JPH10325262A - 滑動装置 - Google Patents
滑動装置Info
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- JPH10325262A JPH10325262A JP13696397A JP13696397A JPH10325262A JP H10325262 A JPH10325262 A JP H10325262A JP 13696397 A JP13696397 A JP 13696397A JP 13696397 A JP13696397 A JP 13696397A JP H10325262 A JPH10325262 A JP H10325262A
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- rollers
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- sliding device
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 12
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 239000011435 rock Substances 0.000 abstract 2
- 239000005341 toughened glass Substances 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローラがロック状態となるスキュウイング現
象の発生を防止して、円滑な作動を保証することができ
る滑動装置を提供する。 【解決手段】 基盤12と、この基盤12の上方に配置
される滑動盤14との間に、それらの回転軸心を互いに
平行配置した複数のローラ16からなるローラ群22を
設け、これらローラ16の転動により基盤12と滑動盤
14との相対移動を生じさせるようにした滑動装置10
において、各ローラ16間それぞれに、その回転軸心を
ローラ16の回転軸心と平行に配置したアイドルシャフ
ト32を設けて構成される。
象の発生を防止して、円滑な作動を保証することができ
る滑動装置を提供する。 【解決手段】 基盤12と、この基盤12の上方に配置
される滑動盤14との間に、それらの回転軸心を互いに
平行配置した複数のローラ16からなるローラ群22を
設け、これらローラ16の転動により基盤12と滑動盤
14との相対移動を生じさせるようにした滑動装置10
において、各ローラ16間それぞれに、その回転軸心を
ローラ16の回転軸心と平行に配置したアイドルシャフ
ト32を設けて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラによるころ
がり摩擦を用いて重量物を円滑に水平移動させるための
滑動装置に関する。
がり摩擦を用いて重量物を円滑に水平移動させるための
滑動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地震等の振動外力から建物を保護するた
めの免振装置が、例えば特開昭57−140453号公
報(Int.Cl.E04B 1/36)によって提案されている。上記
免振装置は、互いに水平方向に相対移動可能な基盤と滑
動盤との間に円柱状のローラを介在させた滑動装置を用
い、基盤を基礎側に設けると共に、滑動盤を建物側に設
けることにより構成される。そして、かかる免振装置で
は地震が入力された場合に、基盤と滑動盤とがローラの
転動によるころがり摩擦によって円滑に相対移動するた
め、入力振動を当該滑動装置で逃がすことができ、もっ
て建物に振動が入力されるのを防止若しくは著しく低減
できるようになっている。
めの免振装置が、例えば特開昭57−140453号公
報(Int.Cl.E04B 1/36)によって提案されている。上記
免振装置は、互いに水平方向に相対移動可能な基盤と滑
動盤との間に円柱状のローラを介在させた滑動装置を用
い、基盤を基礎側に設けると共に、滑動盤を建物側に設
けることにより構成される。そして、かかる免振装置で
は地震が入力された場合に、基盤と滑動盤とがローラの
転動によるころがり摩擦によって円滑に相対移動するた
め、入力振動を当該滑動装置で逃がすことができ、もっ
て建物に振動が入力されるのを防止若しくは著しく低減
できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のローラを用いた滑動装置にあっては、ローラを基
盤と滑動盤との相対移動方向に複数配置して、これら複
数のローラ上に滑動盤を安定的に載置する必要があり、
また、建物等の大荷重を支持するためにはローラを可能
な限り多数配置して、ローラ1個当たりの支持荷重を低
減することが望ましい。従って、上記ローラを互いに近
接配置して、より多くのローラを配置するようにしてい
る。このようにローラ数を増やすことにより、載置した
滑動盤の安定性を高めると共に、全体的な支持荷重を増
大することができる。
従来のローラを用いた滑動装置にあっては、ローラを基
盤と滑動盤との相対移動方向に複数配置して、これら複
数のローラ上に滑動盤を安定的に載置する必要があり、
また、建物等の大荷重を支持するためにはローラを可能
な限り多数配置して、ローラ1個当たりの支持荷重を低
減することが望ましい。従って、上記ローラを互いに近
接配置して、より多くのローラを配置するようにしてい
る。このようにローラ数を増やすことにより、載置した
滑動盤の安定性を高めると共に、全体的な支持荷重を増
大することができる。
【0004】ところが、ローラを近接させて配置した場
合には、ローラ同士が互いに接触し易くなってしまう。
そして、ローラが互いに接触した状態で転動しようとす
ると、この接触点では一方のローラのトレーリング側と
他方のローラのリーディング側とが接触し合って、相互
間にそれぞれの逆方向の回転力が作用することになるた
め、互いに接触したローラはロック状態となる。また、
上述したようにそれぞれのローラには大荷重が作用する
ため、何らかの衝撃で少なくとも1本のローラの向きが
ずれたり、ローラが弓なりに変形した場合にもローラが
ロック状態となる。
合には、ローラ同士が互いに接触し易くなってしまう。
