JPH10311495A - 防食被覆鋼管継手部の防食被覆方法 - Google Patents
防食被覆鋼管継手部の防食被覆方法Info
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- JPH10311495A JPH10311495A JP11697197A JP11697197A JPH10311495A JP H10311495 A JPH10311495 A JP H10311495A JP 11697197 A JP11697197 A JP 11697197A JP 11697197 A JP11697197 A JP 11697197A JP H10311495 A JPH10311495 A JP H10311495A
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は施工現場において簡単な被覆手段に
より、溶接継手部の耐食性を保持し、熱収縮チューブを
使用しても捲くれを生じない耐摩耗性に優れた防食被覆
鋼管継手部の防食被覆方法を提供する。 【解決手段】 溶接継手部2と管体防食被覆端部3c、
3dの表面には、熱収縮チューブによる被覆が施されて
いる。更に、熱収縮チューブ被覆部5の表面と、熱収縮
チューブ被覆部5との管体防食被覆部3a、3bの境界
部分の表面に塩素化ポリエチレン接着剤を塗布硬化させ
て、塩素化ポリエチレン塗膜部6a、6b、6cを形成
している。その塩素化ポリエチレン塗膜部6a、6b、
6cの表面にはタールウレタン樹脂被覆部7が施されて
いる。熱収縮チューブ被覆部5がタールウレタン樹脂被
覆部7に内蔵されるようにして、熱収縮チューブ被覆部
5の捲くれを完全に防止する。
より、溶接継手部の耐食性を保持し、熱収縮チューブを
使用しても捲くれを生じない耐摩耗性に優れた防食被覆
鋼管継手部の防食被覆方法を提供する。 【解決手段】 溶接継手部2と管体防食被覆端部3c、
3dの表面には、熱収縮チューブによる被覆が施されて
いる。更に、熱収縮チューブ被覆部5の表面と、熱収縮
チューブ被覆部5との管体防食被覆部3a、3bの境界
部分の表面に塩素化ポリエチレン接着剤を塗布硬化させ
て、塩素化ポリエチレン塗膜部6a、6b、6cを形成
している。その塩素化ポリエチレン塗膜部6a、6b、
6cの表面にはタールウレタン樹脂被覆部7が施されて
いる。熱収縮チューブ被覆部5がタールウレタン樹脂被
覆部7に内蔵されるようにして、熱収縮チューブ被覆部
5の捲くれを完全に防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防食被覆鋼管継手部
の防食被覆方法に関する。
の防食被覆方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス配管、水道配管、電力配管
等には防食被覆鋼管が用いられ、埋設管として、土中埋
設配管工事により設置されている。上記配管工事には溝
を掘らずに土中に鋼管を直接推進させ鋼管を順次溶接し
て埋設する直進推進工法が多く実施されている。
等には防食被覆鋼管が用いられ、埋設管として、土中埋
設配管工事により設置されている。上記配管工事には溝
を掘らずに土中に鋼管を直接推進させ鋼管を順次溶接し
て埋設する直進推進工法が多く実施されている。
【0003】上記のような工法は開削工法(鋼管の敷地
箇所に溝を堀り鋼管を設置、溶接して埋設する方法)に
比べて、推進時に土砂の抵抗を受けるため鋼管の防食被
覆部に耐摩耗性が要求される。
箇所に溝を堀り鋼管を設置、溶接して埋設する方法)に
比べて、推進時に土砂の抵抗を受けるため鋼管の防食被
覆部に耐摩耗性が要求される。
【0004】そのために、工場においてあらかじめ耐摩
耗性に優れたポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂等
のポリオレフィン樹脂を厚く被覆している。又必要に応
じてオレフィン樹脂被覆部の表面にポリマセメント等の
