JPH1038231A - 水中溶接用ノズル - Google Patents
水中溶接用ノズルInfo
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- JPH1038231A JPH1038231A JP19762296A JP19762296A JPH1038231A JP H1038231 A JPH1038231 A JP H1038231A JP 19762296 A JP19762296 A JP 19762296A JP 19762296 A JP19762296 A JP 19762296A JP H1038231 A JPH1038231 A JP H1038231A
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Abstract
パッタに起因するシールドガス流の乱れも減少し、局部
空洞が安定化し、良好な溶接が行える水中溶接用ノズル
を提供する。 【解決手段】 ノズル11の先端部を2重筒形構造と
し、内外両筒間の間隙14から水wを噴射させて筒状の
水カーテンWを作り、内筒12からシールドガスGを流
して水中で被溶接材の溶接部を局部的にシールドして水
中溶接する水中溶接用ノズルにおいて、前記間隙14の
ヘッド部15内に環状の仕切壁17を設けて水溜まり1
8を形成し、該水溜まり18に供給された水wが前記仕
切壁17を乗り越えて前記間隙14に流入するようにし
た。
Description
ル、更に詳しくは、ノズル先端部を2重筒形構造とし、
内外両筒間の間隙から水を噴射させてラッパ管状の水カ
ーテンを作り、内筒からシールドガスを流して局部的に
空洞を形成し、アーク及び溶融池の周辺から水の影響を
排除して溶接できるようにした水中溶接用ノズルに関す
る。
すように、ノズル先端部を2重筒形構造とし、内外両筒
2,3間の間隙4から水を噴射させてラッパ管状の水カ
ーテンWを作り、内筒2からシールドガスGを流して局
部的に空洞を形成し、アーク及び溶融池の周辺から水の
影響を排除して溶接できる構造になっていた。具体的に
は、上記間隙4のヘッド部5に水溜まりがなく、直接、
間隙4に流れ込む形状であり、また、カーテン水を噴射
する水噴射部6の間隙は、ほぼ平行に作られ、その間隔
を適性値に調整して水カーテンWを形成していた。
接ノズルで良好な水中溶接を行うためには、ラッパ管状
の安定な水カーテンを形成して溶接部近傍に安定な局部
空洞を形成することが最も重要である。この安定な空洞
を形成する上で、従来の問題点は、次の通りである。
間隙を精密に調整するしかなく、具体的には、上記間隔
を0.5mm以下にノズル全周にわたって均一に保持でき
るような精密な加工が必要があった。 カーテン水をノズルに導入する入口付近の水流が最
も強く、その対面側(180°回った所)が最も弱くな
り、ノズル全周にわたってカーテン水の流速が不均一に
なり、水カーテンが不安定になる原因になることがあっ
た。
ノズル内筒よりシールドガスを流すことになるが、例え
ば、従来のノズルを用いて陸上で最もよく使われている
炭酸ガス溶接を水中で行う場合、溶接中のスパッタがノ
ズル先端に付着してシールドガスの流速を乱し、空洞が
不安定になって欠陥発生の原因となるため、かなりの頻
度でノズル先端の清掃を行う必要があった。
れたものであり、安定した水カーテンが形成されると共
に、スパッタに起因するシールドガス流の乱れも少なく
なり、局部空洞が安定化し、良好な溶接が行える水中溶
接用ノズルを提供することを目的とするものである。
め、本発明の水中溶接用ノズルは、ノズルの先端部を2
重筒形構造とし、内外両筒間の間隙から水を噴射させて
筒状の水カーテンを作り、内筒からシールドガスを流し
て水中で被溶接材の溶接部を局部的にシールドして水中
溶接する水中溶接用ノズルにおいて、前記間隙のヘッド
部内に環状の仕切壁を設けて水溜まりを形成し、該水溜
まりに供給された水が前記仕切壁を乗り越えて前記間隙
に流入するように構成されている。
内に仕切壁を設けて水溜まりを形成させたことにより、
入口から水溜まりに流入したカーテン水がこの仕切壁に
当たって勢いが殺がれ、カーテン水の流速がノズル全周
にわたって均一化され、安定な水カーテンが形成され
る。また、前記間隙の間隔を出口に近くなるほど小さく
