JPH10308577A - 噴霧式フラックス塗布装置におけるフィルタリング装置およびその運転制御方法 - Google Patents
噴霧式フラックス塗布装置におけるフィルタリング装置およびその運転制御方法Info
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- JPH10308577A JPH10308577A JP31575296A JP31575296A JPH10308577A JP H10308577 A JPH10308577 A JP H10308577A JP 31575296 A JP31575296 A JP 31575296A JP 31575296 A JP31575296 A JP 31575296A JP H10308577 A JPH10308577 A JP H10308577A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3489—Composition of fluxes; Application thereof; Other processes of activating the contact surfaces
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排出する霧状のフラックスを捕獲するフィル
タに目詰まりが生じないようにしてフィルタの交換を不
要とし、またフィルタに捕獲されたフラックスが外部へ
漏出されるのを防止する。 【解決手段】 走行駆動部55によって走行する帯状の
フィルタ45を霧状のフラックス11の排気流路22中
に設けてフィルタリング走行部43を形成し、フィルタ
45に付着したフラックス11を洗浄タンク部46内の
洗浄液48中に浸漬して洗浄する。
タに目詰まりが生じないようにしてフィルタの交換を不
要とし、またフィルタに捕獲されたフラックスが外部へ
漏出されるのを防止する。 【解決手段】 走行駆動部55によって走行する帯状の
フィルタ45を霧状のフラックス11の排気流路22中
に設けてフィルタリング走行部43を形成し、フィルタ
45に付着したフラックス11を洗浄タンク部46内の
洗浄液48中に浸漬して洗浄する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被フラックス塗布
ワークであるプリント配線板に霧化したフラックスを吹
き付けて塗布する際に、プリント配線板に塗着・塗布さ
れなかった霧化したフラックスが外部環境に放出されな
いように捕獲するための噴霧式フラックス塗布装置にお
けるフィルタリング装置およびその運転制御方法に関す
るものである。
ワークであるプリント配線板に霧化したフラックスを吹
き付けて塗布する際に、プリント配線板に塗着・塗布さ
れなかった霧化したフラックスが外部環境に放出されな
いように捕獲するための噴霧式フラックス塗布装置にお
けるフィルタリング装置およびその運転制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を搭載したプリント配線板をは
んだ付けする前に、はんだ付け性を向上させるためにフ
ラックスを塗布することが行われている。
んだ付けする前に、はんだ付け性を向上させるためにフ
ラックスを塗布することが行われている。
【0003】フラックスを霧化してプリント配線板に吹
き付けて塗布する方法は、プリント配線板に塗着・塗布
させるフラックス量を調節することが容易でその制御性
もよく、またフラックスを均一に塗布できる等の長所を
有している。例えば、実開昭55−147777号公報
にその技術が開示されている。
き付けて塗布する方法は、プリント配線板に塗着・塗布
させるフラックス量を調節することが容易でその制御性
もよく、またフラックスを均一に塗布できる等の長所を
有している。例えば、実開昭55−147777号公報
にその技術が開示されている。
【0004】また、特開平4−59171号公報には、
搬送用コンベアでプリント配線板を搬送しつつ、フラッ
クスの噴霧ノズルを該搬送方向と交差する方向にスイン
グさせてフラックスを塗布することにより、フラックス
塗布の均一性が格段に向上することが開示されている。
搬送用コンベアでプリント配線板を搬送しつつ、フラッ
クスの噴霧ノズルを該搬送方向と交差する方向にスイン
グさせてフラックスを塗布することにより、フラックス
塗布の均一性が格段に向上することが開示されている。
【0005】図11は、従来のスプレー式フラックス塗
布装置の一例を示す斜視図で、その機構の要部を示して
いる。図12は図11の側面図で、プリント配線板にフ
ラックスを霧化して塗布している状態を示す図である。
なお、図11では図を判り易くするために排気手段を省
略して図示していない。
布装置の一例を示す斜視図で、その機構の要部を示して
いる。図12は図11の側面図で、プリント配線板にフ
ラックスを霧化して塗布している状態を示す図である。
なお、図11では図を判り易くするために排気手段を省
略して図示していない。
【0006】すなわち、平行2条のチェーン3から構成
され、ガイドローラ4により張架されモータ5および駆
動軸6およびスプロケット7によって走行駆動された搬
送コンベア(チェーン3ともいう)2のピン8に被フラ
ックス塗布ワークであるプリント配線板1の側端部1a
を載置・保持させて矢印A方向(搬送方向)に搬送しつ
つ、スイング装置13のスライダ14に設けたフラック
ス噴霧ノズル12の吹き口12aからフラックス11を
霧化してプリント配線板1に吹き付け、フラックス11
をプリント配線板1に塗着させて塗布する装置である。
なお、15はスイング駆動用ベルト、16はスイング駆
動用モータである。また、17はフラックス塗布装置で
ある。
され、ガイドローラ4により張架されモータ5および駆
動軸6およびスプロケット7によって走行駆動された搬
送コンベア(チェーン3ともいう)2のピン8に被フラ
ックス塗布ワークであるプリント配線板1の側端部1a
を載置・保持させて矢印A方向(搬送方向)に搬送しつ
つ、スイング装置13のスライダ14に設けたフラック
ス噴霧ノズル12の吹き口12aからフラックス11を
霧化してプリント配線板1に吹き付け、フラックス11
をプリント配線板1に塗着させて塗布する装置である。
なお、15はスイング駆動用ベルト、16はスイング駆
動用モータである。また、17はフラックス塗布装置で
ある。
【0007】また、搬送コンベア2の搬入口10側には
プリント配線板1の進入を検出するプリント配線板進入
センサ(例えば光学式センサ)18を備え、搬送コンベ
ア2のチェーン3を走行駆動するモータ5は回転エンコ
ーダ9を備えている。
プリント配線板1の進入を検出するプリント配線板進入
センサ(例えば光学式センサ)18を備え、搬送コンベ
ア2のチェーン3を走行駆動するモータ5は回転エンコ
ーダ9を備えている。
【0008】そして、プリント配線板進入センサ18が
プリント配線板1の前端部1cを検出すると(検出信号
Si )、前端部1cが噴霧ノズル12の上方側に到達す
るまでの走行距離、すなわちプリント配線板進入センサ
18と噴霧ノズル12との距離に相当する回転エンコー
ダ9のエンコードパルス数(エンコードパルス信号S
E )を図示しない制御部がカウントし、プリント配線板
1が噴霧ノズル12の上方側に到達した時に噴霧ノズル
12からフラックス11の噴霧を開始させるとともに、
スイング装置13のスイング(矢印B方向)を開始させ
る。
プリント配線板1の前端部1cを検出すると(検出信号
Si )、前端部1cが噴霧ノズル12の上方側に到達す
るまでの走行距離、すなわちプリント配線板進入センサ
18と噴霧ノズル12との距離に相当する回転エンコー
ダ9のエンコードパルス数(エンコードパルス信号S
E )を図示しない制御部がカウントし、プリント配線板
1が噴霧ノズル12の上方側に到達した時に噴霧ノズル
12からフラックス11の噴霧を開始させるとともに、
スイング装置13のスイング(矢印B方向)を開始させ
る。
【0009】同様にして、噴霧ノズル12の上方側にプ
リント配線板1の後端部1dが到達すると、噴霧ノズル
12からフラックス11の噴霧を停止させるとともに、
スイング装置13のスイングを停止させる。なお、これ
らの制御技術は公知であるので図示を省略する。
リント配線板1の後端部1dが到達すると、噴霧ノズル
12からフラックス11の噴霧を停止させるとともに、
スイング装置13のスイングを停止させる。なお、これ
らの制御技術は公知であるので図示を省略する。
【0010】そして、プリント配線板1に塗着・塗布さ
れることのなかった霧化したフラックス11は、図12
に示すように排気装置21のファン28の吸気により排
