JPH1038009A - 積載量感応型ショックアブソーバ - Google Patents
積載量感応型ショックアブソーバInfo
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- JPH1038009A JPH1038009A JP21199396A JP21199396A JPH1038009A JP H1038009 A JPH1038009 A JP H1038009A JP 21199396 A JP21199396 A JP 21199396A JP 21199396 A JP21199396 A JP 21199396A JP H1038009 A JPH1038009 A JP H1038009A
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- Japan
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- valve
- damping
- control valve
- bypass oil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 積載量感応型のショックアブソーバの車両へ
の装着が容易であると共に、減衰特性の可変制御に際し
て減衰比を所定の範囲に保ちつつ車両としての乗心地を
も確保する。 【解決手段】 伸側減衰バルブ11と圧側減衰バルブ1
2を個々に迂回してバイパス油路23,24を設け、こ
れらバイパス油路23,24の入口側をそのとき作動側
となる油室A,Bに絞り26,27を通して連通すると
共に、出口側を制御バルブ24により通路面積を可変制
御するポート32,35を通して低圧側の油室A,Bに
連通し、かつ、絞り26,27とポート32,35の間
を伸側および圧側減衰バルブ11,12の背面に設けた
背圧室13,14に連通し、外部から導通路42を通し
て制御バルブ25の操作面にエアサスペンション装置の
内圧を導くことにより、当該内圧の変化に伴い制御バル
ブ25を操作してバイパス油路23,24の出口側にお
けるポート32,35の通路面積を可変制御する。
の装着が容易であると共に、減衰特性の可変制御に際し
て減衰比を所定の範囲に保ちつつ車両としての乗心地を
も確保する。 【解決手段】 伸側減衰バルブ11と圧側減衰バルブ1
2を個々に迂回してバイパス油路23,24を設け、こ
れらバイパス油路23,24の入口側をそのとき作動側
となる油室A,Bに絞り26,27を通して連通すると
共に、出口側を制御バルブ24により通路面積を可変制
御するポート32,35を通して低圧側の油室A,Bに
連通し、かつ、絞り26,27とポート32,35の間
を伸側および圧側減衰バルブ11,12の背面に設けた
背圧室13,14に連通し、外部から導通路42を通し
て制御バルブ25の操作面にエアサスペンション装置の
内圧を導くことにより、当該内圧の変化に伴い制御バル
ブ25を操作してバイパス油路23,24の出口側にお
けるポート32,35の通路面積を可変制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積載荷重の多寡
や有無によるエアサスペンション装置の内圧変化を利用
して自動的に減衰特性を適切に調整する積載量感応型シ
ョックアブソーバの改良に関する。
や有無によるエアサスペンション装置の内圧変化を利用
して自動的に減衰特性を適切に調整する積載量感応型シ
ョックアブソーバの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、懸架装置としてエアサスペンシ
ョン装置を用いた車両にあっては、積載荷重(ばね上荷
重)の多寡や有無に応じて当該エアサスペンション装置
の内圧が変化することから懸架装置としてのばね定数が
変化する。
ョン装置を用いた車両にあっては、積載荷重(ばね上荷
重)の多寡や有無に応じて当該エアサスペンション装置
の内圧が変化することから懸架装置としてのばね定数が
変化する。
【0003】その結果、エアサスペンション装置と併せ
て用いるショックアブソーバの減衰特性が一定である
と、積載荷重の多寡や有無に伴い当該ショックアブソー
バの振動減衰性能(減衰特性)に過不足が生じて乗心地
を害することになる。
て用いるショックアブソーバの減衰特性が一定である
と、積載荷重の多寡や有無に伴い当該ショックアブソー
バの振動減衰性能(減衰特性)に過不足が生じて乗心地
を害することになる。
【0004】これは、特に、積荷や乗客数によって著し
くばね上荷重が変化するトラックやバス等において大き
く現れ、空車時と積車時との減衰特性を共に最適に保つ
ことができないことになる。
くばね上荷重が変化するトラックやバス等において大き
く現れ、空車時と積車時との減衰特性を共に最適に保つ
ことができないことになる。
【0005】そこで、従来、例えば、昭和58年特許出
願公開第128912号公報にみられるように、エアサ
スペンション装置と併用して、ピストンロッドに挿通し
た調整杆を外部から回転操作することにより、径の異な
るオリフィスを選択しつつ減衰特性を調整し得る減衰力
可変型のショックアブソーバを用いてやる。
願公開第128912号公報にみられるように、エアサ
スペンション装置と併用して、ピストンロッドに挿通し
た調整杆を外部から回転操作することにより、径の異な
るオリフィスを選択しつつ減衰特性を調整し得る減衰力
可変型のショックアブソーバを用いてやる。
【0006】そして、積載荷重の多寡に伴うエアサスペ
ンション装置の内圧変化をエアシリンダの伸縮動作即ち
直線運動として取り出し、この直線運動をレバーにより
回転運動に変換して上記ショックアブソーバの調整杆を
回転操作することにより、当該ショックアブソーバの減
衰特性をエアサスペンション装置の内圧変化に合わせて
調整するようにしたものが提案されている。
ンション装置の内圧変化をエアシリンダの伸縮動作即ち
直線運動として取り出し、この直線運動をレバーにより
回転運動に変換して上記ショックアブソーバの調整杆を
回転操作することにより、当該ショックアブソーバの減
衰特性をエアサスペンション装置の内圧変化に合わせて
調整するようにしたものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このもので
は、エアサスペンション装置の内圧をエアシリンダによ
り直線運動として取り出し、この直線運動をレバーで回
転運動に変換しつつショックアブソーバの減衰特性を調
整するようにしているがために、それらの取り付けに大
きなスペースが必要となって装着性に劣るという問題点
があった。
は、エアサスペンション装置の内圧をエアシリンダによ
り直線運動として取り出し、この直線運動をレバーで回
転運動に変換しつつショックアブソーバの減衰特性を調
整するようにしているがために、それらの取り付けに大
きなスペースが必要となって装着性に劣るという問題点
があった。
【0008】また、そればかりでなく、減衰特性の調整
によって車両としての乗心地を害さずに常にばね上の振
動を安定的に吸収するためには、エアサスペンション装
置のばね定数とショックアブソーバの減衰係数の比即ち
減衰比をできるだけ一定の範囲に保つことが必要であ
る。
によって車両としての乗心地を害さずに常にばね上の振
動を安定的に吸収するためには、エアサスペンション装
置のばね定数とショックアブソーバの減衰係数の比即ち
減衰比をできるだけ一定の範囲に保つことが必要であ
る。
【0009】その点、径の異なるオリフィスを選択する
ことで減衰特性を調整するショックアブソーバにあって
は、伸縮速度の増大に伴って減衰特性が二次曲線的に上
昇することから、エアサスペンション装置のばね定数の
変化に対応して減衰比を所定の範囲に保ちつつ、それに
合わせてショックアブソーバの減衰特性を調整すること
が困難で乗心地が低下してしまうという問題点をも有し
ていた。
ことで減衰特性を調整するショックアブソーバにあって
は、伸縮速度の増大に伴って減衰特性が二次曲線的に上
昇することから、エアサスペンション装置のばね定数の
変化に対応して減衰比を所定の範囲に保ちつつ、それに
合わせてショックアブソーバの減衰特性を調整すること
が困難で乗心地が低下してしまうという問題点をも有し
ていた。
【0010】したがって、この発明の目的は、車両への
装着が容易であると共に、減衰特性の可変制御に際して
減衰比を所定の範囲に保ちつつ車両としての乗心地をも
確保することのできる積載量感応型のショックアブソー
バを提供することである。
装着が容易であると共に、減衰特性の可変制御に際して
減衰比を所定の範囲に保ちつつ車両としての乗心地をも
確保することのできる積載量感応型のショックアブソー
バを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、この発
明において、ショックアブソーバにおける減衰バルブの
