JPH1033764A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH1033764A
JPH1033764A JP19785296A JP19785296A JPH1033764A JP H1033764 A JPH1033764 A JP H1033764A JP 19785296 A JP19785296 A JP 19785296A JP 19785296 A JP19785296 A JP 19785296A JP H1033764 A JPH1033764 A JP H1033764A
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昭治 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変動入賞装置を備える弾球遊技機において、
変動入賞装置の作動の継続、不継続を決めるに当たって
釘等の外的な影響を排除する。 【解決手段】 制御部30は大入賞口14を開放させ
(S700)、近接スイッチ24からの入球信号が有る
か否かを判断する(S710)。入球信号が有れば(S
710:YES)、制御部30は、カウンタ36のカウ
ント値を読み込んで、これを3で除し、割り切れれば当
たりと判定し、割り切れなければ外れとする(S72
0)。当たりの確率は約1/3である。当たりであれ
ば、制御部30は、表示パネル27と装飾灯22を使用
して当たりを表示する(S730)。また、当たりなら
継続条件成立となり(S760:YES)、制御部30
は再び大入賞口14を開放させる。遊技盤3に打たれて
いる釘の調整等、変動入賞装置10自体とは無関係の条
件によって開放状態の継続不継続が左右されることはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の弾
球遊技機において変動入賞装置の開放状態の継続、不継
続を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えばパチンコ機では、
入賞確率が高い開放状態と入賞確率が低い閉鎖状態とに
切換可能で所定時間の経過または所定数の入賞によって
開放状態を一旦終了する変動入賞装置を備えるものがあ
る。
【0003】このような変動入賞装置の一例として第1
種特別電動役物と呼ばれる変動入賞装置がある。図8に
示されるように、この種の変動入賞装置300は、可変
図柄表示装置302に777等の特別図柄が表示されて
特別遊技条件が成立すると、受球板304を前倒させる
ことによって大入賞口306を開放し、入賞確率がきわ
めて高い遊技状態を創出する。この変動入賞装置300
において大入賞口306が開放される開放状態は、例え
ば30秒の経過または大入賞口306への10球の入賞
球があると受球板304にて大入賞口306が閉鎖され
ることによって一旦終了するが、所定の継続条件が成立
していれば直後に大入賞口306が開放され開放状態が
再開される。つまり、継続条件の成立によって開放状態
が継続されることになる。
【0004】この変動入賞装置300における継続条件
は、図9に示されるように、大入賞口306の内部に設
けられた特別領域308を入賞球が通過することによっ
て成立する。入賞球の特別領域308の通過確率は、変
動入賞装置300内の構造により例えば1/3となるよ
うに設定されている。
【0005】また、図10に示すように、特定の始動入
賞口402、404、406に入賞することによって作
動する第2種特別電動役物と呼ばれる変動入賞装置40
8が知られている。この変動入賞装置408は、始動入
賞口402〜406のいずれかに入賞があると一対の開
閉部材410を破線のごとく揺動変位させて、予め設定
された開口時間、例えば0.5秒間だけ大入賞口412
を開口させる。
【0006】この0.5秒の開口時間内に大入賞口41
2へ入賞した入賞球が、変動入賞装置408内の特別領
域(図示略)を通過すれば、大入賞口412は開放状態
とされ、入賞確率がきわめて高い遊技状態が創出され
る。この変動入賞装置408における開放状態は、開閉
部材410が所定の周期例えば0.5秒間隔で開閉を繰
り返すことによるが、例えば開放時間の合計が30秒に
達するかまたは大入賞口412への10球の入賞球があ
ると開閉部材410が閉鎖されて、開放状態は一旦終了
する。ただし、所定の継続条件が成立していれば、直後
に開放状態が再開される。つまり、継続条件の成立によ