気流路22を形成する排気用のフード23に案内されて
その吸気開口部24から吸い込まれ、この例では吸気配
管部25を通って2段構成の第1フィルタ26および第
2フィルタ27で捕獲・捕集され、清浄な雰囲気(空
気)のみが排気口29から排気される。
れることのなかった霧化したフラックス11は、図12
に示すように排気装置21のファン28の吸気により排
気流路22を形成する排気用のフード23に案内されて
その吸気開口部24から吸い込まれ、この例では吸気配
管部25を通って2段構成の第1フィルタ26および第
2フィルタ27で捕獲・捕集され、清浄な雰囲気(空
気)のみが排気口29から排気される。
【0011】一般的に、この第1フィルタ26や第2フ
ィルタ27には不織布や紙等のフィルタが使用されてお
り、その微細な網目で霧化したフラックス11を捕獲す
る仕組みである。また、これらの第1,第2のフィルタ
26,27は交換作業や清掃作業が容易に行えるように
ユニット化された事例が多く、着脱自在に設けられてい
る。
ィルタ27には不織布や紙等のフィルタが使用されてお
り、その微細な網目で霧化したフラックス11を捕獲す
る仕組みである。また、これらの第1,第2のフィルタ
26,27は交換作業や清掃作業が容易に行えるように
ユニット化された事例が多く、着脱自在に設けられてい
る。
【0012】他方、フラックス11には各種の種類があ
り、一般的には樹脂系フラックス,有機酸系フラック
ス,無機酸系フラックスに分類されている。なかでも樹
脂系フラックスでロジンを主剤としたもの(ロジン系フ
ラックス)が広く使用されている。このフラックス11
はロジンをアルコール類の溶媒に溶かしたものである。
り、一般的には樹脂系フラックス,有機酸系フラック
ス,無機酸系フラックスに分類されている。なかでも樹
脂系フラックスでロジンを主剤としたもの(ロジン系フ
ラックス)が広く使用されている。このフラックス11
はロジンをアルコール類の溶媒に溶かしたものである。
【0013】フラックス11は、プリント配線板1のは
んだ付けに際してはんだ付け性を向上させるために使用
されているが、はんだ付け後の残渣が電気的絶縁不良や
腐食等を引き起こす原因になることがあることから、は
んだ付けを行ったプリント配線板1からフラックス11
の残渣を除去することを目的として洗浄が行われてい
る。なお、この洗浄には、従来ほとんどの例においてフ
ロンが使用されていた。
んだ付けに際してはんだ付け性を向上させるために使用
されているが、はんだ付け後の残渣が電気的絶縁不良や
腐食等を引き起こす原因になることがあることから、は
んだ付けを行ったプリント配線板1からフラックス11
の残渣を除去することを目的として洗浄が行われてい
る。なお、この洗浄には、従来ほとんどの例においてフ
ロンが使用されていた。
【0014】他方、フロンの使用がもたらす地球環境に
対する悪影響を解消する必要が生じてきたこと、アルコ
ール類の溶媒(揮発性有機化合物:volatile organic c
ompound :以下、VOCという)の人体に対する悪影響
を排除する必要が認知されてきたこと等を理由として、
VOCを含まないフラックスを使用することが多くなっ
てきており、また無機酸系フラックスのなかでも水溶性
フラックスを使用する例が増えてきている。このフラッ
クスは、水洗浄が可能であり、VOCは一般的には含ま
れていない。なお、水溶性フラックスは化学的作用が強
力ではんだ付け性は非常に良好であるが、腐食作用も大
きくはんだ付け後の残渣洗浄は必須である。
対する悪影響を解消する必要が生じてきたこと、アルコ
ール類の溶媒(揮発性有機化合物:volatile organic c
ompound :以下、VOCという)の人体に対する悪影響
を排除する必要が認知されてきたこと等を理由として、
VOCを含まないフラックスを使用することが多くなっ
てきており、また無機酸系フラックスのなかでも水溶性
フラックスを使用する例が増えてきている。このフラッ
クスは、水洗浄が可能であり、VOCは一般的には含ま
れていない。なお、水溶性フラックスは化学的作用が強
力ではんだ付け性は非常に良好であるが、腐食作用も大
きくはんだ付け後の残渣洗浄は必須である。
【0015】ロジン系フラックスでは、霧化後ただちに
アルコール類の溶媒が蒸発し、噴霧条件や排気条件にも
よるが排気手段のフィルタに到達する前に粉体化(半粉
体化)することが知られている。しかし、VOCを含ま
ないフラックス、例えば水溶性フラックスは粉体化する
ことなく霧化状態のままフードに案内されて吸い込ま
れ、フィルタに到達する。
アルコール類の溶媒が蒸発し、噴霧条件や排気条件にも
よるが排気手段のフィルタに到達する前に粉体化(半粉
体化)することが知られている。しかし、VOCを含ま
ないフラックス、例えば水溶性フラックスは粉体化する
ことなく霧化状態のままフードに案内されて吸い込ま
れ、フィルタに到達する。
【0016】ところで、VOCを含んだフラックスを使
用した場合に、そのアルコール類の溶媒がフラックス塗
布装置の外部環境に放出されないように捕獲しようとし
た技術がある。例えば、図13は、実開平3−1178
78号公報からの抜粋した図であり、その例を説明する
図である。
用した場合に、そのアルコール類の溶媒がフラックス塗
布装置の外部環境に放出されないように捕獲しようとし
た技術がある。例えば、図13は、実開平3−1178
78号公報からの抜粋した図であり、その例を説明する
図である。
【0017】すなわち、図13は、従来の「フラクサ
ー」におけるフラックスミスト類の回収処理装置の縦断
正面図で、フラックス塗布装置のフラックス捕集装置の
一例を示す図である。
ー」におけるフラックスミスト類の回収処理装置の縦断
正面図で、フラックス塗布装置のフラックス捕集装置の
一例を示す図である。
【0018】この図において、図10,図11と同一符
号は同一部分を示し、1bは前記プリント配線板1の被
フラックス塗布面、31はフラックス噴霧装置、32は
前記霧化したフラックス11を上向きに噴出するノズル
状の開口、33は前記フラックス11の回収用のトレ
ー、34はフィルタ、35は前記フラックス11の回収
用のタンク、36はファン、37は溶解液タンク、38
は溶解液、39はベルト、40は前記ベルト39の駆動
用モータである。
号は同一部分を示し、1bは前記プリント配線板1の被
フラックス塗布面、31はフラックス噴霧装置、32は
前記霧化したフラックス11を上向きに噴出するノズル
状の開口、33は前記フラックス11の回収用のトレ
ー、34はフィルタ、35は前記フラックス11の回収
用のタンク、36はファン、37は溶解液タンク、38
は溶解液、39はベルト、40は前記ベルト39の駆動
用モータである。
【0019】すなわち、フラックス噴霧装置31から噴
霧されプリント配線板1に塗着・塗布されなかった霧化
したフラックス11をフィルタ34で捕獲し、また回収
タンク35に集め、その後に溶解液タンク37に貯留さ
れた水やアルカリ洗剤液等の溶解液38の中に浸漬して
水やアルカリ洗剤液が付着したベルト39に排気雰囲気
を吹き付け、該雰囲気中に含まれるアルコールを水やア
ルカリ洗剤液等の溶解液38中に溶解させて捕獲しよう
とする技術である。
霧されプリント配線板1に塗着・塗布されなかった霧化
したフラックス11をフィルタ34で捕獲し、また回収
タンク35に集め、その後に溶解液タンク37に貯留さ
れた水やアルカリ洗剤液等の溶解液38の中に浸漬して
水やアルカリ洗剤液が付着したベルト39に排気雰囲気
を吹き付け、該雰囲気中に含まれるアルコールを水やア
ルカリ洗剤液等の溶解液38中に溶解させて捕獲しよう
とする技術である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルタリング
装置には次のような解決課題がある。
装置には次のような解決課題がある。
【0021】図12に示す技術では、各フィルタ2
6,27をユニット状に形成して着脱自在に構成したも
のでは、各フィルタ26,27の目詰まりに応じて定期
的に各フィルタ26,27をそれぞれ交換したり清掃し
たりする必要がある。
6,27をユニット状に形成して着脱自在に構成したも
のでは、各フィルタ26,27の目詰まりに応じて定期
的に各フィルタ26,27をそれぞれ交換したり清掃し
たりする必要がある。
【0022】不織布や紙等の微細な網目構造を利用し
た各フィルタ26,27で、VOCを含まないフラック
ス11を捕獲しようとすると、使用開始後短時間の後に
目詰まりを生じ、排気用のファン28による排気流量が
急速に低下し、霧化したフラックス11の捕獲能力も急
速に低下してしまう。すなわち、VOCを含まないフラ
ックス11が霧化状態で各フィルタ26,27に付着・
堆積して液滴化し、これにより各フィルタ26,27内
