積層させた状態で挿填した後、各
網状構造体2,2をパネル本体1の加熱溶融温度以上に
加熱しながら前記パネル本体1に押圧押込みして一体に
成形するだけで、発泡樹脂パネルをより簡単に製造でき
る。
【0034】しかも、請求項6記載の発明のように、成
形途中に前記網状構造体2を成形型5に挿填する必要が
ないから、成形型5の開型管理が必要でなくなり、しか
も、前記網状構造体の加熱で、前記パネル本体1と前記
網状構造体2とは一体化できるから、その製造をより簡
単化でき、かつ、押圧押し込みの度合いにより、凸状部
7の高さを任意の高さにできる。
形途中に前記網状構造体2を成形型5に挿填する必要が
ないから、成形型5の開型管理が必要でなくなり、しか
も、前記網状構造体の加熱で、前記パネル本体1と前記
網状構造体2とは一体化できるから、その製造をより簡
単化でき、かつ、押圧押し込みの度合いにより、凸状部
7の高さを任意の高さにできる。
【0035】尚、前記網状構造体2の加熱は、成形型5
と別に設ける加熱型で加熱してもよいし、またその他の
方法で加熱してもよいが、前記成形型5を利用する場合
には型の共通化ができるだけでなく、成形時の熱を利用
できるから、熱エネルギーの有効利用が図れる。
と別に設ける加熱型で加熱してもよいし、またその他の
方法で加熱してもよいが、前記成形型5を利用する場合
には型の共通化ができるだけでなく、成形時の熱を利用
できるから、熱エネルギーの有効利用が図れる。
【0036】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項4または請求項6若しくは請求項7の何れか一記載の
発明において、前記網状構造体2に、パネル本体1との
一体成形前に、防錆剤を塗布するようにしたものであ
る。
項4または請求項6若しくは請求項7の何れか一記載の
発明において、前記網状構造体2に、パネル本体1との
一体成形前に、防錆剤を塗布するようにしたものであ
る。
【0037】これにより、前記網状構造体2が露出した
状態でありながら、錆びの発生を確実に防止できる。
状態でありながら、錆びの発生を確実に防止できる。
【0038】請求項9記載の発明は、成形型5の型内部
に、網状構造体2を装填した状態で、前記成形型5内で
発泡樹脂材料を発泡させてパネル本体1を成形した後、
前記パネル本体1の表面に加工処理を施して該パネル本
体1の表面にスキン層8を形成することにより、発泡樹
脂成形体のパネル本体1と、このパネル本体1に結合す
る網状構造体2とから成る発泡樹脂パネルを構成したも
のである。
に、網状構造体2を装填した状態で、前記成形型5内で
発泡樹脂材料を発泡させてパネル本体1を成形した後、
前記パネル本体1の表面に加工処理を施して該パネル本
体1の表面にスキン層8を形成することにより、発泡樹
脂成形体のパネル本体1と、このパネル本体1に結合す
る網状構造体2とから成る発泡樹脂パネルを構成したも
のである。
【0039】これにより、パネル本体1に、網状構造体
2を簡単に一体化できながら、前記パネル本体1の表面
に形成するスキン層8で該パネル本体1の表面強度を向
上でき、モルタル等の打設を行う前、パネル本体1が損
傷するのを防止できるのである。
2を簡単に一体化できながら、前記パネル本体1の表面
に形成するスキン層8で該パネル本体1の表面強度を向
上でき、モルタル等の打設を行う前、パネル本体1が損
傷するのを防止できるのである。
【0040】
【発明の実施の形態】図3は本発明の発泡樹脂パネルを
用いて間仕切壁を形成する場合の一例を示しており、こ
の間仕切壁Dは床面E上に発泡樹脂パネルFを起立状に
設けて、該発泡樹脂パネルFの両側面にモルタルG,G
を打設することにより形成されている。
用いて間仕切壁を形成する場合の一例を示しており、こ
の間仕切壁Dは床面E上に発泡樹脂パネルFを起立状に
設けて、該発泡樹脂パネルFの両側面にモルタルG,G
を打設することにより形成されている。
【0041】前記発泡樹脂パネルFは、図2で明らかに
したように、発泡樹脂成形体から成る平板状のパネル本
体1と、該パネル本体1に一体に結合される網状構造体
2とから構成されるもので、図2に示した実施例では、
前記パネル本体1の表面外方側に重合状に位置される1
〜8mm径の棒状鋼材から成る複数の縦線材31及び横線
材32を平面視格子状に接合一体化して成る一対の網状
骨材3,3と、該各網状骨材3の間に位置され、かつ、
各縦線材31間に結合され、これら各網状骨材3の間を
所定間隔に保持する棒状鋼材から成る複数の間隔保持用
骨材4とから形成された立体の網状構造体2を用いてい
る。
したように、発泡樹脂成形体から成る平板状のパネル本
体1と、該パネル本体1に一体に結合される網状構造体
2とから構成されるもので、図2に示した実施例では、
前記パネル本体1の表面外方側に重合状に位置される1
〜8mm径の棒状鋼材から成る複数の縦線材31及び横線
材32を平面視格子状に接合一体化して成る一対の網状
骨材3,3と、該各網状骨材3の間に位置され、かつ、
各縦線材31間に結合され、これら各網状骨材3の間を
所定間隔に保持する棒状鋼材から成る複数の間隔保持用
骨材4とから形成された立体の網状構造体2を用いてい
る。
【0042】そして、前記構造体2の全体を、前記パネ
ル本体1を成形する際に、該パネル本体1内に埋め込ん
で一体に成形すると共に、このパネル本体1の両側表面
を熱溶融による加工処理をして、前記網状構造体2を構
成する各網状骨材3の縦,横線材31,32及び前記間
隔保持用骨材4の一部を露出させることにより、露出し
た各網状骨材3,3及び間隔保持用骨材4の一部で凸状
部7を形成している。
ル本体1を成形する際に、該パネル本体1内に埋め込ん
で一体に成形すると共に、このパネル本体1の両側表面
を熱溶融による加工処理をして、前記網状構造体2を構
成する各網状骨材3の縦,横線材31,32及び前記間
隔保持用骨材4の一部を露出させることにより、露出し
た各網状骨材3,3及び間隔保持用骨材4の一部で凸状
部7を形成している。
【0043】更に詳記すると、前記パネル本体1内に前
記構造体2を埋め込み成形するに際して、図1の(イ)
に示したように、前記構造体2を前記パネル本体1を成
形する成形型5の成形面で形成される空間内に位置させ
るように成形型5内に挿填した状態で、前記成形型5内
で発泡樹脂材料を発泡させてパネル本体1を成形した
後、図1の(ハ)に示すように、熱板6で、前記パネル
本体1の表面を熱溶融させて、発泡セルをなくすことに
より該パネル本体1のかさを低くし、図1の(ニ)に示
すように、前記パネル本体1の表面が前記網状骨材3よ
りも低位置に位置するようになし、各網状骨材3の縦,
横線材31,32及び前記間隔保持用骨材4の一部をパ
ネル本体1の表面に対し露出させ、パネル本体1表面か
ら突出した状態の前記凸状部7を有する発泡樹脂パネル
Fを形成するのである。
記構造体2を埋め込み成形するに際して、図1の(イ)
に示したように、前記構造体2を前記パネル本体1を成
