JPH1034435A - 短尺材切断加工システム - Google Patents

短尺材切断加工システム

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JPH1034435A
JPH1034435A JP18912196A JP18912196A JPH1034435A JP H1034435 A JPH1034435 A JP H1034435A JP 18912196 A JP18912196 A JP 18912196A JP 18912196 A JP18912196 A JP 18912196A JP H1034435 A JPH1034435 A JP H1034435A
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JP
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axis
side end
cutting
short
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JP18912196A
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English (en)
Inventor
Toru Tokiwa
徹 常盤
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、短尺材における第1被切断部に対
して切断加工を行った後に、第1被切断部に直交する第
2被切断部に対して切断加工を行うために必要とされる
短尺材をほぼ90度回転させる作業を自動的に行うこと
を目的とする。 【解決手段】 短尺材Wの重心部を上方向から吸着する
マグネット59を設け、このマグネット59をy軸,x
軸,z軸方向へ移動させると共に回転させるマグネット
作動装置61を設け、マグネット59が短尺材Wの重心
部の垂直上方に位置するように、演算装置87により演
算されたy座標及びx座標に基づいてマグネット作動装
置61を制御する制御装置85を設けてなることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短尺材(短材を含
む)における直交する第1被切断部と第2被切断部に対
して順次切断加工を行う短尺材切断加工システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】短尺材における直交する第1被切断部及
び第2被切断部に対して順次切断加工を行う従来の切断
加工システムについて簡単に説明する。
【0003】フレームにはエンドレス状の走行可能な帯
鋸刃(鋸刃の一例)を備えた鋸刃ハウジングが設けてあ
り、この鋸刃ハウジングは上下方向へ移動可能である。
切断位置の前側には短尺材をy軸方向へ移動可能に支持
するワークテーブルが設けてあり、このワークテーブル
上において短尺材を切断位置に接近離反するy軸方向へ
移動させるワーク移動手段が適宜に設けてある。上記フ
レームにおける切断位置の近傍には短尺材をワークテー
ブルに固定する本体バイス装置が設けてあり、この本体
バイス装置は接近離反するx軸方向へ相対的に移動可能
な一対のバイスジョーを備えている。
【0004】従って、ワーク移動手段により短尺材をy
軸方向の一方側(後方向)へ移動させて、短尺材におけ
る第1被切断部を切断位置に位置せしめる。次に、本体
バイス装置における一対のバイスジョーを接近するx軸
方向へ相対的に移動させて、一対のバイスジョーにより
短尺材を挟持する。そして、帯鋸刃を走行駆動させた状
態のもとで、鋸刃ハウジングを下方向へ移動させること
により、短尺材における第1被切断部に対して切断加工
を行うことができる。
【0005】第1被切断部に対して切断加工を行った後
に、本体バイス装置における一対のバイスジョーを離反
するx軸方向へ相対的に移動させて、一対のバイスジョ
ーによる短尺材の挟持状態を解除する。次に、ワーク移
動手段により短尺材をy軸方向の他方側(前側)へ移動
させて、切断加工位置に離反させる。そして、作業者が
短尺材をほぼ90度回転させて、第2被切断部をx軸方
向にほぼ平行にする。
【0006】短尺材をほぼ90度回転させた後に、ワー
ク移動手段により短尺材をy軸方向の一方側へ移動させ
て、短尺材における第2被切断部を切断位置に位置せし
める。そして、本体バイス装置における一対のバイスジ
ョーにより短尺材を挟持し、走行駆動状態の帯鋸刃によ
り短尺材における第2被切断部に対して切断加工を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、短尺材にお
ける第1被切断部に対して切断加工を行った後であっ
て、第2被切断部に対して切断加工を行う前に、短尺材
をほぼ90度回転させる必要があるが、その短尺材の回
転作業は作業者が手動的に行っていたため、短尺材をほ
ぼ90度回転させることは容易でなく、短尺材の切断作
業が厄介であるという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の如き、従来の問題
点を解決するために、本発明においては、第1の手段と
して、短尺材における直交する第1被切断部と第2被切
断部に対して、駆動中の鋸刃(帯鋸刃、丸鋸刃を含む)
によりx軸方向へ延びた切断位置において順次切断加工
を行う短尺材切断加工システムにあって、短尺材をy軸
方向へ移動可能に支持するワークテーブルを設け、この
ワークテーブル上において短尺材を上記切断位置に接近
離反するy軸方向へ移動させるワークy軸移動手段を設
け、切断加工を行うときに短尺材をワークテーブルに対
して固定せしめるワーク固定装置を設け、短尺材におけ
る被切断部を切断位置に位置せしめるため、短尺材にお
けるスクラップ側端面に突当たり可能な定寸ストッパを
y軸方向へ位置調節可能に設け、短尺材における直交す
る一対の製品側端面のうち一方の製品側端面をy軸回転
基準位置に位置せしめるため、一方の製品側端面が突当
たり可能なy軸ストッパを設けると共に、短尺材におけ
る他方の製品側端面をx軸回転基準位置に位置せしめる
ため、他方の製品側端面が突当たり可能なx軸ストッパ
を設け、短尺材における他方の製品側端面をx軸ストッ
パに突当てるため、短尺材をx軸方向へ移動させるワー
クx軸移動手段を設け、短尺材における一方の製品側端
面をy軸回転基準位置に及び他方の製品側端面をx軸回
転基準位置にそれぞれ位置せしめた後に、短尺材の重心
部を上方向から吸着するマグネットを設け、このマグネ
ットをy軸,x軸,上下方向へ移動させると共に回転さ
せるマグネット作動装置を設け、短尺材における第1被
切断部に対して切断加工を行った後における一対の製品
側端面の長さに基づいて、y軸回転基準位置及びx軸回
転基準位置を基準とする短尺材の重心のy座標及びx座
標を演算する演算装置を設け、上記マグネットが短尺材
の重心部の垂直上方に位置するように、演算されたy座
標及びx座標に基づいてマグネット作動装置を制御する
制御装置を設けてなることを特徴とする。
【0009】第2の手段として、第1の手段の発明特定
事項の他に、前記ワーク固定装置は、前記切断位置の近
傍に設けた本体バイス装置であって、この本体バイス装
置は、短尺材を挟持する一対のバイスジョーを接近離反
するx軸方向へ相対的に移動可能に備え、一方のバイス
ジョーの挟持面と他方のバイスジョーの挾持面のx軸方
向の間隔を検出する間隔検出装置を設けてなることを特
徴とする。
【0010】第3の手段として、第1又は第2の手段の
発明特定事項の他に、前記定寸ストッパは、前記切断位
置の一側方においてy軸方向へ移動可能な搬送バイス装
置に設けてあって、この定寸ストッパは搬送バイス装置
に対して切断位置側へ突出して構成してなることを特徴
とする。
【0011】第4の手段として、第1〜第3の手段のう
ちのいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記y軸ス
トッパを、y軸被突当て面が突当たり可能なy軸突当て
状態と、短尺材との干渉を回避する干渉回避状態に切換
え可能に構成し、前記x軸ストッパを、x軸被突当て面
が突当たり可能なx軸突当て状態と、短尺材との干渉を
回避する干渉回避状態に切換え可能に構成してなること
を特徴とする。
【0012】前記の手段により、定寸ストッパを第1被
切断部の切断条件に対応してy軸方向へ位置調節する。
そして、ワークy軸移動手段により短尺材をy軸方向の
一方側へ移動させて、短尺材におけるスクラップ側端面
を定寸ストッパにおける被突当て面に突き当てる。これ
によって、短尺材における第1被切断部を切断位置に位
置せしめることができる。
【0013】短尺材におけるスクラップ側端面を突当て
た後に、ワーク固定装置により短尺材をワークテーブル
に対して固定せしめる。ここで、第2の手段の発明特定
事項を備えた場合にあっては、一対のバイスジョーを接
近するx軸方向へ相対的に移動させて、短尺材を挟持す
る一方、間隔検出装置により一方のバイスジョーの挟持
面と他方のバイスジョーの挾持面のx軸方向の間隔、換
言すれば一方の製品側端面(第1被切断部に平行な製品
側端面)の長さを検出する。そして、駆動状態の鋸刃に
より切断位置において短尺材における第1被切断部に対
して切断加工を行う。これによって、短尺材から第1被
切断部側のスクラップを取り除いて、他方の製品側端面
(第2被切断部に平行な製品側端面)を製品条件に対応
した所定の長さにすることができる。
【0014】短尺材における第1被切断部に対して切断
加工を行った後に、ワーク固定装置によるワークテーブ
ルに対する短尺材の固定状態を解除する(第2の手段の
発明特定事項を備えた場合にあっては、一対のバイスジ
ョーを離反するx軸方向へ相対的に移動させて、一対の
バイスジョーによる短尺材の挟持状態を解除する)。次
に、ワークy軸移動手段により短尺材をy軸方向の他方
側へ移動させて、短尺材における一方の製品側端面をy
軸ストッパにおけるy軸被突当て面に突当てると共に、
ワークx軸移動手段により短尺材をx軸方向へ移動させ
て、短尺材における他方の製品側端面をx軸ストッパに
おけるx軸被突当て面に突当てる。これによって、短尺
材における一方の製品側端面をy軸回転基準位置に、他
方の製品側端面をx軸回転基準位置にそれぞれ位置せし
める。尚、第4の手段の発明特定事項を備えた場合にあ
っては、短尺材における製品側端面を突き当てる前に、
y軸ストッパを干渉回避状態からy軸突当て状態に切り
換えると共に、x軸ストッパを干渉回避状態からx軸突
当て状態に切換えておく。
【0015】又、短尺材における一方の製品側端面を突
当てた後に、y軸回転基準位置及びx軸回転基準位置を
基準とする短尺材の重心のy座標及びx座標に基づいて
マグネット作動装置を制御して、マグネットをy軸,x
軸方向へ移動させて、短尺材の重心部の垂直上方位置に
位置せしめる。ここで、短尺材の重心のy座標及びx座
標は、第1被切断部に対して切断加工を行った後におけ
る一対の製品側端面の長さに基づいて演算装置により演
算される。又、(第2の手段の発明特定事項を備えた場
合にあっては、一方の製品側端面の長さは、間隔検出装
置の検出により分かっており)、他方の製品側端面の長
さは、製品条件により予め分かっている。
【0016】マグネットを短尺材の重心部の垂直上方位
置に位置せしめた後に、マグネット作動装置によりマグ
ネットを下方向へ移動させて、マグネットにより短尺材
の重心部を上方向から吸着する。尚、第4の手段の発明
特定事項を備えた場合にあっては、マグネットにより短
尺材の重心部を吸着した後に、y軸ストッパをy軸突当
て状態から干渉回避状態に切り換えると共に、x軸スト
ッパをx軸突当て状態から干渉回避状態に切換えてお
く。
【0017】マグネットにより短尺材の重心部を吸着し
た後に、マグネット作動装置によりマグネットをほぼ9
0度回転させることにより、短尺材をほぼ90度一体的
に回転させて、短尺材における第2被切断部をx軸方向
にほぼ平行にせしめる。次に、マグネットによる吸着状
態を解除し、マグネット作動装置によりマグネットを上
方向へ移動させる。そして、ワークy軸移動手段により
短尺材をy軸方向の一方側へ移動させて、短尺材におけ
るスクラップ側端面を定寸ストッパにおける被突当て面
に突当てる。これによって、短尺材における第2被切断
部を切断位置に位置せしめる。尚、短尺材におけるスク
ラップ側端面を突き当てる前に、定寸ストッパを第2被
切断部の切断条件に対応してy軸方向へ位置調節してお
く。又、ワークy軸移動手段により短尺材をy軸方向の
一方側へ移動させる代わりに、マグネットにより短尺材
の重心部を吸着した状態のもとで、マグネット作動装置
によりマグネットをy軸方向の一方側へ移動させること
により、短尺材をy軸方向の一方側へ一体的に移動させ
ても差支えない。
【0018】短尺材におけるスクラップ側端面を突当て
た後に、ワーク固定装置により短尺材をワークテーブル
に対して固定せしめる。そして、駆動状態の鋸刃により
切断位置において短尺材における第2被切断部に対して
切断加工を行う。これによって、短尺材から第2被切断
部側のスクラップを取り除いて、他方の製品側端面の他
に、一方の製品側端面も製品条件に対応した所定の長さ
にすることができ、短尺材の加工が終了する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1及び図2を参照するに、短尺材切断加
工システム1は本体フレーム3を備えており、この本体
フレーム3にはエンドレス状の走行駆動可能な帯鋸刃5
を備えた鋸刃ハウジング7が設けてあって、この鋸刃ハ
ウジング7は油圧シリンダ(図示省略)の作動により上
下方向(図1において上下方向、図2において紙面に向
って表裏方向)へ移動可能である。ここで、図1に示す
ように、上方向から見ると、概略的に図示した帯鋸刃5
と切断位置は重なりあっており、切断位置はx軸方向
(左右方向、図1において紙面に向って裏表方向、図2
において左右方向)へ延びている。上記本体フレーム3
における切断位置の前側(図1において左側、図2にお
いて下側)には短尺材Wをy軸方向(前後方向)へ移動
可能に支持するワークテーブル9が設けてあり、このワ
ークテーブル9はy軸方向へ延びている。上記ワークテ
ーブル9上において短尺材Wを切断位置に接近離反する
y軸方向へ移動させるため、ワークテーブル9は搬送モ
ータ11の駆動によりy軸方向へ回転駆動可能な多数の
駆動ローラ13を備えている。尚、多数の駆動ローラ1
3を備える他に、ワークテーブル9に短尺材Wを挟持す
る移動バイス装置をy軸方向へ移動可能に設けても差支
えない。
【0021】切断加工を行うときに、短尺材Wをワーク
テーブル9に対して固定せしめるため、本体フレーム3
における切断位置の近傍には本体バイス装置15が設け
てある。この本体バイス装置15は、左右に対向した可
動バイスジョー17と固定バイスジョー19を備えてお
り、可動バイスジョー17はバイスシリンダ21の作動
により固定バイスジョー19に接近離反するx軸方向へ
移動可能である。又、本体バイス装置15は可動バイス
ジョー17の挟持面と固定バイスジョー19の挟持面の
x軸方向の間隔を検出する間隔検出装置23を備えてい
る。この間隔検出装置23は、可動バイスジョー17に
一体的に設けられ且つx軸方向に延びたラック部材25
と、バイスシリンダ21に設けられ且つラック部材25
に噛合したピニオン27と、このピニオン27に接続し
たエンコーダ29とを備えている。
【0022】切断位置の後側にはサブテーブル31が設
けてあり、このサブテーブル31には図示省略の長尺材
の搬送を行う搬送バイス装置33が搬送シリンダ35の
作動によりy軸方向へ移動可能に設けてある。上記搬送
バイス装置33は左右に対向した可動バイスジョー37
と固定バイスジョー39を備えており、可動バイスジョ
ー37はバイスシリンダ41の作動により固定バイスジ
ョー39に対して接近離反するx軸方向へ移動可能であ
る。短尺材Wにおける被切断部(第1被切断部又は第2
被切断部)を切断位置に位置せしめるため、搬送バイス
装置33における可動バイスジョー37には短尺材Wに
おけるスクラップ側端面F1 (又はF2)に突当たり可
能な定寸ストッパ43が設けてあり(図3(b)、図4
(b)参照)、この定寸ストッパ43は可動バイスジョ
ー37に対して前側(切断位置側)へ突出してある。
【0023】短尺材Wにおける第1被切断部に対して切
断加工を行った後に、短尺材Wにおける一方の製品側端
面FA1 (図3に示すように第1被切断部に平行な製品
側端面)をy軸回転基準位置に位置せしめるため、ワー
クテーブル31には一方の製品側端面FA1 が突当たり
可能なy軸ストッパ45が設けてある。又、短尺材Wに
おける他方の製品側端面FA2 (図3に示すように第2
被切断部に平行な製品側端面)をx軸回転基準位置に位
置せしめるため、ワークテーブル9には他方の製品側端
面FA2 が突当たり可能なx軸ストッパ47が設けてあ
る。ここで、y軸ストッパ45は、y軸ストッパ用シリ
ンダ(図示省略)の作動によりワークテーブル9のパス
ラインの高さ位置に対して出没させることにより、y軸
被突当て面45aが突当たり可能なy軸突当て状態(突
出状態)と、短尺材Wとの干渉を回避する干渉回避状態
(没入状態)に切換えることができる。同様に、x軸ス
トッパ47は、x軸ストッパ用シリンダ(図示省略)の
作動によりワークテーブル9のパスラインの高さ位置に
対して出没させることにより、x軸被突当て面47aが
突当たり可能なx軸突当て状態(突出状態)と、短尺材
Wとの干渉を回避する干渉回避状態(没入状態)に切換
え可能である。
【0024】又、ワークテーブル9にはy軸ストッパ4
5及びx軸ストッパ47の他に、2軸ストッパ49が2
軸ストッパ用シリンダ51の作動によりx軸方向へ移動
可能に設けてあり、2軸ストッパ49は、y軸被突当て
面49aとx軸被突当て面49bを備えている。ここ
で、2軸ストッパ49は、x軸方向へ移動させることに
より、y軸被突当て面49aがy軸回転基準位置に及び
x軸被突当て面49bがx軸回転基準位置にそれぞれ位
置してあってy軸被突当て面49a及びx軸被突当て面
49bに突当て可能な突当て状態と、短尺材Wとの干渉
を回避する干渉回避状態に切換え可能である。
【0025】短尺材Wにおける一方の製品側端面FA1
をy軸被突当て面45a,49aに突当てた後に、他方
の製品側端面FA2 をx軸被突当て面47a,49bに
突当てるため、ワークテーブル9には押出しシリンダ5
3が設けてあり、この押出しシリンダ53におけるx軸
方向へ移動可能なピストンロッド55には、短尺材Wを
押出す押出し部材57が設けてある。
【0026】上記ワークテーブル9の上方にはマグネッ
ト59が設けてあり、このマグネット59は短尺材Wに
おける一方の製品側端面FA1 をy軸回転基準位置に及
び他方の製品側端面FA2 をx軸回転基準位置にそれぞ
れ位置せしめた後に、短尺材Wの重心部を上方向から吸
着する作用を有する。上記マグネット59はマグネット
作動装置61によりy軸,x軸,上下方向へ移動可能で
ある。
【0027】上記マグネット作動装置61について説明
すると、上記ワークテーブルの上方にはy軸方向へ延び
た一対のy軸ガイド63が支柱65を介して設けてあ
り、一対のy軸ガイド63にはx軸方向に延びたy軸ス
ライダ67がy軸サーボモータ69の駆動によりy軸方
向へ移動可能に設けてある。上記y軸スライダ67には
x軸方向へ延びた一対のx軸ガイド71が設けてあり、
一対のx軸ガイド71にはx軸スライダ73がx軸サー
ボモータ75の駆動によりx軸方向へ移動可能に設けて
ある。上記x軸スライダ73の下部には回転部材77が
回転モータ79及びギア機構81により回転可能に設け
てあり、この回転部材77には上記マグネット59を上
下方向へ移動させるマグネットシリンダ83が設けてあ
る。
【0028】図5を参照するに、上記マグネット作動装
置61におけるy軸サーボモータ69及びx軸サーボモ
ータ75は制御装置85に接続してあり、この制御装置
85には演算装置87及び前記間隔検出装置23におけ
るエンコーダ29が接続してある。ここで、演算装置8
7は、エンコーダ29により検出された一方の製品側端
面FA1 の長さと、予め分かっている第1被切断部に対
して切断加工を行った後における他方の製品側端面FA
2 の長さに基づいて、y軸回転基準位置及びx軸回転基
準位置を基準とする短尺材Wの重心のy座標及びx座標
を演算する作用を有するものである。又、制御装置85
は、マグネット59が短尺材Wの重心部の垂直上方に位
置するように、演算されたy座標及びx座標に基づいて
y軸サーボモータ69及びx軸サーボモータ75を制御
する作用を有する。
【0029】以下、本発明の実施の形態に係る作用につ
いて図3及図4を参照して説明する。
【0030】搬送シリンダ35の作動により定寸ストッ
パ43を搬送バイス装置33と一体的にy軸方向へ移動
させて、第1被切断部の切断条件に対応してy軸方向へ
位置調節する。そして、搬送モータ11の駆動により多
数の駆動ローラ13をy軸方向の一方側(前方向)へ回
転させることにより、短尺材Wをy軸方向の一方側へ移
動させて、短尺材Wにおけるスクラップ側端面F1 を定
寸ストッパ43における突当面に突き当てる(図3
(a)、(b)参照)。これによって、短尺材Wにおけ
る第1被切断部を切断位置に位置せしめることができ
る。
【0031】短尺材Wにおけるスクラップ側端面F1
突き当てた後に、バイスシリンダ21の作動により可動
バイスジョー17を固定バイスジョー19に接近するx
軸方向(右方向)へ移動させて可動バイスジョー17と
固定バイスジョー19の協働により短尺材Wを挟持す
る。一方、このとき、間隔検出装置23におけるエンコ
ーダ29により可動バイスジョー17の挟持面と固定バ
イスジョー19の挟持面のx軸方向の間隔、換言すれば
一方の製品側端面WA1 の長さを検出することができ
る。そして、帯鋸刃5を走行駆動させて、鋸刃ハウジン
グ7を油圧シリンダの作動により下方向へ移動させるこ
とにより、走行駆動状態の帯鋸刃5により切断位置にお
いて短尺材Wにおける第1被切断部に対して切断加工を
行う。これによって、短尺材Wから第1被切断部側のス
クラップを取り除いて、他方の製品側端面FA2 を製品
条件に対応した所定の長さにすることができる(図3
(c)参照)。
【0032】短尺材Wにおける第1被切断部に対して切
断加工を行った後に、バイスシリンダ21の作動により
可動バイスジョー17を固定バイスジョー19に対して
離反するx軸方向(左方向)へ移動させて、可動バイス
ジョー17と固定バイスジョー19による短尺材Wの挟
持状態を解除する。次に、搬送モータ11の駆動により
多数の駆動ローラ13をy軸方向の他方側(後方向)へ
回転させることにより、短尺材Wをy軸方向の他方側へ
移動させて、短尺材Wにおける一方の製品側端面FA1
をy軸ストッパ45におけるy軸突当面45a及び2軸
ストッパ49におけるy軸突当面49aに突き当てる。
更に、押出しシリンダ53の作動により短尺材Wをx軸
方向の一方側(左方向)へ押出して、短尺材Wにおける
他方の製品側端面FA2 をx軸ストッパ47におけるx
軸突当て面47a及び2軸ストッパ49におけるx軸突
当て面49bに突当てる。これによって、短尺材Wにお
ける一方の製品側端面FA1 をy軸回転基準位置に及び
他方の製品側端面FA2 をx軸回転基準位置にそれぞれ
位置せしめることができる(図3(d))。尚、短尺材
Wにおける製品側端面FA1 ,FA2 を突き当てる前
に、y軸ストッパ45をy軸ストッパ用シリンダの作動
により干渉回避状態からy軸突当て状態に切換えると共
に、x軸ストッパ47をx軸ストッパ用シリンダの作動
により干渉回避状態からx軸突当て状態に切換え、更に
2軸ストッパ49を2軸ストッパ用シリンダ51の作動
により干渉回避状態から2軸突当て状態に切換えてお
く。
【0033】短尺材Wにおける一対の製品側端面F
1 ,FA2 を突当てた後に、y軸回転基準位置及びx
軸回転基準位置を基準とする短尺材の重心のy座標及び
x座標に基づいて制御装置85によりy軸サーボモータ
69及びx軸サーボモータ75を制御して、マグネット
59をy軸,及びx軸方向へ移動させて、短尺材Wの重
心部の垂直上方に位置せしめる。ここで、短尺材Wの重
心のy座標及びx座標は、前記エンコーダ29により検
出された一方の製品側端面FA1 の長さ、及び第1被切
断部に対して切断加工後における他方の製品側端面FA
2 の長さに基づいて演算装置87により演算される。そ
して、マグネットシリンダ83の作動によりマグネット
59を下方向へ移動させて、マグネット59により短尺
材Wの重心部を上方向から吸着する。更に、y軸ストッ
パ45をy軸ストッパ用シリンダの作動によりy軸突当
状態から干渉回避状態に切換えると共に、x軸ストッパ
47をx軸ストッパ用シリンダの作動によりx軸突当て
状態から干渉回避状態に切換え、2軸ストッパ49を2
軸ストッパ用シリンダ51の作動により2軸突当て状態
から干渉回避状態に切換えておく。
【0034】マグネット59により短尺材Wの重心部を
吸着した状態のもとで、回転部材77の作動によりマグ
ネット59を回転部材77と一体的にほぼ90度回転さ
せることにより、短尺材Wもほぼ90度一体的に回転さ
せることができ、短尺材Wにおける第2被切断部をx軸
方向にほぼ平行にせしめることができる(図4(a)参
照)。そして、y軸サーボモータ69の駆動によりマグ
ネット59をy軸方向の一方側に移動させることによ
り、短尺材Wをy軸方向の一方側へ一体的に移動させ
て、短尺材Wにおける他方のスクラップ側端面F2 を定
寸ストッパ43における被突当面43aに突き当てる
(図4(b)参照)。これによって、短尺材Wにおける
第2被切断部を切断位置に位置せしめることができる。
尚、短尺材Wにおける他方のストッパ側端面F2 を突き
当てる前に、定寸ストッパ43を第2被切断部の切断条
件に対応してy軸方向へ位置調節しておく。又、マグネ
ット59をy軸方向の一方側へ移動させることにより短
尺材Wをy軸方向へ移動させる代わりに、マグネット5
9の吸着状態を解除し、搬送モータ11の駆動により多
数の駆動ローラ13をy軸方向の一方側へ回転させても
差支えない。
【0035】短尺材Wにおける他方のスクラップ側端面
2 を突き当てた後に、バイスシリンダ21を作動させ
て可動バイスジョー17と固定バイスジョー19の協働
により短尺材Wを挟持する。そして、走行駆動状態の帯
鋸刃5により切断位置において短尺材Wにおける第2被
切断部に対して切断加工を行う。これによって、短尺材
Wから第2被切断部側のスクラップを取り除いて、一方
の製品側端面FA1 を製品条件に対応した所定の長さに
し、短尺材Wに対しての切断加工が終了する(図4
(c)参照)。
【0036】以上の如き、本発明の実施の形態によれ
ば、短尺材Wにおける第1被切断部に対して切断加工を
行った後に、第1被切断部に直交する第2被切断部に対
して切断加工を行うために必要とされる短尺材Wをほぼ
90度回転させる作業を、マグネット59及びマグネッ
ト作動装置61により自動的に行っているため、短尺材
Wの一連の切断加工の作業能率が向上する。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の発明特定事項によれ
ば、短尺材における第1被切断部に対して切断加工を行
ったときに、この第1被切断部に直交する第2被切断部
に対して切断加工を行うために必要とされる短尺材をほ
ぼ90度回転させる作業を、マグネット及びマグネット
作動装置により自動的に行っているため、短尺材の一連
の切断加工の作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る短尺材切断加工シス
テムの側面図である。
【図2】上記短尺材切断加工システムの平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る作用説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る作用説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る制御ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 短尺材切断加工システム 5 帯鋸刃 9 ワークテーブル 11 搬送モータ 13 駆動ローラ 15 本体バイス装置 17 可動バイスジョー 19 固定バイスジョー 21 バイスシリンダ 23 間隔検出装置 33 搬送バイス装置 43 定寸ストッパ 45 y軸ストッパ 47 x軸ストッパ 49 2軸ストッパ 53 押出しシリンダ 57 押出し部材 59 マグネット 61 マグネット作動装置 85 制御装置 87 演算装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短尺材における直交する第1被切断部と
    第2被切断部に対して、駆動中の鋸刃によりx軸方向へ
    延びた切断位置において順次切断加工を行う短尺材切断
    加工システムにあって、 短尺材をy軸方向へ移動可能に支持するワークテーブル
    を設け、このワークテーブル上において短尺材を上記切
    断位置に接近離反するy軸方向へ移動させるワークy軸
    移動手段を設け、切断加工を行うときに短尺材をワーク
    テーブルに対して固定せしめるワーク固定装置を設け、
    短尺材における被切断部を切断位置に位置せしめるた
    め、短尺材におけるスクラップ側端面に突当たり可能な
    定寸ストッパをy軸方向へ位置調節可能に設け、 短尺材における直交する一対の製品側端面のうち一方の
    製品側端面をy軸回転基準位置に位置せしめるため、一
    方の製品側端面が突当たり可能なy軸ストッパを設ける
    と共に、短尺材における他方の製品側端面をx軸回転基
    準位置に位置せしめるため、他方の製品側端面が突当た
    り可能なx軸ストッパを設け、短尺材における他方の製
    品側端面をx軸ストッパに突当てるため、短尺材をx軸
    方向へ移動させるワークx軸移動手段を設け、 短尺材における一方の製品側端面をy軸回転基準位置に
    及び他方の製品側端面をx軸回転基準位置にそれぞれ位
    置せしめた後に、短尺材の重心部を上方向から吸着する
    マグネットを設け、このマグネットをy軸,x軸,上下
    方向へ移動させると共に回転させるマグネット作動装置
    を設け、 短尺材における第1被切断部に対して切断加工を行った
    後における一対の製品側端面の長さに基づいて、y軸回
    転基準位置及びx軸回転基準位置を基準とする短尺材の
    重心のy座標及びx座標を演算する演算装置を設け、上
    記マグネットが短尺材の重心部の垂直上方に位置するよ
    うに、演算されたy座標及びx座標に基づいてマグネッ
    ト作動装置を制御する制御装置を設けてなることを特徴
    とする短尺材切断加工システム。
  2. 【請求項2】 前記ワーク固定装置は、前記切断位置の
    近傍に設けた本体バイス装置であって、この本体バイス
    装置は、短尺材を挟持する一対のバイスジョーを接近離
    反するx軸方向へ相対的に移動可能に備え、一方のバイ
    スジョーの挟持面と他方のバイスジョーの挾持面のx軸
    方向の間隔を検出する間隔検出装置を設けてなることを
    特徴とする請求項1に記載の短尺材切断加工システム。
  3. 【請求項3】 前記定寸ストッパは、前記切断位置の一
    側方においてy軸方向へ移動可能な搬送バイス装置に設
    けてあって、この定寸ストッパは搬送バイス装置に対し
    て切断位置側へ突出して構成してなることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の短尺材切断加工システ
    ム。
JP18912196A 1996-07-18 1996-07-18 短尺材切断加工システム Pending JPH1034435A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2036643A3 (de) * 2007-09-14 2011-06-08 Ficep S.P.A. Werkzeugmaschine zum Schneiden und zum Bohren von Metallprofilen
CN111673290A (zh) * 2020-05-28 2020-09-18 金寨嘉悦新能源科技有限公司 一种用于太阳能电池片生产用切割装置

Cited By (3)

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