の雰囲気通路が塞がれてしまうからである。
た各フィルタ26,27で、VOCを含まないフラック
ス11を捕獲しようとすると、使用開始後短時間の後に
目詰まりを生じ、排気用のファン28による排気流量が
急速に低下し、霧化したフラックス11の捕獲能力も急
速に低下してしまう。すなわち、VOCを含まないフラ
ックス11が霧化状態で各フィルタ26,27に付着・
堆積して液滴化し、これにより各フィルタ26,27内
の雰囲気通路が塞がれてしまうからである。
【0023】図13に示す技術では、フィルタ34の
取り扱いに関しては前記およびの問題を生じ、アル
コール回収機構に関しては排気雰囲気がそのまま溶解液
タンク37内を通るので、溶解液38が急速に気化して
排気雰囲気と一緒に排気されて消費され、結局は溶解液
38中に溶融させたアルコール等を外部環境に放出して
しまう。
取り扱いに関しては前記およびの問題を生じ、アル
コール回収機構に関しては排気雰囲気がそのまま溶解液
タンク37内を通るので、溶解液38が急速に気化して
排気雰囲気と一緒に排気されて消費され、結局は溶解液
38中に溶融させたアルコール等を外部環境に放出して
しまう。
【0024】また、この回収機構では排気雰囲気をベル
ト39の表面に接触させてアルコールを溶融・捕獲させ
る仕組みなので、排気雰囲気とベルト39の接触はベル
ト39の表層のみに限られるため、この機構を霧化した
フラックス11の回収に直接に使用してもその捕獲能力
は低く、十分なフィルタリング作用が得られない。さら
に、霧化したフラックス11をベルト39表面の水また
はアルカリ洗剤液等の溶解液38中に溶融させて溶解液
タンク37の当該溶解液(水またはアルカリ洗剤液)中
に捕集したとしても、先に説明したように、溶解液38
が急速に気化して排気雰囲気と一緒に排気されて消費さ
れ、結局は溶解液38中に溶融させたフラックス11等
を外部環境に放出してしまう。
ト39の表面に接触させてアルコールを溶融・捕獲させ
る仕組みなので、排気雰囲気とベルト39の接触はベル
ト39の表層のみに限られるため、この機構を霧化した
フラックス11の回収に直接に使用してもその捕獲能力
は低く、十分なフィルタリング作用が得られない。さら
に、霧化したフラックス11をベルト39表面の水また
はアルカリ洗剤液等の溶解液38中に溶融させて溶解液
タンク37の当該溶解液(水またはアルカリ洗剤液)中
に捕集したとしても、先に説明したように、溶解液38
が急速に気化して排気雰囲気と一緒に排気されて消費さ
れ、結局は溶解液38中に溶融させたフラックス11等
を外部環境に放出してしまう。
【0025】本発明の目的は、第1にフィルタの交換作
業や清掃作業を不要なものとすること、第2にVOCを
含まないフラックスであっても長時間に亘って効率よく
捕獲できるようにすること、第3に捕獲したフラックス
が外部環境に放出されないようにすることにあり、噴霧
式フラックス塗布装置の清潔で優れた運転操作環境を実
現することにある。
業や清掃作業を不要なものとすること、第2にVOCを
含まないフラックスであっても長時間に亘って効率よく
捕獲できるようにすること、第3に捕獲したフラックス
が外部環境に放出されないようにすることにあり、噴霧
式フラックス塗布装置の清潔で優れた運転操作環境を実
現することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の噴霧式フラック
ス塗布装置におけるフィルタリング装置およびその運転
制御方法は、排気手段の排気流路中に帯状フィルタを走
行可能に設けるとともに、この帯状フィルタを排気流路
とは別に設けた洗浄液を満たしたタンク内にも走行可能
に設け、さらにこの帯状フィルタを走行させるための走
行駆動部を設けたものである。なお、フィルタは無端状
の形状とする。
ス塗布装置におけるフィルタリング装置およびその運転
制御方法は、排気手段の排気流路中に帯状フィルタを走
行可能に設けるとともに、この帯状フィルタを排気流路
とは別に設けた洗浄液を満たしたタンク内にも走行可能
に設け、さらにこの帯状フィルタを走行させるための走
行駆動部を設けたものである。なお、フィルタは無端状
の形状とする。
【0027】また、フィルタリング走行部における前記
帯状フィルタの往路と復路とを近接して帯状フィルタを
層状に設け、この層状に設けた前記帯状フィルタを回動
走行させて帯状フィルタを通過する雰囲気の流路の形状
を変えながら、雰囲気中の霧化したフラックスを捕獲す
る。
帯状フィルタの往路と復路とを近接して帯状フィルタを
層状に設け、この層状に設けた前記帯状フィルタを回動
走行させて帯状フィルタを通過する雰囲気の流路の形状
を変えながら、雰囲気中の霧化したフラックスを捕獲す
る。
【0028】これにより、フィルタで捕獲したフラック
スはフィルタの走行によって洗浄液中に洗浄・除去さ
れ、清潔なフィルタが排気流路に供給される。
スはフィルタの走行によって洗浄液中に洗浄・除去さ
れ、清潔なフィルタが排気流路に供給される。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の噴霧式フラックス塗布装
置におけるフィルタリング装置およびその運転制御方法
は、次のような形態において実施できる。
置におけるフィルタリング装置およびその運転制御方法
は、次のような形態において実施できる。
【0030】(1)被フラックス塗布ワークにフラック
スを霧化して吹き付け、被フラックス塗布ワークに塗着
しなかった霧化したフラックスと周辺雰囲気とを一緒に
吸い込んで排気する排気流路中に設けられて排気雰囲気
中の霧化したフラックスを捕獲する噴霧式フラックス塗
布装置におけるフィルタリング装置であって、排気流路
中に走行する無端状に形成された帯状フィルタの少なく
とも往路または復路を形成するフィルタリング走行部
と、他方、前記帯状フィルタを洗浄液中に浸漬して洗浄
する排気流路から独立して設けられた洗浄タンク部内の
洗浄液中に帯状フィルタを走行させる走行路と、さら
に、前記無端状の帯状フィルタの回動走行駆動を行う走
行駆動部とを備えるようにフィルタリング装置を構成す
る。
スを霧化して吹き付け、被フラックス塗布ワークに塗着
しなかった霧化したフラックスと周辺雰囲気とを一緒に
吸い込んで排気する排気流路中に設けられて排気雰囲気
中の霧化したフラックスを捕獲する噴霧式フラックス塗
布装置におけるフィルタリング装置であって、排気流路
中に走行する無端状に形成された帯状フィルタの少なく
とも往路または復路を形成するフィルタリング走行部
と、他方、前記帯状フィルタを洗浄液中に浸漬して洗浄
する排気流路から独立して設けられた洗浄タンク部内の
洗浄液中に帯状フィルタを走行させる走行路と、さら
に、前記無端状の帯状フィルタの回動走行駆動を行う走
行駆動部とを備えるようにフィルタリング装置を構成す
る。
【0031】これにより、排気流路中で霧化したフラッ
クスを捕獲したフィルタは、洗浄タンク部内の洗浄液中
で洗浄されて捕獲フラックスが除去され、清浄な帯状フ
ィルタを排気流路中に供給することができる。
クスを捕獲したフィルタは、洗浄タンク部内の洗浄液中
で洗浄されて捕獲フラックスが除去され、清浄な帯状フ
ィルタを排気流路中に供給することができる。
【0032】また、VOCを含まないフラックスを使用
しても、フィルタに付着・堆積したフラックスがタンク
部で洗浄・除去されるため、フラックスが液滴となって
フィルタに付着し、該フィルタの目詰まりを生ずること
もない。
しても、フィルタに付着・堆積したフラックスがタンク
部で洗浄・除去されるため、フラックスが液滴となって
フィルタに付着し、該フィルタの目詰まりを生ずること
もない。
【0033】(2)前記(1)に記載のフィルタリング
装置において、帯状フィルタが海綿状の多孔質部材から
なり、洗浄液中を走行した直後の帯状フィルタに含まれ
た洗浄液を圧搾して脱液するフィルタ圧搾部を備えるよ
うに構成する。
装置において、帯状フィルタが海綿状の多孔質部材から
なり、洗浄液中を走行した直後の帯状フィルタに含まれ
た洗浄液を圧搾して脱液するフィルタ圧搾部を備えるよ
うに構成する。
【0034】すなわち、洗浄液中で洗浄された帯状フィ
ルタを圧搾・脱液することにより、帯状フィルタに付着
して洗浄タンク部から持ち出される洗浄液を極めて少な
くすることができる。また、それにより洗浄液の消費量
を極めて少なくすることができる。
ルタを圧搾・脱液することにより、帯状フィルタに付着
して洗浄タンク部から持ち出される洗浄液を極めて少な
くすることができる。また、それにより洗浄液の消費量
を極めて少なくすることができる。
【0035】(3)前記(1)に記載のフィルタリング
装置において、帯状フィルタの網目の大きさは、該フィ
ルタを洗浄液中に浸漬して引き上げた際に該網目の中に