形する成形型5の成形面で形成される空間内に位置させ
るように成形型5内に挿填した状態で、前記成形型5内
で発泡樹脂材料を発泡させてパネル本体1を成形した
後、図1の(ハ)に示すように、熱板6で、前記パネル
本体1の表面を熱溶融させて、発泡セルをなくすことに
より該パネル本体1のかさを低くし、図1の(ニ)に示
すように、前記パネル本体1の表面が前記網状骨材3よ
りも低位置に位置するようになし、各網状骨材3の縦,
横線材31,32及び前記間隔保持用骨材4の一部をパ
ネル本体1の表面に対し露出させ、パネル本体1表面か
ら突出した状態の前記凸状部7を有する発泡樹脂パネル
Fを形成するのである。
【0044】前記パネル本体1としては、例えば発泡ポ
リスチレン,発泡ポリスチレン・エチレン共重合体,発
泡ポリエチレン,発泡ポリプロピレン,発泡ポリウレタ
ン,発泡塩化ビニルその他の発泡樹脂が使用される。
リスチレン,発泡ポリスチレン・エチレン共重合体,発
泡ポリエチレン,発泡ポリプロピレン,発泡ポリウレタ
ン,発泡塩化ビニルその他の発泡樹脂が使用される。
【0045】次に、以上の構造とされた発泡樹脂パネル
Fの製造法の実施例を図1に基づいて説明する。先ず、
図1の(イ)で示すように、成形面が平坦な雄型51と
雌型52とから成る前記パネル本体1の成形型5を用
い、この成形型5の雄型51を開いた状態で前記雌型5
2の内部に、予め工場などで組付けられた前記構造体2
の全体を挿填させ、この後前記雄型51を閉じて前記成
形型5内に発泡樹脂ビーズを供給し、加熱発泡させるこ
とにより、図1(ロ)で示すように、前記網状構造体2
の全体が埋め込まれたパネル本体1の中間体を形成す
る。
Fの製造法の実施例を図1に基づいて説明する。先ず、
図1の(イ)で示すように、成形面が平坦な雄型51と
雌型52とから成る前記パネル本体1の成形型5を用
い、この成形型5の雄型51を開いた状態で前記雌型5
2の内部に、予め工場などで組付けられた前記構造体2
の全体を挿填させ、この後前記雄型51を閉じて前記成
形型5内に発泡樹脂ビーズを供給し、加熱発泡させるこ
とにより、図1(ロ)で示すように、前記網状構造体2
の全体が埋め込まれたパネル本体1の中間体を形成す
る。
【0046】そして、図1(ハ)で示すように、前記パ
ネル本体1を熱板6が上下移動可能に支持された支持台
60上に載置し、かつ、この熱板6を前記パネル本体1
の一側表面へと移動させて接触させ、該パネル本体1の
一側表面をパネル樹脂の溶融温度以上に加熱した前記熱
板6で加熱溶融して発泡セルをなくし、前記パネル本体
1に埋め込まれた前記網状骨材3の縦,横線材31,3
2そして前記間隔保持用骨材4の一部をパネル本体1の
表面に対し露出させるように、前記パネル本体1のかさ
を低くする。
ネル本体1を熱板6が上下移動可能に支持された支持台
60上に載置し、かつ、この熱板6を前記パネル本体1
の一側表面へと移動させて接触させ、該パネル本体1の
一側表面をパネル樹脂の溶融温度以上に加熱した前記熱
板6で加熱溶融して発泡セルをなくし、前記パネル本体
1に埋め込まれた前記網状骨材3の縦,横線材31,3
2そして前記間隔保持用骨材4の一部をパネル本体1の
表面に対し露出させるように、前記パネル本体1のかさ
を低くする。
【0047】そして、この加熱溶融により、図1(ニ)で
示したように、前記パネル本体1の一側表面に前記網状
構造体2の一部を露出させて前記凸状部7が形成され
る。また、以上のように、前記パネル本体1の一側表面
に前記凸状部7を形成した後前記パネル本体1を反転さ
せ、その他側表面に前記熱板6を接触させてパネル本体
1の表面を溶融することにより、図2で示したように、
前記パネル本体1内に前記間隔保持用骨材4のみが埋め
込まれ、前記パネル本体1の両側表面にそれぞれ各網状
骨材3,3及び前記間隔保持用骨材4の一部を突出状に
露出させて成る前記凸状部7が設けられた発泡樹脂パネ
ルFが形成できるのである。
示したように、前記パネル本体1の一側表面に前記網状
構造体2の一部を露出させて前記凸状部7が形成され
る。また、以上のように、前記パネル本体1の一側表面
に前記凸状部7を形成した後前記パネル本体1を反転さ
せ、その他側表面に前記熱板6を接触させてパネル本体
1の表面を溶融することにより、図2で示したように、
前記パネル本体1内に前記間隔保持用骨材4のみが埋め
込まれ、前記パネル本体1の両側表面にそれぞれ各網状
骨材3,3及び前記間隔保持用骨材4の一部を突出状に
露出させて成る前記凸状部7が設けられた発泡樹脂パネ
ルFが形成できるのである。
【0048】このとき、前記熱板6は前記パネル本体1
の表面に対し所定間隔離間させて配置し、前記熱板6の
輻射熱により前記パネル本体1を溶融させるようにして
もよいし、両面同時に加熱溶融させてもよい。また、該
パネル本体1を加熱溶融させるにあたっては、前記熱板
6に代えて火炎バーナを用いて加熱溶融することもでき
るし、加熱された成形型5からの輻射熱によってもで
き、また、オイルヒータなどの高温熱媒や熱風又は高圧
蒸気によってもできる。
の表面に対し所定間隔離間させて配置し、前記熱板6の
輻射熱により前記パネル本体1を溶融させるようにして
もよいし、両面同時に加熱溶融させてもよい。また、該
パネル本体1を加熱溶融させるにあたっては、前記熱板
6に代えて火炎バーナを用いて加熱溶融することもでき
るし、加熱された成形型5からの輻射熱によってもで
き、また、オイルヒータなどの高温熱媒や熱風又は高圧
蒸気によってもできる。
【0049】しかして、前記熱板6やバーナ等を使用す
るときには、前記パネル本体1の加熱溶融時に、その熱
や溶融時間及び距離などを調節することにより、前記パ
ネル本体1に形成される凸状部7の高さを簡単に任意の
高さで、かつ、均一にすることができることから、前記
パネル本体1の表面にモルタルGを打設するとき、前記
凸状部7がモルタル等の保持部となって前記モルタルG
を強固に打設できるし、所望のモルタル量にあわせて、
該モルタルを保持するための凸状部7の形成が行えるの
で、モルタル量の増大によるコストの増大もなくすこと
ができ、かつ、モルタル層を均一厚みにすることができ
るのである。
るときには、前記パネル本体1の加熱溶融時に、その熱
や溶融時間及び距離などを調節することにより、前記パ
ネル本体1に形成される凸状部7の高さを簡単に任意の
高さで、かつ、均一にすることができることから、前記
パネル本体1の表面にモルタルGを打設するとき、前記
凸状部7がモルタル等の保持部となって前記モルタルG
を強固に打設できるし、所望のモルタル量にあわせて、
該モルタルを保持するための凸状部7の形成が行えるの
で、モルタル量の増大によるコストの増大もなくすこと
ができ、かつ、モルタル層を均一厚みにすることができ
るのである。
【0050】しかも、前記凸状部7を、網状構造体2を
パネル本体1の表面から露出させるように加工処理を施
して形成するようにしているので、露出高さを任意の高
さにすることにより、凸状部7によるモルタル等の保持