って開放状態が継続されることになる。
【0007】変動入賞装置408における継続条件は、
この開放状態中に特別領域を入賞球が通過することによ
って成立するが、入賞球の特別領域の通過確率は、変動
入賞装置408内部の構造により約1/10となるよう
に設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように装置内部の構造すなわち物理的な手法で特別領域
の通過確率を設定するのでは、遊技盤に打たれている釘
の調整等、変動入賞装置自体とは無関係の条件によって
特別領域の通過確率が左右されることもあった。このた
め、実際の継続条件の成立確率が変動入賞装置に設定さ
れている確率とは異なることがあり、遊技者が公正では
ないと感じるおそれもあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の弾球遊技機は、入賞確率
が高い開放状態と入賞確率が低い閉鎖状態とに切換可能
で所定時間の経過または所定数の入賞によって開放状態
を一旦終了する変動入賞装置と、継続条件が成立すると
前記変動入賞装置の開放状態を継続させ該継続条件が成
立しなければ前記変動入賞装置の開放状態を継続させな
い継続制御手段とを備える弾球遊技機において、前記変
動入賞装置への入賞球を検出する入賞球検出手段と、該
入賞球検出手段によって前記変動入賞装置への入賞球が
検出されると予め定められている手順で当たり外れを判
定する判定手段とを設け、前記開放状態での入賞球のい
ずれかについて当たりと判定された際に前記継続条件の
成立としている。
【0010】請求項2記載の弾球遊技機は、請求項1記
載の弾球遊技機において、前記開放状態での入賞球のい
ずれかについて当たりと判定された際に表示状態を変更
する当たり表示手段を設けたことを特徴とする。請求項
3記載の弾球遊技機は、請求項1または2記載の弾球遊
技機において、予め設定されている確率選択原因に応じ
て前記判定手段によって当たりと判定される確率を変更
する確率変更手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】上記の構成になる請求項1記載の
弾球遊技機においては、入賞球検出手段によって変動入
賞装置への入賞球が検出されると、判定手段が予め定め
られている手順で当たり外れを判定する。そして、開放
状態での入賞球のいずれかについて当たりと判定された
際に継続条件の成立とし、継続制御手段が変動入賞装置
の開放状態を継続させる。一方、開放状態での入賞球の
いずれについても当たりと判定されなければ、継続条件
が成立しないから継続制御手段が変動入賞装置の開放状
態を継続させることはない。
【0012】変動入賞装置への入賞球については平等に
当たり外れが判定され、変動入賞装置内のどこを通過す
るかは無関係である。したがって、開放状態の継続、不
継続は入賞球が変動入賞装置内の特定の領域を通過する
か否かにはよらないし、遊技盤に打たれている釘の調整
等、変動入賞装置自体とは無関係の条件によって開放状
態の継続不継続が左右されることもない。また、実際の
継続条件の成立確率が、変動入賞装置に設定されている
理論上の継続条件の成立確率から大きく外れることはな
い。
【0013】遊技者にとっては、開放状態の継続、不継
続は大きな関心事であり、特に継続条件が成立したなら
ばできるかぎり速く知りたいのが普通である。そこで、
請求項2記載のように、開放状態での入賞球のいずれか
について当たりと判定された際に表示状態を変更する当
たり表示手段を設ければ、遊技者は、開放状態の継続条
件の成立を、即座に知ることができる。この当たり表示
手段としては、LED、電球、液晶盤等が例示され、表
示状態の変更としてはLEDや電球の点灯や消灯、特定
のパターンでの点滅、液晶盤における特定の図柄の表示
等が例示される。
【0014】このような点灯、消灯や特定の図柄の表示
だけでは、ややインパクトに欠けたり明瞭性で十分とは
言えないことがある。そのような場合には、表示手段
を、例えば複数の図柄を変動表示させ当たりと判定され
た際には予め当たり図柄として設定されている図柄を静
止表示する構成として、周知の可変図柄表示装置と同様
に、継続条件の成立を明瞭に認識させることもできる。
その場合には、変動表示から静止表示になるまでの間、
遊技者に期待感を抱かせることもできる。
【0015】なお、弾球遊技では開放状態の継続回数
(ラウンド数)に上限があるのが普通である。そのよう
な場合には、継続制御手段を、変動入賞装置の開放状態