洗浄液が保持されない大きさに構成する。
装置において、帯状フィルタの網目の大きさは、該フィ
ルタを洗浄液中に浸漬して引き上げた際に該網目の中に
洗浄液が保持されない大きさに構成する。
【0036】これにより、帯状フィルタの走行に伴って
帯状フィルタに付着してタンク部から持ち出される洗浄
液を抑制することができる。この網目の大きさは帯状フ
ィルタの網目形状や洗浄液の表面張力によって異なる
が、アルコール系の洗浄液や水系の洗浄液では網目の大
きさを2〜10mm程度にするとよい。
帯状フィルタに付着してタンク部から持ち出される洗浄
液を抑制することができる。この網目の大きさは帯状フ
ィルタの網目形状や洗浄液の表面張力によって異なる
が、アルコール系の洗浄液や水系の洗浄液では網目の大
きさを2〜10mm程度にするとよい。
【0037】ちなみに、2mm以下では網目内に洗浄液
が水滴状に保持されて持ち出しが多くなり、10mm以
上ではフィルタリング作用が極端に低下してしまう。
が水滴状に保持されて持ち出しが多くなり、10mm以
上ではフィルタリング作用が極端に低下してしまう。
【0038】(4)前記(1)〜(3)のいずれかに記
載のフィルタリング装置において、帯状フィルタの回動
走行が間欠走行となるように構成する。
載のフィルタリング装置において、帯状フィルタの回動
走行が間欠走行となるように構成する。
【0039】例えば、予め定めた所定時間間隔で帯状フ
ィルタを所定時間(所定距離)だけ走行するように構成
することにより、帯状フィルタをタンク部の洗浄液中に
長い時間に亘って浸漬することができるようになり、洗
浄性を向上させることができる。また、不必要に帯状フ
ィルタの洗浄を行うことがなくなり、タンク部からの洗
浄液の持ち出しを抑制することができる。
ィルタを所定時間(所定距離)だけ走行するように構成
することにより、帯状フィルタをタンク部の洗浄液中に
長い時間に亘って浸漬することができるようになり、洗
浄性を向上させることができる。また、不必要に帯状フ
ィルタの洗浄を行うことがなくなり、タンク部からの洗
浄液の持ち出しを抑制することができる。
【0040】(5)フィルタリング装置の運転制御方法
において、フィルタリング走行部における帯状フィルタ
の往路と復路とを近接して帯状フィルタを層状に設け、
帯状フィルタを回動走行させて層状フィルタとして通過
する雰囲気の流路の形状を変えながら、該雰囲気中の霧
化したフラックスを捕獲するように構成する。
において、フィルタリング走行部における帯状フィルタ
の往路と復路とを近接して帯状フィルタを層状に設け、
帯状フィルタを回動走行させて層状フィルタとして通過
する雰囲気の流路の形状を変えながら、該雰囲気中の霧
化したフラックスを捕獲するように構成する。
【0041】これにより、走行する帯状フィルタを多層
の層状フィルタとして使用することができるので霧化し
たフラックスの捕獲を効率よく行えるようになる。ま
た、層状フィルタの雰囲気流路形状を絶えず変えること
により、フィルタの特定部分に捕獲したフラックスが集
中して堆積することがなくなり、フィルタ作用を長時間
に亘って安定に維持することができるとともに、帯状フ
ィルタの各部を均一に使用することができる。
の層状フィルタとして使用することができるので霧化し
たフラックスの捕獲を効率よく行えるようになる。ま
た、層状フィルタの雰囲気流路形状を絶えず変えること
により、フィルタの特定部分に捕獲したフラックスが集
中して堆積することがなくなり、フィルタ作用を長時間
に亘って安定に維持することができるとともに、帯状フ
ィルタの各部を均一に使用することができる。
【0042】(6)前記(5)に記載のフィルタリング
装置の運転制御方法において、帯状のフィルタの回動走
行が間欠走行となるように構成する。これにより、前記
(4)と同様に作用させることができるようになる。
装置の運転制御方法において、帯状のフィルタの回動走
行が間欠走行となるように構成する。これにより、前記
(4)と同様に作用させることができるようになる。
【0043】
【実施例】次に、本発明の噴霧式フラックス塗布装置に
おけるフィルタリング装置およびその運転制御方法の具
体例を説明する。
おけるフィルタリング装置およびその運転制御方法の具
体例を説明する。
【0044】〈構成〉図1は、本発明の一実施例を示す
斜視図で、噴霧式フラックス塗布装置の排気流路に設け
て使用するフィルタリング装置の全容を示すもので、図
2は、図1のI−I線による断面図である。
斜視図で、噴霧式フラックス塗布装置の排気流路に設け
て使用するフィルタリング装置の全容を示すもので、図
2は、図1のI−I線による断面図である。
【0045】すなわち、図1,図2に示すように、フレ
ーム41にガイドローラ42を設け、排気流路22に介
在させる部分であるフィルタリング走行部43に網状部
材からなる帯状フィルタ(以下、単にフィルタという)
45の往路と復路を近接するように設けるとともに、さ
らにこのフィルタリング走行部43の一端部43aに洗
浄タンク部46を設けて洗浄タンク47内の洗浄液48
中にもフィルタ45が浸漬されるように走行路44を形
成する。
ーム41にガイドローラ42を設け、排気流路22に介
在させる部分であるフィルタリング走行部43に網状部
材からなる帯状フィルタ(以下、単にフィルタという)
45の往路と復路を近接するように設けるとともに、さ
らにこのフィルタリング走行部43の一端部43aに洗
浄タンク部46を設けて洗浄タンク47内の洗浄液48
中にもフィルタ45が浸漬されるように走行路44を形
成する。
【0046】洗浄タンク47は着脱用のねじ49により
着脱自在にフレーム41に取り付け、洗浄タンク47自
体のメンテナンスが容易に行えるように構成している。
なお、洗浄タンク47に設けたドレン弁50は洗浄液4
8を排出・交換する際に使用するものであり、オーバフ
ロー路51はフィルタ45によって捕獲されたフラック
ス11が洗浄タンク47に捕集されて実質的に液量が増
大した際に洗浄タンク47から洗浄液48が溢れ出さな
いようにするためのものである。
着脱自在にフレーム41に取り付け、洗浄タンク47自
体のメンテナンスが容易に行えるように構成している。
なお、洗浄タンク47に設けたドレン弁50は洗浄液4
8を排出・交換する際に使用するものであり、オーバフ
ロー路51はフィルタ45によって捕獲されたフラック
ス11が洗浄タンク47に捕集されて実質的に液量が増
大した際に洗浄タンク47から洗浄液48が溢れ出さな
いようにするためのものである。
【0047】なお、ブラシ52はフィルタ45を洗浄液
48から引き上げる際に該フィルタ45に付着している
洗浄液48を掻き落とすためのものである。また、洗浄
液48の種類としては、VOCを含むフラックス11で
はアルコール類が、VOCを含まないフラックス11で
は水類が好適であるが、もちろんその他の多くの洗浄液
48も使用することができる。
48から引き上げる際に該フィルタ45に付着している
洗浄液48を掻き落とすためのものである。また、洗浄
液48の種類としては、VOCを含むフラックス11で
はアルコール類が、VOCを含まないフラックス11で
は水類が好適であるが、もちろんその他の多くの洗浄液
48も使用することができる。
【0048】他方、フィルタリング走行部43の他端部
43bにはフィルタ45の駆動用ローラ53を設けてあ
り、この駆動用ローラ53をモータ(ギアは減速のため
に使用しているもの)54で回転駆動することによりフ
ィルタ45を走行させる走行駆動部55が設けられてい
る。
43bにはフィルタ45の駆動用ローラ53を設けてあ
り、この駆動用ローラ53をモータ(ギアは減速のため
に使用しているもの)54で回転駆動することによりフ
ィルタ45を走行させる走行駆動部55が設けられてい
る。
【0049】さらに、フィルタリング走行部43のフレ
ーム41にはフレーム取り付け用のバー56を設けてあ
り、このバー56には固定用のねじ挿通孔57を形成し
てある。すなわち、このバー56を排気流路22のフー
ド(図12に示す)23に設けた取り付け用のスロット
(後述)に挿抜して着脱自在に取り付けることを可能に
する。また、58A,58Bは前記洗浄タンク部46の
上方部分のフレーム41と一体に形成した蓋である。こ
のように、フィルタリング走行部43,洗浄タンク部4
6および走行駆動部55によってフィルタリング装置5
9が構成される。
ーム41にはフレーム取り付け用のバー56を設けてあ
り、このバー56には固定用のねじ挿通孔57を形成し
てある。すなわち、このバー56を排気流路22のフー
ド(図12に示す)23に設けた取り付け用のスロット
(後述)に挿抜して着脱自在に取り付けることを可能に
する。また、58A,58Bは前記洗浄タンク部46の
