JPH10309646A - パレット搬送装置 - Google Patents

パレット搬送装置

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JPH10309646A
JPH10309646A JP13301297A JP13301297A JPH10309646A JP H10309646 A JPH10309646 A JP H10309646A JP 13301297 A JP13301297 A JP 13301297A JP 13301297 A JP13301297 A JP 13301297A JP H10309646 A JPH10309646 A JP H10309646A
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JP
Japan
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pallet
workpiece
actuator
transfer device
station
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JP13301297A
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English (en)
Inventor
Tadashi Yoshida
忠 吉田
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Original Assignee
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレット搬送装置において、加工ステーショ
ンと搬送装置との間に設けられる待機ステーションを、
未加工の工作物と加工済の工作物とがそれぞれ待機する
エリアを区別して構成することにより、工作機械の稼働
率を向上する。 【解決手段】 台車式搬送装置9が荷下ろし位置13に
到着すると、未加工の工作物を載置したパレットが待機
ステーション15の未加工工作物待機エリア16に移さ
れる。加工ステーション19で加工処理が終了した加工
済の工作物は、パレットと共に待機ステーション15の
加工済工作物待機エリア17に移動しており、荷積み位
置14に移動している台車式搬送装置9に移される。加
工物は次々と搬入搬出されるので、マシニングセンタ5
の稼働率を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スタッカから取
り出した少なくとも工作物を載置したパレットをマシニ
ングセンタ等の工作機械へ、或いはその逆の工作機械か
らスタッカへ搬送するパレット搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マシニングセンタを主体としたフ
レキシブルな生産システムは、パレットプールが搬送及
びストッカーの機能を兼務しており、パレットプール上
における柔軟性の選択と、パレットプールから自動パレ
ット交換装置を介して工作物が自動供給されることによ
って連続したNC加工が可能になり、生産性の向上が図
られている設備である。マシニングセンタは、主として
角物形状等の工作物を加工の対象としてNC制御される
工作機械であり、プログラミングされたとおりの手順で
加工が進行するが、工作物の交換作動に関しては、交換
構造の複雑性や交換作業の迅速性等の種々の問題が残さ
れていた。上記のような問題を解決するため、マシニン
グセンタにパレットを交換可能に供給するパレット搬入
搬出装置が開発されている。
【0003】しかしながら、工作物は重量物である場合
があるので、工作物を載置したパレットの搬送、特に搬
送手段間の移載については、従来次のように行われてい
る。即ち、図7に示すように、パレット昇降台(図示せ
ず)を作動してガイドレール81よりスライドフォーク
86を高く位置させた状態で、パレットPを搭載したス
ライドフォーク86をガイドレール81上に伸び出さ
せ、パレットPをガイドレール81の上方の所定の位置
まで移動させて停止させる。再びパレット昇降台を作動
させてパレットPをガイドレール81上のパレット置台
83に載置し、パレットPの係止穴をパレット置台83
上に設けられた複数の係止突起85に係止させ、スライ
ドフォーク86をパレットPから離脱させる。工作物は
パレットP上に設定されており、工作物はパレットPと
共に移動する。パレットPへの工作物の設定は、パレッ
トPに工作物を直接取り付ける場合と治具等を用いて取
り付ける場合がある。パレットPから離脱したスライド
フォーク86は、受渡し装置(図示せず)を作動して引
っ込められ、受渡し装置内に収納される。
【0004】シフト装置80は、ガイドレール81、ガ
イドレール81上でスライドできるパレット置台83、
及びパレット置台83をガイドレール81上でスライド
させるためベース(図示せず)に固定されたアクチュエ
ータ(通常、油圧シリンダ装置、図示せず)から構成さ
れている。パレット置台83には、アクチュエータの出
力ロッドを固定するための連結具84が設けられてい
る。また、ガイドレール81の両端には、パレット置台
83の摺動移動範囲を規制するストッパ82が設けられ
ている。従って、パレット置台83は、アクチュエータ
の作動によって、ガイドレール81上をスライドフォー
ク86からの移載位置Sと待機位置Tとの間を往復移動
される。