の継続回数が予め設定されている上限回数に達したな
ら、継続条件の成立の如何に関わらず開放状態を継続さ
せないようにすればよい。このようにすれば、こうした
ラウンド数に上限がある弾球遊技に好適となる。
【0016】また、開放状態の継続、不継続がいつも一
定の確率では面白味が低下することもないとは言えない
し、この確率を変化させることで弾球遊技の興趣を一層
高めることもある。そこで、請求項3記載のように、予
め設定されている確率選択原因に応じて前記判定手段に
よって当たりと判定される確率を変更する確率変更手段
を設ければ、弾球遊技の面白味が低下することを避け、
弾球遊技の興趣を一層高めることができる。
【0017】確率選択原因としては、例えば(1)変動
入賞装置を作動させる原因に応じて上述のラウンド数の
上限が複数設定されている場合のラウンド数自体、
(2)変動入賞装置を作動させるための当たり判定の確
率が複数あり、そのいずれかが選択、設定される機種の
場合の当たり判定確率の設定種別、(3)弾球遊技中に
特定の条件が成立すると変動入賞装置を作動させるため
の当たり判定の確率が高低変化する場合の当たり判定確
率の高低等が例示される。
【0018】また、(1)の場合には、ラウンド数の上
限が少なければ開放状態が継続しやすいようにする、
(2)の場合には当たり判定の確率が低いほど開放状態
が継続しやすいようにする、(3)の場合には当たり判
定の確率が低いときには開放状態が継続しやすいように
するといった手法が考えられる。
【0019】次に、本発明の実施例を図面を参照して説
明することにより、発明の実施の形態をさらに詳しく説
明する。
【0020】
【実施例】図1に示すように、本実施例の弾球遊技機と
してのパチンコ機1は、可変図柄表示装置42や変動入
賞装置10等が設置されている遊技盤3、上受皿5、下
受皿7、発射装置(図示略)を操作するためのハンドル
9等を備え、カードリーダ48が付設されている。カー
ドリーダ48はプリペイドカードの受入口50を備えて
おり、この受入口50からプリペイドカードを取り込
み、取り込んだプリペイドカードの記録を読み取るこ
と、記録を書き換えること、取り込んだプリペイドカー
ドを受入口50から排出すること等ができる。また、上
受皿5の一部には球貸操作パネル51が設置されてい
る。
【0021】図1および図2に示すように、変動入賞装
置10の中央上部には、受球板12によって開閉される
大入賞口14が設けられており、大入賞口14の左右に
は始動入賞口16、16が設けられている。受球板12
が図示のように手前側に倒されれば大入賞口14が開口
され、変動入賞装置10は開放状態となる。また、受球
板12を起立させれば大入賞口14は閉鎖される。
【0022】図2に示すように、大入賞口14の内部に
は、変動入賞装置10の背板18に固定されて、LED
の表示灯20および同様にLEDであるが表示灯20よ
りも小サイズの装飾灯22が設置されている。この実施
例では、表示灯20が当たり表示手段に相当する。ま
た、大入賞口14の内部中央には、入賞球が通過可能な
開口を備える近接スイッチ24が入賞球検出手段として
設置されている。近接スイッチ24の左右両側には、近
接スイッチ24に向かってわずかに傾斜する一対の底板
26、26が横設されている。このため、大入賞口14
への入賞球は、すべて近接スイッチ24を通過すること
になる。さらに変動入賞装置10には、大入賞口14の
下方に当たり表示手段としての液晶の表示パネル27が
設置されており、0〜9の10種類の数字を表示でき
る。
【0023】図3に示すように、近接スイッチ24は、
パチンコ機の制御基盤28に組み込まれている制御部3
0に入力インタフェース32を介して接続されており、
近接スイッチ24を入賞球が通過したときに近接スイッ
チ24が出力する入球信号が制御部30へ入力される構
成である。また、入力インタフェース32には始動入賞
口16も接続されていて、始動入賞口16に入賞がある
と出力される始動信号が制御部30に入力される構成で
ある。
【0024】この制御部30は、周知のCPU、RO
M、RAM等を有し、予めROMに格納されているプロ
グラムに従って各種の演算処理を実行可能なマイクロコ
ンピュータとして構成されている。この制御部30に
は、現在の時刻を算出するタイマ回路34および0〜2
49の250種類の数値を昇順に繰り返しカウントする
カウンタ36が接続されており、制御部30はタイマ回
路34の時刻およびカウンタ36のカウント値を読込み
可能である。