そして、ローラが互いに接触した状態で転動しようとす
ると、この接触点では一方のローラのトレーリング側と
他方のローラのリーディング側とが接触し合って、相互
間にそれぞれの逆方向の回転力が作用することになるた
め、互いに接触したローラはロック状態となる。また、
上述したようにそれぞれのローラには大荷重が作用する
ため、何らかの衝撃で少なくとも1本のローラの向きが
ずれたり、ローラが弓なりに変形した場合にもローラが
ロック状態となる。
【0005】このように、ローラにロック状態が発生す
ることを一般にスキュウイングと称し、このスキュウイ
ング現象が発生すると、滑動装置の基盤と滑動盤との間
に過大な移動抵抗が生じて円滑な相対移動を確保できな
くなってしまう。このため、上記滑動装置を用いた免振
装置では、スキュウイングにより地震等の振動が建物に
大きく入力されて、免振機能が著しく低下してしまうと
いう課題があった。
ることを一般にスキュウイングと称し、このスキュウイ
ング現象が発生すると、滑動装置の基盤と滑動盤との間
に過大な移動抵抗が生じて円滑な相対移動を確保できな
くなってしまう。このため、上記滑動装置を用いた免振
装置では、スキュウイングにより地震等の振動が建物に
大きく入力されて、免振機能が著しく低下してしまうと
いう課題があった。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、ローラがロック状態となるスキュウイング現象の発
生を防止して、円滑な作動を保証することができる滑動
装置を提供することを目的とする。
て、ローラがロック状態となるスキュウイング現象の発
生を防止して、円滑な作動を保証することができる滑動
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の請求項1に示す滑動装置は、基盤と、この
基盤の上方に配置される滑動盤との間に、それらの回転
軸心を互いに平行配置した複数のローラからなるローラ
群を設け、これらローラの転動により上記基盤と上記滑
動盤との相対移動を生じさせるようにした滑動装置にお
いて、上記各ローラ間それぞれに、その回転軸心を上記
ローラの回転軸心と平行に配置したアイドルシャフトを
設けたことを特徴とする。
めに本発明の請求項1に示す滑動装置は、基盤と、この
基盤の上方に配置される滑動盤との間に、それらの回転
軸心を互いに平行配置した複数のローラからなるローラ
群を設け、これらローラの転動により上記基盤と上記滑
動盤との相対移動を生じさせるようにした滑動装置にお
いて、上記各ローラ間それぞれに、その回転軸心を上記
ローラの回転軸心と平行に配置したアイドルシャフトを
設けたことを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項2に示す滑動装置
は、上記ローラ群を構成する上記複数のローラのうち、
相対移動方向の両端部に位置するローラの側方に該ロー
ラに当接させて位置規制用アイドルシャフトを設けると
共に、該ローラ群の周縁を枠体で囲繞し、該枠体に上記
アイドルシャフトおよび上記位置規制用アイドルシャフ
トを支持し、かつ、該枠体に上記位置規制用アイドルシ
ャフトの側方に当接する押圧ローラを設けたことを特徴
とする。
は、上記ローラ群を構成する上記複数のローラのうち、
相対移動方向の両端部に位置するローラの側方に該ロー
ラに当接させて位置規制用アイドルシャフトを設けると
共に、該ローラ群の周縁を枠体で囲繞し、該枠体に上記
アイドルシャフトおよび上記位置規制用アイドルシャフ
トを支持し、かつ、該枠体に上記位置規制用アイドルシ
ャフトの側方に当接する押圧ローラを設けたことを特徴
とする。
【0009】更に、本発明の請求項3に示す滑動装置
は、上記アイドルシャフトおよび上記位置規制用アイド
ルシャフトそれぞれに同軸かつ回転自在に、上記ローラ
と同径のシャフト支持ローラを設け、該シャフト支持ロ
ーラを上記基盤と上記滑動盤との間に配置して、アイド
ルシャフトおよび位置規制用アイドルシャフトの回転軸
心と上記ローラの回転軸心とを同一高さに保持したこと
を特徴とする。
は、上記アイドルシャフトおよび上記位置規制用アイド
ルシャフトそれぞれに同軸かつ回転自在に、上記ローラ
と同径のシャフト支持ローラを設け、該シャフト支持ロ
ーラを上記基盤と上記滑動盤との間に配置して、アイド
ルシャフトおよび位置規制用アイドルシャフトの回転軸
心と上記ローラの回転軸心とを同一高さに保持したこと
を特徴とする。
【0010】以上の構成による本発明の滑動装置の作用
を以下に述べると、請求項1では、基盤と滑動盤との間
に設けたローラ群のそれぞれの各ローラ間に、その回転
軸心を上記ローラの回転軸心と平行に配置したアイドル
シャフトを設けたので、ローラが転動されると、該アイ
ドルシャフトには移動方向前方に位置するローラからト
レーリング側の回転、つまり上向きの回転が入力される
一方、移動方向後方に位置するローラからはリーディン
グ側の回転、つまり下向きの回転が入力される。する
と、上記トレーリング側のローラの回転と上記リーディ
ング側のローラの回転はアイドルシャフトにおいて同じ
向きの回転となるため、アイドルシャフトの両側に位置
するこれらローラは何等の抵抗力を受けることなく円滑
に回転される。従って、基盤と滑動盤との間に介在する
それぞれのローラはすべて滑らかに転動して、スキュウ
イングを発生することなく基盤と滑動盤とを相対移動さ
せることができる。
を以下に述べると、請求項1では、基盤と滑動盤との間
に設けたローラ群のそれぞれの各ローラ間に、その回転
軸心を上記ローラの回転軸心と平行に配置したアイドル
シャフトを設けたので、ローラが転動されると、該アイ
ドルシャフトには移動方向前方に位置するローラからト
レーリング側の回転、つまり上向きの回転が入力される
一方、移動方向後方に位置するローラからはリーディン
グ側の回転、つまり下向きの回転が入力される。する
と、上記トレーリング側のローラの回転と上記リーディ
ング側のローラの回転はアイドルシャフトにおいて同じ
向きの回転となるため、アイドルシャフトの両側に位置
するこれらローラは何等の抵抗力を受けることなく円滑
に回転される。従って、基盤と滑動盤との間に介在する
それぞれのローラはすべて滑らかに転動して、スキュウ
イングを発生することなく基盤と滑動盤とを相対移動さ
せることができる。
【0011】また、請求項2では、ローラ群を構成する
