JPH1037939A - 盗難防止装置 - Google Patents
盗難防止装置Info
- Publication number
- JPH1037939A JPH1037939A JP8194617A JP19461796A JPH1037939A JP H1037939 A JPH1037939 A JP H1037939A JP 8194617 A JP8194617 A JP 8194617A JP 19461796 A JP19461796 A JP 19461796A JP H1037939 A JPH1037939 A JP H1037939A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- screw
- fastening member
- tightening
- tool locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造でかつ安価であり、しかも取り付け
スペースの確保が容易で、さらに外部から容易に破壊す
ることができない盗難防止装置を提供する。 【解決手段】少なくともボルトまたはナット等の締付部
材2と、この締付部材2の螺合方向後面部2aに嵌合す
る工具係止部材3と、この工具係止部材3を締付部材2
にこれら両部材を嵌合した状態で固定するためのねじ部
材4とで構成し、締付部材2の後面部2aを、この締付
部材2を弛緩させるための工具が係止不可能な形状とす
ると共に、締付部材2の軸心に対して非回転体形状と
し、工具係止部材3を通常使用する工具が係止可能な形
状としている。
スペースの確保が容易で、さらに外部から容易に破壊す
ることができない盗難防止装置を提供する。 【解決手段】少なくともボルトまたはナット等の締付部
材2と、この締付部材2の螺合方向後面部2aに嵌合す
る工具係止部材3と、この工具係止部材3を締付部材2
にこれら両部材を嵌合した状態で固定するためのねじ部
材4とで構成し、締付部材2の後面部2aを、この締付
部材2を弛緩させるための工具が係止不可能な形状とす
ると共に、締付部材2の軸心に対して非回転体形状と
し、工具係止部材3を通常使用する工具が係止可能な形
状としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車、自
動三輪車、船外機等に用いられる盗難防止装置に関する
ものである。
動三輪車、船外機等に用いられる盗難防止装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車、自動三輪車等の部品とし
て、シート、メータ、サスペンション等があり、これら
の部品あるいは船舶に搭載される船外機、さらにその部
品等は、ボルトやナット等の締付部材を用いて取り付け
られている。この締付部材を工具で外して部品等が盗ま
れることがあるため、例えば専用工具でしか取り外しが
できないねじにしたり、ボルト締結後、ボルト頭部に盗
難防止用の保護キャップを装着して磁気ロックを掛けて
取り外しができないようにしたものがある。
て、シート、メータ、サスペンション等があり、これら
の部品あるいは船舶に搭載される船外機、さらにその部
品等は、ボルトやナット等の締付部材を用いて取り付け
られている。この締付部材を工具で外して部品等が盗ま
れることがあるため、例えば専用工具でしか取り外しが
できないねじにしたり、ボルト締結後、ボルト頭部に盗
難防止用の保護キャップを装着して磁気ロックを掛けて
取り外しができないようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、専用工具で
しか取り外しができないねじにするものでは、専用工具
が必要となり、この専用工具がかさばり取扱が不便で、
コストも高くなる。また、保護キャップを装着して磁気
ロックを掛けるものでは、コストが高く、保護キャップ
を装着する分突出し、取り付けスペースの確保に制限が
ある。また、磁気ロックは磁力を通してロックするため
非磁性体でカバーされており、このカバーを外部から容
易に壊して解錠することができる等の問題がある。
しか取り外しができないねじにするものでは、専用工具
