JPH10321574A - 基板洗浄装置 - Google Patents
基板洗浄装置Info
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- JPH10321574A JPH10321574A JP9148710A JP14871097A JPH10321574A JP H10321574 A JPH10321574 A JP H10321574A JP 9148710 A JP9148710 A JP 9148710A JP 14871097 A JP14871097 A JP 14871097A JP H10321574 A JPH10321574 A JP H10321574A
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Landscapes
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄具が基板に与える押圧を簡単な機構によ
りほぼ一定に保つ。 【解決手段】ムービングコイル21の可動部21bに、
回転軸23が取り付けられ、その下端には延長軸33を
介して洗浄ブラシ18が設けられている。回転軸23
は、その中心軸である第2の軸心P2周りに回転可能で
あり、かつ可動部21bと一体的に鉛直方向に移動す
る。可動部21bの側方には、可動部21bの鉛直方向
位置を検出するためののリニアエンコーダ27が設けら
れている。位置/押圧制御回路29は、リニアエンコー
ダ27から出力された可動部21bの位置信号が位置レ
ジスタ53で設定された設定位置に一致するように、可
動部21bに供給する電力を制御する。位置/押圧制御
回路29は、さらに、洗浄ブラシ18が基板Wを押圧す
る圧力を、押圧レジスタ55で設定された圧力に保つよ
うに、可動部21bに供給する電流をほぼ一定に制御す
る。
りほぼ一定に保つ。 【解決手段】ムービングコイル21の可動部21bに、
回転軸23が取り付けられ、その下端には延長軸33を
介して洗浄ブラシ18が設けられている。回転軸23
は、その中心軸である第2の軸心P2周りに回転可能で
あり、かつ可動部21bと一体的に鉛直方向に移動す
る。可動部21bの側方には、可動部21bの鉛直方向
位置を検出するためののリニアエンコーダ27が設けら
れている。位置/押圧制御回路29は、リニアエンコー
ダ27から出力された可動部21bの位置信号が位置レ
ジスタ53で設定された設定位置に一致するように、可
動部21bに供給する電力を制御する。位置/押圧制御
回路29は、さらに、洗浄ブラシ18が基板Wを押圧す
る圧力を、押圧レジスタ55で設定された圧力に保つよ
うに、可動部21bに供給する電流をほぼ一定に制御す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウェハ、
フォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス
基板、光ディスク用の基板等の基板を洗浄する回転式基
板処理装置のための基板洗浄装置に関する。
フォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス
基板、光ディスク用の基板等の基板を洗浄する回転式基
板処理装置のための基板洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の基板洗浄処理装置としては、例え
ば、実開平1−107129号公報に開示されているも
のが知られている。この従来例では、基板を鉛直方向の
軸心周りで回転させながら、その基板表面に洗浄液を供
給し、回転する洗浄具を基板に押し付けながら基板表面
に沿わせて移動させる。基板表面に付着したパーティク
ルやゴミは、洗浄具によって剥離し、剥離したパーティ
クルやゴミなどの洗浄除去物は、基板回転による遠心力
によって洗浄液とともに基板の外方へ流出する。
ば、実開平1−107129号公報に開示されているも
のが知られている。この従来例では、基板を鉛直方向の
軸心周りで回転させながら、その基板表面に洗浄液を供
給し、回転する洗浄具を基板に押し付けながら基板表面
に沿わせて移動させる。基板表面に付着したパーティク
ルやゴミは、洗浄具によって剥離し、剥離したパーティ
クルやゴミなどの洗浄除去物は、基板回転による遠心力
によって洗浄液とともに基板の外方へ流出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の場合、洗浄位
置における洗浄時の洗浄具の高さは一定であった。ま
た、洗浄具から基板に付与される圧力は初期設定によっ
て一義的に決定されていた。一方、基板は、それ自体の
重量によるたわみや、冷却や加熱などの熱処理による変
形に起因して、高低差で0.5mm程度の反り変形を生
じていることが多い。その結果、反り上がっている箇所
と凹んでいる箇所とで、洗浄具から基板に付与される圧
力に違いを生じ、基板表面での洗浄性が不均一になる問
題があった。
置における洗浄時の洗浄具の高さは一定であった。ま
た、洗浄具から基板に付与される圧力は初期設定によっ
て一義的に決定されていた。一方、基板は、それ自体の
重量によるたわみや、冷却や加熱などの熱処理による変
形に起因して、高低差で0.5mm程度の反り変形を生
じていることが多い。その結果、反り上がっている箇所
と凹んでいる箇所とで、洗浄具から基板に付与される圧
力に違いを生じ、基板表面での洗浄性が不均一になる問
題があった。
【0004】本願出願人は、上記の問題を解決すべく、
すでに、特開平8−243518号公報で開示された発
明を出願している。これは、洗浄時に、基板の変形に起
因して変化する圧力の変化を即時応答して検出し、これ
に応じて洗浄具の位置を昇降させることにより洗浄具か
ら基板に付与される圧力を常に一定にするものである。
この例は、従来例の問題点を解決する効果的な手段を提
供するものであるが、圧力の変化を検出する手段、およ
び、これに応じて洗浄具を昇降させる手段等が新たに必
要とされ、しかも、高速高精度な制御が要求される。ま
た、装置を構成する複雑な機構が要求されていた。
すでに、特開平8−243518号公報で開示された発
明を出願している。これは、洗浄時に、基板の変形に起
因して変化する圧力の変化を即時応答して検出し、これ
に応じて洗浄具の位置を昇降させることにより洗浄具か
ら基板に付与される圧力を常に一定にするものである。