ローラのうち、相対移動方向の両端部に位置するローラ
の側方にこれらローラに当接させて位置規制用アイドル
シャフトを設け、かつ該ローラ群の周縁を囲繞した枠体
に、上記アイドルシャフトおよび上記位置規制用アイド
ルシャフトを支持することにより、当該枠体によってこ
れらアイドルシャフトおよび位置規制用アイドルシャフ
トの間隔を一定に保持しつつ、ローラ群を一体に転動さ
せることができる。また、上記枠体には上記位置規制用
アイドルシャフトの側方に当接する押圧ローラを設けた
ので、該押圧ローラにより位置規制用アイドルシャフト
を側方から押圧して、ローラ群の両端部に位置するロー
ラのはらみ出しを阻止することができ、延いては上記ロ
ーラ群を全体的に整列した状態に拘束しつつ転動させる
ことができる。従って、ローラの向きのずれや、またロ
ーラが弓なりに変形しようとした場合にも、上記押圧ロ
ーラの押圧力が矯正力となって、それぞれのローラの回
転軸心の平行性を保つことができる。これによりローラ
がロックされてしまうのを防止して、スキュウイング現
象の発生をなくし、滑動装置を円滑に作動させることが
できる。
ローラのうち、相対移動方向の両端部に位置するローラ
の側方にこれらローラに当接させて位置規制用アイドル
シャフトを設け、かつ該ローラ群の周縁を囲繞した枠体
に、上記アイドルシャフトおよび上記位置規制用アイド
ルシャフトを支持することにより、当該枠体によってこ
れらアイドルシャフトおよび位置規制用アイドルシャフ
トの間隔を一定に保持しつつ、ローラ群を一体に転動さ
せることができる。また、上記枠体には上記位置規制用
アイドルシャフトの側方に当接する押圧ローラを設けた
ので、該押圧ローラにより位置規制用アイドルシャフト
を側方から押圧して、ローラ群の両端部に位置するロー
ラのはらみ出しを阻止することができ、延いては上記ロ
ーラ群を全体的に整列した状態に拘束しつつ転動させる
ことができる。従って、ローラの向きのずれや、またロ
ーラが弓なりに変形しようとした場合にも、上記押圧ロ
ーラの押圧力が矯正力となって、それぞれのローラの回
転軸心の平行性を保つことができる。これによりローラ
がロックされてしまうのを防止して、スキュウイング現
象の発生をなくし、滑動装置を円滑に作動させることが
できる。
【0012】更に、請求項3では、上記アイドルシャフ
トおよび上記位置規制用アイドルシャフトそれぞれに同
軸かつ回転自在に設けたシャフト支持ローラを上記ロー
ラと同径に形成して、該シャフト支持ローラを上記基盤
と上記滑動盤との間に配置し、かつこれらアイドルシャ
フトおよび位置規制用アイドルシャフトの回転軸心をロ
ーラの回転軸心と同一高さに保持させるようにしたの
で、上記シャフト支持ローラをこれら基盤と滑動盤との
間で上下動することなく転動させることができるととも
に、これらアイドルシャフトおよび位置規制用アイドル
シャフトとローラとを、それらの回転軸心を同一水平面
内として接触させることができる。従って、アイドルシ
ャフト両側に位置するローラ相互の間隔保持を安定的に
確保できると共に、押圧ローラによる押圧力を、位置規
制用アイドルシャフトからローラ群およびアイドルシャ
フトへとロスなく伝達することができ、延いてはローラ
群を高い拘束力で十分に拘束して転動性能を向上させる
ことができる。
トおよび上記位置規制用アイドルシャフトそれぞれに同
軸かつ回転自在に設けたシャフト支持ローラを上記ロー
ラと同径に形成して、該シャフト支持ローラを上記基盤
と上記滑動盤との間に配置し、かつこれらアイドルシャ
フトおよび位置規制用アイドルシャフトの回転軸心をロ
ーラの回転軸心と同一高さに保持させるようにしたの
で、上記シャフト支持ローラをこれら基盤と滑動盤との
間で上下動することなく転動させることができるととも
に、これらアイドルシャフトおよび位置規制用アイドル
シャフトとローラとを、それらの回転軸心を同一水平面
内として接触させることができる。従って、アイドルシ
ャフト両側に位置するローラ相互の間隔保持を安定的に
確保できると共に、押圧ローラによる押圧力を、位置規
制用アイドルシャフトからローラ群およびアイドルシャ
フトへとロスなく伝達することができ、延いてはローラ
群を高い拘束力で十分に拘束して転動性能を向上させる
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図5は本発明の
滑動装置の一実施形態を示し、図1は滑動盤を取り外し
た状態の平面図、図2は図1中A−A線からの断面図、
図3は図1中B−B線からの断面図、図4はアイドルシ
ャフトおよび位置規制用アイドルシャフトの拡大断面
図、図5は作動状態を概略的に示す説明図である。
面を参照して詳細に説明する。図1から図5は本発明の
滑動装置の一実施形態を示し、図1は滑動盤を取り外し
た状態の平面図、図2は図1中A−A線からの断面図、
図3は図1中B−B線からの断面図、図4はアイドルシ
ャフトおよび位置規制用アイドルシャフトの拡大断面
図、図5は作動状態を概略的に示す説明図である。
【0014】即ち、図1から図3に示すように本実施形
態の滑動装置10は基本的には、基盤12と、この基盤
12の上方に配置される滑動盤14との間に、それらの
回転軸心を互いに平行配置した複数のローラ16からな
るローラ群22を設け、これらローラ16の転動により
基盤12と滑動盤14との相対移動を生じさせるように
した滑動装置10において、各ローラ16間それぞれ
に、その回転軸心をローラ16の回転軸心と平行に配置
したアイドルシャフト32を設けて構成され、またロー
ラ群22を構成する複数のローラ16のうち、相対移動
方向の両端部に位置するローラ16の側方に当該ローラ
16に当接させて位置規制用アイドルシャフト34を設
けると共に、ローラ群22の周縁を枠体36で囲繞し、
枠体36にアイドルシャフト32および位置規制用アイ
ドルシャフト34を支持し、かつ、枠体36に位置規制
用アイドルシャフト34の側方に当接する押圧ローラ4
4を設け、さらにはアイドルシャフト32および位置規
制用アイドルシャフト34それぞれに同軸かつ回転自在
に、ローラ16と同径のシャフト支持ローラ40を設
け、シャフト支持ローラ40を基盤12と滑動盤14と
の間に配置して、アイドルシャフト32および位置規制
用アイドルシャフト34の回転軸心とローラ16の回転