なるようにしたことにより、カーテン水がノズル全周に
わたって均一化され、安定な水カーテンの形成に寄与す
る。
ジ付筒形カバーで内筒の先端面及び内面をカバーするよ
うにしたことにより、スパッタによる損傷に対してフラ
ンジ付筒形カバーの交換で対処できるため、常に、ノズ
ル先端を良好な状態に保持できる。従って、スパッタの
付着によるシールドガス流の乱れも少なくなり、局部空
洞が安定化し、良好な溶接が行える。また、このフラン
ジ付筒形カバーの内径を変えることにより、ノズル先端
からのシールドガス流速を容易に変更でき、被溶接材の
形状に適したシールド条件を選定し易くなった。
形態について説明する。図1に示すように、水中溶接用
ノズル11は、ノズル先端部が2重筒形構造になってお
り、内外両筒12,13間の間隙14から水を噴射させ
てラッパ管状の水カーテンWを作り、内筒12からシー
ルドガスGを流して図示しない被溶接材の溶接部に局部
的な空洞を形成するようになっている。
部15を持っているので、このヘッド部15内に環状の
仕切壁17を設けて環状の水溜まり18を形成し、外筒
13に装着されているパイプ19から水溜まり18内に
供給されたカーテン水wが仕切壁17を乗り越えて間隙
14内に流入するようになっている。すると、パイプ1
9から水溜まり18に流入したカーテン水wが仕切壁1
7に当たって勢いが殺がれ、カーテン水wの流速がノズ
ル全周にわたって均一化され、安定な水カーテンWが形
成される。この仕切壁17の高さは、カーテン水wを導
入するパイプ19の径より3〜5mm高く設定することが
望ましい。
隙14の下端、つまり、出口20から噴射されるが、こ
の出口20を持つ水噴射部16は、ラッパ管状になって
いる。すなわち、この水噴射部16は、外筒13の先端
面に設けた円錐状部21と、内筒12の先端部に設けた
ラッパ管状部22により形成され、その出口20からカ
ーテン水wを噴射してラッパ管状の水カーテンWを形成
するようになっている。カーテン水出口20の間隙は、
ラッパ管状部22がネジ構造になっているため、精密に
設定でき、被溶接材の板厚、ルートギャップ、シールド
ガス流量に応じてカーテン水を適当な流速と流量になる
ように調整できる。
外筒先端の円錐状部21と、内筒先端部のラッパ管状部
22との間隔が出口20に近くなるほど小さくなるよう
に、外筒先端の円錐状部21の傾斜角θ1 を40〜60
°、内筒先端のラッパ管状部22の傾斜角θ2 を30〜
45°に形成させている。そして、水噴射部16の出口
20の間隔を0.5〜1mmに設定している。
20に近くなるほど小さくなるようにすると、カーテン
水wが水噴射部16全周にわたって均一になり、安定な
水カーテンWが形成される。更に、上記内筒12に螺着
させた銅製のフランジ付筒形カバー23によって内筒先
端のラッパ管状部22の円錐状の外端面24と内筒の内
面25をカバーするようになっている。
着したときは、新しいカバーと交換し、常に、ノズル先
端面を良好な状態に保持する。こうすることで、シール
ドガス流の乱れも少なくなり、局部空洞が安定化し、良
好な溶接が行える。また、このフランジ付筒形カバー2
0の内径Dを変えることにより、ノズル先端からのシー
ルドガスGの流速を変更でき、被溶接材形状に適したシ
ールド条件を選定し易くなる。
に大気中用溶接トーチノズル31を差し込んで固定でき
るように、装着部26の内径を大気中用溶接トーチノズ
ル31の外径に合わせて加工している。そして、大気中
用溶接トーチノズル31の胴部32に設けた細孔33か
ら噴出したシールドガスGは、内筒12の先端から噴出
するようになっている。図中、34はチップ、35は溶
接ワイヤーを示している。
5°V開先、13mm板厚、ルートギャップ0〜20mm可
変可能) を用いて図1の本発明の水中溶接用ノズルと、
図2の従来の水中溶接用ノズルの水中での安定空洞形成
条件を調査し、その結果を図3に示した。
範囲は、従来の水中溶接用ノズルに比べて広くなり、特
に、7mm程度が限度であったノズル高さが10mmでも安
定空洞形成が可能になり、溶接時の被溶接材の変形など
に起因するノズル高さ変動に対する許容範囲が格段に向
上した。なお、今回使用したノズルは、θ1 =40°、
θ2 =30°、ノズル出口間隔を0.5mmに設定した。 (実施例2)図1の本発明の水中溶接用ノズルと、図2