この例は、従来例の問題点を解決する効果的な手段を提
供するものであるが、圧力の変化を検出する手段、およ
び、これに応じて洗浄具を昇降させる手段等が新たに必
要とされ、しかも、高速高精度な制御が要求される。ま
た、装置を構成する複雑な機構が要求されていた。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、簡単な機構によ
り洗浄時に洗浄具から基板に付与される圧力をほぼ一定
に保つことができる基板洗浄装置を提供することを目的
とする。
を解決するためになされたものであり、簡単な機構によ
り洗浄時に洗浄具から基板に付与される圧力をほぼ一定
に保つことができる基板洗浄装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、この発明
は、基板洗浄装置であって、鉛直方向に軸心周りで回転
保持された基板の表面を洗浄する洗浄具と、前記洗浄具
を昇降可能に支持するとともに、基板洗浄時に前記洗浄
具を前記基板に対して押圧する押圧手段と、を備え、前
記押圧手段は、前記洗浄具を押圧可能に支持するムービ
ングコイルと、基板洗浄時には、前記洗浄具が所定の圧
力で前記基板を押圧するように前記ムービングコイルに
供給する電力を一定とする制御手段と、を備えることを
特徴とする。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、この発明
は、基板洗浄装置であって、鉛直方向に軸心周りで回転
保持された基板の表面を洗浄する洗浄具と、前記洗浄具
を昇降可能に支持するとともに、基板洗浄時に前記洗浄
具を前記基板に対して押圧する押圧手段と、を備え、前
記押圧手段は、前記洗浄具を押圧可能に支持するムービ
ングコイルと、基板洗浄時には、前記洗浄具が所定の圧
力で前記基板を押圧するように前記ムービングコイルに
供給する電力を一定とする制御手段と、を備えることを
特徴とする。
【0007】ここで、前記ムービングコイルは、ほぼ一
様な磁界中を、コイル状の導体が移動可能に保持されて
いる機構である。ほぼ一様な磁界を発生する手段は永久
磁石でもよく、電磁石でもよい。
様な磁界中を、コイル状の導体が移動可能に保持されて
いる機構である。ほぼ一様な磁界を発生する手段は永久
磁石でもよく、電磁石でもよい。
【0008】このようなムービングコイルは、「一定磁
界中にある導体に流れる電流には、その磁界の強さと電
流値に比例した一定の力が作用する」という原理を利用
している。そして、磁界の強さと電流値が一定ならば、
磁界中のどの位置であっても作用する力は常に一定であ
る。したがって、上記構成においては、基板洗浄時に、
基板の反り等があっても、洗浄具は、これに依存するこ
となく基板を所定の圧力で常に押圧しながら洗浄するこ
とができる。すなわち、基板の反り等があっても、上記
課題で説明したような、基板の反りに応じて洗浄具の位
置を昇降させるような機構は、必要としない。よって、
簡単な機構により洗浄時の洗浄具から基板に付与される
圧力をほぼ一定に保つことができる基板洗浄装置を提供
することができる。
界中にある導体に流れる電流には、その磁界の強さと電
流値に比例した一定の力が作用する」という原理を利用
している。そして、磁界の強さと電流値が一定ならば、
磁界中のどの位置であっても作用する力は常に一定であ
る。したがって、上記構成においては、基板洗浄時に、
基板の反り等があっても、洗浄具は、これに依存するこ
となく基板を所定の圧力で常に押圧しながら洗浄するこ
とができる。すなわち、基板の反り等があっても、上記
課題で説明したような、基板の反りに応じて洗浄具の位
置を昇降させるような機構は、必要としない。よって、
簡単な機構により洗浄時の洗浄具から基板に付与される
圧力をほぼ一定に保つことができる基板洗浄装置を提供
することができる。
【0009】上記発明において、前記押圧手段は、前記
洗浄具の鉛直方向位置を検出する位置検出手段を備える
とともに、前記押圧手段の制御手段が、さらに前記洗浄
具を所定の設定位置に移動させるように前記位置検出手
段で検出された検出位置と前記所定の設定位置とに基づ
いて、前記ムービングコイルを制御するものであること
が好ましい。
洗浄具の鉛直方向位置を検出する位置検出手段を備える
とともに、前記押圧手段の制御手段が、さらに前記洗浄
具を所定の設定位置に移動させるように前記位置検出手
段で検出された検出位置と前記所定の設定位置とに基づ
いて、前記ムービングコイルを制御するものであること
が好ましい。
【0010】このようにすれば、基板に対する洗浄具の
位置を微妙に調整して設定できる。そのため、基板に形
成された膜種などの相違に応じた洗浄具位置の微妙な設
定を、簡単に行うことができる。
位置を微妙に調整して設定できる。そのため、基板に形
成された膜種などの相違に応じた洗浄具位置の微妙な設
定を、簡単に行うことができる。
【0011】上記発明において、前記押圧手段は、前記
ムービングコイルの昇降可動部に連結され、鉛直方向の
回転軸周りに回転可能に設けられて、前記洗浄具を支持
する回転体と、前記回転体と共に昇降可能とするよう
に、前記回転体の上端で連結されたダイレクトドライブ
モータと、を備えることが好ましい。
ムービングコイルの昇降可動部に連結され、鉛直方向の
回転軸周りに回転可能に設けられて、前記洗浄具を支持
する回転体と、前記回転体と共に昇降可能とするよう
に、前記回転体の上端で連結されたダイレクトドライブ
モータと、を備えることが好ましい。
【0012】このようにすれば、簡単な構成で、洗浄具
回転手段によって洗浄具の回転を制御することができ
る。
回転手段によって洗浄具の回転を制御することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は、本発明の回転式基板洗浄
装置の第1実施例を示す全体概略断面図、図2は、平面
図を示している。
例に基づき説明する。図1は、本発明の回転式基板洗浄
装置の第1実施例を示す全体概略断面図、図2は、平面
図を示している。
【0014】図1に示すように、この回転式基板洗浄装
置は、基板Wを鉛直方向の軸心周りで回転可能に保持す
る基板保持機構14を備えている。この基板保持機構1
4は、電動モータ11と、電動モータ11の駆動によっ
て鉛直方向の軸心まわりで回転する回転軸12と、回転
軸12の上端に取り付けられて、回転軸12と一体的に
回転可能な回転台13とで構成されている。回転台13
は、基板Wを真空吸着保持する。
