JPH10329650A - 自動車盗難等防止・監視システム - Google Patents

自動車盗難等防止・監視システム

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JPH10329650A
JPH10329650A JP14510197A JP14510197A JPH10329650A JP H10329650 A JPH10329650 A JP H10329650A JP 14510197 A JP14510197 A JP 14510197A JP 14510197 A JP14510197 A JP 14510197A JP H10329650 A JPH10329650 A JP H10329650A
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正幸 伊藤
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篤 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の自動車1をユーザ及び管理側の不便
なしに、自動車盗難、悪戯を監視し、防止できるように
する。 【解決手段】携帯用の運転者用送信手段3は、自動車1
に搭載した送受信手段2に対して警戒指令のON・OF
Fの指令信号を出力する。送受信手段2は、前記警戒指
令のON信号の受信により、警戒態勢にセットされ、自
動車のIDコードの信号を自動車外に配置した受信手段
4に出力し、受信手段4ではIDコードと共に、警戒態
勢入りの時間的データを記憶する。送受信手段2は、自
動車1に設けた振動センサやドア開閉センサ等の検知手
段の検知に基づいて駐車場用ゲートの鎖9をロックする
ための出力信号を送信装置11に出力し、受信手段4は
ブザー、ランプ等にて管理者に警報する。さらに、その
警報信号は通信回線51を介して外部の警備保障会社に
伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の盗難等を
防止するためのシステムに係り、より詳しくは、多数台
を駐車・収容する駐車場における自動車へのいたずら、
盗難を防止し、監視するためのシステムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、個別の自動車に対する盗難防
止装置として、例えば、特開昭61−30450号公報
では、車両内に装備した送受信機(固定局)と、同じく
車両に装着された盗難感知手段として例えば車体の振動
を検出する振動検出器、ドアの不正解錠を検出する解錠
検出器、エンジン始動を検出する始動検出器等と、同じ
く車両に装着されたブザー等の警報装置と、正当なユー
ザーが携帯する携帯用送受信機(移動局)とからなり、
検出器が作動すると、その盗難信号を信号変換器、発信
回路、増幅回路、アンテナを介して電波を発信し、携帯
用送受信機(移動局)で受信し、所定の回路を介して表
示装置(液晶表示部等)表示したり、ブザーを鳴動させ
たりする。
【0003】また、携帯用送受信機(移動局)から固定
局の送受信機に対して送信される微弱返信電波は固定局
から発信する電波より著しく弱くして、携帯用送受信機
(移動局)が車両の近傍に位置して微弱返信電波を発
し、これを固定局で受信するときには、正当なユーザー
が車両の近くにいるものと判断して、当該ユーザー等が
車両に接触し、ドアを開く等の操作を実行しても、前記
警報装置が非作動となるように固定局側の制御部が制御
する一方、携帯用送受信機(移動局)からの前記微弱返
信電波が固定局にて検出(受信)していないときには、
前記検出器の作動により警報装置が作動するように制御
するものである。
【0004】また、特開平5−139248号公報に開
示されたものでは、自動車の物理的変化を検出する検出
手段と、該検出手段の出力を空中へ出力すると共に送信
されてくる指令を受信する自動車搭載送受信機と、該自
動車搭載送受信機により受信された指令に基づいて自動
車を運転不能状態に設定する(自動車に備えた)設定手
段と、前記指令を空中に出力すると共に前記自動車搭載
送受信機からの出力を受信する携帯用の運転者用送受信
機とからなり、運転者用送受信機には、前記検出手段の
出力に基づいて検出対象を表示する表示部を備えてい