部高さを自由に設定できながら、モルタル等を前記網状
構造体2で直接保持できるので、モルタル等の保持をよ
り確実に行えるのである。
パネル本体1の表面から露出させるように加工処理を施
して形成するようにしているので、露出高さを任意の高
さにすることにより、凸状部7によるモルタル等の保持
部高さを自由に設定できながら、モルタル等を前記網状
構造体2で直接保持できるので、モルタル等の保持をよ
り確実に行えるのである。
【0051】さらに、前記凸状部7は、溶融による加工
処理によって形成するので、前記パネル本体1の成形型
5には、以前に提案したもののように、その成形面に前
記網状構造体2の一部を嵌め込むための受入溝などを形
成する必要がなく、前記成形型5は前記網状構造体2を
型内に単にセットして前記パネル本体1を成形し得る平
坦状の成形面とすれば良いのであり、従って、前記成形
型5を複雑化したりすることなく、構造簡単な成形型を
用いながら、しかも、該成形型への前記網状構造体2の
セットも簡単に行うことができて、前記発泡樹脂パネル
を安価に大量生産することができ、また、この発泡樹脂
パネルは、前記網状構造体2をパネル本体1に埋込成形
して製造されることから、これらパネル本体1と網状構
造体2とを強固に結合一体化できるのである。
処理によって形成するので、前記パネル本体1の成形型
5には、以前に提案したもののように、その成形面に前
記網状構造体2の一部を嵌め込むための受入溝などを形
成する必要がなく、前記成形型5は前記網状構造体2を
型内に単にセットして前記パネル本体1を成形し得る平
坦状の成形面とすれば良いのであり、従って、前記成形
型5を複雑化したりすることなく、構造簡単な成形型を
用いながら、しかも、該成形型への前記網状構造体2の
セットも簡単に行うことができて、前記発泡樹脂パネル
を安価に大量生産することができ、また、この発泡樹脂
パネルは、前記網状構造体2をパネル本体1に埋込成形
して製造されることから、これらパネル本体1と網状構
造体2とを強固に結合一体化できるのである。
【0052】また、溶融処理により凸状部7を形成して
いるので、前記凸状部7の突出高さを任意の高さに簡単
にできながら、発泡樹脂の溶融により発泡セルのない硬
質合成樹脂層から成るスキン層8を前記パネル本体1の
表面に形成できるので、パネル本体1の表面強度の向上
が図れてパネル本体1の損傷を防止でき、しかも、網状
構造体2との結合もさらに強固に行えるようになるので
ある。
いるので、前記凸状部7の突出高さを任意の高さに簡単
にできながら、発泡樹脂の溶融により発泡セルのない硬
質合成樹脂層から成るスキン層8を前記パネル本体1の
表面に形成できるので、パネル本体1の表面強度の向上
が図れてパネル本体1の損傷を防止でき、しかも、網状
構造体2との結合もさらに強固に行えるようになるので
ある。
【0053】また、前記実施例では、前記網状構造体2
を露出させているので、該網状構造体2には、前記パネ
ル本体1との一体成形前に、防錆剤を塗布することがこ
のましい。
を露出させているので、該網状構造体2には、前記パネ
ル本体1との一体成形前に、防錆剤を塗布することがこ
のましい。
【0054】これにより、前記網状構造体2が露出した
状態でありながら、錆びの発生を確実に防止できる。
状態でありながら、錆びの発生を確実に防止できる。
【0055】また、前記実施例では、凸状部7形成のた
めの加工処理を溶融処理によりおこなったが、加工処理
として溶解処理を行うようにしてもよく、この溶解処理
とは、完全に溶解させるほか、パネル本体1中の発泡セ
ルを有機溶剤等により形状を扁平状に変形させてパネル
本体1のかさが低くなるように処理することも含み、該
溶解処理をすることにより、パネル本体1の厚みを減ら
して、前記パネル本体1に前記網状構造体2に基づく前
記凸状部7を容易に形成できるのである。
めの加工処理を溶融処理によりおこなったが、加工処理
として溶解処理を行うようにしてもよく、この溶解処理
とは、完全に溶解させるほか、パネル本体1中の発泡セ
ルを有機溶剤等により形状を扁平状に変形させてパネル
本体1のかさが低くなるように処理することも含み、該
溶解処理をすることにより、パネル本体1の厚みを減ら
して、前記パネル本体1に前記網状構造体2に基づく前
記凸状部7を容易に形成できるのである。
【0056】従って、前記溶解処理の場合も、前記パネ
ル本体1における前記凸状部7の突出高さを任意の高さ
に容易にできながら、セルのない合成樹脂層からなるス
キン層8で発泡層を被覆することができることとなり、
パネル本体1の表面強度の向上が図れてパネル本体1の
損傷を防止でき、しかも、網状構造体2との結合も強固
に行えるようになるのである。
ル本体1における前記凸状部7の突出高さを任意の高さ
に容易にできながら、セルのない合成樹脂層からなるス
キン層8で発泡層を被覆することができることとなり、
パネル本体1の表面強度の向上が図れてパネル本体1の
損傷を防止でき、しかも、網状構造体2との結合も強固
に行えるようになるのである。
【0057】溶解処理としては、ジメチルホルムアミド
・ジメチルスルホキシド等の極性溶媒、トルエン・キシ
レン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル・酢酸ブチル等のエ
ステル系溶媒などの有機溶媒をスプレー法等によりパネ
ル本体1の表面に付着させることにより達成できる。
・ジメチルスルホキシド等の極性溶媒、トルエン・キシ
レン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル・酢酸ブチル等のエ
ステル系溶媒などの有機溶媒をスプレー法等によりパネ
ル本体1の表面に付着させることにより達成できる。
【0058】また、前記実施例では、凸状部7は、前記
網状構造体2における前記網状骨材3及び前記間隔保持
用骨材4の一部をパネル本体1の表面に対し露出させる
ようにして形成したが、図4に示すように、網状構造体
2をパネル本体1の表面層で被覆させるように加工処理
を施して形成するようにしてもよい。
網状構造体2における前記網状骨材3及び前記間隔保持
用骨材4の一部をパネル本体1の表面に対し露出させる
ようにして形成したが、図4に示すように、網状構造体
2をパネル本体1の表面層で被覆させるように加工処理
を施して形成するようにしてもよい。
【0059】つまり、前記構造体2の全体を前記パネル
本体1内に埋め込んで一体に成形すると共に、このパネ
ル本体1の両側表面で、前記網状構造体2を構成する各
網状骨材3の縦,横線材31,32間に形成される網目
との対向部分を溶融により凹入させると共に、前記縦線
材31は勿論、前記各横線材32の外周部位に前記パネ
ル本体1の溶融処理で形成されるスキン層8で前記各骨
材3の突出部分を被覆することにより、網状構造体2と
の対向部に凸部71を、網目内に凹入部72を形成し、
前記凸部71を凸状部7となすのである。