置は、基板Wを鉛直方向の軸心周りで回転可能に保持す
る基板保持機構14を備えている。この基板保持機構1
4は、電動モータ11と、電動モータ11の駆動によっ
て鉛直方向の軸心まわりで回転する回転軸12と、回転
軸12の上端に取り付けられて、回転軸12と一体的に
回転可能な回転台13とで構成されている。回転台13
は、基板Wを真空吸着保持する。
【0015】基板保持手段14およびそれによって保持
された基板Wの周囲は、昇降駆動機構(図示せず)によ
って昇降可能なカップ15で覆われている。また、カッ
プ15の横外側方向には、基板Wの回転中心側に向けて
純水などの洗浄液を噴出供給する洗浄液供給手段として
のノズル16等が設けられている。
された基板Wの周囲は、昇降駆動機構(図示せず)によ
って昇降可能なカップ15で覆われている。また、カッ
プ15の横外側方向には、基板Wの回転中心側に向けて
純水などの洗浄液を噴出供給する洗浄液供給手段として
のノズル16等が設けられている。
【0016】また、カップ15の外側から基板Wの中心
に向けて、アングル形状の支持アーム17が、略水平に
設けられている。この支持アーム17は、図2の矢印R
で示すように、電動モータ(図示せず)によって、鉛直
方向の第1の軸心P1周りで回転可能であるとともにエ
アシリンダ(図示せず)により昇降可能である。支持ア
ーム17の先端側17aの下部には、洗浄ブラシ18が
設けられている。この洗浄ブラシ18は、鉛直方向の第
2の軸心P2周りで回転可能に支持されている。この支
持アーム17および電動モータは、洗浄ブラシ18を基
板Wの表面に沿って水平方向に移動させる洗浄具移動手
段としての機能を有している。
に向けて、アングル形状の支持アーム17が、略水平に
設けられている。この支持アーム17は、図2の矢印R
で示すように、電動モータ(図示せず)によって、鉛直
方向の第1の軸心P1周りで回転可能であるとともにエ
アシリンダ(図示せず)により昇降可能である。支持ア
ーム17の先端側17aの下部には、洗浄ブラシ18が
設けられている。この洗浄ブラシ18は、鉛直方向の第
2の軸心P2周りで回転可能に支持されている。この支
持アーム17および電動モータは、洗浄ブラシ18を基
板Wの表面に沿って水平方向に移動させる洗浄具移動手
段としての機能を有している。
【0017】図3は、第1実施例の要部を示す概略構成
図である。支持アーム17の先端側17aの内部には、
ムービングコイルアクチュエータ20と、回転数レジス
タ51と、位置レジスタ53と、押圧レジスタ55と、
を備えている。ムービングコイルアクチュエータ20
は、ムービングコイル21と、回転軸23と、モータ2
5と、位置/押圧制御回路29とを備えている。そし
て、回転軸23の下端には、延長軸33を介して洗浄ブ
ラシ18が設けられている。ムービングコイル21は固
定部21aと可動部21bとを有し、この可動部21b
に、回転軸23が取り付けられている。回転軸23は、
その中心軸である第2の軸心P2周りに回転可能であ
り、かつ可動部21bと一体的に鉛直方向に移動する。
回転軸23の上端は、この回転軸23を回転させるため
のモータ25の軸に連結されている。したがって、モー
タ25は、可動部21bおよび回転軸23と一体的に鉛
直方向に移動する。そして、回転軸23の回転は、回転
数レジスタ51によって制御される。可動部21bの側
方には、可動部21bの鉛直方向位置を検出するための
位置検出手段としてのリニアエンコーダ27が設けられ
ている。位置/押圧制御回路29は、リニアエンコーダ
27から出力された可動部21bの位置信号が位置レジ
スタ53で設定された設定位置に一致するように、可動
部21bに供給する電力を制御する。位置/押圧制御回
路29は、さらに、洗浄ブラシ18が基板Wを押圧する
圧力を、押圧レジスタ55で設定された圧力に保つよう
に、可動部21bに供給する電流をほぼ一定に制御して
いる。
図である。支持アーム17の先端側17aの内部には、
ムービングコイルアクチュエータ20と、回転数レジス
タ51と、位置レジスタ53と、押圧レジスタ55と、
を備えている。ムービングコイルアクチュエータ20
は、ムービングコイル21と、回転軸23と、モータ2
5と、位置/押圧制御回路29とを備えている。そし
て、回転軸23の下端には、延長軸33を介して洗浄ブ
ラシ18が設けられている。ムービングコイル21は固
定部21aと可動部21bとを有し、この可動部21b
に、回転軸23が取り付けられている。回転軸23は、
その中心軸である第2の軸心P2周りに回転可能であ
り、かつ可動部21bと一体的に鉛直方向に移動する。
回転軸23の上端は、この回転軸23を回転させるため
のモータ25の軸に連結されている。したがって、モー
タ25は、可動部21bおよび回転軸23と一体的に鉛
直方向に移動する。そして、回転軸23の回転は、回転
数レジスタ51によって制御される。可動部21bの側
方には、可動部21bの鉛直方向位置を検出するための
位置検出手段としてのリニアエンコーダ27が設けられ
ている。位置/押圧制御回路29は、リニアエンコーダ
27から出力された可動部21bの位置信号が位置レジ
スタ53で設定された設定位置に一致するように、可動
部21bに供給する電力を制御する。位置/押圧制御回
路29は、さらに、洗浄ブラシ18が基板Wを押圧する
圧力を、押圧レジスタ55で設定された圧力に保つよう
に、可動部21bに供給する電流をほぼ一定に制御して
いる。
【0018】ところで、洗浄ブラシ18の押圧(洗浄時
圧力)の好ましい値は、基板W上に形成された膜の種類
(アルミ膜、酸化膜等)や、基板に付着している汚染物
の性質等に依存する。このような好ましい洗浄時圧力
は、オペレータによって押圧レジスタ55に予め設定さ
れる。また、洗浄ブラシ18の好ましい鉛直方向位置
は、位置レジスタ53に設定される。洗浄の開始時に
は、まず、前述したエアシリンダ(図示せず)を伸張駆
動して支持アーム17を待機位置において上昇させ、前
述した電動モータ(図示せず)の駆動により支持アーム
17を洗浄位置(基板の略中央)に移動させる。そし
て、エアシリンダを伸張駆動し、支持アーム17をその
先端側17aの下部に設けられた洗浄ブラシ18が基板
Wの表面に近接または接触する位置まで降下させる。そ
して、洗浄ブラシ18を位置レジスタ53に設定された
所定の位置に昇降させる。この後は、ほぼ一定の電流を
可動部21bに供給することによって、洗浄ブラシ18
により一定の押圧で基板Wを洗浄することができる。
