JPH10326565A - 陰極線管の表面処理装置 - Google Patents

陰極線管の表面処理装置

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JPH10326565A
JPH10326565A JP13465197A JP13465197A JPH10326565A JP H10326565 A JPH10326565 A JP H10326565A JP 13465197 A JP13465197 A JP 13465197A JP 13465197 A JP13465197 A JP 13465197A JP H10326565 A JPH10326565 A JP H10326565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode ray
ray tube
carbon
surface treatment
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP13465197A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneya Araki
宗也 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10326565A publication Critical patent/JPH10326565A/ja
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーティング膜の品質の向上と、フリットシ
ール部分でのクラックの防止を図ること等ができるよう
にした陰極線管の表面処理装置を提供する。 【解決手段】 プロセスガスを用いてコーティング処理
をする工程の前に、ファンネル部3の外面に塗布されて
いるカーボンを加熱し、そのカーボン9a内のガスを予
め放出させるパネルヒーター21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスガスを用
いたスパッタリング法により陰極線管(CRT)の面上
にカーボンの薄膜を形成するための陰極線管の表面処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的な陰極線管の外観構造の一
例を示す斜視図である。図3において、陰極線管1は、
フリットガラス(不図示)で互いに接合されているパネ
ル部2及びファンネル部3と、その接合部分の外側を周
回して取り付けられているテンションバンド4と、ファ
ンネル部3の後部に形成されたネック部5と、このネッ
ク部5に設けられた電子銃6及びベース7と、ファンネ
ル部3に設けられたアノードボタン8及び外部導電被膜
9等で構成されている。また、一般に、ファンネル部3
に設けられる外部導電被膜9としてはカーボンが使用さ
れている。このカーボンを使用してファンネル部3の表
面に外部導電被膜9を形成する表面処理方法としては、
例えば図4に示すインライン形の真空スパッタリング装
置が使用されている。
【0003】図4に示す真空スパッタリング装置は、エ
ントリーロックチャンバー11、真空ヒーターゾーン1
2、エントリーバッファー13、コーティングゾーン1
4、エグジットバッファー15、エグジットロックチャ
ンバー16が連続して配設されている。また、エントリ
ーロックチャンバー11の入り口と、エントリーロック
チャンバー11と真空ヒーターゾーン12との間と、真
空ヒーターゾーン12とエントリーバッファー13との
間、エグジットバッファー15とエグジットロックチャ
ンバー16との間、及びエグジットロックチャンバー1
6の出口側には、ゲートバルブ17a,17b,17
c,17d,17eがそれぞれ設けられている。そし
て、この真空スパッタリング装置では、外部導電被膜9
がコーティング処理される前の陰極線管、すなわちカー
ボン(以下、外部導電被膜9として形成される前のカー
ボンを「カーボン9a」と言う)が塗布されているだけ
の陰極線管(以下、外部導電被膜9が形成される前の陰
極線管を「陰極線管1a」と言う)は搬入側から投入さ
れ排出側より排出される。
【0004】次に、その真空スパッタリング装置の動作
を陰極線管1aが搬送されて行く工程順(1)〜(4)
に説明する。 (1)エントリーロックチャンバー11では、この内部
を真空状態にすることができ、陰極線管1aが搬入され
るときにはゲートバルブ17bが閉じられた状態でゲー
トバルブ17aが開放され、このエントリーロックチャ
ンバー11内に陰極線管1aが搬入される。また、陰極
線管1aの搬入が完了するとゲートバルブ17aも閉じ
られ、陰極線管1aの内部と共にエントリーロックチャ
ンバー11内が真空に導かれる。次いで、ゲートバルブ
17a及びゲートバルブ17cが閉じられた状態でゲー
トバルブ17bが開放され、陰極線管1aがエントリー
ロックチャンバー11からヒーターゾーン12に搬送さ
れる。搬送が終了するとゲートバルブ17bは閉じら
れ、ヒーターゾーン12はエントリーロックチャンバー
11と隔離される。 (2)ヒーターゾーン12は真空雰囲気にある。そし
て、このファンネルヒーターゾーン12では、陰極線管
1aのパネル部2の表面を100〜150℃程度になる
まで温める。次いで、エントリーバッファー13を経て
真空コーティングゾーン14へと搬送する。 (3)真空コーティングゾーン14では、ヒーターゾー
ン12で温められているパネル部2の表面からのプラズ
マの熱輻射等で陰極線管1aの全体が温められ、この熱
とプロセスガスとによるスパッタリングでコーティング
を行い、次いでエグジットバッファー15に搬送し、そ
