JPH10310398A - バッテリー車両の回生制動装置 - Google Patents
バッテリー車両の回生制動装置Info
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- JPH10310398A JPH10310398A JP9119091A JP11909197A JPH10310398A JP H10310398 A JPH10310398 A JP H10310398A JP 9119091 A JP9119091 A JP 9119091A JP 11909197 A JP11909197 A JP 11909197A JP H10310398 A JPH10310398 A JP H10310398A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回生制動時の運転フーリングの悪化を防止
し、スムーズな運転を実現し得るバッテリー車両の回生
制動装置を提供する。 【解決手段】 バッテリーフオークリフト車の回生制動
時において、車速を車速センサSで検出するとともに、
この車速が所定の車速より小さくなった時点から電流検
出計CTで検出する電流値が漸減するようにメインスイ
ッチング素子SW1をPWM制御して制動力が漸減する
ようにしたものである。
し、スムーズな運転を実現し得るバッテリー車両の回生
制動装置を提供する。 【解決手段】 バッテリーフオークリフト車の回生制動
時において、車速を車速センサSで検出するとともに、
この車速が所定の車速より小さくなった時点から電流検
出計CTで検出する電流値が漸減するようにメインスイ
ッチング素子SW1をPWM制御して制動力が漸減する
ようにしたものである。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッテリー車両の回
生制動装置に関し、特にバッテリーフォークリフト車の
走行モータの回生制動時の制御に適用して有用なもので
ある。 【0002】 【従来の技術】バッテリーフォークリフト車は、電源と
してバッテリーを搭載しており、このバッテリーから給
電されるモータを駆動源として走行駆動するタイプのフ
ォークリフト車である。 【0003】図3はこの種のバッテリーフォークリフト
車のパワー回路I及び制御回路IIを示す説明図である。
同図に示すように、電機子AMと界磁コイルFCにより
直流直巻型の走行モータが構成されている。電機子AM
は、前後進切換コンタクタC31 ,C32 、回生コンタ
クタC2及びラインコンタクタC1を介してバッテリB
の正極性側に接続されている。界磁コイルFCは、その
一端側(電機子側端子)が前後進切換コンタクタC
31 ,C32 を介して電機子AMに接続されており、そ
の他端側(バッテリ側端子)が、メインスイッチング素
子(パワートランジスタ)SW1を介してバッテリBの
負極性側に接続されている。また、電機子AM及び界磁
コイルFCに流れる電流は電流検出計CTで検出するよ
うになっている。 【0004】プラギングダイオードPDは、そのアノー
ド側が界磁コイルFCの一端側(電機子側端子)に接続
されており、そのカソード側がラインコンタクタC1を
介してバッテリBの正極性側に接続されている。フライ
ホイールダイオードFDは、そのアノード側が界磁コイ
ルFCの他端側(バッテリ側端子)に接続されており、
そのカソード側がラインコンタクタC1を介してバッテ
リBの正極性側に接続されている。回生ダイオードRD
は、そのアノード側がメインスイッチング素子SW1の
出力側(エミッタ側)に接続されており、そのカソード
側が前後進切換コンタクタC31 ,C32 を介して電機
子AMに接続されている。 【0005】回生励磁スイッチング素子(パワートラン
ジスタ)SW2は、その入力側(コレクタ側)が回生励
磁抵抗r1 及びラインコンタクタC1を介してバッテリ
Bの正極性側に接続されており、その出力側(エミッタ
側)が界磁コイルFCの一端側(電機子側)に接続され
ている。 【0006】かかるパワー回路I の各コンタクタC1〜
C4及び各スイッチング素子SW1、SW2の投入・開
放は制御装置IIにより電流検出計CTが検出する電流値
を参照しつつPWM制御される。かかる制御装置IIの制
御に伴う上記パワー回路の動作を、各動作モードに分け
て説明する。 【0007】〔通常走行モード〕通常走行モードでは、
ラインコンタクタC1及び回生コンタクタC2が投入さ
れる。そして、前進走行の時には前後進切換コンタクタ
C31 ,C32 が前進用の接点である固定接点F側に投
入され、後進走行の時には前後進切換コンタクタC
31 ,C32 が後進用の接点である固定接点R側に投入
される。この状態でメインスイッチング素子SW1がP
WM制御により、投入(ON)・開放(OFF)され
る。 【0008】通常走行モードにおいて、メインスイッチ