背面側に背圧室を形成し、これら減衰バルブと背圧室を
迂回してバイパス油路を設け、当該バイパス油路の入口
側を作動側の油室に絞りを通して連通すると共に、出口
側を制御バルブにより通路面積を可変制御するポートを
通して低圧側の油室に連通し、かつ、これら絞りとポー
トの間を上記減衰バルブの背面側に設けた背圧室へと連
通する一方、外部から制御バルブの操作面に対してエア
サスペンション装置の内圧を導く導通路を設け、当該内
圧の変化に伴い制御バルブを操作してバイパス油路の出
口側におけるポートの通路面積を可変制御することによ
って達成される。
明において、ショックアブソーバにおける減衰バルブの
背面側に背圧室を形成し、これら減衰バルブと背圧室を
迂回してバイパス油路を設け、当該バイパス油路の入口
側を作動側の油室に絞りを通して連通すると共に、出口
側を制御バルブにより通路面積を可変制御するポートを
通して低圧側の油室に連通し、かつ、これら絞りとポー
トの間を上記減衰バルブの背面側に設けた背圧室へと連
通する一方、外部から制御バルブの操作面に対してエア
サスペンション装置の内圧を導く導通路を設け、当該内
圧の変化に伴い制御バルブを操作してバイパス油路の出
口側におけるポートの通路面積を可変制御することによ
って達成される。
【0012】また、ショックアブソーバにおける減衰バ
ルブの背面側に背圧室を形成し、これら減衰バルブと背
圧室を迂回してバイパス油路を設け、当該バイパス油路
の入口側を作動側の油室に絞りを通して連通すると共
に、出口側を制御バルブにより通路面積を可変制御する
ポートを通して低圧側の油室に連通し、かつ、これら絞
りとポートの間を上記減衰バルブの背面側に設けた背圧
室へと連通する一方、外部から制御バルブの操作面に対
してエアサスペンション装置の内圧を導く導通路を設
け、当該内圧の高低変化により制御バルブを操作してバ
イパス油路の出口側におけるポートの通路面積を二段に
切換制御することによっても達成される。
ルブの背面側に背圧室を形成し、これら減衰バルブと背
圧室を迂回してバイパス油路を設け、当該バイパス油路
の入口側を作動側の油室に絞りを通して連通すると共
に、出口側を制御バルブにより通路面積を可変制御する
ポートを通して低圧側の油室に連通し、かつ、これら絞
りとポートの間を上記減衰バルブの背面側に設けた背圧
室へと連通する一方、外部から制御バルブの操作面に対
してエアサスペンション装置の内圧を導く導通路を設
け、当該内圧の高低変化により制御バルブを操作してバ
イパス油路の出口側におけるポートの通路面積を二段に
切換制御することによっても達成される。
【0013】すなわち、上記のように構成することによ
って、前者のショックアブソーバにあっては、伸縮動作
に伴って作動側の油室から押し出された作動油が、バイ
パス油路により入口側の絞りと出口側のポートを通して
低圧側の油室へと流れると共に、伸縮速度の増大に伴い
上記作動油の流れと並行して減衰バルブをも押し開きつ
つ低圧側の油室へと向って作動油を流す。
って、前者のショックアブソーバにあっては、伸縮動作
に伴って作動側の油室から押し出された作動油が、バイ
パス油路により入口側の絞りと出口側のポートを通して
低圧側の油室へと流れると共に、伸縮速度の増大に伴い
上記作動油の流れと並行して減衰バルブをも押し開きつ
つ低圧側の油室へと向って作動油を流す。
【0014】この場合において、上記したバイパス油路
の出口側におけるポートの通路面積は、エアサスペンシ
ョン装置の内圧の変化即ち積載荷重の多寡に伴って切り
換えられる制御バルブによって連続的に可変制御され、
上記絞りと共に可変型の直列二段絞りとしての働きを行
う。
の出口側におけるポートの通路面積は、エアサスペンシ
ョン装置の内圧の変化即ち積載荷重の多寡に伴って切り
換えられる制御バルブによって連続的に可変制御され、
上記絞りと共に可変型の直列二段絞りとしての働きを行
う。
【0015】これにより、バイパス油路における入口側
の絞りと出口側のポートとの間の作動油圧力は、当該ポ
ートの通路面積が入口側の絞りに比べて大きい間は低圧
側の油室圧力と等しく保たれ、塞がれると作動側の油室
圧力と等しくなり、その間ではポートの通路面積の減少
に伴って上昇する。
の絞りと出口側のポートとの間の作動油圧力は、当該ポ
ートの通路面積が入口側の絞りに比べて大きい間は低圧
側の油室圧力と等しく保たれ、塞がれると作動側の油室
圧力と等しくなり、その間ではポートの通路面積の減少
に伴って上昇する。
【0016】また、後者のショックアブソーバにあって
は、積載荷重の有無や所定の積載荷重を境としたエアサ
スペンション装置の内圧の変化で制御バルブがオン・オ
フに切り換えられ、出口側のポートの通路面積を二段に
切り換えることで入口側の絞りと出口側のポートとの間
の作動油圧力が高低に切り換えられる。
は、積載荷重の有無や所定の積載荷重を境としたエアサ
スペンション装置の内圧の変化で制御バルブがオン・オ
フに切り換えられ、出口側のポートの通路面積を二段に
切り換えることで入口側の絞りと出口側のポートとの間
の作動油圧力が高低に切り換えられる。
【0017】そして、これら絞りとポートとの間の作動
油圧力が減衰バルブの背面側にある背圧室へと導かれる
ことから、何れの場合にあっても減衰バルブのクラッキ
ング圧力が積載荷重の多寡に対応して連続的に、或い
は、積載荷重の有無や所定の積載荷重を境としたエアサ
スペンション装置の内圧の変化に伴って高低に変化する
ことになる。
油圧力が減衰バルブの背面側にある背圧室へと導かれる
ことから、何れの場合にあっても減衰バルブのクラッキ
ング圧力が積載荷重の多寡に対応して連続的に、或い
は、積載荷重の有無や所定の積載荷重を境としたエアサ
スペンション装置の内圧の変化に伴って高低に変化する
ことになる。
【0018】このことから、積載荷重の多寡や有無等に
よるエアサスペンション装置の内圧変化即ちばね定数の
変化に合わせて制御バルブの切換量を制御してやること
により、減衰特性の調整前後での低速域の絞りによる減
衰特性(オリフィス特性)を調整しつつ、かつ、中・高
速域での減衰バルブによる減衰特性(バルブ特性)の減
衰比を所定の範囲に保ったまま乗心地のよい積載量感応
型のショックアブソーバとすることができる。
よるエアサスペンション装置の内圧変化即ちばね定数の
変化に合わせて制御バルブの切換量を制御してやること
により、減衰特性の調整前後での低速域の絞りによる減
衰特性(オリフィス特性)を調整しつつ、かつ、中・高
速域での減衰バルブによる減衰特性(バルブ特性)の減
衰比を所定の範囲に保ったまま乗心地のよい積載量感応
型のショックアブソーバとすることができる。
【0019】しかも、背圧室とバイパス油路および制御
バルブとこの制御バルブの操作面にエアサスペンション
装置の内圧を導く導通路をショックアブソーバに内装し
て配置し、外部からは単に導通路を通して制御バルブの
操作面にエアサスペンション装置の内圧を導いてやれば
よいことになる。
バルブとこの制御バルブの操作面にエアサスペンション
装置の内圧を導く導通路をショックアブソーバに内装し
て配置し、外部からは単に導通路を通して制御バルブの
操作面にエアサスペンション装置の内圧を導いてやれば
よいことになる。
【0020】したがって、ショックアブソーバの外部に
は何等の切換機構も不要となり、例えば、一本または二
本に枝分れした配管等でショックアブソーバをエアサス
ペンション装置へと結んでやればよいことになるので、
当該ショックアブソーバの車両への組付性および搭載性
も著しく向上することになる。
は何等の切換機構も不要となり、例えば、一本または二
本に枝分れした配管等でショックアブソーバをエアサス
ペンション装置へと結んでやればよいことになるので、
当該ショックアブソーバの車両への組付性および搭載性
も著しく向上することになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、この
発明の好ましい実施の形態である積載量感応型のショッ
クアブソーバを説明する。
発明の好ましい実施の形態である積載量感応型のショッ
クアブソーバを説明する。
【0022】図1に例示する積載量感応型のショックア
ブソーバ1は、内外二重筒構造に配置したシリンダ2と
アウタシェル3、および、シリンダ2の内部に摺動自在
に挿入したピストン4、並びに、ピストン4からシリン
ダ2とアウタシェル3の上端密閉部を貫通して外方に伸
びるピストンロッド5とからなっている。
ブソーバ1は、内外二重筒構造に配置したシリンダ2と
アウタシェル3、および、シリンダ2の内部に摺動自在
に挿入したピストン4、並びに、ピストン4からシリン
ダ2とアウタシェル3の上端密閉部を貫通して外方に伸
びるピストンロッド5とからなっている。
【0023】シリンダ2とアウタシェル3の下端部分
は、当該アウタシェル3に溶着したボトムキャップ6に
よってそれぞれ塞がれており、これによって、シリンダ
2とアウタシェル3の間をリザーバ室Rとして画成して
いる。
は、当該アウタシェル3に溶着したボトムキャップ6に
