JPH1036619A - ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物 - Google Patents
ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物Info
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- JPH1036619A JPH1036619A JP20547196A JP20547196A JPH1036619A JP H1036619 A JPH1036619 A JP H1036619A JP 20547196 A JP20547196 A JP 20547196A JP 20547196 A JP20547196 A JP 20547196A JP H1036619 A JPH1036619 A JP H1036619A
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロー成形性に優れ、かつ外観に優れた成形
品を製造し得る、ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂
組成物を提供すること。 【解決手段】 (A)ゴム強化スチレン系樹脂100重
量部に対して、(B)重量平均分子量50万以上のスチ
レン系樹脂0.1〜20重量部または(C)重量平均分
子量2,500万以上のポリテトラフルオロエチレン
0.01〜10重量部、あるいは(B)重量平均分子量
50万以上のスチレン系樹脂0.1〜20重量部、
(D)ポリテトラフルオロエチレン0.01〜10重量
部および(E)(メタ)アクリル酸エステル系重合体
0.1〜20重量部の群から選ばれた少なくとも2種、
を含有してなるブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組
成物。
品を製造し得る、ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂
組成物を提供すること。 【解決手段】 (A)ゴム強化スチレン系樹脂100重
量部に対して、(B)重量平均分子量50万以上のスチ
レン系樹脂0.1〜20重量部または(C)重量平均分
子量2,500万以上のポリテトラフルオロエチレン
0.01〜10重量部、あるいは(B)重量平均分子量
50万以上のスチレン系樹脂0.1〜20重量部、
(D)ポリテトラフルオロエチレン0.01〜10重量
部および(E)(メタ)アクリル酸エステル系重合体
0.1〜20重量部の群から選ばれた少なくとも2種、
を含有してなるブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組
成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロー成形性に優
れ、かつ外観に優れた成形品を製造し得るブロー成形用
ゴム強化スチレン系樹脂組成物に関する。
れ、かつ外観に優れた成形品を製造し得るブロー成形用
ゴム強化スチレン系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロー成形法は、中空容器を成形する技
術として、ポリオレフィン系樹脂を中心に広く使用され
ている。近年、エアースポイラー、バンパー、グローブ
ボックスドア、インストルメントパネルなどの自動車部
品、コンピューターのハウジング、ワークステーショ
ン、キャビネットドアパネル、机の天板などのOA機器
・事務用品、冷蔵庫ドアパネル、テレビ台天板や空調装
置のパネルなどの家電用品、ドア、壁パネル、キッチン
ドアパネルなどの住宅関連用品などの分野において、こ
のブロー成形法は、計量化、省資源化、コストダウンな
どの目的で、エンジニアリング樹脂を用いた二重壁構造
を有する大型ブロー成形品に使用され始めている。
術として、ポリオレフィン系樹脂を中心に広く使用され
ている。近年、エアースポイラー、バンパー、グローブ
ボックスドア、インストルメントパネルなどの自動車部
品、コンピューターのハウジング、ワークステーショ
ン、キャビネットドアパネル、机の天板などのOA機器
・事務用品、冷蔵庫ドアパネル、テレビ台天板や空調装
置のパネルなどの家電用品、ドア、壁パネル、キッチン
ドアパネルなどの住宅関連用品などの分野において、こ
のブロー成形法は、計量化、省資源化、コストダウンな
どの目的で、エンジニアリング樹脂を用いた二重壁構造
を有する大型ブロー成形品に使用され始めている。
【0003】最近、ゴム強化スチレン系樹脂であるAB
S樹脂も、この大型ブロー成形品の素材として使用が試
みられているが、大型部品を成形しようとすると、パリ
ソン(溶融・軟化状態の中空円筒状の樹脂)の強度が充
分ではなく、パリソンがドローダウンし易く、また仮に
成形可能な場合でも、耐ドローダウン性の温度依存性が
充分でないなど、成形条件幅が狭いという欠点を有して
おり、ブロー成形性を改良する必要がある。また、ブロ
ー成形法では、パリソンのブロー圧が高々5〜10kg
/cm2 と低いため、射出成形では外観性に優れ、かつ
精巧な成形品が成形できるABS樹脂でも、従来のブロ
ー成形では外観性に劣り、かつ精巧な成形品が得られな
い。これらの課題を解決するために、最近、高転写ブロ
ー成形技術が開発され、ABS樹脂を用いて、外観性に
優れ、かつ精巧なブロー成形品を得ている(例えば、特
開平7−108534号公報)。このように、高転写ブ
ロー成形技術を用いることにより、外観性、精巧性に優
れたABS樹脂のブロー成形品が得られることから、そ
の用途展開が期待され、外観性、精巧性がさらにに優れ
た大型ブロー成形品が求められている。しかしながら、
この要望に対して、従来のABS樹脂では、充分満足す
ることができない場合がある。
S樹脂も、この大型ブロー成形品の素材として使用が試
みられているが、大型部品を成形しようとすると、パリ
ソン(溶融・軟化状態の中空円筒状の樹脂)の強度が充
分ではなく、パリソンがドローダウンし易く、また仮に
成形可能な場合でも、耐ドローダウン性の温度依存性が
充分でないなど、成形条件幅が狭いという欠点を有して
おり、ブロー成形性を改良する必要がある。また、ブロ
ー成形法では、パリソンのブロー圧が高々5〜10kg
/cm2 と低いため、射出成形では外観性に優れ、かつ
精巧な成形品が成形できるABS樹脂でも、従来のブロ
ー成形では外観性に劣り、かつ精巧な成形品が得られな
い。これらの課題を解決するために、最近、高転写ブロ
ー成形技術が開発され、ABS樹脂を用いて、外観性に
優れ、かつ精巧なブロー成形品を得ている(例えば、特
開平7−108534号公報)。このように、高転写ブ
ロー成形技術を用いることにより、外観性、精巧性に優
れたABS樹脂のブロー成形品が得られることから、そ
の用途展開が期待され、外観性、精巧性がさらにに優れ
た大型ブロー成形品が求められている。しかしながら、
この要望に対して、従来のABS樹脂では、充分満足す
ることができない場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ブロー成形
性に優れ、かつ外観に優れた成形品を製造し得る、ブロ
ー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物を提供すること
を目的とする。
性に優れ、かつ外観に優れた成形品を製造し得る、ブロ
ー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)ゴム強
化スチレン系樹脂100重量部に対して、下記(B)ま
たは(C)を含有してなるブロー成形用ゴム強化スチレ
ン系樹脂組成物(以下「第1組成物」ともいう)を提供
するものである。 (B)重量平均分子量50万以上のスチレン系樹脂0.
1〜20重量部 (C)重量平均分子量2,500万以上のポリテトラフ
ルオロエチレン0.01〜10重量部
化スチレン系樹脂100重量部に対して、下記(B)ま
たは(C)を含有してなるブロー成形用ゴム強化スチレ
ン系樹脂組成物(以下「第1組成物」ともいう)を提供
するものである。 (B)重量平均分子量50万以上のスチレン系樹脂0.