の後、ゲートバルブ17dが開けられてエグジットロッ
クチャンバー16に搬送される。また、陰極線管1aが
エグジットロックチャンバー16内に搬送されたら、ゲ
ートバルブ17dは閉じられる。 (4)そして、ゲートバルブ17dが完全に閉じられた
らゲートバルブ17eが開けられて陰極線管1aがエグ
ジットロックチャンバー16内より排出され、次の工程
へと搬送されて行く。これで1サイクルが終了し、以後
同じ動作が繰り返され、次々と外部導電被膜9を持つ陰
極線管1が作られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
表面処理方法では、ヒーターゾーン12内ではパネル部
2の表面だけが温められ、これが真空コーティングゾー
ン14に入れられると、プラズマの熱輻射等で陰極線管
1aの全体が温められ、この熱とプロセスガスとで所定
のコーティング処理が施されるものである。したがっ
て、陰極線管1aに予め塗布されているカーボン9a
は、真空コーティングゾーン14内で陰極線管1aの全
体が温められることによって初めて温められることにな
り、この温められたときにカーボン9aの中に吸着され
ていたガスが、プロセス中に加えられる熱によって離脱
し、これがプロセスガス中の不純物となる汚染を引き起
こす。さらに、カーボン9aは、多孔性物質であるた
め、表面積が大きく、吸着ガス量も多い。そこで、プロ
セスガス中の不純物である放出ガスが増加すると、スパ
ッタレートが変動したり、コーティング膜そのものの品
質が変化する。また、パネル部2の表面のみを昇温させ
ただけでは、パネル部2とファンネル部3の温度差が大
きくなり、接合部であるフリットガラスでシールしたフ
リットシール部分にクラックが発生し易い、等の問題点
があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はコーティング膜の品質を向上させ
ることができるとともに、フリットシール部分でのクラ
ックを防止することができるようにした陰極線管の表面
処理装置を提供することにある。さらに、他の目的は、
以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次の技術手段を講じたことを特徴とする。
すなわち、プロセスガスを用いたスパッタリング法によ
り陰極線管の面上にカーボンの薄膜を形成する表面処理
装置において、前記プロセスガスを用いてスパッタリン
グする前の工程に、前記陰極線管の面上に塗布されてい
るカーボンを加熱し、前記カーボン内のガスを予め放出
させる手段を設けてなる構成としたものである。
【0008】本発明の陰極線管の表面処理装置の好まし
い態様においては、カーボンを加熱する手段として温度
調整が可能なセラミックス遠赤外線ヒータでなるパネル
ヒータを用いる。さらに、本発明の陰極線管の表面処理
装置の好ましい態様としては、パネルヒータは陰極線管
のネック部に直接熱が加わらないように斜めに向けて配
置する。
【0009】本発明の陰極線管の表面処理装置の構造で
は、プロセスガスを用いてスパッタリング処理をする前
にカーボンの吸着ガスを昇温離脱させ、その後スパッタ
リングを行ってカーボンの薄膜をコーティング処理する
ので、処理中での放出ガスを低く抑えることができる。
これにより、コーティングする薄膜そのものの品質を向
上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態を添付図面に
基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる形態は、
本発明の好適な具体例であるから技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの形態に限られるものではないものである。
【0011】図1及び図2は本発明の一形態例を示すも
ので、図1はその形態例構造の側面図、図2は図1とは
略90度位置を変えて示すその形態例構造の側面図であ
る。図1及び図2において図3及び図4と同一符号を付
したものは図3及び図4と同一のものを示している。そ
して、本発明装置の基本構成は、図4に示した従来装置
におけるヒーターゾーン12内の構造と図1及び図2に
示す構造とが若干異なる他は同じであって差し支えない
ものである。したがって、図1及び図2に示す構造以外
は、図3に示した構造と同じ場合として説明する。
【0012】図1及び図2に示すヒータゾーン12内の
構造に付いて説明すると、このヒーターゾーン12内の
構造は、従来の構造にパネルヒーター21を加えたもの
である。このパネルヒーター21はセラミックス遠赤外
線ヒーターを用い、またカーボンに与える温度を自由に
調整できる構造になっている。そして、そのパネルヒー
タ21は、ネック部5を挟んで対向する位置において、
カーボン9の部分だけに直接熱が向けられ、ネック部4
に直接向けられないように図1及び図2に示すように斜
めに配置されている。すなわち、このヒーターゾーン1
2内では、従来のパネル部2の表面を温めている図示せ
ぬヒーターに加えて、このパネルヒータ21の二つの手
段で加熱することになる。
【0013】したがって、このヒータゾーン12では、
陰極線管1aの外面に塗布されているカーボン9をパネ
ルヒータ21により予め温めてカーボン中に吸着されて
いたガスを離脱させることができる。そして、真空コー
ティングゾーン14には、そのカーボン中のガスを離脱
させた後で搬送することになるので、真空コーティング
14内での放出ガスを低く抑えることができる。すなわ
ち、真空コーティングゾーン14内で放出されるとプロ
セスガス中の不純物となる放出ガスを抑えることができ
るので、コーティング膜そのものの品質を向上させるこ
とができる。また、ネック部4を直接温めてしまうこと
がないように、パネルヒーター21を斜めに配置してい
るので、電子銃6の昇温を抑えることができる。さら
に、パネル部2とファンネル部3の両方を温め、このパ
ネル部2とファンネル部3の両方に熱源を持たせている
ので、パネル部2とファンネル部3との温度差を小さく
することができ、フリットガラスで接合されているフリ
ットシール部でのクラックを防止することができる。ま
た、パネルヒータ21をチャンバーベーキング熱源に流
用することにより、排気時間を短縮することができる。
【0014】なお、上記形態の構造では、パネルヒータ
21を2つ設けた構造を開示したが、これはカーボン9
の略全体を温めることができるものであれば、その数は
幾つでも差し支えないものである。また、セラミックス
遠赤外線ヒーターを用いた場合で説明したが、これ以外
のヒータであっても差し支えないものである。さらに、
陰極線管1の表面に外部導電被膜9を形成する場合につ
いて説明したが、外部導電被膜9を形成する場合に限ら
ず、陰極線管1の表面に低反射膜を形成する等、陰極線
管1の表面を処理する場合に広く適用できるものであ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
プロセスガスを用いてスパッタリング処理をする前にカ
ーボンの吸着ガスを昇温離脱させ、その後スパッタリン
グを行ってカーボンの薄膜をコーティング処理するの
で、処理中での放出ガスを低く抑えることができ、コー
ティングする薄膜そのものの品質を向上させることがで
きる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例構造を示す側面図である。
【図2】発明の一形態例構造を示す側面図である。
【図3】一般的な陰極線管の外観構造を示す斜視図であ
る。
【図4】一般的な真空スパッタリング装置の構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 陰極線管 2 パネル部 3 ファンネル部 5 ネック部 6 電子銃 9 外部導電被膜(カーボン) 21 パネルヒーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスガスを用いたスパッタリング法
    により陰極線管の面上にカーボンの薄膜を形成する表面
    処理装置において、 前記プロセスガスを用いてスパッタリングする前の工程
    に、前記陰極線管の面上に塗布されているカーボンを加
    熱し、前記カーボン内のガスを予め放出させる手段を設
    けた、 ことを特徴とする陰極線管の表面処理装置。
  2. 【請求項2】 前記カーボンを加熱する手段として、温
    度調整が可能なセラミックス遠赤外線ヒータでなるパネ
    ルヒータを用いた請求項1に記載の陰極線管の表面処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記パネルヒータを前記陰極線管のネッ
    ク部に直接熱が加わらないように斜めに向けて配置して
    なる請求項2に記載の陰極線管の表面処理装置。
JP13465197A 1997-05-26 1997-05-26 陰極線管の表面処理装置 Pending JPH10326565A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13465197A JPH10326565A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 陰極線管の表面処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13465197A JPH10326565A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 陰極線管の表面処理装置

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JPH10326565A true JPH10326565A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15133364

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13465197A Pending JPH10326565A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 陰極線管の表面処理装置

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JP (1) JPH10326565A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010135503A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Panasonic Electric Works Co Ltd Ledユニットの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010135503A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Panasonic Electric Works Co Ltd Ledユニットの製造方法

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