ング素子SW1がONされると、バッテリB→ラインコ
ンタクタC1→回生コンタクタC2→前後進切換コンタ
クタC31 (C32 )→電機子AM→前後進切換コンタ
クタC32 (C31 )→界磁コイルFC→メインスイッ
チング素子SW1→バッテリBの経路に沿い電流が流れ
る。このため、前後進切換コンタクタC31 ,C32 が
固定接点F側に投入されていると、電機子AMが正転し
てフォークリフトが前進走行し、前後進切換コンタクタ
C31 ,C32 が固定接点R側に投入されていると、電
機子AMが逆転してフォークリフトが後進走行する。 【0009】当該通常走行モードにおいて、メインスイ
ッチング素子SW1がOFFされると、電機子AMによ
り誘起された電圧に基づく電流が、電機子AM→前後進
切換コンタクタC32 →界磁コイルFC→フライホイー
ルダイオードFD→回生コンタクタC2→前後進切換コ
ンタクタC31 →電機子AMの経路に沿い流れる。 【0010】このため、走行速度を増加するときには、
界磁コイルFCに流れる電流が小さくなるように、メイ
ンスイッチング素子SW1のデューティをPWM制御
し、走行速度を減少するときには、界磁コイルFCに流
れる電流が大きくなるように、メインスイッチング素子
SW1のデューティをPWM制御する。 【0011】〔回生制動モード〕次に、電気的に制動を
かける回生制動モードについて説明する。回生制動モー
ドでは、通常走行モードにおいてONされていた回生コ
ンタクタC2をOFFするとともに、前後進切換コンタ
クタC31 ,C32 を固定接点R側に投入する。この状
態でメインスイッチング素子SW1をデューティが10
0%のON状態にして回生励磁スイッチング素子SW2
をONする。この結果、バッテリB→ラインコンタクタ
C1→回生励磁抵抗r1 →回生励磁スイッチング素子S
W2→界磁コイルFC→メインスイッチング素子SW1
→バッテリBの経路に沿い電流が流れ、回生コンタクタ
C2をOFFにした状態でも界磁コイルFCに電流が流
れて界磁が確立され、電機子AMによる自己発電機能が
発揮される。 【0012】このように電機子AMの自己発電機能が確
実に発揮された後、今度は回生励磁スイッチング素子S
W2をOFFする。発電機能が確実に発揮された後で
は、回生励磁スイッチング素子SW2をOFFにしても
電機子AMにより自己発電した電流が界磁コイルFに流
れる。かかる状態で電流検出計CTで検出する電流値を
参照しつつメインスイッチング素子SW1をPWM制御
し、界磁コイルFCに流れる電流が予め設定した電流値
になるように調節して一定の制動力を得るように制御し
ている。 【0013】さらに詳言すると、電機子AMの自己発電
機能が発揮されている状態において、メインスイッチン
グ素子SW1をONすると、電機子AM→前後進切換コ
ンタクタC31 →界磁コイルFC→メインスイッチング
素子SW1→回生ダイオードRD→前後進切換コンタク
タC32 →電機子AMの経路に沿い、電機子AMにより
自己発電した電流が流れる。 【0014】一方、同様の状態において、メインスイッ
チング素子SW1をOFFすると、電機子AM→前後進
切換コンタクタC31 →界磁コイルFC→フライホイー
ルダイオードFD→ラインコンタクタC1→バッテリB
→回生ダイオードRD→前後進切換コンタクタC32 →
電機子AMの経路に沿い電流が流れる。このため、電機
子AMにより誘起された電力がバッテリBに回生され
る。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
従来技術に係る制御装置IIでは、回生制動時に一定の制
動力を得るべく電流検出計CTで検出する電流値を参照
しつつメインスイッチング素子SW1をPWM制御して
いるが、途中で制動力がなくなってしまう。車速の低下
に伴い走行モータの発電電圧が小さくなるからである。
ちなみに、この場合の回生制動は電流値が零になるまで
行い、その後に前後進切換コンタクタC3 1 ,C32 を
前進用の接点である固定接点F側に切り換えて力行に移
行している。前後進切換コンタクタC31 ,C32 の切
り替え時の火花による前後進切換コンタクタC31 ,C
32 の接点の荒れ等を防止するためである。したがっ
て、このこととも相俟ち回生制動時の終了時点で制動力
が急になくなるので、運転者の運転フーリングが悪化す
るという問題があった。 【0016】本発明は、上記従来技術に鑑み、回生制動
時の運転フーリングの悪化を防止し、スムーズな運転を
実現し得るバッテリー車両の回生制動装置を提供するこ
とを目的とする。 【0017】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、所定の制動力を得るよう、走行モータの回
生制動時の電流値を調整するようにしたバッテリー車両
の回生制動装置において、回生制動に伴う車速の減少に
伴って走行モータの回生による電流値が漸減するように