圧力)の好ましい値は、基板W上に形成された膜の種類
(アルミ膜、酸化膜等)や、基板に付着している汚染物
の性質等に依存する。このような好ましい洗浄時圧力
は、オペレータによって押圧レジスタ55に予め設定さ
れる。また、洗浄ブラシ18の好ましい鉛直方向位置
は、位置レジスタ53に設定される。洗浄の開始時に
は、まず、前述したエアシリンダ(図示せず)を伸張駆
動して支持アーム17を待機位置において上昇させ、前
述した電動モータ(図示せず)の駆動により支持アーム
17を洗浄位置(基板の略中央)に移動させる。そし
て、エアシリンダを伸張駆動し、支持アーム17をその
先端側17aの下部に設けられた洗浄ブラシ18が基板
Wの表面に近接または接触する位置まで降下させる。そ
して、洗浄ブラシ18を位置レジスタ53に設定された
所定の位置に昇降させる。この後は、ほぼ一定の電流を
可動部21bに供給することによって、洗浄ブラシ18
により一定の押圧で基板Wを洗浄することができる。
【0019】次に、ムービングコイル21の内部機能と
その機能について説明する。図4は、ムービングコイル
21の概略構成図である。図4(A)はムービングコイ
ル21の正面図を、図4(B)はそのAA断面図を示し
ている。ムービングコイル21の固定部21aは、鉄等
の強磁性体で構成された閉磁路であり、鉛直方向の中心
線に対して左右対称位置に中空部21c(左側中空部2
1cL,右側中空部21cR)を有する。以下、固定部
を閉磁路とも呼ぶ。すなわち、閉磁路21aは、左側磁
路21aLと、右側磁路21aRと、上側磁路21aU
と、下側磁路21aDと、中心磁路21aCとに区分で
きる。左側磁路21aLの内側面には、扁平な棒磁石2
1dが張り付けられている。棒磁石21dは、左側磁路
21aLに接する面がS極極となり、左側中空部21c
Lに隣接する面がN極となるように磁化されている。同
様に、右側磁路21aRの内側面にも、もう一つの棒磁
石21dが貼り付けられている。この結果、中央の閉磁
路21aCは、すべてs極の磁性を帯びることになり、
中空部21cには、棒磁石21dのN極から中心磁路2
1aCのS極に向かうほぼ一定の磁界が発生している。
可動部21bは、左側磁路21aLおよび中心磁路21
aCの周囲を取り囲むように上下移動可能に設けられて
いる。そして、可動部21bの内部には、中心磁路21
aCの周りにコイル21eが巻かれて固定されている。
なお、図4(B)において斜線で示されている部分は、
コイル21eを示している。
その機能について説明する。図4は、ムービングコイル
21の概略構成図である。図4(A)はムービングコイ
ル21の正面図を、図4(B)はそのAA断面図を示し
ている。ムービングコイル21の固定部21aは、鉄等
の強磁性体で構成された閉磁路であり、鉛直方向の中心
線に対して左右対称位置に中空部21c(左側中空部2
1cL,右側中空部21cR)を有する。以下、固定部
を閉磁路とも呼ぶ。すなわち、閉磁路21aは、左側磁
路21aLと、右側磁路21aRと、上側磁路21aU
と、下側磁路21aDと、中心磁路21aCとに区分で
きる。左側磁路21aLの内側面には、扁平な棒磁石2
1dが張り付けられている。棒磁石21dは、左側磁路
21aLに接する面がS極極となり、左側中空部21c
Lに隣接する面がN極となるように磁化されている。同
様に、右側磁路21aRの内側面にも、もう一つの棒磁
石21dが貼り付けられている。この結果、中央の閉磁
路21aCは、すべてs極の磁性を帯びることになり、
中空部21cには、棒磁石21dのN極から中心磁路2
1aCのS極に向かうほぼ一定の磁界が発生している。
可動部21bは、左側磁路21aLおよび中心磁路21
aCの周囲を取り囲むように上下移動可能に設けられて
いる。そして、可動部21bの内部には、中心磁路21
aCの周りにコイル21eが巻かれて固定されている。
なお、図4(B)において斜線で示されている部分は、
コイル21eを示している。
【0020】図4(A)のコイル21eに記された・印
および×印は、コイルを流れる電流の方向を示してい
る。・印は紙面の裏から表へ向かって流れる電流の方向
を示し、×印は紙面の表から裏へ向かって流れる電流を
示している。ここで、一定磁界中にある導体に流れる電
流には、その磁界の強さと電流値に比例した一定の力が
作用する。また、磁界の強さと電流値が一定ならば、磁
界中のどの位置であっても作用する力は常に一定であ
る。そして、この作用する力の方向は、フレミングの左
手の法則にしたがう。例えば、左側中空部21cLを通
過するコイル21eに流れる電流の方向が紙面の裏から
表方向となるようにすると、コイル21e、すなわち可
動部21bには一定の上向きの力Fm(u) が作用し、可
動部21bは上方向に移動する。逆に、左側中空部21
cLを通過するコイル21eに流れる電流の方向が紙面
の表から裏方向となるようにすると、可動部21bには
一定の下向きの力Fm(d) が作用し、可動部21bは下
方向に移動する。しかも、このことは、可動部21bの
上下方向の位置(鉛直方向位置)に依存しない。したが
って、ムービングコイル21は、コイル21eに流れる
電流の方向および強さを制御することのみにより、可動
部21bに作用する力Fm(Fm(u) ,Fm(d))を制
御することができる。実際には、可動部21bには、自
重による下向きの力Fgが常に作用しているので、可動
部21bに上向きの力を作用させるためには、この自重
による力Fgよりもおおきな上向きの力Fm(u) をコイ
ル21eに発生させる必要がある。一方、下向きに移動
させるためには、この自重等による力Fgよりも小さな
上向きの力Fm(u) 、あるいは、下向きの力Fm(d) を
コイル21eに発生させればよい。
および×印は、コイルを流れる電流の方向を示してい
る。・印は紙面の裏から表へ向かって流れる電流の方向
を示し、×印は紙面の表から裏へ向かって流れる電流を
示している。ここで、一定磁界中にある導体に流れる電
流には、その磁界の強さと電流値に比例した一定の力が
作用する。また、磁界の強さと電流値が一定ならば、磁
界中のどの位置であっても作用する力は常に一定であ
る。そして、この作用する力の方向は、フレミングの左
手の法則にしたがう。例えば、左側中空部21cLを通
過するコイル21eに流れる電流の方向が紙面の裏から
表方向となるようにすると、コイル21e、すなわち可
動部21bには一定の上向きの力Fm(u) が作用し、可
動部21bは上方向に移動する。逆に、左側中空部21