軸心とを同一高さに保持して構成される。
態の滑動装置10は基本的には、基盤12と、この基盤
12の上方に配置される滑動盤14との間に、それらの
回転軸心を互いに平行配置した複数のローラ16からな
るローラ群22を設け、これらローラ16の転動により
基盤12と滑動盤14との相対移動を生じさせるように
した滑動装置10において、各ローラ16間それぞれ
に、その回転軸心をローラ16の回転軸心と平行に配置
したアイドルシャフト32を設けて構成され、またロー
ラ群22を構成する複数のローラ16のうち、相対移動
方向の両端部に位置するローラ16の側方に当該ローラ
16に当接させて位置規制用アイドルシャフト34を設
けると共に、ローラ群22の周縁を枠体36で囲繞し、
枠体36にアイドルシャフト32および位置規制用アイ
ドルシャフト34を支持し、かつ、枠体36に位置規制
用アイドルシャフト34の側方に当接する押圧ローラ4
4を設け、さらにはアイドルシャフト32および位置規
制用アイドルシャフト34それぞれに同軸かつ回転自在
に、ローラ16と同径のシャフト支持ローラ40を設
け、シャフト支持ローラ40を基盤12と滑動盤14と
の間に配置して、アイドルシャフト32および位置規制
用アイドルシャフト34の回転軸心とローラ16の回転
軸心とを同一高さに保持して構成される。
【0015】具体的には、基盤12と、この基盤12の
上方に配置されて相対移動可能な滑動盤14とを備え、
これら基盤12と滑動盤14との間にローラ群22をな
す複数のローラ16が介在されることにより概略構成さ
れる。上記基盤12の上面および上記滑動盤14の下面
には、上記ローラ16が転動される領域に強化ガラスで
形成される滑走面18,20が取り付けられる。上記ロ
ーラ16は複数の円筒状ローラ単体を同軸に配列して全
体として円柱状に構成され、それぞれのローラ16が基
盤12と滑動盤14との相対移動方向、つまり滑動方向
X(図1中左右方向)に多段に、かつ滑動方向Xと直交
する方向Yに2列に配置されることによりローラ群22
が構成されている。
上方に配置されて相対移動可能な滑動盤14とを備え、
これら基盤12と滑動盤14との間にローラ群22をな
す複数のローラ16が介在されることにより概略構成さ
れる。上記基盤12の上面および上記滑動盤14の下面
には、上記ローラ16が転動される領域に強化ガラスで
形成される滑走面18,20が取り付けられる。上記ロ
ーラ16は複数の円筒状ローラ単体を同軸に配列して全
体として円柱状に構成され、それぞれのローラ16が基
盤12と滑動盤14との相対移動方向、つまり滑動方向
X(図1中左右方向)に多段に、かつ滑動方向Xと直交
する方向Yに2列に配置されることによりローラ群22
が構成されている。
【0016】上記基盤12には、上記滑動方向Xと直交
する方向Yの両端部に一対の案内壁24,24aが立設
され、これら案内壁24,24a間に上記滑動盤14が
配置される。案内壁24,24aの内面には図2に示し
たように断面半円状の凹溝26が滑動方向Xに連続して
形成される一方、上記滑動盤14の案内壁24,24a
に対向する両側には半球状の凹部28が適宜間隔をもっ
て複数形成される。そして、上記凹溝26と上記凹部2
8との間にボール30を転動可能に密接して嵌合するこ
とにより、上記滑動盤14は滑動方向Xに移動自在で、
かつ、上下方向のずれが防止されるようになっている。
する方向Yの両端部に一対の案内壁24,24aが立設
され、これら案内壁24,24a間に上記滑動盤14が
配置される。案内壁24,24aの内面には図2に示し
たように断面半円状の凹溝26が滑動方向Xに連続して
形成される一方、上記滑動盤14の案内壁24,24a
に対向する両側には半球状の凹部28が適宜間隔をもっ
て複数形成される。そして、上記凹溝26と上記凹部2
8との間にボール30を転動可能に密接して嵌合するこ
とにより、上記滑動盤14は滑動方向Xに移動自在で、
かつ、上下方向のずれが防止されるようになっている。
【0017】ここで、上記ローラ群22で滑動方向Xに
多段に配置された各ローラ16間に、回転軸心がこれら
ローラ16と平行に配置されるアイドルシャフト32を
介在させる。アイドルシャフト32は図4に示すよう
に、支軸32aの外周にベアリング32bを介して筒体
32cが回転自在に嵌着されることにより構成される。
そして、上記ローラ16を支軸32aに対して回転自在
な上記筒体32c外周に当接させてある。
多段に配置された各ローラ16間に、回転軸心がこれら
ローラ16と平行に配置されるアイドルシャフト32を
介在させる。アイドルシャフト32は図4に示すよう
に、支軸32aの外周にベアリング32bを介して筒体
32cが回転自在に嵌着されることにより構成される。
そして、上記ローラ16を支軸32aに対して回転自在
な上記筒体32c外周に当接させてある。
【0018】また、上記ローラ群22で、上記滑動方向
Xの両端部に位置するローラ16の側方に位置規制用ア
イドルシャフト34を当接させる。該位置規制用アイド
ルシャフト34は上記アイドルシャフト32と同様に、
図4に示したように支軸32a,ベアリング32b,筒
体32cで構成され、上記ローラ16に当接される。
Xの両端部に位置するローラ16の側方に位置規制用ア
イドルシャフト34を当接させる。該位置規制用アイド
ルシャフト34は上記アイドルシャフト32と同様に、
図4に示したように支軸32a,ベアリング32b,筒
体32cで構成され、上記ローラ16に当接される。
【0019】上記ローラ群22の周縁は、矩形状の枠体
36で囲繞される。該枠体36は、滑動方向Xと直交す
る方向Yの両辺36a,36bに一対の軸支バー38,
38aが設けられ、これら軸支バー38,38aに上記
アイドルシャフト32および上記位置規制用アイドルシ
ャフト34の支軸32aが支持される。また、2列配置
のローラ16の隙間となっている上記アイドルシャフト
32および上記位置規制用アイドルシャフト34の中央
部分には同軸で、上記ローラ16と同径のシャフト支持
ローラ40が回転自在に設けられる。また、上記位置規
制用アイドルシャフト34のそれぞれの両端部を上記軸
支バー38,38aから突出させて、この突出端部にも
同軸で上記シャフト支持ローラ40が回転自在に設けら
れる。上記軸支バー38,38aには、上記ローラ16
を転動自在に支持する支持具16aが取り付けられ、か