制御することを特徴とする。 【0018】また、この場合の所定の制動力はスイッチ
ング手段のPWM制御におけるデューティを制御して走
行モータの発電電圧に基づく電流をバッテリーに回生す
る閉回路と、バッテリーをバイパスする他の閉回路とを
交互に循環させることにより得るようにしたことを特徴
とする。 【0019】かかる本発明によれば、回生制動時の制動
力は車速に応じて徐徐に小さくなっていくので、これに
よる制動力がなくなった時点でも急激な負方向の加速度
の変化を運転者に与えることはない。 【0020】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1に
基づき詳細に説明する。同図に示す本形態は図3に示す
従来技術の制御装置IIの構成を変えたものであり、パワ
ー回路I で駆動する走行モータの回転数、すなわち車速
を車速センサSで検出するようになっている。パワー回
路I 自体は従来技術と同構成である。そこで図3と同一
部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。 【0021】制御装置III はパワー回路I の各コンタク
タC1〜C4及び各スイッチング素子SW1、SW2の
投入・開放を制御するものであり、通常走行モードでの
制御態様は従来技術と同様である。一方、回生制動モー
ドでの制御態様は異なり、車速を検出する車速センサS
の情報に基づき次のように制御する。すなわち、図2に
示すように、車速センサSの出力信号を参照しつつ所定
の車速Sr になるまでは従来と同様に電流検出計CTが
検出する電流値を参照してこの電流値が一定になるよう
に制御する。この結果一定の制動力を得る。一方、車速
が所定の車速S r より小さくなった場合には電流検出計
CTで検出する電流値が車速に応じて漸減するように制
御する。なお、図中の点線は従来技術の場合の特性であ
る。 【0022】上記本形態によれば、回生制動時の制動力
は、車速センサSで検出する車速が所定の車速Sr より
小さくなった場合には、車速に応じて徐徐に小さくなっ
ていくので、これによる制動力がなくなった時点でも急
激な負方向の加速度の変化を運転者に与えることはな
い。このため前後進切換コンタクタC31 ,C32 の切
換により力行にスムーズに移行することができる。 【0023】なお、上記実施の形態では車速が所定の車
速Sr になるまでは電流値が一定値になるように制御し
ているが、これは車速を参照して変化させても良い。要
は、車速が所定の車速Sr より小さくなり、走行モータ
による発電電圧が小さくなることにより電流が零になる
時点に向けて電流を漸減させ、制動力も漸減するような
構成になっていれば良い。 【0024】 【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
たように、本発明によれば車速を参照して回生制動時の
電流値、すなわち制動力が漸減するように制御している
ので、回生制動時の電流が零になって制動力がなくなっ
た場合でも運転フィーリングは然程悪化することはな
く、次の力行への移行等、スムーズな運転を確保し得
る。
生制動装置に関し、特にバッテリーフォークリフト車の
走行モータの回生制動時の制御に適用して有用なもので
ある。 【0002】 【従来の技術】バッテリーフォークリフト車は、電源と
してバッテリーを搭載しており、このバッテリーから給
電されるモータを駆動源として走行駆動するタイプのフ
ォークリフト車である。 【0003】図3はこの種のバッテリーフォークリフト
車のパワー回路I及び制御回路IIを示す説明図である。
同図に示すように、電機子AMと界磁コイルFCにより
直流直巻型の走行モータが構成されている。電機子AM
は、前後進切換コンタクタC31 ,C32 、回生コンタ
クタC2及びラインコンタクタC1を介してバッテリB
の正極性側に接続されている。界磁コイルFCは、その
一端側(電機子側端子)が前後進切換コンタクタC
31 ,C32 を介して電機子AMに接続されており、そ
の他端側(バッテリ側端子)が、メインスイッチング素
子(パワートランジスタ)SW1を介してバッテリBの
負極性側に接続されている。また、電機子AM及び界磁
コイルFCに流れる電流は電流検出計CTで検出するよ
うになっている。 【0004】プラギングダイオードPDは、そのアノー
ド側が界磁コイルFCの一端側(電機子側端子)に接続
されており、そのカソード側がラインコンタクタC1を
介してバッテリBの正極性側に接続されている。フライ
ホイールダイオードFDは、そのアノード側が界磁コイ
ルFCの他端側(バッテリ側端子)に接続されており、
そのカソード側がラインコンタクタC1を介してバッテ
リBの正極性側に接続されている。回生ダイオードRD
は、そのアノード側がメインスイッチング素子SW1の
出力側(エミッタ側)に接続されており、そのカソード