本体1内に埋め込んで一体に成形すると共に、このパネ
ル本体1の両側表面で、前記網状構造体2を構成する各
網状骨材3の縦,横線材31,32間に形成される網目
との対向部分を溶融により凹入させると共に、前記縦線
材31は勿論、前記各横線材32の外周部位に前記パネ
ル本体1の溶融処理で形成されるスキン層8で前記各骨
材3の突出部分を被覆することにより、網状構造体2と
の対向部に凸部71を、網目内に凹入部72を形成し、
前記凸部71を凸状部7となすのである。
【0060】さらに詳記すると、前記熱板6やバーナ等
を用いて前記パネル本体1を溶融させるときには、前記
パネル本体1を形成する発泡樹脂と鋼材から成る前記網
状構造体2との比熱差や熱容量差が大きいため、この網
状構造体2と対向位置される発泡樹脂の溶融速度が遅
く、かつ、該網状構造体2が位置されない前記発泡樹脂
の溶融速度が早くなるのであり、従って、前記網状骨材
3の横線材32と対向位置される発泡樹脂に対し、この
横線材32間に位置される発泡樹脂が加熱により大きく
凹入されて、図4で示したように、前記網状骨材3の全
体が埋め込まれたパネル本体1の表面に、前記横線材3
2を中心に高低波形を描く前記モルタルGの保持部とし
て最適な凹凸部を形成できるのである。
を用いて前記パネル本体1を溶融させるときには、前記
パネル本体1を形成する発泡樹脂と鋼材から成る前記網
状構造体2との比熱差や熱容量差が大きいため、この網
状構造体2と対向位置される発泡樹脂の溶融速度が遅
く、かつ、該網状構造体2が位置されない前記発泡樹脂
の溶融速度が早くなるのであり、従って、前記網状骨材
3の横線材32と対向位置される発泡樹脂に対し、この
横線材32間に位置される発泡樹脂が加熱により大きく
凹入されて、図4で示したように、前記網状骨材3の全
体が埋め込まれたパネル本体1の表面に、前記横線材3
2を中心に高低波形を描く前記モルタルGの保持部とし
て最適な凹凸部を形成できるのである。
【0061】しかも、前記熱板6やバーナ等を使用する
ときには、前記パネル本体1の加熱溶融時に、その熱や
溶融時間及び距離などを調節することにより、前記パネ
ル本体1に形成される凹凸部の波形を任意の高さに均一
に形成し易くなり、このため、前記パネル本体1にモル
タルを打設するとき、前記凸状部7(凸部71)と凹入
部72とが保持部となって前記モルタルGを強固に打設
できながら、そのモルタル層を均一厚みにすることがで
きるのである。
ときには、前記パネル本体1の加熱溶融時に、その熱や
溶融時間及び距離などを調節することにより、前記パネ
ル本体1に形成される凹凸部の波形を任意の高さに均一
に形成し易くなり、このため、前記パネル本体1にモル
タルを打設するとき、前記凸状部7(凸部71)と凹入
部72とが保持部となって前記モルタルGを強固に打設
できながら、そのモルタル層を均一厚みにすることがで
きるのである。
【0062】また、前記熱板6やバーナなどで加熱溶融
された溶融樹脂は、前記パネル本体1の表面及び前記網
状骨材3の外周面に発泡セルのないスキン層8となって
表面を覆うことになるため、前記パネル本体1の防水作
用と前記網状構造体2の防錆作用とを発揮でき、前記構
造体2に別途防錆処理を施す必要がなくなってコストを
低廉にできるのであり、しかも、前記溶融樹脂によって
前記パネル本体1と網状構造体2との結合強度をさらに
高めることもできるのである。
された溶融樹脂は、前記パネル本体1の表面及び前記網
状骨材3の外周面に発泡セルのないスキン層8となって
表面を覆うことになるため、前記パネル本体1の防水作
用と前記網状構造体2の防錆作用とを発揮でき、前記構
造体2に別途防錆処理を施す必要がなくなってコストを
低廉にできるのであり、しかも、前記溶融樹脂によって
前記パネル本体1と網状構造体2との結合強度をさらに
高めることもできるのである。
【0063】その上、前記パネル本体1の表面層で前記
突出部分を覆うから発泡樹脂パネルの一方面から他方面
への熱の伝導や振動の伝達を防止して、断熱効果及び防
音効果に優れた発泡樹脂パネルとすることもできるので
ある。
突出部分を覆うから発泡樹脂パネルの一方面から他方面
への熱の伝導や振動の伝達を防止して、断熱効果及び防
音効果に優れた発泡樹脂パネルとすることもできるので
ある。
【0064】以上の実施例では、前記各網状骨材3と該
各網状骨材3を結合する間隔保持用骨材4とから成る立
体の網状構造体2を使用して、この構造体2を前記パネ
ル本体1内に埋め込むようにしたが、図5の(イ)で示
したように、前記間隔保持用骨材4を用いることなく、
一枚の網状骨材3及び該網状骨材3を構成する縦線材3
1に取付けられる複数のL字形アンカー33から成る網
状構造体2を単独で使用し、該網状構造体2を前記パネ
ル本体1の内部で一方の表面近くに埋込成形して、この
パネル本体1の網状構造体2埋込側表面を前述したよう
に加熱溶融させることにより、同図(ロ)で示すよう
に、前記網状骨材3の縦,横線材31,32及びアンカ
ー33の一部を露出させて、前記パネル本体1の一方側
表面に凸状部7を形成し、パネル本体1の他方側表面が
フラットな発泡樹脂パネルを形成するようにしてもよい
のである。
各網状骨材3を結合する間隔保持用骨材4とから成る立
体の網状構造体2を使用して、この構造体2を前記パネ
ル本体1内に埋め込むようにしたが、図5の(イ)で示
したように、前記間隔保持用骨材4を用いることなく、
一枚の網状骨材3及び該網状骨材3を構成する縦線材3
1に取付けられる複数のL字形アンカー33から成る網
状構造体2を単独で使用し、該網状構造体2を前記パネ
ル本体1の内部で一方の表面近くに埋込成形して、この
パネル本体1の網状構造体2埋込側表面を前述したよう
に加熱溶融させることにより、同図(ロ)で示すよう
に、前記網状骨材3の縦,横線材31,32及びアンカ
ー33の一部を露出させて、前記パネル本体1の一方側
表面に凸状部7を形成し、パネル本体1の他方側表面が
フラットな発泡樹脂パネルを形成するようにしてもよい
のである。
【0065】斯くする場合には、各アンカー33を介し
て前記網状骨材3と前記パネル本体1との結合強度を高
めることができる。
て前記網状骨材3と前記パネル本体1との結合強度を高
めることができる。
【0066】尚、前記網状骨材3を前記パネル本体1に
埋込成形する場合で、前記成形型5の雌型52内に前記
網状骨材3をセットするときには、例えばマグネットや
クリップ又は補助具などを用いて、前記網状骨材3を前
記雌型52内の所定位置に移動不能にセットするのであ
る。
埋込成形する場合で、前記成形型5の雌型52内に前記
網状骨材3をセットするときには、例えばマグネットや
クリップ又は補助具などを用いて、前記網状骨材3を前
記雌型52内の所定位置に移動不能にセットするのであ
る。
【0067】さらに、図5の実施例では、前記網状骨材
3を露出させて凸状部7を形成したが、図7に示すよう
に、前記パネル本体1に埋め込まれた前記網状骨材3の
縦,横線材31,32間に形成される網目との対向部分