【0005】シフト装置80のアクチュエータを作動し
て、パレットPを載置したパレット置台83をガイドレ
ール81に沿って待機位置Tまで移動すると、パレット
置台83に載置されたパレットと工作物は、旋回機構、
把持機構及び駆動用の電動機等の各機構を備えた旋回交
換装置(図示せず)によって、マシニングセンタ等の工
作機械(図示せず)で加工された加工済の工作物及びパ
レットと交換される。未加工の工作物は加工ステーショ
ンに固定され、加工済み工作物が待機位置Tに位置しパ
レット置台83に載置される。シフト装置80のアクチ
ュエータが作動して待機位置Tに位置するパレット置台
83が移載位置Sに移動され、加工済の工作物が受渡し
装置によってスライドフォーク86がパレットPの下方
に伸び出して停止する。次いで、パレット昇降台が上昇
してスライドフォーク86とパレットP及びパレットP
に載置された加工済の工作物とを持ち上げ、パレット置
台83の係止突起85からパレットPを離脱させ、スラ
イドフォーク86がガイドレールへと引っ込んで加工済
の工作物が受渡し装置へと回収される。
【0006】加工ステーションに移動した工作物はマシ
ニングセンタで加工されており、移載位置S及び待機位
置Tのいずれにも加工物が存在しない状態のときに、次
に加工される工作物は、受渡し装置において準備され、
スライドフォーク86によって移載位置Sへ移載され、
且つアクチュエータによって待機位置Tに移動させられ
る。以下、前述したように旋回交換装置によって、未加
工の工作物は、加工ステーションでの加工が終了した加
工済の工作物と同時に交換され、かかるサイクルを繰り
返して、高価なマシニングセンタの稼働率を向上して、
加工費を低減させる努力が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のパレットに載置
した状態の工作物をラックからマシニングセンタに搬送
するには、スライドフォークやガイドレールから成る中
間ステーション、マシニングセンタ側に設置された旋回
交換装置等の各ステーションや搬送装置を経る必要があ
り、構造が複雑化して製作コストが上昇すると共に、搬
送がスムースでなく長い搬送時間を要する。特に、旋回
交換装置は電動機を有する大がかりな装置であり、コス
ト上昇要因となる一方で、マシニングセンタによる工作
物の加工時間が短い場合には、加工済の工作物と未加工
の工作物との交換に要する時間の方が長くなり、高価な
マシニングセンタを効率的に利用し切れないという問題
点がある。
【0008】更に、従来のガイドレール、係止突起及び
シフト装置を有する搬送装置は、これら三者間の相互関
係を正確に設定し、且つ正確に作動する必要がある。パ
レットは重量物である工作物を載置しており、且つパレ
ット置台83とパレットとの係合は凹凸係合であるか
ら、パレット置台83上にパレットを載置するには、パ
レットを昇降台によって上下に正確に昇降させる必要が
あり、パレット置台83上へのパレットPの位置決めに
時間を要して、この点からも高価なマシニングセンタを
効率的に利用し切れないという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
の課題を解決することであり、少なくとも工作物を載置
したパレットを、搬送手段からパレットをマシニングセ
ンタ等の工作機械の加工ステーションへ移送するに際し
て、旋回交換装置を使用しないことでパレットを搬送す
る搬送装置を簡単化して搬送装置の製作コストを低減す
ると共に、搬送手段から工作物を受渡しする待機ステー
ションを、搬送手段から受け取って加工ステーションへ
送り出すための未加工工作物待機エリアと、加工ステー
ションから送られて搬送手段へ渡すための加工済工作物
待機エリアとに区別して、パレットの移載を効率的にし
てマシニングセンタ等の工作機械の稼働率を向上させる
ことを可能とするパレット搬送装置を提供することであ
る。
【0010】この発明は、少なくとも工作物が載置され
たパレットをスタッカに対して受け渡しする搬送手段、
前記搬送手段からの前記パレットを受け取る未加工工作
物待機エリアと前記未加工工作物待機エリアに併設され
且つ前記搬送手段へ前記パレットを受け渡しする加工済
工作物待機エリアとを備えた待機ステーション、及び前
記未加工工作物待機エリアからの工作物を受け取って加
工し且つ加工済の前記工作物を前記加工済工作物待機エ
リアに送り出す工作機械が設置されている加工ステーシ
ョンから構成されていることから成るパレット搬送装置
に関する。
【0011】この発明によるパレット搬送装置は、以上
のように構成されているので、次のように作動する。即
ち、スタッカが取り出した工作物を載置したパレット
は、搬送手段によって、工作機械が設置されている側の
待機ステーションに搬送される。搬送手段が搬送したパ
レットは、待機ステーションにおいて未加工工作物待機
エリアに移載される。未加工工作物待機エリアに移載さ
れた未加工物を載置したパレットは、加工ステーション
に受け取られて工作機械によって予め定められた加工が
施される。工作機械による加工が終了した工作物は、加
工ステーションから待機ステーションの加工済工作物待
機エリアに送り出される。搬送装置は、加工済工作物待
機エリアに送り出された加工済工作物を載置したパレッ
トを受け取り、パレットを載置した状態で搬送してスタ
ッカに渡す。スタッカは、加工済工作物を適宜のラック
等の収容設備に収納するか、或いは外部へ搬出すべく入
出力ステーションに搬送する。未加工工作物待機エリア