の従来の水中溶接用ノズルとを用いて行った水中炭酸ガ
ス溶接実験の結果を図4に示した。実施例1に記載した
ように、安定空洞領域が拡がった結果、本発明のノズル
は、従来のノズルに比べ適正溶接範囲の領域を拡大する
ことができた。
部を2重筒形構造とし、内外両筒間の間隙から水を噴射
させて筒状の水カーテンを作り、内筒からシールドガス
を流して水中で被溶接材の溶接部を局部的にシールドし
て水中溶接する水中溶接用ノズルにおいて、前記間隙の
ヘッド部内に環状の仕切壁を設けて水溜まりを形成し、
該水溜まりに供給された水が前記仕切壁を乗り越えて前
記間隙に流入するように構成させたので、カーテン水の
流速がノズル全周にわたって均一化され、安定な水カー
テンが形成されるようになった。
ど小さくなるようにしたことにより、カーテン水がノズ
ル全周にわたって均一化され、安定な水カーテンの形成
に寄与するようになった。従って、安定な局部空洞を形
成できる条件範囲が拡大し、特に、ノズル高さについて
は、10mm程度まで拡大でき、溶接時の被溶接材の変形
に伴うノズル高さ変動に対する許容範囲が拡大し、安定
な溶接が行えるようになった。
し、直ちに、フランジ付筒形カバーの交換で対処でき、
常に、ノズル先端を良好な状態に保持して溶接できるた
め、長尺の溶接を安定して実施できるようになった。
る。
ある。
ス W 水カーテン w カーテン水
Claims (4)
- 【請求項1】 ノズルの先端部を2重筒形構造とし、内
外両筒間の間隙から水を噴射させて筒状の水カーテンを
作り、内筒からシールドガスを流して水中で被溶接材の
溶接部を局部的にシールドして水中溶接する水中溶接用
ノズルにおいて、前記間隙のヘッド部内に環状の仕切壁
を設けて水溜まりを形成し、該水溜まりに供給された水
が前記仕切壁を乗り越えて前記間隙に流入するようにし
た水中溶接用ノズル。 - 【請求項2】 前記間隙の間隔を出口に近くなるほど小
さくなるようにした請求項1記載の水中溶接用ノズル。 - 【請求項3】 前記内筒に着脱自在に設けたフランジ付
筒形カバーで内筒の先端面及び内面をカバーするように
した請求項1記載の水中溶接用ノズル。 - 【請求項4】 外筒の後端部に設けた筒状の装着部内に
市販されている大気中用溶接トーチを挿着させるように
した請求項1記載の水中溶接用ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19762296A JPH1038231A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 水中溶接用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19762296A JPH1038231A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 水中溶接用ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1038231A true JPH1038231A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16377549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19762296A Ceased JPH1038231A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 水中溶接用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1038231A (ja) |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP19762296A patent/JPH1038231A/ja not_active Ceased
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| A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20051213 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20070327 |