を凹入させて、前記網状構造体2を前記パネル本体1の
表面層で覆うようにしてもよい。
3を露出させて凸状部7を形成したが、図7に示すよう
に、前記パネル本体1に埋め込まれた前記網状骨材3の
縦,横線材31,32間に形成される網目との対向部分
を凹入させて、前記網状構造体2を前記パネル本体1の
表面層で覆うようにしてもよい。
【0068】また、図6(イ)に示すように、前記間隔
保持用骨材4を用いることなく、図5の実施例で使用し
た複数の前記アンカー33を取付けた網状骨材3からな
る網状構造体2を2つ用い、それぞれアンカー33が対
向するように配置した状態で使用し、これら各網状構造
体2を前記パネル本体1の内部で両表面側に埋込成形し
て、このパネル本体1を前述したように加熱溶融させる
ことにより、同図(ロ)で示すように、前記各網状骨材
3の縦,横線材31,32及びアンカー33の一部を露
出させて、前記パネル本体1の表面に凸状部7を形成す
るようにした発泡樹脂パネルを形成するようにしてもよ
い。
保持用骨材4を用いることなく、図5の実施例で使用し
た複数の前記アンカー33を取付けた網状骨材3からな
る網状構造体2を2つ用い、それぞれアンカー33が対
向するように配置した状態で使用し、これら各網状構造
体2を前記パネル本体1の内部で両表面側に埋込成形し
て、このパネル本体1を前述したように加熱溶融させる
ことにより、同図(ロ)で示すように、前記各網状骨材
3の縦,横線材31,32及びアンカー33の一部を露
出させて、前記パネル本体1の表面に凸状部7を形成す
るようにした発泡樹脂パネルを形成するようにしてもよ
い。
【0069】そして、図6の実施例では、前記網状骨材
3を露出させて凸状部7を形成したが、図8に示すよう
に、前記パネル本体1に埋め込まれた前記網状骨材3の
縦,横線材31,32間に形成される網目との対向部分
を凹入させて、前記網状構造体2を前記パネル本体1の
表面層で覆うようにしてもよい。
3を露出させて凸状部7を形成したが、図8に示すよう
に、前記パネル本体1に埋め込まれた前記網状骨材3の
縦,横線材31,32間に形成される網目との対向部分
を凹入させて、前記網状構造体2を前記パネル本体1の
表面層で覆うようにしてもよい。
【0070】また、前記熱板6で前記パネル本体1を加
熱溶融させて、その表面側に凸状部7を形成する場合、
図9の(イ)で示すように、前記熱板6の一側面に複数
の突起61を設け、該熱板6を前記パネル本体1側に移
動させて前記凸状部7を形成するとき、このパネル本体
1の一部に前記各突起61を突入させて、図9(ロ)で
示すように、前記各突起61で前記パネル本体1に、深
さをもつ凹部73を形成することができる。
熱溶融させて、その表面側に凸状部7を形成する場合、
図9の(イ)で示すように、前記熱板6の一側面に複数
の突起61を設け、該熱板6を前記パネル本体1側に移
動させて前記凸状部7を形成するとき、このパネル本体
1の一部に前記各突起61を突入させて、図9(ロ)で
示すように、前記各突起61で前記パネル本体1に、深
さをもつ凹部73を形成することができる。
【0071】斯くするときには、モルタルを打設すると
き、該モルタルを前記凸状部7だけではなく前記各凹部
73に係止させて、前記モルタルの前記パネル本体1側
への保持強度をさらに高めることができる。
き、該モルタルを前記凸状部7だけではなく前記各凹部
73に係止させて、前記モルタルの前記パネル本体1側
への保持強度をさらに高めることができる。
【0072】さらに、以上の実施例で、凸状部7を前記
パネル本体1の表面層で覆う場合、溶融または溶解によ
る加工処理によって形成されるスキン層8のみで被覆す
るようにしたが、図10の(イ)で示すように、前記パ
ネル本体1内に前記網状構造体2を埋込成形するに際し
て、その横線材32の外側を、前記成形型5の成形表面
に接触させ、この横線材32の外側が前記パネル本体1
の発泡樹脂で覆われることなく外部に露出されるように
埋込成形し、前記パネル本体1を溶融して前記横線材3
2を露出させ、図10(ハ)で示すように、この外部露
出された横線材32と前記パネル本体1の表面とを防
水,防錆塗料81で被覆するようにしてもよい。
パネル本体1の表面層で覆う場合、溶融または溶解によ
る加工処理によって形成されるスキン層8のみで被覆す
るようにしたが、図10の(イ)で示すように、前記パ
ネル本体1内に前記網状構造体2を埋込成形するに際し
て、その横線材32の外側を、前記成形型5の成形表面
に接触させ、この横線材32の外側が前記パネル本体1
の発泡樹脂で覆われることなく外部に露出されるように
埋込成形し、前記パネル本体1を溶融して前記横線材3
2を露出させ、図10(ハ)で示すように、この外部露
出された横線材32と前記パネル本体1の表面とを防
水,防錆塗料81で被覆するようにしてもよい。
【0073】次に、前記発泡樹脂パネルFの製造法の第
2実施例を図11に基づいて説明する。この第2実施例
は、図11(イ)で示すように、先ず前記成形型5の雄
型51を雌型52に対し閉型して前記パネル本体1を発
泡成形するのであるが、該パネル本体1の発泡成形が完
了する以前、つまり、発泡樹脂ビーズが互いに融着する
途中に、図11(ロ)で示すように、前記雄型51を一
旦開型して前記雌型52から発泡完了前のパネル本体1
を外部に取出し、このパネル本体1の発泡成形を一旦中
断させた後、前記雌型52の内底部に前記網状構造体2
を挿填して、前記雌型52内に発泡完了前のパネル本体
1を戻し、さらに、該パネル本体1の上部側に別の網状
構造体2を挿填した後、図11(ハ)に示すように、前
記雄型51を閉型して再加熱し、前記パネル本体1の発
泡成形を完了させるのである。そして図11(ニ)に示
すように網状構造体2がパネル本体1内に押し込まれた
状態となり、前記パネル本体1に前記各網状構造体2を
外側露出状に埋込成形できるのである。
2実施例を図11に基づいて説明する。この第2実施例
は、図11(イ)で示すように、先ず前記成形型5の雄
型51を雌型52に対し閉型して前記パネル本体1を発
泡成形するのであるが、該パネル本体1の発泡成形が完
了する以前、つまり、発泡樹脂ビーズが互いに融着する
途中に、図11(ロ)で示すように、前記雄型51を一
旦開型して前記雌型52から発泡完了前のパネル本体1
を外部に取出し、このパネル本体1の発泡成形を一旦中
断させた後、前記雌型52の内底部に前記網状構造体2
を挿填して、前記雌型52内に発泡完了前のパネル本体
1を戻し、さらに、該パネル本体1の上部側に別の網状
構造体2を挿填した後、図11(ハ)に示すように、前
記雄型51を閉型して再加熱し、前記パネル本体1の発
泡成形を完了させるのである。そして図11(ニ)に示
すように網状構造体2がパネル本体1内に押し込まれた
状態となり、前記パネル本体1に前記各網状構造体2を
外側露出状に埋込成形できるのである。
【0074】以上の第2実施例の製造法による場合、第
1実施例と同様に、前記成形型5は、その成形面を、前