と加工済工作物待機エリアとは、互いに異なるエリアで
あって且つ併設されているので、旋回交換装置の作動を
待つことなく、両エリア間の僅かな距離を搬送手段が移
動することによって、特に既に加工済工作物待機エリア
に待機している加工済工作物を直ちに搬送手段が受け取
ることが可能となる。
【0012】上記パレット搬送装置において、搬送手段
は、スタッカに対して工作物を受渡しする受渡しステー
ションと待機ステーションとの間をパレットを載置した
状態で走行可能な台車式搬送装置である。スタッカと搬
送手段との間の受渡しステーションと待機ステーション
との間の距離が長い場合には、ガイドレールに載せたパ
レットをアクチュエータによってスライドさせる構造で
は対応が困難であるが、搬送手段を台車式搬送装置で構
成すると、台車の走行によって、両ステーション間の距
離が長くても、両ステーション間の搬送を短時間で行う
ことが可能となる。したがって、搬送手段は、従来の複
雑な機構を有する搬送手段を順次経る必要がなく、搬送
装置の構造の簡単化と搬送時間の短縮を果たすことがで
きる。
【0013】上記パレット搬送装置において、前記台車
式搬送装置は、台車本体、前記台車本体に設けられ且つ
パレットを走行可能に支持するスライドガイド、台車本
体に設けられ且つパレットをスライドガイドに沿って走
行させるアクチュエータ、及びパレットに設けられた係
合部に係脱可能に係止するためアクチュエータに設けら
れた係止部を備えている。パレットの上面は、工作物等
の加工に要する物品を載置する面に利用されている。パ
レットは、台車本体に設けられたスライドガイド上に走
行可能に支持される。台車にパレットを載置するとき、
或いは台車からパレットを移載するときに、パレットは
台車本体に設けられたアクチュエータによってスライド
ガイド上を走行される。係止部及び係合部は、アクチュ
エータとパレットとの一方に設けられた凸部と他方に設
けられた凹部とから構成すると、簡単な構造で実現でき
る。
【0014】アクチュエータとパレットとの係合は、パ
レットに設けられた係合部にアクチュエータに設けられ
た係止部を係合させることにより、行われる。アクチュ
エータに設けられた係止部は係脱自在である。工作物が
パレットに載置されている状態でスタッカや加工済工作
物待機エリアにいるときに、係止部がパレットに設けら
れた係合部に係止してアクチュエータが作動すると、工
作物を載置した状態のパレットを台車に引き寄せてスラ
イドガイド上に載せることができる。また、台車式搬送
装置が走行しているときにアクチュエータの係止部をパ
レットの係合部に係止させておくと、パレットは台車上
に保持され、搬送装置等の不意な動きによって台車にお
けるパレットの位置が変わることがない。更に、台車上
に工作物がパレットに載置されて載置されたパレット
は、アクチュエータの係止部をパレットの係合部に係止
させた状態でアクチュエータを作動させると、工作物を
載置したパレットは、スライドイド上を走行してスタッ
カ又は未加工工作物待機エリアに引き渡すことが可能と
なる。
【0015】上記パレット搬送装置において、前記アク
チュエータは台車本体に対してスライドガイドに平行な
軸線の回りに回動自在に取り付けられており、アクチュ
エータが回動することによって係止部が係合部に対して
係脱する。台車式搬送装置のスペースの観点からも、ア
クチュエータの係止部が係止するパレットの係合部は、
パレットの側部が利用される。アクチュエータをスライ
ドガイドに平行な軸線の回りに予め定められた位置まで
回動させると、アクチュエータに設けた係止部が、パレ
ットの側部に設けた係合部に係止して、アクチュエータ
の出力が係止部と係合部との係止を介してパレットに伝
達されて、アクチュエータの動作によってパレットをス
ライドガイドに沿って搬送させることが可能となる。ま
た、アクチュエータを予め定められた位置から反対方向
に回動させるとアクチュエータの係止部がパレットの係
合部から外れてアクチュエータはパレットから離脱す
る。アクチュエータがパレットとの係止から外れると、
フォークリフト等の搬送装置によってパレットをスライ
ドガイド上から移載させることが可能となる。
【0016】上記パレット搬送装置において、前記アク
チュエータは、多段式伸縮シリンダである。アクチュエ
ータを、多段式伸縮シリンダで構成すると、収縮状態で
は、アクチュエータの長さを短くし、特に搬送手段が台
車式搬送装置である場合には、台車本体の大きさの範囲
内に収めることが可能である。また、伸長状態では、シ
リンダの非作動状態の長さに対して先端部のストローク
長さが長くなり、アクチュエータがパレットを走行させ
る距離が大きくなる。
【0017】上記パレット搬送装置において、前記アク
チュエータは多段式伸縮シリンダに平行に配置された多
段式伸縮ガイドを備え、係止部は多段式伸縮ガイドの最
先端のガイドに設けられている。多段式伸縮シリンダと
多段式伸縮ガイドとは、平行四辺形の枠構造を構成する
ことになり、パレットと係止することによってパレット
移載時にアクチュエータに作用する曲げに対する抵抗を
向上することが可能となる。
【0018】上記パレット搬送装置において、前記スラ
イドガイド及び前記アクチュエータは、台車式搬送装置
の台車本体に旋回可能に設けられたテーブルに搭載され
ている。スライドガイドとアクチュエータとを台車式搬
送装置の旋回可能なテーブルに搭載すると、台車式搬送
装置がレール上を走行するような場合に台車式搬送装置
の姿勢の向きにかかわらず、どの方向にもパレットを受