る。また、この運転者用送受信機からの指令には、自動
車のドアのロック指令及びアンロックの指令、前記自動
車搭載送受信機における盗難防止システム制御部を警戒
態勢に入れるもしくはそれを解除する指令を出すことが
できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の盗難等防止システムでは、次のような不都合があっ
た。即ち、最近の自動車盗難乃至いたずらでは、それら
の付勢を検知して自動車自体に装備したブサーの鳴動や
ヘッドランプの点灯を行っても動じず、犯行やいたずら
を貫徹してしまい、防犯等の抑止効果が薄れている。
【0006】マンション等における駐車場のように、複
数台の自動車をまとめて管理する場合には、運転者用送
受信機にてユーザーが該当する自動車を警戒(監視)態
勢にセットすべく指令信号を出したか否かを、管理者側
が再度確認する必要があり、前記運転者用送受信機を管
理者側が預かることで、その自動車内の物品の盗難等に
関してユーザーと無用のトラブルが発生するおそれがあ
る。また、どの自動車が盗難・もしくはいたずらされて
いるかを1箇所で監視するには、前記ユーザーが使用す
べき携帯用送受信機を管理者側が預かって、一々その携
帯用送受信機が作動するか否かを監視し続けなければな
らず、多数台に及ぶと携帯用送受信機の置き場所等に困
難を生じ、集中管理が困難となるという問題もあった。
【0007】さらに、夜間や休日等で管理者が不在等の
ときユーザーとの前記携帯用送受信機の授受に相当の不
便・不能を生じて24時間態勢の盗難等防止監視システ
ムとならない等という問題があった。本発明は、これら
の従来の問題点を解決し、集中管理が一層たやすくで
き、且つ自動車盗難の防止も確実に実行できるようにし
た自動車盗難防止システムを提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の自動車盗難等防止・監視シ
ステムは、自動車に設けられて当該自動車の物理的変化
及び/又は状態変化を検知する検知手段と、自動車に設
けられ、前記検知手段の検知に基づく出力信号を空中に
出力すると共に送信されてくる指令信号を受信する送受
信手段と、自動車とは別体であって前記指令信号を空中
に出力する運転者用送信手段と、前記送受信手段からの
出力信号を自動車外にて受信し、前記指令信号を出力し
た自動車を特定して記憶し、且つ警報用信号を出力する
受信手段とからなるものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の自動車盗難等防止・監視システムにおいて、前
記運転者用送信手段は、前記送受信手段に対して少なく
とも警戒指令のON・OFFの指令信号を出力するもの
であり、前記送受信手段は、前記警戒指令のON信号の
受信により、警戒態勢にセットされ、自動車の固体別I
Dコードの出力信号を出力し、且つ前記検知手段の検知
に基づいて駐車場用ゲートをロックするための出力信号
及び前記受信手段に対して警報出力信号を出力するよう
に構成されたものである。
【0010】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の自動車盗難等防止・監視システムにおいて、
前記運転者用送信手段は、自動車のドアロック状態を検
知できる手段及び/又は警戒指令ONの指令可能状態を
報知する手段を備え、警戒指令のON・OFFの指令ボ
タンとを備え、ドアロック状態でのみ前記送受信手段に
対して警戒指令のONの指令信号を出力するように構成
されたものである。請求項4に記載の発明は、請求項2
または請求項3に記載の自動車盗難等防止・監視システ
ムにおいて、前記受信手段は、前記送受信手段からの警
戒態勢セットの信号を受信することにより、当該警戒態
勢下にある自動車のIDコード及び時間的データを記憶
する記憶手段を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明の自動車盗難等防止
・監視システムの概略図、図2は自動車1に搭載の送受
信手段2及び携帯用の運転者用送信手段3のブロック
図、図3は管理室5等に設置する受信手段4のブロック
図である。
【0012】図1に示すように、本発明の受信手段4は
マンション等における月極め管理型の駐車場6の近辺で