上方部分のフレーム41と一体に形成した蓋である。こ
のように、フィルタリング走行部43,洗浄タンク部4
6および走行駆動部55によってフィルタリング装置5
9が構成される。
【0050】図3は、図1のフィルタリング装置59の
取り付け態様例を示す斜視図である。すなわち、搬送コ
ンベア2や排気用のフード23等は図11,図12のフ
ラックス塗布装置17と同様のものであり、このフード
23の吸気開口部24に先に説明したフィルタリング装
置59を排気装置21に対し挿抜自在に着脱できるよう
にフード23に取り付け用スロット61を設けたもので
ある。そして、固定に際しては固定用ねじ挿通孔62に
ねじ止めして行う。
取り付け態様例を示す斜視図である。すなわち、搬送コ
ンベア2や排気用のフード23等は図11,図12のフ
ラックス塗布装置17と同様のものであり、このフード
23の吸気開口部24に先に説明したフィルタリング装
置59を排気装置21に対し挿抜自在に着脱できるよう
にフード23に取り付け用スロット61を設けたもので
ある。そして、固定に際しては固定用ねじ挿通孔62に
ねじ止めして行う。
【0051】この取り付け態様は、排気用のフード23
の吸気開口部24、すなわち霧化したフラックス11が
プリント配線板1に吹き付けられた直後のフラックス
で、プリント配線板1に塗着・塗布されなかったフラッ
クス11を、排気用のフード23の吸気開口部24で徹
底的に除去しようとするための取り付け態様例である。
の吸気開口部24、すなわち霧化したフラックス11が
プリント配線板1に吹き付けられた直後のフラックス
で、プリント配線板1に塗着・塗布されなかったフラッ
クス11を、排気用のフード23の吸気開口部24で徹
底的に除去しようとするための取り付け態様例である。
【0052】図4(a)〜(d)は図1のフィルタ45
の各種網目形状の例を示す図で、フィルタとして使用す
る樹脂製または金属製の網状のベルトからなるフィルタ
45A,45B,45C,45Dの一例を示す。これら
の網状のベルトは通称ネットベルトと呼称されているも
ので、各種物品の搬送コンベアのベルトにも使用されて
いるものである。
の各種網目形状の例を示す図で、フィルタとして使用す
る樹脂製または金属製の網状のベルトからなるフィルタ
45A,45B,45C,45Dの一例を示す。これら
の網状のベルトは通称ネットベルトと呼称されているも
ので、各種物品の搬送コンベアのベルトにも使用されて
いるものである。
【0053】図4(a)は耐薬品製や耐熱製を備えた樹
脂製の網状ベルトからなるフィルタ45Aで、材質とし
てはテフロン(デュポン社の商品名)やグラスファイ
バ,カーボンファイバ等々が使用されている。なお、こ
のフィルタ45Aは典型的な網状の形状をしている。
脂製の網状ベルトからなるフィルタ45Aで、材質とし
てはテフロン(デュポン社の商品名)やグラスファイ
バ,カーボンファイバ等々が使用されている。なお、こ
のフィルタ45Aは典型的な網状の形状をしている。
【0054】図4(b)〜(d)は、金属線を使用して
網状に編み上げたフィルタ45B〜45Dであり、網目
の形状は各図に示すように種々存在する。もちろん、図
4(d)のフィルタ45Dのように網目の細かいものほ
ど良好なフィルタリング作用が期待できるが、網目の形
状を小さくし過ぎるとフィルタ45Dを洗浄液中に浸漬
して引き上げた際に、その網目の中に図2に示す洗浄液
48が液滴状態の詰まった状態で引き上げられ、洗浄液
48の持ち出しが多くなってしまう。
網状に編み上げたフィルタ45B〜45Dであり、網目
の形状は各図に示すように種々存在する。もちろん、図
4(d)のフィルタ45Dのように網目の細かいものほ
ど良好なフィルタリング作用が期待できるが、網目の形
状を小さくし過ぎるとフィルタ45Dを洗浄液中に浸漬
して引き上げた際に、その網目の中に図2に示す洗浄液
48が液滴状態の詰まった状態で引き上げられ、洗浄液
48の持ち出しが多くなってしまう。
【0055】そのため、このような金属線を使用した網
状からなるフィルタ45B〜45Dでは、網目の大きさ
を最小でも2mm程度にすることが望ましい。逆に網目
の大きさが10mm以上では良好なフィルタリング作用
が期待できないので、網目の大きさの上限は10mm程
度とすることが望ましい。なお、この網目の大きさにつ
いては図4(a)のような樹脂製の網状ベルトからなる
フィルタ45Aについても概ね同様に当てはまる。
状からなるフィルタ45B〜45Dでは、網目の大きさ
を最小でも2mm程度にすることが望ましい。逆に網目
の大きさが10mm以上では良好なフィルタリング作用
が期待できないので、網目の大きさの上限は10mm程
度とすることが望ましい。なお、この網目の大きさにつ
いては図4(a)のような樹脂製の網状ベルトからなる
フィルタ45Aについても概ね同様に当てはまる。
【0056】〈動作〉図5は、フィルタリング装置59
の動作を説明する図で、図3に示すように排気用のフー
ド23の吸気開口部24に取り付けた例を示している。
なお、噴霧式フラックス塗布装置の機構は図12に示す
構成と同様である。
の動作を説明する図で、図3に示すように排気用のフー
ド23の吸気開口部24に取り付けた例を示している。
なお、噴霧式フラックス塗布装置の機構は図12に示す
構成と同様である。
【0057】すなわち、搬送コンベア2で搬送されたプ
リント配線板1が噴霧ノズル12の上方に到達すると霧
化したフラックス11が噴霧され、プリント配線板1の
下方側のフラックス塗布面1bに塗着し塗布される。
リント配線板1が噴霧ノズル12の上方に到達すると霧
化したフラックス11が噴霧され、プリント配線板1の
下方側のフラックス塗布面1bに塗着し塗布される。
【0058】プリント配線板1に塗着しなかった霧化し
たフラックス11は、排気用のフード23に連設された
排気用のファン28による雰囲気吸い込みにより、周辺
雰囲気と一緒に吸い込まれる。その際に、フィルタリン
グ走行部43に張架されている網状からなるフィルタ4
5を通り、その時に霧化したフラックス11がフィルタ
45に付着・捕獲される。
たフラックス11は、排気用のフード23に連設された
排気用のファン28による雰囲気吸い込みにより、周辺
雰囲気と一緒に吸い込まれる。その際に、フィルタリン
グ走行部43に張架されている網状からなるフィルタ4
5を通り、その時に霧化したフラックス11がフィルタ
45に付着・捕獲される。
【0059】フィルタ45をモータ54によって回動走
行させると、フラックス11を付着・捕獲したフィルタ
45部分が洗浄タンク47内の洗浄液48中を走行し、
その際に付着・捕獲したフラックス11が洗浄・除去さ
れる。次いで、洗浄液48から引き上げられたフィルタ
45の表面は、ブラシ52により掻き撫でられるので、
フィルタ45に付着している洗浄液48が掻き落とされ
る。もちろんフィルタ45に付着したフラックス11の
汚れを掻き落とす作用もある。
行させると、フラックス11を付着・捕獲したフィルタ
45部分が洗浄タンク47内の洗浄液48中を走行し、
その際に付着・捕獲したフラックス11が洗浄・除去さ
れる。次いで、洗浄液48から引き上げられたフィルタ
45の表面は、ブラシ52により掻き撫でられるので、
フィルタ45に付着している洗浄液48が掻き落とされ
る。もちろんフィルタ45に付着したフラックス11の
汚れを掻き落とす作用もある。
【0060】このような、排気雰囲気のフィルタリング
走行部43に置かれたフィルタ45を常に清浄な状態に
保つことが可能であり、フィルタリング作用を常に良好
な状態に保つことができる。
走行部43に置かれたフィルタ45を常に清浄な状態に
保つことが可能であり、フィルタリング作用を常に良好
な状態に保つことができる。
【0061】また、VOCを含まないフラックス11を
使用した場合であっても、フィルタ45で捕獲したフラ
ックス11を直ちに洗浄タンク47の洗浄液48で洗い
落とすことができるので、フィルタ45にフラックス1
1が液滴となって多量に付着し、そのフィルタリング作
用を急速に低下させるようなこともない。
使用した場合であっても、フィルタ45で捕獲したフラ
ックス11を直ちに洗浄タンク47の洗浄液48で洗い
落とすことができるので、フィルタ45にフラックス1
1が液滴となって多量に付着し、そのフィルタリング作
用を急速に低下させるようなこともない。
【0062】なお、この例ではフィルタリング装置59
を排気装置21の入口(排気用フードの吸気開口部2
4)に設けて、外部環境に不必要な霧化したフラックス
11をその入口で排除しようとするものである。しか
し、このフィルタリング装置59を排気流路22の中間
部分や排気出口部分に設けてもよい。例えば、図12に
例示する第1フィルタ26や第2フィルタ27に代えて