保護被覆を施している。
耗性に優れたポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂等
のポリオレフィン樹脂を厚く被覆している。又必要に応
じてオレフィン樹脂被覆部の表面にポリマセメント等の
保護被覆を施している。
【0005】しかし、施工現場では溶接接合された継手
部をその場で被覆せざるを得ず、溶接後に一般に熱収縮
チューブを被せたりしている。
部をその場で被覆せざるを得ず、溶接後に一般に熱収縮
チューブを被せたりしている。
【0006】図2は防食被覆鋼管継手部の熱収縮チュー
ブによる防食被覆部断面図である。施工現場で防食被覆
鋼管1aと防食被覆鋼管1bが溶接されて溶接継手部2
を形成している。防食被覆鋼管1aと防食被覆鋼管1b
は工場においてあらかじめ管体外周に継手部2a、2b
を除いてポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン樹脂による防食被覆部3a、3bを設けている。4
は溶接部である。
ブによる防食被覆部断面図である。施工現場で防食被覆
鋼管1aと防食被覆鋼管1bが溶接されて溶接継手部2
を形成している。防食被覆鋼管1aと防食被覆鋼管1b
は工場においてあらかじめ管体外周に継手部2a、2b
を除いてポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン樹脂による防食被覆部3a、3bを設けている。4
は溶接部である。
【0007】継手部2a、2bを溶接した後に、溶接継
手部2及び管体防食被覆端部3c、3dを熱収縮チュー
ブ5で被覆して熱収縮チューブ被覆部5を形成してい
る。熱収縮チューブは加熱して収縮させる架橋ポリエチ
レン等の熱収縮性合成樹脂材で作成されたものである。
手部2及び管体防食被覆端部3c、3dを熱収縮チュー
ブ5で被覆して熱収縮チューブ被覆部5を形成してい
る。熱収縮チューブは加熱して収縮させる架橋ポリエチ
レン等の熱収縮性合成樹脂材で作成されたものである。
【0008】熱収縮チューブを溶接継手部2に被覆した
防食被覆鋼管を土中で直進推進させると、熱収縮チュー
ブ端部5aが段状なので捲くれ、その部分に推進による
抵抗が増し、鋼面に達する欠陥にまで発展することがあ
る。
防食被覆鋼管を土中で直進推進させると、熱収縮チュー
ブ端部5aが段状なので捲くれ、その部分に推進による
抵抗が増し、鋼面に達する欠陥にまで発展することがあ
る。
【0009】このような欠陥を生じた場合、埋設後の検
査により欠陥を発見できるが、その欠陥を補修すること
は非常に困難である。そのために種々の対策が検討され
ている。
査により欠陥を発見できるが、その欠陥を補修すること
は非常に困難である。そのために種々の対策が検討され
ている。
【0010】上記のような対策の一例として、特開平3
−87248号公報に開示されている下記の防食被覆鋼
管継手部の防食被覆方法がある。
−87248号公報に開示されている下記の防食被覆鋼
管継手部の防食被覆方法がある。
【0011】この防食被覆方法は防食被覆として管体外
周にポリオレフィン樹脂を被覆した鋼管の継手部外周に
熱収縮チューブを被覆し、管体防食被覆部と熱収縮チュ
ーブ被覆部との境界部分を含む表面に接着性のあるプラ
イマーを塗布した後、塗料を塗装し、塗料が完全硬化す
る前にFeよりイオン化傾向の大きい金属を溶射するも
のである。プライマーとしてはポリオレフィン樹脂と接
着性のあるウレタンプライマーが用いられている。プラ
イマーを塗布した後に、ウレタン塗料、アクリルウレタ
ン塗料、アクリル塗料、アルキド塗料、アクリルエマル
ジョン塗料、塩化ビニル塗料等の塗料が塗られ、これら
の塗料が完全硬化する前にFeよりイオン化傾向の大き
い例えばAl、Zn等の金属を滑らかに溶射するもので
ある。
周にポリオレフィン樹脂を被覆した鋼管の継手部外周に
熱収縮チューブを被覆し、管体防食被覆部と熱収縮チュ
ーブ被覆部との境界部分を含む表面に接着性のあるプラ