記パネル本体1を成形し得る平坦状の成形面とすること
ができ、従って、構造簡単な成形型5を用いられるので
あり、しかも、前記網状構造体2を露出状に埋込成形で
きるから、成形後の溶融による凹凸部形成の手間を省略
でき、それでいて、前記パネル本体1と前記網状構造体
2との結合強度を充分得られるのである。さらに、前記
パネル本体1が形作られた状態で、前記網状構造体2を
成形型5内にセットするので、二つの網状構造体2をセ
ットする場合、その位置決めを容易に行えるのである。
1実施例と同様に、前記成形型5は、その成形面を、前
記パネル本体1を成形し得る平坦状の成形面とすること
ができ、従って、構造簡単な成形型5を用いられるので
あり、しかも、前記網状構造体2を露出状に埋込成形で
きるから、成形後の溶融による凹凸部形成の手間を省略
でき、それでいて、前記パネル本体1と前記網状構造体
2との結合強度を充分得られるのである。さらに、前記
パネル本体1が形作られた状態で、前記網状構造体2を
成形型5内にセットするので、二つの網状構造体2をセ
ットする場合、その位置決めを容易に行えるのである。
【0075】尚、成形後に、パネル本体1の凸状部7
を、網状構造体2を露出させることにより形成する場合
には、前記した熱板6による加熱溶融や有機溶剤による
溶解で前記網状構造体2の一部を露出させるようにして
もよい。
を、網状構造体2を露出させることにより形成する場合
には、前記した熱板6による加熱溶融や有機溶剤による
溶解で前記網状構造体2の一部を露出させるようにして
もよい。
【0076】次に、発泡樹脂パネルの製造法の第3実施
例を、図12に基づいて説明する。図12に示した第3
実施例は、前記成形型5の雄型51を雌型52に対し閉
型して前記パネル本体1を発泡成形した後(図12
(イ))、この成形型5を用いて前記網状構造体2を一
体に結合するようにしたもので、図12(ロ)で示すよ
うに、前記雄型51を開型して前記雌型52から成形完
了したパネル本体1を外部に取出し、この後図12
(ハ)に示すように、前記雌型52の内底部に前記網状
構造体2を挿填し、前記成形型5を再加熱して、前記網
状構造体2を、前記パネル本体1の加熱溶融温度以上に
加熱しておいて、該網状構造体2上に前記パネル本体1
を再挿填して前記雄型51を閉型し、再加熱された前記
成形型5で前記網状構造体2を、前記パネル本体1に押
圧押込むことにより、図12(ニ)に示すように、前記
パネル本体1の一側表面に前記網状構造体2を埋込状に
一体結合したものである。
例を、図12に基づいて説明する。図12に示した第3
実施例は、前記成形型5の雄型51を雌型52に対し閉
型して前記パネル本体1を発泡成形した後(図12
(イ))、この成形型5を用いて前記網状構造体2を一
体に結合するようにしたもので、図12(ロ)で示すよ
うに、前記雄型51を開型して前記雌型52から成形完
了したパネル本体1を外部に取出し、この後図12
(ハ)に示すように、前記雌型52の内底部に前記網状
構造体2を挿填し、前記成形型5を再加熱して、前記網
状構造体2を、前記パネル本体1の加熱溶融温度以上に
加熱しておいて、該網状構造体2上に前記パネル本体1
を再挿填して前記雄型51を閉型し、再加熱された前記
成形型5で前記網状構造体2を、前記パネル本体1に押
圧押込むことにより、図12(ニ)に示すように、前記
パネル本体1の一側表面に前記網状構造体2を埋込状に
一体結合したものである。
【0077】以上の製造法による場合にも、前述した場
合と同じく、前記成形型5を構造簡単にできるし、ま
た、前記成形型5への前記網状構造体2のセットは、パ
ネル本体1の成形後に行うのであるから、このセットを
保持具を用いることなく簡単に行うことができ、さら
に、第2実施例のように開型管理を行う必要がなく、よ
り簡単に前記発泡樹脂パネルを製造できるのであって、
より安価に大量生産することができるのである。
合と同じく、前記成形型5を構造簡単にできるし、ま
た、前記成形型5への前記網状構造体2のセットは、パ
ネル本体1の成形後に行うのであるから、このセットを
保持具を用いることなく簡単に行うことができ、さら
に、第2実施例のように開型管理を行う必要がなく、よ
り簡単に前記発泡樹脂パネルを製造できるのであって、
より安価に大量生産することができるのである。
【0078】さらに、パネル本体1に加熱溶融または有
機溶剤による溶解などの加工処理を施すことによって、
網状構造体2の一部を露出させるようにしてもよい。
機溶剤による溶解などの加工処理を施すことによって、
網状構造体2の一部を露出させるようにしてもよい。
【0079】また、この第3実施例においては、前記成
形型5を用いてパネル本体1を成形したが、その他、別
途大型成形機を用いて成形したり、押出成形法により成
形し、所定の寸法に裁断して形成してもよい。また、網
状構造体2を前記成形型5を用いて加熱する他、前記成
形型5とは別の加熱型を用いてもよいし、また、その他
の加熱手段で加熱してもよい。
形型5を用いてパネル本体1を成形したが、その他、別
途大型成形機を用いて成形したり、押出成形法により成
形し、所定の寸法に裁断して形成してもよい。また、網
状構造体2を前記成形型5を用いて加熱する他、前記成
形型5とは別の加熱型を用いてもよいし、また、その他
の加熱手段で加熱してもよい。
【0080】前記成形型5を用いる場合には、この成形
型と加熱型とを共用できると共に、成形時の熱を利用で
きるから、熱損失を少なくできる点で有利となるし、別
に設ける加熱型への成形したパネル本体1の移し換えも
不要にできる。
型と加熱型とを共用できると共に、成形時の熱を利用で
きるから、熱損失を少なくできる点で有利となるし、別
に設ける加熱型への成形したパネル本体1の移し換えも
不要にできる。
【0081】更に以上説明した実施例では、前記網状構
造体2として、棒状鋼材から成る縦線材31と横線材3
2とを格子状に結合して構成したが、前記網状骨材3
は、例えば市販の編成金網やラス板などを使用すること
もでき、又は、これらを用いて立体網状構造体を形成す
ることもできる。また、前記網状構造体2としては、図
13で示したように、平板をプレス加工して、縦,横部
材33,34間に網目が形成された格子状の網状構造体
2を用いることもできるのである。このようなプレス加
工された網状構造体2を用いるときには、前記縦,横線
材31,32を用いる場合のように溶接を行う必要がな
いため、前記網状構造体2の製作コストを低廉にでき
る。
造体2として、棒状鋼材から成る縦線材31と横線材3
2とを格子状に結合して構成したが、前記網状骨材3
は、例えば市販の編成金網やラス板などを使用すること
もでき、又は、これらを用いて立体網状構造体を形成す
ることもできる。また、前記網状構造体2としては、図
13で示したように、平板をプレス加工して、縦,横部
材33,34間に網目が形成された格子状の網状構造体
2を用いることもできるのである。このようなプレス加