が必要となり、この専用工具がかさばり取扱が不便で、
コストも高くなる。また、保護キャップを装着して磁気
ロックを掛けるものでは、コストが高く、保護キャップ
を装着する分突出し、取り付けスペースの確保に制限が
ある。また、磁気ロックは磁力を通してロックするため
非磁性体でカバーされており、このカバーを外部から容
易に壊して解錠することができる等の問題がある。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、簡単な構造でかつ安価であり、しかも取り付けス
ペースの確保が容易で、さらに外部から容易に破壊する
ことができない盗難防止装置を提供することを目的とし
ている。
ので、簡単な構造でかつ安価であり、しかも取り付けス
ペースの確保が容易で、さらに外部から容易に破壊する
ことができない盗難防止装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、少なく
ともボルトまたはナット等の締付部材と、この締付部材
の螺合方向後面部に嵌合する工具係止部材と、この工具
係止部材を前記締付部材にこれら両部材を嵌合した状態
で固定するためのねじ部材とで構成し、前記締付部材の
後面部を、この締付部材を弛緩させるための工具が係止
不可能な形状とすると共に、前記締付部材の軸心に対し
て非回転体形状とし、前記工具係止部材を通常使用する
工具が係止可能な形状としたことを特徴としている。締
付部材の後面部の形状の工夫により締付部材を弛緩させ
るための工具が係止不可能であり、部品等の盗難を防止
する構造が簡単でかつ安価である。また、締付部材を締
め付けた後には、工具係止部材を取り外し最終的には締
付部材だけとなるので、突出量が非常に小さくなり、取
り付けスペースの確保が容易であり、さらに外部から容
易に破壊することができない。
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、少なく
ともボルトまたはナット等の締付部材と、この締付部材
の螺合方向後面部に嵌合する工具係止部材と、この工具
係止部材を前記締付部材にこれら両部材を嵌合した状態
で固定するためのねじ部材とで構成し、前記締付部材の
後面部を、この締付部材を弛緩させるための工具が係止
不可能な形状とすると共に、前記締付部材の軸心に対し
て非回転体形状とし、前記工具係止部材を通常使用する
工具が係止可能な形状としたことを特徴としている。締
付部材の後面部の形状の工夫により締付部材を弛緩させ
るための工具が係止不可能であり、部品等の盗難を防止
する構造が簡単でかつ安価である。また、締付部材を締
め付けた後には、工具係止部材を取り外し最終的には締
付部材だけとなるので、突出量が非常に小さくなり、取
り付けスペースの確保が容易であり、さらに外部から容
易に破壊することができない。
【0006】請求項2記載の発明は、前記ねじ部材のね
じ径を前記締付部材のねじ径より小さくすると共に、前
記ねじ部材を螺合するためのねじ孔を、前記工具係止部
材を前記締付部材に嵌合した状態で、前記工具係止部材
から前記締付部材に向かって、これら両部材にまたがっ
て加工して形成するようにしたことを特徴としている。
締付部材と工具係止部材とが組としてねじ加工されてお
り、組としてねじ加工されていないもの同士が嵌合され
てもねじ孔のねじ溝が各部材間で不連続となるため、両
部材を嵌合した状態ではねじ部材を両部材にわたって螺
合することができない。その結果、ねじ部材を螺合する
には、両部材間に隙間を開けるしかなく、そうすると工
具係止部材に十分なトルクを与えることができない。そ
のため、ねじ部材がトルクを受けて曲げ応力がかかり、
ねじ部材が破損して盗難防止効果を一層向上させること
ができる。
じ径を前記締付部材のねじ径より小さくすると共に、前
記ねじ部材を螺合するためのねじ孔を、前記工具係止部
材を前記締付部材に嵌合した状態で、前記工具係止部材
から前記締付部材に向かって、これら両部材にまたがっ
て加工して形成するようにしたことを特徴としている。
締付部材と工具係止部材とが組としてねじ加工されてお
り、組としてねじ加工されていないもの同士が嵌合され
てもねじ孔のねじ溝が各部材間で不連続となるため、両