イマーを塗布した後、塗料を塗装し、塗料が完全硬化す
る前にFeよりイオン化傾向の大きい金属を溶射するも
のである。プライマーとしてはポリオレフィン樹脂と接
着性のあるウレタンプライマーが用いられている。プラ
イマーを塗布した後に、ウレタン塗料、アクリルウレタ
ン塗料、アクリル塗料、アルキド塗料、アクリルエマル
ジョン塗料、塩化ビニル塗料等の塗料が塗られ、これら
の塗料が完全硬化する前にFeよりイオン化傾向の大き
い例えばAl、Zn等の金属を滑らかに溶射するもので
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平3−87248号公報による技術は以下のよう
な問題がある。
た特開平3−87248号公報による技術は以下のよう
な問題がある。
【0013】施工現場で防食被覆鋼管の継手部に上記の
ような防食をする場合、塗料が完全硬化する前にFeよ
りイオン化傾向の大きい金属を溶射するためのタイミン
グ等を考慮する必要があり、操作が煩雑である。
ような防食をする場合、塗料が完全硬化する前にFeよ
りイオン化傾向の大きい金属を溶射するためのタイミン
グ等を考慮する必要があり、操作が煩雑である。
【0014】本発明は上記のような問題点の解決を図っ
たものであり、施工現場において簡単な被覆手段によ
り、溶接継手部の耐食性を保持し、熱収縮チューブを使
用しても捲くれを生じない耐摩耗性に優れた防食被覆鋼
管継手部の防食被覆方法を提供することを目的とする。
たものであり、施工現場において簡単な被覆手段によ
り、溶接継手部の耐食性を保持し、熱収縮チューブを使
用しても捲くれを生じない耐摩耗性に優れた防食被覆鋼
管継手部の防食被覆方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は管体外周に継手
部を除いてポリオレフィン樹脂による被覆を施した鋼管
を順次溶接して埋設施工する際の防食被覆鋼管継手部の
防食被覆方法において、前記継手部を溶接し、溶接継手
部及び前記管体防食被覆端部を熱収縮チューブで被覆
し、該熱収縮チューブ被覆部の表面及び該熱収縮チュー
ブ被覆部と管体防食被覆部の境界部分の表面に特殊ポリ
オレフィン接着剤を塗布硬化した後、特殊ポリオレフィ
ン塗膜部の表面をタールウレタン樹脂で被覆することを
特徴とする防食被覆鋼管継手部の防食被覆方法である。
部を除いてポリオレフィン樹脂による被覆を施した鋼管
を順次溶接して埋設施工する際の防食被覆鋼管継手部の
防食被覆方法において、前記継手部を溶接し、溶接継手
部及び前記管体防食被覆端部を熱収縮チューブで被覆
し、該熱収縮チューブ被覆部の表面及び該熱収縮チュー
ブ被覆部と管体防食被覆部の境界部分の表面に特殊ポリ
オレフィン接着剤を塗布硬化した後、特殊ポリオレフィ
ン塗膜部の表面をタールウレタン樹脂で被覆することを
特徴とする防食被覆鋼管継手部の防食被覆方法である。
【0016】本発明に用いるタールウレタン樹脂は硬化
性に優れたウレタン樹脂と耐水性に優れたコールタール
とを組合わせ、速硬化性、厚膜型の長期防食性を有する
被覆材としたものであり、鋼材との密着性も良好であ
り、且つ硬質で耐損傷性が非常に優れる。そのために、
通常のウレタン樹脂のようなプライマーは不要である。
性に優れたウレタン樹脂と耐水性に優れたコールタール
とを組合わせ、速硬化性、厚膜型の長期防食性を有する
被覆材としたものであり、鋼材との密着性も良好であ
り、且つ硬質で耐損傷性が非常に優れる。そのために、
通常のウレタン樹脂のようなプライマーは不要である。
【0017】また、本発明に用いる特殊ポリオレフィン
接着材は、ポリオレフィンの塩素化物、ポリオレフィン
やエチレン酢酸ビニル共重合体に不飽和ジカルボン酸等
で極性を付与したもの、不飽和ジカルボン酸のグラフト
重合物、不飽和ジカルボン酸のグラフト重合物の塩素化
物の2種以上をブレンドした物質が使用される。
接着材は、ポリオレフィンの塩素化物、ポリオレフィン
やエチレン酢酸ビニル共重合体に不飽和ジカルボン酸等