側が前後進切換コンタクタC31 ,C32 を介して電機
子AMに接続されている。 【0005】回生励磁スイッチング素子(パワートラン
ジスタ)SW2は、その入力側(コレクタ側)が回生励
磁抵抗r1 及びラインコンタクタC1を介してバッテリ
Bの正極性側に接続されており、その出力側(エミッタ
側)が界磁コイルFCの一端側(電機子側)に接続され
ている。 【0006】かかるパワー回路I の各コンタクタC1〜
C4及び各スイッチング素子SW1、SW2の投入・開
放は制御装置IIにより電流検出計CTが検出する電流値
を参照しつつPWM制御される。かかる制御装置IIの制
御に伴う上記パワー回路の動作を、各動作モードに分け
て説明する。 【0007】〔通常走行モード〕通常走行モードでは、
ラインコンタクタC1及び回生コンタクタC2が投入さ
れる。そして、前進走行の時には前後進切換コンタクタ
C31 ,C32 が前進用の接点である固定接点F側に投
入され、後進走行の時には前後進切換コンタクタC
31 ,C32 が後進用の接点である固定接点R側に投入
される。この状態でメインスイッチング素子SW1がP
WM制御により、投入(ON)・開放(OFF)され
る。 【0008】通常走行モードにおいて、メインスイッチ
ング素子SW1がONされると、バッテリB→ラインコ
ンタクタC1→回生コンタクタC2→前後進切換コンタ
クタC31 (C32 )→電機子AM→前後進切換コンタ
クタC32 (C31 )→界磁コイルFC→メインスイッ
チング素子SW1→バッテリBの経路に沿い電流が流れ
る。このため、前後進切換コンタクタC31 ,C32 が
固定接点F側に投入されていると、電機子AMが正転し
てフォークリフトが前進走行し、前後進切換コンタクタ
C31 ,C32 が固定接点R側に投入されていると、電
機子AMが逆転してフォークリフトが後進走行する。 【0009】当該通常走行モードにおいて、メインスイ
ッチング素子SW1がOFFされると、電機子AMによ
り誘起された電圧に基づく電流が、電機子AM→前後進
切換コンタクタC32 →界磁コイルFC→フライホイー
ルダイオードFD→回生コンタクタC2→前後進切換コ
ンタクタC31 →電機子AMの経路に沿い流れる。 【0010】このため、走行速度を増加するときには、
界磁コイルFCに流れる電流が小さくなるように、メイ
ンスイッチング素子SW1のデューティをPWM制御
し、走行速度を減少するときには、界磁コイルFCに流
れる電流が大きくなるように、メインスイッチング素子
SW1のデューティをPWM制御する。 【0011】〔回生制動モード〕次に、電気的に制動を
かける回生制動モードについて説明する。回生制動モー
ドでは、通常走行モードにおいてONされていた回生コ
ンタクタC2をOFFするとともに、前後進切換コンタ
クタC31 ,C32 を固定接点R側に投入する。この状
態でメインスイッチング素子SW1をデューティが10
0%のON状態にして回生励磁スイッチング素子SW2
をONする。この結果、バッテリB→ラインコンタクタ
C1→回生励磁抵抗r1 →回生励磁スイッチング素子S
W2→界磁コイルFC→メインスイッチング素子SW1
→バッテリBの経路に沿い電流が流れ、回生コンタクタ
C2をOFFにした状態でも界磁コイルFCに電流が流
れて界磁が確立され、電機子AMによる自己発電機能が
発揮される。 【0012】このように電機子AMの自己発電機能が確
実に発揮された後、今度は回生励磁スイッチング素子S
W2をOFFする。発電機能が確実に発揮された後で
は、回生励磁スイッチング素子SW2をOFFにしても
電機子AMにより自己発電した電流が界磁コイルFに流
れる。かかる状態で電流検出計CTで検出する電流値を
参照しつつメインスイッチング素子SW1をPWM制御
し、界磁コイルFCに流れる電流が予め設定した電流値
になるように調節して一定の制動力を得るように制御し
ている。 【0013】さらに詳言すると、電機子AMの自己発電
機能が発揮されている状態において、メインスイッチン
グ素子SW1をONすると、電機子AM→前後進切換コ
ンタクタC31 →界磁コイルFC→メインスイッチング
素子SW1→回生ダイオードRD→前後進切換コンタク
タC32 →電機子AMの経路に沿い、電機子AMにより
自己発電した電流が流れる。 【0014】一方、同様の状態において、メインスイッ
チング素子SW1をOFFすると、電機子AM→前後進
切換コンタクタC31 →界磁コイルFC→フライホイー
ルダイオードFD→ラインコンタクタC1→バッテリB
→回生ダイオードRD→前後進切換コンタクタC32 →
電機子AMの経路に沿い電流が流れる。このため、電機
子AMにより誘起された電力がバッテリBに回生され
る。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
従来技術に係る制御装置IIでは、回生制動時に一定の制
動力を得るべく電流検出計CTで検出する電流値を参照
しつつメインスイッチング素子SW1をPWM制御して
いるが、途中で制動力がなくなってしまう。車速の低下
に伴い走行モータの発電電圧が小さくなるからである。
ちなみに、この場合の回生制動は電流値が零になるまで
行い、その後に前後進切換コンタクタC3 1 ,C32 を
前進用の接点である固定接点F側に切り換えて力行に移
行している。前後進切換コンタクタC31 ,C32 の切
り替え時の火花による前後進切換コンタクタC31 ,C
32 の接点の荒れ等を防止するためである。したがっ
て、このこととも相俟ち回生制動時の終了時点で制動力
が急になくなるので、運転者の運転フーリングが悪化す
るという問題があった。 【0016】本発明は、上記従来技術に鑑み、回生制動
時の運転フーリングの悪化を防止し、スムーズな運転を
実現し得るバッテリー車両の回生制動装置を提供するこ
とを目的とする。 【0017】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、所定の制動力を得るよう、走行モータの回
生制動時の電流値を調整するようにしたバッテリー車両
の回生制動装置において、回生制動に伴う車速の減少に
伴って走行モータの回生による電流値が漸減するように
制御することを特徴とする。 【0018】また、この場合の所定の制動力はスイッチ
ング手段のPWM制御におけるデューティを制御して走
行モータの発電電圧に基づく電流をバッテリーに回生す
る閉回路と、バッテリーをバイパスする他の閉回路とを
交互に循環させることにより得るようにしたことを特徴
とする。 【0019】かかる本発明によれば、回生制動時の制動
力は車速に応じて徐徐に小さくなっていくので、これに
よる制動力がなくなった時点でも急激な負方向の加速度
の変化を運転者に与えることはない。 【0020】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1に
基づき詳細に説明する。同図に示す本形態は図3に示す
従来技術の制御装置IIの構成を変えたものであり、パワ
ー回路I で駆動する走行モータの回転数、すなわち車速
を車速センサSで検出するようになっている。パワー回
路I 自体は従来技術と同構成である。そこで図3と同一
部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。 【0021】制御装置III はパワー回路I の各コンタク
タC1〜C4及び各スイッチング素子SW1、SW2の
投入・開放を制御するものであり、通常走行モードでの
制御態様は従来技術と同様である。一方、回生制動モー
ドでの制御態様は異なり、車速を検出する車速センサS
の情報に基づき次のように制御する。すなわち、図2に
示すように、車速センサSの出力信号を参照しつつ所定
の車速Sr になるまでは従来と同様に電流検出計CTが
検出する電流値を参照してこの電流値が一定になるよう
に制御する。この結果一定の制動力を得る。一方、車速
が所定の車速S r より小さくなった場合には電流検出計
CTで検出する電流値が車速に応じて漸減するように制
御する。なお、図中の点線は従来技術の場合の特性であ
る。 【0022】上記本形態によれば、回生制動時の制動力
は、車速センサSで検出する車速が所定の車速Sr より
小さくなった場合には、車速に応じて徐徐に小さくなっ
ていくので、これによる制動力がなくなった時点でも急
激な負方向の加速度の変化を運転者に与えることはな
い。このため前後進切換コンタクタC31 ,C32 の切
換により力行にスムーズに移行することができる。 【0023】なお、上記実施の形態では車速が所定の車
速Sr になるまでは電流値が一定値になるように制御し
ているが、これは車速を参照して変化させても良い。要
は、車速が所定の車速Sr より小さくなり、走行モータ
による発電電圧が小さくなることにより電流が零になる
時点に向けて電流を漸減させ、制動力も漸減するような
構成になっていれば良い。 【0024】 【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
たように、本発明によれば車速を参照して回生制動時の
電流値、すなわち制動力が漸減するように制御している
ので、回生制動時の電流が零になって制動力がなくなっ
た場合でも運転フィーリングは然程悪化することはな
く、次の力行への移行等、スムーズな運転を確保し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバッテリーフオーク
リフト車の回生制動装置をそのパワー回路とともに示す
説明図。 【図2】上記実施の形態における車速と電流値の関係を
示す特性図。 【図3】従来技術に係るバッテリーフオークリフト車の
回生制動装置をそのパワー回路とともに示す説明図。 【符号の説明】 I パワー回路 III 制御装置 AM 電機子 FC 界磁コイル CT 電流検出計 SW1 メインスイッチング素子 Sr 所定の車速 S 車速センサ
