JPH10336253A - 信号線監視装置 - Google Patents

信号線監視装置

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JPH10336253A
JPH10336253A JP9140106A JP14010697A JPH10336253A JP H10336253 A JPH10336253 A JP H10336253A JP 9140106 A JP9140106 A JP 9140106A JP 14010697 A JP14010697 A JP 14010697A JP H10336253 A JPH10336253 A JP H10336253A
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Kazuhiro Tagawa
和宏 田川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の信号線のうち任意の2本の信号線の相
対時間の有効測定を可能とする信号線監視装置を提供す
ること。 【解決手段】 複数の信号線a〜nのうちの任意の2本
の信号線の有効時間を最小値カウンタ4、最大値カウン
タ5で監視し、相対信号エラー判定部9においてあらか
じめ設定された各信号間の有効時間の規定値と比較する
ことにより、規定値に収まっているかどうかを判断し、
規定外の場合には赤LED11によりエラーを操作者に
通知し、エラー情報レジスタ10に比較した信号名及び
規定時間未満なのか規定時間超過なのかのエラー情報を
保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号線監視装置に関
し、特に任意の2本の信号線の相対有効時間を監視する
信号線監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の信号線監視装置には、あ
る特定のサンプル周期毎、もしくは特定の契機で信号線
の状態をラッチしてその状態をメモリなどに格納し、障
害状態になった時にあとから障害情報の収集を目的とす
る、フライトレコーダ的信号線監視装置がある。これと
は別に、アドレスバス上の値があらかじめ設定されてい
る値になった時に、その状態を外部表示器に表示するよ
うな信号線監視装置もある。また、装置内の信号線の有
効時間を監視する装置においては、一つの信号線の有効
時間を監視し、その時間があらかじめ規定された時間に
満たない場合、もしくは規定された時間を超えた場合に
アラームを出力して検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の信
号線監視装置は、あるタイミングでの複数の信号線の状
態をラッチして、メモリなど一時的な記憶装置などに記
録するというような瞬時的な信号線の状態監視であり、
障害状態になったときに障害検索の一手段として使用す
る目的のものである。
【0004】また、特願平5−180555号のよう
に、単一の信号線のアナログ的な遅延を検出するような
装置もあるが、通常、バスマスタからバススレーブに通
信を行なう場合は複数の信号の相対時間の規定が問題と
なる。バスマスタからの信号線はそれぞれ、途中で他の
TTL素子やLSIを経由し、またその線長も一定では
なく、基板上のパターン条件やプルアップの有無等に影
響されるため、遅延時間については個々の信号線により
違ってくる。
【0005】従って、複数の信号を規定通りの有効時間
で送出しても、バススレーブで信号を受信した場合は必
ずしも、想定していた規定時間通りに受信できていると
は限らない場合がある。従って、通常環境の動作では問
題無いように動作している装置でも、ドライブ素子のば
らつきや、バススレーブの増加によるバス負荷の増大、
温度条件などアナログ的要因によって信号線の有効時間
が伸びてしまう可能性があり、競合動作時などに障害が
発生する可能性がある。
【0006】このような障害は、ディジタル的な要因で
はないため、バグの発見に多大な労力と時間がかかり、
非常に効率の悪いデバッグを行なわなければならない。
【0007】そこで、本発明の課題は、複数の信号線の
うち任意の2本の信号線の相対時間の有効測定を可能と
する信号線監視装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による信号線監視