つ、2列に並んだローラ16同士も支持具16aを介し
て相互に転動自在に連結される。
36で囲繞される。該枠体36は、滑動方向Xと直交す
る方向Yの両辺36a,36bに一対の軸支バー38,
38aが設けられ、これら軸支バー38,38aに上記
アイドルシャフト32および上記位置規制用アイドルシ
ャフト34の支軸32aが支持される。また、2列配置
のローラ16の隙間となっている上記アイドルシャフト
32および上記位置規制用アイドルシャフト34の中央
部分には同軸で、上記ローラ16と同径のシャフト支持
ローラ40が回転自在に設けられる。また、上記位置規
制用アイドルシャフト34のそれぞれの両端部を上記軸
支バー38,38aから突出させて、この突出端部にも
同軸で上記シャフト支持ローラ40が回転自在に設けら
れる。上記軸支バー38,38aには、上記ローラ16
を転動自在に支持する支持具16aが取り付けられ、か
つ、2列に並んだローラ16同士も支持具16aを介し
て相互に転動自在に連結される。
【0020】一方、上記枠体36の滑動方向Xの両辺3
6c,36dにそれぞれ複数組のアーム42が内方に突
出して設けられ、これらアーム42の突出側先端部には
それぞれ上記位置規制用アイドルシャフト34の側方に
当接する押圧ローラ44が回転自在に設けられる。
6c,36dにそれぞれ複数組のアーム42が内方に突
出して設けられ、これらアーム42の突出側先端部には
それぞれ上記位置規制用アイドルシャフト34の側方に
当接する押圧ローラ44が回転自在に設けられる。
【0021】ところで、本実施形態にあっては上記滑動
盤14の上側にも、上記滑動装置10と同様の副滑動装
置10aが設けられる。すなわち、該副滑動装置10a
は、これの滑動方向が上記滑動装置10の滑動方向Xと
直交する方向Y(図1中上下方向)となるように配置さ
れる。該副滑動装置10aは、滑動装置10の滑動盤1
4を基盤とし、これの上方に副滑動盤50が設けられる
と共に、これら滑動盤14と副滑動盤50との間に、上
記ローラ16とは回転軸心が直交する副ローラ52が複
数平行に配置される。
盤14の上側にも、上記滑動装置10と同様の副滑動装
置10aが設けられる。すなわち、該副滑動装置10a
は、これの滑動方向が上記滑動装置10の滑動方向Xと
直交する方向Y(図1中上下方向)となるように配置さ
れる。該副滑動装置10aは、滑動装置10の滑動盤1
4を基盤とし、これの上方に副滑動盤50が設けられる
と共に、これら滑動盤14と副滑動盤50との間に、上
記ローラ16とは回転軸心が直交する副ローラ52が複
数平行に配置される。
【0022】また、上記副滑動装置10aにあっても、
上記副滑動盤50は滑動盤14から立設される案内壁5
4,54a間に配置され、これら両者間には副滑動盤5
0の上下ずれを防止しつつ相対移動させるためのボール
56が配置される。更に、上記滑動盤14の上面および
副滑動盤50の下面に、強化ガラスで形成される滑走面
58,60が設けられると共に、図外のアイドルシャフ
トおよび位置規制用アイドルシャフト62が設けられ、
かつ、シャフト支持ローラ64および押圧ローラ66が
設けられていて、要するに上記滑動装置10と同様に構
成されている。
上記副滑動盤50は滑動盤14から立設される案内壁5
4,54a間に配置され、これら両者間には副滑動盤5
0の上下ずれを防止しつつ相対移動させるためのボール
56が配置される。更に、上記滑動盤14の上面および
副滑動盤50の下面に、強化ガラスで形成される滑走面
58,60が設けられると共に、図外のアイドルシャフ
トおよび位置規制用アイドルシャフト62が設けられ、
かつ、シャフト支持ローラ64および押圧ローラ66が
設けられていて、要するに上記滑動装置10と同様に構
成されている。
【0023】以上の構成により本実施形態の滑動装置1
0にあっては、建物の免振装置として用いられるように
なっており、基盤12を基礎部に設置すると共に、該滑
動装置10の上側に配置した副滑動装置10aの副滑動
盤50の上側に建物柱68を設置する。この状態で上記
基礎部と上記建物柱68とは、滑動装置10を介してX
方向の相対移動が許容され、かつ、副免振装置10aを
介してY方向の相対移動が許容されて、結果的にあらゆ
る水平方向の相対移動が可能となる。
0にあっては、建物の免振装置として用いられるように
なっており、基盤12を基礎部に設置すると共に、該滑
動装置10の上側に配置した副滑動装置10aの副滑動
盤50の上側に建物柱68を設置する。この状態で上記
基礎部と上記建物柱68とは、滑動装置10を介してX
方向の相対移動が許容され、かつ、副免振装置10aを
介してY方向の相対移動が許容されて、結果的にあらゆ
る水平方向の相対移動が可能となる。
【0024】上記滑動装置10は、基盤12と滑動盤1
4との間に複数のローラ16が介在され、かつ上記副滑
動装置10aは滑動盤14と副滑動盤50との間に複数
の副ローラ52が介在されているので、これらローラ1
6および副ローラ52の転動によるころがり摩擦によ
り、基盤12と滑動盤14および滑動盤14と副滑動盤
50との相対移動が円滑に行われる。
4との間に複数のローラ16が介在され、かつ上記副滑
動装置10aは滑動盤14と副滑動盤50との間に複数
の副ローラ52が介在されているので、これらローラ1
6および副ローラ52の転動によるころがり摩擦によ
り、基盤12と滑動盤14および滑動盤14と副滑動盤
50との相対移動が円滑に行われる。
【0025】ところで、上記滑動装置10は上記ローラ
16間に、その回転軸心をこれらローラ16の回転軸心
と平行に配置してアイドルシャフト32を介在したの
で、図5に示すようにこれらアイドルシャフト32がそ
れぞれのローラ16間に接触している状態でローラ16
が転動されると、これらローラ16の回転がアイドルシ
ャフト32に入力されて空転される。このとき、アイド
ルシャフト32には移動方向前方に位置するローラ16
からトレーリング側の回転、つまり上向きの回転が入力
される一方、移動方向後方に位置するローラ16からは
リーディング側の回転、つまり下向きの回転が入力され
る。
16間に、その回転軸心をこれらローラ16の回転軸心
と平行に配置してアイドルシャフト32を介在したの
で、図5に示すようにこれらアイドルシャフト32がそ
れぞれのローラ16間に接触している状態でローラ16