部材を嵌合した状態ではねじ部材を両部材にわたって螺
合することができない。その結果、ねじ部材を螺合する
には、両部材間に隙間を開けるしかなく、そうすると工
具係止部材に十分なトルクを与えることができない。そ
のため、ねじ部材がトルクを受けて曲げ応力がかかり、
ねじ部材が破損して盗難防止効果を一層向上させること
ができる。
【0007】請求項3記載の発明は、前記締付部材の後
面部の非回転体形状を、その一方側を他方側より軸心に
対して径方向に突出させたことを特徴としている。工具
係止部材から締付部材により大きなトルクを伝達でき
る。また、工具係止部材を締付部材に嵌合する際の組み
付け方向の間違いをより容易に防止できる。
面部の非回転体形状を、その一方側を他方側より軸心に
対して径方向に突出させたことを特徴としている。工具
係止部材から締付部材により大きなトルクを伝達でき
る。また、工具係止部材を締付部材に嵌合する際の組み
付け方向の間違いをより容易に防止できる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記ねじ部材を螺
合するためのねじ孔を、その軸心を前記締付部材の軸心
に対して偏心させて任意の位置に設けたことを特徴とし
ている。ねじ部材の螺合位置も一致しないと締付部材に
工具係止部材を組み付けることができず、より一層の盗
難防止効果を得ることができる。
合するためのねじ孔を、その軸心を前記締付部材の軸心
に対して偏心させて任意の位置に設けたことを特徴とし
ている。ねじ部材の螺合位置も一致しないと締付部材に
工具係止部材を組み付けることができず、より一層の盗
難防止効果を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の盗難防止装置の
実施の形態について説明する。図1乃至図5は盗難防止
装置の第1の実施の形態を示し、図1は締付部材を示す
図、図2は工具係止部材を示す図、図3はねじ部材を示
す図、図4は組立て状態を示す図、図5は使用状態を示
す図である。
実施の形態について説明する。図1乃至図5は盗難防止
装置の第1の実施の形態を示し、図1は締付部材を示す
図、図2は工具係止部材を示す図、図3はねじ部材を示
す図、図4は組立て状態を示す図、図5は使用状態を示
す図である。
【0010】この実施の形態の盗難防止装置1は、図4
に示すように、ボルトの締付部材2と、この締付部材2
の螺合方向後面部2aに嵌合する工具係止部材3と、こ
の工具係止部材3を締付部材2にこれら両部材を嵌合し
た状態で固定するためのねじ部材4とで構成されてい
る。ねじ部材4は、頭部を有するビスで構成され、頭部
に工具を係合して締め付ける六角凹部4aが形成されて
いる。
に示すように、ボルトの締付部材2と、この締付部材2
の螺合方向後面部2aに嵌合する工具係止部材3と、こ
の工具係止部材3を締付部材2にこれら両部材を嵌合し
た状態で固定するためのねじ部材4とで構成されてい
る。ねじ部材4は、頭部を有するビスで構成され、頭部
に工具を係合して締め付ける六角凹部4aが形成されて
いる。
【0011】締付部材2の頭部2bの形状と、工具係止
部材3の内側凹部3aの形状は、図1及び図2に示すよ
うに同一であるから、工具係止部材3の内側凹部3aに
ついては説明を省略する。
部材3の内側凹部3aの形状は、図1及び図2に示すよ
うに同一であるから、工具係止部材3の内側凹部3aに
ついては説明を省略する。
【0012】締付部材2の頭部2bは、図1に示すよう
に後面部2aを、この締付部材2を弛緩させるための工
具が係止不可能な形状とすると共に、締付部材2の軸心
に対して非回転体形状とし、工具係止部材3を通常使用
する工具が係止可能な形状としている。また、締付部材
2の後面部2aの非回転体形状は、図1に示すように、
その一方側2a1を他方側2a2より軸心Oに対して径
方向に突出させている。
に後面部2aを、この締付部材2を弛緩させるための工
具が係止不可能な形状とすると共に、締付部材2の軸心
に対して非回転体形状とし、工具係止部材3を通常使用
する工具が係止可能な形状としている。また、締付部材
2の後面部2aの非回転体形状は、図1に示すように、