cLを通過するコイル21eに流れる電流の方向が紙面
の表から裏方向となるようにすると、可動部21bには
一定の下向きの力Fm(d) が作用し、可動部21bは下
方向に移動する。しかも、このことは、可動部21bの
上下方向の位置(鉛直方向位置)に依存しない。したが
って、ムービングコイル21は、コイル21eに流れる
電流の方向および強さを制御することのみにより、可動
部21bに作用する力Fm(Fm(u) ,Fm(d))を制
御することができる。実際には、可動部21bには、自
重による下向きの力Fgが常に作用しているので、可動
部21bに上向きの力を作用させるためには、この自重
による力Fgよりもおおきな上向きの力Fm(u) をコイ
ル21eに発生させる必要がある。一方、下向きに移動
させるためには、この自重等による力Fgよりも小さな
上向きの力Fm(u) 、あるいは、下向きの力Fm(d) を
コイル21eに発生させればよい。
【0021】次に、位置/押圧制御回路29について説
明する。図5は、位置/押圧制御回路29の機能の一例
を示す説明図である。位置/押圧制御回路29は、位置
制御部29aと押圧制御部29bと信号合成部29cと
を備える。リニアエンコーダ27は、ムービングコイル
21の可動部21bの鉛直方向位置(すなわち、洗浄ブ
ラシ18の鉛直方向位置)を検出し、検出位置信号Sp
rを位置制御部29aに出力する。位置制御部29a
は、位置レジスタ53に設定されている可動部21bの
設定位置(すなわち、洗浄ブラシ18の設定位置)を示
す設定位置信号Spsと検出位置信号Sprとに基づい
て、可動部21bが設定位置に移動して静止するように
制御する位置制御信号Ipc(コイル21eに流す電
流)を出力する。押圧制御部29bは、洗浄時に、押圧
レジスタ55から出力される設定押圧信号Shs(洗浄
時に洗浄ブラシ18が基板Wに付与する押圧の設定値)
に対応する押圧を可動部21bに作用させる押圧信号I
hc(コイル21eに流す電流)を出力する。信号合成
部29cは、位置制御信号Ipcと押圧信号Ihcとを
合成して可動部21bを制御する制御信号Icを出力す
る。
明する。図5は、位置/押圧制御回路29の機能の一例
を示す説明図である。位置/押圧制御回路29は、位置
制御部29aと押圧制御部29bと信号合成部29cと
を備える。リニアエンコーダ27は、ムービングコイル
21の可動部21bの鉛直方向位置(すなわち、洗浄ブ
ラシ18の鉛直方向位置)を検出し、検出位置信号Sp
rを位置制御部29aに出力する。位置制御部29a
は、位置レジスタ53に設定されている可動部21bの
設定位置(すなわち、洗浄ブラシ18の設定位置)を示
す設定位置信号Spsと検出位置信号Sprとに基づい
て、可動部21bが設定位置に移動して静止するように
制御する位置制御信号Ipc(コイル21eに流す電
流)を出力する。押圧制御部29bは、洗浄時に、押圧
レジスタ55から出力される設定押圧信号Shs(洗浄
時に洗浄ブラシ18が基板Wに付与する押圧の設定値)
に対応する押圧を可動部21bに作用させる押圧信号I
hc(コイル21eに流す電流)を出力する。信号合成
部29cは、位置制御信号Ipcと押圧信号Ihcとを
合成して可動部21bを制御する制御信号Icを出力す
る。
【0022】図6は、位置/押圧制御回路29による制
御の一例を示す説明図である。図の横軸を制御信号Ic
(コイル21eに流れる電流)とし、縦軸を可動部21
bの鉛直方向位置(すなわち、洗浄ブラシ18の鉛直方
向位置)として、示している。なお、制御信号Icの正
方向は、図4において左側中空部21cLを通過するコ
イル21eに流れる電流の方向が紙面の裏から表方向と
なる方向を正方向として示している。また、図6に示す
ように、昇降可能範囲の任意の位置に静止するために、
すなわち、図4でも説明したように可動部21bや洗浄
ブラシ18等の自重による下向きの力Fgに等しい上向
きの力Fm(B) を発生させるために必要な静止制御電流
をIB とする。
御の一例を示す説明図である。図の横軸を制御信号Ic
(コイル21eに流れる電流)とし、縦軸を可動部21
bの鉛直方向位置(すなわち、洗浄ブラシ18の鉛直方
向位置)として、示している。なお、制御信号Icの正
方向は、図4において左側中空部21cLを通過するコ
イル21eに流れる電流の方向が紙面の裏から表方向と
なる方向を正方向として示している。また、図6に示す
ように、昇降可能範囲の任意の位置に静止するために、
すなわち、図4でも説明したように可動部21bや洗浄
ブラシ18等の自重による下向きの力Fgに等しい上向
きの力Fm(B) を発生させるために必要な静止制御電流
をIB とする。
【0023】以下、制御の一例について図5,図6に基
づき説明する。支持アーム17の降下により洗浄ブラシ
18は、基板Wの表面に近接または接触する位置である
起動位置(例えば、昇降可能範囲の最下点)PA にあ
り、起動後、位置制御部29aから正の位置制御電流I
pc(例えば、正の静止制御電流IB よりもおおきな制
御電流Ipc(I))が出力される。この位置制御電流I
pcは、位置/押圧制御回路29の制御電流Icとし
て、可動部21bに内在するコイル21e(図4)に出
力される。この位置制御電流Ipcによって可動部21
bには上向きの力が作用し、洗浄ブラシ18は直ちに上
方向の初期位置(例えば、昇降可能範囲の最上点)PB
に移動する。例えば、図6に示すように、初期位置PB
の近傍で位置制御電流Ipcを減少させ、初期位置PB
で位置制御電流Ipcを静止制御電流IB とするように
制御することにより、洗浄ブラシ18を初期位置PB で
静止させることができる。
づき説明する。支持アーム17の降下により洗浄ブラシ
18は、基板Wの表面に近接または接触する位置である
起動位置(例えば、昇降可能範囲の最下点)PA にあ
り、起動後、位置制御部29aから正の位置制御電流I
pc(例えば、正の静止制御電流IB よりもおおきな制
御電流Ipc(I))が出力される。この位置制御電流I
pcは、位置/押圧制御回路29の制御電流Icとし
て、可動部21bに内在するコイル21e(図4)に出
力される。この位置制御電流Ipcによって可動部21
bには上向きの力が作用し、洗浄ブラシ18は直ちに上
方向の初期位置(例えば、昇降可能範囲の最上点)PB
に移動する。例えば、図6に示すように、初期位置PB
の近傍で位置制御電流Ipcを減少させ、初期位置PB
で位置制御電流Ipcを静止制御電流IB とするように
