JPH1034636A - 外装建材の製法 - Google Patents
外装建材の製法Info
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- JPH1034636A JPH1034636A JP19313296A JP19313296A JPH1034636A JP H1034636 A JPH1034636 A JP H1034636A JP 19313296 A JP19313296 A JP 19313296A JP 19313296 A JP19313296 A JP 19313296A JP H1034636 A JPH1034636 A JP H1034636A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- particles
- colored cement
- pigment
- cement layer
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セメントと繊維材とを主材とする未硬化の基
材層の上に載置形成された、顔料を含む着色セメント層
の上に化粧粒子を散布し、化粧粒子が着色セメント層に
よって捕獲されるように上からプレス成形し、養生硬化
させる外装建材の製法において、基材層上に載置形成さ
れた着色セメント層がスラリー濃度を低く設定されたも
のであっても、プレス成形後の状態として、化粧粒子の
上面に顔料が留まった状態となり難い外装建材の製法を
提供する。 【解決手段】 化粧粒子300を散布後で、プレス成型
前に、載置形成された着色セメント層202から分離発
生して化粧粒子300上に位置している顔料235を含
む水膜230を除去する工程を設けた。
材層の上に載置形成された、顔料を含む着色セメント層
の上に化粧粒子を散布し、化粧粒子が着色セメント層に
よって捕獲されるように上からプレス成形し、養生硬化
させる外装建材の製法において、基材層上に載置形成さ
れた着色セメント層がスラリー濃度を低く設定されたも
のであっても、プレス成形後の状態として、化粧粒子の
上面に顔料が留まった状態となり難い外装建材の製法を
提供する。 【解決手段】 化粧粒子300を散布後で、プレス成型
前に、載置形成された着色セメント層202から分離発
生して化粧粒子300上に位置している顔料235を含
む水膜230を除去する工程を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装建材の製法に
関し、より具体的には、セメントと繊維材とを主材とす
る未硬化の基材層の上に、顔料を含むセメントスラリー
を供給することによって、前記基材層上に未硬化の着色
セメント層を載置形成し、前記載置形成された前記着色
セメント層上に化粧粒子を散布し、その後、少なくとも
前記化粧粒子が前記着色セメント層によって捕獲される
ように前記基材層と前記着色セメント層とをプレス成形
した後、養生硬化させる外装建材の製法に関する。
関し、より具体的には、セメントと繊維材とを主材とす
る未硬化の基材層の上に、顔料を含むセメントスラリー
を供給することによって、前記基材層上に未硬化の着色
セメント層を載置形成し、前記載置形成された前記着色
セメント層上に化粧粒子を散布し、その後、少なくとも
前記化粧粒子が前記着色セメント層によって捕獲される
ように前記基材層と前記着色セメント層とをプレス成形
した後、養生硬化させる外装建材の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の外装建材の製法として良
く知られた例では、基材層上に着色セメント層が載置形
成され、その着色セメント層の上に化粧粒子が散布され
ると、即刻、基材層と着色セメント層とをいずれも未硬
化の状態の内に上方からプレス成形することによって、
化粧粒子が着色セメント層内に埋没し、同層によって捕
獲させようとしていた。
く知られた例では、基材層上に着色セメント層が載置形
成され、その着色セメント層の上に化粧粒子が散布され
ると、即刻、基材層と着色セメント層とをいずれも未硬
化の状態の内に上方からプレス成形することによって、
化粧粒子が着色セメント層内に埋没し、同層によって捕
獲させようとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の製法では、散布される化粧粒子との親和性を向上さ
せるために着色セメント層のスラリー濃度は低く設定さ
れているために、少なくともプレスによって加圧成形さ
れる前の時点で、図4−イに示されるように、着色セメ
ント層202の表面に本来のスラリーから水膜230が
分離発生して位置する傾向があり、且つ、この水膜23
0中には着色セメント層202内の顔料成分235が優