取り且つ引き渡すことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
によるパレット搬送装置の実施例について説明する。ま
ず、このパレット搬送装置が適用される、自動倉庫とマ
シニングセンタとを組み合わせた生産システムについ
て、図6を参照して説明する。図6は、かかる生産シス
テムの概略平面図である。図6に示した自動倉庫では、
モノレールスタッカ1は、例えば上下に平行に配置され
たモノレール軌道2(下方のモノレール軌道のみを図示
する)に沿って走行可能なシングルマスト型のスタッカ
である。モノレール軌道2に沿って多数のラック(収納
棚)3が立体的に多段、多列に配置されている。ラック
3は、加工素材、半製品、完成品、各種パレット及び治
工具等の加工に必要な一切の物品を格納可能である。モ
ノレールスタッカ1は、所定のラック3から予め定めら
れた工作物、治具等の物品を取り出したり、所定のラッ
ク3に予め定められた物品を格納する。作業員が入力し
た制御室4からの指令によって、ラック3から必要に応
じて物品の取出しと格納とが自動的に行われ、在庫品を
堆積させないように在庫管理を図ることができる。
【0020】図6に示された自動倉庫においては、マシ
ニングセンタ5、NC工作機械群、専用加工機群、その
他の工作機械と組み合わされている。工作機械は、ラッ
ク3の外側に配置され、各種の素材に対して上記の各種
工作機械によって必要な加工が施される。マシニングセ
ンタ5は、工作物に加工を施すため各種のバイトを交換
可能に構成されている。モノレールスタッカ1によって
取り出された例えば加工前の工作物(素材又は半完成
品)がマシニングセンタ5へ供給され、マシニングセン
タ5によって加工が施された工作物はモノレールスタッ
カ1によって所定のラック3へ収納される。
【0021】工作物に付加的な治具等の取付け取外し、
パレット上での姿勢や向きを含めた工作物のパレットへ
の取付け等の工作物の加工に関する必要な段取りを行う
ステーションとして、段取りステーション6がモノレー
ル軌道2に沿って設置されている。段取りが行われた素
材や半加工品はモノレールスタッカ1によって所定のラ
ック3又はマシニングセンタ5に搬送される。段取りス
テーション6を制御するためのターミナル7が、段取り
ステーション6に近接して設置されている。モノレール
軌道2に沿って段取りステーション6に併設されている
治具取出しステーション8は、段取りステーション6で
の加工物の取付け等に必要な治具のラックからの取出し
と、加工物から取り外した治具のラックへの格納を司
る。
【0022】この発明によるパレット搬送装置の一実施
例を、図1〜5の記載に基づいて説明する。まず、図1
の記載に基づいて、この発明によるパレット搬送装置が
適用される生産システムの要部を説明する。図1はこの
発明によるパレット搬送装置の一実施例を示す概略平面
図である。
【0023】モノレールスタッカ1とマシニングセンタ
5との間における工作物の搬送は、台車式搬送装置9を
経て行われる。台車式搬送装置9は、この発明による搬
送装置を構成している。即ち、ラック3に収納されてい
る工作物は、パレットに工作物が載置された状態で、台
車式搬送装置9を経てマシニングセンタ5に送られる。
また、マシニングセンタ5によって加工が施された工作
物は台車式搬送装置9を逆に辿って、モノレールスタッ
カ1によって所定のラック3へ収納される。
【0024】予めラック3に収納された素材又は半完成
品をマシニングセンタ5で加工する場合、素材又は半完
成品はラック3から又は段取りステーション6からモノ
レールスタッカ1によって取り出され、パレットPに載
置された状態で、台車式搬送装置9によってマシニング
センタ5に搬送される。モノレールスタッカ1と台車式
搬送装置9との間におけるパレットの移載は、台車式搬
送装置9が到着したモノレールスタッカ1側の発着位置
10において行われる。台車式搬送装置9は、モノレー
ルスタッカ1側の発着位置10と、モノレールスタッカ
1が走行するモノレール軌道2と直交する方向に離れた
マシニングセンタ5側の発着位置11との間を走行す
る。
【0025】台車式搬送装置9のモノレールスタッカ1
側の発着位置10に対応したモノレールスタッカ1の所
定位置は、受渡しステーション12となっている。受渡
しステーション12において、モノレールスタッカ1か
ら工作物等の必要な物品が台車式搬送装置9に移載され
る。また、マシニングセンタ5で加工が施された半加工
品、完成品或いは使用済の工具等も、発着位置10に到
着した台車式搬送装置9から受渡しステーション12に
おいてモノレールスタッカ1に移載され、その後、上記
種類に応じてラック3へ直接に又は治具取出しステーシ
ョン8を経てラック3に、或いは外部に搬送される。
【0026】台車式搬送装置9のマシニングセンタ5側
の発着位置11は、荷下ろし位置13と、荷下ろし位置
13に隣接して配置されている荷積み位置14とから構
成されている。待機ステーション15は、荷下ろし位置
13に対応して、未加工工作物待機エリア16を有して
いる。待機ステーション15においては、未加工工作物
待機エリア16に隣接して加工済工作物待機エリア17
が併設されており、加工済工作物待機エリア17は台車
式搬送装置9の一方の発着位置である荷積み位置14に
対応している。未加工工作物待機エリア16から、マシ
ニングセンタ5による加工を経て加工済工作物待機エリ
ア17にパレットPを移送するために適宜のパレット移