が転動されると、これらローラ16の回転がアイドルシ
ャフト32に入力されて空転される。このとき、アイド
ルシャフト32には移動方向前方に位置するローラ16
からトレーリング側の回転、つまり上向きの回転が入力
される一方、移動方向後方に位置するローラ16からは
リーディング側の回転、つまり下向きの回転が入力され
る。
【0026】すると、上記トレーリング側のローラ16
の回転と上記リーディング側のローラ16の回転はアイ
ドルシャフト32において同じ向きの回転となるため、
アイドルシャフト32の両側に位置するこれらローラ1
6は何等の抵抗力を受けることなく円滑に回転される。
従って、基盤12と滑動盤14との間に介在するそれぞ
れのローラ16はすべて滑らかに転動されることにな
り、ローラ16同士が接触してロックされるというスキ
ュウイング現象が発生するのを防止することができる。
上記副滑動装置10aにあっても同様に、副ローラ52
同士のスキュウイング現象の発生を防止することができ
る。
の回転と上記リーディング側のローラ16の回転はアイ
ドルシャフト32において同じ向きの回転となるため、
アイドルシャフト32の両側に位置するこれらローラ1
6は何等の抵抗力を受けることなく円滑に回転される。
従って、基盤12と滑動盤14との間に介在するそれぞ
れのローラ16はすべて滑らかに転動されることにな
り、ローラ16同士が接触してロックされるというスキ
ュウイング現象が発生するのを防止することができる。
上記副滑動装置10aにあっても同様に、副ローラ52
同士のスキュウイング現象の発生を防止することができ
る。
【0027】また、ローラ群22を構成するローラ16
のうち、滑動方向X両端部に位置するローラ16の側方
に当接する位置規制用アイドルシャフト34を、上記ロ
ーラ群22の周縁を囲繞する枠体36に設けた軸支バー
38,38aにそれぞれ支持させているので、アイドル
シャフト32および位置規制用アイドルシャフト34を
一定の間隔に保持させつつローラ群22を一体的に転動
させることができる。そして、上記枠体36にアーム4
2を介して回転自在に設けた押圧ローラ44を、上記位
置規制用アイドルシャフト34の側方に当接させたの
で、該位置規制用アイドルシャフト34が外方にはらみ
出そうとすると、上記押圧ローラ44による反力が作用
してこれら位置規制用アイドルシャフト34を内方へと
押圧することができる。
のうち、滑動方向X両端部に位置するローラ16の側方
に当接する位置規制用アイドルシャフト34を、上記ロ
ーラ群22の周縁を囲繞する枠体36に設けた軸支バー
38,38aにそれぞれ支持させているので、アイドル
シャフト32および位置規制用アイドルシャフト34を
一定の間隔に保持させつつローラ群22を一体的に転動
させることができる。そして、上記枠体36にアーム4
2を介して回転自在に設けた押圧ローラ44を、上記位
置規制用アイドルシャフト34の側方に当接させたの
で、該位置規制用アイドルシャフト34が外方にはらみ
出そうとすると、上記押圧ローラ44による反力が作用
してこれら位置規制用アイドルシャフト34を内方へと
押圧することができる。
【0028】このため、上記位置規制用アイドルシャフ
ト34のはらみ出しを押圧ローラ44によって阻止する
ことができ、延いては、両端部の位置規制用アイドルシ
ャフト34で上記ローラ群22を全体的に拘束できて、
該ローラ群22を整列した状態に保持することができ
る。従って、ローラ16の向きのずれや、またローラが
弓なりに変形しようとした場合にも、上記押圧ローラ4
4の押圧力が矯正力となって、それぞれのローラ16の
回転軸心の平行性を保つことができる。これによりロー
ラ16がロックされてしまうのを防止し、スキュウイン
グ現象の発生をなくして滑動装置10を常時円滑に作動
させることができる。
ト34のはらみ出しを押圧ローラ44によって阻止する
ことができ、延いては、両端部の位置規制用アイドルシ
ャフト34で上記ローラ群22を全体的に拘束できて、
該ローラ群22を整列した状態に保持することができ
る。従って、ローラ16の向きのずれや、またローラが
弓なりに変形しようとした場合にも、上記押圧ローラ4
4の押圧力が矯正力となって、それぞれのローラ16の
回転軸心の平行性を保つことができる。これによりロー
ラ16がロックされてしまうのを防止し、スキュウイン
グ現象の発生をなくして滑動装置10を常時円滑に作動
させることができる。
【0029】更に、上記アイドルシャフト32および上
記位置規制用アイドルシャフト34それぞれに同軸で回
転自在に設けたシャフト支持ローラ40を上記ローラ1
6と同径に形成して上記基盤12と上記滑動盤14との
間に配置し、かつこれらアイドルシャフト32および位
置規制用アイドルシャフト34の回転軸心をローラ16
の回転軸心と同一高さに設定するようにしたので、シャ
フト支持ローラ40をこれら基盤12と滑動盤14との
間で上下動することなく転動させることができ、かつま
たアイドルシャフト32および位置規制用アイドルシャ
フト34とローラ16とを、それぞれの回転軸心を同一
水平面内として接触させることができ、アイドルシャフ
ト32両側に位置するローラ16相互の間隔保持を安定
的に確保できるとともに、押圧ローラ44による押圧力
を、位置規制用アイドルシャフト34からローラ16お
よびアイドルシャフト32へとロスなく伝達することが
でき、延いてはローラ群22を高い拘束力で十分に拘束
して転動性能を向上させることができる。このことは上
記副滑動装置10aにあっても同様である。
記位置規制用アイドルシャフト34それぞれに同軸で回
転自在に設けたシャフト支持ローラ40を上記ローラ1
6と同径に形成して上記基盤12と上記滑動盤14との
間に配置し、かつこれらアイドルシャフト32および位
置規制用アイドルシャフト34の回転軸心をローラ16
の回転軸心と同一高さに設定するようにしたので、シャ
フト支持ローラ40をこれら基盤12と滑動盤14との
間で上下動することなく転動させることができ、かつま
たアイドルシャフト32および位置規制用アイドルシャ
フト34とローラ16とを、それぞれの回転軸心を同一
水平面内として接触させることができ、アイドルシャフ
ト32両側に位置するローラ16相互の間隔保持を安定
的に確保できるとともに、押圧ローラ44による押圧力
を、位置規制用アイドルシャフト34からローラ16お
