JPH10320874A - テープ引出し機構 - Google Patents
テープ引出し機構Info
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- JPH10320874A JPH10320874A JP9130630A JP13063097A JPH10320874A JP H10320874 A JPH10320874 A JP H10320874A JP 9130630 A JP9130630 A JP 9130630A JP 13063097 A JP13063097 A JP 13063097A JP H10320874 A JPH10320874 A JP H10320874A
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- JP
- Japan
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- lever
- tape
- tape pull
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/43—Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/665—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
- G11B15/6653—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
- G11B15/6656—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Toys (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気テープ91を所定の走行経路に張設するた
めのテープ引出し機構において、テープ引出しの駆動力
を発揮すべきカムフォロワー62及びカム溝41に大きな反
力が作用することのないテープ引出し機構を提供する。 【解決手段】 テープ引出し機構は、カムフォロワー62
を突設した原動レバー6と、テープ引出しピン51を具え
てテープ引出し動作の第1工程にて原動レバー6の動力
が伝えられるテープ引出しレバー5と、テープ引出し動
作の第2工程にて原動レバー6の動力が伝えられる補助
レバー7とを具え、補助レバー7には、テープ引出しレ
バー5に形成された被押圧面54を押圧して、テープ引出
しレバー5をテープ引出し完了位置まで回動させる押圧
ピン71が突設されている。
めのテープ引出し機構において、テープ引出しの駆動力
を発揮すべきカムフォロワー62及びカム溝41に大きな反
力が作用することのないテープ引出し機構を提供する。 【解決手段】 テープ引出し機構は、カムフォロワー62
を突設した原動レバー6と、テープ引出しピン51を具え
てテープ引出し動作の第1工程にて原動レバー6の動力
が伝えられるテープ引出しレバー5と、テープ引出し動
作の第2工程にて原動レバー6の動力が伝えられる補助
レバー7とを具え、補助レバー7には、テープ引出しレ
バー5に形成された被押圧面54を押圧して、テープ引出
しレバー5をテープ引出し完了位置まで回動させる押圧
ピン71が突設されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VTR(ビデオテ
ープレコーダ)の如く、記録媒体としてのテープを所定
の走行経路に張設し、走行するテープの信号面を走査す
ることによって、信号の記録及び/又は再生を行なう信
号記録再生装置に関し、特に、テープをカセットから引
き出すためのテープ引出し機構に関するものである。
ープレコーダ)の如く、記録媒体としてのテープを所定
の走行経路に張設し、走行するテープの信号面を走査す
ることによって、信号の記録及び/又は再生を行なう信
号記録再生装置に関し、特に、テープをカセットから引
き出すためのテープ引出し機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRにおいては、図9に示す如くシャ
ーシ(1)上に、回転磁気ヘッド(図示省略)を内蔵したV
TRシリンダー(11)が配備されると共に、テープカセッ
ト(9)の両リールを回転駆動するための一対のリール台
(12)(13)が配備されている。又、シャーシ(1)には、V
TRシリンダー(11)の両側に、一対のガイド溝(14)(15)
が開設され、これらのガイド溝(14)(15)には、テープカ
セット(9)の磁気テープ(91)をVTRシリンダー(11)の
外周面に巻き付けるための一対の先導ガイド(16)(17)が
摺動可能に係合している。更に、VTRシリンダー(11)
の右側には、テープカセット(9)から磁気テープ(91)を
引き出すためのテープ引出しピン(10a)を突設したテー
プ引出しレバー(10)が、テープ引出し開始位置とテープ
引出し完了位置の間を回動可能に枢支されている。図示
省略する駆動制御機構によって、両先導ガイド(16)(17)
を前進駆動すると共に、テープ引出しレバー(10)を実線
で示すテープ引出し開始位置から鎖線で示すテープ引出
し完了位置まで回動させることによって、磁気テープ(9
1)は所定のテープ走行経路に張設され、キャプスタン(1
8)とピンチローラ(19)の間に挟まれた状態で、キャプス
タン(18)の回転によって長手方向に走行駆動される。
ーシ(1)上に、回転磁気ヘッド(図示省略)を内蔵したV
TRシリンダー(11)が配備されると共に、テープカセッ
ト(9)の両リールを回転駆動するための一対のリール台
(12)(13)が配備されている。又、シャーシ(1)には、V
TRシリンダー(11)の両側に、一対のガイド溝(14)(15)
が開設され、これらのガイド溝(14)(15)には、テープカ
セット(9)の磁気テープ(91)をVTRシリンダー(11)の
外周面に巻き付けるための一対の先導ガイド(16)(17)が
摺動可能に係合している。更に、VTRシリンダー(11)
の右側には、テープカセット(9)から磁気テープ(91)を
引き出すためのテープ引出しピン(10a)を突設したテー
プ引出しレバー(10)が、テープ引出し開始位置とテープ
引出し完了位置の間を回動可能に枢支されている。図示
省略する駆動制御機構によって、両先導ガイド(16)(17)
を前進駆動すると共に、テープ引出しレバー(10)を実線
で示すテープ引出し開始位置から鎖線で示すテープ引出
し完了位置まで回動させることによって、磁気テープ(9
1)は所定のテープ走行経路に張設され、キャプスタン(1
8)とピンチローラ(19)の間に挟まれた状態で、キャプス
タン(18)の回転によって長手方向に走行駆動される。
【0003】図8は、出願人が以前に開発したテープ引
出し機構を表わしている。前記シャーシの裏面側には、
モータ(図示省略)によって往復駆動される駆動制御板
(4)が配備されている。又、シャーシ上に突設した第1
の枢軸(20)には、テープ引出しレバー(2)の基端部が枢
支され、第2の枢軸(30)には原動レバー(3)の基端部が
枢支されている。テープ引出しレバー(2)の先端部には
テープ引出しピン(21)が突設され、基端部には従動ギア
部(22)が形成されている。一方、原動レバー(3)の先端
部には、前記テープ引出しレバー(2)の従動ギア部(22)
と常時噛合する原動ギア部(31)が形成されると共に、レ
バー中間部にはカムフォロワー(32)が下向きに突設さ
れ、該カムフォロワー(32)はシャーシを貫通して、駆動
制御板(4)に形成されたカム溝(41)に係合している。
出し機構を表わしている。前記シャーシの裏面側には、
モータ(図示省略)によって往復駆動される駆動制御板
(4)が配備されている。又、シャーシ上に突設した第1
の枢軸(20)には、テープ引出しレバー(2)の基端部が枢
支され、第2の枢軸(30)には原動レバー(3)の基端部が
枢支されている。テープ引出しレバー(2)の先端部には
テープ引出しピン(21)が突設され、基端部には従動ギア
部(22)が形成されている。一方、原動レバー(3)の先端
部には、前記テープ引出しレバー(2)の従動ギア部(22)
と常時噛合する原動ギア部(31)が形成されると共に、レ
バー中間部にはカムフォロワー(32)が下向きに突設さ
れ、該カムフォロワー(32)はシャーシを貫通して、駆動
制御板(4)に形成されたカム溝(41)に係合している。
【0004】上記テープ引出し機構においては、駆動制
御板(4)が反時計方向に回転することによって、該駆動
制御板(4)のカム溝(41)が原動レバー(3)のカムフォロ
ワー(32)を駆動して、原動レバー(3)を時計方向に回転
させる。該回転に伴って、原動レバー(3)の原動ギア部
(31)がテープ引出しレバー(2)の従動ギア部(22)を時計
方向に回転駆動し、テープ引出しレバー(2)をテープ引
出し開始位置から図示するテープ引出し完了位置まで回
動させる。この結果、磁気テープがテープカセットから
引き出され、前述の所定経路に張設されるのである。
御板(4)が反時計方向に回転することによって、該駆動
制御板(4)のカム溝(41)が原動レバー(3)のカムフォロ
ワー(32)を駆動して、原動レバー(3)を時計方向に回転
させる。該回転に伴って、原動レバー(3)の原動ギア部
(31)がテープ引出しレバー(2)の従動ギア部(22)を時計
方向に回転駆動し、テープ引出しレバー(2)をテープ引
出し開始位置から図示するテープ引出し完了位置まで回
動させる。この結果、磁気テープがテープカセットから
引き出され、前述の所定経路に張設されるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すテープ引出し機構においては、磁気テープのテンシ
ョンがテープ引出しレバー(2)のテープ引出しピン(21)
に及ぼす力Fが、先ず、テープ引出しレバー(2)のテー
プ引出しピン(21)の回転半径Lと従動ギア部(22)のピッ
チ円半径Kの比に応じて、図示する反力Pに増幅され、
更に、この反力Pが原動ギア部(31)に及ぼす力Qは、原
動ギア部(31)のピッチ円半径Cとカムフォロワー(32)の
回転半径Dで決まる比で、図示する反力Rに増幅され、
カムフォロワー(32)に作用する。この反力Rは、元の力
Fの約10〜20倍となり、この増幅された反力Rでカ
ム溝(41)のカム面が押圧されることになる。この結果、
カム溝(41)のカム面が早期に摩耗して、テープ引出しピ
ン(21)によるテープ引出し位置の精度が悪くなる問題が
あった。
示すテープ引出し機構においては、磁気テープのテンシ
ョンがテープ引出しレバー(2)のテープ引出しピン(21)
に及ぼす力Fが、先ず、テープ引出しレバー(2)のテー
プ引出しピン(21)の回転半径Lと従動ギア部(22)のピッ
チ円半径Kの比に応じて、図示する反力Pに増幅され、
更に、この反力Pが原動ギア部(31)に及ぼす力Qは、原
動ギア部(31)のピッチ円半径Cとカムフォロワー(32)の
回転半径Dで決まる比で、図示する反力Rに増幅され、
カムフォロワー(32)に作用する。この反力Rは、元の力
Fの約10〜20倍となり、この増幅された反力Rでカ
ム溝(41)のカム面が押圧されることになる。この結果、
カム溝(41)のカム面が早期に摩耗して、テープ引出しピ
ン(21)によるテープ引出し位置の精度が悪くなる問題が
あった。
【0006】本発明の目的は、テープ引出し状態にてテ
ープ引出しのための駆動機構に大きな反力が作用するこ
とがなく、テープ引出し位置に高い精度が得られるテー
プ引出し機構を提供することである。
ープ引出しのための駆動機構に大きな反力が作用するこ
とがなく、テープ引出し位置に高い精度が得られるテー
プ引出し機構を提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るテープ引出し
機構は、テープ引出しのための駆動力を発揮する駆動機
構と、シャーシ(1)上に基端部が枢支されて、駆動開始
位置と駆動終了位置の間を回動可能であり、前記駆動機
構からの駆動力が伝えられる原動レバー(6)と、先端部
にテープ引出しピン(51)を具えると共に、シャーシ(1)
上に基端部が枢支されて、テープ引出し開始位置とテー
プ引出し完了位置の間を回動可能であり、テープ引出し
動作の第1工程にて該基端部に原動レバー(6)の先端部
が係合して、原動レバー(6)の動力が伝えられるテープ
引出しレバー(5)と、シャーシ(1)上に基端部が枢支さ
れて、初期位置と最終位置の間を回動可能であり、テー
プ引出し動作の第2工程にて先端部に原動レバー(6)の
先端部が係合して、原動レバー(6)の動力が伝えられる
補助レバー(7)とを具え、補助レバー(7)には、初期位
置から最終位置への回動に伴ってテープ引出しレバー
(5)の中間部を押圧し、テープ引出しレバー(5)をテー
プ引出し完了位置まで回動させる押圧面が形成されてい
る。
機構は、テープ引出しのための駆動力を発揮する駆動機
構と、シャーシ(1)上に基端部が枢支されて、駆動開始
位置と駆動終了位置の間を回動可能であり、前記駆動機
構からの駆動力が伝えられる原動レバー(6)と、先端部
にテープ引出しピン(51)を具えると共に、シャーシ(1)
上に基端部が枢支されて、テープ引出し開始位置とテー
プ引出し完了位置の間を回動可能であり、テープ引出し
動作の第1工程にて該基端部に原動レバー(6)の先端部
が係合して、原動レバー(6)の動力が伝えられるテープ
引出しレバー(5)と、シャーシ(1)上に基端部が枢支さ
れて、初期位置と最終位置の間を回動可能であり、テー
プ引出し動作の第2工程にて先端部に原動レバー(6)の
先端部が係合して、原動レバー(6)の動力が伝えられる
補助レバー(7)とを具え、補助レバー(7)には、初期位
置から最終位置への回動に伴ってテープ引出しレバー
(5)の中間部を押圧し、テープ引出しレバー(5)をテー
プ引出し完了位置まで回動させる押圧面が形成されてい
る。
【0008】上記本発明のテープ引出し機構において
は、駆動機構によって原動レバー(6)が駆動開始位置か
ら駆動終了位置まで駆動されることによって、テープ引
出しレバー(5)がテープ引出し開始位置からテープ引出
し完了位置まで回動することになる。このテープ引出し
動作の第1工程では、原動レバー(6)の基端部がテープ
引出しレバー(5)の基端部に係合しており、原動レバー
(6)の回動によって、テープ引出しレバー(5)がテープ
引出し開始位置からテープ引出し完了位置へ向けて駆動
される。その後、テープ引出し動作の第2工程への移行
時に、原動レバー(6)の先端部とテープ引出しレバー
(5)の基端部の係合が解除され、原動レバー(6)の先端
部が補助レバー(7)の先端部と係合する。そして、第2
工程では、原動レバー(6)の動力によって補助レバー
(7)が駆動されて、補助レバー(7)は、初期位置から最
終位置まで回動する。この過程で、補助レバー(7)の押
圧面がテープ引出しレバー(5)の中間部を押圧し、テー
プ引出しレバー(5)をテープ引出し完了位置まで回動さ
せ、テープ引出し完了位置に保持する。
は、駆動機構によって原動レバー(6)が駆動開始位置か
ら駆動終了位置まで駆動されることによって、テープ引
出しレバー(5)がテープ引出し開始位置からテープ引出
し完了位置まで回動することになる。このテープ引出し
動作の第1工程では、原動レバー(6)の基端部がテープ
引出しレバー(5)の基端部に係合しており、原動レバー
(6)の回動によって、テープ引出しレバー(5)がテープ
引出し開始位置からテープ引出し完了位置へ向けて駆動
される。その後、テープ引出し動作の第2工程への移行
時に、原動レバー(6)の先端部とテープ引出しレバー
(5)の基端部の係合が解除され、原動レバー(6)の先端
部が補助レバー(7)の先端部と係合する。そして、第2
工程では、原動レバー(6)の動力によって補助レバー
(7)が駆動されて、補助レバー(7)は、初期位置から最
終位置まで回動する。この過程で、補助レバー(7)の押
圧面がテープ引出しレバー(5)の中間部を押圧し、テー
プ引出しレバー(5)をテープ引出し完了位置まで回動さ
せ、テープ引出し完了位置に保持する。
【0009】上記の如く、テープ引出し完了状態では、
補助レバー(7)の押圧面がテープ引出しレバー(5)の中
間部を押圧してテープ引出し完了位置に保持しているの
で、テープのテンションがテープ引出しレバー(5)のテ
ープ引出しピン(51)に及ぼす力は、先ず、テープ引出し
ピン(51)の回転半径と前記押圧面による被押圧点の回転
半径の比で増幅され、補助レバー(7)の押圧面に作用す
る。該作用力は、補助レバー(7)の回転中心へ向けて作
用する軸力と、該軸力に直交する回転力に分解される。
そして、この回転力が、補助レバー(7)と原動レバー
(6)の係合部を介して、原動レバー(6)に伝えられる。
ここで、テープ引出しレバー(5)の被押圧点の回転半径
は、従来のテープ引出しレバーの原動レバーとの係合部
の回転半径よりも十分に大きいので、原動レバー(6)の
先端部が受ける反力は、従来の原動レバーの先端部が受
ける反力よりも十分に小さくなる。尚、原動レバー(6)
の先端部の回転半径と原動レバー(6)の被駆動部の回転
半径の比で決まる増幅率については、従来と大きな差は
ない。この結果、テープ引出し状態にて、原動レバーを
駆動する駆動機構に作用する反力は、従来よりも大幅に
軽減されることになる。
補助レバー(7)の押圧面がテープ引出しレバー(5)の中
間部を押圧してテープ引出し完了位置に保持しているの
で、テープのテンションがテープ引出しレバー(5)のテ
ープ引出しピン(51)に及ぼす力は、先ず、テープ引出し
ピン(51)の回転半径と前記押圧面による被押圧点の回転
半径の比で増幅され、補助レバー(7)の押圧面に作用す
る。該作用力は、補助レバー(7)の回転中心へ向けて作
用する軸力と、該軸力に直交する回転力に分解される。
そして、この回転力が、補助レバー(7)と原動レバー
(6)の係合部を介して、原動レバー(6)に伝えられる。
ここで、テープ引出しレバー(5)の被押圧点の回転半径
は、従来のテープ引出しレバーの原動レバーとの係合部
の回転半径よりも十分に大きいので、原動レバー(6)の
先端部が受ける反力は、従来の原動レバーの先端部が受
ける反力よりも十分に小さくなる。尚、原動レバー(6)
の先端部の回転半径と原動レバー(6)の被駆動部の回転
半径の比で決まる増幅率については、従来と大きな差は
ない。この結果、テープ引出し状態にて、原動レバーを
駆動する駆動機構に作用する反力は、従来よりも大幅に
軽減されることになる。
【0010】具体的には、原動レバー(6)の先端部に原
動ギア部(61)が形成される一方、テープ引出しレバー
(5)の基端部には、原動レバー(6)の原動ギア部(61)が
噛合可能な従動ギア部(52)が形成され、テープ引出し動
作の第1工程にて従動ギア部(52)に原動レバー(6)の原
動ギア部(61)が噛合する。該具体的構成においては、原
動レバー(6)の原動ギア部(61)とテープ引出しレバー
(5)の従動ギア部(52)の噛合によって、原動レバー(6)
の動力がテープ引出しレバー(5)に伝えられ、テープ引
出しレバー(5)のテープ引出し動作の第1工程における
駆動が行なわれる。その後、テープ引出し動作の第2工
程への移行時には、前記噛合は切り離される。
動ギア部(61)が形成される一方、テープ引出しレバー
(5)の基端部には、原動レバー(6)の原動ギア部(61)が
噛合可能な従動ギア部(52)が形成され、テープ引出し動
作の第1工程にて従動ギア部(52)に原動レバー(6)の原
動ギア部(61)が噛合する。該具体的構成においては、原
動レバー(6)の原動ギア部(61)とテープ引出しレバー
(5)の従動ギア部(52)の噛合によって、原動レバー(6)
の動力がテープ引出しレバー(5)に伝えられ、テープ引
出しレバー(5)のテープ引出し動作の第1工程における
駆動が行なわれる。その後、テープ引出し動作の第2工
程への移行時には、前記噛合は切り離される。
【0011】又、具体的には、原動レバー(6)の先端部
及び補助レバー(7)の先端部に、テープ引出し動作の第
2工程にて互いに係合すべき鉤部(64)(73)が形成されて
いる。該具体的構成においては、テープ引出し動作の第
2工程にて、原動レバー(6)の鉤部(64)が補助レバー
(7)の鉤部(73)に係合して、両レバー(6)(7)が連結さ
れる。この結果、原動レバー(6)の動力が補助レバー
(7)に伝えられて、補助レバー(7)が駆動される。
及び補助レバー(7)の先端部に、テープ引出し動作の第
2工程にて互いに係合すべき鉤部(64)(73)が形成されて
いる。該具体的構成においては、テープ引出し動作の第
2工程にて、原動レバー(6)の鉤部(64)が補助レバー
(7)の鉤部(73)に係合して、両レバー(6)(7)が連結さ
れる。この結果、原動レバー(6)の動力が補助レバー
(7)に伝えられて、補助レバー(7)が駆動される。
【0012】又、具体的構成において、駆動機構は、往
復駆動される駆動制御板(4)に形成されたカム溝(41)
と、原動レバー(6)の中間部に突設されて前記カム溝(4
1)に係合するカムフォロワー(62)とによって構成され
る。該具体的構成においては、駆動制御板(4)のカム溝
(41)が移動することによって、原動レバー(6)のカムフ
ォロワー(62)が駆動され、原動レバー(6)は、駆動開始
位置から駆動完了位置まで回動する。
復駆動される駆動制御板(4)に形成されたカム溝(41)
と、原動レバー(6)の中間部に突設されて前記カム溝(4
1)に係合するカムフォロワー(62)とによって構成され
る。該具体的構成においては、駆動制御板(4)のカム溝
(41)が移動することによって、原動レバー(6)のカムフ
ォロワー(62)が駆動され、原動レバー(6)は、駆動開始
位置から駆動完了位置まで回動する。
【0013】更に具体的構成において、テープ引出しレ
バー(5)はテープ引出し完了位置からテープ引出し開始
位置へ向けてバネ付勢されている。又、補助レバー(7)
は最終位置から初期位置へ向けてバネ付勢されている。
該具体的構成においては、駆動機構をテープ引出し時と
は逆方向に動作させて、テープ引出しレバー(5)をテー
プ引出し完了位置からテープ引出し開始位置まで回動さ
せる過程で、テープ引出しレバー(5)は、その基端部が
原動レバー(6)の先端部と係合するまでの期間、バネ付
勢によってテープ引出し完了位置からテープ引出し開始
位置へ向けて回動する。又、補助レバー(7)はバネ付勢
によって最終位置から初期位置まで回動する。
バー(5)はテープ引出し完了位置からテープ引出し開始
位置へ向けてバネ付勢されている。又、補助レバー(7)
は最終位置から初期位置へ向けてバネ付勢されている。
該具体的構成においては、駆動機構をテープ引出し時と
は逆方向に動作させて、テープ引出しレバー(5)をテー
プ引出し完了位置からテープ引出し開始位置まで回動さ
せる過程で、テープ引出しレバー(5)は、その基端部が
原動レバー(6)の先端部と係合するまでの期間、バネ付
勢によってテープ引出し完了位置からテープ引出し開始
位置へ向けて回動する。又、補助レバー(7)はバネ付勢
によって最終位置から初期位置まで回動する。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るテープ引出し機構によれ
ば、テープ引出し状態にて、原動レバーを駆動する駆動
機構が受ける反力は従来よりも大幅に軽減されるので、
該反力によって駆動機構が早期に摩耗する等の問題は発
生せず、テープ引出しピンによるテープ引出し位置に高
い精度が維持される。
ば、テープ引出し状態にて、原動レバーを駆動する駆動
機構が受ける反力は従来よりも大幅に軽減されるので、
該反力によって駆動機構が早期に摩耗する等の問題は発
生せず、テープ引出しピンによるテープ引出し位置に高
い精度が維持される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をVTRのテープ引
出し機構に実施した形態につき、図面に沿って具体的に
説明する。図1は、本発明に係るテープ引出し機構にお
いて、磁気テープ(91)の引出しが完了した状態を表わし
ている。各種メカニズムが搭載されたシャーシ(図示省
略)の裏面には、駆動制御板(4)が配備され、該駆動制
御板(4)は、モータ(図示省略)によって円周線上を往復
駆動される。又、シャーシ上に突設した第1の枢軸(50)
には、略I字状に伸びるテープ引出しレバー(5)が基端
部にて枢支され、該枢軸(50)に取り付けたトーションス
プリング(55)によって、反時計回りに回転付勢されてい
る。又、シャーシ上に突設した第2の枢軸(60)には、逆
C字状に伸びる原動レバー(6)が基端部にて枢支される
と共に、C字状に伸びる補助レバー(7)が基端部にて枢
支されている。原動レバー(6)は、シャーシとの間に張
設したコイルスプリング(63)によって、反時計回りに回
転付勢されている。更に補助レバー(7)は、枢軸(60)に
取り付けたトーションスプリング(72)によって、反時計
回りに回転付勢されている。
出し機構に実施した形態につき、図面に沿って具体的に
説明する。図1は、本発明に係るテープ引出し機構にお
いて、磁気テープ(91)の引出しが完了した状態を表わし
ている。各種メカニズムが搭載されたシャーシ(図示省
略)の裏面には、駆動制御板(4)が配備され、該駆動制
御板(4)は、モータ(図示省略)によって円周線上を往復
駆動される。又、シャーシ上に突設した第1の枢軸(50)
には、略I字状に伸びるテープ引出しレバー(5)が基端
部にて枢支され、該枢軸(50)に取り付けたトーションス
プリング(55)によって、反時計回りに回転付勢されてい
る。又、シャーシ上に突設した第2の枢軸(60)には、逆
C字状に伸びる原動レバー(6)が基端部にて枢支される
と共に、C字状に伸びる補助レバー(7)が基端部にて枢
支されている。原動レバー(6)は、シャーシとの間に張
設したコイルスプリング(63)によって、反時計回りに回
転付勢されている。更に補助レバー(7)は、枢軸(60)に
取り付けたトーションスプリング(72)によって、反時計
回りに回転付勢されている。
【0016】テープ引出しレバー(5)の先端部にはテー
プ引出しピン(51)が突設され、基端部の右側面には、従
動ギア部(52)が形成されている。原動レバー(6)の先端
には、L字状に屈曲する鉤部(64)が形成されると共に、
レバー先端部の左側面には、テープ引出しレバー(5)の
従動ギア部(52)と噛合可能な原動ギア部(61)が形成され
ている。又、原動レバー(6)には、枢軸(60)の近傍位置
に、駆動制御板(4)のカム溝(41)に係合するカムフォロ
ワー(62)が下向きに突設されている。尚、カム溝(41)
は、図1中にハッチングを施してその領域を表わしてい
る。補助レバー(7)の先端には、前記原動レバー(6)の
鉤部(64)と係合可能なL字状の鉤部(73)が形成されてい
る。又、補助レバー(7)の表面には、やや先端寄りに、
押圧ピン(71)が上向きに突設されている。一方、テープ
引出しレバー(5)の裏面には、後述の如くテープ引出し
動作の第1工程にて押圧ピン(71)が通過可能な凹部(53)
が形成されると共に、該凹部(53)の側面に、テープ引出
し動作の第2工程にて押圧ピン(71)が摺接することとな
る被押圧面(54)が形成されている。
プ引出しピン(51)が突設され、基端部の右側面には、従
動ギア部(52)が形成されている。原動レバー(6)の先端
には、L字状に屈曲する鉤部(64)が形成されると共に、
レバー先端部の左側面には、テープ引出しレバー(5)の
従動ギア部(52)と噛合可能な原動ギア部(61)が形成され
ている。又、原動レバー(6)には、枢軸(60)の近傍位置
に、駆動制御板(4)のカム溝(41)に係合するカムフォロ
ワー(62)が下向きに突設されている。尚、カム溝(41)
は、図1中にハッチングを施してその領域を表わしてい
る。補助レバー(7)の先端には、前記原動レバー(6)の
鉤部(64)と係合可能なL字状の鉤部(73)が形成されてい
る。又、補助レバー(7)の表面には、やや先端寄りに、
押圧ピン(71)が上向きに突設されている。一方、テープ
引出しレバー(5)の裏面には、後述の如くテープ引出し
動作の第1工程にて押圧ピン(71)が通過可能な凹部(53)
が形成されると共に、該凹部(53)の側面に、テープ引出
し動作の第2工程にて押圧ピン(71)が摺接することとな
る被押圧面(54)が形成されている。
【0017】図3〜図7は、上記テープ引出し機構のテ
ープ引出し動作を表わしている。テープ引出し開始時に
は図3(a)に示す様に、原動レバー(6)は駆動開始位
置、テープ引出しレバー(5)はテープ引出し開始位置、
補助レバー(7)は初期位置に設定されている。原動レバ
ー(6)の原動ギア部(61)とテープ引出しレバー(5)の従
動ギア部(52)は互いに噛合している。又、原動レバー
(6)の鉤部(64)と補助レバー(7)の鉤部(73)は互いに離
間している。この状態から、前記駆動制御板(4)が時計
方向に回転してカム溝(41)が円周線上を一方向に移動す
ることによって、原動レバー(6)のカムフォロワー(62)
が駆動され、原動レバー(6)は時計方向の回動を開始す
る。
ープ引出し動作を表わしている。テープ引出し開始時に
は図3(a)に示す様に、原動レバー(6)は駆動開始位
置、テープ引出しレバー(5)はテープ引出し開始位置、
補助レバー(7)は初期位置に設定されている。原動レバ
ー(6)の原動ギア部(61)とテープ引出しレバー(5)の従
動ギア部(52)は互いに噛合している。又、原動レバー
(6)の鉤部(64)と補助レバー(7)の鉤部(73)は互いに離
間している。この状態から、前記駆動制御板(4)が時計
方向に回転してカム溝(41)が円周線上を一方向に移動す
ることによって、原動レバー(6)のカムフォロワー(62)
が駆動され、原動レバー(6)は時計方向の回動を開始す
る。
【0018】図3(a)〜図5(b)に示す第1工程では、
原動レバー(6)が時計方向に回動することによって、該
原動レバー(6)の原動ギア部(61)がテープ引出しレバー
(5)の従動ギア部(52)を駆動し、これによってテープ引
出しレバー(5)は時計方向に回動し、該テープ引出しレ
バー(5)のテープ引出しピン(51)によって磁気テープが
カセットから引き出されることになる。図3(b)から図
4(b)に示す過程で、補助レバー(7)は初期位置での静
止状態を維持し、原動レバー(6)の鉤部(64)は補助レバ
ー(7)の鉤部(73)に接近する。そして、図5(b)に示す
段階に至ると、原動レバー(6)の原動ギア部(61)とテー
プ引出しレバー(5)の従動ギア部(52)の噛合は終点位置
に達する。又、この直前に、原動レバー(6)の鉤部(64)
と補助レバー(7)の鉤部(73)とが互いに係合することに
なる。尚、図4(b)及び図5(a)に示す如くテープ引出
しレバー(5)が回動する過程で、該テープ引出しレバー
(5)の凹部(53)に補助レバー(7)の押圧ピン(71)が収容
されて、テープ引出しレバー(5)と補助レバー(7)の間
の干渉が回避される。
原動レバー(6)が時計方向に回動することによって、該
原動レバー(6)の原動ギア部(61)がテープ引出しレバー
(5)の従動ギア部(52)を駆動し、これによってテープ引
出しレバー(5)は時計方向に回動し、該テープ引出しレ
バー(5)のテープ引出しピン(51)によって磁気テープが
カセットから引き出されることになる。図3(b)から図
4(b)に示す過程で、補助レバー(7)は初期位置での静
止状態を維持し、原動レバー(6)の鉤部(64)は補助レバ
ー(7)の鉤部(73)に接近する。そして、図5(b)に示す
段階に至ると、原動レバー(6)の原動ギア部(61)とテー
プ引出しレバー(5)の従動ギア部(52)の噛合は終点位置
に達する。又、この直前に、原動レバー(6)の鉤部(64)
と補助レバー(7)の鉤部(73)とが互いに係合することに
なる。尚、図4(b)及び図5(a)に示す如くテープ引出
しレバー(5)が回動する過程で、該テープ引出しレバー
(5)の凹部(53)に補助レバー(7)の押圧ピン(71)が収容
されて、テープ引出しレバー(5)と補助レバー(7)の間
の干渉が回避される。
【0019】図5(b)〜図7(b)に示す第2工程では、
原動レバー(6)が更に時計方向に回動することによっ
て、該原動レバー(6)の鉤部(64)が補助レバー(7)の鉤
部(73)を牽引し、これによって補助レバー(7)は時計方
向に回動する。
原動レバー(6)が更に時計方向に回動することによっ
て、該原動レバー(6)の鉤部(64)が補助レバー(7)の鉤
部(73)を牽引し、これによって補助レバー(7)は時計方
向に回動する。
【0020】補助レバー(7)の時計方向の回動に伴っ
て、該補助レバー(7)の押圧ピン(71)がテープ引出しレ
バー(5)の被押圧面(54)に接近し、図6(a)に示す如く
原動レバー(6)の原動ギア部(61)とテープ引出しレバー
(5)の従動ギア部(52)の噛合が切り離された時点では、
補助レバー(7)の押圧ピン(71)がテープ引出しレバー
(5)の被押圧面(54)に摺接することになる。その後、図
6(b)〜図7(a)に示す様に補助レバー(7)が更に時計
方向に回動することによって、該補助レバー(7)の押圧
ピン(71)がテープ引出しレバー(5)の被押圧面(54)を押
圧して、テープ引出しレバー(5)を時計方向に回動させ
る。そして、原動レバー(6)が図7(b)に示す駆動終了
位置まで回動することによって、補助レバー(7)が図示
する最終位置まで駆動されると共に、テープ引出しレバ
ー(5)は図示するテープ引出し完了位置まで駆動され、
テープ引出し動作が完了する。
て、該補助レバー(7)の押圧ピン(71)がテープ引出しレ
バー(5)の被押圧面(54)に接近し、図6(a)に示す如く
原動レバー(6)の原動ギア部(61)とテープ引出しレバー
(5)の従動ギア部(52)の噛合が切り離された時点では、
補助レバー(7)の押圧ピン(71)がテープ引出しレバー
(5)の被押圧面(54)に摺接することになる。その後、図
6(b)〜図7(a)に示す様に補助レバー(7)が更に時計
方向に回動することによって、該補助レバー(7)の押圧
ピン(71)がテープ引出しレバー(5)の被押圧面(54)を押
圧して、テープ引出しレバー(5)を時計方向に回動させ
る。そして、原動レバー(6)が図7(b)に示す駆動終了
位置まで回動することによって、補助レバー(7)が図示
する最終位置まで駆動されると共に、テープ引出しレバ
ー(5)は図示するテープ引出し完了位置まで駆動され、
テープ引出し動作が完了する。
【0021】尚、図3(a)〜図7(b)に示すテープ引出
し動作において、原動レバー(6)、補助レバー(7)及び
テープ引出しレバー(5)は夫々、コイルスプリング(6
3)、トーションスプリング(72)及びトーションスプリン
グ(55)の付勢力に抗して時計方向に回転駆動される。
し動作において、原動レバー(6)、補助レバー(7)及び
テープ引出しレバー(5)は夫々、コイルスプリング(6
3)、トーションスプリング(72)及びトーションスプリン
グ(55)の付勢力に抗して時計方向に回転駆動される。
【0022】引き出した磁気テープをカセットに巻き戻
す動作は、原動レバー(6)を図7(b)に示す駆動終了位
置から図3(a)に示す駆動開始位置まで反時計方向に回
動させることによって行なわれ、この過程で、補助レバ
ー(7)及びテープ引出しレバー(5)は、上記のテープ引
出し時の動作とは逆の動作過程を経て、夫々初期位置及
びテープ引出し開始位置に復帰することになる。この過
程で、原動レバー(6)、補助レバー(7)及びテープ引出
しレバー(5)は、夫々コイルスプリング(63)、トーショ
ンスプリング(72)及びトーションスプリング(55)の回転
付勢力を受けて、スムーズに回動する。
す動作は、原動レバー(6)を図7(b)に示す駆動終了位
置から図3(a)に示す駆動開始位置まで反時計方向に回
動させることによって行なわれ、この過程で、補助レバ
ー(7)及びテープ引出しレバー(5)は、上記のテープ引
出し時の動作とは逆の動作過程を経て、夫々初期位置及
びテープ引出し開始位置に復帰することになる。この過
程で、原動レバー(6)、補助レバー(7)及びテープ引出
しレバー(5)は、夫々コイルスプリング(63)、トーショ
ンスプリング(72)及びトーションスプリング(55)の回転
付勢力を受けて、スムーズに回動する。
【0023】上記テープ引出し機構においては、図2に
示す如くテープ引出し完了状態にて、補助レバー(7)の
押圧ピン(71)がテープ引出しレバー(5)の被押圧面(54)
を押圧して、テープ引出しレバー(5)をテープ引出し完
了位置に保持しているので、テープのテンションがテー
プ引出しレバー(5)のテープ引出しピン(51)に及ぼす力
Fは、先ず、テープ引出しピン(51)の回転半径Lと前記
被押圧面(54)の被押圧点の回転半径Bの比で増幅され、
補助レバー(7)の押圧ピン(71)に作用する。該作用力E
は、補助レバー(7)の回転中心へ向けて作用する軸力H
と、該軸力Hに直交する回転力Gに分解される。そし
て、この回転力Gが、補助レバー(7)と原動レバー(6)
の鉤部(73)(64)による係合によって、反力Iとして原動
レバー(6)に作用する。更にこの反力Iは、原動レバー
(6)の鉤部(64)の回転半径C′とカムフォロワー(62)の
回転半径Dで決まる比で、図示する反力Jに増幅され
て、カムフォロワー(62)に作用し、該カムフォロワー(6
2)によってカム溝(41)のカム面が押圧されることなる。
示す如くテープ引出し完了状態にて、補助レバー(7)の
押圧ピン(71)がテープ引出しレバー(5)の被押圧面(54)
を押圧して、テープ引出しレバー(5)をテープ引出し完
了位置に保持しているので、テープのテンションがテー
プ引出しレバー(5)のテープ引出しピン(51)に及ぼす力
Fは、先ず、テープ引出しピン(51)の回転半径Lと前記
被押圧面(54)の被押圧点の回転半径Bの比で増幅され、
補助レバー(7)の押圧ピン(71)に作用する。該作用力E
は、補助レバー(7)の回転中心へ向けて作用する軸力H
と、該軸力Hに直交する回転力Gに分解される。そし
て、この回転力Gが、補助レバー(7)と原動レバー(6)
の鉤部(73)(64)による係合によって、反力Iとして原動
レバー(6)に作用する。更にこの反力Iは、原動レバー
(6)の鉤部(64)の回転半径C′とカムフォロワー(62)の
回転半径Dで決まる比で、図示する反力Jに増幅され
て、カムフォロワー(62)に作用し、該カムフォロワー(6
2)によってカム溝(41)のカム面が押圧されることなる。
【0024】図2に示す力の釣合いにおいて、テープ引
出しレバー(5)の被押圧点の回転半径Bは、図8に示す
従来のテープ引出しレバー(2)の従動ギア部(22)のピッ
チ円半径Kよりも十分に大きいので、図2に示す本発明
の原動レバー(6)の鉤部(64)に作用する反力Iは、従来
の原動レバー(3)の原動ギア部(31)が受ける反力Qより
も十分に小さくなる。又、本発明の原動レバー(6)の鉤
部(64)の回転半径C′と従来の原動レバー(3)の原動ギ
ア部(31)の回転半径Cに大きな差はない。従って、本発
明のテープ引出し機構においてカムフォロワー(62)に作
用する反力Jは、元の力Fの数倍程度に留まり、従来の
テープ引出し機構においてカムフォロワー(32)に作用す
る反力Rの約50%に減少する。この結果、テープ引出
し状態にて、駆動制御板(4)のカム溝(41)のカム面がカ
ムフォロワー(62)から受ける押圧力は従来よりも大幅に
軽減され、カム面が早期に摩耗する虞れはない。
出しレバー(5)の被押圧点の回転半径Bは、図8に示す
従来のテープ引出しレバー(2)の従動ギア部(22)のピッ
チ円半径Kよりも十分に大きいので、図2に示す本発明
の原動レバー(6)の鉤部(64)に作用する反力Iは、従来
の原動レバー(3)の原動ギア部(31)が受ける反力Qより
も十分に小さくなる。又、本発明の原動レバー(6)の鉤
部(64)の回転半径C′と従来の原動レバー(3)の原動ギ
ア部(31)の回転半径Cに大きな差はない。従って、本発
明のテープ引出し機構においてカムフォロワー(62)に作
用する反力Jは、元の力Fの数倍程度に留まり、従来の
テープ引出し機構においてカムフォロワー(32)に作用す
る反力Rの約50%に減少する。この結果、テープ引出
し状態にて、駆動制御板(4)のカム溝(41)のカム面がカ
ムフォロワー(62)から受ける押圧力は従来よりも大幅に
軽減され、カム面が早期に摩耗する虞れはない。
【0025】又、テープ再生中にテープ引出しレバー
(5)のテープ引出しピン(51)に作用する力Fが一時的に
増大したとしても、該作用力は、補助レバー(7)の押圧
ピン(71)によって受け止められ、該押圧ピン(71)に作用
する力Eは前述の如く軸力Hと回転力Gに分解されて、
軸力Fは枢軸(60)によって確実に受け止められるので、
テープ引出しピン(51)の位置に大きな誤差が生じること
なく、正確なテープ走行経路を維持することが出来る。
(5)のテープ引出しピン(51)に作用する力Fが一時的に
増大したとしても、該作用力は、補助レバー(7)の押圧
ピン(71)によって受け止められ、該押圧ピン(71)に作用
する力Eは前述の如く軸力Hと回転力Gに分解されて、
軸力Fは枢軸(60)によって確実に受け止められるので、
テープ引出しピン(51)の位置に大きな誤差が生じること
なく、正確なテープ走行経路を維持することが出来る。
【0026】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、図1に示す原動レバー(6)
のコイルスプリング(63)は省略することが可能である。
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、図1に示す原動レバー(6)
のコイルスプリング(63)は省略することが可能である。
【図1】本発明に係るテープ引出し機構のテープ引出し
完了状態における平面図である。
完了状態における平面図である。
【図2】同上の状態における力の釣合いを説明する図で
ある。
ある。
【図3】テープ引出し動作の初期の工程(a)(b)を表わ
す図である。
す図である。
【図4】図3に続く中間工程(a)(b)を表わす図であ
る。
る。
【図5】図4に続く中間工程(a)(b)を表わす図であ
る。
る。
【図6】図5に続く中間工程(a)(b)を表わす図であ
る。
る。
【図7】テープ引出し動作の最終の工程(a)(b)を表わ
す図である。
す図である。
【図8】従来のテープ引出し機構のテープ引出し完了状
態における平面図である。
態における平面図である。
【図9】VTRの主要な構成を表わす平面図である。
(1) シャーシ (4) 駆動制御板 (41) カム溝 (5) テープ引出しレバー (51) テープ引出しピン (52) 従動ギア部 (54) 被押圧面 (6) 原動レバー (61) 原動ギア部 (62) カムフォロワー (64) 鉤部 (7) 補助レバー (71) 押圧ピン (73) 鉤部 (91) 磁気テープ
Claims (6)
- 【請求項1】 記録媒体としてのテープをシャーシ上の
所定の走行経路に張設するためのテープ引出し機構にお
いて、 テープ引出しのための駆動力を発揮する駆動機構と、 シャーシ(1)上に基端部が枢支されて、駆動開始位置と
駆動終了位置の間を回動可能であり、前記駆動機構から
の駆動力が伝えられる原動レバー(6)と、 先端部にテープ引出しピン(51)を具えると共に、シャー
シ(1)上に基端部が枢支されて、テープ引出し開始位置
とテープ引出し完了位置の間を回動可能であり、テープ
引出し動作の第1工程にて該基端部に原動レバー(6)の
先端部が係合して、原動レバー(6)の動力が伝えられる
テープ引出しレバー(5)と、 シャーシ(1)上に基端部が枢支されて、初期位置と最終
位置の間を回動可能であり、テープ引出し動作の第2工
程にて先端部に原動レバー(6)の先端部が係合して、原
動レバー(6)の動力が伝えられる補助レバー(7)とを具
え、補助レバー(7)には、初期位置から最終位置への回
動に伴ってテープ引出しレバー(5)の中間部を押圧し、
テープ引出しレバー(5)をテープ引出し完了位置まで回
動させる押圧面が形成されているテープ引出し機構。 - 【請求項2】 原動レバー(6)の基端部に原動ギア部(6
1)が形成される一方、テープ引出しレバー(5)の基端部
には、原動レバー(6)の原動ギア部(61)が噛合可能な従
動ギア部(52)が形成され、テープ引出し動作の第1工程
にて従動ギア部(52)に原動レバー(6)の原動ギア部(61)
が噛合する請求項1に記載のテープ引出し機構。 - 【請求項3】 原動レバー(6)の先端部及び補助レバー
(7)の先端部には、テープ引出し動作の第2工程にて互
いに係合すべき鉤部(64)(73)が形成されている請求項1
又は請求項2に記載のテープ引出し機構。 - 【請求項4】 駆動機構は、往復駆動される駆動制御板
(4)に形成されたカム溝(41)と、原動レバー(6)の中間
部に突設されて前記カム溝(41)に係合するカムフォロワ
ー(62)とによって構成される請求項1乃至請求項3の何
れかに記載のテープ引出し機構。 - 【請求項5】 テープ引出しレバー(5)はテープ引出し
完了位置からテープ引出し開始位置へ向けてバネ付勢さ
れている請求項1乃至請求項4の何れかに記載のテープ
引出し機構。 - 【請求項6】 補助レバー(7)は最終位置から初期位置
へ向けてバネ付勢されている請求項1乃至請求項5の何
れかに記載のテープ引出し機構。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9130630A JP2975909B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | テープ引出し機構 |
| DE19822274A DE19822274C2 (de) | 1997-05-21 | 1998-05-18 | Bandauszugsmechanismus |
| US09/081,056 US5991116A (en) | 1997-05-21 | 1998-05-19 | Mechanism for drawing out tape |
| CN98115102.7A CN1114909C (zh) | 1997-05-21 | 1998-05-20 | 磁带拉出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9130630A JP2975909B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | テープ引出し機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10320874A true JPH10320874A (ja) | 1998-12-04 |
| JP2975909B2 JP2975909B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=15038850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9130630A Expired - Fee Related JP2975909B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | テープ引出し機構 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5991116A (ja) |
| JP (1) | JP2975909B2 (ja) |
| CN (1) | CN1114909C (ja) |
| DE (1) | DE19822274C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000235749A (ja) * | 1999-02-16 | 2000-08-29 | Sanyo Electric Co Ltd | ビデオカセットレコーダ |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62232750A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-13 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気記録及び/又は再生装置 |
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