先的に遊離している場合が多かった。したがって、この
状態で化粧粒子300を散布し、プレス成形を行って得
られる成型体では、図4−ロに示されるように、化粧粒
子300の上面に顔料235の一部が留まった状態とな
る傾向が見られ、化粧粒子300の質感が阻害されると
いう不都合が生じていた(化粧粒子300を散布後に水
膜230が現れる場合もあるが、この場合もプレス前の
状態としては同様の事情となる)。また、この傾向が見
られると化粧粒子300が顔料235によって言わば汚
濁され、本来と異なる色調を呈するので、製品として完
成した外装建材の表面状態として、化粧粒子300が着
色セメント層202と共に見えている、或いは見え隠れ
していることを期待する場合、そして、特に化粧粒子3
00として着色セメント層202とは色調の異なったも
のを選択し、両者間の色彩的なコントラストを当外装建
材の重要な意匠的価値として構成する場合には殊に不都
合であり、改善の余地があった。
来の製法では、散布される化粧粒子との親和性を向上さ
せるために着色セメント層のスラリー濃度は低く設定さ
れているために、少なくともプレスによって加圧成形さ
れる前の時点で、図4−イに示されるように、着色セメ
ント層202の表面に本来のスラリーから水膜230が
分離発生して位置する傾向があり、且つ、この水膜23
0中には着色セメント層202内の顔料成分235が優
先的に遊離している場合が多かった。したがって、この
状態で化粧粒子300を散布し、プレス成形を行って得
られる成型体では、図4−ロに示されるように、化粧粒
子300の上面に顔料235の一部が留まった状態とな
る傾向が見られ、化粧粒子300の質感が阻害されると
いう不都合が生じていた(化粧粒子300を散布後に水
膜230が現れる場合もあるが、この場合もプレス前の
状態としては同様の事情となる)。また、この傾向が見
られると化粧粒子300が顔料235によって言わば汚
濁され、本来と異なる色調を呈するので、製品として完
成した外装建材の表面状態として、化粧粒子300が着
色セメント層202と共に見えている、或いは見え隠れ
していることを期待する場合、そして、特に化粧粒子3
00として着色セメント層202とは色調の異なったも
のを選択し、両者間の色彩的なコントラストを当外装建
材の重要な意匠的価値として構成する場合には殊に不都
合であり、改善の余地があった。
【0004】尚、上記欠点の解消策として、単に着色セ
メント層のスラリー濃度を高めに設定する方法では、化
粧粒子と着色セメント層との間の親和性が低くなる、或
いは、着色セメント層を構成するスラリーの流動性が不
十分であるための別の不都合が生じるので、これも採用
できなかった。すなわち、この場合、化粧粒子300を
スラリー濃度が高めの着色セメント層202上に散布す
ると、およそ図3−イに示すような状態になり、ここで
上方からプレス成形によって化粧粒子を着色セメント層
の表面下に押し込むと、図3−ロに示されたように、化
粧粒子300の周囲に着色セメント層202を化粧粒子
300から隔てる空気の層が形成されて、化粧粒子の確
実な捕獲が実現できなかったり、着色セメント層の表面
の平坦性が失われて使用できない等の別の欠点が生じる
傾向が表れるのである。本発明の目的は、上に例示した
従来の製法に見られる上記欠点に鑑み、基材層上に載置
形成された着色セメント層がスラリー濃度を低く設定さ
れたものであっても、この着色セメント層上に化粧粒子
を散布し、その上からプレス成形を行った時に、化粧粒
子の上面に顔料の一部が留まった状態となり難い外装建
材の製法を提供することにある。
メント層のスラリー濃度を高めに設定する方法では、化
粧粒子と着色セメント層との間の親和性が低くなる、或
いは、着色セメント層を構成するスラリーの流動性が不
十分であるための別の不都合が生じるので、これも採用
できなかった。すなわち、この場合、化粧粒子300を
スラリー濃度が高めの着色セメント層202上に散布す
ると、およそ図3−イに示すような状態になり、ここで
上方からプレス成形によって化粧粒子を着色セメント層
の表面下に押し込むと、図3−ロに示されたように、化
粧粒子300の周囲に着色セメント層202を化粧粒子
300から隔てる空気の層が形成されて、化粧粒子の確
実な捕獲が実現できなかったり、着色セメント層の表面
の平坦性が失われて使用できない等の別の欠点が生じる
傾向が表れるのである。本発明の目的は、上に例示した
従来の製法に見られる上記欠点に鑑み、基材層上に載置
形成された着色セメント層がスラリー濃度を低く設定さ
れたものであっても、この着色セメント層上に化粧粒子
を散布し、その上からプレス成形を行った時に、化粧粒
子の上面に顔料の一部が留まった状態となり難い外装建
材の製法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る外装建材の製法は、前記化粧粒子を散
