JPH1034853A - 化粧板の成形方法 - Google Patents
化粧板の成形方法Info
- Publication number
- JPH1034853A JPH1034853A JP19894296A JP19894296A JPH1034853A JP H1034853 A JPH1034853 A JP H1034853A JP 19894296 A JP19894296 A JP 19894296A JP 19894296 A JP19894296 A JP 19894296A JP H1034853 A JPH1034853 A JP H1034853A
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- Japan
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- polyester resin
- plate
- oxygen
- decorative
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コーティングされたポリエステル樹脂が剥離す
ることのない化粧板を、プライマー処理工程を経ること
なく短時間に成形する。 【解決手段】基材2の表面にポリエステル樹脂系接着剤
を塗布して化粧紙4を貼り合わせ、その化粧紙4の表面
に酸素透過性フィルム7および酸素包含コール板6を順
に載置してプレス装置13にて加熱加圧し、その化粧紙
4の表面にポリエステル樹脂をコーティングする。
ることのない化粧板を、プライマー処理工程を経ること
なく短時間に成形する。 【解決手段】基材2の表面にポリエステル樹脂系接着剤
を塗布して化粧紙4を貼り合わせ、その化粧紙4の表面
に酸素透過性フィルム7および酸素包含コール板6を順
に載置してプレス装置13にて加熱加圧し、その化粧紙
4の表面にポリエステル樹脂をコーティングする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材や家具などに
使用される化粧板の成形方法に関するものである。
使用される化粧板の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧板1は、図2に示すよう
に、基材2、例えば、合板などの木質系ボードあるいは
スレートやケイ酸カルシウム板などの無機質系ボードの
表面に接着剤3を塗布し、化粧紙4、例えば、20〜1
20g/m2 の薄用紙もしくはチタン紙を貼り合わせ、
プレス装置にて加熱加圧した後、その化粧紙4の表面に
ポリエステル樹脂5をコーティングして成形されてい
る。
に、基材2、例えば、合板などの木質系ボードあるいは
スレートやケイ酸カルシウム板などの無機質系ボードの
表面に接着剤3を塗布し、化粧紙4、例えば、20〜1
20g/m2 の薄用紙もしくはチタン紙を貼り合わせ、
プレス装置にて加熱加圧した後、その化粧紙4の表面に
ポリエステル樹脂5をコーティングして成形されてい
る。
【0003】具体的には、基材2の表面にロールコータ
ー11を介して接着剤3を塗布し、化粧紙4をラミネー
ター12によって貼り合わせる(図3参照)。そして、
プレス装置13、例えば、熱盤15および艶板14を装
着した熱盤15間に化粧紙4を貼り合わせた基材2を挾
持して加熱加圧し、接着剤を硬化させて貼着させる(図
4参照)。次いで、化粧紙4の上にポリエステル樹脂5
を100〜200μmの厚みにコーティングするもので
ある。
ー11を介して接着剤3を塗布し、化粧紙4をラミネー
ター12によって貼り合わせる(図3参照)。そして、
プレス装置13、例えば、熱盤15および艶板14を装
着した熱盤15間に化粧紙4を貼り合わせた基材2を挾
持して加熱加圧し、接着剤を硬化させて貼着させる(図
4参照)。次いで、化粧紙4の上にポリエステル樹脂5
を100〜200μmの厚みにコーティングするもので
ある。
【0004】ここで、接着剤3としては、化粧紙4に含
浸して耐久性を確保するため、ポリエステル樹脂を主剤
とする接着剤、例えば、ポリエステル樹脂100部、無
機充填剤100部、硬化剤2部からなる接着剤が使用さ
れている。
浸して耐久性を確保するため、ポリエステル樹脂を主剤
とする接着剤、例えば、ポリエステル樹脂100部、無
機充填剤100部、硬化剤2部からなる接着剤が使用さ
れている。
【0005】ところで、このようにして成形された化粧
板1を所定形状に切断した際、化粧紙4の表面まで浸出
した接着剤3とその上にコーティングされたポリエステ
ル樹脂5との界面で剥離するという問題があった。すな
わち、化粧紙4の表面まで浸出した接着剤3が硬化した
場合、その表面にコーティングされたポリエステル樹脂
5が密着しないものである。
板1を所定形状に切断した際、化粧紙4の表面まで浸出
した接着剤3とその上にコーティングされたポリエステ
ル樹脂5との界面で剥離するという問題があった。すな
わち、化粧紙4の表面まで浸出した接着剤3が硬化した
場合、その表面にコーティングされたポリエステル樹脂
5が密着しないものである。
【0006】このため、化粧紙4を接着剤3を介して基
材2に貼着し、プレス成形により接着剤3を硬化させた
後、化粧紙4の表面にプライマー処理を施してポリエス
テル樹脂5を密着させる必要があった(例えば、特開平
5−338104号公報参照)。
材2に貼着し、プレス成形により接着剤3を硬化させた
後、化粧紙4の表面にプライマー処理を施してポリエス
テル樹脂5を密着させる必要があった(例えば、特開平
5−338104号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た化粧板の成形方法では、プライマー処理を必要とする
ことから、成形工程が増加し、コストがかさむという欠
点があった。
た化粧板の成形方法では、プライマー処理を必要とする
ことから、成形工程が増加し、コストがかさむという欠
点があった。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、プライマー処理工程を不要として短時間に
化粧板を成形することのできる化粧板の成形方法を提供
するものである。
れたもので、プライマー処理工程を不要として短時間に
化粧板を成形することのできる化粧板の成形方法を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材表面にポ
リエステル樹脂系接着剤を塗布して化粧紙を貼り合わ
せ、その化粧紙の表面に酸素透過性フィルムおよび酸素
包含コール板を順に載置してプレス装置にて加熱加圧し
た後、その化粧紙の表面にポリエステル樹脂をコーティ
ングすることを特徴とするものである。
リエステル樹脂系接着剤を塗布して化粧紙を貼り合わ
せ、その化粧紙の表面に酸素透過性フィルムおよび酸素
包含コール板を順に載置してプレス装置にて加熱加圧し
た後、その化粧紙の表面にポリエステル樹脂をコーティ
ングすることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0011】なお、成形板1を成形するため、基材2の
表面にロールコーター11を介して基材2の表面にポリ
エステル樹脂系接着剤3を塗布して化粧紙4を貼り合わ
せる点およびプレス装置13にて加熱加圧した後、化粧
紙4の表面にポリエステル樹脂5をコーティングする点
は同一であり、それらの説明は省略し、プレス装置13
にて加熱加圧する点についてのみ説明する。
表面にロールコーター11を介して基材2の表面にポリ
エステル樹脂系接着剤3を塗布して化粧紙4を貼り合わ
せる点およびプレス装置13にて加熱加圧した後、化粧
紙4の表面にポリエステル樹脂5をコーティングする点
は同一であり、それらの説明は省略し、プレス装置13
にて加熱加圧する点についてのみ説明する。
【0012】化粧紙4を貼り合わせた基材2をプレス装
置13にて加熱加圧するに際しては、艶板14に代えて
酸素包含コール板6が使用され、さらに、化粧紙4の上
に酸素透過性フィルム7が積層されている。
置13にて加熱加圧するに際しては、艶板14に代えて
酸素包含コール板6が使用され、さらに、化粧紙4の上
に酸素透過性フィルム7が積層されている。
【0013】この結果、化粧紙4の表面あるいは表面近
くまで浸出したポリエステル樹脂系接着剤3の表層部分
を、酸素包含コール板6から酸素高透過率フィルム7を
通過して供給された酸素の硬化禁止効果により未硬化と
させることができる。すなわち、ポリエステル樹脂の硬
化時に発生するラジカルを酸素と反応させることによ
り、ラジカルの反応を停止させることができる。
くまで浸出したポリエステル樹脂系接着剤3の表層部分
を、酸素包含コール板6から酸素高透過率フィルム7を
通過して供給された酸素の硬化禁止効果により未硬化と
させることができる。すなわち、ポリエステル樹脂の硬
化時に発生するラジカルを酸素と反応させることによ
り、ラジカルの反応を停止させることができる。
【0014】したがって、その後、ポリエステル樹脂5
をコーティングした際、そのポリエステル樹脂5に表層
が硬化禁止された未硬化のポリエステル樹脂系接着剤3
が溶け込み、ポリエステル樹脂5に含まれる硬化剤で硬
化して一体化することから、コーティングされたポリエ
ステル樹脂5が剥離することを確実に防止することがで
きる。この場合、ポリエステル樹脂5を密着させるため
のプライマー処理が不要となり、成形工程を削減して短
時間で成形することができるとともに、コストを低減さ
せることができる。
をコーティングした際、そのポリエステル樹脂5に表層
が硬化禁止された未硬化のポリエステル樹脂系接着剤3
が溶け込み、ポリエステル樹脂5に含まれる硬化剤で硬
化して一体化することから、コーティングされたポリエ
ステル樹脂5が剥離することを確実に防止することがで
きる。この場合、ポリエステル樹脂5を密着させるため
のプライマー処理が不要となり、成形工程を削減して短
時間で成形することができるとともに、コストを低減さ
せることができる。
【0015】ここで、酸素包含コール板6としては、プ
レス成形において繰り返し使用可能であり、酸素を包含
する材料、例えば、紙、ハードボードやシリコンゴムシ
ートなどが採用されている。
レス成形において繰り返し使用可能であり、酸素を包含
する材料、例えば、紙、ハードボードやシリコンゴムシ
ートなどが採用されている。
【0016】また、酸素透過性フィルム7としては、前
述した酸素包含コール板6がポリエステル樹脂系接着剤
3との離型性が悪いことに対応してポリエステル樹脂系
接着剤3との離型性を有するとともに、酸素包含コール
板6が包含する酸素を通過させるもので、厚さ25μm
の延伸もしくは無延伸のポリプロピレンフィルムが採用
されているが、その他、ポリエチレンフィルムや軟質ポ
リ塩化ビニルフィルムなどの合成樹脂フィルムを使用す
ることもできる。
述した酸素包含コール板6がポリエステル樹脂系接着剤
3との離型性が悪いことに対応してポリエステル樹脂系
接着剤3との離型性を有するとともに、酸素包含コール
板6が包含する酸素を通過させるもので、厚さ25μm
の延伸もしくは無延伸のポリプロピレンフィルムが採用
されているが、その他、ポリエチレンフィルムや軟質ポ
リ塩化ビニルフィルムなどの合成樹脂フィルムを使用す
ることもできる。
【0017】なお、化粧板1の実施例を例示すると、基
材2に厚さ6mmのケイ酸カルシウム板が使用され、ま
た、接着剤3には、オルソ系ポリエステル樹脂100
部、充填材50部および中温硬化系過酸化物2部からな
る接着剤が使用され、80g/m2 の割合で基材2に塗
布されている。さらに、化粧紙4としては、100g/
m2 のチタン紙が使用されている。また、プレス装置1
3においては、熱盤温度130℃、圧力10Kgf/c
m2 で時間120秒間加熱加圧している。
材2に厚さ6mmのケイ酸カルシウム板が使用され、ま
た、接着剤3には、オルソ系ポリエステル樹脂100
部、充填材50部および中温硬化系過酸化物2部からな
る接着剤が使用され、80g/m2 の割合で基材2に塗
布されている。さらに、化粧紙4としては、100g/
m2 のチタン紙が使用されている。また、プレス装置1
3においては、熱盤温度130℃、圧力10Kgf/c
m2 で時間120秒間加熱加圧している。
【0018】この実施例について、密着性を碁盤目試験
で試験したが、JAS1類に準じた性能評価において異
常を認めることはできなかった。
で試験したが、JAS1類に準じた性能評価において異
常を認めることはできなかった。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基材表面
にポリエステル樹脂系接着剤を塗布して化粧紙を貼り合
わせ、その化粧紙の表面に酸素透過性フィルムおよび酸
素包含コール板を順に載置してプレス装置にて加熱加圧
した後、その化粧紙の表面にポリエステル樹脂をコーテ
ィングすることにより、化粧紙の表面まで浸出したポリ
エステル樹脂系接着剤の表層部分を未硬化とさせてポリ
エステル樹脂を密着させることが可能となり、プライマ
ー処理工程を不要としてコストを削減するとともに、化
粧板を短時間に成形することができる。
にポリエステル樹脂系接着剤を塗布して化粧紙を貼り合
わせ、その化粧紙の表面に酸素透過性フィルムおよび酸
素包含コール板を順に載置してプレス装置にて加熱加圧
した後、その化粧紙の表面にポリエステル樹脂をコーテ
ィングすることにより、化粧紙の表面まで浸出したポリ
エステル樹脂系接着剤の表層部分を未硬化とさせてポリ
エステル樹脂を密着させることが可能となり、プライマ
ー処理工程を不要としてコストを削減するとともに、化
粧板を短時間に成形することができる。
【図1】本発明の化粧板の成形方法のうち、プレス工程
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図2】化粧板の概略を示す説明図である。
【図3】基材に対する化粧紙の貼り合わせ工程を示す概
略図である。
略図である。
【図4】従来のプレス工程を示す概略図である。
1 化粧板 2 基材 3 接着剤 4 化粧紙 5 ポリエステル樹脂 6 酸素包含コール板 7 酸素透過性フィルム
Claims (1)
- 【請求項1】 基材表面にポリエステル樹脂系接着剤を
塗布して化粧紙を貼り合わせ、その化粧紙の表面に酸素
透過性フィルムおよび酸素包含コール板を順に載置して
プレス装置にて加熱加圧した後、その化粧紙の表面にポ
リエステル樹脂をコーティングすることを特徴とする化
粧板の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19894296A JPH1034853A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 化粧板の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19894296A JPH1034853A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 化粧板の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034853A true JPH1034853A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16399537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19894296A Pending JPH1034853A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 化粧板の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1034853A (ja) |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP19894296A patent/JPH1034853A/ja active Pending
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