JPH10340309A - 可聴帯域信号情報の記録方法及び再生方法 - Google Patents

可聴帯域信号情報の記録方法及び再生方法

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JPH10340309A
JPH10340309A JP9150608A JP15060897A JPH10340309A JP H10340309 A JPH10340309 A JP H10340309A JP 9150608 A JP9150608 A JP 9150608A JP 15060897 A JP15060897 A JP 15060897A JP H10340309 A JPH10340309 A JP H10340309A
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Japan
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band signal
recording
audible band
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JP9150608A
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Inventor
Masahiro Enomoto
正博 榎本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の印刷・読取り手段を用いて広範囲な用
途に低コストで供給可能な可聴帯域信号情報の記録方法
および再生方法の提供を目的とする。 【解決手段】 記録方法として、量子化した可聴帯域信
号情報1を画像変換アルゴリズム部4bにて連続した1
次元ないし2次元の画像情報として加工することによっ
て、既存の印刷手段により印刷記録媒体5に記録が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可聴帯域信号情報の
記録方法及び再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可聴帯域信号情報の記録には、ア
ナログ的な記録手段としてレコード等に代表される機械
的記録方式、テープレコーダ等の磁気記録方式が、そし
てディジタル的な記録手段として磁気ディスク等に代表
される磁気記録方式、コンパクトディスク等に代表され
るレーザー光記録方式及び半導体メモリ等に記憶する固
体記録方式等が一般的に知られている。また、可聴帯域
信号情報への再生方式も各々の記録方式に付随して数々
の方式が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の記
録方法では、記録媒体として完全に規格化された媒体を
要するため、記録媒体の加工性に対する自由度が低いだ
けではなくその作製にも高度に工業的な設備を必要とし
た。また、記録媒体の可搬性についても、記録媒体自体
の機械的強度や汚損・磁気・静電気等の外的ダメージに
対する耐性が低いため、それを補強するためのケース等
の専用支持構造が別途必要であり、簡便さを欠くととも
にコストダウンを阻害するという課題を有していた。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決し、
自由度が高く簡便性・可搬性に富み、低コストに実用化
可能な可聴帯域信号情報の記録方法及び再生方法の提供
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による可聴帯域信号情報の記録方法は、複数の
ビット列に量子化した可聴帯域信号情報を、連続した1
次元ないし2次元の画像情報として加工し、既存の印刷
手段により記録媒体に記録するものである。
【0006】また、本発明による可聴帯域信号情報の再
生方法は、連続した1次元ないし2次元の画像情報とし
て加工され、既存の印刷手段により記録媒体に記録され
た複数のビット列に量子化した可聴帯域信号情報を、そ
のまま1次元の画像データとして時系列的に読取り、連
続した複数のビット列に再構成することにより元の可聴
帯域信号情報を復元するものである。
【0007】本発明による可聴帯域信号情報の記録方法
によれば、既存の印刷手段及び記録媒体として汎用性に
富んだ数多くの印刷記録媒体が利用できるため自由度が
非常に高く、目的に応じて種々の印刷手段の選択と印刷
記録媒体の選択・加工ができ、その記録媒体の作製自体
も比較的簡便な設備で対応することが可能である。また
記録済み媒体の可搬性についても、磁気・静電気等の外
的ダメージに対しては全く問題なく、機械的強度や汚損
に対しても耐性の強い材料を選択可能であるため、補強
するためのケース等の専用支持構造も必要なく、簡便か
つ軽く薄く短く小さく、低コストに記録媒体を供給する
ことが可能となり、広範囲な用途に応用が期待できるも
のである。
【0008】さらに、記録時に既存の誤り訂正手段、暗
号化手段、情報圧縮手段等を組み合わせて用いたり、前
記記録媒体への記録材料として、目的に応じて種々の印
刷材料を用いることにより、本記録方法を活かした非常
に特長のある記録物を得ることが可能となる。
【0009】また、本発明による可聴帯域信号情報の再