その一方側2a1を他方側2a2より軸心Oに対して径
方向に突出させている。
【0013】締付部材2の頭部2bにねじ孔2cが形成
され、工具係止部材3には内側凹部3aに貫通してねじ
孔3bが形成されている。ねじ部材4は、図3に示すよ
うにそのねじ径D1を締付部材2のねじ径D2より小さ
くすると共に、ねじ部材4を螺合するためのねじ孔2
c,3bを、工具係止部材3を締付部材2に嵌合した状
態で、工具係止部材3から締付部材2に向かって、これ
ら両部材にまたがって加工して形成されている。
され、工具係止部材3には内側凹部3aに貫通してねじ
孔3bが形成されている。ねじ部材4は、図3に示すよ
うにそのねじ径D1を締付部材2のねじ径D2より小さ
くすると共に、ねじ部材4を螺合するためのねじ孔2
c,3bを、工具係止部材3を締付部材2に嵌合した状
態で、工具係止部材3から締付部材2に向かって、これ
ら両部材にまたがって加工して形成されている。
【0014】図5に示すように、例えば車体フレーム1
0に部品11を取り付ける場合、図4に示すように組み
付けた盗難防止装置1を用い、図5(a)に示すよう
に、工具係止部材3を工具で締めて締付部材2を車体フ
レーム10に溶接したナット12に螺着し、部品11を
車体フレーム10に締付固定する。
0に部品11を取り付ける場合、図4に示すように組み
付けた盗難防止装置1を用い、図5(a)に示すよう
に、工具係止部材3を工具で締めて締付部材2を車体フ
レーム10に溶接したナット12に螺着し、部品11を
車体フレーム10に締付固定する。
【0015】この締付が終了すると、図5(b)に示す
ように、ねじ部材4を外して締付部材2から工具係止部
材3を取り外す。締付部材2を取り外した状態が使用状
態であり、図5(c)は断面図、図5(d)は平面図で
ある。
ように、ねじ部材4を外して締付部材2から工具係止部
材3を取り外す。締付部材2を取り外した状態が使用状
態であり、図5(c)は断面図、図5(d)は平面図で
ある。
【0016】盗難防止装置1は、締付部材2の後面部2
aの形状の工夫により締付部材2を弛緩させるための工
具が係止不可能であり、部品11の盗難を防止するため
の構造が簡単でかつ安価である。また、締付部材2を締
め付けた後には、工具係止部材3を取り外し最終的には
締付部材2だけとなるので、突出量が非常に小さくな
り、取り付けスペースの確保が容易であり、さらに外部
から容易に破壊することができない。
aの形状の工夫により締付部材2を弛緩させるための工
具が係止不可能であり、部品11の盗難を防止するため
の構造が簡単でかつ安価である。また、締付部材2を締
め付けた後には、工具係止部材3を取り外し最終的には
締付部材2だけとなるので、突出量が非常に小さくな
り、取り付けスペースの確保が容易であり、さらに外部
から容易に破壊することができない。
【0017】また、締付部材2と工具係止部材3とが組
としてねじ加工されており、組としてねじ加工されてい
ないもの同士が嵌合されてもねじ孔のねじ溝が各部材間
で不連続となるため、両部材を嵌合した状態ではねじ部
材4を両部材にわたって螺合することができない。その
結果、ねじ部材4を螺合するには、両部材間に隙間を開
けるしかなく、そうすると工具係止部材3に十分なトル
クを与えることができないため、ねじ部材4がトルクを
受けて曲げ応力がかかり、ねじ部材4が破損して盗難防
止効果を一層向上させることができる。
としてねじ加工されており、組としてねじ加工されてい
ないもの同士が嵌合されてもねじ孔のねじ溝が各部材間
で不連続となるため、両部材を嵌合した状態ではねじ部
材4を両部材にわたって螺合することができない。その
結果、ねじ部材4を螺合するには、両部材間に隙間を開
けるしかなく、そうすると工具係止部材3に十分なトル
クを与えることができないため、ねじ部材4がトルクを
受けて曲げ応力がかかり、ねじ部材4が破損して盗難防
止効果を一層向上させることができる。
【0018】また、締付部材2の後面部2aの非回転体
形状を、その一方側2a1を他方側2a2より軸心Oに
対して径方向に突出させたから、工具係止部材3から締
付部材2により大きなトルクを伝達できる。また、工具