【0025】制御基盤28には、前述の入力インタフェ
ース32の他に、出力インタフェース40、入出力イン
タフェース44が設けられている。これらはいずれも制
御部30に接続されており、制御部30への信号の入出
力を仲介している。制御部30には、出力インタフェー
ス40を介して受球板12を開閉駆動するソレノイド3
8、表示灯20、装飾灯22、表示パネル27、可変図
柄表示装置42および賞球としての遊技球の排出および
貸し球としての遊技球の排出を行う払出装置46等が接
続されている。このため、制御部30は、ソレノイド3
8を稼動させて受球板12の位置すなわち大入賞口14
の開閉を制御すること、表示灯20および装飾灯22を
点滅させること、表示パネル27の表示を制御するこ
と、可変図柄表示装置42の表示を制御すること、払出
装置46に指示して遊技球を払い出させること等が可能
である。
【0026】また、制御部30には、入出力インタフェ
ース44を介してカードリーダ48および球貸操作パネ
ル51が接続されている。球貸操作パネル51には、プ
リペイドカードの残高を表示するための残高表示パネル
53、遊技者が球貸を指示するために操作する球貸ボタ
ン55、同様にプリペイドカードの排出を指示するため
に操作する排出ボタン57、球貸操作が可能な状態であ
ることを表示するための貸出ランプ59が設けられてい
る。
【0027】制御部30は、カードリーダ48が読みと
ったプリペイドカードの残高を取得して、球貸ボタン5
5が1回操作される毎に例えば25個の遊技球の排出を
払出装置46に指示すること、その指示をする毎にプリ
ペイドカードの残高としてRAMに記憶させている数値
を減額するすること、そのRAMに記憶されている残高
を残高表示パネル53に表示させること、排出ボタン5
7が操作されたときにはその時の残高をカードリーダ4
8に送信して、プリペイドカードの排出を指示すること
等ができる。カードリーダ48は、制御部30から残高
と排出の指示があると、プリペイドカードの残高を制御
部30から指示された残高に書き換えてからプリペイド
カードを排出することができる。
【0028】次に、このパチンコ機1で実行される各種
の処理について説明する。まず図4を参照してカードリ
ーダ48が実行する処理について説明する。図4に示す
ように、カードリーダ48は、受入口50にプリペイド
カードが挿入されるのを待っていて(ステップ400、
以下ステップをSと略記する)、プリペイドカードが挿
入されるとそれを取り込んでその残高を読み取り(S4
10)、制御部30に残高を送信する(S420)。
【0029】その後、カードリーダ48は、制御部30
からのカード排出指示が来るのを待っていて(S43
0)、制御部30からカード排出指示が来ると、プリペ
イドカードの残高をカード排出指示と共に送信されてき
た残高に書き換えてから、プリペイドカードを排出し
(S440)、S400に戻る。
【0030】このようにして、カードリーダ48は、プ
リペイドカードの受入、読み取り、書き換え、排出を行
っている。次に、制御部30が実行する各種の処理のう
ち、確率設定、大当たり判定、特別遊技の3つの処理に
ついて説明する。なお、確率設定および大当たり判定処
理は、パチンコ機1が稼働している間を通じて繰り返し
実行され、特別遊技処理は大当たり処理において起動さ
れる毎に実行される。
【0031】図5に示すように、確率設定処理において
は、制御部30はリセット条件が成立しているか否かを
判断する(500)。リセット条件の一つは、ある遊技
者がそのパチンコ機1の使用をやめて別な遊技者が使用
を始めたと推定できる条件である。その例としては、パ
チンコ遊技が所定時間例えば10分以上実行されていな
い状態が継続してからパチンコ遊技が開始された、カー
ドリーダ48からプリペイドカードが排出されてから所
定の時間たとえば10分程度経過してから新たにプリペ
イドカードを受け付けた等である。なお、パチンコ遊技
が実行されているかいないかは例えばハンドル9のタッ
チ信号があるか否か、発射装置が稼働しているか否か等
によって判別できる。またプリペイドカードの受付時刻
についてはカードリーダ48からの信号で分かり、排出
時刻は制御部30自身のカード排出指示の時刻から分か
る。
【0032】もう一つのリセット条件は、大当たりの発
生によって成立する。すなわち、遊技者が入れ替わるか
大当たりが発生すればリセット条件が成立する。制御部
30は、リセット条件が成立していれば、判定確率を基
本確率(本実施例では1/250)に設定して(S51