送手段21が設けられている。パレット移送手段21に
よれば、未加工工作物待機エリア16を出発したパレッ
トPは、供給側中間ステーション18、加工ステーショ
ン19、排出側中間ステーション20を経て加工済工作
物待機エリア17に至る。パレット移送装置21は、パ
レットPを把持するチャック等の適宜の移動手段(図示
せず)を用いて隣接する位置間でパレットPを移動させ
る機構とすることができるが、これに限定されない。
【0027】したがって、台車式搬送装置9が受渡しス
テーション12から走行して荷下ろし位置13に到着す
ると、台車式搬送装置9が搭載しているパレットPは、
荷下ろし位置13に対応する待機ステーション15の未
加工工作物待機エリア16に受け取られる。未加工工作
物待機エリア16に受け取られたパレットPは、パレッ
ト移送手段21によって供給側中間ステーション18を
経て加工ステーション19に移送される。マシニングセ
ンタ5は、加工ステーション19においてパレットPに
搭載された工作物に対して予めプログラムされた加工を
施す。その間に、台車式搬送装置9は、荷下ろし位置1
3から荷積み位置14に移動し、加工済工作物待機エリ
ア17に到着している既に加工済の工作物を載置した別
のパレットPを受け取る。パレットPを受け取った台車
式搬送装置9は、モノレールスタッカ1に移載すべく受
渡しステーション12に対応した発着位置10に向かっ
て走行する。一方、加工ステーション19で所定の加工
が完了した工作物は、排出側中間ステーション20を経
て加工済工作物待機エリア17に至る。
【0028】次に、図2〜図5を参照して、この発明に
よるパレット搬送装置に適用される台車式搬送装置9及
び台車式搬送装置9に備わるパレットPの移載のために
用いられるアクチュエータの構造について詳細に説明す
る。図2は図1におけるパレット搬送装置に用いられる
台車式搬送装置を説明する正面図、図3は図1のパレッ
ト搬送装置に用いられる台車式搬送装置の側面図、図4
は図2及び図3に示した台車式搬送装置のパレットの移
載機構を説明する平面図、そして図5は図4に示した台
車式搬送装置のパレットの移載機構の拡大正面図であ
る。
【0029】図2及び図3に示すように、台車式搬送装
置9は、床面Fに敷設されたレール22上を走行するこ
とができるように、駆動輪23と従動輪24とを備えて
いる。台車式搬送装置9の走行終端においては、レール
22に想像線で示すストッパ25が設けられ、従動輪2
4がストッパ25に突き当たって、台車式搬送装置9の
それ以上の走行が阻止される。この状態では、台車式搬
送装置9は、受渡しステーション12又は荷積み位置1
4に停止しており、モノレールスタッカ1との間での工
作物Wを載せたパレットPの移載と、加工済工作物待機
エリア17から台車式搬送装置9へのパレットPの移載
が可能となっている。
【0030】台車式搬送装置9の台車本体26上に設置
した走行用電動機27の出力は、チェーン伝動機構28
のような適宜の伝動機構を介して一対の駆動輪23,2
3に伝達されて、台車式搬送装置9を走行させる。駆動
輪23,23は、車軸23aを介して連結されている。
台車式搬送装置9上に搭載した状態で示すパレットPに
取付けられた工作物Wは、台車式搬送装置9においてパ
レットPに載置可能な最大のものとして示されており、
この大きさより以下の工作物WがパレットPに載置可能
である。あくまで一例であるが、パレットPを、一辺が
例えば1000mmの角形パレットとすると、このパレ
ットPに対応して、パレットP上に載置する工作物Wの
荷姿は、一辺が例えば1200mmの四角領域内に納ま
るものである。更に旋回テーブル31が回転したときに
周囲と干渉しないために振り幅は、一辺が1600mm
以内に設定される。
【0031】台車本体26上には、別の旋回用電動機2
9が設置されており、その出力は歯車30を介して旋回
テーブル31に伝達され、旋回テーブル31を旋回軸線
O−Oの回りに旋回させることができる。台車本体26
には内輪32が固定されており、旋回テーブル31に固
定された外輪33は、外周に旋回用電動機29の出力軸
に取り付けられた歯車30と噛み合う歯車35を有する
と共に、内輪32とは軸受34を介して回転自在に嵌合
している。旋回用電動機29を駆動すると、その出力
は、歯車30と歯車35との噛合いを介して外輪33
を、したがって旋回テーブル31を回転させることがで
きる。
【0032】工作物Wは、簡単には持ち運びができない
非常に重い重量物である場合がある。待機ステーション
15においては、工作物Wを載置したパレットPを台車
式搬送装置9から又は台車式搬送装置9へ搬送するの
に、スペースの関係上、工作物Wをリフト可能にするフ
ォークリフトを用いることができない。そのため、工作
物Wを載置したパレットPの搬送をスムースに行なうた
め、台車式搬送装置9には、パレットPをスライド可能
に支持するスライドガイド37が設けられており、スラ
イドガイド37で工作物Wの重量を支えながらスライド
ガイド37上を摺動させて移動させる手法が採用されて
いる。旋回テーブル31上には、4隅に各1本ずつの支
柱36が立設されており、スライドガイド37が支柱3
6の上部に架設されている。パレットPの摺動方向は、
旋回テーブル31を回転させることによって任意の方向
に設定することができる。なお、図2及び図3に示した
状態では、パレットPの摺動方向は、レール22の方向
と直交する方向、即ち、図3で左側の方向である。
【0033】スライドガイド37は、図5に最も良く示
しているように、パレットPを低抵抗で摺動自在に支持