装置は、複数の信号線から基本信号線及び比較信号線を
それぞれ選択するための選択手段と、選択された基本信
号線及び比較信号線の相対有効規定時間の最大値、最小
値をそれぞれ設定するための最大値レジスタ及び最小値
レジスタと、基本信号線の有効をトリガとし前記最大値
レジスタ及び最小値レジスタに設定されている値時間を
カウントする最大値カウンタ及び最小値カウンタと、前
記最大値カウンタ及び最小値カウンタに基本クロックパ
ルスを与える水晶発振器と、前記最大値カウンタと最小
値カウンタの結果と比較信号線の値から規定時間外にな
った場合にエラー判定を行なう相対信号エラー判定部
と、前記相対信号エラー判定部からのエラー情報を格納
しておくエラー情報レジスタと、前記相対信号エラー判
定部で判定されたエラーを表示するためのLEDを有す
ることを特徴とする。
【0009】なお、前記選択手段は、複数の信号線から
基本信号線を選択するための第1のセレクタと、複数の
信号線から比較信号線を選択するための第2のセレクタ
と、前記第1及び第2のセレクタにそれぞれ、前記基本
信号線及び比較信号線を選択させるためのセレクタ制御
部から成る。
【0010】また、前記最大値レジスタ及び最小値レジ
スタへの前記最大値、最小値の初期設定値及び複数の信
号線から基本信号線と比較信号線を選択させるための前
記セレクタ制御部への制御設定値の書き込みは、外部か
らの制御オーダーによる書き込みか、外部に接続された
ROMからの読み込みによる書き込みのいずれかによる
ものであることが好ましい。
【0011】
【作用】本発明では、バスマスタとバススレーブ間の任
意の2本の信号線の有効時間を監視し、あらかじめ設定
された各信号間の有効時間の規定値と比較することによ
り、規定値に収まっているかどうかを判断し、規定外の
場合にはLEDによりエラーを操作者に通知し、エラー
情報レジスタに比較した信号名及び規定時間未満なのか
規定時間超過なのかのエラー情報を保持することによ
り、システム設計時には装置の非ディジタル的バグの早
期発見が可能となり、実際の運用時においては高信頼性
を維持したシステムの構築が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
好ましい実施の形態について説明する。図1は本発明の
信号線監視装置の構成を示している。この信号線監視装
置は、任意の複数の信号線a〜nから基本となる基本信
号線を選択する第1のセレクタ1、基本信号線との比較
を行うための比較信号線を選択する第2のセレクタ2、
第1、第2のセレクタ1、2を制御するためのセレクタ
制御部3、基本信号線が有効に変化するのを契機として
カウントを始める最小値カウンタ4及び最大値カウンタ
5、信号線の基本サイクルよりも早くカウンタを動作さ
せるためのカウンタ用クロックパルスを生成し、それぞ
れのカウンタに基本周波数を与える水晶発振器6、最小
値カウンタ4のカウンタ値を設定する最小値レジスタ
7、最大値カウンタ5のカウンタ値を設定する最大値レ
ジスタ8、最小値カウンタ4のカウント終了時と最大値
カウンタ5のカウント終了時の比較信号線の値からエラ
ーを判定する相対信号エラー判定部9、エラー情報を格
納しておくエラー情報レジスタ10、エラーが発生した
場合に赤ランプ表示するための赤LED11、正常時に
緑ランプ表示する緑LED12から構成される。
【0013】まず、第1のセレクタ1によって選択され
た基本信号線aと第2のセレクタ2によって選択された
比較信号線bについての相対信号エラー判定部9におけ
るエラー判定動作について説明する。図2に上記2本の
信号線a、bのタイムチャートを示す。なお、図2では
これらの2本の信号線a、bが有効となるのはL(ロー
レベル)になった場合としている。
【0014】図3は相対信号エラー判定部9におけるエ
ラー判定のアルゴリズムを示す。まず、ステップS1で
基本信号線aが有効になると最小値カウンタ4と最大値
カウンタ5があらかじめ設定された最小値レジスタ7及
び最大値レジスタ8で設定されたカウンタ値までカウン
トを始める(ステップS2)。ステップS3で最小値カ
ウンタ4が停止した時点で、相対信号エラー判定部9は
比較信号線bの値をみて(ステップS4)、有効になっ
ていれば規定時間よりも早く有効になったとし、ステッ
プS5においてエラーと判定して赤LED11を点灯さ
せると共に、比較した信号線名と規定時間未満というエ
ラー情報をエラー情報レジスタ10に書き込む。
【0015】ステップS4において比較信号線bが有効
でない場合、ステップS6において最大値カウンタ5が
停止した時点で相対信号エラー判定部9は比較信号線b
の値をみて(ステップS7)、有効になっていなければ
規定時間以内に有効にならなかったと判別してエラーと
判定する(ステップS8)。そして、ステップS8にお
いて赤LED11を点灯させると共に、比較した信号名
と規定時間超過というエラー情報をエラー情報レジスタ
10に書き込む。ステップS7において比較信号線bが
有効でなければ正常に規定時間通りに信号が有効になっ
たとして、ステップS9で緑LED12を点灯させる。
【0016】なお、信号線監視装置内の最小値レジスタ
7及び最大値レジスタ8のそれぞれの値の書き込みは、
RS232Cなどのインタフェースによりパソコンなど
から書き込んでも良いし、あらかじめROMなどにデー
タを書き込んでおき、そこから自動的に読み取るように
しても良い。また、基本信号線と比較信号線を選択する
セレクタ制御部3についても同様に、外部からのパソコ
ン制御にしても良いし、ROMなどにあらかじめ記述し
ておいた情報に従い、選択するようにしても良い。いず
れにしても、選択すべき基本信号線と比較信号線の情報
がセレクタ制御部3に与えられると、同時に最小値レジ
スタ7、最大値レジスタ8の設定値も選択される信号線
に応じて書き替えられる。最小値カウンタ4、最大値カ
ウンタ5は、相対信号エラー判定部9によりリセットさ
れる。
【0017】図4は本信号線監視装置を使用した具体的
な装置構成例を示す。図4は一般的なマイクロプロセッ
サ13(以下、μPと呼ぶ)、デコーダ14、RAM1
5から構成されるRAMアクセス回路に信号線監視装置
16を適用した例である。
【0018】今まで述べてきたバスマスタ及びバススレ
ーブは、この例ではバスマスタはμP13に、バススレ
ーブはRAM15にそれぞれ相当する。また、信号線は
AS(アドレスストローブ)信号線,DS(データスト
ローブ)信号線,R/W(リード/ライト)信号線,A
CK(アクノーリッジ)信号線,CS(チップセレク
ト)信号線,WE(ライトイネーブル)信号線などの一
般的な信号線がそれに該当する。
【0019】信号線監視装置16は、システム立ち上げ
時に、外部よりセレクタ制御部3、最大値レジスタ8、
最小値レジスタ7に初期データ(選択される信号線、規
定値の最小値カウンタ4のカウンタ値及び最大値カウン
タ5のカウンタ値)が書き込まれる。なお、本構成例で
は外部に接続されたRS232Cなどによりパソコンな
どで書き込むものとしているが、あらかじめデータをR
OMなどに書き込んでおき、信号線監視装置16が自動
的に読み取る方式でも良い。
【0020】本例ではバスマスタであるμP13が送出
するAS信号線からの信号を基本信号に、バススレーブ
であるRAM15が受け取るCS信号からの信号を比較
信号とし、動作を説明する。
【0021】通常、回路を設計する場合、タイムチャー
トを作成し、それぞれ信号間のタイミング規定を定義す
る。図5に示すようにCS信号線の信号のタイミングが
AS信号線が有効(この場合L)になってから1 CL
K(クロック)後から3 CLK以内に有効にならなけ
ればならないとする。信号線監視装置16内の水晶発振
器6は基本CLKよりも十分早いCLKとする。本例で
は基本CLKよりも5倍の早さとしている。
【0022】この場合、外部からのセレクタ制御部3へ
の指示は、基本信号線:AS信号線、比較信号線:CS
信号線、最小値レジスタ設定値:5、最大値レジスタ設
定値:15となる。
【0023】信号線監視装置16内の最小値カウンタ4
及び最大値カウンタ5はAS信号線が有効(L)になる
とカウント動作を開始する。最小値カウンタ4のカウン
ト値が「5」になった時点で相対信号エラー判定部9に
通知し、相対信号エラー判定部9はCS信号線の値をみ
て、有効になっていれば規定時間よりも早く有効になっ
たとし、赤LED11を点灯させると共に、比較した信
号名AS,CSと規定時間未満というエラー情報をエラ
ー情報レジスタ10に書き込む。有効でなければ、最大
値カウンタ5のカウント値が「15」になった時点で相
対信号エラー判定部9に通知し、相対信号エラー判定部
9はCS信号線の値をみて、有効になっていなければ規
定時間以内に有効にならなかったとし、赤LED11を
点火させると共に、比較した信号名AS,CSと規定時
間超過というエラー情報をエラー情報レジスタ10に書