係止部材3を締付部材2に嵌合する際の組み付け方向の
間違いをより容易に防止できる。
形状を、その一方側2a1を他方側2a2より軸心Oに
対して径方向に突出させたから、工具係止部材3から締
付部材2により大きなトルクを伝達できる。また、工具
係止部材3を締付部材2に嵌合する際の組み付け方向の
間違いをより容易に防止できる。
【0019】また、ねじ部材4を螺合するためのねじ孔
2c,3bを、図1及び図2の二点鎖線で示すように、
その軸心を締付部材2及び工具係止部材3の軸心に対し
て偏心させて任意の位置に設けてもよく、この場合には
ねじ部材4の螺合位置も一致しないと締付部材2に工具
係止部材3を組み付けることができず、より一層の盗難
防止効果を得ることができる。
2c,3bを、図1及び図2の二点鎖線で示すように、
その軸心を締付部材2及び工具係止部材3の軸心に対し
て偏心させて任意の位置に設けてもよく、この場合には
ねじ部材4の螺合位置も一致しないと締付部材2に工具
係止部材3を組み付けることができず、より一層の盗難
防止効果を得ることができる。
【0020】図6乃至図10は盗難防止装置の第2の実
施の形態を示し、図6は締付部材を示す図、図7は工具
係止部材を示す図、図8はねじ部材を示す図、図9は組
立て状態を示す図、図10は使用状態を示す図である。
施の形態を示し、図6は締付部材を示す図、図7は工具
係止部材を示す図、図8はねじ部材を示す図、図9は組
立て状態を示す図、図10は使用状態を示す図である。
【0021】この実施の形態の盗難防止装置1は、図9
に示すように、ナットの締付部材2と、この締付部材2
の螺合方向後面部2aに嵌合する工具係止部材3と、こ
の工具係止部材3を締付部材2にこれら両部材を嵌合し
た状態で固定するためのねじ部材4とで構成されてい
る。この実施の形態で、図1乃至図5と同じ符号を付し
たものは同様に構成されるので説明を省略する。ねじ部
材4は、頭部を有しないビスで構成され、端部に工具を
係合して締め付けるマイナス溝4bが形成されている。
締付部材2には、ボルト20のねじ部20aに螺着され
るねじ孔2dが形成されている。
に示すように、ナットの締付部材2と、この締付部材2
の螺合方向後面部2aに嵌合する工具係止部材3と、こ
の工具係止部材3を締付部材2にこれら両部材を嵌合し
た状態で固定するためのねじ部材4とで構成されてい
る。この実施の形態で、図1乃至図5と同じ符号を付し
たものは同様に構成されるので説明を省略する。ねじ部
材4は、頭部を有しないビスで構成され、端部に工具を
係合して締め付けるマイナス溝4bが形成されている。
締付部材2には、ボルト20のねじ部20aに螺着され
るねじ孔2dが形成されている。
【0022】図10に示すように、例えば車体フレーム
10に部品11を取り付ける場合、図9に示すように組
み付けた盗難防止装置1を用い、図10(a)に示すよ
うに、工具係止部材3を工具で締めて締付部材2を車体
フレーム10に挿着されたボルト20のねじ部20aに
螺着し、部品11を車体フレーム10に締付固定する。
10に部品11を取り付ける場合、図9に示すように組
み付けた盗難防止装置1を用い、図10(a)に示すよ
うに、工具係止部材3を工具で締めて締付部材2を車体
フレーム10に挿着されたボルト20のねじ部20aに
螺着し、部品11を車体フレーム10に締付固定する。
【0023】この締付が終了すると、図10(b)に示
すように、ねじ部材4を外して締付部材2から工具係止
部材3を取り外す。締付部材2を取り外した状態が使用
状態であり、図10(c)は断面図である。
すように、ねじ部材4を外して締付部材2から工具係止
部材3を取り外す。締付部材2を取り外した状態が使用
状態であり、図10(c)は断面図である。
【0024】図11は締付部材の頭部の後面部の形状を
示す図である。締付部材2の頭部2bは、後面部2aの
外周部2eの傾斜を70°〜85°の線L1と30°の
線L2とし、外周部2eの幅Pがねじ部材4の0.4〜
0.6ピッチとし、1ピッチより小さい寸法にしてい
る。このため、例えば組としてねじ加工されていない工
具係止部材が締付部材2に嵌合されると、工具係止部材
を回転しても締付部材2の頭部2bに引っかからないで