制御することにより、洗浄ブラシ18を初期位置PB で
静止させることができる。
【0024】基板洗浄時には、位置レジスタ53にあら
かじめ設定されている設定位置(例えば、基板Wに対し
て洗浄ブラシ18が軽く接触する位置)PC に移動する
ように、位置制御部29aから負の位置制御電流かある
いは静止制御電流IB よりも小さい正の制御電流Ipc
((例えば、負の制御電流Ipc(C))が出力される。
先に説明したように、この負の位置制御電流Ipcによ
って可動部21bには下向きの力が作用し、洗浄ブラシ
18は下方の設定位置PC に移動する。このとき、位置
制御部29aは、リニアエンコーダ27から出力される
位置検出信号Sprと、位置レジスタ53によりあらか
じめ設定されている設定位置PC を示す設定位置信号S
psとに基づいて位置制御電流Ipcを制御する。例え
ば、図6に示すように、洗浄開始が指示されると、位置
制御部29aは、位置制御電流Ipcを静止制御電流I
B から負の制御電流Ipc(C) に変更して、可動部21
bを下降させる。そして、設定位置PC の近傍で負の位
置制御電流Ipcを減少させ、設定位置PC で位置制御
電流Ipcを静止制御電流IB とするように制御する。
これにより、洗浄ブラシ18を設定位置PC で静止させ
ることができる。その後、押圧制御部29bから、押圧
レジスタ55の出力する設定押圧信号Shsに対応する
押圧電流Ihcが可動部21bに出力される。したがっ
て、静止制御電流IB と押圧電流Ihcの合成電流(I
B +Ihc)が制御電流Ic として可動部21b(コ
イル21e)に出力される。そして、この押圧電流Ih
cに応じた押圧で洗浄ブラシ18が基板Wを押圧する。
このとき、洗浄ブラシ18を回転させて基板Wを洗浄す
ることができる。洗浄ブラシ18を回転させずに、基板
Wのみを回転させて洗浄を行うことも可能である。
かじめ設定されている設定位置(例えば、基板Wに対し
て洗浄ブラシ18が軽く接触する位置)PC に移動する
ように、位置制御部29aから負の位置制御電流かある
いは静止制御電流IB よりも小さい正の制御電流Ipc
((例えば、負の制御電流Ipc(C))が出力される。
先に説明したように、この負の位置制御電流Ipcによ
って可動部21bには下向きの力が作用し、洗浄ブラシ
18は下方の設定位置PC に移動する。このとき、位置
制御部29aは、リニアエンコーダ27から出力される
位置検出信号Sprと、位置レジスタ53によりあらか
じめ設定されている設定位置PC を示す設定位置信号S
psとに基づいて位置制御電流Ipcを制御する。例え
ば、図6に示すように、洗浄開始が指示されると、位置
制御部29aは、位置制御電流Ipcを静止制御電流I
B から負の制御電流Ipc(C) に変更して、可動部21
bを下降させる。そして、設定位置PC の近傍で負の位
置制御電流Ipcを減少させ、設定位置PC で位置制御
電流Ipcを静止制御電流IB とするように制御する。
これにより、洗浄ブラシ18を設定位置PC で静止させ
ることができる。その後、押圧制御部29bから、押圧
レジスタ55の出力する設定押圧信号Shsに対応する
押圧電流Ihcが可動部21bに出力される。したがっ
て、静止制御電流IB と押圧電流Ihcの合成電流(I
B +Ihc)が制御電流Ic として可動部21b(コ
イル21e)に出力される。そして、この押圧電流Ih
cに応じた押圧で洗浄ブラシ18が基板Wを押圧する。
このとき、洗浄ブラシ18を回転させて基板Wを洗浄す
ることができる。洗浄ブラシ18を回転させずに、基板
Wのみを回転させて洗浄を行うことも可能である。
【0025】洗浄中は、位置制御部29aによる位置制
御は行われない。位置制御部29aは位置制御電流Ip
cとして一定の静止制御電流IB を出力する。また、押
圧制御部29bからは、一定の押圧電流Ihcが出力さ
れる。そして、静止制御電流IB と押圧電流Ihcの合
成電流(IB +Ihc)である制御電流Icが可動部2
1bに与えられる。すでに、図4を用いて説明したよう
に、可動部21b(コイル21e)に供給する電流が一
定であれば、これによって可動部21bに作用する力
は、鉛直方向の位置に依存せずにほぼ一定とすることが
できる。この結果、洗浄ブラシの18の押圧は一定の圧
力に保たれる。
御は行われない。位置制御部29aは位置制御電流Ip
cとして一定の静止制御電流IB を出力する。また、押
圧制御部29bからは、一定の押圧電流Ihcが出力さ
れる。そして、静止制御電流IB と押圧電流Ihcの合
成電流(IB +Ihc)である制御電流Icが可動部2
1bに与えられる。すでに、図4を用いて説明したよう
に、可動部21b(コイル21e)に供給する電流が一
定であれば、これによって可動部21bに作用する力
は、鉛直方向の位置に依存せずにほぼ一定とすることが
できる。この結果、洗浄ブラシの18の押圧は一定の圧
力に保たれる。
【0026】なお、図6は、洗浄ブラシ18の鉛直方向
位置制御、押圧制御の一例であり、これに限定される訳
ではない。図6では、位置制御電流Ipcをほぼ一定値
で示しているが、位置の変化に応じて可変させることに
より、昇降の速度を可変にすることもできる。また、図
5に示す位置/押圧制御回路29は、合成部29cによ
って、位置制御部29aから出力される位置制御信号
(位置制御電流)Ipcと押圧制御部29bから出力さ
れる押圧信号(押圧電流)Ihcとを合成する構成とし
ているが、これを、位置制御信号Ipcと押圧信号Ih
cを選択するような切り替え部としてもよい。そして、
洗浄具18を設定位置に移動させる時は位置制御信号I
pcを選択し、実際の洗浄時には押圧信号Ihcを選択
するようにしてもよい。
位置制御、押圧制御の一例であり、これに限定される訳
ではない。図6では、位置制御電流Ipcをほぼ一定値
で示しているが、位置の変化に応じて可変させることに
より、昇降の速度を可変にすることもできる。また、図
5に示す位置/押圧制御回路29は、合成部29cによ
って、位置制御部29aから出力される位置制御信号
(位置制御電流)Ipcと押圧制御部29bから出力さ
れる押圧信号(押圧電流)Ihcとを合成する構成とし
ているが、これを、位置制御信号Ipcと押圧信号Ih
cを選択するような切り替え部としてもよい。そして、
洗浄具18を設定位置に移動させる時は位置制御信号I
pcを選択し、実際の洗浄時には押圧信号Ihcを選択
するようにしてもよい。