するため、複数のローラ38,39(図面の簡素化のた
め、一部のローラについてのみ符号を付す)を回転自在
に取り付けている。ローラ38はパレットPの底面66
と接触し、ローラ39はパレットPの側面67に当接し
ており、パレットPの摺動に伴ってローラ38,39が
自転する。パレットPの上面68は、工作物Wを載置す
る平面に形成されている。工作物WとパレットPとの係
合のため、係止具69が用いられている。
【0034】上記の構造を有する台車式搬送装置9の基
本的な作動について説明すると、台車式搬送装置9が、
受渡しステーション12に到着したときに、旋回テーブ
ル31を回転させることによってモノレールスタッカ1
からのパレットPの搬送を受けるために、スライドガイ
ド37の方向を、モノレールスタッカ1と直交するよう
に設定しておく。こうすることで、モノレールスタッカ
1からパレットPとその上に載置した工作物Wを受け取
ることができる。フォークリフトが使用可能なスペース
が存在するステーションでは、想像線で記載されている
ようにフォーク70をパレットPの下部に形成されてい
る空間に挿入して、パレットPを持ち上げたり、荷下ろ
しすることが可能である。
【0035】台車式搬送装置9が待機ステーション15
に到着するまでの間、又は到着したときに、旋回テーブ
ル31を例えば反時計方向に90°回転させることによ
って、パレットPは荷下ろし位置13に到着した台車式
搬送装置9から待機ステーション15の未加工工作物待
機エリア16に移載可能となる。また、待機ステーショ
ン15の加工済工作物待機エリア17まで移動されたパ
レットPとその上に載置された工作物Wは、荷積み位置
14に到着している旋回テーブル31の旋回位置がその
ままの台車式搬送装置9に対して荷積みされる。このよ
うに、台車式搬送装置9の走行路とマシニングセンタ5
等の工作機械の設置位置に応じて、旋回テーブル31の
旋回位置を変更することによって、パレットPの移載、
即ち、受渡し受取りをどの方向にも行なうことができ
る。そして、台車式搬送装置9が受渡しステーション1
2に戻ったときに、モノレールスタッカ1に工作物Wを
搬送するため、旋回テーブル31は時計方向へ90°回
転させられる。
【0036】パレットPに載置する工作物Wの大きさは
不特定であるのでパレットPの上面68をパレットPを
移動させるために利用できない。そのため、パレットP
を移動させる手段は、後述するように、パレットPの側
面67を利用して設けられている。パレットPを、例え
ば走行中の台車式搬送装置9に対して保持するため、或
いはモノレールスタッカ1や待機ステーション15との
間でパレットPを移載するため、台車式搬送装置9の支
柱36には、パレットPと係合してスライドガイド37
上を摺動させるアクチュエータ40が設けられている。
アクチュエータ40の作動方向は、スライドガイド37
が延びる方向と平行に設定されている。
【0037】アクチュエータ40は、非作動状態での長
さに比較して長いストロークを得るために、多段伸縮式
のシリンダとすることができる。即ち、支柱36に固定
した大シリンダ41の中に大シリンダ41に対して作動
する中間シリンダ42を、更に中間シリンダ42の中に
中間シリンダ42に対して作動する小シリンダ43を入
れ子状に収容して、大シリンダ41から中間シリンダ4
2を進出させ、更に中間シリンダ42から小シリンダ4
3を進出させることにより、大シリンダ41の長さの約
3倍のストロークを得ることを可能としたものである。
図4には、アクチュエータ40が収縮した状態が実線
で、且つ伸長した状態が二点鎖線で示されている。な
お、多段伸縮式のシリンダの段数は3段に限られない。
【0038】また、ガイド44の構造も、多段伸縮シリ
ンダに対応して多段に伸縮可能な梯子状とされており、
内ガイド45、中間ガイド46及び外ガイド47が順次
多段状に互いにスライド可能に連結されている。内ガイ
ド45は、大シリンダ41に固定されている。外ガイド
47は、その先端において小シリンダ43の先端に設け
られた連結片48と連結されている。内ガイド45と外
ガイド47との間には、図5に示されているように、断
面鼓状の中間ガイド46が、内外両ガイド45,47に
対して摺動自在に係合している。したがって、図4に最
も良く示されているように、アクチュエータ40の作動
によって小シリンダ43及び中間シリンダ42が進出し
ていくと、小シリンダ43に連結片48を介して連結さ
れた外ガイド47及び中間ガイド46が内ガイド45に
対して進出する。なお、内ガイド45及び外ガイド47
には、それぞれアクチュエータ40を覆うカバー49が
取り付けられている。
【0039】アクチュエータ40とパレットPとを係合
するため、外ガイド47とパレットPとの間に係合機構
50が構成されている。即ち、係合機構50は、図5に
示すように、外ガイド47のパレットPに対向する側部
52に設けられている係止部としての凸部51と、凸部
51に対応してパレットPの側面67に形成されている
係合部としての凹部53とから構成されている。凹部5
3は、パレットPの側面67を切り欠いて形成されてい
る。凹部53の上下方向の切欠き幅は、係合動作を許容
するために十分余裕を持たせて形成されているが、アク
チュエータ40の伸縮方向の幅は、係合に最低限必要な
余裕だけを持たせてある。
【0040】外ガイド47に設けられた凸部51をパレ
ットPの側面67に形成された凹部50に対して係脱さ
せるために、台車式搬送装置9には、アクチュエータ4