ねじ部材4に引張力がかかりねじ部材4が破断される。
示す図である。締付部材2の頭部2bは、後面部2aの
外周部2eの傾斜を70°〜85°の線L1と30°の
線L2とし、外周部2eの幅Pがねじ部材4の0.4〜
0.6ピッチとし、1ピッチより小さい寸法にしてい
る。このため、例えば組としてねじ加工されていない工
具係止部材が締付部材2に嵌合されると、工具係止部材
を回転しても締付部材2の頭部2bに引っかからないで
ねじ部材4に引張力がかかりねじ部材4が破断される。
【0025】図12乃至図15は盗難防止装置の第3の
実施の形態を示し、図12は締付部材を示す図、図13
は工具係止部材を示す図、図14はねじ部材を示す図、
図15は組立て状態を示す図である。
実施の形態を示し、図12は締付部材を示す図、図13
は工具係止部材を示す図、図14はねじ部材を示す図、
図15は組立て状態を示す図である。
【0026】この実施の形態の盗難防止装置1は、図1
5に示すように、ボルトの締付部材2と、この締付部材
2の螺合方向後面部2aに嵌合する工具係止部材3と、
この工具係止部材3を締付部材2にこれら両部材を嵌合
した状態で固定するためのねじ部材4とで構成されてい
る。この実施の形態で、図1乃至図5と同じ符号を付し
たものは同様に構成されるので説明を省略する。ねじ部
材4は、頭部を有するボルトで構成され、頭部に工具を
係合して締め付ける六角凹部4cが形成されている。
5に示すように、ボルトの締付部材2と、この締付部材
2の螺合方向後面部2aに嵌合する工具係止部材3と、
この工具係止部材3を締付部材2にこれら両部材を嵌合
した状態で固定するためのねじ部材4とで構成されてい
る。この実施の形態で、図1乃至図5と同じ符号を付し
たものは同様に構成されるので説明を省略する。ねじ部
材4は、頭部を有するボルトで構成され、頭部に工具を
係合して締め付ける六角凹部4cが形成されている。
【0027】締付部材2の頭部2bは、図12に示すよ
うに後面部2aを、円形の段部2fに形成し、この円形
の段部2fには120°の間隔で凹部2f1,2f2,
2f3が形成されている。この凹部2f1,2f2,2
f3内の凹部2f1の形状が異なるように形成され、締
付部材2を弛緩させるための工具が係止不可能な形状と
すると共に、締付部材2の軸心に対して非回転体形状と
し、工具係止部材3を通常使用する工具が係止可能な形
状としている。工具係止部材3の内側凹部3aの形状
は、図13に示すように締付部材2の頭部2bに嵌合す
る形状であり、内側凹部3aは、段部2fに120°の
間隔で形成された凹部2f1,2f2,2f3に係合す
る凸部3f1,3f2,,3f3を有している。
うに後面部2aを、円形の段部2fに形成し、この円形
の段部2fには120°の間隔で凹部2f1,2f2,
2f3が形成されている。この凹部2f1,2f2,2
f3内の凹部2f1の形状が異なるように形成され、締
付部材2を弛緩させるための工具が係止不可能な形状と
すると共に、締付部材2の軸心に対して非回転体形状と
し、工具係止部材3を通常使用する工具が係止可能な形
状としている。工具係止部材3の内側凹部3aの形状
は、図13に示すように締付部材2の頭部2bに嵌合す
る形状であり、内側凹部3aは、段部2fに120°の
間隔で形成された凹部2f1,2f2,2f3に係合す
る凸部3f1,3f2,,3f3を有している。
【0028】締付部材2の頭部2bは、図12に示すよ
うに後面部2aの長さDが実際に工具係止部材3に係合
させて締め付けて最大トルクを与え、後面部2aがへた
らない最小値を選定している。
うに後面部2aの長さDが実際に工具係止部材3に係合
させて締め付けて最大トルクを与え、後面部2aがへた
らない最小値を選定している。
【0029】また、締付部材2の頭部2bの凹部や工具
係止部材3の内側凹部3aの凸部の個数や形状等を変え
ることで、締付部材2と工具係止部材3との組み合わせ
を増やすことができ、より一層の盗難防止効果を得るこ
とができる。
係止部材3の内側凹部3aの凸部の個数や形状等を変え
ることで、締付部材2と工具係止部材3との組み合わせ
