JPH10323608A - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents
塗布方法及び塗布装置Info
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- JPH10323608A JPH10323608A JP13407697A JP13407697A JPH10323608A JP H10323608 A JPH10323608 A JP H10323608A JP 13407697 A JP13407697 A JP 13407697A JP 13407697 A JP13407697 A JP 13407697A JP H10323608 A JPH10323608 A JP H10323608A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁性塗料の飛散や膜厚不良等を生じさせるこ
となく磁性塗料の盛り上がりを平坦化し、磁気記録媒体
の品質の低下及び不良の発生を抑制するとともに、部材
の交換等のメンテナンスを不要とする塗布方法及び塗布
装置を提供する。 【解決手段】 連続的に走行するベースフィルム2上に
ダイ3より磁性塗料4を供給し、ベースフィルム2の幅
方向の両端部に未塗布部を残して磁性塗料4を塗布した
後に、ベースフィルム2の走行経路の中途部に配置され
た磁石部7の磁力によりベースフィルム2上に塗布され
た磁性塗料4の塗布端縁を未塗布部側へ塗り広げるよう
にしている。
となく磁性塗料の盛り上がりを平坦化し、磁気記録媒体
の品質の低下及び不良の発生を抑制するとともに、部材
の交換等のメンテナンスを不要とする塗布方法及び塗布
装置を提供する。 【解決手段】 連続的に走行するベースフィルム2上に
ダイ3より磁性塗料4を供給し、ベースフィルム2の幅
方向の両端部に未塗布部を残して磁性塗料4を塗布した
後に、ベースフィルム2の走行経路の中途部に配置され
た磁石部7の磁力によりベースフィルム2上に塗布され
た磁性塗料4の塗布端縁を未塗布部側へ塗り広げるよう
にしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性支持体上に
磁性塗料を塗布する塗布方法及び塗布装置に関し、詳し
くは磁性塗料の塗布端縁の盛り上がりを平坦化する塗布
方法及び塗布装置に関する。
磁性塗料を塗布する塗布方法及び塗布装置に関し、詳し
くは磁性塗料の塗布端縁の盛り上がりを平坦化する塗布
方法及び塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーディオテープやビデオテー
プとしては、ポリエステルフィルム等の非磁性の支持体
上に磁性粉末や結合剤,分散剤,潤滑剤等を有機溶剤に
分散混練してなる磁性塗料を塗布することにより磁性層
が形成されてなる、いわゆる塗布型の磁気記録媒体が使
用されている。
プとしては、ポリエステルフィルム等の非磁性の支持体
上に磁性粉末や結合剤,分散剤,潤滑剤等を有機溶剤に
分散混練してなる磁性塗料を塗布することにより磁性層
が形成されてなる、いわゆる塗布型の磁気記録媒体が使
用されている。
【0003】この塗布型の磁気記録媒体を製造する際の
磁性塗料の塗布方法としては、磁性塗料を均一に塗布す
ることができ、塗布厚ムラに起因する出力変動や、塗料
飛散によるドロップアウト等が起こりにくい塗布方法と
して、エクストルージョン(ダイ)方式の塗布方法が注
目され、塗布型磁気記録媒体の製造工程において適用さ
れてきている。
磁性塗料の塗布方法としては、磁性塗料を均一に塗布す
ることができ、塗布厚ムラに起因する出力変動や、塗料
飛散によるドロップアウト等が起こりにくい塗布方法と
して、エクストルージョン(ダイ)方式の塗布方法が注
目され、塗布型磁気記録媒体の製造工程において適用さ
れてきている。
【0004】このエクストルージョン方式の塗布方法
は、先端に一対のリップが形成され、このリップ間にス
リットを有するダイを備えた塗布装置を用い、連続走行
する支持体表面に向けて上記ダイのリップ間のスリット
から塗料を連続的に押し出して塗布する方法であり、均
一な膜厚を有する塗膜を容易に形成することができると
ともに、大径を有するロールを用いないために装置の低
価格化や小型化の点でも有利である。
は、先端に一対のリップが形成され、このリップ間にス
リットを有するダイを備えた塗布装置を用い、連続走行
する支持体表面に向けて上記ダイのリップ間のスリット
から塗料を連続的に押し出して塗布する方法であり、均
一な膜厚を有する塗膜を容易に形成することができると
ともに、大径を有するロールを用いないために装置の低
価格化や小型化の点でも有利である。
【0005】また、このエクストルージョン方式の塗布
方法は、塗布装置のダイに複数対のリップを設けてそれ
ぞれのリップ間のスリットから塗料を押し出すようにす
れば、多層塗布が容易に行えるという利点も有する。
方法は、塗布装置のダイに複数対のリップを設けてそれ
ぞれのリップ間のスリットから塗料を押し出すようにす
れば、多層塗布が容易に行えるという利点も有する。
【0006】ところで、このエクストルージョン方式の
塗布方法においては、可撓性支持体上に塗布された磁性
塗料は、その表面張力により、塗布端縁が盛り上がった
状態になりやすい。このような磁性塗料の盛り上がり
は、磁気記録媒体の品質の低下や不良発生の原因となる
ので、こうした磁性塗料の盛り上がりを平坦化する工夫
が検討されている。
塗布方法においては、可撓性支持体上に塗布された磁性
塗料は、その表面張力により、塗布端縁が盛り上がった
状態になりやすい。このような磁性塗料の盛り上がり
は、磁気記録媒体の品質の低下や不良発生の原因となる
ので、こうした磁性塗料の盛り上がりを平坦化する工夫
が検討されている。
【0007】例えば特開平5−38477号や特開平5
−104053号にて開示されるように、ダイの長手方
向の両側、すなわち磁性塗料の塗布幅を決定する側に磁
性塗料の塗布を規制する部材を取り付け、スリットの両
側端部からの磁性塗料の流出を防止することにより、磁
性塗料の盛り上がりを生じさせないようにする技術が知
られている。
−104053号にて開示されるように、ダイの長手方
向の両側、すなわち磁性塗料の塗布幅を決定する側に磁
性塗料の塗布を規制する部材を取り付け、スリットの両
側端部からの磁性塗料の流出を防止することにより、磁
性塗料の盛り上がりを生じさせないようにする技術が知
られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−38477号や特開平5−104053号にて開示
されるように、ダイの長手方向の両側に磁性塗料の塗布
を規制する部材を取り付ける方法では、ダイとこの部材
間に磁性塗料が浸入して汚れの原因となり、また、磁性
塗料が飛散して膜厚不良を生じさせてしまうことがあっ
た。さらに、この方法では、磁性塗料の塗布を規制する
部材の摩耗による交換や清掃等のメンテナンスが不可欠
であり、これらメンテナンスに多大な時間と労力を要す
るとの欠点があった。
5−38477号や特開平5−104053号にて開示
されるように、ダイの長手方向の両側に磁性塗料の塗布
を規制する部材を取り付ける方法では、ダイとこの部材
間に磁性塗料が浸入して汚れの原因となり、また、磁性
塗料が飛散して膜厚不良を生じさせてしまうことがあっ
た。さらに、この方法では、磁性塗料の塗布を規制する
部材の摩耗による交換や清掃等のメンテナンスが不可欠
であり、これらメンテナンスに多大な時間と労力を要す
るとの欠点があった。
【0009】また、グラビアロール方式の塗布方法にお
いては、可撓性支持体上に塗布された磁性塗料の平坦化
を図るために、可撓性支持体上に磁性塗料が塗布された
後にプラスチック製の板材等を用いて盛り上がった部分
を削り取るようにしている。
いては、可撓性支持体上に塗布された磁性塗料の平坦化
を図るために、可撓性支持体上に磁性塗料が塗布された
後にプラスチック製の板材等を用いて盛り上がった部分
を削り取るようにしている。
【0010】しかしながら、このようにプラスチック製
の板材で磁性塗料の盛り上がった部分を削り取る方法で
は、磁性塗料を十分に平坦化することが困難であるとと
もに、削り取られた大量の磁性塗料が飛散して、磁気記
録媒体の品質の低下を招くばかりか、塗布装置に悪影響
を及ぼしてしまうことがあった。
の板材で磁性塗料の盛り上がった部分を削り取る方法で
は、磁性塗料を十分に平坦化することが困難であるとと
もに、削り取られた大量の磁性塗料が飛散して、磁気記
録媒体の品質の低下を招くばかりか、塗布装置に悪影響
を及ぼしてしまうことがあった。
【0011】そこで、本発明は、磁性塗料の飛散や膜厚
不良等を生じさせることなく磁性塗料の盛り上がりを平
坦化し、磁気記録媒体の品質の低下及び不良の発生を抑
制するとともに、部材の交換等のメンテナンスを不要と
する塗布方法及び塗布装置を提供することを目的とす
る。
不良等を生じさせることなく磁性塗料の盛り上がりを平
坦化し、磁気記録媒体の品質の低下及び不良の発生を抑
制するとともに、部材の交換等のメンテナンスを不要と
する塗布方法及び塗布装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した目
的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、磁石の磁力
を利用することにより、磁性塗料に接触させることなく
磁性塗料の盛り上がりを平坦化することができることを
見出した。
的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、磁石の磁力