0の回動機構55が設けられている。図5に基づいて、
回動機構55について説明する。回動機構55は、アク
チュエータ40が、そのシリンダ軸線に平行な軸線56
の回りに回動できるように、支持ポスト57に枢着され
ている。即ち、アクチュエータ40の大シリンダ41に
対して内ガイド45を介して固定された支持板58は、
支柱36に対して固定された支持ポスト57に対して、
軸線56の回りに回動可能である。一方、支持板58
は、軸線56とは異なった位置において支柱36と間に
架設されたアクチュエータ回動用のシリンダ60によっ
て連結されている。シリンダ60の一端は、枢軸61に
よって支柱36に、そしてシリンダ60の他端は、枢軸
62によって支持板58に回動自在に連結されている。
【0041】台車式搬送装置9には、油圧タンク64と
この油圧タンク64から吸い上げたオイルをシリンダ6
0に圧送する油圧ポンプ63が設けられている。油圧ポ
ンプ63からの吐出油圧は、図示しない油圧ホースを通
じてシリンダ60に対して供給される。軸線56は、凸
部51が凹部53に対してスムースに係脱するように、
凸部51が凹部53に入り込む方向が、凸部51と軸線
56とを結ぶ方向と直交する方向となるように設定され
ている。このようにすると、凸部51は、アクチュエー
タ40の回動に応じて凹部53に対して垂直に嵌入又は
離脱するので、凸部51と凹部53の係合がスムースに
なる。
【0042】次に、回動機構55の回動動作とアクチュ
エータ40のパレットPとの係合動作について説明す
る。パレットPを搭載した台車式搬送装置9が待機ステ
ーション15に対応した荷下ろし位置13に向かって走
行しているとする。台車式搬送装置9の走行中、パレッ
トPの安定保持のため、油圧ポンプ63からシリンダ6
0に油圧が供給されていてシリンダ60は伸長してお
り、アクチュエータ40は軸線56を中心として回動し
て、係合機構50を構成する外ガイド47に形成された
係止部としての凸部51が、パレットPの側面67に形
成された係合部としての凹部53に係合する。パレット
Pは、既に上下及び横方向にはローラ38,39によっ
て案内を兼ねて拘束されており、係合機構50が係合状
態となることによって、パレットPは台車式搬送装置9
に対してアクチュエータ40の伸長方向にも拘束された
状態で搬送される。
【0043】台車式搬送装置9が待機ステーション15
に対応した荷下ろし位置13に到着すると、係合機構5
0を係合状態としたままアクチュエータ40が伸長作動
する。アクチュエータ40の中間シリンダ42及び小シ
リンダ43とが大シリンダ41から伸長し、それに応じ
て連結片48を介して中間ガイド46及び外ガイド47
も内ガイド45から伸長する。パレットPは、アクチュ
エータ40によって、係合状態の係合機構50を介して
スライドガイド37に沿って移動し、待機ステーション
15の未加工工作物待機エリア16に移載される。スラ
イドガイド37においては、パレットPは、ローラ38
及び39によって転動支持されているので、移動抵抗を
少なくすることができる。
【0044】パレットPの未加工工作物待機エリア16
への移載が終了すると、油圧ポンプ63からの油圧を解
放してシリンダ60を非作動状態になるまで回動する
と、係合機構50の係合状態が解除される。係合機構5
0の係合解除状態でアクチュエータ40を収縮作動させ
ると、中間シリンダ42及び小シリンダ43は大シリン
ダ41内に、また中間ガイド46及び外ガイド47は内
ガイド45と重なった収縮方向に移動する。次に、台車
式搬送装置9は、待機ステーション15の加工済工作物
待機エリア17に対応した荷積み位置14に移動する。
加工済工作物待機エリア17では、既に加工済の工作物
Wが待機している。
【0045】台車式搬送装置9は、加工済工作物待機エ
リア17で待機している加工済の工作物Wを載置した別
のパレットQ(図示せず、区別のため符号Qを付す)を
荷積みする。即ち、シリンダ60を非作動状態のまま
で、アクチュエータ40を伸長作動させて、係合機構5
0を構成する外ガイド47の凸部51をパレットQの凹
部53に係合可能な対応位置まで移動させる。この状態
で、シリンダ60を作動位置にまで回動して、凸部51
を凹部53に嵌入させて、係合機構50を係合状態と
し、アクチュエータ40をパレットQと係合させる。ア
クチュエータ40を収縮動作させると、パレットQは、
アクチュエータ40によって台車式搬送装置9に引き寄
せられ、スライドガイド37をローラ38,39の転動
によって案内されて、台車式搬送装置9に移載される。
台車式搬送装置9は、パレットQを係合機構50を係合
状態としたまま、モノレールスタッカ1への移載のため
に受渡しステーション12に向かって走行する。
【0046】
【発明の効果】この発明によるパレット搬送装置は、上
記のように、待機ステーションを搬送手段からのパレッ
トを受け取る未加工工作物待機エリアと未加工工作物待
機エリアに併設され且つ搬送手段へパレットを受け渡し
する加工済工作物待機エリアとを備えるように構成し、
工作機械が設置されている加工ステーションは未加工工
作物待機エリアからの工作物を受け取って加工し且つ加
工済の工作物を加工済工作物待機エリアに送り出すよう
に構成したので、パレットに載置した状態の工作物をラ
ックからマシニングセンタに搬送するには、スライドフ
ォークやガイドレールから成る中間ステーション、マシ
ニングセンタ側に設置された大がかりで且つ高価な旋回
交換装置等の各ステーションや搬送装置を設置する必要