で極性を付与したもの、不飽和ジカルボン酸のグラフト
重合物、不飽和ジカルボン酸のグラフト重合物の塩素化
物の2種以上をブレンドした物質が使用される。
【0018】上記接着材はポリオレフィン樹脂及びター
ルウレタン樹脂との接着性を非常に良好にする。
ルウレタン樹脂との接着性を非常に良好にする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。
よって説明する。
【0020】図1は本発明における防食被覆鋼管継手部
の一実施の形態を示す防食被覆部断面図である。前述し
た図2と共通の個所は同一符号を用いた。
の一実施の形態を示す防食被覆部断面図である。前述し
た図2と共通の個所は同一符号を用いた。
【0021】図1において、防食被覆鋼管1aと防食被
覆鋼管1bが溶接されて溶接継手部2を形成している。
防食被覆鋼管1aと防食被覆鋼管1bは工場においてあ
らかじめ管体外周に継手部2a、2bを除いて耐衝撃性
及び耐摩耗性に優れたポリエチレン樹脂による管体防食
被覆部3a、3bを設けている。4は溶接部である。管
体防食被覆材としては上記ポリエチレン樹脂や、その他
ポリプロピレン等のオレフィン樹脂が挙げられる。
覆鋼管1bが溶接されて溶接継手部2を形成している。
防食被覆鋼管1aと防食被覆鋼管1bは工場においてあ
らかじめ管体外周に継手部2a、2bを除いて耐衝撃性
及び耐摩耗性に優れたポリエチレン樹脂による管体防食
被覆部3a、3bを設けている。4は溶接部である。管
体防食被覆材としては上記ポリエチレン樹脂や、その他
ポリプロピレン等のオレフィン樹脂が挙げられる。
【0022】溶接継手部2と管体防食被覆端部3c、3
dの表面には、熱収縮チューブ被覆部5が形成されてい
る。
dの表面には、熱収縮チューブ被覆部5が形成されてい
る。
【0023】熱収縮チューブは加熱して収縮させる架橋
ポリエチレン等の熱収縮性合成樹脂材で製作されたもの
である。
ポリエチレン等の熱収縮性合成樹脂材で製作されたもの
である。
【0024】更に、熱収縮チューブ被覆部5の表面と、
熱収縮チューブ被覆部5との管体防食被覆部3a、3b
の境界部分の表面に塩素化ポリエチレン接着剤を塗布硬
化させて、塩素化ポリエチレン塗膜部6a、6b、6c
を形成している。
熱収縮チューブ被覆部5との管体防食被覆部3a、3b
の境界部分の表面に塩素化ポリエチレン接着剤を塗布硬
化させて、塩素化ポリエチレン塗膜部6a、6b、6c
を形成している。
【0025】塩素化ポリエチレンは本発明に用いる特殊
ポリオレフィン接着材の一つであり、その他、塩素化ポ
リエチレン以外のポリオレフィンの塩素化物、ポリオレ
フィンやエチレン酢酸ビニル共重合体に不飽和ジカルボ
ン酸等で極性を付与したもの、不飽和ジカルボン酸のグ
ラフト重合物、不飽和ジカルボン酸のグラフト重合物の
塩素化物の2種以上をブレンドした物質が挙げられる。
ポリオレフィン接着材の一つであり、その他、塩素化ポ
リエチレン以外のポリオレフィンの塩素化物、ポリオレ
フィンやエチレン酢酸ビニル共重合体に不飽和ジカルボ
ン酸等で極性を付与したもの、不飽和ジカルボン酸のグ
ラフト重合物、不飽和ジカルボン酸のグラフト重合物の
塩素化物の2種以上をブレンドした物質が挙げられる。
【0026】上記接着材はポリオレフィン樹脂及びター
ルウレタン樹脂との接着性を非常に良好にする。
ルウレタン樹脂との接着性を非常に良好にする。
【0027】熱収縮チューブ被覆部5の表面と、管体防
食被覆部3a、3bの境界部分の表面に形成された塩素
化ポリエチレン塗膜部6a、6b、6cの表面にはター
ルウレタン樹脂被覆部7が形成されている。
食被覆部3a、3bの境界部分の表面に形成された塩素
化ポリエチレン塗膜部6a、6b、6cの表面にはター
ルウレタン樹脂被覆部7が形成されている。
【0028】ここでは熱収縮チューブ被覆部5がタール
ウレタン樹脂被覆部7に内蔵されるようにすることが必
要である。これによって熱収縮チューブ被覆部5の捲く
れを完全に防止する。