生方法によれば、従来の読取り手段を用いて前記の特長
のある記録物から元の可聴帯域信号情報を再生すること
が可能となる。
【0010】よって、これら方法を用いることにより、
可聴帯域信号情報の記録・再生を低コストで可逆的に行
うことが可能となるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数のビット列に量子化した可聴帯域信号情報を連
続した1次元ないし2次元の画像情報として加工し、既
存の印刷手段により記録媒体に記録する記録方法であ
り、既存の印刷手段及び記録媒体として汎用性に富んだ
数多くの印刷記録媒体が利用できるため自由度が非常に
高く、目的に応じて種々の印刷手段の選択と印刷記録媒
体の選択・加工ができ、印刷記録媒体自体の作製にも比
較的簡便な設備で対応することが可能である。また可搬
性についても、磁気・静電気等の外的ダメージに対して
は全く問題なく、機械的強度や汚損に対しても耐性の強
い材料を選択可能であるため、補強するためのケース等
の専用支持構造も必要なく、簡便かつ軽く薄く短く小さ
く、低コストに記録媒体を供給することが可能なため、
広範囲な用途に応用が期待できるものであり、目的に応
じて自由度の高い可聴帯域信号情報の記録ができるとい
う作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、複数の
ビット列に量子化した可聴帯域信号情報のビットデータ
列に誤り訂正手段を用いて作成した新たなビット列を加
えて、誤り訂正情報を含んだビットデータ列に再構成し
たものを、請求項1に記載された方法で既存の印刷手段
により記録媒体に記録する記録方法であり、記録時から
再生時に至る間に発生し得る画像情報のデータエラーに
対し、記録時に用いた誤り訂正手段に応じたエラー回復
手段を講じることが可能となるため、可聴帯域信号情報
復元時の再生データ品質を向上させることができるとい
う作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、既存の
情報圧縮手段によって記録すべき情報量をコンパクトに
圧縮してから、請求項1に記載された方法で可聴帯域信
号情報の変換を行う記録方法であり、限られた印刷記録
媒体上により多くの可聴帯域信号情報を記録することが
可能となるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、複数の
ビット列に量子化した可聴帯域信号情報のビットデータ
列を暗号化手段を用いてスクランブルしたビットデータ
列に再構成し、それを請求項1に記載された方法で既存
の印刷手段により記録媒体に記録する記録方法であり、
記録された可聴帯域信号情報である画像情報を再生する
際に、正しい解読手順で復号化する手段を講じない限り
元の信号状態に戻らないため、記録する可聴帯域信号情
報に秘匿性を持たせることができるという作用を有す
る。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1に記載された方法で可聴帯域信号情報の変換を行った
後、既存の印刷記録媒体に記録する際記録手段として不
可視性印刷手段を用いる記録方法であり、可聴帯域信号
情報を記録した印刷記録媒体上の画像情報は不可視属性
を持つため、印刷記録媒体から情報の記録痕跡をなくす
ことが可能となり、記録する可聴帯域信号情報に秘匿性
を持たせることができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1に記載された方法で可聴帯域信号情報の変換を行った
後、既存の印刷記録媒体に記録する際、記録面上に不可
視性印刷材料に干渉しない印刷材料にて別の印刷を施し
た印刷記録媒体を利用し、その記録面上に重ねる形で記
録手段として不可視性印刷手段を用いる記録方法であ
り、可聴帯域信号情報を記録した印刷記録媒体上の画像
情報は不可視属性を持つため、印刷記録媒体から可聴帯
域信号情報のみの記録痕跡を選択的になくし、代わりに
予め印刷した別の画像情報を浮き立たせることが可能と
なり、記録する可聴帯域信号情報に秘匿性を持たせるこ
とだけではなく、必要とする可聴帯域信号情報と画像情
報とを同一箇所に記録することができるという作用を有
する。
【0017】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1に記載された方法で可聴帯域信号情報の変換を行った
後、既存の印刷記録媒体に記録する際記録面上に別の印
刷を施した印刷記録媒体を利用し、その記録面上に重ね
る形で記録手段として前記の印刷材料の補色となる印刷
材料を用いる記録方法であり、可聴帯域信号情報を記録
した印刷記録媒体上の画像情報は、印刷記録媒体上に記
録された別の印刷情報と補色関係となりコントラストの
高い画像が得られるため、可聴帯域信号情報を記録した
画像情報のみを選択的に通すフィルタやその補色となる
光源等を利用すれば、印刷記録媒体から可聴帯域信号情
報のみを選択的に読取ることが可能となり、予め印刷し
た別の画像情報を浮き立たせるとともに、必要とする可
聴帯域信号情報と画像情報とを同一箇所に記録すること
ができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1及び請求項2から請求項6に記載された方法で、既存
の印刷手段により印刷記録媒体に記録した連続する1次
元ないし2次元の画像情報として加工され、既存の印刷
手段により記録媒体に記録された複数のビット列に量子
化した可聴帯域信号情報を時系列的にそのまま1次元の
画像データとして読取り、再構成することにより元の可
聴帯域信号を復元するものであり、可聴帯域信号情報の
記録・再生を可逆的に行うことが可能となるという作用
を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける可聴帯域信号情報の記録方法を用いた記録装置の構
成を示すハードウェアと信号変換アルゴリズムのブロッ
ク図である。
【0020】図1において、1は変換元となる記録すべ
き可聴帯域信号情報、2は可聴帯域信号情報1をアナロ
グ電気信号情報に変換する入力装置部、3はアナログ電
気信号情報をディジタル電気信号情報に変換するA/D
変換装置部、4は加工されたディジタル電気信号を画像
情報に変換する画像変換アルゴリズム部4bで構成され
る信号変換装置部、5は画像情報に変換されたディジタ
ル電気信号の記録先となる印刷記録媒体、6は印刷記録
媒体5に実際に画像情報を印刷する印刷装置部、7は印
刷装置部6により実際に画像情報を印刷した後の記録済
み印刷記録媒体である。
【0021】可聴帯域信号情報記録装置20は、入力装
置部2とA/D変換装置部3と信号変換装置部4と印刷
装置部6で構成されている。
【0022】以下に、図1を用いて同実施の形態におけ
る動作を説明する。変換元となる記録すべき可聴帯域信
号情報1(例えば音声信号情報など)は、可聴帯域信号
情報記録装置20の入力装置部2(例えばマイクロフォ
ンとアンプ回路系など)でアナログ電気信号情報に変換
され、さらにA/D変換装置部3でディジタル電気信号
情報に変換される。次に、このディジタル電気信号情報
は、信号変換装置部4(例えばマイクロプロセッサやD
SP等を用いたデータ変換装置など)の内部に設けた画
像変換アルゴリズム部4bに通される。
【0023】ここで、複数のビット列に量子化された可
聴帯域信号情報の「0」と「1」のビットデータ列は、
各々「黒」と「白」あるいは逆に「白」と「黒」の画素
データと読み替えることにより一連の画像情報として扱
われ、記録先となる印刷記録媒体5のサイズに合わせ
て、連続した1次元ないし任意の固定長で折り返した2
次元の画像情報に再構成される。こうして作成された可
聴帯域信号情報1を持つ画像情報は、印刷装置部6(例
えばプリンタなど)を用いて既存の印刷手段により印刷
記録媒体5(例えば紙など)に記録され、可聴帯域信号
情報の記録済み印刷記録媒体7を得る。
【0024】この方法により、可聴帯域信号情報の記録
手段として、既存の印刷手段及び汎用性に富んだ数多く
の印刷記録媒体が利用できるため自由度が非常に高く、
目的に応じて種々の印刷手段の選択と印刷記録媒体の選
択・加工ができ、その作製にも比較的簡便な設備で対応
することが可能となる。また可搬性についても、磁気・
静電気等の外的ダメージに対しては全く問題なく、機械
的強度や汚損に対しても耐性の強い材料を選択可能であ
るため、補強するためのケース等の専用支持構造も必要
なく、簡便かつ軽く薄く短く小さく、低コストに記録媒
体を供給することが可能なため、広範囲な用途に応用が
期待できるものであり、目的に応じて自由度の高い可聴
帯域信号情報の記録ができるという作用を有する。
【0025】次に、実用性の観点からより具体的な例を
挙げて作用を述べる。前記の動作例において、音声信号
情報を電話回線程度の品質で葉書の裏面に感熱方式で記
録する場合を考える。葉書のサイズを100mm*14
8mm、感熱記録の主走査方向記録密度を8dots/
mm、複走査方向記録密度を7.7lines/mm、
A/D変換のサンプリング周波数を4kHz、変換ビッ
ト長を8ビットとし、葉書の裏面全体にびっしりと隙間
なく記録した場合の最大記録時間は28.49秒とな
る。実際には、葉書の周囲まで完全に利用することがで
きないので、記録時間は80〜90%程度に短縮される
が、簡単な伝言程度なら充分な時間を確保することが可
能であり、十分に実用に耐え得るものである。
【0026】また、本構成のままでも、音声の記録品質
を少し犠牲にすれば記録時間を延長することも可能であ
る。
【0027】なお、本実施の形態1では印刷手段として
ポピュラーな感熱記録を例にとったが、記録密度を上げ
るために、より印刷密度の高いレーザープリンタ等の装
置を利用してもよい。
【0028】ただし、印刷密度が高くなると読取り時の
読取り角度ずれによる読取りエラーの発生確率が高くな
ってくるため、この際は予め角度ずれを想定して読取り
時の角度補正処理用のデータ(例えばスタートラインや
画像途中のダミーラインなど)を付加すればよい。
【0029】また、印刷記録媒体として感熱記録用紙を
想定したが、印刷方式を変更すれば普通紙を利用するこ
とも可能である。
【0030】また、本実施の形態1では便宜上「黒」と
「白」の表現で画像情報を扱っているが、コントラスト
が十分に取れる組合せであれば必ずしも「黒」と「白」
である必要はない。
【0031】同様に、本実施の形態1では画像情報を単
純2値情報として扱っているが、コントラストが十分に
取れる範囲であれば必ずしも単純2値である必要はな
く、階調を利用してさらに記録密度を向上することも可
能である。
【0032】さらに、本実施の形態1の構成では音声な
どの実際の音としてのアナログ信号を例にとっている
が、元となる可聴帯域信号情報が最初からディジタル電
気信号情報であるようなもの(例えばMIDI信号な
ど)も同様にして記録が可能であり、より高品質な可聴
帯域信号情報をより長い記録時間で印刷記録媒体に記録
することが可能である。具体的には、この実施の形態1
において記録できる最大データ数は111キロバイトと
なるため、MIDI信号情報を対象とすれば、3〜4分
程度の曲を一曲まるごと十分に記録可能である。
【0033】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態における可聴帯域信号情報の記録方法を用いた
記録装置の構成を示すハードウェアと信号変換アルゴリ
ズムのブロック図である。
【0034】図2において、1は変換元となる記録すべ
き可聴帯域信号情報、2は可聴帯域信号情報1をアナロ
グ電気信号情報に変換する入力装置部、3はアナログ電
気信号情報をディジタル電気信号情報に変換するA/D
変換装置部、4は内部がさらにディジタル電気信号情報
を目的に応じて加工する前処理データ変換アルゴリズム
部4aと、加工されたディジタル電気信号を画像情報に
変換する画像変換アルゴリズム部4bで構成される信号
変換装置部、5は画像情報に変換されたディジタル電気
信号の記録先となる印刷記録媒体、6は印刷記録媒体5
に実際に画像情報を印刷する印刷装置部、7は印刷装置
部6により実際に画像情報を印刷した後の記録済み印刷
記録媒体である。可聴帯域信号情報記録装置20は、前
実施の形態1と同様に入力装置部2とA/D変換装置部
3と信号変換装置部4と印刷装置部6で構成されてい
る。
【0035】以下に、図2を用いて同実施の形態におけ
る動作を説明する。前実施の形態1と同様にして、変換
元となる記録すべき可聴帯域信号情報1は、入力装置部
2とA/D変換装置部3を経てディジタル電気信号情報
に変換される。次に、このディジタル電気信号情報は信
号変換装置部4の内部に設けた前処理データ変換アルゴ
リズム部4aを通してその目的に応じて前処理加工した
後、画像変換アルゴリズム部4bに通される。この際、
本実施の形態2では前処理データ変換アルゴリズム部4
aにおいて既存の誤り訂正手段(例えばECCなど)に
よる誤り訂正のための付加的な情報が元のディジタル電
気信号情報に追加される。その後、画像変換アルゴリズ
ム部4bによって画像情報に変換された可聴帯域信号情
報は、前実施の形態1と同様に画像情報として印刷装置
部6を用いて既存の印刷手段により印刷記録媒体5に記
録され、可聴帯域信号情報の記録済み印刷記録媒体7を
得る。
【0036】この方法により、記録時から再生時に至る
間に発生し得る画像情報のデータエラーに対し、記録時
に用いた誤り訂正手段に応じたエラー回復手段を講じる
ことが可能となるため、記録情報の信頼性を向上させる
ことが可能となり、可聴帯域信号情報復元時の再生デー
タ品質を向上させることができるとともに、エラーフリ
ーな記録を得ることができるという作用を有する。
【0037】なお、本実施の形態2では誤り訂正手段を
用いたが、再生時のデータ品質を多少犠牲にすれば、よ
り単純なデータ通信用の誤り検出手段(例えばパリテ
ィ、CRC、Syncコードによるフレーム分割など)
が利用可能となり、記録時間と装置コストの双方を改善
することが可能となる。
【0038】なお、本実施の形態2は、誤り訂正処理の
一例であり、誤り訂正手段の利用方法を規定するもので
はない。
【0039】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態における可聴帯域信号情報の記録方法を用いた記録装
置の構成は、図2において前処理データ変換アルゴリズ
ム部4aの変換アルゴリズム関数本体が異なる以外、実
施の形態2と全く同様である。
【0040】以下に、図2を用いて同実施の形態3にお
ける動作を説明する。前実施の形態2と同様にして、変
換元となる記録すべき可聴帯域信号情報1は、入力装置
部2とA/D変換装置部3を経てディジタル電気信号情
報に変換される。次に、このディジタル電気信号情報は
信号変換装置部4の内部に設けた前処理データ変換アル
ゴリズム部4aを通してその目的に応じて前処理加工し
た後、画像変換アルゴリズム部4bに通される。この
際、本実施の形態3では前処理データ変換アルゴリズム
部4aにおいて既存の情報圧縮手段(例えばファイル圧
縮アルゴリズムなど)により、元のディジタル電気信号
情報をコンパクトに圧縮したデータ情報の形に変換し、
その後、画像変換アルゴリズム部4bによって画像情報
に変換された可聴帯域信号情報は、前実施の形態2と同
様に画像情報として印刷装置部6を用いて既存の印刷手
段により印刷記録媒体5に記録され、可聴帯域信号情報
の記録済み印刷記録媒体7を得る。
【0041】この方法により、限られた印刷記録媒体上
により多くの可聴帯域信号情報を記録することが可能と
なるという作用を有する。特に、量子化された可聴帯域
信号情報のビット列は比較的連続性を持つため、簡単な
情報圧縮手段を用いても高い圧縮率を得ることができ、
記録密度の高い情報記録が可能となる。
【0042】また、本実施の形態3では前処理データ変
換アルゴリズム部4aでファイル圧縮等の情報圧縮手段
を実施した例を挙げたが、図3に示すように、画像変換
アルゴリズム部4bを経て画像情報に変換した後の可聴
帯域信号情報のビット列に対して、さらに後処理データ
変換アルゴリズム部4cで既存の可逆的な画像情報圧縮
手段(例えばMH、MRなど)を施すことによって、さ
らに高い圧縮率を得ることができるためより記録密度の
高い情報記録が可能となる。
【0043】なお、本実施の形態3では前処理データ変
換アルゴリズム部4aでファイル圧縮等の情報圧縮手段
を施した後、画像変換アルゴリズム部4bによって画像
情報に変換し、続いて後処理データ変換アルゴリズム部
4cで既存の可逆的な画像情報圧縮手段を施す例を挙げ
ているが、より高い圧縮率が得られるならば、この順序
を入れ替えてもよい(例えば画像変換アルゴリズム部4
bによって画像情報に変換後、前処理データ変換アルゴ
リズム部4aで既存の可逆的な画像情報圧縮手段を施
し、続いて後処理データ変換アルゴリズム部4cでファ
イル圧縮等の情報圧縮を施してもよい。)。
【0044】なお、本実施の形態3は、情報圧縮処理の
一例であり、情報圧縮手段の利用方法を規定するもので
はない。
【0045】(実施の形態4)本発明の第4の実施の形
態における可聴帯域信号情報の記録方法を用いた記録装
置の構成は、図2において前処理データ変換アルゴリズ
ム部4aの変換アルゴリズム関数本体が異なる以外、実
施の形態2と全く同様である。
【0046】以下に、図2を用いて同実施の形態におけ
る動作を説明する。前実施の形態2と同様にして、変換
元となる記録すべき可聴帯域信号情報1は、入力装置部
2とA/D変換装置部3を経てディジタル電気信号情報
に変換される。次に、このディジタル電気信号情報は、
信号変換装置部4の内部に設けた前処理データ変換アル
ゴリズム部4aを通してその目的に応じて前処理加工し
た後、画像変換アルゴリズム部4bに通される。この
際、本実施の形態4では前処理データ変換アルゴリズム
部4aにおいて既存の暗号化手段(例えばパスワードプ
ロテクト、解読キーなど)により、元のディジタル電気
信号情報あるいはその元情報をスクランブル変換した暗
号情報に暗号解読のための付加的な情報が追加される。
その後、画像変換アルゴリズム部4bによって画像情報
に変換された可聴帯域信号情報は、前実施の形態2と同
様に画像情報として印刷装置部6を用いて既存の印刷手
段により印刷記録媒体5に記録され、可聴帯域信号情報
の記録済み印刷記録媒体7を得る。
【0047】この方法により、記録された可聴帯域信号
情報である画像情報を再生する際に、正しい解読手順で
復号化する手段を講じない限り元の信号状態に戻らない
ため、記録する可聴帯域信号情報に秘匿性を持たせるこ
とができるという作用を有する。特に、可聴帯域信号情
報は音程・音色・波形・歪・雑音等、情報量が非常に多
岐に渡るとともに、その周期性もランダムなため、簡単
な暗号化手段を用いても解読結果の類推が難しく、完全
に元に戻すことは非常に困難であり、秘匿性の高い情報
記録が可能となる。
【0048】また、暗号化の際の解読キー自体に音声等
の可聴帯域信号情報を用いれば、同じ印刷記録媒体上に
同時に記録することが可能なため、音声認識手段を併用
した個人認証も可能となり、さらに秘匿性の高い情報記
録が可能となる。
【0049】また、本記録を行った印刷記録媒体の再生
時において、正しい解読手順を踏まなければ再生しない
のは勿論のこと、スクランブル変換された暗号情報のま
ま再生する、予め指定した部分までを再生する、印刷記
録媒体を破棄する等、目的に応じて様々な利用方法が考
えられる。
【0050】なお、本実施の形態4は、暗号化処理の一
例であり、暗号化手段の利用方法を規定するものではな
い。また、同時に再生時の利用方法を規定するものでも
ない。
【0051】(実施の形態5)本発明の第5の実施の形
態における可聴帯域信号情報の記録方法を用いた記録装
置の構成は、図2において印刷装置部6の印刷手段が異
なる以外、実施の形態2と全く同様である。
【0052】以下に、図2を用いて同実施の形態におけ
る動作を説明する。前実施の形態2と同様にして、変換
元となる記録すべき可聴帯域信号情報1は、入力装置部
2とA/D変換装置部3と信号変換装置部4を経て最終
的に画像情報に変換される。画像情報に変換された可聴
帯域信号情報は、記録手段として不可視性印刷材料(例
えば赤外線インク、紫外線インク、放射線インクなど)
を用いて実施の形態2と同様に印刷装置部6で印刷記録
媒体5に記録され、記録痕跡に対して不可視属性を持っ
た可聴帯域信号情報の記録済み印刷記録媒体7を得る。
【0053】この方法により、可聴帯域信号情報を記録
した印刷記録媒体上の画像情報は不可視属性を持つた
め、印刷記録媒体から情報の記録痕跡をなくすことが可
能となり、記録する可聴帯域信号情報に秘匿性を持たせ
ることができるという作用を有する。
【0054】また、本印刷記録媒体を再生する際の画像
情報の読取り手段は、通常印刷手段の読取り手段と異な
り可視光以外の光源や検出器を利用するため、可視光領
域の汚れ等には反応せず読取り誤差とはならない。従っ
て、記録情報の信頼性を向上させることが可能となり、
可聴帯域信号情報復元時の再生データ品質を向上させる
ことができるとともにエラーフリーな記録を得ることが
できるという作用も有する。
【0055】なお、本実施の形態5は、不可視印刷手段
の一例であり、不可視印刷手段の利用方法を規定するも
のではない。また、同時に再生時の利用方法を規定する
ものでもない。
【0056】(実施の形態6)本発明の第6の実施の形
態における可聴帯域信号情報の記録方法を用いた記録装
置の構成は、図2において印刷装置部6の印刷手段が異
なる以外、実施の形態2と全く同様である。
【0057】以下に、図2を用いて同実施の形態におけ
る動作を説明する。前実施の形態2と同様にして、変換
元となる記録すべき可聴帯域信号情報1は、入力装置部
2とA/D変換装置部3と信号変換装置部4を経て最終
的に画像情報に変換される。画像情報に変換された可聴
帯域信号情報は、記録手段として不可視性印刷材料を用
いて実施の形態2と同様に印刷装置部6で、可聴帯域信
号情報記録用の不可視性印刷材料に干渉しない印刷材料
にて予め別の印刷を施した印刷記録媒体5の記録面上に
予め施した印刷情報に重ねる形で記録され、不可視属性
を持った可聴帯域信号情報の記録済み印刷記録媒体7を
得る。
【0058】この方法により、可聴帯域信号情報を記録
した印刷記録媒体上の画像情報は不可視属性を持つた
め、印刷記録媒体から可聴帯域信号情報のみの記録痕跡
を選択的になくし代わりに予め印刷した別の画像情報を
浮き立たせることが可能となり、記録する可聴帯域信号
情報に秘匿性を持たせることだけではなく、必要とする
可聴帯域信号情報と画像情報とを同一箇所に記録するこ
とができるという作用を有する。
【0059】この作用によって、声の記録再生が可能な
絵葉書やグリーティングカード、記録内容の見出し表
示、案内表示等目的に応じて広範囲な用途に展開するこ
とが可能となる。
【0060】なお、本実施の形態6では印刷記録媒体に
予め別の印刷を施した例を挙げたが、不可視性印刷材料
に干渉しない材料である限り、可聴帯域信号情報を記録
した後の印刷記録媒体に別の印刷を施すことも勿論可能
である。
【0061】同様にして、互いの不可視性印刷材料が相
互干渉しない材料である限り、可聴帯域信号情報を記録
した後、その上にさらに複数の可聴帯域信号情報を記録
することにより、記録可能な情報量を向上させることも
勿論可能である。
【0062】なお、本実施の形態6は、不可視性印刷手
段の一例であり、不可視性印刷手段の利用方法を規定す
るものではない。また、同時に再生時の利用方法を規定
するものでもない。
【0063】(実施の形態7)本発明の第7の実施の形
態における可聴帯域信号情報の記録方法を用いた記録装
置の構成は、図2において印刷記録媒体5と印刷装置部
6の印刷手段が異なる以外、実施の形態2と全く同様で
ある。
【0064】以下に、図2を用いて同実施の形態におけ
る動作を説明する。前実施の形態2と同様にして、変換
元となる記録すべき可聴帯域信号情報1は、入力装置部
2とA/D変換装置部3と信号変換装置部4を経て最終
的に画像情報に変換される。画像情報に変換された可聴
帯域信号情報は、予め別の印刷を施した印刷記録媒体5
に前出の印刷材料の補色となる印刷材料を用いて実施の
形態2と同様に印刷装置部6により予め施した印刷情報
に重ねる形で記録され、可聴帯域信号情報の記録済み印
刷記録媒体7を得る。
【0065】この方法により、可聴帯域信号情報を記録
した印刷記録媒体上の画像情報は、印刷記録媒体上に記
録された別の印刷情報と補色関係となりコントラストの
高い画像が得られるため、可聴帯域信号情報を記録した
画像情報のみを選択的に通すフィルタやその補色となる
光源等を利用すれば、印刷記録媒体から可聴帯域信号情
報のみを選択的に読取ることが可能となり、予め印刷し
た別の画像情報を浮き立たせるとともに、必要とする可
聴帯域信号情報と画像情報とを同一箇所に記録すること
ができるという作用を有する。
【0066】また、この方法では印刷手段として極く一
般的な方法を用いることが可能なため、システムコスト
やランニングコスト等を抑えることができ、情報の秘匿
性や印刷記録媒体のデザイン性等を問わない分野におい
ては、非常に安価に実施の形態2に述べたような広範囲
な用途に展開することが可能となる。
【0067】また、本実施の形態7では各々の印刷材料
が補色関係にあることを前提として述べたが、完全な補
色関係にない印刷材料どうしでも、読取り時に十分なコ
ントラストが得られ選択的に可聴帯域信号情報のみを読
取ることが可能な組合せ(例えば黄色と黒のインク等の
組合せなど)であれば、同様の効果を奏することが可能
である。
【0068】また、読取り時に十分なコントラストが得
られ、選択的に可聴帯域信号情報のみを読取ることが可
能な組合せであれば、印刷記録媒体に予め印刷する印刷
材料は単色ではなく複数の色相の組合せ(例えば黄色と
水色と黒のインクの組合せなど)を利用することが可能
なため、より複雑な表現を実現しつつ同様の効果を奏す
ることが可能である。
【0069】なお、本実施の形態7では印刷記録媒体に
予め別の印刷を施した例を挙げたが、印刷材料が補色関
係にあるかあるいは高コントラストが得られる材料であ
る限り、可聴帯域信号情報を記録した後の印刷記録媒体
に別の印刷を施すことも勿論可能である。
【0070】なお、本実施の形態7は、補色印刷手段の
一例であり、補色印刷手段の利用方法を規定するもので
はない。また、同時に再生時の利用方法を規定するもの
でもない。
【0071】(実施の形態8)図4は本発明の第8の実
施の形態における可聴帯域信号情報の再生方法を用いた
再生装置の構成を示すハードウェアと信号変換アルゴリ
ズムのブロック図である。
【0072】図4において、7は可聴帯域信号情報記録
装置20により実際に可聴帯域信号情報を画像情報に変
換して印刷した後の記録済み印刷記録媒体、8は記録済
み印刷記録媒体7から実際に画像情報を読取りディジタ
ル電気信号情報に変換する読取り装置部、9は読取った
画像情報に対して読取り角度ずれを補正する角度補正処
理部、10は記録時に施された信号変換の逆変換を行う
後処理データ逆変換アルゴリズム部10c、画像逆変換
アルゴリズム部10b、前処理データ逆変換アルゴリズ
ム部10aを設けた信号逆変換装置部、11はディジタ
ル電気信号情報をアナログ電気信号情報に変換するD/
A変換装置部、12はアナログ電気信号情報を可聴帯域
信号情報に変換する出力装置部、13は記録情報から復
元された再生可聴帯域信号情報である。
【0073】可聴帯域信号情報再生装置30は、読取り
装置部8と角度補正処理部9と信号逆変換装置部10と
D/A変換装置部11と出力装置部12で構成されてい
る。
【0074】以下に、図4を用いて同実施の形態におけ
る動作を説明する。可聴帯域信号情報の記録済み印刷記
録媒体7上に印刷された連続する1次元ないし任意の固
定長で折り返した2次元の画像情報に変換された可聴帯
域信号情報は、読取り装置部8(例えばスキャナなど)
を用いて記録時の印刷手段に対応した既存の読取り手段
によりまず画像情報のままの形で時系列的に読取られ、
連続した1次元の「黒」と「白」の2値画素データ列と
して意味付けられたディジタル電気信号情報に変換され
る。
【0075】ここで、読取るべき画像情報が2次元の画
像であった場合、読取り角度のずれがない理想的な状態
であれば問題なく時系列的に読取ったデータがそのまま
印刷前の画素データ列と等価になるが、実際には角度ず
れによる読取位置のエラーが生じる可能性がある。そこ
で、角度補正処理部9にて読取った直後の2値画素デー
タ列に対して角度のずれを修正し、ずれのない正しい1
次元の画素データ列にするための補正処理を施すことに
よって、印刷記録前の画素データ列と等価なディジタル
電気信号情報を得る。
【0076】次に、このディジタル電気信号情報は、記
録時に施されたデータ変換順序の逆順に信号逆変換装置
部10(例えばマイクロプロセッサやDSP等を用いた
データ逆変換装置など)にて逆変換を施され元の複数の
ビット列に量子化された可聴帯域信号情報に復元され
る。具体的に言えば、画素データ列として意味付けられ
た先のディジタル電気信号情報は、信号逆変換装置部1
0の内部に設けた後処理データ逆変換アルゴリズム部1
0cにて記録時の後処理データ変換の逆変換を施された
後、画像逆変換アルゴリズム10bに通される。ここ
で、1次元の「黒」と「白」の画素データ列は、各々
「0」と「1」あるいは逆に「1」と「0」のビットデ
ータ列と読み替えることにより、連続した1次元のビッ
ト列に再構成される。この後、さらに前処理データ逆変
換アルゴリズム部10aにて記録時の前処理データ変換
の逆変換を再度施すことによって、元の複数のビット列
に量子化された可聴帯域信号情報に復元される。
【0077】そして、複数のビット列に量子化された可
聴帯域信号情報は、D/A変換装置部11にてアナログ
電気信号情報に変換され、アナログ電気信号情報を可聴
帯域信号情報に変換する出力装置部12(例えばスピー
カとアンプ回路系など)を経て、記録情報から復元され
た再生可聴帯域信号情報13(例えば再生された音声な
ど)を得る。
【0078】この方法により、可聴帯域信号情報の記録
・再生を可逆的に行うことが可能となるという作用を有
する。
【0079】なお、本実施の形態8では便宜上「黒」と
「白」の表現で画像情報を扱っているが、コントラスト
が十分に取れる組合せであれば必ずしも「黒」と「白」
である必要はない。
【0080】同様に、本実施の形態8では画像情報を単
純2値情報として扱っているが、コントラストが十分に
取れる範囲であれば必ずしも単純2値である必要はな
く、記録時の印刷手段に階調を用いた場合、読取り時に
も記録時と同等かそれ以上の階調を利用すれば単純2値
の場合と同等の再生品質を得ることも十分に可能であ
る。
【0081】また、本実施の形態8では角度補正処理部
9を利用して読取り角度のずれを補正しているが、全体
の記録容量は減るもののバーコードに代表される1次元
画像情報、あるいは読取り角度ずれ許容量以上に印字の
画素面積が大きい2次元画像情報を用いれば、角度補正
処理は必ずしも必要ない。
【0082】さらに、本実施の形態8の構成では音声な
どの実際の音としてのアナログ信号を例にとっている
が、元となる可聴帯域信号情報が最初からディジタル電
気信号情報であるようなもの(例えばMIDI信号な
ど)も同様にして再生が可能であり、一枚の印刷記録媒
体の記録情報から、より高品質な可聴帯域信号情報をよ
り長時間に再生することも可能となる。
【0083】以上、本発明の第1から第8までの実施の
形態を述べてきたが、本発明の実施の形態は各々独立し
たものであるため、使用する目的に応じて各実施の形態
を任意に組合せて利用することも可能である。
【0084】また、記録・再生システムとして、記録装
置と読取り装置が一体になったものでもよい。具体的な
例として、ファクシミリなどの情報端末に本記録・再生
機能を組み込めば、簡単かつ低コストに本発明の機能を
実現することが可能である。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明による可聴帯域信号
情報の記録方法によれば、既存の印刷手段及び記録媒体
として汎用性に富んだ数多くの印刷記録媒体が利用でき
るため自由度が非常に高く、目的に応じて種々の印刷手
段の選択と印刷記録媒体の選択・加工ができ、その記録
媒体の作製自体も比較的簡便な設備で対応することが可
能である。また記録済み媒体の可搬性についても、磁気
・静電気等の外的ダメージに対しては全く問題なく、機
械的強度や汚損に対しても耐性の強い材料を選択可能で
あるため、補強するためのケース等の専用支持構造も必
要なく、簡便かつ軽く薄く短く小さく、低コストに記録
媒体を供給することが可能となり、広範囲な用途に応用
が期待できるものである。
【0086】さらに、記録時に既存の誤り訂正手段、暗
号化手段、情報圧縮手段等を組み合わせて用いたり、前
記記録媒体への記録材料として、目的に応じて種々の印
刷材料を用いることにより、本記録方法を活かした非常
に特長のある記録物を得ることが可能となる。
【0087】また、本発明による可聴帯域信号情報の再
生方法によれば、従来の読取り手段を用いて前記の特長
のある記録物から元の可聴帯域信号情報を再生すること
が可能となる。
【0088】よって、これら方法を用いることにより、
可聴帯域信号情報の記録・再生を低コストで可逆的に行
うことが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による可聴帯域信号情報
の記録方法を用いた記録装置の構成を示すハードウェア
と信号変換アルゴリズムのブロック図
【図2】本発明の実施の形態2から7による可聴帯域信
号情報の記録方法を用いた記録装置の構成を示すハード
ウェアと信号変換アルゴリズムのブロック図
【図3】本発明の実施の形態3による可聴帯域信号情報
の記録方法を用いた記録装置の構成に後処理データ変換
部を追加したハードウェアと信号変換アルゴリズムのブ
ロック図
【図4】本発明の実施の形態8による可聴帯域信号情報
の再生方法を用いた再生装置の構成を示すハードウェア
と信号変換アルゴリズムのブロック図
【符号の説明】
1 可聴帯域信号情報 2 入力装置部 3 A/D変換装置部 4 信号変換装置部 4a 前処理データ変換アルゴリズム部 4b 画像変換アルゴリズム部 4c 後処理データ変換アルゴリズム部 5 印刷記録媒体 6 印刷装置部 7 記録済み印刷記録媒体 8 読取り装置部 9 角度補正処理部 10 信号逆変換装置部 10a 前処理データ逆変換アルゴリズム部 10b 画像逆変換アルゴリズム部 10c 後処理データ逆変換アルゴリズム部 11 D/A変換装置部 12 出力装置部 13 再生可聴帯域信号情報 20 可聴帯域信号情報記録装置 30 可聴帯域信号情報再生装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット列に量子化した可聴帯域信
    号情報を連続した1次元ないし2次元の画像情報として
    加工し、既存の印刷手段により記録媒体に記録する可聴
    帯域信号情報の記録方法。
  2. 【請求項2】 誤り訂正手段を用いて、複号化時の再生
    品質を向上させた請求項1に記載の可聴帯域信号情報の
    記録方法。
  3. 【請求項3】 情報圧縮手段を用いて、記録する可聴帯
    域信号情報の情報量を向上させた請求項1に記載の可聴
    帯域信号情報の記録方法。
  4. 【請求項4】 暗号化手段を用いて、記録に秘匿性を持
    たせた請求項1に記載の可聴帯域信号情報の記録方法。
  5. 【請求項5】 不可視性印刷手段を用いて、記録に秘匿
    性を持たせた請求項1に記載の可聴帯域信号情報の記録
    方法。
  6. 【請求項6】 記録面に別の印刷を施した記録媒体に、
    不可視性印刷手段を用いて記録した請求項1に記載の可
    聴帯域信号情報の記録方法。
  7. 【請求項7】 記録面に別の印刷を施した記録媒体に、
    前記印刷材料の補色となる印刷材料を用いて記録した請
    求項1に記載の可聴帯域信号情報の記録方法。
  8. 【請求項8】 連続した1次元ないし2次元の画像情報
    として加工され、既存の印刷手段により記録媒体に記録
    された複数のビット列に量子化した可聴帯域信号情報
    を、時系列的にそのまま1次元の画像データとして読取
    り、再構成することにより元の可聴帯域信号情報を復元
    する可聴帯域信号情報の再生方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57147374A (en) * 1981-03-06 1982-09-11 Fuji Xerox Co Ltd Reader of two-color original
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