1〜20重量部 (C)重量平均分子量2,500万以上のポリテトラフ
ルオロエチレン0.01〜10重量部
【0006】また、本発明は、(A)ゴム強化スチレン
系樹脂100重量部に対し、下記(B)、(D)および
(E)の群から選ばれた少なくとも2種を含有してなる
ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物(以下「第
2組成物」ともいい、第1〜2組成物を総称して、単に
「本発明のゴム強化スチレン系樹脂組成物」ともいう)
を提供するものである。 (B)重量平均分子量50万以上のスチレン系樹脂0.
1〜20重量部 (D)ポリテトラフルオロエチレン0.01〜10重量
部 (E)(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする重合
体(以下「(メタ)アクリル酸エステル系重合体」とも
いう)0.1〜20重量部
系樹脂100重量部に対し、下記(B)、(D)および
(E)の群から選ばれた少なくとも2種を含有してなる
ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物(以下「第
2組成物」ともいい、第1〜2組成物を総称して、単に
「本発明のゴム強化スチレン系樹脂組成物」ともいう)
を提供するものである。 (B)重量平均分子量50万以上のスチレン系樹脂0.
1〜20重量部 (D)ポリテトラフルオロエチレン0.01〜10重量
部 (E)(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする重合
体(以下「(メタ)アクリル酸エステル系重合体」とも
いう)0.1〜20重量部
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1組成物では、ABS
樹脂などの(A)ゴム強化スチレン系樹脂に対し、比較
的高分子量の(B)成分または(C)成分を添加するこ
とにより、パリソンの耐ブローダウン性を向上させる。
また、第2組成物にあっては、ポリマーの分子量に関係
なく、第2組成物規定の(B)、(D)および(E)成
分の少なくとも2種を併用することにより、(D)〜
(E)成分が比較的低分子量であっても、耐ドローダウ
ン性を向上させることができる。
樹脂などの(A)ゴム強化スチレン系樹脂に対し、比較
的高分子量の(B)成分または(C)成分を添加するこ
とにより、パリソンの耐ブローダウン性を向上させる。
また、第2組成物にあっては、ポリマーの分子量に関係
なく、第2組成物規定の(B)、(D)および(E)成
分の少なくとも2種を併用することにより、(D)〜
(E)成分が比較的低分子量であっても、耐ドローダウ
ン性を向上させることができる。
【0008】本発明に使用される(A)ゴム強化スチレ
ン系樹脂としては、例えばABS樹脂、HIPS樹脂、
MBS樹脂、AES樹脂、AAS樹脂、ゴム強化メチル
メタクリレート−スチレン共重合体などのゴム強化アク
リル系樹脂などが挙げられる。これらの(A)ゴム強化
スチレン系樹脂は、1種単独で使用することも、あるい
は2種以上を混合して用いることもできる。(A)ゴム
強化スチレン系樹脂は、好ましくはABS樹脂、AES
樹脂、AAS樹脂である。
ン系樹脂としては、例えばABS樹脂、HIPS樹脂、
MBS樹脂、AES樹脂、AAS樹脂、ゴム強化メチル
メタクリレート−スチレン共重合体などのゴム強化アク
リル系樹脂などが挙げられる。これらの(A)ゴム強化
スチレン系樹脂は、1種単独で使用することも、あるい
は2種以上を混合して用いることもできる。(A)ゴム
強化スチレン系樹脂は、好ましくはABS樹脂、AES
樹脂、AAS樹脂である。
【0009】本発明の(A)ゴム強化スチレン系樹脂
は、ゴム状重合体の存在下に、芳香族ビニル化合物また
は芳香族ビニル化合物および芳香族ビニル化合物と共重
合可能な他のビニル系単量体からなる単量体成分を重合
してなるグラフト重合体、またはそれと該単量体成分の
(共)重合体の混合物である。ここで使用されるゴム状
重合体としては、例えばポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、ブチルゴム、スチレン−ブタジエン共重合体(スチ
レン含量5〜60重量%が好ましい)、スチレン−イソ
プレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体、エチレン−α−オレフィン系共重合体、エチレン−
α−オレフィン−ポリエン共重合体、シリコーンゴム、
アクリルゴム、ブタジエン−(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、
スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体、水素化スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体、水素化ブタジエン系重合体、エチ
レン系アイオノマーなどが挙げられる。
は、ゴム状重合体の存在下に、芳香族ビニル化合物また
は芳香族ビニル化合物および芳香族ビニル化合物と共重
合可能な他のビニル系単量体からなる単量体成分を重合
してなるグラフト重合体、またはそれと該単量体成分の
(共)重合体の混合物である。ここで使用されるゴム状
重合体としては、例えばポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、ブチルゴム、スチレン−ブタジエン共重合体(スチ
レン含量5〜60重量%が好ましい)、スチレン−イソ
プレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体、エチレン−α−オレフィン系共重合体、エチレン−
α−オレフィン−ポリエン共重合体、シリコーンゴム、
アクリルゴム、ブタジエン−(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、
スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体、水素化スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体、水素化ブタジエン系重合体、エチ
レン系アイオノマーなどが挙げられる。
【0010】なお、上記スチレン−ブタジエンブロック
共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体に
は、AB型、ABA型、テーパー型、ラジアルテレブロ
ック型の構造を有するものなどが含まれる。また、上記
水素化ブタジエン系重合体には、上記ブロック共重合体
の水素化物のほかに、スチレンブロックとスチレン−ブ
タジエンランダム共重合体のブロック体の水素化物、ポ
リブタジエン中の1,2−ビニル結合含量が20重量%
以下のブロックと、1,2−ビニル結合含量が20重量
%を超えるポリブタジエンブロックからなる重合体の水
素化物などが含まれる。これらのゴム状重合体は、1種
単独で使用することも、あるいは2種以上を混合して用
いることもできる。
共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体に
は、AB型、ABA型、テーパー型、ラジアルテレブロ
ック型の構造を有するものなどが含まれる。また、上記
水素化ブタジエン系重合体には、上記ブロック共重合体
の水素化物のほかに、スチレンブロックとスチレン−ブ
タジエンランダム共重合体のブロック体の水素化物、ポ
リブタジエン中の1,2−ビニル結合含量が20重量%
以下のブロックと、1,2−ビニル結合含量が20重量
%を超えるポリブタジエンブロックからなる重合体の水
素化物などが含まれる。これらのゴム状重合体は、1種
単独で使用することも、あるいは2種以上を混合して用
いることもできる。
【0011】ゴム強化スチレン系樹脂に使用される芳香