あって、送受信手段2からの無線が受信できる範囲内で
あれば、マンション内等の管理室5等任意の箇所に配置
することができる。駐車場6の車両出入り口には、従来
から公知の構成のゲートロック装置7が設けられてい
る。このゲートロック装置7は、左右一対の支柱8,8
の間に張り渡すべき鎖9と、正逆回転可能な駆動モータ
10により回動する図示しない巻取りドラムとからな
り、一方の支柱8の上端等に一端を固定した鎖9の中途
部が他方の支柱8の上端の回転自在なリール部に吊懸さ
れ、該鎖9の他端が巻取りドラムに取付けられ、駆動モ
ータ10を正回転させると、鎖9が巻き取られて、一対
の支柱8,8の上端間にて張り渡されて、自動車の通行
を阻止できる。駆動モータ10を逆回転させると、巻取
りドラムから鎖9が繰り出されて、当該鎖9はその自重
により、一対の支柱8,8の下端の地面に沿うよう垂れ
下がって、自動車の通過を許容するように構成されてい
る。なお、巻取りドラムに対する鎖9の巻取り量、繰出
し量を検出するために、所定の箇所に図示しないリミッ
トスイッチが設けらて、駆動モータ10のON・OFF
を制御している。また、ゲートロック装置7には、受信
装置11を備え、正規のユーザ(運転者)の携帯する発
信器からの無線もしくは超音波の指令信号により鎖9が
下がって通行可能とし、所定時間経過後、もしくは自動
車の通過を検知して自動的に鎖9が上昇するゲートロッ
ク状態に復帰するという制御を実行できるものである。
【0013】駐車場6内には、図示実施例では8台の自
動車1が予め定められた区画に駐車できるようになって
いる。各自動車1の内部には、図2に示すような機能を
備えた送受信手段2を搭載し、且つ自動車1の物理的変
化及び/または状態変化を検知できる検知手段を備え
る。その実施例として自動車1の振動を検知する振動セ
ンサ12、ドアが所定角度以上開くとONするリミット
スイッチ13もしくは、該リミットスイッチ13のON
・OFFに応じて室内灯が点灯・消灯するための回路の
電圧検出部等がある。その他の検知手段として、ドアの
ロック・アンロック状態を検知するロックセンサ、窓硝
子が割られたことを検知するガラスセンサ、トランクリ
ッド部の開閉を検知するトランクリッドセンサ、ボンネ
ット開閉を検知するボンネットセンサ、エンジンの始動
を検知するイグニッションセンサ、車輪の回転を検知す
る速度計センサ等を備えても良い。
【0014】次に、図2の機能ブロック図を参照しなが
ら、自動車1に搭載する送受信手段2及び運転者が携帯
する運転者用送信手段3の構成について説明する。送受
信手段2には、前記振動センサ12に対する振動検知回
路14及びリミットスイッチ(ドア開閉センサ)13に
対するドア開閉検知回路15とを備え、これらの回路1
4,15の出力をセンサ判別回路16に入力する。この
センサ判別回路16では、前記センサ12,13による
検知信号が誤検出であるか、真正な検知信号であるかの
判別を行う。例えば、駐車中の自動車1に対して突風が
当たった場合や偶発的に人や物が当たり、もしくは接触
した場合のように短時間のパルス的(単発的)、もしく
は微弱な信号を検知したことを感知すれば、誤検出であ
るとして、エンコーダ17に所定の信号を入力して当該
エンコーダ17から第1段階警報用コマンド信号を送信
コントローラ18に出力する。自動車1を盗むため、も
しくは自動車1内の物品を盗むために他人が自動車1を
揺すり、及び/又はドアをこじ開ける等の作業にて継続
的な振動を検知すると、センサ判別回路16が真正な検
知信号と判別して、エンコーダ17に所定の信号を入力
して当該エンコーダ17から第2段階警報コマンド信号
を送信コントローラ18に出力する。そして、リミット
スイッチ13がONになると、自動車1内に侵入された
のであるから、盗難されたと判断して、エンコーダ17
から第3段階警報用コマンドを送信コントローラ18に
出力する。
【0015】なお、これらの各段階の警報用コマンドが
出力するのは、後述するように、正規の運転者が少なく
とも携帯する運転者用送信手段3から送受信手段2に対
して警戒態勢ONの指令信号を出して、送受信手段2の
セキュリィティ制御部2aが警戒態勢に入った場合のみ
である。なお、これらの場合には予め所定の自動車1の
ドアをロックしておくものであり、ドアのロック忘れの
まま警戒態勢に入らぬように、少なくとも、ドアロック
状態を条件として警戒態勢ONの指令信号の受付可能と
することが好ましい。
【0016】また、正規の運転者が運転者用送信手段3
から送受信手段2に対して警戒態勢OFFの指令信号を
出すと、前記警戒態勢は解除され、たとえ所定の自動車
1のドアをアンロックし、ドアを開いても前記第3段階
警報用コマンド等は出力されない。送受信手段2には、
受信手段4に所定の出力信号を発信するための無線送信
器19と、前記ゲートロック装置7おける受信装置11
に対してゲートロック用信号を送信するためのゲートロ
ック用無線送信器20と、送受信時に各々信号(搬送周
波数等)を干渉させないための混合器21と、運転者用
送信手段3からの種々の指令信号を受信するための受信
器22と、前記種々の指令信号(符号化されたコマン
ド)を解読(復号)して所定の情報信号(コード信号)
に変換するためのデコーダ23と、このコード信号を選
別するためのコード選別部24と、該コード選別部24
にて選別されたコード信号のうち、ドアロック信号及び
ドアアンロック信号が受信されたときにはドアロック・
アンロック用のアクチュエータ26を作動させるための
作動回路25とを備える。なお、該送受信手段2の電源
部27は自動車1に搭載したカーバッテリ28から電力
を供給される。そして、カーバッテリ28上がり(消
耗)等に備えて電源部27に充電電池を搭載することが
好ましい。
【0017】運転者用送信手段3には、警戒指令ONボ
タン30と警戒指令OFFボタン31と、ドアロックボ
タン32と、ドアアンロックボタン33と、これらのボ
タンを押すと、それらの指令に対応するコマンド信号
(2進化信号)に符号化するエンコーダ34と、これら
の符号化された信号を搬送波に乗せて、前記送受信手段
2に向かって無線送信するための無線送信器35と、電
池36とを備える。
【0018】図3は管理室5等に配置する受信手段4の
機能ブロック図であり、前記送受信手段2から出力され
た符号化された出力信号を受信するための受信器40
と、これにて受信した符号化信号を復号するデコーダ4
1と、該デコーダ41で復号した情報をコード別に選別
するコード選別器42と、該コード選別器42にて選別
されたコード情報のうち、警報コマンド(前記第1〜第
3段階警報用コマンド)を判別するための警報コマンド
判別器43と、前記警報用コマンドの各段階に応じた警
報を発するための警報装置駆動回路44と、警報装置と
してのブザー45及びランプ46、他の警報手段例えば
駐車場6に設置した照明具を点灯するため等の複数の出
力端子48をONするためのリレーコントローラ47と
を備えている。
【0019】また、本発明の受信手段4は、RS232
C等のインターフェイス49及び電話回線等の通信回線
51を介して外部のセキュリティシステム(警備保障会
社のコンピュータ等)とのデータ通信のためのモデム5
0を備え、さらには、インターフェイス49を介してパ
ソコン等のコンピュータ52に、警戒態勢下にある自動
車のIDコード及びその時間的データの伝送を実行する
ことができる。また、前記のデータは、コンピュータ5
2を介してもしくは直接にプリンタ53に印字記録する
ように構成されている。さらに、本発明の受信手段4
は、前記コード選別器42にて選別されたコード情報の
うち、前記送受信手段3から送られた警戒態勢セットコ
マンド、当該警戒態勢にセットされた自動車のIDコー
ド(自動車を特定するための固体識別コード)、その警
戒態勢を解除するための警戒態勢解除コマンドの別を復
号化するデコーダ54、これらのデータを記憶するため
の書換え可能なメモリ55(なお、電源OFFとなって
もデータが消去されない、不揮発性メモリ(フラッシュ
メモリ)であっても良い)、警報コマンド(前記第1〜
第3段階警報用コマンド)が出力された自動車を特定し
てそれらのデータ(警報コマンド及びIDコード)を表
示するためのデコーダ56を備え、液晶表示装置等のデ
ィスプレイ装置57にこれらのデータを表示させる。な
お、電源部58には、商用電源(交流電源)から直流電
源に変換するアダプタ59を接続する。
【0020】次に、本発明の自動車盗難防止システムの
作用(操作及び機能等)について説明する。まず、運転
者(正規のユーザ)が自動車1の外に出てからドアロッ
クボタン32を押すと、前記送受信手段2における受信
器22で所定の符号化信号を受信して前述のように、当
該自動車1のドアをロックするための電磁ソレノイド等
のアクチュエータ26を施錠方向に動作させるべく作動
回路25が作動する。逆に、ドアアンロックボタン33
を押すと、前記ドアをアンロックするようにアクチュエ
ータ26を解錠方向に動作させるべく作動回路25が作
動する。なお、運転者(正規のユーザ)がドアキー(図
示せず)にてドアの錠前部をロック操作及びアンロック
操作しても良い。これらドアロック及びアンロック状態
は作動回路25の作動信号により検知することもできる
が、電動ドアロック機構を装備していない自動車1では
錠前に関連させてドアロック検知回路を設けてその検出
信号にて判別しても良い。
【0021】このように、ドアがロック状態であること
を検知した条件の下で、警戒指令ONボタン30を押す
と、受信器22で所定の符号化信号(警戒指令ON信
号)を受信し、この信号はデコーダ23及びコード選別
部24を介してエンコーダ17に入力される。エンコー
ダ17では、前記警戒指令ON信号の入力に基づいて、
当該自動車の固体識別のためのIDコード(予め、各送
受信手段2毎に別々のIDコードが付与され図示しない
メモリに記憶されている)を読出し、当該IDコードと
警戒態勢セット信号とを受信手段4に無線送信する。
【0022】受信した受信手段4では、デコーダ41、
コード選別器42を介してデコーダ54にて、IDコー
ドと警戒態勢セットコマンドとを判別し、その受信した
時間的データとともにそれらデータをメモリ55に記憶
し、警戒態勢に入る。この警戒態勢に入ると、前述のよ
うに、警戒態勢下にある自動車1に搭載した送受信手段
2からの警報用出力信号(第1〜第3段階警報用コマン
ド)を判別可能となり、且つ各段階に応じて警報コマン
ド判別器43を介して、警報駆動回路44、リレーコン
トローラ47、コンピュータ52、通信回線51に所定
の警報信号等の出力信号を出す。
【0023】例えば、突風等により自動車1が偶発的に
短時間だけ振動した場合のように誤検知の時には、受信
手段4側では、前記第1段階警報用コマンド信号に対応
してブザー45は低く短い「ピッ」等の警戒音を出す。
第2段階警報用コマンド信号に対応するときには、ブザ
ー45はやや大きい警戒音を断続的に発生させ、表示ラ
ンプ46は点滅する。
【0024】前記第3段階警報用コマンドに基づいて前
記ゲートロック装置7おける受信装置11に対して鎖9
を支柱8,8間の上方に上昇させてゲートロックするた
めの信号を送信すると共に、ブザー45は大きい警戒音
を連続的に発生させ、表示ランプ46は点灯する。前記
ゲートロック信号(非常ロック信号)が発せられた場合
には、ほぼ同時に他の正規のユーザがゲート解除の信号
を受信装置11に送信しても鎖9が下がらないという優
先制御とする。
【0025】なお、これらの各段階の段階警報用コマン
ドがあった場合には、受信手段4側でその事態の発生の
時間的データもメモリ55に記憶され、インターフェイ
ス49を介してコンピュータ52が接続されている場合
には、当該コンピュータ52側のメモリにそれらのデー
タが記憶される。これらのデータにより、自動車盗難事
故、いたずら発生の時間的データを後日の証拠として、
また管理データとして役立てることができる。また、管
理者等がディスプレイ装置53を表示させると、各段階
の警報コマンドを発している自動車のIDコードからそ
の駐車場所を表示するようにしても良い。
【0026】なお、前記警戒態勢に入ると、通信回線5
1を介して外部の警備保障会社等のコンピュータにデー
タ(駐車場のアドレスコード、自動車のIDコードとそ
の警戒態勢セットした時刻、各段階の警報用コマンドが
発せられた時刻等)が伝送され、間接的に警戒態勢下に
置くこともできる。この場合には、前記第2段階乃至第
3段階警報用コマンド信号に基づいて、通信回線51を
介して外部の警備保障会社のコンピュータ等の警備保障
システムに警報を送る。
【0027】別の実施例として、携帯用の運転者用送信
手段3における無線送信器35に代えて、図示しないが
送受信器と表示部、ブザー等を備えるようにしても良
い。この実施例によれば、少なくとも、自動車1のドア
がロックされている状態の検知信号を運転者用送信手段
3に送信し、運転者用送信手段3におけるLED表示ラ
ンプ等の表示部にて運転者に報せ、この状態で警戒指令
ONボタン30を押すと、前記送受信手段2に指令信号
である警戒態勢セット信号を送ることができ、逆に前記
ドアがロックされていない状態で警戒指令ONボタン3
0を押しても警戒態勢セット信号を送ることができず、
警報音を発するように構成することにより、ユーザー
が、ドアロックしないで警戒指令ボタン30を押し、当
該自動車1が警戒態勢に入ったものと誤解してそのまま
自動車の箇所から離れることを防止することができる。
【0028】正規のユーザが、その所有する自動車1の
外近辺にて運転者用送信手段3から警戒指令OFFボタ
ン31を押すと、警戒指令ON信号が送受信手段4に送
信されるので、エンコーダ17にてその警戒解除された
自動車のIDコードと共に警戒態勢解除信号を無線送信
器19を介して受信手段4に送信し、当該IDコードの
自動車に限定して警戒態勢を解除することができるもの
である。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の自動車盗難等防止・監視システムは、自動車に
設けられて当該自動車の物理的変化及び/又は状態変化
を検知する検知手段と、自動車に設けられ、前記検知手
段の検知に基づく出力信号を空中に出力すると共に送信
されてくる指令信号を受信する送受信手段と、自動車と
は別体であって前記指令信号を空中に出力する運転者用
送信手段と、前記送受信手段からの出力信号を自動車外
にて受信し、前記指令信号を出力した自動車を特定して
記憶し、且つ警報用信号を出力する受信手段とからなる
ものである。
【0030】この構成により、正規のユーザ(運転者)
が運転者用送信手段から所定の指令信号を出力すると、
自動車に設けられた送受信手段を介して検知手段にて警
戒可能となり、且つ自動車外に設けられた受信手段で
は、前記送受信手段から指令された特定の自動車に対応
する認識用のIDコードが受信でき、その自動車の検知
手段の検知に基づく警報用の信号を受信できるから、自
動車自体もしくは自動車内の物品の窃盗や自動車へのい
たずらを実行した者に知られることなく、自動車外から
これの事態を監視することができる。
【0031】そして、正規のユーザは運転者用送信手段
を管理者に預けることなく、管理者側で受信手段にて、
特定の自動車を記憶して監視下におくことができるか
ら、集中管理も容易に、且つ人件費も少なくして自動車
盗難等防止・監視できるという効果を奏する。また、請
求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動車盗難等
防止・監視システムにおいて、前記運転者用送信手段
は、前記送受信手段に対して少なくとも警戒指令のON
・OFFの指令信号を出力するものであり、前記送受信
手段は、前記警戒指令のON信号の受信により、警戒態
勢にセットされ、自動車の固体別IDコードの出力信号
を出力し、且つ前記検知手段の検知に基づいて駐車場用
ゲートをロックするための出力信号及び前記受信手段に
対して警報出力信号を出力するように構成されたもので
ある。
【0032】本発明の構成によれば、運転者用送信手段
は、前記送受信手段に対して少なくとも警戒指令のON
・OFFの指令信号を出力するものであり、警戒指令の
ON信号を送受信手段にて受信すると、その特定の自動
車における検知手段の検知を可能とする警戒態勢にセッ
トされると共に、受信手段は受信した自動車のIDコー
ドからその特定の警戒態勢下にある自動車を外部から監
視でき、しかも、所定の検知手段の検知に基づいて自動
的に駐車場用ゲートをロックするので、駐車場から盗難
車が出られなくし、管理者側にも警報が出力され、自動
車外の離れた箇所において、容易に盗難やいたずらを認
識することができる。さらに、運転者用送信手段側から
の警戒指令のOFFの指令信号の出力にて、当該自動車
に設けた送受信手段を警戒態勢から解除させることがで
きるから、管理者側で集中管理できるものでありなが
ら、正規のユーザは運転者用送信手段を管理者に預ける
ことなく、夜間・休日等であっても、自己の自動車の使
用を妨げられることがないという効果を奏する。
【0033】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の自動車盗難等防止・監視システムにおいて、
前記運転者用送信手段は、自動車のドアロック状態を検
知できる手段及び/又は警戒指令ONの指令可能状態を
報知する手段を備え、警戒指令のON・OFFの指令ボ
タンとを備え、ドアロック状態でのみ前記送受信手段に
対して警戒指令のONの指令信号を出力するように構成
されたものである。
【0034】このように構成することにより、正規のユ
ーザが自動車のドアをロックすることなく警戒指令のO
Nの指令ボタンを押して、警戒態勢にセットしたと誤解
したり、自動車のドアをロックすることを忘れる等の事
態が発生しないから、所定の自動車を確実に警戒態勢下
におくことができ、自動車盗難等防止・監視システムの
確実性を向上させ安全性を確保できるという効果を奏す
るのである。
【0035】請求項4に記載の発明は、請求項2または
請求項3に記載の自動車盗難等防止・監視システムにお
いて、前記受信手段は、前記送受信手段からの警戒態勢
セットの信号を受信することにより、当該警戒態勢下に
ある自動車のIDコード及び時間的データを記憶する記
憶手段を備えたものである。この発明によれば、管理者
側でのみ他人に知られずに警戒態勢下にある自動車を特
定し、且つその警戒態勢下にある時間的データを記憶し
て、犯行証明や管理データとして後日に役立てることが
容易となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車盗難等防止・監視システムの全体概略図
である。
【図2】本発明における送受信手段及び運転者用送信手
段の機能ブロック図である。
【図3】本発明における受信手段の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車 2 送受信手段 3 運転者用送信手段 4 受信手段 5 管理室 6 駐車場 7 ゲートロック装置 8,8 支柱 9 鎖 10 駆動モータ 11 受信装置 51 通信回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に設けられて当該自動車の物理的
    変化及び/又は状態変化を検知する検知手段と、 自動車に設けられ、前記検知手段の検知に基づく出力信
    号を空中に出力すると共に送信されてくる指令信号を受
    信する送受信手段と、 自動車とは別体であって前記指令信号を空中に出力する
    運転者用送信手段と、 前記送受信手段からの出力信号を自動車外にて受信し、
    前記指令信号を出力した自動車を特定して記憶し、且つ
    警報用信号を出力する受信手段とからなることを特徴と
    する自動車盗難等防止・監視システム。
  2. 【請求項2】 前記運転者用送信手段は、前記送受信手
    段に対して少なくとも警戒指令のON・OFFの指令信
    号を出力するものであり、前記送受信手段は、自動車の
    ドアロックの条件下で前記警戒指令のON信号の受信に
    より、警戒態勢にセットされ、自動車の固体別IDコー
    ドの出力信号を出力し、且つ前記検知手段の検知に基づ
    いて駐車場用ゲートをロックするための出力信号及び前
    記受信手段に対して警報出力信号を出力するように構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車盗
    難等防止・監視システム。
  3. 【請求項3】 前記運転者用送信手段は、自動車のドア
    ロック状態を検知できる手段及び/又は警戒指令ONの
    指令可能状態を報知する手段を備え、警戒指令のON・
    OFFの指令ボタンとを備え、ドアロック状態でのみ前
    記送受信手段に対して警戒指令のONの指令信号を出力
    するように構成されていることを特徴とする請求項2に
    記載の自動車盗難等防止・監視システム。
  4. 【請求項4】 前記受信手段は、前記送受信手段からの
    警戒態勢セットの信号を受信することにより、当該警戒
    態勢下にある自動車のIDコード及び時間的データを記
    憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項2また
    は請求項3に記載の自動車盗難等防止・監視システム。
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