よってそれぞれ塞がれており、これによって、シリンダ
2とアウタシェル3の間をリザーバ室Rとして画成して
いる。
【0024】また、ピストン4とピストンロッド5は、
ピストンナット7によって相互に連結してあり、当該ピ
ストン4によってシリンダ2の内部をピストンロッド5
側の上部作動油室Aとボトムキャップ6側の下部作動油
室Bとに区画している。
ピストンナット7によって相互に連結してあり、当該ピ
ストン4によってシリンダ2の内部をピストンロッド5
側の上部作動油室Aとボトムキャップ6側の下部作動油
室Bとに区画している。
【0025】これら上部作動油室Aと下部作動油室B
は、ピストン4を貫通して斜め方向に穿った伸側ポート
8と圧側ポート9を通して相互に連通し、かつ、下部作
動油室Bは、シリンダ2に穿ったボトムオリフィス10
で上記リザーバ室Rに連通している。
は、ピストン4を貫通して斜め方向に穿った伸側ポート
8と圧側ポート9を通して相互に連通し、かつ、下部作
動油室Bは、シリンダ2に穿ったボトムオリフィス10
で上記リザーバ室Rに連通している。
【0026】ピストン4の両面には、伸側減衰バルブ1
1と圧側減衰バルブ12がそれぞれ内周部分を挟持して
取り付けてあり、伸側減衰バルブ11でピストン4にお
ける伸側ポート8の下端を塞ぐと共に、圧側減衰バルブ
12で同じくピストン4の圧側ポート9の上端を塞いで
いる。
1と圧側減衰バルブ12がそれぞれ内周部分を挟持して
取り付けてあり、伸側減衰バルブ11でピストン4にお
ける伸側ポート8の下端を塞ぐと共に、圧側減衰バルブ
12で同じくピストン4の圧側ポート9の上端を塞いで
いる。
【0027】以上述べてきた構成は、一般のショックア
ブソーバにおいて従来からよく知られている構造であっ
て、これから述べる以下の構成がこの発明を実施する上
で特に重要な構造を形作っている。
ブソーバにおいて従来からよく知られている構造であっ
て、これから述べる以下の構成がこの発明を実施する上
で特に重要な構造を形作っている。
【0028】すなわち、伸側減衰バルブ11と圧側減衰
バルブ12の背面側には、下部作動油室Bと上部作動油
室Aから隔離して伸側の背圧室13と圧側の背圧室14
をそれぞれ区画して形成してある。
バルブ12の背面側には、下部作動油室Bと上部作動油
室Aから隔離して伸側の背圧室13と圧側の背圧室14
をそれぞれ区画して形成してある。
【0029】この実施の形態の場合、上記背圧室13,
14は、図2の詳細図にみられるように、伸側および圧
側減衰バルブ11,12の背面側に間座15,16を挟
んでガイド環17,18を固設し、これらガイド環1
7,18に隔壁環19,20を摺動自在に嵌挿して形成
してある。
14は、図2の詳細図にみられるように、伸側および圧
側減衰バルブ11,12の背面側に間座15,16を挟
んでガイド環17,18を固設し、これらガイド環1
7,18に隔壁環19,20を摺動自在に嵌挿して形成
してある。
【0030】そして、これら隔壁環19,20の先端を
ガイド環17,18との間に介装したスプリング21,
22で伸側および圧側減衰バルブ11,12の背面側に
押し付けることにより、背圧室13,14を上部および
下部作動油室A,Bから油密に保っている。
ガイド環17,18との間に介装したスプリング21,
22で伸側および圧側減衰バルブ11,12の背面側に
押し付けることにより、背圧室13,14を上部および
下部作動油室A,Bから油密に保っている。
【0031】このようにして、間座15とガイド環1
7,隔壁環19,スプリング21とで背圧室13をもつ
伸側の制御機構を構成すると共に、同じく、間座16と
ガイド環18,隔壁環20,スプリング22とで背圧室
14をもつ圧側の制御機構をそれぞれ構成し、これら伸
側および圧側の制御機構を伸側減衰バルブ11と圧側減
衰バルブ12のそれぞれの背面側に配設している。
7,隔壁環19,スプリング21とで背圧室13をもつ
伸側の制御機構を構成すると共に、同じく、間座16と
ガイド環18,隔壁環20,スプリング22とで背圧室
14をもつ圧側の制御機構をそれぞれ構成し、これら伸
側および圧側の制御機構を伸側減衰バルブ11と圧側減
衰バルブ12のそれぞれの背面側に配設している。
【0032】各背圧室13,14には、それらを迂回し
て上部作動油室Aと下部作動油室Bを相互に連通するバ
イパス油路23,24をピストンロッド5に内装した制
御バルブ25で互に区画しつつ、かつ、ピストン4とピ
ストンロッド5に亙って設けてある。
て上部作動油室Aと下部作動油室Bを相互に連通するバ
イパス油路23,24をピストンロッド5に内装した制
御バルブ25で互に区画しつつ、かつ、ピストン4とピ
ストンロッド5に亙って設けてある。
【0033】これらバイパス油路23,24は、一方に
おいて、ピストン4の内周側における土手の部分に打刻
を施して設けた絞り26,27を通してピストン4の伸
側および圧側ポート8,9へと通じ、これら伸側および
圧側ポート8,9を通して上部作動油室Aと下部作動油
室Bに連通することにより入口側の油路を構成してい
る。
おいて、ピストン4の内周側における土手の部分に打刻
を施して設けた絞り26,27を通してピストン4の伸
側および圧側ポート8,9へと通じ、これら伸側および
圧側ポート8,9を通して上部作動油室Aと下部作動油
室Bに連通することにより入口側の油路を構成してい
る。
【0034】他方、出口側は、上記絞り26,27から
ピストンロッド5に形成した外周面の環状溝28,29
と段違いのポート32,33,34,35およびこれら
ポート32,33とポート34,35を繋ぐ制御バルブ
25の環状溝30,31を通して下部作動油室Bと上部
作動油室Aにそれぞれ連通している。
ピストンロッド5に形成した外周面の環状溝28,29
と段違いのポート32,33,34,35およびこれら
ポート32,33とポート34,35を繋ぐ制御バルブ
25の環状溝30,31を通して下部作動油室Bと上部
作動油室Aにそれぞれ連通している。
【0035】なお、この場合において、ポート33は、
ピストンナット7に穿った油孔36を通して下部作動油
室Bに連通し、これらによって、出口側の油路を形成し
ている。
ピストンナット7に穿った油孔36を通して下部作動油
室Bに連通し、これらによって、出口側の油路を形成し
ている。
【0036】そして、バイパス油路23における出口側
の油路の一部を形成する環状溝28を延ばして伸側の背
圧室13に連通すると共に、同じく、バイパス油路24
における出口側の油路の一部を形成する制御バルブ25
の環状溝31をピストンロッド5に穿った油孔37で圧
側の背圧室14に連通している。
の油路の一部を形成する環状溝28を延ばして伸側の背
圧室13に連通すると共に、同じく、バイパス油路24
における出口側の油路の一部を形成する制御バルブ25
の環状溝31をピストンロッド5に穿った油孔37で圧
側の背圧室14に連通している。
【0037】一方、ピストンロッド5側におけるポート
32,33とポート34,35を繋ぐ制御バルブ25の
環状溝30,31は、当該制御バルブ25のその切換動
作に伴ってポート32,33とポート34,35の連通
を確保しつつ、かつ、ポート32,35の通路面積を可
変制御するなり、或いは、必要によってこれらポート3
2,35を塞いでポート33,34との連通を断つよう
に構成してある。
32,33とポート34,35を繋ぐ制御バルブ25の
環状溝30,31は、当該制御バルブ25のその切換動
作に伴ってポート32,33とポート34,35の連通
を確保しつつ、かつ、ポート32,35の通路面積を可
変制御するなり、或いは、必要によってこれらポート3
2,35を塞いでポート33,34との連通を断つよう
に構成してある。
【0038】上記制御バルブ25の下端面には、ピスト
ンロッド5に嵌着したプラグ38で両者の間にエア室3
9を形成し、当該エア室39のエア圧力と内装したスプ
リング40の復元力とで上端側の操作面をストッパ部材
41に押し付け、この状態において、ピストンロッド5
側のポート32,35を環状溝30,31で最大に開く
上方位置へとオフセットしている。
ンロッド5に嵌着したプラグ38で両者の間にエア室3
9を形成し、当該エア室39のエア圧力と内装したスプ
リング40の復元力とで上端側の操作面をストッパ部材
41に押し付け、この状態において、ピストンロッド5
側のポート32,35を環状溝30,31で最大に開く
上方位置へとオフセットしている。
【0039】そして、制御バルブ25の操作面をピスト
ンロッド5に穿った軸方向の導通路42で外部へと導
き、この導通路42を通してエアサスペンション装置
(図示省略)の内圧を制御バルブ25の操作面に加える
ようにしている。
ンロッド5に穿った軸方向の導通路42で外部へと導
き、この導通路42を通してエアサスペンション装置
(図示省略)の内圧を制御バルブ25の操作面に加える
ようにしている。
【0040】このようにして、制御バルブ25を、積載
荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷重を境として下方
へと押し進めつつポート32,35の通路面積を減少さ
せる摺動タイプのスプールバルブとして構成してある。
荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷重を境として下方
へと押し進めつつポート32,35の通路面積を減少さ
せる摺動タイプのスプールバルブとして構成してある。
【0041】なお、上記に加えて当該実施の形態にあっ
ては、ストッパ部材41にコンスタントオリフィス43
を設け、導通路42からこのコンスタントオリフィス4
3を通してエアサスペンション装置の内圧を導くように
して制御バルブ25の操作面部分に一次遅れ圧力室44
を形成している。
ては、ストッパ部材41にコンスタントオリフィス43
を設け、導通路42からこのコンスタントオリフィス4
3を通してエアサスペンション装置の内圧を導くように
して制御バルブ25の操作面部分に一次遅れ圧力室44
を形成している。
【0042】この一次遅れ圧力室44は、車両走行時の
高周波振動でエアサスペンション装置の内圧が変動した
としても、当該変動が制御バルブ25の操作面に伝達さ
れるのを極力抑えて、制御バルブ25の頻繁な切り換わ
りによる制御の不安定性を防止するためのものである。
高周波振動でエアサスペンション装置の内圧が変動した
としても、当該変動が制御バルブ25の操作面に伝達さ
れるのを極力抑えて、制御バルブ25の頻繁な切り換わ
りによる制御の不安定性を防止するためのものである。
【0043】このことから、上記したコンスタントオリ
フィス43は、必ずしもストッパ部材41に設けてやる
必要はなく、制御バルブ25の操作面へとエアサスペン
ション装置の内圧を導く通路中に設けてやればよく、ま
た、この発明を実施する上で好ましいものではあるが必
ずしも必須のものではない。
フィス43は、必ずしもストッパ部材41に設けてやる
必要はなく、制御バルブ25の操作面へとエアサスペン
ション装置の内圧を導く通路中に設けてやればよく、ま
た、この発明を実施する上で好ましいものではあるが必
ずしも必須のものではない。
【0044】かくして、この発明を実施したショックア
ブソーバ1は、以下のように動作して車両の振動を制振
する。
ブソーバ1は、以下のように動作して車両の振動を制振
する。
【0045】すなわち、低速域での伸張行程時には、ピ
ストン4で押し縮められて作動側の油室となった上部作
動油室A内の作動油を、伸側ポート8から絞り26,環
状溝28,ポート32,環状溝30,ポート33および
油孔36を通して下部作動油室Bに押し出す。
ストン4で押し縮められて作動側の油室となった上部作
動油室A内の作動油を、伸側ポート8から絞り26,環
状溝28,ポート32,環状溝30,ポート33および
油孔36を通して下部作動油室Bに押し出す。
【0046】また、同時に、これと併せてポート35か
らも、環状溝31とポート34,環状溝29,絞り27
および圧側ポート9を通して下部作動油室Bに押し出
し、これら絞り26,27を通る作動油の流動抵抗でオ
リフィス特性の伸側減衰力を発生する。
らも、環状溝31とポート34,環状溝29,絞り27
および圧側ポート9を通して下部作動油室Bに押し出
し、これら絞り26,27を通る作動油の流動抵抗でオ
リフィス特性の伸側減衰力を発生する。
【0047】それに対して、ピストン4の伸張速度が速
くなって低速域の後半から中・高速域に入ると、今度
は、上記絞り26,27を通る作動油の流れと併せて伸
側ポート8から伸側減衰バルブ11を押し開いて下部作
動油室Bへと作動油が流動し始め、この伸側減衰バルブ
11を押し開いて流れるときの作動油の流動抵抗でバル
ブ特性の伸側減衰力を発生する。
くなって低速域の後半から中・高速域に入ると、今度
は、上記絞り26,27を通る作動油の流れと併せて伸
側ポート8から伸側減衰バルブ11を押し開いて下部作
動油室Bへと作動油が流動し始め、この伸側減衰バルブ
11を押し開いて流れるときの作動油の流動抵抗でバル
ブ特性の伸側減衰力を発生する。
【0048】しかも、これら上記と併せて、シリンダ2
からのピストンロッド5の退出体積分に相当する量の作
動油をリザーバ室Rからボトムオリフィス10を通して
下部作動油室Bに吸い込み、当該作動油でそのときに生
じる下部作動油室B内の作動油の不足分を補う。
からのピストンロッド5の退出体積分に相当する量の作
動油をリザーバ室Rからボトムオリフィス10を通して
下部作動油室Bに吸い込み、当該作動油でそのときに生
じる下部作動油室B内の作動油の不足分を補う。
【0049】一方、この場合において、制御バルブ25
は、積載荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷重を境と
するエアサスペンション装置の内圧変化に対応して、エ
ア室39側の戻し力とバランスする位置まで連続的に或
いは二段に切り換わる。
は、積載荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷重を境と
するエアサスペンション装置の内圧変化に対応して、エ
ア室39側の戻し力とバランスする位置まで連続的に或
いは二段に切り換わる。
【0050】この制御バルブ25の切り換わりによりポ
ート32,35の絞り度を変えて通路面積を連続的にま
たは二段に可変制御し、絞り26とポート32およびポ
ート35と絞り27とで直列二段の可変絞り機構或いは
二段絞り機構を構成すると共に、必要によっては、これ
らポート32,35を閉じて絞り抵抗を無限大に切り換
える。
ート32,35の絞り度を変えて通路面積を連続的にま
たは二段に可変制御し、絞り26とポート32およびポ
ート35と絞り27とで直列二段の可変絞り機構或いは
二段絞り機構を構成すると共に、必要によっては、これ
らポート32,35を閉じて絞り抵抗を無限大に切り換
える。
【0051】かくして、上記した低速域でのオリフィス
特性の伸側減衰力は、積載荷重の多寡や有無或いは特定
の積載荷重を境とするエアサスペンション装置の内圧変
化に対応して連続的に或いは二段に高低に制御される。
特性の伸側減衰力は、積載荷重の多寡や有無或いは特定
の積載荷重を境とするエアサスペンション装置の内圧変
化に対応して連続的に或いは二段に高低に制御される。
【0052】また、上記において、ポート32,35の
通路面積が絞り26,27に比べて充分に大きい間は、
これら絞り26とポート32の間にある環状溝28へと
通じる伸側の背圧室15が低圧側の下部作動油室Bと略
々等しい圧力に保たれると共に、ポート37を通して環
状溝31に通じる圧側の背圧室14が作動側の上部作動
油室Aと略々等しい圧力に保たれる。
通路面積が絞り26,27に比べて充分に大きい間は、
これら絞り26とポート32の間にある環状溝28へと
通じる伸側の背圧室15が低圧側の下部作動油室Bと略
々等しい圧力に保たれると共に、ポート37を通して環
状溝31に通じる圧側の背圧室14が作動側の上部作動
油室Aと略々等しい圧力に保たれる。
【0053】しかし、ポート32,35の通路面積が減
少してこれらが絞りとしての作用を始めるようになる
と、これらポート32,35が絞り26,27と協同し
て直列二段絞りとしての作用を始め、環状溝28の圧力
上昇に伴って伸側の背圧室13の圧力が上昇すると共
に、圧側の背圧室14の圧力は、環状溝31の圧力低下
に伴って低下していく。
少してこれらが絞りとしての作用を始めるようになる
と、これらポート32,35が絞り26,27と協同し
て直列二段絞りとしての作用を始め、環状溝28の圧力
上昇に伴って伸側の背圧室13の圧力が上昇すると共
に、圧側の背圧室14の圧力は、環状溝31の圧力低下
に伴って低下していく。
【0054】これにより、伸側減衰バルブ11のクラッ
キング圧力は、伸側の背圧室13の圧力上昇に連れて上
昇していくことから、低速域でのオリフィス特性の伸側
減衰特性に併せて低速域の後半から中・高速域にかけて
のバルブ特性による伸側減衰力をもまた、積載荷重の多
寡や有無或いは特定の積載荷重を境とするエアサスペン
ション装置の内圧変化に対応して連続的に或いは二段に
高低に制御しつつ制振作用を行うことになる。
キング圧力は、伸側の背圧室13の圧力上昇に連れて上
昇していくことから、低速域でのオリフィス特性の伸側
減衰特性に併せて低速域の後半から中・高速域にかけて
のバルブ特性による伸側減衰力をもまた、積載荷重の多
寡や有無或いは特定の積載荷重を境とするエアサスペン
ション装置の内圧変化に対応して連続的に或いは二段に
高低に制御しつつ制振作用を行うことになる。
【0055】一方、それに対して、逆に圧縮行程時にあ
っては、ピストンロッド5の浸入体積分に相当する量の
作動油を下部作動油室Bからボトムオリフィス10を通
してリザーバ室Rに押し出すことにより、当該下部作動
油室Bの作動油圧力を保持する。
っては、ピストンロッド5の浸入体積分に相当する量の