ウレタン樹脂被覆部7に内蔵されるようにすることが必
要である。これによって熱収縮チューブ被覆部5の捲く
れを完全に防止する。
【0029】タールウレタン樹脂の被覆方法は特に限定
されるものではないが、スプレー塗装、コテ塗り、型枠
を取付けて注入する方法等が好適である。
されるものではないが、スプレー塗装、コテ塗り、型枠
を取付けて注入する方法等が好適である。
【0030】次に本発明の方法を図1によって説明す
る。工場において、管体外周に継手部2a、2bを除い
てポリエチレン樹脂で管体防食被覆部3a、3bを形成
して鋼管1a、1bが製造される。被覆方法としてはダ
イスによる押出し被覆方法等が採用されている。ここで
は鋼管の端部約100mm程度を継手部2a、2bとし
て管体を露出させている。
る。工場において、管体外周に継手部2a、2bを除い
てポリエチレン樹脂で管体防食被覆部3a、3bを形成
して鋼管1a、1bが製造される。被覆方法としてはダ
イスによる押出し被覆方法等が採用されている。ここで
は鋼管の端部約100mm程度を継手部2a、2bとし
て管体を露出させている。
【0031】防食被覆鋼管1a、1bは埋設施工する現
場に搬送される。施工現場では発進立坑内、発進ヤード
等で防食被覆鋼管1a、1bが埋設管として継手部の溶
接が施工される。この場合熱収縮チューブが一方の防食
被覆鋼管1aに貫通されて溶接の影響を受けないように
防食被覆部側に寄せられている。
場に搬送される。施工現場では発進立坑内、発進ヤード
等で防食被覆鋼管1a、1bが埋設管として継手部の溶
接が施工される。この場合熱収縮チューブが一方の防食
被覆鋼管1aに貫通されて溶接の影響を受けないように
防食被覆部側に寄せられている。
【0032】溶接後、熱収縮チューブを継手部2a、2
b及び管体防食被覆端部3c、3dに被覆させ、バー
ナ、ヒータ等で加熱収縮させて密着させる。
b及び管体防食被覆端部3c、3dに被覆させ、バー
ナ、ヒータ等で加熱収縮させて密着させる。
【0033】次に、上記熱収縮チューブ被覆部5及び熱
収縮チューブ被覆部5との管体防食被覆部3a、3bの
境界部分の表面を覆うように塩素化ポリエチレン接着剤
を塗布し硬化させる。
収縮チューブ被覆部5との管体防食被覆部3a、3bの
境界部分の表面を覆うように塩素化ポリエチレン接着剤
を塗布し硬化させる。
【0034】塩素化ポリエチレン塗膜部6a、6b、6
cの表面はスプレー塗装、コテ塗り、型枠を取付けて注
入する方法等によってタールウレタン樹脂被覆部7が形
成される。
cの表面はスプレー塗装、コテ塗り、型枠を取付けて注
入する方法等によってタールウレタン樹脂被覆部7が形
成される。
【0035】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0036】工場において3mmの平均厚さにポリエチ
レン樹脂を被覆した750Aの鋼管を溶接接合し、この
溶接継手部と管体防食被覆端部に3mmの平均厚さの熱
収縮チューブを被覆し、熱収縮チューブ被覆部及び熱収
縮チューブ被覆部と管体防食被覆部の境界部分を含む表
面に、特殊ポリオレフィン接着剤[中国塗料(株)サー
モタックE300)]を塗布硬化させた後、特殊ポリオ
レフィン塗膜部の表面にタールウレタン樹脂[日本ペイ
ントプロテゴール32−10]を熱収縮チューブの中央
部(溶接継手部)で熱収縮チューブ端部の鋼面からの厚
さより平均厚さ2mmが厚くなるように滑らかにスプレ
ー塗装し、試験材No.1とした。
レン樹脂を被覆した750Aの鋼管を溶接接合し、この
溶接継手部と管体防食被覆端部に3mmの平均厚さの熱
収縮チューブを被覆し、熱収縮チューブ被覆部及び熱収
縮チューブ被覆部と管体防食被覆部の境界部分を含む表
面に、特殊ポリオレフィン接着剤[中国塗料(株)サー
モタックE300)]を塗布硬化させた後、特殊ポリオ
レフィン塗膜部の表面にタールウレタン樹脂[日本ペイ
ントプロテゴール32−10]を熱収縮チューブの中央
部(溶接継手部)で熱収縮チューブ端部の鋼面からの厚