工された網状構造体2を用いるときには、前記縦,横線
材31,32を用いる場合のように溶接を行う必要がな
いため、前記網状構造体2の製作コストを低廉にでき
る。
【0082】また、板状の前記網状構造体2には、図1
3で示すように、その網目部位に複数の突出体35を一
体形成することが望ましく、斯くするときには、前記網
状構造体2を前記立体線材に組付けるようなとき、この
立体線材に前記各突出体35を介して網状構造体2を容
易に接合一体化できるのである。
3で示すように、その網目部位に複数の突出体35を一
体形成することが望ましく、斯くするときには、前記網
状構造体2を前記立体線材に組付けるようなとき、この
立体線材に前記各突出体35を介して網状構造体2を容
易に接合一体化できるのである。
【0083】さらに、前記パネル本体1の表面側に前記
網状構造体2により形成される凸状部7は、前記パネル
本体1の全面に形成してもよく、又は、このパネル本体
1の一部だけに形成してもよいし、凸状部7の高さも一
定である必要はなく、例えばモルタルの厚さを変更した
い場合には、必要な部位に必要な高さを任意に形成させ
ることもできる。。
網状構造体2により形成される凸状部7は、前記パネル
本体1の全面に形成してもよく、又は、このパネル本体
1の一部だけに形成してもよいし、凸状部7の高さも一
定である必要はなく、例えばモルタルの厚さを変更した
い場合には、必要な部位に必要な高さを任意に形成させ
ることもできる。。
【0084】また、前記網状構造体2又は間隔保持部材
4としては、鉄,アルミニウム,ステンレスなどの金属
鋼材や金属板を使用できる他、ポリカーボネートなど合
成樹脂製のもの、又は、合成樹脂製のものと金属製のも
のとを組合せて用いることもでき、さらに、前記網状構
造体2としては化学繊維から成るネットなどを利用する
こともできる。
4としては、鉄,アルミニウム,ステンレスなどの金属
鋼材や金属板を使用できる他、ポリカーボネートなど合
成樹脂製のもの、又は、合成樹脂製のものと金属製のも
のとを組合せて用いることもでき、さらに、前記網状構
造体2としては化学繊維から成るネットなどを利用する
こともできる。
【0085】また、前記網状構造体における線材の断面
形状は、線状、板状、撚線状等に限定されることはな
く、寸法サイズも限定されるものではない。さらに、格
子目、編目の目開きサイズも特に限定するものではな
く、編状構造体であってパネル本体と一体成形できるも
のであればよい。
形状は、線状、板状、撚線状等に限定されることはな
く、寸法サイズも限定されるものではない。さらに、格
子目、編目の目開きサイズも特に限定するものではな
く、編状構造体であってパネル本体と一体成形できるも
のであればよい。
【0086】さらに、以上の実施例では、前記発泡樹脂
パネルFとして平板状のものを示したが、色々の形状を
もった成形体でもよく、例えば、発泡樹脂パネルFは、
図14で示すように、内部中空の角柱状に形成すること
もでき、また、図15で示すように、樋状に形成するこ
とができるのである。尚、これら各図においては、前記
パネル本体1を角柱形状及び樋形状に成形して、これら
の表面側に前記網状構造体2を露出状態で設けている。
パネルFとして平板状のものを示したが、色々の形状を
もった成形体でもよく、例えば、発泡樹脂パネルFは、
図14で示すように、内部中空の角柱状に形成すること
もでき、また、図15で示すように、樋状に形成するこ
とができるのである。尚、これら各図においては、前記
パネル本体1を角柱形状及び樋形状に成形して、これら
の表面側に前記網状構造体2を露出状態で設けている。
【0087】また、前記加工処理としては加熱溶融又は
有機溶剤による溶解だけでなく、ブラッシングやサンド
ブラスト等により削り取るようにしてもよい。
有機溶剤による溶解だけでなく、ブラッシングやサンド
ブラスト等により削り取るようにしてもよい。
【0088】さらに、網状構造体には、予め接着剤を塗
布しておいて、パネル本体への埋込成形時の熱で該パネ
ル本体に接着させることにより、パネル本体との一体化
における強度を向上するようにしてもよい。
布しておいて、パネル本体への埋込成形時の熱で該パネ
ル本体に接着させることにより、パネル本体との一体化
における強度を向上するようにしてもよい。
【0089】接着剤としては、エポキシ系、合成ゴム
系、酢酸ビニル系の接着剤などを用いる。
系、酢酸ビニル系の接着剤などを用いる。
【0090】また、前記した各実施例では、パネル本体
は、平面を有する板状に型成形したが、パネル本体表面
に凹凸を有するように成形するようにしてもよい。
は、平面を有する板状に型成形したが、パネル本体表面
に凹凸を有するように成形するようにしてもよい。
【0091】斯くすることにより、予め電線管やガス管
の溝を確保したり、冷暖房用またはエアーサイクル用溝
を確保することも可能となるし、また、全面に微小な凹
凸を形成することでモルタルの保持強度を向上すること
ができる。
の溝を確保したり、冷暖房用またはエアーサイクル用溝
を確保することも可能となるし、また、全面に微小な凹
凸を形成することでモルタルの保持強度を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる発泡樹脂パネルの製造法の第1
実施例を示す図面である。
実施例を示す図面である。
【図2】同製造法に製作される発泡樹脂パネルの拡大断
面図である。
面図である。
【図3】発泡樹脂パネルの使用例として間仕切壁を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】同製造法に製作される発泡樹脂パネルの拡大断
面図で、網状構造体がパネル本体表面層で被覆された場
合を示す。
面図で、網状構造体がパネル本体表面層で被覆された場
合を示す。
【図5】網状構造体の他例を用いた製造例を示す断面図
である。
である。
【図6】図5の網状構造体を対で用いた製造例を示す断
面図である。
面図である。
【図7】図5の網状構造体を用い、網状構造体がパネル
本体表面層で被覆された場合を示す製造例を示す断面図
である。
本体表面層で被覆された場合を示す製造例を示す断面図
である。
【図8】図6の網状構造体を用い、網状構造体がパネル
本体表面層で被覆された場合を示す製造例を示す断面図
である。
本体表面層で被覆された場合を示す製造例を示す断面図
である。
【図9】加熱溶融の他例による製造例を示す断面図であ
る。
る。
【図10】第1実施例において、パネル本体表面に塗膜
を形成した他の製造例を示す断面図である。
を形成した他の製造例を示す断面図である。
【図11】第2実施例の製造法を示す図面である。
【図12】第3実施例の製造法を示す図面である。
【図13】網状構造体の他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図14】発泡樹脂パネルの他の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図15】同じく発泡樹脂パネルの他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図16】以前に提案した発泡樹脂パネルの製造法を示