き込む。有効でなければ正常に規定時間通りに信号が有
効になったとして、緑LED12を点灯させる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では複数
の信号線のうち任意の2本の信号線の相対時間の有効測
定が可能となり、装置設計時にシミュレーションなどで
は発見できないアナログ的要因による回路のバグを早期
に発見できる。また、信号線の有効時間計測により装置
全体の信号線シーケンスが明確になり、実際の運用時に
は高信頼性を維持したシステムの構成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号線監視装置の構成を示した図
である。
【図2】本発明における2つの信号間の相対時間の規定
を説明するための波形図である。
【図3】本発明による2つの信号線の有効時間に関する
エラー判定のアルゴリズムを示したフローチャート図で
ある。
【図4】本発明による信号線監視装置の適用例を示した
構成図である。
【図5】図4におけるAS信号線とCS信号線の相対時
間の規定を説明するための波形図である。
【符号の説明】
1、2 第1、第2のセレクタ 3 セレクタ制御部 4 最小値カウンタ 5 最大値カウンタ 6 水晶発振器 7 最小値レジスタ 8 最大値レジスタ 9 相対信号エラー判定部 10 エラー情報レジスタ 11 赤LED 12 緑LED 13 マイクロプロセッサ(μP) 14 デコーダ 15 RAM 16 信号線監視装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号線から基本信号線及び比較信
    号線をそれぞれ選択するための選択手段と、 選択された基本信号線及び比較信号線の相対有効規定時
    間の最大値、最小値をそれぞれ設定するための最大値レ
    ジスタ及び最小値レジスタと、 基本信号線の有効をトリガとし前記最大値レジスタ及び
    最小値レジスタに設定されている値時間をカウントする
    最大値カウンタ及び最小値カウンタと、 前記最大値カウンタ及び最小値カウンタに基本クロック
    パルスを与える水晶発振器と、 前記最大値カウンタと最小値カウンタの結果と比較信号
    線の値から規定時間外になった場合にエラー判定を行な
    う相対信号エラー判定部と、 前記相対信号エラー判定部からのエラー情報を格納して
    おくエラー情報レジスタと、 前記相対信号エラー判定部で判定されたエラーを表示す
    るためのLEDを有することを特徴とする信号線監視装
    置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、複数の信号線から基本
    信号線を選択するための第1のセレクタと、複数の信号
    線から比較信号線を選択するための第2のセレクタと、
    前記第1及び第2のセレクタにそれぞれ、前記基本信号
    線及び比較信号線を選択させるためのセレクタ制御部か
    ら成ることを特徴とする請求項1記載の信号線監視装
    置。
  3. 【請求項3】 前記最大値レジスタ及び最小値レジスタ
    への前記最大値、最小値の初期設定値及び複数の信号線
    から基本信号線と比較信号線を選択させるための前記セ
    レクタ制御部への制御設定値の書き込みは、外部からの
    制御オーダーによる書き込みか、外部に接続されたRO
    Mからの読み込みによる書き込みのいずれかによるもの
    であることを特徴とする請求項2記載の信号線監視装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109636175A (zh) * 2018-12-07 2019-04-16 上海上实龙创智慧能源科技股份有限公司 一种企业系统定时任务的自动处理方法
CN109634589A (zh) * 2018-12-07 2019-04-16 上海上实龙创智慧能源科技股份有限公司 一种针对污水处理工艺自动实时报警任务的处理方法

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CN109636175A (zh) * 2018-12-07 2019-04-16 上海上实龙创智慧能源科技股份有限公司 一种企业系统定时任务的自动处理方法
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