0)、この処理をいったん終了する。
【0033】リセット条件が成立していなければ、その
成立後における球貸ボタン55の操作回数から計算され
るプリペイドカードによる貸出し金額(売上げ)が第1
金額以上であるか否かを判断する(S520)。この第
1金額の設定および次に述べる第2金額、第3金額の設
定は適宜でよいが、本実施例では1996年7月現在の
主流となっているプリペイドカードの額面3000円を
単位として設定し、第1金額=3000円、第2金額=
6000円、第3金額=9000円である。
【0034】もし、リセット条件成立後の売上げが30
00円(第1金額)未満であれば、制御部30は、この
処理を終了する。リセット条件成立後の売上げが300
0円以上であれば、制御部30は売上げが6000円
(第2金額)以上であるか否かを判断する(S53
0)。売上げが6000円以上でなければ、すなわち3
000円〜5999円であれば、制御部30は判定確率
を第1高確率(本実施例では2/250)に設定して
(S540)、この処理を終了する。
【0035】また、リセット条件成立後の売上げが60
00円以上であれば、制御部30は売上げが9000円
(第3金額)以上であるか否かを判断する(S55
0)。売上げが9000円以上でなければ、すなわち6
000円〜8999円であれば、制御部30は判定確率
を第2高確率(本実施例では3/250)に設定して
(S560)、この処理を終了する。
【0036】そして、売上げが9000円以上であれ
ば、制御部30は判定確率を第3高確率(本実施例では
4/250)に設定して(S570)、この処理を終了
する。このようにして設定される判定確率は、次に説明
する大当たり判定処理において、大当たりの成立を判定
する際の当たり確率として使用されるが、売上げ金額が
増加するにしたがって判定確率が高く設定されるので、
売上げすなわち遊技者の消費金額が増加するにしたがっ
て大当たりが成立しやすくなる。
【0037】次に、この判定確率を使用する大当たり判
定処理について、図6を参照して説明する。図6に示す
ように、制御部30は、大当たり判定処理を開始すると
まず始動入賞口16からの始動信号が有るか否かを判断
し(S600)、始動信号がなければ大当たり判定処理
を終了する。もし、始動信号があれば、制御部30は、
当たり外れを判定する(S610)。この判定は、その
ときのカウンタ36のカウント値が当たり値と一致する
か否かによって判定される。当たり値は、基本確率では
1、第1高確率では1、51、第2高確率では1、5
1、101、第3高確率では1、51、101、151
であり、カウンタ36は、0〜249の250種類の数
値を昇順に繰り返しカウントしているから、ある時点で
のカウント値が当たり値と一致する確率は、基本確率で
は1/250、第1高確率では2/250、第2高確率
では3/250、第3高確率では4/250となる。
【0038】次に、制御部30は、S610の判定結果
に応じて可変図柄表示装置42に指示して、当たりまた
は外れを表示させる(S620)。例えば当たりなら7
77のように3桁がそろった図柄を表示させ、外れなら
756のように3桁そろわない図柄を表示させる。な
お、その表示の確定に先立ってリーチアクションを行う
など、可変図柄表示装置42における表示自体は公知の
技術と同様である。
【0039】続いて、制御部30は、判定が当たりであ
れば(S630:YES)、特別遊技処理を起動して
(S640)、大当たり判定処理を終了する。また、判
定が外れの場合は(S630:NO)、そのまま大当た
り判定処理を終了する。大当たり判定処理において特別
遊技処理が起動されると、制御部30は、図7に示され
る特別遊技処理を実行する。この特別遊技処理では、制
御部30は、まずソレノイド38を励磁させて、大入賞
口14を開放させる(S700)。次に、制御部30
は、近接スイッチ24からの入球信号が有るか否かを判
断する(S710)。入球信号があれば大入賞口14に
入賞したことが分かる。入球信号が有れば(S710:
YES)、制御部30は、カウンタ36のカウント値を
読み込んで当たり外れを判定する(S720)。ここに
おける判定は、大当たり判定処理における判定とは異な
る手法による。制御部30は、カウント値を読み込む
と、これを3で除し、そのあまりが0すなわち割り切れ
れば当たりと判定し、あまりが1または2であれば外れ
とする。したがって、当たりの確率は83/250であ
り約1/3である。なお、制御部30は、内部のRAM
上に当たりフラグをセットすることにより、当たりと判
定したことを記憶する。また、この当たり判定は入球信
号が有る毎に実行されるが、すでに当たりフラグがセッ
トされている場合には、新たな当たりフラグをセットす
ることはない。
【0040】次に、制御部30は、表示パネル27に1
〜9の数字を次々と変動表示させてから、S720にお
ける判定結果に基づいて、当たりを示す数字または外れ
を示す数字を静止表示させる(S730)。これによ
り、遊技者に当たり外れが示される。また、この表示が
当たりの表示であれば、制御部30は当たり表示の確定
(静止表示)と同期させて、装飾灯22を点灯させる。
したがって、遊技者は、この装飾灯によっても当たりで
あることを知ることができる。
【0041】次に、制御部30は大入賞口14を閉じる
ための閉鎖条件が成立しているか否かを判断する(S7
40)。本実施例では閉鎖条件としては、大入賞口14
への入賞数が10球に達した場合と開放から30秒を経
過した場合が設定されている。したがって、10球の入
賞があったか開放から30秒経過していれば閉鎖条件成
立となり(S740:YES)、制御部30はソレノイ
ド38を消磁させて大入賞口14を一旦閉鎖させる(S
750)。
【0042】その後、制御部30は、大入賞口14を再
び開放するための継続条件が成立しているか否かを判断
する(S760)。この継続条件は、当たりフラグがセ
ットされていて、且つ大入賞口14の開放回数(ラウン
ド数)が所定回数(本実施例では16回)に達していな
いことによって成立する。そして、継続条件が成立して
いれば(S760:YES)、制御部30はS700に
戻って大入賞口14を開放させ、上述の処理を繰り返
す。なお、S700に戻る際には、当たりフラグはクリ
アされる。
【0043】つまり、1回の大入賞口14の開放中にお
けるS720の判定でたとえ1球でも当たりと判定され
れば一旦閉鎖された大入賞口14が開放され、その繰り
返しにより最大16回まで大入賞口14の開放が継続す
るわけである。このように入球信号がある毎にカウンタ
36のカウント値を読み込んで当たり外れを判定し、そ
の結果により大入賞口14の開放状態の継続、不継続を
判定しているから、開放状態が継続されるか否かは大入
賞口への入賞のタイミング次第(正確には近接スイッチ
24によって検出されるタイミング次第)といえる。ま
た、入賞球が変動入賞装置10内のどこを通過するかは
無関係である。
【0044】したがって、開放状態の継続、不継続は入
賞球が変動入賞装置10内の特定の領域を通過するか否
かにはよらないし、遊技盤3に打たれている釘の調整
等、変動入賞装置10自体とは無関係の条件によって開
放状態の継続不継続が左右されることもない。また、実
際の継続条件の成立確率が、変動入賞装置に設定されて
いる理論上の継続条件の成立確率から大きく外れること
はない。
【0045】また、大入賞口14の開放中における入賞
球についての当たり外れの判定結果は、表示パネル27
に表示され、当たりの場合にはさらに装飾灯22によっ
ても表示されるから、遊技者は、継続条件の成立を、即
座に知ることができる。さらに、この実施例のパチンコ
機1においては、大当たりが出ないで球の貸し出し数
(売上げ金額)が増加すると、それにしたがって判定確
率が高く設定されるので、売上げすなわち遊技者の消費
金額が増加するにしたがって大当たりが成立しやすくな
る。つまり遊技者の消費額が多くなれば大当たりを得や
すくなるわけで、消費額が多いにも関わらず賞球を獲得
できないといった状況が生じる可能性は少なくなる。
【0046】なお、特別遊技処理における当たりの判定
においては、カウンタ36のカウント値を3で割って余
りが0であれば当たりとしているが、例えば0,1,2
を繰り返しカウントするカウンタを設けてそのカウント
値が0なら当たりと判定する手法のように、予め当たり
数値を設定しておいてその数値と一致するか否かで当た
り外れを判定する手法も可能である。
【0047】以上、実施例に従って、本発明について説
明したが、本発明はこのような実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに
実施できることは言うまでもない。実施例は、第1種特
別電動役物と呼ばれる変動入賞装置を備えるパチンコ機
を例にしているが、本発明は、図10に示されるような
第2種特別電動役物と呼ばれる変動入賞装置を備える弾
球遊技機にも適用できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の弾