作動油を下部作動油室Bからボトムオリフィス10を通
してリザーバ室Rに押し出すことにより、当該下部作動
油室Bの作動油圧力を保持する。
【0056】これにより、低速域において下部作動油室
B内の作動油は、上記した伸張行程時とは逆方向に、油
孔36と圧側ポート9からそれぞれ絞り26,27を通
して上部作動油室Aに流入すると共に、中・高速域にか
けては、これと併せて、圧側ポート9からも圧側減衰バ
ルブ12を押し開いて上部作動油室Aに流れる。
B内の作動油は、上記した伸張行程時とは逆方向に、油
孔36と圧側ポート9からそれぞれ絞り26,27を通
して上部作動油室Aに流入すると共に、中・高速域にか
けては、これと併せて、圧側ポート9からも圧側減衰バ
ルブ12を押し開いて上部作動油室Aに流れる。
【0057】その結果、圧縮行程時には、先の伸張行程
時に比べて伸側減衰バルブ11の代りに圧側減衰バルブ
12が働くだけで、低速域にあってはポート32と絞り
23および絞り27とポート35による合成絞り抵抗で
オリフィス特性をもつ圧側減衰力を発生し、また、中・
高速域にかけては、圧側減衰バルブ12を押し開いて流
れる作動油の流動抵抗でバルブ特性の圧側減衰力を発生
する。
時に比べて伸側減衰バルブ11の代りに圧側減衰バルブ
12が働くだけで、低速域にあってはポート32と絞り
23および絞り27とポート35による合成絞り抵抗で
オリフィス特性をもつ圧側減衰力を発生し、また、中・
高速域にかけては、圧側減衰バルブ12を押し開いて流
れる作動油の流動抵抗でバルブ特性の圧側減衰力を発生
する。
【0058】そして、この場合にあっても、上記制御バ
ルブ25は、積載荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷
重によるエアサスペンション装置の内圧変化に対応して
エア室47側の戻し力とバランスする位置まで切り換わ
り、ポート32,35の通路面積を連続的に或いは二段
に可変制御すると共に、必要によっては,ポート32と
ポート35を共に塞ぐ。
ルブ25は、積載荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷
重によるエアサスペンション装置の内圧変化に対応して
エア室47側の戻し力とバランスする位置まで切り換わ
り、ポート32,35の通路面積を連続的に或いは二段
に可変制御すると共に、必要によっては,ポート32と
ポート35を共に塞ぐ。
【0059】その結果、圧縮行程時にあっても先の伸張
行程時と同様に、エアサスペンション装置の内圧の変化
によりポート32,35の通路面積を制御して低速域に
おけるオリフィス特性の圧側減衰特性を高低に制御す
る。
行程時と同様に、エアサスペンション装置の内圧の変化
によりポート32,35の通路面積を制御して低速域に
おけるオリフィス特性の圧側減衰特性を高低に制御す
る。
【0060】また、中・高速域にあっては、今度は、ポ
ート37を通して加えられる圧側の圧力室14の圧力変
化に伴い、圧側減衰バルブ12のクラッキング圧力を制
御しつつバルブ特性の圧側減衰を高低に制御して制振作
用を行う。
ート37を通して加えられる圧側の圧力室14の圧力変
化に伴い、圧側減衰バルブ12のクラッキング圧力を制
御しつつバルブ特性の圧側減衰を高低に制御して制振作
用を行う。
【0061】このようにして、伸張および圧縮行程の両
方において、エアサスペンション装置の内圧の変化によ
り低速域でのオリフィス特性の減衰特性と中・高速域に
かけてのバルブ特性の減衰特性を高低に制御して制振作
用を行うことになる。
方において、エアサスペンション装置の内圧の変化によ
り低速域でのオリフィス特性の減衰特性と中・高速域に
かけてのバルブ特性の減衰特性を高低に制御して制振作
用を行うことになる。
【0062】したがって、積載荷重の多寡や有無或いは
特定の積載荷重を境とするエアサスペンション装置の内
圧変化に伴うばね定数の変化に対応して制御バルブ25
の切換量を設定してやることにより、当該ばね定数と減
衰係数の比である減衰比を所定の範囲に保って、伸側お
よび圧側減衰特性を制御しつつ乗心地のよい積載量感応
型のショックアブソーバ1とすることができる。
特定の積載荷重を境とするエアサスペンション装置の内
圧変化に伴うばね定数の変化に対応して制御バルブ25
の切換量を設定してやることにより、当該ばね定数と減
衰係数の比である減衰比を所定の範囲に保って、伸側お
よび圧側減衰特性を制御しつつ乗心地のよい積載量感応
型のショックアブソーバ1とすることができる。
【0063】なお、上記した実施の形態にあっては、ボ
トムオリフィス10をもつ複筒型のショックアブソーバ
1にこの発明を適用した場合について述べてきたが、当
該発明は、必ずしもそれに限らず、シリンダ2内の一部
をガス室として区画した公知の単筒型ショックアブソー
バにも、同様にしてそのまま適用し得ることが容易に理
解できよう。
トムオリフィス10をもつ複筒型のショックアブソーバ
1にこの発明を適用した場合について述べてきたが、当
該発明は、必ずしもそれに限らず、シリンダ2内の一部
をガス室として区画した公知の単筒型ショックアブソー
バにも、同様にしてそのまま適用し得ることが容易に理
解できよう。
【0064】また、そればかりでなく、この発明は、下
記のようにベースバルブを備えた形式の複筒型ショック
アブソーバに適用して、伸側および圧側減衰特性をそれ
ぞれの制御バルブにより個々に調整することもできる。
記のようにベースバルブを備えた形式の複筒型ショック
アブソーバに適用して、伸側および圧側減衰特性をそれ
ぞれの制御バルブにより個々に調整することもできる。
【0065】すなわち、図3は、その場合における実施
の形態を示すもので、当該ショックアブソーバ1aにあ
っては、ピストン4における圧側ポート9を塞ぐバルブ
をクラッキング圧力の低い圧側背面バルブ12a(これ
は、圧側チェックバルブでもよい)で構成している。
の形態を示すもので、当該ショックアブソーバ1aにあ
っては、ピストン4における圧側ポート9を塞ぐバルブ
をクラッキング圧力の低い圧側背面バルブ12a(これ
は、圧側チェックバルブでもよい)で構成している。
【0066】そして、この圧側背面バルブ12aに対し
ては制御機構を設けることなく、かつ、シリンダ2の下
部側面に設けたボトムオリフィス10をも廃して当該シ
リンダ2の下端にベースバルブ45を配設している。
ては制御機構を設けることなく、かつ、シリンダ2の下
部側面に設けたボトムオリフィス10をも廃して当該シ
リンダ2の下端にベースバルブ45を配設している。
【0067】なお、伸側減衰バルブ11の制御機構につ
いては、先に述べた図2の実施の形態と同一構造になっ
ており、それに伴って、ポート32の通路面積を制御す
る環状溝30のみを備えた制御バルブ25aを用いてい
る。
いては、先に述べた図2の実施の形態と同一構造になっ
ており、それに伴って、ポート32の通路面積を制御す
る環状溝30のみを備えた制御バルブ25aを用いてい
る。
【0068】したがって、これらの構成については、同
一部分に同一符号を付すことによってその説明を省略
し、以下には、ベースバルブ45の構成についてのみ説
明することにする。
一部分に同一符号を付すことによってその説明を省略
し、以下には、ベースバルブ45の構成についてのみ説
明することにする。
【0069】ベースバルブ45は、バルブケース46の
上端外周面をシリンダ2の下端に嵌着し、かつ、バルブ
ケース46を通してシリンダ2の下端をボトムキャップ
6の内底面に押し当てることにより、シリンダ2をアウ
タシェル3に対してセンタリングしている。
上端外周面をシリンダ2の下端に嵌着し、かつ、バルブ
ケース46を通してシリンダ2の下端をボトムキャップ
6の内底面に押し当てることにより、シリンダ2をアウ
タシェル3に対してセンタリングしている。
【0070】バルブケース46には、軸方向へと向って
伸側ポート8bと圧側ポート9bが穿設してあり、これ
ら伸側および圧側ポート8b,9bを通して下部作動油
室Bとリザーバ室Rを相互に連通している。
伸側ポート8bと圧側ポート9bが穿設してあり、これ
ら伸側および圧側ポート8b,9bを通して下部作動油
室Bとリザーバ室Rを相互に連通している。
【0071】バルブケース46の上面には、センタピン
47でガイドして伸側チェックバルブ11bが設けてあ
り、当該伸側チェックバルブ11bで伸側ポート8bの
上端を塞いでいる。
47でガイドして伸側チェックバルブ11bが設けてあ
り、当該伸側チェックバルブ11bで伸側ポート8bの
上端を塞いでいる。
【0072】また、バルブケース46の下面には、圧側
減衰バルブ12bと背圧室14を備えた圧側の制御機構
とが、受け板48を挟んでセンタピン47により内周部
分を加締め止めして取り付けてあり、当該圧側減衰バル
ブ12bで同じく圧側ポート9bの下端を塞いでいる。
減衰バルブ12bと背圧室14を備えた圧側の制御機構
とが、受け板48を挟んでセンタピン47により内周部