族ビニル化合物としては、スチレン、t−ブチルスチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジビニ
ルベンゼン、1,1−ジフェニルスチレン、N,N−ジ
エチル−p−アミノエチルスチレン、N,N−ジエチル
−p−アミノメチルスチレン、ビニルピリジン、ビニル
キシレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、モ
ノブロモスチレン、ジブロモスチレン、フルオロスチレ
ン、エチルスチレン、ビニルナフタレンなどが挙げら
れ、特にスチレン、α−メチルスチレンが好ましい。こ
れらの芳香族ビニル化合物は、単独であるいは2種以上
混合して用いられる。芳香族ビニル化合物の使用量は、
単量体成分中に好ましくは20〜100重量%、さらに
好ましくは30〜90重量%、特に好ましくは40〜8
0重量%であり、20重量%未満では充分な成形加工性
が得られない。
族ビニル化合物としては、スチレン、t−ブチルスチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジビニ
ルベンゼン、1,1−ジフェニルスチレン、N,N−ジ
エチル−p−アミノエチルスチレン、N,N−ジエチル
−p−アミノメチルスチレン、ビニルピリジン、ビニル
キシレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、モ
ノブロモスチレン、ジブロモスチレン、フルオロスチレ
ン、エチルスチレン、ビニルナフタレンなどが挙げら
れ、特にスチレン、α−メチルスチレンが好ましい。こ
れらの芳香族ビニル化合物は、単独であるいは2種以上
混合して用いられる。芳香族ビニル化合物の使用量は、
単量体成分中に好ましくは20〜100重量%、さらに
好ましくは30〜90重量%、特に好ましくは40〜8
0重量%であり、20重量%未満では充分な成形加工性
が得られない。
【0012】また、他のビニル系単量体としては、アク
リロニトリル、メタクリロニトリルなどシアン化ビニル
化合物;メチルアクリレート、エチルアクリレート、プ
ロピルアクリレート、ブチルアクリレート、アミノアク
リレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシル
アクリレート、ドデシルアクリレート、オクタデシルア
クリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアクリレ
ートなどのアクリル酸エステル;メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルメタクリレート、アミノメタクリレート、ヘキシ
ルメタクリレート、オクチルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、ドデシルメタクリレート、オクタデシルメタクリ
レート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレ
ートなどのメタクリル酸エステル;無水マレイン酸、無
水イタコン酸、無水シトラコン酸などの不飽和酸無水
物;アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和酸;マレイ
ミド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレイミド、
N−(p−メチルフェニル)マレイミド、N−フェニル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのα,
β−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物;グリシジルメ
タクリレート、アリルグリシジルエーテルなどのエポキ
シ基含有不飽和化合物;アクリルアミド、メタクリルア
ミドなどの不飽和カルボン酸アミド;アクリルアミン、
メタクリル酸アミノメチル、メタクリル酸アミノエーテ
ル、メタクリル酸アミノプロピル、アミノスチレンなど
のアミノ基含有不飽和化合物;3−ヒドロキシ−1−プ
ロペン、4−ヒドロキシ−1−ブテン、シス−4−ヒド
ロキシ−2−ブテン、トランス−4−ヒドロキシ−2−
ブテン、3−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロペン、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ヒドロキシスチレンなどの水酸基
含有不飽和化合物;ビニルオキサゾリンなどのオキサゾ
リン基含有不飽和化合物などが挙げられ、好ましくはシ
アン化ビニル化合物および/または(メタ)アクリル酸
エステルおよび/またはイミド化合物(後述のイミド化
タイプを含む)である。これらの他のビニル系単量体
は、1種単独で使用することも、あるいは2種以上を混
合して用いることもできる。
リロニトリル、メタクリロニトリルなどシアン化ビニル
化合物;メチルアクリレート、エチルアクリレート、プ
ロピルアクリレート、ブチルアクリレート、アミノアク
リレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシル
アクリレート、ドデシルアクリレート、オクタデシルア
クリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアクリレ
ートなどのアクリル酸エステル;メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルメタクリレート、アミノメタクリレート、ヘキシ
ルメタクリレート、オクチルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、ドデシルメタクリレート、オクタデシルメタクリ
レート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレ
ートなどのメタクリル酸エステル;無水マレイン酸、無
水イタコン酸、無水シトラコン酸などの不飽和酸無水
物;アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和酸;マレイ
ミド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレイミド、
N−(p−メチルフェニル)マレイミド、N−フェニル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのα,
β−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物;グリシジルメ
タクリレート、アリルグリシジルエーテルなどのエポキ
シ基含有不飽和化合物;アクリルアミド、メタクリルア
ミドなどの不飽和カルボン酸アミド;アクリルアミン、
メタクリル酸アミノメチル、メタクリル酸アミノエーテ
ル、メタクリル酸アミノプロピル、アミノスチレンなど
のアミノ基含有不飽和化合物;3−ヒドロキシ−1−プ
ロペン、4−ヒドロキシ−1−ブテン、シス−4−ヒド
ロキシ−2−ブテン、トランス−4−ヒドロキシ−2−
ブテン、3−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロペン、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ヒドロキシスチレンなどの水酸基
含有不飽和化合物;ビニルオキサゾリンなどのオキサゾ
リン基含有不飽和化合物などが挙げられ、好ましくはシ
アン化ビニル化合物および/または(メタ)アクリル酸
エステルおよび/またはイミド化合物(後述のイミド化
タイプを含む)である。これらの他のビニル系単量体
は、1種単独で使用することも、あるいは2種以上を混
合して用いることもできる。
【0013】上記のイミド化合物の共重合に代えて、不
飽和無水物を共重合させ、それを後イミド化(完全また
は部分)したものでもよい。これらの他のビニル系単量
体の使用量は、単量体成分中に好ましくは80〜0重量
%、さらに好ましくは70〜10重量%、特に好ましく
は60〜20重量%である。
飽和無水物を共重合させ、それを後イミド化(完全また
は部分)したものでもよい。これらの他のビニル系単量
体の使用量は、単量体成分中に好ましくは80〜0重量
%、さらに好ましくは70〜10重量%、特に好ましく
は60〜20重量%である。
【0014】好ましいゴム強化スチレン系樹脂として
は、ゴム状重合体の存在下に、芳香族ビニル化合物およ
びシアン化ビニル化合物、さらに必要に応じて共重合可
能な他のビニル系単量体を重合してなるゴム強化スチレ
ン系樹脂と、芳香族ビニル化合物およびシアン化ビニル
化合物、さらに必要に応じて共重合可能な他のビニル系
単量体からなるスチレン系樹脂を併用したものが挙げら
れる。
は、ゴム状重合体の存在下に、芳香族ビニル化合物およ
びシアン化ビニル化合物、さらに必要に応じて共重合可
能な他のビニル系単量体を重合してなるゴム強化スチレ
ン系樹脂と、芳香族ビニル化合物およびシアン化ビニル
化合物、さらに必要に応じて共重合可能な他のビニル系
単量体からなるスチレン系樹脂を併用したものが挙げら
れる。
【0015】なお、ゴム強化スチレン系樹脂のグラフト
率は、5〜200重量%、好ましくは10〜150重量
%である。グラフト率が5重量%未満であると、フィシ
ュアイの発生が多く、外観性・耐衝撃性が劣り、一方2
00重量%を超えると、外観性、流動性が劣る。グラフ
ト率は、下記の方法で測定される。ここでグラフト率と
は、ゴム強化スチレン系樹脂中のゴム量に対し、ゴム状
重合体に直接グラフト結合している共重合体成分の割合
をいう。このグラフト率は、重合開始剤量、重合温度な
どによって制御することができる。このグラフト率の具
体的な求め方は、まずゴム強化スチレン系樹脂2gを室
温のアセトンに投入し、充分撹拌し、不溶解分(w)を
求める。一方、不溶解分(w)中のゴム状重合体量は、
重合処方をもとに算出することができる。この算出され
たゴム状重合体総量をRとし、次式よりグラフト率を求
める。 グラフト量(重量%)=〔(w−R)/R〕×100
率は、5〜200重量%、好ましくは10〜150重量
%である。グラフト率が5重量%未満であると、フィシ
ュアイの発生が多く、外観性・耐衝撃性が劣り、一方2
00重量%を超えると、外観性、流動性が劣る。グラフ
ト率は、下記の方法で測定される。ここでグラフト率と
は、ゴム強化スチレン系樹脂中のゴム量に対し、ゴム状
重合体に直接グラフト結合している共重合体成分の割合
をいう。このグラフト率は、重合開始剤量、重合温度な
どによって制御することができる。このグラフト率の具
体的な求め方は、まずゴム強化スチレン系樹脂2gを室
温のアセトンに投入し、充分撹拌し、不溶解分(w)を
求める。一方、不溶解分(w)中のゴム状重合体量は、
重合処方をもとに算出することができる。この算出され
たゴム状重合体総量をRとし、次式よりグラフト率を求
める。 グラフト量(重量%)=〔(w−R)/R〕×100
【0016】また、上記ゴム強化スチレン系樹脂の不溶
分のゴム成分を除いたマトリックス成分に関し、テトラ
ヒドロフラン可溶分のポリスチレン換算の重量平均分子
量は、50万未満、好ましくは5万〜30万、さらに好
ましくは7万〜20万である。5万未満では、得られる
樹脂組成物の耐衝撃性が低下し、一方30万を超える
と、成形加工性が低下する場合がある。このマトリック
ス成分の重量平均分子量は、連鎖移動剤や重合開始剤の
種類・量、重合温度を適宜選択することにより、容易に
調整することができる。
分のゴム成分を除いたマトリックス成分に関し、テトラ
ヒドロフラン可溶分のポリスチレン換算の重量平均分子
量は、50万未満、好ましくは5万〜30万、さらに好
ましくは7万〜20万である。5万未満では、得られる
樹脂組成物の耐衝撃性が低下し、一方30万を超える
と、成形加工性が低下する場合がある。このマトリック
ス成分の重量平均分子量は、連鎖移動剤や重合開始剤の
種類・量、重合温度を適宜選択することにより、容易に
調整することができる。
【0017】次に、(B)スチレン系樹脂は、芳香族ビ
ニル化合物、または芳香族ビニル化合物および芳香族ビ
ニル化合物と共重合可能な他のビニル系単量体からなる
単量体成分を(共)重合して得られるスチレン系(共)
重合体である。ここで、芳香族ビニル化合物は、上記
(A)成分で使用される芳香族ビニル化合物がすべて挙
げられる。また、他のビニル系単量体も、(A)成分で
使用される他のビニル系単量体がすべて挙げられる。他
のビニル系単量体のうち、アクリロニトリルが好まし
い。(B)スチレン系樹脂の具体例としては、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニ
トリル−スチレン−α−メチルスチレン共重合体などが
挙げられる。
ニル化合物、または芳香族ビニル化合物および芳香族ビ
ニル化合物と共重合可能な他のビニル系単量体からなる
単量体成分を(共)重合して得られるスチレン系(共)
重合体である。ここで、芳香族ビニル化合物は、上記
(A)成分で使用される芳香族ビニル化合物がすべて挙
げられる。また、他のビニル系単量体も、(A)成分で
使用される他のビニル系単量体がすべて挙げられる。他
のビニル系単量体のうち、アクリロニトリルが好まし
い。(B)スチレン系樹脂の具体例としては、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニ
トリル−スチレン−α−メチルスチレン共重合体などが
挙げられる。
【0018】(B)スチレン系樹脂は、テトラヒドロフ
ラン可溶分のポリスチレン換算の重量平均分子量が50
万以上、好ましくは75万以上、さらに好ましくは10
0〜800万である。ブロー成形法における耐ドローダ
ウン性は、AS樹脂などのスチレン系樹脂の分子量依存
性が大であり、重量平均分子量を50万以上にすると、
耐ドローダウン性が良好となる。(B)スチレン系樹脂
の重量平均分子量が50万未満では、耐ドローダウン性
の改良効果が充分でない。この耐ドローダウン性の温度
依存性は、AS樹脂などのスチレン系樹脂の重量平均分
子量を増加させると良好となるが、系全体の溶融粘度が
高くなりすぎて成形性が低下する場合があり、800万
以下が好ましい。特に、重量平均分子量100万以上の
超高分子量のAS樹脂などのスチレン系樹脂を少量添加
すると、温度依存性が小さくなり、系全体の溶融粘度も
大きく影響されないため、成形が可能である。
ラン可溶分のポリスチレン換算の重量平均分子量が50
万以上、好ましくは75万以上、さらに好ましくは10
0〜800万である。ブロー成形法における耐ドローダ
ウン性は、AS樹脂などのスチレン系樹脂の分子量依存
性が大であり、重量平均分子量を50万以上にすると、
耐ドローダウン性が良好となる。(B)スチレン系樹脂
の重量平均分子量が50万未満では、耐ドローダウン性
の改良効果が充分でない。この耐ドローダウン性の温度
依存性は、AS樹脂などのスチレン系樹脂の重量平均分
子量を増加させると良好となるが、系全体の溶融粘度が
高くなりすぎて成形性が低下する場合があり、800万
以下が好ましい。特に、重量平均分子量100万以上の
超高分子量のAS樹脂などのスチレン系樹脂を少量添加
すると、温度依存性が小さくなり、系全体の溶融粘度も
大きく影響されないため、成形が可能である。
【0019】(B)スチレン系樹脂の配合量は、(A)
ゴム強化スチレン系樹脂100重量部に対し、0.1〜
20重量部、好ましくは1〜10重量部である。0.1
重量部未満では、耐ドローダウン性が改良されず、特に
温度依存性が改良されない。一方、20重量部を超える
と、溶融粘度が高くなりすぎて、成形性、成形品外観が
低下する。(B)スチレン系樹脂は、通常、(A)ゴム
強化スチレン系樹脂に配合して混合されるが、(A)ゴ
ム強化スチレン系樹脂の重合時に製造して混合すること
もできる。
ゴム強化スチレン系樹脂100重量部に対し、0.1〜
20重量部、好ましくは1〜10重量部である。0.1
重量部未満では、耐ドローダウン性が改良されず、特に
温度依存性が改良されない。一方、20重量部を超える
と、溶融粘度が高くなりすぎて、成形性、成形品外観が
低下する。(B)スチレン系樹脂は、通常、(A)ゴム
強化スチレン系樹脂に配合して混合されるが、(A)ゴ
ム強化スチレン系樹脂の重合時に製造して混合すること
もできる。
【0020】次に、(C)〜(D)成分のポリテトラフ
ルオロエチレンは、テトラフルオロエチレン単独重合体
のほか、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレン
などを共重合したものであってもよい。好ましくは、テ
トラフルオロエチレン単独重合体である。(C)〜
(D)成分のポリテトラフルオロエチレンは、乳化重
合、懸濁重合などの公知の重合法で得られる。(C)〜
(D)成分であるポリテトラフルオロエチレンは、溶解
度指数が6.2と、ポリマーの中でも最も低く、他のポ
リマーとは相溶性がないにもかかわらず、ABS樹脂な
どの(A)ゴム強化スチレン系樹脂に配合することによ
り、耐ドローダウン性を著しく改良することができる。
ここで、(C)ポリテトラフルオロエチレンの重量平均
分子量は、2,500万以上、好ましくは2,500万
〜1億である。一方、(D)成分の重量平均分子量は、
好ましくは50万以上、さらに好ましくは100万以
上、特に好ましくは1,000万以上、より好ましくは
2,500万〜1億である。(C)成分や(D)成分を
添加することで、ABS樹脂などの(A)ゴム強化スチ
レン系樹脂のブロー成形時の弾性、いわゆるバラス効果
が向上し、耐ドローダウン性が改良される。
ルオロエチレンは、テトラフルオロエチレン単独重合体
のほか、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレン
などを共重合したものであってもよい。好ましくは、テ
トラフルオロエチレン単独重合体である。(C)〜
(D)成分のポリテトラフルオロエチレンは、乳化重
合、懸濁重合などの公知の重合法で得られる。(C)〜
(D)成分であるポリテトラフルオロエチレンは、溶解
度指数が6.2と、ポリマーの中でも最も低く、他のポ
リマーとは相溶性がないにもかかわらず、ABS樹脂な
どの(A)ゴム強化スチレン系樹脂に配合することによ
り、耐ドローダウン性を著しく改良することができる。
ここで、(C)ポリテトラフルオロエチレンの重量平均
分子量は、2,500万以上、好ましくは2,500万
〜1億である。一方、(D)成分の重量平均分子量は、
好ましくは50万以上、さらに好ましくは100万以
上、特に好ましくは1,000万以上、より好ましくは
2,500万〜1億である。(C)成分や(D)成分を
添加することで、ABS樹脂などの(A)ゴム強化スチ
レン系樹脂のブロー成形時の弾性、いわゆるバラス効果
が向上し、耐ドローダウン性が改良される。
【0021】ただし、第1組成物のように、(A)成分
に対し、(C)成分を単独使用する場合には、(C)成
分の重量平均分子量を2,500万以上とする必要があ
り、2,500万未満では、上記と同様に、ABS樹脂
などの(A)ゴム強化スチレン系樹脂のブロー成形時の
弾性、いわゆるバラス効果が向上しないため、耐ドロー
ダウン性が改良されない。また、第2組成物にように、
(B)、(D)および(E)成分の少なくとも2種を併
用する場合には、(D)成分の重量平均分子量を特に限
定しなくても、本発明の効果が得られる。なお、(C)
〜(D)成分のポリテトラフルオロエチレンの重量平均
分子量は、ASTM D4591に準拠し、下記式によ
って算出されたものである。 logMw=27.5345−12.1405D (式中、Mwは重量平均分子量、Dは標準比重を示
す。)
に対し、(C)成分を単独使用する場合には、(C)成
分の重量平均分子量を2,500万以上とする必要があ
り、2,500万未満では、上記と同様に、ABS樹脂
などの(A)ゴム強化スチレン系樹脂のブロー成形時の
弾性、いわゆるバラス効果が向上しないため、耐ドロー
ダウン性が改良されない。また、第2組成物にように、
(B)、(D)および(E)成分の少なくとも2種を併
用する場合には、(D)成分の重量平均分子量を特に限
定しなくても、本発明の効果が得られる。なお、(C)
〜(D)成分のポリテトラフルオロエチレンの重量平均
分子量は、ASTM D4591に準拠し、下記式によ
って算出されたものである。 logMw=27.5345−12.1405D (式中、Mwは重量平均分子量、Dは標準比重を示
す。)
【0022】(C)〜(D)成分であるポリテトラフル
オロエチレンの配合量は、(A)ゴム強化スチレン系樹
脂100重量部に対し、0.01〜10重量部、好まし
くは0.05〜5重量部である。0.01重量部未満で
は、耐ドローダウン性が改良されない。一方、10重量
部を超えると、加工時の弾性が大きくなりすぎて、メル
トフラクチャの発生が大きく、成形品の外観が低下す
る。
オロエチレンの配合量は、(A)ゴム強化スチレン系樹
脂100重量部に対し、0.01〜10重量部、好まし
くは0.05〜5重量部である。0.01重量部未満で
は、耐ドローダウン性が改良されない。一方、10重量
部を超えると、加工時の弾性が大きくなりすぎて、メル
トフラクチャの発生が大きく、成形品の外観が低下す
る。
【0023】次に、第2組成物に用いられる(E)(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体に使用される(メタ)
アクリル酸エステルは、例えばアクリル酸エステルおよ
びメタクリル酸エステルであり、必要に応じて、共重合
成分として共重合可能な他のビニル系単量体も用いられ
る。この他のビニル系単量体とては、例えば上記シアン
化ビニル化合物や芳香族ビニル化合物が挙げられ、好ま
しくはアクリロニトリル、スチレンである。(E)(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体中の(メタ)アクリル
酸エステルの使用量は、好ましくは10〜100重量
%、さらに好ましくは20〜100重量%、特に好まし
くは30〜99重量%である。(E)(メタ)アクリル
酸エステル系重合体の具体例は、ポリメチルメタクリレ
ート、メチルメタクリレート−ブチルアクリレート共重
合体などが挙げられる。(E)(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体は、公知の重合法である乳化重合、懸濁重
合、塊状重合、溶液重合などで得ることができ、特に好
ましい重合法は、乳化重合、溶液重合である。
タ)アクリル酸エステル系重合体に使用される(メタ)
アクリル酸エステルは、例えばアクリル酸エステルおよ
びメタクリル酸エステルであり、必要に応じて、共重合
成分として共重合可能な他のビニル系単量体も用いられ
る。この他のビニル系単量体とては、例えば上記シアン
化ビニル化合物や芳香族ビニル化合物が挙げられ、好ま
しくはアクリロニトリル、スチレンである。(E)(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体中の(メタ)アクリル
酸エステルの使用量は、好ましくは10〜100重量
%、さらに好ましくは20〜100重量%、特に好まし
くは30〜99重量%である。(E)(メタ)アクリル
酸エステル系重合体の具体例は、ポリメチルメタクリレ
ート、メチルメタクリレート−ブチルアクリレート共重
合体などが挙げられる。(E)(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体は、公知の重合法である乳化重合、懸濁重
合、塊状重合、溶液重合などで得ることができ、特に好
ましい重合法は、乳化重合、溶液重合である。
【0024】(E)(メタ)アクリル酸エステル系重合
体のポリスチレン換算の重量平均分子量は、好ましくは
50万以上、さらに好ましくは100万以上、特に好ま
しくは100万〜1,000万である。重量平均分子量
が50万未満の場合には、ABS樹脂などの(A)ゴム
強化スチレン系樹脂のブロー成形時の弾性、いわゆるバ
ラス効果が向上しないため、耐ドローダウン性が改良さ
れ難い。一方、重量平均分子量が1,000万を超える
と、バラス効果が大きくなりすぎて、メルトフラクチャ
が出やすく、成形外観が低下する。
体のポリスチレン換算の重量平均分子量は、好ましくは
50万以上、さらに好ましくは100万以上、特に好ま
しくは100万〜1,000万である。重量平均分子量
が50万未満の場合には、ABS樹脂などの(A)ゴム
強化スチレン系樹脂のブロー成形時の弾性、いわゆるバ
ラス効果が向上しないため、耐ドローダウン性が改良さ
れ難い。一方、重量平均分子量が1,000万を超える
と、バラス効果が大きくなりすぎて、メルトフラクチャ
が出やすく、成形外観が低下する。
【0025】(E)(メタ)アクリル酸エステル系重合
体の配合量は、(A)ゴム強化スチレン系樹脂100重
量部に対し、0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜
10重量部である。0.1重量部未満では、耐ドローダ
ウン性が改良されず、一方20重量部を超えると、溶融
粘度が高くなり、成形性が低下し、また得られる成形品
の剛性が低下する。(B)、(D)および(E)成分の
好ましい組み合わせは、(D)/(B)、(D)/
(E)、(D)/(B)/(E)であり、この組み合わ
せで使用すると、一段と優れた本発明の効果が得られ
る。
体の配合量は、(A)ゴム強化スチレン系樹脂100重
量部に対し、0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜
10重量部である。0.1重量部未満では、耐ドローダ
ウン性が改良されず、一方20重量部を超えると、溶融
粘度が高くなり、成形性が低下し、また得られる成形品
の剛性が低下する。(B)、(D)および(E)成分の
好ましい組み合わせは、(D)/(B)、(D)/
(E)、(D)/(B)/(E)であり、この組み合わ
せで使用すると、一段と優れた本発明の効果が得られ
る。
【0026】本発明のゴム強化スチレン系樹脂組成物
は、上記(A)〜(E)成分と、必要に応じて、各種の
熱可塑性樹脂、各種の充填材、各種の添加剤などを混練
りして製造される。混練り方法としては、押し出し機、
ロール、バンバリーミキサー、ニーダーなどを用いる方
法がある。好ましい方法としては、押し出し機を用いる
方法であり、押し出し機としては単軸押し出し機、二軸
押し出し機などがある。上記、混練り方法を用いて各種
成分を混練りするに際し、全成分を一括して混練りして
もよく、一部の成分を先に混練りし、残りの成分を一括
または分割して添加混練りしてもよい。
は、上記(A)〜(E)成分と、必要に応じて、各種の
熱可塑性樹脂、各種の充填材、各種の添加剤などを混練
りして製造される。混練り方法としては、押し出し機、
ロール、バンバリーミキサー、ニーダーなどを用いる方
法がある。好ましい方法としては、押し出し機を用いる
方法であり、押し出し機としては単軸押し出し機、二軸
押し出し機などがある。上記、混練り方法を用いて各種
成分を混練りするに際し、全成分を一括して混練りして
もよく、一部の成分を先に混練りし、残りの成分を一括
または分割して添加混練りしてもよい。
【0027】ここで、各種の熱可塑性樹脂としては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−ビニル
アルコール共重合体(EVOH)などのポリオレフィン
系樹脂;ポリアミド樹脂;熱可塑性ポリエステル樹脂;
ポリカーボネート系樹脂;全芳香族ポリエステル;PP
S;LCP;塩化ビニル系樹脂(PVC);ポリスルホ
ン;ポリエーテルエーテルケトン;(変性)ポリフェニ
レンエーテル樹脂;ポリオキシメチレン(POM);ポ
リメチルメタクリレート(PMMA)、ゴム強化ポリメ
チルメタクリレートなどのアクリル系樹脂〔ただし、
(E)成分を除く〕;ポリウレタン;尿素樹脂などが挙
げられる。これらの熱可塑性樹脂は、本発明の組成物1
00重量部に対し、好ましくは100重量部以下、さら
に好ましくは50重量部以下の範囲で用いられる。
リエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−ビニル
アルコール共重合体(EVOH)などのポリオレフィン
系樹脂;ポリアミド樹脂;熱可塑性ポリエステル樹脂;
ポリカーボネート系樹脂;全芳香族ポリエステル;PP
S;LCP;塩化ビニル系樹脂(PVC);ポリスルホ
ン;ポリエーテルエーテルケトン;(変性)ポリフェニ
レンエーテル樹脂;ポリオキシメチレン(POM);ポ
リメチルメタクリレート(PMMA)、ゴム強化ポリメ
チルメタクリレートなどのアクリル系樹脂〔ただし、
(E)成分を除く〕;ポリウレタン;尿素樹脂などが挙
げられる。これらの熱可塑性樹脂は、本発明の組成物1
00重量部に対し、好ましくは100重量部以下、さら
に好ましくは50重量部以下の範囲で用いられる。
【0028】また、上記各種の充填材としては、ガラス
繊維、炭素繊維、金属繊維、ガラスビーズ、ワラストナ
イト、ガラスのミルドファイバー、ロックフィラー、ガ
ラスフレーク、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カオ
リン、硫酸バリウム、黒鉛、二硫化モリブデン、酸化マ
グネシウム、酸化亜鉛ウィスカー、チタン酸カリウムウ
ィスカー、ガラスバルーン、セラミックバルーンなどの
充填材の1種あるいは併用が挙げられる。これらの状態
材のうち、ガラス繊維、炭素繊維の形状としては、6〜
60μmの繊維径と30μm以上の繊維長を有するもの
が好ましい。これらの充填材は、本発明の組成物100
重量部に対し、通常、1〜200重量部の範囲で用いら
れる。また、添加剤としては、公知の着色剤、顔料、耐
候剤、帯電防止剤、酸化防止剤、難燃剤、熱老化防止
剤、可塑剤、抗菌・防カビ剤などが挙げられる。
繊維、炭素繊維、金属繊維、ガラスビーズ、ワラストナ
イト、ガラスのミルドファイバー、ロックフィラー、ガ
ラスフレーク、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カオ
リン、硫酸バリウム、黒鉛、二硫化モリブデン、酸化マ
グネシウム、酸化亜鉛ウィスカー、チタン酸カリウムウ
ィスカー、ガラスバルーン、セラミックバルーンなどの
充填材の1種あるいは併用が挙げられる。これらの状態
材のうち、ガラス繊維、炭素繊維の形状としては、6〜
60μmの繊維径と30μm以上の繊維長を有するもの
が好ましい。これらの充填材は、本発明の組成物100
重量部に対し、通常、1〜200重量部の範囲で用いら
れる。また、添加剤としては、公知の着色剤、顔料、耐
候剤、帯電防止剤、酸化防止剤、難燃剤、熱老化防止
剤、可塑剤、抗菌・防カビ剤などが挙げられる。
【0029】本発明のゴム強化スチレン系樹脂組成物
は、ブロー成形によって各種成形品を成形することがで
きる。ところで、ブロー成形法は、パリソン(チュープ
状の成形材料)を金型で挟み、パリソン内部に空気を吹
き込むことで、パリソン表面を金型に圧着して、中空品
を成形する成形法である。しかしながら、パリソンのブ
ロー圧が高々5〜10kg/cm2 と低いため、金型表
面の鏡面やシボ面の転写が充分ではなく、射出成形品に
較べ、成形品の外観性が劣り、また精巧な成形品が得ら
れないという欠点がある。この欠点を改良するのが、高
転写ブロー成形技術である。この技術は、上記パリソン
表面の圧着工程における金型表面温度をパリソンの成形
材料のビカット軟化温度以上にする方法であり、金型表
面の転写が充分な、成形品の外観性に優れ、また精巧な
成形品が得られる。なお、高転写ブロー成形技術は、全
工程をビカット軟化温度以上に保持する必要はなく、パ
リソン表面が金型表面に圧着した段階で金型温度が成形
材料の該ビカット軟化温度以上に到達していればよい。
は、ブロー成形によって各種成形品を成形することがで
きる。ところで、ブロー成形法は、パリソン(チュープ
状の成形材料)を金型で挟み、パリソン内部に空気を吹
き込むことで、パリソン表面を金型に圧着して、中空品
を成形する成形法である。しかしながら、パリソンのブ
ロー圧が高々5〜10kg/cm2 と低いため、金型表
面の鏡面やシボ面の転写が充分ではなく、射出成形品に
較べ、成形品の外観性が劣り、また精巧な成形品が得ら
れないという欠点がある。この欠点を改良するのが、高
転写ブロー成形技術である。この技術は、上記パリソン
表面の圧着工程における金型表面温度をパリソンの成形
材料のビカット軟化温度以上にする方法であり、金型表
面の転写が充分な、成形品の外観性に優れ、また精巧な
成形品が得られる。なお、高転写ブロー成形技術は、全
工程をビカット軟化温度以上に保持する必要はなく、パ
リソン表面が金型表面に圧着した段階で金型温度が成形
材料の該ビカット軟化温度以上に到達していればよい。
【0030】ここで、上記の金型表面温度を成形材料の
ビカット軟化温度以上に加熱する方法としては、例えば 金型表面の裏側に空間部を設け、それに加熱媒体を噴
射する方法、 金型表面の裏側を、輻射加熱する方法、 金型表面の裏側を、加熱ヒーターの接近あるいは接触
で加熱する方法、 パリソン挿入前の金型表面を、輻射加熱する方法、 パリソン挿入前の金型表面を、加熱ヒーターの接近あ
るいは接触で加熱する方法、などが挙げられる。特に、
上記の加熱方法において、本発明のゴム強化スチレン
系樹脂組成物は、一段と優れた高転写性が得られる。上
記の金型表面温度は、良好な成形外観を得るために、ビ
カット軟化温度以上に設定するが、さらに好ましくはビ
カット軟化温度+10℃以上〜ビカット軟化温度+60
℃が良い。このように、本発明のゴム強化スチレン系樹
脂組成物は、ブロー成形用、特に上記高転写ブロー成形
用として有用である。
ビカット軟化温度以上に加熱する方法としては、例えば 金型表面の裏側に空間部を設け、それに加熱媒体を噴
射する方法、 金型表面の裏側を、輻射加熱する方法、 金型表面の裏側を、加熱ヒーターの接近あるいは接触
で加熱する方法、 パリソン挿入前の金型表面を、輻射加熱する方法、 パリソン挿入前の金型表面を、加熱ヒーターの接近あ
るいは接触で加熱する方法、などが挙げられる。特に、
上記の加熱方法において、本発明のゴム強化スチレン
系樹脂組成物は、一段と優れた高転写性が得られる。上
記の金型表面温度は、良好な成形外観を得るために、ビ
カット軟化温度以上に設定するが、さらに好ましくはビ
カット軟化温度+10℃以上〜ビカット軟化温度+60
℃が良い。このように、本発明のゴム強化スチレン系樹
脂組成物は、ブロー成形用、特に上記高転写ブロー成形
用として有用である。
【0031】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例中、部および%は、特に断わ
らない限り重量基準である。また、実施例において、ペ
レットの造粒、物性の測定、ブロー成形法、耐ドローダ
ウン性、成形品の外観性は、次のような方法により実施
し、また使用樹脂材料は、次のようにして調製した。
に説明する。なお、実施例中、部および%は、特に断わ
らない限り重量基準である。また、実施例において、ペ
レットの造粒、物性の測定、ブロー成形法、耐ドローダ
ウン性、成形品の外観性は、次のような方法により実施
し、また使用樹脂材料は、次のようにして調製した。
【0032】ペレットの造粒 下記の押し出し機および押し出し条件で、各試料のペレ
ットを造粒した。 押し出し機;中谷機械(株)製、NVC スクリュー径;55mm、L/D=32 温度;設定230〜270℃
ットを造粒した。 押し出し機;中谷機械(株)製、NVC スクリュー径;55mm、L/D=32 温度;設定230〜270℃
【0033】ブロー成形法 アキュムレーター付きブロー成形機を使用して、平均肉
厚約2mm、縦25cm、横10cm、幅2cmの角ボ
トルを成形した。 ブロー成形機;石川島播磨重工業(株)製、IPB−E
P−55 成形温度;シリンダー、アキュムレーター、ダイスと
も、220℃ 金型設定温度;60℃ 冷却時間;60秒 排気時間;20秒 ブローエア圧力;6kg/cm2
厚約2mm、縦25cm、横10cm、幅2cmの角ボ
トルを成形した。 ブロー成形機;石川島播磨重工業(株)製、IPB−E
P−55 成形温度;シリンダー、アキュムレーター、ダイスと
も、220℃ 金型設定温度;60℃ 冷却時間;60秒 排気時間;20秒 ブローエア圧力;6kg/cm2
【0034】耐ドローダウン性 高化式フローテスター機(シリンダー直径=11mm、
オリフィス外径=10mm、オリフィス内径=1mm)
を用い、温度230℃、または250℃、荷重50kg
で、樹脂を0.5cc押し出したのち、ぶら下がってい
る樹脂の直径をレーザーで測定し、最大直径が80%に
なるまでの時間を求め、ドローダウン時間とする。耐ド
ローダウン性は、ドローダウン時間が長いほど、良いと
判定する。ブロー成形品の外観性 ブロービン成形品の表面状態(大きな凹み)を目視観察
して判定した。 ○;良好(一見して凹みがほとんどない状態) ×;不良(一見して、凹みが多数ある状態)パリソンのメルトフラクチャ パリソンを目視し、メルトフラクチャの有無を観察し
た。
オリフィス外径=10mm、オリフィス内径=1mm)
を用い、温度230℃、または250℃、荷重50kg
で、樹脂を0.5cc押し出したのち、ぶら下がってい
る樹脂の直径をレーザーで測定し、最大直径が80%に
なるまでの時間を求め、ドローダウン時間とする。耐ド
ローダウン性は、ドローダウン時間が長いほど、良いと
判定する。ブロー成形品の外観性 ブロービン成形品の表面状態(大きな凹み)を目視観察
して判定した。 ○;良好(一見して凹みがほとんどない状態) ×;不良(一見して、凹みが多数ある状態)パリソンのメルトフラクチャ パリソンを目視し、メルトフラクチャの有無を観察し
た。
【0035】樹脂材料 ABS樹脂−1;スチレン含量58%、アクリロニトリ
ル含量24%、ポリブタジエンゴム含量18%からなる
ABS樹脂(グラフト率=55%、マトリックス成分の
重量平均分子量=13万) ABS樹脂−2;スチレン含量47%、アクリロニトリ
ル含量20%、N−フェニルマレイミド含量15%、ポ
リブタジエンゴム含量18%からなるABS樹脂(グラ
フト率=55%、マトリックス成分の重量平均分子量=
15万) ABS樹脂−3;スチレン含量42%、アクリロニトリ
ル含量22%、N−フェニルマレイミド含量10%、α
−メチルスチレン含量8%、ポリブタジエンゴム含量1
8%からなるABS樹脂(グラフト率=50%、マトリ
ックス成分の重量平均分子量=14万) ABS樹脂−4;スチレン含量22%、アクリロニトリ
ル含量20%、α−メチルスチレン含量40%、ポリブ
タジエンゴム含量18%からなるABS樹脂(グラフト
率=50%、マトリックス成分の重量平均分子量=17
万)
ル含量24%、ポリブタジエンゴム含量18%からなる
ABS樹脂(グラフト率=55%、マトリックス成分の
重量平均分子量=13万) ABS樹脂−2;スチレン含量47%、アクリロニトリ
ル含量20%、N−フェニルマレイミド含量15%、ポ
リブタジエンゴム含量18%からなるABS樹脂(グラ
フト率=55%、マトリックス成分の重量平均分子量=
15万) ABS樹脂−3;スチレン含量42%、アクリロニトリ
ル含量22%、N−フェニルマレイミド含量10%、α
−メチルスチレン含量8%、ポリブタジエンゴム含量1
8%からなるABS樹脂(グラフト率=50%、マトリ
ックス成分の重量平均分子量=14万) ABS樹脂−4;スチレン含量22%、アクリロニトリ
ル含量20%、α−メチルスチレン含量40%、ポリブ
タジエンゴム含量18%からなるABS樹脂(グラフト
率=50%、マトリックス成分の重量平均分子量=17
万)
【0036】AS樹脂−1;重量平均分子量500万
で、スチレン含量70%、アクリロニトリル含量30%
からなるAS樹脂 AS樹脂−2;重量平均分子量75万で、スチレン含量
70%、アクリロニトリル含量30%からなるAS樹脂 AS樹脂−3;重量平均分子量8万で、スチレン含量7
0%、アクリロニトリル含量30%からなるAS樹脂
で、スチレン含量70%、アクリロニトリル含量30%
からなるAS樹脂 AS樹脂−2;重量平均分子量75万で、スチレン含量
70%、アクリロニトリル含量30%からなるAS樹脂 AS樹脂−3;重量平均分子量8万で、スチレン含量7
0%、アクリロニトリル含量30%からなるAS樹脂
【0037】PTFE樹脂−1;重量平均分子量4,0
00万のポリテトラフルオロエチレン樹脂 PTFE樹脂−2;重量平均分子量100万のポリテト
ラフルオロエチレン樹脂 PTFE樹脂−3;重量平均分子量5万のポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂 PMMA系樹脂−1;重量平均分子量145万で、メチ
ルメタクリレート80%、ブチルアクリレート20%か
らなるPMMA系樹脂 PMMA系樹脂−2;重量平均分子量75万で、メチル
メタクリレート80%、ブチルアクリレート20%から
なるPMMA系樹脂 PMMA系樹脂−3;重量平均分子量8万で、メチルメ
タクリレート80%、ブチルアクリレート20%からな
るPMMA系樹脂
00万のポリテトラフルオロエチレン樹脂 PTFE樹脂−2;重量平均分子量100万のポリテト
ラフルオロエチレン樹脂 PTFE樹脂−3;重量平均分子量5万のポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂 PMMA系樹脂−1;重量平均分子量145万で、メチ
ルメタクリレート80%、ブチルアクリレート20%か
らなるPMMA系樹脂 PMMA系樹脂−2;重量平均分子量75万で、メチル
メタクリレート80%、ブチルアクリレート20%から
なるPMMA系樹脂 PMMA系樹脂−3;重量平均分子量8万で、メチルメ
タクリレート80%、ブチルアクリレート20%からな
るPMMA系樹脂
【0038】実施例1〜11 上記樹脂材料を選定し、組み合わせて、上記の方法によ
りペレット化し、耐ドローダウン性、ブロー成形品の外
観性を評価した。結果を表1〜2に示す。本発明の組成
物(実施例1〜11)は、いずれも明らかに耐ドローダ
ウン性が優れ、ブロー成形品の外観も優れている。
りペレット化し、耐ドローダウン性、ブロー成形品の外
観性を評価した。結果を表1〜2に示す。本発明の組成
物(実施例1〜11)は、いずれも明らかに耐ドローダ
ウン性が優れ、ブロー成形品の外観も優れている。
【0039】比較例1 ABS樹脂−1のみの配合で、上記の方法に従ってペレ
ット化し、耐ドローダウン性、ブロー成形品の外観性を
評価した。結果を表3に示す。明らかに、耐ドローダウ
ン性が劣り、かつブロー成形品の外観性も劣る。 比較例2〜5 比較例2〜4は、それぞれ、AS樹脂、PTFE樹脂、
PMMA系樹脂の重量平均分子量が本発明の範囲外であ
る。結果を表3に示す。明らかに、耐ドローダウン性が
劣り、かつブロー成形品の外観性も劣る。比較例5は、
AS樹脂の配合量が本発明の範囲外である。結果を表3
に示す。耐ドローダウン性が極めてよいが、表3に示し
ていないが、メルトフラクチャが激しいため、成形品の
表面外観が不充分であった。
ット化し、耐ドローダウン性、ブロー成形品の外観性を
評価した。結果を表3に示す。明らかに、耐ドローダウ
ン性が劣り、かつブロー成形品の外観性も劣る。 比較例2〜5 比較例2〜4は、それぞれ、AS樹脂、PTFE樹脂、
PMMA系樹脂の重量平均分子量が本発明の範囲外であ
る。結果を表3に示す。明らかに、耐ドローダウン性が
劣り、かつブロー成形品の外観性も劣る。比較例5は、
AS樹脂の配合量が本発明の範囲外である。結果を表3
に示す。耐ドローダウン性が極めてよいが、表3に示し
ていないが、メルトフラクチャが激しいため、成形品の
表面外観が不充分であった。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ブロー成形性に優れ、
かつ外観に優れた成形品を製造し得る、ブロー成形用ゴ
ム強化スチレン系樹脂組成物が得られる。
かつ外観に優れた成形品を製造し得る、ブロー成形用ゴ
ム強化スチレン系樹脂組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 33:10)
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)ゴム強化スチレン系樹脂100重
量部に対して、下記(B)または(C)を含有してなる
ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物。 (B)重量平均分子量50万以上のスチレン系樹脂0.
1〜20重量部 (C)重量平均分子量2,500万以上のポリテトラフ
ルオロエチレン0.01〜10重量部 - 【請求項2】 (A)ゴム強化スチレン系樹脂100重
量部に対し、下記(B)、(D)および(E)の群から
選ばれた少なくとも2種を含有してなるブロー成形用ゴ
ム強化スチレン系樹脂組成物。 (B)重量平均分子量50万以上のスチレン系樹脂0.
1〜20重量部 (D)ポリテトラフルオロエチレン0.01〜10重量
部 (E)(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする重合
体0.1〜20重量部
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20547196A JPH1036619A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20547196A JPH1036619A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1036619A true JPH1036619A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16507418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20547196A Withdrawn JPH1036619A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ブロー成形用ゴム強化スチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1036619A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017502106A (ja) * | 2013-11-20 | 2017-01-19 | シャンハイ クムホサニー プラスチックス カンパニー リミテッド | ブロー成形に適する高耐熱abs樹脂組成物及びその調製方法 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP20547196A patent/JPH1036619A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017502106A (ja) * | 2013-11-20 | 2017-01-19 | シャンハイ クムホサニー プラスチックス カンパニー リミテッド | ブロー成形に適する高耐熱abs樹脂組成物及びその調製方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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