JPH1034436A - 短尺材切断加工機 - Google Patents

短尺材切断加工機

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JPH1034436A
JPH1034436A JP18967496A JP18967496A JPH1034436A JP H1034436 A JPH1034436 A JP H1034436A JP 18967496 A JP18967496 A JP 18967496A JP 18967496 A JP18967496 A JP 18967496A JP H1034436 A JPH1034436 A JP H1034436A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、短尺材の加工精度の向上を図るこ
とを目的とする。 【解決手段】 ワークテーブル27を竪型の鋸刃ハウジ
ング7に対して相対的にx軸方向へ移動可能に設け、こ
のワークテーブル27にx軸方向へ延びた鋸刃進入空間
39を形成し、ワークテーブル27にy軸方向に延びた
ガイド部材37を設け、このガイド部材37に短尺材W
の後端面が突当たり可能なストッパ45を備えたスライ
ダ47をy軸方向へ位置調節可能に設けてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短尺材(端材を含
む)における被切断部に対して切断加工を行って、短尺
材から切断片(製品又は残材を含む)を取出す短尺材切
断加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、短尺材における被切断部に対して
切断加工を行うため、一般的な横型帯鋸盤を用いてい
る。以下、一般的な横型帯鋸盤について簡単に説明す
る。
【0003】上記横型帯鋸盤は本体フレームをベースに
しており、この本体フレームには短尺材を支持するワー
クテーブルが設けてある。又、本体フレームにはエンド
レス状の走行可能な帯鋸刃を備えた横型の鋸刃ハウジン
グが設けてあり、この横型の鋸刃ハウジングは昇降シリ
ンダの作動によりワークテーブルに対して接近離反する
上下方向へ移動可能である。ここで、帯鋸刃とワークテ
ーブルとの干渉を回避するため、ワークテーブルには帯
鋸刃が進入可能な鋸刃進入空間が形成してある。上記短
尺材をワークテーブルに固定するため、ワークテーブル
には固定バイスジョーと可動バイスジョーが対向して設
けてあり、この可動バイスジョーはバイスシリンダの作
動により固定バイスジョーに対して接近離反する方向へ
移動可能である。
【0004】従って、短尺材をワークテーブルに支持せ
しめ、バイスシリンダの作動により可動バイスジョーを
固定バイスジョーに対して接近する方向へ移動させて、
固定バイスジョーと可動バイスジョーの協働により短尺
材の両側面を押圧することにより、短尺材をワークテー
ブルに固定せしめる。そして、帯鋸刃を走行させつつ、
横型の鋸刃ハウジングを下方向へ移動させて、ワークテ
ーブルに接近させる。これによって、短尺材における被
切断部に対して切断加工を行って、短尺材から切断片
(製品又は残材)を取出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の如く、
横型帯鋸盤により短尺材の切断加工を行う場合にあって
は、短尺材が短いことから、バイスジョーの押圧面全体
により短尺材の側面を押圧できず、短尺材をワークテー
ブルに対して十分に固定せしめることができない。その
ため、短尺材の切断の途中において、短尺材が変位する
場合があり、短尺材の切断加工精度が悪くなるという問
題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の如き従来の問題点
を解決するために、本発明においては、第1の手段とし
て、エンドレス状の走行可能な帯鋸刃を備えた竪型の鋸
刃ハウジングを設け、短尺材を支持するワークテーブル
をこの鋸刃ハウジングに対して相対的にx軸方向へ移動