分を加締め止めして取り付けてあり、当該圧側減衰バル
ブ12bで同じく圧側ポート9bの下端を塞いでいる。
【0073】なお、上記した圧側の制御機構は、先の実
施の形態における圧側の制御機構に比べて、隔壁環20
bの形状とスプリング22の介装位置とを異にしている
に過ぎないのでその詳細な構造の説明は省略する。
施の形態における圧側の制御機構に比べて、隔壁環20
bの形状とスプリング22の介装位置とを異にしている
に過ぎないのでその詳細な構造の説明は省略する。
【0074】センタピン47は、中心部分にバルブケー
ス46の伸側ポート8bと圧側ポート9bを迂回して下
部作動油室Bとリザーバ室Rを相互に連通するバイパス
油路24bを備え、当該バイパス油路24bの出入り口
には絞り27bとバルブシート49がそれぞれ取り付け
てある。
ス46の伸側ポート8bと圧側ポート9bを迂回して下
部作動油室Bとリザーバ室Rを相互に連通するバイパス
油路24bを備え、当該バイパス油路24bの出入り口
には絞り27bとバルブシート49がそれぞれ取り付け
てある。
【0075】そして、絞り27bとバルブシート49と
の間におけるバイパス油路24bの部分を、センタピン
47に穿った油孔37bを通して圧側の背圧室14に連
通している。
の間におけるバイパス油路24bの部分を、センタピン
47に穿った油孔37bを通して圧側の背圧室14に連
通している。
【0076】一方、ボトムキャップ6には、ポペット5
0をバイパス油路24bにおけるバルブシート49と対
向して内装し、当該ポペット50をセンタピン47との
間に介装したスプリング51でバルブシート49を最大
に開く方向にオフセットしている。
0をバイパス油路24bにおけるバルブシート49と対
向して内装し、当該ポペット50をセンタピン47との
間に介装したスプリング51でバルブシート49を最大
に開く方向にオフセットしている。
【0077】このようにして、バルブシート49とポペ
ット50とで制御バルブ25bを構成すると共に、当該
制御バルブ25bで伸側チェックバルブ11bと圧側減
衰バルブ12bを迂回しつつ下部作動油室Bとリザーバ
室Rを直に連通するバイパス油路24bの通路面積を連
続的にまたは二段に制御するようにしている。
ット50とで制御バルブ25bを構成すると共に、当該
制御バルブ25bで伸側チェックバルブ11bと圧側減
衰バルブ12bを迂回しつつ下部作動油室Bとリザーバ
室Rを直に連通するバイパス油路24bの通路面積を連
続的にまたは二段に制御するようにしている。
【0078】しかも、ポペット50の下端面である操作
面をボトムキャップ6に穿った導通路42bで外部へと
導き、この導通路42bを通してエアサスペンション装
置の内圧をポペット50の操作面に加え、積載荷重の多
寡や有無或いは特定の積載荷重を境にして当該ポペット
50を押し進めつつバイパス油路24bの通路面積を減
少させるように構成してある。
面をボトムキャップ6に穿った導通路42bで外部へと
導き、この導通路42bを通してエアサスペンション装
置の内圧をポペット50の操作面に加え、積載荷重の多
寡や有無或いは特定の積載荷重を境にして当該ポペット
50を押し進めつつバイパス油路24bの通路面積を減
少させるように構成してある。
【0079】なお、この場合にあっても、上記導通路4
2bの途中にコンスタントオリフィス43bを設けてエ
アサスペンション装置の内圧を導き、それによって、制
御バルブ25bの操作面と対向する導通路42bの部分
を一次遅れ圧力室44bとして形成している。
2bの途中にコンスタントオリフィス43bを設けてエ
アサスペンション装置の内圧を導き、それによって、制
御バルブ25bの操作面と対向する導通路42bの部分
を一次遅れ圧力室44bとして形成している。
【0080】これにより、当該ショックアブソーバ1a
の伸張行程時における低速域にあっては、ピストン4で
上部作動油室A内の作動油を伸側ポート8から絞り2
6,制御バルブ25a,ポート33および油孔36を通
して下部作動油室Bに流し、当該絞り26の流動抵抗で
オリフィス特性の伸側減衰力を発生する。
の伸張行程時における低速域にあっては、ピストン4で
上部作動油室A内の作動油を伸側ポート8から絞り2
6,制御バルブ25a,ポート33および油孔36を通
して下部作動油室Bに流し、当該絞り26の流動抵抗で
オリフィス特性の伸側減衰力を発生する。
【0081】そして、低速域の後半から中・高速域にか
けては、上記と併せて伸側ポート8から伸側減衰バルブ
11をも押し開いて下部作動油室Bへと流し、この伸側
減衰バルブ11を自己の撓み剛性と背圧室13の圧力に
抗して押し開きつつ流すときの作動油の流動抵抗でバル
ブ特性の伸側減衰力を発生する。
けては、上記と併せて伸側ポート8から伸側減衰バルブ
11をも押し開いて下部作動油室Bへと流し、この伸側
減衰バルブ11を自己の撓み剛性と背圧室13の圧力に
抗して押し開きつつ流すときの作動油の流動抵抗でバル
ブ特性の伸側減衰力を発生する。
【0082】また、これらと併せて、ピストンロッド5
の退出体積分に相当する量の作動油を、リザーバ室Rか
らベースバルブ45の伸側ポート8bを通して伸側チェ
ックバルブ11bを開きつつ、かつ、センタピン47の
バイパス油路24bからも絞り27bを通して下部作動
油室Bへと吸い込み、当該作動油でそのときに生じる下
部作動油室B内の作動油の不足分を補う。
の退出体積分に相当する量の作動油を、リザーバ室Rか
らベースバルブ45の伸側ポート8bを通して伸側チェ
ックバルブ11bを開きつつ、かつ、センタピン47の
バイパス油路24bからも絞り27bを通して下部作動
油室Bへと吸い込み、当該作動油でそのときに生じる下
部作動油室B内の作動油の不足分を補う。
【0083】しかも、このときの下部作動油室Bへの作
動油の吸い込み作用は、ベースバルブ45の伸側ポート
8bから伸側チェックバルブ11bを開いて供給される
作動油流量で充分に足りることから、制御バルブ25b
によるバイパス油路24bの通路面積の可変制御がその
ときの伸側減衰特性に何等の影響をも与えない。
動油の吸い込み作用は、ベースバルブ45の伸側ポート
8bから伸側チェックバルブ11bを開いて供給される
作動油流量で充分に足りることから、制御バルブ25b
によるバイパス油路24bの通路面積の可変制御がその
ときの伸側減衰特性に何等の影響をも与えない。
【0084】したがって、この図3のショックアブソー
バ1aもまた、積載荷重の多寡や有無或いは特定の積載
荷重を境にして伸側の背圧室13に対するバイパス油路
24の通路面積を減少または増加させつつ、そこを流れ
る作動油の流動抵抗を変えて低速域におけるオリフィス
特性の伸側減衰特性を高低に制御する。
バ1aもまた、積載荷重の多寡や有無或いは特定の積載
荷重を境にして伸側の背圧室13に対するバイパス油路
24の通路面積を減少または増加させつつ、そこを流れ
る作動油の流動抵抗を変えて低速域におけるオリフィス
特性の伸側減衰特性を高低に制御する。
【0085】しかも、当該バイパス油路24の通路面積
の減少または増加により伸側制御機構における背圧室1
3の圧力をも変えて伸側減衰バルブ11のクラッキング
圧力を高低に切り換え、それに伴い、低速域の後半から
中・高速域にかけてのバルブ特性の伸側減衰特性をも高
低に制御して制振作用を行う。
の減少または増加により伸側制御機構における背圧室1
3の圧力をも変えて伸側減衰バルブ11のクラッキング
圧力を高低に切り換え、それに伴い、低速域の後半から
中・高速域にかけてのバルブ特性の伸側減衰特性をも高
低に制御して制振作用を行う。
【0086】それに対して、圧縮行程時には、ピストン
4により下部作動油室B内の作動油を圧側ポート9から
圧側背面バルブ12aを開いて上部作動油室Aに流し、
当該圧側背面バルブ12aで下部作動油室Bの作動油圧
力を所定圧力に確保しつつ上部作動油室Aに生じる作動
油の不足分を補う。
4により下部作動油室B内の作動油を圧側ポート9から
圧側背面バルブ12aを開いて上部作動油室Aに流し、
当該圧側背面バルブ12aで下部作動油室Bの作動油圧
力を所定圧力に確保しつつ上部作動油室Aに生じる作動
油の不足分を補う。
【0087】これにより、上部作動油室Aに対する作動
油の吸い込み作用もまた、圧側背面バルブ12bを開い
て供給される作動油流量で充分に足りることから、前記
した伸張行程時と同様に制御バルブ25aによるポート
32の通路面積の可変制御が圧側減衰特性に対して影響
を与える恐れはない。
油の吸い込み作用もまた、圧側背面バルブ12bを開い
て供給される作動油流量で充分に足りることから、前記
した伸張行程時と同様に制御バルブ25aによるポート
32の通路面積の可変制御が圧側減衰特性に対して影響
を与える恐れはない。
【0088】しかも、これと併せて、低速域にあって
は、下部作動油室Bからピストンロッド5の浸入体積分
に相当する量の作動油をベースバルブ45の絞り27b
から圧側の背圧室14に対するバイパス油路24bを通