【0027】本実施例による基板洗浄装置によれば、洗
浄時において、基板の反り、うねり等があっても、ムー
ビングコイル21の可動部21bがそれに応じて自由に
変動することができる。また、可動部21bの位置が変
動しても、上述したよう可動部21bに作用する力、す
なわち、洗浄ブラシ18が基板Wに与える押圧は変化せ
ずほぼ一定とすることができる。これにより、従来技術
で問題となっていた、洗浄具が基板に与える押圧の変化
による基板表面での洗浄性の問題を改善することができ
る。また、ムービングコイル21は、押圧変化に応じて
洗浄具の昇降を制御する機構としても機能するので、専
用の昇降機構が不要であるという利点もある。
浄時において、基板の反り、うねり等があっても、ムー
ビングコイル21の可動部21bがそれに応じて自由に
変動することができる。また、可動部21bの位置が変
動しても、上述したよう可動部21bに作用する力、す
なわち、洗浄ブラシ18が基板Wに与える押圧は変化せ
ずほぼ一定とすることができる。これにより、従来技術
で問題となっていた、洗浄具が基板に与える押圧の変化
による基板表面での洗浄性の問題を改善することができ
る。また、ムービングコイル21は、押圧変化に応じて
洗浄具の昇降を制御する機構としても機能するので、専
用の昇降機構が不要であるという利点もある。
【0028】なお、ムービングコイルアクチュエータ2
0としては、SMC社製のムービングコイルアクチュエ
ータ(LAシリーズ)を使用することができる。
0としては、SMC社製のムービングコイルアクチュエ
ータ(LAシリーズ)を使用することができる。
【0029】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図7は、第2実施例の要部を示す概略構成図であ
る。第2実施例のムービングコイルアクチュエータ20
Aは、図3に示す第1実施例のムービングコイルアクチ
ュエータ20からモータ25を省略した構成を有してい
る。ただし、モータ25は、指示アーム17内の一定の
場所に固定されている。
る。図7は、第2実施例の要部を示す概略構成図であ
る。第2実施例のムービングコイルアクチュエータ20
Aは、図3に示す第1実施例のムービングコイルアクチ
ュエータ20からモータ25を省略した構成を有してい
る。ただし、モータ25は、指示アーム17内の一定の
場所に固定されている。
【0030】ムービングコイルアクチュエータ20Aの
支持軸23Aの下端には、スプライン軸受け機構40が
設けられ、スプライン軸受け機構40の下方には、延長
軸33を介して洗浄ブラシ18が連結されている。スプ
ライン軸受け機構40は、支持軸23Aの回転の有無に
関わらず自由に回転可能であり、ベルト43を介してモ
ータ25のプーリと連結されている。そして、スプライ
ン軸受け機構40は、モータ25の回転に応じて回転す
る。さらに、スプライン軸受け機構40は、この相対回
転とは独立して、鉛直方向に昇降可能である。このよう
な機構は、スプライン軸とスプライン軸受けなどにより
実現可能である。なお、その他は第1実施例と同じある
ため、説明を省略する。
支持軸23Aの下端には、スプライン軸受け機構40が
設けられ、スプライン軸受け機構40の下方には、延長
軸33を介して洗浄ブラシ18が連結されている。スプ
ライン軸受け機構40は、支持軸23Aの回転の有無に
関わらず自由に回転可能であり、ベルト43を介してモ
ータ25のプーリと連結されている。そして、スプライ
ン軸受け機構40は、モータ25の回転に応じて回転す
る。さらに、スプライン軸受け機構40は、この相対回
転とは独立して、鉛直方向に昇降可能である。このよう
な機構は、スプライン軸とスプライン軸受けなどにより
実現可能である。なお、その他は第1実施例と同じある
ため、説明を省略する。
【0031】第2実施例は、第1実施例に比べて、モー
タ25を独立させた構成としているため、構成要素とし
てスプライン軸受け機構40が追加されているが、第1
実施例と同様に、従来技術で問題となっていた、洗浄具
が基板に与える押圧の変化による基板表面での洗浄性の
問題を改善することができる。また、本願出願人が先に
出願している回転式基板洗浄装置から、押圧変化に応じ
て洗浄具の昇降を制御する機構を不要とし、簡単な機構
の基板洗浄装置を実現することができる。
タ25を独立させた構成としているため、構成要素とし
てスプライン軸受け機構40が追加されているが、第1
実施例と同様に、従来技術で問題となっていた、洗浄具
が基板に与える押圧の変化による基板表面での洗浄性の
問題を改善することができる。また、本願出願人が先に
出願している回転式基板洗浄装置から、押圧変化に応じ
て洗浄具の昇降を制御する機構を不要とし、簡単な機構
の基板洗浄装置を実現することができる。
【0032】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能である。
例えば、上記実施例においては、その要部構成のみを示
して説明しているが、回転式基板洗浄装置の機構として
一般的な機構、例えば、回転軸を支える軸受け、昇降を
スムーズに実現させる機構、先端アーム17aの下部の
防塵機構等を備えることが好ましい。また、洗浄具18
を回転させるモータ25等の回転機構を省略し、基板W
を回転させるだけでもよい。
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能である。
例えば、上記実施例においては、その要部構成のみを示
して説明しているが、回転式基板洗浄装置の機構として
一般的な機構、例えば、回転軸を支える軸受け、昇降を
スムーズに実現させる機構、先端アーム17aの下部の
防塵機構等を備えることが好ましい。また、洗浄具18
を回転させるモータ25等の回転機構を省略し、基板W
を回転させるだけでもよい。
【0033】また上記実施例においては、洗浄ブラシ1
8の基板Wに対する所定の設定位置への設定を、位置検
出手段の検査結果に基づき、ムービングコイルを制御す
ることにより行っているが、これに限られるものではな
く、例えば、支持アーム17の降下位置を規制するスト
ッパを位置調整可能に設け、それによって洗浄ブラシ1
8の基板Wに対する所定の設定位置への設定を行うよう
にしてもよい。
8の基板Wに対する所定の設定位置への設定を、位置検
出手段の検査結果に基づき、ムービングコイルを制御す
ることにより行っているが、これに限られるものではな
く、例えば、支持アーム17の降下位置を規制するスト