可能に設け、このワークテーブルに上記帯鋸刃が相対的
に進入可能なx軸方向へ延びた鋸刃進入空間を形成し、
上記ワークテーブルにy軸方向へ延びたガイド部材を設
け、このガイド部材に短尺材の一端面が突当たり可能な
ストッパを備えたスライダをy軸方向へ位置調節可能に
設け、上記短尺材を上記ワークテーブルに対して固定せ
しめるワーク固定装置を設けてなることを特徴とする。
【0007】第2の手段として、第1の手段の発明特定
事項の他に、前記ワークテーブルは、前記ガイド部材に
より連結された一対の分割テーブルを備えており、一対
の分割テーブルの間に前記鋸刃進入空間が形成されるよ
うに構成してなることを特徴とする。
【0008】第3の手段として、第1又は第2の手段の
発明特定事項の他に、前記ガイド部材に前記帯鋸刃の刃
先部分が相対的に進入可能な鋸刃進入凹部を設け、この
鋸刃進入凹部を前記鋸刃進入空間に連通するように構成
してなることを特徴とする。
【0009】第4の手段として、第1〜第3の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記ガイド部
材に短尺材の他端面が突当たり可能なサブ用ストッパを
備えたサブ用スライダをy軸方向へ位置調節可能に設け
てなることを特徴とする。
【0010】第5の手段として、第1〜第4の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記鋸刃進入
空間を進入する帯鋸刃を基準として、前記ストッパ(前
記サブ用ストッパも含む)における被突当て面のy軸方
向の位置を検出する位置検出器を設けてなることを特徴
とする。
【0011】第6の手段として、第1〜第5の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記ストッパ
(前記サブ用ストッパも含む)を前記スライダ(前記サ
ブ用スライダも含む)に対してx軸方向へ位置調節可能
に構成し、かつストッパにおける被突当て面の少なくと
も一部分を上下方向に延びるように構成してなることを
特徴とする。
【0012】第7の手段として、第1〜第6の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記スライダ
(前記サブ用スライダも含む)に短尺材の端面が突当た
り可能な被突当て面を備えてなることを特徴とする。
【0013】第8の手段として、第1〜第7の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記ストッパ
(前記サブ用ストッパも含む)における被突当て面を、
前記鋸刃進入空間に相対的に進入している帯鋸刃の胴部
側面とほぼ平行になるように構成してなることを特徴と
する。
【0014】第9の手段として、第1〜第8の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記ワーク固
定装置は、前記短尺材の一側面を前記ガイド部材側へ押
圧するバイスジョーと、このバイスジョーを押圧する方
向へ移動させるバイスシリンダを備えてなり、上記ガイ
ド部材に短尺材の他側面を支持可能なワーク支持部を備
えてなることを特徴とする。
【0015】第10の手段として、第9の手段の発明特
定事項の他に、前記バイスジョーにおける押圧面及び前
記ワーク支持部をy軸方向に対してほぼ平行にそれぞれ
構成してなることを特徴とする。
【0016】第11の手段として、第1〜第10の手段
のうちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記鋸刃
進入空間のy軸方向の間隙を帯鋸刃のあさり幅よりも僅
かに大きく(かつあさり幅の2倍よりも小さく)なるよ
うに構成し、前記ワークテーブルにおける前記鋸刃進入
空間の両側に硬質プレート(例えば焼入れプレート)を
それぞれ着脱可能に備えてなることを特徴とする。
【0017】前記の手段により、鋸刃進入空間を進入す
る帯鋸刃を基準としてストッパにおける被突当て面のy
軸方向の位置が製品に対応した長さ(製品の長さ、残材
の長さを含む)になるように、スライダをy軸方向へ位
置調節する。ここで、第5の手段の発明特定事項を備え
た場合にあっては、位置検出器によりストッパにおける
被突当て面のy軸方向の位置を検出しているため、スラ
イダの位置調節が容易になる。又、第6の手段の発明特
定事項を備えた場合にあっては、短尺材の端面形状、端
面の大きさに対応して、ストッパをスライダに対してx
軸方向へ位置調節する。
【0018】スライダを位置調節した後に、ワークテー
ブルに支持された短尺材の一端面をストッパにおける被
突当て面に突当てて、短尺材をy軸方向へ位置決めす
る。ここで、第6の手段の発明特定事項を備えた場合に
あっては、ストッパにおける被突当て面の少なくとも一
部分が上下方向に延びていること及びストッパをスライ
ダに対してx軸方向へ位置調節したことにより、安定し
た突当て状態を保つことができる。又、第7の手段の発
明特定事項を備えた場合にあっては、ストッパにおける
被突当て面の他に、スライダにおける被突当て面に短尺
材の一端面を突当てることができ、安定した突当て状態
を保つことができる。
【0019】第4の手段の発明特定事項を備えた場合に
あっては、サブ用ストッパにおける被突当て面が短尺材
の他端面に突当たるように、サブ用ストッパをy軸方向
へ位置調節する。これによって、ストッパとサブ用スト
ッパにより短尺材の両端面を挟むことができ、安定した
突当て状態を保つことができる。尚、第5の手段の発明
特定事項を備えた場合にあっては、位置検出器によりサ
ブ用ストッパにおける被突当て面のy軸方向の位置を検
出しているため、サブ用ストッパの位置調節が容易にな
る。
【0020】ストッパにおける被突当て面に短尺材の一
端面(サブ用ストッパにおける被突当て面に短尺材の他
端面)を突当てた後に、ワーク固定装置により短尺材を
ワークテーブルに固定せしめる。特に、第9の手段の発
明特定事項を備えた場合にあっては、バイスシリンダの
作動によりバイスジョーを押圧する方向へ移動させて、
バイスジョーとガイド部材におけるワーク支持部の協働
により短尺材の両側面を押圧して、短尺材をワークテー
ブルに対して固定せしめる。
【0021】短尺材をワークテーブルに対して固定せし
めた後に、帯鋸刃を走行させつつ、ワークテーブルを竪
型の鋸刃ハウジングに対して相対的にx軸方向へ移動さ
せて、短尺材を鋸刃ハウジングに対して相対的に接近さ
せる。これによって、帯鋸刃を鋸刃進入空間に相対的に
進入させて、短尺材における被切断部に対して切断加工
を行って、短尺材から切断片(製品又は残材)を取出す
ことができる。このとき、短尺材のy軸方向の長さが短
いことからワーク固定装置によるワークテーブルに対す
る短尺材の固定が十分でない場合であっても、短尺材の
一端面がストッパにおける被突当て面に突当たっている
ため、短尺材がワークテーブルに対して変位することが
なく、安定した固定(不動)状態を保つことができる。
特に、第6又は第7の手段の発明特定事項を備えた場合
にあっては、ストッパによる短尺材の安定した突当て状
態を保つことができ、短尺材のより安定した固定状態を
保つことができる。
【0022】ここで、第11の手段の発明特定事項にあ
っては、切断片のy軸方向の長さがかなり短い場合であ
っても、鋸刃進入空間のy軸方向の間隙を帯鋸刃のあさ
り幅よりも僅かに大きくなるように構成したことによ
り、上記切断片が鋸刃進入空間に進入することはない。
一方、鋸刃進入空間が小さいことも相俟って切断加工に
よる帯鋸刃のぶれによって、帯鋸刃とテーブルの一部分
(鋸刃進入空間の両側部分)に干渉しても、テーブルの
一部分は硬質プレートであるため、テーブルが切削され
ることを抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0024】図1〜図3を参照するに、本発明の実施の
形態に係る短尺材切断加工機1は本体フレーム3をベー
スにしており、この本体フレーム3には走行可能な帯鋸
刃5を備えた竪型の鋸刃ハウジング7が固定して設けて
ある。上記鋸刃ハウジング7内には帯鋸刃5を巻掛ける
従動ホイール9及び駆動ホイール11が上下(図1にお
いて紙面に向って表裏、図2及び図3において上下)に
離隔して設けてあり、従動ホイール9及び駆動ホイール
11はそれぞれ回転可能であって、駆動ホイール11は
駆動モータ13に連動連結してある。又、鋸刃ハウジン
グ7には帯鋸刃5における切断作用を奏する部分の胴部
側面を案内支持する上部鋸刃ガイド装置15と下部鋸刃
ガイド装置17が上下に離隔して設けてあり、上部鋸刃
ガイド装置15はこの切断作用を奏する部分の長さに対
応して上下方向へ位置調節可能である。各鋸刃ガイド装
置15,17は、固定鋸刃インサート19と、エアシリ
ンダ21の作動によりこの固定鋸刃インサート19に対
して接近離反する方向へ移動可能な可動鋸刃インサート
23を備えている(図7参照)。
【0025】上記本体フレーム3にはx軸方向(換言す
れば左右方向、図1及び図2において左右方向、図3に
おいて紙面に向って表裏方向)へ延びた一対のテーブル
ガイド25が設けてあり、一対のテーブルガイド25に
は短尺材Wを支持するワークテーブル27がx軸方向へ
移動可能に設けてある。このワークテーブル27をx方
向へ移動させるため、本体フレーム3にはx軸方向へ移
動可能なピストンロッド29を備えた移送シリンダ31
が設けてあり、ピストンロッド29がワークテーブル2
7に連結してある。上記ワークテーブル27は一対の分
割テーブル33,35を前後(図1において下上、図2
において紙面に向って表裏、図3において右左)に備え
ており、一対の分割テーブル33,35は、ワークテー
ブル27の左側にy軸方向(換言すれば前後方向)へ延
伸して設けたガイド部材37により一体的に連結してあ
る。図7に示すように、一対の分割テーブル33,35
の間には帯鋸刃5が相対的に進入可能なx軸方向(図7
において紙面に向って表裏方向)へ延びた鋸刃進入空間
39が形成してあり、この鋸刃進入空間39のy軸方向
(図7において右左方向)の間隙Mは帯鋸刃5のあさり
幅よりも僅かに大きくかつあさり幅の2倍よりも小さく
なるように構成してある。又、ワークテーブル27にお
ける鋸刃進入空間31の両側には焼入れプレート(硬質
プレートの一例)43がボルト(図示省略)を介して着
脱可能にそれぞれ備えてあり、下部鋸刃ガイド装置17
における一対の鋸刃インサート19,23とワークテー
ブル27の上面との高さ間隔Hが小さくなるように、焼
入れプレート43は前記下部鋸刃ガイド装置17におけ
る一対の鋸刃インサート19,23に近接して構成して
ある。
【0026】上記ガイド部材37には短尺材Wの後端面
が突当たり可能なストッパ45を備えたスライダ47が
y軸方向へ位置調節可能に設けてあり、このストッパ4
5における被突当て面45aは鋸刃進入空間39に相対
的に進入している帯鋸刃5の胴部側面とほぼ平行(x軸
方向とほぼ平行)になるように構成してある。尚、スラ
イダ47をガイド部材37に固定せしめるため、スライ
ダ47にはレバー49を備えた固定ねじ51が螺合して
ある(図4参照)。
【0027】ここで、図5に示すような、別の形態のス
トッパ45及びスライダ47を用いても差支えない。す
なわち、スライダ47には短尺材Wの前端面が突当たり
可能な被突当て面47aを備えており、この被突当て面
47aはx軸方向にほぼ平行である。
【0028】又、ストッパ45はスライダ47に対して
x軸方向へ位置調節可能に構成してあり、ストッパ45
における被突当て面45aは少なくとも一部分を上下方
向に延びるように構成してある(図4及び図5参照)。
尚、ストッパ45をスライダ47に固定せしめるため、
ストッパ45にはレバー53を備えた固定ねじ55が螺
合してある。
【0029】更に、図6に示すように、ストッパ45及
びスライダ47の他に、サブ用ストッパ57及びサブ用
スライダ59を用いても差支えない。すなわち、ガイド
部材37には短尺材Wの前端面(図6において下端面)
が突当たり可能なサブ用ストッパ57を備えたサブ用ス
ライダ59がy軸方向(図6において下上方向)へ位置
調節可能に設けてあり、サブ用ストッパ57はサブ用ス
ライダ59に対してx軸方向(図6において左右方向)
へ位置調節可能である。ここで、サブ用ストッパ57に
おける被突当て面57a及びサブ用スライダ59におけ
る被突当て面59aはx軸方向へほぼ平行にそれぞれ構
成してある。尚、サブ用スライダ59は固定ねじ(図示
省略)によりガイド部材37に対して固定可能であり、
サブ用ストッパ57は固定ねじ(図示省略)によりサブ
用スライダ59に対して固定可能である。
【0030】再び、図1〜図3を参照するに、前記鋸刃
進入空間39を進入する帯鋸刃5を基準として、ストッ
パ45における被突当て面45aのy軸方向の位置及び
サブ用ストッパ57における被突当て面57aのy軸方
向の位置を検出するため、ガイド部材37の左側にはy
軸方向へ延伸したスケール61が設けてある。ここで、
位置検出器としてスケール61を用いる他に、(1)ラ
ップとピニオンとエンコーダを備えた位置検出器、
(2)チェーンとスプロケットとエンコーダを備えた位
置検出器、ねじとナットとメカカウンタを備えた位置検
出器等の公知の位置検出器を用いても差支えない。
【0031】短尺材Wをワークテーブル27に固定せし
めるため、ワークテーブル27にはワーク固定装置63
が設けてある。このワーク固定装置63は、短尺材Wの
右側面をガイド部材37側(左側)へ押圧するバイスジ
ョー65と、このバイスジョー65を押圧する左方向へ
移動させるバイスシリンダ67を備えている。又、ガイ
ド部材37は短尺材Wの左側面を支持可能なワーク支持
部37aを備えている。ここで、バイスジョー65にお
ける押圧面65a及びワーク支持部37はy軸方向に対
してほぼ平行になるようそれぞれ構成してある。
【0032】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0033】鋸刃進入空間39を相対的に進入する帯鋸
刃5を基準として、ストッパ45における被突当て面4
5aのy軸方向の位置が製品に対応した切断長さ(製品
の長さ、残材の長さを含む)になるように、スライダ4
7をy軸方向へ位置調節し、固定ねじ51によりスライ
ダ47をガイド部材37に固定せしめる。ここで、スケ
ール61によりストッパ45における被突当て面45a
のy軸方向の位置を検出しているため、スライダ47の
位置調節が容易になる。
【0034】また、短尺材Wの端面形状、端面の大きさ
に対応して、ストッパ45をスライダ47に対してx軸
方向へ位置調節し、固定ねじ55によりストッパ45を
スライダ47に対して固定せしめる。
【0035】スライダ47及びストッパ45をそれぞれ
位置調節して固定した後に、ワークテーブル27に支持
された短尺材Wの後端面をストッパ45における被突当
て面45aに突当てて、短尺材Wをy軸方向へ位置決め
する。このとき、ストッパ45における被突当て面45
aの一部分が上下方向に延びていること、及び短尺材W
の端面形状(図4には角形のもの、円形のものが示して
ある)、端面の大きさに対応して、ストッパ45をスラ
イダ47に対してx軸方向へ位置調節したことにより
(図5に示す形態のストッパ45及びスライダ47にあ
っては、さらにはストッパ45における被突当て面45
aの他にスライダ47における被突当て面47aに短尺
材Wの後端面を突当てたことにより)、短尺材Wのより
安定した突当て状態を保つことができる。
【0036】図6に示す形態のサブ用ストッパ57及び
サブ用スライダ59を備えた場合にあっては、短尺材W
の端面形状、端面の大きさに対応して、サブ用ストッパ
57をサブ用スライダ59に対してx軸方向へ位置調節
し、サブ用スライダ59に対して固定せしめる。そし
て、サブ用ストッパ57における被突当て面57aが短
尺材Wの前端面に突当たるように、サブ用スライダ59
をy軸方向へ位置調節し、ガイド部材37に固定せしめ
る。これによって、ストッパ45及びサブ用ストッパ5
7により短尺材Wの両端面を前後方向から挟むことがで
き、短尺材Wのより安定した突当て状態を保つことがで
きる。尚、スケール61によりサブ用ストッパ57にお
ける被突当て面57aのy軸方向の位置を検出している
ため、サブ用ストッパ57の位置調節が容易になる。
【0037】ストッパ45における被突当て面45aに
短尺材Wの前端面(サブ用ストッパ57における被突当
て面57aに短尺材Wの前端面)を突当てた後に、バイ
スシリンダ67の作動によりバイスジョー65を押圧す
る左方向へ移動させて、バイスジョー65とガイド部材
37におけるワーク支持部37aにより短尺材Wの両側
面を押圧して、短尺材Wをワークテーブル27に対して
固定せしめる。
【0038】短尺材Wをワークテーブル27に対して固
定せしめた後に、駆動モータ13の駆動により従動ホイ
ール9及び駆動ホイール11を介して帯鋸刃5を走行さ
せつつ、移送シリンダ31の作動によりワークテーブル
27を鋸刃ハウジング7に対して接近するx軸方向へ移
動させて、短尺材Wを鋸刃ハウジング7に対して接近せ
しめる。これによって、帯鋸刃5を鋸刃進入空間39に
相対的に進入させて、短尺材Wにおける被切断部に対し
て切断加工を行って、切断片(製品又は残材)WAを取
出すことができる。このとき、短尺材Wのy軸方向の長
さが短いことから、ワーク固定装置63によるワークテ
ーブル27に対する短尺材Wの固定(バイスジョー65
とガイド部材37におけるワーク支持部37aによる押
圧)が十分でない場合であっても、短尺材Wの端面がス
トッパ45に突当たっているため、短尺材Wがワークテ
ーブル27に対して変位することがなく、短尺材Wの安
定した固定状態を保つことができる。特に、図5に示す
形態のストッパ45及びスライダ47、図6に示す形態
のサブ用ストッパ57及びサブ用スライダ59を備えた
場合にあっては、ストッパ45(57)による短尺材W
の安定した突当て状態を保つことができ、短尺材Wのよ
り安定した固定状態を保つことができる。
【0039】ここで、切断片WAのy軸方向の長さがか
なり短い場合であっても、鋸刃進入空間39のy軸方向
の間隙Mを帯鋸刃5のあさり幅よりも僅かに大きくかつ
あさり幅の2倍よりも小さくなるように構成したことに
より、上記切断片WAが鋸刃進入空間39に進入するこ
とはない。一方、鋸刃進入空間39が小さいことも相俟
って、切断加工による帯鋸刃5のぶれによって、帯鋸刃
5とワークテーブル25の一部分(鋸刃進入空間39の
両側部分)が干渉しても、ワークテーブル27の一部分
は焼入れプレート43であるため、ワークテーブル27
が切削されることを抑制することができる。又、下部鋸
刃ガイド装置17における鋸刃インサート19,23と
ワークテーブル27の上面との高さ間隔Hを小さくなる
ように、焼入れプレート43を下部鋸刃ガイド装置17
における鋸刃インサート19,23に近接して構成した
ことにより、切断加工による帯鋸刃5のぶれを小さくで
き、帯鋸刃5とテーブル27の干渉を抑制することがで
きる。
【0040】以上の如き、本発明の実施の形態によれ
ば、短尺材Wのy軸方向の長さが短いことから、ワーク
固定装置63によるワークテーブル27に対する短尺材
Wの固定が十分でない場合であっても、短尺材Wにおけ
る被切断部に対して切断加工を行うときに、短尺材Wが
ワークテーブル27に対して変位することがなく、短尺
材Wの安定した固定状態を保つことができるため、短尺
材Wの切断加工精度の向上を図ることができる。
【0041】又、ワークテーブル27が帯鋸刃5により
切削されることを抑制しつつ、切断片Wから取出した切
断片WAが鋸刃進入空間39に落下することを防止する
ことができる。従って、鋸刃進入空間39から切断片W
Aの取出しのために短尺材Wの切断加工が中断すること
がなくなり、短尺材の切断加工の作業能率が向上するも
のである。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明特定事項によれ
ば、短尺材Wのy軸方向の長さが短く、ワーク固定装置
によるワークテーブルに対する短尺材の固定が十分でな
い場合であっても、短尺材に対して切断加工を行うとき
に、短尺材がワークテーブルに対して変位することがな
く、短尺材の安定した固定状態を保つことができるた
め、短尺材の切断加工精度が向上するものである。
【0043】請求項3又は請求項5に記載の発明特定事
項によれば、短尺材をより安定した固定状態に保つこと
ができるため、上記効果はより一層向上するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】短尺材切断加工機の平面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った図である。
【図3】短尺材切断加工機の側面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線に沿った図である。
【図5】ストッパ及びスライダの他の形態を示す図であ
る。
【図6】サブ用ストッパ及びサブ用スライダを備えた形
態を示す図である。
【図7】図1におけるVII −VII 線に沿った図である。
【符号の説明】
1 短尺材切断加工機 5 帯鋸刃 7 鋸刃ハウジング 27 ワークテーブル 33,35 分割テーブル 37 ガイド部材 39 鋸刃進入空間 45 ストッパ 47 スライダ 57 サブ用ストッパ 59 サブ用スライダ 61 スケール 63 ワーク固定装置 65 バイスジョー 67 バイスシリンダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレス状の走行可能な帯鋸刃を備え
    た竪型の鋸刃ハウジングを設け、短尺材を支持するワー
    クテーブルをこの鋸刃ハウジングに対して相対的にx軸
    方向へ移動可能に設け、このワークテーブルに上記帯鋸
    刃が相対的に進入可能なx軸方向へ延びた鋸刃進入空間
    を形成し、上記ワークテーブルにy軸方向へ延びたガイ
    ド部材を設け、このガイド部材に短尺材の一端面が突当
    たり可能なストッパを備えたスライダをy軸方向へ位置
    調節可能に設け、上記短尺材を上記ワークテーブルに対
    して固定せしめるワーク固定装置を設けてなることを特
    徴とする短尺材切断加工機。
  2. 【請求項2】 前記ワークテーブルは、前記ガイド部材
    により連結された一対の分割テーブルを備えており、一
    対の分割テーブルの間に前記鋸刃進入空間が形成される
    ように構成してなることを特徴とする請求項1に記載の
    短尺材切断加工機。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材に短尺材の他端面が突当
    たり可能なサブ用ストッパを備えたサブ用スライダをy
    軸方向へ位置調節可能に設けてなることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の短尺材切断加工機。
  4. 【請求項4】 前記鋸刃進入空間を進入する帯鋸刃を基
    準として、前記ストッパにおける被突当て面のy軸方向
    の位置を検出する位置検出器を設けてなることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のうちいずれかの請求項に記載
    の短尺材切断加工機。
  5. 【請求項5】 前記ストッパを前記スライダに対してx
    軸方向へ位置調節可能に構成し、かつストッパにおける
    被突当て面の少なくとも一部分を上下方向に延びるよう
    に構成してなることを特徴とする請求項1〜請求項4の
    うちいずれかの請求項に記載の短尺材切断加工機。
  6. 【請求項6】 前記ワーク固定装置は、前記短尺材の一
    側面を前記ガイド部材側へ押圧するバイスジョーと、こ
    のバイスジョーを押圧する方向へ移動させるバイスシリ
    ンダを備えてなり、上記ガイド部材に短尺材の他側面を
    支持可能なワーク支持部を備えてなることを特徴とする
    請求項1〜請求項5のうちいずれかの請求項に記載の短
    尺材切断加工機。
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