JPH10328143A - スリットランプ - Google Patents
スリットランプInfo
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- JPH10328143A JPH10328143A JP9159223A JP15922397A JPH10328143A JP H10328143 A JPH10328143 A JP H10328143A JP 9159223 A JP9159223 A JP 9159223A JP 15922397 A JP15922397 A JP 15922397A JP H10328143 A JPH10328143 A JP H10328143A
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- slit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 様々な診断法において被検眼を効率的に照明
することのできるスリットランプ。 【解決手段】 被検眼(20)上にリング状のスリット
光(10)を形成するための照明光学系(1)と、照明
光学系によって照明された被検眼からの反射光に基づい
て被検眼を観察または撮影するための観察撮影光学系
(2、17〜19))とを備えている。
することのできるスリットランプ。 【解決手段】 被検眼(20)上にリング状のスリット
光(10)を形成するための照明光学系(1)と、照明
光学系によって照明された被検眼からの反射光に基づい
て被検眼を観察または撮影するための観察撮影光学系
(2、17〜19))とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスリットランプに関
し、特に被検眼の前眼部の診断に用いられるスリットラ
ンプに関する。
し、特に被検眼の前眼部の診断に用いられるスリットラ
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被検眼の角膜や水晶体等の前
眼部を診断するための有用な診断機器としてスリットラ
ンプが使用されている。角膜や水晶体等の透明体組織の
診断において、通常の照明では不十分である。特に、角
膜や水晶体等の断面観察には、チンダル現象を応用した
スリット照明が必須となっている。
眼部を診断するための有用な診断機器としてスリットラ
ンプが使用されている。角膜や水晶体等の透明体組織の
診断において、通常の照明では不十分である。特に、角
膜や水晶体等の断面観察には、チンダル現象を応用した
スリット照明が必須となっている。
【0003】さらに、前眼部の診断技法として、その照
明部分を直接観察する直接観察法の他に、例えば角膜を
通してその奥の虹彩部分にスリット光を照射し、その反
射光に基づいて角膜の病変を観察する間接照明法があ
る。また、眼底にスリット光を照射し、眼底からの反射
を利用して水晶体の濁りを観察する徹照法や、角膜輪部
に接する強膜にスリット光を照射し、角膜内部で光を散
乱させることにより角膜内部の病変を観察する強膜散乱
法等の種々の観察法がある。
明部分を直接観察する直接観察法の他に、例えば角膜を
通してその奥の虹彩部分にスリット光を照射し、その反
射光に基づいて角膜の病変を観察する間接照明法があ
る。また、眼底にスリット光を照射し、眼底からの反射
を利用して水晶体の濁りを観察する徹照法や、角膜輪部
に接する強膜にスリット光を照射し、角膜内部で光を散
乱させることにより角膜内部の病変を観察する強膜散乱
法等の種々の観察法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スリットランプでは、通常状態において被検眼上に縦方
向(鉛直方向)のスリット光を形成するように構成され
ている。したがって、例えば角膜の横断面を観察する場
合には、照明光学系中のスリット絞りを光軸周りに90
°回転させた後に、照明光学系の光軸を観察光学系の光
軸に対して傾ける必要であった。
スリットランプでは、通常状態において被検眼上に縦方
向(鉛直方向)のスリット光を形成するように構成され
ている。したがって、例えば角膜の横断面を観察する場
合には、照明光学系中のスリット絞りを光軸周りに90
°回転させた後に、照明光学系の光軸を観察光学系の光
軸に対して傾ける必要であった。
【0005】また、従来のスリットランプでは、被検眼
上に1本のスリット光を形成するように構成されてい
る。したがって、間接照明法では、1本のスリット光で
狭い領域しか照明することができず、広い領域を観察す
るにはスリット光を移動させる必要があった。さらに、
上述の強膜散乱法においても、角膜輪部の片側からスリ
ット光が入射するため、角膜全域に亘って効率的な照明
を得ることが難しいという不都合があった。
上に1本のスリット光を形成するように構成されてい