さより平均厚さ2mmが厚くなるように滑らかにスプレ
ー塗装し、試験材No.1とした。
【0037】工場において4mmの平均厚さにポリエチ
レン樹脂を被覆した750Aの鋼管を溶接接合し、この
継手部と管体防食被覆端部に3mmの平均厚さの熱収縮
チューブを被覆し、熱収縮チューブ被覆部及び熱収縮チ
ューブ被覆部と管体防食被覆部との境界部分を含む表面
に、特殊ポリオレフィン接着剤[中国塗料(株)サーモ
タックE300)]を塗布硬化させた後、特殊ポリオレ
フィン塗膜部の表面にタールウレタン樹脂[日本ペイン
トプロテゴール32−10RR]を試験材No.1の場
合と同様に熱収縮チューブの中央部(溶接継手部)で平
均厚さが2mm厚くなるようにコテ塗りし、試験材N
o.2とした。
レン樹脂を被覆した750Aの鋼管を溶接接合し、この
継手部と管体防食被覆端部に3mmの平均厚さの熱収縮
チューブを被覆し、熱収縮チューブ被覆部及び熱収縮チ
ューブ被覆部と管体防食被覆部との境界部分を含む表面
に、特殊ポリオレフィン接着剤[中国塗料(株)サーモ
タックE300)]を塗布硬化させた後、特殊ポリオレ
フィン塗膜部の表面にタールウレタン樹脂[日本ペイン
トプロテゴール32−10RR]を試験材No.1の場
合と同様に熱収縮チューブの中央部(溶接継手部)で平
均厚さが2mm厚くなるようにコテ塗りし、試験材N
o.2とした。
【0038】工場において6mmの平均厚さにポリエチ
レン樹脂を被覆した750Aの鋼管を溶接接合し、この
継手部と管体防食被覆端部に3mmの平均厚さの熱収縮
チューブを被覆し、熱収縮チューブ被覆部及び熱収縮チ
ューブ被覆部と管体防食被覆部の境界部分を含む表面
に、特殊ポリオレフィン接着剤[中国塗料(株)サーモ
タックE300)]を塗布硬化させた後、型枠を取付
け、特殊ポリオレフィン塗膜部の表面にタールウレタン
樹脂[日本ペイント(株)プロテゴール32−10R]
を試験材No.1の場合と同様に熱収縮チューブの中央
部(溶接継手部)で平均厚さが3mm厚くなるように型
枠内に注入し、試験材No.3とした。
レン樹脂を被覆した750Aの鋼管を溶接接合し、この
継手部と管体防食被覆端部に3mmの平均厚さの熱収縮
チューブを被覆し、熱収縮チューブ被覆部及び熱収縮チ
ューブ被覆部と管体防食被覆部の境界部分を含む表面
に、特殊ポリオレフィン接着剤[中国塗料(株)サーモ
タックE300)]を塗布硬化させた後、型枠を取付
け、特殊ポリオレフィン塗膜部の表面にタールウレタン
樹脂[日本ペイント(株)プロテゴール32−10R]
を試験材No.1の場合と同様に熱収縮チューブの中央
部(溶接継手部)で平均厚さが3mm厚くなるように型
枠内に注入し、試験材No.3とした。
【0039】工場において3mmの平均厚さにポリエチ
レン樹脂を被覆した750Aの鋼管を溶接接合し、この
溶接継手部と管体防食被覆端部に3mmの平均厚さの熱
収縮チューブを被覆し、比較例の比較材No.1とし
た。
レン樹脂を被覆した750Aの鋼管を溶接接合し、この
溶接継手部と管体防食被覆端部に3mmの平均厚さの熱
収縮チューブを被覆し、比較例の比較材No.1とし
た。
【0040】試験材No.1〜No.3及び比較材N
o.1を砕石混じりの土壌中を約500m推進させた後
の試験結果を表1に示す。
o.1を砕石混じりの土壌中を約500m推進させた後
の試験結果を表1に示す。
【0041】下記の項目について目視判定を行ない、総
合評価として、◎印は非常に良好、○印は良好、×印は
悪いの3段階とした。
合評価として、◎印は非常に良好、○印は良好、×印は
悪いの3段階とした。
【0042】(1)溶接継手被覆部表面の傷発生状態 (2)鋼管面と熱収縮チューブ被覆部、熱収縮チューブ
被覆部とタールウレタン樹脂被覆部、熱収縮チューブ被
覆端部と管体防食被覆部の境界面の密着状態
被覆部とタールウレタン樹脂被覆部、熱収縮チューブ被
覆端部と管体防食被覆部の境界面の密着状態
【0043】
【表1】
【0044】表1から明らかなように、実施例No.