す断面図である。
す断面図である。
1 パネル本体 2 網状構造体 5 成形型 7 凸状部 8 スキン層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // E04B 1/16 E04B 1/16 B B29K 105:04 105:06 B29L 7:00 31:10
Claims (9)
- 【請求項1】 発泡樹脂成形体のパネル本体(1)と、
このパネル本体(1)に結合する網状構造体(2)とか
ら成る発泡樹脂パネルの製造法であって、 成形型(5)の型内部に、前記網状構造体(2)を装填
した状態で、前記成形型(5)内で発泡樹脂材料を発泡
させてパネル本体(1)を成形した後、前記パネル本体
(1)の表面に前記網状構造体(2)に基づく凸状部
(7)が現われるように加工処理を施すことを特徴とす
る発泡樹脂パネルの製造法。 - 【請求項2】 加工処理が溶融処理である請求項1記載
の発泡樹脂パネルの製造法。 - 【請求項3】 加工処理が溶解処理である請求項1記載
の発泡樹脂パネルの製造法。 - 【請求項4】 凸状部(7)は、網状構造体(2)がパ
ネル本体(1)の表面から露出するように加工処理を施
して形成する請求項1乃至請求項3の何れか一記載の発
泡樹脂パネルの製造法。 - 【請求項5】 凸状部(7)は、網状構造体(2)をパ
ネル本体(1)の表面層で被覆するように加工処理を施
して形成する請求項1乃至請求項3の何れか一記載の発
泡樹脂パネルの製造法。 - 【請求項6】 発泡樹脂成形体のパネル本体(1)と、
このパネル本体(1)に結合する網状構造体(2)とか
ら成る発泡樹脂パネルの製造法であって、 前記パネル本体(1)の成形途時、該パネル本体(1)
を成形する成形型(5)を開型して、この成形型(5)
内に前記網状構造体(2)を挿填し、前記成形型(5)
を閉型して、前記パネル本体(1)の自後の成形によ
り、前記網状構造体(2)を前記パネル本体(1)に一
体に成形することを特徴とする発泡樹脂パネルの製造
法。 - 【請求項7】 発泡樹脂成形体のパネル本体(1)と、
このパネル本体(1)に結合する網状構造体(2)とか
ら成る発泡樹脂パネルの製造法であって、 前記パネル本体(1)を形成した後、前記網状構造体
(2)を、前記パネル本体(1)に重ね合わせて、該パ
ネル本体(1)と網状構造体(2)との重合部を、パネ
ル本体(1)の加熱溶融温度以上に加熱しながら前記網
状構造体(2)を、前記パネル本体(1)に押圧押込み
して一体に成形することを特徴とする発泡樹脂パネルの
製造法。 - 【請求項8】 網状構造体(2)に、パネル本体(1)
との一体成形前に、防錆剤を塗布する請求項1乃至請求
項4または請求項6若しくは請求項7の何れか一記載の
発泡樹脂パネルの製造法。 - 【請求項9】 発泡樹脂成形体のパネル本体(1)と、
このパネル本体(1)に結合する網状構造体(2)とか
ら成る発泡樹脂パネルであって、 成形型(5)の型内部に、前記網状構造体(2)を装填
した状態で、前記成形型(5)内で発泡樹脂材料を発泡
させてパネル本体(1)を成形した後、前記パネル本体
(1)の表面に加工処理を施して該パネル本体(1)の
表面にスキン層(8)を形成していることを特徴とする
発泡樹脂パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7175270A JPH10305491A (ja) | 1994-08-15 | 1995-07-11 | 発泡樹脂パネルの製造法及び発泡樹脂パネル |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19167894 | 1994-08-15 | ||
| JP6-191678 | 1994-08-15 | ||
| JP7175270A JPH10305491A (ja) | 1994-08-15 | 1995-07-11 | 発泡樹脂パネルの製造法及び発泡樹脂パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10305491A true JPH10305491A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=26496593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7175270A Pending JPH10305491A (ja) | 1994-08-15 | 1995-07-11 | 発泡樹脂パネルの製造法及び発泡樹脂パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10305491A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2411617A (en) * | 2004-03-05 | 2005-09-07 | Microcell Composite Company | Moulding a slippery-resistant foam with protruding threads |
| CN113524734A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-10-22 | 正升环境科技股份有限公司 | 一种微粒板材成型方法 |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP7175270A patent/JPH10305491A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2411617A (en) * | 2004-03-05 | 2005-09-07 | Microcell Composite Company | Moulding a slippery-resistant foam with protruding threads |
| GB2411617B (en) * | 2004-03-05 | 2008-12-31 | Microcell Composite Company | Method for manufacturing slippery-proof foam materials having protruded threads |
| CN113524734A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-10-22 | 正升环境科技股份有限公司 | 一种微粒板材成型方法 |
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