を増やすことができ、より一層の盗難防止効果を得るこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、締付部材の後面部の形状の工夫により締付部材を弛
緩させるための工具が係止不可能であり、部品の盗難を
防止する構造が簡単でかつ安価である。また、締付部材
を締め付けた後には、工具係止部材を取り外し最終的に
は締付部材だけとなるので、突出量が非常に小さくな
り、取り付けスペースの確保が容易であり、さらに外部
から容易に破壊することができない。
は、締付部材の後面部の形状の工夫により締付部材を弛
緩させるための工具が係止不可能であり、部品の盗難を
防止する構造が簡単でかつ安価である。また、締付部材
を締め付けた後には、工具係止部材を取り外し最終的に
は締付部材だけとなるので、突出量が非常に小さくな
り、取り付けスペースの確保が容易であり、さらに外部
から容易に破壊することができない。
【0031】請求項2記載の発明では、締付部材と工具
係止部材とが組としてねじ加工されており、組としてね
じ加工されていないもの同士が嵌合されてもねじ孔のね
じ溝が各部材間で不連続となるため、両部材を嵌合した
状態ではねじ部材を両部材にわたって螺合することがで
きない。その結果、ねじ部材を螺合するには、両部材間
に隙間を開けるしかなく、そうすると工具係止部材に十
分なトルクを与えることができないため、ねじ部材がト
ルクを受けて曲げ応力がかかり、ねじ部材が破損して盗
難防止効果を一層向上させることができる。
係止部材とが組としてねじ加工されており、組としてね
じ加工されていないもの同士が嵌合されてもねじ孔のね
じ溝が各部材間で不連続となるため、両部材を嵌合した
状態ではねじ部材を両部材にわたって螺合することがで
きない。その結果、ねじ部材を螺合するには、両部材間
に隙間を開けるしかなく、そうすると工具係止部材に十
分なトルクを与えることができないため、ねじ部材がト
ルクを受けて曲げ応力がかかり、ねじ部材が破損して盗
難防止効果を一層向上させることができる。
【0032】請求項3記載の発明では、締付部材の後面
部の非回転体形状を、その一方側を他方側より軸心に対
して径方向に突出させたから、工具係止部材から締付部
材により大きなトルクを伝達できる。また、工具係止部
材を締付部材に嵌合する際の組み付け方向の間違いをよ
り容易に防止できる。
部の非回転体形状を、その一方側を他方側より軸心に対
して径方向に突出させたから、工具係止部材から締付部
材により大きなトルクを伝達できる。また、工具係止部
材を締付部材に嵌合する際の組み付け方向の間違いをよ
り容易に防止できる。
【0033】請求項4記載の発明では、ねじ部材を螺合
するためのねじ孔を、その軸心を締付部材の軸心に対し
て偏心させて任意の位置に設けたから、ねじ部材の螺合
位置も一致しないと締付部材に工具係止部材を組み付け
ることができず、より一層の盗難防止効果を得ることが
できる。
するためのねじ孔を、その軸心を締付部材の軸心に対し
て偏心させて任意の位置に設けたから、ねじ部材の螺合
位置も一致しないと締付部材に工具係止部材を組み付け
ることができず、より一層の盗難防止効果を得ることが
できる。
【図1】第1の実施の形態の締付部材を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の工具係止部材を示す図であ
る。
る。
【図3】第1の実施の形態のねじ部材を示す図である。
【図4】第1の実施の形態の組立て状態を示す図であ
る。
る。
【図5】第1の実施の使用状態を示す図である。
【図6】第2の実施の形態の締付部材を示す図である。
【図7】第2の実施の形態の工具係止部材を示す図であ
る。
る。
【図8】第2の実施の形態のねじ部材を示す図である。
【図9】第2の実施の形態の組立て状態を示す図であ
る。
る。
【図10】第2の実施の形態の使用状態を示す図であ
る。
る。
【図11】締付部材の頭部の後面部の形状を示す図であ
る。
る。
【図12】第3の実施の形態の締付部材を示す図であ
る。
る。
【図13】第3の実施の形態の工具係止部材を示す図で
ある。
ある。
【図14】第3の実施の形態のねじ部材を示す図であ
る。
る。
【図15】第3の実施の形態の組立て状態を示す図であ
る。
る。
1 盗難防止装置 2 締付部材 2a 締付部材2の螺合方向後面部 3 工具係止部材 4 ねじ部材
Claims (4)
- 【請求項1】少なくともボルトまたはナット等の締付部
材と、この締付部材の螺合方向後面部に嵌合する工具係
止部材と、この工具係止部材を前記締付部材にこれら両
部材を嵌合した状態で固定するためのねじ部材とで構成
し、前記締付部材の後面部を、この締付部材を弛緩させ
るための工具が係止不可能な形状とすると共に、前記締
付部材の軸心に対して非回転体形状とし、前記工具係止
部材を通常使用する工具が係止可能な形状としたことを
特徴とする盗難防止装置。 - 【請求項2】前記ねじ部材のねじ径を前記締付部材のね
じ径より小さくすると共に、前記ねじ部材を螺合するた
めのねじ孔を、前記工具係止部材を前記締付部材に嵌合
した状態で、前記工具係止部材から前記締付部材に向か
って、これら両部材にまたがって加工して形成するよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の盗難防止装置。 - 【請求項3】前記締付部材の後面部の非回転体形状を、
その一方側を他方側より軸心に対して径方向に突出させ
たことを特徴とする請求項1記載の盗難防止装置。 - 【請求項4】前記ねじ部材を螺合するためのねじ孔を、
その軸心を前記締付部材の軸心に対して偏心させて任意
の位置に設けたことを特徴とする請求項1または請求項
2記載の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194617A JPH1037939A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194617A JPH1037939A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 盗難防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037939A true JPH1037939A (ja) | 1998-02-13 |
| JPH1037939A5 JPH1037939A5 (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=16327521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8194617A Pending JPH1037939A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037939A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100974706B1 (ko) | 2008-07-23 | 2010-08-06 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 페달 유동 방지장치 |
| CN111322300A (zh) * | 2020-04-14 | 2020-06-23 | 扬州市金诺尔不锈钢有限公司 | 一种不易松动的不锈钢紧固件 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8194617A patent/JPH1037939A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100974706B1 (ko) | 2008-07-23 | 2010-08-06 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 페달 유동 방지장치 |
| CN111322300A (zh) * | 2020-04-14 | 2020-06-23 | 扬州市金诺尔不锈钢有限公司 | 一种不易松动的不锈钢紧固件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060323 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060816 |