る。したがって、間接照明法では、1本のスリット光で
狭い領域しか照明することができず、広い領域を観察す
るにはスリット光を移動させる必要があった。さらに、
上述の強膜散乱法においても、角膜輪部の片側からスリ
ット光が入射するため、角膜全域に亘って効率的な照明
を得ることが難しいという不都合があった。
【0006】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、様々な診断法において被検眼を効率的に照明
することのできるスリットランプを提供することを目的
とする。
のであり、様々な診断法において被検眼を効率的に照明
することのできるスリットランプを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、被検眼上にリング状のスリット
光を形成するための照明光学系と、前記照明光学系によ
って照明された前記被検眼からの反射光に基づいて前記
被検眼を観察または撮影するための観察撮影光学系と、
を備えていることを特徴とするスリットランプを提供す
る。
に、本発明においては、被検眼上にリング状のスリット
光を形成するための照明光学系と、前記照明光学系によ
って照明された前記被検眼からの反射光に基づいて前記
被検眼を観察または撮影するための観察撮影光学系と、
を備えていることを特徴とするスリットランプを提供す
る。
【0008】本発明の好ましい態様によれば、前記照明
光学系は、前記被検眼と光学的にほぼ共役な位置に配置
されるリング状のスリット透過部を有する絞り手段と、
該絞り手段の前記リング状のスリット透過部を照明する
ための光源手段とを有し、前記リング状のスリット透過
部を透過した光は、前記被検眼上において14mmより
も小さい外直径を有するリング状のスリット光を形成す
る。
光学系は、前記被検眼と光学的にほぼ共役な位置に配置
されるリング状のスリット透過部を有する絞り手段と、
該絞り手段の前記リング状のスリット透過部を照明する
ための光源手段とを有し、前記リング状のスリット透過
部を透過した光は、前記被検眼上において14mmより
も小さい外直径を有するリング状のスリット光を形成す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のスリットランプでは、た
とえばリング状のスリット透過部を有する絞り手段すな
わちリングスリット絞りを照明し、リング状のスリット
透過部を透過した光が被検眼上においてたとえば14m
mよりも小さい外直径を有するリング状のスリット光を
形成する。
とえばリング状のスリット透過部を有する絞り手段すな
わちリングスリット絞りを照明し、リング状のスリット
透過部を透過した光が被検眼上においてたとえば14m
mよりも小さい外直径を有するリング状のスリット光を
形成する。
【0010】したがって、本発明では、被検眼の角膜上
においてリング状のスリット像の一部からなり全体的に
鉛直方向(縦方向)に延びる円弧状のスリット光を水平
方向に移動させることにより、角膜の縦断面の観察を行
うことができる。また、リング状のスリット像の一部か
らなり全体的に水平方向(横方向)に延びる円弧状のス
リット光を鉛直方向に移動させることにより、角膜の横
断面の観察を行うことができる。すなわち、本発明で
は、角膜の縦断面観察から横断面観察への切り換え操作
を迅速に行うことができる。
においてリング状のスリット像の一部からなり全体的に
鉛直方向(縦方向)に延びる円弧状のスリット光を水平
方向に移動させることにより、角膜の縦断面の観察を行
うことができる。また、リング状のスリット像の一部か
らなり全体的に水平方向(横方向)に延びる円弧状のス
リット光を鉛直方向に移動させることにより、角膜の横
断面の観察を行うことができる。すなわち、本発明で
は、角膜の縦断面観察から横断面観察への切り換え操作
を迅速に行うことができる。
【0011】また、本発明では、虹彩全体にリング状の
スリット光を照射することができるので、リング状のス
リット光で囲まれた広い範囲で明るい間接照明法を実施
することができる。さらに、本発明では、角膜径よりも
僅かに大きい外直径を有するリング状のスリット光で角
膜輪部全体を照明することにより、角膜全体を効率良く
照明することができ、明るい強膜散乱法を行うことが可
能となる。このように、本発明のスリットランプによれ
ば、角膜の縦断面観察から横断面観察への切り換え操作
を迅速に行うことができ、また明るく広範囲な間接照明
による観察等が可能となるなど、様々な診断法において
被検眼を効率的に照明することができる。
スリット光を照射することができるので、リング状のス
リット光で囲まれた広い範囲で明るい間接照明法を実施
することができる。さらに、本発明では、角膜径よりも
僅かに大きい外直径を有するリング状のスリット光で角
膜輪部全体を照明することにより、角膜全体を効率良く
照明することができ、明るい強膜散乱法を行うことが可
能となる。このように、本発明のスリットランプによれ
ば、角膜の縦断面観察から横断面観察への切り換え操作
を迅速に行うことができ、また明るく広範囲な間接照明
による観察等が可能となるなど、様々な診断法において
被検眼を効率的に照明することができる。
【0012】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例にかかるスリットラン
プの構成を概略的に示す図である。図1のスリットラン
プは、たとえばランプ光源のような照明用光源3を備え
ている。照明用光源3を発した光は、コンデンサーレン
ズ4を介して、スリット絞り6およびリングスリット絞
り7を照明する。なお、スリット絞り6には、従来技術
にしたがって1本の直線状のスリット開口部(光透過
部)が形成されている。また、リングスリット絞り7に
は、図2を参照して後述するように、リング状のスリッ
ト開口部(光透過部)が形成されている。
明する。図1は、本発明の実施例にかかるスリットラン
プの構成を概略的に示す図である。図1のスリットラン
プは、たとえばランプ光源のような照明用光源3を備え
ている。照明用光源3を発した光は、コンデンサーレン
ズ4を介して、スリット絞り6およびリングスリット絞
り7を照明する。なお、スリット絞り6には、従来技術
にしたがって1本の直線状のスリット開口部(光透過
部)が形成されている。また、リングスリット絞り7に
は、図2を参照して後述するように、リング状のスリッ
ト開口部(光透過部)が形成されている。
【0013】したがって、たとえばスリット絞り6を光
路から後退させた状態においてリングスリット絞り7の
リング状のスリット開口部を透過した光は、リレーレン
ズ8および光偏向手段としてのプリズム9を介した後
に、被検眼20に達する。ここで、スリット絞り6およ
びリングスリット絞り7は、リレーレンズ8により被検
眼20とほぼ共役に位置決めされている。したがって、
被検眼20上には、リングスリット絞り7のリング状の
スリット開口部に対応したリング状のスリット像10が
形成される。このように、照明用光源3、コンデンサー
レンズ4、リングスリット絞り7、リレーレンズ8、プ
リズム9は、被検眼20上にリング状のスリット光を形
成するための照明光学系1を構成している。
路から後退させた状態においてリングスリット絞り7の
リング状のスリット開口部を透過した光は、リレーレン
ズ8および光偏向手段としてのプリズム9を介した後
に、被検眼20に達する。ここで、スリット絞り6およ
びリングスリット絞り7は、リレーレンズ8により被検
眼20とほぼ共役に位置決めされている。したがって、
被検眼20上には、リングスリット絞り7のリング状の
スリット開口部に対応したリング状のスリット像10が
形成される。このように、照明用光源3、コンデンサー
レンズ4、リングスリット絞り7、リレーレンズ8、プ
リズム9は、被検眼20上にリング状のスリット光を形
成するための照明光学系1を構成している。
【0014】リング状のスリット像10すなわちリング
状のスリット光で照明された被検眼20からの反射光
は、観察光学系と撮影光学系とで共用される対物レンズ
11および変倍レンズ群12に入射する。対物レンズ1
1および変倍レンズ群12を介した光は、光路を切り換
えるためのミラー16の作用により、観察光学系または
撮影光学系のいずれか一方に導かれる。
状のスリット光で照明された被検眼20からの反射光
は、観察光学系と撮影光学系とで共用される対物レンズ
11および変倍レンズ群12に入射する。対物レンズ1
1および変倍レンズ群12を介した光は、光路を切り換
えるためのミラー16の作用により、観察光学系または
撮影光学系のいずれか一方に導かれる。
【0015】たとえば光路切換用ミラー16が光路から
後退している場合、被検眼20からの反射光は観察光学
系に導かれる。観察光学系に導かれた光は、左右の観察
用結像レンズ13および左右の正立プリズム14を介し
て、被検眼20の像を2つ形成する。形成された被検眼
20の2つの像は、左右の接眼レンズ15を介して拡大
観察される。このように、対物レンズ11、変倍レンズ
群12、観察用結像レンズ13、正立プリズム14、お
よび接眼レンズ15は、照明光学系1によって照明され
た被検眼20からの反射光に基づいて被検眼20を観察
するための実体顕微鏡のような観察光学系2を構成して
いる。
後退している場合、被検眼20からの反射光は観察光学
系に導かれる。観察光学系に導かれた光は、左右の観察
用結像レンズ13および左右の正立プリズム14を介し
て、被検眼20の像を2つ形成する。形成された被検眼
20の2つの像は、左右の接眼レンズ15を介して拡大
観察される。このように、対物レンズ11、変倍レンズ
群12、観察用結像レンズ13、正立プリズム14、お
よび接眼レンズ15は、照明光学系1によって照明され
た被検眼20からの反射光に基づいて被検眼20を観察
するための実体顕微鏡のような観察光学系2を構成して
いる。
【0016】一方、図1に示すように光路切換用ミラー
16が光路上に位置決めされている場合、被検眼20か
らの光はミラー16で反射されて撮影光学系に導かれ
る。撮影光学系に導かれた光は、撮影用結像レンズ17
および光偏向手段としてのミラー18を介して、撮影用
受光手段19の受光面上に被検眼20の像を形成する。
このように、対物レンズ11、変倍レンズ群12、撮影
用結像レンズ17、ミラー18、および撮影用受光手段
19は、照明光学系1によって照明された被検眼20か
らの反射光に基づいて被検眼20を撮影するための撮影
光学系を構成している。なお、照明光学系1中に撮影用
の光源が必要であれば、たとえばストロボ光源を照明用
光源3と光学的に共役な位置に配置することができる。
16が光路上に位置決めされている場合、被検眼20か
らの光はミラー16で反射されて撮影光学系に導かれ
る。撮影光学系に導かれた光は、撮影用結像レンズ17
および光偏向手段としてのミラー18を介して、撮影用
受光手段19の受光面上に被検眼20の像を形成する。
このように、対物レンズ11、変倍レンズ群12、撮影
用結像レンズ17、ミラー18、および撮影用受光手段
19は、照明光学系1によって照明された被検眼20か
らの反射光に基づいて被検眼20を撮影するための撮影
光学系を構成している。なお、照明光学系1中に撮影用
の光源が必要であれば、たとえばストロボ光源を照明用
光源3と光学的に共役な位置に配置することができる。
【0017】図2は、図1のリングスリット絞りの構成
を概略的に示す図である。図2に示すように、リングス
リット絞り7は、点7cを中心に回転可能に構成された
ターレット(回転板)である。そして、リングスリット
絞り7には、点7cを中心とした円周上に、円形開口部
71、および形状の異なる3つのリング状のスリット開
口部(光透過部)72〜74が形成されている。したが
って、リングスリット絞り7を点7cを中心に回転させ
ることにより、照明光学系1の光路中に各開口部71〜
74を位置決めすることができる。
を概略的に示す図である。図2に示すように、リングス
リット絞り7は、点7cを中心に回転可能に構成された
ターレット(回転板)である。そして、リングスリット
絞り7には、点7cを中心とした円周上に、円形開口部
71、および形状の異なる3つのリング状のスリット開
口部(光透過部)72〜74が形成されている。したが
って、リングスリット絞り7を点7cを中心に回転させ
ることにより、照明光学系1の光路中に各開口部71〜
74を位置決めすることができる。
【0018】こうして、たとえばスリット絞り6を照明
光学系1の光路中に配置するとともに、リングスリット
絞り7の円形開口部71を照明光学系1の光路中に位置
決めすることにより、従来技術にしたがって被検眼20
上に1本の直線状のスリット像を形成することができ
る。また、スリット絞り6を照明光学系1の光路から後
退させるとともに、リングスリット絞り7の任意のリン
グ状のスリット開口部を照明光学系1の光路中に位置決
めすることにより、被検眼20上にリング状のスリット
像を形成することができる。この場合、照明光学系1の
光路中に位置決めされるリング状のスリット開口部を切
り換えることにより、被検眼20上に形成されるリング
状のスリット像の形状を変化させることができる。
光学系1の光路中に配置するとともに、リングスリット
絞り7の円形開口部71を照明光学系1の光路中に位置
決めすることにより、従来技術にしたがって被検眼20
上に1本の直線状のスリット像を形成することができ
る。また、スリット絞り6を照明光学系1の光路から後
退させるとともに、リングスリット絞り7の任意のリン
グ状のスリット開口部を照明光学系1の光路中に位置決
めすることにより、被検眼20上にリング状のスリット
像を形成することができる。この場合、照明光学系1の
光路中に位置決めされるリング状のスリット開口部を切
り換えることにより、被検眼20上に形成されるリング
状のスリット像の形状を変化させることができる。
【0019】図3は、本実施例にしたがって被検眼上に
形成されるリング状のスリット像を示す図である。ま
た、図4は、従来技術にしたがって被検眼上に形成され
る1本の直線状のスリット像を示す図である。図3に示
すように、本実施例では、被検眼20の角膜21上にリ
ング状のスリット像22が形成される。したがって、リ
ング状のスリット像22に照明された角膜断面23の情
報を観察光学系および撮影光学系を介して得ることがで
きる。一方、図4に示すように、従来技術では、被検眼
20の角膜21上に1本の直線状のスリット像24が形
成され、角膜断面25が照明される。
形成されるリング状のスリット像を示す図である。ま
た、図4は、従来技術にしたがって被検眼上に形成され
る1本の直線状のスリット像を示す図である。図3に示
すように、本実施例では、被検眼20の角膜21上にリ
ング状のスリット像22が形成される。したがって、リ
ング状のスリット像22に照明された角膜断面23の情
報を観察光学系および撮影光学系を介して得ることがで
きる。一方、図4に示すように、従来技術では、被検眼
20の角膜21上に1本の直線状のスリット像24が形
成され、角膜断面25が照明される。
【0020】こうして、本実施例では、照明光学系1の
全体を観察光学系の光軸に対して水平方向に角度をつけ
ることにより、被検眼20の角膜21上においてリング
状のスリット像22の一部からなり全体的に鉛直方向
(縦方向)に延びる円弧状のスリット断面を得ることが
できる。その結果、全体的に縦方向に延びた円弧状のス
リット光に照明された角膜縦断面の情報を角膜21の全
体に亘って得ることができる。
全体を観察光学系の光軸に対して水平方向に角度をつけ
ることにより、被検眼20の角膜21上においてリング
状のスリット像22の一部からなり全体的に鉛直方向
(縦方向)に延びる円弧状のスリット断面を得ることが
できる。その結果、全体的に縦方向に延びた円弧状のス
リット光に照明された角膜縦断面の情報を角膜21の全
体に亘って得ることができる。
【0021】また、本実施例では、照明光学系1の全体
を観察光学系の光軸に対して上記水平方向と直交する方
向に傾けることにより、被検眼20の角膜21上におい
てリング状のスリット像22の一部からなり全体的に水
平方向(横方向)に延びる円弧状のスリット断面を得る
ことができる。その結果、全体的に横方向に延びた円弧
状のスリット光に照明された角膜横断面の情報を角膜2
1の全体に亘って得ることができる。この場合、従来技
術では、スリット絞り6を光軸周りに90°回転させた
後に、角膜上に形成された横方向の直線状スリット光の
横断面のスリット光を得るために照明光学系を光軸に対
して傾ける操作が必要であった。このように、本実施例
では、角膜の縦断面観察から横断面観察への切り換え操
作を迅速に行うことができる。
を観察光学系の光軸に対して上記水平方向と直交する方
向に傾けることにより、被検眼20の角膜21上におい
てリング状のスリット像22の一部からなり全体的に水
平方向(横方向)に延びる円弧状のスリット断面を得る
ことができる。その結果、全体的に横方向に延びた円弧
状のスリット光に照明された角膜横断面の情報を角膜2
1の全体に亘って得ることができる。この場合、従来技
術では、スリット絞り6を光軸周りに90°回転させた
後に、角膜上に形成された横方向の直線状スリット光の
横断面のスリット光を得るために照明光学系を光軸に対
して傾ける操作が必要であった。このように、本実施例
では、角膜の縦断面観察から横断面観察への切り換え操
作を迅速に行うことができる。
【0022】また、虹彩部分にスリット光を照射し、そ
の反射光に基づいて角膜の病変を観察する間接照明法に
おいても、従来ならば虹彩の一部分にしか光を照射する
ことができず、広範囲な観察ができなかった。しかしな
がら、本実施例においては、虹彩全体にリング状のスリ
ット光を照射することができるので、リング状のスリッ
ト光で囲まれた広い範囲で明るい間接照明法を実施する
ことができる。
の反射光に基づいて角膜の病変を観察する間接照明法に
おいても、従来ならば虹彩の一部分にしか光を照射する
ことができず、広範囲な観察ができなかった。しかしな
がら、本実施例においては、虹彩全体にリング状のスリ
ット光を照射することができるので、リング状のスリッ
ト光で囲まれた広い範囲で明るい間接照明法を実施する
ことができる。
【0023】さらに、本実施例では、角膜径(直径)よ
りも僅かに大きい外直径を有するリング状のスリット光
で角膜輪部全体を照明することにより、角膜全体を効率
良く照明することができ、明るい強膜散乱法を行うこと
が可能となる。この場合、角膜径はほぼ10mm程度で
あるため、リング状のスリット像としては最大で14m
m程度が必要となる。このように、本実施例のスリット
ランプによれば、角膜の縦断面観察から横断面観察への
切り換え操作を迅速に行うことができ、明るく広範囲な
間接照明による観察等が可能となり、様々な診断法にお
いて被検眼を効率的に照明することができる。
りも僅かに大きい外直径を有するリング状のスリット光
で角膜輪部全体を照明することにより、角膜全体を効率
良く照明することができ、明るい強膜散乱法を行うこと
が可能となる。この場合、角膜径はほぼ10mm程度で
あるため、リング状のスリット像としては最大で14m
m程度が必要となる。このように、本実施例のスリット
ランプによれば、角膜の縦断面観察から横断面観察への
切り換え操作を迅速に行うことができ、明るく広範囲な
間接照明による観察等が可能となり、様々な診断法にお
いて被検眼を効率的に照明することができる。
【0024】図5は、図1のリングスリット絞りの変形
例の構成を概略的に示す図である。変形例にしたがうリ
ングスリット絞り7は、照明光学系1の光路中に固定さ
れた電気的調光素子(たとえば液晶表示素子、全個体型
エレクトロクロミック素子等)から構成されている。す
なわち、図5のリングスリット絞り7では、同心状に連
続形成された3つのリング状のスリット領域75〜77
の透過率を独立に変化させることができるように構成さ
れている。したがって、例えば領域75だけを光透過状
態とし他の領域を光遮断状態とした場合、外径の最も大
きなリング状のスリット透過部を形成することができ
る。
例の構成を概略的に示す図である。変形例にしたがうリ
ングスリット絞り7は、照明光学系1の光路中に固定さ
れた電気的調光素子(たとえば液晶表示素子、全個体型
エレクトロクロミック素子等)から構成されている。す
なわち、図5のリングスリット絞り7では、同心状に連
続形成された3つのリング状のスリット領域75〜77
の透過率を独立に変化させることができるように構成さ
れている。したがって、例えば領域75だけを光透過状
態とし他の領域を光遮断状態とした場合、外径の最も大
きなリング状のスリット透過部を形成することができ
る。
【0025】また、例えば領域77だけを光透過状態と
し他の領域を光遮断状態とした場合、外径の最も小さな
リング状のスリット透過部を形成することができる。さ
らに、例えば領域75および76を光透過状態とし領域
77を光遮断状態とした場合、外径が最も大きく且つ幅
の広いリング状のスリット透過部を形成することができ
る。このように、変形例のリングスリット絞り7では、
各スリット領域の透過率を切り換えることにより、リン
グ状のスリット透過部の外直径および幅を、ひいては被
検眼に形成されるリング状のスリット光の外直径および
幅を適宜変化させることができる。
し他の領域を光遮断状態とした場合、外径の最も小さな
リング状のスリット透過部を形成することができる。さ
らに、例えば領域75および76を光透過状態とし領域
77を光遮断状態とした場合、外径が最も大きく且つ幅
の広いリング状のスリット透過部を形成することができ
る。このように、変形例のリングスリット絞り7では、
各スリット領域の透過率を切り換えることにより、リン
グ状のスリット透過部の外直径および幅を、ひいては被
検眼に形成されるリング状のスリット光の外直径および
幅を適宜変化させることができる。
【0026】なお、上述の実施例では、リングスリット
絞り7に3つのリング状のスリット開口部72〜74を
形成している。また、上述の変形例では、リングスリッ
ト絞り7に3つのリング状のスリット領域75〜77を
形成している。しかしながら、リングスリット絞り7に
形成するリング状のスリット開口部やリング状のスリッ
ト領域の数や形状は上述の実施例や変形例に限定される
ことなく変更可能であることはいうまでもない。また、
上述の実施例では、光路切り換えのためにミラー16を
用いているが、ミラー16に代えてハーフミラーのよう
な光分割手段を用いることもできる。
絞り7に3つのリング状のスリット開口部72〜74を
形成している。また、上述の変形例では、リングスリッ
ト絞り7に3つのリング状のスリット領域75〜77を
形成している。しかしながら、リングスリット絞り7に
形成するリング状のスリット開口部やリング状のスリッ
ト領域の数や形状は上述の実施例や変形例に限定される
ことなく変更可能であることはいうまでもない。また、
上述の実施例では、光路切り換えのためにミラー16を
用いているが、ミラー16に代えてハーフミラーのよう
な光分割手段を用いることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
角膜の縦断面観察から横断面観察への切り換え操作を迅
速に行うことができ、明るく広範囲な間接照明による観
察等が可能となる。その結果、様々な診断法において被
検眼を効率的に照明することのできるスリットランプを
実現することができる。
角膜の縦断面観察から横断面観察への切り換え操作を迅
速に行うことができ、明るく広範囲な間接照明による観
察等が可能となる。その結果、様々な診断法において被
検眼を効率的に照明することのできるスリットランプを
実現することができる。
【図1】本発明の実施例にかかるスリットランプの構成
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図2】図1のリングスリット絞りの構成を概略的に示
す図である。
す図である。
【図3】本実施例にしたがって被検眼上に形成されるリ
ング状のスリット像を示す図である。
ング状のスリット像を示す図である。
【図4】従来技術にしたがって被検眼上に形成される1
本の直線状のスリット像を示す図である。
本の直線状のスリット像を示す図である。
【図5】図1のリングスリット絞りの変形例の構成を概
略的に示す図である。
略的に示す図である。
1 照明光学系 2 観察光学系 3 照明用光源 4 コンデンサーレンズ 6 スリット絞り 7 リングスリット絞り 8 リレーレンズ 9 プリズム 10 リング状のスリット像 11 対物レンズ 12 変倍レンズ群 13 観察用結像レンズ 14 正立プリズム 15 接眼レンズ 16 光路切換用ミラー 17 撮影用結像レンズ 18 ミラー 19 撮影用受光手段 20 被検眼 21 角膜
Claims (4)
- 【請求項1】 被検眼上にリング状のスリット光を形成
するための照明光学系と、 前記照明光学系によって照明された前記被検眼からの反
射光に基づいて前記被検眼を観察または撮影するための
観察撮影光学系と、 を備えていることを特徴とするスリットランプ。 - 【請求項2】 前記照明光学系は、 前記被検眼と光学的にほぼ共役な位置に配置されるリン
グ状のスリット透過部を有する絞り手段と、該絞り手段
の前記リング状のスリット透過部を照明するための光源
手段とを有し、 前記リング状のスリット透過部を透過した光は、前記被
検眼上において14mmよりも小さい外直径を有するリ
ング状のスリット光を形成することを特徴とする請求項
1に記載のスリットランプ。 - 【請求項3】 前記絞り手段は、形状の異なる複数のリ
ング状のスリット透過部が円周上に形成された回転板を
有し、前記照明光学系の光路に対して該複数のリング状
のスリット透過部を切り換えることにより前記被検眼上
に形成されるリング状のスリット光の形状を変化させる
ことを特徴とする請求項2に記載のスリットランプ。 - 【請求項4】 前記絞り手段は、前記照明光学系の光路
中に固定され且つ複数のリング状のスリット領域が同心
状に連続形成された電気的調光素子を有し、該複数のリ
ング状のスリット領域の透過率を切り換えることにより
前記被検眼上に形成されるリング状のスリット光の形状
を変化させることを特徴とする請求項2に記載のスリッ
トランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9159223A JPH10328143A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | スリットランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9159223A JPH10328143A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | スリットランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10328143A true JPH10328143A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15689036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9159223A Pending JPH10328143A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | スリットランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10328143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000262476A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-26 | Carl Zeiss Jena Gmbh | 眼検査用立体顕微鏡における照明装置及びその方法 |
| CN103654710A (zh) * | 2012-09-03 | 2014-03-26 | 华晶科技股份有限公司 | 图像检测装置及图像检测方法 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP9159223A patent/JPH10328143A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000262476A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-26 | Carl Zeiss Jena Gmbh | 眼検査用立体顕微鏡における照明装置及びその方法 |
| CN103654710A (zh) * | 2012-09-03 | 2014-03-26 | 华晶科技股份有限公司 | 图像检测装置及图像检测方法 |
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