を利用することにより、磁性塗料に接触させることなく
磁性塗料の盛り上がりを平坦化することができることを
見出した。
【0013】本発明に係る塗布方法は、このような知見
に基づいて創案されたものであって、連続的に走行する
可撓性支持体上に塗料供給部より磁性塗料を供給し、可
撓性支持体の幅方向の両端部に未塗布部を残して磁性塗
料を塗布した後に、この磁性塗料の塗布端縁を磁力によ
り未塗布部側へ塗り広げることを特徴としている。
に基づいて創案されたものであって、連続的に走行する
可撓性支持体上に塗料供給部より磁性塗料を供給し、可
撓性支持体の幅方向の両端部に未塗布部を残して磁性塗
料を塗布した後に、この磁性塗料の塗布端縁を磁力によ
り未塗布部側へ塗り広げることを特徴としている。
【0014】この塗布方法によれば、可撓性支持体上に
塗布された磁性塗料が、その表面張力により塗布端縁が
盛り上がった状態になっても、この盛り上がった磁性塗
料が磁力により塗り広げられるので、表面が平坦な磁性
層が形成され、磁気記録媒体の品質の低下及び不良の発
生が抑制される。
塗布された磁性塗料が、その表面張力により塗布端縁が
盛り上がった状態になっても、この盛り上がった磁性塗
料が磁力により塗り広げられるので、表面が平坦な磁性
層が形成され、磁気記録媒体の品質の低下及び不良の発
生が抑制される。
【0015】さらに、この塗布方法によれば、盛り上が
った磁性塗料が磁力によって塗り広げられるので、磁性
塗料に接触することなく磁性塗料の平坦化が行え、磁性
塗料の飛散等の不都合を生じさせることがない。
った磁性塗料が磁力によって塗り広げられるので、磁性
塗料に接触することなく磁性塗料の平坦化が行え、磁性
塗料の飛散等の不都合を生じさせることがない。
【0016】また、本発明に係る塗布装置は、上述した
知見に基づいて創案されたものであって、連続的に走行
する可撓性支持体の走行経路の中途部に配置され、この
可撓性支持体上に磁性塗料を供給し、可撓性支持体の幅
方向の両端部に未塗布部を残して磁性塗料を塗布する塗
料供給部と、走行する可撓性支持体の幅方向の両側に配
置された一対の磁石部とを備え、この一対の磁石部の漏
洩磁力により可撓性支持体上に塗布された磁性塗料の塗
布端縁を未塗布部側へ塗り広げることを特徴としてい
る。
知見に基づいて創案されたものであって、連続的に走行
する可撓性支持体の走行経路の中途部に配置され、この
可撓性支持体上に磁性塗料を供給し、可撓性支持体の幅
方向の両端部に未塗布部を残して磁性塗料を塗布する塗
料供給部と、走行する可撓性支持体の幅方向の両側に配
置された一対の磁石部とを備え、この一対の磁石部の漏
洩磁力により可撓性支持体上に塗布された磁性塗料の塗
布端縁を未塗布部側へ塗り広げることを特徴としてい
る。
【0017】この塗布装置によれば、塗料供給部によっ
て可撓性支持体上に供給された磁性塗料の表面張力によ
り塗布端縁が盛り上がった状態になっても、この盛り上
がった磁性塗料が磁石部の磁力によって塗り広げられる
ので、表面が平坦な磁性層が形成され、磁気記録媒体の
品質の低下及び不良の発生が抑制される。
て可撓性支持体上に供給された磁性塗料の表面張力によ
り塗布端縁が盛り上がった状態になっても、この盛り上
がった磁性塗料が磁石部の磁力によって塗り広げられる
ので、表面が平坦な磁性層が形成され、磁気記録媒体の
品質の低下及び不良の発生が抑制される。
【0018】さらに、この塗布装置によれば、盛り上が
った磁性塗料が磁石部の磁力によって未塗布部側へ塗り
広げられるので、磁性塗料に接触することなく磁性塗料
の平坦化が行え、磁性塗料の飛散等の不都合を生じさせ
ることがない。
った磁性塗料が磁石部の磁力によって未塗布部側へ塗り
広げられるので、磁性塗料に接触することなく磁性塗料
の平坦化が行え、磁性塗料の飛散等の不都合を生じさせ
ることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した実施の形
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】第1の実施の形態 まず、本発明をエクストルージョン方式の塗布方法及び
塗布装置に適用した例について説明する。
塗布装置に適用した例について説明する。
【0021】この第1の実施の形態に係る塗布装置1
は、図1に示すように、可撓性支持体(以下、ベースフ
ィルム2という。)とダイ3とを非接触の状態で、ベー
スフィルム2上に磁性塗料4を塗布するものであり、ダ
イ3のベースフィルム2を挟んで対向する位置に第1の
磁石部5が配設されている。そして、ダイ3に供給され
る磁性塗料4を、ダイ3のベースフィルム2の巻き出し
側と巻き取り側とにそれぞれ配置される1対のガイドロ
ール6a,6bに案内されて図1中矢印A方向に連続的
に走行するベースフィルム2上に塗布するものである。
は、図1に示すように、可撓性支持体(以下、ベースフ
ィルム2という。)とダイ3とを非接触の状態で、ベー
スフィルム2上に磁性塗料4を塗布するものであり、ダ
イ3のベースフィルム2を挟んで対向する位置に第1の
磁石部5が配設されている。そして、ダイ3に供給され
る磁性塗料4を、ダイ3のベースフィルム2の巻き出し
側と巻き取り側とにそれぞれ配置される1対のガイドロ
ール6a,6bに案内されて図1中矢印A方向に連続的
に走行するベースフィルム2上に塗布するものである。
【0022】また、この塗布装置1は、ダイ3よりもベ
ースフィルム2の巻き取り側となる所定の位置にて走行
するベースフィルム2の幅方向の両側に配置された一対
の第2の磁石部7が配置されており、この第2の磁石部
7の磁力により、ベースフィルム2上に塗布された磁性
塗料4の端部を平坦化するようになされている。
ースフィルム2の巻き取り側となる所定の位置にて走行
するベースフィルム2の幅方向の両側に配置された一対
の第2の磁石部7が配置されており、この第2の磁石部
7の磁力により、ベースフィルム2上に塗布された磁性
塗料4の端部を平坦化するようになされている。
【0023】ダイ3は、所定の幅を持った一対の略直方
体の金属ブロックが接合一体化されてなる。そして、こ
の一対の金属ブロックのそれぞれの接合面の一端部に
は、外方へ向け突出する突出部が塗布幅に応じた長さに
形成され、一対の金属ブロックが接合一体化されたとき
に、この突出部が、それぞれ上リップ3a及び下リップ
3bを構成する。なお、ここで上リップ3aとは、ベー
スフィルム2の走行方向の上流側に配置されるリップを
いい、下リップ3bとは、ベースフィルム2の走行方向
の下流側に配置されるリップをいう。
体の金属ブロックが接合一体化されてなる。そして、こ
の一対の金属ブロックのそれぞれの接合面の一端部に
は、外方へ向け突出する突出部が塗布幅に応じた長さに
形成され、一対の金属ブロックが接合一体化されたとき
に、この突出部が、それぞれ上リップ3a及び下リップ
3bを構成する。なお、ここで上リップ3aとは、ベー
スフィルム2の走行方向の上流側に配置されるリップを
いい、下リップ3bとは、ベースフィルム2の走行方向
の下流側に配置されるリップをいう。
【0024】この上リップ3a及び下リップ3bを構成
する突出部は、非磁性材料にて形成し、一対の金属ブロ
ックのそれぞれの接合面の一端部に取り付けることが好
ましい。このように、上リップ3a及び下リップ3bを
構成する突出部を非磁性材料にて形成することにより、
後述する第1の磁石部5の磁気フラックスの方向を磁性
塗料4に集中させることができる。
する突出部は、非磁性材料にて形成し、一対の金属ブロ
ックのそれぞれの接合面の一端部に取り付けることが好
ましい。このように、上リップ3a及び下リップ3bを
構成する突出部を非磁性材料にて形成することにより、
後述する第1の磁石部5の磁気フラックスの方向を磁性
塗料4に集中させることができる。
【0025】また、一対の金属ブロックの少なくとも一
方の対向面には、断面略半円状の溝部が塗布幅に応じた
長さに形成されている。そして、この溝部は、一対の金
属ブロックが接合一体化されたときに磁性塗料が充填さ
れるポケット(塗料溜まり)8を構成する。
方の対向面には、断面略半円状の溝部が塗布幅に応じた
長さに形成されている。そして、この溝部は、一対の金
属ブロックが接合一体化されたときに磁性塗料が充填さ
れるポケット(塗料溜まり)8を構成する。
【0026】またポケット8には、図示しない塗液供給
口が設けられており、これら塗液供給口に塗料を導入す
るための塗液供給管が接続されている。また、この塗液
供給管の中途部には、図示しないポンプが取り付けられ
ており、このポンプにより塗料が上記塗液供給管からポ
ケット8内に所定の圧力で圧送されるようになされてい
る。したがって、ポケット8は、圧送される塗料を受け
る空間となり、アキュームレータの機能を持つことにな
る。
口が設けられており、これら塗液供給口に塗料を導入す
るための塗液供給管が接続されている。また、この塗液
供給管の中途部には、図示しないポンプが取り付けられ
ており、このポンプにより塗料が上記塗液供給管からポ
ケット8内に所定の圧力で圧送されるようになされてい
る。したがって、ポケット8は、圧送される塗料を受け
る空間となり、アキュームレータの機能を持つことにな
る。
【0027】また、一対の金属ブロックの少なくとも一
方の対向面には、ポケット8を構成する溝部と連通する
とともに、上リップ3aまたは下リップ3bを構成する
突出部の先端で開口する溝部が、塗布幅に応じた長さに
形成されている。そして、一対の金属ブロックが接合一
体化されたときに、この溝部が、ポケット8から供給さ
れる塗料を押し出すスリット9を構成する。なお、本明