リフト車の回生制動装置をそのパワー回路とともに示す
説明図。 【図2】上記実施の形態における車速と電流値の関係を
示す特性図。 【図3】従来技術に係るバッテリーフオークリフト車の
回生制動装置をそのパワー回路とともに示す説明図。 【符号の説明】 I パワー回路 III 制御装置 AM 電機子 FC 界磁コイル CT 電流検出計 SW1 メインスイッチング素子 Sr 所定の車速 S 車速センサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定の制動力を得るよう、走行モータの
回生制動時の電流値を調整するようにしたバッテリー車
両の回生制動装置において、 回生制動に伴う車速の減少に伴って走行モータの回生に
よる電流値が漸減するように制御することを特徴とする
バッテリー車両の回生制動装置。 【請求項2】 〔請求項1〕の所定の制動力はスイッチ
ング手段のPWM制御におけるデューティを制御して走
行モータの発電電圧に基づく電流をバッテリーに回生す
る閉回路と、バッテリーをバイパスする他の閉回路とを
交互に循環させることにより得るようにしたことを特徴
とするバッテリー車両の回生制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9119091A JPH10310398A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | バッテリー車両の回生制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9119091A JPH10310398A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | バッテリー車両の回生制動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10310398A true JPH10310398A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14752682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9119091A Pending JPH10310398A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | バッテリー車両の回生制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10310398A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2801011A1 (fr) * | 1999-11-16 | 2001-05-18 | Nippon Yusoki Co Ltd | Appareil de commande de chariot elevateur a fourche |
| FR2801847A1 (fr) * | 1999-11-16 | 2001-06-08 | Nippon Yusoki Co Ltd | Appareil de commande de chariot elevateur |
| JP2017165262A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社クボタ | 作業車 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP9119091A patent/JPH10310398A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2801011A1 (fr) * | 1999-11-16 | 2001-05-18 | Nippon Yusoki Co Ltd | Appareil de commande de chariot elevateur a fourche |
| FR2801847A1 (fr) * | 1999-11-16 | 2001-06-08 | Nippon Yusoki Co Ltd | Appareil de commande de chariot elevateur |
| JP2017165262A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社クボタ | 作業車 |
| US10442425B2 (en) | 2016-03-16 | 2019-10-15 | Kubota Corporation | Work vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020813 |