布後で、前記プレス成型前に、前記載置形成された前記
着色セメント層から分離発生して前記化粧粒子上に位置
している顔料を含む水膜を除去することを特徴構成とし
ている。
に、本発明に係る外装建材の製法は、前記化粧粒子を散
布後で、前記プレス成型前に、前記載置形成された前記
着色セメント層から分離発生して前記化粧粒子上に位置
している顔料を含む水膜を除去することを特徴構成とし
ている。
【0006】〔発明の効果〕上記の特徴構成のために、
本発明に係る外装建材の製法では、化粧粒子を散布した
後で、着色セメント層から分離発生して前記化粧粒子上
に位置している顔料を含む水膜を除去した上で、プレス
成形されるので、プレス成形後、及び外装建材が製品と
して完成した時点で、化粧粒子は、表面に直接露出して
いるか、或いは、極く厚みの薄い着色セメント層の下に
見え隠れしている状態が得られ、化粧粒子の上に顔料が
単独で留まって見える状態となるのが防止されるという
特有の効果が生じる。
本発明に係る外装建材の製法では、化粧粒子を散布した
後で、着色セメント層から分離発生して前記化粧粒子上
に位置している顔料を含む水膜を除去した上で、プレス
成形されるので、プレス成形後、及び外装建材が製品と
して完成した時点で、化粧粒子は、表面に直接露出して
いるか、或いは、極く厚みの薄い着色セメント層の下に
見え隠れしている状態が得られ、化粧粒子の上に顔料が
単独で留まって見える状態となるのが防止されるという
特有の効果が生じる。
【0007】
【発明の実施の形態】ここでは、外装建材として外壁材
を例に挙げ、これをフローオン法で製造する場合の製法
ついて解説する。図1は、外壁材114を、主にフロー
オン法を用いて製造するための設備の要部を示す。前記
設備は、基材層用の第1スラリー100を供給する第1
スラリー供給機構2、着色層用の第2スラリー200を
供給する第2スラリー供給機構4、化粧粒子300を供
給する化粧粒子供給機構6を備えている。第1スラリー
供給機構2は、主に、スラリー容器としてのヘッドタン
ク10、流量計12、流量調整バルブ14、フローボッ
クス16からなり、第2スラリー供給機構4は、主に、
スラリー容器としてのヘッドタンク30、流量計32、
流量調整バルブ34、フローボックス36からなる。ま
た、化粧粒子供給機構6は、化粧粒子タンク40と、化
粧粒子タンク40の下部に備えられた篩を通して下方に
化粧粒子300を散布するための加振機構42からな
り、加振機構42は、具体的には化粧粒子タンク40の
外部に固着された小型の電動バイブレータで構成されて
いる。前記製造設備には他に、フェルト製の第1ベルト
コンベア18、吸引脱水槽20と真空ポンプ22、加圧
ロール24、第2ベルトコンベア28、洗浄機構80、
切断機50、成型プレス60、及びオートクレーブ70
等が含まれる。第1スラリー100は、水系のスラリー
であり、その固形分は、主に、骨材を構成する珪砂(3
6〜57重量%)と、水和反応を起こして化粧セメント
板として必要な強度を発現するための粉末状セメント
(36〜57重量%)と、強度発現を補足し、吸引脱水
時の濾過機能を付与するためのパルプ繊維(5〜10重
量%、これは繊維材の一例である)と、軽量化材(例え
ばパーライト、発泡樹脂等)とで構成されている。ま
た、スラリー100の固形分濃度は約20〜40%であ
る。第2スラリー200は、骨材を構成する珪砂(36
〜57重量%)と、粉末状セメント(36〜57重量
%)と、主に強度発現を補足するためのパルプ繊維(5
〜10重量%)と、軽量化材(パーライト、発泡樹脂
等)と、顔料、及び水からなるスラリーであり、顔料と
しては、無機顔料と有機顔料のいずれでも良い。また、
スラリー200の固形分濃度は約20〜40%である。
また、セメントとしては、普通ポルトランドセメントで
も、白色セメントでも良い。化粧粒子300としては、
砂、天然石やガラスを始めとする各種セラミック材料、
金属、及び樹脂などの各粉粒体から適宜選択、或いはこ
れらを複数混合して用いることができる。
を例に挙げ、これをフローオン法で製造する場合の製法
ついて解説する。図1は、外壁材114を、主にフロー
オン法を用いて製造するための設備の要部を示す。前記
設備は、基材層用の第1スラリー100を供給する第1
スラリー供給機構2、着色層用の第2スラリー200を
供給する第2スラリー供給機構4、化粧粒子300を供
給する化粧粒子供給機構6を備えている。第1スラリー
供給機構2は、主に、スラリー容器としてのヘッドタン
ク10、流量計12、流量調整バルブ14、フローボッ
クス16からなり、第2スラリー供給機構4は、主に、
スラリー容器としてのヘッドタンク30、流量計32、
流量調整バルブ34、フローボックス36からなる。ま
た、化粧粒子供給機構6は、化粧粒子タンク40と、化
粧粒子タンク40の下部に備えられた篩を通して下方に
化粧粒子300を散布するための加振機構42からな
り、加振機構42は、具体的には化粧粒子タンク40の
外部に固着された小型の電動バイブレータで構成されて
いる。前記製造設備には他に、フェルト製の第1ベルト
コンベア18、吸引脱水槽20と真空ポンプ22、加圧
ロール24、第2ベルトコンベア28、洗浄機構80、
切断機50、成型プレス60、及びオートクレーブ70
等が含まれる。第1スラリー100は、水系のスラリー
であり、その固形分は、主に、骨材を構成する珪砂(3
6〜57重量%)と、水和反応を起こして化粧セメント
板として必要な強度を発現するための粉末状セメント
(36〜57重量%)と、強度発現を補足し、吸引脱水
時の濾過機能を付与するためのパルプ繊維(5〜10重
量%、これは繊維材の一例である)と、軽量化材(例え
ばパーライト、発泡樹脂等)とで構成されている。ま
た、スラリー100の固形分濃度は約20〜40%であ
る。第2スラリー200は、骨材を構成する珪砂(36
〜57重量%)と、粉末状セメント(36〜57重量
%)と、主に強度発現を補足するためのパルプ繊維(5
〜10重量%)と、軽量化材(パーライト、発泡樹脂
等)と、顔料、及び水からなるスラリーであり、顔料と
しては、無機顔料と有機顔料のいずれでも良い。また、
スラリー200の固形分濃度は約20〜40%である。
また、セメントとしては、普通ポルトランドセメントで
も、白色セメントでも良い。化粧粒子300としては、
砂、天然石やガラスを始めとする各種セラミック材料、
金属、及び樹脂などの各粉粒体から適宜選択、或いはこ
れらを複数混合して用いることができる。
【0008】(基材層形成工程)混練機等を用いて別途
用意されたスラリー100は、先ずヘッドタンク10内
に装入される。ヘッドタンク10内のスラリー100
は、流量計12と流量調整バルブ14とによる流量管理
の下にフローボックス16中に供給される。フローボッ
クス16は、スラリー100を受入れながら、同時に、
その下部に設けられた横長矩形の出口から、スラリー1
00を一定量ずつ流し出す。このように流し出されたス
ラリー100は、所定速度で横方向(図1の右方)に移
動しているフェルト製の第1ベルトコンベア18によっ
て受けられるので、結果的に、第1ベルトコンベア18
がフローボックス16の下部の出口からスラリー100
を一定量ずつ引き出す形になり、引き出されたスラリー
100は第1ベルトコンベア18上で連続板状のスラリ
ー102となる。次に、スラリー102は、第1ベルト
コンベア18の中流域で第1ベルトコンベア18の裏側
に配置された吸引脱水槽20(吸引脱水槽20には真空
ポンプ22が連通している)による吸引効果と、加圧ロ
ール24による絞り効果によって脱水されて成型に適す
る含水率に調整された連続板状の基材層104となる
(図2−イを参照)。また、加圧ロール24は基材層1
04を所定の厚みに調整する機能をも備えている。
用意されたスラリー100は、先ずヘッドタンク10内
に装入される。ヘッドタンク10内のスラリー100
は、流量計12と流量調整バルブ14とによる流量管理
の下にフローボックス16中に供給される。フローボッ
クス16は、スラリー100を受入れながら、同時に、
その下部に設けられた横長矩形の出口から、スラリー1
00を一定量ずつ流し出す。このように流し出されたス
ラリー100は、所定速度で横方向(図1の右方)に移
動しているフェルト製の第1ベルトコンベア18によっ
て受けられるので、結果的に、第1ベルトコンベア18
がフローボックス16の下部の出口からスラリー100
を一定量ずつ引き出す形になり、引き出されたスラリー
100は第1ベルトコンベア18上で連続板状のスラリ
ー102となる。次に、スラリー102は、第1ベルト
コンベア18の中流域で第1ベルトコンベア18の裏側
に配置された吸引脱水槽20(吸引脱水槽20には真空
ポンプ22が連通している)による吸引効果と、加圧ロ
ール24による絞り効果によって脱水されて成型に適す
る含水率に調整された連続板状の基材層104となる
(図2−イを参照)。また、加圧ロール24は基材層1
04を所定の厚みに調整する機能をも備えている。
【0009】(着色層形成工程)基材層104は、未硬
化のまま加圧ロール24の下を通過した後、更に右方に
移動して第2スラリー供給機構4の下を通過するが、こ
こでは、流量計32と流量調整バルブ34の流量管理の
下に、ヘッドタンク30内の第2スラリー200がフロ
ーボックス36の下端の開口部から所定量ずつ排出さ
れ、基材層104上に所定厚みの着色層202(着色セ
メント層の一例)が載置形成された板状体106が得ら
れる(図2−ロを参照)。
化のまま加圧ロール24の下を通過した後、更に右方に
移動して第2スラリー供給機構4の下を通過するが、こ
こでは、流量計32と流量調整バルブ34の流量管理の
下に、ヘッドタンク30内の第2スラリー200がフロ
ーボックス36の下端の開口部から所定量ずつ排出さ
れ、基材層104上に所定厚みの着色層202(着色セ
メント層の一例)が載置形成された板状体106が得ら
れる(図2−ロを参照)。
【0010】(化粧粒子散布工程)着色層202の載置
形成された基材層104、すなわち板状体106は、基
材層104、並びに着色層202の双方が未硬化のま
ま、更に右方に移動して化粧粒子供給機構6の下を通過
する。この時、化粧粒子タンク40内に貯蔵されている
化粧粒子300が、加振機構42によって略一定量ずつ
散布され、着色層202の表面付近に化粧粒子300を
付着させた未硬化の板状体108が得られる(図2−ハ
を参照)。
形成された基材層104、すなわち板状体106は、基
材層104、並びに着色層202の双方が未硬化のま
ま、更に右方に移動して化粧粒子供給機構6の下を通過
する。この時、化粧粒子タンク40内に貯蔵されている
化粧粒子300が、加振機構42によって略一定量ずつ
散布され、着色層202の表面付近に化粧粒子300を
付着させた未硬化の板状体108が得られる(図2−ハ
を参照)。
【0011】(切断工程)次に、板状体108は、切断
機50によって次々に切断されて、所定長さの板状体1
10(図2−ニを参照)とされる。ところで、この切断
工程を終えた時点で、板状体110の表面では、当初よ
りスラリー濃度の低かった着色層202の表面に薄い水
膜230が分離発生して浮いた状態となっており、しか
も水膜には着色層202内に含まれている顔料の一部2
35が遊離して存在するという現象が起きている。そし
て、散布された化粧粒子300の上にも顔料235を含
んだ前記水膜230が覆い被さった状態となっている。 (洗浄工程)この工程では、ラインの上部に設けた洗浄
機構80によって板状体110の表面に比較的大量の水
を噴霧することで、板状体110の表面から顔料を含ん
だ水膜を洗い流し、散布された化粧粒子300の表面に
水と共に浮遊していた顔料を取り除かれた板状体111
とする(図2−ホを参照)。尚、洗浄機構80と同様の
工程段階で、ベルトコンベアの下側に吸引脱水槽20’
(吸引脱水槽20’には真空ポンプ22’が連通してい
る)が配置されており、前記洗浄によって新たに板状体
110内部に浸透した余分の水を脱水可能となってい
る。
機50によって次々に切断されて、所定長さの板状体1
10(図2−ニを参照)とされる。ところで、この切断
工程を終えた時点で、板状体110の表面では、当初よ
りスラリー濃度の低かった着色層202の表面に薄い水
膜230が分離発生して浮いた状態となっており、しか
も水膜には着色層202内に含まれている顔料の一部2
35が遊離して存在するという現象が起きている。そし
て、散布された化粧粒子300の上にも顔料235を含
んだ前記水膜230が覆い被さった状態となっている。 (洗浄工程)この工程では、ラインの上部に設けた洗浄
機構80によって板状体110の表面に比較的大量の水
を噴霧することで、板状体110の表面から顔料を含ん
だ水膜を洗い流し、散布された化粧粒子300の表面に
水と共に浮遊していた顔料を取り除かれた板状体111
とする(図2−ホを参照)。尚、洗浄機構80と同様の
工程段階で、ベルトコンベアの下側に吸引脱水槽20’
(吸引脱水槽20’には真空ポンプ22’が連通してい
る)が配置されており、前記洗浄によって新たに板状体
110内部に浸透した余分の水を脱水可能となってい
る。
【0012】(成型工程)次に、板状体111を成型プ
レス60によって加圧成型して、略最終製品状態に近い
密度と形状を持った成型体112とする(図2−ヘを参
照)。化粧粒子散布工程が終わった時点では、すなわち
板状体110の状態では、単に着色層202の表面付近
に付着していただけであった化粧粒子300は、この成
型工程で、着色層202内に押し込まれて、着色層20
2によって捕獲された状態になる。第2スラリー200
に含まれているパルプ繊維は、着色セメント層に上記プ
レス成型に起因する亀裂が発生することを抑制し、また
外装建材として使用開始後の強度が向上する等の効果を
もたらす。
レス60によって加圧成型して、略最終製品状態に近い
密度と形状を持った成型体112とする(図2−ヘを参
照)。化粧粒子散布工程が終わった時点では、すなわち
板状体110の状態では、単に着色層202の表面付近
に付着していただけであった化粧粒子300は、この成
型工程で、着色層202内に押し込まれて、着色層20
2によって捕獲された状態になる。第2スラリー200
に含まれているパルプ繊維は、着色セメント層に上記プ
レス成型に起因する亀裂が発生することを抑制し、また
外装建材として使用開始後の強度が向上する等の効果を
もたらす。
【0013】(養生硬化工程)成型体112は、1〜2
日間の一次養生の後、上面に下塗り用のクリア塗料を塗
布され、オートクレーブ70にて15時間前後の高温高
圧蒸気養生を施されて硬化し、略最終製品として必要な
強度を得る。上記のオートクレーブ70による養生を終
えた成型体は、上面に更に上塗り用のクリア塗料を塗布
され、乾燥されて最終製品114となる。
日間の一次養生の後、上面に下塗り用のクリア塗料を塗
布され、オートクレーブ70にて15時間前後の高温高
圧蒸気養生を施されて硬化し、略最終製品として必要な
強度を得る。上記のオートクレーブ70による養生を終
えた成型体は、上面に更に上塗り用のクリア塗料を塗布
され、乾燥されて最終製品114となる。
【0014】〔別実施形態〕前記洗浄工程は、水の噴霧
ではなく、水蒸気を吹き付けたり、ミスト状の水を含ん
だエアーを吹き付けることによって実施しても良い。
ではなく、水蒸気を吹き付けたり、ミスト状の水を含ん
だエアーを吹き付けることによって実施しても良い。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明に係る外装建材の製法を示す概略図
【図2】図1の製法の各工程に対応する外壁材の状態を
示す概略断面図
示す概略断面図
【図3】高スラリー濃度での従来方法による外装建材の
表面状態を示す概略断面図
表面状態を示す概略断面図
【図4】低スラリー濃度での従来方法による外装建材の
表面状態を示す概略断面図
表面状態を示す概略断面図
202 着色セメント層 230 水膜 235 顔料 300 化粧粒子
Claims (1)
- 【請求項1】 セメントと繊維材とを主材とする未硬化
の基材層の上に、顔料を含むセメントスラリーを供給す
ることによって、前記基材層上に未硬化の着色セメント
層を載置形成し、前記載置形成された前記着色セメント
層上に化粧粒子を散布し、その後、少なくとも前記化粧
粒子が前記着色セメント層によって捕獲されるように前
記基材層と前記着色セメント層とをプレス成形した後、
養生硬化させる外装建材の製法であって、 前記化粧粒子(300)を散布後で、前記プレス成型前
に、前記載置形成された前記着色セメント層(202)
から分離発生して前記化粧粒子(300)上に位置して
いる顔料(235)を含む水膜(230)を除去する外
装建材の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19313296A JPH1034636A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 外装建材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19313296A JPH1034636A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 外装建材の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034636A true JPH1034636A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16302812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19313296A Pending JPH1034636A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 外装建材の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1034636A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006219828A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Nihon Kogyo Co Ltd | 舗装材の表面処理方法及びその表面処理装置 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19313296A patent/JPH1034636A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006219828A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Nihon Kogyo Co Ltd | 舗装材の表面処理方法及びその表面処理装置 |
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