細書においては、ダイ3の上リップ3a及び下リップ3
bと、これらに挟まれるスリット9とを総称して、リッ
プ部10と呼ぶ。
方の対向面には、ポケット8を構成する溝部と連通する
とともに、上リップ3aまたは下リップ3bを構成する
突出部の先端で開口する溝部が、塗布幅に応じた長さに
形成されている。そして、一対の金属ブロックが接合一
体化されたときに、この溝部が、ポケット8から供給さ
れる塗料を押し出すスリット9を構成する。なお、本明
細書においては、ダイ3の上リップ3a及び下リップ3
bと、これらに挟まれるスリット9とを総称して、リッ
プ部10と呼ぶ。
【0028】以上のように構成されるダイ3は、図1中
矢印A方向に向かって走行するベースフィルム2の側方
の所定の位置に配設される。そして、このダイ3は、リ
ップ部10が走行するベースフィルム2の表面に対して
非接触状態として磁性塗料4を塗布するように、ベース
フィルム2から若干離間した位置に設置される。
矢印A方向に向かって走行するベースフィルム2の側方
の所定の位置に配設される。そして、このダイ3は、リ
ップ部10が走行するベースフィルム2の表面に対して
非接触状態として磁性塗料4を塗布するように、ベース
フィルム2から若干離間した位置に設置される。
【0029】第1の磁石部5は、永久磁石5aが上がN
極、下がS極となされて、高透磁材料よりなる一対のヨ
ーク5b,5cとの間に挟み込まれてなる。永久磁石5
aとしては、アルニコ磁石、希土類磁石、フェライト磁
石等に代表される従来公知のものがいずれも使用でき
る。
極、下がS極となされて、高透磁材料よりなる一対のヨ
ーク5b,5cとの間に挟み込まれてなる。永久磁石5
aとしては、アルニコ磁石、希土類磁石、フェライト磁
石等に代表される従来公知のものがいずれも使用でき
る。
【0030】一対のヨーク5b,5cは、それぞれの一
端が永久磁石5aよりも突出しており、先端に向かって
その厚みが小さくなされている。また、一対のヨーク5
b,5cのうち少なくとも一方のヨーク5bは、その先
端が他方のヨーク5cの先端に近接するように屈曲して
いる。このように構成される第1の磁石部5は、一対の
ヨーク5b,5cの先端に磁気ギャップG1 が形成さ
れ、磁気フラックスを生じさせることができる。
端が永久磁石5aよりも突出しており、先端に向かって
その厚みが小さくなされている。また、一対のヨーク5
b,5cのうち少なくとも一方のヨーク5bは、その先
端が他方のヨーク5cの先端に近接するように屈曲して
いる。このように構成される第1の磁石部5は、一対の
ヨーク5b,5cの先端に磁気ギャップG1 が形成さ
れ、磁気フラックスを生じさせることができる。
【0031】この第1の磁石部5は、走行するベースフ
ィルム2を挟んでダイ3と対向する位置に配置される。
そして、この第1の磁石部5は、図示を省略するが、こ
の第1の磁石部5を水平方向及び鉛直方向に移動可能と
する支持台に固定され、一対のヨーク5b,5cの先端
とリップ部10の先端との隙間及びリップ部10のスリ
ット9に対する磁気ギャップG1 の高さ位置が調節可能
とされている。
ィルム2を挟んでダイ3と対向する位置に配置される。
そして、この第1の磁石部5は、図示を省略するが、こ
の第1の磁石部5を水平方向及び鉛直方向に移動可能と
する支持台に固定され、一対のヨーク5b,5cの先端
とリップ部10の先端との隙間及びリップ部10のスリ
ット9に対する磁気ギャップG1 の高さ位置が調節可能
とされている。
【0032】なお、以上は永久磁石5aが一対のヨーク
5b,5cに挟み込まれてなる第1の磁石部5について
説明したが、第1の磁石部5は、この例に限定されるも
のではなく、全体が永久磁石よりなるもの、または永久
磁石の代わりに電磁石を用いたものであってもよい。
5b,5cに挟み込まれてなる第1の磁石部5について
説明したが、第1の磁石部5は、この例に限定されるも
のではなく、全体が永久磁石よりなるもの、または永久
磁石の代わりに電磁石を用いたものであってもよい。
【0033】また、この第1の磁石部5の磁力は、塗布
速度や塗布特性(粘度、表面張力等)によって適宜選択
すればよいが、500〜6000ガウス、特に3000
〜6000ガウスが好ましい。
速度や塗布特性(粘度、表面張力等)によって適宜選択
すればよいが、500〜6000ガウス、特に3000
〜6000ガウスが好ましい。
【0034】第2の磁石部7は、図2(A),図2
(B)及び図3に示すように、基本構成を第1の磁石部
5と同じくし、永久磁石7aが上がN極、下がS極とな
されて、高透磁材料よりなる一対のヨーク7b,7cと
の間に挟み込まれてなる。なお、第2の磁石部7は、図
3に示すように、ベースフィルム2の幅方向の両側に左
右一対の磁石として設けられることになるが、本明細書
においては、説明の便宜上、一対の磁石のうち一方の磁
石を第2の磁石部7として説明する。
(B)及び図3に示すように、基本構成を第1の磁石部
5と同じくし、永久磁石7aが上がN極、下がS極とな
されて、高透磁材料よりなる一対のヨーク7b,7cと
の間に挟み込まれてなる。なお、第2の磁石部7は、図
3に示すように、ベースフィルム2の幅方向の両側に左
右一対の磁石として設けられることになるが、本明細書
においては、説明の便宜上、一対の磁石のうち一方の磁
石を第2の磁石部7として説明する。
【0035】永久磁石7aとしては、第1の磁石部5と
同様に、アルニコ磁石、希土類磁石、フェライト磁石等
に代表される従来公知のものがいずれも使用できる。
同様に、アルニコ磁石、希土類磁石、フェライト磁石等
に代表される従来公知のものがいずれも使用できる。
【0036】また、一対のヨーク7b,7cは、それぞ
れの一端が永久磁石7aよりも突出しており、先端に向
かってその厚みが小さくなされている。また、一対のヨ
ーク7b,7cのうち少なくとも一方のヨークは、その
先端が他方のヨークの先端に近接するように屈曲してい
る。本例においては、双方のヨーク7b,7cのそれぞ
れの先端が他方のヨークの先端に近接するように屈曲し
ている。そして、一対のヨーク7b,7cの先端に幅が
約0.2mmのギャップ部G2 が形成されている。ま
た、本例の第2の磁石部7は、その長手方向の長さが約
100mmとされ、ギャップ部G2 から0.5mm離れ
た位置にて4500ガウスとなるような磁力とされてい
る。
れの一端が永久磁石7aよりも突出しており、先端に向
かってその厚みが小さくなされている。また、一対のヨ
ーク7b,7cのうち少なくとも一方のヨークは、その
先端が他方のヨークの先端に近接するように屈曲してい
る。本例においては、双方のヨーク7b,7cのそれぞ
れの先端が他方のヨークの先端に近接するように屈曲し
ている。そして、一対のヨーク7b,7cの先端に幅が
約0.2mmのギャップ部G2 が形成されている。ま
た、本例の第2の磁石部7は、その長手方向の長さが約
100mmとされ、ギャップ部G2 から0.5mm離れ
た位置にて4500ガウスとなるような磁力とされてい
る。
【0037】この第2の磁石部7は、ダイ3よりもベー
スフィルム2の巻き取り側となる所定の位置において、
ギャップ部G2 が、ベースフィルム2の磁性塗料4が塗
布された面とは反対側の面に対向するように配置され
る。そして、この第2の磁石部7は、ギャップ部G2 の
一端側がベースフィルム2上に塗布された磁性塗料4の
端部の真下あるいはその近傍に、他端側がベースフィル
ム2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布されていない箇
所の真下にくるように、すなわち、ギャップ部G2 が、
図3中矢印Bで示すベースフィルム2の走行方向に対し
所定の角度θをもって傾斜するように位置決めされる。
スフィルム2の巻き取り側となる所定の位置において、
ギャップ部G2 が、ベースフィルム2の磁性塗料4が塗
布された面とは反対側の面に対向するように配置され
る。そして、この第2の磁石部7は、ギャップ部G2 の
一端側がベースフィルム2上に塗布された磁性塗料4の
端部の真下あるいはその近傍に、他端側がベースフィル
ム2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布されていない箇
所の真下にくるように、すなわち、ギャップ部G2 が、
図3中矢印Bで示すベースフィルム2の走行方向に対し
所定の角度θをもって傾斜するように位置決めされる。
【0038】なお、この第2の磁石部7のベースフィル
ム2の走行方向に対する傾斜角θは、塗布した磁性塗料
4の量やベースフィルム2の磁性塗料未塗布部の広さ、
ベースフィルム2の走行速度等の種々の条件に照らし、
磁性塗料4の平坦化が最適に行える角度に適宜変更され
る。
ム2の走行方向に対する傾斜角θは、塗布した磁性塗料
4の量やベースフィルム2の磁性塗料未塗布部の広さ、
ベースフィルム2の走行速度等の種々の条件に照らし、
磁性塗料4の平坦化が最適に行える角度に適宜変更され
る。
【0039】第2の磁石部7は、以上のように配置され
ることにより、走行するベースフィルム2上に塗布され
た磁性塗料4の塗布端縁の盛り上がりをベースフィルム
2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布されていない箇所
に塗り広げて、磁性塗料4を平坦化させることができ
る。
ることにより、走行するベースフィルム2上に塗布され
た磁性塗料4の塗布端縁の盛り上がりをベースフィルム
2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布されていない箇所
に塗り広げて、磁性塗料4を平坦化させることができ
る。