使用することもできる。
を排気装置21の入口(排気用フードの吸気開口部2
4)に設けて、外部環境に不必要な霧化したフラックス
11をその入口で排除しようとするものである。しか
し、このフィルタリング装置59を排気流路22の中間
部分や排気出口部分に設けてもよい。例えば、図12に
例示する第1フィルタ26や第2フィルタ27に代えて
使用することもできる。
【0063】また、この例ではフィルタ45の走行路4
4の往路と復路の両方を排気流路22中に置いて2枚の
フィルタとして使用した状態に構成している。しかし、
往路または復路のみを排気流路22中に走行させるよう
に構成してもよい。
4の往路と復路の両方を排気流路22中に置いて2枚の
フィルタとして使用した状態に構成している。しかし、
往路または復路のみを排気流路22中に走行させるよう
に構成してもよい。
【0064】〈多層フィルタの形成〉図2あるいは図5
に示すように、このフィルタリング装置59ではそのフ
ィルタリング走行部43のフィルタ45の往路と復路の
間隔dを狭く採り、フィルタ45を2層に重ねて設けた
構成としている。これにより、フィルタ45を通る排気
雰囲気の排気流路22が複雑に変化する構造となり、霧
化したフラックス11の捕獲能力が格段に向上する。
に示すように、このフィルタリング装置59ではそのフ
ィルタリング走行部43のフィルタ45の往路と復路の
間隔dを狭く採り、フィルタ45を2層に重ねて設けた
構成としている。これにより、フィルタ45を通る排気
雰囲気の排気流路22が複雑に変化する構造となり、霧
化したフラックス11の捕獲能力が格段に向上する。
【0065】もちろん、フィルタリング走行部43にお
けるフィルタ45の往路と復路の間隔dを広くしても問
題はない。
けるフィルタ45の往路と復路の間隔dを広くしても問
題はない。
【0066】このように、フィルタ45が2層構造を採
るように構成することにより、フィルタ45として排気
雰囲気のフィルタリング走行部43を複雑に変化する構
造とすることができるが、この流路構造が固定している
とフィルタ45の特定の網目部分にのみ(排気雰囲気の
フィルタリング走行部43の特定部分にのみ)霧化した
フラックス11が付着・堆積する。他方、付着・堆積量
が増大すると排気雰囲気が流通する際の流動抵抗が増大
する等して排気流量が低下し、その結果としてフィルタ
リング装置59の捕獲能力の低下を招くようにもなる。
るように構成することにより、フィルタ45として排気
雰囲気のフィルタリング走行部43を複雑に変化する構
造とすることができるが、この流路構造が固定している
とフィルタ45の特定の網目部分にのみ(排気雰囲気の
フィルタリング走行部43の特定部分にのみ)霧化した
フラックス11が付着・堆積する。他方、付着・堆積量
が増大すると排気雰囲気が流通する際の流動抵抗が増大
する等して排気流量が低下し、その結果としてフィルタ
リング装置59の捕獲能力の低下を招くようにもなる。
【0067】そのため、このフィルタ45を走行させな
がら使用することにより、複雑に変化する排気雰囲気の
フィルタリング走行部43形状を時間的に変化させるこ
とが可能となり、フィルタ45の特定部分にのみ集中し
て霧化したフラックス11が付着・堆積することがなく
なり、フィルタリング作用の低下を防止することができ
るようになる。もちろん、その過程で洗浄タンク部46
においてフィルタ45の洗浄も行われる。
がら使用することにより、複雑に変化する排気雰囲気の
フィルタリング走行部43形状を時間的に変化させるこ
とが可能となり、フィルタ45の特定部分にのみ集中し
て霧化したフラックス11が付着・堆積することがなく
なり、フィルタリング作用の低下を防止することができ
るようになる。もちろん、その過程で洗浄タンク部46
においてフィルタ45の洗浄も行われる。
【0068】図6(a)〜(d)は、フィルタリング走
行部43において2層に構成されたフィルタ45が走行
することによって、その排気雰囲気の排気流路22が時
間的に変化することを示す図で、フィルタ45のエレメ
ント断面を○印でモデル化して示したもので、例えば、
網目を構成する金属製の隙間が2〜10mmに構成した
ものである。
行部43において2層に構成されたフィルタ45が走行
することによって、その排気雰囲気の排気流路22が時
間的に変化することを示す図で、フィルタ45のエレメ
ント断面を○印でモデル化して示したもので、例えば、
網目を構成する金属製の隙間が2〜10mmに構成した
ものである。
【0069】すなわち、フィルタ45が走行することに
より、そのエレメント(例えば金属線)の相対位置が図
6(a)→(b)→(c)→(d)→(a)→・・・の
ように変化し、排気雰囲気のフィルタリング走行部43
の形状もそれにつれて変化する。
より、そのエレメント(例えば金属線)の相対位置が図
6(a)→(b)→(c)→(d)→(a)→・・・の
ように変化し、排気雰囲気のフィルタリング走行部43
の形状もそれにつれて変化する。
【0070】〈フィルタの走行制御方法〉フィルタ45
の走行状態は、連続走行や間欠走行のいずれでもよい。
このような走行制御をどのように行うのかを次に説明す
る。
の走行状態は、連続走行や間欠走行のいずれでもよい。
このような走行制御をどのように行うのかを次に説明す
る。
【0071】図7(a),(b)は、フィルタ45の走
行制御手段を説明する図で、図7(a)は走行制御手段
の構成を示すブロック図、図7(b)は図7(a)の制
御手順を示すフローチャートである。
行制御手段を説明する図で、図7(a)は走行制御手段
の構成を示すブロック図、図7(b)は図7(a)の制
御手順を示すフローチャートである。
【0072】すなわち、プログラマブルコントローラや
マイクロコンピュータシステムで構成した制御部71
に、フィルタ45の走行駆動を行うモータ54の回転制
御を行わせる構成であり、制御部71には指示を与える
ための指示入力部(例えばキーボード)72を備えて
る。
マイクロコンピュータシステムで構成した制御部71
に、フィルタ45の走行駆動を行うモータ54の回転制
御を行わせる構成であり、制御部71には指示を与える
ための指示入力部(例えばキーボード)72を備えて
る。
【0073】駆動部73はモータ54を電力駆動する回
路で構成され、例えばモータ54がACインダクション
モータであれば可変周波数型のインバータ(VFインバ
ータ)等が適している。このインバータは通信ポートを
備え、制御部71が指示する周波数の出力を行えるもの
である。すなわち、この周波数によりモータ54の回転
速度を可変・調節し、電力の供給及び供給停止によりモ
ータ54の回転と停止を制御する。
路で構成され、例えばモータ54がACインダクション
モータであれば可変周波数型のインバータ(VFインバ
ータ)等が適している。このインバータは通信ポートを
備え、制御部71が指示する周波数の出力を行えるもの
である。すなわち、この周波数によりモータ54の回転
速度を可変・調節し、電力の供給及び供給停止によりモ
ータ54の回転と停止を制御する。
【0074】次に、モータ54の制御手順を説明する。
なお(1)〜(9)は各ステップを示す。この構成では
モータ54の制御手順を制御部71のソフトウェア上で
実現できる。すなわち、ステップ(1)で指示入力部7
2により連続走行が指示されたか間欠走行が指示された
かを判断し、連続走行であればステップ(2)へ移行し
て指示入力部72が指示する走行速度を読み込む。
なお(1)〜(9)は各ステップを示す。この構成では
モータ54の制御手順を制御部71のソフトウェア上で
実現できる。すなわち、ステップ(1)で指示入力部7
2により連続走行が指示されたか間欠走行が指示された
かを判断し、連続走行であればステップ(2)へ移行し
て指示入力部72が指示する走行速度を読み込む。
【0075】続いて、ステップ(3)へ移行してこの走
行速度となる周波数で電力を出力するように駆動部73
へ指示する。その後ステップ(4)へ移行し、指示入力
部72から停止指令があるか否かを判断し、停止指令が
あった場合にのみステップ(5)へ移行してモータ54
の回転を停止させる。すなわち、駆動部73に対して電
力の出力を停止させる。
行速度となる周波数で電力を出力するように駆動部73
へ指示する。その後ステップ(4)へ移行し、指示入力
部72から停止指令があるか否かを判断し、停止指令が
あった場合にのみステップ(5)へ移行してモータ54
の回転を停止させる。すなわち、駆動部73に対して電
力の出力を停止させる。
【0076】他方、ステップ(1)で間欠走行が指示さ
れていた場合にはステップ(6)へ移行し、指示入力部
72から指示される間欠走行タイミングを読み込む。す
なわち走行時間t1 と停止時間t2 を読み込む。そして
ステップ(7)へ移行し、予め決めてある(ソフトウェ
ア上で決めてある)走行速度(周波数)で時間t1 に亘
りモータ54に電力を供給するように駆動部73へ指示
する。その後ステップ(8)へ移行し、時間t2 に亘り
モータ54への電力供給を停止するように駆動部73へ
指示する。なお、制御部71すなわちマイクロコンピュ
ータシステムはその内部にタイマを備えている。
れていた場合にはステップ(6)へ移行し、指示入力部
72から指示される間欠走行タイミングを読み込む。す
なわち走行時間t1 と停止時間t2 を読み込む。そして
ステップ(7)へ移行し、予め決めてある(ソフトウェ
ア上で決めてある)走行速度(周波数)で時間t1 に亘
りモータ54に電力を供給するように駆動部73へ指示
する。その後ステップ(8)へ移行し、時間t2 に亘り
モータ54への電力供給を停止するように駆動部73へ
指示する。なお、制御部71すなわちマイクロコンピュ
ータシステムはその内部にタイマを備えている。
【0077】続いてステップ(9)へ移行し、指示入力
部72から停止指令があるか否かを判断し、停止指令が
ない場合にはステップ(7)に戻って以上の手順を繰り
返し、停止指令があった場合にはモータ54の回転を停
止したまま制御を終了する。
部72から停止指令があるか否かを判断し、停止指令が
ない場合にはステップ(7)に戻って以上の手順を繰り
返し、停止指令があった場合にはモータ54の回転を停
止したまま制御を終了する。
【0078】このように、所望の速度あるいはデューテ
ィサイクルでフィルタ45を走行させることができる。
ィサイクルでフィルタ45を走行させることができる。
【0079】この例の他に、噴霧ノズル12から霧化し
たフラックス11の噴霧あるいはスイング装置13のス
イングに合わせて、その期間のみについてモータ54が
回転するように構成することもできる。すなわち、それ
らの制御線とモータ駆動部を接続すればよい。
たフラックス11の噴霧あるいはスイング装置13のス
イングに合わせて、その期間のみについてモータ54が
回転するように構成することもできる。すなわち、それ
らの制御線とモータ駆動部を接続すればよい。
【0080】〈その他の実施例〉図8は、本発明の他の
実施例を示す側断面図で、図2と同一符号は同一部分を
示す。
実施例を示す側断面図で、図2と同一符号は同一部分を
示す。
【0081】図8においては、フィルタリング走行部4
3の両端に洗浄タンク部46を備え、フィルタ45の往
路および復路のいずれに対してもフィルタ45を洗浄す
るように構成した例である。
3の両端に洗浄タンク部46を備え、フィルタ45の往
路および復路のいずれに対してもフィルタ45を洗浄す
るように構成した例である。
【0082】このように図8のものでは、往路と復路の
いずれにおいても洗浄なフィルタ45を走行させること
ができる。
いずれにおいても洗浄なフィルタ45を走行させること
ができる。
【0083】図9は、本発明のさらに他の実施例を示す
側断面図で、図2と同一符号は同一部分を示す。
側断面図で、図2と同一符号は同一部分を示す。
【0084】図9においては、フィルタリング走行部4
3においてフィルタ45を複数回折り返してジグザグ状
に多層のフィルタからなる層状のフィルタ45を形成し
たものである。
3においてフィルタ45を複数回折り返してジグザグ状
に多層のフィルタからなる層状のフィルタ45を形成し
たものである。
【0085】このように、図9のものでは、フィルタリ
ング作用をさらに向上させることができる。
ング作用をさらに向上させることができる。
【0086】図10は、本発明のさらに他の実施例を示
す側断面図で、図2と同一符号と同一部分を示す。
す側断面図で、図2と同一符号と同一部分を示す。
【0087】図10においては、フィルタリング装置5
9のフィルタに多孔質部材を用いた例を示すものであ
る。すなわち、多孔質部材として、例えば液体を含ませ
ることができ、かつ圧搾により脱液できる海綿状の帯状
フィルタ(以下、単にフィルタという)81を使用した
例である。
9のフィルタに多孔質部材を用いた例を示すものであ
る。すなわち、多孔質部材として、例えば液体を含ませ
ることができ、かつ圧搾により脱液できる海綿状の帯状
フィルタ(以下、単にフィルタという)81を使用した
例である。
【0088】そのため、フィルタ81は洗浄タンク47
内の洗浄液48中を走行し、次いで洗浄の完了した直後
に圧搾ローラ82で圧搾されてフィルタ81に保持し含
まれている洗浄液48を脱液するように構成している。
内の洗浄液48中を走行し、次いで洗浄の完了した直後
に圧搾ローラ82で圧搾されてフィルタ81に保持し含
まれている洗浄液48を脱液するように構成している。
【0089】これにより、フィルタ81による洗浄液4
8の持ち出しを極めて少なく抑制することができる。も
ちろん、透孔の小さい多孔質のフィルタ81を使用する
ことにより、霧化したフラックス11の捕獲率は格段に
向上する。
8の持ち出しを極めて少なく抑制することができる。も
ちろん、透孔の小さい多孔質のフィルタ81を使用する
ことにより、霧化したフラックス11の捕獲率は格段に
向上する。
【0090】そして、霧化したフラックス11を捕獲し
たフィルタ81は直ちに洗浄することができるので、捕
獲したフラックス11でフィルタ81が目詰まりを生ず
るようなこともなく、常に良好なフィルタリング状態を
保持することができる。
たフィルタ81は直ちに洗浄することができるので、捕
獲したフラックス11でフィルタ81が目詰まりを生ず
るようなこともなく、常に良好なフィルタリング状態を
保持することができる。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明は、各請求項に対応
して次のように効果がある。
して次のように効果がある。
【0092】請求項1記載の発明では、常に清浄なフィ
ルタを使用することができるようになり、フィルタリン
グ作用の低下もなくフィルタの清掃作業や交換作業も不
要となる。また、排気がタンク部を通らないので、洗浄
液が大量に排気と一緒に外部環境へ放出されることもな
い。さらに、VOCを含まないフラックスを使用した場
合であっても、フィルタリング作用を低下させることな
く連続して安定にフィルタリングを行うことができるよ
うになる。
ルタを使用することができるようになり、フィルタリン
グ作用の低下もなくフィルタの清掃作業や交換作業も不
要となる。また、排気がタンク部を通らないので、洗浄
液が大量に排気と一緒に外部環境へ放出されることもな
い。さらに、VOCを含まないフラックスを使用した場
合であっても、フィルタリング作用を低下させることな
く連続して安定にフィルタリングを行うことができるよ
うになる。
【0093】請求項2記載の発明では、フィルタに多孔
質部材を使用して霧化フラックスの捕獲率を向上するこ
とができることと併せて、フィルタを直ちに洗浄するこ
とができるので目詰まりを生ずることもない。さらに、
多孔質のフィルタを使用しても洗浄液の消費量が極めて
少なくて済み、運転コストも低く抑えることができる。
質部材を使用して霧化フラックスの捕獲率を向上するこ
とができることと併せて、フィルタを直ちに洗浄するこ
とができるので目詰まりを生ずることもない。さらに、
多孔質のフィルタを使用しても洗浄液の消費量が極めて
少なくて済み、運転コストも低く抑えることができる。
【0094】請求項3記載の発明では、請求項1の効果
に加えて、フィルタがタンク部から持ち出す洗浄液量を
抑制することが可能となり、洗浄液の消費を少なく抑え
るとともに外部環境への不必要な放出も抑えることがで
きる。これにより、請求項1の効果を良好に発揮できる
ようにすることができる。
に加えて、フィルタがタンク部から持ち出す洗浄液量を
抑制することが可能となり、洗浄液の消費を少なく抑え
るとともに外部環境への不必要な放出も抑えることがで
きる。これにより、請求項1の効果を良好に発揮できる
ようにすることができる。
【0095】請求項4記載の発明では、請求項1ないし
3のいずれかの効果に加えて、フィルタの洗浄性を向上
させ、また、洗浄液の持ち出しをさらに抑制することが
できるので、一層経済的な運転を行うことができるよう
になる。
3のいずれかの効果に加えて、フィルタの洗浄性を向上
させ、また、洗浄液の持ち出しをさらに抑制することが
できるので、一層経済的な運転を行うことができるよう
になる。
【0096】請求項5記載の発明では、フィルタリング
作用を向上させて霧化フラックスの捕獲率を向上させる
ことができるようになる。また、フィルタの偏った汚
れ、すなわちフラックスの付着を防止することができる
ので、連続して安定したフィルタリングを行うことがで
きるようになる。
作用を向上させて霧化フラックスの捕獲率を向上させる
ことができるようになる。また、フィルタの偏った汚
れ、すなわちフラックスの付着を防止することができる
ので、連続して安定したフィルタリングを行うことがで
きるようになる。
【0097】請求項6記載の発明では、請求項5の効果
に加えて請求項4と同様の効果が得られる。
に加えて請求項4と同様の効果が得られる。
【0098】以上のように、噴霧式フラックス塗布装置
の清潔で優れた運転操作環境を実現することができるよ
うになる。
の清潔で優れた運転操作環境を実現することができるよ
うになる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のI−I線による断面図である。
【図3】図1のフィルタリング装置の取り付け態様例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】図1のフィルタの各種網目形状の例を示す図で
ある。
ある。
【図5】図1のフィルタリング装置の動作を説明する図
である。
である。
【図6】多層に形成したフィルタの作用を説明する図で
ある。
ある。
【図7】図1のフィルタの走行制御手段を示す図で、図
7(a)は走行制御手段の構成を示すブロック図、図7
(b)は図7(a)の制御手順を示すフローチャートで
ある。
7(a)は走行制御手段の構成を示すブロック図、図7
(b)は図7(a)の制御手順を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の他の実施例を示す側断面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す側断面図であ
る。
る。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示す側断面図で
ある。
ある。
【図11】従来のスプレー式フラックス塗布装置の一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】従来のフラクサーにおけるフラックスミスト
類の回収処理装置の縦断正面図である。
類の回収処理装置の縦断正面図である。
1 プリント配線板 2 搬送コンベア 11 フラックス 12 噴霧ノズル 17 フラックス塗布装置 21 排気装置 22 排気流路 23 フード 24 吸気開口部 25 吸気配管部 41 フレーム 43 フィルタリング走行部 44 走行路 45 帯状フィルタ 46 洗浄タンク部 47 洗浄タンク 48 洗浄液 52 ブラシ 54 モータ 55 走行駆動部 56 バー 59 フィルタリング装置 61 スロット 71 制御部 72 指示入力部 73 駆動部 81 帯状フィルタ 82 圧搾ローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (6)
- 【請求項1】 被フラックス塗布ワークにフラックスを
霧化して吹き付け、前記被フラックス塗布ワークに塗着
しなかった前記霧化したフラックスと周辺雰囲気とを一
緒に吸い込んで排気する排気流路中に設けられて前記排
気雰囲気中の霧化したフラックスを捕獲する噴霧式フラ
ックス塗布装置におけるフィルタリング装置であって、 前記排気流路中に無端状に形成された帯状フィルタの少
なくとも往路または復路を形成するフィルタリング走行
部と、 他方、前記排気流路から独立して設けられるとともに、
前記帯状フィルタを洗浄液中に浸漬して洗浄する洗浄タ
ンク部と、 この洗浄タンク部内の洗浄液中に前記帯状フィルタを走
行させる走行路と、 さらに、前記帯状フィルタの回動走行駆動を行う走行駆
動部と、を備えたことを特徴とする噴霧式フラックス塗
布装置におけるフィルタリング装置。 - 【請求項2】 帯状フィルタが多孔質部材からなり、洗
浄液中を走行した直後の前記帯状フィルタに含まれた前
記洗浄液を圧搾して脱液するフィルタ圧搾部を備えた、
ことを特徴とする請求項1記載の噴霧式フラックス塗布
装置におけるフィルタリング装置。 - 【請求項3】 帯状フィルタの網目の大きさは、前記フ
ィルタを洗浄液に浸漬して引き上げた際に前記網目の中
に前記洗浄液が保持されない大きさに形成されたもので
ある、ことを特徴とする請求項1記載の噴霧式フラック
ス塗布装置におけるフィルタリング装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の噴霧式フラックス塗布装置におけるフィルタリング
装置において、 帯状フィルタの回動走行が間欠走行である、ことを特徴
とする噴霧式フラックス塗布装置におけるフィルタリン
グ装置。 - 【請求項5】 被フラックス塗布ワークにフラックスを
霧化して吹き付け、前記被フラックス塗布ワークに塗着
しなかった前記霧化したフラックスと周辺雰囲気とを一
緒に吸い込んで排気する排気流路中に設けられて前記排
気雰囲気中の霧化したフラックスを捕獲する噴霧式フラ
ックス塗布装置におけるフィルタリング装置の運転制御
方法であって、 前記排気流路中に無端状に形成された帯状フィルタの少
なくとも往路または復路を形成するフィルタリング走行
部と、 他方、前記排気流路から独立して設けられるとともに、
前記帯状フィルタを洗浄液中に浸漬して洗浄する洗浄タ
ンク部と、 この洗浄タンク部内の洗浄液中に前記帯状フィルタを走
行させる走行路と、 前記帯状フィルタの回動走行駆動を行う走行駆動部とを
備え、 さらに前記フィルタリング走行部における前記帯状フィ
ルタの往路と復路とを近接して前記帯状フィルタを層状
に設け、この層状に設けた前記帯状フィルタを回動走行
させて前記帯状フィルタを通過する雰囲気の流路の形状
を変えながら、前記雰囲気中の霧化したフラックスを捕
獲する、ことを特徴とする噴霧式フラックス塗布装置に
おけるフィルタリング装置の運転制御方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の噴霧式フラックス塗布
装置におけるフィルタリング装置の運転制御方法におい
て、 帯状フィルタの回動走行が間欠走行である、 ことを特徴とする噴霧式フラックス塗布装置におけるフ
ィルタリング装置の運転制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31575296A JPH10308577A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 噴霧式フラックス塗布装置におけるフィルタリング装置およびその運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31575296A JPH10308577A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 噴霧式フラックス塗布装置におけるフィルタリング装置およびその運転制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308577A true JPH10308577A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=18069128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31575296A Pending JPH10308577A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 噴霧式フラックス塗布装置におけるフィルタリング装置およびその運転制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10308577A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006339375A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Yokota Technica:Kk | リフロー半田付け装置及びフラックス回収装置 |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP31575296A patent/JPH10308577A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006339375A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Yokota Technica:Kk | リフロー半田付け装置及びフラックス回収装置 |
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