よびアイドルシャフト32へとロスなく伝達することが
でき、延いてはローラ群22を高い拘束力で十分に拘束
して転動性能を向上させることができる。このことは上
記副滑動装置10aにあっても同様である。
【0030】従って、地震等の振動が入力されると、上
記滑動装置10および上記副滑動装置10aは、基礎部
と建物柱68とを滑らかにX,Y方向に相対移動させる
ことができるため、あらゆる水平方向の振動に対して建
物を免振することができる。ところで、上記滑動装置1
0および上記副滑動装置10aは、ローラ16および副
ローラ52が転動する滑走面18,20および58,6
0が強化ガラスによって形成されるため、鋼材で形成さ
れたローラ16および副ローラ52の転動によっても傷
が付くことなく、滑走面18,20および58,60の
表面を滑らかに維持することができる。また、上記滑動
装置10および上記副滑動装置10aが長期に亘って作
動されない場合にあっても、強化ガラス製の上記滑走面
18,20および58,60と、鋼製のローラ16およ
び副ローラ52とが発錆により固着してしまうことを防
止できる。
記滑動装置10および上記副滑動装置10aは、基礎部
と建物柱68とを滑らかにX,Y方向に相対移動させる
ことができるため、あらゆる水平方向の振動に対して建
物を免振することができる。ところで、上記滑動装置1
0および上記副滑動装置10aは、ローラ16および副
ローラ52が転動する滑走面18,20および58,6
0が強化ガラスによって形成されるため、鋼材で形成さ
れたローラ16および副ローラ52の転動によっても傷
が付くことなく、滑走面18,20および58,60の
表面を滑らかに維持することができる。また、上記滑動
装置10および上記副滑動装置10aが長期に亘って作
動されない場合にあっても、強化ガラス製の上記滑走面
18,20および58,60と、鋼製のローラ16およ
び副ローラ52とが発錆により固着してしまうことを防
止できる。
【0031】本実施形態では滑動装置10と副滑動装置
10aとを組合わせて免振装置として構成した場合を例
にとって示したが、免振装置に限ることなく滑動機能を
必要とする機構に、本発明の滑動装置10を単体で用い
ることができることは勿論である。
10aとを組合わせて免振装置として構成した場合を例
にとって示したが、免振装置に限ることなく滑動機能を
必要とする機構に、本発明の滑動装置10を単体で用い
ることができることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す滑動装置にあっては、基盤と滑動盤との間に設けた
ローラ群のそれぞれの各ローラ間に、その回転軸心を上
記ローラの回転軸心と平行に配置したアイドルシャフト
を設けたので、該アイドルシャフトの空転によりすべて
のローラは何等の抵抗力を受けることなく円滑に回転さ
せることができる。従って、基盤と滑動盤との間に介在
するそれぞれのローラはすべて滑らかに転動して、スキ
ュウイングを発生することなく基盤と滑動盤とをスムー
ズに相対移動させることができる。
示す滑動装置にあっては、基盤と滑動盤との間に設けた
ローラ群のそれぞれの各ローラ間に、その回転軸心を上
記ローラの回転軸心と平行に配置したアイドルシャフト
を設けたので、該アイドルシャフトの空転によりすべて
のローラは何等の抵抗力を受けることなく円滑に回転さ
せることができる。従って、基盤と滑動盤との間に介在
するそれぞれのローラはすべて滑らかに転動して、スキ
ュウイングを発生することなく基盤と滑動盤とをスムー
ズに相対移動させることができる。
【0033】また、本発明の請求項2に示す滑動装置に
あっては、ローラ群を構成するローラのうち、相対移動
方向の両端部に位置するローラの側方にこれに当接させ
て位置規制用アイドルシャフトを設け、かつローラ群の
周縁を囲繞させた枠体に、上記アイドルシャフトおよび
位置規制用アイドルシャフトを支持させたことにより、
当該枠体によってこれらアイドルシャフトおよび位置規
制用アイドルシャフトの間隔を一定に保持しつつ、ロー
ラ群を一体に転動させることができる。そして、上記枠
体に設けた押圧ローラにより上記位置規制用アイドルシ
ャフトを側方から押圧させるようにしたので、ローラ群
の両端部に位置するローラのはらみ出しを阻止すること
ができ、延いては上記ローラ群を全体的に整列した状態
に拘束しつつ転動させることができる。従って、ローラ
の向きのずれや、またローラが弓なりに変形しようとし
た場合にも、上記押圧ローラの押圧力が矯正力となっ
て、それぞれのローラの回転軸心の平行性を保つことが
でき、延いてはローラのロックを防止してスキュウイン
グ現象の発生をなくし、滑動装置を円滑に作動させるこ
とができる。
あっては、ローラ群を構成するローラのうち、相対移動
方向の両端部に位置するローラの側方にこれに当接させ
て位置規制用アイドルシャフトを設け、かつローラ群の
周縁を囲繞させた枠体に、上記アイドルシャフトおよび
位置規制用アイドルシャフトを支持させたことにより、
当該枠体によってこれらアイドルシャフトおよび位置規
制用アイドルシャフトの間隔を一定に保持しつつ、ロー
ラ群を一体に転動させることができる。そして、上記枠
体に設けた押圧ローラにより上記位置規制用アイドルシ
ャフトを側方から押圧させるようにしたので、ローラ群
の両端部に位置するローラのはらみ出しを阻止すること
ができ、延いては上記ローラ群を全体的に整列した状態
に拘束しつつ転動させることができる。従って、ローラ
の向きのずれや、またローラが弓なりに変形しようとし
た場合にも、上記押圧ローラの押圧力が矯正力となっ
て、それぞれのローラの回転軸心の平行性を保つことが
でき、延いてはローラのロックを防止してスキュウイン
グ現象の発生をなくし、滑動装置を円滑に作動させるこ
とができる。
【0034】更に、本発明の請求項3に示す滑動装置に
あっては、上記アイドルシャフトおよび上記位置規制用
アイドルシャフトそれぞれに同軸で回転自在に設けたシ
ャフト支持ローラを上記ローラと同径に形成して、該シ
ャフト支持ローラを上記基盤と上記滑動盤との間に配置
し、かつアイドルシャフトおよび位置規制用アイドルシ
ャフトの回転軸心をローラの回転軸心と同一高さに保持
させるようにしたので、シャフト支持ローラを基盤と滑
動盤との間で上下動することなく転動させることができ
るとともに、これらアイドルシャフトおよび位置規制用