ッパを位置調整可能に設け、それによって洗浄ブラシ1
8の基板Wに対する所定の設定位置への設定を行うよう
にしてもよい。
【図1】本発明の回転式基板洗浄装置の第1実施例を示
す全体概略断面図である。
す全体概略断面図である。
【図2】本発明の回転式基板洗浄装置の第1実施例を示
す全体概略平面図である。
す全体概略平面図である。
【図3】第1実施例の要部を示す概略構成図である。
【図4】ムービングコイル21の概略構成図である。
【図5】位置/押圧制御回路29の機能の一例を示す説
明図である。
明図である。
【図6】位置/押圧制御回路29による制御の一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】第2実施例の要部を示す概略構成図である。
11…電動モータ 12…回転軸 13…回転台 14…基板保持手段 15…カップ 16…ノズル 17…支持アーム 17a…先端アーム部 17a…先端側 18…洗浄具 20…ムービングコイルアクチュエータ 20A…ムービングコイルアクチュエータ 21…ムービングコイル 21a…固定部(閉磁路) 21aC…中心磁路 21aD…下側磁路 21aL…左側磁路 21aR…右側磁路 21aU…上側磁路 21b…可動部 21c…中空部 21cL…左側中空部 21cR…右側中空部 21d…棒磁石 21e…コイル 23…回転軸 23A…支持軸 25…モータ 27…位置検出手段 29…位置/押圧制御手段 29a…位置制御手段 29a…位置制御部 29b…押圧制御部 29c…信号合成部 33…延長軸 40…スプライン軸受け機構 43…ベルト 51…回転数レジスタ 53…位置レジスタ 55…押圧レジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 基板洗浄装置であって、 鉛直方向に軸心周りで回転保持された基板の表面を洗浄
する洗浄具と、前記洗浄具を昇降可能に支持するととも
に、基板洗浄時に前記洗浄具を前記基板に対して押圧す
る押圧手段と、を備え、 前記押圧手段は、 前記洗浄具を押圧可能に支持するムービングコイルと、 基板洗浄時には、前記洗浄具が所定の圧力で前記基板を
押圧するように前記ムービングコイルに供給する電力を
一定とする制御手段と、を備えることを特徴とする基板
洗浄装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の基板洗浄装置であって、 前記押圧手段は、 前記洗浄具の鉛直方向位置を検出する位置検出手段を備
えるとともに、 前記押圧手段の制御手段が、さらに前記洗浄具を所定の
設定位置に移動させるときには、前記位置検出手段で検
出された検出位置と前記所定の設定位置とに基づいて、
前記ムービングコイルに供給する電力を制御するもので
あることを特徴とする基板洗浄装置。 - 【請求項3】 前記ムービングコイルは、ほぼ一様な磁
界中を、コイル状の導体が移動可能に保持されている機
構であることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の基板洗浄装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の基板洗浄
装置であって、 前記押圧手段は、 前記ムービングコイルの昇降可動部に連結され、鉛直方
向の回転軸周りに回転可能に設けられて、前記洗浄具を
支持する回転体と、 前記回転体と共に昇降可能とするように、前記回転体の
上端で連結されたダイレクトドライブモータと、を備え
ることを特徴とする基板洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9148710A JPH10321574A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 基板洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9148710A JPH10321574A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 基板洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10321574A true JPH10321574A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15458876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9148710A Pending JPH10321574A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 基板洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10321574A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101879954A (zh) * | 2010-06-25 | 2010-11-10 | 秦皇岛中德实业有限公司 | 冷胶机标站自动清洗装置 |
| CN116116851A (zh) * | 2023-02-28 | 2023-05-16 | 华海清科股份有限公司 | 晶圆刷洗装置 |
| WO2025062788A1 (ja) * | 2023-09-22 | 2025-03-27 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP9148710A patent/JPH10321574A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101879954A (zh) * | 2010-06-25 | 2010-11-10 | 秦皇岛中德实业有限公司 | 冷胶机标站自动清洗装置 |
| CN116116851A (zh) * | 2023-02-28 | 2023-05-16 | 华海清科股份有限公司 | 晶圆刷洗装置 |
| WO2025062788A1 (ja) * | 2023-09-22 | 2025-03-27 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
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