してリザーバ室Rに流し、当該絞り27bの流動抵抗で
オリフィス特性の圧側減衰力を発生する。
は、下部作動油室Bからピストンロッド5の浸入体積分
に相当する量の作動油をベースバルブ45の絞り27b
から圧側の背圧室14に対するバイパス油路24bを通
してリザーバ室Rに流し、当該絞り27bの流動抵抗で
オリフィス特性の圧側減衰力を発生する。
【0089】また、中・高速域にかけては、上記と併せ
て、圧側ポート9bから圧側減衰バルブ12bをも押し
開いてリザーバ室Rに流し、この圧側減衰バルブ12b
を自己の撓み剛性と背圧室14の圧力とによるクラッキ
ング圧力に抗して押し開きつつ流すときの作動油の流動
抵抗でバルブ特性の圧側減衰力を発生する。
て、圧側ポート9bから圧側減衰バルブ12bをも押し
開いてリザーバ室Rに流し、この圧側減衰バルブ12b
を自己の撓み剛性と背圧室14の圧力とによるクラッキ
ング圧力に抗して押し開きつつ流すときの作動油の流動
抵抗でバルブ特性の圧側減衰力を発生する。
【0090】したがって、圧縮行程時にあっても、積載
荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷重を境にしてバイ
パス油路24bの通路面積を減少または増加させつつ、
そこを流れる作動油の流動抵抗を変えて低速域における
オリフィス特性の圧側減衰特性を高低に制御すると共
に、背圧室14の圧力をも変えて圧側減衰バルブ12b
のクラッキング圧力を調整しつつ、中・高速域にかけて
のバルブ特性の圧側減衰特性をも高低に制御して制振作
用を行うことになる。
荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷重を境にしてバイ
パス油路24bの通路面積を減少または増加させつつ、
そこを流れる作動油の流動抵抗を変えて低速域における
オリフィス特性の圧側減衰特性を高低に制御すると共
に、背圧室14の圧力をも変えて圧側減衰バルブ12b
のクラッキング圧力を調整しつつ、中・高速域にかけて
のバルブ特性の圧側減衰特性をも高低に制御して制振作
用を行うことになる。
【0091】かくして、図3のショックアブソーバ1a
にあっても、先のショックアブソーバ1と同様に、積載
荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷重を境とするエア
サスペンション装置のばね定数の変化に対応して制御バ
ルブ25a,25bの切換量を設定してやることによ
り、減衰比を所定の範囲に保ちつつ乗心地のよい積載量
感応型ショックアブソーバ1aとすることができる。
にあっても、先のショックアブソーバ1と同様に、積載
荷重の多寡や有無或いは特定の積載荷重を境とするエア
サスペンション装置のばね定数の変化に対応して制御バ
ルブ25a,25bの切換量を設定してやることによ
り、減衰比を所定の範囲に保ちつつ乗心地のよい積載量
感応型ショックアブソーバ1aとすることができる。
【0092】ただし、上記図3の実施の形態では、ベー
スバルブ45側の制御バルブ25bをスプールバルブで
構成したが、図4に示す実施の形態のように、これをス
プリングオフセット式のロータリバルブとして構成して
もよい。
スバルブ45側の制御バルブ25bをスプールバルブで
構成したが、図4に示す実施の形態のように、これをス
プリングオフセット式のロータリバルブとして構成して
もよい。
【0093】すなわち、図4に示す実施の形態にあって
は、ボトムキャップ6にロータリ式の制御バルブ25c
を縦方向に内装し、当該制御バルブ25cの先端をベー
スバルブ45におけるセンタピン47のバイパス油路2
4bに嵌めている。
は、ボトムキャップ6にロータリ式の制御バルブ25c
を縦方向に内装し、当該制御バルブ25cの先端をベー
スバルブ45におけるセンタピン47のバイパス油路2
4bに嵌めている。
【0094】上記制御バルブ25cは、先端に開口する
縦孔52と当該縦孔52を側壁に導く横孔53とを有
し、この横孔53をボトムキャップ6の内底に穿ったス
リット54と対向させ、これら縦孔52と横孔53およ
びスリット54とでバイパス油路24bの通路面積を可
変制御するようにしてある。
縦孔52と当該縦孔52を側壁に導く横孔53とを有
し、この横孔53をボトムキャップ6の内底に穿ったス
リット54と対向させ、これら縦孔52と横孔53およ
びスリット54とでバイパス油路24bの通路面積を可
変制御するようにしてある。
【0095】一方、制御バルブ25cの基端側は、図5
にみられるように、扇形状部55としてボトムキャップ
6の扇形室56に嵌め、当該扇形室56内に配設したス
プリング57で制御バルブ25cの横孔53をボトムキ
ャップ6側のスリット54に最大通路面積を保って連通
するようにオフセットしている。
にみられるように、扇形状部55としてボトムキャップ
6の扇形室56に嵌め、当該扇形室56内に配設したス
プリング57で制御バルブ25cの横孔53をボトムキ
ャップ6側のスリット54に最大通路面積を保って連通
するようにオフセットしている。
【0096】そして、外部から扇形状部55における操
作面に向って導通路42bによりコンスタントオリフィ
ス43bと一次遅れ圧力室44bを通してエアサスペン
ション装置の内圧を導くと共に、扇形状部55の反対側
の面を通孔58で外部へと開放するようにしたのであ
る。
作面に向って導通路42bによりコンスタントオリフィ
ス43bと一次遅れ圧力室44bを通してエアサスペン
ション装置の内圧を導くと共に、扇形状部55の反対側
の面を通孔58で外部へと開放するようにしたのであ
る。
【0097】これにより、制御バルブ25cがエアサス
ペンション装置の内圧に応動して回動し、それに伴い、
横孔53がスリット54に対し円周方向へとずれて連通
の度合いが変わることから、このものでも、エアサスペ
ンション装置のばね定数の変化に適応してバイパス油路
24bの通路面積を制御しつつ、先の図3の実施の形態
と同様の作用を果し得ることになる。
ペンション装置の内圧に応動して回動し、それに伴い、
横孔53がスリット54に対し円周方向へとずれて連通
の度合いが変わることから、このものでも、エアサスペ
ンション装置のばね定数の変化に適応してバイパス油路
24bの通路面積を制御しつつ、先の図3の実施の形態
と同様の作用を果し得ることになる。
【0098】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、積載荷重の多寡によるエアサスペンション装置の内
圧変化に応じて制御バルブの背面側に設けた背圧室の圧
力を連続的に可変制御し、当該積載荷重の多寡に対応し
てショックアブソーバの減衰特性を可変制御し得るばか
りか、エアサスペンション装置のばね定数の変化に適応
して減衰係数を変えつつ、減衰比を所定の範囲に保って
車両としての乗心地を向上させることができる。
ば、積載荷重の多寡によるエアサスペンション装置の内
圧変化に応じて制御バルブの背面側に設けた背圧室の圧
力を連続的に可変制御し、当該積載荷重の多寡に対応し
てショックアブソーバの減衰特性を可変制御し得るばか
りか、エアサスペンション装置のばね定数の変化に適応
して減衰係数を変えつつ、減衰比を所定の範囲に保って
車両としての乗心地を向上させることができる。
【0099】しかも、上記において、背圧室と制御バル
ブおよび当該制御バルブの操作面にエアサスペンション
装置の内圧を導く導通路をそれぞれショックアブソーバ
に内装して設け得ることから、ショックアブソーバの外
部には何等の切換機構も不要となり、したがって、当該
ショックアブソーバの車両への組付性および搭載性をも
著しく向上させることができる。
ブおよび当該制御バルブの操作面にエアサスペンション
装置の内圧を導く導通路をそれぞれショックアブソーバ
に内装して設け得ることから、ショックアブソーバの外
部には何等の切換機構も不要となり、したがって、当該
ショックアブソーバの車両への組付性および搭載性をも
著しく向上させることができる。
【0100】請求項2の発明によっても、車両への組付
性および搭載性を良好に確保しながら、しかも、積載荷
重の有無や特定の積載荷重を境として制御バルブの背面
側に設けた背圧室の圧力を二段に制御しつつ上記と同等
の効果を発揮させることができる。
性および搭載性を良好に確保しながら、しかも、積載荷
重の有無や特定の積載荷重を境として制御バルブの背面
側に設けた背圧室の圧力を二段に制御しつつ上記と同等
の効果を発揮させることができる。
【0101】請求項3の発明によれば、ピストンに対し
て伸側減衰バルブと圧側減衰バルブを設けた単筒型のシ
ョックアブソーバや、或いは、ボトムオリフィス形式の
複筒型ショックアブソーバにこの発明を容易に実施して
上記した各効果をもたせることができる。
て伸側減衰バルブと圧側減衰バルブを設けた単筒型のシ
ョックアブソーバや、或いは、ボトムオリフィス形式の
複筒型ショックアブソーバにこの発明を容易に実施して