アイドルシャフトとローラとを、それらの回転軸心を同
一水平面内として接触させることができる。従って、ア
イドルシャフト両側に位置するローラ相互の間隔保持を
安定的に確保できると共に、上記押圧ローラによる押圧
力を位置規制用アイドルシャフトからローラ群およびア
イドルシャフトへとロスなく伝達させることができ、延
いてはローラ群を高い拘束力で十分に拘束して転動性能
を向上させることができるという各種優れた効果を奏す
る。
あっては、上記アイドルシャフトおよび上記位置規制用
アイドルシャフトそれぞれに同軸で回転自在に設けたシ
ャフト支持ローラを上記ローラと同径に形成して、該シ
ャフト支持ローラを上記基盤と上記滑動盤との間に配置
し、かつアイドルシャフトおよび位置規制用アイドルシ
ャフトの回転軸心をローラの回転軸心と同一高さに保持
させるようにしたので、シャフト支持ローラを基盤と滑
動盤との間で上下動することなく転動させることができ
るとともに、これらアイドルシャフトおよび位置規制用
アイドルシャフトとローラとを、それらの回転軸心を同
一水平面内として接触させることができる。従って、ア
イドルシャフト両側に位置するローラ相互の間隔保持を
安定的に確保できると共に、上記押圧ローラによる押圧
力を位置規制用アイドルシャフトからローラ群およびア
イドルシャフトへとロスなく伝達させることができ、延
いてはローラ群を高い拘束力で十分に拘束して転動性能
を向上させることができるという各種優れた効果を奏す
る。
【図1】本発明の滑動装置の一実施形態を示す滑動盤を
取り外した状態の平面図である。
取り外した状態の平面図である。
【図2】図1中A−A線からの断面図である。
【図3】図1中B−B線からの断面図である。
【図4】本発明の滑動装置の一実施形態に用いられるア
イドルシャフトおよび位置規制用アイドルシャフトの拡
大断面図である。
イドルシャフトおよび位置規制用アイドルシャフトの拡
大断面図である。
【図5】本発明の滑動装置の一実施形態の作動状態を概
略的に示す説明図である。
略的に示す説明図である。
10 滑動装置 12 基盤 14 滑動盤 16 ローラ 22 ローラ群 32 アイドルシャフト 34 位置規制用アイドルシャフト 36 枠体 40 シャフト支持ローラ 44 押圧ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 基盤と、この基盤の上方に配置される滑
動盤との間に、それらの回転軸心を互いに平行配置した
複数のローラからなるローラ群を設け、これらローラの
転動により上記基盤と上記滑動盤との相対移動を生じさ
せるようにした滑動装置において、上記各ローラ間それ
ぞれに、その回転軸心を上記ローラの回転軸心と平行に
配置したアイドルシャフトを設けたことを特徴とする滑
動装置。 - 【請求項2】 上記ローラ群を構成する上記複数のロー
ラのうち、相対移動方向の両端部に位置するローラの側
方に該ローラに当接させて位置規制用アイドルシャフト
を設けると共に、該ローラ群の周縁を枠体で囲繞し、該
枠体に上記アイドルシャフトおよび上記位置規制用アイ
ドルシャフトを支持し、かつ、該枠体に上記位置規制用
アイドルシャフトの側方に当接する押圧ローラを設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の滑動装置。 - 【請求項3】 上記アイドルシャフトおよび上記位置規
制用アイドルシャフトそれぞれに同軸かつ回転自在に、
上記ローラと同径のシャフト支持ローラを設け、該シャ
フト支持ローラを上記基盤と上記滑動盤との間に配置し
て、アイドルシャフトおよび位置規制用アイドルシャフ
トの回転軸心と上記ローラの回転軸心とを同一高さに保
持したことを特徴とする請求項2に記載の滑動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13696397A JPH10325262A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 滑動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13696397A JPH10325262A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 滑動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325262A true JPH10325262A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15187591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13696397A Pending JPH10325262A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 滑動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325262A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114991529A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-02 | 江苏鸿基节能新技术股份有限公司 | 建筑物整体平移装置及施工方法 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP13696397A patent/JPH10325262A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114991529A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-02 | 江苏鸿基节能新技术股份有限公司 | 建筑物整体平移装置及施工方法 |
| CN114991529B (zh) * | 2022-05-30 | 2024-01-30 | 江苏鸿基节能新技术股份有限公司 | 建筑物整体平移装置及施工方法 |
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