JPH1035596A - 宇宙航行体用展開構造物の保持解放機構 - Google Patents
宇宙航行体用展開構造物の保持解放機構Info
- Publication number
- JPH1035596A JPH1035596A JP8199354A JP19935496A JPH1035596A JP H1035596 A JPH1035596 A JP H1035596A JP 8199354 A JP8199354 A JP 8199354A JP 19935496 A JP19935496 A JP 19935496A JP H1035596 A JPH1035596 A JP H1035596A
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- JP
- Japan
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- holding
- link
- cable
- links
- releasing mechanism
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- Granted
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 29
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】火工品を使用することなく、かつ再使用が可能
な宇宙航行体用展開構造物を打上げ時に保持する保持解
放機構を提供する。 【解決手段】形状記憶合金のリンク機構7,8を用い、
ヒータでリンクを加熱することによってリンクは変形
し、リンクのフック部からケーブル端末が外れ、展開構
造物は自由に展開可能となる。
な宇宙航行体用展開構造物を打上げ時に保持する保持解
放機構を提供する。 【解決手段】形状記憶合金のリンク機構7,8を用い、
ヒータでリンクを加熱することによってリンクは変形
し、リンクのフック部からケーブル端末が外れ、展開構
造物は自由に展開可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は宇宙航行体用展開構
造物に関し、特に打上げ時に宇宙航行体に保持する保持
解放機構に関する。
造物に関し、特に打上げ時に宇宙航行体に保持する保持
解放機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宇宙航行体の展開構造物の保持解
放機構には、図4に示すように展開構造物14をケーブ
ル15で宇宙航行体13に固縛し、このケーブルを爆薬
を使用した火工品16で切断することで展開構造物14
を軌道上で展開させるメカニズムがしばしば使用され
る。
放機構には、図4に示すように展開構造物14をケーブ
ル15で宇宙航行体13に固縛し、このケーブルを爆薬
を使用した火工品16で切断することで展開構造物14
を軌道上で展開させるメカニズムがしばしば使用され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような火工品を
使用した保持解放機構には以下の問題点がある。
使用した保持解放機構には以下の問題点がある。
【0004】第一の問題点は、火工品点火時に発生する
衝撃である。火工品爆薬点火時には数千Gの衝撃加速度
が発生する。この高い発生衝撃は宇宙航行体に搭載され
る電子機器に対して故障を引き起こす原因となりうるも
のである。従来の火工品を使用した保持解放機構には、
この高い衝撃を抑制するための有利な手段を欠いてい
た。
衝撃である。火工品爆薬点火時には数千Gの衝撃加速度
が発生する。この高い発生衝撃は宇宙航行体に搭載され
る電子機器に対して故障を引き起こす原因となりうるも
のである。従来の火工品を使用した保持解放機構には、
この高い衝撃を抑制するための有利な手段を欠いてい
た。
【0005】第二の問題点は、火工品が再使用できない
という点である。その性質上、一度点火した火工品は二
度と使用できない。したがって、地上で保持解放機構の
動作確認を試験するたびに新たな火工品を必要とする。
火工品は高価なものであり、再使用できないことによる
開発費の高騰という問題点があった。
という点である。その性質上、一度点火した火工品は二
度と使用できない。したがって、地上で保持解放機構の
動作確認を試験するたびに新たな火工品を必要とする。
火工品は高価なものであり、再使用できないことによる
開発費の高騰という問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ケーブルを
切断するための火工品の代わりに、形状記憶合金製のリ
ンク機構を用いることで、発生衝撃を抑制し、かつ再使
用を可能にするものである。
切断するための火工品の代わりに、形状記憶合金製のリ
ンク機構を用いることで、発生衝撃を抑制し、かつ再使
用を可能にするものである。
【0007】具体的には、ケーブルを切断する火工品の
代わりに形状記憶合金の2個のリンクを組み合わせたメ
カニズムを用いる。このリンクには展開構造物を宇宙航
行体に保持するための張力をかけたケーブルが取り付け
られる。軌道上で展開構造物を展開する際には、形状記
憶合金製のリンクをヒータで加熱する。加熱によってリ
ンク形状が変化し、リンクに取り付けられたケーブルの
端末がリンクから外れ、展開構造物は展開可能になる。
代わりに形状記憶合金の2個のリンクを組み合わせたメ
カニズムを用いる。このリンクには展開構造物を宇宙航
行体に保持するための張力をかけたケーブルが取り付け
られる。軌道上で展開構造物を展開する際には、形状記
憶合金製のリンクをヒータで加熱する。加熱によってリ
ンク形状が変化し、リンクに取り付けられたケーブルの
端末がリンクから外れ、展開構造物は展開可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施例である。1は宇宙航
行体、2は展開構造物、3は展開構造物を宇宙航行体に
保持するための張力をかけたケーブル、4は形状記憶合
金のリンクを用いた保持解放機構である。ケーブル3の
端末は保持解放機構4に引っかけるように取り付けられ
ている。軌道上でこの保持解放機構を解放動作させるこ
とで、ケーブル3の端末が保持解放機構4から外れ、展
開構造物2が展開する。
行体、2は展開構造物、3は展開構造物を宇宙航行体に
保持するための張力をかけたケーブル、4は形状記憶合
金のリンクを用いた保持解放機構である。ケーブル3の
端末は保持解放機構4に引っかけるように取り付けられ
ている。軌道上でこの保持解放機構を解放動作させるこ
とで、ケーブル3の端末が保持解放機構4から外れ、展
開構造物2が展開する。
【0010】図2は保持解放機構の詳細図である。5,
6はケーブル、7,8は形状記憶合金のリンク機構であ
る。リンクの一端はフック状の形状をしており、ケーブ
ルの端末が引っかけている。リンクはピンジョイント
9,10を中心にして回転可能である。また、リンクの
他端は切り込みの入ったジョイント11で連結されてい
る。この図2の状態でケーブル5,6に張力が負荷され
展開構造物は保持される。ケーブルの張力によってリン
クには図中の矢印方向に回転中心9,10を中心に回転
しようとする力が作用する。しかし、回転中心間距離
(9と10の距離)Lよりも、2つのリンクの長さ(9
と7の距離L1、10と7の距離L2)L1+L2の方
が長いためこのリンクは回転しない。
6はケーブル、7,8は形状記憶合金のリンク機構であ
る。リンクの一端はフック状の形状をしており、ケーブ
ルの端末が引っかけている。リンクはピンジョイント
9,10を中心にして回転可能である。また、リンクの
他端は切り込みの入ったジョイント11で連結されてい
る。この図2の状態でケーブル5,6に張力が負荷され
展開構造物は保持される。ケーブルの張力によってリン
クには図中の矢印方向に回転中心9,10を中心に回転
しようとする力が作用する。しかし、回転中心間距離
(9と10の距離)Lよりも、2つのリンクの長さ(9
と7の距離L1、10と7の距離L2)L1+L2の方
が長いためこのリンクは回転しない。
【0011】図3はこのリンクをヒータ12で加熱した
状態である。ヒータ12でリンクを加熱することによっ
てリンクは図3のように変形する。変形したリンクのL
1+L2の長さはLよりも小さくなるようになっている
ため、ケーブルの張力によってリンクは回転する。回転
すると切り込みの入ったジョイント11の部分で2つの
リンクの結合が外れ、図中の矢印方向にリンクは自由に
回転する。リンクが回転すると、リンクのフック部から
ケーブル端末が外れ、展開構造物は自由に展開可能とな
る。
状態である。ヒータ12でリンクを加熱することによっ
てリンクは図3のように変形する。変形したリンクのL
1+L2の長さはLよりも小さくなるようになっている
ため、ケーブルの張力によってリンクは回転する。回転
すると切り込みの入ったジョイント11の部分で2つの
リンクの結合が外れ、図中の矢印方向にリンクは自由に
回転する。リンクが回転すると、リンクのフック部から
ケーブル端末が外れ、展開構造物は自由に展開可能とな
る。
【0012】
【発明の効果】第1の効果は、火工品を使用せず、構造
が簡単なリンク機構を用いることで、爆薬点火時の高い
衝撃が発生しない。したがって宇宙航行体に搭載された
電子機器に悪影響を与えない。
が簡単なリンク機構を用いることで、爆薬点火時の高い
衝撃が発生しない。したがって宇宙航行体に搭載された
電子機器に悪影響を与えない。
【0013】第2の効果は、火工品と異なり繰り返し再
使用ができるということである。
使用ができるということである。
【図1】本発明の実施の形態の全体図である。
【図2】図1の実施の形態のリンク機構の詳細図であ
る。
る。
【図3】図2のリンク機構動作を示す図である。
【図4】従来例である。
1 宇宙航行体 2 展開構造物 3 ケーブル 4 保持解放機構 5 ケーブル 6 ケーブル 7 リンク 8 リンク 9 リンク回転中心 10 リンク回転中心 11 ジョイント 12 ヒータ 13 宇宙航行体 14 展開構造物 15 ケーブル 16 火工品
Claims (3)
- 【請求項1】 形状記憶合金製のリンク機構およびこの
リンクを加熱するためのヒータを用いることを特徴とす
る宇宙航行体用展開構造物の保持解放機構。 - 【請求項2】 前記リンク機構は、曲り部分を中心に回
転する一対のL字形状のリンク腕で構成され、腕の一方
の端にはケーブルを保持するフックが、他方の端は互い
に係合するように配置される請求項1の宇宙航行体用展
開構造物の保持解放機構。 - 【請求項3】 ヒータで加熱することで、曲り部分の中
心ら係合部分までの長さが縮み、2つの腕の係合が外れ
る請求項2の宇宙航行体用展開構造物の保持解放機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8199354A JP3019777B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 宇宙航行体用展開構造物の保持解放機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8199354A JP3019777B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 宇宙航行体用展開構造物の保持解放機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035596A true JPH1035596A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3019777B2 JP3019777B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=16406373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8199354A Expired - Lifetime JP3019777B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 宇宙航行体用展開構造物の保持解放機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3019777B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP8199354A patent/JP3019777B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3019777B2 (ja) | 2000-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991207 |