上記した各効果をもたせることができる。
【0102】また、請求項4の発明によれば、ベースバ
ルブ形式の複筒型ショックアブソーバにこの発明を実施
して、伸側および圧側減衰特性を個々にきめ細かく制御
しつつ上記した各効果をもたせることができる。
ルブ形式の複筒型ショックアブソーバにこの発明を実施
して、伸側および圧側減衰特性を個々にきめ細かく制御
しつつ上記した各効果をもたせることができる。
【0103】さらに、請求項5の発明によれば、上記し
たこれらの効果に加えて、車両走行時におけるエアサス
ペンション装置の高周波での内圧変動に際し、それに応
動して制御バルブが頻繁に切り換わるのを阻止しつつ制
御の不安定性をも防止することができる。
たこれらの効果に加えて、車両走行時におけるエアサス
ペンション装置の高周波での内圧変動に際し、それに応
動して制御バルブが頻繁に切り換わるのを阻止しつつ制
御の不安定性をも防止することができる。
【図1】この発明を、ボトムオリフィス式の複筒型ショ
ックアブソーバに適用した場合の実施の形態を示す縦断
正面図である。
ックアブソーバに適用した場合の実施の形態を示す縦断
正面図である。
【図2】同上、要部を拡大して詳細に示す縦断正面図で
ある。
ある。
【図3】この発明を、ベースバルブ形式の複筒型ショッ
クアブソーバに適用した場合の実施の形態を示す要部の
拡大縦断正面図である。
クアブソーバに適用した場合の実施の形態を示す要部の
拡大縦断正面図である。
【図4】同上、ベースバルブにおける制御機構の他の実
施の形態を示す要部の拡大縦断正面図である。
施の形態を示す要部の拡大縦断正面図である。
【図5】同じく、上記制御機構の操作部分を横断して示
す部分拡大平面図である。
す部分拡大平面図である。
1,1a ショックアブソーバ 2 シリンダ 3 アウタシェル 4 ピストン 5 ピストンロッド 6 ボトムキャップ 8,8b 伸側ポート 9,9b 圧側ポート 11 伸側減衰バルブ 11b 伸側チェックバルブ 12,12b 圧側減衰バルブ 12a 圧側背面バルブ 13 伸側の背圧室 14 圧側の背圧室 15,16 間座 17,18 ガイド環 19,20,20b 隔壁環 23 伸側のバイパス油路 24,24b 圧側のバイパス油路 25 伸側および圧側兼用の制御バルブ 25a 伸側専用の制御バルブ 25b,25c 圧側専用の制御バルブ 26 伸側バイパス油路中の絞り 27,27b 圧側バイパス油路中の絞り 28,30 伸側バイパス油路用の環状溝 29,31 圧側バイパス油路用の環状溝 32,33 伸側バイパス油路用のポート 34,35 圧側バイパス油路用のポート 36 伸側バイパス油路用の油孔 37,37b 圧側バイパス油路を圧側背圧室に結ぶ油
孔 42,42b 導通路 43,43b コンスタントオリフィス 44,44b 一次遅れ圧力室 45 ベースバルブ 46 ベースバルブのバルブケース A 上部作動油室 B 下部作動油室 R リザーバ室
孔 42,42b 導通路 43,43b コンスタントオリフィス 44,44b 一次遅れ圧力室 45 ベースバルブ 46 ベースバルブのバルブケース A 上部作動油室 B 下部作動油室 R リザーバ室
Claims (5)
- 【請求項1】 減衰バルブの背面側に背圧室を形成し、
これら減衰バルブと背圧室を迂回してバイパス油路を設
け、当該バイパス油路の入口側を作動側の油室に絞りを
通して連通すると共に、出口側を制御バルブにより通路
面積を可変制御するポートを通して低圧側の油室に連通
し、かつ、これら絞りとポートの間を上記減衰バルブの
背面側に設けた背圧室へと連通する一方、外部から制御
バルブの操作面に対してエアサスペンション装置の内圧
を導く導通路を設け、当該内圧の変化に伴い制御バルブ
を操作してバイパス油路の出口側におけるポートの通路
面積を可変制御することを特徴とする積載量感応型ショ
ックアブソーバ。 - 【請求項2】 減衰バルブの背面側に背圧室を形成し、
これら減衰バルブと背圧室を迂回してバイパス油路を設
け、当該バイパス油路の入口側を作動側の油室に絞りを
通して連通すると共に、出口側を制御バルブにより通路
面積を可変制御するポートを通して低圧側の油室に連通
し、かつ、これら絞りとポートの間を上記減衰バルブの
背面側に設けた背圧室へと連通する一方、外部から制御
バルブの操作面に対してエアサスペンション装置の内圧
を導く導通路を設け、当該内圧の高低変化により制御バ
ルブを操作してバイパス油路の出口側におけるポートの
通路面積を二段に切換制御することを特徴とする積載量
感応型ショックアブソーバ。 - 【請求項3】 ピストンに設けた伸側減衰バルブと圧側
減衰バルブの背面側にそれぞれ背圧室を形成すると共
に、これら伸側減衰バルブと背圧室および圧側減衰バル
ブと背圧室を個々に迂回するそれぞれのバイパス油路
と、当該各バイパス油路の出口側に設けたポートの通路
面積を併せて可変制御する制御バルブをピストンロッド
に内装して設け、かつ、外部からピストンロッドを通し
て制御バルブの操作面にエアサスペンション装置の内圧
を導く導通路を形成した請求項1または2の積載量感応
型ショックアブソーバ。 - 【請求項4】 ピストンに設けた伸側減衰バルブとベー
スバルブに設けた圧側減衰バルブの背面側にそれぞれ背
圧室を形成すると共に、これら伸側減衰バルブと背圧室
および圧側減衰バルブと背圧室を個々に迂回するバイパ
ス油路と、当該各バイパス油路の出口側に設けたポート
の通路面積を連動して個々に可変制御する制御バルブ
を、それぞれピストンロッドとベースバルブのバルブケ
ースに内装して配置し、かつ、外部からピストンロッド
とベースバルブのバルブケースを通して各制御バルブの
操作面にエアサスペンション装置の内圧を導く導通路を
それぞれ形成した請求項1または2の積載量感応型ショ
ックアブソーバ。 - 【請求項5】 エアサスペンション装置の内圧を一次遅
れ用のコンスタントオリフィスを通して導通路により制
御バルブの操作面に作用させた請求項3または4の積載
量感応型ショックアブソーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21199396A JPH1038009A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 積載量感応型ショックアブソーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21199396A JPH1038009A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 積載量感応型ショックアブソーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1038009A true JPH1038009A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16615129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21199396A Pending JPH1038009A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 積載量感応型ショックアブソーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1038009A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008082491A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器のバルブ構造 |
| JP2009063080A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器のバルブ構造 |
| KR101263456B1 (ko) | 2008-09-23 | 2013-05-10 | 주식회사 만도 | 쇽업소버의 바디밸브 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP21199396A patent/JPH1038009A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008082491A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器のバルブ構造 |
| JP2009063080A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器のバルブ構造 |
| KR101263456B1 (ko) | 2008-09-23 | 2013-05-10 | 주식회사 만도 | 쇽업소버의 바디밸브 |
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