1、No.2、No.3においては、防食被覆鋼管継手
部の被覆部表面に若干のすり傷が生じる程度で特に問題
が無く、溶接継手部被覆部及び熱収縮チューブ被覆部と
の境界部分の管体防食被覆部は非常に良好であった。こ
れに対して、比較例No.1においては熱収縮チューブ
被覆端部より捲くれを生じ、一部鋼管面が露出した。
1、No.2、No.3においては、防食被覆鋼管継手
部の被覆部表面に若干のすり傷が生じる程度で特に問題
が無く、溶接継手部被覆部及び熱収縮チューブ被覆部と
の境界部分の管体防食被覆部は非常に良好であった。こ
れに対して、比較例No.1においては熱収縮チューブ
被覆端部より捲くれを生じ、一部鋼管面が露出した。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明は、施工現場にお
いて簡単な被覆手段により、溶接継手部の耐食性を保持
し、熱収縮チューブを使用しても、溶接継手部と管体防
食被覆部との境界部分での捲くれや剥離が生じない耐摩
耗性に優れた防食被覆鋼管継手部の防食被覆を施工する
ことができる。
いて簡単な被覆手段により、溶接継手部の耐食性を保持
し、熱収縮チューブを使用しても、溶接継手部と管体防
食被覆部との境界部分での捲くれや剥離が生じない耐摩
耗性に優れた防食被覆鋼管継手部の防食被覆を施工する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防食被覆鋼管継手部の一実施の形態を
示す防食被覆部断面図である。
示す防食被覆部断面図である。
【図2】従来の防食被覆鋼管継手部の熱収縮チューブに
よる防食被覆部断面図である。
よる防食被覆部断面図である。
1a、1b 防食被覆鋼管 2 溶接継手部 2a、1b 継手部 3a、3b 管体防食被覆部 3c、3d 管体防食被覆端部 4 溶接部 5 熱収縮チューブ被覆部 5a 熱収縮チューブ被覆端部 6a、6b、6c 塩素化ポリエチレン塗膜部 7 タールウレタン樹脂被覆部
Claims (1)
- 【請求項1】 管体外周に継手部を除いてポリオレフィ
ン樹脂による被覆を施した鋼管を順次溶接して埋設施工
する際の防食被覆鋼管継手部の防食被覆方法において、
前記継手部を溶接し、溶接継手部及び前記管体防食被覆
端部を熱収縮チューブで被覆し、該熱収縮チューブ被覆
部の表面及び該熱収縮チューブ被覆部と管体防食被覆部
の境界部分の表面に特殊ポリオレフィン接着剤を塗布硬
化した後、特殊ポリオレフィン塗膜部の表面をタールウ
レタン樹脂で被覆することを特徴とする防食被覆鋼管継
手部の防食被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11697197A JPH10311495A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 防食被覆鋼管継手部の防食被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11697197A JPH10311495A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 防食被覆鋼管継手部の防食被覆方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10311495A true JPH10311495A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14700296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11697197A Pending JPH10311495A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 防食被覆鋼管継手部の防食被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10311495A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6243228B1 (en) | 1997-02-27 | 2001-06-05 | Hitachi, Ltd. | Information storage and retrieval device |
| JP2011202723A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Panasonic Corp | アルミニウム製チューブの接続構造およびそれを具備した熱交換器 |
| CN113531228A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-10-22 | 张志民 | 一种防腐保温地面管道焊接结构及焊接方法 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP11697197A patent/JPH10311495A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6243228B1 (en) | 1997-02-27 | 2001-06-05 | Hitachi, Ltd. | Information storage and retrieval device |
| JP2011202723A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Panasonic Corp | アルミニウム製チューブの接続構造およびそれを具備した熱交換器 |
| CN113531228A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-10-22 | 张志民 | 一种防腐保温地面管道焊接结构及焊接方法 |
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