が無くなり、構造が簡単になって装置の製作コストを低
減することが可能となる。また、搬送がスムースとなり
搬送時間の短縮化を図ることができ、マシニングセンタ
による工作物の加工時間が短い場合であっても、加工済
の工作物と未加工の工作物との交換に要する時間が短縮
され、高価なマシニングセンタを効率的に利用すること
が可能となる。
【0047】更に、パレットが重量物である工作物を載
置していても、アクチュエータはパレットの側面に係合
してパレットを移動させることができるので、パレット
とその置台とをガイドレール等に移載するに際してパレ
ットを正確に昇降させる必要もなく、パレット置台上へ
のパレットの位置決めに要する時間を節約して、この点
からも高価なマシニングセンタを効率的に利用すること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるパレット搬送装置の一実施例を
示す概略平面図である。
【図2】図1に示したパレット搬送装置に用いられる台
車式搬送装置を説明する正面図である。
【図3】図2に示した台車式搬送装置の側面図である。
【図4】図2及び図3に示した台車式搬送装置のパレッ
トの移載機構を説明する平面図である。
【図5】図4に示した台車式搬送装置のパレットの移載
機構の拡大正面図である。
【図6】この発明によるパレット搬送装置が適用される
生産システムの概略を示す平面図である。
【図7】従来のパレット搬送装置のシフト装置の一実施
例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 モノレールスタッカ 3 ラック 5 マシニングセンタ 9 台車式搬送装置 12 受渡しステーション 15 待機ステーション 16 未加工工作物待機エリア 17 加工済工作物待機エリア 19 加工ステーション 26 台車本体 31 旋回テーブル 37 スライドガイド 40 アクチュエータ 44 ガイド 50 係合機構 51 凸部(係止部) 53 凹部(係合部) 55 回動機構 56 軸線 60 シリンダ 67 側面 P パレット W 工作物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも工作物が載置されたパレット
    をスタッカに対して受け渡しする搬送手段、前記搬送手
    段からの前記パレットを受け取る未加工工作物待機エリ
    アと前記未加工工作物待機エリアに併設され且つ前記搬
    送手段へ前記パレットを受け渡しする加工済工作物待機
    エリアとを備えた待機ステーション、及び前記未加工工
    作物待機エリアからの前記工作物を受け取って加工し且
    つ加工済の前記工作物を前記加工済工作物待機エリアに
    送り出す工作機械が設置されている加工ステーションか
    ら構成されていることから成るパレット搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段は、前記スタッカに対して
    前記工作物を受渡しする受渡しステーションと前記待機
    ステーションとの間を前記パレットを載置した状態で走
    行可能な台車式搬送装置であることから成る請求項1に
    記載のパレット搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記台車式搬送装置は、台車本体、前記
    台車本体に設けられ且つ前記パレットを走行可能に支持
    するスライドガイド、前記台車本体に設けられ且つ前記
    パレットを前記スライドガイドに沿って走行させるアク
    チュエータ、及び前記パレットに設けられた係合部に係
    脱可能に係止するため前記アクチュエータに設けられた
    係止部を備えていることから成る請求項2に記載のパレ
    ット搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータは前記台車本体に対
    して前記スライドガイドに平行な軸線の回りに回動自在
    に取り付けられており、前記アクチュエータが回動する
    ことによって前記係止部が前記係合部に対して係脱する
    ことから成る請求項3に記載のパレット搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータは、多段式伸縮シリ
    ンダであることから成る請求項3又は4に記載のパレッ
    ト搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記アクチュエータは、前記多段式伸縮
    シリンダに平行に配置された多段式伸縮ガイドを備え、
    前記係止部は前記多段式伸縮ガイドの最先端のガイドに
    設けられている請求項5に記載のパレット搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記スライドガイド及び前記アクチュエ
    ータは、前記台車式搬送装置の前記台車本体に旋回可能
    に設けられたテーブルに搭載されていることから成る請
    求項3〜6のいずれか1項に記載のパレット搬送装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020042321A (ko) * 2000-11-30 2002-06-05 양재신 피엠지의 팔레트 견인장치
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