球遊技機によれば、変動入賞装置への入賞球については
平等に当たり外れが判定され、変動入賞装置内のどこを
通過するかは無関係である。
【0049】したがって、開放状態の継続、不継続は入
賞球が変動入賞装置内の特定の領域を通過するか否かに
はよらないし、遊技盤に打たれている釘の調整等、変動
入賞装置自体とは無関係の条件によって開放状態の継続
不継続が左右されることもない。また、実際の継続条件
の成立確率が、変動入賞装置に設定されている理論上の
継続条件の成立確率から大きく外れることはない。
【0050】請求項2記載の弾球遊技機によれば、開放
状態での入賞球のいずれかについて当たりと判定された
際に表示状態を変更する当たり表示手段を設けているの
で、遊技者は、開放状態の継続条件の成立を、即座に知
ることができる。請求項3記載の弾球遊技機によれば、
開放状態の継続、不継続をいつも一定の確率としないこ
とにより、弾球遊技の面白味の低下を避け弾球遊技の興
趣を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図である。
【図2】 実施例における変動入賞装置の斜視図であ
る。
【図3】 実施例のパチンコ機の電気的な構成のブロッ
ク図である。
【図4】 実施例のパチンコ機のカードリーダが実行す
る処理のフローチャートである。
【図5】 実施例のパチンコ機の制御部が実行する確率
設定処理のフローチャートである。
【図6】 実施例のパチンコ機の制御部が実行する大当
たり判定処理のフローチャートである。
【図7】 実施例のパチンコ機の制御部が実行する特別
遊技処理のフローチャートである。
【図8】 従来例(1)のパチンコ機の正面図である。
【図9】 図8のパチンコ機の変動入賞装置の斜視図で
ある。
【図10】 従来例(2)のパチンコ機の正面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・パチンコ機(弾球遊技機)、3・・・遊技盤、
10・・・変動入賞装置、14・・・大入賞口、16・
・・始動入賞口、22・・・装飾灯(当たり表示手
段)、24・・・近接スイッチ(入賞球検出手段)、2
7・・・表示パネル(当たり表示手段)、28・・・制
御基盤、30・・・制御部(継続制御手段、判定手
段)、32・・・入力インタフェース、34・・・タイ
マ回路、36・・・カウンタ、38・・・ソレノイド、
40・・・出力インタフェース、42・・・可変図柄表
示装置、44・・・入出力インタフェース、46・・・
払出装置、48・・・カードリーダ、50・・・受入
口、51・・・球貸操作パネル、53・・・残高表示パ
ネル、55・・・球貸ボタン、57・・・排出ボタン、
59・・・貸出ランプ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞確率が高い開放状態と入賞確率が低
    い閉鎖状態とに切換可能で所定時間の経過または所定数
    の入賞によって開放状態を一旦終了する変動入賞装置
    と、継続条件が成立すると前記変動入賞装置の開放状態
    を継続させ該継続条件が成立しなければ前記変動入賞装
    置の開放状態を継続させない継続制御手段とを備える弾
    球遊技機において、 前記変動入賞装置への入賞球を検出する入賞球検出手段
    と、 該入賞球検出手段によって前記変動入賞装置への入賞球
    が検出されると予め定められている手順で当たり外れを
    判定する判定手段とを設け、 前記開放状態での入賞球のいずれかについて当たりと判
    定された際に前記継続条件の成立とすることを特徴とす
    る弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弾球遊技機において、前
    記開放状態での入賞球のいずれかについて当たりと判定
    された際に表示状態を変更する当たり表示手段を設けた
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の弾球遊技機にお
    いて、 予め設定されている確率選択原因に応じて前記判定手段
    によって当たりと判定される確率を変更する確率変更手
    段を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
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