【0040】なお、以上は永久磁石7aが一対のヨーク
7b,7cに挟み込まれてなる第2の磁石部7について
説明したが、第2の磁石部7は、この例に限定されるも
のではなく、全体が永久磁石よりなるもの、または永久
磁石の代わりに電磁石を用いたものであってもよい。
7b,7cに挟み込まれてなる第2の磁石部7について
説明したが、第2の磁石部7は、この例に限定されるも
のではなく、全体が永久磁石よりなるもの、または永久
磁石の代わりに電磁石を用いたものであってもよい。
【0041】また、この第2の磁石部7の磁力は、塗布
速度や塗布特性(粘度、表面張力等)によって適宜選択
すればよいが、500〜6000ガウス、特に3000
〜6000ガウスが好ましい。
速度や塗布特性(粘度、表面張力等)によって適宜選択
すればよいが、500〜6000ガウス、特に3000
〜6000ガウスが好ましい。
【0042】ガイドロール6は、ダイ3のベースフィル
ム2巻き出し側に配設されるガイドロール6aと、ダイ
3のベースフィルム2巻き取り側に配設されるガイドロ
ール6bとにより構成される。このガイドロール6は、
ベースフィルム2の走行を案内するとともに、ベースフ
ィルム2に適当なテンションをかけ、ベースフィルム2
の高速走行を安定的に行わせるようにしている。また、
このガイドロール6は、水平方向に移動可能となされ、
ベースフィルム2がダイ3側へ抱き込まれる量を調整で
きるようになされている。
ム2巻き出し側に配設されるガイドロール6aと、ダイ
3のベースフィルム2巻き取り側に配設されるガイドロ
ール6bとにより構成される。このガイドロール6は、
ベースフィルム2の走行を案内するとともに、ベースフ
ィルム2に適当なテンションをかけ、ベースフィルム2
の高速走行を安定的に行わせるようにしている。また、
このガイドロール6は、水平方向に移動可能となされ、
ベースフィルム2がダイ3側へ抱き込まれる量を調整で
きるようになされている。
【0043】以上のように構成される塗布装置1は、ダ
イ3のベースフィルム2を挟んで対向する位置に第1の
磁石部5が配置されるので、リップ部10をベースフィ
ルム2と非接触状態としながら磁性塗料4の塗布が行え
る。したがって、この塗布装置1は、磁性塗料4の圧力
とベースフィルム2の張力とを相互に釣り合わせる必要
がなく、特に高速塗布、薄膜塗布においても安定的な磁
性塗料の塗布が行える。
イ3のベースフィルム2を挟んで対向する位置に第1の
磁石部5が配置されるので、リップ部10をベースフィ
ルム2と非接触状態としながら磁性塗料4の塗布が行え
る。したがって、この塗布装置1は、磁性塗料4の圧力
とベースフィルム2の張力とを相互に釣り合わせる必要
がなく、特に高速塗布、薄膜塗布においても安定的な磁
性塗料の塗布が行える。
【0044】また、この塗布装置1は、ダイ3のベース
フィルム2の巻き取り側に第2の磁石部7を配置し、こ
の第2の磁石部7の磁力により、ベースフィルム2上に
塗布された磁性塗料4の塗布端縁の盛り上がりをベース
フィルム2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布されてい
ない箇所に塗り広げるようにしているので、磁性塗料4
に接触することなく磁性塗料4の平坦化が行え、磁性塗
料4の飛散等の不都合を生じさせることがない。
フィルム2の巻き取り側に第2の磁石部7を配置し、こ
の第2の磁石部7の磁力により、ベースフィルム2上に
塗布された磁性塗料4の塗布端縁の盛り上がりをベース
フィルム2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布されてい
ない箇所に塗り広げるようにしているので、磁性塗料4
に接触することなく磁性塗料4の平坦化が行え、磁性塗
料4の飛散等の不都合を生じさせることがない。
【0045】次に、この塗布装置1を用いてベースフィ
ルム2上に磁性塗料4を塗布する方法について説明す
る。
ルム2上に磁性塗料4を塗布する方法について説明す
る。
【0046】この塗布装置1を用いてベースフィルム2
上に磁性塗料を塗布するには、まず、ベースフィルム2
をセッティングするとともに、ダイ3に磁性塗料4を供
給する。
上に磁性塗料を塗布するには、まず、ベースフィルム2
をセッティングするとともに、ダイ3に磁性塗料4を供
給する。
【0047】この磁性塗料4としては、この種の磁気記
録媒体で通常用いられているものが何れも使用可能であ
る。例えば、磁性塗料では、磁性粉としてγ−Fe2 O
3 等の酸化物磁性粉末や、Fe,Co等の金属系磁性粉
末、結合剤としてはポリ塩化ビニル系共重合体,ポリウ
レタン系樹脂等、溶媒としてはメチルエチルケトン,ト
ルエン,シクロヘキサノン等が挙げられる。また、上記
磁性塗料には、潤滑剤,研磨剤,分散剤等が添加されて
もよい。
録媒体で通常用いられているものが何れも使用可能であ
る。例えば、磁性塗料では、磁性粉としてγ−Fe2 O
3 等の酸化物磁性粉末や、Fe,Co等の金属系磁性粉
末、結合剤としてはポリ塩化ビニル系共重合体,ポリウ
レタン系樹脂等、溶媒としてはメチルエチルケトン,ト
ルエン,シクロヘキサノン等が挙げられる。また、上記
磁性塗料には、潤滑剤,研磨剤,分散剤等が添加されて
もよい。
【0048】ベースフィルム2は、可撓性を有する非磁
性体である。そして、このベースフィルム2としては、
通常の磁気記録媒体において支持体として使用されてい
るものがいずれも使用可能である。
性体である。そして、このベースフィルム2としては、
通常の磁気記録媒体において支持体として使用されてい
るものがいずれも使用可能である。
【0049】例えば、このベースフィルム2としては、
ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル類、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セル
ローストリアセテート、セルロースダイアセテート、セ
ルロースブチレート等のセルロース誘導体、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、ポリカー
ボネート類、ポリイミド類、ポリアミドイミド等の高分
子支持体が挙げられる。
ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル類、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セル
ローストリアセテート、セルロースダイアセテート、セ
ルロースブチレート等のセルロース誘導体、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、ポリカー
ボネート類、ポリイミド類、ポリアミドイミド等の高分
子支持体が挙げられる。
【0050】また、このベースフィルム2には、磁性層
の他に、必要に応じて、バックコート層やトップコート
層等が形成されるようにしても良い。この場合、バック
コート層,トップコート層等の成膜条件は、通常この種
の磁気記録媒体の製造方法に適用される方法であれば良
く、特に限定されない。
の他に、必要に応じて、バックコート層やトップコート
層等が形成されるようにしても良い。この場合、バック
コート層,トップコート層等の成膜条件は、通常この種
の磁気記録媒体の製造方法に適用される方法であれば良
く、特に限定されない。
【0051】塗布装置1にセッティングされたベースフ
ィルム2は、ガイドロール6aに案内されて、ダイ3の
リップ部10と第1の磁石部5との間を走行する。
ィルム2は、ガイドロール6aに案内されて、ダイ3の
リップ部10と第1の磁石部5との間を走行する。
【0052】一方、ダイ3のポケット8には、ポンプに
より磁性塗料4が所定の圧力で圧送される。そして、こ
のポケット8と連通するスリット9から走行するベース
フィルム2に向けて磁性塗料4が吐出される。ベースフ
ィルム2に向けて吐出された磁性塗料4は、ベースフィ
ルム2の幅方向の両端部に未塗布部を残した状態で、ベ
ースフィルム2上に塗布される。
より磁性塗料4が所定の圧力で圧送される。そして、こ
のポケット8と連通するスリット9から走行するベース
フィルム2に向けて磁性塗料4が吐出される。ベースフ
ィルム2に向けて吐出された磁性塗料4は、ベースフィ
ルム2の幅方向の両端部に未塗布部を残した状態で、ベ
ースフィルム2上に塗布される。
【0053】このとき、走行するベースフィルム2を挟
んでダイ3と対向する位置には、第1の磁石部5が配設
されているので、第1の磁石部5の磁気ギャップG1 か
らの漏洩磁界(磁気フラックス)が、スリット9より吐
出される磁性塗料4に作用し、磁性塗料4の動きが規制
される。このとき、ベースフィルム2上に塗布された磁
性塗料4は、その表面張力により、塗布端縁が盛り上が
った状態となる。
んでダイ3と対向する位置には、第1の磁石部5が配設
されているので、第1の磁石部5の磁気ギャップG1 か
らの漏洩磁界(磁気フラックス)が、スリット9より吐
出される磁性塗料4に作用し、磁性塗料4の動きが規制
される。このとき、ベースフィルム2上に塗布された磁
性塗料4は、その表面張力により、塗布端縁が盛り上が
った状態となる。
【0054】ダイ3により磁性塗料4が塗布されたベー
スフィルム2は、ガイドロール6bに案内されて、第2
の磁石部7の近傍を通過する。
スフィルム2は、ガイドロール6bに案内されて、第2
の磁石部7の近傍を通過する。
【0055】第2の磁石部7は、上述したように、ギャ
ップ部G2 の一端側がベースフィルム2上に塗布された
磁性塗料4の端部の真下あるいはその近傍に、他端側が
ベースフィルム2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布さ
れていない箇所の真下にくるように、すなわち、ギャッ
プ部G2 がベースフィルム2の走行方向に対し所定の角
度θをもって傾斜するように配置されている。したがっ
て、磁性塗料4が塗布されたベースフィルム2がこの第
2の磁石部7の近傍を通過する際に、磁性塗料4の盛り
上がった塗布端縁は、第2の磁石部7の磁気フラックス
によってホールドされながら、ベースフィルム2の走行
に従い、次第にベースフィルム2の幅方向の端部の磁性
塗料4が塗布されていない箇所に塗り広げられることに
なる。
ップ部G2 の一端側がベースフィルム2上に塗布された
磁性塗料4の端部の真下あるいはその近傍に、他端側が
ベースフィルム2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布さ
れていない箇所の真下にくるように、すなわち、ギャッ
プ部G2 がベースフィルム2の走行方向に対し所定の角
度θをもって傾斜するように配置されている。したがっ
て、磁性塗料4が塗布されたベースフィルム2がこの第
2の磁石部7の近傍を通過する際に、磁性塗料4の盛り
上がった塗布端縁は、第2の磁石部7の磁気フラックス
によってホールドされながら、ベースフィルム2の走行
に従い、次第にベースフィルム2の幅方向の端部の磁性
塗料4が塗布されていない箇所に塗り広げられることに
なる。
【0056】すなわち、ベースフィルム2上に塗布され
た磁性塗料4は、第2の磁石部7の近傍を通過する前
は、図4に示すように、その塗布端縁が盛り上がった状
態とされている。ここで図4は、図3におけるA−A線
断面図である。
た磁性塗料4は、第2の磁石部7の近傍を通過する前
は、図4に示すように、その塗布端縁が盛り上がった状
態とされている。ここで図4は、図3におけるA−A線
断面図である。
【0057】そして、ベースフィルム2が第2の磁石部
7の近傍を通過する際に、この盛り上がった磁性塗料4
が、図5に示すように、第2の磁石部7のギャップ部G
2 にホールドされた状態となる。このとき、第2の磁石
部7は、ベースフィルム2の走行方向に対し、傾斜角θ
をもって傾斜するように配置されているので、ギャップ
部G2 のベースフィルム2上における位置は、ベースフ
ィルム2が走行するに従い次第にベースフィルム2の幅
方向の端部側にずれることになる。
7の近傍を通過する際に、この盛り上がった磁性塗料4
が、図5に示すように、第2の磁石部7のギャップ部G
2 にホールドされた状態となる。このとき、第2の磁石
部7は、ベースフィルム2の走行方向に対し、傾斜角θ
をもって傾斜するように配置されているので、ギャップ
部G2 のベースフィルム2上における位置は、ベースフ
ィルム2が走行するに従い次第にベースフィルム2の幅
方向の端部側にずれることになる。
【0058】そして、盛り上がった磁性塗料4がこの第
2の磁石部7のギャップ部G2 にホールドされた状態で
ベースフィルム2が走行するので、盛り上がった磁性塗
料4は、ベースフィルム2の走行に従い、次第にベース
フィルム2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布されてい
ない箇所に塗り広げられることになる。なお、ここで図
5は、図3におけるB−B線断面図である。
2の磁石部7のギャップ部G2 にホールドされた状態で
ベースフィルム2が走行するので、盛り上がった磁性塗
料4は、ベースフィルム2の走行に従い、次第にベース
フィルム2の幅方向の端部の磁性塗料4が塗布されてい
ない箇所に塗り広げられることになる。なお、ここで図
5は、図3におけるB−B線断面図である。
【0059】そして、第2の磁石部7の近傍を通過した
ベースフィルム2上の磁性塗料4は、塗布端縁がベース
フィルム2上の磁性塗料が塗布されていない箇所に塗り
広げられることにより、図6に示すように、表面が平坦
化される。ここで図6は図3におけるC−C線断面図で
ある。
ベースフィルム2上の磁性塗料4は、塗布端縁がベース
フィルム2上の磁性塗料が塗布されていない箇所に塗り
広げられることにより、図6に示すように、表面が平坦
化される。ここで図6は図3におけるC−C線断面図で
ある。
【0060】以上のようにして、磁性塗料4の表面が平
坦化されたベースフィルム2は、磁性塗料4の乾燥が行
われた後に、順次巻き取られてテープ原反とされる。
坦化されたベースフィルム2は、磁性塗料4の乾燥が行
われた後に、順次巻き取られてテープ原反とされる。
【0061】この塗布方法によれば、ベースフィルム2
上に塗布された磁性塗料4が、その表面張力により端部
が盛り上がった状態になっても、この盛り上がった磁性
塗料4が第2の磁石部7の磁力により塗り広げられるの
で、表面が平坦な磁性層が形成され、磁気記録媒体の品
質の低下及び不良の発生が抑制される。
上に塗布された磁性塗料4が、その表面張力により端部
が盛り上がった状態になっても、この盛り上がった磁性
塗料4が第2の磁石部7の磁力により塗り広げられるの
で、表面が平坦な磁性層が形成され、磁気記録媒体の品
質の低下及び不良の発生が抑制される。
【0062】さらに、この塗布方法によれば、第2の磁
石部の磁力によって盛り上がった磁性塗料4が未塗布部
側へ押し塗り広げられるので、磁性塗料4に接触するこ
となく磁性塗料4の平坦化が行え、磁性塗料4の飛散等
の不都合を生じさせることがない。
石部の磁力によって盛り上がった磁性塗料4が未塗布部
側へ押し塗り広げられるので、磁性塗料4に接触するこ
となく磁性塗料4の平坦化が行え、磁性塗料4の飛散等
の不都合を生じさせることがない。
【0063】なお、以上は、ベースフィルム2を挟んで
ダイ3と対向する位置に第1の磁石部5を配設し、第3
のリップ部10をベースフィルム2に接触させないで磁
性塗料4の塗布を行う、いわゆる非接触型の塗布装置1
及びこれを用いた塗布方法について説明したが、本発明
はこの例に限定されるものではなく、ダイ3のリップ部
10をベースフィルム2に接触させながら磁性塗料4の
塗布を行う、いわゆる接触型の塗布装置及びこれを用い
た塗布方法にも適用可能である。この場合も、上述した
塗布装置1と同様に、ダイのベースフィルム巻き取り側
に磁石部を配置し、この磁石部により、ダイからベース
フィルム上に塗布された磁性塗料の平坦化を行うように
すればよい。
ダイ3と対向する位置に第1の磁石部5を配設し、第3
のリップ部10をベースフィルム2に接触させないで磁
性塗料4の塗布を行う、いわゆる非接触型の塗布装置1
及びこれを用いた塗布方法について説明したが、本発明
はこの例に限定されるものではなく、ダイ3のリップ部
10をベースフィルム2に接触させながら磁性塗料4の
塗布を行う、いわゆる接触型の塗布装置及びこれを用い
た塗布方法にも適用可能である。この場合も、上述した
塗布装置1と同様に、ダイのベースフィルム巻き取り側
に磁石部を配置し、この磁石部により、ダイからベース
フィルム上に塗布された磁性塗料の平坦化を行うように
すればよい。
【0064】また、以上は、ベースフィルム2上に単層
の磁性膜を形成する塗布装置1及び塗布方法について説
明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく、
ダイを複数設け、または、ダイに複数のリップ部を形成
し、ベースフィルム2上に複数種の塗料を塗布して2層
または多層の磁性膜を形成する、いわゆる多層塗り塗布
装置及びこれを用いた塗布方法にも適用可能である。こ
の場合も、上述した塗布装置1と同様に、それぞれのダ
イのベースフィルム巻き取り側に磁石部を配置し、この
磁石部により、ダイからベースフィルム上に塗布された
磁性塗料の平坦化を行うようにすればよい。
の磁性膜を形成する塗布装置1及び塗布方法について説
明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく、
ダイを複数設け、または、ダイに複数のリップ部を形成
し、ベースフィルム2上に複数種の塗料を塗布して2層
または多層の磁性膜を形成する、いわゆる多層塗り塗布
装置及びこれを用いた塗布方法にも適用可能である。こ
の場合も、上述した塗布装置1と同様に、それぞれのダ
イのベースフィルム巻き取り側に磁石部を配置し、この
磁石部により、ダイからベースフィルム上に塗布された
磁性塗料の平坦化を行うようにすればよい。
【0065】第2の実施の形態 次に、本発明をグラビアロール方式の塗布方法及び塗布
装置に適用した例について説明する。
装置に適用した例について説明する。
【0066】この第2の実施の形態に係る塗布装置11
は、図7に示すように、グラビアロール12とバックア
ップロール13とが隣接して配置され、グラビアロール
12の一部が塗料槽14内に収容された磁性塗料15に
接触した状態とされている。
は、図7に示すように、グラビアロール12とバックア
ップロール13とが隣接して配置され、グラビアロール
12の一部が塗料槽14内に収容された磁性塗料15に
接触した状態とされている。
【0067】そして、この塗布装置11は、グラビアロ
ール12のベースフィルム16の巻き出し側と巻き取り
側とにそれぞれ配置される1対のガイドロール17a,
17bに案内されて連続的に走行するベースフィルム1
6を、回転動作するグラビアロール12とバックアップ
ロール13間の間隙に走行させることにより、グラビア
ロール12の周面に形成されたセルを介して、磁性塗料
15をベースフィルム16上に塗布するようになされて
いる。
ール12のベースフィルム16の巻き出し側と巻き取り
側とにそれぞれ配置される1対のガイドロール17a,
17bに案内されて連続的に走行するベースフィルム1
6を、回転動作するグラビアロール12とバックアップ
ロール13間の間隙に走行させることにより、グラビア
ロール12の周面に形成されたセルを介して、磁性塗料
15をベースフィルム16上に塗布するようになされて
いる。
【0068】また、この塗布装置11は、グラビアロー
ル12よりもベースフィルム16の巻き取り側となる所
定の位置にてベースフィルム16の幅方向の両側に一対
の磁石部18が配置されており、この磁石部18の磁力
により、ベースフィルム16上に塗布された磁性塗料1
5の端部を平坦化するようになされている。
ル12よりもベースフィルム16の巻き取り側となる所
定の位置にてベースフィルム16の幅方向の両側に一対
の磁石部18が配置されており、この磁石部18の磁力
により、ベースフィルム16上に塗布された磁性塗料1
5の端部を平坦化するようになされている。
【0069】グラビアロール12は、例えば筒状のスチ
ールロール等の周面にセルが形成され、クロムメッキが
施されてなる。そして、このグラビアロール12は、一
部が塗料槽14内に収容された磁性塗料15に接触した
状態で、図7中矢印Cで示す方向に回転動作する。これ
により、塗料槽14内の磁性塗料15が、グラビアロー
ル12のセル内に順次供給されることになる。
ールロール等の周面にセルが形成され、クロムメッキが
施されてなる。そして、このグラビアロール12は、一
部が塗料槽14内に収容された磁性塗料15に接触した
状態で、図7中矢印Cで示す方向に回転動作する。これ
により、塗料槽14内の磁性塗料15が、グラビアロー
ル12のセル内に順次供給されることになる。
【0070】グラビアロール12のセル内に供給された
磁性塗料15は、グラビアロール12の側方に配置され
るドクターブレード19によってその量が規制され、過
剰な磁性塗料15がセル内から除去される。
磁性塗料15は、グラビアロール12の側方に配置され
るドクターブレード19によってその量が規制され、過
剰な磁性塗料15がセル内から除去される。
【0071】バックアップロール13は、例えば筒状の
スチールロール等の周面にゴムが被覆されてなり、グラ
ビアロール12に隣接した位置に配置される。そして、
このバックアップロール13は、1対のガイドロール1
7a,17bに案内されて、図7中矢印Dで示す方向へ
連続的に走行するベースフィルム16を、回転動作する
グラビアロール12側へ押しつけて、グラビアロール1
2のセル内の磁性塗料15をベースフィルム16上に付
着させる。
スチールロール等の周面にゴムが被覆されてなり、グラ
ビアロール12に隣接した位置に配置される。そして、
このバックアップロール13は、1対のガイドロール1
7a,17bに案内されて、図7中矢印Dで示す方向へ
連続的に走行するベースフィルム16を、回転動作する
グラビアロール12側へ押しつけて、グラビアロール1
2のセル内の磁性塗料15をベースフィルム16上に付
着させる。
【0072】磁石部18は、第1の実施の形態の塗布装
置1の第2の磁石部と同様の構成とされる。すなわち、
この磁石部18は、永久磁石18aが上がN極、下がS
極となされて、高透磁材料よりなる一対のヨーク18
b,18cとの間に挟み込まれてなる。なお、この磁石
部18も、第1の実施の形態の塗布装置1の第2の磁石
部と同様に、ベースフィルム16の幅方向の両側に一対
設けられることになるが、本明細書においては、説明の
便宜上、一対の磁石のうち一方の磁石を磁石部18とし
て説明する。
置1の第2の磁石部と同様の構成とされる。すなわち、
この磁石部18は、永久磁石18aが上がN極、下がS
極となされて、高透磁材料よりなる一対のヨーク18
b,18cとの間に挟み込まれてなる。なお、この磁石
部18も、第1の実施の形態の塗布装置1の第2の磁石
部と同様に、ベースフィルム16の幅方向の両側に一対
設けられることになるが、本明細書においては、説明の
便宜上、一対の磁石のうち一方の磁石を磁石部18とし
て説明する。
【0073】永久磁石18aとしては、アルニコ磁石、
希土類磁石、フェライト磁石等に代表される従来公知の
ものがいずれも使用できる。
希土類磁石、フェライト磁石等に代表される従来公知の
ものがいずれも使用できる。
【0074】また、一対のヨーク18b,18cは、そ
れぞれの一端が永久磁石18aよりも突出しており、先
端に向かってその厚みが小さくなされている。また、一
対のヨーク18b,18cのうち少なくとも一方のヨー
クは、その先端が他方のヨークの先端に近接するように
屈曲している。そして、一対のヨーク18b,18cの
先端にギャップ部が形成されている。
れぞれの一端が永久磁石18aよりも突出しており、先
端に向かってその厚みが小さくなされている。また、一
対のヨーク18b,18cのうち少なくとも一方のヨー
クは、その先端が他方のヨークの先端に近接するように
屈曲している。そして、一対のヨーク18b,18cの
先端にギャップ部が形成されている。
【0075】この磁石部18は、グラビアロール12よ
りもベースフィルム16の巻き取り側となる所定の位置
において、ギャップ部がベースフィルム16の磁性塗料
15が塗布された面とは反対側の面に対向するように配
置される。そして、この磁石部18は、ギャップ部の一
端側がベースフィルム16上に塗布された磁性塗料15
の端部の真下もしくはその近傍に、他端側がベースフィ
ルム16の幅方向の端部の磁性塗料15が塗布されてい
ない箇所の真下にくるように、すなわち、ギャップ部が
ベースフィルム16の走行方向に対し所定の角度θをも
って傾斜するように位置決めされる。
りもベースフィルム16の巻き取り側となる所定の位置
において、ギャップ部がベースフィルム16の磁性塗料
15が塗布された面とは反対側の面に対向するように配
置される。そして、この磁石部18は、ギャップ部の一
端側がベースフィルム16上に塗布された磁性塗料15
の端部の真下もしくはその近傍に、他端側がベースフィ
ルム16の幅方向の端部の磁性塗料15が塗布されてい
ない箇所の真下にくるように、すなわち、ギャップ部が
ベースフィルム16の走行方向に対し所定の角度θをも
って傾斜するように位置決めされる。
【0076】なお、この磁石部18のベースフィルム1
6の走行方向に対する傾斜角θは、塗布した磁性塗料1
5の量やベースフィルム16の磁性塗料未塗布部の広
さ、ベースフィルム16の走行速度等の種々の条件に照
らし、磁性塗料15の平坦化が最適に行える角度に適宜
変更される。
6の走行方向に対する傾斜角θは、塗布した磁性塗料1
5の量やベースフィルム16の磁性塗料未塗布部の広
さ、ベースフィルム16の走行速度等の種々の条件に照
らし、磁性塗料15の平坦化が最適に行える角度に適宜
変更される。
【0077】磁石部18は、以上のように配置されるこ
とにより、走行するベースフィルム16上に塗布された
磁性塗料15の塗布端縁の盛り上がりをベースフィルム
16の幅方向の端部の磁性塗料15が塗布されていない
箇所に塗り広げて、磁性塗料15を平坦化させることが
できる。
とにより、走行するベースフィルム16上に塗布された
磁性塗料15の塗布端縁の盛り上がりをベースフィルム
16の幅方向の端部の磁性塗料15が塗布されていない
箇所に塗り広げて、磁性塗料15を平坦化させることが
できる。
【0078】なお、以上は永久磁石18aが一対のヨー
ク18b,18cに挟み込まれてなる磁石部18につい
て説明したが、この磁石部18は、この例に限定される
ものではなく、全体が永久磁石よりなるもの、または永
久磁石の代わりに電磁石を用いたものであってもよい。
ク18b,18cに挟み込まれてなる磁石部18につい
て説明したが、この磁石部18は、この例に限定される
ものではなく、全体が永久磁石よりなるもの、または永
久磁石の代わりに電磁石を用いたものであってもよい。
【0079】また、この磁石部18の磁力は、塗布速度
や塗布特性(粘度、表面張力等)によって適宜選択すれ
ばよいが、500〜6000ガウス、特に3000〜6
000ガウスが好ましい。
や塗布特性(粘度、表面張力等)によって適宜選択すれ
ばよいが、500〜6000ガウス、特に3000〜6
000ガウスが好ましい。
【0080】また、図7に示すように、この磁石部18
よりもベースフィルム16の巻き出し側となる所定の位
置に磁性塗料除去部材20を設け、この磁性塗料除去部
材20によって、ベースフィルム16上に塗布された過
剰な磁性塗料15を除去した後に、磁石部18の磁力に
より磁性塗料15の表面を平坦化するようにしてもよ
い。このように、磁性塗料除去部材20が過剰な磁性塗
料15を除去した後に、磁石部18が磁性塗料15の端
部の盛り上がりを押し塗り広げることにより、磁性塗料
15の平坦化をより確実に行うことができる。
よりもベースフィルム16の巻き出し側となる所定の位
置に磁性塗料除去部材20を設け、この磁性塗料除去部
材20によって、ベースフィルム16上に塗布された過
剰な磁性塗料15を除去した後に、磁石部18の磁力に
より磁性塗料15の表面を平坦化するようにしてもよ
い。このように、磁性塗料除去部材20が過剰な磁性塗
料15を除去した後に、磁石部18が磁性塗料15の端
部の盛り上がりを押し塗り広げることにより、磁性塗料
15の平坦化をより確実に行うことができる。
【0081】ガイドロール17は、グラビアロール12
のベースフィルム16巻き出し側に配設されるガイドロ
ール17aと、グラビアロール12のベースフィルム1
6巻き取り側に配設されるガイドロール17bとにより
構成される。このガイドロール17は、ベースフィルム
16の走行を案内するとともに、ベースフィルム16に
適当なテンションをかけ、ベースフィルム16の高速走
行を安定的に行わせるようにしている。
のベースフィルム16巻き出し側に配設されるガイドロ
ール17aと、グラビアロール12のベースフィルム1
6巻き取り側に配設されるガイドロール17bとにより
構成される。このガイドロール17は、ベースフィルム
16の走行を案内するとともに、ベースフィルム16に
適当なテンションをかけ、ベースフィルム16の高速走
行を安定的に行わせるようにしている。
【0082】以上のように構成される塗布装置11は、
グラビアロール12のベースフィルム16の巻き取り側
に磁石部18を配置し、この磁石部18の磁力により、
ベースフィルム16上に塗布された磁性塗料15の塗布
端縁の盛り上がりをベースフィルム16の幅方向の端部
の磁性塗料15が塗布されていない箇所に塗り広げるよ
うにしているので、磁性塗料15に接触することなく磁
性塗料15の平坦化が行え、磁性塗料15の飛散等の不
都合を生じさせることがない。
グラビアロール12のベースフィルム16の巻き取り側
に磁石部18を配置し、この磁石部18の磁力により、
ベースフィルム16上に塗布された磁性塗料15の塗布
端縁の盛り上がりをベースフィルム16の幅方向の端部
の磁性塗料15が塗布されていない箇所に塗り広げるよ
うにしているので、磁性塗料15に接触することなく磁
性塗料15の平坦化が行え、磁性塗料15の飛散等の不
都合を生じさせることがない。
【0083】次に、この塗布装置11を用いてベースフ
ィルム16上に磁性塗料15を塗布する方法について説
明する。
ィルム16上に磁性塗料15を塗布する方法について説
明する。
【0084】この塗布装置11を用いてベースフィルム
16上に磁性塗料を塗布するには、まず、ベースフィル
ム16をセッティングするとともに、塗料槽14に磁性
塗料15を供給する。
16上に磁性塗料を塗布するには、まず、ベースフィル
ム16をセッティングするとともに、塗料槽14に磁性
塗料15を供給する。
【0085】この磁性塗料15としては、第1の実施の
形態で説明したように、この種の磁気記録媒体で通常用
いられているものが何れも使用可能である。
形態で説明したように、この種の磁気記録媒体で通常用
いられているものが何れも使用可能である。
【0086】また、ベースフィルム16は、可撓性を有
する非磁性体であり、第1の実施の形態で説明したよう
に、通常の磁気記録媒体において支持体として使用され
ているものがいずれも使用可能である。
する非磁性体であり、第1の実施の形態で説明したよう
に、通常の磁気記録媒体において支持体として使用され
ているものがいずれも使用可能である。
【0087】また、このベースフィルム16には、磁性
層の他に、必要に応じて、バックコート層やトップコー
ト層等が形成されるようにしても良い。この場合、バッ
クコート層,トップコート層等の成膜条件は、通常この
種の磁気記録媒体の製造方法に適用される方法であれば
良く、特に限定されない。
層の他に、必要に応じて、バックコート層やトップコー
ト層等が形成されるようにしても良い。この場合、バッ
クコート層,トップコート層等の成膜条件は、通常この
種の磁気記録媒体の製造方法に適用される方法であれば
良く、特に限定されない。
【0088】塗布装置11にセッティングされたベース
フィルム16は、ガイドロール17aに案内されて、グ
ラビアロール12とバックアップロール13との間を走
行する。
フィルム16は、ガイドロール17aに案内されて、グ
ラビアロール12とバックアップロール13との間を走
行する。
【0089】一方、グラビアロール12は、その一部を
塗料槽14内に収容された磁性塗料15に接触させなが
ら回転動作する。これにより、塗料槽14内の磁性塗料
15は、グラビアロール12の周面に形成されたセルを
介して、走行するベースフィルム16上に供給される。
ベースフィルム16上に供給された磁性塗料15は、ベ
ースフィルム16の幅方向の両端部に未塗布部を残した
状態で、ベースフィルム16上に塗布される。
塗料槽14内に収容された磁性塗料15に接触させなが
ら回転動作する。これにより、塗料槽14内の磁性塗料
15は、グラビアロール12の周面に形成されたセルを
介して、走行するベースフィルム16上に供給される。
ベースフィルム16上に供給された磁性塗料15は、ベ
ースフィルム16の幅方向の両端部に未塗布部を残した
状態で、ベースフィルム16上に塗布される。
【0090】磁性塗料15が塗布されたベースフィルム
16は、ガイドロール6bに案内されて、磁石部18の
近傍を通過する。
16は、ガイドロール6bに案内されて、磁石部18の
近傍を通過する。
【0091】磁石部18は、上述したように、ギャップ
部の一端側がベースフィルム16上に塗布された磁性塗
料15の端部の真下あるいはその近傍に、他端側がベー
スフィルム16の幅方向の端部の磁性塗料15が塗布さ
れていない箇所の真下にくるように、すなわち、ギャッ
プ部がベースフィルム16の走行方向に対し所定の角度
θをもって傾斜するように配置されている。したがっ
て、磁性塗料15が塗布されたベースフィルム16がこ
の磁石部18の近傍を通過する際に、盛り上がった磁性
塗料15は、磁石部7の磁気フラックスによってホール
ドされながら、ベースフィルム16の走行に従い、次第
にベースフィルム16の幅方向の端部の磁性塗料15が
塗布されていない箇所に塗り広げられることになる。
部の一端側がベースフィルム16上に塗布された磁性塗
料15の端部の真下あるいはその近傍に、他端側がベー
スフィルム16の幅方向の端部の磁性塗料15が塗布さ
れていない箇所の真下にくるように、すなわち、ギャッ
プ部がベースフィルム16の走行方向に対し所定の角度
θをもって傾斜するように配置されている。したがっ
て、磁性塗料15が塗布されたベースフィルム16がこ
の磁石部18の近傍を通過する際に、盛り上がった磁性
塗料15は、磁石部7の磁気フラックスによってホール
ドされながら、ベースフィルム16の走行に従い、次第
にベースフィルム16の幅方向の端部の磁性塗料15が
塗布されていない箇所に塗り広げられることになる。
【0092】以上のようにして、磁性塗料15の表面が
平坦化されたベースフィルム16は、磁性塗料15の乾
燥が行われた後に、順次巻き取られてテープ原反とされ
る。
平坦化されたベースフィルム16は、磁性塗料15の乾
燥が行われた後に、順次巻き取られてテープ原反とされ
る。
【0093】この塗布方法によれば、ベースフィルム1
6上に塗布された磁性塗料15が、その表面張力により
端部が盛り上がった状態になっても、この盛り上がった
磁性塗料15が磁石部18の磁力により塗り広げられる
ので、表面が平坦な磁性層が形成され、磁気記録媒体の
品質の低下及び不良の発生が抑制される。
6上に塗布された磁性塗料15が、その表面張力により
端部が盛り上がった状態になっても、この盛り上がった
磁性塗料15が磁石部18の磁力により塗り広げられる
ので、表面が平坦な磁性層が形成され、磁気記録媒体の
品質の低下及び不良の発生が抑制される。
【0094】なお、以上は、グラビアロール12とバッ
クアップロール13の2本のロールを備え、このグラビ
アロール12とバックアップロール13間を走行するベ
ースフィルム16上に磁性塗料15を塗布する塗布装置
11及びこれを用いた塗布方法について説明したが、本
発明はこの例に限定されるものではなく、グラビアロー
ルとバックアップロール間に、周面にゴムが被覆された
転移ロールを配設し、グラビアロールのセル内の磁性塗
料をこの転移ロールを介して、転移ロールとバックアッ
プロール内を走行するベースフィルム上に塗布する塗布
装置及びこれを用いた塗布方法にも適用可能である。こ
の場合も、上述した塗布装置11と同様に、転移ロール
のベースフィルム巻き取り側に磁石部を配置し、この磁
石部により、ベースフィルム上に塗布された磁性塗料の
平坦化を行うようにすればよい。
クアップロール13の2本のロールを備え、このグラビ
アロール12とバックアップロール13間を走行するベ
ースフィルム16上に磁性塗料15を塗布する塗布装置
11及びこれを用いた塗布方法について説明したが、本
発明はこの例に限定されるものではなく、グラビアロー
ルとバックアップロール間に、周面にゴムが被覆された
転移ロールを配設し、グラビアロールのセル内の磁性塗
料をこの転移ロールを介して、転移ロールとバックアッ
プロール内を走行するベースフィルム上に塗布する塗布
装置及びこれを用いた塗布方法にも適用可能である。こ
の場合も、上述した塗布装置11と同様に、転移ロール
のベースフィルム巻き取り側に磁石部を配置し、この磁
石部により、ベースフィルム上に塗布された磁性塗料の
平坦化を行うようにすればよい。
【0095】また、以上は、バックアップロールをグラ
ビアロールに押しつけることより、セル内の磁性塗料を
ベースフィルム上に塗布する塗布装置及びこれを用いた
例について説明したが、本発明はこの例に限定されるも
のではなく、バックアップロールに発電ロールを圧着さ
せ、ベースフィルムに静電場を形成することにより、グ
ラビアロールのセル内の磁性塗料をベースフィルムに付
着させる、いわゆる静電グラビアコータ及びこれを用い
た塗布方法にも適用可能である。この場合も、上述した
塗布装置11と同様に、グラビアロールのベースフィル
ム巻き取り側に磁石部を配置し、この磁石部により、ベ
ースフィルム上に塗布された磁性塗料の平坦化を行うよ
うにすればよい。
ビアロールに押しつけることより、セル内の磁性塗料を
ベースフィルム上に塗布する塗布装置及びこれを用いた
例について説明したが、本発明はこの例に限定されるも
のではなく、バックアップロールに発電ロールを圧着さ
せ、ベースフィルムに静電場を形成することにより、グ
ラビアロールのセル内の磁性塗料をベースフィルムに付
着させる、いわゆる静電グラビアコータ及びこれを用い
た塗布方法にも適用可能である。この場合も、上述した
塗布装置11と同様に、グラビアロールのベースフィル
ム巻き取り側に磁石部を配置し、この磁石部により、ベ
ースフィルム上に塗布された磁性塗料の平坦化を行うよ
うにすればよい。
【0096】
【発明の効果】本発明に係る塗布方法は、可撓性支持体
上に塗布された磁性塗料の塗布端縁の盛り上がりを磁力
により塗り広げ、表面が平坦な磁性層を形成するように
しているので、磁気記録媒体の品質の低下及び不良の発
生が抑制され、磁気記録媒体の製造歩留まりを向上させ
ることができる。
上に塗布された磁性塗料の塗布端縁の盛り上がりを磁力
により塗り広げ、表面が平坦な磁性層を形成するように
しているので、磁気記録媒体の品質の低下及び不良の発
生が抑制され、磁気記録媒体の製造歩留まりを向上させ
ることができる。
【0097】また、この塗布方法は、磁性塗料の平坦化
を磁力を利用して行うようにしているので、磁性塗料に
接触することなく磁性塗料の平坦化が行え、磁性塗料の
飛散等の不都合を生じさせることがない。
を磁力を利用して行うようにしているので、磁性塗料に
接触することなく磁性塗料の平坦化が行え、磁性塗料の
飛散等の不都合を生じさせることがない。
【0098】また、本発明に係る塗布装置は、塗料供給
部よりも可撓性支持体の巻き取り側に配置される磁石部
の磁力により、可撓性支持体上に塗布された磁性塗料の
塗布端縁の盛り上がりを未塗布部側へ押し塗り広げるよ
うにしているので、表面が平坦な磁性層が形成され、磁
気記録媒体の品質の低下及び不良の発生が抑制される。
部よりも可撓性支持体の巻き取り側に配置される磁石部
の磁力により、可撓性支持体上に塗布された磁性塗料の
塗布端縁の盛り上がりを未塗布部側へ押し塗り広げるよ
うにしているので、表面が平坦な磁性層が形成され、磁
気記録媒体の品質の低下及び不良の発生が抑制される。
【0099】さらに、この塗布装置は、磁石部の磁力に
よって盛り上がった磁性塗料を未塗布部側へ押し塗り広
げるようにしているので、磁性塗料に接触することなく
磁性塗料の平坦化が行え、磁性塗料の飛散等の不都合を
生じさせることがない。したがってこの塗布装置は、清
掃等のメンテナンスを頻繁に行う必要がなく、長時間連
続して運転させることができるので、磁気記録媒体の生
産性を向上させることができる。
よって盛り上がった磁性塗料を未塗布部側へ押し塗り広
げるようにしているので、磁性塗料に接触することなく
磁性塗料の平坦化が行え、磁性塗料の飛散等の不都合を
生じさせることがない。したがってこの塗布装置は、清
掃等のメンテナンスを頻繁に行う必要がなく、長時間連
続して運転させることができるので、磁気記録媒体の生
産性を向上させることができる。
【図1】本発明に係る塗布装置の模式図である。
【図2】第2の磁石部を拡大して示す図であり、(A)
は第2の磁石部の平面図、(B)は第2の磁石部の縦断
面図である。
は第2の磁石部の平面図、(B)は第2の磁石部の縦断
面図である。
【図3】第2の磁石部の近傍を通過するベースフィルム
の要部拡大平面図である。
の要部拡大平面図である。
【図4】ベースフィルム上に塗布された磁性塗料の状態
を示す図であり、図3におけるA−A線断面図である。
を示す図であり、図3におけるA−A線断面図である。
【図5】ベースフィルム上に塗布された磁性塗料の状態
を示す図であり、図3におけるB−B線断面図である。
を示す図であり、図3におけるB−B線断面図である。
【図6】ベースフィルム上に塗布された磁性塗料の状態
を示す図であり、図3におけるC−C線断面図である。
を示す図であり、図3におけるC−C線断面図である。
【図7】本発明に係る塗布装置の他例を示す模式図であ
る。
る。
1,11 塗布装置、2,16 ベースフィルム、3
ダイ、4,15 磁性塗料、7,18 磁石部、12
グラビアロール、13 バックアップロール
ダイ、4,15 磁性塗料、7,18 磁石部、12
グラビアロール、13 バックアップロール
Claims (12)
- 【請求項1】 連続的に走行する可撓性支持体上に塗料
供給部より磁性塗料を供給し、可撓性支持体の幅方向の
両端部に未塗布部を残して磁性塗料を塗布した後に、上
記可撓性支持体上に塗布された磁性塗料の塗布端縁を磁
力により上記未塗布部側へ塗り広げることを特徴とする
塗布方法。 - 【請求項2】 上記磁力は、マグネットが一対のヨーク
部に挟まれてこのヨーク部間のギャップ部から磁力が漏
洩するようになされ、走行する可撓性支持体の幅方向の
両側に配置された一対の磁石部の漏洩磁力であることを
特徴とする請求項1記載の塗布方法。 - 【請求項3】 上記一対の磁石部は、両者間の距離が可
撓性支持体の走行方向に従い次第に大となるように、可
撓性支持体の走行方向に対して斜めに配置されているこ
とを特徴とする請求項2記載の塗布方法。 - 【請求項4】 上記塗料供給部は、先端にリップが設け
られたダイを備え、このダイのリップ間のスリットより
磁性塗料を押し出しながら供給することを特徴とする請
求項1記載の塗布方法。 - 【請求項5】 上記ダイの可撓性支持体を挟んで対向す
る位置にはさらに他の磁石部が配置され、上記ダイを可
撓性支持体に対して非接触状態として磁性塗料を塗布す
ることを特徴とする請求項4記載の塗布方法。 - 【請求項6】 上記塗料供給部は、表面に多数のセルが
形成されたグラビアロールとバックアップロールとを備
え、上記可撓性支持体をこのグラビアロールとバックア
ップロール間に走行させることにより、上記グラビアロ
ールの周面に形成されたセル内に収容された磁性塗料を
上記可撓性支持体上に塗布することを特徴とする請求項
1記載の塗布方法。 - 【請求項7】 連続的に走行する可撓性支持体の走行経
路の中途部に配置され、この可撓性支持体上に磁性塗料
を供給し、可撓性支持体の幅方向の両端部に未塗布部を
残して磁性塗料を塗布する塗料供給部と、 走行する可撓性支持体の幅方向の両側に配置された一対
の磁石部とを備え、 上記一対の磁石部の漏洩磁力により上記可撓性支持体上
に塗布された磁性塗料の塗布端縁を上記未塗布部側へ塗
り広げることを特徴とする塗布装置。 - 【請求項8】 上記一対の磁石部は、マグネットが一対
のヨーク部に挟まれ、このヨーク部間のギャップ部から
磁力が漏洩するようになされていることを特徴とする請
求項7記載の塗布装置。 - 【請求項9】 上記一対の磁石部は、両者間の距離が可
撓性支持体の走行方向に従い次第に大となるように、可
撓性支持体の走行方向に対して斜めに配置されているこ
とを特徴とする請求項7記載の塗布装置。 - 【請求項10】 上記塗料供給部は、先端にリップが設
けられたダイを備え、このダイのリップ間のスリットよ
り磁性塗料を押し出しながら供給することを特徴とする
請求項7記載の塗布装置。 - 【請求項11】 上記ダイの可撓性支持体を挟んで対向
する位置にはさらに他の磁石部が配置され、上記ダイは
可撓性支持体に対して非接触状態で磁性塗料を塗布する
ことを特徴とする請求項10記載の塗布装置。 - 【請求項12】 上記塗料供給部は、表面に多数のセル
が形成されたグラビアロールとバックアップロールとを
備え、上記可撓性支持体をこのグラビアロールとバック
アップロール間に走行させることにより、上記グラビア
ロールの周面に形成されたセル内に収容された磁性塗料
を上記可撓性支持体上に塗布することを特徴とする請求
項7記載の塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13407697A JPH10323608A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 塗布方法及び塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13407697A JPH10323608A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 塗布方法及び塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323608A true JPH10323608A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15119842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13407697A Withdrawn JPH10323608A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 塗布方法及び塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10323608A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010076199A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | 積層体の製造方法 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP13407697A patent/JPH10323608A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010076199A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | 積層体の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |