JPH10332282A - 溶融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方法 - Google Patents
溶融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方法Info
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- JPH10332282A JPH10332282A JP1769398A JP1769398A JPH10332282A JP H10332282 A JPH10332282 A JP H10332282A JP 1769398 A JP1769398 A JP 1769398A JP 1769398 A JP1769398 A JP 1769398A JP H10332282 A JPH10332282 A JP H10332282A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工効率を向上させるとともに、施工品質を
向上させることができる溶融金属容器の内張り耐火物の
施工装置及び施工方法を提供する。 【解決手段】 溶融金属容器の内面に沿って移動可能な
型枠3と、型枠3内に不定形耐火物を供給するノズルと
を備える。型枠3には、型枠3の移動に伴って、溶融金
属容器の内面に追随する無端帯9と、無端帯9を溶融金
属容器の内面に追随させるように駆動する無端帯駆動装
置(例えば、駆動ローラ10)とを備える。
向上させることができる溶融金属容器の内張り耐火物の
施工装置及び施工方法を提供する。 【解決手段】 溶融金属容器の内面に沿って移動可能な
型枠3と、型枠3内に不定形耐火物を供給するノズルと
を備える。型枠3には、型枠3の移動に伴って、溶融金
属容器の内面に追随する無端帯9と、無端帯9を溶融金
属容器の内面に追随させるように駆動する無端帯駆動装
置(例えば、駆動ローラ10)とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属容器の内
張り耐火物の施工装置及び施工方法に関する。
張り耐火物の施工装置及び施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶融金属容器の内面に耐火物を施
工するための方法として、以下に説明する二つの施工方
法があった。
工するための方法として、以下に説明する二つの施工方
法があった。
【0003】第1の施工方法として、図11に示すよう
に、溶融金属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内部に型枠
50を設け、この型枠50と溶融金属容器の内面との間
に、不定形耐火物4を流し込み、不定形耐火物4が硬化
した後、型枠50を取り去る施工方法があった。具体的
には、例えば、特開昭54−139807号公報に示さ
れたように、不定形耐火物を施工する溶融金属容器の内
面に対して型枠を移動可能に設け、溶融金属容器の内面
と型枠との間に不定形耐火物を充填し、不定形耐火物が
硬化した後、型枠を順次移動させながら不定形耐火物を
施工する方法があった。
に、溶融金属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内部に型枠
50を設け、この型枠50と溶融金属容器の内面との間
に、不定形耐火物4を流し込み、不定形耐火物4が硬化
した後、型枠50を取り去る施工方法があった。具体的
には、例えば、特開昭54−139807号公報に示さ
れたように、不定形耐火物を施工する溶融金属容器の内
面に対して型枠を移動可能に設け、溶融金属容器の内面
と型枠との間に不定形耐火物を充填し、不定形耐火物が
硬化した後、型枠を順次移動させながら不定形耐火物を
施工する方法があった。
【0004】第2の施工方法として、図12に示すよう
に、溶融金属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内部に、不
定形耐火物4を圧搾空気とともに吐出するノズル51を
位置させ、溶融金属容器の内面に向かって不定形耐火物
4を吹き付ける施工方法があった。具体的には、例え
ば、特開昭54−61005号公報に示されたように、
不定形耐火物を圧送機を用いて圧搾空気とともに圧送す
るとともに、硬化促進剤を添加し、ノズルの先端から、
溶融金属容器の内面に対して、不定形耐火物を吹き付け
る方法があった。
に、溶融金属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内部に、不
定形耐火物4を圧搾空気とともに吐出するノズル51を
位置させ、溶融金属容器の内面に向かって不定形耐火物
4を吹き付ける施工方法があった。具体的には、例え
ば、特開昭54−61005号公報に示されたように、
不定形耐火物を圧送機を用いて圧搾空気とともに圧送す
るとともに、硬化促進剤を添加し、ノズルの先端から、
溶融金属容器の内面に対して、不定形耐火物を吹き付け
る方法があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のこの不定形耐火物の施工方法では、以下に説明するよ
うな問題点がった。第1の施工方法では、型枠を移動可
能とすることで、型枠を小型化して施工効率を向上させ
ようとしている。しかし、この第1の施工方法では、被
施工面に対向する型枠の面を平滑にし、油脂類等の離型
材を塗布する必要があった。また、施工の一作業単位毎
に型枠を移動させなければならなかった。このため、設
備費用が嵩むとともに、施工時間の短縮や作業の効率化
を図るという所期の目的を達成することができなかっ
た。
のこの不定形耐火物の施工方法では、以下に説明するよ
うな問題点がった。第1の施工方法では、型枠を移動可
能とすることで、型枠を小型化して施工効率を向上させ
ようとしている。しかし、この第1の施工方法では、被
施工面に対向する型枠の面を平滑にし、油脂類等の離型
材を塗布する必要があった。また、施工の一作業単位毎
に型枠を移動させなければならなかった。このため、設
備費用が嵩むとともに、施工時間の短縮や作業の効率化
を図るという所期の目的を達成することができなかっ
た。
【0006】第2の施工方法では、被施工面に対して、
圧搾空気とともに不定形耐火物を吹き付けている。この
ため、不定形耐火物の跳ね返りによるロスがあるととも
に、粉塵が発生する。また、吹き付けにより施工された
不定形耐火物は、施工厚みの精度が低下するばかりでな
く、圧搾空気を巻き込みながら形成されるため、気孔率
が高く耐用性に劣る。さらに、被施工面に平行に積層し
ながら施工厚みを増していくため、積層部で剥離しやす
く耐用性に劣る。
圧搾空気とともに不定形耐火物を吹き付けている。この
ため、不定形耐火物の跳ね返りによるロスがあるととも
に、粉塵が発生する。また、吹き付けにより施工された
不定形耐火物は、施工厚みの精度が低下するばかりでな
く、圧搾空気を巻き込みながら形成されるため、気孔率
が高く耐用性に劣る。さらに、被施工面に平行に積層し
ながら施工厚みを増していくため、積層部で剥離しやす
く耐用性に劣る。
【0007】そこで、本発明は、上記した従来の技術の
有する問題点に鑑み提案されたもので、施工効率を向上
させるとともに、施工品質を向上させることができる溶
融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方法を提
供することを目的とする。
有する問題点に鑑み提案されたもので、施工効率を向上
させるとともに、施工品質を向上させることができる溶
融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方法を提
供することを目的とする。
【0008】
(特徴点)本発明は、上記した目的を達成するためのも
のであり、以下のような特徴点を有している。請求項1
記載の発明は、溶融金属容器の内面に沿って移動可能な
型枠と、上記型枠内に不定形耐火物を供給するノズルと
を備えている。上記型枠には、上記型枠の移動に伴っ
て、溶融金属容器の内面に追随する無端帯と、上記無端
帯を溶融金属容器の内面に追随させるように駆動する無
端帯駆動装置とを備えている。
のであり、以下のような特徴点を有している。請求項1
記載の発明は、溶融金属容器の内面に沿って移動可能な
型枠と、上記型枠内に不定形耐火物を供給するノズルと
を備えている。上記型枠には、上記型枠の移動に伴っ
て、溶融金属容器の内面に追随する無端帯と、上記無端
帯を溶融金属容器の内面に追随させるように駆動する無
端帯駆動装置とを備えている。
【0009】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の構成に加えて、上記無端帯は、上記型枠の
移動方向の前方に向かって、溶融金属容器の内面に対し
て接近するように傾斜して設けられている。
記載の発明の構成に加えて、上記無端帯は、上記型枠の
移動方向の前方に向かって、溶融金属容器の内面に対し
て接近するように傾斜して設けられている。
【0010】請求項3記載の発明は、上記した請求項1
または請求項2記載の発明の構成に加えて、上記型枠に
は、上記無端帯を溶融金属容器の内面に向かって押し付
ける無端帯押付装置を備えている。
または請求項2記載の発明の構成に加えて、上記型枠に
は、上記無端帯を溶融金属容器の内面に向かって押し付
ける無端帯押付装置を備えている。
【0011】請求項4記載の発明は、上記した請求項1
〜3のいずれか1項記載の発明の構成に加えて、上記型
枠には、上記無端帯を溶融金属容器の内面に向かって振
動を与える無端帯振動装置を備えている。
〜3のいずれか1項記載の発明の構成に加えて、上記型
枠には、上記無端帯を溶融金属容器の内面に向かって振
動を与える無端帯振動装置を備えている。
【0012】請求項5記載の発明は、以下の手順によ
り、溶融金属容器の内面に内張り耐火物を施工する。ま
ず、溶融金属容器の内面に追随する無端帯を備えた型枠
を、溶融金属容器の内面に沿って移動させながら、上記
無端帯を駆動して溶融金属容器の内面に追随させる。つ
ぎに、上記型枠の移動方向の前方または側方に、不定形
耐火物を吐出するノズルを位置させる。そして、上記ノ
ズルから、上記型枠内に不定形耐火物を供給して、溶融
金属容器の内面に不定形耐火物を連続的に施工する。
り、溶融金属容器の内面に内張り耐火物を施工する。ま
ず、溶融金属容器の内面に追随する無端帯を備えた型枠
を、溶融金属容器の内面に沿って移動させながら、上記
無端帯を駆動して溶融金属容器の内面に追随させる。つ
ぎに、上記型枠の移動方向の前方または側方に、不定形
耐火物を吐出するノズルを位置させる。そして、上記ノ
ズルから、上記型枠内に不定形耐火物を供給して、溶融
金属容器の内面に不定形耐火物を連続的に施工する。
【0013】請求項6記載の発明は、上記した請求項5
記載の発明の構成に加えて、型枠内に不定形耐火物を供
給しながら、無端帯を溶融金属容器の内面に向かって押
し付けて、溶融金属容器の内面に不定形耐火物を圧着さ
せる。
記載の発明の構成に加えて、型枠内に不定形耐火物を供
給しながら、無端帯を溶融金属容器の内面に向かって押
し付けて、溶融金属容器の内面に不定形耐火物を圧着さ
せる。
【0014】請求項7記載の発明は、上記した請求項5
または請求項6記載の発明の構成に加えて、型枠内に不
定形耐火物を供給しながら、無端帯を溶融金属容器の内
面に向かって振動させ、溶融金属容器の内面に不定形耐
火物を充填させる。
または請求項6記載の発明の構成に加えて、型枠内に不
定形耐火物を供給しながら、無端帯を溶融金属容器の内
面に向かって振動させ、溶融金属容器の内面に不定形耐
火物を充填させる。
【0015】(作用)本発明は、上記した構成を有する
ため、以下のような作用を奏する。請求項1及び請求項
5記載の発明では、溶融金属容器の内面に不定形耐火物
を施工する際に、溶融金属容器の内面に沿って型枠が移
動する。このとき、型枠の無端帯が駆動されて、無端帯
が溶融金属容器の内面に追随する。型枠には、型枠の移
動方向の前方または側方に位置したノズルから不定形耐
火物が供給される。このようにして、溶融金属容器の内
面に、不定形耐火物を連続的に施工することができる。
ため、以下のような作用を奏する。請求項1及び請求項
5記載の発明では、溶融金属容器の内面に不定形耐火物
を施工する際に、溶融金属容器の内面に沿って型枠が移
動する。このとき、型枠の無端帯が駆動されて、無端帯
が溶融金属容器の内面に追随する。型枠には、型枠の移
動方向の前方または側方に位置したノズルから不定形耐
火物が供給される。このようにして、溶融金属容器の内
面に、不定形耐火物を連続的に施工することができる。
【0016】請求項2記載の発明では、型枠内に供給さ
れた不定形耐火物は、無端帯の傾斜により、溶融金属容
器の内面に向かって押し付けられる。このため、不定形
耐火物は、確実に溶融金属容器の内面に圧着される。し
たがって、不定形耐火物を確実に施工することができ
る。
れた不定形耐火物は、無端帯の傾斜により、溶融金属容
器の内面に向かって押し付けられる。このため、不定形
耐火物は、確実に溶融金属容器の内面に圧着される。し
たがって、不定形耐火物を確実に施工することができ
る。
【0017】請求項3及び請求項6記載の発明は、型枠
内に不定形耐火物を供給しながら、無端帯を溶融金属容
器の内面に向かって押し付ける。このため、不定形耐火
物は、さらに確実に溶融金属容器の内面に圧着される。
したがって、不定形耐火物をより確実に施工することが
できる。
内に不定形耐火物を供給しながら、無端帯を溶融金属容
器の内面に向かって押し付ける。このため、不定形耐火
物は、さらに確実に溶融金属容器の内面に圧着される。
したがって、不定形耐火物をより確実に施工することが
できる。
【0018】請求項4及び請求項7記載の発明は、型枠
内に不定形耐火物を供給しながら、無端帯を溶融金属容
器の内面に向かって振動させる。このため、不定形耐火
物から巻込空気が脱気される。従って、緻密な施工体を
得ることができる。
内に不定形耐火物を供給しながら、無端帯を溶融金属容
器の内面に向かって振動させる。このため、不定形耐火
物から巻込空気が脱気される。従って、緻密な施工体を
得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る溶融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方
法の実施の形態を説明する。 (第1実施例)図1〜3は、本発明に係る溶融金属容器
の内張り耐火物の施工装置の第1実施例を示すもので、
図1は、型枠の平面図、図2は型枠の側面図、図3は、
溶鋼取鍋内に装入した施工装置の側面図である。
係る溶融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方
法の実施の形態を説明する。 (第1実施例)図1〜3は、本発明に係る溶融金属容器
の内張り耐火物の施工装置の第1実施例を示すもので、
図1は、型枠の平面図、図2は型枠の側面図、図3は、
溶鋼取鍋内に装入した施工装置の側面図である。
【0020】第1実施例に係る溶融金属容器の内張り耐
火物の施工装置1は、図1〜3に示すように、溶融金属
容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内面に沿って移動可能な
型枠3と、型枠3内に不定形耐火物4を供給するノズル
5とを備えている。なお、図3では、溶融金属容器の第
1実施例として、溶鋼取鍋2を示してある。
火物の施工装置1は、図1〜3に示すように、溶融金属
容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内面に沿って移動可能な
型枠3と、型枠3内に不定形耐火物4を供給するノズル
5とを備えている。なお、図3では、溶融金属容器の第
1実施例として、溶鋼取鍋2を示してある。
【0021】(型枠)上記した型枠3は、図1〜3に示
すように、型枠3を支持する回転支持装置6に連絡する
基部7と、基部7の先端に設けた無端帯支持部8とを備
えている。この型枠3は、回転支持装置6の駆動によっ
て、溶融金属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内面に沿っ
て移動することができる。上記した無端帯支持部8に
は、図1に示すように、型枠3の移動に伴って、溶融金
属容器の内面に追随する無端帯9と、無端帯9を溶融金
属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内面に追随させるよう
に駆動する無端帯駆動装置(例えば、駆動ローラ10)
とを備えている。
すように、型枠3を支持する回転支持装置6に連絡する
基部7と、基部7の先端に設けた無端帯支持部8とを備
えている。この型枠3は、回転支持装置6の駆動によっ
て、溶融金属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内面に沿っ
て移動することができる。上記した無端帯支持部8に
は、図1に示すように、型枠3の移動に伴って、溶融金
属容器の内面に追随する無端帯9と、無端帯9を溶融金
属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内面に追随させるよう
に駆動する無端帯駆動装置(例えば、駆動ローラ10)
とを備えている。
【0022】(無端帯)上記した無端帯9は、図1に示
すように、無端帯支持部8に設けた左右一対の駆動ロー
ラ10,10間に掛け渡されている。また、無端帯支持
部8の被施工面側には、無端帯9の内面を支持するため
の複数の支持ローラ11…を設けてある。この無端帯9
は、外表面が平滑で、不定形耐火物4との離型性に優れ
た素材により形成することが好ましく、例えば、天然ゴ
ムシート等が使用される。
すように、無端帯支持部8に設けた左右一対の駆動ロー
ラ10,10間に掛け渡されている。また、無端帯支持
部8の被施工面側には、無端帯9の内面を支持するため
の複数の支持ローラ11…を設けてある。この無端帯9
は、外表面が平滑で、不定形耐火物4との離型性に優れ
た素材により形成することが好ましく、例えば、天然ゴ
ムシート等が使用される。
【0023】(無端帯駆動装置)上記した無端帯駆動装
置は、図1に示すように、一対の駆動ローラ10,10
により構成されている。この駆動ローラ10は、例え
ば、モータ等により回転するローラで、駆動ローラ10
を回転させることにより、無端帯9が作動する。なお、
無端帯駆動装置は、左右両方の駆動ローラ10,10に
より構成するのではなく、左右いずれか一方の駆動ロー
ラ10に駆動源を連絡しても良い。
置は、図1に示すように、一対の駆動ローラ10,10
により構成されている。この駆動ローラ10は、例え
ば、モータ等により回転するローラで、駆動ローラ10
を回転させることにより、無端帯9が作動する。なお、
無端帯駆動装置は、左右両方の駆動ローラ10,10に
より構成するのではなく、左右いずれか一方の駆動ロー
ラ10に駆動源を連絡しても良い。
【0024】(ノズル)上記したノズル5は、図2,3
に示すように、無端帯9の施工側の上方に吐出口12が
位置するようにして、型枠3の基部7に固定されてい
る。なお、ノズル5の固定位置は、ノズル5の吐出口1
2が、型枠3の移動方向に対して、前方あるいは側方に
位置するようになっている。また、図示しないが、ノズ
ル5には、圧送ホースを介して圧送ポンプが接続されて
いる。そして、圧送ポンプにより、圧送ホース内に、圧
搾空気とともに不定形耐火物4が送出され、ノズル5の
手前で不定形耐火物4に硬化促進剤が混入され、ノズル
5の吐出口12から被施工面に不定形耐火物4が吐出す
る。本発明で使用する不定形耐火物4は、例えば、Al
2 O3 −MgO質不定形材等が使用される。
に示すように、無端帯9の施工側の上方に吐出口12が
位置するようにして、型枠3の基部7に固定されてい
る。なお、ノズル5の固定位置は、ノズル5の吐出口1
2が、型枠3の移動方向に対して、前方あるいは側方に
位置するようになっている。また、図示しないが、ノズ
ル5には、圧送ホースを介して圧送ポンプが接続されて
いる。そして、圧送ポンプにより、圧送ホース内に、圧
搾空気とともに不定形耐火物4が送出され、ノズル5の
手前で不定形耐火物4に硬化促進剤が混入され、ノズル
5の吐出口12から被施工面に不定形耐火物4が吐出す
る。本発明で使用する不定形耐火物4は、例えば、Al
2 O3 −MgO質不定形材等が使用される。
【0025】(回転支持装置)上記した回転支持装置6
は、図3に示すように、溶鋼取鍋2の外側に設置した支
持部13と、支持部13から溶鋼取鍋2内に向かって設
けた横行支柱14と、横行支柱14から下方に向かって
設けた回転支柱15と、回転支柱15の下方に設けた型
枠連結部16とから構成されている。なお、回転支持装
置6は、回転支柱15が溶鋼取鍋2の中心軸上に位置す
るように、設置される。この回転支持装置6を駆動する
ことにより、型枠3及びノズル5を溶鋼取鍋2の内面に
沿って周方向あるいは上下方向に移動させることができ
る。なお、回転支持装置6は、上記した構成のものに限
られず、マニュピレータ等により構成しても良い。
は、図3に示すように、溶鋼取鍋2の外側に設置した支
持部13と、支持部13から溶鋼取鍋2内に向かって設
けた横行支柱14と、横行支柱14から下方に向かって
設けた回転支柱15と、回転支柱15の下方に設けた型
枠連結部16とから構成されている。なお、回転支持装
置6は、回転支柱15が溶鋼取鍋2の中心軸上に位置す
るように、設置される。この回転支持装置6を駆動する
ことにより、型枠3及びノズル5を溶鋼取鍋2の内面に
沿って周方向あるいは上下方向に移動させることができ
る。なお、回転支持装置6は、上記した構成のものに限
られず、マニュピレータ等により構成しても良い。
【0026】(第2実施例)図4は、型枠の第2実施例
を示す平面図である。第2実施例に係る型枠17は、図
4に示すように、無端帯9を、型枠3の移動方向の前方
に向かって、溶融金属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内
面に対して接近するように傾斜して設けてある。その他
の構成は、上記した第1実施例に係る型枠3と同様であ
るため、同一の符号を付して説明を省略する。
を示す平面図である。第2実施例に係る型枠17は、図
4に示すように、無端帯9を、型枠3の移動方向の前方
に向かって、溶融金属容器(例えば、溶鋼取鍋2)の内
面に対して接近するように傾斜して設けてある。その他
の構成は、上記した第1実施例に係る型枠3と同様であ
るため、同一の符号を付して説明を省略する。
【0027】第2実施例に係る型枠17は、図4に示す
ように、無端帯支持部8の被施工面側に、無端帯9の内
面を支持するため複数の支持ローラ11を設けてある。
この支持ローラ11は、型枠17の移動方向の後方側よ
りも前方側が、無端帯支持部8から次第に離れる方向に
突出して設けられている。このため、支持ローラ11に
より支持されている無端帯9は、型枠17の移動方向の
前方に向かって、溶融金属容器の内面に対して接近する
ように傾斜する。したがって、第2実施例に係る型枠1
7を用いて、溶融金属容器の内面に不定形耐火物4を施
工した場合には、無端帯9が傾斜しているため、型枠1
7が移動すると、型枠17内に供給された不定形耐火物
4が、次第に溶融金属容器の内面に向かって押し付けら
れることとなる。
ように、無端帯支持部8の被施工面側に、無端帯9の内
面を支持するため複数の支持ローラ11を設けてある。
この支持ローラ11は、型枠17の移動方向の後方側よ
りも前方側が、無端帯支持部8から次第に離れる方向に
突出して設けられている。このため、支持ローラ11に
より支持されている無端帯9は、型枠17の移動方向の
前方に向かって、溶融金属容器の内面に対して接近する
ように傾斜する。したがって、第2実施例に係る型枠1
7を用いて、溶融金属容器の内面に不定形耐火物4を施
工した場合には、無端帯9が傾斜しているため、型枠1
7が移動すると、型枠17内に供給された不定形耐火物
4が、次第に溶融金属容器の内面に向かって押し付けら
れることとなる。
【0028】(第3実施例)図5は、型枠の第3実施例
を示す平面図である。第3実施例に係る型枠18は、図
5に示すように、各支持ローラ11に、無端帯9を被施
工面に向かって押し付けるための無端帯押付装置19を
それぞれ設けてある。その他の構成は、上記した第1実
施例に係る型枠3と同様であるため、同一の符号を付し
て説明を省略する。
を示す平面図である。第3実施例に係る型枠18は、図
5に示すように、各支持ローラ11に、無端帯9を被施
工面に向かって押し付けるための無端帯押付装置19を
それぞれ設けてある。その他の構成は、上記した第1実
施例に係る型枠3と同様であるため、同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0029】(無端帯押付装置)上記した無端帯押付装
置19は、図5に示すように、無端帯支持部8と支持ロ
ーラ11との間にそれぞれ設けてある。この無端帯押付
装置19は、例えば油圧ジャッキ等により構成される。
置19は、図5に示すように、無端帯支持部8と支持ロ
ーラ11との間にそれぞれ設けてある。この無端帯押付
装置19は、例えば油圧ジャッキ等により構成される。
【0030】(第4実施例)図12は、型枠の第4実施
例を示す平面図である。第4実施例に係る型枠52は、
図9に示すように、無端体支持部8に、無端帯9を被施
工面に向かって振動させるための無端体振動装置53を
設けてある。その他の構成は、上記した第1実施例に係
わる型枠3と同様であるため、同一の符号を付して説明
を省略する。 (無端体振動装置)上記した無端体振動装置53は、図
9に示すように無端体支持部に設けてある。この無端体
振動装置53は、例えば振動モーター等により構成され
ている。
例を示す平面図である。第4実施例に係る型枠52は、
図9に示すように、無端体支持部8に、無端帯9を被施
工面に向かって振動させるための無端体振動装置53を
設けてある。その他の構成は、上記した第1実施例に係
わる型枠3と同様であるため、同一の符号を付して説明
を省略する。 (無端体振動装置)上記した無端体振動装置53は、図
9に示すように無端体支持部に設けてある。この無端体
振動装置53は、例えば振動モーター等により構成され
ている。
【0031】(施工方法:溶鋼取鍋)つぎに、図3,6
に基づいて、上記した施工装置1を用いて、溶鋼取鍋2
の内面に不定形耐火物4を施工する方法について説明す
る。図6は、溶鋼取鍋2の内面に不定形耐火物4を施工
する際の型枠18の移動方向を示した説明図である。図
3に示した溶鋼取鍋2は、例えば、約300tの溶鋼を
収容できる大きさとなっている。この場合、不定形耐火
物4の施工厚みは、約200mmである。なお、耐火物
を補修する場合には、施工装置1による不定形耐火物4
の施工に先行して、劣化した耐火物の除去作業が行われ
る。また、溶鋼取鍋2の底面は、別途、耐火物が施工さ
れる。また、使用する型枠は、第3実施例に係る型枠1
8を例にとって説明するが、第1実施例に係る型枠3、
あるいは第2実施例に係る型枠17あるいは第4実施例
に係る型枠52であっても、基本的な作業は、同様に行
われる。
に基づいて、上記した施工装置1を用いて、溶鋼取鍋2
の内面に不定形耐火物4を施工する方法について説明す
る。図6は、溶鋼取鍋2の内面に不定形耐火物4を施工
する際の型枠18の移動方向を示した説明図である。図
3に示した溶鋼取鍋2は、例えば、約300tの溶鋼を
収容できる大きさとなっている。この場合、不定形耐火
物4の施工厚みは、約200mmである。なお、耐火物
を補修する場合には、施工装置1による不定形耐火物4
の施工に先行して、劣化した耐火物の除去作業が行われ
る。また、溶鋼取鍋2の底面は、別途、耐火物が施工さ
れる。また、使用する型枠は、第3実施例に係る型枠1
8を例にとって説明するが、第1実施例に係る型枠3、
あるいは第2実施例に係る型枠17あるいは第4実施例
に係る型枠52であっても、基本的な作業は、同様に行
われる。
【0032】施工装置1を用いて溶鋼取鍋2の内面に不
定形耐火物4を施工するには、まず、図3に示すよう
に、回転支持装置6に取り付けられた施工装置1を、溶
鋼取鍋2内に装入する。つぎに、溶鋼取鍋2の内面に沿
って、型枠18を横方向に移動させながら、駆動ローラ
10により無端帯9を駆動して、無端帯9を溶鋼取鍋2
の内面に追随させる。同時に、図示しない圧送ポンプを
駆動して、圧搾空気とともに不定形耐火物4をノズル5
に送出するとともに、ノズル5から吐出する前の不定形
耐火物4に、硬化促進剤を混入する。そして、ノズル5
の吐出口12から、溶鋼取鍋2の内面と無端帯9との間
に不定形耐火物4を供給しながら、無端帯押付装置19
を駆動して、無端帯9を溶鋼取鍋2の内面に向かって押
し付ける。このようにして、溶鋼取鍋2の内面に沿って
型枠18を移動させながら、連続的に不定形耐火物4を
施工する。
定形耐火物4を施工するには、まず、図3に示すよう
に、回転支持装置6に取り付けられた施工装置1を、溶
鋼取鍋2内に装入する。つぎに、溶鋼取鍋2の内面に沿
って、型枠18を横方向に移動させながら、駆動ローラ
10により無端帯9を駆動して、無端帯9を溶鋼取鍋2
の内面に追随させる。同時に、図示しない圧送ポンプを
駆動して、圧搾空気とともに不定形耐火物4をノズル5
に送出するとともに、ノズル5から吐出する前の不定形
耐火物4に、硬化促進剤を混入する。そして、ノズル5
の吐出口12から、溶鋼取鍋2の内面と無端帯9との間
に不定形耐火物4を供給しながら、無端帯押付装置19
を駆動して、無端帯9を溶鋼取鍋2の内面に向かって押
し付ける。このようにして、溶鋼取鍋2の内面に沿って
型枠18を移動させながら、連続的に不定形耐火物4を
施工する。
【0033】なお、型枠18の移動方向は、図6(b)
に示すように、溶鋼取鍋2の底部から上部に向かって、
螺旋状に移動させても良いし、図6(c)に示すよう
に、溶鋼取鍋2の底部から上部に向かって、リング状に
移動させても良い。
に示すように、溶鋼取鍋2の底部から上部に向かって、
螺旋状に移動させても良いし、図6(c)に示すよう
に、溶鋼取鍋2の底部から上部に向かって、リング状に
移動させても良い。
【0034】(施工方法:溶融金属用樋)つぎに、図7
に基づいて、溶融金属容器の第2実施例として、溶融金
属用樋20を用いた場合の不定形耐火物4の施工方法に
ついて説明する。図7(a)は、溶融金属樋20の斜視
図、図7(b)(c)は、溶融金属樋20の内面に不定
形耐火物4を施工する際の型枠18の移動方向を示した
説明図である。施工装置1を用いて溶融金属樋20の内
面に不定形耐火物4を施工する作業は、上記した第1実
施例に係る溶鋼取鍋2の場合とほぼ同様である。なお、
耐火物を補修に際し行う劣化した耐火物の除去作業、及
び底面への耐火物の施工作業も、上記した第1実施例と
同様に行われる。
に基づいて、溶融金属容器の第2実施例として、溶融金
属用樋20を用いた場合の不定形耐火物4の施工方法に
ついて説明する。図7(a)は、溶融金属樋20の斜視
図、図7(b)(c)は、溶融金属樋20の内面に不定
形耐火物4を施工する際の型枠18の移動方向を示した
説明図である。施工装置1を用いて溶融金属樋20の内
面に不定形耐火物4を施工する作業は、上記した第1実
施例に係る溶鋼取鍋2の場合とほぼ同様である。なお、
耐火物を補修に際し行う劣化した耐火物の除去作業、及
び底面への耐火物の施工作業も、上記した第1実施例と
同様に行われる。
【0035】まず、マニピュレータ等に取り付けた施工
装置1を、溶融金属樋20内に装入する。つぎに、溶融
金属樋20の内面の長手方向に沿って、型枠18を移動
させながら、駆動ローラ10により無端帯9を駆動し
て、無端帯9を溶融金属樋20の内面に追随させる。そ
して、ノズル5の吐出口12から、溶融金属樋20の内
面と無端帯9との間に不定形耐火物4を供給しながら、
無端帯押付装置19を駆動して、無端帯9を溶融金属樋
20の内面に向かって押し付ける。このようにして、溶
融金属樋20の内面に沿って型枠18を移動させなが
ら、連続的に不定形耐火物4を施工する。
装置1を、溶融金属樋20内に装入する。つぎに、溶融
金属樋20の内面の長手方向に沿って、型枠18を移動
させながら、駆動ローラ10により無端帯9を駆動し
て、無端帯9を溶融金属樋20の内面に追随させる。そ
して、ノズル5の吐出口12から、溶融金属樋20の内
面と無端帯9との間に不定形耐火物4を供給しながら、
無端帯押付装置19を駆動して、無端帯9を溶融金属樋
20の内面に向かって押し付ける。このようにして、溶
融金属樋20の内面に沿って型枠18を移動させなが
ら、連続的に不定形耐火物4を施工する。
【0036】なお、型枠18の移動方向は、図7(b)
に示すように、溶融金属樋20の底部から上部に向かっ
て、それぞれ同一横方向に移動させても良いし、図7
(c)に示すように、溶融金属樋20の底部から上部に
向かって、交互に逆横方向に移動させても良い。
に示すように、溶融金属樋20の底部から上部に向かっ
て、それぞれ同一横方向に移動させても良いし、図7
(c)に示すように、溶融金属樋20の底部から上部に
向かって、交互に逆横方向に移動させても良い。
【0037】(施工方法:混銑車)つぎに、図8に基づ
いて、溶融金属容器の第3実施例として、混銑車21を
用いた場合の不定形耐火物4の施工方法について説明す
る。図8(a)は、混銑車21の側面図、図8(b)
(c)(d)は、混銑車21の内面に不定形耐火物4を
施工する際の型枠18の移動方向を示した説明図であ
る。施工装置1を用いて混銑車21の内面に不定形耐火
物4を施工する作業は、上記した第1実施例に係る溶鋼
取鍋2の場合とほぼ同様である。なお、耐火物を補修に
際し行う劣化した耐火物の除去作業、及び底面への耐火
物の施工作業も、上記した第1実施例と同様に行われ
る。
いて、溶融金属容器の第3実施例として、混銑車21を
用いた場合の不定形耐火物4の施工方法について説明す
る。図8(a)は、混銑車21の側面図、図8(b)
(c)(d)は、混銑車21の内面に不定形耐火物4を
施工する際の型枠18の移動方向を示した説明図であ
る。施工装置1を用いて混銑車21の内面に不定形耐火
物4を施工する作業は、上記した第1実施例に係る溶鋼
取鍋2の場合とほぼ同様である。なお、耐火物を補修に
際し行う劣化した耐火物の除去作業、及び底面への耐火
物の施工作業も、上記した第1実施例と同様に行われ
る。
【0038】まず、マニピュレータ等に取り付けた施工
装置1を、混銑車21内に装入する。つぎに、混銑車2
1の内面に沿って縦方向あるいは横方向移動させなが
ら、駆動ローラ10により無端帯9を駆動して、無端帯
9を混銑車21の内面に追随させる。そして、ノズル5
の吐出口12から、混銑車21の内面と無端帯9との間
に不定形耐火物4を供給しながら、無端帯押付装置19
を駆動して、無端帯9を混銑車21の内面に向かって押
し付ける。このようにして、混銑車21の内面に沿って
型枠18を移動させながら、連続的に不定形耐火物4を
施工する。
装置1を、混銑車21内に装入する。つぎに、混銑車2
1の内面に沿って縦方向あるいは横方向移動させなが
ら、駆動ローラ10により無端帯9を駆動して、無端帯
9を混銑車21の内面に追随させる。そして、ノズル5
の吐出口12から、混銑車21の内面と無端帯9との間
に不定形耐火物4を供給しながら、無端帯押付装置19
を駆動して、無端帯9を混銑車21の内面に向かって押
し付ける。このようにして、混銑車21の内面に沿って
型枠18を移動させながら、連続的に不定形耐火物4を
施工する。
【0039】なお、型枠18の移動方向は、図8(b)
に示すように、混銑車21の底部から上部に向かって、
約半周ずつ縦方向に移動させても良いし、図8(c)に
示すように、混銑車21の底部から上部に向かって、同
一横方向に移動させても良いし、図8(d)に示すよう
に、混銑車21の底部から上部に向かって、交互に逆横
方向に移動させても良い。
に示すように、混銑車21の底部から上部に向かって、
約半周ずつ縦方向に移動させても良いし、図8(c)に
示すように、混銑車21の底部から上部に向かって、同
一横方向に移動させても良いし、図8(d)に示すよう
に、混銑車21の底部から上部に向かって、交互に逆横
方向に移動させても良い。
【0040】
【実施例】つぎに、図10を用いて、本発明の第1〜第
4実施例に係る型枠3,17,18,52を備えた施工
装置1を用いて不定形耐火物4を施工した場合と、これ
らの施工装置1を用いずに不定形耐火物4を施工した場
合の具体的効果を比較して説明する。図9は、本発明に
係る施工装置1の具体的効果を示した説明図である。
4実施例に係る型枠3,17,18,52を備えた施工
装置1を用いて不定形耐火物4を施工した場合と、これ
らの施工装置1を用いずに不定形耐火物4を施工した場
合の具体的効果を比較して説明する。図9は、本発明に
係る施工装置1の具体的効果を示した説明図である。
【0041】本発明に係る施工装置1を用いて、図10
に示す条件で、300tの溶鋼取鍋2の内面側壁に、不
定形耐火物4の施工を行った。実験の条件は、以下の通
りである。 1)耐火物の化学組成は、Al2 O3 が89%、MgO
を9%とした。 2)施工厚みは、150mmとした。 3)施工方法は、従来の湿式吹き付け方法では、側壁に
対して垂直に吹き付け、第1実施例に係る型枠3を用い
た施工装置1では、円周方向へスパイラル状に吹き付
け、第2実施例に係る型枠17及び第3実施例に係る型
枠18及び第4実施例に係る型枠52を用いた施工装置
1では、円周方向へリング状に吹き付けた。
に示す条件で、300tの溶鋼取鍋2の内面側壁に、不
定形耐火物4の施工を行った。実験の条件は、以下の通
りである。 1)耐火物の化学組成は、Al2 O3 が89%、MgO
を9%とした。 2)施工厚みは、150mmとした。 3)施工方法は、従来の湿式吹き付け方法では、側壁に
対して垂直に吹き付け、第1実施例に係る型枠3を用い
た施工装置1では、円周方向へスパイラル状に吹き付
け、第2実施例に係る型枠17及び第3実施例に係る型
枠18及び第4実施例に係る型枠52を用いた施工装置
1では、円周方向へリング状に吹き付けた。
【0042】上記した条件で実験した結果、以下の結果
が得られた。 (跳ね返りロス)跳ね返りロスは、従来の湿式吹き付け
方法では、20%であったのに比較して、第1実施例〜
第4実施例に係る型枠3,17,18,52を用いた施
工装置1では、それぞれ5%に向上している。 (耐用回数)耐用回数は、従来の湿式吹き付け方法で
は、30回であったのに比較して、第1実施例に係る型
枠3を用いた施工装置1では、50回、第2実施例に係
る型枠17を用いた施工装置1では、100回、第3実
施例に係る型枠18を用いた施工装置1では200回、
第4実施例に係る型枠52を用いた施工装置1では25
0回と、それぞれ向上している。 (施工体の見かけ気孔率)施工体の見かけ気孔率は、従
来の湿式吹き付け方法では、20%であったのに比較し
て、第1実施例に係る型枠3を用いた施工装置1では、
20%、第2実施例に係る型枠17を用いた施工装置1
では、19%、第3実施例に係る型枠18を用いた施工
装置1では、17%、第4実施例に係る型枠52を用い
た施工装置1では、15%であった。すなわち、第2実
施例に係る型枠17を用いた施工装置1と第3実施例に
係る型枠18を用いた施工装置1と第4実施例に係る型
枠52を用いた施工装置1で、向上が見られた。
が得られた。 (跳ね返りロス)跳ね返りロスは、従来の湿式吹き付け
方法では、20%であったのに比較して、第1実施例〜
第4実施例に係る型枠3,17,18,52を用いた施
工装置1では、それぞれ5%に向上している。 (耐用回数)耐用回数は、従来の湿式吹き付け方法で
は、30回であったのに比較して、第1実施例に係る型
枠3を用いた施工装置1では、50回、第2実施例に係
る型枠17を用いた施工装置1では、100回、第3実
施例に係る型枠18を用いた施工装置1では200回、
第4実施例に係る型枠52を用いた施工装置1では25
0回と、それぞれ向上している。 (施工体の見かけ気孔率)施工体の見かけ気孔率は、従
来の湿式吹き付け方法では、20%であったのに比較し
て、第1実施例に係る型枠3を用いた施工装置1では、
20%、第2実施例に係る型枠17を用いた施工装置1
では、19%、第3実施例に係る型枠18を用いた施工
装置1では、17%、第4実施例に係る型枠52を用い
た施工装置1では、15%であった。すなわち、第2実
施例に係る型枠17を用いた施工装置1と第3実施例に
係る型枠18を用いた施工装置1と第4実施例に係る型
枠52を用いた施工装置1で、向上が見られた。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
及び請求項5記載の発明では、無端帯を用いた移動する
型枠により、溶融金属容器の内面に不定形耐火物を施工
している。したがって、請求項1及び請求項5記載の発
明によれば、次のような三つの効果を奏する。第1に、
跳ね返りによるロスを防止することができるとともに、
粉塵の発生を防止することができる。第2に、型枠を任
意の位置へ配置することにより、施工厚みの精度を向上
させることができる。第3に、被施工面に対して、不定
形耐火物を垂直に吹き込むことができるので、被施工面
に対して平行な積層が無くなり、耐用性が向上する。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
及び請求項5記載の発明では、無端帯を用いた移動する
型枠により、溶融金属容器の内面に不定形耐火物を施工
している。したがって、請求項1及び請求項5記載の発
明によれば、次のような三つの効果を奏する。第1に、
跳ね返りによるロスを防止することができるとともに、
粉塵の発生を防止することができる。第2に、型枠を任
意の位置へ配置することにより、施工厚みの精度を向上
させることができる。第3に、被施工面に対して、不定
形耐火物を垂直に吹き込むことができるので、被施工面
に対して平行な積層が無くなり、耐用性が向上する。
【0044】請求項2記載の発明では、型枠の無端帯
を、被施工面に向かって傾斜して設けている。また、請
求項3及び請求項6記載の発明では、型枠の無端帯を、
被施工面に向かって押し付けている。また、請求項4及
び請求項7記載の発明では、型枠の無端帯を、被施工面
に向かって振動させている。したがって、請求項2、請
求項3、請求項6、請求項4、請求項7記載の発明によ
れば、上記した請求項1及び請求項5記載の発明の効果
に加えて、次のような二つの効果を奏する。第1に、不
定形耐火物から巻込空気が脱気されるので、緻密な施工
体を得ることができる。第2に、被施工表面の凹凸部へ
の充填性が向上することにより、不定形耐火物お積極面
積が大きくなり、接着性が向上する。
を、被施工面に向かって傾斜して設けている。また、請
求項3及び請求項6記載の発明では、型枠の無端帯を、
被施工面に向かって押し付けている。また、請求項4及
び請求項7記載の発明では、型枠の無端帯を、被施工面
に向かって振動させている。したがって、請求項2、請
求項3、請求項6、請求項4、請求項7記載の発明によ
れば、上記した請求項1及び請求項5記載の発明の効果
に加えて、次のような二つの効果を奏する。第1に、不
定形耐火物から巻込空気が脱気されるので、緻密な施工
体を得ることができる。第2に、被施工表面の凹凸部へ
の充填性が向上することにより、不定形耐火物お積極面
積が大きくなり、接着性が向上する。
【図1】第1実施例に係る型枠の平面図である。
【図2】第1実施例に係る型枠の側面図である。
【図3】溶鋼取鍋内に装入した施工装置の側面図であ
る。
る。
【図4】第2実施例に係る型枠の平面図である。
【図5】第3実施例に係る型枠の平面図である。
【図6】溶鋼取鍋の内面に不定形耐火物を施工する際の
型枠の移動方向を示した説明図である。
型枠の移動方向を示した説明図である。
【図7】溶融金属樋の内面に不定形耐火物を施工する際
の型枠の移動方向を示したもので、図7(a)は、溶融
金属樋の斜視図、図7(b)(c)は、際の型枠の移動
方向を示した説明図である。
の型枠の移動方向を示したもので、図7(a)は、溶融
金属樋の斜視図、図7(b)(c)は、際の型枠の移動
方向を示した説明図である。
【図8】混銑車の内面に不定形耐火物を施工する際の型
枠の移動方向を示したもので、図8(a)は、混銑車の
側面図、図8(b)(c)(d)は、型枠の移動方向を
示した説明図である。
枠の移動方向を示したもので、図8(a)は、混銑車の
側面図、図8(b)(c)(d)は、型枠の移動方向を
示した説明図である。
【図9】第4実施例に係る型枠の平面図である。
【図10】本発明に係る施工装置の具体的効果を示した
説明図である。
説明図である。
【図11】従来の施工方法の第1の例を示した説明図で
ある。
ある。
【図12】従来の施工方法の第2の例を示した説明図で
ある。
ある。
1 施工装置 2 取鍋 3 型枠(第1実施例) 4 不定形耐火物 5 ノズル 6 回転支持装置 7 基部 8 無端帯支持部 9 無端帯 10 駆動ローラ 11 支持ローラ 12 吐出口 13 支持部 14 横行支柱 15 回転支柱 16 型枠連結部 17 型枠(第2実施例) 18 型枠(第3実施例) 19 無端帯押付装置 20 溶融金属樋 21 混銑車 50 型枠(従来例) 51 ノズル(従来例) 52 型枠(第4実施例) 53 無端帯振動装置
Claims (7)
- 【請求項1】溶融金属容器の内面に耐火物を施工するた
めの装置であって、 溶融金属容器の内面に沿って移動可能な型枠と、 上記型枠内に不定形耐火物を供給するノズルとを備え、 上記型枠には、 上記型枠の移動に伴って、溶融金属容器の内面に追随す
る無端帯と、 上記無端帯を溶融金属容器の内面に追随させるように駆
動する無端帯駆動装置とを備えたことを特徴とする溶融
金属容器の内張り耐火物の施工装置。 - 【請求項2】上記無端帯は、 上記型枠の移動方向の前方に向かって、溶融金属容器の
内面に対して接近するように傾斜して設けられているこ
とを特徴とする請求項1記載の溶融金属容器の内張り耐
火物の施工装置。 - 【請求項3】上記型枠には、 上記無端帯を溶融金属容器の内面に向かって押し付ける
無端帯押付装置を備えたことを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の溶融金属容器の内張り耐火物の施工装
置。 - 【請求項4】上記型枠には、 上記無端帯を溶融金属容器の内面に向かって振動を加え
る無端帯振動装置を備えたことを特徴とする請求項1〜
3のいずれか1項記載の溶融金属容器の内張り耐火物の
施工装置。 - 【請求項5】溶融金属容器の内面に耐火物を施工するた
めの方法であって、 溶融金属容器の内面に追随する無端帯を備えた型枠を、
溶融金属容器の内面に沿って移動させながら、上記無端
帯を駆動して溶融金属容器の内面に追随させ、 上記型枠の移動方向の前方または側方に、不定形耐火物
を吐出するノズルを位置させ、 上記ノズルから、上記型枠内に不定形耐火物を供給し
て、溶融金属容器の内面に不定形耐火物を連続的に施工
することを特徴とする溶融金属容器の内張り耐火物の施
工方法。 - 【請求項6】型枠内に不定形耐火物を供給しながら、無
端帯を溶融金属容器の内面に向かって押し付けて、溶融
金属容器の内面に不定形耐火物を圧着させることを特徴
とする請求項5記載の溶融金属容器の内張り耐火物の施
工方法。 - 【請求項7】型枠内に不定形耐火物を供給しながら、無
端帯を溶融金属容器の内面に向かって振動させ、溶融金
属容器の内面に不定形耐火物を充填させることを特徴と
する請求項5または請求項6記載の溶融金属容器の内張
り耐火物の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1769398A JPH10332282A (ja) | 1997-04-02 | 1998-01-14 | 溶融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-97897 | 1997-04-02 | ||
| JP9789797 | 1997-04-02 | ||
| JP1769398A JPH10332282A (ja) | 1997-04-02 | 1998-01-14 | 溶融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332282A true JPH10332282A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=26354253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1769398A Withdrawn JPH10332282A (ja) | 1997-04-02 | 1998-01-14 | 溶融金属容器の内張り耐火物の施工装置及び施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10332282A (ja) |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP1769398A patent/JPH10332282A/ja not_active Withdrawn
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |